2012年2月14日火曜日

平成24年2月12日(月) 経産省 保安院 定例ブリーフィング ~ 大飯原発 ストレステスト一次評価 安全委員会報告、班目会見他、保安院デー

経産省 保安院 定例ブリーフィング(44分)平成24年2月13日(月)11時15分 ~ 保安院

関西電力 大飯発電所3号機及び4号機の安全性に関する総合的評価(一次評価)原子力安全委員会に報告するまでの一連の、経産省・不安院の動き。東電側も「平成23​年​度第3四半期決算および特​別事業計画の変更の認定」会見もあり、慌ただしい月曜日に。

以下の時系列順に。文字化したのは「午前ブリーフ」と「班目委員長会見」

  1. 「定例保安院ブリーフ」
  2. 「原子力安全委員会臨時会議(大飯原発3,4号機一次評価妥当報告)」
  3. 「班目委員長会見」
  4. 「保安院 黒木審議官会見」


IWJ 3ch http://www.ustream.tv/recorded/20416416




○森山対策監:「プラント状況 2月13日」の巻き
プラント状況 2号機温度、昨日紹介した温度 昨日 17時 81.5℃と申し上げたがその後も温度上昇が上下しながら続いており、最新の10時のデータで91.2℃で初めて90℃を超える状況に。その他の温度計は引き続き安定しているので全体冷却に問題ないと考える。

昨日も言ったようにこの状況を引き続き監視していくと共に温度の把握のあり方、保安院は専門家の意見を聞きながら検討していく。その他、福島第一、主立った作業はしていない。滞留水移送は2、3号機、タービン建屋へ移送、OP3000で概ね安定。その他今週の作業、3号機にガス管理システムを導入する作業しているがセッティングは終っている。

明後日、14、15日でユニット単体試験を行い総合的な試運転を来週から行う状況。その他パラメータ 注水量 本日午前5時現在1号機給水系4.4、CS系1.8m3/h、2号機給水系7.5、CS系10m3/h 3号機 給水系3m3/h、CS系6m3/h 。

午前5時現在 ガス管理水素濃度1号機 0.01%、2号機 0.07%。使用済み値量プール1号機24℃、2号機12.1℃ 3号機28℃ 4号機 24℃。

○森山対策監:「報酬を受けていると申告した委員の活動」の巻き
先週説明した利益相反、先週統計の数字だけを申し上げた。その際、質問があり、保安院としてももう少し内容が分るものを整理出来ないということで前回は手元に配布している申告分類、B・C・D についてそれぞれ何名ということだけだったが、


どういった活動か分ると個人上方に当たるので具体的には整理出来なかったが、それぞれ、例えば委員会ごとに参加して謝金を受けている方については原子力団体以外の委員会の参加が1名いるとか、原子力関係団体ではあるが特定のプラントとは数値モデルを扱う委員会が1名いるとか、地方自治体検討会の参加が1名居られたという事だ。

指導、助言については原子力関係以外の企業団体が3名、原子力関係の企業団体で特定のプラントと関係がない方が2名。自治体主催の委員会での顧問活動が1名。

電力会社の環境活動に関する顧問活動が1名。電力会社の環境活動に関する第三者の顧問会での顧問活動が1名。ここで申告のあった資源の委託研究については、組織が国の自治体と契約した受託調査があったという事である。

また、後援会等については原子力関係団体の後援会の講演という方が1名いた。報酬の最高額が原子力関係以外の活動に対するサポート、助言という事で年間500万円の報酬だった。ストレステストの件だが、本日、保安院として大飯3,4号に付いてのストレステストの審査結果をとりまとめた。


○森山対策監:
「大飯発電所3号機及び4号機 ストレステスト評価結果報告」の巻き
本日、原子力安全委員会16時と聞いてるが、安全委員会にこの報告書を持って報告をする予定にしている。その後、15時目処で安全委員会での議論を踏まえて、改めて保安院の方から詳細なブリーフィングをさせて頂く。

関西電力株式会社大飯発電所3号機及び4号機の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)一次評価に係る審査結果について
http://bit.ly/wkpECn

この地点ではこういう事を纏めましたということだけに留めさせて頂ければと思う。後ほど安全委員会での議論も踏まえて内容の説明をさせて頂く。私からの説明は以上。


質疑~


●読売高田:
今の発言で確認だが、保安院の詳細ブリーフは 今、何時と?

# ワロタ 前回のやり取りといい、読売 高田記者、面白い。

○森山対策監:
17時だ。安全委員会が午後4時と聞いているので、その後ブリーフィングをさせて頂く。

# 16時って言ったろうもうん (´・ω・`)



●フリー木野:
安全委員会が午後4時でここが午後5時だという事はダブルと思うが。安全委員会が終る前にこちらが始まるのか?

○森山対策監:
基本的には安全委員会が終った後と考えているが、安全委員会に説明したあとなので。

○フリー木野:
説明が終わって安全委員会が出た後か?

○森山対策監:
評価と言うか、安全委員会には報告をして、どの程度時間がかかるか分からないが、通常であれば1時間後ぐらいで想定しておけばいいのかな、と思っているが。もしなにか大きな変更があればお知らせする。

# 保安院は安全委員会に報告書のポイントを説明して終わり。以前から結論は安全委員会 5人の委員に外部有識者6名を加えて3月中に保安院評価の妥当性を取りまとめることに。6名の外部専門会員は原子力工学が主な専門分野であり、国会事故調のような保安院の強引な意見取りまとめには言及が及ぶ事は先ずあり得ない。原子力推進という大きなくくりで原発なくなったら困る人達が評価することに。



●共同宮崎:
4時に持っていいってそれで報告。現段階ではまだ報告してないと。

○森山対策監:
安全委員会には物理的には持って行っている。

○共同宮崎:
もう報告しているということでいい?

○森山対策監:
そうです。16時に庵委員会で説明をすると。



●田中龍作:
安全委員会の報告はマスコミ公開か?

○森山対策監:
そのように承知している。

○田中龍作:
記者クラブ以外でも、我々でも公開ですね?

○森山対策監:
具体的喉の範囲化までは分からないので、その辺は安全言い会に問い合わせ頂きたい。17時からの保安院ブリーフィングはどなたでも。安全委員会が長引けば少し遅れることはあるかもしれないがどなたでも結構だ。



●NHK岡田:
2号機だが91.2℃が本日の午前10時か?

○森山対策監:
そうだ。

○NHK岡田:
これが最高値か?

○森山対策監:
1時間置きに取っているが91.2℃が1時間後との数字としては最高値だ。

○NHK岡田:
それまでは90℃を超えた値がなく、午前10時に90℃超えた値が初めて出たという認識で良いか?

○森山対策監:
1時間後との定点観測ではそうなっている。それの次が5時に89.6℃があったが、その後は80℃台で10時に91.2度になった。元々幅があるので。

○NHK岡田:
80℃超えて今回90℃超えた。この温度計の状況を含めて見解を伺いたい。

○森山対策監:
昨日も説明したが他の温度計の状況、温度計設置場所、注水量の状況等を含めて総合的に判断すると原子炉の冷却は十分なされていると判断している。温度計そのものが本当に問題があるかどうかは専門家の意見を聞きながら判断する必要があるが、温度計が何らかの不具合が生じている可能性はあると考えている。

○NHK岡田:
専門家の意見機器ながらというのは具体的な目処はあるのか?

○森山対策監:
既に個別には問い合わせ等をしているが、意見聴取会の中でやるかどうかは検討中だ。

○NHK岡田:
特に昨日の地点と認識で変わったことはなく、冷温停止状態等も維持されているという判断か?

○森山対策監:
そういう判断をしている。



●北海道新聞 十亀:
ストレステストの午後にレクをするということだが、評価としては福島第一、第二原発を襲ったような津波が来ても大丈夫という大きな事は、先週の意見聴取会と変わっていないと思うが、先週の意見聴取会では、まだ議論を続けて欲しいという声があったが、今日纏められたのはなぜなのか?理由は?

○森山対策監:
先週の意見聴取会の場でも申し上げたが、ご意見を踏まえて保安院として責任をもって作業を進めさせて頂くという事で可能な限り反映をして取りまとめた。当然これから安全委員会でさらなる審議があるので、そういったことを踏まえて場合によってま何らかの見直しがあるかもしれないが、何れにしても安全委員会に報告した後でそこでの指摘も踏まえて改めて説明申し上げる。

# 保安院が責任もてるわけないだろう… 一体この人は何を言ってるのか ( ゚д゚)ポカーン

○北海道新聞 十亀:
安全委員会の報告は今日一日で終わりそうなのか?見通しとしては。

○森山対策監:
安全委員会の方でも専門の検討会を作られると聞いているが、安全委員会側の作業になるのでこちらではわからない。

○北海道新聞 十亀:
確認だが、午後の保安院のレクは班目委員長の会見が終わったら2時間ぐらいかかる計算になるが、それは関係なく、保安院が安全委員会に説明したら、すぐにこちらでも始めたいというイメージか?

○森山対策監:
一応、そういう予定だ。保安院の説明が終わって、そこからどれぐらい掛かるかにもよるが、本部長の何というか、会見もあるかもしれないが、その後、保安院としてブリフィン具したいと考えている。

○北海道新聞 十亀:
会見後か?報告後か?

○森山対策監:
報告後だ。



●フリー木野:
班目委員長の会見後に始めることは考えられないか?時間だぶるか?

○森山対策監:
そうですな。これまでも保安院としてストレステストに関しては、説明した後、内容についての詳細なブリーフィングはさせて頂いているので。そこは早めにさせてもらえばと思うが。

○フリー木野:
先ほどの質問の趣旨はそういう事では?できればダブらなほうがいいのではということかと思ったが。確認だ。

○森山対策監:
そういう要望があったことは伝えるが、今のところ、保安院として安全委員会に説明した後、こちらで内容を説明させていただくことにしたいと思う。

○フリー木野:
福島第一の2号機だが、先ほど、最高温度は1時間おきのデータでは最高が92.1℃という話だったが、機能も運転制限の逸脱を宣言したのは1時間おきのデータではなくて連続データの中だと思うが、連続データのとっている中での最高温度というのは何度だったのか?

○森山対策監:
保安院では1時間ごとのデータを基本的には報告を受けているので、今、保安院が受けている範囲では91.2℃が最高温度ということだ。

○フリー木野:
現場の保安検査官からは何か報告は上がっていないのか?

○森山対策監:
上がっていない。保安規定の逸脱するかどうか、というか運転制限、こういうところは判断がいるので、昨日はその状況は確認している。

○フリー木野:
なので昨日の運転制限の逸脱というのは、提示ではなくて2時20分ぐらいだと思ったが、要するに連続データを見ているわけで、その連続データの中で保安院として最高温度はどのぐらいになっているかという評価は現場ではしてなくて、報告も上がっていないということか?

○森山対策監:
現場では適宜見ているとは思うが、基本的には1時間ごとに現場とデジタルデータ、それ以外は1秒ごと、ずっとあるわけだ。原則として1時間に一回取って、、

○フリー木野:
それはわかるが、他のデータは上がっていないということでいいのか?上がっているのか?

○森山対策監:
こちらには来てない。上がってない。



●田中龍作:
東電側は計器の故障ではないかと説明しているが、計器の故障でこのように確実に(温度)があがるのか?水素爆発が起きても計器の故障だとかなんとか言われそうな気がするが。

○森山対策監:
これまで多くの温度計を見てきているが、だんだん高くなって外れていくということは他にも例があった。徐々にと硫黄が、かなり不連続な動きもしている。加えて非常に近い上限で見ると温度計の1.5mぐらい下にあるところは注水量を増やすことに対して下がっている。

ここだけ逆の動きをしているということで、断定はできていないが温度計の不具合は十分あり得ると考えている。

○田中龍作:
そもそも破損した燃料棒は何処にあるのか?それが分からないままやっているから、こんないつまでも経っても疑念を抱かれる。何処にあるのか?

○森山対策監:
破損した燃料はこの容器の中に一部と格納容器の中に落ちていると考えている。もう一つ、多分心配されている一つは、このシュラウドというのがあるが、この外に出てきて、例えば圧力容器に何かこのあたりを壊しているのでは無いかというような懸念は無いわけではないが、

今、データを見る限り、圧力容器シュラウドと圧力容器の間に水がある程度あるだろうと。注水量を増やすと同時に、再循環ポンプがあるが圧力を測っている。圧力が上がっているということは、このあたりの水位も形成されているのではないか、という推測だが、

ということは、このシュラウドが大きく損傷しているわけではなさそうだと。もし大きく損傷しているようなことであれば、そもそもこういう水位は形成されない、注水量増やしても圧が上がらないことになるのではないか、これも中が見えないから確実には分からないが、

そういうふうに考えると温度計の問題の可能性があるのかなと。燃料は圧力容器の何処か底部、もっと下の格納容器の中に落ちていると考えるのが自然ではないかと思う。

○田中龍作:
事故直後のメルトダウンの時も、政府も鑑定もここも、もっともらしい数字を上げてメルトダウンをしていないと言いはった。それで結局、1,2ヶ月後にメルトダウンしてましたということが判明したわけで、またじゃないかというのか国民の間でものすごく疑念がある。

○森山対策監:
はい…。頭から温度計の問題とうことだけではなく、やはり注水量を増やして、ほんとに温度が上がっているかもしれない、という疑いを持ちながら注水量を増やしているということだ。注水量を増やせば再臨界の可能性は0ではないので、ホウ酸水を入れて注水量を増やす、そういう対応も同時にしている。

○田中龍作:
注水量を増やせば、その分、環境にでていく汚染水は増えるよね?

○森山対策監:
注水量を増やしたものは基本的に処理をして、また戻す。注水するミスとして最活用するということだから、決して増えることではないと思うが。勿論、廃棄物は処理をすれば増えていくが、今のところは水の処理量を大きく上回るだけの処理能力を持っているのでその点は心配ないと考えている。

# 処理水の注水量を増やしても、それを上回る処理をしているので、ハイスラッジ置き場や濃縮塩水受けタンクの数が逼迫した状況続くので注水量を上げることはできない。温度計の故障原因を特定できるまで注水量は維持する方針。何れにしても地下水の流入があるので処理水のベースとなる高濃度汚染水が増え続ける状況に変化がある訳ではない。5月から先の予定は開発中の他各種除去装置通して海洋投棄。



●NHK岡田:
90℃温度計を監視対象として外すのはいつ頃か?監視対象外にするのであれば、どのような根拠で?どのような判断で?

○森山対策監:
保安規定上、計器不良の場合には運転制限の逸脱と判断しないとすることができるという規定がある。この温度計を評価する必要があり、そのために専門家の意見を聞きながら検討をしている。

○NHK岡田:
時期的なめどは?

○森山対策監:
まだ具体的なところまで行ってない。今、専門家の意見も聴取しながら。ただ、専門家の意見は単なる計器の問題だけではなくて、これからどう原子炉の状態を見ていくかも含めて幅広く意見を伺いたいと思っている。

# つまり、冷温停止状態の定義付けの見直しということね。

○NHK岡田:
温度計が計器不良ということになると運転制限の逸脱とはならないと判断することができると言ったが、今の時点では運転制限逸脱という状況であるわけですよね?

○森山対策監:
今はそう判断している。

○NHK岡田:
後になって逸脱ではないという形で逸脱がなくなることはあるのか?

○森山対策監:
これまでも例があると記憶している。例えば逸脱状態から復帰した。よく調べてみたら違っていた。計器がおかしかったということで、復帰した後訂正ということはあり得る。



●読売高田:
昨日の毎日新聞朝刊で報じら荒れている原子力学会の検査基準の話だが、これの議論をしている委員会、ここに保安院のメンバーが入っているのは事実か?

○森山対策監:
そういった所に保安院もできるだけ入るようにしている。色々議論はあると思うが、予め規制側の指摘が出来る場合にはしたほうが良い等判断もあり、そのような学会基準を作る場にオブザーバーとか、いろんな形があるが、保安院からも参加すると。ただし、納得できなければ反対することはある。

# 具体的にどのように納得できずに反対したのか、具体的な事例を是非聞きたいものだ。

○読売高田:
今のは森山さんの説明は一般論だと思うが、この報道で対象となっている標準委員会というのに保安院は入っているのですか?

○森山対策監:
入ってます。

○読売高田:
ここの報道では委員会の中で学会基準を決める際に、内容について保安院の方は保安院は反対なさったとあるが、これは事実関係として正しいのか?

○森山対策監:
それも事実です。

○読売高田:
ああそうですか。学会の基準は 国の基準とどういう関係になっているのか教えて欲しい。

○森山対策監:
改めて学会基準を採用するかどうかは、従来であれば審議会にかけてエンドースをするプロセスがある。仮にそこに出ている保安院職員は専門家の一人として出ているが、組織として改めて評価をすると。従って採用されないことはある。過去もそういう事がある。

採用するにあたってそういう条件をつけるとか、いろんなことがある。ですから、保安院としてこれを採用するかどうかは、改めてエンドースをする手続きをとることになる。

○読売高田:
使用済み核燃料の輸送容器の検査基準は国としてつくろうとしてる段階なのか?今すでにあって、例えば学会でき論しているものであれば、それを援用して修正する手続きがあるのかどうかについて教えて貰えないか?

○森山対策監:
性能規定がされたものはあるが。今の奨励基準は性能規定がされているので奨励はあるが、詳細な仕様規定は 学協会規格でこういうものにゆだねる方向で、これまで制度の見直しをしてきているのでし詳細なところを作って頂く。

ない場合に申請があった場合は、意見聴取会と併せて評価することは過去にもあった。あるいは暫定的なものを保安院で作るという事も保安院ではあった。耐震基準ではそういう例もあった。

○読売高田:
ここで報じられた検査基準に関してはまだ決まってないと?

○森山対策監:
まだです。

○読売高田:
ありがとうございました。



●西日本新聞 吉田:
今日、大飯発電所の3,4号機(ストレステスト一次評価、問題ない評価書取りまとめ)が出たが今後のスケジュールを教えて欲しい。他の原発の関連で伊方、泊、九電と続いていると思うが、どういう順番で、次は伊方かも知れないが、伊方は何時ぐらいまでに審査書を出す予定なのか?

3月いっぱいで保安院が寄生庁に移行する予定だが、そこはどのように、どこからどこまでを移行するのか?どこまでは保安院がやってどこから先は寄生庁でやるのか?その辺りのスケジュールをお願いする。

# 九電御用新聞社の西日本新聞社。再稼働に関わる動きがあると顔を出し再稼働問題の質問ばかり。北海道新聞もうさんくさい。

○森山対策監:
特にスケージュールありきで審査している訳ではありませんので。次回の意見聴取会は20日予定されているが、それぞれの意見聴取会で件を伺いながら、ある程度保安院として纏められると判断すれば纏める。従ってそれぞれのプラントについて何時までと言うことは無い。

# 全てがスケジュールありきでしょうが、どの口が言うの。舌抜かれるぞ。出てきたら即行で問題ない評価である事は、ステップ2終了1ヶ月前の東電と保安院の慌ただしい動きを見れば、明らかでしょうが。3日経てば国民はみんな忘れるとでも思ってるのか。

4月から新しい寄生庁が出来るという事で、この後国会で審議されるが、少なくとも保安院がある間は今の体制の中でしっかりと審査をしていく。その後は当然引き継いで、新しい体制の中で検討頂く事になろうかと思う。

○西日本新聞 吉田:
3月までに伊方を少なくとも進めるとか、そういった考えはないんですかね?

○森山対策監:
それは、あの、まさに専門家の意見、大飯3、4号機であればこれから安全委員会での審議もあるのでそういったことも踏まえて。伊方は伊方なりの課題もあろうかと思うのでそこはしっかり議論したい。

○西日本新聞 吉田:
ちなみに専門家委員会は寄生庁に引き継がれるのか?

○森山対策監:
新しい体制は新しい組織の中で検討頂くのだろうと思う。どういう形になるかは、ですね。

○西日本新聞 吉田:
あっ、そこは決まってないんすかね?寄生庁になったら、向こうはまた一つ、何とか安全、何とか委員会とか作るという話しがあったが、あれとは別に、まさしく専門会委員会を寄生庁側で作るのか、このまま引き継ぐのか、そこもまだ決まってない?

# 大変だ。今の利益相反御用学者をそのまま引き継いでくれるんだろうか。そこが問題だ。

○森山対策監:
そこは準備室の方に質問頂ければと思うが、何れにしても新しい寄生庁の中で決定判断される履き問題だ。

○西日本新聞 吉田:
ということは今の専門家委員会は3月31日で切れると?

○森山対策監:
少なくとも形式定期にはそうなる。

○西日本新聞 吉田:
はい。ありがとうございました。



●田中龍作:
報酬を受けていると申告した方の活動とありますが、委員か固有名詞は結構ですから、委員は何委員ですか?

○森山対策監:
質問の主旨がよく分らないが、

○田中龍作:
これです。報酬を受けている委員の数とありますが、これは勿論、専門委員でしょうが、何についての委員ですか?ストレステストとか。

前回、批判を浴びた利益相反なかった報告資料。 http://bit.ly/xZIEOE
今回、これで勘弁してくれと提示された資料。 http://bit.ly/xZIEOE

○森山対策監:
先ずですな。委員そのものは総合エネルギー資源調査会の臨時委員とか、色んな委員会に所属されておられたり、色んな委員会に所属しておられる。

○田中龍作:
では学識経験者が中心ですね?ストレステストの岡本さんみたいに。

○森山対策監:
まあ、どなたがどの委員会かはちょっと申し上げられないが。

○田中龍作:
(うっふっふ)学識経験者が中心ですね。

○森山対策監:
まあそうです。

○田中龍作:
例えば、国立大学の先生であったりすれば、しかも政府から委託されている委員ということであれば、十分な公務員の職務権限になりますよね。贈収賄で保安院として告発するつもりはないのか?告発ではなくて告訴です。告訴するおつもりはないのか?

○森山対策監:
利益相反の問題は保安院として内規を定めておりまして、こういった方々はそれに反しないという判断をしております。で、一般的なテーマであるとか、個別の審査にかかわらないと。組織として例えば委託を受けているとか、そういった基準を持っているので、それに該当しない、問題ないと判断している。

○田中龍作:
世の中の常識として500万円も貰っていて、もらっている側が手心を加えない筈はないじゃないか。厳しいことが言える筈無いじゃないか。500万円ももらって。

○森山対策監:
この方はここに書いてあるように原子力団体以外の方であるということであり、勿論、その関係の団体であっても個別に判断をしてみていくと。少なくとも保安院が現在定めている内規には反しないと考えている。

○田中龍作:
保安院のどの内規ですか?

○森山対策監:
Hpでも公表しているが、平成21年の3月に定めており、審議会との中立性を確立するための要件と。先週、木曜日に2月9日にこの場でも公表させていただいているし、保安院のHPにも載っている。そこに具体的な基準というものを書いている。その基準を作るにあたっては、原子力安全保安部会という審議会にも議論頂いて作った経緯がある。

○田中龍作:
お金を渡したら差し障りがあるので対策監からおっしゃることはできないだろうが、大雑把に言って原子力産業からですね?お金の出した方は。

○森山対策監:
必ずしもそうではないが、

○田中龍作:
それもあるんですね?

○森山対策監:
例えばですね。原子力関連の、え、具体的に書いてあるわけですね。原子力関係団体に対する指導をされた方がいるとか、一応、表は原子力関係の企業かどうかということも分るように書いている。例えば電力会社の環境活動に関する顧問会に入っていましたと。そういう方もおられる。

○田中龍作:
電力会社だとか、原発メーカーとか、そういう事でよろしいか?

○森山対策監:
そういうところから何らかの謝金とか受けておられる方はいるが、これは申告ですので。申告された内容をよく審査するとそもそも原子力と関係ないだんだったとかですね。何れにしても個別のプラントとは関係ないとかですね。そういったことで、全部精査をしても問題ない判断をしている。

# 利益相反、自己申告が全て。( ゚д゚)ポカーン 田中さんは前回の質疑ご存じなかったようだ。

○田中龍作:
ありがとうございました。

○森山対策監:
2号機の温度だが11時地点の温度がまた入りました。1時間ごとのデータで 93.7℃になっておる。



●フリー木野:
先日も質問出ていたと思うが、元々、2号機の0度の温度計は、5月、6月の地点から元々触れていたと思うが、それを評価点にした、判断をした理由は何か?なぜ、振れているものを?

○森山対策監:
評価点配置を言う3つ見ており、代表と点としては公表してるが、

○フリー木野:
3つあるうちの0度を公表して一貫して夏前から数字を出していたと思うが。

○森山対策監:
(´゚'ω゚`) えっとですね。私もよく覚えていないが、デジタルデータで読めるようになったは、割と後のほうだったと思う。最初は現場に行って中層のデータを見るとか、していたものを連続的に1秒ごとに連続して見れるように鳴ったのはタイミング的に覚えていないが初期の頃かではなかったと思う。

# そうそう。10月頃からだったと。松本市の説明ではその時、当初からブレ幅があったと。説明の中では注水量を増やしてからだと説明したり、二転三転。

○フリー木野:
その辺の敬意を正確にわからないか?後ほどで結構だが。

○森山対策監:
分かりました。

○フリー木野:
0点のデータだが、目視で1時間おきにとっているデータにSPDSやデータベースの中にきちんとデータは残っている状態なのか?連続データとして。

○森山対策監:
今は残っているのかな?全部残っていますかという意味ですか?そこは確認しないと分からない。

○フリー木野:
0度のところは他にCRDハウジング下部を含めて0度の所にノイズが載っている話しだが、0度のところの他の動きが同じような動きをしている事を保安院では確認されているのか?

○森山対策監:
0どの所はここにあるが、

○フリー木野:
CRDハウジングだけではなくて、他にも2,3箇所、0度の所に温度計があるはずだが、

○森山対策監:
ここはCRDハウジングというよりも圧力容器の温度ですね?

○フリー木野:
CRDハウジング以外のところにも他に3、4箇所あるはずだが、それが同じ動きをしていることは確認しているか?

○森山対策監:
他の温度も全体として注水量を増やして低下傾向にある。

○フリー木野:
要するに触れていないということか?

○森山対策監:
そもそも振れている温度計はもうありますので、そういう言い方からすると指示不良というものもある。一つ一つは覚えていないが。

○フリー木野:
他の温度も公表して頂けないか?

○森山対策監:
東電にはそのように私からは常々申し上げている。

# 森山対策監がブリーフィングで常々言ってるのは見ているけど、世間話程度にしか話してないんとちゃうやろか。同日の東電会見、NHK山崎記者の質疑で出す方向で検討していると松本氏。木野氏が何度言っても公開しないのに。NHKと読売のお願いは前向きに検討する東電。

○フリー木野:
保安院からは出さない?

○森山対策監:
東電のデータなのでそちらからしっかり公表して頂く必要があると思います。

○フリー木野:
保安院はデータを持っているか?

○森山対策監:
ある程度見ている。

○フリー木野:
確認されているか?

○森山対策監:
常時ではないが見ている。

○フリー木野:
0度(69H1)のデータだが、CRDハウジングが以前、突変で指示不良で計器故障という話があったが、6月ぐらいにもCRDハウジングと0度の底部ヘッドの温度計が同じような動きをしている。その辺はどのように評価しているか?

○森山対策監:
質問の趣旨がよく分からなかった。

○フリー木野:
過去にCRDハウジング0度の温度計と底部ヘッド上部の温度計が同じような動きをしていたことが過去にもある。

そう考えると単に温度計不良以外にも燃料のかけらみたいなものがついていて、違う動き、135度と275度の温度計と違う動きをする理由が温度計故障以外にもあるのではないかと思うが、その辺は評価されたことはあるのか?

○森山対策監:
少なくとも今回問題なっている温度計はある程度振れ幅があるが、それまでは他の同じ高さの2ヶ所とほぼ同じような傾向であったと考えている。今、話しがあった近くに燃料があるのではないかという質問は、先ほどの質問と、、

あまり断定的には申し上げられないが、水位の状況、水位もはっきりもはっきり分からないが、再循環ラインのポンプあたりで見ている圧力、こういった所から見るとシュラウドに大きな損傷は何処もなさそうではないかと、考えると、そこに何故か飛び越えて燃料が移行していることも考えにくい。

炉の中の状況はわからないので断定的には申し上げられないが。

# 結局水面が何処にあるか分からない、圧力から水面おそらくあるだろうと推測に基づく判断で断定と言われても。科学的知見による冷温停止状態、事故終息宣言だといわれて納得できる国民が何処にいるのか。唯一、我々にわかりやすい根拠と言えば Xe-135が発生していないことぐらい。3号機にガスサンプリングシステムがまだついていないのに、スケジュールありきの利益相反御用学者の科学的根拠を理由にステップ2終了、事故収束宣言をして世界の笑いものになった政府。全然科学的ではないスケジューありきの多分大丈夫じゃねプロセス。未だに3号機はまだガスサンプリング装置が付いていない。2号機も今週末に要約リアルタイム監視が出来るようになる。3号機は線量が高く調査だけで取り付け工事にも着手出来ていない。3号機で同じことが起きたらどう説明するつもりなのか。事故収束おめでとうと評価したのは原発推進国の一部の国だけ。カメラ入れる前もここに水面があるハズだといって結局無かったし。さんざん信頼性乏しいデータ引っ張り出してメルトスルーしてないと言いはった東電。隠蔽、過小評価のため、それを擁護した保安院と政府。3日経てば国民忘れるとでも思っているのか。事故直後からメディアが報じない事を良いことに、とにかく全てか年度末、政府のスケジュールありきで物事が進んでいく現状。



第7回 原子力安全委員会臨時会議 同日 16時~
同日も行われた経産省 保安院による原子力安全委員会に対する「大飯発電所3号機及び4号機の安全性に関する総合的評価(一次評価)」つまり、一次評価ストレステスト問題ありませんでした結論報告。





IWJ 5ch
http://www.ustream.tv/recorded/20420146
http://www.ustream.tv/recorded/20420438

関西電力(株)大飯発電所3号機及び4号機の安全性に関する総合的評価(一次評価)について
http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/genan2012/genan007/index.html

当委員会は、原子力安全・保安院が、平成23年7月6日のとりまとめで当委員会が示した総合的評価の主旨及び視点等を踏まえて確認を行っているかについて、外部有識者の参加を得て「発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価検討会」(以下「検討会」という。)を開催し技術的観点から確認を行うこととする。


■斑目委員長記者会見
上記、会議後行われた班目委員長記者会見



IWJ 5ch
http://www.ustream.tv/recorded/20420574

●共同通信 竹岡:
~ 録画なし ~

○班目委員長:
このあたりはですね。結局、保安院の回答状況によってしまうと思っています。保安院の回答が納得の行くものであるならば、検討自体が進むし、頻度が高くできるし終了も早くなる。

○共同通信 竹岡:
見通しは難しいと思うが、早い場合は結果はいつ頃まとまる?

○班目委員長:
どうい言ったらいいのかな。どんなことがあっても安全委員会は3月末で組織自体が見直されてしまうので、それまでは絶対ある程度の責任はとりたいな、と思っているが。それが後どれぐらい早く出来るかはなんとも言えないのが実態。

○共同通信 竹岡:
3月中の結論目指して議論を進める理解でいいか?

○班目委員長:
このあたりは検討会に加わって頂く外部専門家もご理解いただいていると思うので、そういう事を頭に置きながら、なるべく早くで考えている。

○共同通信 竹岡:
外部有識者6人のおおよその専門分野を一人、二人教えて頂ければ。

○班目委員長:
基本的には原子力工学の専門家を集めさせて頂いている。原子力工学といっても、炉心周り、燃料周り、熱流動関係等々、若干バラけている。マンマシンインタフェース関係の方も入って頂いている。そんな感じになっている。


●田中龍作:
今日の午前の保安院会見で専門員、他の委員会やストレステスト意見聴取会などありますね。専門委員12人が原発メーカーや電力メーカーから多額の報酬を得ていたと発表しているが、班目委員長がおっしゃった6人の原子力工学の専門家の委員にはお金もらっている人は含まれていないのか?

○班目委員長:
お金をもらっているというのがわからないが、研究費とか何か?(そうです)そういう事も含めてコンフリクト・ オブ・インタレスト(利益相反)が無いことは確認して適切な方を選ばさせて頂いている。

○田中龍作:
そんな事言っても金を出すのは営利企業ですよ。何らかの見返りが無いのに金を出すわけ無いじゃないか。

○班目委員長:
ですから、そういう事も含めて適正な方を選んだとご理解下さい。

○田中龍作:
班目委員長も過去の多額の献金受け取っていたことが明らかになっているが、利益相反ではなかったということか?

○班目委員長:
さすがにそれは訂正させて下さい。私自身のポケットに多額の現金が振り込まれたということはない。研究費として奨学寄付金制度というのが東大にあり、そちらにお金が振り込まれ、東大として適正に管理して使われたことはあるが、個人が献金にあった事とは全く違うということははっきりさせて頂きたい。

○田中龍作:
奨学金で研究がやりやすくなったのは事実ですよね?

○班目委員長:
東大の場合はですね。これこれの研究テーマについて寄付金を出すことはできないことになっている。要するに色々やっている研究活動全体を支援したいという寄付の申し込みがあった時は受けることになっているので、何らかの意図のもとに出された寄付金ではないと確認している。そういう事も含めて、今回選んだ外部専門家の方についてははっきりと問題がないことを確認している。

# だって原発マネーで自治体に腐るほど寄付するような企業体、業界でっせ。広告会社介してTV、新聞を金で買収するような原子力村の面々。

○田中龍作:
わかりました。ありがとうございました。


●福井テレビ 相模:
この委員会の中で卦東海を立ち上げることになった理由、どのような経緯で立ち上げることになったのか敬意を聞かせて欲しい。

○班目委員長:
先ず、原子力安全委員会が今日も保安院から説明があったように、7月10日に緊急安全対策を打ったのは良いが、その結果としてどれだけ安全性が向上したのか?頑健性がどうなったのかどうなったのか、確認をきちっとやらないといけませんよと言う文書を先ず出している。

それについて更に、本日、3大臣ペーパーという事で説明がありましたが、保安院の方で事業者の評価結果を確認し、更にそれを安全委員会の方でも確認してくれという要請があった。そして7月下旬になって保安院とどういう手順で確認をやっていくか、についてのやり取りがあり、最後に了承する形を取っている。

これはあくまでも原子力安全委員会としては、最初に保安院に対して示した方針の通りやっているかという事を確認すれば言い訳なので、その時のペーパーは原子力安全委員の中でのディスカッションで書いたものなので、それで良いが、やはり、

3大臣の方からしっかりとした確認をして欲しいという要請があったという事から、原子力安全委員5人だけで確認するよりは、もう少し広い分野の方を集めた上で確認した方が良いだろうという事から、こういう方式でやることにした。

ごめんなさい、7月10日ではなくて、7月6日付けに経済産業大臣宛に、そういう総合的強化をやって下さいという文書を出している。


●読売高田:
検討会のペーパーの中で少し教えて欲しい。検討会で技術的観点から確認を行って、その結果が、3に当委員会は、とあるが、ここの繋がりが分らない。検討会から安全委員会にはどういう形で?そして検討会の役割は、例えば審議会のような了承期間なのか、単なる意見を徴収する期間なのか、その辺りを含めて説明頂けないか。

○班目委員長:
分かり易い言い方をすれば、原子力安全院5人で確認すればいい所、更にこの方々に加わって頂くという事なので、あくまでも責任は原子力安全委員会として負うべきものだと思っている。そういう意味では、この有識者6名の方にも色々な意見を賜って、保安院の更なる確認を進めておいて、最後は原子力安全委員会としてそれを引き取るという形になると思っている。

○読売高田:
追加で質問。検討会として確認したという合意のようなものはあるのか?

○班目委員長:
えっとですね。検討会としての合意みたいなものをきちんと取るという所までは考えていない。ある意味では家庭教師、色んな意見を言って頂くというのが、この検討会に加わって頂く外部有識者の役割だと考えている。


●フリー西中:
ストレステストの意見聴取会の中で、大飯原発の環境、特に若狭湾に立地しているという事で、津波の影響や工業地帯もあるという事で、色んな被害想定が具体性に欠けるという意見もありましたし、そういった大飯原発がある立地条件について、もう一度ここで詳しく検討されるのか?

といいますのは、今、原子力工学の専門家が新しく専門委員に入られると言うことでしたが、そういった大飯原発の特有の問題について、ここでしっかり議論をする、或いは自自体が納得するような議論がここで果たしてできるのかどうか?

技術面だけでの議論になってしまう不安もあるが、それについてはどのように議論を進めていくお考えなのか伺いたい。

○班目委員長:
検討会に加わって頂く有識者の方々に、こういう範囲の議論に絞って下さいと言う事を原子力安全委員会から申し上げる気はない。従って何処までの広がりになるか分からないが、原子力安全委員会の確認として目指していることは、7月に原子力安全委員会が、

こういう方針で安全性と言うか、頑健性がどれぐらい向上したかということについてしっかりした評価をしなさいよ、と、いったことにな対する答えというのをしっかりと事業者がやったかどうかを確認することになるので、もうちょっと社会的な話になると必ずしも入ってこない可能性がある。

このあたりについては3大臣ペーパーでもすでにあるように最終的な再稼働の判断は、これは原子力安全委員会がやるものではなく、3大臣+総理大臣ということになると思うが、その方でされると思っているので、そこは少し割り切りさせて頂こうと思っている所だ。

○フリー西中:
そうすると福島原発における地震による配管破断の可能性や、新しい審査指針もまだできていないが、福島原発事故の真相究明については、今回どのように反映させるお考えか?

○班目委員長:
第一点として申し上げたいのは原子力安全委員会としては、継続的改善というか、安全性を向上させ続ける努力が非常に重要ですよと申し上げている。従って現時点でこう、で、これから多分、福島第一原子力発電所では、実はこんなことがありましたということはコレから先も色々出てくると思う。

出てきたらば、当然その結果も反映した評価というのも当然、事業者自身も行わないといけないし、規制行政庁でもそれを確認していかなければならないと思うが、それはその時の話であって、現時点でどうなっているかという事を確認していきたいと思っているところである。


●フリー木野:
これまで保安院の意見聴取会では、最後には委員の中からまだ議論が終わっていないとか、まだやり残したことがあるという意見もあったが、そういった意見聴取会でのこれまでの経緯とはどのように評価されているか?

○班目委員長:
えっとですね。保安院の方の状況というのは、我々勿論HPでも確認していますし、今日も非常に大雑把な概要だが説明があった所だ。あくまでも保安院の立場としては、保安院として確認した結果を持ってきたということなので、それはそれで我々としては受け取るということになる。

これからの検討会の場でそういう事についての議論が行われるかどうか、ちょっと私もなんとも言えないが、そういう話というのも場合によっては、今後の検討会の議題になる可能性はあるかと思う。

# 問題は保安院がそれらの意見をどのように安全委員会に伝えるか、扱うかだ。(主に井野委員や後藤委員の意見)


●静岡放送 伊藤:
今後のことについて。3大臣との関わり、ここにも書かれているが、政府の要請で停止している浜岡原発について、格段の配慮をお考えか?

○班目委員長:
先ず第一に浜岡発電所に関しては、まだストレステストの一次評価の結果も事業者から提出されていない状況だということをよく認識している。従ってこれは、そもそも浜岡原子力発電所というものの停止というのは、高度な政治的判断による行政指導により行われたものだと理解しているので、今回のこの8日科学具術的評価とは別物だという理解でいる。

○静岡放送 伊藤:
提出された場合は、格段、別に特別扱いせずに配慮、あっ、審査していくことでよろしいか?

○班目委員長:
当然そういう事になるかと思う。


●読売 大山:
評価の仕方について。7月6日の文書にそってその内容にあることがしっかりやられているかどうか、おっしゃったが、ストレステスト中身の地震に対して何倍の尤度があるとか、津波に対して何倍までの高さまで耐えられるとか、そういった数字に対する評価、そういった内容の吟味までではないということなのか?

○班目委員長:
7月の最初に出した原子力安全委員会の文書で書いてあることをお読みになれば分ると思うが、要するに多重防護、各防護対策がどういう一付けになっているとか、地震、津波、その頂上、さらには全交流電源喪失等々を基点として事象の進展シナリオを描いて評価しなさいとか、技術的な事はそういう所に書いてある。

で、それに沿ってやられているかどうかという事も勿論大切だが、それ以上に安全委員会と指摘にしているのは、今日もちょっと委員会の方で話がでましたが、継続的改善というか、安全性向上という観点からどういう事になっているかという事も相当気にしている。

むしろ、技術的な観点で、ただこういう風な結果で1.8倍になったから良いでしょう、という話しよりはむしろその背景みたいなものをしっかりと確認させて頂きたいと思っている所だ。


●静岡放送 伊藤:
二次評価まで含めて評価を求めていたと思うが、現在の所、二次評価を出している事業者はないが、現時点の報告で委員長の目から見て不十分な点があるとか、そういったことはないのか?

○班目委員長:
勿論、原子力安全委員会がこういう事をやって下さいと言った内容は、一次評価と二次評価セットで初めて達成されると考えている所だ。

しかしながら、原子力安全・保安院からは一次評価と二次評価を別けてやりたいという形で出てきて、それはそれなりに了承したという事なので、あくまでも二次評価があるという前提で、一次評価については色々と注文を付けるなり、確認をするなりしていきたいと思っている所だ。

# よわっ、安全委員会、よわっ!プラント全体としての耐性を評価しない言わば簡易評価である一次評価だけで原発を再稼働の条件にした保安院。経産省 保安院は、時間を要する二次評価の提出を2011年までに出せとプラントメーカーに急がせた。結局、どこも提出できていない現状。IAEAからも一次評価だけでは判断できないと指摘される中、安全委員会が二次評価を補う形で3月一杯までのたった1ヶ月半で結論をだそうとしている。6名の外部専門家を補充して。経産省・保安院は新組織、規制庁に移行するまでに原発再稼働の条件を全て揃えさせるため、スケジュールありきで二次評価提出を急がせたのが実際の所。こんなでたらめなプロセスを見せつけられて黙っている日本人はどうかしている。メディアが現実を報じないから。こういう時にしか顔を出さない原発マネーで食ってる原発立地地域の地方記者の質問と報道を見れば日本人に偏った情報しか伝えられていない現実がよく分かる。会見を見るしかない。

○静岡放送 伊藤:
二次評価とか4月以降に出来る新しい寄生庁に引き継ぐという方針で決められているのか?

○班目委員長:
原子力安全委員会では、現在、指針類の改訂も進めているが、全て3月末を目処に中間取り纏めをして下さいと専門委員の先生方にお願いしてる所であり、このストレステストの件、安全委員会でストレステストよりも、むしろ総合的安全評価と言っているが、についても、当然、新生機関に受け継がれるものと考えている。

○静岡放送 伊藤:
ありがとうございます。


●北海道新聞 十亀:
2点質問ある。検討会だが、2ポツの確認方法の所に議事は原則公開で資料、及び速記録については公開と。議事録の詳細なものを公開する考えはないのか?した方が良いと思うが如何か?

○班目委員長:
議事録は当然、速記録として公開すると書いてある。

○北海道新聞 十亀:
詳細な議事録、速記録というと要点だけとあるかと思うが、、発言録??いわゆる細かいものという事か?

○安全委員会 加藤審議官:
原子力安全委員会のこの本会議ですとか、あるいは専門部会等については出している。ああいう形で行う。

○北海道新聞 十亀:
ありがとうございました。先程、斑目委員長が大飯原発の検討会の進め方について3月末で安全委員会はなくなってしまうので、意識しながら進めたいという話があったが、これは大飯原発のみだけでなく、これから他の原発で審査書が保安院から纏まってくると思うが、

時間的に考えると大飯原発のみなのか、もしくは年度内に出てくるものを急いで進めたいお考えなのか?その辺について教えて頂けないか?

○班目委員長:
ここは非常に悩ましい所だ。原子力安全委員会としてはスケジュールありきの確認はやりたくないと思っている。従って、しかしながら3月末に原子力安全委員会としては閉じてしまうので、その辺を考えながら今後、検討させて頂きたいと思う。

# それってつまり、スケジュールありきじゃないか。3月末までに全ての原発に対して結論は出してしまいたいという意向の安全委員会

○北海道新聞 十亀:
日程は決まってないという事だが、今月中には開きたいという考え方でよいか?

○班目委員長:
勿論今月中に開かないと、とても3月末で原子力安全委員会じゃなくなるので、少なくとも今月中にはやりたい。

○北海道新聞 十亀:
大飯以外の審査書が2月中に出てくれば何とか議論出来るのか、もしくは3月以降に出てきたらちょっと難しいとか、その辺の見方について教えて頂けるか?

○班目委員長:
いやぁ、これは何とも言えない。これからこの検討会の場で、先ず、大飯3、4号をやるが、それと同時平行でやらなければならない、色んな業務量を考えた時にどうなるかと言うことで、今、本当に何とも言えない所だ。出来る限り、政府側からの陽性でやっていることもあるので、出来る限りのことはやりたいと思っているので、とは言いながら、無責任なことはしたくないという事で色々考えている所だ。

○北海道新聞 十亀:
それに関連して大飯原発に関しては今回出てきたので3月末を意識するというお話しだが、間に合わないということも選択肢としてあり得るか?

○班目委員長:
あり得るかも知れない。結局、原子力安全・保安院の回答状況によっては、我々としては納得出来ない、そうなることもありうるかと思う。


●産経 伊藤:
検討会だが、これは座長は安全委員のどなたかが務めるのか、あるいは外部有識者のどなたかが勤めるのか?

○班目委員長:
勿論私が座長を務めるつもりだ。私が視界をしながら、是非、外部有識者の方にも色々と発言して頂いて、実りある確認にしたいと思っている所だ。


●田中龍作:
今まで、これまでこの委員会を取材させて頂いて、原子力安全委員会の方から保安院がハタと困るような質問が出た事を見たことがない。今日も30分で保安院のいう事を追認する形で、30分であっという間に終了してしまった。保安院は保安院で取材させてもらっているが、電力会社のいう事をほぼ追認する。

これも保安員の側から電力会社が、ハタと困るような質問は一度も見たことがない。そうなると、結局、この原子力安全委員会も電力会社の言いなりじゃないか?この繋がりから言ってそういう気がする。ではあの福島原発事故は一体何だったのか?何の反省もないのではないか、このまま再稼働を認めてしまえば、また起きてしまうのではないかと国民は不安に思っているが如何か?

○班目委員長:
本日の議題の関係で申し上げると、本日はあくまでも原子力安全保安院から報告を受けただけであるので、簡単な質問以上のことはする気はない。それ以外の場合は、非常に難しい内容の時には原子力安全委員会では、超えれも区表しているが、

予め保安院と打ち合わせをして、この本会議の場での議論を長引かせないようにしているという工夫もしているのでそういう形になっていると言うことで、原子力安全委員会では、保安院がやっていることをただ追認するだけにはしていないつもりだ。

○田中龍作:
では、過去に覆したことがあるか?あったらその記事を見せて欲しい。覆すなり否定したことあるんですか?これはおかしいよといった事はあるんですか?

# 保安院が安全委員会にストレステスト案を最初に提出した時、だめ出ししていたけど。

○班目委員長:
本会議でどうなっているかは知らないが、例えば、指針類の策定に関しては本当に専門家の方のコンセンサスが得られるまで、徹底した議論をやってきている。そういう姿勢で臨んでいると自負している。

○田中龍作:
いや、議論しても結局、保安院のいう事を理解するための議論ではないのか?覆したこと、否定したことはあるのか?否定したことがあれば、その事実を国民の前に見せて欲しい。

○久木田委員:
否定という事に当たるかどうか分らないが、今回の事故を踏まえた緊急安全対策について、安全委員会が説明を受けた時にも、そういった対策を打つこと自体は改善の方向ではあるが、それがどういった効果があるのかについて評価する事が必要であるという事を安全委員会としては言ってきた。

その結果として繰り返し申し上げているような4月6日の総合的安全評価という考え方に至ったと我々としては至ったと考えている所だ。ですから、その様な形で保安院が行っている様々な施策について、我々としては助言を与える立場なので、保安院の説明通り、それで全てよしとしている訳ではなく、より良い方向での助言をそういう形で行ってきている。

○田中龍作:
でも今日の保安院の説明を聞いていると、大飯原発は津波と地震が来ても安全です。事故を起こしませんという説明だったが。安全委員会が助言した結果、ああいうことになった。安全神話がまた繰り返される。

○班目委員長:
質問の意図が、私も掴みかねていない所があるが、原子力安全委員会として安全確認をするのではなく、あくまでも原子力安全委員会が保安院に対してこういう事をやりなさいよ、という事に対しての回答が我々の意図に合っているかどうかを確認するという事である。

従って安全委員会としては安全だという宣言をする気はない。すなわち、これでもう十分安全ですと言ってしまったら、まさに継続的改善努力を阻害する訳だ。安全だと思っているかも知れないが、もっともっと努力しなさいよと言い続けなければいけない。ということから、これで安全です、という発言をする気はない。


●東京新聞 永井:
先程の質疑でおっしゃった保安院との打ち合わせをして長引かないようにしている所だが、それは打ち合わせというのはどの程度か?

例えば全て打ち合わせてしまえば、私たちが取材で平場出来蹴る議論は凄く少なくなって出てくる情報は少なくとなると思うが、打ち合わせというのはどういう意味合いで、どういう個所から打ち合わせなし、その辺の意味がよく分らなかった。

○班目委員長:
原子力安全委員会では、そういう打ち合わせについても、速記録ではないが基本的にどういうやり取りがあったという事は全てHPで公開しているので、そちらを参照して頂ければと思う。

○東京新聞 永井:
そういう範囲の話し?

○班目委員長:
そういう事だ。


●IWJ:
検討会については、基本的に議事は公開とあるが、一般の方の傍聴は可能なのか?

○班目委員長:
勿論、一般の方の傍聴が出来る様な体制を何とか整えようと思っている。


●フリー西中:
ここに書いてあることの確認だが、外部有識者で尚必要があれば、他の有識者の協力を求めることにするとあるが、これは原子力安全委員会の斑目委員長が任命されるのか?あるいは今までのストレステスト意見聴取会などの専門委員の方が、このことはどうしても検討して欲しいという事で自らが委員会に出席したいと言った場合に、その参加を認めるのかどうか伺いたい。

○班目委員長:
これはあくまでも原子力安全委員会として、この方にも是非、加わって議論して頂きたいと判断した時にその方にも加わって頂くという事である。

○フリー西中:
他の委員が自ら参加を求めるような場合、それも検討されるという事か?

○班目委員長:
そういう事があるかどうかわからないが、検討はしてみたいとは思う。

# 井野委員、後藤委員には乗り込んで欲しいズラ!!


●OurPlanetTV 白石:
前の保安院での意見聴取会では傍聴を巡ってかなり混乱があったが、恐らくこちらの原子力安全委員会の方でも、本日は告知から開催までの時間が短かったので傍聴者の数はそう多くなかったかと思うが、今後、事前に告知する場合、ある程度、大勢の傍聴者が希望される可能性が高いと思うが、

その場合、広い会場を設けるなどしなければ、中に入れ内可能性もあるのではないかと思うが。公開するための何らかの対策など、透明性の確保についてはどのようにお考えか?

○班目委員長:
これはまさに何時開催か、今日は言えないという理由はそこにありまして、今、事務方の方でどういう部屋が利用可能か、そういう事を詰めて頂いている所だ。出来るだけの配慮はしたいと思っている。


●共同通信 竹岡:
先程、検討会の確認の所で、7月6日に文章に沿ったこと以外でも、継続的な安全性の向上を見たいと仰っていたが、各事業者は、今後どういう安全対策を取ろうとしているかということを見るという主旨か?

○班目委員長:
ある意味ではそれが一番大切で、どういったらいいかな。原子力安全保安院の確認でも既にIAEAの方から指摘されているように、このラインを合格すればいいですよと言うような形の指示的なものを与えるのではなく、事業者に安全性を向上のための努力を促し、それをどういう風にやっているかという事についての報告書を期待するんだという事をしっかり書きなさいよと指摘されていると思っている。

# えっ!?そうだっけ? 保安院は大雑把な指示しかしない、具体的な指示がないとうIAEA7つの勧告の1つめのことだよね? http://genpatsu-watch.blogspot.com/2012/02/iaea-24131.html ちょっと、これ、あれ? 黒木審議官は、IAEAのこの指摘について、これは安全委員会から具体的な指示をすべきではないという助言があったから敢えて具体的な対策指示は出さないようにしているのだと、IAEA会見後の記者会見で述べていた。なんかおかしいぞ。IAEAの勧告も無視?否定?拒否??

そういう意味で事業者自身がどういう努力をしようとしているかについては、これは若干、私の個人的な意見だが、確認させて頂きたいなと思っている所だ。

○共同通信 竹岡:
1.8(耐震尤度)という数字だけでなく、背景を確認したいという事だったが、もう少し具体的に言うとどういうことなのか?

○班目委員長:
1.8というのは、確か?なんかそこがぎりぎりの線になるので、という数値として出てきたと理解している。1.8だから良いでしょうというのは、私は逆に継続的改善を妨げるものだと思っている。

むしろ、今回いろいろやってみた所、1.8になったが、まだ抜けはないだろうか、という確認を更にやる努力も大切だし、1.8になってる所が本当にそのプラントの脆弱性の元であるならば、それを上げるためにどうすればいいか考えてもらう事も必要だと思っているし、そういう事も含めた議論をしっかりしたいと思っている。


●北海道新聞 十亀:
先程、安全委員としてはストレステストについては安全宣言するつもりはないとおっしゃった。今の話を色々伺っていると、継続的な安全向上努力を事業者がしないといけないので決めつけることは出来ないという話しだったが、国民側からすると再稼働しても安全なのかという所が非常に関心がある所で、

政治レベルで再稼働の判断をされていく話しがあったが、いわゆる政治家の関係閣僚等は安全かどうか技術的に本当に分るのか疑問がある。安全委員会が今の現地点で再稼働しても安全だといわなければ、誰が言えるのかという気もするがそこは如何か?

○班目委員長:
そういう意味から行くと本来は規制行政庁である保安院の仕事だと思っている。ただ、今回、こういう確認をすると言うのは、あくまでもそういう事をやりなさいよと安全委員会の方で言ったということに対しての回答が来るんだという理解だ。

最終的にここまでだったら安全ですと言ったら、本当に安全性向上努力を阻害するので、そうではなくて、データとしてこんなものですと、国民の方々に説明し、それで国民の方々が自ら判断出来るようにする。

それを踏まえて政治家の方々最終的な判断をする、こういう姿にすべきだと思っており、それのための資料を提供したいと思っている。そういう意味で言うと、是非、保安院にもそういう努力をもっともっとしてもらいたいと思っている所である。

○フリー西中:
最終的には官邸大臣の政治判断という事だが、この間、政府の方は結局、事故収束と言ったり、冷温停止状態と言ったり、あたかも福島原発は内部的な、プラントとしての問題は殆どないような中で色んな工程を次々に発表しているが、今現在、政府が進めている再稼働も含めて、政府のやり方について安全委員会が意見を言うようなことはないのか?

せっかくこちらで判断して報告書を出されても、政治の方でそれを全く配慮しなければ、報告書を出す意味がないと思うが、政府の進め方について今何かコメントがあれば伺いたい。

# 安全委員会の提言、助言すら政府の人命軽視、経済優先制作に邪魔であれば無視する政府。100mSv/y 大丈夫だ。問題ない。

○班目委員長:
政治というか、行政的な判断をするに当たっては、何らかのスケジュール表みたいなものは必要だという事は良く理解するので、それについて原子力安全委員会がそんなスケジュールはそもそもおかしいと申し上げる気はない。原子力安全委員会の役割というのは、

原子力の安全が脅かされるような事になった場合は勧告権を持っているので、それでしっかりとした発言をすると言うことであり、現在の状況は必ずしもそういう状況ではないと理解しているので、特に原子力安全委員会から何らかの発言をする状況になっていないと考えている。






■保安院ブリーフィング(黒田審議官)
原子力安全委員会 斑目春樹委員長 記者会見と同時刻に行われた、経産省 保安院側の記者会見。安全委員会に報告した黒木審議官、他、古金谷審議官 等。



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