2011年 8月 11日 共同記者会見 (59回)
この会見以降から、
未回答質疑はこの色で、
前回の質疑に対する回答はこの色で表記して、後追いし易いよう配慮します。今後の共同会見は、後追いしやすいように
同日に回答出来なかった質問にも注目します。
録画 IWJ
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http://www.ustream.tv/recorded/16570548
フリーライター木野龍逸さんによるまとめ
http://www.ustream.tv/recorded/16572566
■会見のポイント
細野大臣はまた欠席。新聞一面を飾るような大きな発表はない。放射線測定要員、放射線管理要員の育成について報告している。今後、
住民帰宅を本格化させるために多くの人手が必要というのが本音。これらの要員は何れも原子力関連企業からの募集。他の現場作業要員はこれに該当しないところがポイント。
つまり、被爆管理調査やモニタリングに第三者は何が何でも加えないという事。NPJ おしどりさんの質問に注目。シニア行動隊は 500人も集まっているそうで、当然、この方々も住民帰宅のためのモニタリング、除線活動には一切関わらせない。国と相談する必要があると一蹴する東電 松本。いったい何の相談をするのやら。
モニタリングの過小評価発表の姿勢は相変わらず。高い値が検出されても、林道で近くに民家はないからなど、必ずといって良いほど、問題はない旨を付け加える坪井審議官。東電 松本にしても、カメラを意識してか高い値が検出されても記載の通りと述べるだけで声に出さない。見ているだけで国、東電の不信感が募るばかり。
プラント関連では大きな発表はなく、水漏れ等、水処理系が安定しない状況は変わらず。モニタリング関連では、ただ5月分の積算線量を発表するだけ先月との比較ぐらい分析示すべきだと思うが、だめ出ししたのはNHK石川さんだけ。汚染や被爆実態に関する質問をしない大手メディア記者も相変わらず。
質疑関連
泊原発3号機の試験運転が中心になるかと思いきや、質疑の半分は園田政務官の冒頭発言、「月曜の定例会見は
被災者に配慮して盆休み、来週は週1回だけ。だけど工程表会見1日前倒しするし細野大臣もくるよ。」発言に質問が集中。しかも、保安院、東電は通常通り会見を開いて情報提供、当然、現場も止まらない。
この決定に対する木野さんの質問を皮切りに会見はお祭り騒ぎに。質疑の半分は園田政務官の苦しい答弁に時間が費やされているかも。
これまでなし崩し的に土日休み、週2回、週1になろうかという発言も過去にあったことから、危機感を持った記者も多かったようで、なぜ、政府だけが休むことが被災者の配慮になるのかという疑問の声が。
特に印象的だったのがニコニコ七尾記者の質疑。かなり厳しい言葉で念押し。そして質問はこの一点のみ。以降の質疑は流石に他の記者も勘弁するだろうと思いきや追い打ちの数々。この地点でもはや炎上。
「誰が決めた?」園田政務官が答えられる立場にない事、言い出しっぺは皆さん誰であろうかは承知の上で園田政務官を追い詰めている事を念頭において見て頂ければ、尚のこと楽しめる質疑に。棒きれで政務官つついて遊んでるようにも見えなくもない。
細野大臣が次の会見でフォーローするのかどうか。大臣はこういう気遣いをする方なので個人的には注目。自分が言い出したことを家来が粗相してすまなかったと平気で言えるのが政治家だと思っているので。それとも蒸し返さない方が良いと判断するのか、17日(水)楽しみ。
一方で「会見を開いて情報を提供する事が被災者のためだと思わないのか?」という木野さんの言葉を引用する大手メディア記者。被災者、国民のためになる事は一切報じず、デマばかりを報じる大手メディア(テレビ・新聞)の記者様がどの口でそれをいうのですか?というのが健全な見方。
また、泊3号機運転容認は経産大臣が地元(だけじゃない)の声を無視するのかどうか注目される中、「記者クラブは報道しないから地元の声を無視して下さい。」とでも言いたげに話題をそらしているようにも感じる。読売記者の妙にしおらしい泊原発の質問も気になった。
30km圏内 水産庁が5ヶ月も経過して水産物の検査を行っていない
木野さんと文科省のやり取りに注目。農林水産省、水産庁、文科省が隠蔽方向で常に動いている事が被害の拡大に繋がっているという自覚がない。
農地、水田の汚染、十分予測されていながら指摘されていたのにも関わらず、稻ワラのセシウム牛が表面してようやく航空機モニタリング情報を農水省に提供し、最近になって航空機モニタリング調査を本格化させた文科省。完全に政府、文科省、安全委員会の責任だがメディアは一切叩かない。
モニタリング調整会議で水産物の調査、高濃度汚染水田で稲作が行われている実態について議題にさえ上らないし、次の会議の予定もないという事実。縦割り行政対策で立ち上げた会議じゃなかったのか。これまで月に一度のペースで2回しか行われていない。(やるきなし)
何のため関係部署を集めたのか。成果として目に見える形で出てきたのはリンク集。(坪井審議官曰くポータルサイトと言うらしい)また、政府は米の先物取引や食品の関西流通網、食べて応援キャンペーンなど汚染物をさばくことしか頭になく、そういう事は先手を打つ。そのための過小評価しかり。
もはや 国民をなめているとしか言いようのない政府と経団連。問題が分っていても何ら有効な対策を打とうとしない。間違いなくお米は止められない。国の姿勢がよく現れている木野さんの2回目の質疑は必見。
■本日の議題
- 冒頭の挨拶 (園田政務官) 00:00:40~
- 人材確保と人材育成について(東電) 00:04:45~
- 環境モニタリングについて (東電・文科省) 00:09:40 ~ / 00:13:25~
- 環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会) 00:19:10~
- 各プラントの状況 (東電) 00:21:55~
- これまで頂いた質問の回答 (経産省 保安院) 00:28:25~
- 質疑 00:32:20~