2011年12月2日金曜日

2011年 12月1日 統合対策本部共同記者会見:

2011年 12月 1日 共同記者会見 (85回)

■IWJ Web Iwakami - 岩上安身オフィシャルサイト
  1. http://www.ustream.tv/recorded/18854732
  2. http://www.ustream.tv/recorded/18856031
  3. フリーライター木野龍逸さん&IWJ Staff さんによるまとめ(お休み)

■ニコニコ動画

Twitter 視聴者の声

■関連 ~ 炉心損傷状況の推定に関する技術ワークショップ 11月30日
前日 11月30日に行われた炉心損傷状況の推定に関する技術ワークショップと内容をまとめた夕刻の東電会見。本会見は燃料の大半がコンクリートに落下している解析結果が大々的に報道された翌日の統合会見であり、年内冷温停止状態 ステップ2前倒しに関する質問多数。


■会見のポイント
冒頭、文科省から福島県55箇所の土壌に含まれるプルトニウムの調査結果報告。「福島県における土壌の放射線モニタリング(プルトニウム)調査結果」55地点全て検出されるも、プルトニウム238/239/240の比率から事故由来は大熊町の1箇所のみと文科省。安全委員会も文科省と同じ評価。

2週間に一度の学校等の活動における積算線量の結果報告。学校に一つの簡易線量計を配布し、代表者の教職員1名が携帯して学校での被ばく線量を求める文科省が行なっている調査。当初から疑問視されている児童の被ばく評価だが、今回、学校等における児童の推定被ばく線量は 0.2mSv/y と評価されている。

■質疑
質疑は昨日の「炉心損傷状況の推定に関する技術ワークショップ」 で明らかにされた深刻な燃料の状態とステップ2終了条件の一つ、曖昧な冷温停止状態の達成。年内前倒しを早々に発表した政府発表に明らかに矛盾するため、変更はないのかと質問が相次いでいる。

もう一つは前回の統合会見で配布された住民説明会で配布された放医研が作成した資料について。説明ぶりで変わる資料を住民説明会で配布している現実。過小評価常習犯の文科省ぶら下がり放医研が作成した住民説明会の資料を出し渋るかのような政府の動き。

■破綻している冷温停止状態
前日11月30日に開かれた「炉心損傷状況の推定に関する技術ワークショップ」 で新たに示された炉心溶融の分析結果により、1号機では殆どの燃料が格納容器底部に落下し、コンクリートを浸食するコアコンクリート反応が起きている事を明らかにした東電。同日大きく報道され、本日の質疑でも冷温停止状態に関する質問多数。

政府が決めた冷温停止状態の条件の1つに圧力容器下部温度が100℃を下回る事が条件の一つだが、圧力容器の下から殆どの燃料が床に抜け落ちた状態で圧力容器の温度を測る事に何の意味があるのかと指摘されるものの翌日12月2日にはステップ2年内終了を12月16日に発表する事を決めた政府。

・水蒸気抑制、放射性物質抑制の嘘
ガス管理システムにより圧力容器内に高濃度の水素ガスが溜まっていることが判明、注水量を下げて圧力容器内の温度を80℃まで引上げ水蒸気を発生させて水素を追い出す作業を行っている東電。温度を下げて水蒸気抑制した事により冷温停止条件の一つである放射性物資抑制をクリアしたといいながら、80℃まで引き上げて水蒸気を発生させる東電と妥当だとする呆れた規制官庁 経産省保安院。

・圧力容器底部100℃以下の嘘
冷温停止状態の条件の一つ圧力容器底部100℃以下も完全に破綻。圧力容器底部を測る温度計に±20℃、40℃の誤差がありながら、60℃をした回っているので問題ないと説明しながら、現在、意図的に水蒸気を発生させるために注水量を減らし、温度を80℃まで引き上げる作業を行なっている東電。

これは2号機に取り付けたガス管理システムにより、圧力容器内に高濃度の水素ガスがあることが判明したことによる。意図的に水蒸気を発生させ水素を外に追い出す作業を行なっている。つまり、冷温停止条件の温度と放射性物質抑制の両方が完全に破綻している。

・冷温停止状態そもそもの定義が破綻
「炉心損傷状況の推定に関する技術ワークショップ」 で発表された解析結果により1号機はほとんどの燃料が圧力容器から格納容器底部に落下し、コア・コンクリート反応を起こしている事が明らかに。燃料が殆ど残っていない圧力容器底部を測る事に何の意味があるのか、次から次へと深刻な状況が明らかになるも、政府はステップ2達成条件である冷温停止状態を見なおさず、12月16日に達成する事を発表している。

・2号機圧力容器HVH 温度計の故障
11月27日(日)午前の東電会見で2号機圧力容器ガス温度HVH 温度、3号機サプレッションプール側の温度が24日から急上昇している報告。同日の夕刻の東電会見で計器の故障と発表。5ヶ所のうち参考にしていた1カ所が故障。線量が高く修理が行えず、同時に3号機サプレッションプール側の3つの温度計のうち1つがダメに。温度計も故障しており原因、2号機圧力容器側、3号機サプレッションチャンバー側の温度計の同時故障の関連も不明のまま。修理の難しい箇所の計器が壊れていく現状。

9月20日に細野豪志大臣が発表したステップ2、年内前倒し。新たに判明した深刻な状況や破綻している冷温停止状態、一切考慮することなく年内にステップ2前倒しと警戒区域の見直しを12月16日に表明すると発表している。常に安全側の立場で判断といいながら、実際にやっていることは全てがスケジュールありきの辻褄合わせとしか思えない政府対応。年内冷温停止頑張る、見込みのない除線に採算度外視でやり遂げると細野豪志。

頑張ったら何がどうになる状況でもないこの現状、無茶苦茶だ。1世帯4人家族で2億円。多大な税金が福島に落ちる。群がる大手ゼネコン、被爆除線ビジネスで被爆強要。2年で半分になるのに被爆してたった10%しか下げられない。避難すること許さない。


■本日の議題



資料


録画 IWJ
1 http://www.ustream.tv/recorded/18854732


2 http://www.ustream.tv/recorded/18856031


3 フリーライター木野龍逸さん&IWJ Staff さんによるまとめ(お休み)



■冒頭のあいさつ

細野大臣
司会者:細野大臣は公務のため欠席。


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http://ustre.am/_1h6YA:VJN 00:05:10 ~

■冒頭のあいさつ

園田政務官
本日も共同記者会見に集まりいただき有難うざいます。私から一点、宿題の報告がある。

★宿題回答 11月28日 統合会見 回答する記者団 佐藤
前回のゲルマニウム半導体の検出器についてお問い合わせがあった。今日、皆様方の手元にお配りさせて頂いているが、国とそして独法におけるゲルマニウム半導体検出器の保有台数ということで、現段階でわたくしどもで把握をしている台数、そしてその種別、まあ、機関ですね。を挙げさせて頂いた。

それで前回、私から数で申し上げていた訳だが、前回申し上げた独立法人や財団法人等で115台と申し上げていた所が、あの、精査をした所、すいません、106台だった。訂正させて頂く。尚、大学で行くと33台と申し上げていたが 47台の誤りであった。それを皆様方のお手元にお配りさせて頂いているので、また、後ほどご確認頂ければと思う。

私からは以上だ。

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http://ustre.am/_1h6YA:VJQ 00:03:50 ~

■環境モニタリングについて

東電
環境モニタリングについて2件報告させて頂く。

・敷地内 空気中
先ず一件目は空気中の放射性物質の濃度だ。資料のタイトルを申し上げると「福島第一原子力発電所敷地内における空気中の放射性物質の核種分析の結果について」(第二百五十一報)である。


ページをめくって頂いて一枚目の裏面になる。昨日は福島第一原子力発電所の西門と第二原子力発電所のモニタリングポスト1番での測定結果になる。何れの地点も ND、検出限界未満という状況である。

・敷地内 海水
続いて海水の状況だ。資料のタイトルは「福島第一原子力発電所付近における海水中の放射性物質の核種分析の結果について」(第二百四十四報)である。


ページをめくって頂いて1枚目の裏面に沿岸部の4箇所、それから2枚目以降が沖合の地点での分析結果になる。経時変化を3枚目以降、グラフ化しているが、大きな変動等は見られていない。引き続き、経過を観察していきたいというふうに考えている。東電からは以上だ。

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http://ustre.am/_1h6YA:VJS 00:05:10~

■環境モニタリングについて

文科省 伊藤審議官
環境モニタリングの結果について資料2種類お配りしている。

【URL】放射線モニタリング情報(文科省ポータルサイト)

[定時調査]
先ず、全国的な状況だが、放射能水準、大学の協力による空間線量、定時降下物、上水の結果については大きな変動は見られていない。


[発電所周辺]
それから発電所周辺だが、20km以遠の空間線量率、積算線量結果、また、ダストサンプリング、それから福島県による緊急時モニタリング、これらについても大きな変動はない。


イレギュラーな資料として資料9の環境放射線モニタリング詳細調査(南相馬市の結果について)というのが、現地対策本部、及び、県のほうから発表されている。これらについては 9月初旬に調査したものだが、前回、6月、7月に南相馬で測定した時と比べて、線量が減少している地点が 545箇所、上昇している所は 154箇所などという結果が得られている。


それから資料10番は土壌のモニタリング(プルトニウム調査結果の速報)だが、これについては福島県において 8月から10月にかけて圏内55地点で土壌のプルトニウムを調査したものだ。何箇所においてプルトニウムが検出されているが、1点を覗いて通常の範囲内と評価されている。


1地点、これは大熊町だが、ここはプルトニウム238とそれ以以外の Pu239 + Pu240 の比率からみて、事故由来の物と思われるという評価をされておられます。

それからページをめくって頂き、資料11、積算線量結果も特段大きな変動はない。


[発電所周辺]
資料番号12と13だが、発電所周辺の海域モニタリングの結果とそれから、資料13は発電所周辺の茨城県沿岸の海域モニタリングの結果について東電の方から発表されているが、何れも発電所の極周辺において数Bq/L のセシウムが検出されているが、他の地点では ND となっている。


[学校等]
それから資料番号14、福島県の学校等調査だが、緊急時避難準備区域の解除によって授業を再開した学校について2週間に1回、簡易型積算線量計によるモニタリングを行っている。今回、13の保育園、幼稚園、小学校、中学校が開校されているが、その平均の線量は 誤作動を除けば、0.2μSv/h となっている。学校での年間被ばく線量亜は 0.2mSv/y と推定されている。


[補足]
それから別冊の方で少し補足させていただく。海域調査の一番最後の所、資料番号7番だが、発電所周辺の海域モニタリング結果(プルトニウムについて)という事で、発電所周辺の海水についてプルトニウムの測定をしているが、検出限界値未満となっている。


文科省からは以上だ。

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http://ustre.am/_1h6YA:VJU 00:09:25 ~

■環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会)

安全委員会 加藤審議官
私の方からは 環境モニタリング結果の評価についてという本日付の原子力安全委員会の紙1枚紙で裏表にコピーしているものと、参考資料として1枚目が福島県の地図になっているもの、これを用いて説明する。

# 加藤審議官の説明するページは参考資料の手書きページ数と一致します。


先ず 資料1の空間放射線量だが、こちらについては特段大きな変化はない状況である。2の空気中の放射性物質濃度であるが、参考資料の 9ページから11ページをご覧頂くと一番上のポイントである福島市 杉妻町であるが、こちらでセシウムが検出されているが、値は濃度限度を下回っているという状況である。このポイントでのヨウ素、それから他のポイントでの核種は全て検出外科医未満であったという事です。

資料4の環境試料についてであるが、資料で言うと2つ目の黒ポツで、今、文科省からも紹介があったが、福島県の方で県内全域において土壌中のプルトニウムの分析を行なっている。

お手元の参考資料だと 16~18ページに資料があるわけであるが、今回のこの検出されたプルトニウムが、今回の事故によるものかどうかについていは、プルトニウム238 とそれからもう一方の プルトニウム 239と240を合わせたもの、これの放射能濃度比で比べて見るのが普通の見方である。

それで事故発生前の日本の平均では大体 0.026だった訳だが、多くのポイントでは大体これと同程度である訳だが、大熊町で測定されたものではこの放射能濃度比が 0.214 とプルトニウム238 の比率が高いものになっており、今回の事故の影響の可能性が考えられるという評価だ。

それから参考資料の19~21ページをご覧頂くとこれは発電所周辺、それから茨城県沿岸での海水中の放射性物質の分析結果だが、ええ、発電所近くの1~4のポイントを中心にセシウムが検出されているポイントがあるが、値は濃度限度以下である。

その他のポイントは検出限界未満であったということである。私からは以上だ。

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http://ustre.am/_1h6YA:VJV 00:12:50 ~

■各プラントの状況 (東電)

東電(松本)
福島第一原子力発電所の状況という事で報告させて頂く。先ず1点目は「福島第一原子力発電所の状況」というA4縦、裏表一枚の資料、こちらをご確認下さい。


「タービン建屋地下のたまり水の処理」
タービン建屋の地下のたまり水の処理だが、現在、第一セシウム吸着装置キュリオンと第二セシウム吸着装置サリーによる高濃度汚染水の処理を継続して実施中だ。

「トレンチ立坑・各建屋地下のたまり水の移送状況」
トレンチ立坑・各建屋地下のたまり水の移送については、2号機、3号機から集中廃棄物処理建屋の方への移送を行なっている。6号機については屋外の仮設タンクへの移送を明日までの予定で実施中だ。それから建家の水位等に関しては、会見途中で最新のデータをお届けしたいと思っている。

「放射線物質のモニタリング
放射性物質のモニタリングについては先ほど述べたとおりだ。

「使用済み燃料プールの冷却」
使用済み燃料プールの冷却だが、現在1号機、3号機、4号機について循環冷却を実施中だ。2号機については一時冷却系の差流量大という警報が出て現在停止している。プールの水温は11時現在、23.5℃、それから午後1時現在、23.8℃という状況だ。

最大でも1時間あたり 0.3℃ということであるので、当面使用済み燃料プールの冷却には問題無いものと考えているが、引き続き計器等の点検を進めて参りたいと思っている。それか3号機については本日、2m3 ほどヒドラジンを注入している。

「原子炉圧力容器への注入・原子炉の状況」
それから圧力容器への注水、原子炉圧力容器の温度、格納容器の圧力に関しては記載の表のとおりだ。尚、2号機については午前中の会見で申し上げたとおり、11時から窒素を圧力容器本体に 5m/hで注入を開始している。それから、12時10分に格納容器内に注入する分と、圧力容器気に注する文のバランスを取るために、格納容器ガス管理システムの排気を34m3/h に増やしている状況だ。

「その他」
その他、作業の実績についても、こちらは会見の途中で左心の実績をお届けしたいと思っている。

発電所内モニタリング
続いて発電所の中の水などの分析の結果だ。資料タイトルを申し上げると「福島第一原子力発電所取水口付近で採取した海水中に含まれる放射性物質の核種分析の結果について(11月30日採取分)」である。


これは取水口付近のサンプリング結果になる。ページをめくって頂き1枚目の裏面から書くサンプリング点での測定結果を記載している。2枚目の裏面になるが、現在、5号機の取水口付近で清掃作業を小なっているので5号機の取水口での海水サンプリングを追加している。

経時変化を3枚目からグラフ化しているが、特に大きな変動は見られていない。高濃度汚染水が海洋中に漏出していないと判断している。

続いてタービン建屋付近のサブドレンの状況だ。資料のタイトルを申し上げると「福島第一原子力発電所タービン建屋付近のサブドレンからの放射性物質の検出について(11月30日採取分)」だ。


ページをめくって頂き、1~6号機のサブドレン水、それから一番右に構内深井戸での水の分析結果だ。2枚目から経時変化をグラフ化しているが、こちらも大きな変動は見られていない。高濃度汚染水が地下水中に漏出していないと考えている。

最後になるが集中廃棄物処理施設周辺のサブドレイン水の核種分析の結果だ。A4横の表の形式になっている資料だが、こちらも11月30日の測定結果では通常の変動範囲内という事で考えている。引き続き集中廃棄物処理施設に溜まっている高濃度汚染水が地下水中に漏出はしていないと考えている。


東電からは以上だ。

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http://ustre.am/_1h6YA:VJZ 00:17:20 ~

■経産省 保安院 宿題の報告

経産省保安院 森山対策監
これまで頂いている宿題の中から3点回答申し上げる。

★宿題回答 11月24日 統合会見 NPJ 日隅
最初は手順書の関係で保安院に報告のあった手順書、その関連の書類に関することと、それから東電からの意見書の公開についての質問があった。東電から提出されているものは1号機、2号機、3号機の事故時運転手順書と事故時運転手順書の適用状況。

それから公開非公開の意見書である。で、基本的にはこれまで保安院として公開してきているが、手順書そのものについてはこれまでは事故に関する部分のみの公開となっており、その他の部分については現在、引き続き検討しているという状況にある。

★宿題回答 11月24日 統合会見 NPJ 日隅
それから意見書の公開の件だが、東電から出された意見書、これは 9月27日の報告聴取以降の件だが、何度か意見書が提出されているが、意見書の本文そのものについては既に公開をさせて頂いている。ただし、どこまでが意見書かという点はあるかと思う。

すなわち手順書の中にですね、東京電力からこの部分はマスキングしたいという具体的なマスキングの箇所というものが、元々記載されていた。その部分については保安院はマスキングを摂ったもので公開しているので、ここのマスキングの部分については、現在後悔はしていないが、東電から出された意見書、これはあの、基本的には2回あり、最初に出された意見書があまり具体的ではなかったということで、再度、11月14日に提出されているが、これについても既に公開をしている。

★宿題回答 11月28日 統合会見 NPJ 日隅
SPEEDI について 現在時刻が3月14日の14時53分と記載されているが、津波到達より早い時間であるのになぜかという質問があった。これについては SPEEDI 似その時刻はなかったが、ERSS の方に現在時刻として3月11日の14時53分という記載があった。

従って ERSS に対する質問だということで回答すると、この ERSS については確かに現在時刻として3月11日の14時53分と記載されている所があるが、これは当時の解析の実際の時刻とは無関係の値を表示している。ERSS については伝送そのものが停止をしていて、この解析では既存のテストデータというものを仮に伝送データ、すなわち発電所のプランとデータとみなしてシステムを使用している。

で、ERSS を動かすためには、この現在時刻と言う所がないと、入力がないと解析を開始しないというシステムなので、仮の時刻としてこの14時53分というものを入力したという事だった。

★宿題回答 11月28日 統合会見 フリーランス 木野
3月12日に保安院がセシウム、ヨウ素の検出について発表したということで、その検出した場所とどこの機関かという質問があった。3月12日の保安院の会見の議事録と言うか、必ずしもはっきりしない所があるので、何を引用したかという所も必ずしも正確ではないかも知れないが、3月12日に検出されていたという記録が1つあった。

これは既に 6月3日に保安院のホームページで公開しているが、福島県がモニタリングの結果として検出したというのがある。で、こちらの場所については実際に地図の上に落とし込まれており、保安院のホームページをご覧頂けたらと思うが、6月3日に公表しており、

タイトルは「福島第一原子力発電所 および 福島第二原子力発電所周辺の緊急時モニタリング調査結果について ~ 3月11日~15日実施分」ということで、こちらに福島県の方で実施視されたモニタリング結果の一覧と、それから実際の場所といいますか、手書きで地図上で書きこまれたものがあるので、そちらを確認頂ければと思う。

保安院からは以上だ。


http://ustre.am/_1h6YA:VK3 00:22:40 ~
経産省保安院 事務局 吉澤

★宿題回答 11月24日 統合会見 NPJ 日隅
事務局の方から一つ、NPJ 日隅さんから質問のあった件について説明をさせて頂ければと思う。区分ごとの登録人数だが、前回、区分4の所が少なすぎるのではないかといいう事で、それを確認させて頂いた。区分4というのは日本民間放送連盟会員、民放さんだが、そこの多くの会社が1番の日本新聞協会会員にも両方に加盟していた。

両方に加盟された方が800人ちょっと居らっしゃる。今回、わかりやすくするという意味で、こちらの両方に入っている方を4の方に区分し直して改めてその数字を説明させて頂きたいと思う。

※昨日11/30 現在
  1. 日本新聞協会会員 1,296名(前回より人数が増えてるのは時間経過により新たな加入者。)
  2. 日本専門新聞協会会員 37名
  3. 日本地方新聞協会会員 2名(前回4と説明しが2名は区分が間違っていた)
  4. 日本民間放送連盟会員 887名(内837名が1と4両方に属しているが便宜上4に区分した)
  5. 日本雑誌協会会員 43名
  6. 日本インターネット報道協会会員 58名
  7. 日本外国特派員協会(FCCJ)会員及び外国記者登録証保持者 108名
  8. 発行する媒体の目的、内容、実績等に照らし、1から7のいずれかに準ずると認め得る者 155名
  9. 上記メディアが発行する媒体に定期的に記事等を提供する者(いわゆるフリーランス)42名
現地点(11/30現在)で 合計 2,628名 となる。

【参考】福島原子力発電所事故対策統合本部の共同記者会見の実施について(統合会見出席条件)


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■質疑

経産省 司会者:
これから質疑に入らせて頂きたいと思う。前回と同様であるが、最初の質問の機会はできるだけ早く皆さんにということであり、一度に質問頂く件数を 3つまでというふうにお願いさせて頂きたいと思う。同様に質問自体もなるべく簡潔にお願いしたいと思う。

また、回答側についてもできるだけ簡潔にわかりやすい回答を心がけて頂くようお願いしたいと思う。また、質問の際には所属とお名前を名乗って頂くと共に誰に対する質問であるかを明確にしていただくようお願いする。それでは質問のある方は挙手をお願いする。


http://ustre.am/_1h6YA:VQf 00:25:35 ~ 園田政務官・東電
朝日新聞 杉本
Q:園田政務官と東電に聞く。昨日東電の方から燃料がどこにあるかという推定の結果が発表された。それで1号機に関してはそのほとんどが格納容器の方に落ちているという結果になった。今の冷温停止の定義だが、圧力容器下部のほうで温度を測っていると思うが、この定義を見直す考えはあるのかどうか?その回答の理由について聞かせて欲しい。同様に東電にどう考えるか意見を聞きたい。


http://ustre.am/_1h6YA:VQg 00:34:35 ~ 東電・保安院
フリーランス 小西
Q:東電に聞く。今。一部の燃料が残っていると思うと言われたが、どの程度の燃料が残っていると思われるか?

Q:東電に聞く。昨日のワークショップの資料で、公表されていないデータが含まれていますという記載があったが、まだ公にされていないデータは沢山あるか?昨日出されたのが最後か?

1-3号機の炉心損傷状況の推定に関する技術ワークショップ
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/700/12/001/231130.html
東京電力 福島第一原子力発電所1~3号機の炉心損傷状況の推定について
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_111130_07-j.pdf
福島第一原子力発電所 1~3 号機の炉心状態について
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_111130_09-j.pdf




http://ustre.am/_1h6YA:VQh 00:37:40 ~ 東電・保安院
ネオローグ小嶋
Q:東電に聞く。前回質問した1号機の IC に関してだがこれは元々全電源喪失を想定しているのか?

Q:東電に聞く。吉田所長の病状と線量、または労働環境の病気の関連について新たに譲歩を得ているのか?

Q:保安院に聞く。IAEA のストレステストの件で国際基準が配された件、進展があれば教えて欲しい。




http://ustre.am/_1h6YA:VQj 00:44:55 ~ 保安院・東電
フリー木野
Q:保安院に聞く。先程の12日のセシウム、ヨウ素の検出だが、6月 6日だったか纏めて発表された時のものであって、発電所内で検出されたということは保安院では発表されていないということで良いか?当時の新聞等に第一の1号機周辺等で見つかった、セシウムが出たという記事があるので確認できればと思う。

Q:保安院に聞く。3月12日に東電のプレスリリースでベント作業にいった当直長の方が 106mSv の被ばくをしたというリリースが出ているが、当時、ベント作業に言ったのは他に3人にて、先日、月曜日に松本さんの方から線量を発表して頂いたが、この3名については当時、保安院は把握されていたのか?

保安院から出ているプレス、資料等にも 106mSv の方の事しか書いていなくて残り3人の被曝量が書いていないので、この点を保安院の方で把握していたかどうか?

Q:東電に聞く。作業員の被曝量だが、一昨日発表があったが 6月以降の作業員被ばくの平均を見ると東電の社員に比べると協力企業の方の被曝量の方が平均で多い時で10倍ぐらいの差があるが、これは原因と伊野はどういう所にあると見ているか?

福島第一原子力発電所緊急作業者の被ばく線量等について
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/111130s.pdf




http://ustre.am/_1h6YA:VQk 00:55:00 ~ 文科省・東電・経産省事務局(吉澤)
NPJ 日隅
Q:モニタリングの関係で本日配って頂いた資料一番最後の学校の結果だが、これは備考欄を見ると屋外活動が一部制限されていると書いてあり、一部制限されているが、測定者の実績なしとなっている。そうすると実際に 児童、生徒、幼児は屋外活動をしているにも関わらず、

測定された方は屋外活動の実績がない、とすると実態とここに出ている数値というのは必ずしも一致しない感じがするが。屋外活動一部制限の部分について在籍している幼児、児童、生徒の平均的な屋外活動時間というものは把握されているのか?

福島県環境放射線モニタリング調査(児童福祉施設等)結果について
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1510/2011/11/1510_1130.pdf

Q:燃料の状態の関係で東電に聞きたいが、今朝のニュースで昨日の発表について報道されているのを見ると、コンクリートの中に落ち込んだ燃料については上から水かけても、水がかからないのだからそのままの暑い状態が続いていてどんどんどんどんコンクリートに対する侵食というのは広がっているのではないかというコメントをしている人がいたが、その点についてはどう考えるのか?

Q:記者会見参加人数の関係で確認しておきたいが、カテゴリ8番について前回179人ということで、今日は155人でちょっと減っているがそれがどういうことなのか?許可されなかった人の数は前に行って頂いたとおり、カテゴリ8については2名が×で4名がペンディング、フリーについては5名が×で7名がペンディングということでいいのか?後、雑誌も前回 45人とおっしゃっていたが、今回、43名になっている。そこも説明頂けるのであれば頂きたい。

福島原子力発電所事故対策統合本部の共同記者会見の実施について
http://www.nisa.meti.go.jp/oshirase/2011/files/230423-2-1.pdf




http://ustre.am/_1h6YA:VQl 01:06:30 ~ 東電・園田政務官
テレビ朝日 松井
Q:東電に聞く。昨日公開された MAAP だが、なぜ昨日なのか?例えばもっと1ヶ月、3ヶ月前などに、その前の段階の 100%おちるというところの話までは、前も同じデータが出ていたと仰っていて、昨日新しく出たのはコンクリート溶融の話だったが、これが11月末になってしまった理由をもっと 6月、7月の段階でもですね。

9月、10月のデータが出てきたから初めて言えたことではないというふうに昨日の発表見る限りは思えるので、4月の末には温度は安定していた、下がったという発表もあった訳だから、なぜ、昨日まで 8ヶ月以上かかってコンクリートのことをおっしゃったのかという点をお伺いする。

1-3号機の炉心損傷状況の推定に関する技術ワークショップ >
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/700/12/001/231130.html
MAAP解析とコアコンクリート反応の検討について
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/700/12/001/1-5.pdf

Q:環境省ということで園田政務官に聞く。たまたま取材先の中で南相馬の中で個人のお宅で井戸を使っている方がまだかなり沢山いらして、やはり気になるので井戸の放射性の数値検査を何度も申し出ているが、やはり、同じような方がたくさんいて検査をずっと待っていると。

それが未だに待っている当方がまだ何件もいるということだ。水道がなくて井戸水だけが生活用水の方は非常に心配のまま暮らしてらっしゃる。当然、何件も問い合わせて沢山あると思うが、今現在、そんなにたくさんの方が今もずっと待っている状況なのか、それとも上手くその辺は回っているのか?

すぐに答えられる内容かちょっと分からないが、実際に取材の中で何度検査依頼をしても、受けてもらえないのだという情報が来ているので、この点をお伺いしたい。




http://ustre.am/_1h6YA:VQm 01:16:45 ~ 文科省・保安院
NHK花田
Q:文科省に聞く。今日、一部の報道で警戒区域の土壌中のセシウムの調査の関係の記事が出ているが、100km圏内の土壌中のセシウムの調査で警戒区域の方は行っていなかったという内容だと思うが、この事実関係を確認したい。

この20km圏内でそういった土壌中のセシウム調査を行わなかった理由というのと、専門家からの批判を受けて年内に調査を行うことを決めたと報じられている。そういった専門家の批判というのが理由なのか?また、そうではないとしたらどう言った理由でこういった調査を年内に行うことを決めたのか確認したい。

Q:保安院に聞く。今日から2号機のRPVへ窒素封入が始まったが、この冷温停止に向けて、この水素管理というのは必要な条件になっていると理解しているが、圧力容器の窒素封入というのはそういった捉え方でいいのか?また、RPVの中に水素が溜まっているという状況を冷温停止上、どのように捉えているのか?安定的な状況になっていると判断されるまで、冷温停止状態という判断に至らないのか?




http://ustre.am/_1h6YA:VQn 01:26:30 ~ 保安院
フリー伊藤
Q:保安院に聞く。炉心と周辺地下の推定についてだが、日本のスーパーコンピューターを使った解析という事はできないものか?




http://ustre.am/_1h6YA:VQo 01:27:50 ~ 保安院
時事通信 神田
Q:保安院に聞く。昨日のワークショップの中で JNESの委託を受けたエネルギー総合工学研究所の方のSAMPSONコードを浸かった解析があったと思うが、お話を伺った所、例えば、ペデスタルの地下の所にサンプというかピットがあることを知らなかったという説明をされていた。

こういった解析を複数の機関が行う場合に、きちんと前提となるデータを東電から出させるような指示とか、そういったお考えはないのか?

1-3号機の炉心損傷状況の推定に関する技術ワークショップ
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/700/12/001/231130.html
東京電力 福島第一原子力発電所1~3号機の炉心損傷状況の推定について
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_111130_07-j.pdf
福島第一原子力発電所 1~3 号機の炉心状態について
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_111130_09-j.pdf

A:経産省 保安院 森山対策監:
はい。その点は大変大事な点だと思う。指示と言いいますか、昨日の議論の一つは、如何にデータを開示してその内容の信頼性を吟味をして情報を共有するかということですので、まさに昨日の議論をきっかけにこれから解析を進めていく際に情報共有を図っていく、その事をよく考えていく必要はあろうかと思う。まあ、具体的なことはこれからだろうけれど。以上だ。

>時事通信 神田:
昨日のワークションプで出てきて初めてそれに気づくというのはちょっと遅すぎるような気がして、これだけやっぱり解析をするまでの時間がかかった訳だから、解析をそれぞれの期間にさせるのであれば、取りまとめてそれぞれに支持を出す方法を取るのが一番いいかと思うが、そういった事は出来なかった理由はなんなのか?

>保安院 森山:
ここは必ずしもハッキリとしたことを申し上げられる状況にはないが、やはり解析コードによって何を入力していくかと。どういう所がそのコードに、評価に影響を与えるかということは、なかなか、これはそれぞれ解析者でないと分からないところもあるので、結果としてはこういう情報があったらもっとよく解析が出来たということなので、そこはあの、ただデータを出せばいいというのではなくて、その解析に必要なデータということなので、まさにあの、これからですね、解析をする方同士での情報共有が大事ではないかと考えている。

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Q:保安院に聞く。今日の原子力安全委員会の定例会後の記者会見の中で、斑目委員長がそれぞれいろいろな機関から解析結果を付きあわせて、実態がどういうふうになっているのかと言う事を保安院が纏めて見解を出したほうがいいという発言があった。これについてどのような考えを持っているか?

A:経産省 保安院 森山対策監:
保安院としての見解はなかなか今の段階で、まとめた、あの、これから、その見解ですということまでは行くのは難しいかも知れないが、まあ、あの、今後もこういった解析を更に付きあわせしながら、更にあの内容をよく改良していきながら、あの、まあいずれにしても、この炉内の状況ということは非常に大事な問題なので、なんらかの整理ということは必要ではないかと思っている。


http://ustre.am/_1h6YA:VQp 01:31:10 ~ 東電
回答する記者団 佐藤
Q:吉田所長の症状に関係して東電に聞く。8月に吉田所長のビデオメッセージが公表されたが、この時の映像を改めて見たところ、吉田所長が話す時にちょうど首筋リンパ節の辺り左右が腫れていると言うか、ボコっと出ているような状況があるが、この映像をみた医者とか、医療関係の研究者の方から吉田所長の症状について何らかの指摘とか問い合わせというのは東電の方に来ているか?:

Q:東電に聞く。震災発生後に自己都合で退職した東電社員の数が分かれば教えて欲しい。特に退職理由の内訳の内、病気による退職の人数というのも併せてお願いできればと思う。




http://ustre.am/_1h6YA:VQq 01:33:45 ~ 東電・園田政務官
月刊誌ファクタ宮島
Q:東電に聞く。吉田所長がこの10月、11月にかけて政府の事故調からかなりの頻度でいろんなお話を聞かれて20時間を超えるようないろんな話を聞かれたというふうに聞いているが、そのような事実があるか?

Q:東電に聞く。吉田さんは入院されたわけだが、吉田さんはやはりこの事故の真相と言うか、その究明で最も大事な証人であるという意味で病状がプライバシーかどうか別にしても入院していてもそういうような公的な機関、今回国会にも事故調が出来るわけだが、そういう事に応じられるような病状なのか?

やはり吉田さんのことを考えた場合、様々な意味でやはり元気で頂きたいと思うが、やはり大事な証人であるという意味では、そういうような病状の開示、もっとハッキリ言うと例えば何ヶ月ぐらい経ったら戻れるだろうとか、最低でもそういう事が必要だと思うが。

それは政治家であられる園田政務官やそういう立場の方は当然開示を受けるような立場にあると思うが、今にいたっても吉田さんの病状を含めたことについて情報をどの程度持っておられるのか伺いたい。




http://ustre.am/_1h6YA:VQr 01:40:00 ~ 保安院・安全院会・文科省
NPJ 日隅
Q:[★再質問]赤宇木地区で住民への周知が遅れた理由について。実際に実測していたにも関わらず、モニタリングしていたにも関わらず、それが住民への周知が出来なかった事情について。

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Q:(放射線被曝の早見表の100mSv 以下について癌の過剰発生が見られない表記について)放医研のホームページについて訂正を申し入れられると言うか修正をどういう形であるか、それがどうなったか?

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Q:SPEEDI の件で前回、班目委員長の吉井議員の回答に関連して、3月16日以降、暫く安全委員会に委ねら得ていて 安全委員会に SPEEDI のベントの関係の計算をお願いしたところ、放出源情報が得られないという事で安全委員会の方から そういう情報の提供を申し入れていたが、

その後、結局安全委員会を介さずにSPEEDI の計測ができるようになったので、その後、情報提供していないという説明だったと思うが、なぜ、安全委員会に委ねたのか?いつまで委ねたのか?なぜまたそれで元に戻したのか?と言う事を保安院の方にお伺いしたい。

(02:13:00 ~ 安全委員会 加藤審議官 発言訂正あり http://ustre.am/_1h6YA:VQx

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Q:先ほどの ERSS についての解析時刻について、このデータそのものに書かれている現在時刻というものが必ずしも解析をした時刻ではないと言うことはお伺いしたが、ホームページで発表されている物を見ると必ずしも解析時刻というのがはっきりしていないのと、

それから特にホームページに掲載されている別紙2というのがあり、それは 3月12日の 0時なんだが、ここには福島第一の1~3号機の今後の進展についてという事が書いてあり、そうだとするとこの 3月12日の 0時の地点で1~3号機の今後の進展についての ERSS を使った解析がされているのではないかと思うが、

その辺がちょっと良く分からないので、ERSS の解析状況をについてちょっともう一回整理して説明頂きたい。例えば3号機なんて13日だが、13日まで3号やらなかったのか、何となく疑問に思うので、その辺もう一回改めて説明頂ければと思う。




http://ustre.am/_1h6YA:VQt 01:58:00 ~ 東電松本
東電 松本
本日の作業実績


http://ustre.am/_1h6YA:VQs 02:03:00 ~ 東電・園田政務官
フリー木野
Q:東電に聞く。3月12日の作業員の方の被ばくの件だが、当時の資料で顔面の汚染等というのも政府側から出てきているという資料に記載があるが、被ばくに関しては 106mSv 一人の方しかないが、当時、残りの3人に関しては、政府、保安院の方へは東電から報告はしていたのか?

A:[★宿題]東電 松本:
3月12日の被ばく線量に関しては、最大の被ばく線量の者を報告したと思うが、具体的にどういう形で報告したかについては確認する。

>フリー木野:
最大を報告、具体的に詳細は確認頂ければと思うが、可能性としては最大の被ばくの方だけを報告したという可能性もあるということか?

>東電 松本:
ハイ。可能性があると思うので、どう言った形で報告をしたかは確認する。

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Q:東電に聞く。3月12日 午前5時の東電のリリースでヨウ素が通常より上昇という記載があるが、これは先日、詳しい核種分析はされていないとうお話だったが、ヨウ素が通常より上昇というのは、そうすると何を根拠に、どういう形で数字が出てきたのか?説明頂ければと思う。

A:[★宿題]東電 松本:
3月12日に午前5時、通常よりヨウ素、放射性物質(ヨウ素等の測定の値が通常値より上昇している)というような記載をしているが、こちらは事故の状況としては揮発性ヨウ素が放出されることが十分予想されるので、ヨウ素等という形でダスト濃度について記載したものだ。

>フリー木野:
これは揮発性のヨウ素を含む濃度というのは何の濃度を検出されたのか?

>東電 松本:
ハイ。これはいわゆる核種分析を行なっていないが、フィルターに付着した放射性物質を全体としてカウントしたものである。

>フリー木野:
その数字はいくつだったのか?

>東電 松本:
こちらは以前、あの、数字としてはあの、書いた、あの公表資料があったが、ちょっと確認させて欲しい。

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Q:園田政務官に聞く。住民説明会の資料だが、月曜日に健康関係のものは見せて頂いたが、現状、それだけではなくて除線を含めて幅広い状況というのを何らかの形でされていると思うが、他に住民説明会で使っている資料というのはないのか?

先日もお伺いしたが、現状、住民説明会でどういうことを説明されているのかをもう少し詳しく教えて頂ければと思う。月曜日は健康関係だけになってしまったが、まさかそれだけとは思えないので、もう少し詳しいお話しをお願いしたい。

A:園田政務官:
住民説明会の件だが、基本的には住民への皆さんへの説明は、健康に関するお話しをさせて頂いているというのが支援チームとしては恐らく、それ以外のところというのはなかったのではないかと思うが、あの、で、資料としてはこの間も支援チームが来て説明はさせて頂いていたが、ああいった何と言いましょうか、専門家方々の資料を使って説明をするということなので、あれ以外にも何人かの説明者の資料というのがあるというのは聞いているが、ご本人の承諾がまだ得られていなっかたということで、先日は得られたものという形でお出ししたということである。

で、後、おしょらく除線についてと触れられたが、除線についてはですね、あの、環境省が今、現地の環境事務所であったと思うが、福島環境事務所であったと思うが、福島環境事務所が中心となって住民への説明はしていると言うふうに聞いている。

これは支援チームとはまた違うところであるので、で、先般、宮島さんからもご要望頂いて、大臣、これは事故収束対応の大臣というよりは環境大臣という形でお受けになったと思うが、ここの場に環境省の方が来て頂いて、で、除線についての話を説明をさせて頂く機会をという事で私からもお願いをさせて頂いた。

で、今、調整をしているので、ここに来る除線チームですね、決まりましたら前もってご報告はさせて頂きたいと思う。

>フリー木野:
他にも健康関連に関してはまだ資料があるというのは、これはどのくらい種類があって、内容というのはどういうものになっているのか?確認はまだ時間掛かるか?

>園田政務官:
私自身がと言うよりも書いた本人の承諾を得るようにしているということなので、それが本人ときっちりと時間が取れるまで、時間がかかっていたのではないかなあ、というふうには聞いている。従って、また、(連絡が)とれましたら、この場にお持ちさせて頂くというのは、刊行はしたいと思う。

# 長いこと回答を保留にしているけど、本人承諾なんて初めて聞いた。

>フリー木野:
あのう、本人の承諾というのはちょっと分からないが。住民説明会で使っているんですよね?公的なものだと思うが本人の承諾がなぜ必要なのか?私文ではないですよね?

>園田政務官:
ただし本人の著作権ではないが、本人の書面によって説明をして頂いているので従って、

>フリー木野:
いや、あのう、住民説明会なので、本人その方が説明するのは勿論そうだが、説明する内容は政府がオーサライズしているものであるはずであって、本人云々というのは関係ないと思うが、なぜ本人の承諾が必要なのか?ちょっと理由がわからないが。

>園田政務官:
あっ、機関としては別の、政府とは違う機関の方に来て頂いて説明をして頂いているので、そういった面ではその方の、まあ、言わば承諾がいるということであるという事である。

>フリー木野:
いや、住民説明会は政府がやっているものであって、その期間がやっているものではないので、その資料というのは当然政府がオーサライズしているものなので、政府側で内容を把握して出す、出さないというのも決められるのではないですか?というふうに思うが。

>園田政務官:
いや、あの、
会は確かに政府、支援チームが主催させて頂いているが、説明はその方、別の機関の方がやっておられるので、その方の言わば、承諾がいると、言うことでございます。

>フリー木野:
確認だが、そうすると前回も聞いたが説明する方によってかなり内容が違うというふうに聞こえるが。今のお話しだと。

>園田政務官:
いや、あのう、そういったことはない思いますけど。あの、念のために私からも一度確認をさせておきたいと思う。

>フリー木野:
要するに政府としては決まった説明の内容は持っていないという事ですよね?資料というのは説明者の方がそれぞれ作って住民説明会ではそれぞれの方が作った資料で、それぞれ説明しているということか?

>園田政務官:
はい。そのように聞いております。

>フリー木野:
政府として統一見解というのは今後も作らない予定か?

>園田政務官:
今の段階では、まあ、それが統一見解にはなっているのではないかと思いますけども

# 前回の会見、寝とったのか政務官は。あれのどこが統一見解なんだよ。安全委員会が助言している事とぜんぜん違うじゃないかよ。文科省ぶら下がりの放医研が好き放題やってるじゃないか。

>フリー木野:
いや、それぞれの方が説明していると統一ではないと思うが。先日の月曜日の話でも、要するに資料に対しては補足で説明する方が色々と補足するので、あそこに書いてあるものは、そのままではないというお話しがありましたので、そういう事であれば説明する方によって内容が要するに色々変わるわけですよね。

安全性の見方に関しても 100mSv 以下に関しても。その辺に関して政府で統一の見解というのは作らないのですかとお伺いしているのだが。

>園田政務官:
政府としての統一見解は従前から申し上げているように、あのう、原災本部から発表させて頂いているのが政府の統一見解である。住民の説明についてはそれぞれの専門家の方に来て頂いて、そのかたに説明をしていただいているというのが現状だ。

>フリー木野:
住民への説明の仕方を政府で統一する考えはないということですね。

>園田政務官:
はい。今の形では専門家の方々に来て頂いて、その方から発表して頂くという事にしている。

# 何か問題あっても専門家の責任に。自分たちには責任及ばない。責任の所在を不明確にすることこそが、彼らの仕事。これまでの自民党政治とやってること何も変わらない。退場して頂きたい。


http://ustre.am/_1h6YA:VQx 02:13:00 ~ 加藤審議官(補足回答)
NPJ 日隅
(01:40:00~NPJ日隅氏に対する回答を修正)先ほどのSPEEDI の関係でちょっと訂正させて下さい。原子力安全技術センターから安全委員会の方に使わされていたオペレーターの方が何時まで居たかという事だが、先程、私、5月の連休明けぐらいだったかと申し上げたが、それは間違いでして、5月27日(金)の夕刻までオペレーターとしていらっしゃった。以上だ。


http://ustre.am/_1h6YA:VQu 02:14:00 ~ 園田政務官・文科省・東電
ネオローグ小嶋
Q:園田政務官に聞く。今、木野さんに説明された件で質問する。(住民説明会の資料を専門家に丸投げしている件)政府が行なっている説明会は正負の見解ではなく、全て個人の見解であってそういう説明がなされていて、説明は個人によってバラバラになされているという事で良いのか?

A:園田政務官:
[★宿題]住民説明会で先程申し上げたが、当然ながら不確定な部分は不確定であると言うことであるが、そうでない部分については当然ながらどういうかたが説明しようと今の科学的な知見に基づいて説明がされるわけだから、それは当然ながらそのまんま発表がされると。説明がされるという形になる。

従って、あの、人が変わって大きく極端に今の科学的な知見でわかってないことを分かっているか如く説明をするということは先ずあり得ないというふうに思うので、当然ながら今の科学的な知見に基づいてお話をする、分かっている範囲でお話をするというのが、今のスタンスであるので、当然、人が変わったとしても、そう変わりはない思っている。

# 無茶苦茶だよ。何その、先ずあり得ないって。その根拠のない断言はどこから来るのか。あり得ないと断言しながら、思うと。こういう発言が多すぎる園田政務官。だめでしょ。多分、低線量被ばくについて何も勉強してない。専門家が言ってるんだからいいでしょうレベルにしか見えない。

で、ただあの、まあ、資料がですね、どういう人がどういうものを使っているのか、私はまだ見比べたわけではないので、おそらく、ひとつの事象を右から見るか左から見るかによって、少しこの内容が、内容が変わるわけではないが、説明ぶりが変わってより、まあ、言わばそこに居らっしゃる方に対して、より、まあ、説明が丁寧にできるか、或いは、恐らく受けての側も、あの、お子さんや妊婦の方、女性の方が多い場合とそうでない場合とでもいろんな "話しぶり" がですね、少しずつそこに合わせて変わるというのは当然あり得るかなあと思っているので、その場に合わせていろんな表現をしているんではないかなと言うふうには考えている。

# 確認もせずに、"異なることはあり得ないと思う" と発言する園田政務官。だめだこの人。是非、政務官の頭の中にある、今の科学的知見とはなんなのか、説明して頂きたい。説明者が居ないと正しく伝わならない資料を住民に配布している。この言い訳、頭がオカシイとしか思えない。説明者がいないと成り立たない資料を配付すること自体理解できない。生活支援チーム茶山氏のしどろもどろの "説明ぶり" を早速に引用する園田政務官。

>ネオローグ小嶋:
どう言った方が説明会で説明されているのか?例えば個人名、その機関、人数等が分かれば今日直ぐにわからないと思うが、例えばリストなどの形で出して頂ければと思うが如何か?

>園田政務官:
分かりました。ちょっと確認しておきます。

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Q:文科省に聞く。学校給食の関係で 40Bq/kg 以下という基準が一応決まったと言うか、まあ、交付されたということで、先ずこの 40Bq/kg がどういう根拠と言うか論拠があるのか?また、17都道府県に限定されている、今、やれということだったが、これが17都道府県に限定する理由は何か?

この実質の運用に関してだが、すべての学校で調査可能なのか?どういう体制をとってそういう形にするのか?例えば、福島県とか被災地を優先順位を付けてやるのか、検査器半額補助とかされているが、こちらの精度はどの程度まで OKとするのか、検査機器をこれがいいとか決まっているのか?調理済みの物をまるごと検査するという方法も考えているということだが、どういう方向になるのか?

# 半額補助してもらい半額は東電に賠償してもらう。

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Q:園田政務官に聞く。賠償金などを東電が政府の支援を受けているが、新規の原発が建設可能か?先ほどの午前の会見で東電は新規の原発に関して、一部報道で建設を中止したのを否定したが、建設は可能で政府の支援受ける中、建設可能なのかということを教えて欲しい。

A:園田政務官:
[★宿題]新規の原発については、今、政府として来年の、今、総合エネ庁とエネルギー調査会とですね。それから内閣府の原子力委員会で今議論をして頂いている所である。これからエネルギーの総合的な考え方をまとめるべく議論をさせて頂いている。

で、政府全体としてはエネルギー環境会議というのがあり、通称、エネ環会議と呼ばさせて頂いているが、そのエネ環会議において、その総合エネ庁とそれから原子力委員会とでこれからの日本のエネルギー政策の議論を今スタートさせて頂いている所である。

大体 来年の夏を目途にこれを取り纏めをして行くということになっているので、それ以降のまた、原発に関してのですね、新たな原発、或いはその他のエネルギー政策に関してはそこまで、まだ、確定的なものは決まらないという事になるのでは
ないかな、というふうには思う。


>ネオローグ小嶋:
政府の方針を聞いているのではなく、賠償金などに関して政府の支援を受けている東電が、今後新規の原発を建設することが問題がないのかということをお聞きしたいのが質問の意図なんだが。

>園田政務官:
えっと、今後、というのはどれぐらいの時間軸でお聞きになっているのか?

>ネオローグ小嶋:
先程、午前の会議に否定された青森の原発に関して、今予定どおり行くとすればという範囲だ。

>園田政務官:
ちょっと大間原発は東電ではないので、、

>ネオローグ小嶋:
東電が否定したとこでした。どこでしたっけ。

# 東通原発です。同日、読売新聞が東電が東通原発の建設を資金不足を理由に断念したと報じて、午前の東電会見で松本氏が建設断念の事実を否定している。その経緯に関する質問。というか質問の意図分かるでしょうに。

>園田政務官:
その件については私ども政府としてどのように判断しているのかについてはちょっと聞いていないので、これは確認はさせて頂く。

>ネオローグ小嶋:
すみません。先程のは東通でした。申し訳ない。

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Q:今回、燃料の位置の解析が出たが、今後の作業見通しに変化がないということだったが、今後、廃炉に向けて廃炉の作業香椎時期が3年から2年に早められたがこの点に関して何日影響があるのか?

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Q:東電に聞く。吉田所長が病状と線量の関係が、前回はまだ確定した情報ではないということだったと思うが、現在のところ、線量と病状の関係に関して何か変化はあるのか?併せて労働環境との関連がなにかないのか?過労であったりそういうものがあったのではないかということを確認したい。病名の公表について本人、家族に確認していないということが前回言われていたが、こちらの確認は出来たか?

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Q:東電に聞く。先日の燃料位置の解析でエネルギー総研の解析によると圧力容器が傾いているという解析結果も出たということだが、こちらは耐震の問題は新たにこの過程を置いた場合、耐震に問題ないのか?

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Q:東電に聞く。東電の解析だと格納容器内にあるということなので、まあ、仮に水蒸気爆発の可能性はほぼないのか?前から殆ど無いということだったが、可能性はゼロに近いという認識で良いか?




http://ustre.am/_1h7jx:VQA 02:34:00 ~ 東電・政務官・保安院
回答する記者団 佐藤
Q:東電に聞く。東電がゴルフ場との裁判で主張している「飛び散った放射性物質が無主物である」という考え方についてだが、所有物がある状態から無主物になるタイミングですとか、状況京都かあると思うが、それが何時の段階でどう言った状況になった段階で無主物という判断になるのか?

現在、無主物ということだが、逆に考えると例えば土の中から放射性物質だけを抽出することが出来れば、それは東電の所有物になって、東電が処分に責任を負う、そういうことでいいのか?

Q:東電に聞く。燃料解析の結果で格納容器の底部に燃料がめり込んでいることに関してだが、これは東電、保安院がこれまでに持っていた想定の範囲内のことなのかどうか?

Q:東電に聞く。(前日の燃料解析の結果で燃料大半が格納容器下に落ちてコンクリートを侵食している解析結果に関して)今後、場合によっては石鑑といったような、現在考えているのは解体処分だと思うが、石鑑といったようなことも想定に入ってくるのかどうか。

Q:東電に聞く。年末年始の作業量について減るのかどうか。ヘルとしたらどれくらい減るのか?

Q:園田政務官に聞く。年末年始の合同会見の予定はどのようにするお考えなのか?

Q:[★再質問]保安院に聞く。前回の会見で政府職員が震災発生以降に福島第一と第二で撮影した写真の行政文書開示請求について、保安院長の裁量で自主的に公表するつもりがないか、院長の確認を求めていたがどうなったか?

Q:[★再質問]園田政務官に聞く。11月24日に質問させてもらったことで、福島県知事が18歳以下の県民の医療費無料化を要請して、首相が検討を指示すると答えたその報道に関して、政府側で健康被害がどの程度起こるのか持っているのではないか 確認して欲しいということでお聞きしたがどうなったか?

Q:[★再質問]園田政務官に聞く。吉田所長の病状や退任について官房長官に伝わった経路の確認をしているが、これがどうなったか?

Q:[★再質問]園田政務官に聞く。統合対策室の会議に大臣が最後に出席したのは5日という質問に関連して、特別プロジェクトに出たのが10月2日、前回で10月3日という訂正があったが、その特別プロジェクトの一覧を出して欲しいと要望しているが、これがどうなったか?

Q:[★再質問]園田政務官に聞く。統合対策室の議事録との関係で質問させてもらっているその他の会議体のリスト。これがどうなったか?

Q:[★再質問]園田政務官に聞く。11月24日の会見で要望したが、毎回の記者会見ごとに参加している記者の人数、正確には参加区分ごとの人数の確認、これがどうなったか?




http://ustre.am/_1h7jx:VQB 02:49:00 ~ 東電
朝日新聞 こん
Q:東電に聞く。今日の11時頃だが、2号機の圧力容器に窒素注入を始める事が出来たが、今後、今、減らしている原子炉の注水量を再び上げるという方向にするタイミングというのは何時を考えているのか?水素濃度を見るという事であればその基準等があれば教えて欲しい。

Q:東電に聞く。格納容器の窒素注入というのを続けていると思うが、圧力容器から漏れでているという状況で、それでも格納容器への注入も直接続けていくということで宜しいか?

Q:東電に聞く。使用済み燃料プール2号機の冷却が止まっている状況だが、本日は敢えて動かすということよりも原因究明というものを優先させたということか?いつ頃まで停止している事は大丈夫だとお考えか?




http://ustre.am/_1h7jx:VQC 02:54:30 ~ 保安員・東電
ニコニコ動画 七尾
Q:保安院に聞く。溶融した燃料の性質について基本的なことをお伺いする。1号機の燃料が格納容器のそこに落ちている件だが、これは水に使っていれば溶けた燃料による侵食は 100% とまると考えていいのか?

Q:保安院に聞く。溶融した燃料の性質について基本的なことをお伺いする。燃料が何度になればコンクリートを侵食していくということは、過去にデータとしてあるのか?(1500℃の回答は1500ケルビンの誤りだと翌日の東電会見で松本氏から七尾氏本人に修正回答あり。)




http://ustre.am/_1h7jx:VQD 03:00:45 ~ 東電・文科省
フリーランス木野
Q:東電に聞く。先ほどの3月12日のモニタリングの件だが、当時、東電以外に敷地内でモニタリングされていた他電力はいないか?確認できればと思う。3月12日の(敷地内モニタリング)の数値だが、今見たら 12日の午前3時30分過ぎにヨウ素131検出というのは 十五条通報で保安院に送られているが、

その後、午前8時のものがチャコールに放射性物質が付いているというだけで核種分析がない。これはなぜ、3時半にできてヨウ素を検出できて、その後に出来ていないのか理由が分かれば説明してほしい。

Q:東電に聞く。昨日の(1-3号機の炉心損傷状況の推定に関する技術)ワークショップの件で基本的には5月に解析をした条件のまま、それをまた使われているということだが、ちょっと5月の条件というのが、昨日の松本さんの説明にもあったが、保安院の条件に比べると、かなり条件が緩いのではないかと思うが、溶融の時間が東電のほうが時間がかかっているし。

そういう意味で説明の中で保守的という話がよく出てくるが、どうもどちらかと言うと楽観的に見ているようにも思える。その辺、例えば MAAP 以外の解析コードというのをより保守的に状況を見る上で使われるお考えはないのか?

Q:文科省に聞く。学校の先生に配布している線量計だが、これは5月ぐらいから同じ事をお伺いしているが、1校で一人の先生(線量計)というのは、あまりに状況反映しなさすぎると思うが。これを増やす事は考えとしてないのか?




http://ustre.am/_1h7jx:VQF 03:13:15 ~ 文科省・園田政務官
NPJ&吉本興業 おしどり
Q:文科省に聞く。本日公表された福島県におけるプルトニウムの地図についてだが、この内容の中で以前の資料でもよく、全国平均より一桁高い、もしくは全国平均と同等などで、そのプルトニウムが事故由来のものかどうか判断されているが、福島県自体の事故以前のプルトニウムの検出量、解析資料などはお持ちか?全国平均ではなく、福島県、解析した地域の事故以前の資料、データというのは文科省としてお持ちなのか?

★福島県における土壌の放射線モニタリング(プルトニウム)調査結果(速報)(平成23年11月29日)

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Q:園田政務官に聞く。本日の質疑の中で、説明会の資料は作成した方の見解なので政府統一見解ではないと。そして各説明会で配布した資料は本人の確認をお示しできないというような回答をされたと思うが、ちがうか?(政務官:前段が違う。)わかりました。

# マイク無しに否定する政務官。何言ってるの。そういう事じゃないか。

では、各地で先だって川内村の説明会の資料、様々な除線説明会の資料などを出来ればお示し頂きたいと思うが、小児甲状腺サーベーの説明会や福島県の件という委員会の資料など、福島県で行われている様々な説明会を膨張し、私は資料を頂いて来たが、放医研の方、そして被災者生活支援チームなどお話しをすると、避難をされてこの説明会に出席されない方は大勢おられるので、この資料はネット上で公開してもいいかと確認を取ると、是非してくれとあちこちで言われる。

ですので、配布した資料は本人の確認を取らないとお示しできないというのは、この説明会の性格上、少し、それはおかしいのではないかと思うが。各地の福島県への説明会の資料を出来ればお示しして頂ければと思う。宜しくお願いする。

A:園田政務官:
はい。あのう、先程、すいません。肉声で前段が違うということを申し上げたが、というのは、先程、ひょっとしたら聞いていらっしゃらなかったかも知れないが、政府の見解と説明会で話していらっしゃる方と見解が違うという事を私は申し上げたつもりはありません。

# 呆れてものも言えない。状況といい実際に配布されている資料といい、統一見解じゃないだろう。説明者の説明がいないと成立しない配布資料って… そんなの配布すべき資料じゃないだろ。おしどりさんいわく、ましてネットで拡散してくれと言われると。作ってる側は放射能は安全ですを広めたいのか。政務官は今まで説明者の承諾が必要なんて一言もいってなかった。前回、配布資料の放射線リスク過小評価を指摘されたからか、この会見で初めて承諾に時間がかかるから公表に時間がかかることを示唆した園田政務官。国民を馬鹿にしているのか、おちょくっているのか。あれのどこが統一見解なのか。過小評価常習犯 文科省ぶら下がりの放医研を専門家集団と称えて丸投げする政府。科学に基づいているから大きく変わらないのだという政務官の主張。もうむちゃくちゃ。記録に残ってるんですけど。ご自身で自分の発言を読み返して頂きたい。

従って当然ながら、わたしども政府が、原災本部を通じて今までの健康に関する考え方をお示しさせて頂いている。それは統一見解としてございます。で、それを受けて国の機関や、ああ、失礼。国からの放医研のようなですね。独立行政法人というような形で国の指針にお示しさせて頂いたものに則って、ええ、専門家の方々がいらっしゃるので、そういった方々に更に分かりやすく住民の皆さんに説明をして頂いているというのが今の現状でございます。従って大きく違うということは当然ながらあり得ません。

# 日隅氏が指摘する安全委員会が誤りを認め修正をした内容でさえ、今だに修正指示せず放置している政府。安全委員会の助言ですら無視する政府が何が統一見解なのか。配布資料のどこが統一見解なのか。漠然とした理由で大きく違う所はあり得ないと断言してしまう政務官。政務官の言う大きい、小さいってなんだよ。具体的に説明してみろよ。何が独立行政法人だよ。役所の出先機関じゃないか。完全に官僚任せ。政治家として主導する気なんてさらさらない。統合対策室の長がこれだよ。政治屋は即刻退場して頂きたい。

ええ、で、それが前提に申し上げた上で、あのう、まあ、住民の皆さん方がですね、そういう形で求めていらっしゃるというのは、ああ、あるという事で、今聞かせて頂いたが、一度、現地の方とですね、現地の対策本部、すいません、支援チーム含め、少し何か検討してみて、何かわかりやすい形で何か公表できるものがあれば、そういった事は検討の余地はあるんではないかな、という風には思う。

>おしどり:
ありがとうございます。政府の見解と説明会の見解は別に異ならないということで。本日、第6回の低線量被ばくのワーキンググループがあった。前々回の第4回のワーキンググループで細野大臣は 100mSv 以下でもしきい値なしの直線モデル LNT モデルを使うということを徹底するというふうに仰られていたが、その徹底は前回の川内村の説明会の資料では行われていないように思ったが、これは別に大きく違わないという事なのか?

>園田政務官:
はい。あのう、まあ、言わば大臣がですね、どういう意図で仰ったのか私も文脈を全部見てる訳ではないが、そういう意味ではこれからまさしく今、専門家の方々にお話しをして頂いている所であり、それをまあ言わば、ご提言をして頂いた上で、政府として今後の説明、住民の方々への説明というものを、これは今の事故に際してということよりは、将来的なですね、事に対して今後検討はしていかなければならないだろうと申し上げたのではないかというふうに申し上げたんではないかというふうに思う。

# いうふうにはを連呼する園田政務官。多分、LNTモデルが何かなんて政務官は理解していないと思う。低線量被ばくのワーキンググループを把握していないと暴露した政務官。第5回の ICRP の時に終了間際にちょこっと顔出したのが初めてじゃなかろうか。第1回は非公開だったので分からないが。いちいち発言が薄っぺらい。バックグラウンドを感じられない。

>おしどり:
いまいちよく分からなかったが。福島県の各地域で行われているその専門家の方々の説明の資料を公表できない理由としては、著作権に関してのみか?

>園田政務官:
いや、まあ、著作権、まあ、あ先ほどはですね、著作権も含めてというふうに私は申し上げたが、あのう、ご本人のやはり、同意が必要ではないかなあ、という事で今の現段階ではまだ皆さん方には公表させて頂いてないと申し上げた。

>おしどり:
あのう、一旦、説明会などで不特定多数に配布された資料に関しては営利目的で利用されない限り、著作権は適用されないと思うのだが。

>園田政務官:
いや、従って製作者であるご本人の意向があるので、その方のご意向を踏まえて今後、対処はしていかなければならないと考えたということである。

わかりました。先程も申し上げたが小児甲状腺サーベーなどの説明会での放医研での、それでトータル6人ぐらいの先生方とお話ししたが、どの先生方も説明会の資料は公表しても良いと仰っていたが。

いや、従って放医研だけではないので、他の大学の方も専門家の方で説明していただいている方はいる。従ってそういった方々に今、あの、お一人お一人確認をさせて頂いているという状況である。

わかりました。では公表のほど、宜しくお願いする。

# 経緯を知りたい。この質問を一番最初にしたのは確か、NPJ日隅さんか木野さんだった筈。長い間放置されてその間も著者との確認していて遅れているのだろうか。関心を持って会見を通してみているがそんな話は聞いた覚えがない。あまりに時間がかかりすぎる上、時間が掛かる案件はすべて政府に都合の悪い案件ばかり。政府の 100mSv 安全デマにしても放置される案件はすべて相手のあることで確認に時間がかかるという、これまでの逃げ口上。槍玉に上がっている河内村住民説明会資料、前回の会見で記者は配布されたものの、現段階ではネットに公開されていない。




http://ustre.am/_1h7jx:VQG 03:21:30 ~ 園田政務官
回答佐藤
Q:園田政務官に聞く。今日の配布資料であった独立行政法人等におけるゲルマニウム半導体検査器の保有台数の資料だが、これを作成した機関のクレジットが入っていないが、これはどこか?どこに問い合わせればここに記者会見に出ていない国民もこの資料を入手できるか?それについてお答え頂けないか?(政務官:保安院の方で公表する。クレジットは保安院ということで。)

Q:園田政務官に聞く。(福島県住民)説明会の資料の公開、開示について、今のおしどりさんの質疑の中で公表できるのかどうか、それぞれの研究者の方に確認しているということを仰ったが、これが事実がどうか。




http://ustre.am/_1h7jx:VQH 03:23:15 ~ 政務官・文科省・東電
ネオローグ小嶋
Q:文科省に聞く。40Bq/kg の件で。検査機器の納入というか半額補助の申請にあたって 40Bq/kg という 一応目安を示されたという事だが、この 40Bq/kg の目安というのはどういう点から出た数字なのかお聞きしたい。

Q:東電に聞く。一部報道で吉田所長が1号機の事故当初に原子炉の海水注入の中断命令を今から言うことを聞くなと前置きをして抽出停止を命令したということで、この件に関して東電の社内調査などで確認されているのか、認識はどうなのか?

Q:東電に聞く。以前、共同会見に環境省の方の出席をお願いしたいということがあって、細野大臣も前向きに検討するということだったが、今のところの経過を教えて欲しい。





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