2012年3月29日木曜日

平成24年3月26日(月) 経産省 保安院 定例ブリーフィング ~ 東電 高濃度汚染水120L漏洩速報、及び「四国電力 伊方3号機のストレステスト一次評価の審査書取りまとめ報告」

平成24年3月26日(月) 経産省 保安院 定例ブリーフィング

冒頭26分消失 ~ 同日、後善意発生した淡水化装置濃縮水貯槽タンクエリアの高濃度汚染水120トン漏洩事故に関する説明と思われる。詳細は同日夕刻の東電会見18:00~ で高濃度β核種を含む汚染水の海洋流出事故に関する説明あり。




■高濃度β核種を含む汚染水の海洋流出事故(速報)

●記者:
漏れの件だが、パイプ自体の素材は?状態はヒビが入っていたのか、そうじゃなかったのか。

○森山対策監:
そこまで確認できてない。

○保安院:
耐圧ホース。かなフレックス商品名だが、金属が少し入って柔軟性のあるもの。

○記者:
それはどうして気がつたのか?

○森山対策監:
パトロールだ。


●日テレ福井:
地表にしみていて水がない所は線量が確認されており、水たまりは線量が高くないと言ったが、なぜ水たまりは線量が高くなくても染みているところには線量が残っていると考えるのか?

○森山対策監:
漏洩水かどうか分らない。雨水が溜まっていたかもしれない。

# 雨水による水たまりかもしれないだろ。常に安全解釈する保安院。

○日テレ福井:
水たまりと今回の因果関係はわからない?

○森山対策監:
わからない。勿論そこに入っている可能性はあるが、今は確認できていない。


●フリー木野:
水たまりは写真の中で言うとどの辺になるのか?

○森山対策監:
ここにある。

○保安院:
こちらだが、写真がこちらから奥側に撮っている写真になる。こちらが土堤の下のところにあるのが水たまり。

○フリー木野:
下の排水口になるのか、水が流れているように見えるが、これは常に水が流れている状況なのか?

○保安院:
常に流れているかは確認していないが、少なくとも写真上は流れている。流れがあるということは、そこに漏れていても、一度止めてその後、測るとながれていっており線量が出ないということになるのか?

○森山対策監:
ここと放水口の方で調べていくことになる。

○フリー木野:
一般排水口で出るのは、場所としては発電所南側の放水口に?

○森山対策監:
そうだ。

○フリー木野:
確認は?

○森山対策監:
まだ上がっていない。今調べていると聞いている。

○フリー木野:
核種分析の結果は?

○森山対策監:
まだ出ていない。

○フリー木野:
核種分析は水溜リも併せてやってるのか?

○森山対策監:
そう聞いている。

○森山対策監:
今、線量だけだが、コチラの飛んでいる所はβ線も高いと報告を受けている。

○フリー木野:
U字溝の上は線量は買っていないのか?この写真だと?をちぎって止めているような写真、左下の写真、

○森山対策監:
少なくともこちらに情報は入っていない。この辺りで一番高いのがここだったということろまでしか情報は入っていない。

○フリー木野:
漏れたのはどの辺か?

○森山対策監:
漏れているのはU字溝の配管から漏れていた。漏れた後を調査するために切り取っている。

○フリー木野:
一回止めて、切り取って、蓋をした、U字溝の上は線量も何もまだはかっていない?

○森山対策監:
どこまで測ったか連絡入っていない。一番高い所だけ連絡はあった。

○フリー木野:
漏れている所を測らないで週を測っている理由がわからない。 なんで?

○保安院 松岡:
まだ情報が全部はかっていないので、全体像を話せないが、話を聞いているのはこの辺は土の状況なので、ある程度の流れがあり、染み込んだと聞いている。そうすると線量は染み込んだところのほうが高くなるとういこともあるので、

○保安院 松岡:
その辺を全体をサーベーしたのではないかと思う。


●産経大谷:
内視鏡調査について。水が見えたということだが水面や詳細のことは評価中ということで、予想より高いか低いか、水の中に入れて見えたとか、

○森山対策監:
水の温度を測っているということなのでそこまで言っているということだ。要は格納容器の中に水があったということだ。ただ、そんな高い所ではなかったようだ。今、評価をしている。

○産経大谷:
そんなに高いところじゃなかった?

○森山対策監:
正確な所はわからないので、底のほうにあったということだ。不正確なことは申し上げられない。少なくとも格納容器のそこには水があり、温度が履かれたということだ。

○産経大谷:
底は見えたのか?もしくは燃料は見えたのか?

○森山対策監:
そこは入っていない。目的は水位と温度を確認することなので。どれぐらいまで視野があったかについては、映像も入ってきてないので確認できていない。

○産経大谷:
調査にまつわるトラブルははいってないか?

○森山対策監:
特に聞いていない。


●読売 大山:
水漏れについて。問題なかった時の定時パトロールは何時か?

○森山対策監:
昨日だ。1日2回やっており、昨日は25日 16~16時30分の間でパトロールを行ったと説明を受けている。

○読売 大山:
その時は特に漏れは見つからなかったと?

○森山対策監:
はい。

○読売 大山:
発見した時の状況、水漏れはどの程度?ちょろちょろ?ザブザブ?

○森山対策監:
詳細までわからない。

○読売 大山:
内視鏡だが、先程の水位確認は温度で確認したと?水温が履かれたので水位があったとおっしゃったが。

○森山対策監:
内視鏡を入れていくので、今はどれぐらいの長さが入ったかということで評価をしている。それと実際の水温も測れましたということ。水温もとれいている。


●フリー木野:
今、東電本店のテレビ会議はリアルタイムで保安院で確認できるようになっているのか?本店に24時間体制で誰かいるのか?

○森山対策監:
今は統合対策室は解散しているので東電の初母聞こえるし、映像も一応会議室の状況は映っている。

○フリー木野:
どこに?

○森山対策監:
保安院の中に元々つながっていたので見れる形にはなっている。

○フリー木野:
ERCにそう言う場所があるのか?

○森山対策監:
そうだ。統合対策室があった頃もテレビ会議の状況は保安院でもモニターできる状況だった。

○フリー木野:
統合対策室が出来る前から?

○森山対策監:
その後だ。

○フリー木野:
今でも24時間、誰かが見ている?

○森山対策監:
24時間が誰かが見ていると言うより、会議そのものは東電では1日1回は情報共有会合が。従来の統合対策室と同じような東電内で情報共有会はある。それはこちらでも見ている。

○フリー木野:
情報共有会議以外に、通常つなぎっぱなしで1Fと本店繋ぎっぱなしで映像はつきっぱなしになっていると思うが、確認はされ…

○森山対策監:
そこは発話は聞けている。今回の漏洩に関しては発話がなかったのか?詳細はないのか?確認をしていないのかそれとも…

○保安院 松岡:
東電はずっと会議を続けているという状況ではない。逐次状況として発話があり、その辺は確認している。

○フリー木野:
今回、この件に関してはテレビ会議のその辺では、

○保安院 松岡:
会議で説明することでは、従来とですね… 会議以降の連絡事項で使っては… 連絡事項はあるが、今回、あまり頻繁に情報が上がっている状況ではない。

○森山対策監:
基本的にはファックスのきちっとした報告と発話もあるが、まとめた形ではまだない。


●朝日 西川:
過酷事故対策を保安院の方で1F事故の1年ぐらい前に検討していたと。だけど法規制かは見送っていたという事だが、こうした検討を文書にまとめられていたと思うが、なぜ、それを公表しなかった?

○朝日 西川:
その当時、森山さんが責任者だったと思うが、現在振り返ってどう思われているか?

○森山対策監:
平成22年に原子力安全保安部会で課題の整理をやっていた。その中でシビアアクシデント対策の法規制かを検討することを2月に提案、過大としてあげているが、そういった流れの中、前の年、平成21年暮れだったと思うが、保安院とJNESで勉強会をしていたということである。

従って内部の勉強会ということで、当時は講義はしていなかった。ただ先般、シビアアクシデントの意見聴取会の中で これまで一連の文書とうことで、確か、傍聴の方にはまだ配れていなかったと思うが、お配りして公表しているということだ。

その時の議論としては様々な議論があることを取り纏めているということであって、朴木成果に至らなかったという訳ではなく、これから法規制かに向けて検討するための相談会での議論を一度整理をしたということである。

確か海外の状況はどうなのかということも含めである。それで平成22年度2月の取りまとめの際に、そういった勉強会をやっていた。保安院としてはそのまま報告書を取りまとめた後、新しい体制の後で検討するということで、実際に23年には委員会を立ち上げて検討すべく準備をしていたということである。

○朝日 西川:
★あの、法規制かをすると一度雲煙許可を出しているので、訴訟を、訴えられるんじゃないかという懸念があったということだが、その点に関してはどうか?

○森山対策監:
そう言う議論があったのは事実だが、それは、だからやらないということではなくて、そういった懸念は、懸念というか、そういった議論というか、指摘はあった。

○朝日 西川:
あの、法規制化して対策がちゃんと取られていれば、福島の事故を軽減できたのではないかと思うが、その点に関しては、森山さんは(当時の責任者として)どう思うか?

○森山対策監:
あの、その時点で平成22年時点でも、やはり対応としては遅いのではないかと。今から振り返ればと思います。もっと早く国際的な動向も踏まえて既設なものをどうするかについては、その時の紙にも書いてあるが、国によって対応が違っていたり、

特にハードでも何処まで行うかは、新設ロと既設炉とでは変わってきたりはするが、やはりシビアアクシデント対策については22年にそういった議論をしていることも含めて遅かったのではないかと考えている。感じている。

# 一生懸命、それっぽい言い訳考えてきました。


●東京新聞かたやま:
1F2号機の温度計が、たしか1つ東電の方で11年前に壊れていたものを映らないから他のものをコネクトしてたという話があり、口頭注意をされたということだが、その後、どういう経緯でそういう事をされたという報告は上がっているか?

○森山対策監:
1号機だと思うが、設備管理上の問題はあると考えている。経緯については、まだ東電に確認をしている状況だ。

# あの松本氏の説明と同じような説明を保安院は、そのまま受け止めるのか??


●フリー木野:
今の温度計について。モンダイあるということはわかるが、11年壊れたまま放置するというのは原子力発電所ではよくあることなのか?

○森山対策監:
決してよくあることではなくてだな。重要度に応じて管理している。

# 始まりますよ。ザル法を傘に東電にも我々にも問題ありません説明が。いつものことですが。

○森山対策監:
当時はこの温度計は、必ずしも保安規定ではなくて、当時は位置づけとしては低かったということです。定期検査などでは確認しておりました。問題は唐人、なんといいますか、ま、その、壊れていた、故障していたものに対してですね、、

一応、見た目が見えるような形でつないでいたということがあったものだから、あの、今回、監視する温度計に監視する温度計に加えていたということである。昨年の末、保安規定を改めて作って、その保安規定のもとで運用しているが、

この温度計については、劣化しているということもあり、保安院で毎月1回はチェックしようという中で今回確認された。過去の問題がどう引き継がれてきたかどいうかも含めてだな。今確認している所だ。報告を求めている所だ。

# つまり発覚したのは保安院様の常日頃のたゆまない安全に向けた努力のおかげと。その温度計を冷温停止判断の基準に監視する温度計に位置づけていたというあり得ない問題についてはどうなのよ。

○フリー木野:
要するに東電の説明だと1つの監視のところの計器が打点を動かす打刻機含めて動かないものがあったので、動かしておくためにつないどいた、という話をしているんだが、それもよくあることなのか?

# もったいないので。

○森山対策監:
そこはよく確認できてないが、少なくとも温度計そのものは、必ずしも通常の運転においては重要ではなかったということである。

# 元々壊れていたかんだから問題ないという東電説明を支持する信じられない寄生機関うんこ保安院

○フリー木野:
いや、要するに監視する計測器の表示が一つ空いているので開かせておくのも何なので繋いでおいたという説明をしているが、理由がよくわからない。保安院としてはそいう運用の仕方は、計器の保全の意味で常に動かしておいたほうがいいという考え方があるのか?

それとも何も映っていないと具合がわるいので、何か表示を出すようにしておいたという、考え方としてどういうことなのかよくわからない。

○森山対策監:
保安院としてはそうしたほうがいいとは思っていない。特に規制の対象ではなかったので、これに対してはよく調べてないので、コメントは出来る状況にない。どういう経緯でこのようなことになっていたかについては居釜確認を求めている状況だ。

# 松本氏の説明によれば、相当数、日常茶飯事のように行われているようなニュアンスだった。

○フリー木野:
そうすると経緯はこれから確認されると?

○森山対策監:
はい。今のところは基本的に近いところの温度を表示していると。通常運転であればそれでも実態としてはあまり問題ないように個人的に思うが、

# そういうところを明確にルール化しておかないと問題が生じかねないと素人でも思うけど。森山対策監の個人的にはそう思うの裏には、やはり電力会社擁護の姿勢。

○森山対策監:
問題はその状態が必ずしも引きずられていないという事で、生きていると思って、それが壊れていないと思って使っていたとここが、やはり問題無いとは言えないので、その経緯については今確認している。

○フリー木野:
★★要するに今回事故があったからこういう形でわかったわけで、引き継がれていないということは通常運転時でも温度確認が出来なかった可能性があるという事だと思うが、そう言う認識で良いか?

○森山対策監:
それはあの、いくつかですね。温度が、あの、温度が、ですね、あの、とれいていないない。元々が壊れているものは既にありますので。それは普通の状況でもとれていないものはあると思います。

# 何がいいたのかわかりません。

問題はそれが今回監視対象としているということであり、その辺りの経緯についてはもう少し調べをしているということである。


●共同岡坂:
先ほどの朝日さんの質問の関連で。平成22年にJNESとの勉強会の結果をまとめた文章を最近の検討会で出された?

○森山対策監:
先週のシビアアクシデント検討会では一連の文章だとお思うが、傍聴の方には配ることは出来てなかったと思うが、

○森山対策監:
HPでその後、公表しますと、確か、その当時の会議の場で山形管理官の方から説明はあったとお思うが。

○共同岡坂:
その後、HPに掲載されているかどうかは?

○森山対策監:
まだ確認できてない。

○共同岡坂:
その中に訴訟ということも書かれているのか?

○森山対策監:
そう言う表現があったと思う。

○共同岡坂:
そうですか。こちらで確認してみます。水漏れについて確認だが、作業員、発生した後に処理する関係で被曝された方はいるか?

○森山対策監:
底は連絡は受けていない。

○共同岡坂:
実際に汚染水かどうか不明のこの水たまりだが、これはそのまま流れていけば海につながるようなルートになるのか?

○森山対策監:
そうでないと思う。

○共同岡坂:
そうすると海に流れる可能性のあるルートというのは?

○森山対策監:
ここの排水口にどう流れていたか、という所で検査官が現場で見た範囲ではよく分からなかったということなので、今朝の第一発見者を含めてよく確認しないといけないと思っている。

○共同岡坂:
可能性としてはU字溝をオーバーフローして下に流れ落ちて?

○森山対策監:
U字溝をオーバーフローと言うより、U字溝の外を出てホースがタンクの方へ行くので、U字溝のコトロはいいが、U字溝の外に漏れでて中に入っていないかどいうかということは確認しなければいけないと思う。

○共同岡坂:
これに伴い濃縮装置は現在止まっている?

○森山対策監:
止まっている。

○共同岡坂:
水を送るホースはこの一本だけか?

○森山対策監:
わからない。

○共同岡坂:
これが長期化することで収束作業に何か影響する形にはない?

○森山対策監:
貯槽、ですか、の後に、どちらかというの濃縮塩水がいく流れであり、RO装置も全体の水の分量を見ながら、断続的に動かしているので、すぐに問題あるとは考えていない。質問意図はルートが何本か有るかという意味?

○共同岡坂:
そうですな。必要があれば何時でも流されるような別のルートはあるのか?

○森山対策監:
確認する。


●日経かわい:
★先ほどののシビアアクシデントの件だが、勉強会の紙の中ではA,B,C案があり、炉規制法でやるのか、違う自主法案でやるなど案が出ているが、結局、炉規制法でやるという話で纏まったということか?

○森山対策監:
その後はそうですな。

○森山対策監:
この時はそういう3つの考えがあるのではないかと。炉規制法で求める案と、原災法といいますか、まさに災害、設計を越える所にあったという所で見る案と、まぁ、相変わら、引き続き その指導という案がありますよねっ、という3つの案であるという事だ。

○日経かわい:
★先ほどの質問にあった行政訴訟上の問題が生じる可能性があると紙で書かれているが、それは炉規制法でやった場合に、行政訴訟上の問題がある可能性があるという話か?

○森山対策監:
まぁそういう炉規制法で行った場合に許可しているわけだから、

○森山対策監:
災害防止上支障がないと。それに対してどうか、という議論があるんじゃないのかなという指摘、意見があったという事だ。

○日経かわい:
底はどういうロジックでクリアした?その行政訴訟上の問題というのは。

○森山対策監:
それは別に、この勉強会の中で、必ずもですな。そもそもですな。最終的のそこまで整理が出来ているわけでなくて、そんなことも考えられると言う事を言っているだけなので。

今回の新しい法律ではシビアアクシデント対策を義務付ける一方で、バックフィットと言うのもの入れていく、と言うことになるので、この当時は、その、まだ必ずしも議論はできておりませんでした。私はそういう事をあまりきにすることもなくですな。どんどん安全向上のためにやるべきではないかと思ってはいたが。

○日経かわい:
紙の中で A案では新知見があるので、新たに炉規法の中で帰省したいと。そう言うようなネタ仕込みんが必要と書かれてるが。w つまり、新知見があるから新たにやるという、上乗せのことをやる、そう言うロジックという理解でいいか?

○森山対策監:
シビアアクシデント対策に対してですね?

○日経かわい:
ええ。

○森山対策監:
それは、そうですな。耐震とも考え方と似ているところもあると思うが、国際的な議論なども踏まえてですな。色んな、あの、知見も踏まえて、更にあの、安全を高めるために、あの、ここまで求めようと。そういったロジックだったと記憶している。

○日経かわい:
★最期に。平成4年以降の安全委員会の見解を変更させる必要があると書いてあるが、この見解とは何のことか?

○森山対策監:
えっとですな…。この平成4年と時に安全委員会がシビアアクシデントの考え方を取りまとめておりまして、基本的には現在でも十分安全は達成されているんだけど、より高めるために、そういったことで実証案だ、まさに実証案としてやるんだ!と、いうことで取りまとめていた文書だと私は理解している。そう記憶している。

○日経かわい:
それは安全委員会側は変更したんでしたっけ?

○森山対策監:
それは安全委員会も規制要求すべきだということを昨年決めているので。

○森山対策監:
そこは事実上変わっていると考えている。

○日経かわい:
ありがとさん。

○森山対策監:
他になければストレステストの関係に移るがいいか?

○保安院:
(共同岡坂記者宛:水漏れ停止、他のルートあるか)先程の質問なんすけど、一応、水いそうですね。それは当該タンクに送る所は切断し、閉止したので送れないが、別の貯槽タンクへ切り替えることにより、RO処理水からタンクへ移送する行為はできる。それで注入が出来なくなることはない。(原子炉注水がストップすることはない)

○森山対策監:
★次回のブリーフィングは一日中意見聴取会が入っており、隙間が無いので、金曜日30日16時を目処に対応させて頂くつもりだ。何かあれば説明行うが。



四国電力 伊方3号機のストレステスト一次評価の審査書取りまとめ報告

●黒木審議官:
本日、四国電力伊方3号機のストレステストの一次評価の審査書を取りまとめたので、その概要を説明する。

「四国電力株式会社伊方発電所3号機の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)一次評価に係る審査結果について 」http://bit.ly/H4TFYJ 本日(3月26日)朝9時に取りまとめた審査書を提出し、簡単に説明を頂いた所だ。


その上で13時に原子力安全委員会に報告書を提出させて頂いた。手元に審査書が配布されていると思う。この審査書については今まで意見聴取会で数次にわたって議論頂いたところである。前回3月19日に(案)という事で議論を頂いた所だ。

まず最初にその時点から大きく変更した点を大きく4点ばかり説明させて頂きたい。最初の1点目は制御棒の挿入性の事だが、ページで言うと23ページを開くんだ。http://bit.ly/H7N5PD これは制御棒の挿入性についての話であり、

具体的に変更箇所は23ページの下から4行目の所、「試験結果において」の後ですな。「少なくともSsの2倍に相当する地震動(約1,180ガル)に対して許容値2.2秒以内で制御棒が全挿入されることを確認しており問題ないと考える」

という文言に修正してる。これは従前は 「Ssの約3倍の1,560ガルでの地震動を入れた際に 2.2秒程度で挿入される」となっていた所だが、程度というのはよくわからない等の指摘を受けたので、ここはSsの2倍でクリフエッジはいずれにしても1.5倍、

ということなので、Ss の2倍で制御棒が許容値の時間以内で入るということを示せばいいと言うことで記載を変更させて頂いている。続いて2点目の変更点だが、29ページを開くんだ。http://bit.ly/H7N5PD

29ページの変更点は、蒸気発生器伝熱管の耐震裕度の基準に関わるところである。変更点はですな。先ず、ページの左側にヤジルシで指定された「ストレステストにおける」という9行目の所。

「同一面内の管群は、振止め金具で拘束され、かつ、各振止め金具は外周部にて他の管群と保持金具で連結されているため」という記載を入れてる。これは蒸気発生器の伝熱管、あの、経由方法については振止め金具、

更に径と垂直な方向については保持金具で、要は伝熱全体が連結されてます戸井ことを明記させて頂いた。文字だけではわからないので「図5-1」を添付している。添付の後ろに図表5ページがある。これを見ると大体イメージとして、

蒸気発生器の中の伝熱管の管群が振れ止め金具と支持金具で全体が拘束されていますということがわかると。その中で応力が大きい所が手前に点線で書いてあるが、ここが応力が大きいところですと視覚的に分る図面を新たに一枚入れた。

その上で29ページに戻って頂き、一番下のパラグラフ、下から7行目 「したがって、中央部の管群が、最大応力となる曲げ半径の小さい伝熱管に生じる変形(ひずみ)を抑制し、荷重を負担するため、最大応力となる伝熱管の発生応力を規格におけるSu値に制限できれば、破壊状態に対して十分な保守性と信頼性を有した評価であることから、SG伝熱管の耐震裕度を算定するための許容値としてSuを用いることができるものと考える。」と。

これ、読んだだけじゃよくわからないww、表現なんだがww。ここに書いてあるのは Su値に関しては、実力1%の破損確率をうわまわらない余裕がありますと。その余裕がある中で、多くの管群が一つに拘束されていますと。

# ナニ笑ってるの。このウンコ。

一つに拘束された中で、一番応力が高い所が Su値で制限されていれば、全体で応力を見ているので、「Su」という規格値を用いいても破損に至ることはないという判断喜寿として使えますという、そういう趣旨を記載したつもりである。

# 安全言い階の指摘に対して大応できるよに、理由付け、作文してますよ。うんこが。

3点目の変更点だが、101ページを開くんだ。http://bit.ly/H7N5PD 前回の意見聴取会で外部からの支援無くしてどれだけ継続して燃料の破損まで至らないように耐えることが出来るのか、という話があった。

伊方原発については電源車は重油を使い、消防車は経由を浸かっているので、重油と経由を両方持ってこないといけないことになっている。で、従来、ヘリコプターで経由、それからタグボートで重油を運んでくる形にしていた。更に冗長性を加える必要があると。

仮にこの集団がダメだったら次の集団を考えることが重要であると委員から指摘があった。で、そのため、101ページの一番下の段落「ヘリコプターによる軽油及び重油の空輸については」と書いているが、従来、ヘリコプターは経由だけを想定していたが、重油の空輸も担っていただきたいという事で重油を追加記載している。それから102ページだが、3行目なお書きで、

「平成23年東北地方太平洋沖地震において仙台空港が約4日間利用不可となったことに鑑み、松山空港が津波により冠水した際には、代替として広島空港を利用して給油を行うこととしている。」という事で、

位置づけを仙台空港で4日間、利用不可になった事例があったことを踏まえてということを明記するようにした。その次のパラグラフの一番"おしり" 。高松空港から始まるパラグラフの一番 "おしり" だが。

# 黒木審議官は おしり フェチ疑惑。

「経由が枯渇する約18.6日以内及び重油が枯渇する約14.6日以内に調達可能であることを確認した。」という事で目的を明記するようにした。その次のパラグラフ、タグボートについては重油を運ぶものだが、

このタグボートで始まるパラグラフの一番 "おし~り" の所に、「更に、福岡県門司、高知県須崎などの瀬戸内海以外からも調達が可能としている。」という事で、その、想定している箇所以外からも調達ができるようにしますと言う事を明記した。

# おし~り 発音が変。(゚A゚;)

それから2つ下のパラグラフだが、四国電力のいて派で始まる所、2行目だが「発電所構内にある軽トラック等(10台)による迂回路等を活用した運搬」を行うと言うことで、これもヘリコプターやタグボートが使えない場合は、

発電所構内にある軽トラ10台を代替手段ということで追記した。最期に4点目だが、これが12章である。12章116ページから始まるところであるが、一つは116ページで始まる所でだが、一つは、あの、116ページの12ポツの3つ目のパラグラフ、

# 何回116いうねん。ww 黒木審議官、あまり起こした経験ないけど。この人面白い。

「本章においては、伊方発電所3号機について、東京電力福島第一原子力発電所を襲ったような…」この後、地震動や津波と書いていたわけだが、福島第一を襲ったような地震動や津波ではわからないと。

襲ったようなと書くと 15mのような津波に見えるということなので、文言を適正化するという事で、「襲ったような基準地震動を上回る地震動や設計上の想定を越える津波…」というふうに記載を変更して頂いた。

117ページだが http://bit.ly/H7N5PD 上から二番目の段落、なおガキが書いてある。3行目、「1.5倍の地震はこれを上回っており…」これを十分に大きくというような記載だった。

また、その3つ下「14.2mの津波高さは、当該地域に関し歴史上記録のある津波を踏まえて検討された設計津波高さに対し余裕のある値である。」これも十分余裕のある値であるという記載であった。

これについて前回の委員会で比較する相手が明確な数字があるわけではないので、十分にということはいらないのではないかということだったので、その十分にという記載を削除させて頂いた。

それから120ページを開くんだ。 http://bit.ly/H7N5PD これは四国電力に対して私℃主の方から一層の安全対策の取組みを求めているところである。そして120ページの一番下の矢印あkら、4点ばかり矢印が121ページにかけてある。

具体的にですな。四国電力に対して対策を求めていたが、前回意見聴取会で具体的に何時までに何をやるのかというのが分る範囲内で書くほうがいいだろうということがあった。従って()書きで今、四国電力で計画している内容を記載するようにした。

120ページの一番下だが、「原子炉補助建屋のブローアウトパネルからの浸水対策…」などについては、四電は3月末に防護柵を実施する予定であるということを記載した。次の121ページだが、一番上、駐車場の車両の漂流というに関する所だ。

これについて四国電力は3月上旬に北側の駐車場について、業務上やむを得ない場合を除き、駐車禁止の措置を行ったということを書いてある。3ツ目の矢印だが、社員の招集に変わることだ。特に招集にあたって夜間や雨天はもっと時間がかかるのではないか、

ということから、カッコ書きの中、四電は「四国電力は、3月中に迂回ルート、4月中に夜間・雨天時の踏査を実施予定」という事である。4点目は補助ボイラ燃料タンクの重油に関する消火活動を実施する要員、これの増員を検討するようにという指摘。

「四国電力は、4月中に要員の増員を予定」しておりますということである。最期、「(5)当院の見解」だが、ここには委員会、意見聴取会、それから安全委員会からも指摘されている所、特に、主に二時評価の記載である。

この関係で(5)当院の見解の2番目のパタグラフの最期だが、「更には、本一次評価に留まらず、外部事象に対する頑健性について炉心損傷後までを含めより総合的に評価を行う二次評価の着実な実施を求めていく。」という、


二次評価をしっかりやりまっせ、ということを明記している。その上で一番最後のパラグラフの3行目からだが、「IAEAからの指摘事項、また、関西電力大飯発電所3号機及び4号機のストレステスト一次評価に関する原子力安全委員会から示された見解も踏まえて検討を進め、…」という言葉を追加させて頂いた所だ。

以上の4点を前回、3月19日の意見聴取会から加えて最終的な審査書という形で保安院の見解を含めて取りまとめた所だ。私からの説明は以上だ。


●朝日 西川:
★今日提出された時は、これまで原子力安全委員会は3月末で廃止されるので、確認するのは時間的に厳しいということは、会見で班目委員長は言っていたが、今日提出された時は、特にこの審査書の扱いについて何かやり取りなり先方から何か言われたことはあるか?

○黒木審議官:
あの、先ず、本日はとにかく提出させて頂いたという事で、説明については前回伊方の3,4号機で聞いているので、本会議で説明する必要無いですよ、と、等言うことで、あの、まあ事務的に受け取って頂いたということだと思う。

それでこれはちょっと私から話しにくいことだが、4月いっぴで寄生庁を策定するということで動いている中ですな。ええ。まあどいう形で安全委員会でチェックするのか、これからよく、私どももいいかいと相談させて頂きながら進めていきたいなと思っている。特段、こういう形でやりますよという形、指示はなかった。

# 班目医院長が「前回伊方の3,4号機で聞いているので、本会議で説明する必要無いですよ」と発言したのか、それとも、勝手に黒木審議官がそう思い込んでるのか。

○朝日 西川:
保安院としてはもう一回意見聴取会があったと思うが、引き続き、残りの者については 寄生庁が出来るまでは審査を続けていくという立場で変わりない?4月いっぴのことは今おっしゃったが、なかなか話すのは難しいのか?

○黒木審議官:
ええ、次回は3月29日に開催する予定になっておる。まずは3月29日、我々出来る所まで実施をし、仮に4月一臂に寄生庁が出来れば、それを踏まえて寄生庁の方で対応していただけると思うし、寄生著雨の設置が遅れれば、私どもは継続して粛々と審査を行なっていくとそう言う立場である。


●経かわい:
先ほどの重油経由の移送の点があったが、あれは確か先生から10年以内の気象を根拠としているのは望ましくないのではないかという指摘があったと思うが、それに対してヘリで重油や軽油も両方運ぶというのは、冗長性を増す、そういう意味か?

○黒木審議官:
えっと、あの、確かに気象の状況がだいぶ変わってきたので、過去10年というのはあまり例示として相応しくないのではないかと、先生から指摘を頂いている。それで一つは何と比較するか、ということが重要だと思ったので、

経由の場合は18.6日、重油の場合は14.6日というのが評価上出てくる数字なので、この日日の中で運ばないといけないということを明記すれば、過去4日、5日あるかもしれなが、15日程度と比べれば、それなりの余裕があるというのが、

感覚的に、あまりロジカルじゃないが、感覚的の取れるんじゃないかということで記載したのと、指摘があったようにヘリが今まで経由だけ運んでいたのを重油も運べるようにしたということ、それから先ほど話したように、

タグボートについて違う港、港からも運びます。当たり前かもしれないが、それを明記した事と、最後の手段として、これも是弱性はあるが、発電所構内と軽トラック等10台も使うことは可能だと冗長性というか、多重性みたいなことを書かせて頂いた。


●朝日 西川:
それでOkだと言うことは委員の先生からはなにか了解はそれぞれ得ているものなのか?

○黒木審議官:
直接的には委員の先生とはコンタクトしてないと思う。あの時の指摘もこれでどれだけ対応するかという話なので、これでダメだということではなく、こういう手段がダメなら次の手段を用意する、そういう次の手段、次の集団という形でなんというんですか。

深層防護じゃないが、安全税に対する余裕を高めていくことが重要だという指摘だったので、我々の責任でいくつかプラスアルファの対応策を明記させていただいたという事である。

○朝日 西川:
ちょっとわからないが次回の委員会の方で勝手に出しちゃ困るみたいなのが、一部の委員から出る可能性はどう考えているのか?

○黒木審議官:
はい。その点については前回の委員会でも、あの、保安院の責任でですね。あの、取りまとめを行なって参りますという話を明確にお話させて頂いた。あの、たしかにより良いものを作るにあたり、

# 井野委員、後藤委員の指摘は全て無視。枝野経産大臣曰く「原発賛成派、反対派から幅広く専門家が参加し議論しているので」 規制機関としてあるまじき行為、不祥事、繰り返し「責任」すら取らない保安院が口にする「責任」という言葉の軽さたるやタンポポの綿毛。

(利益相反)委員の先生のご意見を十分に聞く必要あると思っている。で、そういう視点で審査書になってからも3月9日、3月19日2回、意見をきいているし、実はその前から論点という形でお話聞かせていただいているので、

私どもとしては技術的観点からは十分ご意見を伺う事が出来たと思っている。後、取りまとめは保安院の責任で取りまとめを行うという考え方で本日取りまとめを行ったということである。

○朝日 西川:
ちなみに次に出てくるのは何処の審査書になるのか?

○黒木審議官:
えっとだな。ちょっとまだ、3月29日に向けて、その調整中でしてだな。その。まあ、事業者の方も結構、二次評価も早くしろとは言ってんですが、一次評価でも結構アップアップしているところもあり、私共も委員会で話しているように3つのA, B, C のチームでやっていたが、Aチームは主に多いの関係、Bチームは伊方の関係、CチームはBWRなんだが、その意味では、

3チームとも並行した作業があったので、あまり明確に相当審査数が進んだものというのは現時点では具体的にこれが出てきますといえる程の状況にはなっていない。今週しっかり評価を進めて、間に合うものから 早くできるものから出していきたいと考えている。

○朝日 西川:
二次評価は今回い方からちょっとずれたが、今、二次評価の話がチラッと出たので。これについては安全委員会の方から大飯原発3,4号機の一次評価の確認結果が安全言い会から出て、二次評価についての過大も色々と書かれていたと思うが、

二次評価を事業者の方に出させることについてはどうでしょうか。改めて支持を出すということを森山審議官も以前チラッと触れていたと思うが、その辺は支持を出す検討状況はどうなっているのか?

○黒木審議官:
★先ず安全委員会、それから意見聴取会からも、また、IAEAからも二次評価について色々意見を頂いている。私どももできるだけ二次に8日においてこういう点は見るべきだ、という既に7月に事業者に対して出しているが、それだけでは言葉足らずの部分、

★IAEA、それから安全言い階の指摘だけを頂いても言葉足らずの部分はあろうかと思うので、一応文章にまとめて、どういう二次評価でチェックすべき時効というような形、表題も決まっているわけではないが、

★二次評価で何をやるべきか、ということを文書で明記したものを作りたいと思っている。それを指示文書にするのか、連絡文書にするのか、その辺の文書の位置付けについては決まっていないが、何れにしても事業者が見て何をやれば分るような、

★そういうものを保安院として一度纏めて示す必要があると考えており、その作業に着手しているところである。

○朝日 西川:
いつ頃目処にはあるか?

○黒木審議官:
まだ私も纏まった素案を見たことが無いので、いつ頃かは言えない状況だが、いずれにせよ、二次評価について安全委員会からもかなりスペース、安全委員会に頂いた意見の半分は二次評価についての指摘だったので、出来るだけ早急にまとめたいと思っている。

# よりよい政治判断の安全性を担保する根拠として。


●フジTVたかみ:
伊方ではないが大飯3,4号機で滋賀県に説明にいく指示が大臣から出ているが、具体的にいつ頃いくか決まっているか?

○黒木審議官:
大臣からも指示があるので、滋賀県知事に説明に参るべく、今、県と調整を測っている最中なので、現時点ではいつ頃とは決まっていない。

○フジTVたかみ:
今週の可能性はあるのか?

○黒木審議官:
何時かは決まっていないと聞いている。いずれにしてもそんなに遅くない。できるだけ早くということだろうと思うが。

○フジTVたかみ:
福井県が求めている暫定的な安全基準についてだが、その作業の進捗は如何か?

○黒木審議官:
暫定的な安全基準についての質問だが、件から具体的に要望が私ども副大臣にあったわけである。それにどういうふうに対応するのかについては、政治レベルで副大臣の言葉を借りれば重く受け止め、政治レベルで決めるということであるので、私どもとしては政治レベルの判断を踏まえて必要があれば対応するということだと考えている。

○フジTVたかみ:
前に保安院がまとめた30項目の知見があるが、大臣が敦賀市長と会談した時に近々、知見30項目を踏まえて福井県を言っているような安全基準のようなたぐいのものを早急に作るみたいなことを言っていたが、その作業は今進んでいるのか?

○黒木審議官:
えっと、ちょっと私どものほうでどうのこうのと言うよりも、この暫定基準を含めて福井県からの指摘については政治レベルで判断すると大臣答えられているので、その関連について、私からの返答は控えさせて頂ければと思う。

○フジTVたかみ:
では技術的に30項目をさらに具体化する、もっと内容を充実させるという技術的な検討というのは、保安院の方でその作業は特にしていないということか?

○黒木審議官:
30項目については以前より説明させていただいているように、新しい法体系の元、技術基準として将来作成するベースとなるものであるということで説明させて頂いている。この30項目は取り敢えず報告書をまとめたらそれで終わりということではなく、その後事業者から意見を聞いたり、国民から意見を伺ったり、

更にはこれを基準化するためには別の意見聴取会だが、シビアアクシデントに関する意見聴取会を開催させて頂き、基準化のための作業、これ自身は継続的に進めさせてい頂いている所だ。質問にあったように福井県人の回答との関連については、

これは政治レベルで決める話だァ、といことなので、その点については私からの具体的なか一応は控えさせて頂きたい。そういう事だ。

○フジTVたかみ:
基準化するための作業はいつ頃目処に出来るのか?

○黒木審議官:
えっとですね。先ずシビアアクシデントの意見聴取会については先日、ま、取り敢えず3回会合を開催させていた頂いた。実際の規制体系の中に入れる際に、どのような仕組みや体系化を測ることが必要かということを議論してきた所だ。

この議論については、当初年度内とうことを目標にしていたが、年度内に終えることが出来るのか、もう一度何らかの形で会合開くのか、その辺については検討中だと聞いている。私は直接担当していないので、それ以上、詳細は分からんが。目標は年度内。ただ、年度内に取りまとめできるかどうかは、今、作業検討中だという状況だ。

○フリー木野:
この伊方の最期の120~121ページにある http://bit.ly/H7N5PD これから四国電力は3月末に防護策実施予定とか、その後も、要するにこれから演る予定がここに書いてあるが、基本的に他の部分は実施しているかどうかを確認した上でのまとめだと思うが、この部分はこれからやるということで、実際に実施されるかどうかは確認する必要はないのか?このまとめを作る前に。

○黒木審議官:
この報告書自身はだな。12章の保安院の見解の中で4つのパートに分けて最初の1番目のパートが地震津波について福島第一のような地震、津波が来た場合、どうなのかという見解を乗っける。2番目が外部からの支援がない場合についての見解を乗っける。

3番目が安全向上に向けた自発的に事業者が今まで実施してきた事、もしくは事業者が自発的にやろうとしたことを乗っける、という形になっており、最期の4番目が、我々は審査の中で通じて気付きの点、更に安全性を向上させる中で、

必要だと我々が考えている点をですな。ここに明記させて頂いたということである。私どもとしては何処かの時点で安全性の改善策、もしくはこれで安全性が十分だという事で切るのではなく、継続的に安全性向上を測る、これが重要である、

ということが安全委員会の意見でもあるし、国際社会の中でIAEAや昨年 OECDの方々来られた際にも、そいういう指摘だったので、継続的な安全性の改善策、これは常に指摘していこうかと思っている。

その中で、勿論審査の中で追えれるようなものについては審査の中で対応して頂ければと思っているが、長期的にかかるものについては、何時までにやる見込みというスケジュールみたいなものは記載させていただくという事で考えている。

○黒木審議官:
それでこれらの事業者が実施した内容については、私ども保安院では保安検査官事務所を置いて現場での確認、これが重要であると思っているので、(5)当院の見解 の一番最後のパラグラフだが「現地に駐在する保安検査官による継続的な現場確認…」を行ってですな。適切な現場確認を行なっていきたい。

# 従来の保安規定を守っているかどうかも見抜けない、というか、見抜こうともしないうんこがナニ言ってるんだろ。

○フリー木野:
いや、長期的にというのはわかるが、ここに出ているものは全部4月中であるとか、3月と言う対応で会って、長期的ではなく、極めて資金のことだ。こういう資金のことであれば、要するに今まとめをしなくても、例えば1ヶ月待ってまとめをする、

○フリー木野:
実際にやっているかどうか確認してからまとめをするということが必要だと思うが。ちょっと急ぎ過ぎではないのか?

○黒木審議官:
あの、我々、あの、全く同じ答えになってしまうが、我々としてこの審査書をまとめる上で、あの、4つの項目に分けて記載した (1)として福島第一のような地震津波が来た時にどうなのかという見解、(2)がサイト外から支援がない場合の維持期間についてどう対応しているのか?という事、これらのことについてきちっとものがいている。

その上で、既に事業者が自主的にやったこと、それから我々が指摘してやって頂くこと、それを明記して、

○フリー木野:
いや、それはわかるが、先ほどの説明だと、長期的にやるものに関しては今後の指摘ということで出しているという話があったが、ここに出ていることは長期的なことではなく、3月や4月にできることだと思うが。

であれば、1ヶ月待ってこれが実際に出来たどうか、確認する必要があるのではないですか、そういう趣旨だ。なぜ1ヶ月も待たないで今これを出す必要があるのか。

○黒木審議官:
勿論、一ヶ月待って書くにしてTRIAまとめるやり方もあると思うし、今、取りまとめるやり方。どちらもあろうかと思う。我々は待つ必要がないと思ったので、この時点で取りまとめたということだ。

# 年度内目標にって、前者はアウトオブ眼中説明してたくせに。

○フリー木野:
待つ必要がないというのはどういう趣旨で待つ必要がないと?

○黒木審議官:
もう一度同じような説明に、

○フリー木野:
いや、同じ説明は結構だ。認識としては、要するに長期的なことなので、待つ必要がないという趣旨で宜しいか?

○黒木審議官:
あの、今、ここに海底あるのは3月4月中旬ということで書いているが、これは長期的なものであったら、例えば半年とか1年のものであったら、じゃあ1年間待たないと審査書ができないのかというと、そういう事ではない!というのが、

我々のポジションであり、我々として改善すべきはしっかり言うと。それでそれがいつ頃出来んのか、とわかっているものについては明記する。わからないものは明記できないが。その上で我々のポジションを明示的に示した上、最終的には国民の方々判断すると。そいういうことだろうと考えている。

○フリー木野:
要するにこのまとめを出す段階で1週間なり2週間なり待てば確認できるものであっても、まとめを先に出すことをは基本的に可能?それで問題ないという認識なのか?これは3月や4月に出来るものだが、1ヶ月待てば全部確認できるものを確認せずにまとめをするということは、例えば出来てなくてもスケジュールだけ出ていれば特に問題ない、そういう事になるのか?

○黒木審議官:
我々の審査書を作る上で、それは必須ではないということを言ってるんですぅ。今これが3月、4月になっているが、じゃあ、5月のものだった5月まで待たないといけないのか、6月までかかるようなものであれば、6月まで待たなきゃいけないのか、

そう言うメルクマークがあるものではない!!ということを何度も繰り替え石て言ってるんですけど。審査の上でこれが必要条件ではないっ!!といこうとです…。

○フリー木野:
ワカリマシタ ありがとうございました。安全委員会の先週の結論(http://bit.ly/GRWCe4)の中で、一次評価だけでは不十分であって、一次評価だけの、今回ストレステストという名前が付いているが、基本的には総合的安全評価なので、一次評価だけの総合評価というのは、

諸外国では例が無いので、すぐにまったくもって不十分なので、すぐに二次評価と併せてやるべきだという話をしていたが、要するにそれは一次評価だけでは、つまり、安全性の評価にはなっていないという指摘ではないかと思うが。その辺は保安院としてはどのように考えているのか?

○黒木審議官:
安全委員会に対しては7月の段階で私どもどういう形で評価を進めていくのか、評価の方針を安全言い会に測った上で、それで事業者に指示をしている。

私ども安全委員会の指示の通り、二次評価は非常に重要であるし、かつ、又、すみやかに二次評価をやるようにと文書でも頂いているので、努力したいと思っているが、それと一次評価と二次評価がセットじゃないとダメだという事は、安全委員会が言っているわけではないと理解している。

○フリー木野:
セットでないとダメと言うよりは、セットでないと総合的安全評価という形になっていないという指摘なだんが。であれば一対一次評価だけのものは何だんだという話になると思うが。その辺は保安院としては一次法科だけで総合安全評価が成り立っていると?これに基づく安全性の確認が出来ているという認識になるのか?

○黒木審議官:
これも既に7月の文書に明確になっていると思うが。総合的安全評価の中には一次評価と二次評価、2つありますと!明記されている。当然、一次評価、二次評価をあわせて総合的安全評価、安全委員会がよく言われるものであろうかと思っている。我々は文書に従って出来るだけしっかりとした審査を行なっていきたいという、そう言う立場だ。

# 明記されている、ってあんたらそうしたんだろが。なにいってんだ。このウンコ。三大臣も了承してもらったからそれに従ってるだけだの主張の繰り返し。毎度の手口で近い将来、問題がい指摘されることは自分たちの責任ではない。

その中で一位次評価については3大臣合意の紙にあるように、運転再開時に判断する事項、二次評価については運転継続のために判断する事項、二次評価については運転継続のために判断する事項と整理されているので、

○フリー木野:
一次評価というのはあくまで運転再開のための一つの判断基準であり、安全性基準の判断基準とは又別のものだという認識と理解していいか?

○黒木審議官:
あの、7月の文書に、先ず事業者が、その、評価をおこなって、保安院が確認を行うと書いている。その確認は当然安全性に関わる確認だと思っており、安全性以外の確認を保安院が、やる立場にはないと考えている。

# 逆切れ黒木審議官


●NHK岡田:
改めてだが、前回までの議論の中で専門家の一部からは、まだ事故に至る多くの原因を考慮すべきで、まだ議論は尽くされていないという指摘もある中で、こういった形で審査書を提出する事になっているが、その点に点について、

改めて保安院の見解を。そう言う議論が尽くされていないという指摘について、どう受け止めているか改めて聞かせて欲しい。

○黒木審議官:
先ず、今回の福島第一を襲った地震津波がどういうものであったのか、そしてこの事故がどう進展して、★どう対応してきたのか、まあ、それを徹底的に分析して、それに対する対策を反映する事、これが極めて重要であると考えている。

その上で、まだ全ての事が、その、判明し、すべての教訓を抽出した状況にはないと言うのは、仰る通りだと思っている。

# 問題費を引き起こした張本人が何の責任も取らず、反省もなく、しこ淡々と再稼働に向けた足場がためをしている現状。元凶が利益相反学者の意見を保安院が責任をもって判断と言われても。いくら日本人が馬鹿でも流石に茶番と気がつくでしょう。

ただ、私どもは今までに核種の意見聴取会を開催してきてかなりの事項がわかってきたのではないかと考えており、それをまた、ペーパーの形で取りまとめさせて頂いているところであります。

我々は現時点においての知見を踏まえて、どういうふうに判断するかということをクリアにすると。その中で例えば今回の伊方3号機について言えば、やはり重要な点でまだ判明していない点として、南海トラフの話がある。

その点についてはですな。問題点を明記、過大を明記をしてですね。あの、審査書を取りまとめるという形、を、とった、次第である。あの、最終的には、その、私共のこういう審査の実施のやり方、について、は、IAEAにも主方法を見て頂き、

安全委員会にも観いていただいてということだと思いますので、その時点でやれることを最大限、やっていくというのが、保安院の、立場でございます。

# その結果、ダメだし食らってるじゃないの。NHKにも指摘されて急にトーンダウンする黒木審議官。この人も分かりやすい。

○NHK岡田:
わかりやした。仮にだが、原子力安全委員会の方が、もし3月末に終わり、例えば新規成長ができないまま、保安院が存続した場合というのは、今後、ストレステストの評価も含め、どういう扱いをとることになるのか?

○黒木審議官:
今の質問は4月いっぴに新規制庁が出来なかった場合にどうなるかということだよな?

○NHK岡田:
保安院が続いて安全委員会が無くなったりする場合が、もしあるとしたらどうなるのか?

○黒木審議官:
安全委員会はえっと、今、国会に提出している法律が 新規成長になるときに、今の「保安院」と「安全委員会」と「文科省の機能の一部」が、寄生庁になるので、安全委員会だけがなくなるとうことはありえないような気がするが。

○NHK岡田:
法律上そうかもしれないが、新寄生庁が出来なかった場合は、安全委員会はそのまま継続して、そこにまた出していくのか?

○黒木審議官:
これも過程の話だから、話ししにくいが、4月いっぴに法案成立のために関係省庁全力を上げて対応するように、というのが、基本的な政府のポジションなんで、そうじゃない事を前提に話すと話しづらいが、安全委員会に対して、仮に4月いっぴの時点で寄生庁ができないのであれば、よく相談して頂きながら、その場合は従来の枠組みが継続する、当い事だと思うので、

よく相談して頂きながら、我々が実施した安全性の確認をしていただくようお願いしていくということだと思う。その意味で本日も安全委員会の方にい方の審査書を提出させて頂いたということである。

○NHK岡田:
確認だが、新寄生庁がもし出来なかった場合は、今の体制で、今のようなやり方で出来るまでの間は粛々と続けていくということでいい?

○黒木審議官:
そういうつもりで仕事を進めたいと思います。

○フリー木野:
先日も同じような質問を出しているが、要するに今までの推進著雨の中に規制が一緒にあったのが問題なので、これから寄生庁でキチンとやっていくという話しがある中で、継続しているからということで、今の体制のまま続けて、

これからもいろいろな内容がすぐに変わっていくと思うが、今のままの体制を続ける事で安全性は寄生庁が出来た後のレベルぐらいまで確保できるものなのか?疑問があるがどう考えているか?

○黒木審議官:
今の資源エネルギー庁と保安院が同じ経産省の中にあるということなので、できるだけ早くこの状況を解消すべく努力しているということだた思う。それで新寄生庁が出来た場合と、出来なくくていまの場合を比較して、

新寄生庁が実施するであるだけの規制を保安院が出来るのかどうか、という質問だよな?私が答えづらい話だが、規制をやってる人間としては、最善を尽くすという事以外は比較するのが難しい。最善尽くしますといこと以外は言いづらい。全員で努力する。

○フリー木野:
そういう中で今のようにどんどん取りまとめをしていき安全委員会に出すのではなく、もう少し議論を尽くして、少なくともこれから先、暫く続いた行くような今回の伊方の非知事評価もそうだが、これから少なくとも、もし再稼働した場合、

1年間続くわけなので、その間の安全性を確保する上では、もう少し議論を進めて規制庁になってからこういったものを取り纏めて、再稼働目指す考え方があるのではないかと思うが。

# 規制庁が再稼働を目指してもらったら困る。

その辺は如何か。あくまで保安院としては保安院のある間に、再稼働含めてできるものはやってしまう、そういう事になるのか?

○黒木審議官:
今の質問は保安院が決めたわけではなくて、政府としてのルールが7月に3大臣が決めたわけですよね?三大臣が決めた時は寄生庁という姿はなかったと思うが、その中で一次、二次を含めてだが評価をおこなって、それを保安院が確認し、

保安院が書くにした内容を安全委員会が確認するというルールをその時点で作ったわけなので、我々はそのルールに従って努力しているとうことだと理解して頂ければと思う。

# 経産省主導でつくったそのルールからしてあり得ないのに。そんなルールを傘に着せても、それで欺けるのは無関心な日本人だけ。

○フリー木野:
保安院が確認して安全委員会が書くにするルールはわかるが、それを実施する上でのスケジュール的なものを年度内の3月いっぱいで、今回のものを委員の方からまだ意見が残っているなか、こういう形で取りまとめという形がいいのか、

もう少し議論を尽くして、新規制庁の新しい枠組みが出来た所で今回のような一次評価の取りまとめをしたほうが、

○フリー木野:
★より安全確保という意味ではいいのではないかと思うが、その辺は如何か?要するに三大臣合意でまとめたのはルールであり、スケジュールをここまでにやると言うことではないと思うが。

○黒木審議官:
三大臣の合意の中でスケジュールを決めた訳ではないと思っているが、その、え、決められたルールの中で、え、最善を尽くすというのが、我々の、お、、仕事だし、、任務だと、、思って、、おります。

# 誰にとって、何にとっての最善だよ。

○黒木審議官:
あの、ストレステスト自身、先程も話したように今回の福島第一のように全てがわかって全てを反映するには数年、場合によっては10年単位でかかるようなものかもしれない。そういうなかで、相当解明してきたと我々は思っており、

解明できたものはどんどん反映していく。解明できていないものについて、特に個別案件については、それを審査書の中に明記していくということで、我々の任務を遂行していくということだと考えている。

○フリー木野:
確認だが、3月末までに一次評価の取りまとめをしなさいという指示は、3大臣、政府関係からあったのか?スケジュール的なものでここまでにやりなさいとか。

○黒木審議官:
ない。

○フリー木野:
あくまでスケッジュールは保安院としてやっているということでいいか?

○黒木審議官:
ストレステストの意見聴取会を見ていると思うが、非常に厳しい意見を頂いている。我々も現地調査を含め、かなり綿密に審査している状況だ。そう言う審査や検査結果としてこういうタイミングになっていると理解して頂ければと思う。

我々自身としては拙速にやるつもりもないし、かといって送らせるつもりもない。しっかりした審査検査が出来れば、自体なくをそれを纏めて進めていきたいと言う事だ。

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