2016年8月1日月曜日

東電会見 2016.8.1(月)17時30分 ~ 7月30日の1F作業員死亡報告・月例1~3号機格納容器内 温度計健全性評価(2号機圧力容器底部で1台が参考から故障判断)・ほか

原子力安全改革プラン進捗報告 姉川会見 2016.8.2(火)14時 ~



http://live.nicovideo.jp/watch/lv271077943




東電会見 2016.8.1(月)17時30分 ~ 7月30日の1F作業員死亡報告・月例1~3号機格納容器内 温度計健全性評価(2号機圧力容器底部で1台が参考から故障判断)・ほか



1時間7分


報道関係各位一斉メール 8月1日(月)~8月3日(水)


○福島第一プラント 8月1日(月)~8月3日(水)

○指示・報告 8月1日(月)~8月3日(水)

漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 8月1日(月)~8月3日(水)

サブドレン汚染地下水 海洋放出関連

地下水バイパス 海洋放出関連

未使用 焼却工作建屋地下 高濃度汚染水誤移送トラブル関連
  • 水抜き完了のため中止

H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果
  • 南放水口・排水路
    8/1 8/2 8/3
  • H4エリア周辺観測孔
    8/1 8/2 8/3

H6エリア タンク高濃度汚染水100トン漏えいに関するサンプリング結果 
  • 地下水観測孔 G-1 G-2 G-3
    8/1 8/2 8/3

地下貯水層漏えい関連
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環境モニタリング・サンプリング 8月1日(月)~8月3日(水)

○その他 8月1日(月)~8月3日(水)

福島第二 8月1日(月)~8月3日(水)
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福島復興本社 8月1日(月)~8月3日(水)
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柏崎刈羽 8月1日(月)~8月3日(水)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv271072040#00:00:35

福島第一の状況★★★★



○東電小林C:
定例会見を始める。冒頭、原子力立地本部長であらせられる岡村さまよりご説明をいただき、その後に質疑を受ける。よろしこ。

○東電おかむら:
8月1日 福島第一の状況 http://j.mp/2aIIgrL [原子炉および格納容器の状況][圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度] 圧力容器の温度については、原子炉内の温度計の月例の健全性報告資料もつけている。格納容器の状況も、安定的な冷却保管ができている。[使用済み燃料プール]安定した温度が継続。[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ][水処理設備および貯蔵設備の状況][その他]★★★★★こちらで報告したいのは、7月30日 土曜日。10時30分頃、1fの入態いい気管理というの外側になるが、そちらお出口において、協力企業の作業医が意識不明で倒れている連絡が緊急連絡室に入った。入退域管理棟に、ちょうどER室。救急医療室があるんで、その意志が直ちに駆けつけて診察したところ、こりゃ緊急搬送の必要があるという診断をして、10時49分。10分後だが、救急車を要請するとともに、10時53分に当社救急車にて、福島第一原発を出発している。その後、当社の救急車から、富岡消防署の救急車へ引き渡し。これは富岡警察署前のエリアになるが、そちらで引き渡し、いわき市の病院に搬送している。13時2分だが、搬送先の病院で、残念だがなくなった情報を得ている。こちらについては、1Fで働いていた仲間である協力企業(多重下請け)の作業員が、作業を終えた後の郊外に出た後の歩行中の事象!ということだが、亡くなった事について、冥福を祈りたい。続いて裏面。★サンプリング関係。サブドレンの処理状況である。こちらは、サブドレンタンク、一時貯水タンクD, E, F それぞれ運用目標を満足している事から、それぞれ、31日、8月1日、本日、海洋に排水を実施しチエル。タンクFについては、明日、海洋に排水する予定である。★地下水バイパスについても、以上のようなグループ1の分析結果が問題なかったことから、明日。8月2日に海洋に排水を予定している。★地下貯水槽については、これまでも報告している通り、分析について継続しているが、有意な変動は確認されていない! 今後とも継続監視を実施していきたいと思っている。1F状況については、以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv271072040#00:05:10

■1号機建屋カバー解体における作業状況について(2016年8月1日実績)


それからカバー解体作業が次の資料である。「1号機建屋カバー解体における作業状況について(2016年8月1日実績)http://j.mp/2aLkriY 小ガレキ吸引(支障物撤去含む) 」特段、モニタリングについて変化はなかった。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv271072040#00:05:35

■環境モニタリング・サンプリング


次の資料は「サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果 http://j.mp/2aIsNYK」先ほど説明した内容の結果になる。次の資料は「地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果 http://j.mp/2aIteSx」グループ1の結果が次の資料だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv271072040#00:05:50

1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価


続いて「1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(2016年8月提出) http://j.mp/2aIIHCb」ということで、従前、20⑫年の段階で、当時の経産省 保安院さま。現在の寄生庁さまより、毎月1回、しっかりと評価をし、ええぇ、取りまとめて報告するようにという事で継続しているものである。

# 厚労省から出すように言われているものに関しては決してそのような説明をしない。##

本文2ページ。温度計の信頼性評価ということで、2号機について1箇所。関しに使用していたものが、故障という判断を今回している。http://j.mp/2aLodbZ 2ページの表。2号機RPV。設置台数が36あるが、その横に、それぞれ「監視」に使用するもの。「参考」として使用するもの。あとは「故障」と判断するもの。3つのグループに分かれているが、関しに使用しているものが8だが、これが一つ減っている。 で、備考欄に記載されているように、TE-2-3-66A2と言う温度計が、監視に使用していたものだが、故障という判断になった。場所は13ページ。平面図になるが、こちらの原子炉圧力容器の上鏡。トップヘッドのところに②と書いてある。こちらの温度計が故障と判断されている。2号機については、ほかと比べて相対的に「監視」に使用できる温度計の数は少なめだが、現時点で、2号機圧力容器の温度の監視は、平面図で言うと、圧力容器の下部に溶けた燃料デブリが存在する可能性があるということと、下部の温度をしっかり見よう!ということで、保安規定上は、この図で言うと、下部の真ん中辺りにアルファベットAがあるが、その温度計。それから、そのすぐ左横の22番。ここでリファレンスの温度計とうことで、保安規定上、規定されている。こちらの温度計については以上がないということで、安定した温度計測ができている。

# 事故後、次々に温度計が壊れていった2号機格納容器内の温度計。このままでは、2号機は温度がわからなくなると、多量の被ばくをさせて下請け作業員に温度計を設置させたのに、それを点検の際に不手際でぶっ壊した東電。##

# 先日、ミュオンの結果を報告していたけど、1から3号機の中で、2号機が、温度計にとって最も中の環境は厳しいと思われる。##

一方、今回②ということで、圧力容器上部側。こちらは元々炉心から離れている、総いった関係もあり、②の方は、特段の安全上の問題にはならない。それから、もっ、もっ、もっ、も一つ重要なのは、その近辺。⑥とか、反対側。⑤だな。④、⑤、⑥ のあたりが、圧力容器のヘッド。フランジとか、ボルトがあるが、スタッドボルトの辺りの温度計が、継続して温度関しができている状況になる。今般報告した大きな変更点である。17ページ以降は、温度のトレンドということで記載している。この資料については以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv271072040#00:09:55

建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移 ★★


それから毎週月曜日に「建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移 http://j.mp/2aIJ3bT」と言うことでグラフ化しているものだ。今週誤記については黄色いラインだ。②だ。地下水ドレン、ウェルからの移送量が、今、現時点で1日平均107トンぐらいまで下がって来ているぅぅぅ!ということ。それから、①のタービン建屋への地下水流入量が、若干上がって、1週間平均して、1日辺り207トンというデジタル値がある。それを合算すると汚染水として増加する量になるが、③のグラフで、1日314トンの高のど汚染水が増加。それから、今週の降水量は1週間で1ミリの降水量で比較提起少ないと言うことである。下の表を見ると、地下水ドレンの中継タンクについても、BとCは、安定的にサブドレン側の移送と言うことで、タービン建屋の方への戻しはない! Aの地下水ドレンの中継短句が約50トン程度と言うことで、若干!水質が良くないという事もあるので、こちらについても引き続き状況を監視していきたいと考えている。本日、説明する資料は以上である。



○東電小林C:
それでは質問を受ける。(12分)





■質疑


http://live.nicovideo.jp/watch/lv271072040#00:11:55

●東京新聞あらい:【2分】


・死亡した作業員について。これは作業に起因しているものなのか?

東電おかむら:はいっ!答えは作業に起因したものではないっ!と考えているぅぅぅ。診断結果の連絡がいわきの病院に搬送されたところからの情報だが、内因性の疾病!という事で報告を受けている。)

どれぐらいの作業時間をやったあとなのか?

東電おかむら:この作業員は朝8時に朝礼。TBM、KYを実施後、8時56分から作業を開始。実質1時間程度、現場で作業した後で上がってきたという流れと聞いている。)

フル装備だったのか?

東電おかむら:全面マスク、タイベック。ゴム手2枚。クールベストを着用。)

・ご本人は持病を抱えて作業していた認識は元々あったのか?それを認識したうえで作業していたのか?

東電おかむら:持病の有無はプライベートな事なので回答は控える。元請けさま企業で、しっかりと健康、チェックだな。TBM、KYといった一連の健康管理手段は踏んでいると考えてる!)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv271072040#00:14:10

●共同こくぶん:【5分】


・死亡した作業員は男性か?

東電おかむら:男性だ。59歳。)

1時間ほどの作業ということだが、具体的にどんな作業か?

東電おかむら:入帯行き管理棟すぐ脇に廃棄物倉庫がある。現場から作業から上がった作業員のタイベックを一時的においておく倉庫だが、そこに車両を運搬するが、その車両誘導業務に携わっていた。たまたま車両誘導をしていた、ということになっている。)

倒れていた場所は入退域管理棟の外ということだが構内だよな?

東電おかむら:構内になる。使い古した作業着を管理するので、全面マスクをして作業する事になっている。)

倒れていた状態は作業中の状態で倒れていたのか?

東電おかむら:いえ!作業を終えて、入退域管理棟で着替えて、外に出た。)

入退域管理棟をでてバスとかの乗り場に向かう間というイメージか?

東電おかむら:入帯行き管理棟からでて、歩いている途中で倒れたと聞いている。)

フル装備をしていたが、場所としてそのひつようのない場所か?

東電おかむら:はい。エリアでグリーンゾーン、イエローゾーン、レッドゾーンと分けて、グリーンゾーンが広がってきた。入退域管理棟なグリーンぞ産んで、非常に軽装で作業できる場所だ。作業として使用済みタイベックとか取りまとめた保管個なんで、企業側の判断で全面マスクとタイベックで作業をしていた。)

この件についての発表は、今、この場が最初なのか?

東電おかむら:直接作業に関与してないときいたので、至近の会見での説明とさせてもらった。)

内因性の疾病ということだが、気温とかの関連性では?

東電おかむら:当日だと、気温が27.4度。高めではあるが、東京に比べてそれほどでもない。WBGT という指標があるが、28.3ということで、高くなると作業中氏も出てくるが、この段階であれば、作業時間2時間程度以内なら問題ない。クールベストも着用しているということ!事前の健康チェックと通常の取り扱いとして問題ない!と判断しているぅぅぅ。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv271072040#00:19:10

●朝日トミタ:【5分】


・原子炉の故障した温度計は、いつ頃故障していたのか。どうやって故障がわかったのか。その2つを。

東電おかむら:月に一度評価しているが、温度を示す測定原理の意味では電流波形、抵抗値が変化してくる。直流電流を測定して、1.10Ωという数字があるが、約2倍の数値を示したので故障と判断。判断基準は国と造っている。最悪断線。断線になると抵抗は無限大に上がる。となると使えない。抵抗が上がってくると、監視から参考程度にあつかうが、今回は故障判断に至った。)

いつごろ?

東電おかむら:月にい一度見ているのでこの1ヶ月の変化ということになるとオモウ。グラフだと24ページ。TE2366A2という真ん中辺り。6月16日の一番左側の数字が37度ぐらい。徐々に上がってきて、7月7日ぐらいから上下にハンチングして、継続的に評価していた。)

考えられる原因はすぐにわからないと思うが、考えられる原因は?

東電おかむら:事故の時の熱履歴とか、色んな意味で炉内、圧力容器は過酷な環境。手入れができないので、そういうダメージが累積してきて壊れていく。先ほどの説明で言ったのは、類似箇所にも測定器があるのと、低部には新しい温度計を入れている。自由に交換可能なので、深刻な状況ではない。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv271072040#00:23:50

●日テレ中村:【6分】


・建屋地下水ドレン移送量、地下水流入量等の推移について。7月中旬以降、降雨がない時期が続く中、7月28日のデータだと地下水ドレンの汲み上げ量が下がっており、一方で凍土遮水壁建屋側に流入している水の量が増えている。通常は連動して動くケースが多いとおもわれるが、2つのデータがクロスしている状況がある。この現象を何か分析しているのか?

東電おかむら:凍土壁の効き目とリンクさせた結論はまだ出せていない。4m盤にある地下水ドレンの汲み上げ量は、タービン建屋に持ってくる量と、集水たんく側でサブドレン側で回す分と2つある。②のグラフについては、タービン建屋に組み上げていくので、それついては、左下の氷で言えば、BとCの中継タンクが、今、ゼロになっているが、こちらがサブドレンの集水たんく側に回っている量が、この後ろに隠れている。その全体を合計すると、まだ250トンぐらいの4m盤からの汲み上げア量は、あまり変わっていないことをロードマップの会見資料で説明しているが、そういった汲み上げ量を見ていかないと、近々の何かの影響とは考えにくいと考えている。一方で建屋地下水流入量①が跳ね上がっているところだが、こちらも約150~200トンぐらいは、降雨がないときであっても!観測されることもあるんでっ!!極端に建屋への流入量を減らす算段としては、サブドレンの汲み上げとか、山側の凍土壁がプラスの効果としては働くが、ま、そういった所を見ながら考えていきたい。今のところは変動の範囲で考えている。)

・先程、亡くなられた方。プライベートの情報だとおもうが。もっていた持病は慢性的なもので作業はありえるのか。それとも重篤な病を抱えて作業していたのか情報はあるか?

東電おかむら:プライベートの情報何で勿論ひかえたい。元請けが各下請け企業の管理をしっかりしてるんで。その中で通常の手続、判断がされていると理解している。)

使用済みのタイベックス等を脱ぎ終わったものを管理するところで、車の誘導をしていたということだが、その仕事は、管理区域で、単位時間で浴びる可能性のあるそう低線量は高い方の作業になるのか。そうでもないのか?

東電おかむら:圧倒的に!後者だ。0.003mSv/h ぐらいの空間線量の場所だ。被ばく環境では非常にマイルド!ということが言えるぅぅ。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv271072040#00:29:40

●NPJ吉本おしどり:【36分】


・亡くなられた作業員の1F構内作業歴は

(1Fで15年。それ以外の原発作業歴があるかは不明。)

・亡くなられた作業員の過去5年のトータル被ばく線量

(わからない▼)

・今回の件は 2014年2月20日の通報公表基準では、公表される死亡事案なのに、2016年2月1日改訂の通報公表基準では公表されない。東電の情報公開姿勢の後退について。

・6月の被ばく線量評価で最も高かった作業は

(原子炉建屋カバー改造、燃料取扱装置の作業で32mSv)

・皮膚の等価線量と水晶体の等価線量。最も高い方の当月の作業内容は?

(5月は1号機原子炉建屋カバー改造と燃料交換装置の設置作業。建屋屋上に上がり、ミスト散布装置をつける際に壁面などに触れたのが原因と思われる。目の水晶体も同様の作業。3月の皮膚はフランジ型解体作業で裁断作業に従事した作業員。タンク内にβリッチのストロンチウム水が入っている中での作業による被ばく。)

・目の水晶体の等価線量は70μmと1cmを比較して高い方とることになっているのに、4月分の評価で、APDの値を採用せずにガラスバッジの低い値を採用した問題、評価の妥当性について。





~ 終了 18時37分(1時間7分)

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