2013年6月7日金曜日

東電会見 2013.6.7(金)17時30分 ~ 地下貯水槽No.2拡散状況確認ボーリング実施計画・1~3号機PCVガス管理設備 気体、凝縮水のサンプリング結果・サイトバンカ建屋-プロセス主建屋間滞留水移送ライン信頼性向上PE菅化工事完了報告・1F核種分析結果の確報版・相双漁協用、地下水バイパス説明資料紹介・6月26日株主総会 取材案内ほか

東電会見 2013.6.7(金)17時30分 ~ 地下貯水槽No.2拡散状況確認ボーリング実施計画・1~3号機PCVガス管理設備 気体、凝縮水のサンプリング結果・サイトバンカ建屋-プロセス主建屋間滞留水移送ライン信頼性向上PE菅化工事完了報告・1F核種分析結果の確報版・相双漁協用、地下水バイパス説明資料紹介・6月26日株主総会 取材案内ほか

(1時間4分)




○地下貯水層 高濃度汚染水漏えい関連 6/7(金)

○地下貯水層 高濃度汚染水漏えい関連 6/8(土)以降

○報道関係各位一斉メール 6/7(金)

○福島第一プラント 6/7(金)

○環境モニタリング・サンプリング 6/7(金)



■福島第一の状況

○東電石橋:
6月7日の定例会見を始める。本日の会見者は原子力品質安全部長の福田さまである。よろしこ。

○東電福田:
先ずは福島第一の状況だ。http://j.mp/125at0a

[原子炉および格納容器の状況]
注水状況はここに書いてあるとおりだ。1点注釈があるが、★3号機について本日、若干注水量の低下が確認されたため、調整を行っている。

[圧力容器下部温度]
ここに記載の通り。

[格納容器圧力と水素ガス濃度]
記載の通りで大きな変化はない。

[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却システム運転中。プール温度は記載の通り。★★注釈に2号機、6月10日に計器の点検に伴い、代替冷却系を停止する予定。停止時間は約111時間。

今日の時点で23℃であり、温度上昇の評価値は0.182℃/h。停止期間中の水温上昇は約20.2℃で評価している。運転上の制限値は65℃なので、管理上、特に問題になるものではないと考えている。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ本日、9時34分まで移送を実施。その後、一度止めて12時02分から移送を再開している。

これについては、下の注釈にあるが、9時34分から12時02分の間について、簡単に説明するが、信頼性向上の工事に伴い、移送を一時停止している。

工事の内容については後ほど簡単に説明させて頂く。[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリー運転中。

[その他]
3番目のポツ。★本日から4号機の燃料取り出しカバー設置工事において、使用済み燃料プール内の燃料を取り出すためのカバー内で使用する天井クレーンの部材の上架作業を開始している。

上架された部材についてカバー内で組み立て作業を今後行う予定だ。準備が整い次第、★7月上旬頃から燃料取扱機についても同様の作業を開始する予定になっている。これが作業予定である。本資料は以上だ。


■地下貯水層 高濃度汚染水漏えい関連

続いて地下貯水層の移送状況についてだ。「地下貯水槽の移送状況について http://j.mp/15HiG9h」ここについては、No.6地下貯水層からG6タンクへ赤い線で示しているが、移送を実施中だ。

もう一枚の水位グラフ「地下貯水槽 水位グラフ(6/7 16:00現在)http://j.mp/125aMIz」を見るとこれに伴い、水位の変化が示されている。No.6の水位が、若干水位計の誤差だと思うが、

下の方に振れて、若干マイナスの所に入った状態になっている。手元には地下貯水層の分析結果の定例の物が配られている。「地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:6月6日)http://j.mp/11IRYJ3」特に大きな変化はない。


■地下貯水槽No.2における拡散状況確認のためのボーリングの実施について ★★★

手元に配っている「福島第一原子力発電所地下貯水槽No.2における拡散状況確認のためのボーリングの実施について http://j.mp/125aykt」という資料があると思う。これについて簡単に説明する。

これについては、先般、5月30日(http://j.mp/15o4UZI)に中長期ロードマップの進捗状況の説明の際に触れた内容だが、斜めボーリングの調査の結果、全βが検出された2-10、2-11、2-12について、

更に拡散状況を確認するためのボーリング作業を明日より実施する予定になっている。で、これについては外側に約2メートル離れたところだが、2-14、2-15、2-16 を新たに追加し、汚染の範囲を確認するという事だ。

で、この範囲の確認結果を踏まえ、先般 説明したように鋼管を用いて中の土壌の除去を行うといことである。で、この作業を明日からボーリングを開始するという事だ。その鋼管で開けたところに充填剤を埋めることを計画している。

工期自体は7月末頃までを予定している。本件は以上である。


■1~3号機PCVガス管理設備(HEPAフィルタ入口側)の気体・凝縮水のサンプリング結果について★★★

続いて「1~3号機PCVガス管理設備(HEPAフィルタ入口側)の気体・凝縮水のサンプリング結果について http://j.mp/125aK3l 」という資料を配っている。これについて説明する。先ず2ページ目の概要だが、

PCVガスの放出低減管理のために、ガス管理設備の出口においては排気ガスのモニタリング、定期的な核種分析を実施しており、異常な上昇傾向がないことを月に一度の放出量評価の所で行っているのは案内の通りだ。

今回、これに加え、現状のPCVガスの放射能濃度を把握する、用は内部にあるガスそのものを把握すると。従前、測定しているのはフィルターを通った後のモニタリングでの放出量評価だが、

★★★PCVの中のガスを確認するという事で、1号機~3号機のPCVガス管理設備のヘパフィルターの入り口側の注記ガスのダストとドレンのサンプリングを実施している。

ここにあるようにダストサンプラーで粒子状フィルタとチャコールフィルタで濾し取るものと、ラインの中にある行すく水をサンプリングする、この二つをやっている。

で、これまで入り口側については、ガスバイアル瓶という形で採取した実績はあるが、検出限界値が高かったと言うことで、今回、更に詳細に計れる粒子状のセシウムの測定と言うところには、濾紙を使ってサンプリングを実施したというところである。この結果だが、3ページにあるように先ずフィルター分析の結果だ。

水蒸気の凝集後のPCVガスの粒子状のセシウムについては、2×10^-6Bq/cm3 から2×10^-4Bq/cm3 であるが、このレベルだ。参考までにそこに書いてあるが、

★★★放射線業務従事者の空気中の濃度限度があるが、-3乗オーダーということで、これより低いレベルであることが確認出来た。それからドレンの分析結果だが、ドレン中のセシウムについては、10~70Bq/cm3 ということだ。

★★★このドレンについては2011年の8月、9月に採取したときには300~800Bq/cm3 とまだ高かったが、それに比べると一桁小さい値になっている。また、1号機のPCV内では滞留水のサンプリングを2012年10月にしているが、

この結果によれば、10^4Bq/cm3 。これに比べると3桁低いレベルになっていると言うことだ。それから4ページ。その他の検出核種だが、短半減期の希ガスであるキセノンについては、チャコールフィルタから検出されている。

これについては出口側で検出されているのと、大体同じ量という事で、いわゆる自発核分裂による物と考えている。それから Sb-125 や Ag‑110m や Ce-144 という事で、

これらについて1号機の粒子状フィルタからは Ag‑110m が検出されている。セシウムに比べると200分の1程度。1~3号機のドレンについては、Sb-125 が検出されているが、これについてもセシウムの3分の1から200分の1。

で、3号機のドレンからは Ce-144 が確認されており、セシウムに比べると20分の1から6分の1というようなものである。

先ず、Sb-125やCe-144についてはセシウムと同様、半減期が長いものであり、現在もPCVに多く存在する代表的な核分裂の精製物である。

で、Ag‑110mのほうについてもヨウ化銀として揮発性が高く環境中からも確認されている核分裂生成物だ。それから Co-60 と Mn-54 については、1号機の粒子状フィルタからは Co-60がセシウムの300分の1。

2号機、3号機のドレンからは Co-60、及び Mn-54がそれぞれセシウム100分の1から700分の1ということで、これらについては、いわゆる構造材が放射化して、通常の運転中でもある物だが、滞留水の中で見つかる職制の精製物の代表的な物だ。

以上、まとめとしては、今回、現状のPCVガスの濃度データが得られたという事で、ガス中のセシウムの濃度は低いというのが確認出来た。まっ、★★★水蒸気の凝縮後の濃度だが、空気中の濃度限度よりも低いという状況だった。

セシウム以外の核分裂生成物については、主にドレンから検出されているが、これらの以降挙動について正確に分っているわけではないが、燃料から放出されたPCV内に存在するFPが、まっ、抽気ガスに伴ってドレンに移行したという事で考えている。

詳細データは7ページから10ページに記載しているので見るんだ。本件は以上だ。


■福島第一原子力発電所サイトバンカ建屋-プロセス主建屋間滞留水移送ラインの信頼性向上工事完了について★★★

その次の資料。「福島第一原子力発電所サイトバンカ建屋-プロセス主建屋間滞留水移送ラインの信頼性向上工事完了について http://j.mp/125aEbQ 」これについて説明する。滞留水の位相ラインについて、このPE菅化ということで、

平成24年8月と10月の移送ラインから漏えいを受け、PE菅化の計画を策定し、順次、耐圧ホースからPE菅化を進めている所だ。これまでに移送ラインについては、サイトバンカ移送ライン以外のPE菅化が終了したという事であったが、

本日、PE菅化したサイトバンカ移送ラインということで、絵で行くと青いラインで示しているが、サイトバンカからプロセス主建屋に青いラインで矢印で示してあるところ。

これについて注水確認を行い、問題ないということで移送ラインのPE菅化が完了したという事でお知らせする物だ。このラインについては水バランスを考慮しながら使用していくところだ。

で、滞留水移送ラインについてはこれで完了したが、それ毬はどうなっているかと言うことで、もう一枚の下のページになるが、淡水化装置のPE管化の実施状況というところで、ここについては平成25年度の上期中に全てのPE菅化の作業を終了する予定で、

ここに記載のように青の四角で描いてあるところが、今、工事を進めているところで上期中に完了予定の物だ。なお、一点だが、当所、PE菅化を計画していた蒸発濃縮装置の出口から蒸留水及び、濃縮水タンクまでの移送ライン、

絵で言うと赤、ピンクで囲ってあるところだが、これについては、過去、漏えいが発生した耐圧ホースと違って抜けにくい溶接タイプの耐圧ホースが使ってあるということ。

また、線量がかなり高いということもあり、当面、蒸発濃縮装置自体を運転する計画がないことから、当面、PE菅化は行わない事で計画を変更している。本件については以上である。


■汚染水対策ならびに地下水バイパスについて  (相双漁協用 説明資料)

後、手元に配っているのは「汚染水対策ならびに地下水バイパスについて http://j.mp/125aUI0」ということで、この資料については、本日、相双漁協の説明用に使った資料であり、内容について以前説明した物と同じ物だ。

1点、ちょっと追加になっているところがあるので、そこだけ説明しておく。裏面の一番右下だ。水質分析結果の6月5日の欄だが、ここが追加で一時貯留タンクの水質分析をしており、

再度、福島第二で測定したところ、Cs-134/137ともに検出限界値未満という事が確認されたことの追記がされている。その他は変更はない。これに従い本日説明したと言うことだ。


■福島第一原子力発電所における核種分析結果の確報版

あと、「当社福島第一原子力発電所における核種分析結果の確報版について(5月1日~5月15日公表分) http://j.mp/1bbJf7L」については、いつもの物だ。HPに掲載予定だという事だ。本日、私から説明する内容は以上である。


■株主総会(6月26日)頭撮りだけ なんちゃって取材案内について

○東電石橋:
では、わたしから1点案内をさせてもらう。6月26日に開催する当社の株主総会について、マスコミへの案内資料を本日配布している。基本的には昨年と同様の形で取材頂くよう、予定している。

取材、あるいは中継車を希望の方は、6月19日 午後5時まで申し込むようにお願いする。詳細は資料を見るのだ。それでは質問を受ける。マイクが来たら(日テレさま以外は)名前と所属を言ってから質問するのだ。

(20分)



■質疑
0:20:10
● NHK花田: 【要約】

地下貯水層の移送関係で。No.6が残って続けているが、移送の終了は何時ぐらい?水位を見るとかなり低く見えるが。

(移送自体は最終段階。残水を仮設ポンプで運んでいる状況。明確な終了時期予定はいえないが概ね最終段階)

日中しかしないということだが、まだ終了してない?

(本日の段階ではまだ終了してない)

規制庁からきた昨日のメールでは一両日中に終了ときてたが週末掛けて続ける理解で良いか?

(本日時点で終了てない。終了した地点でまた知らせる)

PCVガスサンプリングの関係で聞く。アンチモンとセリウムだが、半減期がないので事故後生成されて残っているものと考えていいか?

(事故後、核分裂生成物として放出された物が残っている部分があると思う。それが移行してきたと考えている。)

Ag‑110m はどうみれば?

(銀も同様で核分裂の関連で生成してきたものが移行してきた。詳細な以降挙動は今後、色々検討していく必要があるが、期限は核分裂生成物。)

そもそもの目的、入り口で見ようと思えば、これまで出来たと思うが、 このタイミングでのサンプリング、廃炉工程との目的はどこにある?

(これまで内部調査もしてきたが、比較的に高い時に一度やったきり。今後、廃炉検討をする上でPCVの状況を確認し、作業検討に資するために実施した。)

関連する作業として想定されているものには何があるか?

(PCV内の調査も今後引き続きやる際の、作業方法を検討する際に使って検討に資するということだ)

★★★地下水バイパスの放出規準で、前はセシウム137 1Bq/L 以下と理解していたが、 これを見ると全β20Bq/L以下とある。この全βは、告示自体の基準はないと思うが。20Bq/Lの根拠は何か?

(▼20ベクレルの根拠は、、セシウムは1Bq/L以下で周辺河川より低くレベルで確認していたが、全βについては、その後、地下貯水層の件もあり、全βについても項目として追加した経緯がある。20Bq/Lの根拠は確認する。)

元々の規準がない話なので、根拠は是非、確認をお願いする。


0:25:10
● ニコニコ七尾: 【要約】

冒頭、説明のあった組合への説明。何組合といった?

(そうそうの漁業組合)

今回は複数の組合で説明されているよね?ちがうのか?

(今回はそうそう漁業組合だが、先週はいわきで説明している。)

トータルで2組合に説明?

(後、その他の漁業組合について、トータル3回で当面予定されている)

3組合?

(3つに分けてということ)

組合はそれぞれ別々?

(そうだ。いわき近辺の組合とそうそうの組合と、その他、 という形で分けてやっていると伺っている。)

今回、そうそう組合に説明し、目的はこの計画について理解を頂くということか?

(そうですな。理解してもらうため丁寧に説明させてもらった)

その3箇所の全てにおいて理解をいただかないとなかなか進められない?

(はい。元々漁業組合長会議で、まだ理解されていな人がいるので、それぞれの組合、分かれたところで丁寧に説明することで計画されたものだ)

本日の結果はどうだった?

(結果は説明をしたという事で、後は意見を集約する事になる。)

意見を集約するというのは、向こうの組合の意見を集約して、その結果を東電に対し伝えると?

(流れとしては、それを集約して、え、あの、まとめてもらうことになると思うが)

そうそう組合の見通しは何時?

(相手のことなので分かりかねる)

後の2組合の現状はどんな感じ?

(同じ状況)

まだ、わかったという回答は得られてないと?

(そういうことだ)


0:28:25
● TBS中道: 【要約】

地下貯水槽について。まだ、漏れた箇所、原因は掴めてないのか?

(影響範囲を確認するということで、特にNo.2地下貯水槽については細かいところを確認し、追加ボーリング、土壌除去を検討している。 この辺りの所で汚染範囲が確認されているので、この周辺を詳細にチェックした上で土壌撤去をする。)

まもなく地上タンクへの移送が完了するという事だが、移送量はこれまでと変わらず2万3000トンで良いか?

(トータルとしては基本的に変わっていない。)

23000トンでいいか?

(元々あった2万3000トンを移送した。)

来週の1F現場公開、そこでCSTタンクを見せてくれるという事だが、このCSTタンクを使うメリットを改めて説明してくれ。

(元々注水に対しては水源と動的機器であるポンプを多重化し、いろんな所から注水出来るように考えており、いろんな所に水源とポンプを作ることで信頼性向上を考えている。CSTタンクは耐震的に強く、タービン建屋の近くにもあるという事で、 将来の検討オプションが広がると考えている)

これにより循環ループが4から3kmに短くなるが、短くなることのメリットは?

(将来的にセシウムの除去、水の浄化どうするかはあるが、ラインが短くなる地追うことはリークポテンシャルが低くなるメリットがある。)

漏れる可能性も減るし管理もし易くなる?

(そうだな。タービンビルの短いところで水が廻るので、チェックする範囲も狭くなる)


0:32:10
● フリー木野: 【要約】

★★★株主総会のことで聞きたい。これは去年と同じ内容だと思うが、これで良いという判断はどういったところで判断したのか?情報公開の方法として、これで十分という判断は役員会で判断したということでいいか?

(東電石橋:会社としての判断だ)

会社ではなく、役員会の判断で良いか?役員会の判断基準として、以前から話しがあるように、御社に既に3兆円の公的資金、税金が入っている。御社は民間企業だというが、そういう状況ではない。[http://j.mp/14XCCrl → http://j.mp/14XCEiV]ステイクホルダに広く公開し低浮くことを今回もしてない。しないで良いという判断はなぜ、そういう判断になったのか?

(東電石橋:我々は出来る限りの精一杯!の公開させてもらっているつもりである)

あの、出来る限りと言っても一昨年から何も変わっていない。2年立っても出来る限りの幅が変わっていないのがよく分らない。

(東電石橋:まっ、当社としては色んな条件の中で、出来る限りの方法で取材、公開させてもらう予定だ。)

ステイクホルダに対して公開しないのは御社の基本的方針か?

(東電石橋:出来るだけ公開させてもらう予定だ)

いや、出来る限り公開する予定と言っても一昨年から変わっていない。広くならないのか? その辺はどのような議論があったのか?

(東電石橋:何を言っているんだ?? 私どもとしては、まっ、株主さまのプライバシーを守る事も含めて出来る限りの方法を検討してこのような形で検討させてもらう予定だ。)

御社で守るのは株主のプライバシー、株券を持っている株主だけか?

(東電石橋:株主さま以外への公開についてもプレスルームを設けてマスコミにも取材させてやっているし、取材出来る様にしているし、出来る限り公開させて頂く予定でいる)

あの、 株主以外に間接的にステイクホルダーとして関わっている方、福島、被害者の方は債権者という形で御社の経営にも非常に重要な位置づけにあると思うが、そういう方々には公開はされないのか?

(東電石橋:それは審議を全て公開するということか?)

株主総会の様子を公開されないのか?株主の方以外にステイクホルダーが沢山いるわけだよね?被害者の方々は債権者だと思うが。そういう方々には公開されないのか?

(東電石橋:それは株主総会の審議を公開せよという事か?)

株主総会の全てだ。

マニュアル以外のことは言えません
(東電石橋:株主さまのプライバシーを害する恐れもある。株主さまの自由な討論、討議をして頂くという観点で、まっ、審議の公開は実施しないことにしている)

なので、確認だが、御社で守るべき対象は株主のプライバシーであり、債権者、ステイクホルダーの方への情報公開ではない、そういう判断か?理解としてはそうなると思うが。

(東電石橋:あの!株主総会はあくまでも株主のみなさまがっ!議決権を行使される場所だ。先ずはそれを尊重する。福島第一の優先になる。そういう中でも、マスコミに出来るだけ取材してもらう、冒頭部分は当社HPでも公開させてもらう。出来る限りの公開をする予定でいる)

# 経産省官僚、自民党大物政治家親族の東電社員は自社株をどれだけ持ってるんでしょうな。その株主さまから集めた金で賠償するならいざ知らず、東電救済に3兆円。これで一民間企業、 株式会社だと言い張る東電。こけ降ろされている自覚もない自分の頭で考える事をやめた哀れな日本国民。

審議の部分が公開出来ない理由が他に何かあるのか?株主のプライバシー以外に。

(東電石橋:繰り返しになるがww、 株主さまに自由な討議をしてもらうという事。株主さまのプライバシーを守る観点で審議の公開はしないことに決めている。)

株主の方の自由な討議を保証するというのは、株主の方から要請があったのか

(東電石橋:それは会社として当然のことだ。)


0:37:20
● 東電福田: 【おこし】

(▲ ★★★先程説明のあった地下水バイパス20Bq/Lの根拠だが、これは地下貯水層のドレン孔、検知孔、それから観測孔で検出限界値としている物が今20Bq/Lなので、これより低いという事で、管理するという事だ。)


0:38:05
● LCM吉本おしどり: 【要約】

本日そうそう漁連に配った資料に関して聞きたい。ちなみに説明会はあと説明会は何カ所ぐらいで開かれる予定か?

(いわき、そうそう以外でもう一回決まっている)

その後増える?

(まだ未定)

今日、 説明の資料の中で Cs-134/137も検出限界未満という事だが、6月3日にでたBG低い所で計ったらセシウム検出されたという事ではないのか?

(この表で行くと、第二の4月16日の所に0.22とか、0.39Bq/L と検出された物があるが、再度タンクから取ってもう一度2Fに持っていって測定した結果、6月4日、6月5日分とも検出限界未満であったという事だ)

この検出程度は誤差の範囲内か?理由があるのか?

(原因はっきりしないが、既に以前採取した水が1Fにあり、それを2Fに移送して測定したらこういう測定値が出たという事だ)

以前、一時貯留タンクで採取した物を検出したという事ですな?

(以前、一時貯留タンクで採取した物を福島第一で測定していたが、 それを福島第一がわに保管していた。その試料を2Fに持っていって再測定したというものだ)

4月16日に分析したという事で、どれぐらい前に採取した水か?

(採取日が4月16日だ)

今回の試料も第三者機関として環境総合テクノスの名前がない。 何か理由があるのか?

(ん? 第三者機関自体は名前は載せていないが、第三者委機関による確認という事は、このようの所にも記載している)

わかりました。これは環境総合テクノスか?

(そうである)

環境総合テクノスの名前が東電の分析資料に名前が出てくるのは、恐らく昨年11月30日の資料からと思われるが、東電はいつから環境テクノスの分析を依頼しているのか?

(質問の主旨は分らないが、)

環境総合テクノスの名前が東電の資料に初めて出たのは去年の11月30日と思われる。東電が試料の分析を環境テクノスに依頼し始めたのは何時か?

(今回の地下水バイパスでか?)

いや、1F事故以降だ。

(▼確認する)

以前、ソーシャルコミュニケーション室のリスクコミュニケーターの件について石橋さんに聞いたが、原子力リーダーという意味が分らず、これは原子力事業本部の副本部長は原子力リーダーに当てはまるか?

(東電石橋:原子力立地本部の本部長か? あたると思うが。)

ありがとうございます。★★★以前、環境総合テクノスは資本関係で独立しているので、第三者機関ということだが、これはICRPでも監査法でも間接的に利害が生じる関係者は第三者機関とはされていない。 東電として関電は原子力を推進していると思われるか?していないと判断されるのか?

(あの…、環境総合テクノスは本社とは関係ない!そういう意味では関係のない、グループ会社ではないということだし、)

★★★テクノスについての質問ではなく、 関西電力が原子力を推進している企業であるかどうか、東電はどのように捉えているのか、という質問だ。

(それは関電にきいてくれ)

東電がどう捉えているかという質問だ。

(ど、ど、どいう、ご関係があるのか、わからないが、あの、、電力会社の一つだと捉えている。)

わかりました。ありがとうございます。

# じゃぁ原発を推進していない電力会社ってどこよ。いってみ。原発推進する国と身内電力事業者以外に一切、分析資料を提供しない。唯一提供したのは園田政務官が飲んだ、というか飲ませた水だけ。国民なめとんか。( ゚д゚)ポカーン

★★★調べて回答いただきたい。5月30日の会見(http://j.mp/15o4UZI)で、私の質問時に、私の質問は適当な所でカットして、というメモがあった。そのメモはどこから出てきたのか? この会見場から出てきたのか、 もしくはこの会見を見ている、どこか、動画を見ているところの指示で出てきたのか?それを調べて回答頂きたい。

(東電石橋:確認、、いたし、ます…)

# なんだろ。そんないけないメモが、処分忘れておきっぱで、ぶら下がりの時に、事もあろうに本人に見られたということなのかな。(゚A゚;)ゴクリ ぶら下がり → http://j.mp/18T7bO7 マコさんのなんじゃこりゃという行動の一部始終?


0:44:25
● 共同ながお: 【要約】

No.2地下貯水層の斜めボーリングの件。前回やった斜めボーリングの2メートル外側を掘って確認するということだが、その結果を踏まえて汚染範囲をかくていさせるということでいいか?

(はい。 新たに斜めボーリングをして、全範囲を確認した上で汚染していると考えられるところについて土壌除去を行う)

2-14、2-15、2-16で検出されなかった場合は、手前にある10、11、12の間に交換を差し込んで、ようはその間の土壌が汚染されているということなので、それを取り除き、充填剤で埋めると?

(はい。そうだ。外側で汚染が確認されないということは内側に留まっているだろうということで、その部分をとって、充填剤で埋める形を考えている)

これはボーリングの孔に沿う形で斜めに交換を突き刺して、その突き刺した分、全体の土を全部除去した上で、全体を充填剤で埋めるイメージか、それとも汚染されている場所が確認されたら、その深さの部分だけ取り除いて?

(中だけ土を取り除くのは出来ないので、交換を入れていって順次土を取り除き、一番底まで言ったところで底に充填剤を詰める形になる)

土を戻すのではなく、交換を差し込んだところは全部充填剤で埋めるイメージか?

(基本的にそういうことだ)

充填剤の材質は?

(まだ検討中だ)


0:47:05
● ニコニコ七尾: 【要約】

株主総会について。木野さんと言いたいことは同じだが、音声放送や配信は不可とある。むしろ公開したほうが良いのではないかと思うが、石橋さんの説明でプライバシーという話し。具体的にどこがプライバシーが引っかかるのか教えてほしい。現場のイメージがわからないので。

(東電石橋:先程の繰り返しになるかも知れないが、株主総会はあくまで株主さまが議決権を行使される場所だ。総会の会場には株主さまだけのみが会場には入れるようにしている。報道関係には隣接したプレスルームで取材してもらうことを考えている。審議に入るまでの時間は我々のHPでそのまま配信する、、が、)

繰り返しの説明なら結構だ。全く回答になっていない。私が聞いたのはどこがプライバシーにかかるのか具体的に教えて欲しいと伺っている。

(東電石橋:ですから!株主総会の審議の部分を公開することについては、株主さまのプライバシーを害する恐れがあるし、また、株主さまが自由に討議してもらうことを害することもある。その部分の公開は実施ないことにしている)

# そのうち「未だに東電の株を買って儲けようと考えている輩がいるのか!原発推進アベノミクスで今がチャンスだしな!自分に関係ないし、他人のこどもの不幸より自分の金儲けだね。」と受け止められて、プライバシーどころの話じゃなくなるという方向性へ。顔を隠して会場に足を運ぶ東電株主。

例えば、発言するときに必ず名前を言わないといけないという決まりがあれば、まだわかるが。例えば単なる意見であれば、個人とか特定できない。底を詳しく教えてくれるか?

(東電外野ハゲ:補足する。基本的な通常の考えとしては顔、名前もそうだし、発言内容自体もその方個人の発言になる。プライバシーに該当する。通常の一般的な考え方と思うが)

# 毎度名乗らない、いよいよになれば外野席から口挟む黒幕。

名前は言わなくてもいいわけだよね?

(東電外野ハゲ:それはけっこうだ。)

後は顔を移さなければいいんじゃないのか?

(東電外野ハゲ:まあ、移さなければというか、それは基本的に議場の中で撮影されることになればそうなるし、そもそも発言の内容もそういうものに該当すると思う!)

以前、株主総会をやった時に、会場の方から、これはむしろ公開して放送すべきという意見があった。様々だと思うが、そういった意見に対してどう考えているのか?

(東電ハゲ:株主さま、それぞれに様々な意見があると思うが。当然そういう考えを持つ輩もいるかもしれないし、そうではない、という考えをお持ちの株主さまもいると思う。)

音声配信して出入り禁止になった記者もいるが、これ、プレスルームに設置したTVモニタで記者が見れる。その記者の方々は会場の皆さんのプライバシーには抵触しない報道をしてくれるだろうという前提で、

# 木野さんにズームするニコカメラ。狙い撃ちされ会見を出入り禁止にした東電。

(東電ハゲ:そうだ。そういうお願いをしている)

うーん。なるほどぉ。うぅぅぅ。 これは様々問題になり、国ともコミットしていく中で、公開すべきという意見は東電の中で全くなかったのか?

(東電ハゲ:今回にかぎらず、その考え方は変わっていない。株主総会はあくまで株主さまが先ず議決権を行使していただく場だ。そういった場において自由な討論の制限になるとか、希望していない株主さまのプライバシーが侵害されてしまうということは、 趣旨に反するということで、会社としてそういう決定をしている状況だ)

例えば顔の場合は、木野さんも従前仰っていたと思うが、音声の放送であれば、顔も問題ない。例えば音声配信する可能性があることを予め会場の皆さんに言っておけば、 プライバシーに抵触すると判断すれば、自己責任で名前を言わないということも十分可能だと思うが。

# 人の不幸で金儲けする株主さまが多いので、当社としてはプライバシーに配慮しないといけないということなのか。

(東電ハゲ:プラバシーだけではなく、そういう自由な討論の妨げになるのも全面的にそういうことをオープンにしていることの理由の一つだ。)

要は公開することにより様々な人の発言が自主規制ではないが思い切った発言ができなくなると。

(東電ハゲ:そういうことが十分考えられると思う)

でしたら、それを冒頭に説明した方がいいよね。わかりました。

# とどのつまり、公開の場で思い切った発言されると困るだけの話。あ、ちがうか。思い切った生々しい話しをされるので公開出来ないということか。株主責任取らず、原発輸出、2F再稼働、規制圧力PT、東電、原発電力株価引き上げ わっしょいわっしょい自民党。安倍政権。


0:53:30
● フリー木野: 【要約】

ポリエチレン菅化の確認。今、タービン建屋から集中ラド、サイトバンカー含めた集中ラド含めたPE管化が完了したという事だと思うが、ここから先は今どうなっていたか?

(そこの移送部分はこれで完了だが、 残っているのが真下にある淡水化装置周りの部分で一部残っているという事で、これを上期中にPE化するという事だ。)

汚染水の処理装置周辺部分だけと思うが。ここから先だよね?どうなっていた?全長4kmの中でそれはどうなっている? 循環注水になっている配管全体の状況は?建屋から集中ラドの周り、集中ラドから放射能物質除去装置周辺までだと思うが、そこから先は高台炉注ポンプに繋げてそこから下に降ろしているが、どういう状況か?

(炉注関係もPE菅化されており、今、 ライン上で残されている部分が、平成25年度の上期ということで計画されている。)

全長4kmで残っているのは、この使う予定のない蒸発濃縮装置の所だけか?

(基本的にそういう形で計画している)

蒸発濃縮装置の辺りは線量高いと言う話しだったが、 作業する場合、どのような空間線量になるのか?

(今使っていないこともあるが、ここに書いているようにライン自体が外れにくい溶接タイプになっている。★★★線量が高いというのは、数mSv/h 、βは数十mSv/h になる可能性あるというところだ)

βで数十mSv/h というのは、そうなるのは配管そのものがその様な状態になっているのか?

(内包する液体が近くにあった場合は、ということだ。)

最後のライン、本来はPE管かするに辺り、 全体の作業員の被ばく量、被爆状況がわかる資料は東電側で纏めているのか?

(現状は纏めていない。工事をするときに計画線量の形で進めて行くものだと考えている)

計画線量に対して実際の線量はどれぐらいだったのか? そういった集計は分析する上でしているか?

(今後する工事についてという事か?)

このPE菅化の作業に辺り、計画線量に対して実際にどれぐらいの線量だったか、作業実績の分析はされているか?

(個別の工事は全て計画線量内で工事を終らせている、 トータルでと言われると工事がそれぞれ分かれているので、にわかに出る物ではない。)

いや、計画線量の中で収まるのは分るが、具体的にどの程度で収まっていて、そういう分析はされているか?そこから今後の作業計画を立てるとか、

(作業計画を立てるときは、そこの作業環境の線量を計測して計画を立てていくことになるので。個別のエリア毎に計画を立てることになると思う)

以前も伺ったが、地元雇用率が50%に下がった関係で。どの企業が抜けてそのようになっているのか。建設関係が多く残っているので地元雇用率が下がってもおかしくない説明だったが、実際には地元にも建設会社がある。50%は福島第一で過去にない数字だ。その辺はどのように分析しているのか詳しいことは分ったか?

(詳しいかどうかは別にして、 ★★★説明したように元々代表9社で地元雇用率を算定していたが、4月から全元請けに対してそういう数字を出し始めたと言うことで、50%を確保していると言うところだ。そこの部分については、今、 実際にゼネコン関係でやっている大型工事の作業を得意とする方を集めたときに、現状はこういう数字になっていると言うことだ)

もともと代表9社でやっていたのを4月から統計を全社にした?

(はい)

これ、以前にも説明頂いていたか?

(してるとおもう)

聞き逃していた。なるほど。そうすると元々の代表9社だったのはどちらか?全社を統計対象にしている会社はどちらか?

(現在、元請けとして入っている32社とか、そういうことだ。ん? … タカハシ ヒソヒソ … 今、31社、32社が元請けに入っているが、今実際に作業しているところに対してヒアリングしているということだ。)

作業しているというのは実際に工事を請け負っている?

(そうだ。その月に工事の請け負いがあるところだ。)

これ、今現在、どこの会社が入っているか公表して頂くわ系には行かないのか?

(現在具体的な所は持っていない。主要なところはメーカーや東電グループ企業や大手ゼネコンだ。)

今でなくて良いが、来週とか、

(▼相手のあることだ。確認させてくれ)

相手があると言っても会社名を出す事に問題ないと思うので宜しくお願いする。

(相手のあるところなので確認させてくれ)

相手が公表できないところは相手がNGだといった理解で結構なので、出来る範囲で公表お願いできるか?

(▼はい確認する。先程のPE菅の件で若干全てと言ったが、この資料でも実は一部残っているところがあるというのがある。一番左上のSPDタンク直近の所とか、右下の貯留水タンクの出口、ポンプ入り口の所とか、極々、一部ある。 これはどうしても曲げないと行けないとか、形状のために可撓性、柔軟性が必要な部分はどうしても残るので。その周りは堰で囲むとか、漏えい防止策をした上でそういうところは使っている。)


1:03:00
● 東電石橋: 【要約】

★★★最後に1点連絡。先程、経産省さまの方で、来週6月10日の17時から中長期ロードマップ改訂のための検討会のたたき台を公表するとお知らせがあった。 従って当社についても★★★当日6月10日のこの定例会見で資料を配ってロードマップ改定案の説明をさせて頂きたい。予めお知らせしておく。





~ 終了 18時34分(1時間4分)

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