(46分)
○報道関係各位一斉メール 5/9(金)~5/11(日)
- 5月10日
- 福島第一原子力発電所 電源系統の警報発生 ★
○福島第一プラント 5/9(金)~5/11(日)
- 5月9日
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 22.9KB)
~ 5月8日 下請け作業員 ドクターヘリ救急搬送
○指示・報告 5/9(金)~5/11(日)
- --
- --
○漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 5/9(金)~5/11(日)
○未使用 焼却工作建屋地下 高濃度汚染水誤移送トラブル関連
○H6エリア タンク高濃度汚染水100トン漏えいに関するサンプリング結果
- 5月9日
- H6エリア周辺(PDF 96.4KB) ★地下水観測孔G-3 トリチウム1600Bq/L(過去最高)
- 5月10日
- H6エリア周辺(PDF 37.6KB)
- 5月11日
- H6エリア周辺(PDF 129KB)
○H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果
○地下貯水層漏えい関連
- 5月10日
- 地下貯水槽分析結果(採取日:5月9日)
- 5月11日
- 地下貯水槽分析結果(採取日:5月10日)
○環境モニタリング・サンプリング 5/9(金)~5/11(日)
- 5月9日
- 当社福島第一原子力発電所における核種分析結果の確報版について(4月1日~4月15日公表分)
- 水処理設備の放射能濃度測定結果
- 福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 662KB)
- タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について(PDF 1.09MB) ★★
○福島第二 5/9(金)~5/11(日)
- --
- --
○福島復興本社 5/9(金)~5/11(日)
- --
- --
○柏崎刈羽 5/9(金)~5/11(日)
- --
- --
http://live.nicovideo.jp/watch/lv176815584#00:00:15
■福島第一の状況
○東電なかやま:
それでは会見を始める。説明者は原子力立地本部長代理の白井。司会はなかやまである。
○東電白井:
5月9日の定例会見を始めたい。福島第一の状況 http://j.mp/Ql8DUQ
[原子炉および格納容器の状況][圧力容器下部温度]原子炉注水、圧力容器への窒素封入は順調におこなわれている。[格納容器圧力と水素ガス濃度]特に大きな変化無く安定している状況だ。
注記があるが、★5号機は、まだ原子炉内に燃料が入っている状態ということで、原子炉の中における冷却においては、残留熱除去計を用いて冷却を行なっている。本日、こちらの原子炉の回りの重要なパラメータ等を監視して、
異常が検知されたときに原子炉を緊急停止させる原子炉保護系につかっている電源装置関係の点検を行なうという事で、こちらの原子炉保護系を一旦停止させる必要が生じていた。
そのため、原子炉の冷却を一旦停止し、停止した状態で、原子炉保護系の電源の切替えを行なっている。その後冷却を再開したということで、約1時間20分の停止で、原子炉内の温度は0.2土堤度上昇したが、
特に問題なく、順調に作業が行えている。[使用済み燃料プール]1,2,4号については順調に冷却を行なっている。★★★3号機については、使用済み燃料プールに落下している燃料取扱装置の取り出し作業を行なう。
で、その際に、燃料取扱い装置に入っている油等が動かした時に漏れて、冷却系に影響を与えないようにすると言うことで、5月8日に冷却系を停止して、現在も停止中という状況だ。
また、こちらの2号機について、来週の12日からになるが、一旦冷却を停止するということで、事前連絡と言うことで記載させてもらっている。
現在、2号機の燃料の冷却系については、ポンプ等の運転状態については、現場の制御板が設置されており、そこにランプがつく。こちらの監視を現場に設置したカメラで映像を撮って、
免震重要塔側でランプの状態を確認している状況だが、この度、この監視形態を変更しようと言うことで、一時、その作業のためにこの冷却を停止する。予定としては、★★5月12日 6時から約57時間、2日半程度だ。
この間の温度上昇としては、約9度と評価される状況であり、本日の17時の段階で18.3℃なんで、約2日半の停止でも温度上昇は27℃程度ぐらいまでということで、特に影響は無いと判断している。
監視性向上と言うことで、今まで映像で監視していたものを、実際に現場の制御板からスイッチの運転状態を免震棟に持っていって、免震棟の方で、制御板の起動、停止を電気的に確認出来る様にする、そういった改造を行なう予定だ。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号機タービン建屋から3号機、3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送を継続。[水処理設備および貯蔵設備の状況]めくって定例になるが、
4号機の使用済み燃料プールから、燃料移動を行なっている。その際に、燃料輸送用キャスク何入っていた水については、一旦、この許容プールの中で受けて、満タンになったので、高温焼却炉建屋に移送しているといった内容だ。
[その他]★★★昨日、増設ALPSの建物工事に従事していた作業員40代の男性が体調不良。作業が終り、休憩所にいて、もう帰宅準備しているときに体調が悪い状況だった。
入退域管理施設の方に移送して、医師の診察を受けて緊急搬送をする必要があると言うことで、16時58分に救急車を要請。その後、★消防の判断で17時11分にドクターヘリを要請している。
で、福島県立医大の方に移送されている状況であり、医師からの聞き取った状況として、手術は終了して、一命は取り留めていると。今後、入院して治療すると聞いている。
詳細な状態はプライバシーに関わる内容になるので、当社からの詳細説明、回答は控えさせてもらいたいと思っている。作業との関連性だが、まだ診断書等は頂いていない状況なんで、
現時点では不明だが、元請けからその日の作業状況とを聞いており、作業状況や具合が悪くなったときの発生状況から、作業との直接の因果関係はないと考えている。
★★★当発電所における勤務暦は約2年。当日の被ばくとしてAPDの値で 0.01mSv だった。
次のポツだ。★こちらは、本日の午前9時45分頃になるが、4号機海側のエリアにおいて、海側の遮水壁の設置工事を行なっている。そちらで使用しているクレーン、200トンのクローラクレーンだが、
こちらの油圧ホースから油が漏れていることを作業員が発見した。で、エンジンを停止して、油漏れ自身は停止しているが、元弁を更に閉めて、皿に盛れないように措置を行なった。油を受ける、、失礼した。
で、漏洩した油としては約3m×3mの範囲で留まっており、吸着マットによる回収と土の回収を既に終了している。で、当該の場所だが、ちょっとこちらの図になるが、海側遮水壁。ちょうどこちらの4号機側になる。
4号機南側のこちらの遮水壁の所で、もう既に、以前に放水口、海に流す水をしていたところは、既に埋め立てが終了。この埋立てたところに置いてあったクレーンから油が漏れた、ということで、
遮水壁自身はこちらは完成しており、海から20mぐらいは慣れていることから、漏洩した油が海に出ることはない状況だ。あ、後、漏れた油としては、燃料に使っている軽油ではなく、巻き取り等を行なうために使っている作動用の油になる。
★★続いての説明として、焼却億作建屋の値を記載している。最新の水位、5月9日14時 時点の水位を記載。本日14時段階で、焼却建屋で19.1cm、工作建屋で5.3cm と水が溜まっている状況だ。
こちらに溜まっている水だが、準備が整ったという事で、工作建屋の水の移送を月曜日から開始することで予定している。汲上げた水はプロセス主建屋へ移送する予定だ。
今まで予定していたポンプは 5cm程度下が汲上げられない状況だったが、もっと低い水位まで汲上げられるポンプを用意した。一旦、中に設置した仮設ブールへ水を移送し、
その仮設プールからプロセス主建屋に従来設定していたポンプで移送する予定をしている。工作建屋の移送が終了してから、★焼却建屋への水の移送を予定している。水自身が高線量の水なので、平日の日中のみの移送。
また、移送については監視員を配置し、漏洩がないことを確認していきたいと考えている。1Fの状況説明は以上である。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv176815584#00:12:15
■タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等 ★★★
続いて、手元に「タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について http://j.mp/1mHOKq7」ということで、地下水、そして、護岸付近の海水関係の濃度推移をグラフで示している。
また、護岸付近の地盤改良した後の水位状況も記載しているので、後ほど確認するのだ。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv176815584#00:12:55
■水処理設備の放射能濃度測定結果
続いて、「水処理設備の放射能濃度測定結果 http://j.mp/1strKdz 」という資料を配っている。こちらは、、えっと、月に1回、分析した結果を示しているものになる。水処理設備の運転状況として、セシウム137で説明したいが、
1番。こちらのプロセス主建屋の水が、2.7×10^4だったものが、セシウム吸着装置(キュリオン)で処理することで 0乗、ということで約4桁、セシウム137で濃度が下げられていることが確認出来る。
また、第二セシウム吸着装置(サリー)については、処理する水が③のHTI建屋の水であり、処理した結果が④、⑤。3.6×10^4だったものが、何れも10^-1Bq/cm3 ということで、4から5桁程度、濃度を下げる事が出来た事が確認出来る。
また、炭水化装置についても⑥の入り口のところで、一番下の全βを見ると分かり易いと思うが、塩分をとるだけでなく、全βも除去できるという性能を持っている。
3.2×10^4だったものが約3桁ぐらい、1000分の1ぐらいまで下げる事が出来たという事で、所定の処理性能を持っている確認を質得る状況だ。来月もまた、引き続き、この分析をしていって、性能の確認をしていくことで予定している。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv176815584#00:14:50
■環境モニタリング・サンプリング
続いてサンプリング結果と言うことで、3箇所ある。1枚目。「H6エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H6エリア周辺) http://j.mp/1stpR0F」地下水、G-3を確認するのだ。
2日前の5月7日に採取した G-3 のトリチウム濃度が、1400Bq/Lということで、この下にある4月30日に、前回測定が4月30日になる。その860Bq/Lに対して、大きく上昇している状況が確認出来る。
こちらについては、以前にH6エリアから漏洩した水の影響と言うが考えられるが、今後も傾向監視をして行きたい。
で、★★★現在、G-3については1週間に一度のサンプリングとしているが、濃度上昇が続いている状況であることから、来週からになるが、1日1回のサンプリングと言うことで周期の見直しを行ない、監視を強めていきたいと考えている。
なお、★★★G-1の漏洩した付近から一番近いところだが、こちらは、当初サンプリングしたときから、殆ど、何れもNDということで、大きく変わっていない。これは漏洩した際に水の回収。
そして、このG-1のあるあたりは土の回収を大部おこなっている。そういった事から大きな変化はない。影響は殆どなくなってんじゃないか、ということが予想されるので、
G-1について、毎日サンプリングしていたが、こちらについては1週間に一度のサンプリングに見直したいと考えている。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv176815584#00:17:00
■国家プロジェクト1~3号機原子炉建屋1階高所部の汚染状況調査 開始
続いて「東電救済 原発事故尻ぬぐい国費プロジェクト「原子炉建屋内の遠隔除染技術の開発」1~3号機原子炉建屋1階高所部の汚染状況調査の実施について (ガンマカメラによる調査)http://j.mp/1nrRK6Z 」といことで、
こちらは昨日HPに掲載している資料である。こちらについては、既にロードマップ状況の説明の中で、昨年12月になると思う。原子炉建屋をいろいろ調べていると、床面汚染だけではなく、
壁とか、天井といった高い所からの方鎖線影響が沢山あると言うことで、高所の汚染状況も調査し、それも踏まえた除染の計画を立てる必要があると言うことで、公表させてもらっている。
本日から、この原子炉建屋1階における高所調査を開始した。こちらのスライド1にあるように、カニクレーンと呼ばれる、自走するクレーンになるが、こちらにγカメラを設置して、
約4mぐらいの高さぐらいまで、クレーンの腕を伸し、γカメラで周囲のγ線の状況を撮影する事を行なう。スライド2に状況とあるが、現場に、このカニクレーンが動いていって、
固定して、ブームを延ばし、360度全体を見るという事で、45度回転できる性能を持っている。15度ずつ刻みで12点。約4mぐらいの所から、γカメラで線量を確認することで予定している。
こちらの補助、監視ということで、パックポッドでカニクレーンの運転状態を確認をしながら作業する、ということで、実際の操作当については、免震重要塔における操作エリアにて実施する。
スケジュールとして、本日から1号機については作業を開始している。測定ポイントとして、原子炉建屋の中でも、色々干渉物とか、まだ残っているので、1号機については5箇所。
3号機は5箇所。2号機については2箇所で調査する予定をしている。調査スケジュールとしては6月下旬まで。調査結果等が纏まったところで、また皆さんに報告したいと考えている。説明は以上だ。
○東電なかやま:
それでは質問を受ける。(21分)
■質疑
http://live.nicovideo.jp/watch/lv176815584#00:21:25
●共同おおた:【要約】
・γカメラの調査の件。今日の時点で中の線量がどれぐらいだとか情報は入ってきているか?
(東電白井:詳細な情報は入っていない。)
1,2,3号機全部纏めて調査結果公表か?
(東電白井:γカメラの情報は評価に数週間かかる。全部終ってからだと4ヶ月ぐらい経ってからになるので、現場と相談して早い段階で説明出来ることはあると思う。)
・G-3の濃度上昇の件。頻度を高めてみることになると思うが、追加的な対策、対処はサンプリング回数増やす以外に何か考えているか?
(東電白井:サンプリング回数を増やすだけだ。土壌回収がもうすぐ終る状況になっている。)
今までの対策とサンプリング増やす事で先ず様子を見ると?
(東電白井:はいな。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv176815584#00:23:55
●東京新聞清水:【要約】
★★★・作業員の体調不良の関係で。プライバシーの関連ということだが、元々持病があったということでよいのか?
(東電白井:元請けから持病があったと報告は受けていない。ただ、毎日作業する際のミーティングで顔色異常ないかみたり、本人に体調に問題ないか確認しており、その朝、作業を開始する前に特に異常がなかったと聞いている。)
手術したと。一命取り留めたと。そういう危険な状態だったのか?
(東電白井:一応、医師からそう聞いている。)
具体的に体調不良とは?どこが悪かったのか?
(東電白井:病気の内容は本人のプライバシーもあるが、症状としては、現場でその方が、作業が終って厚生棟の休憩所で着替え等などをしているときに、なんか意識がもうろうとしていると。意識がハッキリしていない状況のようだ。)
医師の診断で、至急ドクターヘリを呼んで早めに搬送した方が良いことになって、
(東電白井:はい。)
で、手術したと?
(東電白井:福島県立医大に搬送して手術したと聞いている。)
作業との因果関係はなさそうだと。
(東電白井:はい。当日の作業状況を聞いて特に問題ない事と、実際に外傷がないことも聞いている。)
作業環境はまだそんなに暑くないと思うが、汗をかいたとか、そんな作業環境が悪かったという事も今のところなさそうということか?
(東電白井:作業は通常タイベック。ヘルメット、ゴム手袋、作業靴。その上から更にアノラックを着るとか、そういった大変な状況ではなかったと言うことである。作業内容は、実際に重いものを持って手で動かすとか、力仕事をすると言うのではなく、重機操作の仕事をしていたようだ。)
・今日の発表と直接関係ないが、東京では雹が降ったり、福島でも結構、雨が降ったようだが何か影響出た情報はあるか?
(東電白井:雨による不具合等の連絡は受けていない。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv176815584#00:27:50
●時事中村:【要約】
★★★・地下水汚染について。今日配られた資料の8ページ、 http://j.mp/1mHOKq7 地下濃度全β、ストロンチウム推移の中で、3号機取水口間の全β、ストロンチウム濃度が上昇傾向にあると思うが、どう見ているか?
(東電白井:2,3号機の青いところが上がってきていると思う。こちらは、No.2-7の全βと言うことで、、ええぇ… )
No.2-7、No.2-8も、
(東電白井:うーん。)
2-6もそうだ。
(東電白井:はい。 … 以前に、、、ちょっとおまちを。実際にこう言った全βが上がっている状況にあるので、、この近くのトレンチか、過去に2,3号機の間にある3号機側のところかららも高濃度滞留水が外に漏れた実績もある。今回、井戸を付けて監視している中で増えてきてるので、何らかの過去の漏洩影響が出てきていると思うが、現段階で詳細なことは分かっていない。)
No.2-8は地盤改良の外側だっけ?
(東電白井:No.2-8は内側になる。No.2-7は外側になる。)
No.2-7も上昇しているよね。
(東電白井:… ええ、No.2-7も、、上昇しているし、ただ、No.2-7については、これは海側の所で、、ちょと、、、海、が… そうだな。全体的に2,3号機、No.2-7とか、、えっと、、これ、No.2-8、この付近の全βが少しずつ上がっている事は言えると思う。ただ、詳細な原因は分かっていないという事が出来る。申し訳無いが、現段階ではよく分ってないという事になる。)
ありがとうございます。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv176815584#00:32:00
●テレ朝松井:【要約】
・3号機MSIV室の調査が、一昨日から再開、今日で3日目。今の段階でどんな作業をしているか教えて欲しい。
(東電白井:先日出した時はMSIV室のグレーチングの上のところにパンチルトカメラを入れて見ることをやった。その後の作業として、グレーチングの下に入る内視鏡カメラになると思うが、グレーチングをくぐり抜けるカメラを入れて、その下を見ようと計画しており、作業を実施するところまで聞いている。新たに何か分かったかという点は、今のところ連絡は入ってきていない。纏まった段階で皆さんに報告できると思う。)
現時点では、まだグレーチング下までカメラは行ってないと?
(東電白井:私が昨日聞いた限りでは、中に入れて調査を刷るところまで聞いている。そこの情報はない。)
・4号機から共用プールへの燃料移送について。4月の1ヶ月間だけで220体移送したことになっている。3日に1回のペースだ。ペースが上がってきたと考えて良いか?
(東電白井:昨年12月ぐらいから作業を開始して、改善、合理化できるところは無いか調べて、その結果を反映させた結果、ペースが速まっている。)
メンテナンスで1ヶ月ぐらい間が開くときいたが、それを入れても10月ぐらいに終るペースだ。年内の計画を早めることは考えていないのか?
(東電白井:現時点で何時終ると、早められると示せる段階ではないとおもう。4号機の使用済み燃料プール内には、まだ損傷燃料が残っており、そちらの取扱いについて寄生庁と相談して対応しないといけないものなど、課題としてまだ残っている。機器の点検もあるし、12月いっぱいまでの目標は変えていない。)
了解。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv176815584#00:35:40
●読売いとう:【要約】
・H6エリア G-2 濃度が下がっている理由は?
(東電白井:G-2の場所は、この付近にH6から漏れた水がG-2付近まで行っていた。G-2エリアの地盤か異種を行なって、地盤回収等で、中に漏れた水が回収され、結果として濃度が下がってきたと考える事が出来る。)
ここは毎日測定?
(東電白井:毎日やっている。)
ここは今後も変えずに毎日やると?
(東電白井:G-2は現状のサンプリングを継続する予定だ。)
・地下水バイパス、第三者機関に調べてもらっている最中で、結果、5月中旬に結果出ると聞いているが、何時頃出るか?
(東電白井:来週から再来週に掛けて分析結果が出てくると思う。出てきた分析結果は関係各所に説明してその後に公表を予定。)
何時頃?
(東電白井:日付までを示せる段階にない。)
関係するところに示してからと言うことだが、段取りはどのように?
(東電白井:説明した漁協や福島件、エネ庁にそれぞれ説明する事になると思う。)
具体的な日程は検査結果が出てから?
(東電白井:そういうことになる。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv176815584#00:38:35
●共同こくぶん:【要約】
・先月末に政府の汚染水処理対策委員会で、追加的対策が纏まった。敷地内を広くフェイシングしていくと言うことだったが、フェイシングしていくのは線量対策の面で既にやっていると思うが、それとの関係性はどうなっているのか?
(フェイシングは被ばくを減らすために瓦礫撤去、表土をとることとまさに表裏一体の面がある。政府が決めた事とは別に、当社としては動いており、関係というより、表裏一体となり一緒に動いているという事ができる。そちらは計画的に順次、エリアを広げていき、たしか、明確な時期は覚えていないが、1~4号機回り意外は今年度いっぱいに終らせる計画になっていたかとおもう。)
・敷地南側半分ぐらいを舗装する形になると思うが、施工上の面で問題点、いまのところ考えられることは?
(東電白井:今のところ、施工上問題があると言うことは聞いてない。南側はタンクを設置するエリアになるところなので、作業重機が入ってくるので作業干渉はあると思うが、現場調整しながら進められると思う。)
・フェイシングで地下水効果が出るまでかなり期間が掛かるようだが、委員会の出したフェイシング手法の効果は東電としてどう考えているか?
(東電白井:フェイシングが出来るまで時間が掛かる。必要に応じて伐採し、、表土を剥いで、天地返し、その後、アスファルト舗装するので時間が掛かる。その後、雨が降らないとその効果を確認出来ないし。地下水も水の流れも速くないので、結果として出てくるのに時間が掛かると予想される。フェイシングが終って1ヶ月後に結果がどうなるいう具体的な予想は立ってるかというとそうではない。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv176815584#00:42:15
●IWJミノシマ:【要約】
・焼却工作建屋の誤移送滞留水について。工作建屋の方を移送する説明はあったが、焼却工作建屋に溜まっている19cmの水はどうするのか?
(東電白井:先ず工作建屋を移送、その後、焼却建屋の水移送を予定。順調にいけば今月いっぱいで全て移送が完了できると思う。ただ、移送できても、今のポンプは5mmぐらいまで吸えるポンプでくみ出すが、5mm程度水が残る。津波等の影響があるので、中に土砂やヘドロが残る話もあり、水井宗吾に、そういう処理、残水処理が残るので、完全にドライな状態に出来るかは大部先になると思う。)
焼却建屋に残ってるをプロセス主建屋に移送する?
(東電白井:はい)
・使用済み燃料プールの冷却を止めて温度評価、算定しているが、それぞれの号機に使用済み燃料プールに残っている水が何トンという想定でこの温度上昇を算出しているか教えて欲しい。
(東電白井:▼詳細は確認するが、プールの大きさも決まっているので、その中の水で評価しているとおもう。中に入っている内容物を取り除いた状態で評価しているのかという意図の質問かとおもうが、)
というか、温度上昇率が毎時何度と出ているが、この計算する数字として何トンを入れ替えているのか知りたい。
(東電白井:▼確認する。)
(東電なかやま:他ないか?それでは本日の会見を終了する。)
~ 終了 18時16分(46分)