(58分)
○報道関係各位一斉メール 11月10日(月)~11月12日(水)
- 11月10日
- 1号機原子炉建屋カバー屋根パネル2枚目の取り外し作業について
- ---
- 1FJ4タンクエリアエンジン発電機からの火の粉発生
- 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr2)から海洋排水
- 1FJ4タンクエリアエンジン発電機からの火の粉発生(続報)
- 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr2)から海洋排水(続報)
○福島第一プラント 11月10日(月)~11月12日(水)
- 11月10日
- 福島第一原子力発電所J2タンクエリアにおける作業員の負傷について(PDF 2.48MB)
- 福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】
- 4号機廃棄物処理建屋漏えい検知器動作に伴う使用済燃料プール代替冷却系の自動停止について(PDF 271KB) (画像)
- 1号機原子炉建屋カバー屋根パネル取り外し(2枚目)
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 150KB)
- 11月12日
- 福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】 ★★
└ 1,2号機WP地下水 11月3日→10日 全β 23万→ 210万Bq/L Mn-54 5 → 54Bq/L - 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 151KB) ~ J4タンクエリアのエンジン発電機から火の粉発生、消防火災でない判断
- J4タンクエリア発電機からの火の粉発生について(PDF 321KB) (画像) ★~ トラブル同日のPP報告… キモチワル
- 1号機原子炉建屋カバー解体工事 750tクローラークレーン(1号機)作動油のにじみの確認について(PDF 161KB)
○指示・報告 11月10日(月)~11月12日(水)
○漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 11月10日(月)~11月12日(水)
○地下水バイパス 海洋放出関連
○未使用 焼却工作建屋地下 高濃度汚染水誤移送トラブル関連
- 水抜き完了のため中止
○H6エリア タンク高濃度汚染水100トン漏えいに関するサンプリング結果
- 11月10日
- H6エリア周辺(PDF 37.7KB)
- 11月11日
- H6エリア周辺(PDF 96.3KB)
- 11月12日
- H6エリア周辺(PDF 37.7KB)
○H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果
- 11月10日
- 南放水口・排水路
- 南放水口・排水路(その2)
- H4エリア周辺観測孔
- 11月11日
- 南放水口・排水路
- H4エリア周辺観測孔
- 11月12日
- 南放水口・排水路
- H4エリア周辺観測孔
○地下貯水層漏えい関連
- 11月10日
- 地下貯水槽分析結果(採取日:11月9日)
○環境モニタリング・サンプリング 11月10日(月)~11月12日(水)
○その他 11月10日(月)~11月12日(水)
- 11月12日
- 平成26年度低レベル放射性廃棄物の輸送計画の変更について ★★
○福島第二 11月10日(月)~11月12日(水)
- ---
- ---
- ---
○福島復興本社 11月10日(月)~11月12日(水)
- ---
- ---
- ---
○柏崎刈羽 11月10日(月)~11月12日(水)
- 11月11日
- 柏崎刈羽原子力発電所における新潟県原子力防災訓練を実施しました ★★ 訓練した事実があればそれで良し
- 新潟県原子力防災訓練における柏崎刈羽原子力発電所等の訓練状況
- 発電所構内における作業用車両の燃料油の油漏れについて
http://live.nicovideo.jp/watch/lv199269478#00:01:35
■福島第一の状況
○東電小林B:
原子力定例会見を始める。本日の説明者は原子力立地本部長代理であらせられる小林さまだ。
○東電小林:
11月10日の1F状況について手元の資料を使いながら説明したい。http://j.mp/1zGxwi6
[原子炉および格納容器の状況][圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]大きな変動はないが、★★11月8日午前11時29分、3号機の流量が若干低下が確認されており、約2.2m3/hから2.5m3/hに修正、訂正している。
状況については、現在継続して確認しているところだ。[使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却継続中。プール温度は大きな変動は見られない。なお、4号が一時的に停止したので後ほど資料を使って説明する。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]状況は大きく変わっていない。10月27日 に2号機タービン建屋、3号機タービン建屋は11月5日から状況変わらず、移送を継続実施中。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]大きな変動なく処理を継続。[その他]めくって裏側。上から3行目。★11月6日まで 2号機海水配管トレンチの開削ダクトにて間詰めの充填作業を実施していた。
同じく立坑Aも10月20日~11月2日にかけて、間詰め作業を実施。作業自体は終了しているが、11月中旬を目途に止水状況の確認をしているところだ。現在は確認中であり、細かな状況は確認でき次第また紹介したい。
上から二つ目のポツだ。★平成26年10月27日から10月29日のカバーの状況だ。これは既に本日の午前中に皆さんにメールで連絡しているところだが、本日午前7時17分に1号機建屋カバーの2枚目の屋根パネルの取り外しを開始している。
同日の8時31分に取り外しを終了しており、パネルを地面に置いている状況だ。また、その際のダストの状況だが、特に大きな変動は見られておらず、問題ない状況だ。
手元に本日の日報を準備しているが、http://j.mp/1mue9hW 変動等がないことを確認して頂けるであろう。
次のポツだ。★★★J2タンクエリアのケアの状況を記載しているが、こちらは資料を手元に準備しているので、後ほどそっちで説明したい。
次の項目だ。★★こちらは4号機で漏えい検知が動作したことにより、プールの冷却系が自動停止したところだ。こちらも手元に資料を準備しているので、そちらを使って話しをしたい。
現在、冷却系については再起動をしており、冷却を継続しているが、プール内には新燃料のみであり発熱体がない。その関係から、停止時と起動時において温度差はない状況だった。
# じゃぁなんで冷却するの? 目的は冷却ではないんじゃないの? ##
次のページだ。こちらは発電所等の大きな変動等は確認されてないので、特に記載等はない。1Fの状況は以上だ。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv199269478#00:06:40
■特定原子力施設に係る実施計画の認可
手元資料の2枚目だ。こちらは1Fの実施計画の認可と言うことで手元に配っている。「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画の認可 http://j.mp/1zGxwia」
これは先日紹介したキュリオン、えっとだな。これは吸着装置のものだな。キュリオンのストロンチウム化の話しと、後はプロセス主建屋の循環ラインの追設と言うことで、申請していたが、
こちらが無事、寄生庁さまにより認可されたので、その認可の報告だ。内容については以前紹介したとおりなんで省略する。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv199269478#00:07:20
■1号機建屋カバー撤去工事の状況
3つ目が先程のカバー解体に伴うダスト、飛散防止剤の調査状況と言うことで日報を配っている。特に何か大きな変動等が出ていないことが確認頂けるであろう。http://j.mp/1mue9hW こちらも参考にするのだ。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv199269478#00:07:45
■1号機原子炉建屋カバー屋根パネル取り外し(2枚目)
今、手元に資料はないが、本日の朝、屋根カバーの取り外しに伴い、写真をHPに掲載させてもらった。そちらから取れるようになっているので、併せて紹介しておく。http://j.mp/143fZUl
http://live.nicovideo.jp/watch/lv199269478#00:08:05
■4号機廃棄物処理建屋漏えい検知器動作に伴う使用済燃料プール代替冷却系の自動停止 ★★
次に「福島第一原子力発電所4号機廃棄物処理建屋漏えい検知器動作に伴う使用済燃料プール代替冷却系の自動停止について http://j.mp/143eohd (画像) http://j.mp/143fV79」
という資料が手元にある。こちらが全体を纏めた資料になっており、今回、先ず、何故この様な検知が作動したかを説明させてもらいたい。PP資料1ページの右下に写真があるが、
この様な形で仮説ホースのところから上面のところに水溜まりのような、シミのような藻のが見られると思うが、この様な形で水が漏えいしており、それがちょうど、漏えい検知器と矢印で示しているが、
この据え置き式の漏えい検知器のところにちょうど水が溜まった形になって、この漏えい検知器を作動させた状況だ。
この漏えいを検知して、水を止めるフェールセーフの動作が行われるので、それにより、燃料プールの冷却系を一時的に停止下状況だ。その後、現場を確認したところ、1ページ上段に、非常に小さな絵で全体の概略図を示している。
ここの真ん中あたりに仮説ホースと書いているのが、PP2ページの絵の部分になる。ちょっと方向が縦と横がひっくり返っているが、この様なイメージで、外側にプラスティック製の仮設タンクを置いており、
そこからホースを引っ張っていた。この水は何をする物かというと、左側の図の①のエリアコア抜き、というところと、②のエリアコア抜き、という記載があると思う。コア抜きというと、ボーリングして穴を開けて、
この下、野状況を確認することになる。この下の階にはトレンチがあり、そのトレンチの取り合い口がある。その取り合い場所をボーリングして、上から下を確認することにより、
トレンチからの流入経路があるかどうかを確認するためのボーリングになる。先ず。この1エリアのコア抜きが終了し、コア抜きの2のエリアに移動すると言うことで、作業終了後に、この仮設ホースを移動している。
その際には漏えい等は確認されていなかったが、どうも、このホースの先端部。これはバルがついているが、そのバルブ、または、その取り合い部に少し緩みがあったのかも知れないが、
水が少し滴下する状況であったことが後に確認されている。そちらから少しずつ漏れだした水の量。これは大体20リットルぐらいと評価しているが、その水がこのエリアに出て、それを検知したことにより、警報が出ていると。
その警報を拾って、安全のために燃料プールの冷却系を停止下状況が確認されている。なお、こちらの水の分析等を行ったところ、性状等においては、表面線量とほぼ同じ値。
それから水についても分析したところ、基本的にはフォールアウト下ものを一緒に巻き込んだ程度のレベルが確認されているという事で、何か問題のある水が出ていると言うことではない。
なお、この仮設タンクの中に入っているのは、ろ過水、通常であれば、ろ過水と呼ばれている作業用の水であり、特に汚染された水がは言っている物ではない。
概略だがこの様な状況から、燃料プールの冷却系が停止に至ったが、燃料プールに至っては、180体の深淵量が現在貯蔵されている状態であり、発熱体はない状況だ。その状況から温度上昇も見られていない。
特に問題内状況を確認している。現在、冷却を継続しているが、発熱四十がないので、保安規定に規定されている範囲の中で管理されている現状である。こちらは以上である。
# 発熱体がないのに冷却する理由をちゃんといいなはれ。気持ち悪い。##
.
http://live.nicovideo.jp/watch/lv199269478#00:12:35
■J2タンクエリアにおける作業員の負傷について★★★★
次は怪我の資料で一通り纏まっているものがある。J2タンクエリアにおける作業員の負傷についてと言うことである。こちらは7日の比に発生している状況だが、
# 発災発災。3名被災。そりゃ東電は災難ですな。事故発生とは決して言わない。骨の髄まで染みついた隠蔽体質。事故、トラブルを如何に小さく見せかけるか、言葉あそ、言葉選びは東電広報のお仕事で最も気を遣う部分でつ。##
「福島第一原子力発電所J2タンクエリアにおける作業員の負傷について http://j.mp/143eo0T 」
状況については、当社から知らせている内容から、大きく新しい報告がないのが現状だ。記載の通り、発災して、ま、3名が被災した。うち2名、それから1名が当初意識がない状況だったが、
ドクターヘリで搬送する際には意識は戻っており、福島医大へ搬出させてもらった状況だ。磐城共立病院に運ばれた2名のうち、1名は既に退院している。もう1名は両足首を骨折した状況だ。
今後の処置については現在病院と調整中と聞いている。なお、磐城共立病院に搬送された方については、ERに運ばれた際に頸椎に損傷があるんじゃないか、という事が確認されているが、
# 調整中って… 怪我の状況について言えるのはここまでだ。これ以上はプライバシーと? ##
その後の診断結果が出ていない状況から、詳細は当社は確認出来てない状況だ。現在もER出確認された頸椎損傷疑いまでが当社から話せる状況だ。当時の事故の状況を下の写真に示している。
赤い線で追記しているのが、これが今回落下した旋回はしご用レールという事になる。このレールをこのタンクに取り付けを行っており、位置決め作業を行っていた。
その位置決め作業を行った後に、溶接により仮付けした後、本溶接、という作業になる所だったんだが、このレール上端を取り付け部分に載せて調整している際に落下してしまった状況だ。
詳細については、状況も確認しながら、その時の作業情況を調査しているところなので、纏まればまた話したいと思っているが、現時点ではまだ詳細を話せる状況になっていない。
めくって裏3ページに全体の配置図を記載。今回の場所としては J2エリアのタンクエリアを拡大したところの、A-3タンク、A-4 タンク。このあたりで災害が発生している状況だ。こちらは参考にしておくのだ。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv199269478#00:15:35
■環境モニタリング・サンプリング
それから手元にサンプリング結果を配っている。本日、手元にあるデータとして、H6エリア http://j.mp/143eo0X のサンプリング結果と、護岸の分析結果だ。http://j.mp/1zGxwi2
こちらのデータについては、特に最大値等は出ていない。参考にしとくのだ。本日用意した資料は以上だ。
○東電小林B:
それでは質問を受ける。 (17分)
■質疑
http://live.nicovideo.jp/watch/lv199269478#00:16:25
●NHK国枝:【要約】
・トレンチ止水について。今日終ったということ?今日までに分った事があれば。
・11月中旬にかけて止水状況を確認するということだが、止ったか止ってないかの確認は、具体的にどうやって確認するのか?
(東電小林:間詰めは日報2ページ目に記載。作業としては開削ダクト側は11月6日。立坑Aについては11月2日に充填作業が終了。その後の確認方法はタービン建屋とトレンチに水位差を設ける。これは、タービン建屋の水を汲上げることで水位を下げる。この際にトレンチ側から水の流れがあるかどうかが一つの判断だ。それだけでなくトレンチ側がどんな状況にあるか、色々調べて行かないといけないと思っている。間詰めだけではなく、間詰めがうまく行った状態でもトレンチ側の地下水流等が見られれば、その対処も必要になる。先ずは、間詰めがうまく行っているか確認すると共に、トレンチ内の止水がどのような状況になっているか、このようなところを確認していくことになると思っている。それを{11月}中旬ぐらいまで掛けて確認して、その状況を整理して、今後の対策、どのやり方でやっていくかを纏めていくことになる。)
・地下水が流れ込んでいる可能性は、この会見でも時々いっており、規制委の会合でも指摘する委員もいた。具体的に地下水が流れ込んでいるかも知れないという減少は、これまでに何か確認されているか?
(東電小林:明確に確認出来るかは難しい。トレンチ側は地下水よりは低い状態にある。トレンチ側から水が流入することは考えられると思っている。例えば、トレンチから淡水等が入れば、その中の線量が下がるとか、塩素濃度が下がることはあると思うが、やはりっ! トレンチは非常に広い範囲なるんで、現時点で明確なことは確認出来ていない。今後、トレンチの止水がしっかり出来ている確認が出来れば、トレンチ水抜き作業になる。その作業で流入があれば、水位が戻ってくる事が確認される。そういうところで判断していく。流入する速度が非常に早いとか、ゆっくり入ってくるかによっても今後の対処は変わってくる。)
・今日建屋カバー2枚目を解体。建屋内の空間線量は今どれぐらいあるのか?
(東電小林:屋根を取り外した段階で大きな変動は見られていない。外した後の中の線量等については最新データが手元にない。確認はするが▼、カバーを外して作業手順を検討するために中を確認するので、そこで纏めて話せると思っている。速報値は手元にないが、★★★確認はするが、どういった形で出せるかどうかは、今の段階では言えない状況であーる。)
# 速報値は絶対に示しませんよ。評価して問題ないと東電が取り纏めた資料は公表するけど。値、データについては、先に教えることがないよう、隠蔽教育は徹底されていますので。ほんと、分かり易い会社ですな。##
・地下水バイパスで藻が出た県はその後どうなったか?
(東電小林:最終報告はまだ出ていない。纏まったら示す。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv199269478#00:22:15
●テレ朝よしの:【要約】
・間詰めのことで。11月中旬目処に止水効果確認は、寄生庁で検討してもらう事になるのか?
(東電小林:その場で明確に議論する話しにはなっていない。状況によってそういうところで議論されることはあるかも知れないが、現段階では報告することで作業をすすめる。)
プレス発表は同時にされるか?
(東電小林:注目案件なので規制庁に報告するタイミングと同じになると思うが皆さんに知らせる。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv199269478#00:23:35
●東京新聞おぐら:【要約】
・レール落下事故。作業員が当時どの場所にいたか、配置を知りたい。A4タンクの上で作業していた人が何人いて、どの位置にいたか。この図で場所が分かれば詳しく教えて欲しい。
(東電小林:タンクの上は、まだ天板がない状態。タンクの内部に高所作業車と呼ばれるバスケット付の車両を中に入れており、そのバスケットの中に人が乗った形で作業している。その関係から、上部については、その高所作業車には2名の方が載って作業していた。下は、仮説堰の作業をしている中で、作業に携わっている方が、合計6名いた。その中の3名に旋回梯子レールがあたって、怪我した状況だ。)
# この説明、タンク内に車があることに? ##
上のバスケットにいた人と、下の3人もこの道沿いにいたのか?
(東電小林:バスケットの作業員はタンクの内側からアクセスしており、外にはいない状況。堰の作業をしていた作業員は、同じタンクではなく、別のタンクの周りで作業していたら、落ちた藻のがそちらに跳ねたというか、転がったというか。そんな形で被災した。)
この黄色い被災場所と書いてあるあたりでよいか?
(東電小林:そうだな… イメージとして、A-4タンクが左側にあり、この上で作業してた。この下に落ちているレールが、この上からずり落ちた形で、A-3側のタンクに転がってきたイメージだ。その際に、この被災場所と書いてあるところに、作業員がいて、この旋回レールに接触した状況だ。)
高所で作業していたら、同時に作業する事を避けたりすると思うが、この場合は?
(東電小林:層だな。この場合は、A-4タンクの上部で作業をしており、被災したのは、A-3タンク側寄りで作業していたので、上下作業ではない。大体10mは離れたエリアで作業していた。その様な状況だったが、このレールが思いの外転がったというか、跳ねたというか、そんな形で、別の作業エリアまで来てしまったのが今回の事故の一因になっている。)
レバーブロックを緩めたことで、何らかの原因で落ちたと言うことだが、レバーブロックを緩めて無ければ、後はセーフティーネットはあるのか?
(東電小林:レバーブロック自体、が、レールを固定したり、動かしたりすることに使っており、その様なことで位置決めをするために緩めたようだ。その際に滑り落ちて、レールが下に落ちたと。レールはレバーブロックだけでなく。レール押え用万力というC型をした工具があるが、これをガイドレールにして、落ちにくい形にしていたが、それも押し倒す形で滑り落ちた状況だ。なので、このレバーブロック自体は、固定するためにも使っていたし、動かすためには緩めないといけないので、緩める作業にも使っていた状況だ。写真上段にあるように、レバーブロックもレールと一緒に落下しており、タンクの下に落ちた状況で確認されている。状況だ。)
これまでこういったトラブルは亡かったのか?
(東電小林:このタンク自体の施工はこれが初めてではなく、これまでにその様なことはなかった。今回は滑り落ちたんで、原因を調べて、どのような作業でどのような対処が必要かは、確認して、今後の作業の安全に資する形で考えて行きたい。)
・前回の監視評価検討回でトレンチ水抜き作業で作業員の被ばく線量グラフが出たが、50mSv被ばくしている方もいたが、作業内容は具体的に分かったのか?
(東電小林:作業をしていたと言うより、作業を管理していた方のようだ。長い間現場に留まっており、被ばく線量が大きい。現在、この被ばく者は、机上業務と言うことで、作業評価などの事務的な作業をしているようで、現在は現場から離れているようである。)
その方は、どれぐらい現場にいたのか? 短期間に長時間いたのか?それとも、
(東電小林:ちょっとまつのだ。▼ 比較的線量の高い方ということで、20mSv以上の方で、平均すると作業日数として1一人が169日が平均で現場で作業している状況だ。その結果、20mSvをこえる被ばくをしており、日々の作業の中で確認しながら、現場作業から外れて、作業の確認の段取りや評価を事務的作業として実施している状況だ。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv199269478#00:31:30
●産経野田:【要約】{初}
・2号機海水配管トレンチ間詰め作業について。11月6日に終っていると言うことだが、発表が今日になった理由はどうしてか?(東電小林:作業開始日時は知らせていた。その後、作業が進む中でトラブルは確認されてなかった。途中連休を挟んで少し遅くなった、意図して遅らせたのではない。)
工程を飛ばした?
(東電小林:そういうことではない。元々スケジュール通り。11月中旬までに間詰めを終了し、状況をしっかり確認して、その状況を説明する薙がれ出来ている。検討した工程で遅れはなく進んでいると考えている。)
・建屋とトレンチの間に水位差を設けて水位差を確認というのはどういう作業イメージか?
(東電小林:通常のタービン建屋から汲上げて汚染水を処理する工程があるが、その中で、水位を出来るだけ変えないため、水位調整をやりながら汲上げている。それを止めて、ごく普通に汲上げて、これを主プロセス建屋や、高温焼却炉建屋に移送すると、タービン建屋の水位が下がってくる。それにより、トレンチとの水位差が生まれる。それによりトレンチ側から水が流出するかどうか。結果的にタービン建屋と水位が同じになる事になれば、水が少しずつ出てくる。そこの均等化する時間によってどの程度の隙間があるか確認出来ると思っている。)
均等化している時間が長ければ長いほど水が出てないと?
(東電小林:そうなる。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv199269478#00:34:45
●フリー村上:【要約】
・J2タンクエリアでの負傷の件。旋回はしごレールのスペックは?
(東電小林:L形鋼、100mm×100mm、厚さ1cm。タンクの直径が16メートルあり、その半周になので、真っ直ぐ伸ばすと大体25mぐらい。それが半円状のものをクレーンで吊り上げ、本来設置する受けがあり、その受けに載せた状態。重量は390kgと聞いている。)
# そんな豪快に転がる鋼材を持ち上げて、真下に人がいなければOKって… この人達の想像力って一体… ##
A4タンク作業者はタンクの内部にいたんだな?
(東電小林:内部にある高所作業車に乗っていた。)
それは何名か?
(東電小林:2名)
・藻の件は何時頃、調査結果が纏まるか?
(東電小林:現時点では、まだ言えない。)
揚水井で流量が下がったなどの変化はその後ない?
(東電小林:現時点では流量下がったとは聞いてないが、定期的に清掃はしているので、何か確認されれば情報提供する。)
・トレンチと間詰めの効果確認の話し。タービン建屋の水位を下げるといったが、水位はどれぐらい下げる?
(東電小林:先ずは少しずつ下げていく。高さは確認するが、▼何10cmもではなく、少しの段差をつけて、均等になるのか、ならないのか。なるのであれば、どれぐらいの時間が掛かるかを見ている。)
数センチ単位で?
(東電小林:そうだな。)
タービン建屋側の水位を下げれば、外側の地下水との水圧の関係で、流入量が増えかねないが、その影響は今のところ無いと?
(東電小林:今までのインバーターポンプを使った水位制御は、従来と同じ状況になるので、それほど大きな影響は無いと考えている。あまり水位差をつけるのは良くないので、少ない水位で確認された後に、次にトレンチ側の水を抜いていって、トレンチ側の水を抜くとかなりの水位差が出てくる事になる。そこで間詰めと、凍結した壁の強度をしっかり確認して、水がいきなり薙がれていかないことを確認しながら、水位を下げていく事になる。その段階に熊手は止水の段階を確認して、状況を報告することが先ず重要と考えている。~ だらだら ~ )
http://live.nicovideo.jp/watch/lv199269478#00:39:55
●ファクタ宮嶋:【要約】
・トレンチ高線量被ばく。40から50mSvを被ばくした方の実行線量がでているが、さっきの説明だと、全て外部被爆?外部と内部併せて50だとおもうが、今の話しだと160日でやれば0.2とか、0.3とかで100何日になるんだろ? たしか、1日4mSv が最大という約束だったとおもうが、そうした被ばくをした日にちがあるから、こう言う数字が出ているんじゃないのか?そこはハッキリさせて欲しい。
(東電小林:WBCで内部がないことは確認されている。基本的には外部被爆になる。1日あたり0.79mSvが最大のようだ。平均すると160日を超える作業をしているので、たかいものではもっともっと大きな数字になるかもしれないが、日々、しっかり管理して、あまり大きくならないところで交代してもらう事になる。今回の方は、現場作業中心と言うより、現場を管理する業務だったので、あまり頻繁に入れ替わるわけには行かず、その中で許せる範囲で作業してもらった現状だ。)
0.79 ということは、APDで 0.8mSv に設定しているということか?0.8が現場としては1日上限として管理してと言うことか?
(東電小林:そうだな。労基署のと届け出は2mSv/日で届け出ている。その中で、出来るだけ被ばくしないように管理すると言うことで、実際にはさっき話した0.79だが、その段階で、当初は、4月ぐらいまでは1mSv というAPDを持って入っていたが、じっさいにはそれより低い被ばくで管理出来ていたので、5月以降は0.8mSv/h のAPDをもって作業をしてもらっている。0.8を超えない形でその場所から退出してもらう事をしてもらっており、結果として、届け出た上限値より少ないところで管理している実情だ。)
一番の管理者が沢山浴びて、変わると、その後は素人になってしまう疑問が残るが、★★★0.8でしっかり管理していたのは間違いないんだな?
(東電小林:日々の管理ではしっかり管理していたが、トータルでかなり大きな被ばく線量になっている。現場の習熟度はあるが、後退するにあたり、引き継ぎが出来るよう、現場が滞りなくできるよう対応はしている。その中で可能な範囲で現場作業をしてもらったことになる。)
校内でも建屋内やオペフロは既に高線量被ばくの場所と思うが、それ以外の場所で1日1mSvを超える、登録している作業員は何人ぐらい?1日6000人と言われる作業者が、そういう幼虫の場所で作業している、そういう数字は分かるか?
(東電小林:今、私自身が把握出来てない。出来るだけ被ばくしないように線量は管理している。例えば1日1mSvを超える作業が、どの程度登録されているかは、社内では確認は取れているんだが、話せるかどうか分からないが、そのあたりの確認はしておきたい。何れにせよ、今話した形で、出来るだけ、個人の被ばく線量が高くならないように、日々!管理しているのでっ。その中でしっかりしていく。)
# その中で、その中で。作業に応じた被ばく線量を明らかにする、東電の元請け丸投げ1F廃炉作業の実体を明らかにする気は毛頭無いと。お前ら国民は、モニタリングデータのように、作業員の被ばく統計と我々の評価結果だけを真に受けてれば良いのだと。この隠蔽企業。##
.
http://live.nicovideo.jp/watch/lv199269478#00:46:40
●LCM吉本おしどり:【要約】
・★★★★タンクエリア鋼材落下事故について。9月20日もタンクエリアで同様の落下事故があり、1名の方が骨折していたが、当時の東電説明で何故、その位置まで単管が落ちてきたか調査中として話していたが、9月20日の事故の対策、評価はとられていたか。
(東電小林:前回もJ2タンクエリアで作業していて、タンク自身の作業で単管を落下させてしまった事故があったが、調査をしていく中で作業の中で問題があったと思っているが、明確でこの対策は報告してないとおもう。今回とは、もの自体が違うが安全の意味で確認して、今後の対策として盛り込んでいく必要があると思っている。)
9月20日の事故も、今回の事故も、鋼材落下エリアに全く別の作業をしている作業員が配置されている。落下が予測されるエリアに必要な人員を配置しないのが基本原則ときいた。J2タンクエリアでのどうの鋼材落下事故が、短期間の間に2件あった。これは何故、この様な作業系アックになっているのか?落下エリアに別の作業をしている方が配置されているのか?
(東電小林:大なり小なりあると思うが、直接の上下関係作業ではなかった。離れているところに滑り落ちていったということと、タンク1つ分離れていた所にたいして、落下したものがはねたというか、転がったというか、人がいる方に行った。もともと、単純に落下する範囲であれば、人はその下で作業しないエリアでは会ったが、実際にいないエリアまで言ってしまったのが今回の大きな要因になっている。そこも含めて、今後、どれぐらい離すとか、そこも検討していく必要があると思っている。そこを分析して今後の安全対策に織り込んでいくことになる。)
# いや、離れているところに滑り落ちていけるなら、それは落下エリアであって、上下云々の話じゃないでしょ。前回も上下判断だけではダメだという教訓があったのにも関わらず、今回も、その教訓は生かされなかったと言うだけの話しでしょ。 ため息しか出ない… ##
9月20日の件は同じタンクのA3、A4などの別のチームではなく、同じタンクだったが、これも直接の上下関係ではなかったと言うことか?
(東電小林:どこまでを上下関係と呼ぶのはあると思うが、当時は溶接気の場所を移動するということで、単管の取り外しをやっていたと思う。その下に人がいることは考えられない、それはアリエナイと思っており、少し離れたエリアで検査作業をしている作業員の方に、滑り落ちてしまったということだったんで、作業としては上下ではなかった分類になっている。あとはどの程度の距離を離せばいいかが今後の課題。そこをしっかり確認することが重要ではないか。)
# 上下区分では事故が防げない教訓があったにもかかわらず、また同様の事故が起きたと。しかも、どんどん事故が大きくなってくる。次は死亡事故ですな。おーこわ。##
・4号漏えい検知器が作動した件で。β線の表面線量率が、当初 0.01mSv/h だったが、後で0.02に 上方修正。これは伝達ミスか、記載ミスか?
(東電小林:▼確認する。メールを送信する際に数字を誤ったかタイプミスかと思う。私が確認できてないので確認する。)
過去にも、現場で手書き数字の読み間違いや小数点の打ち間違いがあったので、数字を修正する際は、原因も教えていただきたい。
・★★★★月曜日にも質問していたが、監視評価検討会で出した鹿島の資料と、東電が毎月取り纏めている取り纏めの結果が、2月から9月までの鹿島建設の資料ではトレンチ作業のみで20mSv以上の被ばくが32名。東電資料ではすべての作業で20mSv以上被曝したのは1名だけ。この数字の違いについて、先週の月曜日から聞いているが、回答を頂けるか?
(東電小林:多分、見ているところの表のおしどりさんの見方が違うんだと思う。月ごとに集計している20mSv超えは何人の方が超えたかを記しており、これ、累積して行くには足し算をしていくことになる。)
なるほどなるほど。
(東電小林:なので1名ということではなく、たまたまその月に1名の作業員が累積で20mSvを超えた事を示していることになる。)
わかりました。では、逆に今年5月に1ヶ月で20mSv 以上を超えた、ということだな?
(東電小林:そういう事ではなく、これは累積で順に来て、左から1以下とか、1を超えて5以下とか、分布で分かれている。この中でいきなり20mSvを超えたのではなく、下から順に階段を上るように上がって来るようにイメージするのだ。)
わかるわかる。
(東電小林:なので、10mSvぐらいの方が、11になれば、10を超えたところに移動してくるし、20以下のところにいた方が、20を超えれば、20~50mSvのところに入ってくる事になるので、その月にいきなり50になったということではなく、累積して20を超えて、20~50mSvの中に入った状況だ。)
でも、鹿島建設がだした2月から9月の累積線量は2月から9月で20mSv 以上被ばくした方が、32人いるという資料ではない、ということなのか?
(東電小林:鹿島さまがおだしになられたのは、長い期間、作業の中で被ばくした線量ということなので、先程、同じような質問があったが、結果的には、その長い期間の中で、作業する中で、大きな、ま、数字としては大きな被ばくになった事は、さっきも言ったが、否定する藻のではない。当社が示しているのは、その月ごとの到達した人の人数を示しているので、出し方が異なっている。結果的には、内容としては同じになると思うが… )
では、この鹿島建設が出した資料の20mSv超えが32人以上いるという資料が、東電が出している資料の中で、この20mSvの表には反映されないと言うことか? ちょっと後ほど聞く。
・11月18日に福島復興推進企業連絡協議会の設立総会が、この新橋本店で開かれるが、その様子はオープンにされるか?
(東電小林B:確認する。▼)
これに参加している11社は、鹿島、関電工、清水建設、大成、竹中、東芝など福島第一の終息に関わっている企業だが、福島県に限らず、東日本に及び、原発事故による汚染は東日本に及び、宮城、茨城県、他県でも売上が落ちているが、この福島復興推進企業連絡協議会は、福島県産品のための風評被害払拭のための色々なプロジェクトと言うことだが、これは福島県以外の他県に対象を広げる事はないのか?福島県のみか?
(東電小林B:▼それも併せて確認する。それでは終了する。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv199269478#00:57:00
●東電小林:【要約】
・手元の資料の訂正というか確認をしたい。1F状況の日報の1枚目の裏。下から一つ目のポツ。平成26年11月7日の項目。10時59分頃、4号機の廃棄物処理建屋において、という記載があるが、この10時59分は、午後なので、正確には22時59分だ。他は24時間表記で、ここだけ午前午後の表記になっているので訂正する。
~ 終了 18時28分(58分)