録画 IWJ
1 http://www.ustream.tv/recorded/16860716
2 http://www.ustream.tv/recorded/16861114
フリーライター木野龍逸さんによるまとめ
http://www.ustream.tv/recorded/16862482
2011/08/25 東電・保安院・統合 会見アーカイブ
■会見のポイント
今年の3月7日に経産省 保安院が東電から 15メートル超の津波予測の試算報告を受けていたにも関わらず、東電、保安院、これまでその事実を公表していない事が明らかになった事に関して、枝野官房長官遺憾だ発言もあった事で、質疑の殆どがこの問題に。NPJ日隅氏、フリー木野氏、とにかく、今回は皆さん怒っています。
東電は「15メートルを超える津波予測」は試算であって公開すべき情報でないとし、津波は想定外の事象だったと従来の主張は変えないと断言。「這っても黒豆」を字でいく東電 松本氏の発言に質疑は紛糾。お互いをかばい合うような経産省 保安院 森山対策監と東電 松本。
もはや 保安院は経産省ごと解体以外にあり得ないと確信させられるほど、規制官庁である経産省 保安院と東電の馴れ合いの質疑に。追い詰められると事故調一任を理由に一切答えず。規制官庁である経産省 保安院が 事故調が決める事だと開き直ると、東電 松本も足並み揃える展開に。経産省 保安院、ただでさえ信用は落ちるところまで地に落ちているのに、情報開示せず、透明性ゼロ。何処まで地に落ちれば気が済むのか。
東電が持つ試算についても、今回の津波のように 何か他にも致命的な試算があるように思えてならない。東電と保安院を今後メディア各社がどう扱うか、と言う意味でも重要な会見に。おおかた、津波試算のタイミングも総裁選を見計らっての事だろうけど。
その事故調査委員会を経産省内部に取り込もうと画策し、管総理に阻止された事を忘れてはいけない。結局、脱原発の管おろしに躍起になっていたメディアが、総裁選を控えてこの問題をどのように扱うか、だったけど、これを書いている29日は自民公明大連立の野田が選出。
自民党に身ぐるみ剥がされ、一皮むいたら民主党は自民党だったという痛いオチ。責任所在が存在しない組織、利権構造、原子力ムラを作り上げてきた自民党。説明責任すら果たさず、原発事故は管総理による人災を主張してきた自民党、公明党。その先の民主自滅の解散総選挙で自民党の思惑通りの展望に。口先だけの再生エネルギーで国民欺く政治家たち。
宿題の回答 宿題あるいは未回答 はそれぞれこの色で示しています。
■本日の議題
- 冒頭の挨拶 と 宿題の回答(園田政務官) 00:01:10~
- 環境モニタリングについて (東電・文科省) 00:06:25 ~ / 00:09:55~
- 環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会) 00:12:40~
- 各プラントの状況 (東電) 00:16:40~
- 過去の質問に対する回答(経産省 保安院) 00:27:30~
- 質疑 00:36:20~