2011年8月1日月曜日

2011年 7月 28日 統合対策本部共同記者会見:いわき市、飯舘村、川俣町、小児甲状腺サーべーの結果を保護者に返す事をついに決定。(4ヶ月遅れた理由は事務手続き) 子供達のホールボディーカウンター調査結果発表。航空機モニタリング結果 栃木県、全域で1万~10万ベクレル深刻な土壌汚染明らかに。政府 20~30年戻れない最悪の事態を想定する事はないと断言。他

2011年 7月 28日 共同記者会見 (55回)

録画 IWJ
1 http://www.ustream.tv/recorded/16286514
2 http://www.ustream.tv/recorded/16286547
3 http://www.ustream.tv/recorded/16286609
4 http://www.ustream.tv/recorded/16286877
フリーライター木野龍逸さんによるまとめ
http://ustre.am/_16lsz:NLO

ニコニコ生
http://live.nicovideo.jp/watch/lv58107948

■会見のポイント
週2回に会見数が減らされてから2回目の会見。会見がないときの報告や記者の一人当てりの質問数が増えるため、4時間に及ぶ長い会見に。今回はかなりの部分で動画はなし。(特に質疑部分)

式次第冒頭は起こしています。質疑部分は質問部分、重要な質疑、やり取りは起こしています。全て起こしたいけど4時間と長く時間的製薬で無理です。ごめんなさい。m(_ _)m 今回は非常に重要な会見となっています。

【小児甲状腺被爆調査の結果の個人への通知】
毎度、紙切れ一枚を読み上げるだけ、予測される質問は判ったいるはずだが、毎度のお持ち帰り。今度は何時会見に出席するか分らない、という恒例の段取りに記者からも批判の声。特に福島県の住民内部被爆、特に飯舘村や立地市町村の住民内部被爆実態を検査妨害で隠蔽工作してきた国の姿勢を垣間見れる重要な会見に。

内閣府 原災被災者生活支援チーム医療班 の 福島班長 が出席した。国、生活支援チーム医療班は福島県県民健康調査のオブザーバーであり口出ししない姿勢があらためて明確に。つまり、100mSv/y 安全OK でも国は何も指導しない。県の責任であり国の責任ではない、という将来に備えた既成事実作りではないのか。

  • 4ヶ月もの保護者の要求に対し、説明会で説明した上で飯舘村、川俣町、いわき市の小児甲状腺サーべーの結果を保護者通知をようやく決定した。(理由は事務手続きだが、これまでの経緯、状況から見て住民被爆隠蔽であったことは間違いない)
  • 7月24日 県民健康管理調査検討委員会 放医研で行ったホールボディーカウンターの結果発表(浪江町、飯舘村、川俣町、合計122名)

# 読売新聞記者によるあからさまな妨害。住民被爆問題について初めて質問。サイトにある情報を意図的に。申し合わせたかのように丁寧に答えて時間を潰す福島班長。ずっと会見を見ている人にしか分らないが、原発を日本に持ち込んだ張本人、読売。住民の内部被爆が明らかになり原発に対する国民感情が高まる事を最も恐れている読売新聞。誰が見てもあからさまな妨害工作。この記者の名前を覚えておこう。

【モニタリング関連】
文科省から航空機モニタリング 栃木県の結果が公表された。全域にわたり 1~6万ベクレル/m2 、局所的に6~10万ベクレル/m2 の土壌汚染が明らかに。国が都合で定めた高い暫定基準値内に収まっていると言うことで、現在は福島県ですら農産物の出荷規制は殆ど行われていない。

東北全体に深刻な土壌汚染が広がっている事は間違いなく、牛ワラ、肉牛が深刻な問題担っていることから、秋の米の収穫に関連し、政府の米への対応はどうなっているのかという質問が相次いだ。

年末にかけては、海底土の汚染の広がりから、海産物に深刻な影響がでる事もほぼ確実で、水産庁のモニタリングでは、タコなど海底に生息する海洋生物へセシウムが移行し始めている兆候が現れ始めている。骨や内臓は検査しない、身のみを検査対象にする文科省の過小評価モニタリングは早急にやめさせるべき!!


【プラント関連】
東電が経産省保安院に提出した「福島第一原発 1号機、3号機の建屋、および重要な配管系の地震応答解析結果」の内容が報告されている。長々と説明しているが、とどのつまり、地震によるプラントのダメージは一切なく、津波が全ての原因だったという説明。

解析結果により、建屋の耐震性、配管の耐震性も何も問題がなく配管の破断も地震による物ではなかった。全ては津波により電源が失われため発生した事象だということが証明された。という東電の調査結果を経産省・保安院に報告したという事。

熱崩壊からメルトダウンにいたる経緯は配管が地震で破断していたと仮定してシミュレーションした場合は一致すると以前、東電は説明していたが、説明しながらも、否定していた。いくら原子炉が頑丈に作られていても循環注水冷却のために複雑に接続された配管接続箇所は耐えられない。構造上の欠陥。

耐震基準を大幅に上回る地震だったが、地震によるプラント施設への影響は一切なかったのだと。事故を起こした当事者が事故調査をまとめ、原発を推進する経産省・保安院が審判を下す。東電と経産省は、こんな茶番をいつまで繰り返すのか。本当にいい加減にしてほしい。

前回と同様、経産省・保安院も東電の解析結果は正しいと主張するのは目に見えている。

【質疑】
主要テーマは住民被爆、食の安全、特定避難勧奨地点の矛盾、住民帰還の政府姿勢、大手メディア記者は相も変わらずプラント。読売記者、気を遣って最後に質問?良い心がけ。今回の会見で特に気になったのは以下の3ポツ。
  • 米の問題、食の安全に関する国の対応と姿勢に対する質問多数
  • 政府はステップ2終了以降、つまり、ステップ1終了から3~6ヶ月で緊急避難区域解除。最悪のシナリオ、つまり、20~30年もどれない、帰れないというシナリオはないと繰り返し断言。政府は20mSv/y を少しでも下回れば解除を理由に保証を打ち切る恐れ。

福島県 住民被ばく問題
これまで統合対策本部共同記者会見は54回ほど行われておりずっと見てきたが、この福島県民の被ばく問題について、国の隠蔽疑惑があること知りながら、原発擁護の立場である大手新聞記者、テレビ局記者が福島県民の被ばく問題について一度たりとも質問をしている所を見たことがない。

今回の質疑では読売新聞記者が申し合わせたようにわかりきった質問を長々と。それに丁寧に答える内閣府 生活支援チーム 福島医療班長。時間がない事知りながら 14分間にわたってHPにあることを丁寧婦負に説明。資料を紙切れ一枚しか用意せず会見に臨むのも誰が見てもやらせ。

おしどりさんのツイによれば、誰かは分らないが「あなたにはあてる」と目配せしたようだ。しかし感心のある他の記者に対しての時間がなくなってしまった事は紛れもない事実。同時に経産省の司会者が意図的にあてる記者を操作している事が明らかになった。

話しはそれるが、読売新聞社は個人に対しても原発反対活動をやめるよう電話をかけて圧力をかけているそうだ。その電話口で堂々と我々は原発を推進すると話したらしい。圧力をかけられた方が部署名と氏名まで暴露されている。日本に原発を持ち込んだのは読売。諸悪の根源。(あるネット番組に出て詳細に暴露していた)

必ず先頭は読売新聞記者で始まるこの会見。ネットで読売記者が批判されている事を知ってか、最近は警戒しているようだが、ここぞという時には妨害。飯舘村の重大な内部被爆が明らかになれば国民の原発に対する感情が高まる。それだけはなんとしても阻止したい大手メディアの縮図がここに。

特定避難勧奨地点問題
特定避難勧奨地点問題で、また、国のモニタリングの過小評価が明らかに。その上、20mSv/y を少しでも下回れば、保証、支援しない特定避難勧奨地点の制度については撤回しないと園田政務官が明言している。ICRP の現存被爆状況(1~20mSv/y)の範囲は地域住民で決める筈が、国が一方的に 20mSv/y を決めつけている。

原子力安全委員会の ICRP 2007勧告に基づく指針にさえ矛盾している。ちなみに原発敷地周辺の放射線量は 1mSv/y 。亜住民の声は直接、現地に足を運んだり連絡を取り合っている一部の記者、フリーランスの方々を通さないと入ってこない状況だ。知ってしまった以上この問題は放置できない。NHK 花田記者の質問に注目。

住民帰還問題
大熊町、浪江町など航空機モニタリングで真っ赤に染まっている汚染地域に対しても、ステップ2終了時に住民を説得して戻ってもらう政府の意向であることが園田政務官への質問で改めて確認された。福島のほぼ全域がチェルノブイリでは人が住めない地域をはるかに超える汚染地帯となっている。

そのチェルノブイリの石棺から 1km の地点の汚染と同等である地域にに対しても、ステップ2で除線を行い、ステップ2終了時、(3~6ヶ月)には住民と相談の上で帰ってもらう事を記者の質問に対し説明している。見通しの甘さというか、これ以上、賠償額を増やしたくないのか、人命軽視の中国鉄道省となんら変わらない政府。

NHK 福島局の記者にはじまった質問。フリージャーナリストの江川さんの2回目の質問に対する園田政務官の解答が全て。あの汚染実態を見て、20年、30年、もどれない最悪のシナリオは政府は持っていないと強調している。結果的に第二ステップ終了時に戻ってもらう事になる。

チェルノブイリという現実、教訓を直視しない政府の姿勢が改めて浮き彫りに・・・

人命軽視
共同通信社の菊池記者の質問。今、問題になっている全国の作業員のずさんな被爆管理の実態。この点について保安院の問題を指摘しているが、政府として園田政務官が質問の趣旨を全く理解していない点に注目。

人命に関わる問題を一体なんだと思っているのか?園田政務官の経産省 保安院、官僚のいいなりっぷりに注目。これが現実。


■本日の議題
  • 冒頭の挨拶 (園田政務官) 00:00:00~
  • 環境モニタリングについて (東電・文科省) 00:07:30~ / 00:09:25~
  • 環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会) 00:14:10~
  • 各プラントの状況 (東電) 00:18:30~
  • 質疑 00:30:15~



資料


録画 IWJ
1 http://www.ustream.tv/recorded/16286514


2 http://www.ustream.tv/recorded/16286547


3 http://www.ustream.tv/recorded/16286609


4 http://www.ustream.tv/recorded/16286877


フリーライター木野龍逸さんによるまとめ
http://ustre.am/_16lsz:NLO


http://ustre.am/_16kRI:NLt 00:00:00~
http://ustre.am/_16kSf:NLu 後半

■冒頭の挨拶

園田政務官
細野大臣だが記者の皆様には張り出しをさせて頂いているが、明日、IAEAの天野事務局長との会談が予定されている。明日の 17時05分~50分 までの間だ。この会談では東電の福島第一原発事故の収束に向けた我が国と IAEA との連携について意見交換される予定だ。冒頭のカメラ取りは OK となっているので宜しくお願い申し上げる。

難点かの質問に対する解答をさせて頂く。

小児甲状腺被爆の通知について。
本日、原災被災者生活支援チームの 福島 医療班長が来ている。後ほど説明させて頂く。いわき市、飯舘村、川俣町の子供さんの甲状腺被爆に関する調査について、この場において、皆さんからも保護者の方々にフィードバックするべきでないかと従来から頂いていた。本日はそのチームにおいて検討を進めてきた調査結果の保護者皆様へのお返しの仕方などについて、概ね準備が整ったので、そのことを後ほど説明させて頂きたいと思う。

# 一体何ヶ月前から聞いてるんだよ。住民被爆隠し。事務手続きに4ヶ月。あり得ない。

既に報道されているが、改めて私の方からも申し上げたいと思うが、福島県が実施している県民健康管理調査の一環として独立行政法人 放射線医学総合研究所が実施した内部被爆に関する調査結果について、去る24日(日曜日)、福島県 県民健康管理調査調査検討委員会において報告があった。本日、併せてその結果についてご報告させて頂く。

3月16日に安定ヨウ素剤についての指示文書が発出されたという件だが、それについて安定ヨウ素剤を服用されたのか?また、服用に関する指示はあったのかとうい問い合わせがあった。服用に関する指示については、国、現地対策本部だが、3月16日に20km圏内の住民への投与指示については発出させて頂いているが、既に避難が終了していたため県から市町村への具体的な服用指示は行われなかったと聞いている。

服用において実際に住民に配布したのは、いわき市と三春町の2自治体だ。服用状況については、県からこれら市町村に問い合わせをして頂いた所、いわき市においては住民に配布したが、その際、県からの指示後に服用するよう、パンフレットを用いて住民に周知していると言うことであり、服用はしていないと思われると聞いている。

三春町については40歳未満の対象全員に、3月15日に配布している。服用して構わないとして配布しているので、大半は服用済みと思われるが、町への副作用の報告はなかったと聞いている。

先般、稲の作付けに関するご質問を頂いた所だ。米の放射性物質の検出、検査方法について準備はどのようになっているのかとう質問を頂いた。これはまさしく今、農林水産省で準備、調整を行って頂いているとこであり、米の放射性物質の検査方法については出来るだけ早く関係者にお示しできるようにと、今、農林水産省において厚生労働省等との鋭意進めていると事であると伺っている。

なるべく早くこの部分もきちっとした体制を取っていきたいと考えている。私からは以上だ。

# この部分も?も?未だかつて政府は食品に関して先手先手できちんと対策を打ったことがあったのか?暫定基準値を大きな値に設定しただけだろ。

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http://ustre.am/_16kSf:NLw 00:00:35~

■小児甲状腺調査結果の個人への通知ついて

内閣府 原災被災者生活支援チーム 医療班 福島班長
小児甲状腺被爆調査の結果の個人への通知について、お手元に資料をお配りしているが説明したいと思う。


えー、3月23日の SPEEDI の試算を踏まえ、原子力安全委員会 緊急助言組織からの依頼に基づき、3月24日から 30日にかけて現地体躯本部において、いわき市、川俣町、飯舘村の子供さんについて甲状腺のスクリーニングを行った。

合計、1,149名の方に行ったが、バックグラウンドが非常に高すぎて結果が適切に評価出来ないと、これは24日の66名の方だが、年齢不詳の方、3名がここに含まれている。この方達について返し方だが、ここにあるように結果説明会を開催し、説明会の場において結果通知著を手渡しすると言うことで考えている。

# 説明会でどういう事を説明するのか、是非、公表してほしい。

説明会に来られなかった方には、後日、通知書を送付するということで考えている。説明会の中身についてはここにあるように、このスクリーニングはどういう物であったのか、数値はどう読めばいいのか?放射線と甲状腺疾患の関係はどうか、県民健康調査で実施される予定の甲状腺エコーの調査等について出来るだけ丁寧に説明をして、その上で結果をお返しする言うことで考えている。

詳細な日程については説明者確保との関係で調整中だが、各市町村ごとに説明会の日程を決め、その日程についてそれぞれの保護者の方に先ずご案内申し上げて、そして8月上旬から説明会を開催していき結果をお知らせすると言うことにしている。

それから、もう一点、24日の県民健康管理調査検討委員会において、放医研で行ったホールボディーカウンター、これの対象は浪江町、飯舘村、川俣町、(山木屋地区)の方、合計122名の方についての結果。今回、尿検査との関係を見ると言うことで、その両方が出ている109名の結果について検討委員会の委員である明石理事の方から報告があった。

測定項目はここにあるように、ホールボディーカウンターと尿のバイオアッセイ法によるセシウム134/137 、ヨウ素131については甲状腺部分を計っている。

結果の概要だが、セシウム134については109名中、52名(47.8%)に検出され、そのうち最高値は3,100ベクレルだった。109名中、それ以外の57名は検出限界以下であった。セシウム137については109名中、32名(29.4%)検出、77名は検出限界以下であった。最高値が 3800ベクレル。両方とも検出された方は109人中、26名(23.9%)

# 検出限界値がどれぐらいなのか気になる。セシウム134/137の合計結果をなぜ記載しない?

尿のセシウムについては殆どが検出限界以下と言うことで、ホールボディーカウンター(WBC)の相関関係が明確に出ていない。ヨウ素131は全て検出されていない。今回の調査は内部被爆調査は、他の地域に比べ高い可能性がある地域住民の方を対象に行ったが、セシウム134/137の内部被爆は合計しても 1mSv/y と相当に低い。私からは以上だ。

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http://ustre.am/_16kSf:NLz 00:05:20~

■環境モニタリングについて (東電・文科省)

東電
概略
発電所周辺の環境モニタリングについて2件の報告。

・敷地内 空気中
福島第一原発敷地内における空気中の放射性物質の核種分析の結果について(第125報)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11072806-j.html

発電所敷地内における空気中放射性物質の核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110728k.pdf
福島第一 ダスト核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110728l.pdf
福島第二 ダスト核種分析結果(
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110728m.pdf

一昨日のサンプリングから検出限界値を約1/3まで下げて測定しているが大きな変化はない。グラフの通りだ。

・発電所周辺 海水
発電所沿岸部4カ所、沖合各地点の海水定期サンプリング結果。岩沢海岸を除き全てND。以上。

発電所付近、海水からの放射性物質(第127報)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11072807-j.html
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110728n.pdf
計時変化
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110728o.pdf


http://ustre.am/_16kSf:NLC 00:06:05~
http://ustre.am/_16kTf:NLF 後半

文科省
概要
・全国的調査 都道府県別の環境放射能水準結果。
1m の高さについての測定を6月中旬から各都道府県にお願いしており、千葉県がしばらく準備中だったが7月25日に準備が整ったと言うことで7月25日の測定値が追加されている。空間線量、定時降下物、浄水、何れも大きな変化はない。

# 空間線量を低く見積もるために指摘されていたにも関わらず、地上15m以上で測定するよう通達していた文科省。自治体が独自に調査を始め、文科省の発表する値より実際には2~3倍も高い事が広く知れ渡るようになったため、慌てて地上1mでの計測を指示している。文科省が発表するモニタリング情報は全てにおいて信用出来ない。

発電所周辺の調査
空間線量率、積算線量、ダストサンプリングについてのモニタリングは何れも大きな変化はない。

福島県 実施 モニタリング
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1305942.htm
福島県が実施した自動車走行サーべーによる大玉村内のモニタリング結果と言うことで今回提供されている。


海域調査委については既に東電から発表されている物を地図の上に落とし込んだ物である。12ページは福島県により港湾で計測された海水の新しいデータを付けている。


航空機モニタリング
航空機モニタリングについて、配付資料 62ページ に栃木県全体を測定した結果を乗せている。この計画については、以前、栃木県は防災ヘリコプターを使って測定する計画を発表していたが、4月12日~16日 まで実際の飛行が行われ、特に栃木県の南西部を含めた栃木県の結果が得られた。


空間線量率とセシウム134、137 それぞれの蓄積量と合計の蓄積量の地図(汚染分布マップ)を付けている。ごらん頂くと北部といいますか、北東から北側、西側に向かい他と比べると帯状のように高い地域があり、空間線量率、セシウムの沈着においても同様の傾向が見られる。

68ページから、これまでに測定した栃木県、福島県、宮城県を含めた全体の地図も付いている。これについては昨日発表させて頂いた物だが、実はちょっとご指摘があり、第二次航空機モニタリングの80km圏内の測定で、栃木県の北東部については既に得られていた結果があった。

前回の第二次航空機モニタリングの結果と比較すると一部の地域、特に那須塩原周辺において空間線量の値はあまり変化がないが、土壌濃度について少し大きく変化しているように見える箇所が確認されている。改めて測定環境、測定手法について再度見直しをしてみて前回との違いの検証をはじめた。

# 「少し大きく変化している」ってどっちやねん。

空間線量率の値については地上において行われている測定値の結果とあっている、これは走行サーべーの結果や栃木県が独自で調査された結果ともあっているので、空間線量率の値については問題は少ないのではないかと現段階では見ていると所だ。

資料72ページから。25日に内閣府 原災被災者生活支援チームと連盟で発表させて頂いた物である。古里への帰還に向けた緊急時避難準備区域に関する放射線モニタリングのアクションプランだ。


現在、緊急時避難準備区域、ここは20km~30kmの間の区間で比較的放射線が低く、計画的避難区域にはならなかった地域である。

# 何時までも同心円を主張する能無しの文科省。日本政府。まさに這っても黒豆。

田村市の一部、南相馬市の一部、川内村の一部、広野町の一部、楢葉町の一部が該当している。ここにおいて今後、住民が安心して生活が送れるよう、特に子供の目線という所を重視して放射線モニタリングを詳細に行おうと言うことで進めている物だ。

大きな柱としては3つあり、73ページ以降に書いてあるが、学校や病院との公共施設を計ると言うこと、74ページにあるが、その周囲を含めた施設を計ると言うこと、その周囲を含めた生活圏を計ると言うこと、地元市町村から要望のあったところを測定すると言うことでモニタリングを進めている。

スケジュール的には既に始めている部分があり、7月中にモニタリングを終え、その結果を8月上旬にまとめ、今後、様々な区域を見直すための参考データを提供していきたいと考えている。

一つ新しいと言うことでは75ページに書かせて頂いているが、無人ヘリコプターに測定器を積んで遠隔操縦をし、歯科医が見える範囲内の測定ではあるが、地上からは測定しづらい箇所を上空から無人ヘリコプターで測定すると言うことをやっているところだ。

宿題
前回の記者会見で、広野町で IAEA がモニタリングをしているかどうかについて確認の質問があった。(木野さんの質問)IAEA については特にそういう活動は行っていない。むしろ、広野町は JAEA(日本原子力開発機構)がモニタリングをしているのでもしかするとそのことではないかと思う。

文科省からは以上だ。

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http://ustre.am/_16kTf:NLG 00:05:00~

■環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会)

安全委員会
資料1の空間放射線量、2の空気中放射性物質濃度については特段大きな変化なし。3の航空モニタリングだが、今、文科省から説明があったが栃木県についての結果が出ている。(参考資料13ページ)県の北側においてやや線量が高いという傾向が出ており、その傾向が福島県の南会津町や群馬県側に連続していると見られる。
そういったところについて、今後、放射性物質の蓄積状況を把握する必要がある。航空機モニタリングをこう言うところで行う必要があると考えている。先程も説明があったが、今回の測定結果でのセシウムも地上への蓄積量のデータが6月に発表された結果とうまく繋がらないと言うことで、そこを精査して頂いている所だ。

4の環境資料の関係だが、参考資料、28、29ページが宮城、福島、茨城の沖、更に遠洋の測定結果であり、何れも検出限界値未満である。30~32ページは東電が発電所周辺で海水を採取した物であり、いくつかのポイントでセシウムが検出されているが、何れも濃度限度値以下である。

海洋において ND値が多く出ているが、海洋における放射性物質の濃度分布の把握というのは国内のみならず、実は国際的にも、先ずは海洋科学の研究者から非常に高い関心が寄せられている。そういったことで検出下限値の考え方については安全委員会のほうで 7月21日に今後の放射線モニタリングに関する基本的考え方というのを出しているが、そこで環境放射線水準調査レベルの検出限界値を採用する必要があると述べている。

できるだけその方向でやって頂きたいと考えている。5の全国都道府県の放射能水準調査は特段大きな変化はない。浄水では栃木県で7月24日採取分で0.49Bq/Kg と出ているが、摂取制限指標値(暫定基準値)の200Bq/Kg に比べてはるかに小さいという状況だ。

# 暫定基準値と言わないのか。安全委員会が決めた200Bq/Kgはあり得ない程高い値。0.49Bq/Kg はアメリカの基準値を大幅に超える値だ。厚労省も暫定基準は十分な安全を考えられていると思うから、という理由で暫定基準をそのまま日本の基準値する考えでいる。

宿題
月曜の会見で東電が T-Hark(無人ヘリ)で建屋上空のダストサンプリングをしていることに関して、サンプリング時間が適切かという(木野さんの)質問があったが、当日の会見の中でも東電側から、今後、計る物の濃度に合わせた適切な検出限界値を追求していくという趣旨のお話しがあったと受け止めている。

そのため、具体的にはサンプリングの体積を増やすであるとか、あるいは、取ったサンプルの測定時間を増やすと言うことが考えられる。もう一つ、現在、採取した物は発電所の中で計っていると言うことで、かなりバックグラウンドが高い状況だと思われるので、もっとバックグラウンドの低い所で計る必要があるという事でも検出下限値を下げる事が可能と考えている。以上。

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http://ustre.am/_167fu:Nte 00:18:30~

■各プラントの状況 (東電)

東電(松本)
概要

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110728_04-j.pdf

省略 上記資料参照

その他、作業の状況だが、一番最後の行で 3号機原子炉建屋に作業員が入出し、原子炉建屋注水箇所の調査、及び、線量測定を実施したが、その結果についてまとめた資料をお配りしている。

福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋 炉注水箇所の現地調査
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110728_01-j.pdf

1階、2階の線量マップだ。赤い文字が 7月26日に クインス(ロボット)で測定した箇所、緑の文字が作業員による現地で直接人が計ったときの状況だ。なお、3枚目は、今回、280mSv/h が最高点だったので、その場所をより詳細に示したものだ。

建屋二階の北東コーナーのはしごを上がった先に高圧スプレイ系の弁があり、それの遮蔽ボックスがある。その箱の底の部分が一番最高の地点と言うことになっている。

発電所内のモニタリングについて
福島第一原子力発電所取水口付近で採取した海水中に含まれる放射性物質の核種分析の結果について(7月27日採取分)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11072808-j.html

福島第一 物揚場前、1~4号機スクリーン、1~4号機取水口内海水核種分析結果(PDF 15.9KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110728p.pdf
海水放射能濃度(PDF 53.4KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110728q.pdf

昨日から北側のシルトフェンスを開閉し海の底の掃海作業を行っているが、放射性物質濃度の大きな変化はない。3枚目以降、海水の放射性濃度の計時変化だ。

サブドレインの状況
福島第一原子力発電所タービン建屋付近のサブドレンからの放射性物質の検出について(7月25日採取分)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11072809-j.html

サブドレン核種分析結果(PDF 10.7KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110728r.pdf
参考資料:1F放射能濃度(PDF 23.7KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110728s.pdf

高濃度汚染水が地下水側に漏出していないと判断している。集注廃棄物処理建屋周辺のサブドレイン水の核種分析の結果になる。こちらの方は、昨日27日の採取分になるが、21~23日まで①の箇所で比較的高いセシウムが検出されているが、その後正常値に戻っている。


福島第一原発 1号機、3号機の建屋、および重要な配管系の地震応答解析結果
福島第一原子力発電所における東北地方太平洋沖地震の観測記録を用いた地震応答解析結果に関する報告書等の経済産業省原子力安全・保安院への提出について(その2)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11072804-j.html

こちらは (経産省)保安院から今回、実際に観測された地震動を使って1号機から6号機まで、建屋、機器に問題がなかったか解析して報告するように指示が出ている物だ。2号機、4号機について既に報告済みだ。本日、1号機と3号旗の建屋、それから耐震安全上重要な機器、配管系の地震応答解析結果をまとめて報告したので、その内容を報告させて頂く。

別添1:
福島第一原子力発電所 第1号機 平成23年東北地方太平洋沖地震の観測記録を用いた原子炉建屋及び耐震安全上重要な機器・配管系の地震応答解析結果に関する報告書(概要)(PDF 74.5KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110728g.pdf
別添2:
福島第一原子力発電所 第3号機 平成23年東北地方太平洋沖地震の観測記録を用いた原子炉建屋及び耐震安全上重要な機器・配管系の地震応答解析結果に関する報告書(概要)(PDF 88.3KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110728h.pdf
参考資料1:
福島第一原子力発電所 第1号機平成23年東北地方太平洋沖地震の観測記録を用いた原子炉建屋及び耐震安全上重要な機器・配管系の地震応答解析結果に関する報告書(PDF 2.69MB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110728i.pdf
参考資料2:
福島第一原子力発電所 第3号機平成23年東北地方太平洋沖地震の観測記録を用いた原子炉建屋及び耐震安全上重要な機器・配管系の地震応答解析結果に関する報告書(PDF 2.61MB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110728j.pdf

要点だけ、かいつまんで説明させて頂く。

別添1:
福島第一原子力発電所 第1号機 平成23年東北地方太平洋沖地震の観測記録を用いた原子炉建屋及び耐震安全上重要な機器・配管系の地震応答解析結果に関する報告書(概要)(PDF 74.5KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110728g.pdf

先ず、建屋の解析についてだが、2号機、3号機と同様、耐震壁の診断歪みの解析をおこなっている。2枚目の所に南北方向、東西方向のせん断歪みのグラフがあるが、南北、東西方向とも、何れも第一折れ点より左側という事なので断線範囲内にあると考えている。

# つまり、地震による影響は受けなかったと判断しているということ。

続いて耐震安全上、重要な機器、配管系の状況だが3ページ目に表1の形でまとめている。これまで私どもが評価していた基準値振動 SS よりも今回の地震は大きかったが、シミュレーションの解析結果としては SS よりも大きな値が出ているが、耐震安全上の評価基準値と比較すると何れのシミュレーション解析の結果もオール基準値を下回っているという結果だ。

同じく3号機の状況については、更にページをめくって頂いて後ろの2枚のところが3号機分になる。こちらも同じく建屋と耐震安全上、重要な機器の解析になるが、3号機についても2枚目にごらん頂くと通り、南北方向、東西方向とも第一折れ点の左側にあるので建屋としては断線範囲内にあると判断している。

# つまり、地震による影響は受けなかったと判断しているということ。

別添2:
福島第一原子力発電所 第3号機 平成23年東北地方太平洋沖地震の観測記録を用いた原子炉建屋及び耐震安全上重要な機器・配管系の地震応答解析結果に関する報告書(概要)(PDF 88.3KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110728h.pdf

それから耐震安全上、重要な機器、配管系への影響についても基準値振動を上回っている結果になっているが、耐震安全上の評価基準値と比較しても十分に小さい値だと判断している。

# つまり、機器、配管系の単体評価は、従来の耐震基準で何ら問題がないといいたい東電。

したがって、今回の結果を基に考えると、1号機、3号機とも今回、SS を上回る大きな地震ではあったが、建屋、安全上、重要な健全性は確保されていると判断している。

それから、それに関連して一件、追加資料を配付させて頂いた。
福島第一原子力発電所3号機の高圧注水系動作期間における原子炉圧力低下等のプラント挙動の要因について
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110728_02-j.pdf

こちらは2枚目の下のグラフを見て頂きたい。これは以前、私たちが3号機の炉心解析をした際に、原子炉の圧力が3月12日の昼過ぎから、約6時間あまりにかけて低下しているという評価を行った際に、高圧炉心中推計の排気管が、破断していると仮定して評価すると実際の観測記録と合うという事で報告させて頂いた。

こちらはあくまで解析の結果ではあったが、一部報道で地震後に既に配管が破断していたという報道があったが、今回改めて、その部分を評価を行ったものだ。

先程申し上げた安全上重要な機器の耐震評価でも当該の高圧炉心注水系の健全性も確認されているし、今回、新たに、資料1ページ目の中央部に「現場の状況及び操作について」の所に書かせて頂いているが、6月18日に、こちら時系列で公表させて頂いた。

3月12日、一度、運転員が RCIC(原子炉隔離時冷却系http://bit.ly/fzdGRc)の再起動を試みるための当該の高圧炉心注水系の部屋を通って確認をしている。そのことと、もう一つ高圧炉心注水系に関しては当時、注水量が過大にならないように最小流量運転を行い流量調整を行っている。

そのことを今回改めて解析条件に盛り込んだ結果、2枚目の下側の表にあるとおり、HPCI()の流量調整を行った事で、今回、あらためて原子炉の圧力に関しては、6時間あまりにわたる低下がよく模擬(シミュレーション)出てきているという事になった。

従って最終的には現場の確認をもう一度行う必要があるが、現地点では、当社としては3号機の高圧炉心注水系の配管破断はなかったと判断している。

# とどのつまり、地震の影響による深刻なダメージは何一つなかったのだと念押し。追加資料の方が重要。

使用済み燃料プールの代替冷却変更の報告
続いて報告書の訂正を行ったので紹介させて頂く。
福島第一原子力発電所1~4号機における使用済燃料プール代替冷却浄化系の設置に係る経済産業省原子力安全・保安院への報告内容の変更について
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11072811-j.html

福島第一原子力発電所1~4号機における使用済燃料プール循環冷却システムの設置に関する報告の変更について(概要)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110728t.pdf

こちらは1号機から4号機まで使用済み燃料プールの代替冷却を現在、2号機と3号機は実施中、1号機、4号機は工事中だが、経産省・保安院に提出させて頂いた報告書の一部を変更する内容だ。1ページ目に変更箇所を4点ほど書かせて頂いている。

1号機に関しては現在スキマサージタンクの水位計が故障していると判断しているので、新たに圧力計を追設し、水筒圧の差で水位を測定するという方向に変える。2号機、3号機、4号機に関しては盾野外の汚染水の漏洩を防止する目的で設置する堰(せき)の範囲を変更するという事で、後ろの図面の通り堰の設置範囲を変えると言うことで本日報告書の訂正を行っている。

格納容器内の気体のサンプリング
明日からの作業になるが、格納容器の中の気体のサンプリングを行うのでその内容を紹介させて頂く。
福島第一原子力発電所1号機および2号機における原子炉格納容器内の気体のサンプリングについて
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110728_03-j.pdf

こちらは1号機に対しては明日から、2号機に対しては8月上旬に格納容器酸素分析系というラインを使い、格納容器の中の気体をサンプリングし、放射性物質の濃度を計ることを計画している。

格納容器の中が依然として不明な状態だが、こういった格納容器の中の放射性物質の濃度を測定することで一部でも格納容器の中の状況把握に努めたいと思っている。また、こういった濃度が判ることで、現在、原子炉建屋からどれぐらいの放射性物質が出来ているかというような調査の一環にもしたいと思っている。

放射線の防護教育について
資料の説明は以上だが、最後に私から放射線の防護教育について一言説明させて頂く。事故発生時から作業員に対する放射線防護教育については、事故発災当時、混乱していたこともあり、5月の中旬まではいわゆる緊急作業に関わる放射線教育と言うことで必要最低限の内容を説明させて頂いている。

# ここ数日の動きで海江田大臣の線量計持たずに作業員を賞賛したこと、被爆管理のずさんさが浮き彫りになっていること、作業員の被ばく線量を大幅に引上げようとしている事に関連しての説明だろうと思う。自分たちのことばかりを心配する東電、国の姿勢には強い憤りを覚える。

当事者はまるで自覚していない。普段から教育が周知していない事が今回の事故で露呈したと言うことであり、40年来続く被爆労働者使い捨ての電力会社の実態。日本のメディアは一切報じてこなかった現実。

主な内容としては放射線の線量限度、必要な装備、タイベックや全面マスクなど実物を使った付け方、作業時間の管理の方法、現場の線量はどういった状況にあるのかマップで説明、最終的にはマスクの着用方法、リークチェックの方法など補助の仕方などを教えいてる。

5月中旬からは放射線防護教育と言うことでこれまで通常運転時と同様の教育が出来る様になっている。教育の時間としては約5時間をかけての教育となるが、こちらは、5月中旬から東京、6月8日からは Jビレッジでも、計2カ所で行われるようになっている。

内容

  • 核燃料物質、もしくは 使用済み燃料、またはこれらのよって汚染された物に関する知識
  • 原子炉施設における作業方法に関する知識
  • 原子炉施設における作業に関する知識
  • 原子炉施設に関わる施設の構造、及び取り扱い方法荷関する知識
  • 電離放射線の体に与える影響、関係法令に関する知識

主に5つの項目について5時間ほどかけて皆様に教育させて頂いているという状況だ。そういったことを確認させて頂いた上で放射線業務従事者としての登録を行う問うことである。東電からは以上。

# この資料がない事について質問が出ているが、内容については企業秘密、著作権の問題で一般公開できないと東電 松本氏。

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http://ustre.am/_16kRI:NLt 00:00:00~

■前回の宿題

経産省 保安院 森山
これまでご質問頂いていた何件かの質問について説明申し上げる。

・パナマ諸国がガラス固化体の輸送を反対している県について
ガラス固化体についてパナマ諸国が輸送を反対声明を出しているが見通しはどうだという質問を頂いた。日英事業者が実施する高レベル放射性廃棄物輸送に関してはカリブ共同体が停止を求める声明を出しているのは事実だが、この輸送そのものは国際法上認められている権利であり、最大限安全に留意して行われる物と承知している。

# 原発を続ける限り、何十億年もかけて管理しなければならない高レベル放射性廃棄物が増産され続ける事実。日本のメディアはこれまでも決して大きく報じようとしてこなかった。原発のマイナスイメージは徹底的に排除。社会的に特定の人間を抹殺することさえ厭わないクズ社会。平和ボケなんて生ぬるい。自分の頭で考える事をやめた政治家とメディアに洗脳された愚かな日本人。

今後の見通し、時期、ルート等だが輸送の時期やルートについては核物質防護に関する我が国の国内法上、厳重に管理することが義務づけられており、我が国の事業者が今月12日に情報公開の方針を発表している。

具体的には輸送鮮明については出発前、数日前には公表するとか、出発日、輸送ルート、日本到着のおおよその時期については主発後に発表するといった点について12日に公表している。

そういった方針に従って今後、順次事業者から公表されていくと言うことだ。それからこの輸送に関して 経産省 保安院と国土交通省との関係だが、輸送方法そのものは国交省で規制しているが、輸送物の陸上輸送については経産省 保安院が、海上輸送については国交省が実施している。

実質的には経産省 保安院が確認したことを持って規定というものがあり、内容の確認が行われていると言うことだ。

・東海第二のモニタリング結果が異常に高い理由
本日も資料を配付しているが、発電所内のモニタリングで東海第二だけが高いのはなぜかという質問があった。これは、文科省のモニタリングデータを見ても同じ茨城県東海村3施設、何れも比較的高くなっている。この相対的に高い理由としては、やはり、福島第一原発事故の影響だと見ている。

# 電力会社、経産省 保安院のこれまでの姿勢をみて、はい、そうですかと思う人は一人もない。なんで福島原発事故の影響で、原子力施設の値が上がるのか?もし、福島原発事故の影響であれば、敷地内だけでなく周辺地域も同じように高くなっていると言うことになる。

地震により何らかの放射能漏れが起きているのではないかと疑う方が自然。後、「文科省のモニタリングデータを見ても、」と発言しているが、文科省は東電から資料を受けているので同じ物。文科省が計測している訳ではない。保安院がこんな認識で良いのか???

・冷温停止の議論に参加した専門家は誰か?
JAEA(原子力研究開発機構)、JNES(原子力安全基盤機構)ということは申し上げいたが、それぞれの代表者は JAEA が渡邉 憲夫(わたなべ のりお)様、この方は安全研究センター 研究主席だ。JNES からは 安澤 時雄(あんざわ ときお)様、この方は 原子力システム安全部の参事役だ。この方が窓口として担当して頂いている。

・ステーションブラックアウトの対策について
ステーションブラックアウト(全交流電源喪失)の対策について経産省 保安院、あるいはそれ以前の経産省 エネ庁で検討したことがあるのかという質問があった。そういった報告書等はなかった。確認出来なかった。

なお、確率論的安全評価という評価手法の検討については JNES(原子力安全基盤機構)でやっているが、その中には全電源喪失ということも確率論的安全評価の手法の一つとしてはイベントツリーの中には載っている。

宿題の解答は以上。

先ほど東電からあった3件の報告についてだが、使用済み燃料プールに関する報告内容の変更に関して経産省 保安院としても問題ないと考えている。耐震評価の件、高圧注水系の件については、経産省 保安院として今後、厳格に確認をしたいと思っている。以上だ。

# これまでの会見を見ていて、東電が出したデータを一度の正面から否定した事がない経産省(保安院)。これまでの共同会見のやり取りを見ていても、露骨に互いをかばうようなやり取りが際立つ。国民を馬鹿にしているとしか思えない。

■司会者
現在被災者生活支援チームの福島医療班長については次のスケジュールのため、17時30分頃、細野大臣については17時40分頃堆積する。したがって福島班長と大臣の班長をまずはお受けしたいと思う。

# この地点で17時15分。重要な人物は常に10分程度で公務を理由に会見をあとにする。ほとんど質問ができない状態。水産庁、環境省、国交省などこれまで、重要な報告があるときに担当者が出席しているが、50回近く行われた会見の中で、一度足りとも会見終了まで付き合ったことがない。誰が見ても政府が意図的に質問を避けているように段取りをしているのは明白。NHK山崎記者も厳しく批判。

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■質疑

http://ustre.am/_16kXz:NLJ 00:02:20 ~ 生活支援チーム 医療班 福島班長
読売新聞 今津
福島医療班長に聞く。先程の内部被爆調査の結果と小児甲状腺被爆調査の通知について。放医研で実施された 6月27日~7月16日(4月からヨウ素の生態半減期が切れてしまう前にと強く要望していたにも関わらず作業員が優先とヨウ素の半減期が過ぎてから調査。データをとるだけならすぐに取れた筈なのに。明らかに国の隠蔽工作)の 122名のうち、109名という事だが年齢は何歳から何歳までで性別の内訳は?(福島医療班長:4~7歳が9名(男5/女4)8~12歳が14名(男6/女8)13~17歳が6名(男1/女5)18歳以上が80名(男36/女44。結果については福島県HPに掲載されているので確認してほしい。)残り13名はどうするのか?セシウム134が109人中 52名が検出されたという事だが男女の内訳は?3100Bqということだが Sv に換算するとどれぐらいになりましょうか?セシウム137も32人が検出されたそうだが、男女の内訳、並びに最高時の 3,800Bq を Sv に換算した場合、いかほどになるか?セシウム134の最高値 3,100Bq と セシウム137の最高値 3,800Bq を記録した人物は同一人物か?最高値は3,100、3,800とお示し頂いたが、検出された52名、32名の平均はどれぐらいの Bq 数が出ているか?尿からセシウムが殆ど出ていないと言うことだが、出た方は何名か?尿で検出されないというのは体外への排出がうまくいっていないと考えられるがどう解釈しているか?(体外へ排出されると印象づけたい読売)1mSv 以下と表記されているが、詳しく説明してほしい。小児甲状腺被爆について 1,149名 3市町村の小児についてということだが、どのような調査を具体的に行われたか?年齢は何歳から何歳までで男女の内訳は?66名のバックグラウンドが高すぎて駄目だと言うことだが、他の83名とどういう条件がちがってしまったのか?数が多くなったが以上だ。(あんた毎回出席してるだろ?HPに掲載されていることを態々聞くな。)


http://ustre.am/_16kXz:NLK 00:16:20 ~ 生活支援チーム 医療班 福島班長・細野大臣
フリー江川 ★★★
福島医療班長に聞く。バックグラウンドが高すぎて測れなかった66人、これは初日にやったからと言うことだが、もう一度、日を改めて検査しなかったのはなぜか?(福島医療班長:しらない)年齢不詳については年齢は後から聞けば分ると思うが、年齢不詳が今もいると言うことはどういう事なのか?(福島医療班長:実は不詳ではなく子供の年齢ではなかった。説明会で返す際に確認する。)詳しい結果はこれから保護者の方に説明をされると言うことだが保護者に伝えた後でも詳しい内容について結果発表されるおつもりはあるのか?細野大臣に聞く。先程、稲、お米のことについて農水省で準備している。出来るだけ早くどうするのか示せるようにしたいと言うことだったが、どのようなコンセプトでやろうとしているのか?詳しいことが分らなくても言える事はないのか?この間、園田政務官が全国調査みたいな事を口走っていたが、そういう方向性に向かっているのか?もうちょっと詳しく、例えば福島県内だけでなく、どの辺まで調査しようとしているのか、もう少し方向性を見せて頂きたい。この間、食品安全委員会が、将来を通じて100mSv という数字を出してこれに基づくと人生80年で 1.2mSv/y ぐらいという事で今のいろんな基準値を下げないといけないという話しもあると思う。これについてどうされるおつもりか?今、牛肉の問題がいろいろ出ているが、同じ牛と言うことで牛乳についても不安が高まっている。牛乳についても基準値を設けてそれを超えるとストップすると言うことになっている。この基準値以下でもどれぐらいの数値か知りたいいう場合には、それを知る事が出来るシステムは出来ないのかという事を聞きたい。


http://ustre.am/_16kXz:NLL 00:27:20 ~ 細野大臣
フリー木野 ★★★
細野大臣に聞く。統合対策本部共同記者会見が週に2回になってしまい、細野大臣や内閣府 原災被災者生活支援チームの福島医療班長が、こういった早い時間帯で退席されてしまうのは当所の目的としていた情報公開等部分からかなり後退しているようにい感じるがどう考えるか?放射線業務従事者の線量限度に関してだが、先日、保安院の方から厚労省の方へ、今後、福島第一での作業員の被ばく線量が増えると他の発電所での支障を来すと言うことで厚労省に基準を緩めるような文書の要請が出ているが、実際の元になった数値が、東電がまとめてプラントメーカー等との話し合いの中から出てきた数値だと言うが、試算の根拠が全く出ていなかったり、根拠として曖昧な物であり、そういったもので基準を緩める必要があったのかどうか?もし、基準の試算が曖昧な物であれば現状最高限度の 250mSv であるとか(元は100mSv) 50mSv を超えても 5年間 100mSv であれば他の発電所でも働けるであるとか(元は5年で50mSv)かなり被爆の上限が緩くなっているという状況というのを一刻も早く通常の状況に戻すべきではないかと思うが、その点、細野大臣はどう考えているか?(ちなみに細野大臣は当所、補佐官の時だが、上限を撤廃してくれと要請していた)


動画なし 01:16:10 ~ 生活支援チーム 医療班 福島班長
NPJ おしどり ★★★
福島医療班長に聞く。小児甲状腺サーべーが 6月10日の物理学シンポジウムで東大の大塚教授が発表されて、以前、原子力安全委員会の加藤審議官にも確認したが、当所、基準値が 0.2マイクロSv/h ではなく 2マイクロSv/h で計測していた。

そして、それが間違いだったと言うことではじめののく呈した人数は考慮していないと言うことだった。その人数は適切に測定出来なかった66人に入っているのか?それとも他にいるということか?

県民健康調査で実施される予定の甲状腺超音波調査だが、福島県庁に確認したところ、一次検査で甲状腺エコーをとり、しこりがあれば二次検査で細胞と尿、血液検査をすると言うことだが、一次検査に血液検査をいれて主要マーカーをとったり FT3 / FT4 / TSH などの値を取って甲状腺機能障害などを診ることも出来ると思うが、一次検査はエコーだけで十分とお考えなのか?

放医研で受けた住民の方々方だが、5月31日に飯舘村の 2名が放医研でホールボディーカウンターで検査を受けており、その時、バックグラウンドのある遮蔽されていない部屋で3分間の測定だった。(今回の)この方々は遮蔽された部屋で20分間、詳細なホールボディーカウンターを受けられたのか?

先程、セシウムの経産は保守的だと言っていたがヨウ素の過去被爆についてはどのような評価をされているのか?実効半減期を考えるとヨウ素は3ヶ月でヨウ素は 4000分の1 になると思うのでこの地点で計っても、どれだけヨウ素被爆していても検出限界になると思う。ヨウ素の過去被爆についての考えを教えてほしい。

7月24日の検討委員会で過去の内部被爆について一人の委員の方が提案されたと聞いたが、その議論について支援チームがオブザーバーとして何かご存知であれば教えてほしい。

福島 医療班長:
2マイクロSv/h が 0.2マイクロSv/h の間違いだった話しだが、66名がこの対象であると理解している。それ以外の 1,083名は 0.2マイクロSv/h で行った方だ。3月24日に実施した。甲状腺について一次がエコー、二次が細胞、血液を一次で主要マーカー、という話しだが、これは検討委員会の中の専門的な立場、あるいは甲状腺学会のスクリーニングの基準を取り入れているので、それに従って行われるということである。

血液疾患を先に見つけるということを優先するならば、やはり、エコーが良いのではないかと私個人的には思う。湖上線機能低下が起きるような大量の甲状腺被爆は起こっていない、それは数千mSv 被爆しなければ起こらない訳だから、そういう面ではそういうことは想定できない訳だから、機能をみるよりも血液性疾患の状態を先に見ると言うことが、有効ではないかと思うが、これは専門的な立場での議論になるので委員会の中で更に検討して頂くべき事かなと思う。

ホールボディーカウンターが遮蔽された環境で行われたかについては承知していない。ヨウ素について過去推定をどうするかの話しだが、これまでに何度かご指摘があった点だ。この点についても私どもも重要な課題であると認識している。どういった形で過去のヨウ素被爆量、内部被爆を考えていけばいいのかについては専門家の意見を聞きながら、もうすこ、、(もう少し?)引き続き検討していきたいと考えている。

# もう少しと思わず言いかけた 内閣府 原災被災者生活支援チーム 医療班 福島班長。

NPJ おしどり
そうするとセシウムによる内部被爆については合計しても 1mSv 未満であり相当に低いと評価出来るというのは、セシウムに対する言葉であって、ヨウ素に対しては考慮していないという認識で良いか?

福島 医療班長:
その通りだ。

# だったら最初からそういえよ。まるで何の問題もなかったというものいい。

NPJ おしどり:
原爆症によると甲状腺ガンだけでなく、甲状腺機能障害も沢山認定されているが、それでも甲状腺機能障害は一次検査で診なくても大丈夫なのか?

福島 医療班長:
先程言ったように、甲状腺機能障害のようなレベルの物というのが、被爆量から見ると今回の事例で言えばそこまではないのではないかと言うこと、つまり、確率的影響のものである甲状腺ガンの発生率の高まりがどうなっていくのかという事を考えるべきとするならば、血液性疾患をエコーで見るのが妥当ではないかと考えられる訳だが、これは、あのう、県の検討委員会の中で専門的な立場で議論頂くべき事なので、ここで、あの、これ以上、私から医学的な項目の選択についての説明については、これ以上は控えさせて頂きたい。

# おしどりマコさんも医療知識があるから。専門的な知見から見ておかしいと言う話し。福島班長の発言は、原発事故も専門家がやっているのでこちらがとやかく言うことは出来ないという事になってしまう。こういうのを逃げ口上というのでよく覚えておこう。

# なぜ、ヨウ素被爆が分らないのにそのような事は結論づけるのか?実際に福島に立ち寄っただけの実際に 福島1F で作業を行わなかった作業員が大量にヨウ素被爆していたことが明らかになっている。 同じ状況にいた地域住民の検査を急ぐべきと何度も NPJ おしどりさんや NHK石川記者が再三にわたり訴えてきたが、県民健康調査としてホールボディーカウンターの受診が決まったのは、ヨウ素半減期が過ぎて計測できなくなる4ヶ月を経過してからのことだった。その間、2名が検査を受けたがこの値も数値が一人するのが怖いという意味不明な理由で放医研は個人への情報開示を拒否している。

# なた、原発立地町である大熊町の施設に2台のホールボディーカウンターがあり、住民検査を受けさせようというその矢先に、機械と担当者が行方不明、(どこかに左遷された?)になっていた事実も、おしどりさんの調査で明らかになっている。 状況から言って明らかに国は責任を逃れるため、強いては国民が大量に被爆していた事実が明らかになり、国民の原発に対する感情が高まることを恐れていたのは間違いない。

# 福島に立ち寄った作業員の状況からみて、飯舘村や周辺地域の住民が大量に被爆していたと考えるのが当然だが、セシウムのみの断りも付けず、1mSv 以下で極めて小さいと強調して発表したり、甲状腺機能障害は発生しないと結論づけたりなど、これまでの経緯を知っていれば誰が聞いても説明がおかしい。たまに出ては質問の持ち帰りを繰り返すのは、経緯を分らなくするためだと言うことが最近になってやっとわかった。

# 4月から強く要望している小児甲状腺サーべーの結果も保護者には一切返さず、理由は事務手続き。4ヶ月も隠し通して4ヶ月間の再三の要望でやっと説明会を開いた上で返すと本日発表。こんなスクープを大手メディア記者はこれまで一度も質問してこなかったし、報道さえされていない。おしどりさんが質問する事を知りながら、読売記者は、敢えてHPにある情報を事細かに説明させて時間を潰したり、これまでの会見で知られている事実を質問したりなど、本会見でも読売新聞のクズっぷりが炸裂している。

# 国民をバカにしている。自分たちの利益を守るため、命をも弄んでいるとしか思えない大手メディア記者達。フリーランスとNHK記者は頑張っているのに、上が報道しない。それどころか 日本で実際に起きている事を棚に上げ、9時台のニュースでは連日中国の隠蔽を報道して情報操作や隠蔽が日本では起こり得ないような印象作りに励んだり、記者クラブを称える特別番組の(未解決事件)再放送をして世論操作している。見ている側が気付いていないとでも思っているのか?本当にこの国は終っている。


NPJ おしどり:
過去に大量に被爆していないので甲状腺機能障害は考慮しなくて大丈夫というのは、内部被爆のヨウ素の過去推定はまだなので、小児甲状腺サーべーの結果から考慮して甲状腺機能障害はまだ考慮しなくて良いという判断に至ったという認識で良いか?

福島 医療班長:
あの、まぁ、、検討委員会との議論ではそこまでの議論、ディスカッションはなかったので私どもで、なぜ、そうなのか申し上げる立場でないが、あのぉ、まぁ、それがこの判断に繋がったかどうかと言うことについては、そうだとかそうでないとかは、お答えしかねるとうことだ。

# とどのつまり、もう質問してくるなと。

# やり取りを聞いていても分るように、内閣府 原災被災者生活支援チーム 医療班は、県民健康調査にはオブザーバーとして参加しているだけであり県のすることに金は出しても口出ししないという姿勢を強く打ち出している。つまり、県側の責任でやってることなので我々(国)には責任がない。

# その既成事実を作るための4ヶ月間だったと言うことだ。自民党、公明党、民主党、党としてこの問題は無視。管総理がバカをやって問題が明るみになる前に、メディアが原発をかばいきれなくなる前に政権を妥当したい、それをメディアが応援している、というのが現実であり、その縮図がこの会見とも言える。


NPJ おしどり:
すみません。しつこくて。先程、福島さんがおっしゃっていた大量に被爆していないと言うこと、根拠となるデータがホールボディーカウンターのヨウ素内部被爆の過去推計がまだ出ていないのなら、どのデータを根拠に大量に被爆をしていないからと言うことになるのか疑問に思った訳だが。

福島 医療班長:
えーと、あのぉ、甲状腺機能低下がおきる線量 は甲状腺線量が 5,000mSv を超える状況な訳だ。今回の先程の方達のスクリーニングレベルは、先程も言ったように 1才児の口上線量が 100mSv になるようなスクリーニングレベルを設定した訳だ。それが 0.2マイクロSv/h だった訳だ。

全員、それよりも低かった訳だ。最高値が 0.1マイクロSv/h だったという事は過去、この会見で原子力安全委員会の方からお答えがあったと思うが、そのことからすれば、その被爆量はそう大きくないと推定される訳で、そうであれば、5,000mSv の被爆がなければ甲状腺機能低下は起きない、そういう甲状腺被ばく線量がないのではないかと考えるのが私としては妥当ではないかと思う。

# 即答できず、資料を探すふりをしながら、どう答えるかを考える福島 医療班長。根拠となるデータが資料にあるのだろうか。一体何を探しているのか聞いてほしかった。そして答えなっていない。おしどりさんも呆れてる。

NPJ おしどり:
すみません。あのう、度々ありがとうございます。私と福島さんのズレが分りました。直後の甲状腺機能障害を心配しているのではなく、5,000mSv というのは直後の場合だと思うが、晩発性の甲状腺機能障害はしきい値などははっきり出ていないとおもうので継続的に2年ごとに受ける甲状腺エコーの中に血液検査を見て甲状腺機能障害を見るべきではないかと思うが?

福島 医療班長:
あのう、血液検査は継続的に行っていくことになろうかと思うが、その場合の採血、血清を保存しておけば、その後の分析は出来るかどうかだと思う。ご指摘の点はそういう趣旨であったということで、ここで、あのぉ、項目の選択について、あのぉ、議論する場でないので申し訳ないが、そういう意見があったことは検討委員会の先生方にお伝えしたいと思う。

# 国が県の行う調査に対しては決して口を出さない、口を出したくないという空気が嫌と言うほど伝わってくる。伝えるというその先生方というのは、 100mSv/y 安全で有名な 山下俊一長崎大学教授、中村仁信教授。福島県民健康管理調査の中心人物だ。

# 福島県は県民の反対著名を無視し、正式に放射線健康リスク管理アドバイザーとして招き入れた。福島県が広報する 100mSv/y 安全を信じて何の対策もせず被爆している子供達が沢山いる。

# 原発事故以外の福島県民の最悪は、佐藤 雄平が知事であったこと。地元経済、利益を最優先に県民の命、健康を犠牲にしたA級戦犯クラスの犯罪者。この 100mSv/y について原子力安全委員会は問題があるとしながら、県のすることなので口出ししないと明言している。

# 口を出すなと言うお達しが、安全委員会をはじめ、強い力が働いていると感じるのは私だけではないはず。生活支援チームとは名ばかり。名前を撤回して頂きたい!!



動画なし 01:26:30 ~ 園田政務官
NHK 花田 ★★★
園田政務官に聞く。特定避難勧奨地点の関係で質問する。特定避難勧奨地点に指定された福島県 伊達市の一部の地区で、世帯ごとの指定ではなく地区を一体として指定してほしいという強い要望が出ている。海江田大臣や民主党の岡田幹事長には直接伝えられているが、政府としてこの問題をどのように考えているのか?制度を見直す考えはあるのか?(園田政務官:制度の見直しよりは運用で柔軟に対応している。住民についてはしっかり説明していく。)小さな地区では隣り合う住宅が指定されたりされなかったりで住民の間に不公平感が出ている。政府としてはこの点をどのように考え、支援のあり方を再検討する考えはないのか?指定するかどうかの判断のモニタリング調査が、玄関と庭の2カ所だけとなっている。掃除など手入れが行き届く場所の調査と言うことで実際の生活環境より低めに出るのではないかと不安に思う住民も多い状況だが、こういったモニタリングのやり方を改善する考えはないのか?(園田政務官:2カ所だけという事だが、いろいろなやり方があると思っている。検討はやっていかないといけないと思うが現地点では変えない。)~ 指定方法について運用面で考えているという事だが具体的に教えてほしい。(園田政務官:現地点で既に行われている形だが、A、B、C の家で B の家が指定されていな場合、A と B がそれほど離れていない場合は、B の家も運用上、対象にしている。)~ 20mSv/y を超えていなくても運用を行っていくという形で今後もそれは変えないのか?(園田政務官:変えない。(つまり、妊婦、子供に 19mSv/y でも被爆強要の国の姿勢は変えず!))


動画なし 01:32:00 ~ 保安院・東電
ロイター 久保田
先程の質問で保安院が厚労省に4月に提出した作業員被爆量の資料の話しがあったが、現在、保安院と東電としては作業員が今後足りなくなる可能性があると見ているのか?あるいはそういった懸念を持っているのか?もし、足りなくなりそうだったら何時そういった状況になるのか?どのように対応しているのか?見解をお願いする。


動画なし 01:34:50 ~ 園田政務官・文科省・東電
フリー伊藤 ★★★
園田政務官に聞く。日本海洋学会から提言が出た。現在の公式発表されているデータの Bq/L を単位とした今の簡易測定だと多くの地域が ND、検出限界未満になっているといっている。ガンマ線スペクトルメーターを使えば、mBq/L(ミリベクレル・パー・リットル)の単位で計れるし、今までもそうやってきたという内容だ。そのような提言があるのでポイントを増やす、減らす、協力してくれる学会の方に頼んで手分けして精度の高いデータを発表されることが大事ではないかと思うが如何か?(園田政務官:提言は受け取っていないが参考にさせて頂く。)東電、文科省に聞く。データの信頼性の向上という意味でどんな機械を使ってどういう手順でどのような計り方をしてこのような結果が出たのか、毎回、備考欄でもいいが、どこかに表示すべきではないのか?(なぜ、最初から検出限界値を高めで調査を行う必要があるのか?実際には検出されていても検出されなかったと発表してきた文科省。)


動画なし 01:39:55 ~ 園田政務官
NHK
甲状腺被爆調査についてお聞きする。説明会の会場は1,149人全員ということでよろしいか?66人だけという話しではないのか?被爆量だが、どれぐらいの被爆量だったのか、最大でどれぐらいの被爆量が出たのか?もう一度整理して教えて頂きたいな。出ている値というのが透過線量なのか、実行線量なのか?(園田政務官:福島班長は帰ったので次回の宿題にさせて頂きたい。)どなたも分らないと言うことか?(園田政務官:はい)(ええっ!?関心の低さがあらためて路程。誰も答えない事について後で NH 石川記者が指摘する。)


動画なし 01:41:25 ~ 東電
時事通信 野中
東電に聞く。格納容器内の気体のサンプリングについて詳しく解説して頂きたい。3号機の炉心スプレー系ラインの線量高くて遮蔽が必要といったのは配管の切り替えをこれにしようと決めたためなのか?


動画なし 01:45:10 ~ 安全委員会・園田政務官・文科省
NHK 石川 ★★★
安全委員会にきく。先程の NHK記者の質問に対して加藤さんはお答えできると思うのでお答えして頂きたい。それから私の知る限り、1,149名の甲状腺検査の中で最高値を示したのはいわき市の4歳の子供で 35mSv と理解しているが、それで正しいかどうか?

私の理解しているところでは、いわき市は飯舘村や川俣町よりも放射線の値、レベルがかなり低い。何故、いわき市の子供が飯舘村や川俣町の子供よりも高い値が出たのか、安全委員会として学問的にどのような解釈をしているのか?

安全委員会 加藤:
説明会については関わっていないので生活支援チームに聞いてほしい。透過線量か、実行線量については甲状腺の透過線量だ。

被爆量についてはどれぐらいかということについては何度も説明しているが、3月末に行った小児甲状腺の被爆調査というのは放医研で精密な調査を行う必要があるかどうかスクリーニングするという事が目的で行っているので、個別の例について線量を求めるというのは適当ではないと専門家に聞いている。

最高値出した人は誰かという事だが、まだ、ご本人、親への通知が済んでいない段階であり、安全委員会も具体的に誰かと言うことは存じていないのでお答えは差し控えたい。

安全委員会では個別の例について場所と線量の分析は行っていない。全体として、このすくリーに具レベルを超えた方がいなくて精密な調査を行う必要はないというのが安全委員会の見解だ。

NHK 石川:
私は別に個別に名前を出せと言っている訳ではない。これは確かな情報だと思うが、最高の値を出したのは 35mSvいわき市の 4歳の子供 だった。なぜ、いわき市でどうだったのかとうことは、もともと安全委員会でスクリーニングの基準を出した訳なので、違いを分析する必要は安全委員会にあるとおもうが何故分析しないのか?

安全委員会 加藤:
少なくとも、先程も更に詳細な結果発表をするかについては、内閣府 原災被災者生活支援チーム 福島 医療班長 のほうで検討するという事で引き取られているので、私は個別の例について知りませんし、従ってお答えできないという事である。

NHK 石川:
園田政務官に聞く。
昨日脳衆議院の厚生労働委員会の参考人の意見陳述、大変興味深く聞かせて頂いた。私の理解するところでは今は日本は緊急時なので食の暫定基準については 5mSv/y としているということだったが、チェルノブイリの被災地であるベラルーシに聞いたところ、ベラルーシでは 1mSv/y ということだ。

例えば、牛乳については kg あたり 37Bq という、とりわけ子供の食べるものについては日本に比べて厳しい基準値をとっている。

何故、日本においては子供用のものについてだけでも1mSv/y の基準を取ると言うことはできないのか考えを聞かせてほしい。また、ベラルーシではとりわけ、汚染地帯に住む子供達については果物のジュースなどがセシウムなどの除線に良いと言うことなので毎日与えていると言うことだ。

ベラルーシは日本よりはるかに経済力の貧しい国だが、ベラルーシで出来ることが何で日本で出来ないのか、考えを聞かせてほしい。

園田政務官:
食についての安全に関するご質問だが、今、食品安全院会で様々な形で議論をして頂いて、先程、細野大臣からも説明させて頂いているが、暫定規制値についての考え方をこれから詰めて、最終的なパブリックコメントをした上で答申という形になっていくんだろうと思うが、その過程の中において今、厚生労働省でもロシアに様々な形で意見交換をしていると聞いている。

そういった意味ではベラルーシでの取り組みも含め、いろいろ知見を持っていらっしゃると言うことで国際協力関係の中において、おそらくこれから意見交換を更に密にしていっていろんな対応策が考えられていくのであろうと考えている。

NHK 石川:
例えば5歳までの子供用の食品については基準を厳しくするというような、ベラルーシはそのような考え方であり、とくに牛乳であるとか、子供用については基準を設けているという事だ。私はそのようか考え方は正しいと思うが、政治家として園田政務官はどのようほ考えているか?

園田政務官:
政治家として、ということだが、当然、政府として子供への影響という物は特段の配慮が必要であると考えているところだ。当然ながら暫定規制値の、あくまで暫定ではあるが、それに基づいて更に子供には気をつけて頂く、あるいは高齢者含めてお気をつけ頂きたいと言うことは皆様方にもお伝えさせて頂いているとおりだ。

その上で、どれだけの部分の数値にもっていくのか、あるいはそれに対するジュースという話しを頂いている訳だが、どういう隊尾言うさくが今後考えられるのかについては、今、厚生労働省でおそらくこれから隊おい卯を考えて頂ける物だと思っている。

それはあくまでも食品安全委員会からの採取的な答申という形が纏まった上で行われる物ではないかと考えている。(子供に対する)特段の配慮という物は、やはり必要だと考える。

NHK 石川:
答申が纏まるまでの間も子供達は食事をしている。それから、ジュースというか、被災地にある、他の所よりも土壌汚染レベルの高い地域にある、線量の高い地域にある学校に対して自治体に各学校が給食の手配をしている訳だが、そういうところに国として支援問い形で安全な食品を届けるという考えはないのか?

園田政務官:
すいません。ちょっとあのう、給食に限定されて質問して頂いたが、私も給食そのものについての考えというのは持ち合わせていない。少し確認をさせて頂きたい。

ただし、いわゆるモニタリングというのも学校を含めて行っていかなければならない、学校をしっかりと校庭も含めて、あるいは、通学路、公園であるとかお子様に対する線量低下という物をしっかりと行っていかなければならないということなので、当然ながら福島県において基金がこれで作られた訳だ。

# 内部被爆と外部被爆をごっちゃまぜ。外で内部被爆はないとは言えないが、何よりもモニタリングが重要と説明を繰り返すのはこれままでの政府の一貫した逃げ方。こういう所だけはしっかりと意思疎通を図っている。まったく質問に対して解答する気がない。質問に答えない。

そういった意味ではモニタリングと除線という所は、とりわけ、これから本格敵に行っていくという所は政府として更にバックアップしていきたいと思う。

NHK 石川:
給食というのは、子供達が学校から与えられる物を食べる訳だから、より安全でなければいけないと思うし、義務教育の一環でもある。安全であるだけではなく、汚染地帯に住んでいる子供達については格段の配慮が必要だと思うので検討頂ければと思う。

文科省 坪井:
今の指摘については不十分かも知れないが、文科省も給食は今現在、教育委員会や学校のほうで食材を選択されていると言うことであり、通達という形で出している物がある。

それは各学校なり設置者の方で、給食食材の流通ルートをよく確認して給食の食材選択に十分配慮されたいとい通達を出している現状だ。ただいまのご指摘の点で見て十分かどうかは議論があるところだが、現状はそのようなことになっている。


動画なし 01:57:25 ~ 園田政務官
NHK 福島局 広川 ★★★
園田政務官に聞く。原発事故の発生からまもなく5ヶ月になろうとしているが、警戒区域の住民、とりわけ、福島第一原発が立地している大熊町の住民の中からは町に帰れるのか、帰れないのか、帰れないのなら政府ははっきり示してほしい。いつまでもはっきりしない事が、返って住民を苦しめているという声が日増しに強まっている。こうした声をどのように受け止めているのか?大熊町では住民が腹腔に向けた動きを模索しているが、全く先行きが見通せていないのが現状だ。政府としてどのような支援をしていくのか具体的な考えを聞かせてほしい。今の住民が生きている間、例えば、20、30年後に元の場所で復興することが厳しいという最悪のシナリオを想定しているのかどうか聞かせてほしい。(園田政務官:大熊町の住民意見と言うことで大変重く受け止めている。1日も早く戻って頂けるように全力を尽くす。何時かについては一日も早くだ。必ず戻って頂けるように取り組み強化し、何時になるか申し上げられる時期が必ず来ると思っている。=後で自分が何しゃべっているか聞き直した方が良いと思う。)大熊町というのは原発作業員という方が多くて、これが廃炉になって仕事を失うかも知れない党心配をされている方が多くいる中で、国が方向性を示さないと県も町も方向性を示せないというのがあるようで、国が方向性を示さないと町が復興計画をいくら作ろうと思っても事故の収束がはっきりしないといくら復興計画を作っても全部夢物語に終ってしまうかも知れないという不安もある中でやってらっしゃる。そういう中ではっきり言えないというか、何時か、は言わなくてはならないときがくるのではないかと思うが、それはどのタイミングだと考えているか?(園田政務官:何を言うタイミング?)帰れないというタイミングだ。(園田政務官:先程申し上げたように帰れないというシナリオは私(政府)にはない。帰れないとは考えていない。)大熊町の人たちについてどのようにしていくか具体的に聞きたいのだ。(園田政務官:その点については大変申し訳ないと思うが、ステップ2で意向を示させて頂いた。ステップ2で地域の除線を行い、ステップ2終了時には相談させて頂いた上で帰ってもらえるよう全力を尽くしているところだ。


動画なし 02:04:10 ~ 東電・保安院
朝日新聞 佐々木
HPCI と応答解析について 東電と保安院に聞く。東電に HPCI の件をもう少し詳しく説明して頂きたい。運転員の方が HPCI 室を通られたと言うことだが、これはいつ頃で何人で、そもそも、ここはどういう位置関係にあってと言うことと、運転員は何も異常が認められなかったと言うことだが、そこの所をもうちょっと詳しく教えてほしい。後から分ったということだ、そうするとそもそも最初に解析を出してきた時には、どういう理由で破断という過程をしてシミュレーションされたのか?ある程度疑うという根拠があったから書いていたと言うことではないのか?流量調整をしてグラフが出ているが、以前の解析との違いについてもうちょっと詳しく教えて頂きたい。そもそも流量調整の記録というのが、具体的にどういう形で流量をオン、オフ、みたいな形にしたのか、それに併せて解析しているのか?文章で HPCI 配管が破断して蒸気が炉言う英していたことは考えられないと書き方をしているが、破断していたことが考えられないのか、大量の蒸気の大量が考えられないのか、日本語の問題でで確認させてほしい。少量でも漏洩していた可能性はあるのかどうか?それに関連して実測値のグラフで圧力の低下は解析のグラフに比べやや緩慢な形になっているが、それは僅から漏洩でこのような形になるのかならないのか?応答解析と関連して、HPCI に関わる部分の応答解析の結果というのは、ここに出ている資料のどれにが伊藤するのか?出ていないとすればどのような値だったのか?更に1号機の SS に関してだが、元々1号機は低い周期隊で僅かにグラフを超えているところがあったかと思うが、応答解析をみると、~ 他、延々と一人で約20分の質疑。


動画なし 02:21:20 ~ 園田政務官
フリー小西
園田政務官に聞く。どうも会見を聞いているとそちら側にいる方とこちら側にいる方の温度差が凄いあると思う。これってのはネットとかでも中継されていて、Twitter とかでも書き込みとかあるが、どうも、こちらで聞いている側とそちらで答弁されている温度差というのはいろんな数値がある訳ですよ。(???)安全に対する基準。それを見ているととんでもない高い数値から低い数値がありますから、それが全て一番高いところにあるとは言わないが、おおざっぱに言うと国際的に見てと言われている基準の中でどうしても一番多いところの数値をそちら(質問される)側がおっかけていて、質問する側は、低い数値も見ているので、その差からどうもあやしいとか、いろいろ、風評被害的な物や根拠のない物が出てくるとおもうがどう思うか?先程の NHK福島の方もおっしゃっていたが、実際に収束までの線を引いたと言われる工程表があるんですよね?それは何処を収束としているのか?一般的に考えれば収束というのは先程、園田政務官も言ったようにそちらの方が自宅に帰られるのが収束だと思う。~ 質問が纏まっていないので 省略 ~


動画なし 02:32:45 ~ 安全委員会・園田政務官
フリー江川 ★★★
原子力安全委員会に聞く。本日配布されたこの紙の裏側、2ページに海洋モニタリングのことで記述がある。環境放射能水準調査レベルの検出限界値を採用される必要があると考えているという記述がある。具体的に今はどれぐらいだが、いくつの数値のするのが望ましいと考えているのか?先程、東電の方からヨウ素は 13Bq/L が検出限界未満だという説明があったが、他の核種についても今は検出限界いくつだが、望ましいのはいくつかというのを教えてほしい。(安全委員会 加藤:低くすると検査に時間がかかる。検出されると考えるところで ND が続く場合は下げる必要があると考える)園田政務官に聞く。先程、NHK 福島局の記者の方から大熊町の方のお話しがあった。私も浪江町の方から似たような話をきいてる。つまり、帰れないのなら早く言ってくれと。だけども帰れる帰れると言っているが、本当にそれを待っていて良いのかという話を随分聞いた。先程、大熊町に関しては帰れないという最悪のシナリオは頭の中にないといっていたが、浪江町に関してはどうなのか?~ そのご努力はわかるが、その最悪のシナリオは園田政務官の頭にないだけではなくて政府全体の中で駄目な場合もあると言うことはないのか?例えば浪江町で見ると航空機モニタリングでは未だに真っ赤っかだ。そういう状況でも帰れると。最悪のシナリオは考えなくてもいいんだというのが、今の政府内の空気なのか?(園田政務官最悪のシナリオは考えていない。誰がそのような最悪のシナリオを描いているのか、そのような人には自重してもらいたい。そういった最悪なシナリオが検討されていないにも関わらず風潮されるのは大変心外だ。我々の責任は一人でも早く戻って頂けるように責務を負わせて頂いている。そのミッションで全力を上げる。=人の質問をちゃんと聞いていたのか。どこまでも現実を直視しない。誰がみても全てを除線出来る訳がない。心外とは聞いて呆れる)あのぉ、検討していないにも関わらず検討しているという話しではなく、検討されていないとすると逆に不安だと言うことを(住民は)言っている。最悪の事態を想定しないということになると何時までも今の状況が続くと言うことがあり得る。最悪の事態を想定しないで対策を立てていいのか?(園田政務官:戻らない問うことを指しているのであれば、祖言う言うシナリオは描いていない。)


動画なし 02:42:05 ~ 園田政務官
共同通信 菊池 ★★★
園田政務官に聞く。保安院が厚労省に提出した作業員被ばくの試算について。午前中の会見で当時の試算について保安院としては試算の根拠を把握しておらず、今後検証する必要はないと考えているお話しだった。一方で現状を踏まえて試算の数値を更新していく必要があると考えていると保安院 森山氏は発言している。先程、被爆自体は管理が出来ていて、福島事故収束については問題ないという見解を東電と保安院で示されていたが、作業出来る方の人数がどんどん減っている。全国の原発の作業員、経験や事故収束作業、万が一事故が起こったときの修復作業というのが必要になってくるので、今後、現地点で作業員の方がどれだけ被爆するかという見通しの試算は非常に重要だろうと考えるが、園田政務官はどう思うか?(園田政務官:保安院でそのような数値をチェックするのは行って頂きたいと思う。全国の原発作業員の線量管理については保安院と厚労省が連携してその責任の中でちゃんとチェックする事になっている。チェック強化は当然行ってもらう。)(作業員被ばく線量)数値の更新は重要だという今の見解だと思うが、一方で保安院の方では。まだ着手をしていないと言っている。実際にどれだけの作業員の方が残っているかというのは、全国の原発を再稼働する際に、今後、運転が続けられるのか、そういった判断材料として非常に重要だと思うが。となると、この再稼働をするかどうかという議論がはじまるストレステスト1の亭主に合わせる形、もしくはそれの前後までに、今回の1F での作業試算を出すべきではないかと思うが如何か?(園田政務官:今の事故収束とストレステストの安全評価の作業という形になるのかどうか、それとは関連しているとは、、=やっぱり人の話を理解していない)ストレステストの一次というのは再稼働の判断材料として使われる。これから日本の原発を支えていく作業員の方の余裕というのが、今回の1Fの作業でどれだけ食われてしまって、どれだけ余裕が残るのかという情報は、地元の方が再稼働を受け入れるかどうかにおいて非常に重要な情報だと思うので、一次のストレステストが出そろう形で試算というのも必要と思うが、経産省 保安院はまだ着手していない。出すべきではないですか、と聞いている。(園田政務官:全国の作業員の方々がどういう位置づけで何処の配置になっているのか、私も詳細は知らない。そういった面ではいろいろな協力企業であるとか、事業者、施工者という話し合いの中で行われていく物かと思っている。(=政府は知らんと。)一人の線量管理というものは該当する方もいるかも知れないので、そういった面で、だからこそ、福島原発で作業している一人一人の線量管理という物をきちっとやって頂く。そして、それによって積算線量がどれぐらいになっているのかと言うところはきちっと実測値としても併せて行わないいけないのかなと思っている。今の段階ではこれが主たる管理ではないかと思っている。)試算を特に急ぐ必要はないと言うことでよいか?(園田政務官:保安院の中で別の形になるかどうか分らないが試算は試算で行って頂くと言うことは必要だろうと思う。)この問題は非常に複雑なのでもう少し検討して頂きたいので宜しくお願いする。(園田政務官:私から経産省 保安院にいうのは差し出がましい話しかもしれないが、検討はしてもらっていると思う。=はぁ、官僚のいいなり)


動画なし 02:48:25 ~ 東電・園田政務官
NHK 山崎 ★★★
東電に聞く。本日の自身の評価について。前にも質問したが、三次元モデルを今後使って、もう一段 詳しい評価をされる予定はないのか?今日出てきた 1号機と2号機における格納容器内の気体のサンプリングとどういった狙い、何を目的にこれを行うのか?このデータを今後、どう繋げるのか解説してほしい。~ 東電 ~ サンプリングの方は格納容器の気体の中にどんな核種の放射性物質がどれぐらいあるのか見えてくるということだが、中の様子が具体的にどれぐらい溶融した燃料があるのかなど、溶融の状況はどうなっているのか、何かの手がかりになる、ということでいいか?中の様子というのは具体的にどういう中の様子を言っているのか?~東電~ さっきの地震の三次元モデルを場合によって使い分けるのは理解しているが、最終的に1~4号機、今使っている二次元は効率的なやり方だと思うが、これだけのダメージと SS を超えてきた。中越沖の時も。三次元で解析すると見えてくる物もあると思うので、やって損はない。経産省との相談と思うが、その点、今後、やってみる話しはあるのか?その点、東電 松本氏はどう考えるか?~東電~ 園田政務官に聞く。今の地点で政府内で今日も各メディアの皆さんから質問が出ていたが、お茶の問題、ワラ、牛、今度は秋に収穫するお米がどうなんだという問題に対応しようとされている。その次にどういったものがくるだろうか、これは3月の時からずっと後手後手に回っていると言われ続けて、未だに後手に回っていると言われてしまう。次にどういう影響が生活圏内に出てくるのかと言うことを政府内でどんな意見が出ているのか?逆に二手先をどういう風に読んでいるのか?専門家の皆さんなどいろんな英知を集めていると思うが、お米の次にくる物といえば何を心配されているのか?(間違いなく海産物と堆肥。昆虫用飼料、杉花粉)こういう事は予期しておこうとか、ここについてはもしかしたらロシアの経験が生きてくるのではないかなど、どこまで議論されているのか教えてもらいたい。もう一つはこの会見について。本日、原災被災者生活支援チームの被爆調査に関する2枚のペーパーというのは、当然各社の関心が高く、各社の関心が高いと言うことは県民や市民の関心が高く我々も関心を持っているので主要な細野大臣と福島医療班長が途中で帰られるとなったときに、例えば別の方を準備して只区と言うことがあったと思うが、事前の皆さんの打ち合わせ、この会見に臨む前に打ち合わせされていると思うが、そのあたりは、そのような議論は出なかったのかと素朴に疑問に思う。~園田政務官~ しつこくて申し訳ないが、今日の統合会見、こういうふうにしましょうねと言うのはどのメンバーが参加されて、進行も含めて検討されているのか教えてほしい。~省略~ いじめるつもりはないが、今日、福島医療班長が、20分、30分ぐらいで出ちゃうよという話しは事前の打ち合わせで出るはずだ。そこでどなたが、今日は絶対質問が集中するから、福島さん以外の誰か他の人を用意した方が良いのではないか、というような発言はでなかったのか?~園田政務官~ 生活支援チームを読んでもらう取り組みや細野大臣も厚労省よんでくれたり、これは良いことだ。せっかく読んで頂くのであれば、今日はこういう質問が出るだろうとイメージしてもらって、福島医療班長が途中で退席されるのであれば、その後誰か継げる人を用意してもらうとか、情報を的確に分かり易く伝えてもらう、それが出来る様なことを誰かが発言してくれてないのが残念だ。これは3月からずっとそういう状態ではないか?まだ改善されないのか、皆さんの意識が改善されないのは残念だ。お米の次という話しは、食に限った話しを質問しているのではなく、高濃度なものが灰から出てきたとか、生活圏にいろいろ影響が出てくるのは我々はわかっている。次の次にどう出てくるのかというのはプロの皆さんな訳だから布石というか準備をしていってもらいたい。目先の事を解決するのは当然だが、その次を考えていってくれないと負の連鎖が続いているのでその辺り検討して頂ければという趣旨で質問した。(園田政務官:予見性が出来る物は情報守株した上で皆さんにも報告する。)


動画なし 03:07:25 ~ 東電・保安院・園田政務官
NPJ おしどり ★★★
東電に聞く。以前、1~3号路まで昼夜を問わず放出されている10億Bq/hの件の回答を頂いたときに、西の門のダストサンプリングから計算できるのなら、4月の地点で私が初めて聞いた時にお答えして頂けたのではないかという時のお答えが、値としては横ばいが続いているのでどの地点において評価するかによって変わらないという状況であらためて4月の状況をお聞きしたところ、2.9×10の11乗Bq(2.9E-11Bq)/h という答えだった。その時、不勉強でとっさに分らなかったが、後ほど計算すると 2,900億Bq/h という事で1日に6兆9,600億ベクレルも放出されている。それは、物理学的に考えると10億Bq 出ている状態とあまり変わらない状況と評価して良いのか?園田政務官に聞く。以前お聞きした経産省と内閣から計上されている原子力被災者子供健康基金の内訳についてだが、以前、内訳をお聞きしたときに、データベース15億円というのは、どこが主体となってデータベースを保管するのか?福島県か?県立医科大か?7番目の子供の心身確保事業 32億ということだが、これは具体的にどのような内容か?リフレッシュキャンプ 24万人の小中校生の1割の2万4,000人が、6泊7日のリフレッシュキャンプに含まれるのか?リフレッシュキャンプの全てが32億なのか?ホールボディーカウンターが17億という事だが、ホールボディーカウンターを搭載した検診者を5台、福島県が購入する事になっている。おそらく3億ぐらいが相場だと思うが、3×5で15億、残りの2億は大熊町の原子力センターに元々あった据え付け方のホールボディーカウンターの予算と言うことになるのか?以前、園田政務官に、この2台のホールボディーカウンターについてどこにあるのかお聞きしたが、今週の頭に南相馬の相馬総合病院に運ばれたと言うことが分ったが、随分早くに大熊町から元々あったこの2台のホールボディーカウンターを外に出そうとした方の動き、そしてその方のお名前、なぜか出そうとしたかたが、どこかにいなくなると言う不思議な現象について、やはり、どれだけ調べても答えが出て来なかった。という経緯で園田政務官に聞いていたが、調べは付いたのか?(福島第一原発立地町である大熊町にあった2台のホールボディーカウンターが住民の内部被爆調査の直前に担当者もろとも行方不明になり、住民がヨウ素内部被爆調査を受けることが出来なかった問題。国の住民被爆を隠蔽するための県、国の妨害ではないかという限りなく黒に近い疑惑。)他 多数質問


動画なし 03:26:50 ~ 文科省 坪井・東電・保安院
フリー木野 ★★★
文科省にきく。冒頭で先日お伺いした緊急時避難準備区域のモニタリングの件だが、JAEA でやっているというのはどういった方法でやっているのか教えてほしい。各、福島県の中の自治体でそれぞれの市町村でモニタリングをやっていると思うが、こういったデータが文科省のほうに上がっている物、上がっていない物があるとおもうが、現状、文科省のホームページ、あるいは各自治体で公開されている物以外に、文科省のほうで持っているモニタリングデータというのはないのか?ある、なしを確認したい。東電に聞く。法官教育につかっている教本をできれば見せて頂きたいが可能か?園田政務官に聞く。先程、帰宅できないような最悪の事態は考えていないという話しだったが、今の帰るまでの帰還は、最長でどれぐらい時間がかかると想定されているのか?ステップ2が終ったからといって明日から帰れると言うことにはならないと思うが、その後の除線作業を含めて最長、どれぐらいを想定されているか教えてほしい。他。


動画なし 03:43:15 ~ 保安院
朝日新聞 佐々木 ★★★
保安院に聞く。先程の SS の件はどうなったのか?(保安院 森山:地震波と基準値振動の比較は3つあると思っている。一つは基準値振動を作っているところでの比較、このために解析する必要がある。この基準値振動の地下のあるレベルまで引き戻すという作業をまだやっていないので、その比較は出来ていない。もう一つはは基礎盤上での観測記録と基準値振動であったらこれぐらい揺れるだろうと言う観測結果との直接的な比較、これについては基準値振動を超えていないと思っている。ただし、今回の観測を元に応答解析をやると他のフロアーというかいくつかの所では喜寿値振動で評価した場合と比べて超えている。)HPCI(高圧注水系)の話しだが、6月に保安院(経産省)の方で公表されたメルコアの解析ではどういう位置づけになっていて、現状、圧力の挙動について保安院としてどういう見解を持っているのか?今後、東電が出した結果をどのような形で確認されていくのか?(保安院 森山:6月の地点でこの点について解析上では漏洩と仮定されているが、その地点では漏洩の具体的な形態が示されていないので実態ととしてどうなっているかという評価は困難だと。で、東電において今後調査が必要という事で、今回それが出された物だと思っている。これからその内容については評価しなければならないし、地震動の評価についても相違他面からの確認も必要であると思っている。)2号機、3号機、5号機が超えているというのは基礎盤の?(保安院 森山:そうです。基礎盤の観測記録と基準値振動であった場合の基礎盤で想定される揺れ)それは SS の1と2と3というのがあって過去に発表されている資料だと観測記録が 0.1 ~ 0.2 の間を超えているように見えるが。基礎盤の観測記録とSS1 SS2 SS3 3つとも超えているのか?(保安院 森山:もう一度データを確認させてほしい。)周期の書き方だと 0.2 ~ 0.3では超えていないとか、0.2 ~ 0.3 で2号機、3号機、5号機が超えているという言い方をされているので、そこに限って言われているのか?(保安院 森山:もう一度確認する)今後、東電と同じような条件をおいてみてもう一度解析し直してみる問うことになるのか?(保安院 森山:評価の方法も含めてこれから検討したい。東電から本日頂いたばかりなので)


動画なし 03:48:15 ~ 東電
読売新聞 佐藤 ★
(読売記者は質問をまとめなくても司会者(経産省)に怒られない)東電に聞く。格納容器のサンプリングの件、3号機の HPCI(高圧注水系)について。格納容器の中の(気体)サンプリングの件は3号機については言及がないが、3号機は行う予定はないと言うことか?ないのであれば理由は何か? ~東電~ 3号機の高圧注水系の話しで、1ページの1ポツにある現場の状況と捜査と言うことで格納容器の中に高温高圧の蒸気がなかったと言うことと HPCI の流量調整の流量調整を実施していたという事を理由としてあげているが、この2点は 6月に解析結果が出たときにはまだ判明していなかった事実なのか?それとも判明していた事実だが、当時はこういう解釈が出来なかったと言うことか? ~東電~ 3号機で原子炉圧力の急低下が配管の破断かも知れないという話しが最初に出たのは 5月23日 でよかったか? ~東電~ 現場の状況についての中で、3月12日に HPCI が停止した、RCIC の再起動を試みるためとあるが、3ページの図を見ると HPCI の停止は 3月13日に入ってからの停止だと思うが、これは誤記か?(東電 松本:恐らく誤記だ。確認する)HPCI 室も RCIC 室もどちらもリアクタービルの地下一階で良いか? ~東電~ その下で HPCI の流量調整するときに覆水貯蔵槽を水源として原子炉に注水を行っていたというのは、ミニマルフローラインから流れ込むのとは別の話として、当時水源が復水貯蔵槽だったという理解で良いか? ~東電~ 蒸気は断があった場合に、隔離信号が発せられると書いてあるが、当時、電源等が厳しい状況だったと思うが、仮に隔離信号が発せられた場合、発せられたか発せられなかったかという記録は残っているのか? ~東電~ 隔離信号が記録上ないということは確認出来る状況か? ~東電~ RCIC が停止した理由は何か? ~東電~ HPCI は基本的に炉内の蒸気を動力にタービン回すという同じような原理だったと思うが、RCIC のほうでは流量調整やそれに伴って HPCI で起きた事と同じような現象はおきないのか? ~東電~ 最終的には現場確認が必要で今考えられるシナリオではこれが最も確からしいといいかたされたが、現場の確認というのは地下一階に入らなければならないから原子炉建屋の水が抜けないと事実上出来ないという理解で良いか? ~東電~


動画なし 03:56:45 ~ 東電
東電 松本
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