2012年8月31日金曜日

東電会見 2012.8.31(金)18:00 ~ APD不正使用 被ばく管理実態調査結果報告(厚労省)、1F作業者被ばく評価 月報(厚労省) 、1F施設信頼性向上-報告(保安院)、魚介類サンプリング、1~3号機原子炉注水量低下LCO逸脱続報ほか

東電会見 2012.8.31(金)18:00 ~

炉注水量低下LCOの続報。昨日1時~同日16時の圧力容器温度、注水量に大きな変化なし。エアベント等を実施した結果、ポンプに空気の混入がないことを確認。夕方よりフラッシングを行いゴミを流す捜査。流量安定確認には数日を要す。

モニタリング1件。魚介類サンプリング、8,11採取、請戸川沖合2km、3km、1F敷地沖合3km、2F七騎沖合2kmの4箇所。最高はコモンカスベ880Bq/kg。

上実施計画に対する4項目の追加指示。8月27日報告のタンク増設計画以外の残り3項目の報告。電源多重化、設備メンテナンス策定、経営層の取組等。

APD鉛カバー不正使用に対する厚労省の指導文書回答。5mSv/月作業員で積算線量計とAPD15%落差を抽出して差異理由説明に関しては機器の誤差、付け間違い、Jビレッジの場合移動距離等、30%誤差あるので不正事実ない回答。

計画線量5割を下回る労働者を抽出、落差理由報告については計画線量は高めに設定してるので5割下回るの当然報告。実際に会見発表は毎度大きく下回ってたし、厚労省の現状則さない指示に予想通りの不正事実認められない回答。

この調査結果を元に厚労省の方で具体的な調査が入る旨の報告。厚労省報告のもう一件は月一の1F作業者の被ばく線量の評価状況報告。7月分の取りまとめ結果。7月の新たな作業従事者は512名。

最大は 1~4号機の滞留水移送配管のポリエチレン管取替え作業に従事した多重下請け作業員の17.28mSv。多重下請け作業者4880人のうち10mSv~20mSv被ばく者は26人で東電社員は0人。

7月の平均被ばく線量は東電社員 0.5mSv、多重下請け作業員 1.19mSv と毎度の下請け作業員の被ばく線量が高い結果。


○プラント

○報告・指示

○環境モニタリング・サンプリング

【質疑】
読売(炉心注水*)→NHK(炉心注水*)→朝日(APD*)→朝日(APD*)→東京(炉心注水*)→読売(APD*)→政野(ビデオ会議)→おしどり(APD*・被ばく評価*)→ニコ(事故調・社長会長会見)→朝日(APD*)→政野(APD*・ビデオ会議・AED・出入禁)→おしどり(炉心注水*)

東電会見 2012.8.30(木)18:00 ~ 1~3号機 原子炉注水量低下 LCO逸脱トラブル発生。原子炉建屋の現状の耐震安全性、補強等検討に係る報告。4号機原子炉建屋の健全性確認定期点検結果、模型による建屋カバー建設解説ほか

東電会見 2012.8.30(木)18:00 ~

さくせいちう!

○プラント

○報告・指示

○柏崎刈羽

○環境モニタリング・サンプリング

○その他

平成24年8月30日(木) 経産省 保安院 ブリーフィング 16時 ~ 安検査結果について報告書を取りまとめ報告ほか

平成24年8月30日(木) 経産省 保安院 ブリーフィング 16時 ~

IWJ Independent Web Journal


○プレス

2012年8月29日水曜日

東電会見 2012.8.29(水)18:00 ~ 1F4号機カバーリング工事従事作業員(日立GE三次下請け) 3mの高さから落下、左手首足首骨折 2ヶ月入院、職場復帰6ヶ月の重傷者発生。4号機使用済燃料プール新燃料 健全性調査ほか

東電会見 2012.8.29(水)18:00 ~

負傷者発生。会見同日10:26頃、4号機原子炉建屋のカバーリング工事従事の作業員1名(40代男性)3mの高さの架台から落下。左足首、左手首付近を骨折。2ヶ月入院、現場復帰に半年の診断。重傷。安全帯の有無は、かけ直しの際に落下。

詳細な時系列は毎度の口頭報告。所属は問われて回答。元請けは日立GEニュークリア。作業チームは、二次下請け1名(班長)、三次下請け3名、4次下請け4名の計8名。当該負傷者は三次下請けの1名。

4号機プール取り出し燃料健全性の続報。昨日実施の1体目の詳細な目視点検結果は拭き取れば取れる錆のようなもの確認。健全性問題ない認識。本日2体目の目視点検と清掃結果、1体目にあった小石等は確認できず、錆もなし。

2体目の目視点検は10時~15時、昨日と時間短く作業項目少ないのに計画線量は5倍の1mSv、最大被ばくは0.1mSv。月曜開始の一連の燃料集合体健全性確認は本日で終了。取り出しに影響ない結論。他、水曜日なので定例の水処理週報あり。

質疑は新燃料健全性、ビデオ会議映像 裁判所保管、APD不正・不携帯・紛失。負傷者(多重請負と偽装請負に関して)ほか

【質疑】
朝日(新燃料健全性*)→NHK(新燃料健全性*)→朝日(転落事故*・APD*)→朝日(転落事故*・APD*)→NHK(ビデオ会議)→朝日(転落事故*)
~ 一人あたりの質疑時間が長い… *は冒頭報告のあった事案に対して


○プラント

○報告・指示

○その他

○報道

東電会見 2012.8.28(火)18:00 ~ 4号機使用済燃料プール取り出し新燃料の健全性調査開始。個人線量計(APD)未装着・紛失事案調査結果(続報)~APD未装着・紛失事例 作業員の所属報告ほか

東電会見 2012.8.28(火)18:00 ~

4号機使用済燃料プール取り出しの新燃料 健全性調査速報。東電社員4名、下請け作業員10名×3班。本日の朝10時~18時30分まで作業中なのに最大被ばく線量報告。最大は計画線量と同じ0.2mSvの下請け。東電社員は0.19mSv。

点検した燃料集合体の中から、大きめの小石が3個、更に小さな小石が10個ほど見つかる。最も起きなものは2cm角。石の表面線量は概略約1mSv/h程。他、魚介類 8月1日の最新値取りまとめ報告あり。

8月23日発表のAPD不携帯、紛失の取りまとめ結果に2件の修正。いずれも不携帯事例。未装着事例の2-5、動作業者の被ばく線量適用を個人でPD持っていたのでその値を適用と変更。協力企業からの指摘で間違い発覚。で、本日の東電修正。

修正2件目の事例は2-6、免震重要棟でAPDが借りられずJビレッジに引き返し作業をしていないので、未装着事例から外すとのこと。未装着事案は8件から7件ということに。あと未装着、紛失者の元請けと所属が何次下請けか毎度の口頭報告あり。

結論ありきアンケート東電社員の方が291名で全員回答、下請け作業員は元請け実施、元請け曰くほぼ回答、回答した会社等、説明曖昧。APD未装着、紛失事案、所属回答拒否した元請け多数。ビデオ会議 国立公文書館保管検討発言ほか。

【質疑】NHK(新燃料調査*・ビデオ会議)→ニコ(APD*)→NHK(政府事故調と社内事故調)→朝日(APD*)→ニコ(APD*)

◆APD未装着・紛失事例 作業員の所属報告
個人線量計(APD)未装着事案調査結果 [8月28日訂正版]
以下、朝日ただ記者の質問に対する回答。全て口頭説明。隠蔽体質まるだし東電広報。

2-1、2-2(未装着事例)
東電社員

2-3(未装着事例)
元請け企業:JV(竹中+鹿島+清水+西松+竹中土木)
所属:元請け社員
当該車業務内容:解体作業

2-4(未装着事例)
元請け企業:東電環境エンジニアリング
所属:二次下請け

2-5(未装着事例)
元請け企業:竹中工務店
所属:一次下請け

2-7(未装着事例)※
元請け企業:東京エネシス
所属:三次下請け

2-8(未装着事例)※
元請け企業:東電工業
所属:一次下請け

1-1(紛失事例)
元請け企業:鹿島建設
所属:元請け社員

1-2(紛失事例)
元請け企業:★公表拒否
所属:★公表拒否

1-3(紛失事例)
元請け企業:★公表拒否
所属:★公表拒否

1-4(紛失事例)
元請け企業:日立GE
所属:二次下請け

1-5(紛失事例)
元請け企業:JV(大成+清水+ハザマ建設のJV)
所属:二次下請け

1-6(紛失事例)
元請け企業:アレバ
所属:一次下請け

1-7(紛失事例)
元請け企業:日立GE
所属:三次下請け

1-8(紛失事例)
元請け企業:JV(竹中+鹿島+清水+西松+竹中土木)
所属:一次下請け

1-9(紛失事例)
元請け企業:JV(大成+清水+ハザマ)
所属:三次下請け

1-10(紛失事例)
元請け企業:アトックス
所属:一次下請け

1-11(紛失事例)
元請け企業:★公表拒否
所属:★公表拒否

1-12(紛失事例)
元請け企業:★公表拒否
所属:★公表拒否

1-13(紛失事例)
元請け企業:★公表拒否
所属:★公表拒否

1-14(紛失事例)
元請け企業:三菱重工
所属:二次下請け

1-15(紛失事例)
元請け企業:★公表拒否
所属:★公表拒否

1-16(紛失事例)
元請け企業:★公表拒否
所属:★公表拒否

1-17(紛失事例)
元請け企業:JV(竹中+鹿島+清水+西松+竹中土木)
所属:元請け企業社員

1-18(紛失事例)
元請け企業:東電工業
所属:三次下請け

1-19(紛失事例)
元請け企業:アトックス
所属:一次下請け

1-20(紛失事例)※
元請け企業:東芝
所属:三次下請け

※公表済み
★公表拒否については、冒頭、確認が取れていない状況説明。朝日記者の質疑で発覚。何で紙に出さないかよく分りまつね。

○プラント

○APD未装着・紛失 線量偽装関連

○モニタリング・サンプリング

2012年8月27日月曜日

東電会見 2012.8.27(月)18:00 ~ 第9回 政府・東電中長期対策運営会議 ~ 多核種除去設備(ALPS)確証試験の状況、胡散臭い性能ほか。APD不正使用の保安院報告。不正利用なし結論等、保安院指示報告3件 ほか。

東電会見 2012.8.27(月)18:00 ~


中長期対策運営会議★「1号機原子炉格納容器(PCV)内部調査の実施」北西側にあるX-100Bペネに。ガイドチューブは大型の直径10cm。250ccほど格納容器内の水をサンプリング予定。温度、線量計常設。内部調査は10月上旬頃。

★「2号機 PCV内雰囲気温度計の設置について」現在設計製作中。9月下旬ごろに工事着手予定。★「1号機 S/Cへの窒素封入の実施について」水素ガス濃度が時々0.5%程度上下にブレ。原S/Cに残った事故直後の水素、Kr-85と推定。

注水による水位変化により水素濃度0.5%のブレと仮説。確かめるため、S/Cに直接窒素ガスを封入する新たな計画を発表。9月上旬に調査開始予定。水素ガス、Kr-85の濃度は上昇すると見ており可燃限界、放射性物質の放出量に影響ない認識。

★「2号機RPV代替温度計設置に向けた配管内水抜き方法の検討状況について」水抜きルートはX-27とX-51の2つの候補。X-51から水抜きたい。モックアップ等実施。9月下旬見抜きフラッシング、上手く行けば温度計挿入へ。

★「地下水バイパスの検討状況」これまでに定例会見で伝えた通りと。ただしスケジュールに変更あり。準備工事は9月に入ってから。実際に水を汲み上げるのは10月初め頃になるとの事。関係部署とのすり合わせによる遅れ。

★★「多核種除去設備(ALPS)確証試験の状況」会見で処理後、Sr-89/90とイットリウム検出された報告は誤りでした。処理前の水と一部混入したため "ではないか?" という、どっちやねんという力いっぱい胡散臭い報告。

ルテニウム106という新たな各種が今回新たに検出されたが、これも混入だろうから問題ない旨の報告。多核種除去設備(ALPS)確証試験はトリチウム意外は全て除去されて大成功、ということにしたい気まんまん。( ゚д゚)ナンダソレ

# 冒頭報告だけでもALPS の性能におもいっきり疑問符。その後もALPSによって処理された「綺麗な水」を説明する松本氏。

★「海底土の被覆による港湾の水質への影響」海底から拡散抑えられている認識で評価は10月末に行う。★「原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果」1~3号機合計量 約0.1億Bq/hで変化なし。敷地境界0.02mSv/y 評価。

★「敷地境界における線量評価方法の統一について」敷地境界の評価手法を統一する旨の報告。新しい評価方法では雨あり、なしの期間を分けて評価。これにより敷地境界0.02 から0.03mSv/y に。来月9月よりこの評価方法で統一。

4号機原子炉建屋カバー工事の地盤改良工事が今月24日で終了した旨の報告あり。保安院報告は3件。信頼性向上対策に係る実施計画指示では新たに約8万m3のタンクを増設、40万トン貯蔵確保。来年11月ごろまで貯蔵場所確保の見通し。

報告書2件目は、海洋に漏洩した場合のサンプリングの手順を予め考えとけや、指示に対する回答。漏洩から2日程度は2日程度は継続的に南放水口、北放水口でサンプリングするでよ、等。

報告書3件目は、4号機建屋で地下の高濃度汚染水が漏洩した県に関する指示項目4件のうち本日締め切りの2件の回答。報告内容の説明は省略。2週間程度前倒しでポリエチレン化、来年3月目処に漏洩検知器、堰の設置等の対策等。

APD不正使用の保安院報告。具体的な取組報告。アンケートの結果、案の定、不正利用はなかった報告。今後は再発防止に従事者登録抹消、無記名式アンケート、不適切な(違法)契約にも3つの対策。

1つは下請けから雇用保険、被保険者資格取得等、確認通知書、または雇用保険事業所別被保険者台帳の提出を求め当該事業者の労働者を確認。2つ目は下請け企業の法令遵守の指導徹底。協力?企業との意見交換実施等。

# 誰が求めるのか、東電か、元請けか、冒頭説明では資料見当たらず不明。質疑で質問あったかも。法令順守を徹底って。どんな企業だよ。東電は。

3つ目は今後実施するアンケートの中にも就労の実態に関する項目を盛り込むなど。半券方式でJビレッジ経由のAPD確認する等の新たな対策も。7月24日実施のアンケート結果は東電社員291名、下請け企業770名から回答。

アンケート結果は言わずもがな。不正行為は一切ありませんでした結論。( ゚д゚)ポカーン 冒頭の報告順番も無茶苦茶。 この要約に質疑は反映されてませんので悪しからず。イジョ

【質疑】NHK(新燃料)→電気新聞(1号機温度計)→読売(1号機温度計)→FACTA(APD・アイナメ)→ニコ(APD)→朝日(APD)→ニコ(ビデオ会議)→朝日(APD)→FACTA(役員会議公開)→共同(ALPS)→NHK(タンク増設)→朝日(APD)


○プラント


○APD鉛カバー不正使用に関する報告★★★

○政府・東電 中長期対策会議

政府・東京電力中長期対策会議運営会議(第9回会合)★★★(2012年8月27日)

○研究開発推進本部 第8回会合(2012年8月27日)

○報告・指示

○報道

平成24年8月27日(月) 経産省 保安院 ブリーフィング 16時 ~ 発電用軽水型原子炉施設におけるシビアアクシデント対策規制の基本的考え方

平成24年8月27日(月) 経産省 保安院 ブリーフィング 16時 ~

IWJ Independent Web Journal


○プレス

2012年8月25日土曜日

東電会見 2012.8.24(金)18:00 ~ 多核種除去装置ALPSのA系 本日(24日)から"ろ過水"による通水試験開始。来週より4号機使用済みプールから取り出した新燃料 構造健全性、強度確認行う口頭説明ほか。

東電会見 2012.8.24(金)18:00 ~

プラントトラブル報告なし。来週の作業報告(口頭)取り出した4号機使用済燃料プールの新燃料集合体2体のうち、月曜日に1体目のチャンネルボックス取り外し外観点検と内部洗浄。燃料棒等、構造健全性、強度の確認は1体目がメイン。

翌 火曜日は2体目もチャンネルボックス取り外して内部洗浄。1体目でチャンネルファスナー外したり出来ない場合は2体目で構造健全性、強度の確認。1体目に問題がなければ、他の使用済燃料も腐蝕、強度も問題ない認識に。超音波検査はしない。

建設中だった多核種除去装置ALPSのA系で本日(24日)より、ろ過水を使った通水試験を開始。1~2週間ほど掛けて流量、制御装置等を確認するとの事。昨日のAPD不携帯・紛失、亡くなられた作業員の宿題回答多数あり。

【質疑】
朝日(APD)→朝日(新燃料*)→読売(新燃料*)→NHK(新燃料*)→政野(新燃料*)→名乗らず(ビデオ会議)→TBS(新燃料*)→伊藤(ビデオ会議・タイパー)→朝日(作業員死亡)→ 政野(ビデオ会議・作業員死亡)→ ファクタ(燃料取出)→ 政野(ビデオ会議)*は冒頭報告 


○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

平成24年8月24日(金) 経産省 保安院 深野保安院長会見 13時30 ~

平成24年8月24日(金) 経産省 保安院 深野保安院長会見 13時30分 ~

IWJ Independent Web Journal


記者はマイク使ってないので、聞き取れないところがあります。深にょんはマイク使っていますが、別の理由で聞き取れないところがあります。m(_ _)m

2012年8月23日木曜日

東電会見 2012.8.23(木)18:00 ~ 8月22日心肺停止作業員 死亡、報道の翌日報告。APD未装着・紛失事例 30件報告(不適合管理システムの存在が明らかに)柏崎刈羽敷地内活断層 ボーリング調査決定報告。アラームタイパー(警報記録装置)1F調査、保全指示、ほか。

東電会見 2012.8.23(木)18:00 ~ 19:30 (ヽ'ω`) 

昨日、心肺停止状態発見(東電曰く体調不良)救急搬送された作業員続報。13時09分に亡くなられた旨の報告。(昨日の会見終了1時間後に既に報道あり)死因は急性心筋梗塞。亡くなられた日立GE4次下請け作業員の外部被ばく線量 25.27mSv。昨日報告の25.24に当日の0.03mSvを足した値が積算の外部被曝線量。

■監督者1名と班長以下5名の内訳
冒頭、松本氏から報告のあった亡くなった方が所属してた現場5名の内訳は以下のとおり。

東電(0名)

日立GEニュークリアエナジ(0名)

1次下請け企業(監督者1名)

2次下請け企業(班長1名)

3次下請け作業(2名同じ企業)
↓ ↓2社に
4次下請け企業A(1名)+ 4次下請け企業B(1名)
亡くなられた作業員はこの4次下請けの1名。

・50歳代の男性。
・3.11以降、体調不良を訴えた記録なし。

APD貸出と返却動画、タイベック胸ポケット透明の作品紹介動画、東電社員による周知徹底声かけ動画、3点の動画紹介あり。

他に紛失、未装着事例はないとしていたAPDの件。8月17日に他に数十件あるので今週中に発表すると公表に方針転換。本日、その報告あり。6月以降の調査結果、紛失20件、未装着事例10件。東電社員か下請け、元請け等の記載もなく、毎度の隠蔽報告。わからんと朝日記者からまた駄目だし。偽装は一件もなかった結論。

他、指示・報告3件。アラームタイパーに関する指示文書。保守管理の実績に関する調査、1Fアラームタイパー等の記録装置の不具合事象の実績、★当該不具合事象に対する是正措置の内容に関する調査の3点。報告提出期限は9月3日まで。関連して全国の事業者に出された記録装置の信頼性向上に関する指示文書。

8月10日開催の意見聴取会で指摘された柏崎刈羽の敷地内断層α、βの再調査を行う旨の報告。3箇所をボーリング調査。調査前の結果は活断層ではなかろう松本氏報告、力説質疑。他。

【質疑】朝日(APD*)→新潟日報(柏崎地質*)→朝日(APD*・作業員死亡*)→NHK(柏崎地質*)→読売(APD*)→朝日(APD*)→おしどり(作業員死亡*・APD*・環境・他)→朝日(APD*)→朝日(APD*)


○プラント

○日立GE 四次下請け作業員 心肺停止救急搬送関連

○APD鉛カバー偽装発端のAPD未装着・紛失事例報告

○報告・指示

○柏崎刈羽

平成24年8月23日(木) 経産省 保安院 ブリーフィング 11時 ~ 心肺停止作業員 死亡(続報)、アラームタイパーの記録不備、1F施設運営計画変更を踏まえた保安規定認可

平成24年8月23日(木) 経産省 保安院 ブリーフィング 11時 ~

IWJ Independent Web Journal


○プレス

○報道

2012年8月22日水曜日

東電会見 2012.8.22(水)18:00 ~ 日立GEニュークリアエナジの4次下請け作業員(経験年数7年 50代男性)心肺停止救急搬送

東電会見 2012.8.22(水)18:00 ~

本日10:35 重傷者発生。心肺停止でいわき郷里部病院へ救急搬送。冒頭報告は元請け日立GEの50代作業員と報告。質疑で4次下請け判明。プラント状況に心肺停止で病院、放射性物質付着なしの状況分からない説明のみ。毎度の口頭説明。

心肺停止作業員の被ばく線量 本日 0.03mSv、昨年8月~本日の累積線量は暫定25.24mSvとの事。大事なことすべて口頭。他、水処理週報。

2Fの人と車のスクリーニングを見直す旨の報告。2F構内は最大でも5000CPM程度であるため、作業しない車両は1万3000CPMを超えないと考えらるため省略するとのこと。作業に従事した車は従来通り。人については説明せず。


○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

○報告・指示

○その他

○報道


■心肺停止状態作業員 救急搬送時系列

【時系列】

5時35分
出勤、体操、全体朝礼、ミーティング

8時30分
福島第一現場到着

8時30分 - 9時
1F休憩所にて着替え、作業準備、体調確認を実施

9時 - 9時30分
現場で作業

9時30分
体調確認を実施。異常なし。

9時50分
1回目の休憩(1時間働いて休憩を取る運用)
トイレ後に体調不良訴え

10時15分頃
休んでいた際にだいぶ気分が良くなった

10時20分
休憩室に1人残して5名は作業に

10時35分
意識のない仰向け状態を厚生棟の係員が発見
厚生棟係員によるAED、マッサージ

11時2分
5,6号機側に駐在している緊急医療室の医者が到着

11時34分
急患車でいわき共立病院への搬送開始

11時55分
国道6号線の富岡町のコンビニで迎えに来た救急車に乗り換え
救急車でいわき共立病院に

12時41分
いわき共立病院に到着

心肺停止発見10時35分、病院到着 12時41分。2時間6分を要している

○作業員
・50代男性(経験年数トータル7年)
・日立GEニュークリアエナジの4次下請け
・電気品質の搬入口の解体作業に従事

・本人含め作業員が5名と監督1名。
・下請け企業等、所属は一切不明。元請け日立が調査中。
・過去に気分が悪くなって途中で休んだことはない

○被ばく線量
・本日分 0.03mSv
・昨年8月~本日の累積線量 暫定25.24mSv

○その他
・会見中は搬送後病院からの容態の連絡なし
・会見中は元請け企業の連絡待ち
・何度も病院や協力企業をせっつくのはどうか。
・私が知らないだけかもしれない発言

2012年8月21日火曜日

東電会見 2012.8.21(火)18:00 ~ 魚介類サンプリング 8/1 太田川沖合1km付近アイナメから Cs-134で9800、Cs-137で16,000、合計25,800Bq/kg (1匹38000Bq/kg)

東電会見 2012.8.21(火)18:00 ~

報告は魚介類サンプリング結果のみ。8月1日太田川沖合1kmで採取されたアイナメからCs-134で9800、Cs-137で16000、合計25,800Bq/kg。魚介類これまでの最高値。水産庁も分析確認で結果同じ。保安院にも報告済。

事故後間もないコウナゴ 14,400Bq/kg、蓄積しやすい淡水魚 山女(飯舘村)18,700Bq/kg を超える値。同地点を含む東西南北1kmの5箇所で追加サンプリングを実施する旨の報告。餌、土も併せてサンプリング。時期は未定。

質疑はアイナメ関連中心、ビデオ会議要望ほか。昨年、統合会見でフリーランスから何度もあった今更質問ほか。福島一部魚種で漁再開、水を差すのでメディアの扱いと今後の東電調査結果に注目。

【質疑】 毎日(魚*・ビデオ会議要望)→NHK(魚*)→朝日(魚*・ビデオ会議要望)→朝日(魚*)→ファクタ(魚*)→朝日(魚*)→北海道新聞 (魚*)→朝日(魚*)→読売(魚*)→NHK(魚*)→日経(魚*)→朝日(魚*)→伊藤(ビデオ会議)

# 後のNHK報道で1匹ずつ検査していたことに。(38,000 + 9,300)/ 2 = 25,800Bq/kg ということで、過去最高は 38,000Bq/kg ということに

○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

○その他

○報道

2012年8月20日月曜日

東電会見 2012.8.20(月)18:00 ~ APD鉛カバー被ばく偽装対策評価言及なし。東電メガネピース支給せず、内部取り込み対策は下請け企業まかせ。ほか。

東電会見 2012.8.20(月)18:00 ~

プラントトラブル報告なし。定例報告以外は宿題回答のみ。8月17日発生のRO淡水化装置漏洩続報。ステンレス割れた類似箇所は全部で87箇所。点検の結果異常なし報告。メガネピース配布は東電社員だけで差別してるの調査結果。

欲しけりゃ下請け会社で用意しろということで、そもそも差別も何も東電社員のみ。内部被曝問題になったメガネ対策は下請け任せが明らかに。16日のPD紛失者 累積線量30mSvを38.89に訂正。年度ごとに分けて要望で発覚。マジいい加減…

冒頭報告は4分で終了。同日、APD鉛カバー偽装、不正再発防止報告に対する保安院の評価結果あり。その点について冒頭、一言も説明なし。保安院から評価結果を受け取ったのは同日の午後1時30分。イジョ

【質疑】
朝日(メガネ)→朝日(APD*)→回答佐藤(APD電池・TV会議)→NHK(RO*・ALPS)→回答佐藤(賠償・TV会議・PD故障)→おしどり(夜ノ森作業員・防火管理手順書・リン酸)→朝日(高卒差別)→回答佐藤(TV会議・決定権・出入り禁止)→おしどり(TV会議)


○プラント

【メモ】APD鉛カバー被ばく偽装関連 経過メモ(時系列)

平成24年8月20日(月) 経産省 保安院 ブリーフィング 16時 ~ 下請け従業員のAPD不正使用に係る放射線管理の報告書に対する評価結果。大飯原発の状況、冒頭報告なしに。

平成24年8月20日(月) 経産省 保安院 ブリーフィング 16時 ~

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○プレス
【メモ】APD鉛カバー被ばく偽装関連 経過メモ(時系列)

2012年8月17日金曜日

東電会見 2012.8.17(金)18:00 ~ RO淡水化装置から水漏れ 推定200リットル。14日発生 滞留水移送ラインから高濃度汚染水漏洩に対する指示文書。ポケット線量計(PD)紛失作業員(続報)ほか

東電会見 2012.8.17(金)18:00 ~

トラブル報告1件。RO淡水化装置から水漏れ。推計200L(10m×20m×1mm)水の素性はサリーを出た水でセシウム10E-1Bq/cm3程度、β核種 主成分はSr-89/90の10E+4Bq/cm3。淡水化処理は停止中に修正。

ステンレス配管割れから漏洩、当該箇所の写真あり。来週から四半期に一度の4号機建屋の健全性調査を行う旨の報告。前回5月に続き2回目。レーザー傾き、シュミットハンマーによるコンクリ強度調査ほか、前回同様の全4項目の確認。

8月14日に発生したタービン建屋地下の高濃度汚染水漏洩事故に対する保安院からの指示。経緯、要因分析、再発防止策検討、リスク評価の見直し等、提出期限は9月13日。この事故に鑑み建屋地下高濃度汚染水移送ラインP管化のスケジュール前倒し報告。

昨日のポケット線量計(PD)紛失の続報。結局PD見つからず、もう探さない旨の報告。聞き取り調査も新たに進展なし。拾った人が施設管理者に拾得物届出が、直接本人に返した説明に変わってた。でも事実修正の説明なし。

過去にAPDが紛失、戻ってこない事例ないが「ある」に修正、まとめて来週には発表。環境モニタリングで7月16日~7月31日までの確報版。主要三核種に特に変更ない旨の報告。質疑はRO淡水化装置からの漏洩、PD紛失がメイン。

★APD鉛カバー偽装に関する情報は時系列でこちらに整理。本日も続報あり。

【質疑】
回答佐藤(PD*)→NHK(RO*・新燃料調査・1号内視鏡)→時事(RO*・PD*)→朝日(RO*・PD*)→朝日(PD*)→読売(RO*・新燃料調査・1号内視鏡)→回答佐藤(PD*・APD)→朝日(RO*)→朝日(PD*) → 回答佐藤(ビデオ会議・賠償・線量計故障・木野氏出入禁)


○プラント

○報告・指示

○環境モニタリング・サンプリング

○その他

2012年8月16日木曜日

東電会見 2012.8.16(木)18:00 ~ 東芝 三次下請け作業員 PD(ポケット線量計)紛失

東電会見 2012.8.16(木)18:00 ~

14日発生の建屋地下高濃度汚染水漏洩の続報。原因等は14日発表と進展なし。玉突きから従来の2号機から直接水処理設備を使うラインに変更して移送継続。同日のベッセル換気用真空ポンプ白煙も同様、原因調査中で進展なし。

本日、多核種除去設備従事の作業員1名がポケット線量権を紛失。30代男性、東芝の3次下請け作業員。同作業に従事した作業員が1名おり0.02mSv。会見資料は簡単な報告のみ。こちらに整理

昨日報告できなかった水処理週報報告。宿題回答。8月10日保安検査速報の放射線管理仕様書に基づく協力企業からの放射線管理計画書の提出に関する回答。対象企業は150社で15社が現時点で提出。

鉛カバーをつけた5名の所属の内訳報告。二次下請け2名、三次下請け3名に。偽装指示した一次下請けのビルドアップは0名でまた説明が二転三転。質問者の朝日青木記者は会見欠席。

宿題回答、下請け企業の線量管理、調査報告。東電の単体管理?54社のうちAPDのみ使用の下請け企業は24社。APDと積算線量計を併用しているのは31社。線量全くわからない事例が出るのは時間の問題と思われ。ほか。

【質疑】
NHK(PD紛失*)→読売(PD紛失*)→共同(PD紛失*)→朝日(PD紛失*・仕様書)→ニコ動(PD紛失*・14日漏洩・白煙)→朝日(PD紛失*)→時事(PD紛失*)→おしどり(14日白煙・高線量従事者・下着洗濯・回収)→日経(PD紛失*)


○プラント

○報告・指示

平成24年8月16日(木) 経産省 保安院 ブリーフィング 16時 ~ 大飯原発4号機の定期検査終了書を交付 めでたく営業運転に。説明なし。ビデオ会議映像 保安院が東電に福島第一 3号機状況の公表差し止め要請 ほか

平成24年8月16日(木) 経産省 保安院 ブリーフィング 16時 ~

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○プレス

○報道

2012年8月14日火曜日

東電会見 2012.8.14(火)18:00 ~ セシウム吸着塔仮保管施設内モータからの白煙、および同所4号機タービン建屋1階における水溜まりの発見に関する記者会見

東電会見 2012.8.14(火)18:00 ~ 臨時ブリーフィング

セシウム吸着塔仮保管施設内モータからの白煙、および同所4号機タービン建屋1階における水溜まりの発見に関する記者会見


○寺澤:
本日会見は休みだが福島第一の方で白煙と水漏れがあったので、急遽この2件について説明申し上げたい。

東電会見 2012.8.13(月)18:00 ~ 保安院 報告5件 福一2件(施設運営計画の変更、APD不正使用保安院3点指示回答)柏崎3件(5号機 保安規定違反・計測制御設備の保守管理不備・点検周期超過)建屋地下滞留水の核種分析結果 ほか。

東電会見 2012.8.13(月)18:00 ~

建屋地下滞留水の核種分析結果、3号機 10E+4Bq/cm3、4号機 10E+3Bq/cm3、地下水の流れ込みで徐々に薄まっている認識。保安院へ報告書5件1件目.【施設運営計画の変更】~主な変更は3点、瓦礫の保管エリア、焼却炉設置、4号機燃料取扱機の支持用架構の強度変更等。

2件目.【APD不正使用保安院3点指示回答】 ~1.鉛カバー線量低減実権結果29.3%低減効果、2.再発防止対策の策定~透明ポケットタイベック10月から運用、現場抜き打ち確認、秋頃に無記名式アンケート調査。

3.不正防止対策~5mSv/月超える線量集団は東電保安部署が調査実施。結果、作業件名単位で作業員に50%以上の線量差があった場合に個別に聞き取り調査 ほか。

報告3件目。柏崎刈羽5号機 保安規定違反(安全対策未実施)根本原因報告不十分で1ヶ月延期の末の再提出。今年3月2日の空調系の外気隔離ダンパ全開状態だったあれ。作業者のマニュアル認識不足、工程確認体制等。質疑質問なし。

残り2件は柏崎刈羽関係の中間報告。報告4件目は柏崎刈羽の計測制御設備の保守管理不備、5件目は点検周期超過。あまりに違反件数が多すぎて報告提出期限間に合わず9月28日まで延期の中間報告。福島事故で明らかになる東電の日常。

質疑は会見同日提出のAPD不正使用に関する保安院指示に対する報告のみ。

【質疑】 質疑は冒頭のAPD不正使用保安院報告のみ。APD祭りに。~ 朝日(APD*)→時事(APD*)→朝日(APD*)→NHK(APD*)→朝日(APD*)→ニコ動(APD*)→朝日(APD*)→朝日(APD*)→読売(APD*)


○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

○報告・指示

○報告・指示(柏崎刈羽)

○その他

2012年8月13日月曜日

平成24年8月13日(月) 経産省 保安院 ブリーフィング 16時 ~ 警報機月ポケット線量計(APD)不正使用に係る報告書、1~4号機「中期的安全確保の考え方」変更、報告提出、所見。

平成24年8月13日(月) 経産省 保安院 ブリーフィング 16時 ~

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○プレス

平成24年8月10日(金) 経産省 保安院 18時 ~ 保安検査結果(速報)臨時会見

平成24年8月10日(金) 経産省 保安院 緊急会見 18時 ~

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【経産省・保安院 臨時会見】 8月11日 18時~ 「2回目の保安検査結果の速報(7月24日~8月11日) 保安規定遵守状況、保安規定違反、放射線管理ほか~ APD不正使用等」東電の放射線管理仕様書。途中通信切れでかなり抜けあり。


○プレス

2012年8月12日日曜日

【東電会見メモ】 鉛カバーAPD 被ばく線量偽装、違法派遣、請負

■APD(個人線量計)偽装、未装着、被ばく労働に関する問題

最終更新日 8月24日

朝日新聞が連日追いかけています。40年来放置されてきた被ばく作業請負の実態。NHKが8月10日の報告で深夜のTVニュースでようやく報じた。ここ数日の出来事のように。


7月21日 報道(朝日新聞)
線量計に鉛板、東電下請けが指示 原発作業で被曝偽装
~ 厚生労働省は、労働安全衛生法に違反する疑いがあるとして調査を始めた


7月22日 報道
線量計鉛カバーは役員の指示 原発事故収束で9人使用


7月23日 報道
「線量低くするためやった」 鉛カバー指示の役員謝罪、解雇へ


7月23日 東電会見
報道に対する東電最初の見解


7月24日 東電会見

個人線量計の使用に関するアンケート  http://j.mp/O3ksfm

厚労省 指示 
保安院 指示 


7月27日 東電会見

●APD鉛偽装 エネシス中間報告
鉛カバーありAPD5名は1.18~1.38mSv。
鉛カバーなしAPD4名 は0.93(0.33)~1.69mSv
(0.33は遅れてきてほとんど作業できずの作業員)
アンケート中間報告 400人から回答、不正事実なかった報告


7月31日 東電会見 保安院○厚労省 指示文書

●厚労省 報告 24日指示文書に対する報告提出 http://j.mp/MYGxIR
(APDをカバーオール・タイベックから見えるように)


8月3日 東電会見

●エネシスよりAPDを持たない作業員が同日に1名発生報告


8月6日 東電会見

●8月3日発生のエネシス下請け1名APD持たず続報
3日遅れで経緯のわからない記載あり
●H24年 1月13日にAPDを意図的に持たなかった東電社員が1名いた報告
(こちらは記載なし。保安院、厚労省にも報告していない事実判明)


8月8日 東電会見

質疑で東電の姿勢がよく現れている。(質疑は一部しかツイートしてない

●鉛カバーAPD偽装 エネシス調査続報(すべて口頭)

○1Fで鉛カバー再現実験 結果報告
1F当該現場(雰囲気線量1.0mSv/h)実験結果APD3台使用。
地上12m 一定箇所 1時間後の結果(計測器のバラツキ考慮・位置の差に考慮なし)

鉛カバーなし 0.48 0.45 0.46(mSv/h)
鉛カバーあり 0.63 0.61 0.74 30%ほど減衰

○10月1日から12月31日までの3ヶ月間の※クイックセルバッジとAPDの積算値
※ガラスバッジではなく酸化アルミニウムを使うクイックセルバッジだった。

・鉛カバーで偽装した5名
     APD   クイックセルバッジ mSv/h
責任者   13.31   13.7
作業員A 17.24   17.1
作業員B 18.91   17.9
作業員C 13.90   12.4
作業員D 14.53   13.7

・鉛カバーで偽装しなかった4名
作業員E 8.46    9.2
作業員F 13.51    14.0
作業員G 8.29      7.2
作業員H 10.75     11.9

○昨年12月1日 鉛カバー偽装当日のAPDの値

・鉛カバーで偽装した5名
(ブースカは順に値を読んだだけなので上記の作業員名が一致するか不明)
責任者   1.18 mSv/h
作業員A 1.34
作業員B 1.33
作業員C 1.23
作業員D 1.38

・鉛カバーで偽装しなかった4名
作業員E 0.93
作業員F 1.69
作業員G 1.41
作業員H 0.33 ← 遅刻。終了間際に来て殆ど作業せず。

○3次下請けの存在判明(2次と3次の間で請負書面契約のなし)
東電
 ↓
東京エネシス(元請け=東電子会社 期限付きの入札禁止処分)
 ↓
ビルドアップ(一次下請け以下の5名の偽装作業員は作業従事者登録抹消処分)
 ↓
アクセス青森(二次下請け)社員2名
 ↓ ~ 書面の請負契約なし=違法
社名不明(三次下請け)以下 8名
 ↓
以下不明

なお、鉛カバーで偽装した5名が何処に所属しているか、
内訳は8月8日の段階で東電は把握していない

●エネシス下請け1名 APD持たず続報
別件で会見同日、8月8日にエネシスからAPD不携帯の作業者1名発生報告。

[メモ8/8]
これら全てを口頭説明。HPの会見配布資料にもこのエネシス報告の事実記載なし。( ゚д゚)ポカーン 書面ではエネシスのノウハウがあるので公開しないでくれとエネシスから要望があったので口頭でしか説明できないとのこと。もう、わけわかめ。

[メモ8/8]
7月27日報告は差がなかったが、保守的にみて今回の実験結果の3割を被ばく線量に加算する旨の報告。朝日青木記者の高い場所での作業者が鉛カバーつけたのだから、その効果で下がって7月27日報告の結果に差がないのは当然だろという指摘を意味がわからないと一蹴。(必見)結局つけても意味(効果)がなかったと偽装指示したビルドアップの側の責任逃れの主張をそのまま主張する東電評価。配管に近いほうが線量高いなど現場にもばらつきがある筈なのに、現場一つで全員一緒の線量主張。矛盾しまくり。


8月10日 東電会見

●新たにAPD不携帯1名発生 元請けは東電工業。その下の一次下請け作業員。
●個人線量計未装着に係る再発防止対策を前倒し実施 http://j.mp/Rwl2BZ

○厚労省 原子力施設での緊急作業に備えた安全衛生管理対策の指導を強化


8月10日 18時~ 保安院 保安検査結果速報 会見

東京電力株式会社福島第一原子力発電所に対する保安検査結果(速報
3.11後 東電が元請けに求める放射線管理仕様書が提出されず放置されていた事実判明
(被ばく偽装、違法請負 暗黙の了解の疑い)


8月13日 保安院

下請け従業員 警報付きポケット線量計APD不正使用 放射線管理の報告書を受理
(なぜか保安院提出資料は画像PDF。最後のページに網掛けもなし。)

・保安院は原子炉等規制法に基づいて保安規定上の問題があるかで判断。
・APD偽装は炉規制法というより労働安全法違反。
・保安規定に瑕疵があるかどうかは精査中。それも時間がかかる。( ゚д゚)ポカーン


8月13日 東電

下請け従業員 警報付きポケット線量計APD不正使用 放射線管理の報告書を提出
(なぜかテキスト。テキスト埋め込まれたおらずコピペ出来ないいつもと違う作り)

○APD不正使用に係る再発防止対策含む報告書

・3mSv/日 over は胸ポケット透明のカバーオール、タイベック着用。
・5mSv/月 超える線量集団は東電保安部署が調査実施。
・├ 作業グループで個人被ばく50%以上の差があれば聞き取り調査。
・└ 調査は管理員が。東電の保安部門が行う。
・無記名式アンケートを秋ごろ実施。他のアンケートとまとめてしたいから。
・検査は抜き打ち。触ると目視。携帯電話の違いはわかる主張。
(実際、自分で確かめたことはないけどな。)
・APD鉛偽装5人の1人がビルドアップ社、残りがなんだっけな。
残りが三次だったのかな、という認識に変化

○放射線管理計画書について
8月10日(金)保安検査速報で明らかになった東電の放射線管理業務の不備

・放射線管理計画書は東電と元請け企業の品質管理の一環である。保安規定に記載ない。
(つまり、保安規定違反に当たらない認識、東電遠回し主張)
・保安規定に放射線管理を各企業に適切に指導しろとはあるけどな。
・事故以降、元請け企業から提出される筈の放射線管理計画書を求めず放置
(過度な被ばく労働、偽装、隠蔽黙認の疑い)
・8月13日時点で放射線管理計画書の提出状況を東電は全く把握していない
8月10日の段階で保安院から保安検査結果が公表されているのに)


8月16日 保安院

●三次下請け作業員PD(ポケット線量計を紛失)
報告あった旨の報告。説明内容から状況をよく分ってなかった様子


8月16日 東電

●東芝の三次下請け作業員PD(ポケット線量計を紛失)
ポケット線量計(PD)を紛失して被ばく線量がわからない下請け作業員が発生
30代男性 東芝の三次下請け作業員。他の1名も同じ企業に所属で0.02mSv被ばく。

○会見の質疑で口頭説明のあった要点と時系列

東電

東芝(元請け)多核種除去設備(ALPS)関連作業

一次下請け → 二次下請け → 三次下請け の2名のうち1名がPD紛失

午前1時55分
- Jビレッジでポケット線量計受領(貸出記録あり)
- Jビレッジを出る際には現場確認、全数確認では問題なし

午前4時 ~ 1Fの現場での作業開始
- 多核種除去設備建築につかう60tクレーン点検作業に従事。
- 同じ現場に他に1名で0.02mSv。
- 現場での作業時間は45分
- 作業時にPD装着していた根拠は時系列説明しだして誤魔化す

午前4時45分 ~ 厚生棟に戻って休憩
- 汗をかく下着を脱いでここで着替えた
- 装備一式取り外して別の部屋へ(この時あったは本人説明)
- 別の作業員が忘れ物として休憩所管理者に拾得物として届け
- 届出は作業員証(ID)と積算線量計(セルバッジ)でPDなし
- 届け出あるまで当該者はPD紛失の事実認識なし

午前5時15分頃 ~ 当該者に拾得物返却
- 作業員証(ID)と積算線量計(セルバッジ)は名前入りなので本人へ
- そこにポケット線量計(PD)なく、ここで紛失に気付く
- 拾得物届けた人は人定できている

午前5時15分以降 ~ 午前11時頃
- 休憩所内でPD捜索(東電社員も一緒に)
- 6時間近く探したにも関わらず出てこず ( ゚д゚)ナンデ?
- 徹底的に探したのは連日のAPD不携帯の問題あったので

○宿題回答
・放射線管理仕様書に基づく放射線管理計画書の提出該当企業は150社
10%の15社が提出。保安規定施工が7月だったので1ヶ月だけ遅れた認識を披露
・150社が元請けのみかは確認するとのこと。把握しておらず
・鉛カバー偽装5名は二次下請け2名、三次下請け3名
(偽装を指示した一次下請けのビルドアップは0名で説明がまた二転三転)
東電単体管理の54社中 作業員線量管理 APDのみ24社APDと積算線量計 31社
東電単体管理の54社中という松本氏説明の意味がわからない。
APDのみ管理の実態。しかも調査するまでわからない東電。現状把握しておらず


8月17日 東電

○前日16日発生のPD紛失 東芝 三次下請け作業員(続報)
積算バッジ、IDは拾った人が直接本人に返した。(名前が書いてあるので)直接、関わったのは当該者含む2名のみ説明に変化。説明時に松本氏から訂正する旨の断りなし。後に東電社員だけで探したが出てこず、探すのは諦めた旨の報告。個人の聞き取り調査はこれにて終了。(説明一貫しない広報)なお当該者の事故直後からの累積被ばく線量は30mSv

○「これまでない」説明を撤回。線量計紛失、未装着事例が他にも数十件
ここ数日発表した以外に、このような事例はない説明を撤回。(朝日ただ記者から鉛カバー線量偽装不正から短期間にこれだけでてくるのはおかしいと指摘され、それでもないと説明していた松本氏)数十件の単位である報告。集計して来週中に発表するとのこと。

・今後発生する度に公表するかは、鉛カバー偽装のような不正利用に限りたい認識

○調査は11月以降のみ
厚労省指示の11月以降の不正利用調査(データ付きあわせ)指示について、線量の高い時期こそ不正する可能性たかく調査すべき指摘(朝日青木記者)については、厚労省の指示なのでそれ以前の調査、報告するかは結果を見てから決める認識。

○APDとPDの認識について
・APDはアラーム付き、PDはアラームなし説明を訂正
・APDは目標値を決める事が可能で経過を 20,40,60,80% 5段階アラーム機能有する
(主に線量の高い建屋内作業に携わることが多い免震重要塔に2,000個配備)
・PDは1mSvで一度だけの固定アラームあり
(PDは線量の低い屋外作業に携わる事が多いJビレッジに1,500個配備)
・定義ではなく従来通り APD=個人線量計 認識で問題なし。
・APDとPDに大きな価格差はない(松本氏認識)


8月20日 保安院

下請け従業員のAPD不正使用に係る放射線管理の報告書(8/13)に対する評価★★★

・鉛カバー3割減衰評価は妥当(3割は悪質である保安院の認識説明)( ゚д゚)ソコジャ ナイダロ
・再発防止策透明ポケット、チェックは3mSv作業に限定は対象広げるよう意見
・概ね妥当評価。意見はつけたが再提出求めない。東電の自主性に配慮し指示なし(幕引き)
・東電が自分で決めた対策の順守状況を今後の保安検査で確認していく。
・保安検査は年3~4回。次回は11月の予定。現地に保安検査管がいるのでその都度確認。
・改善状況は次回の保安検査で報告。

何もしない保安院のやる気の無さにすべての記者があきれた質疑に…


8月20日 東電

○宿題回答あり(APD関連)

・16日発生 線量計紛失東芝三次下請け作業員 事故後の累積被ばく線量30mSv を
23年度31.40mSv、24年度 4~8月 7.49mSv、合計 事故後の累積線量 38.89mSv に訂正。

・内部被爆防止メガネピース東電社員のみに配布、差別問題。調べた結果報告。
格下請け事業所毎に自分で準備する事になっており差別ではない。
タイベック、全面マスク、カバーオール等配布されるのに一部装備が下請け任せ。
メガネ着用による内部被爆問題があったのに対策を下請けに丸投げしていた事実判明。
自分は付けてみて問題ないから個別に用意すべきのまったく意味不明主張。( ゚д゚)ポカーン
要望あるなら検討する約束。

○質疑
・メガネ
・保安院の放射線管理対策評価結果は、指摘されたところに対しては考える、
具体的な対策、スケジュールは未定。

同日13時30分に受けたAPD不正使用に関する保安院の評価結果については冒頭報告でスルー 


8月22日 東電

●日立GEニュークリアエナジー 4次下請け作業員心肺停止 救急車搬送(同日 20時に死亡報道)


8月23日 東電

個人線量計(APD)紛失・未装着事案調査結果
動画 ~ 1F構内作業 入退域の流れ、免震重要棟出口APD確認・胸部透明タイベック(試作品)

調査結果の国への報告は本日 ( ゚д゚)ポカーン
福島県と保安院には報告。厚労省にしたかは即答できず確認。
・APD紛失、未装着事例に所属記載なし
・APD紛失20件のうち出てきたのは3件()
・APD紛失した東電社員は0人
・東電が貸与するAPD以外に自分でAPDを用意する者がいる?
・H23. 6月以降 紛失20件、未装着事例新たに5件(合計30件)( ゚д゚)ポカーン
・偽装した事実はなかった結論
・ガラスバッジがある。同じ場所で作業者から線量推定できるので問題ない
・違法性については我々が判断することではない(開き直り)
・2Fの調査はしていない
・記録時期は6月下旬で、はっきりした時期はわからない。
・古い記録はJビレッジ 免震重要棟


・前回1件のみ報告理由は 東電独自「不適合管理システム」に記録あったので
(隠蔽、後付け説明なんでもありシステムの存在が明らかに)
Jビレッジの線量再評価結果の台帳を紐解いて今回の紛失20件、未装着5件が発覚
・台帳の古い日続けは6月22日。それ以前の線量管理の記録はない
・他が不適合管理システムに記録されなった理由は説明できず(意味不明説明)
むしろ東電社員であったため、この東電社員一名のAPD未装着記録されたのだ


●日立GEニュークリアエナジー 4次下請け作業員心肺停止 死亡報告

本日判明の協力企業作業員の体調不良に関する時系列

以下、上記の時系列に含まれない(口頭説明)
10時43分 5,6号機のER先生に連絡
10時45分 免震重要棟からER先生をお迎えに伺う
10時56分 ERを出発
11時00分 厚生棟に到着

以下、同日の東電の説明、認識
・AEDの使い方は知らないのが普通。説明書見ながらやるものだ。
・医者にも出かける準備があるので2分の所、30分掛かるのは遅いとは思わない。
・持病があることを認識した上で働かせていた
・5月23日電離検診~8月22日までの間の体調不良なし
・働き始めた昨年8月から死亡するまで体調不良訴えたことはない
・持病内容説明不可。持病を把握したのは本日の元請け(日立GE)報告で。
・22日11時15分 富岡労基署に連絡
・死因は急性心筋梗塞
・外部被ばく線量 25.27mSv(H23.3.11~)


8月24日 東電

○宿題回答(APD関連)
・6月8日からバーコードの運用、紛失、未装着の記録をつけ始めた時期は分からず
・3.11以降、福島第二で APD未装着、紛失事例は確認されていない

○宿題回答(急性心筋梗塞で亡くなられた作業員)
・電離検診至近はH.24 5月25日、その前はH23. 11月29日。
作業従事者の問題となる所見は認められていない
・8月22日17時 時点 救急車で病院に到着後、30分程度、協力企業の関係者の方と病院にいた。
その後、彼らに引き継いで帰社した。
・亡くなられた方が働いていた企業構成
東電(0名)

日立GEニュークリアエナジ(0名)
↓(丸投げ)
1次下請け企業(監督者1名)

2次下請け企業(班長1名)

3次下請け作業(2名同じ企業)
↓ ↓2社に
4次下請け企業A(1名)+ 4次下請け企業B(1名)
亡くなられた作業員はこの4次下請けの1名。

・50歳代の男性。
・3.11以降、体調不良を訴えた記録なし。


8月27日 東電

福島第一原子力発電所における放射線管理の充実対策について http://j.mp/Qql6o9
APDの使用に関するアンケート結果について  http://j.mp/NTjmnx

○中長期対策会議
同日行われた第9回中長期対策会議の中で8月20日保安院の問題ない評価(http://j.mp/PLBEU0)を東電側から政府への報告、その旨を東電会見で報告。政府から特に指摘はなかったとのこと。以下、報告された会見既報内容

・アンケート調査結果
東電社員・元請け社員・一次下請け(班長のみ)に対して実施したアンケート結果により、不正事実はありませんでした報告。

・再発防止対策
APD所持者を青いタイベックと白いタイベックで識別、Jビレッジ出口での目視確認、触診チェック、抜き打ち対策等する等

・無記名式のアンケート等を今後実施
不正を行った者は当社での放射線業務の許可、従事者を解除。元請け(東電子会社・東芝・日立、大手JV等)に対しては再発防止対策が格に出来るまでの間、工事の契約を見合わせを行うと強く断りを入れた上でのアンケート実施説明。

・労働者雇用確認の強化
下請け企業から次の書面の提出を求め、作業者が下請け企業の雇用する労働者であることを雇用保険、被保険者資格取得等、確認通知書、または雇用保険事業所別被保険者台帳による確認。雇用保険が適用除外となる場合には雇用計画書という書面を直接確認し、当該の企業の従業者である、労働者であることを確認する。(誰が?)

○22日体調不良者(死亡)作業体制所属 班長は3次下請け企業だったと訂正
東電が自ら元請け企業に問い合わせた結果、判明したと松本氏の説明。(??)
東電(0名)

日立GEニュークリアエナジ(0名)
↓(丸投げ)
1次下請け企業(監督者1名)

2次下請け企業(班長1名)
3次下請け作業(2名 同じ企業)※班長は3次下請けに所属↓ ↓2社に
4次下請け企業A(1名)+ 4次下請け企業B(1名)
亡くなられた作業員はこの4次下請けの1名。

・50歳代の男性。
・3.11以降、体調不良を訴えた記録なし。

○質疑で判明した事実(APD偽装・違法請負)
・アンケート一次下請け班長に限定する理由説明よくわからず
・APD不正使用アンケートの協力企業への配布は安推連を通じて
・放射線業務取り消しは期限定めず
・元請け罰則一定期間同種工事の契約停止期間は3ヶ月(エネシスは7/21~10/20)
・主要元請企業との意見交換会は8月28日
・放射線管理仕様書に関係法令遵守等を盛り込む
・アンケート(http://j.mp/NTjmnx)の回収率は不明
・ビルドアップAPD偽装関連の違法請負は福島労働局で現在調査中
・非接触APD所持確認方法はAPDに無線式IC貼り付けを現在検討
(ノイズ等の問題あり。本年11月実施目標)
・↓以下の違法契約は二次と三次の間のみか分らない。調べる説明あり。
東電

東京エネシス(元請け=東電子会社 期限付きの入札禁止処分)

ビルドアップ(一次下請け以下の5名の偽装作業員は作業従事者登録抹消処分)

アクセス青森(二次下請け)社員2名
↓ ~ 書面の請負契約なし=違法
社名不明(三次下請け)以下 8名
↓ ~ 書面の請負契約なし=違法かどうか不明。調査中回答。以下不明
気付いていたけど朝日青木記者が確認してくれた。東電回答出来ず元請けに確認すると毎度の対応。恐らく三次以下は違法な労働実態が横行してるのではないか。

○質疑で判明した事実(作業員死亡・違法労働)
・22日に死亡した作業員の偽装請負疑いに関して、東電は日立GEから法令違反にあたる話しを聞いていない説明
・日立GEが調べており東電自ら調査しないし予定もない。現状は報告待ち。
・法令遵守をしない方(多重下請け労働者)が悪い認識。※
※発注主(東電)から何も言われないと日本国の法律を守れない方がそもそも問題だ発言。
同日の朝日青木記者の質疑。必見。( ゚д゚)ポカーン



8月27日 現在 事例 APD偽装1件 APD未装着8件 APD紛失20件

鉛カバーによる被ばく線量偽装から短期間で5件のAPD未装着、紛失事例が発生。16日の発生まで、これまで過去にその様な事例は1件もない説明繰り返してきたものの、短期間にこれだけ集中はおかしいと指摘され、翌日17には、調べたら十数件あったので報告すると情報公開に方針転換した東電。8月23日に調査結果を報告。未装着10件、紛失20件、偽装0件報告。所属、累積被ばく線量は公開されず

  • 鉛カバーAPD偽装 下請け作業員5名 朝日新聞報道(エネシス)7月21日【偽装】
    一次下請けビルドアップの指示で鉛偽装。 12月1日の1日だけ効果なし(当事者説明)
    下請け三次まで確認。二次下請けと三次下請けの間に書面による請負契約なし

  • APD持たない下請け作業員1名(エネシス)8月3日【未装着】
    4名が同じ作業に従事、うち1名がAPD付け忘れ。3名の作業計画に急遽1名追加、
    班長が3名のAPDまとめて借りたが、急遽追加されたためAPDかり忘れ。
    違う班だった後から追加の1名は、班長が借りるものと思い込み忘れた。個人の思い込みによる忘れた説明。班長がまとめて借りる点が共通しており個人ではなくAPDの貸出運用側に問題があるものと思われる。

    - 8/13 APD鉛偽装5人の1人がビルドアップ社、残りがなんだっけな。残りが三次だったのかな、という認識に変化

    - 8/16 鉛カバーをつけた5名の内訳は、二次下請け2名 + 三次下請け3名で偽装を指示した一次下請けのビルドアップは0名

  • 1月13日に意図的にAPD持たない東電社員1名(東電) 8月8日 【未装着】 
    1F現場の立会確認に20分遅刻。免震重要棟に取りに行く時間が無いのでそのまま現場に。 意図的に持たず現場に20分も下請け作業員を待たせて無用な被ばくを強いる東電社員。厚労省、保安院にも報告せず、記者の質問により後日回答で明るみに。記録はつけており認識していたのに、7月21日以降、騒ぎになっているにも関わらず質問されるまで黙っていた。

  • APD持たない下請け作業員1名(東電工業)8月10日 【未装着】 
    元請け 東電工業の一次下請け企業の作業員。一次下請けの社員なのか、あるいはその下があるのか不明。元請け 東電子会社の東電工業報告をそのまま口頭報告。

  • 三次下請け作業員PD(ポケット線量計)を紛失(東芝)8月16日 【紛失】
    東芝の多核種除去設備関係の作業に従事していた東芝の三次下請け作業員1名がPD(ポケット線量計)を紛失。第三者が施設の責任者に拾得物として届出。その際にPDは落とし物に含まれず。その後、当該者に届けられるまで紛失した事実気がつかず説明。東電社員と6時間近く探して見つからず。

    -8/17 積算バッジ、IDは拾った人が直接本人に返した。関わったのは当該者含む2名のみ説明に変化。説明の歳、松本氏から訂正する旨の断りなし。後に東電社員だけで探したが出てこず、探すのは諦めた。事故直後からの累積被ばく線量は30mSv

    -8/20 累積被ばく線量 23年度 31.40mSv、24年度4~8月 7.49mSv 計38.89mSvに訂正

  • 個人線量計(APD)紛失・未装着事案調査結果 8月23日
    8月17日に数十件事例あったのでとりまとめて今週中に報告するの予告通り、未装着(8件)APD紛失(20件)何れも上記、【偽装】以外の事案を含む、計28件(昨年6月下旬以降)事例の取り纏め。同日に国に報告。福島県と保安院には報告。厚労省にしたかは即答できず確認。法令違反認識は保安院などしかるべき立場にある側が決める事だ、開き直りの罪の意識ゼロ。偽装はなかった結論。

違法派遣、書面契約しないなど違法行為に関しては、一義的責任は下請けにあるとして厚労省、労基署の判断を待ってからの姿勢にかわりなし。大手は朝日新聞以外は無関心。シゴトシロ。

ややこしくなってきたので記憶あるうちに整理しますた。この案件は根が深く、原子力業界を支える被曝労働者の実態、闇の部分。原子力村にとってはタブーのテーマ。今後も続くと思われるので(朝日新聞次第かも)ここに追記していく事に。

2012年8月10日金曜日

東電会見 2012.8.10(金)18:00 ~ 下請け企業作業員 APD未着用。4号機建屋格納容器上蓋52トン撤去完了。福島圏内関係自治体の通報連絡に関する協定書の締結。1F原子炉施設保安規定の変更認可申請。放射性廃棄物処理系排水管の誤接続に関する是正結果(報告)柏崎刈羽に搬入された核燃料輸送物に封印がなかった事象(報告)原子力施設外に搬出された検査機器等の保管状況(報告)燃料集合体チャンネルボックス上部の一部剥離(報告)燃料集合体チャンネルボックス上部の一部欠損(指示)第5回地震・津波に関する意見聴取会 配布資料。お盆直前の大量放出…計35分の端折り早口報告

東電会見 2012.8.10(金)18:00 ~

新たに1名APD持たない作業員。元請けは "東電工業" 50歳男性、作業内容 西門付近で重機の動作確認業務。この男性が東電工業の社員か確認できておらず。後の報告で東電工業の一次下請け。一緒に作業した2名の作業員も同じ会社。

影響調査で伸びていた2号機SLC配管 高圧ポンプを本日(8/10)実施。10MPaポンプで水を送ると7.5Paまで圧力上昇。その後10分間保持。閉塞箇所の開通に至らず。計画線量 東電 3.5、メーカー 2mSv。最大 東電2.53 メーカ作業員1.68mSv だった。

4号機格納容器上蓋撤去作業無事終了。クローラクレーンで吊り下げ5階オペブロから地上へ。重さ約52トン、直径約9メートル。半分に切って廃棄物として保管。保管場所はまだ未定。上蓋は10月上旬頃までに撤去完了させる予定。

7月26日に福島県、立地4町の楢葉町、富岡町、大熊町、双葉町、いわき市と結んだ通報連絡協定の見直し。本日から新たに田村市、川俣町、川内村、葛尾村、飯舘村と締結。今後、南相馬市、浪江町とも同様の通報連絡協定を結びたい旨の報告。

1Fの保安規定の変更認可申請について施設運営計画の報告書(その2・その3)の保安院評価結果に対して新たに2件の変更申請。ドラム缶の排気設備に関する条文追加、設備所管の安定化センターから1Fへ所管見直し等。

保安院報告4件提出。3.11以降、提出できなかった配管誤接続。配管接続ミスでの放射性物質が垂れ流しの疑い等あったのに、報告書を読んどけで終了。説明なし。2件目は新燃料に封印がなかった問題。こちらは原子燃料工業に責任ありで長々説明。

3件目は 全国の原子力事業者に出されていたL型輸送容器の保管状況の調査指示に対する報告。指示きっかけの福島第二の非管理区域で漏洩(INES1)以降、L型輸送機試料返却後はJビレッジで管理。急遽1Fに移して管理を厳格化するので問題ない旨の報告。昨日の楢葉町の警戒区域解除に伴ったものと思われ。

報告4件目はチャンネルボックス上部の一部剥離に関する柏崎刈羽で過去の調査指示に対する報告。事象は3回あり。平成5年 5号機点検 103体。平成9年 3号機点検 4体。平成20年 3号機 1体。構造健全性の評価は問題ないんだ報告。

保安院から指示1件。チャンネルボックス報告に対する保安院の支持文書。上部の欠損の確認、燃料集合体の健全性評価、原子炉施設影響評価、金属片による原子炉施設への影響評価、対策、ほか全5点の指示。結果を1ヶ月で報告しろ。頑張る旨の説明。

本日行われた保安院の意見聴取会で東電が委員に説明した資料配布。福島第一に2本、福島第二に0本、柏崎刈羽23本の断層あるが、後期更新世以降、活動した痕跡ないので耐震評価に必要ない毎度の主張。イジョ

【質疑】朝日(APD*)→読売(APD*)→上出(APD*)→日テレ(テレビ会議)→NHK(APD*・L型輸送容器保管*)→上出(テレビ会議)→上出(APD*)*は冒頭報告関連。


○プラント

○報告・指示

○第5回地震・津波に関する意見聴取会 配布資料

○その他

○柏崎

○厚労省

2012年8月9日木曜日

東電会見 2012.8.9(木)18:00 ~ 10日からJビレッジのスクリーニング、除線場1Fへ全面移行。東電ビデオ会議システムの概要報告。1~3号機 建屋上空・ガス管理システム排気サンプリング結果。ほか。

東電会見 2012.8.9(木)18:00 ~

1Fプラントトラブル報告なし。サリーの信頼性向上工事の内容報告写真付き。圧力計接続箇所の滲み漏洩はねじ込み式に腐蝕が確認されたため、材質をSUS303 から SUS316Lに変更。腐蝕、劣化理由の説明はなし。

明日、4号機の納容器のヘッド、上蓋をオペレーティングフロアに下ろす作業を行うとのこと。2つに切って廃材処理。記者から質問はなし。1~3号機建屋上部のダストサンプリング結果報告は 10E-4~10E-6Bq/cm3 のセシウム観測。

1~3号機の格納容器ガス管理システムの粒子フィルタとチャコールフィルタを抜けて排出されるガスのヨウ素、セシウムの分析結果。検出限界濃度に対して何れもND結果。月一の施設からの総放出量評価に利用するとのこと。

明日10日午前0時に楢葉町の警戒区域が解除される事から、明日よりJビレッジで実施している1F構内の車両のスクリーニングと除染を 試運用していた1F構内の除染場、スクリーニング場へ全て移行するとのこと。住民戻すのにJじゃ不味いしね。

テレビ会議システムの概要資料を公開。示されたのは Cisco Systems と パナソニックのHDレコーダ、東電作成の回路図のみ。映像と音声が独立している理由サッパリ理解できず。前日のおしどりさんピー音回答あり。

お盆は 13日は夕刻会見あり。14、15日は会見なしとのこと。

【質疑】朝日(APD)→ニコ(テレビ会議*)→NHK(テレビ会議*)→朝日(テレビ会議*)→ニコ(テレビ会議*)→ニコ(テレビ会議*)テレビ会議限定公開以降、読売、毎日、産経は静かでつね。

○プラント

○環境モニタリング・サンプリング
  • ★原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果 1号機  2号機 3号機 
  • ★原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果 1号機 2号機 3号機 

○その他

平成24年8月9日(木) 経産省 保安院 ブリーフィング 11時 ~

平成24年8月9日(木) 経産省 保安院 ブリーフィング 11時 ~

IWJ Independent Web Journal


東電会見 2012.8.8(水)18:00 ~ 19:30 東京エネシス 鉛カバー偽装続報、三次下請けの存在確認、書面契約行わず。エネシスAPD持たない作業員1名の続報。1号機建屋オペフロ バルーン調査報告。ほか。

東電会見 2012.8.8(水)18:00 ~ 19:30

2号機SLC配管の詰まり状況確認作業を温度変化の評価のため延期する旨の報告。作業員の安全性評価に対しては触れず。

建屋地下の高濃度汚染水の移送配管をP管に変更し、移送ルートを短くして漏洩リスクと作業被ばくを減らすため、ルートを建屋地下 1号機→2号機→3号機と玉突きに変更する旨の報告。

バルーンによる1号機オペブロ調査結果報告。ケーブルらしき物に干渉し、予定したオペブロ5階まで行けず。東電社員5名、協力企業が14名、作業時間は本日13時41分~14時15分。計画線量5mSvで最大被ばく線量は1.54mSv。5階まで行けず早く切り上げたため低く済んだ旨の報告。

鉛カバーAPD偽装、エネシス調査続報。新たに三次下請けの存在確認。二次下請けのアクセス青森から8名が三次下請け、書面請負契約を行わず。その下は不明。アクセス青森2名、三次以下8名でビルドアップ丸投げの実態判明。

つまりビルドアップは被ばくを低く見積もるよう偽装を強要して全て下請けに丸投げしていた実態が浮き彫りに。エネシスは東電立ち会いの元、実際に鉛カバーを用いた実験結果で3割の遮蔽効果を確認。

実際には鉛カバーの効果はなかったが(ビルドアップがそう言ってるし、クイックセルバッジに大きな差がないし)保守性を持って実験結果で得られた3割を積算する旨の報告。ちなみにこの5名は既に作業従事者登録抹消処分。

二次下請けとはビルドアップ社ではなく、ビルドアップ社は一次下請けとのこと。元請けは下請けに数えない東電。(;゚Д゚)イチジダトオモッテタ!!

【質疑】 朝日(APD*)>テレ朝(ビデオ会議)>読売(APD*)>日テレ(ビデオ会議)>朝日(ビデオ会議・P管化*)>NHK(P管化*・バルーン*・APD*・窒素ガス*)>おしどり(ビデオ会議・APD*・要望)>朝日(APD*)

○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

○その他

2012年8月8日水曜日

東電会見 2012.8.7(火)18:00 ~ キュリオン運転再開 、東電社員APD未着用問題ほか

東電会見 2012.8.7(火)18:00 ~

トラブル報告特になし。長らく使えなかったキュリオンが本日から定格流量36m3/hでの運転開始。入れ替わりでサリーが耐圧ホース交換等、安定性向上のメンテのため本日8日から4日間停止するとの事。

2号機の代替温度計設置予定のSLC配管つまってんじゃね?調査の続報。調査の結果、やっぱ詰まってるわ、ということで高圧ポンプで10MPaの圧力で一旦水を加圧注水でつまり取れないか明日やってみるとのこと。

詰まっている理由については燃料が溶けて配管に詰まって固まったんじゃね?旨の説明。他、明日、1号機の崩れ落ちた5階オペフレのバルーン調査を実施する旨の報告。映像ではなく写真による公開。他

質疑 共同(ビデオ会議)→NHK(ビデオ会議・1号機バルーン*・2号機SLC*)→上出(ビデオ会議)→朝日(APD)→ニコ(APD・ビデオ会議) ~*は冒頭報告

○プラント

2012年8月7日火曜日

東電会見 2012.8.6(月)18:00 ~ 東電社員 意図的にAPD持たず。厚労省、保安院に報告せず。ビデオ会議公開直後の会見。他

東電会見 2012.8.6(月)18:00 ~

APD鉛偽装発端の金曜日のエネシス追加報告、1名が新たにAPD不携帯判明の続報。4名のうち1名APD不携帯者は、班長でエネシス社員はウソ。二次下請けで急遽増員されため、普段と違う代表者がまとめ借りしたので借りるの失念。

作業員が忘れたというより、これまでのAPD運用に問題ありの可能性。また新たに東電社員もAPD持たず報告すらしてなかった旨の報告。こちらは現場の遅刻理由に意図的にAPD受け取りに行かず。前者はプラント状況に記載あり、後者はなし。

元請けエネシスは東電の競争入札禁止措置をしたことが新たに判明。いつまでの措置かは不明。発端となったAPD鉛偽装問題、実態解明w のためのアンケート調査の続報。まだ未回収だがそのような事実無い旨の報告あり。

濃縮水移送配管から立て続けに高濃度汚染水を海洋漏洩させた東電報告に対する追加でするような指示でつか保安院の追加指示。事前に体制整えておもらしした時の対処法を事前にまとめとけという内容。

環境モニタリングの確報あり。主要三核種の速報値に変更なし。以外ではマンガン54が7月1日港湾内の海水で2号機シルトフェンス内側、5月14日福島第一南放水口付近採取の海底土から検出。質疑はAPD,ビデオ会議映像ほか


○プラント

○指示・報告

○環境モニタリング

平成24年8月6日(月) 経産省 保安院 ブリーフィング 16時30分 ~ APD(個人線量計)不携帯発覚の事象について。放射性物質を含む水の漏えい、及び海への流出を踏まえた追加指示。ほか

平成24年8月6日(月) 経産省 保安院 ブリーフィング 16時30分 ~

IWJ Independent Web Journal


○プレス

○報道

東電会見 2012.8.6(月)13:30 ビデオ会議映像公開説明&報道用映像公開会見

東電会見 2012.8.6(月)13:30

2012年8月4日土曜日

東電会見 2012.8.3(金)18:50 ~ 第二部 8月6日 報道機関に配布するビデオ会議映像の内容について

東電会見 2012.8.3(金)18:50 ~ 第二部

8月6日に提供される報道用映像は約1時間半に。1号機爆発関係(約2分)3号機原子炉建屋爆破当時(約4分40秒)2号機SR便に関する操作(約2分、約30秒、約4分30秒の3分割)管総理来訪(約37分30秒)福島第一衝撃音(約21分)

8月6日 1時30分から説明会で配布する動画内容を紹介。その後、PC60台の部屋で監視つき閲覧。読売テレビさまのご提案により、1時にカメラ集合で閲覧部屋の撮影会する事で決定ほか


○プレス
  • 会見場で配布のみ

東電会見 2012.8.3(金)18:00 ~ 第一部 東京エンシスより作業員1名 APD 持たずに作業、元請けエネシス調査待ち。福島第二セシウム吸着装置サリーから漏洩。水処理システム各種分析結果。温度計配線誤接続の類似事例報告で新たに7点の誤接続判明。ほか

東電会見 2012.8.3(金)18:00 ~

本日8月3日は第一部1Fプラント説明(実質2F復旧状況説明)+質疑 と 第二部は8月6日に報道機関に提供する映像の内容紹介+質疑 の2部構成。トータル1時間30分。

東京エネシスよりAPDを持たずに作業していた作業員が新たに1名いた旨の報告受けたことを報告。エネシス社員で班長と説明したり取り消したりと質疑で説明が二転三転。当然、冒頭の報告は口頭のみ再質問されればその都度説明する毎度のスタンス。

本日3日 14時7分にサリーで滲み程度の漏洩発見。箇所はB系のろ過フィルターの先にある圧力計の根本でパトロール中の作業員がハケーン。12時11分にB系を停止し当該のフィルターをバイパス、12時20分に運転を再開。

定例の水処理設備の放射能濃度測定結果報告。水処理システム セシウム134/137は入口で 10E+4 出口で10E+0~+1Bq/cm3 に低減。全βは10E+5Bq/cm3 で殆どがSr-89/90。

5月14日、16日のデジタルレコーダの接続ミスで違う場所の温度評価をしていた問題の続報。類似事例の調査と対策の報告。対象機器468台、1号機96台、2号機168台、3号機185台、4号機19台。

うち、1号機に6台、2号機に1台の7台に誤接続が判明。安全上問題ない設備なので問題なかった報告。接続箇所が狭いためミス発生評価。対策として作業しやすいよう大きめの端子台を中継する等の対策するとの事。


○プラント


○環境モニタリング・サンプリング

○福島第二
  1. 福島第二原子力発電所復旧計画の進捗状況について(平成24年7月)

2012年8月2日木曜日

東電会見 2012.8.2(木)18:00 ~ 1~4号機「中期的安全確保の考え方」施設運営計画 改定(ALPS、地下水バイパス)。前面マスク運用変更、8月6日公開ビデオ会議映像10分→1時間超え。ほか。

東電会見 2012.8.2(木)18:00 ~東電会見

27日にインバータ故障警報で停止した常用の窒素ガス供給装置A系の確認運転にて再びインバータ警報で停止。引き続き原因調査中でB系からの窒素封入は継続中。高台のBKに電源供給する電源故障で運転制限逸脱した件は現在は既に待機状態に。

8月9日から車両汚染検査場、その周辺エリアで全面マスクの着用を解除する旨の報告。協力企業棟に関しては8月中、入退域管理建屋付近は10月頃までに着用解除する見通し。見学者はバス降車しない条件で全面マスクとカバーオール不要を検討。

保安院さまに報告1件。中期的安全確保の考え方(その1)の改定2と(その3)の改定報告。山側からの地下水流れこみを井戸掘って海にバイパスする件と多核種除去設備を汚染水処理設備に追加に関する大きく2件。

質疑 ビデオ映像公開の件、8月6日の東電提供 報道用映像10分がイベント単位でカット無しの映像提供に。報道機関に提供される映像は1時間超えるとの事。8月6日まで時間なく鋭意作業チウ。なぜか自分で6日公開とハードル上げる東電。

テレ朝松井記者、フリー上出記者の質疑で吉田所長がどんな事を言ってる映像が映っている等々、ちらっと内容を松本氏が質疑で明かしてます。


○プラント

○報告

○柏崎刈羽

○その他

平成24年8月2日(木) 経産省 保安院 ブリーフィング 16時 ~ 1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」東電より改定報告

平成24年8月2日(木) 経産省 保安院 ブリーフィング 16時 ~

IWJ Independent Web Journal


○プレス

東電会見 2012.8.1(水)18:00 ~ 月一の格納容器、圧力容器の温度計信頼性評価。3号機逃し安全弁の排気温度を監視する温度計の指示値突変、最高92℃まで上昇。栃木県と連絡体制に関する覚書締結。ほか

東電会見 2012.8.1(水)18:00 ~

7月30日発生の心臓の病気疑いでドクターヘリで救急搬送された体調不良者の診断結果は熱中症、脱水症だった旨の報告。保安院さま宛の報告が2件。水処理週報と6月中~7月15日までの温度計評価は先月分と変化なし。

ただし報告期間以降の7月16日~30日までで3号機の逃し安全弁の背筋度を計る温度計(TE-2-113E)が突変しているとの事。7/30に最高92℃まで上昇。質問されて温度説明。この事実は定例会見で報告されておらず指摘する記者なし。

水処理は注水量減らした効果で処理量減った旨の報告。栃木県との連絡体制等に関する覚書の締結したぜよ報告。質疑、東京地検告発受理についてはノーコメント。直前の廣瀬社長決算会見のため1階会議室にて。

○プラント

○報告

○その他

○報道

平成24年 8月1日 17時30分 ~ 国会事故調 黒川清委員長 &​ 宇田左近調査統括 記者会見

平成24年 8月1日 17時30分 ~ 国会事故調 黒川清委員長 &​ 宇田左近調査統括 記者会見



○関連リンク

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政府・東電 統合会見議事録から検索

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