2011年12月10日土曜日

2011年 12月8日 統合対策本部共同記者会見:本格除線実証実験後、環境省初めての出席。ND続いていた全国上水、宮城県で1Bq/L検出。東電 海洋漏洩後の「中期的安全確保の考え方」保安院に。

2011年 12月 8日 共同記者会見 (87回)

■IWJ Web Iwakami - 岩上安身オフィシャルサイト
  1. http://www.ustream.tv/recorded/19003612
  2. http://www.ustream.tv/recorded/19005289
  3. フリーライター木野龍逸さん&IWJ Staff さんによるまとめ(お休み)

■ニコニコ動画

■Twitter


■会見のポイント

環境省
本日は環境省から除線担当者(関 荘一郎審議官)が出席、今回、除染の実証実験が始まってから初めて環境省の代表者が出席し、「除染の推進に向けた今後の流れについて」国民に向けて説明した。しかし、資料は会見配布のみであり、ネットでは公開しない相変わらずの統合対策室。

また、環境省は人数少なく忙しいという事で17時30分までと相も変わらず、質問数を限定するという徹底した情報隠蔽ぶり。水産庁や国土交通省、除線や廃棄物処理の話は情報が出て来ない。政務官もこの統合対策室はプラントの状況を発表する場だと断言している。

細野大臣は現地に寄り添うといいこの会見に出席しなくなってから、現地福島の状況が全く入って来ない。あたかも県民全てが望んでいるかのように除線活動状況を伝え、除線産業立ち上げと復興ビジネスを軌道にのせるために奔走している。低線量被爆のワーキンググループもその一貫。そんな中の環境相出席、十分な質問時間もなかったが、記者クラブメディアは質問はゼロ。無関心ぶりをネットに晒している。

東電プラント
12月4日 日曜日の午後に発生した蒸発濃縮装置からの汚染水漏洩に関して「中期的安全確保の考え方」の改訂が示されている。年内冷温停止状態、ステップ2終了に向けて辻褄合わせが慌ただしくなっている。午前の東電単独会見では全漁連から海洋放出抗議報道中心の質疑に。

12月7日午後の東電単独会見で 「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について」貯蔵タンク不足が3月で一杯になることに触れながら、「中期的安全確保の考え方」の中で汚染水を法令基準まで下げて海洋放出する計画を盛り込み全漁連から抗議を受けていたことに触れなかった東電。

本日午前の東電単独会見でも会見での対応は極めて不誠実だと指摘する記者も。年内にステップ2を終了させることは9月の段階で細野大臣の意向により決定事項であり、辻褄合わせの施設運営計画の策定のため、結局、海洋への放出は盛り込まない、またしても問題の先送りになっている。


半減期が長く、骨に吸着して体内から排出されない極めて毒性の高いストロンチウムを除去する術は今の東電にはなく、高濃度のストロンチウムを含む汚染水が海へ漏出した先週の日曜日の事故により、改めてクローズアップされることになった。とにかく不味いことは聞かれるまで答えない。事故直後からの東電の姿勢は全く変わっていない。

濃度だけで放出量に関しては全く規制のない法律を盾に放出の妥当性を説明する東電、保安院。4月4日の放出の時と何も進展しておらず、地下水流入で汚染水が増え続けている事実に目を背けてきたしっぺ返しがステップ2終了目前に再燃した状況に。何ら根本的な解決に至っていない状況。本当に年末に事故終息宣言を印象づけるような展開になるんだろうか。

22時30分から緊急記者会見
同日、統合会見終了後、22時30分から緊急記者会見を開いて、海洋放出に関する修正を盛り込んだ「中期的安全確保の考え方」修正を示している。とにかく保安院に提出して意見聴取会に掛けて保安院の了承を取り付けなければステップ2終了のスケジュールに影響してしまう。


保安院東電一致団結して政府が9月に決定したステップ2終了の体裁作り、矛盾だらけの終了条件を矢継ぎ早に進めている。ここまであからさまに行動されると呆れて物も言えない。恐らく最も振り回されるのが現場の作業員である事は想像に難くない。

日曜日の海洋漏洩事故から僅か5日(実質4日)ゴールまでの慌ただしい流れ
東電:平成23年12月4日(日)
蒸発濃縮装置 海洋漏えい事故発生

保安院:平成23年12月5日(月)
蒸発濃縮装置からの放射性物質を含む水の漏えいを踏まえた対応について(指示)

東電:平成23年12月6日(火)
保安院:福島第一原子力発電所の淡水化装置(蒸発濃縮装置)からの漏水による放射性物質を含む水の海への流出の評価結果(暫定)について

保安院:平成23年12月7日(水)
保安院:東京電力株式会社福島第一原子力発電所第1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に関する東京電力からの報告書(その1)(改訂2)の受理及び第3回意見聴取会の開催について

東電:平成23年12月8日(木) 22時30分深夜 - 東電緊急会見
保安院:東京電力株式会社福島第一原子力発電所第1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に関する東京電力からの報告書(その2)の受理について

保安院:平成23年12月9日(木)
保安院 東電の評価は妥当。ステップ2終了問題なし報道(読売新聞)

平成23年12月12日(月)
保安院:安全委員会へ中期的安全確保、施設運営計画の評価を依頼(追記)

平成23年12月16日(金)
政府:ステップ2終了 9月16日に細野大臣の強い意向により決定。スケジュール、結論ありき、年明けではなく、何としても年末には事故収束でお祝いムード、実績を強調したい野心家、細野豪志。

この以前の周は、1号機で殆どの燃料が圧力容器から落下している事実判明、燃料が殆どない圧力容器底部温度計測、しかも温度計誤差あることも問題ないことに。更にその前は、格納容器内の高濃度水素ガス判明、Xe-135、1、3号機内も2号機と多分同じという事に。

実際は設置して圧力容器内の状況を全ての号機で調べるべきだが、年内ステップ2終了に間に合わないから、多分、1号機、3号機も同じだろう判断。根拠のないスケジュールありき、結論ありきで辻褄合わせが進んでいるかよく分かると思う。経緯を見ていると1日刻みの現場無視スケジュール。

本当にひどい。何ら矛盾を解決せず、如何に屁理屈こね回して問題ないと理解するかが、何よりも重要である村の専門家達。問題先送りでステップ2終了、こういうのは政治判断とは言わない。あまりに強引すぎる。テレビ、新聞は何も伝えない。ただ決まったという結論を報じるだけ。これが今の日本。

環境モニタリング
原子力安全委員会の環境モニタリング結果の評価で、長い間、全国調査の上水では検出限界以下の報告がずっと続いていたが、茨城県の上水から 1Bq/kg の値が検出されている。暫定基準値以下としても非常に気になる。また、本日は東電から定期的に行われているストロンチウム、プルトニウムの分析結果が公表されている。検出されているが、以前と大きく値は変わっていない。

文科省の児童の被曝調査は、学校に一台簡易線量計を配布して教師一人が携帯するという実態とそぐわないヤル気のない調査結果が発表されている。


■本日の議題



資料


録画 IWJ
1 http://www.ustream.tv/recorded/19003612


2 http://www.ustream.tv/recorded/19005289


3 フリーライター木野龍逸さん&IWJ Staff さんによるまとめ(お休み)



■冒頭のあいさつ

細野大臣
司会者:細野大臣は公務のため欠席。


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http://ustre.am/_1hJHS:Wje 00:00:35 ~

■冒頭のあいさつ

園田政務官
本日もお集まり頂き誠にありがとうございます。

★宿題回答 11月 21日 統合会見 NPJ日隅
私から報告だが、全般来、お話しを頂いていたマニュアルの一覧だが、今日、皆様方のお手元にあるように原子力対策基本法に基づく計画を運用するために原子力発電所の自己に対応することを目的として政府が作成をした規程等の一覧である。

御覧頂いたいように原子力災害対策マニュアル、そしてその作成主体が一覧としてここに記載をさせて頂いているとおりである。尚、これについては現時点で把握をしているということであり、この他にもあるやには聞いているが、現在のところで私どもであ把握をさせて頂いているものを一覧表にして皆様方にお配りをさせて頂いたものである。

★宿題回答 12月 5日 統合会見 NPJ&吉本工業 おしどり
それから先日、ご質問頂いた過失、交通事故とそれから汚染水の今般の漏洩について絡めて質問を頂いた所である。従って交通事故などの過失と同程度のように罰せられるべきではないかという主旨の質問ではなかったかと思っている。

受け止めさせて頂いたが、原子炉等規制法においては故意か過失かにあるに関わらず、原子炉設置者が原子炉等規制法で規制する基準を超えて放射性物質を放出した場合、これについては同法で規定されている保安措置義務違反、という形になる。当然なります。

ええ、そして保安処置義務に違反した場合は、原子炉設置者に対し、保安のために必要な措置等を講じるよう命じる事となっている所であるが、この命令に違反したときには罰則を課すと言う形になっているのが現行の原子炉等規制法の立て付けである。

従って、今般のように汚染水が漏洩したからといって直ちに罰則が課せられるという性質のものではないということをお伝えさせて頂く。

# だって長年の自民党政権、ムラが自分たちの都合の良い用に創り上げてきた規制、法律だもの。何かを罰する、律するという性格の立て付けにはなっていない。

そして本日は後ほど環境省から、今日は来て頂いているので、今般の除線についてご案内の通り、今、実証実験がスタートしている所であるが、それも含めて今後の除線のあり方について環境省 除線担当の関審議官がきているので、このあと皆様方にお伝えをさせて戴くことになる。

皆様方におかれましては多岐に渡る形で大変ご心配をされていらっしゃると私どもも受け止めさせて頂いているので、除線なくして福島の復興なしという細野大臣からの意向もあり、しっかりとこの除線についても国が関二を持って進めていくという所を今、実行に移させて頂いているという状況である。私からは以上だ。


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http://ustre.am/_1hJHS:Wjh 00:04:40 ~

■除線の推進に向けた今後の流れ

環境省 除線担当 関審議官
環境省で除線の担当審議官をやっている関と申します。よろしくお願いいたします。本日はこういう説明の場を設けさせて頂きまして大変有難うございます。1枚の紙を配布させて頂いているが、これをご覧頂ければと思う。

# 会見で配布された環境省の資料は関係機関HPに公開されていない。国民に真摯に伝える気はあるのか。水産庁、国交省、原災被災者生活支援チーム、環境省、滅多に会見に出席しないゲストが持ってくる会見資料は会見で記者に配るだけ。ネット公開などしない。国民に説明する意志まるでなし。統合会見の意味を全く理解していない。

関連資料】


除線の推進に向けた今後の流れというタイトルにさせて頂いて、皆様方ご承知のことかも知れないが、外洋についてご報告させていただく。一番上の欄にあるように今年の8月に議員立法で環境汚染対処特別措置法が成立して、その法律の中で環境大臣が中心に除線を進めるということになったわけである。

この法律は 来年1月1日に完全施工するということになっており、現在、一番上の欄にあるように平成23年中という事で、具体的な法律のルールについては殆どのものが環境省令で制定するという事になっており、これを現在策定中である。

もう少し具体的に申し上げると、先ず、除線に取り組む基本的な方向を国が定めるということで基本方針というふうに法律でなっており、これについては11月12日に閣議決定をして、除線等の基本方針が既に制定されている。

個別の省令事項については手続き的には環境省に専門家からなる委員会を設けて専門家のご意見を伺いまして、10月と11月に2回に分けて省令案のパブリックコメントをさせて頂いて、パブリックコメントを終了して現在、省令の中で数値基準等に関する分について放射線審議会、

及び 原子力安全委員会にお諮りをして御神木頂いている所であり、この審議が終了し了解が得られたら直ちにこの省令を交付したいとこのように考えている。こういう事で今年中に全ての定めるべき省令等を制定して1月1日から本格施行に入ると、こういう事である。

その下の欄で 国除線地域と書いてあるところで幾つか項目を分けているが、この法律、国が除線する地域と自治体が除線する地域ということを分けており、これも省令であるが、国が除線する地域というのは現在の省令案では警戒区域計画的避難区域については、国が自ら除線をすると。こういうような仕訳になる予定である。

その一方で自治体さんに除線をお願いする所についてはそれ以外の所であり、追加的な被曝量が1mSv/y を超えると思える地域という事で、具体的には時間あたりの空間線量率で 0.23μSv/h一定面積を持って超えるような自治体においては対象となるということであり、

省令等が、地域指定省令と呼んでいるが、これが交付されたと同時に環境大臣により、法律上は汚染状況重点調査地域というこういう名前であるが、これを指定させて頂いて、それぞれの自治体さんに於かれましては汚染状況をもう一度調査をして頂き、それに基づいて除線実施計画というのを策定して頂き、それを元に除線を行って頂くと、こういうふうになるようになっている。

また、一方、この紙にあるように国が除線する地域におきましては、先ほどの警戒区域と計画的避難区域を指定させていただく予定であるが、先ず、除線計画というのを国自らがこの地域については策定させて頂く。

このためには詳細なモニタリングというのが必要であるので、11月からこの地域について詳細モニタリングを既に開始している所である。来年1月一臂の完全施工になりましたら速やかに国がこの地域の除線実施計画を検討して作成する、こういう予定になっている。

これと平行して次の欄だが、モデル事業と書かせて頂いたが、この警戒区域と計画的避難区域においては大変線量が高くてどういう除線方法が適切であるか、等々について不明な点も多々あるので、この黄色い線であるが、これは実際には内閣府の事業として JAEA に委託をして現在行われているが、除線のモデル実証事業ということで、既に幾つかの地区においては開始されている所である。

この結果を踏まえまして、国が担当する高線量の地域についてどのような除線法法が望ましいのか、と言う事を決定していきたいとこのように考えている。

この黄色い矢印の右のほうをご覧頂くと、年度末、来年の3月ぐらいから 平成24年にかけて高占領地域を対象としたモデル事業という事が書いてあるが、こちらの方は環境省が自ら担当してしかるべき機関にお願いして、継続的なモデル事業の第二段階のモデル事業というのをやっていく予定にしている所である。

それから次の欄だが、除線がどうなっているかという事だが、昨日から防衛省にお願いして、拠点的な町役場について自衛隊による除線というのをやって頂いており、これは 昨日12月7日から2週間程度で4町村の役場の除線をやって頂くということであり、

これは 役場を今後本格的な除線をやるための拠点的な場所にするということで、先ず、点としての役場を除線し、そこを中心に本格的な除線をやっていきたいということでありまして、本格的な除線というのは、私どもは民間の事業者の方に仕事としてやって頂く訳だが、特措法が施工する前に自衛隊がこういう事でやって頂いているという事で大変感謝している所である。

こういう自衛隊の除線がありまして、来年年に入りましたら、特措法に基づいて本格的な除線をやっていくようになっているが、底に書かせて頂いたように除線の実施で下にインフラ設備を先行的に実施ということでありまして、

先ずは順番として町役場、或いは町役場に通じる道路、或いはインフラ、住民の方に戻っていただくにはインフラ系の設備が重要であるので、先ずはそういうところを除線の重点地個所としてやっていきたいと考えておりまして、徐々に生活空間全般の除線を開始していきたいと、こういうふうに考えている。

右のほうをご覧頂くと平成24年度に入りまして、引き続き除線をやらせて頂くわけだが、モデル事業の成果等も随時評価をしながら本格的な除線のあり方というのを試行錯誤的ではあるが、考えながら進めていきたいと、こういうふうになっている。

それから次の欄だが、仮置き場と書かせて頂いたが、除線をやりまして放射性物質であるから 無害化ということが当然できないので、隔離するしかないという事で除線を行うと除去土壌等が大量に発生するので、

これを取り敢えずは仮置き場をする、仮置き場と呼んでいるが、これを設置する必要があるという事で、現在も国が除線をする地域においては それぞれの当該市町村の方がと何処に仮置き場を設置するか等について調整をさせて頂いているという事である。

ま、ただ、福島市等々で除線が既に市町村によって行われている例も見ましても、なかなか住民の方が早く除線をして欲しいという強い要望がある半面、仮置き場についてはなるべく自分の土地の近くには置かないでくれと言うふうな、正に NIMBY 、Not In My Back Yard ということがあり、簡単には仮置き場の設置は進んでいないと言うのも現状であり、

簡単には仮置き場の設置は進んでいないというのも現状であり、私ども、様々な観点から安全性に配慮した仮置き場によって追加的な被ばくはほとんど起きないと、ということも丁寧に説明をしてご理解を得ていきたいとこのように考えている。

# そんなものが近くにあったらだれだって嫌だろう。子供は何をするかわかならい。そんなものが近くにあってたまるか。追加的な被ばくがどうこういう話じゃないと思うけど。そもそも集められるとバックグラウンドの線量も高くなると思うけど。

仮置き場の設置と除線というのは相まって進めざるを得ないので仮置き場が決まったところについては仮置き場を使って地域の除線を行い、仮置き場に除去土壌等を搬入するとこういう事を継続的にやっていく予定にしている。

また、最後の欄、体制だが、現在、私ども環境省の出先として福島に除線推進チームというのを設けさせて頂いており、関係省庁の方にも参加いただき、また、関係団体、東電を始めとして一体となって除線を進めていこうということだが、環境省に限って申し上げるとここに書いてあるように平成24年からは福島環境事務所という名前の事務所を発足させ、60人を超えるような人を張り付けて除線に当たりたい。

また、平成24年度の4月からは更に人員を増強して200名超の人を配置してこの除線を進めていきたいと、このように考えている。特措法の一番上の欄の左の上で政省令ガイドライン設定策定と書いてあり、ガイドラインという言葉を政省令でいろんなルールを、

まあ、例えば収拾、運搬、保管、或いは除線の方法等々、或いは地域指定のやり方等々、省令で定めるわけだが、なかなかそれだけでは十分に実際に除線をやって頂く方には分かりづらい面があるので、ガイドラインというのを専門家の知恵をお借りして策定しており、150~160ページになる予定であるが、これも12月の中、下旬にこの特措法の環境省令が交付された時と同時に発表して自治体等々で活用頂くようにしている所である。

私からの説明は以上である。

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http://ustre.am/_1hJHS:Wjj 01:07:00 ~

■環境モニタリングについて

東電
環境モニタリングについて2件報告させて頂く。

・敷地内 空気中
一件目は空気の放射性物質の結果である。資料のタイトルは「福島第一原子力発電所敷地内における空気中の放射性物質の核種分析の結果について」(第二百五十八報)である。


ページをめくって頂いて一枚目の裏面が、昨日の福島第一原子力発電所の西門と第二原子力発電所のモニタリングポスト1番での測定結果である。両地点とも ND、検出限界未満という状況になる。

それから2枚目のオモテ面と裏面が敷地内の1号、2号、3号機の山側の測定結果、それから2枚目の裏面が会場でのサンプリング結果である。傾向に関しては4枚目から経時変化をグラフ化しているのでこちらの方も確認頂きたい。大きな変動等は見られていない。

それから3枚目になるが、空気中のダストのストロンチウムの分析結果だ。11月14日に西門でサンプリングをしたものだが、ストロンチウム89、90とも ND、検出外科医未満という状況である。3枚目の裏面が同じく空気中のサンプリング結果の内、プルトニウムの分析結果だ。11月21日に採取したものに関して、238、239、240とも ND、検出限界未満という状況である。

・敷地内 海水
続いて海水の状況だ。資料のタイトルは「福島第一原子力発電所付近における海水中の放射性物質の核種分析の結果について」(第二百五十一報)である。


ページをめくって頂いて1枚目の裏面に沿岸部4個所の測定結果、それから2枚目以降が沖合の各地点での測定結果になる。経時変化を4枚目以降にグラフ化しているが、こちらの方も大きな変動は見られていない。こちらもストロンチウムとプルトニウムの分析結果が出ている。

3枚目のオモテ面をご覧頂きたい。沿岸部の放水口の北側と南側の 11月14日に採取したものであるが、ストロンチウム89と90がご覧のとおり見つかっている。それから3枚目の裏面だが、敷地の15km沖合の地点での分析結果になる。11月15日に採取したものであるが、プルトニウム238/239/240 とも ND、検出限界未満という状況だ。東電からは以上だ。

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http://ustre.am/_1hJHS:Wjl 01:09:55~

■環境モニタリングについて

文科省 伊藤審議官
環境モニタリングの結果について資料2種類お配りしている。

【URL】放射線モニタリング情報(文科省ポータルサイト)


[定時調査]
先ず、全国的な状況だが、都道府県の環境放射能水準調査、定時降下物、上水の結果については特段大きな変化は見られていない。


[発電所周辺]
発電所周辺の状況だが、20km以遠の空間線量率、積算線量結果、ダストサンプリング、これらについても大きな変動は見られていない。それから、資料7、8は福島県における緊急モニタリング実施結果、それから固定点における積算線量の測定結果だが、こちらの方も大きな変動は見られない。


[放射線マップ]
資料9について少し補足させていただく。資料タイトルが「文部科学省による東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の第2次分布状況等調査の開始について」というものである。


文科省の方では これまで福島県内 100km圏内において2,200箇所の土壌の調査、それから航空機によるモニタリング調査を東日本において行って来たわけだが、この結果、福島県外にも一定レベルの汚染が認められる地域が広がっているということで、1つは航空機モニタリングで空間線量が 0.2μSv/h 以上が確認された地域を自動車による走行サーベーを実施して、実際に地図上でその線量率を測っていくことにしている。

具体的なそのエリアについては、資料で申し上げると 44ページに地図があるが、これが今回の走行サーベーを予定しているエリアである。それに加えて土壌についても 今申し上げた 0.2μSv/h 以上の地域における土壌におけるγ線核種の測定や、

前回行ったヨウ素131のマップの精緻化、或いはプルトニウムやストロンチウムの拡散状況について第一次調査より持ち点数を増やして実施してく予定にしている。また、プルトニウム241についても同様に今回新たに調査対象に加えたいと思っている。

[海域]
それから目次に戻り、海域の調査状況だが、発電所周辺の海域モニタリングの結果、これについては発電所前面海域の No1,2で数Bq/L のセシウムが検出されているが特段大きな変更はない。


それから宮城県沖の海域モニタリングの結果だ、これも5点ほど測定しているが、検出限界おおむね1Bq/L に対して ND となっている。


それから別冊の方の環境モニタリングの結果についてという資料で今申し上げなかった点について補足させて頂く。別冊の資料番号7、これは発電所周辺の海域モニタリング海底土の結果だが、2地点で測定された結果がセシウムについて出ている。


セシウム137で270Bq/kg、或いは500Bq/kgとなっているが、1ヶ月前と比べてほぼ同じ値となっている。

[学校関連]
それから福島県における学校等の調査ということで、緊急時避難準備区域の解除により、再開した学校について2週間に1回、積算線量計によるモニタリングを実施している。今回の結果については13の学校、保育所が対象となっている。


平均値で言うと前回と同様、1時間あたり 0.1μSv、年間の学校等における推定線量が 0.2mSv となっている。前回、この報告をさせて頂いた時に測定者の屋外時間がないと、屋外活動実績なしという方が多いのではないかというご指摘を頂いた。(NPJ日隅氏)

今回、億が活動の時間を前回と比べてみると、前回が約 6時間30分だったところ、今回、11時間ということで全体的には屋外活動もぼちぼち拡大されている傾向があるが、あの、子供たちの行動に近い先生に積算線量計を持って頂くようにということは新ためて自治体の方にお願いして参りたいと考えている。

# いや、そういう事じゃなくて問題なのはデータの信憑性でしょうが。増えてきてるからよしって何言ってるの、この人。子供の行動に近い先生って・・休み時間を常に子供とグランドで一緒に過ごす先生っているわけないだろう。学校に一つの簡易線量計、調査を始めた5月以来、文科省の子供の被ばく管理はこれで十分だと主張を変えない文科省。

以上だ。

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http://ustre.am/_1hJHS:Wjm 01:15:00 ~

■環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会)

安全委員会 加藤審議官
私からは本日付の原子力安全委員会の紙で環境モニタリング結果の評価についてという1枚紙裏表にコピーしているものと、1枚目が福島県の地図になっている参考資料を用いて説明する。

# 加藤審議官の説明するページは参考資料の手書きページ数と一致します。


先ず 資料1の空間放射線量だが、こちらについては大きな変化はない。それから2の空気中のほうさ正物質濃度だが、参考資料で行くと9ページから11ページにかけてだが、いつものとおり、一番上の福島消し杉妻町のポイントで日によって非常に小さい値だがセシウムが出ている。値は濃度限度を下回っている状況だ。

それから後、この9~11ページまでは福島県が行なっている測定結果であり、1番のポイントについては検出限界を下げた測定法でやっておられるが、今回から他のポイントについて、今回からと言うより暫く前からだが、他のポイントについても検出限界を一桁までいってなくて、5分の1から6分の1だが、下げる努力をされている。そういった状況でも不検出であるということである。

1番のポイントと他のポイントでは測り方が違うので検出限界値が数桁違うという状況だ。そういうことで1番のポイントではセシウムが若干出ているが、他のポイントでは検出限界未満ということである。

# つまり、他のポイントでも値は低いがセシウムが検出されていると考えたほうが良さげ。

それから資料4の環境試料だが、参考資料の19~22ページに発電所周辺、或いは宮城県、22ページだと更に茨城県沿岸での海水の分析結果であり、発電所に近い1~4番のポイントを中心にセシウムが検出される日があるということだが、濃度限度は下回っているという事である。他のポイントは検出限界未満であった状況だ。

それから資料裏面5の全国の放射能水準調査だが、上水、参考資料で言うと29ページからだが、宮城県で 1Bq/kg の値が出ているが、指標値に比べて200分の1という事である。私からは以上だ。

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http://ustre.am/_1hJHS:Wjn 01:18:35 ~

■各プラントの状況 (東電)

東電(松本)
はじめに「福島第一原子力発電所の状況」というA4縦、裏表の資料からご確認下さい。


「タービン建屋地下のたまり水の処理」
タービン建屋の地下のたまり水の処理に関しては現在、セシウム吸着装置と第二セシウム吸着装置で高濃度汚染水の処理を続けている。

「トレンチ立坑・各建屋地下のたまり水の移送状況」
トレンチ立坑・各建屋地下のたまり水の移送だが、現在は2号機から雑固体廃棄物7減容処理建屋、それから6号機のタービン建屋から屋外の仮設タンクへの移送を行なっている。建家の水位、トレンチ立坑の水位等に関しては午前7時の状況を記載させいて頂いているので、会見途中に最新のデータをおお届け出来ればと思っている。

「放射線物質のモニタリング」
放射性物質のモニタリングについては先ほど申し上げたとおりだ。

「使用済み燃料プールの冷却」
使用済み燃料プールの冷却だが、2号機を除いて現在、1、3、4号機で循環冷却を行なっていおる。2号機は一次系、差流量大恩恵法の対応のため、現在運転を停止している。11時現在のプール水温は 23℃という事で評価上は1時間あたり 0.3℃の温度上昇があるものと考えている。

「原子炉圧力容器への注入・原子炉の状況」
原子炉圧力容器への注水、原子炉、圧力容器の温度に関しては記載の表のとおりだ。なお、本日、10時29分から1号機の格納容器ガス管理システムの試運転の方を開始している。また、その他の作業状況についても会見途中だが、実績をお知らせできればと思っている。

# 午前の会見で1号機のガスサンプリング分析結果が早ければ本日中にといってたけど、説明はなかった。ちなみに翌日の東電会見でも説明がなかった。

■発電所内モニタリング
続いて発電所内のモニタリングの状況を報告させて戴く。

[1F構内 土壌]
1件目は土壌の分析結果だ。試料のタイトルは「福島第一原子力発電所構内における土壌中の放射性物質の核種分析の結果について(続報42)」である。


こちらはページをめくって頂き1枚目の裏面に別紙1という形で構内の3個所、グラウンド、野鳥の森、産廃処分場での ストロンチウムの分析結果になる。11月14日にサンプリングしたものを分析したものだが、ごらんの表の通り、10^0 から 10^2Bq/kg という値で検出されている。

2枚目が別紙2という形で同じく土壌中のプルトニウムの分析結果になる。測定点は同じであり、11月22日にサンプリングしたものの分析結果になるが、ごらんの表の通り検出されている。レベル的にはいわゆる過去の大気圏核実験のフォールアウトの量と同程度であるが、比が違うので事故由来と考えている。

2枚目の裏面が別紙3という事で、土壌中のγ線の核種分析の結果だ。セシウム134、137以外の核種については今回のサンプリング結果では見つかっていない。

[取水口付近 海水]
続いて取水口付近の海水のサンプリング結果だ。試料のタイトルは「福島第一原子力発電所取水口付近で採取した海水中に含まれる放射性物質の核種分析の結果について(12月7日採取分)」である。


ページをめくって頂いて1枚目の裏面から各サンプリング地点での測定結果と3枚目からが経時変化をグラフ化している。大きな変動等はないので、引き続き高濃度汚染水が海洋中に漏出してないと考えている。それから2枚目の裏面になるが、こちらもストロンチウムの分析結果が出ている。

1、4号機の取水口内北側の海水であるが、ストロンチウム89が 55Bq/L、ストロンチウム90が130Bq/Lという形で検出されている。

続いてサブドレン水の分析結果だ。資料タイトルは「福島第一原子力発電所タービン建屋付近のサブドレンからの放射性物質の検出について(12月7日採取分)」である


ページをめくって頂いて1枚目の裏面に1~6号機の核種分析の結果、それから一番右側に構内の深井戸の分析結果になる。経時変化を2枚目の裏面からグラフ化しているが、こちらも大きな変動は見られていないので、タービン建屋に溜まっている高濃度汚染水が地下水中に漏出していないと考えている。

2枚目のオモテ面をごらん頂きたい。1号機、2号機、5号機のサブドレンの中のストロンチウムの分析結果だ。11月14日のサンプリング結果だが、ストロンチウム89と90が御覧の表の通り検出されているとう状況だ。

続いてサブドレン水の中で集中廃棄物処理施設周辺の結果だ。A4横の表の形式担っているものであるが、こちらも昨日の測定結果は通常の変動範囲内である。集中廃棄物処理施設に溜まっている高濃度汚染水が地下水中に漏出していないと判断している。


モニタリングの状況については以上だ。

■1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に関する保安院への報告
それからもう一点、本日、日曜日に発生した蒸発濃縮装置からの漏洩に関して報告書を保安院さんの方に提出させて頂いたので、こちらの説明をさせて頂く。今回は保安院さんの方から 12月5日に指示文書を頂いて、その指示内容に従い報告書を出しまして、現在までの状況を取りまとめて報告させて頂いたものである。


ページをめくって頂いて2枚目のオモテ面からが報告書の本体であるが、報告した内容は主に3点ある。1点目は今回の漏洩が発生した原因を究明し、再発防止策を講じること、2点目が同じく同様の装置がありので、他の席についての健全性の確認と必要に応じた補修。

その他漏洩の対策の検知について計画を策定し実施する事。3点目が漏洩に関して海への放出の有無を含め漏洩の範囲、及び、漏洩料を確認し放射性物質による周辺環境に対する影響を評価することという3点である。尚、3点目の環境への影響に関しては、昨日、公表させて頂いた内容と同じであるので本日の説明は省略させて頂く。

先ず、1点目の漏洩が発生した原因を究明し、再発防止対策を講じることだが、先ず、漏えいした個所について報告させて戴く。ページをめくって頂いて、13ページから少し資料が付いているが、今回漏洩が起こったのは蒸発濃縮装置の 3A、3B、3C という装置がある所の 3A の装置である。

こちらが蛇腹ハウスの中に3機がまとまって存在している状況であり、次の14ページの添付資料3に当該装置の概略図を書かせて頂いた。漏洩個所はこのRO濃縮水入口原液に入ってくる所に、原液予熱器というものがある。そこの出口側のところで漏洩している個所があるということで、今回改めて水を張った結果、判明している。

写真がページが翔ぶが16ページの所に写真が載っているので、そちらの方もご確認いただきたい。写真と系統概略図の水の向きが反対になっているのでご注意いただきたい。系統図で言いますと原液予熱器の右側の所の接続部の所が漏洩しているというような所であり、下の写真があるが、原液予熱器の今度は左側のほうの接続部というおkとになる。

赤い矢印が水の流を示している。この箇所で漏洩しているということがわかったが、尚、念のため他の箇所の漏洩個所があるかについては現在、更に調べているとことである。それから建物の方から漏れた個所については15ページの添付資料4を御覧下さい。

こちらは 昨日申し上げた所であるが、蒸発濃縮装置が据え付けている蛇腹ハウスの東側の所にコンクリートのひび割れがあり、そこから漏れてたという状況である。なお、その他、堰を乗り越えたぶぶが少しあったが、こちらの方に関しては排水口までは達していないと判断している。

本文に戻って頂き、2ページ目の一番下のところからが少し繰り返しになるが(2)という事で漏洩個所の説明をさせて頂いた。蒸発濃縮装置 3A 本体の漏洩個所と3ページになるが蒸発濃縮装置 3A~3Cのハウスの漏えい個所という所である。

具体的な場所としては コンクリート製の床面をいわゆる繋いでいる所の隙間にシール材を埋めているが、その所が変形して隙間が広くなっている所があり、そこから漏れたということである。また、コンクリート製の床と堰の接続部分もシール材を埋めているが、こちらもシール材の裂開による損傷が確認されてここから水が漏れたというふうに考えている。

従ってここに関して原因究明と対策をとっていくという事になるが、先ず本体のほうだが、現在まだ原因については解明できていない。従って原因調査に関しては3ページの下から2番目の段落にあるとおり、12月中旬中を目とに原因の究明を進めていきたいと思っている。

また、建屋、蛇腹ハウスからの漏えいに関してはコンクリートの継ぎ目にあるシール材、それからコンクリート製床と堰の接合部分のシール材の劣化という事で、漏えいが確認されているので、ここに対して再発防止策を講じていきたいと考えている。

また、類似ハウスの点検の状況だが、この蒸発濃縮装置の 3A~3Cが置いてある類似の個所は、同じく淡水化装置のうち、逆浸透方式で使っているところと、蒸発濃縮装置の 1A ~ 1C、2A、2Bのハウスの2個所である。こちらに関しては同様にコンクリート製の堰と床と堰の接続部分の隙間にシール材の一分劣化が認められた他、コンクリート製の床面にヒビが確認されたので補修を行うこととしている。

具体的な写真が 17ページの所に添付資料6という形で写真等を付けさせて頂いた。こういった形で新たに見つかったところに関してはエポキシ塗装、それからコーキングにより再度、補修を行なっている。尚、右下の RO3蛇腹ハウス床面の所がヒビが見えて別途補修予定となっているが、こちらは既に6日の地点で作業の方は終わっている。従って別途補修予定とこの資料はなっているが、補修は完了したということである。

それから再発防止対策であるが、先ず、蒸発濃縮本体については、まだ原因等つかめていないので、こちらに関しては(対策は)たっていない。12月を目とに予定している原因が判明後、再発防止対策を検討して、来年1月中を目処に水平展開等を含めて実施したいと思っている。

なお、この 3A~3Cの蒸発濃縮装置に関してはこの再発防止対策が完了するまで運用を停止することとする。それから 4ページの下の所になるが、同様の今回のハウスの漏えい対策だが、このハウスに関してはシール材の劣化状況を総点検して12月15日までに不良箇所の補修を行う。

それから損傷した個所、継ぎ目に発生した隙間に関しては同じく12月15日までにエポキシ系の塗料による補修を行う。また今回、ひび割れが発生したことが掴めていなかったので、定期的にハウスの状態の点検が行われていなかったことが今回の漏えいの一員になっていることも原因なので、今後は毎月1回建屋のパトロールを行い、シール材の劣化状況、及びコンクリート表面の確認を行った後、必要な補修を行いたいと考えている。

5ページになるが、さらなる対策として現在、コンクリートの継ぎ目を中心にシール材で埋めているが、漏水防止性能を向上させるための塗料をコンクリート製の床面全面に計画したいと思っている。こちらに関しては少し時間がかかるので、今後、計画等の策定を進めた後実施したいと思っている。

続いて5ページから2番目だが、堰の健全性確認及び今後の漏えい防止対策計だが、先ず、その他、屋外に設置しているハウス堰の健全性確保については先ほど申し上げたとおり、劣化、損傷個所の確認と補修に関しては全て終わっている。また、同様にこれらの建屋に関しても毎月1回のパトロールを実施してシール材の劣化状況、及びコンクリート表面の確認、並びに必要に応じた補修を行なっていく。

また、同じくこれらの建物に関しても漏水防止性能を持たせるためのコンクリート製 床全面での塗装を計画的に実施したいと思っている。それから、その他の高濃度汚染水等が入っている設備だが、5ページの b. 項目下半分である。既設建屋の健全性の確認だが、

いわゆる高濃度汚染水を取り扱う滞留水の処理設備に関しては、同じく堰の中に設置されているが、こちらは元々集中廃棄物処理建屋という既存の建屋にあったので、隙間のないコンクリート製に塗装を施すような設計がなされているので、今回のようなハウスの堰のような漏えいのリスクはないものと考えているし、

また、漏えい検知器を設置している事と高線量のエリアには ITV があるので、万一漏洩が発生した場合でも早期の検知とこちらの漏えい水に関しては床ファンネルを通じて建屋の地下に溜まるので建物側の漏えいはないものと考えている。

なお6ページには 念のためこういったセシウム吸着装置周りの点検についても、今週12月9日までに再確認を行いたいと思っている。それから6ページの(2)であるが、今後の漏えい防止対策計画であるが、淡水化装置にかんしては漏えい検知設備をつけることで検討している。

なお、目標期間としては 12月15日を考えている。それまでの機関に関しては現在、1日1回のパトロール頻度であるが、更に頻度を上げて1日6回4時間置きにほぼパトロールすることで考えている。なお昨日は1日3回と申し上げたが、更に頻度を上げて監視をしたいと思っている。

また、被ばく低減の観点から将来は遠隔監視が出来るような ITVによる監視カメラでの確認をしたいと思っている。それから既設建屋漏えい拡大防止対策だが、こちらもリスクそのものは小さくなっているが、建物のパトロールに関しては毎月一回程度の頻度で堰の塗装面の確認を行い、必要に応じて補修を行うと共に漏えい検知器の動作確認等も行なっていきたいと考えている。

3章については7ページから記載があるが、こちらは漏えい量 150リットルと漏えいした総ベクレル数 2.6E+10Bq/L、その他、被ばく線量に関しては 0.0037mSv/y という事で結論としては変わっていないので、説明は省略させて頂く。

なお、被ばく評価に関しては測定した全βの評価から用いたので、ストロンチウムの核種分析が出来ましたら改めて評価をしたいと思っている。東電からは以上だ。

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http://ustre.am/_1hJHS:Wjo 01:37:20 ~

■経産省 保安院 宿題の報告

経産省保安院 森山対策監
私からは3点ある。今、東電から説明があった蒸発濃縮装置からの水の漏洩に関する件だが、本日お配りしているのは受領しましたというだけであり、この紙には別添と書いてあるが、この別添は、今、松本さんから説明があった物であるので、ここではコピーは重複しているので省略している。


本件については明日だが、意見聴取会がある。中期的安全確保の考え方に基づく施設運営計画に係る意見聴取回 第三回というのが明日あり、そこで本件も含む東電による施設運営計画の検討、特に保安院からの評価、報告書の案、評価の案というものをお示しして審議を頂くという予定になっている。

# 翌日の意見聴取会は朝から晩まで詰まりっぱなしで、定例の保安院ブリーフィングは中止に。ステップ2終了に向けてもうラッシュ。現場は振り回されてるだろうな。先の見えないデスマーチ。

従って今後、専門家の意見を踏まえた上で本日提出のあった東電からの報告書についても評価をして参りたいと考えている。本件は以上だ。

■宿題回答
それからこれまで頂いていた宿題の件で2件ある。

★宿題 追加回答 12月 5日 統合会見 フリーランス木野
一つは住民説明会の件だが、これまで生活支援チームのほうで把握している形で一覧という形でお示しさせて頂いていたが、今回、改めて整理の仕方を少し返させて頂いた。今日は2種類資料をお配りしている。一つは住民向け放射線影響等に関する知識の普及事業実施一覧とある。

これは原子力安全・保安院の予算を活用して実施しているものであり、これは23年度の一次補正で手当しているものだが、実際、現地の対策本部の方でアレンジしているが、予算上、保安院の方で措置をしているということで、この知覧として先ず整理をした。これが一つだ。

そしてもう一つが平成23年度講師派遣実績一覧というペーパーをお配りしている。これは資源エネルギー庁が持っている事業として、今回の福島に限らないが専門家を派遣するという事業がある。その一覧として取りまとめさせて頂いた。

なお、保安院が予算措置をしている最初の一覧表にある、これは14回実施をしているが、本件については配布された資料については、今後、確認をした上で保安院のホームページ上で公開していきたい、公表していきたいと考えているので、宜しくお願いする。

★宿題回答 12月 5日 統合会見 NPJ 日隅
それからもう一点だが、SPEEDI の件で 3月16日以降で、原子力安全・保安院が原子力安全委員会に依頼せずに評価計算をした最初のケースは何時かという質問があった。保安院では 5月4日に評価をしている。これは1号機の原子炉建屋の開放を行ったと。

2重扉を開放したときであるが、その際に環境の影響を評価している。この 5月4日の地点では原子力安全委員会に依頼をせずに実施をしている。

保安院からは以上だ。

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■質疑(環境省 除線の推進に向けた今後の流れ)

経産省保安院事務局 吉澤(司会)
それでは、ただ今説明のあった件につきまして質疑の時間を取らせて頂きたいと思う。質問のある方は所属と名前を名乗って頂くようお願いする。なお、先程も申し上げたとおり、環境省の方々は 17時30分頃には退席をさせて頂く予定だ。出来る限り多くの方にご質問頂くよう質問はできるだけ簡潔にお願いしたいと思う。それでは質問のある方は挙手をお願いする。


http://ustre.am/_1hJHS:WpL 00:16:55 ~ 環境省 関審議官
月刊ファクタ 宮島
Q:本日は環境省にお見え頂きどうもありがとうございます。1月一臂からの施行にあたってなかなか準備が大変だと思うが、もう少し1月以降の観葉書としてこの除染に取り組む体制について。例えば4月一臂に 200名という事だが、これは年度末の機構定員要求では何名ぐらいになっているということですね。

それから実質的にこの事業をすすめるかにあたっては、勿論環境省が責任を負う中止とは思うが、恐らく実質的には農水省や国交省ですね。地方公表団体を使うにしても、そう言う役所が実務を実体的には担うと思うが。そういう他省庁との連携を含めた国が一体となっての除染の推進ということについて、現在どういうような誰がヘッドでどういう形で取り組まれていくのかと、いう事を先ず伺いたい。




http://ustre.am/_1hJHS:WpM 00:20:45 ~ 環境省 関審議官
ネオローグ小嶋
Q:環境省 除染担当 関審議官に聞く。これから冬になる。雪が問題になってきて雪が降ると除染が進まないという考えが浮かぶが、雪の対策について教えて欲しい。

Q:環境省 除染担当 関審議官に聞く。屋根の除染に関して東大の児玉教授なども高圧水などでの効果が薄いという音が挙げられているが、屋根に対する新たな対策はどのように考えているか教えて欲しい。

Q:環境省 除染担当 関審議官に聞く。現在、除染に関して半減期含めた自然減などで40%、残り除染などで10~20%というような数字が出ており、%で示しているが、結局どの程度の範囲が2年半後、3年後などの目処で進める範囲と言うか、見通しは決まっているか。

Q:環境省 除染担当 関審議官に聞く。森林などの除染効果が薄いなどの結果が 今実験などで出ているが、この点に関してどういう対策をする予定か?




http://ustre.am/_1hJHS:WpN 00:28:30 ~ 環境省 関審議官
NPJ&吉本興業 おしどり
Q:環境省 除染担当 関審議官に聞く。わたしは第116、117、118回の放射能汚染審議会を傍聴しまして、この環境省の除染に関する特措法の新規の傍聴に伺ったのでその件も絡めて少しお聞きしたいので宜しくお願いする。

先ず、先程、除染で 50%2年後に下げるという目標、これが 8.26 の指針にも出ているが、除染で 10%しか下がらないが、自然の低減、減衰、ウェザリングで 40%、で、人口による除染で10%しか下がらないが、2年後に10%低減するという除染にどれぐらいの予算を考えておられるのか?概算でいいので感じだけでも教えて頂けたらと思う。

Q:環境省 除染担当 関審議官に聞く。0.23μSv/h 以上の地域が除染実施警句を定める区域というふうに 116回の審議会で上がっていたが、それの計算方式として追加被ばくが年1mSv 以下という事で、0.23μSv/hで年間線量を計算するのではなく、追加被ばくによる 0.19μSv の方のみで計算しており、

それで計算しますと 年 998.64μSvになるが、0.23μSv/h で計算すると 1208.88μSv/y になるのでこうすると年間1mSv を超えてしまうが、基本0.23μSv/h以上の所を除染実施計画を定める区域にした理由が少しわからないので、説明して頂けたらと思う。

Q:環境省 除染担当 関審議官に聞く。審議会の中でかなり用語がややこしくて委員の方も何度も質問されていて、ちょっと私も区別がつかなかったが、「特定一般廃棄物」と「特定産業廃棄物」と「特定廃棄物」の区別を教えて欲しい。

Q:環境省 除染担当 関審議官に聞く。現在の話だが 来年の一月からの特措法が施工されるまで、現在の段階では 8,000Bq/kg を超えるものに関しての再利用の規制がないのではないかという質疑があり、それに対しての回答が、まあ、現在の法律上だと 8,000Bq/kg以上超えても再生利用をやろうと思えば出来ると。

「でも実際は 8,000Bq/kg以下でもあまり行われていない状況なので、その事は安心していいと思う。」というお答えだったが、実際はどのように現在、この汚染されているもの、処理されたものがコンクリートや栄養土などに再利用されているかチェックされているのか教えて欲しい。

# なにそれ。従来の放射性廃棄物を普通に扱っていよい法律。高くしたし早々罰せられないし、そもそも誰もギリギリまでやらないだろうし、いいんじゃね?みたいな。何、このアバウト感。なめとんか。




http://ustre.am/_1hJHS:WpO 00:39:25 ~ 環境省 関審議官
フリー木野
Q:環境省 除染担当 関審議官に聞く。事業経験豊富な国交省と農水省と一体となってやられるという事だが、除染に関してはどの省庁というのも事業経験というのはないと思うが、どういったことを期待されているのか?その辺を説明頂けるか?

Q:環境省 除染担当 関審議官に聞く。除染費用だが特措法の中で事業者の円滑という話があるが、一方で東電は先日報道があったように、放出したものに関しては自分たちのものではないので除染費用を負担する必要はない、そういう義務はないという裁判でそういった論調を出しておられるが、

国はこれに関して個別の裁判のことなので特段そういった事の意見というのは難しいと思うが、そういった事業者に今回どう言った形で除染費用を負担していただくのか?その辺をどうお考えなのか?




http://ustre.am/_1hJHS:WpP 00:45:35 ~ 環境省 関審議官
回答する記者団
Q:環境省 除染担当 関審議官に聞く。除染に水、或いはお湯を使用することになると思うが、使用する水の総量というのは最終的にどれぐらいになるのか?幅はあると思うが、何らかの見込み、計算というのはあるのか?併せてそれに含まれることになる放射性物質の総量がどれぐらいになるか教えて欲しい。

Q:環境省 除染担当 関審議官に聞く。除染と言う言葉の考え方についてだが、今のお話しだと汚染を除くと言うよりは別の場所に移すという意味で移す汚染で移染といような言い方のほうが実態には合っているのかなぁと思うが、その辺りはどうお考えか?

Q:環境省 除染担当 関審議官に聞く。結局、(除染で発生した)水そのものの方は垂れ流しになるという事だと思うが、それでいいのかどうか?

Q:環境省 除染担当 関審議官に聞く。放射性物質の所有者が誰なのか?環境省としてはこの放出された放射性物質の所有者等のは誰にある、或いは何処にあるというようなお考えでいるか?




http://ustre.am/_1hJHS:WpT 00:52:15 ~ 環境省 関審議官
NPJ日隅
Q:環境省 除染担当 関審議官に聞く。業者の選定等の方法、それから基準とかそのようなものはどうなっているのか?




http://ustre.am/_1hJHS:WpU 00:55:45 ~ 環境省 関審議官
ニコニコ動画 七尾
Q:環境省 除染担当 関審議官に聞く。先ほどの説明の中に除線した水の中のセシウムが(地上から)5cm 以内の土の中にたまるという説明があったが、これは実験、実証データとしては何%ぐらいセシウムが留まるのか?




http://ustre.am/_1hJHS:WpV 00:57:10 ~ 環境省 関審議官
ファクタ宮島
Q:環境省 除染担当 関審議官に聞く。1月一臂を迎える前に、というかその後の最大の課題は仮置き場をどうするかということに尽きると思っており、現段階、或いは年内に福島に全市町村、どれぐらいのスピード感で仮置き場が決まるのか?

現在の段階で一つでもある程度形になっている所があるのか?それを先ず一点伺いたい。で、市町村が作るという場合だとコミュニティーごとに作るという2つあると思うが、大きな行政区画もあるとするとひとつの町にいくつぐらいの、なるべく一つにまとめたほうが管理はしやすいと思うが。

そういうモデルというのを環境省が示して如何に行政に基礎団体、基礎自治体にやらせるかという事だと思うが、そういう青写真というもの、特に福島だが、勿論、自治体が主体としてやるわけだが、それに対してある程度予算とかなんかでインセンティブ付けてどういうスピード感でやっていこうとされているのか?ぜひ仮置き場についての事を伺いたい。




http://ustre.am/_1hJHS:WpW 01:01:55 ~ 環境省 関審議官
NPJ&吉本興業 おしどり
Q:環境省 除染担当 関審議官に聞く。先程、関審議官が汚染者負担原則の「PPP」の事を仰られたが、PPP解釈の公害健康被害補償法は今回の案件で適用されるのか?主務官庁が環境省ということで、どうぞよろしくお願いする。




http://ustre.am/_1hJHS:WpY 01:02:35 ~ 環境省 関審議官
ネオローグ小嶋
Q:環境省 除染担当 関審議官に聞く。仮置き場が3年程度、中間貯蔵施設が数十年程度、最終処分場に関して何年程度と決まっていないと思うが、最終的にどのくらいの保管期間でOKなレベルになるのか見通しがあれば教えて欲しい。

Q:汚染瓦礫と除染によって草木などの処理で焼却処理もあると思うが、特別な放射性物質を取り除くようなフィルター付きの焼却施設を例えば作るなど、新たに現状の焼却施設に足すなど、そういった目処と言うか、計画はあるのか教えて欲しい。




■質疑

これから質疑にはいる。前回同様のお願いだが、最初の質問の機会をできるだけ早く皆さんに一巡させるという観点から、一度に質問して頂ける項目数を3つまでとさせて頂くようお願いする。質問自体もできるだけ簡潔にお願いする。一つの質問でもあまり長くなるようであれば、改めて手を上げて頂くようお願いすることもありますので、主旨のご理解の程、宜しくお願いする。

回答側も簡潔に分かりやすく回答して頂きたいと思う。質問の際には所属と名前を名乗って頂くと共に、誰に対する質問であるか明確にして頂くようお願いする。それでは質問のある方は挙手をお願いする。


http://ustre.am/_1hJHS:Wq0 01:41:35 ~ 保安院
読売新聞 佐藤
Q:保安院に聞く。明日の意見聴取会で保安院としての評価を受けて専門家の先生方から、この保安院の評価案は妥当ではないでしょうかという、例えばお話しの大勢が得られた時に、明日の内に保安院としての評価というのは、例えば東電に渡すとかそういう事になるのか?

# あり得ない冷温停止状態の条件決めたムラの専門家と原発進めてきた経産省 保安院がどういう答え出すかなんて最初から分かってる。日曜日に起きた事故も年内ステップ2終了は決まっているので即行で問題なし宣言。結論ありき、スケジュールありきの事故収束報道、原発輸出、運転再開。何もしらされない国民、何が政治判断なのか。




http://ustre.am/_1hJHS:Wq1 01:43:25 ~ 東電・保安院
回答する記者団 佐藤
Q:東電に聞く。東電が2日に発表した中間報告書だが、これの英語版、東電の英語のホームページでまだ公表されていない、タイトルは出ているが文書そのものにリンクが出ていない状況だが、英語版はいつ頃出る予定なのか?

Q:東電に聞く。政府と東電を擁護する立場で会見をずっと見てきたという方からの質問がある。汚染水が漏れたことの関係で海に繋がっている側溝がある、そういう事だが、結局雨が振れば最終的には放水口から海に水が出ていくのではないかという疑問を持っており、雨水も海へ放出するようなことをせずに、敷地内に保管するというのが可能なのかどうか?

具体的には4月だったと思うが、汚染水を海へ放出したことがあった時に政府側からは今後、一切そういうような海に流すようなことをしないと言っていたが、雨水は海の方へ出て行っていいのか?雨水というのは福島第一の構内を流れた、地表を流れた雨水はいいのか?その事について確認したい。




http://ustre.am/_1hJHS:Wq2 01:49:00 ~ 園田政務官
NHK山崎
Q:園田政務官に聞く。今日の発表と少し違うテーマだがちょっと幾つか教えて頂きたい。ステップ2終了も近くなり、除染活動も今日の発表で色々本格化していく中で、地元自治体の方で非常に人がいると。つまり、詳しい放射線の専門家だったり、現場を指導する人間であったりとか、

保証や賠償も含めて小さな数千人の自治体で到底こなしきれて行かないということで、より人材が必要になってくる事は、多分地元の方から国の方にも上がっていると思うが、その辺は政府の対応としてどのように地元自治体への人的支援というものは、今後どういうふうにして行かれる事を考えているのか、少し教えて頂けるか?




http://ustre.am/_1hJHS:Wq3 01:56:25 ~ 東電
中日新聞 谷
Q:東電に聞く。午前中の会見でもあった汚染水を処理した水を海洋に放出する事を検討している件で幾つか教えて欲しい。今日の午前中には全漁連さんが来た訳だが、この計画を検討段階ということで事前説明をなされているかと思うが、全漁連産以外に自治体関係であるとか諸外国であるとか、そうした説明の状況をどこまで知っているか教えて欲しい。

Q:東電に聞く。(午前中の会見でもあった汚染水を処理した水を海洋に放出する事を検討している件で)今日の午前中の会見では、この結果的にこの説明をなさったわけだが、こういった計画を検討しているという事を東電の方から先にアナウンスする訳ではなくて、会見で質問を受けた上で答えを用意している物を説明なさったかと思うが、先に会見で説明しなかったのはどうしてか?教えて欲しい。

Q:今回の(海洋放出の)この話に関するような予兆と言うか、昨日の汚染水処理の状況説明資料の中にも、3月上旬には許容量と交差してしまう状況があるということを既にに説明されているが、その段階でも全漁連はじめ関係者に相談している中で、海洋放出の可能性があるということを東電から自主的に説明できたはずだと思うが、それをされなかったのはなぜか?

# いつものことだし。都合の悪い情報は聞かれるまで黙っている東電。どうしようもなくなったら発表。質問されて発表。指導する立場にある政府も保安院も。誰が信用できるの。会見を自分の目で見て報道を確認するのが現状を知る上で最も近道と思える。




http://ustre.am/_1hJHS:Wq5 02:02:45 ~ 園田政務官・東電
共同通信 服部
Q:どなたが把握されているか分からないので、東電、保安院、安全委員会にそれぞれにお伺いしたい。ステップ2終了後の18日ごろに NRCのヤツコ委員長が日本を訪れて福島第一原発を視察するという一部報道があるが、こうした予定は把握されているか?視察する場所や政府高官、どなたかと会合するなど、東電経営層のどなたかと会合する予定があれば教えて頂けないか?




http://ustre.am/_1hJHS:Wq7 02:05:00 ~ 園田政務官
ニコニコ動画 七尾
Q:園田政務官に聞く。今あったやり取りの中にありましたが、斎藤官房副長官が 7日の訪問先の沖縄県内で 16日にも冷温停止状態の達成について野田総理が 16日にも発表できるという見通しを発現されているが、これでもまだ、正式には決まっていないということなのか?(政務官:決まっているとは聞いてない)

そうですか。官房長官もですね、その際には野田総理が達成を表明されるという事は、そう言う調整進めることはお話しだったが、それはそういう形になるのか?野田総理が発表されてというのは、日にちは決まっていなくても決定事項で宜しいか?

Q:園田政務官に聞く。先ほどの私の質問で環境省の方から未回答だったが、それは後日、園田政務官からお伝え頂けるということで良いか?(除染した際の水に含まれる放射性物質、セシウム等が地上に落ちた場合、地上から5cm以内に90数%が留まるという正確な値、実証データ)




http://ustre.am/_1hJHS:Wq8 02:07:35 ~ 東電
ネオローグ小嶋
Q:東電に聞く。今回の海洋放出の検討の件に関してだが、鹿野農水大臣が水産庁としてまかりならないとして発現されたが、これに関して見解というか返答はなされたのか?

Q:東電に聞く。今回の海洋放出検討に関して、事前に農水省などに説明はされたのか?

Q:東電に聞く。海洋放出を検討する際に、℃のレベルまで低減することを予定しているか?低減できれば海洋放出できると考えているのか?ストロンチウムに関しては、まだ除去する技術がないとう言う事だが、例えば何ベクレルとか、このセシウムとかストロンチウムだけではなくて、α核種に関してもなにか検討に入っているのかお尋ねしたい。




http://ustre.am/_1hJHS:Wqa 02:11:25 ~ 東電・園田政務官
回答する記者団 佐藤
Q:東電に聞く。福島第一で作業にあたっているとされている人が先ほど、ツイッターでこのように書いているので読み上げる。「今のままでは本当にメーカーや協力企業は撤退におこまれる。今だに工事代金がほとんど支払いしていないし、それどころかそれ以前の工事代金も支払いされていないのだから。」

このように書いてある。工事代金の未払いがあるのかどうか。どう言った状況になっているのか確認したいということと、福島第一の作業に関して、東電が発注済みの金額の合計と支払い済みの金額の合計を教えて頂きたい。11月末締めまで合計金額で構わないので。

Q:東電に聞く。吉田前所長の 8月のビデオメッセージだが、首筋のあたりが左右腫れていると見られる件で、当電車内でこの事に気がついた人はいるのかどうか?

# 翌朝の東電単独会見で吉田所長の病名は食道がんという報告があった。発表した理由については、取材等で病院の他の患者や家族などに負担がかかっているため止むに止まれずの発表との事。尚、がん発生から5~10年経過しているので、事故との因果関係は低いと放医研の明石真言理事。これに関する質問は、放医研共に一切受けられない旨の報告があった。




http://ustre.am/_1hJHS:Wqc 02:18:25 ~ 東電
東電 松本
本日の作業実績


http://ustre.am/_1hJHS:Wqb 02:23:35 ~ 東電・園田政務官・保安院
フリー木野
Q:東電に聞く。先程から話題になっている汚染水放出の件だが、これまでに何を検討したのか具体的に検討の内容、それぞれの予算、そうったものを説明頂けないか?

A:東電 松本:
海洋放出の件だが、こちらに関しては放出するに当たりましては、告示濃度限度以下に低減する必要があるので、まあ、低減するための設備設計検討を進めている。

>フリー木野:
具体的に低減する必要ありというのは当然だが、実際にいくらぐらい予算がかかるもので、何時ぐらいに出来るもので、どういった装置の内容であるとか、そういったものは説明頂けないのか?

>東電 松本:
ハイ、まだ設計段階であるので、確定している状況ではないので、そういった設備の設計が固まりましたら公表させて頂ければと思っている。

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Q:東電に聞く。以前、遮水壁を山側に作らない理由として地下水が下がるから作らないという説明を頂いたと思うが、これは今の状況を考えると山側に遮水壁を作って地下水位を下げて、ついでに建屋の中の汚染水も下げていけばいいのではないかと思うが、こういったことはされないのか?

A:東電 松本:
ハイ。あのう、山側の遮水壁に関しては以前、説明させて頂いたように環境への放射能の低減のために、あのう、海側の遮水壁で十分ではないかという判断をしたものである。特に地下水位に関してはサブドレイン水等の復旧もあるので、そういった所で総合的に判断したいと思っている。

>フリー木野:
いえ、サブドレンの復旧は結構だが、サブドレンから出した水も当然、処理水として処理するわけで、そうすると今回問題になっている処理後のタンクが足りない、場所が足りないというのもまた、そちらに係るわけですよね?なぜ、山側の遮水壁を作らないのか、理由にはなっていないと思うが。

>東電 松本:
ハイ。あのう、単純な説明をさせて頂くと、やはり遮水壁を作ることになると、やはり工程が、あのう、非常に時間がかかるので、ええ、海側でも約2年の工程なので、陸側で作るとなると他の工事との工程との勧奨の調整とか、その他、地下の埋設物等の干渉の調査等もあるので、一概に陸側に遮水壁を作る事が今回の問題の解決には繋がらない、というふうに思っている

# 同時に進めたら問題ないだろう。当初、1,000億円という試算が出ていた。問題は金銭面。イライラする。その都度その都度、その時々で都合の良い解釈で説明する東電。特に松本氏は普段の説明が機械のようにはっきりしているから、しどろもどろする時の反応が凄く分り易い。

>フリー木野:
それでも今から始めれば2年後には出来る訳で、その間、例えばタンクの場所が3月出なくなるのであれば、周辺の土地の買収であるとか、いろいろタンクを作る、置く場所というのは考えられると思うが。当然、資金はかかるが、そういった検討というのは如何か?

>東電 松本:
ハイ。あのう、繰り返しになるが、陸側の遮水壁を通じてもその中に入ってくる、というか、降ってくる雨水等は依然として地下水として存在するので、そういう意味ではなかなか陸側の遮水壁で今回の問題解決には繋がらないものと考えている。

# 地下水の流入で汚染水が量産され続けているから、地下水の流入を止めろという話でしょうが。以前の説明では地下水の流入を止めると水位が下がり、それにより水で塞がれていた放射性物質の環境への放出するような説明をしていた。つまり、水位が下がると沈んでいた部分が乾燥して放射性物質が巻き上がるんだよと。その時々で思いつき、如何にもそれっぽいような説明を繰り返す東電。いい加減にして欲しい。地下水下げて汚染水を下げてだだ漏れ格納容器の穴を塞がないといけないのに、何時まで水を貯める施設でもない建屋地下を循環注水冷却システムの一部として使うのか。システムでも何でもない。地震て建屋地下も亀裂が入っているだろうし、全長4kmにも及ぶ配管の引き回し、装置らしい装置はセシウム除去と塩分除去装置、循環冷却システムなどと読んでるけど、全容はハリボテ システム。過小評価、過大評価の言葉遣いには本当に腹が立つ。東電だけでなく政府も同じ。

>フリー木野:
タンクの置き場所として、その敷地外の所を例えば今、人が住めなくなっている場所等を東電で買収して広くするというのは考えられないのか?

>東電 松本:
ハイ、あのう、物理的、金銭的にそういった可能性はあろうかと思うが、あのう、こういった作業を未来永劫続けていく訳には行かないので、ある程度見通しを持った対策が出来ていないと、ということは難しいのではないかと思っている。

# こういった作業をって、まだ土地を買い上げてという作業はしてないじゃないか。とにかく金を掛けたくないだけの話。

>フリー木野:
園田政務官にちょっと伺いたい。これ、統合本部としてはどういう見解で、どう言った検討をされていたのか?

# 政務官発言、政府姿勢に注目。

>園田政務官:
えっと、統合本部として、ええ、検討という事ではないええ、今、あのう、まさしく保安院の方にですね。その提示があったということであるので、それを踏まえて、明日以降の評価がなされるというふうになる。

# 出た。統合対策本部としては何もしていない。「規制官庁である経産省 保安院が評価する」発言。政府、自分は何もしない、保安院が、保安院が、全て完了任せの政府の無能ぶりを惜しげもなく披露する園田政務官。統合会見ではこの繰り返し。全く機能していないムラが作った原子炉等規制法、書類審査のみで自らは一切裏付け調査、確認作業をを行わない電力会社の報告が全ての経産省・保安院。電力会社と一緒にヤラセの経産省 保安院。当事者が原発評価して大丈夫。バカにしているとしか言い用がない。これがまかり通るのも、原発利益を得ているテレビ、新聞、既存メディアが何も伝えないから。会見の内容、本質は全く報じられない現状。政務官の言う明日以降の評価とは、東電が示した計画を、保安院主催の原子力村の専門家を招いた意見聴取会における評価のこと。当然の如く翌日にはステップ2終了には何の問題もない評価が直ぐに出ている。当然、会見で明らかになっている結論に至る経緯は何ら報じられることもない。普通であればワイドショーネタになりそうなものだけど、原発擁護番組流して反原発芸能人を干すテレビ局がすることは、問題なかったと結露を報じるだけ。何も知らされない、知らされたとしても歪曲したプロセスを経て得られた結果。
「ステップ2」達成へ…東電の計画「妥当」評価 
経済産業省原子力安全・保安院は9日、東京電力福島第一原子力発電所の冷温停止状態から2~3年間の中期的な安全対策を定めた東電の施設運営計画を「妥当」とする評価書の原案をまとめた。
原子炉の安定冷却を維持する対策がとられることなどから判断した。これで冷温停止状態の実現を柱とする工程表の「ステップ2」達成の前提条件が出そろったことになる。
保安院は同日開かれた有識者会議の意見を踏まえ、週明けにも評価書を原子力安全委員会に報告する。
同計画は、ステップ2達成以降、廃炉作業が本格化するまでの安定冷却維持や再臨界防止などの対策をまとめたもの。ステップ2達成には「原子炉圧力容器底部の温度が100度以下」「放射性物質の放出管理」のほか、同計画の妥当性の確認が要件となっていた。
(2011年12月9日22時29分 読売新聞
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Q:東電に聞く。今、南放水口の所で海水のサンプリングをされていると思うが、これはずっと放水口から出るものを測っているのかと思ったが、一般排水口のところにも近いが、これは一般排水口からの出ていた分もこれまで検出していたと考えていいのか?

A:東電 松本:
南放水口のサンプリングだが、こちらはいわゆる放水口の所から約300m程、南に行った所であるが、当然これまでプラントの方は運転していないので放水口でいわゆる海水が流れている訳ではない。従ってこれまで測っているものは、その場所における濃度であり、まあ、漏れてくるものは空気中に降ったものとか、或いは防波堤を通じて出てくるもの、それから一般排水路という形になる。

以前は南防波堤の所の遮水壁といいますか、鋼管矢板がまだない状況では、高濃度汚染水がシルトフェンスで防げる以前はそこから、シルトフェンス以降ではその、まあ、隙間といった所から出てくる可能性があったということである。

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Q:★園田政務官に聞く。統合本部として先ほどの汚染水放出の件だが、何時から認識していたのか?(政府が東電が海洋放出を検討している件を何時から認識していたか)

A:園田政務官:
[★宿題]統合本部の中の認識だが、えっとですね、会議があってその中でそういう具体的な話が出てきたというのが、ちょっと確認はさせて頂くが、1週間程度ぐらいの中ではなかったかなと、いうふうに記憶はしている。

>フリー木野:
1週間程度というと、ごめんなさい、松本さんに確認だが、周辺の自治体や全漁連等、所長を含めて説明に回られたのはいつ頃からされていたのか?

>東電 松本:
ハイ。一週間程度前である。

>フリー木野:
あのう、統合本部としてはそういう状況は当然認識していたわけで、なぜ、そういった計画をされているというのを統合本部から公表されないのか?当然、事故収束の作業ですから、一緒にやってらっしゃるわけですよね?これ、先ほど東電の方から先に聞かれるまで行ってないんだという話があったが、統合本部にも同じことが言えると思うが。

>園田政務官:
はい。あのう、これは統合本部としての、まだ結論ではないので、あくまでも東電がそういう計画を立てられるという事である。で、あのう、本日、あのう、正式にそういった計画が出てきたということであるので、それを踏まえて今後、統合本部としても、或いは政府としても判断をしていくという事になるかと思う。

>フリー木野:( ゚д゚)
あのう、ちょっと確認だが、今日正式に計画が出てきたのか?

>園田政務官:
すいません、まだ出ていないという事で、これから出るという事でございますので、、

>フリー木野:( ゚д゚)
あのう、今持っていらっしゃるのか?園田政務官は。

>園田政務官:
ちょっと待って下さいね。えっと、どういう形になるか分からないということなので、あのう、今、設備運営計画の中に入ってない? ちょっと保安院から説明させて頂きます。

# 園田政務官は、一体何をしにこの会見に出席しているの??なんで、いちいち官僚、保安院に聞かないと分からないの???

>保安院 森山:
保安院体が、施設運営計画というのは(その一)と(その二)とあり、今、その一の議論をしている。で、(その二)の中に、この、あの、滞留水といいますか、貯蔵されている水に対する対応ということも当然書いて頂く必要があり、それに対してはまだ、どういう表現で出されるのかについては、まだ決まったというふうには聞いていない。以上だ。

平成23年12月7日(水)
保安院:東京電力株式会社福島第一原子力発電所第1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に関する東京電力からの報告書(その1)(改訂2)の受理及び第3回意見聴取会の開催について

平成23年12月8日(木) 22時30分深夜-東電緊急会見
保安院:東京電力株式会社福島第一原子力発電所第1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に関する東京電力からの報告書(その2)の受理について

# 会見翌日には東電評価は妥当と保安院は結論。ステップ2終了と報じるメディア。( ゚д゚)ポカーン

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Q:1点だけ園田政務官と保安院の森山さんに伺いたい。今日の午前中の会見であったと思うが、既に東電は4月4日以前に、1万年分だか2万年分だかの総量規制に換算するとそれだけの分量の放射性物質を放出している訳で、それに加えて今後、追加的に、ある意味定常的に出していく事になると思うが、この事に関しては保安院、それから統合本部、政府としてはどういう認識をされているのか?

A:園田政務官:
はい。あのう、当然、ええ、追加的にですね、放出するというものは、それは法規制の中においてキチッと守っていかなければならない訳であるし、私どもとしても今後、ええ、しっかりとそれはチェックしていくと言う事になろうかというふうに思っている。

>フリー木野:( ゚д゚)
いや、あのう、既に法規制をオーバーして出しているので、これから更に出していくことになるが如何ですか?ということなんだが。守るのは当たり前ですよね?

>園田政務官:
勿論です。これから追加的に出てくるものについてもですね。キチッと管理はされていく必要があると言うふうには思う。

>フリー木野:( ゚д゚)
取り敢えず出してもいいという事ですかね?認識としては。

>園田政務官:
あのう、法の範囲内でキチッとそれを守って頂く必要がある訳でして、ええ、それをしっかりと守って頂く様に、東電に対しては求めていくということになる。

# その原子炉等規制法がまるで機能していない。濃度が低ければいくら放出しても構わない、事故であろうが、故意であろうが何ら罰則規定もない、原子力ムラ、自民党政権が電力会社の主張を尊重して作った都合のよい規制法。事故を過小評価し、国民の健康を犠牲にしてもベストミックス、事故原因も分らないのに自民党、民主党2大政党で原発輸出正当法案可決。原発残して甘い汁を吸い続けたい人達。原発事故以降、なんら説明責任を果たさず事故を総理の人災だとして解散総選挙に躍起になっていた自民党。本当にこの国の政治は終ってる。民主国家ではない。

A:経産省保安院 森山対策監:
あのう、政務官から話があったのと同じであり、確かに事故によって大量の放射性物質が、これは海に限らず、気体、外部に放出されておるわけだが、その今の法体系では過去のもの足し算していくという事には必ずしもなっていない。

基本的には3ヶ月間の濃度や、1年間の被ばくということで管理をしていくということであるので、少なくともその範囲でしっかりとした対応をして頂きたいという事である。

# 法体系を見直すという、そう言うリーダーシップが政治にない事こそが正に問題なのであって、木野さんの質疑における政務官と保安院を見ているだけでも無能ぶりがよく分かると思う。とにかく会見を見るしかない。原発と利害関係のある記者クラブメディアが、メディアとして機能しない以上、自由報道協会、フリーランス記者始め原発、電力会社と利害関係のないメディアや、ネット(民衆)の力に期待するしかない。アラブの春のようには行かないネットリテラシのかけらもない日本人。




http://ustre.am/_1hJHS:Wqf 02:34:40 ~ 保安院
ニコニコ動画 七尾
Q:保安院に聞く。基本的なことで申し訳ないが、汚染水を浄化した後に海へ放出する際に、法令基準をクリアしてからという事になる訳だが、その際、濃度限度如何になっているかの確認についてはどのように行なっているのか?

A:経産省 保安院 森山対策監:
はい。あのう、具体的に東電からそのような話があるわけではないので、どういうふうにそれを管理するかということは、あの、その、計画を踏まえた上で、ええ、チェックしていくことになる。

>ニコニコ七尾:
いや、あの、通常、法例限度如何になると、どの原発でも海洋に放出されていますよね?その一般的な手続きを聞いている。

>保安院 森山:
一般的にはどれぐらいの放射性物質があるかということと、後は、まあ、いわゆる冷却水といいますが、どの程度希釈されているか、という事で低濃度という物を評価している訳である。実際には、あの、管理された、あの、放出量というのはわかりますので、その放出量というのは、あの、ええ、その、総量といいますか、一回にどれぐらいというのが分かって、その上で通常、その冷却水で希釈されて放水口から出てくるので、それはあの、計算上、大体、あの、計算上、その、基準濃度を下回っているかどうかということは評価できるということである。

>ニコニコ七尾:
すいません。ごめんなさい。あの、それは書類上で確認するということで、例えば水そのもののサンプルがあって、保安院の方で解析なり、評価をすることではなくてあくまで書面上のやり取りになるのか?

>保安院 森山:
あの、基本的な、あの、なんといいますか、測定といいますか、それは、あの、事業者がおこなうと。保安院はその結果を確認するということである。

>ニコニコ七尾:
言ってみれば書類上で確認すると?そうした場合、これは東電のこと言っているのでなくて、一般的なことでお聞きしたいが、例えば虚偽報告なり、データの間違いがあったということは、それは保安院の方でチェックは出来るのか?書類で。これまでもされてきたと思うが。

>保安院 森山:
はい、あのう、まあ、一般的な説明になるが、あの、基本的に保安規定という中でそのような放出はある。保安規定については、あの、去年、年に4回保安検査というものを行なっている。その中で保安規定の巡視状況というのを見ている。

で、そのいろんな資料へのアクセスはフリーアクセスできるし、抜き打ち的な検査ということで実施をしているということである。また、あの、事業者の中でその品質保証管理といいますか、不適合管理、こういうものが適切になされているかという事も保安検査の中で見てまいる。従ってそういう中で可能な限り、そういった問題があれば発見していくということになる。

>ニコニコ七尾:
すいません。繰り返しになるが、水そのもののサンプルは取らないが、やはり書類上のやり取りでそれはキチッと電力会社側がきちっと対応しているのかというのは、判断できるという事でよろしいか?

>保安院 森山:
あの、基本的にはご指摘のとおりだと考えている。勿論、あの、そういった放射性物質をですね。保安院自ら採取するということは、それは、あの、場合によってはそういう事もあるかも知れないが、基本的には事業者がどのように管理をしているかということがベースになろうかと思う。

>ニコニコ七尾:
すいません。今、場合によってはそういう事もあると仰ったが、それは過去にそういった事もされているケースもあるということか?それと、今、漁業組合とか、農林水産大臣が色々発言をされているが、そういった意味では国際的な関心度も高い中で、ある程度、今回についてはレアケースとしてもう少し深くコミットして、保安院の方で深く検査するとか、そういった可能性は考えられるのか?

>保安院 森山:
はい、あのう、先ず、まだ、あのう、東電でそのような決定をされたと聞いていないので、それはそういう方針が出されれば、どういうふうに管理をするのかと、チェックをするのかということはその段階で考えると思っている。で、あの、これは少し例は違うが、構内散水されたときには、実際に保安院が東電で評価されている設備、計測装置といいますか、そういった事を見たり、実際の評価の数値をしっかりチェックをしているということでございますので、状況に応じた確認を行なっていくことになろうかと思う。

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Q:保安院に聞く。今回、鹿野農水大臣がまかりならないと述べた件で、こうしたですね、例えば大臣と地元が了解しないという事で、海洋への放出は法的には止められるのか?或いはそうしたケースというのは過去にあったのか?

A:経産省 保安院 森山対策監:
法例を満たしている以上、その、規制機関として止めることはないと考えている。




http://ustre.am/_1hJHS:Wqg 02:39:55 ~ 東電
時事通信 今井
Q:東電に聞く。今日発表のあった蒸発濃縮装置の件だが、これは今回問題となったシール材というのは、合成樹脂のようなものという理解で宜しかったか?

A:東電 松本:
ハイソノトオリダ

>時事通信 今井:
コンクリ製の床と床同士と床と堰の接合部分が何箇所か出てくるが、基本的に全部、同じようなものという理解でいいか?

>東電 松本:
ハイ、同じ材質だが、あのう、やはり何といいますかひと夏越したので、特に堰はいわゆる鋼鉄、H鋼で作っているのでH鋼とコンクリートのいわゆる熱膨張の差だとか、或いはコンクリートのつなぎ目も微妙に熱膨張でずれるので、そういった所で、まあ、劣化が進んだものと考えている。

# それ欠陥じゃないか。最初から構造、設計に欠陥があったこと暴露する松本。

>時事通信 今井:
言葉は悪いが、ずっとほったらかしておきた経年劣化と言うよりも、まあ、熱膨張で仕方ないという、そういう理解で良いか?

>東電 松本:
まあ、ある意味経年劣化というふうに考えているが、ご指摘の通り、これまで十分な点検、外観目視点検が出来ていなかったのも事実なので、今後、毎築城一回、こういったシール材等の状況を確認して必要な方針を行なっていきたいと思っている。

>時事通信 今井:
はい。ありがとうございました。

# 半年で経年劣化って、、なにそれ。はいありがとうございましたって、よく納得できるな。




http://ustre.am/_1hJHS:Wqh 02:41:50 ~ 園田政務官・東電・保安院
ネオローグ小嶋
Q:園田政務官に聞く。海洋放出の件で、こういった水がどんどん量が増えていくことはずっと分かっていたと思うが、政府が出している工程表にこういった記載がされて、こういった検討がどう言った処理を、延々にタンクに入れていくということを考えていたのか、それともある段階で海洋放出があると考えていたのかという点に関して教えて欲しい。

Q:保安院に聞く。この海洋放出の、つまり平常時の基準などが年間どのくらいという量があると思うが、年間放出管理というものがあると思うが、今、事故時になっているので大量の量を放出する可能性があると思うが、この平常時の基準にあてはめてやるということで宜しいのか?

先程も質問があったが、以前、放出しているということもあるので、この辺に関してどういった基準が当てはまるのか、新たな基準が必要なのかというところの見解を教えて欲しい。

Q:保安院に確認する。IAEA のストレステストの国際基準に関して何か進展のある情報があるかどうか教えて欲しい。

Q:東電に聞く。今回、政府の国の資本が注入されることを検討されることを検討されているということだが、これに関して、新たに東通りに新規の原発を建設することが可能なのかと言う事をお聞きしたい。




http://ustre.am/_1hJHS:Wqi 02:50:45 ~ 東電・園田政務官・保安院
回答する記者団 佐藤
Q:東電に聞く。先ほどの私の質問で工事代金の未払いがあるのではないかと言うことに対して松本さんは未払いがないことはないと即答されたが、これは何らかの確認済みの情報なのか?なぜ、即答できたのかお聞かせ頂けるか?

Q:東電に聞く。ボランティア休暇の制度が東電にあると思うが、震災発生後にボランティア休暇を取得した社員の数と取得した社員の一人あたりの平均日数が分かれば教えて欲しい。

Q:園田政務官と保安院に聞く。今朝の毎日新聞の報道で国が東電に1億円の資本注入の調整に入ったという報道があったが、この関係で発電と送電の分離まで念頭においた上で調整に入っているのかご存じであれば教えて欲しい。

それとこの報道に関連してだが、実質的な国有化という報道のされ方だが、恐らく何らかの国有化のタイミングがある以前で文章の保存命令というものを出す必要があるではないかと思うが、現在の法令上、経済産業大臣が東電に対して文書の保全命令や指示というのを出せるのかどうか?




http://ustre.am/_1hK8V:Wqj 02:57:20 ~ 保安院・文科省・園田政務官
NPJ日隅
Q:海洋への汚染水放出、きれいにした後の水の放出の関連だが、告示濃度限度以下にされたいというようなことを言われたが、総量の問題が出てくると思うが、370億Bq でしたか、その説明を以前、海洋放出された時に聞いた覚えがあるが、それぞれ濃度と放出総量についての定めている法例を、或いは協定なのかどうかだが、そういうものを保安院の方から説明を頂きたい。

Q:再開した学校のモニタリングについての試料の中で、野外活動の時間が増えたのでという説明があったが、これについて実際に生徒が行なっている野外活動時間というものをやはり併記しなければ、いくら生徒なり園児が似たような行動をしている方に持たせるべきだと言われても、

実際にそれが守られているかどうか分からないので、数値をきちんと出してもらって、それを例えば通わせている親が確認できるような形で安心できるような情報提供というものをするべきだと思うが、この点文科省はどのようにお考えなのか?

Q:保安院と文科省に聞く。地元説明を色々されていると先ほど聞いたが、前にも明らかになったように地元説明において一部誤解を受けるような情報が一分あった訳だ。それについて遡って個々の部分については謝ってましたということで参加者に対してきちんと説明をする機会を持つ、或いは試料を配布する予定があるのかどうか?

Q:保安院については先程、5月4日にSPEEDIについて保安院が実施されたということを言われたが、3月に原子力安全委員会に依頼したベント関係の計算というのを、そうすると一ヶ月以上放置しておいた事になり、

しかも 5月4日にされたのはベント関係ではなく、工場の扉のオープンに関する開放に関することであって、そうするとじゃあ3月に依頼したベント関係の計算というのはどうなったのか?しなかったのか?しなくていいものを何で頼んだのか?その辺を説明いただきたい。

Q:長期期間困難区域の設定記事があったが、これについては低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループの中で、ソ連の経験としてソ連が崩壊した後、書く共和国が出来た後に、5mSv/y 以上を超える地域については、強制的にそこは人が住めない、1~5mSv/y については底に住むかどうかをそこに住んでいる人が選択することができると。

そういう事を旧ソ連邦でさえしているということが明らかになっている中で、20mSv/y 以下であれば住んでいいのだというのは、如何にもチェルノブイリの経験を軽んじているような気がするが、その辺は園田政務官はどのようにお考えなのか?

Q:国有化の件については先程、園田政務官は否定されたが、以前、何がしかの形で公的資金を注入されるわけだし、現にいろんな形で行け行けのお金が既に出ている訳だが、情報公開についての試料だから難しいという話があったが、

既に地方自治体レベルでは地方自治体が例えば100万円以上のお金を払っているいわゆる法人等に対しては情報公開条例が適用されるんだというような形での情報公開が進んでいる所も多数ある中で、今回のような非常事態を受けて何かそのような事を東電について検討頂けないのか?

今日の会見でも盛んにそれは話せない話せないと言われているわけだから、そういう所にどんどん突っ込まれていくというのは、どう考えても納得できないところであるので、そのような措置を考えられるのかどうか。

Q:世界の1月号に元朝日新聞の記者の方が東海村の村長さんにインタビューをされて、いわゆる側壁を設けたと。新しい地震による津波が発生する可能性があることを受けてですね。地震の来る2日前に完成したことによって、その、積み上げた部分があったがゆえに非常用のディーゼル発電機が確保されたような記事があり、

これについて国はそのようなリスクはないんだという事で、そのような津波について考慮する必要はないと言われたが、これについて茨城県が、それは可能性があるのであれば検討するべきだと津波の想定を公表されたことによって原燃がそのような防波堤を作らざるを得なくなったというようなことが書かれていた。

そのような記事を園田政務官が目にされているのかということと、それから、そういう事がまあ、自民党政権時代のことだと思うが、そういう事も振り返って政権交代後の政治家としてきちんとチェックされるような、まあ、予定と言うか、おつもりと言うか、勿論記事を見ない段階では分からないかも知れないが、その辺について、もし何かコメントを頂けるのであればお願いする。

Q:除染について先程、放射線の知識を持っている方と土木建築の技術のある方と言われたが、そうすると放射線の知識を持っているというのはどういう形で測るのかというのが ちょっと曖昧だったので、そこの説明を頂きたい。というのはもし放射線の知識を持っているものが、今現在あるその、原発での資格であるとするならば、それは東電とか、そういう所でしかできなくなる訳で、他の企業が参入できない訳だ。

そうであるならば、土木建築の部分と放射線の部分を分けて発注するというような事は場合によってありえると思うが、或いは放射線の知識を必要な除染について放射線知識が必要な資格というようなものを新たに設けるとかですね、そういう事も、これは長い期間除染される訳でしょうからそういう方法もあると思うが、まあ、そのようなことについて、園田政務官は即答できないかも知れないが回答頂ければと思う。




http://ustre.am/_1hK8V:Wqk 03:17:40 ~ 保安院・東電・園田政務官
フリー木野
Q:[★催促]東電に聞く。先日からお伺いしているが、津波警報が出た後の対応状況というのは確認できたか?

Q:保安院に聞く。先程、東電 松本さんの方から説明があったか、南放水口のところで測っている濃度が一般排水口のものがかなり混じっているということなんだが、これは保安院ではそういった認識というのは持っていたのか?持っていたとすると、これまで放水口側からどれぐらいの量が外に出ていったと試算されているか?そういった事をされているかどうか確認できればと思う。

Q:保安院に聞く。先程、園田政務官が汚染水の処理に関して、今循環しているので一方でこれだけ地下水があるとは思わなかったという認識があるという事のお話しがあったが、保安院としてはそういった認識というのは先ず持っていたのかどうか?予測していたのかどうか?

Q:保安院に聞く。先ほどの保安規定の総量の線量目標だが、これは努力目標というお話しがあったが、それで間違いないか?という事は基本的には告示濃度だけ守っていれば、量というのは罰則というのは内容な事になる気がするが、そういう事なのか?

Q:園田政務官に聞く。放出に関してだが、今後、例えば当然統合本部でそういった事が議論になって行くと思うが、そういった議論の内容等を議事録含めて公開して頂くことはでいないのか?過去にあれだけ色々あった問題であり、周りの自治体、全漁連含めて諸外国含めて、

先日も香港のフェニックステレビの方がいらっしゃているが、それだけの注目を集めているものを秘密会議のまま、内容を決めて、東電も予算含めて何も公開しない状態の中で色々検討したけれども無理なので出しました(海洋放出しました)というのでは、誰が納得するのかなというふうにも思うが。その辺は検討頂けないか?

Q:園田政務官に聞く。先程、講師派遣の実績一覧を配布して頂いてありがとうございました。これを見ると殆ど、福島県外だが、これはどういう事なのか説明いただけるとありがたいが。




http://ustre.am/_1hK8V:Wql 03:36:15 ~ 東電・園田政務官・保安院
回答する記者団 佐藤
Q:東電に聞く。震災発生直後に福島第一と第二にいた人、特に福島第一にいた人に対して、何を見てどう判断して、同行動したのか、一人一人全員に対して詳細を極めた聞き取りというのをやる必要があるのではないか、記録を残しておくべきではないかと思うが、このあたりどう言ったお考えなのか?

むしろ今後の大規模災害に備える、原発事故に限らず大規模災害に備えるという意味で、一人一人がどう判断して何をみてどうしたのか、本当に細かいところまで記録に残しておくというのは知的財産という上では非常に貴重ですし、むしろ聞き取り調査をやらないと言うことは、歴史の一部を破壊することに相当するようなことではあるかと思うが、どのようにお考えなのかお聞かせ欲しい。

Q:東電に聞く。導電の冬のボーナスが出たようだが、ボーナスがでるようなことなのかどうか?会社の経営状況を見れば、現在の状況もあるのだろうが、松本さんからボーナスが出ることの妥当性についてお聞かせ欲しい。

Q:[★催促]東電に聞く。12月1日の記者会見で質問したことで、震災発生後に自己都合で退職した東電社員の数と退職理由の内訳、特に病気退職による人の数、公表できないかということで聞いているが、これはどうなったか?

Q:[★催促]園田政務官に聞く。大臣が最後に出席した統合対策室の会議との質問で、特別プロジェクトの一覧表を出して欲しいという事でお願いしているが、これはどうなったか?

Q:[★催促]園田政務官に聞く。統合対策室の議事録の有無の確認の中でその他の会議体まで確認したので時間が掛かったと仰ったが、その他の会議体の内訳、これの調査、公表を要望しているがどうなったか?

Q:[★催促]記者会見に出席している毎回の出席者の数、特に記者の区分ごとの参加者数を公表して欲しいということで申し上げているが、これがどうなったか?

Q:[★感謝]保安院に。私が情報公開、開示請求しておりました保安院撮影の写真を公表して頂けるということで、感謝いたします。




http://ustre.am/_1hK8V:Wqn 03:49:10 ~ 保安院
NPJ日隅
Q:保安院に聞く。森山対策監が保安委規程で決まっているから前年度の放出量について検討するような事はできないと言われたが、炉規法の三十七条の三項を見ると、主務大臣は核燃物質、核燃料物質によって汚染されたもの、または原子炉による災害防止のために必要があると認められる時は、

原子炉設置者に対して保安規定の変更を命ずることができるとある訳だから、保安規定の変更を命じて大量に、もう、何千年文の保安規定を上回るような放出をした事を踏まえて保安規定を変更することは可能なのではないか?それを所要の前提のように変えられないというような事を前提に答えられた先ほどの答弁というのは非常に不誠実だと思うが如何ですか?





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