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12月4日に発生した蒸発濃縮炭水化装置から漏洩、高濃度ストロンチウム含む汚染水が海へ流れ出た経緯
■会見のポイント
本日の統合会見は前日に発生した蒸発濃縮淡水化装置から大量の汚染水が環境へ流れ出た事故に関して質問が集中。
12月4日(日)11時33分頃 パトロールの際、蛇腹ハウスの堰内に水(45m3)溜まっていること確認
↓
12月4日(日)11時52分頃 蒸発濃縮式淡水化装置を停止 12月3日 14時34分頃は漏洩ないこと確認
↓
12月4日(日)14時14分頃 目視で漏洩停止確認
↓
12月4日(日)14時30分頃 コンクリートの堰にひび割れ発見、そこから堰外の側溝に漏洩を確認
堰外に出た水 β線110mSv/h γ線1.8mSv/h β線が高い。セシウム除去後の水であるがストロンチウムが含まれ詳細な核種分析、海への漏出については現段階も調査中と、殆ど何も進展していない中での本日の統合会見に。質疑ではほとんどの記者がこの件に関して質問。
これまでの報告や冒頭の政務官の説明からは、まるで緊張感というものは感じられなかったが、統合会見の質疑には海外メディアの記者が海洋汚染について追求するや壇上の空気が張り詰めたように見えた。
12月16日になステップ2年内終了を宣言するという報道もあり、今回の事故によりステップ2終了条件との矛盾が輪をかけて浮き彫りに。実態にそぐわないスケジュールありきの終息宣言へ。先日も圧力容器内の燃料が抜け落ち、コンクリートが侵食されている状況が明らかになったばかり。
NHK水野解説員は圧力容器内定部に燃料もないのに、その温度を測って冷温停止状態とする定義に対し矛盾点を指摘していた。年末に向けてメディアがどのように報じるか。事故収束報道へ動くのではなかろうか。楽しいクリスマス、お正月、タイミングとしてはやりやすい。
■本日の議題
- 冒頭の挨拶(園田政務官) 00:02:30 ~
- 環境モニタリングについて(東電 松本) 00:07:20 ~
- 環境モニタリングについて(文科省 伊藤) 00:09:10 ~
- 環境モニタリング結果の評価(原子力安全委員会) 00:14:15 ~
- 各プラントの状況(東電) 00:18:35 ~
- 経産省 宿題回答(保安院事務局) 00:26:00 ~
- 質疑 00:31:35 ~
■資料
録画 IWJ
1 http://www.ustream.tv/recorded/18945523
2 フリーライター木野龍逸さん&IWJ Staff さんによるまとめ
■冒頭のあいさつ
細野大臣
司会者:細野大臣は公務のため欠席。
#
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http://ustre.am/_1huAX:W1c 00:02:30 ~
■冒頭のあいさつ
園田政務官
本日も合同記者会見に集まり頂き有難うざいます。私から一点の報告と宿題の報告1点ございます。
先ず。福島第一原子力発電所の水処理施設装置からの漏洩についてである。後ほど保安院、並びに東電から報告があるかと存じるが、11月4日(日)11時39分に発見したセシウム等の放射性物質を除去した水を蒸発濃縮処理する装置であるが、そこから水が漏えいし、そして建屋内の堰に溜まっていた事が発見された件である。
この件については今、状況を把握すると共に漏洩については土のうを積むなどして漏洩をこれ以上防ぐという形の対策を緊急に取らせて頂いている所である。私どもとしては再発防止策、並びに今後の安全確保策について保安院より指示を東電に対してさせて頂いた所である。
このようなことがないように堰の健全性も含めてしっかりと私どもとしては把握していきたいと考えている所である。引き続きこの状況については分かり次第皆様方にはご報告させて頂く次第だ。
★宿題回答 12月 1日 統合会見 テレビ朝日 松井
先週の木曜日に質問のあった南相馬市、とりわけ南相馬市だが、この井戸水のモニタリングについての質問を頂いた所だ。これは文科省で行なって頂いている放射線モニタリングのアクションプランがあるが、9の緊急時避難準備区域、南相馬市、田村市、河内村、広野町、楢葉町だが、復旧を支援するための策として行なっていた所である。
で、これについては飲用の井戸水等のモニタリングについて、これは福島県と当該の各市町村の要望に対応させていただく形で井戸水、或いは湧き水、等の地下水についてのモニタリングを行なっていた所である。これらは測定の対象としては大凡4,000ヵ所程度を想定した所であり、既に福島県は8月から9月にかけて別の、南相馬市においては 400ヵ所の井戸水についてのモニタリングを行なっていたという事である。
で、今後、南相馬市とそれから田村市、広野町と楢葉町を中心としたモニタリングは9月から始めさせて頂き、11月の上旬を目処に試料の採取をしていた所であるが、南相馬市においては大変多くの方々からの申し込みを頂いていたという所であり、数で言うと約2,700件を超えていたということである。
これによって1日に行う試料採取、検査件数が限界があり、なかなか11月中には終わっていないという事である。今後、12月の実施となり、その間、申し込みを頂いた方々には少しお待ちいただく事になるが、最終的にお申込み頂いた所はすべて行うということである。
で、検査を申し込まれた方々については、この採取の方法等を文書にて事前に通知をさせて頂くということである。大変多くの方々にご心配をお掛けしているところであるので、この点については速やかに行えるように今後も私どもとしては対応をしっかりと行なって参りたいと考えている。
# 具体的な対応は何一つ示さない。状況調べて遅れている理由を説明してしっかり対応すると言っただけ。最近、パシリとしか思えなくなった。政治主導が微塵も感じられない。
私からは以上だ。
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http://ustre.am/_1huAX:W1g 00:07:20 ~
■環境モニタリングについて
東電
環境モニタリングについて3件報告させて頂く。
・敷地内 空気中
先ず空気中の放射性物質の核種分析の結果だ。資料のタイトルは「福島第一原子力発電所敷地内における空気中の放射性物質の核種分析の結果について」(第二百五十五報)である。
- 福島第一原子力発電所敷地内における空気中の放射性物質の核種分析の結果について(第二百五十五報)
- 添付資料:発電所敷地内における空気中放射性物質の核種分析結果
- 参考資料:福島第一 ダスト核種分析結果
- 参考資料:福島第二 ダスト核種分析結果
ページをめくって頂いて一枚目の裏面になるが、昨日の福島第一原子力発電所の西門、第二原子力発電所のモニタリングポスト1番での測定結果は両地点とも ND、検出限界未満という状況である。
・敷地内 海水
続いて海水の状況だ。資料のタイトルを申し上げると「福島第一原子力発電所付近における海水中の放射性物質の核種分析の結果について」(第二百四十八報)である。
ページをめくって頂いて昨日は天候不良のため、第二原子力発電所の「岩沢海岸」のみの測定である。セシウム137が 1.2Bq/L ということで検知されている。
続いて宮城県沖の核種分析の結果になる。資料タイトルは「宮城県沖における海水中の放射性物質の核種分析の結果について(続報10)」である。
こちらはページをめくって頂いて11月28日に採取したサンプリング結果で、宮城県沖の沖合6ヵ所の測定結果になる。それぞれ中層、上層、下層という深さに応じて3点ずつ採取しているが、何れの地点とも ND 検出限界未満という状況だ。東電からは以上だ。
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http://ustre.am/_1huAX:W1s 00:09:10~
■環境モニタリングについて
文科省 伊藤審議官
環境モニタリングの結果について資料2種類お配りしている。
【URL】放射線モニタリング情報(文科省ポータルサイト)
[定時調査]
先ず、全国的な状況だが、都道府県における放射能水準調査、それから定時降下物、上水の結果については大きな変動は見られていない。
[発電所周辺]
発電所周辺の状況だが、20km以遠の空間線量率、積算線量結果、ダストサンプリング、それから福島県における緊急モニタリング実施結果、これらについても特段大きな変化は見られていない。
- 簡易型線量計を用いた固定測定点における積算線量の測定結果
- ダストサンプリング、環境試料及び土壌モニタリングの測定結果
- 東京電力株式会社福島第1原子力発電所20km圏内の測定結果(空間線量率)
- 福島県による緊急時環境放射線等モニタリング実施結果
- モニタリングカーを用いた固定測定点における空間線量率の測定結果
[放射線マップ]
資料8で福島県環境放射線モニタリングメッシュ調査(第二回)結果に基づく空間線量マップを現地の方で発表している。これは11月29日に測定結果その者は発表されておったところだが、改めて可視化したと申しますか、マップの形、32ページ、33ページにあるが、可視化されたものが発表されている。
[水環境]
それから資料番号9、公共用水域の環境放射線モニタリングの調査結果の速報ということで、前回11月の半ばに河川、湖沼等におけるモニタリング結果が発表されているが、今回、河川で 34ヵ所、胡椒・ダムの水質についてヨウ素、セシウムの検査をしたものである。
一部、1Bq/L を超える個所が河川で見られるが、大部分の視点では検出限界未満となっている。それから海域の調査、これは資料番号10番の発電所周辺の海域モニタリングの結果については一部の地点で数Bq/Lというセシウムが検出されている。
[海域]
それから11番の宮城、福島、茨城県沖における海域モニタリングの結果である。これは沖合 90~280km というやや離れた地点において、今回、コバルト、マンガン、セリウムについて分析を文科省の方でしたものであるが、何れも検出限界未満となっている。
それから資料番号の12、発電所周辺の海域モニタリングの結果、トリチウム、全α、全β、これは東電の方で測定されたものであるが、ひと月に1回測定している。何れの結果も検出限界未満となっている。
モニタリングの状況は以上だ。
★宿題回答 12月 1日 統合会見 NPJ&吉本興業 おしどり
それから前回、質問頂いた中で前回お配りした資料、福島県における土壌の放射性モニタリング(プルトニウムの調査結果について)これは現地本部と県のほうで土壌のプルトニウムの調査結果をまとめたものであるが、その際、福島県内における過去のプルトニウム、ストロンチウムの濃度と比較してどうなのか、という質問を頂いた。
文科省の方で環境放射線データベースというホームページで公開されている。過去の環境放射能調査の結果などが含まれているが、それを使って 99年度から2009年度までの福島県内で採取された土壌のプルトニウムの濃度を検索して調べてみた。
これによるとプルトニウム238 は検出限界未満から 2.3Bq/m2 という値に収まっている。それからプルトニウム239と240を足しあわせた濃度だが、これは 1.04 ~ 78Bq/m2 という数値が過去1年間の変動の範囲である。ストロンチウム90 も調べてみたが、これは m2 あたり 36~620Bq という事である。
プルトニウムについて見ると11月29日に県の発表したプルトニウムの値というのは今申し上げた変動の範囲内に収まってるということである。必要があれば検索してプリントアウトしたものが手元にあるので、お渡しすることは出来ると思う。
# おしどりさんがこの資料公開してくれるとの事。http://www.magazine9.jp/oshidori/
文科省からは以上だ。
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http://ustre.am/_1huAX:W1t 00:14:15 ~
■環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会)
安全委員会 加藤審議官
私からは本日付の原子力安全委員会名の環境モニタリング結果の評価についてという1枚紙で裏表にコピーしているものと、参考として1枚目が福島県の地図になっている資料を用いて説明する。
# 加藤審議官の説明するページは参考資料の手書きページ数と一致します。
先ず 資料1の空間放射線量だが、今回は20km圏内の空間放射線量率も入っているが特段大きな変化はないという状況である。空気中の放射性物質濃度だが、参考資料 10~13ページをご覧頂くと一番上の1番のポイント、福島市杉妻町であるが、ここで非常に小さい値だが出ている。
ここは県のほうで検出限界を下げた測定を行なっているポイントである。この出ている値については濃度限度を下回っている。また、このポイントでのヨウ素131、また、他のポイントでのその他の核種、何れも検出限界未満であるという事である。
資料4の環境試料である。一番下が海水中の放射性物質の分析結果だ。参考資料で言うと22~25ページであるが、発電所に近い1~4のポイントではセシウムが検出されている日があるが、他のポイントでは検出限界未満である。また、検出されている値も濃度限度を下回っているという状況だ。
続いて参考資料 26、27ページが発電所に近い1番、2番のポイントでの海水中のプルトニウムの分析結果であり、検出限界未満という状況である。それから28ページを見て頂くと、これは海水中のトリチウム(ピンク色)だが、この4つのポイントで検出限界未満であるという状況である。
それでこれらの測定の検出限界値だが、事故前の日本近海のバックグラウンドに比べて数桁高い状況なので、施設の影響の有無は判断できないと考えている。
それから参考資料 29ページが、これも今、文科省の方からお話しがあったが、沖のほうで測った海水中のマンガン、コバルト、セリウムの分析結果であり、何れも検出限界未満である。30ページからが福島県内の河川、湖沼等で 10月に採取された水の放射性物質の分析結果だが、一つのポイントでのみセシウム137が検出されている。という状況である。
お手元の参考資料で言うと 34ページであり、表の一番左の欄に調査地点の番号が並んでいるが、73番のポイントでのみ、このセシウム137が出ているという状況だ。値は検出限界未満という値だ。それから資料最後の5番の全国の放射能水準調査であるが、こちらも特段大きな変化はないという状況である。私の方からは以上だ。
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http://ustre.am/_1huAX:W1w 00:18:35 ~
■各プラントの状況 (東電)
東電(松本)
はじめに「福島第一原子力発電所の状況」というA4縦、裏表の資料からご確認下さい。
「タービン建屋地下のたまり水の処理」
タービン建屋の地下のたまり水の処理だが、こちらはキュリオン、サリー等を用いて高濃度汚染水の処理を継続して実施中だ。それから昨日発生した蒸発濃縮装置からの漏洩に関しては、現在、漏洩量料の評価、それから排水路に落ちた水のβ核種の分析を進めている段階である。
「トレンチ立坑・各建屋地下のたまり水の移送状況」
続いてトレンチ立坑・各建屋地下のたまり水の処理だが、現在、2号機から集中廃棄物処理建屋の方への移送を継続しているが、3号機については本日10時31分に建屋の水位調整のため停止している。6号機から屋外、仮設タンクの移送は明日の夕方まで行う予定だ。立て嫌の水位、それからトレンチ立坑の水位などについては 会見途中で最新のデータをお届け出来ると思っている。
「放射線物質のモニタリング」
放射性物質のモニタリングについては先ほど申し上げたとおりだ。
「使用済み燃料プールの冷却」
使用済み燃料プールの冷却については1~4号機まで順調に循環冷却を続けている。
「原子炉圧力容器への注入・原子炉の状況」
原子炉圧力容器への注水、圧力容器の温度、格納容器に関しては記載の表のとおりだ。午前中の会見で申し上げたとおり、本日、1号機と3号機の圧力容器の窒素ガスの注入量を 5m3/h から 10m3/h に増加させている。
「その他」
その他の工事状況だが、こちらも会見途中に最新の作業実績をお届け出来ればと思っている。
それでは作業に伴うサンプリングの状況ということで2点ほど報告させて戴く。先ず1つは2号機の格納容器のガス管理システムの気体のサンプリング結果である。こちらは毎週、生ガスのほうをサンプリングしているが、大体月に1回、こういったチャコールフィルターに捕獲して濃度限度を下げた形で分析を進めている。
- 福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(12/2採取)
- 福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(11/16採取)
12月2日のサンプリングだが、パワーポイントの上の表にあるとおり、Kr(クリプトン)-85が 2.1E+1Bq/cm3、Xe(キセノン)-131Mが検出限界未満、Xe-133が 1.2E-2Bq/cm3、Xe-135 が 2.6E-2Bq/cm3 という状況だ。
なお、前回、11月16日に測定した核種の値だが、Xe-131M、Xe-133に関しては検出限界未満、それから Xe-135 については 2.9E-2Bq/cm3 という事でほぼ同程度の値で推移しているので、こちらに関してはキュリウム等の自発核分裂の Xe-135 を検出しているものと推定している。
なお、Kr-85 については 11月16日おの値が 4.2E+2Bq/cm3である。なお Kr(クリプトン)については今後、どう言った低減傾向になるのかについては、経過を観察していきたいと思っている。それから下の方のパワーポイントであるが、ガス管理システムの出口での測定結果に関してはいずれも検出限界未満という状況である。こちら下のほうが生ガス、ガスバイアル瓶の測定ということになる。
続いて建屋上部におけるダストサンプリング結果になる。A4横の表の形式になっている資料だが、先ず、最初の1枚目のオモテ面が1号機の分析結果だ。左側の2つ、① と ② 番がカバーに取り付けた排気フィルターの前後での測定結果になる。
② 番の方は排気フィルターの出口では ND 検出限界未満という状況になっているが、その他、カバーの入り口の ① 番、それから ③、④、裏面に参りまして ⑤、⑥、⑦ という建屋のカバーの内側にあるダストサンプリングでは大体、E-05Bq/cm3 というようなセシウムが見つかっている。
それから2枚目のオモテ面になるが ⑧ 番ということで、こちらは1号機の原子炉建屋の大物搬入口に入ってくる所の空気の状況だが、こちらはセシウム134/137とも ND 検出限界未満という状況である。続いて2枚目の裏面の所だが、こちらは2号機の原子炉建屋のブローアウトパネルの開口部でのサンプリング結果になる。
先ず、中央の ①、② 番が中央の位置での西向きと北向でのサンプリング結果、それから ③ 番がブローアウトパネルの下の方でのサンプリング結果になるが、何れも 10E-05Bq/cm3 というような値が検出されている。こういった値を使用して次回の道筋の会見の際に併せて建屋からの放出放射能量を評価していきたいと思っている。
■発電所内モニタリング
続いて環境モニタリングの状況だ。先ず取水口のサンプリング結果になるが、試料のタイトルを申し上げると「福島第一原子力発電所取水口付近で採取した海水中に含まれる放射性物質の核種分析の結果について(12月4日採取分)」である。
- 福島第一原子力発電所取水口付近で採取した海水中に含まれる放射性物質の核種分析の結果について(12月4日採取分)
- 添付資料1:福島第一 物揚場前、1~4号機スクリーン、1~4号機取水口内海水核種分析結果
- 添付資料2:福島第一 5,6号機取水口内 海水核種分析結果(PDF 11.0KB)
- 参考資料:海水放射能濃度(PDF 44.0KB)
ページをめくって頂いて1枚目の裏面から昨日の測定結果を表の形式でまとめている。3枚目からが経時変化をグラフ化しているが、大きな変動等はみられていない。従って高濃度汚染水が海水中に漏洩していないと判断している。
続いてサブドレン水の状況だ。A4横の表の形式になっているものであるが、集中廃棄物処理施設周辺サブドレイン核種分析の結果という事で12月4日採取分である。
※同日深夜 この資料だけupされておらず。前回の会見分です↓
- 福島第一原子力発電所タービン建屋付近のサブドレンからの放射性物質の検出について(12月2日採取分)
- 添付資料:サブドレン等核種分析結果(PDF 10.8KB)
- 参考資料:福島第一 放射能濃度(PDF 22.8KB)
尚、値そのものは通常の変動の範囲内であるが、③ 番のプロセス主建屋の南東側の測定箇所についてはセシウム134と137がこの表の形式の中では ND から検出されたという状況であるが、値そのものは大きなものではない。東電からは以上だ。
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http://ustre.am/_1huAX:W1A 00:26:00 ~
■経産省 保安院 宿題の報告
経産省保安院 森山対策監
先ず、最初に先ほど政務官からお話しがあったように、蒸発濃縮装置からの漏洩の件だが、保安院における対応状況について簡単に説明申し上げる。昨日、東電から連絡を受けて以降、現地の保安検査官が現場を確認する他、今回堰の健全性に問題があった訳だが、他の水処理施設等に設置されている堰の健全性の確認、
或いは巡視の強化を口頭で指示をしてきていたが、本日、改めて文書による指示を置く事としてる。まだ、文書の発出まで至っていないが、この会見中には間に合うと思うので、参りましたら後ほど配布させて頂くが、主に3点あり、今回の漏洩が発生した原因の究明と再発防止策と。
それから2点目は漏洩の拡大を防止するための堰からの漏洩が確認されたということで、これは先程も申し上げたが、他の堰についての健全性の確認、必要な補修等を行う事、と言ったことの他に巡視点検の強化だとか、漏洩検出器の設置など堰からの漏洩防止について今後の対策計画の策定実施を行うことと。
それから3つ目に今回の漏洩については海への放出も含めて漏洩の範囲、漏洩料の確認を行なって放射性物質による影響を評価する事、こういったことを文書で指示をする予定である。実際に文書で指示をしたら、また配布させて頂きたいと思う。
- 福島第一原子力発電所における蒸発濃縮装置からの放射性物質を含む水の漏えいを踏まえた対応について(指示)
- 別添:「福島第一原子力発電所における蒸発濃縮装置からの放射性物質を含む水の漏えいを踏まえた対応について(指示)」
# 午前 東電会見で説明のあった試料。場所を示す図「福島第一原子力発電所蒸発濃縮装置からの漏えいに伴う構内排水路内の水のサンプリング実施箇所」
■宿題の回答
それからこれまで頂いていた宿題を4件ほど回答申し上げたいと思う。
★宿題回答 12月 1日 統合会見 フリーランス木野
3月12日のベント作業者の被ばく線量に関して最大の 106mSv 以外の作業員の被ばく線量をその当時保安院がどのように把握していたのかという事だが、これも繰り返しになるが、当時、そのベント作業に伴う作業左派の被ばく線量については保安院としては1名以外、100mSv を超過したとの情報は得ていたが、その他のベント作業に伴う被爆者の情報については当時は得ていなかった。
★宿題回答 12月 1日 統合会見 NPJ 日隅
それから2つ目は SPEEDI の運用に関することであり、安全委員会では一元化した事実はないというような事だったが、ではなぜ、保安院は原子力安全委員会に SPEEDI の計算を依頼しようとしたのか、という質問だった。本件については 3月16日頃だが、
文科省から 3月16日以降、SPEEDI については原子力安全委員会にて活用する事となった旨の連絡があったので、保安院としては計算を行うにあたって原子力安全委に以来する必要があると介して、3月16日以降、暫くの間、保安院ERCとしての独自の計算依頼を行わなかったという事だった。
★宿題回答 12月 1日 統合会見 NPJ 日隅
ERSSの解析について質問があった。何回か解析しているが、解析結果4というものの実際の解析時刻は何時だということであるが、3月11日の 22時37分である。
★宿題回答 12月 1日 統合会見 回答する記者団 佐藤
保安院が自分で撮っている写真の公開についてである。情報開示請求というものを頂いているが、情報公開請求にかかわらず保安院自ら自主的に撮影した写真を公開すべきではないかという事だった。院内で検討した結果だが、公開していくという事にしたいと思っている。
具体的には 3月11日の災害発生以降、原子力安全・保安院の職員が撮影したもので福島第一、第二発電所に関するものである。これに尽きましては準備が整い次第、確認するべき内容もあるが、準備が整い次第、順次、保安院のホームページで公開していきたいと考えている。
保安院からは以上だ。
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■質疑
これから質疑にはいる。前回同様のお願いだが、最初の質問の機会をできるだけ早く皆さんに一巡させるという観点から、一度に質問して頂ける項目数を3つまでとさせて頂くようお願いする。質問自体もできるだけ簡潔にお願いする。一つの質問でもあまり長くなるようであれば、改めて手を上げて頂くようお願いすることもありますので、主旨のご理解の程、宜しくお願いする。
回答側も簡潔に分かりやすく書いというして頂きたいと思う。質問の際には所属と名前を名乗って頂くと共に、誰に対する質問であるか明確にして頂くようお願いする。それでは質問のある方は挙手をお願いする。
http://ustre.am/_1huAX:Wcf 00:32:10 ~ 園田政務官・保安院
香港フェニックスTV リー
Q:園田政務官に聞く。今回水漏れのことに関してだが、高濃度のセシウムとストロンチウムが入っている可能性が非常に高いと聞いている。海洋汚染に対する影響を今政府はどのように見ているのか教えて欲しい。そして今の地点で近隣諸国に対して通告をしているのかどうか?もし今後、そういった予定があれば教えて欲しい。
A:園田政務官:
先ずセシウムの件だが、これは今現在、判っている数字で申し上げるとこれは、先ず堰内の漏洩水に関しては セシウム134が 16Bq/cm3、それからセシウム137 については 29Bq/cm3 という所である。ご指摘のストロンチウムに関しては時間がかかるということであるので、今その調査を急がせている所である。
それから排水路から伝って海への放出の段階で、先ほどの関内に対してのセシウム134は 0.013Bq/cm3、そしてセシウム137については 0.018Bq/cm3という事である。あの、今後ですね、今、確認をさせて頂いているが、外務省を通じてこの事実関係とそれから今後についても詳細な部分に関しては分かり次第、お伝えするというところの確認は取れている所である。
>香港フェニックス リー:
すいません、じゃあ、今の地点でまだ外国には通告など、何らかの外交ルートを通して何もお知らせはしてないということか?通告する必要はないということですか?
>園田政務官:
いいえ、伝わっているはずだが、それも含めて今後、新たな何か情報が出てき次第、それを速やかに報告することになっている。
# いや、今後何かが分かったらすみやかに報告は当たり前で、これまでに何か報告したのかと聞いているのに。答えたふりをしてよくよく聞けば何も答えていない政務官。案の定聞き直される。国の恥。
>香港フェニックス リー:
ごめんなさい、園田政務官に一つまだお答え頂いていないが、今回のこのストロンチウムとセシウムの高濃度汚染水が、大量に含まれていることに関して、海洋汚染への影響、海洋環境への影響をどのように見ているか?それと確認だが、現地点でもう外国には通告していると理解していいのか?
>園田政務官:
はい。えっと、まだあの、高レベルであるかどうかという判断、評価は出来ていない。従って先ほど申し上げたように海水、海への放出に関してはですね、えっと放出された部分、これは 17時0 5分現在の採取した結果であるが、0.013Bq/cm3 ということであるので、それを高いと評価するのかどうかという所は今後の評価をしなければならないと思っている。
で、現地点で当然ながら外国も含めてですね、ええ、関係のところには連絡入っていると聞いているが、あの、今後、新たな情報が出次第、それはすみやかにご報告をするべくものではないかと、いうふうには考えている。
# 翌日の東電会見で海への流出が確認されたと発表。260億Bq と試算。毒性の強い高濃度のストロンチウムが海洋へ流れでた。とんでもないことをしてくれた。翌日のニュースでも大きく報道されず。メディアも政府の年内事故収束を擁護する異性が早くも伺える様相になっている。
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Q:保安院 森山対策監に聞く。今回の水漏れに関して保安院としてはどのように受け止めているのか?
A:経産省 保安院 森山対策監:
放射性物質の漏洩ということは防がなければいけないと思っている。それで、あの、保安院から東電に対しては、これまでも中期的安全確保の考え方という事で、放射性物質の漏洩を防止するということも含めて指示をして報告聴取を受けているという状況である。
まあ、東京電力から堰を設けて万一の漏洩には対応するということであったが、今回はその漏洩防止のために設けられた堰から更に漏洩しているということで、本件は大変重視をしている。
で、あの、先ほど申し上げたような形で、ま、本日もまた指示をするが、東電からはこの施設運営計画と言いますか、中期的安全確保の考え方に沿った形での報告書の訂正も修正も併せてお願い、依頼している。で、保安院としてはその内容をしっかりと専門家の意見を聞きながら、確認をしていきたいと考えている。以上である。
他
http://ustre.am/_1huAX:Wci 00:37:25 ~ 保安院
NHK岡田
Q:経産省 保安院 森山対策監に聞く。(蒸発濃縮装置の水漏れ海洋漏出事故について)先ほどお話があったが、東電に対する指示を文書で発出するということだが、その形式、報告聴取を含めてどういう形式をとられるのか? 後、これに関しては何時までに報告をするようにといったような期限を設けるのか?
A:経産省 保安院 森山対策監:
あの、指示文書だが、これは保安院長命での指示文書となる。従っていわゆる報告聴取という形ではない。今のところ、期限を付すということは考えていない。あの、まあ、内容によって色々と評価、その他ですね、あの、対応できる期限、時期というのは変わってくると思うが、あの、特に何時までというような事は決めていない。
ただし、あの、さっき2つ目の質問と関係するが、この対応策、対策というものは中期的安全確保の考え方に基づく施設運営計画にも反映される必要があるので、東電ではそれにしっかりとし形で反映されるものと考えている。
# あくまで東電に指示するだけ。保安院は待って報告を見て判断する。ことの重大性を理解しているとは思えない
>NHK 岡田:
指示文書についてだが、えっとこれは期限を設けないという事だが、できるだけ早くという事に尽きると思うが、大体どのくらいだというスケジュール感というものはあるのか?
>保安院 森山:
えっと、これはあの、当然、あの、東電の方で対応頂くことなので、それはあの、東電の方の検討次第だと考えている。
>NHK 岡田:
わかりました。
# わかったのか?!東電次第ってどういうことだよ。東電に全ておまかせ、どういう規制官庁だよ!!スケジュールありきでステップ2終了させるのであればせめて保安院が行動で示せよ。国民を舐めてるのか!ホントいい加減にして欲しい!!
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Q:経産省 保安院 森山対策監に聞く。(蒸発濃縮装置の水漏れ海洋漏出事故)これによって改めて施設運営計画への影響、後、ステップ2年内終了という、今、工程表のスケジュールがあるが、それに対しての影響というのはどの程度あると考えているか?
A:経産省 保安院 森山対策監:
施設運営計画の評価だが、これは東電から出されたものに対して厳格に確認をしていくと。また、専門家の意見も聞きたいと思っている。
で、その上で勿論、あの年内の冷温停止の目標と事には、保安院としても、なんといいますか、共通の認識は持っているが、あくまでも、その、安全の確保という観点からしっかりと確認していくということである。そこは東電から提出された厳格に、尚且つその、迅速に確認をして参りたいと考えている。
# 決して自分たちが率先して動かない。どうなってんのか報告書出せ。それをみて保安院が指導する。全てが東電任せの規制官庁保安院。終わってる。この組織。
http://ustre.am/_1huAX:Wcl 00:40:15 ~ 東電・文科省・保安院・園田政務官
NPJ&吉本興業おしどり
Q:東電に聞く。海洋へ汚染水が漏えいした件についてお聞きする。以前、私が液体廃棄物の処理について聞いた時に、現在、この淡水化処理システムではイオン交換も凝集沈殿も行なっていないので、ストロンチウムが含まれているのではないか?除去できていないのではないかと質問させて頂いた時に、松本さんは現在、ストロンチウムの除去はされていないので、一定程度含まれていると回答して頂いた。
現在、そのストロンチウムを除去していない水が海洋に流れたという認識で良いか?
A:東電 松本:
今回の処理水に関しては、アレバの除線装置等を通している水なので、これまで分かっている最新のデータで申し上げると 9月20日の分析結果では ストロンチウムが 10E+4Bq/cm3 ほど存在しているし、10月4日の分析結果では、全β の核種分析として 10E+5Bq/cm3 の値が検出されている。
>おしどり:
ありがとうございます。ではこの単位がBq/cm3という事で、今回、リュウベ計算をすると予測でどれくらい同じものが流れ出たとすると、大体どれくらいなのか?
>東電 松本:
あのう、漏えいした量そのものは現在評価中であるので、これにこの濃度に漏えいした体積をかけることでベクレル数は出ると思っている。それから現在、漏えいした量の評価を進めているが、午前中の会見で申し上げたとおり、発見した11時30分過ぎに建屋の周りでは漏えいしたことが見つかっていなかったということと、
5時30分ごろに土のう等による取水工事が完了したという、まあ、最大4時間、それから漏えいした量が毎分1リットル程度という事で考えると約300リットルという状況になろうかと思う。で、採取的にその300リットルがどれぐらいの割合で海に行ったのかという所を評価していることになる。
>おしどり:
ありがとうございます。では、以前私が質問させて頂いたストロンチウムの除去処理を海洋に流れたという認識でいいか?
>東電 松本:
ハイ。原地点では海洋に流れた可能性があるということで今調査を進めている段階である。
>おしどり:
わかりました。ありがとうございます。
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Q:(蒸発濃縮装置の水漏れ、海洋漏洩事故)放射線障害防止法の省庁である文科省に聞く。第十九条 排気の基準等と第三十条の海洋投棄の制限に今回の件は違反しているのではないかと思われるが、文科省の認識をおきかせ欲しい。
A:文科省 伊藤審議官:
今回の事案は放射線障害防止法の提供の対象外だと理解している。
>おしどり:
すいません。提供の対象外というのはどういった?
>文科省 伊藤:
原子炉等規制法において規制されている施設への放射性物質の管理の話というふうに理解している。
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Q:(蒸発濃縮装置の水漏れ、海洋漏洩事故について)原子炉等規制法を定めている保安院に聞く。第六十二条の海洋時の制限に同じく違反しているように思われるが、保安院としての認識評価は如何か?
A:保安院 森山対策監:
今、ご指摘のあった原子炉等規制法 六十二条に海洋投棄の制限というのがあるが、今回、漏洩しているが、いわゆる海洋投棄には当たらないと考えている。以上だ。
>おしどり:
あの、海洋投棄に故意ではないという理由で当たらないということか?
>保安院 森山:
あのう、はい、六十二条の第二項に海洋投棄とは、とありまして、「船舶、航空機、もしくは人口海洋構築物から海洋に物を廃棄する事、または船舶、もしくは人口海洋構築物において廃棄する目的で物を燃焼させることを言う。」と、このように書いておりまして、この定義には当たらないと考えている。
>おしどり:
人口海洋構築物というのは、海洋ではなく陸地にあったから当たらないという認識か?
>保安院 森山:
失礼した。先ず、あの、物を廃棄、この廃棄ではそもそもないので、確かに漏洩ではあるし、それを防止する飛鳥があるが、廃棄した訳ではないので、それには当たらないと考えている。
>おしどり:
あの、故意ではなく過失だから当たらない、廃棄ではないということで?
>保安院 森山:
廃棄ではないので、それはあの、もちろんあの、漏洩しているということを申し上げている訳ではないが、漏洩は防止する必要があるが、廃棄という好意ではないと考えている。
>おしどり:
わかりました。例えば交通事故や食中毒など、故意ではなく過失、でも罰則、処罰なりがされるものであるが、廃棄ではない、故意ではない、過失だったら処罰の対象には当たらないという、これは原子炉等規制法というのはそういう法律なのか?
>保安院 森山:
はい。あのう、当然、あのう、その、まあ、基準を満たさないようなことが起きればですね、それは、それぞれ、ええ、必要な性分といいますか、と言うことがなされると考えてるが、少なくとも、この海洋投棄と言うところには当たらないと。当然あの、技術基準を守って頂く必要があるが、ただし、現在の福島第1原子力発電所については、
全体として技術基準が守れない状況になってしまっているので、先ほど来から申し上げているような、中期的安全確保の考え方を示したり、まあ、今後は、あの、いろいろ保安規定のようなものを見なおしていく必要があるが、そのようなそれぞれの法律の条文、条項に基づいて、一つ一つ判断していく問題ではないかと考えている。
# 環境アセス法適用除外されているからいいのだと保安院。政野さんが犯罪を犯している自覚がないと厳しく追求していたけど、全然悪びれる様子はなかったし、園田政務官も保安院も東電をかばっているようにしか見えなかった。
>おしどり:
わ、わかりました。では、廃棄には当たらないという事で、今後、海洋へ汚染水が漏えいした場合、過失であれば廃棄という好意でなければ原子炉という規制法は特に処罰をしないと。その条例第何条として記しているわけではないという事か?
>保安院 森山:
はい。あのう、当然、色々な指示をしたりですね、命令をかけてたりするので、そのような命令に反するようなことがあれば、何らかの処分ということはありうると考えている。命令それ自体が処分に当たるが。いわゆる罰則規定がそれぞれのどういう所がどう該当するかという所は一つ一つ丁寧に見ていく必要があると考えている。
# とどのつまり東電からの報告書をまって「一つ一つ丁寧に見ていく」常に対応が後手でよいと。国民なめとんか。
>おしどり:
わかりました。ありがとうございます。(小声)
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Q:(蒸発濃縮装置の水漏れ、海洋漏洩事故に関連して)放射線を発散せて人の生命等に危険を生じさせる等の行為等の処罰に関する法律について、文科省、園田政務官にお聞きする。
この法律の目的として第一条に核燃料物質の原子核分裂の連鎖反応を引き起こし、また、放射線を発散させて人の生命、身体、または財産に危険を生じさせる行為等を処罰するとあるが、今回の海洋へ漏えいした件、そして今回の事故の件についてはこの法律に何ら触れるものではないのか?
A:[★宿題]園田政務官:
はい。あのう、まあ、今回ですね。ええ、この事案に関しては当然ながら漏洩というものはあってはならないわけであるので、そういった意味で施設の管理であるとか、安全確保策を私ども政府としても東京ンに対しては求めていた最中に起こった所である。
従ってそういった私どもの指示というものをキチッとまずは守って頂く、或いはそれに対する考え方とそれから施設管理というものをしっかりと行なって頂くという形で対処をしていく必要があるのではないかと考えている。
あのう、法令違反であったかどうか、というものは当然ながら法律に書いてあることの事案に関しての対処ということになるが、それではなくて今回はそれ以外の所で起きてしまっているという状況から鑑みると法令違反と言うよりは、その対処の中において、なぜこういったことが起きたのかという所は施設管理も含めてキチッと求めていきたいと思う。
>おしどり:
すいません。それ以外の状況というのが少し分からなかったのだが。この放射線を発散させて人の生命等に危険生じさせる行為等の処罰に関する法律というのは、ええ、放射線を発散させて人の生命や財産に危険を生じさせる行為等の処罰を書いてあるが、これも先ほどの原子炉等規制法と同じように、故意ではなく過失であれば一切これには触れないということか?
>園田政務官:
えっとですね。過失がどの程度化にもよるのかも知れない。そういった意味ではそういった施設の安全管理というものをしっかりと私どもとしては先ず、きちっと見定めなければならないと思う。で、それ以前の問題で今、現にどの位の量が流出してたのか、或いは側溝の中にどういったものが含まれていたのか、と言うところはきちっと調査を先ずしなければならないと考えている。
>おしどり:
交通事故や食中毒や勿論飛行機事故、医療ミスなどでもそうだが、過失の場合でも処罰などの法例が決められているが、すいません。不勉強ですみません。関連の法律を色々と読んだのだが、原発事故に関する過失の法律というのは一体どれにあたるのか?もしご存じの方がいれば教えて欲しい。
>園田政務官:
えっと、ちょっとすいません。その点については確認をさせて頂きたいと思う。
>おしどり:
わかりました。ないという事ではないですね?
>園田政務官:
ちょっと、あのう、今直ぐに即答でき兼ねる所があるので、確認をした上でお答えはさせて頂きたいと思う。
>おしどり:
わかりました。よろしくお願いします。
http://ustre.am/_1huAX:Wcm 00:51:30 ~ 東電・保安員
ニコニコ動画七尾
Q:東電に聞く。(蒸発濃縮装置の水漏れ、海洋漏洩事故に関連して)午前中の会見で質問させて頂いた漏洩検知システムの他の施設での整備状況は分かったか?
A:東電 松本:
ハイ。あのう、現在確認中だが、先ずないのではないかと思っている。
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Q:保安院に聞く。今回の(蒸発濃縮装置の水漏れ、海洋漏洩事故の)件で保安院が文書で指示するとあったが、これまで見ていると保安院の性格上のことかも知れないが、ことがおこってから口頭などで指示する、つまり、事後対応の繰り返しなんだが、今回、汚染水を扱う施設で今、松本さんから説明があった一般的な発電所で使っているような床面に水がたまると通電検知するような漏洩検出設備がなかった訳だが、保安院はその事はご存じなかったのか?
A:経産省 保安院 森山対策監:
はい。あのう、東電からの報告を勿論見ているが、その中では漏えいした場合に "堰" を設けて防止をするとなっていたので、個々に実際に漏洩検知器が設置されているということは、あの、設置されていないというふうに承知していた。
>ニコニコ七尾:
そうすると漏洩検知システムがなかったことによる、その、見解とはどういう見解か?
>保安院 森山:
はい。あのう、万一の漏洩の場合には堰の設置によって漏洩を防止るという考え方が必ずしも十分でなかったという事になるかと思う。その所はしっかりと確認していく必要があると思う。
尚、先ほど漏洩検知そのものはどこまであるかという問題はあるが、例えば、配管が仮に損傷したような場合に、浴最近トラブルが起きているが流量の差が出てくるとか、漏洩を見る、施設によっては漏洩を検知するようなところはある。例えば使用済み燃料プールにつては流量の違いを見ることによって漏洩を検知するということはあるので、一切ないというわけではないと考えている。
ただし、ここの場所にはなかったので、このような席を設けて漏洩を防止するということに対して、先ほど申し上げたような漏洩検出器の設置なども含めた防止対策ということを改めて検討していただくということである。
>ニコニコ七尾:
わかりました。今回のこともそうだが、保安院の権限上の限界なのか、私にはちょっと良く分からないが、今回、冷温停止状態に持っていくというのは細野大臣もですね。必ず達成するというそういうような、お考えの中で、東電側に押し付けるというのもどうかと思う。
やはり、保安院が少なくとも汚染水が、今、問題になっている段階で漏洩検知システムがなかったことを、いや、これ実際堰で止めるということは東電も報告していた訳だから、そこで良しとしていたというふうにどうしても思えるが。そこは全体の
冷温停止状態宣言に持って行く前に改めて保安院は全体の安全門を最チェックする必要があるのではないか
と思うが。その点はどういうふうにお考えか?
それも東電の報告書をまって、或いはコトが起こってから事後対応で文書なり口頭で指示する、そういう繰り返しで今後も行くのか?
>保安院 森山:
はい。あのう。保安院として安全確保のためのいわゆる指針に相当するもの、安全確保の考え方というのを示している。で、。これに示した上でそれに適合するように指示をしている。
で、この報告聴取を命じてその内容の報告書の提出を求めている。で、現在、あの、東電の報告書を精査している、評価しているという段階にあるので、まあ、今回の点も含めて専門家の意見を聞きながら評価をしていきたいと考えている。
>ニコニコ七尾:
でも、それは少なくとも16日には冷温停止状態を宣言するという事で、先ほどの(今回の事故の東電側に求める報告は)期限は設けないとう話もあったがどうして危険を設けないのか?そこを教えて頂けるか?
>保安院 森山:
はい。あのう、評価、あの、今回、あの、ええ、報告の期限ですね。報告の期限は必ずしも設けていない。それはあの、今日出来るか、明日出来るか明後日できるか、これは東電の努力によるところもあるし、それから放射性物質の漏洩による影響評価というのは、また、対策とは違った評価の時間が必要なものもあるので、
そこは今回、あの、必ずしも何時までかという事は、あのう、報告の、あのう、期限は設けていないが、当然その、中では直ちに堰の健全性の確認を行うといった事は指示しているので、必要な対策は速やかに行われるものと考えている。
# しどろもどろの森山対策監。東電にスケジュールを決めさせる発想がゼロ。すごすぎる。東電の努力次第なので期限は設けない説明する森山対策監。これまでの電力会社に対する規制官庁の取り組みがよく分かると思う。この人達は新しい規制官庁が出来ると看板変えてそのまま移行するだにょ。細野大臣が言うように、とても専門家集団と思えない。
>ニコニコ七尾:
今後、先ほど言いました全体的にもう一回保安院の方で安全管理面において16日に向けて急いで最チェックするという、取り敢えず、そういう考え花一切ないのか? もう東電の報告をまって、施設整備計画をもって評価していくと、それでいかれるのか?
>保安院 森山:
あのう、施設整備計画、まあ、施設運営計画と言っているが、その中に、当然漏洩を防止する機能ということは海底あるので、それが今回の、今まで提出されておった内容では、必ずしも十分ではなかったということが分かったので、それは対策を改めてですね、盛り込んで頂く必要はある。
ただまあ、何れにしても保安院として話がったような施設計画全体として問題がないかどうかということを、今、平行して評価を確認しているということである。
>ニコニコ七尾:
あ、すいません。それでは施設整備計画の評価において保安院も一部、やはり見方が甘かったというそういう思いはあると理解して宜しいか?
>保安院 森山:
あのう、放射性物質の放出の防止ということは考え方としては書いている。で、そこに堰を設けるということで、必ずしも今出てきている東電の報告に対してそれでは不十分だという指摘をしていないのも事実である。でも今回あの、堰だけでは帽子できなかったということがあるので、それはあの、改めて再検討していく必要があると考えている。
>ニコニコ七尾:
わかりました。ありがとうございます。
http://ustre.am/_1huAX:Wcn 00:59:25 ~ 東電
テレビ朝日 松井
Q:東電に聞く。今朝も測ったそうだが、汚染水の漏洩に関して海洋に溶出されたかどうかのチェクのポイントが南の放出高のいつも測っている部分での計測に留まっているようだが、素人考えで恐縮だが、側溝が海に繋がっていて海に入る直前の場所で測ればもっとクリアに皆さんが納得できると思うが。
物理的に側溝には人が入って測ることが出来ない、例えばパイプのようなものが海の海底に繋がっていて入るようになっているとか、そういうものなのか?要するに測る場所に関して結局海の外に広がった所で測っているわけで、元々セシウムが1万分の1以下に抑えられた水ですから、
そこで直ぐ分かるセシウムの濃度を測って昨日と変わりませんと言われても、元々その結果になることは目に見えていた事だから、そこに関してストロンチウムがすぐに出ないのはわかるので、そこの測る場所についてもっといい場所があるのか、ないのか?
Q:東電に聞く。一昨日公開された資料で免震重要棟2階の空間線量率の変化という資料が一昨日公開された。それを見ると 3月15日には 380μSv/h という非常に高い数字だが、3月31日になると 6.3μSv/hに減っている。この 380μSv/h という数字、3月15日のこれが最大値を指すのか、
また、3月31日に局所排風機、および鉛遮蔽の設置毎書いてあるが、31日が 6.3μSv/h で 30日は 300μSv/h レベルあったのか?この途中経過がどうなっているのかを資料としてあるのか?それとも測ったのがこの日だけなのか?
2011年12月3日 福島第一原子力発電所における放射能濃度・空間線量率の推移(16ページ)
他
http://ustre.am/_1huAX:Wco 01:06:15 ~ 園田政務官
ネオローグ小嶋
Q:園田政務官に聞く。今回の漏出に関して先ず、冷温停止状態、ステップ2の影響に関して聞きたい。12月16日にもステップ2の達成宣言する予定というような報道もあるが、この関連に関して見解があれば教えて欲しい。
A:園田政務官:
今回の時間に関しては、先ほど来申し上げているが、しっかりと先ず状況確認をさせて頂くという事になる。そしてその結果、まあ、先ほど班員から話しがあったが、長期的な安全施設の運営管理という面で、それがそこも含めて今回の時間も含めてやって頂く必要があるので、それをしっかりと今、今後ですね。
東電から出てくる資料に基づいて確認をさせて頂くというふうに考えている。その上で確認が取れたら、今までのまあ、放射性物質の抑制と、それから大幅にこの抑制されているという状況と、それから冷温停止という所もしっかりと判断をさせて頂いて評価をした上でステップ2の終了というところの確認ができるものではないかなぁと思う。
従って今回の事案も踏まえてしっかりと対策が講じられるという状況を考えていかなければならないのではないのかな、というふうには思っている。
>ネオローグ 小嶋:
現地で放射性物質を漏出するというか、放出が管理されて放射線量が大幅に抑えられているという現地点ではどうか?
>園田政務官:
はい。ええ、現地点では、ああ、その事が達成を出来ているのではないか、というふうに、考えいているが、その意味において、その後、中期的な安全確保策という点がしっかりと今後、得られるように東電に対しては、その私どもの指示に従ってしっかりと運営管理というものを行なって頂く必要があるのではないかと思う。
>ネオローグ 小嶋:
現地点でこのような漏出が起こっている中で、放射性物質の放出が管理され、大幅に抑えられているという根拠は何か?
>園田政務官:
はい。あのう、前回からも申し上げている訳だが、発電所からの漏洩というものに関して、今、失礼、放射性物質の放出量を今、モニタリングをさせて頂いている。
>ネオローグ 小嶋:
そうではなくて、今回出来ている水に関してなんだが。水が関係ないということか?
>園田政務官:
はい。水に関しては、従前より申し上げているように遮水壁も含めてですね、行なっていくというその指示が出ている訳なので、それを踏まえて今後、その滞留水、(小嶋:いやいや、)処理、施設が、今後、東電としてどのような形でそれを運営していくかという所をその策として、私どもとしては評価をするということになると思う。
# 今回の環境漏えい事故が、ステップ2終了に必要な冷温停止状態達成の条件である放射性物質の放出が抑制されている事にならないので、スケジュールに影響がないかと聞いているのに、意図的に答えようとしない政務官。制止しても根拠のない主張を強引に説明し続ける政務官。無茶苦茶。
>ネオローグ 小嶋:
いや、ですから、今聞いてるのは現地点、今のこの状況、今、水が今回漏出したということで今対策を採られている途中だと思うが、現地点でこのステップ2の状態を達成しているのか、放射性物質が管理されているというお考えか?
>園田政務官:
あっ、いえ。まだ評価中なので、ステップ2が完了しているわけではありません。そういう意味で冷温停止状態というものは、私どもとしては現象として今、見られるわけだが、それを評価中であるので、ステップ2が終了する時にその事が確認をされるという形になる。
# ステップ2がまだ終了してないことぐらい知ってる。話の論点をぼかそうぼかそうとする政務官。そういう答弁の繰り返しが結果的に信頼を失う結果を招いていることにいい加減気づくべき。
>ネオローグ 小嶋:
もう一回お聞きしたいが、この漏出に関してだが、この漏出はステップ2の達成に影響があるのか、ないのか?
>園田政務官:
はい、漏出そのものは、もう止まっているので、漏出はもう既にないと思っている。で、既に漏出してしまった状況をどのように評価するかという所は今後の評価の中に入ると思っている。
>ネオローグ 小嶋:
すいません。長くなって申し訳ないが、放射性物質の放出が管理されるという点だが、管理されるというのはこういった穴が開いてしまって水が漏れてしまうというこのような状況がある中で、管理されていると考えて宜しいのか?
>園田政務官:
はい。それをまさしく昨日からですね、ええ、これも踏まえて対策を講じるように、今日、保安院から支持が出るという事であるので、それを踏まえて東電のほうでどのような対策を講じるか、その報告を私どもとして、今、ああ、待っている状況である。
>ネオローグ 小嶋:
最後にお聞きする。その対策が講じられて達成した段階で、またステップ2の評価が最終的に得られるという事でよろしいか?
>園田政務官:
はい、あのう、今回の事案だけではなくて、総合的に施設の管理というものがきっちりと出来るという評価がなされた時にステップ2、冷温停止状態という物を確認するというそういう段取りである。
# 何が起きようが、9月16日に大臣が公言したステップ2年内前倒し、スケジュールありきは変わらない。楽しい楽しい年末のイベント、クリスマス、正月に事故収束を印象づけたい政府。会見に顔出さない細野大臣。ステップ2終了時も理由つけて質疑から逃げるの目に見えている。
>ネオローグ 小嶋:
今回の状況も踏まえてということですね?
>園田政務官:
はい。あのう、当然でございます。
>ネオローグ 小嶋:
了解です。ありがとうございます。
# 保安院は自分から動かないし、全ては事故を起こした当事者、東電から出てくる資料、報告が全て。保安院の言うことをそのまま。官僚の言いなりにしか見えない園田政務官。
http://ustre.am/_1huAX:Wcp 01:12:05 ~ 東電
時事通信 松田
Q:東電に聞く。(蒸発濃縮装置の水漏れ、海洋漏洩事故に関連して)側溝に流れたのが大きく見積もって 300L というのは通常の 200L のドラム缶だと1本半という事になるが、排水路の方の水の流れというのは恒常的にいつも水が流れている状態なのか?
A:東電 松本:
ハイ、アノウ。現在水が流れているという報告を受けているが、量等については現在確認中だ。この排水路というのは敷地内に降った雨が流れていく個所なので、まあ、量等に関しては雨が振ると多くなるし、振らなければ量が少ない、もしくは流れていないという状況になるかも知れないが、昨日の段階でどの程度だったのかについてはちょっと確認中だ。
>時事通信 松田:
昨日、一昨日雨降ったか?
>東電 松本:
あのう、降っています。前日まで降っていますので、その件では流れている可能性があるが、そういった所で少し、まあ、サンプリングに対する影響等も考慮する必要があろうかと思っている。
>時事通信 松田:
わかりました。で、排水路の底はコンクリか?
>東電 松本:
はい。排水路そのものはコンクリートのものになる。それから質問の回答が遅れて申し訳ないが、この排水路そのものの寸法だが、幅が1mあり、水の深さは約1cm、流速が 50cm/秒とう状況なので、流量としては1分辺り300リットル程度というような状況だった。
>時事通信 松田:
わかりました。そうすると結局、排水路に言った段階でもうあとは混ざって流れてしまうというわけか?
>東電 松本:
ハイ。従って排水路、あの、午前中お示しした側溝から出て排水路に到達したら海に流失したという事で考えられると思っている。従って、ええ、あの、本日お示しした建屋の下流側の所でβ核種はかっており、そこがどれぐらいの両検知できるかと言う所が、まあ、評価の判断のポイントではないかと思っている。
>時事通信 松田:
放水口の所での濃度というのは、β核種については突き止められるのか?
>東電 松本:
ハイアノウ、現在速報値ということでセシウムで測っているが、海水のサンプリングについても β核種を測定する予定だ。
>時事通信 松田:
わかりました。
>時事通信 松田:
この手の事は今後なきにしもあらずで、みんな排水路に流れこむのであれば、要するに漏洩がわかった地電で、海に至るまで 500m あるという、まあ、流れが早いとあまり意味が無いかも知れないが、途中で堰を止めると言うか、水門と言うか、或いは最終的に海にいたるところでシャットダウンするような何かそういう手立てはないのか?
>東電 松本:
ハイ、あのう、まずそういった、まあ、側溝になにかそういったいわゆるダムのようなものを作るというよりも、現地点ではまず建屋の保安院さんのカラの指示もあったが、建屋の先ず点検、それから漏洩があった場合にはその建屋の中できちんと収まるように漏洩の検知をして、今回 22時間程度、漏洩に築かなかったわけであるので、そういった早期検知と建屋から漏らさないというような所で現在、対応を考えたいと思っている。
>時事通信 松田:
あのう、コンクリにヒビがはいっているという事があったので、伺っているのだが。で、そのコンクリのヒビの原因は分かったんスカ?
>東電 松本:
いえ。分かっていない。従って点検等を進めて、この建屋、それから類維の水処理建屋があるので基礎を堰等のひび割れがないかというところを点検し、漏洩があった場合に漏れる可能性があるので、早急に修理を行う予定だ。
>時事通信 松田:
堰を内堀、外堀ではないが、外側にも更にもう一つ組む予定はないか?
>東電 松本:
ハイ あのう、今のところ具体的な検討は出来ていないが、やはり環境に放出する可能性があるという場合には2重の防衛策というのは必要かと思うので、少しそういった所は直ぐにはできないかも知れないが、検討していきたいと思っている。
>時事通信 松田:
わかりました。ありがとうございました。
http://ustre.am/_1huAX:Wcq 01:17:30 ~ 園田政務官
産経新聞 そばたに
Q:園田政務官に聞く。先ほどの質問と重複する部分もあるが、今後の東電の対応を見た上でその冷温停止、及び、ステップ2を達成可能かどうかという事だったが、確か前回の工程表海底の時に、汚染水の流出防止というのは達成になっていたと思うが、その辺はどうなってどういう解釈をすればいいのか?
A:園田政務官:
前回?(前回の工程表改訂の時に、あの、ちょっと私も記憶でしかないが達成と不達成で色分けしていたと思うが、それで汚染水の所は確か達成になっていたのではないかなという記憶があるが。)
はいはい。前回のですね。汚染水の漏洩については、アレは遮水壁ですよね?あっそうか、滞留水か?あ、ごめんなさい。ええ、っと、滞留水全体の量を減少させるという事であるので、そういった意味では、これについてはきちっと対応は出来ているというふうに考えている。
# 前回?じゃねぇよ。何いってんのこの人。ステップ2、冷温停止状態の矛盾に及ぶとすっとぼける政務官。
で、最終的なですね。判断としては先程、保安院からお話しがありましたように、言わば施設の安全性と言うか、漏れる、漏れないという所が先ほど来議論になっているが、装置そのものがきちっとした健全性というもの、これを今後、評価をするという形になると思う。
>産経新聞 そわたに:
するとこの部分と言うのは確認だが、冷温停止の部分に どちらかと言うと引かかってくる話しという事になるのか?
>園田政務官:
えっと、そうですね。冷温停止の判断の中で、あのう、まあ、放射性物質の抑制ということだから、当然ながら装置そのものがどう言った形でキチッと健全性が保たれているのか、というところにかかってくる訳でございます。
従って冷温停止という物を判断する際に、それがそういった中期的な安全確保策という形で政府からそういった考え方をお示しさせて頂いているので、それに対して東電がどういう形で対策を講じていくのかと言う所を今回の事案も含めて報告をしていただく必要があるということである。
>産経新聞 そわたに:
そうするとえっと、いわゆる冷温停止とセットになっている避難区域の解除なんかの時に住民の方からすれば、要は冷温停止というのは基本的には原子炉がある程度コントロールされていて安全ですよ、戻ってきて住んで頂いて結構ですよというふうな背景があると思うが、今回みたいに冷温停止間近のような状況で、
また漏出があったりしてしまうと、これはその対策で防げるかも知れないが、また、次、予期せぬことが起きるのではないかという不安が常に付きまとうと思うが、その辺の情報発信とか、その辺の考え方というのはどのように担保されていくのか?
>園田政務官:
はい。あのう、まあ、言わば年内を目途にですね、私どもはこの冷温停止状態、そしてそれが確認出来次第、ステップ2の終了という形を申し上げたいというふうに思っておるところである。その背景にあるのは、ご指摘のようにきちっと、この今の発電所の状況、原子炉の状況がしっかりと管理をされるということが大前提になってくるので、今後、こういったことがないような状況を如何に作っていくのか、と言うことが今後問われる事になろうと思っている。
だからこそ、先ほど来申し上げているが、保安院がしっかりとその辺は確認をしていかなければならないと言うふうに思っているので、その辺は厳格にチェックをさせて頂いていきたいと。していきたいというふうに思っている。
その上で、まあ、言わばこの案税制というものが中期的にきちんと担保できるという形が取れないと、ご指摘のような、まあ、言わば、ああ、ステップ2が終了すると、言うことができない訳であるし、そうなるとですね、区域の見直しという所も当然ながらかかってくる話で有るので、その辺は国民と住民の皆さんに対しても説明がしっかりと出来るような状況でなければならないというふうに思っている。
# どこまでも官僚主導。これまでも全く何もしない政府。東電、保安院の説明をそのまま発言、擁護するだけ。会見の宿題持ち帰り、パシリが自分の仕事だと勘違いしてるのではないだろうか?
>産経新聞 そわたに:
わかりました。ありがとうございました。
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Q:園田政務官に聞く。冷温停止については16日にもという一部報道が出ていると思うが、避難区域解除とか廃炉への工程表等の日程について国民の関心高いところだと思うが、その辺の今、考えている日程等、スケジュール感があれば教えて頂きたいと思う。
# 関心が高いのは産経新聞はじめ既存メディアでしょうが。如何に事実を伏せて年末のお祭りを演出するか。会見内容が全く報道されない現実。会見を見るしか本当の情報を得る手段がない現実。ネットで配信されているのに無関心で "ひとごと" にしか考えられないテレビ大好き日本人。
A:園田政務官:
はい。今現段階でですね。ええ、現地点で固まっているわけではない。ええ、今後、先ず、冷温停止状態というものを確認をすると言う所が、私どもに課せられた責任であるので、それをしっかりとやっていくという事になると思う。で、そしてそこから区域の見直しというものになって行くのではないかというふうに思うし、
また、廃炉に向けた中長期的な工程、これについても年内を目処にいうふうに両大臣、細野大臣と、それから枝野大臣より指示を頂いているので、その指示に従って年内を目途にこの中長期的なロードマップというものをしっかりとお示ししていくという形になると思う。
>産経新聞 そわたに:
ありがとうございます。
# 9月16日の段階でステップ2年内前倒しは既に決まってるじゃない。何言ってるのこの人。この1ヶ月で燃料落下、コアコンクリート反応、高濃度水素ガスの存在、Xe-135検出大騒ぎの失態、高濃度汚染水海洋漏出、次から次へと何があっても東電と口を揃えて保安院も冷温停止状態影響ないと繰り返す。報じないメディア。知るかぎりではNHK ニュースウォッチ9で水野解説員が疑問を呈していたけど、原発大好き大越キャスターは「でもギリギリで大丈夫だったんですよね。」と呆れたフォロー無知路程。また干されるのか。この会見2日後、12月7日の午前の東電会見では早々に今回の汚染水海洋漏出を考慮した「中期的安全確保の考え方」の修正版を保安院に提出している。保安院が問題ないと評価するのは目に見えている。つまり、その地点で自動的にステップ2終了ということになる。全てがスケジュールありき。年末の事故収束宣言に各社メディアも筋書き描く素材集めに会見に足を運んでいるのではないかと思ってしまう。
http://ustre.am/_1huAX:Wcr 01:23:50 ~ 保安院・文科省
NPJ 日隅
Q:漏水の関係で保安院に聞く。これまで東電が対応してきたことに対して、保安院としてこれは不十分であるという事で、東電に対してこのような対応をするべきであるというふうに指摘したことというのは、例えば汚染水の漏洩対策について言えばどのようなことがあったのか?
# 保安院は常に東電がすることを妥当だとしか評価しない。ずっと会見を見ているが、東電に対して何か厳しく指導したところを見た記憶がまるでない。アタリマエのことを指示した。妥当だった。の繰り返し。
Q:★文科省に聞く。(会見冒頭の宿題回答に関して)SPEEDI の関係で文科省から原子力安全委員に委ねることにしたことの連絡があったということなんだが、具体的にもう少し詳しく説明して頂きたい。これについて文科省側はどういう認識をされているのか?そういう連絡をしたのかどうか?連絡をしたとすればその意図はなんなのか?時期とか具体的に両省庁から教えて頂きたい。
Q:[★再質問]保安院に聞く。各原発の手順書というのは、これは保安院の方で報告を受けるということになっていたかと思うが、これについての具体的なチェックの方法は、どのようなことを保安院としてされているのか?されていないのか?されようとしているのか?
他
http://ustre.am/_1huAX:Wcs 01:41:55 ~ 園田政務官・保安院・東電
フリー木野
Q:園田政務官に聞く。先程、今回の潜水の漏洩に関して、海外等関係機関に通告済みという話だったが、具体的にどこに通報されたのか?
A:園田政務官:
http://ustre.am/_1huAX:WcB 02:15:20 ~ 園田政務官 回答
先ほどですね、木野さんからご紹介のあった件であるが、外務省から今回の漏洩については、在京の大使館全てにおいて外務省通じて連絡をしたそうだ。確認が取れた。
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Q:★保安院に聞く。漏洩防止の報告指示だが、これは期限を切っていないという話だが、仮の話で申し訳無いが、例えば15日とか、当日に出てくるとか、提出がない場合でも 16日の冷温停止状態というのは影響ないものなのか?可能になるのか?そういう判断になるのか?
Q:東電に聞く。今回の漏洩の検知気がついていなかったという話だが、これはなぜつけていなかったのか?堰で防止するというのはわかるが、それ以前に堰のところまで出ること自体問題だと思うが、これは例えば、そういう漏洩検知器を付けてしまうと鳴りっぱなしになって稼働できないとか、そういう状況なのか?その辺を教えて頂ければと思うが。
他
http://ustre.am/_1huAX:Wct 01:53:40 ~ 園田政務官・園田政務官
ファクター宮島
Q:先週末の東電の社内事故長の中間報告が出たが、あのう、まあ、政府の事故調、或いは国会の事故調含めて、その前になかなかの労作が出てきたと思うが、これにはまあ、東電は法例を重視してきたし、ええ、アクシデントマネジメントについては国と一体としてやってきたと強調されているが、原災本部のまあ、政務官であられる園田さんは、この後、最終とりまとめを行うそうだが、この東電の努力と言うか、この報告書についてどのような感想と言うか、受け止めを持っておられるのか伺いたい。
# なかなかの労作?この東電の努力???
で、この報告書を読むと改めて、まあ、あのう、とにかく吉田さんという方がベントであれ、海水注入であれ、第一級の証人であるということは、社内調査でも明らかになっているが、原災本部として今入院冴えれている吉田さんというのが、やはり第一級の証人であると言う認識をお持ちであるのかと言う事を伺いたい。
Q:保安院に聞く。東電の社内事故調、中間報告について森山対策監に伺いたいが、勿論この中には保安院に関わることも出ているし、東電はまあ、原因者であり、保安院は監督官庁である訳だから、その事実関係については事前に擦り合わせ、ある程度の紹介をして確認を取ったと。
まあ、評価に係ることは別として、ここに書いてある事実については、ある程度保安院として了解したものであると見ていいのか?その辺を伺いたい。
他
http://ustre.am/_1huAX:Wcu 02:04:00 ~ 東電・保安院
読売新聞 三井
Q:東電に聞く。(塩分蒸発濃縮装置の水漏れ、海洋漏洩事故に関して)先程、排水路の流速が毎分300リットルと仰られたかと思うが、かなり思っていた以上に水が流れているように思うが、そうすると 15時30分に取水が終わってサンプリングが 17時過ぎとなると、なかなかもう、流れていたとしても流れ尽くされていて、17時の水には痕跡残っていないと思うが、その点はどう評価されるのか?
Q:東電に聞く。(蒸発濃縮装置の水漏れ、海洋漏洩事故に関して)基本的なことだが、蒸発濃縮装置と RO膜をえた経た後の水というのは β核種は同じレベルで入っているのか、或いは塩分と一緒に取れるものなのか教えて欲しい。
Q:保安院に聞く。(蒸発濃縮装置の水漏れ、海洋漏洩事故に関して)先程、東電に対する指示で、原因究明、安全策などの3点の指示を今日中に文書で出すと言っていたが、これは既に口頭でも出したのかどうか?後、施設運営計画をそういった今回の実施も踏まえて、訂正して踏まえて出すようにということもあったと思うが、それはまた別個の支持となるのか?それは何時を指示されたのか?
福島第一原子力発電所における蒸発濃縮装置からの放射性物質を含む水の漏えいを踏まえた対応について(指示)
別添:「福島第一原子力発電所における蒸発濃縮装置からの放射性物質を含む水の漏えいを踏まえた対応について(指示)」
他
http://ustre.am/_1huAX:Wcx 02:10:35 ~ 文科省・園田政務官
ネオローグ小嶋
Q:東電に聞く。先ほどの木野さんとの質疑の中で、以前、淡水が漏れたことがあったと言う事だが、これに関してこの当時に対策をされたのか?対策をしなかったため、今回の水漏れが起きたのかということを聞きたい。
Q:文科省に聞く。今回、食品の学校給食の 40Bq/kg 以下の目安の件だが、結局、中川大臣と森副大臣の中で言い方が、機種選定の目安なのか、結局、給食食材の目安なのかというところの差があるので、結局、この 40Bq/kg という目安は、食品安全委員会の結局 5分の1になるだろうというところなのか、それとも計測する機種の予算の関係から来ているのか?
他
http://ustre.am/_1huAX:WcB 02:15:20 ~ 園田政務官
フリー木野
フリー木野氏宛回答。「先ほどですね、木野さんからご紹介のあった件であるが、外務省から今回の漏洩については、在京の大使館全てにおいて外務省通じて連絡をしたそうだ。確認が取れました。」
http://ustre.am/_1huAX:WcG 02:15:45 ~ 東電
東電 松本
本日の作業実績
http://ustre.am/_1huAX:WcK 02:22:25 ~ 保安院・東電
フリー木野
Q:[★催促]保安院に聞く。以前からお伺いしているが、3月12日の午後2時の中村審議官の会見で発電所周辺か、1号機の周辺でセシウムやヨウ素が出たという話があったが、これは場所は1号機の周辺なのか、発電所の周辺なのか、或いは一部報道では放医研が見つけたという話があったが、確認できたか?
Q:[★催促]東電に聞く。12日のベント作業の被ばくの4人の方の線量を以前教えて頂いたが、これは線量は当日、1日のものだったのか、それともベント作業だけだったのか確認できたか?
Q:[★催促]東電に聞く。以前お伺いしたが、大津波警報が出た後に3m の予報が 午後3時14分に6m になった際に追加の何か避難指示であるとか、作業指示というのは何か出されていたのか?確認できたか?
Q:東電に聞く。先程の(蒸発濃縮装置から)漏れた水だが、昨日、β線量が 110mSv/h という話があったと思うが、これは 110mSv/h はどのへんで測ったものか?
他
http://ustre.am/_1huAX:Wcy 02:31:45 ~ 安全委員会・文科省・保安院・園田政務官
NPJ 日隅
Q:先ほどの SPEEDI に関する件だが、先程、文科省と安全委員会の間で文科省を通さずに安全委員会で委ねることにした云々の協議が行われたんだということを言われたが、安全委員会側としてはその、協議の内容、或いは協議に出た方等についてはどのような認識があるのか?
Q:[★催促]現地の説明会の地元住民の説明内容について、前に園田政務官から一つ開示頂いて、その結果、ちょっとこれは誤解を呼ぶのではないのかなと思える部分があるという旨の指摘をさせて頂いたりもして、開示をして頂いたことがとても役に立ったのかなあと思っているが、他の所で配られたものについての公開はその後どうなっているのか?
Q:★園田政務官に聞く。福島県が民間賃貸住宅の借り上げ制度について、他県に対して打ち切りを要請したということが、先月の末に報道されたが、それに対して昨日、福島県知事に対して FoE Japan とか、福島の子供たちを守る法律家ネットワークとか、子供たちを放射能から守る福島ネットワークとか幾つかの団体から抗議が福島県知事にされていて、
昨日は これまでいろんな事情で避難出来なかったが、自主的に避難を行いたいちょうど年度の変わり目で行おうと、つまり来年3月末とかに避難を行いたいと思っている方も居たりするということなんだが、そういうかたの声というのは、こうやってふつふつと上がってきている中で、福島県知事がそういう事を他県に対して要求していることについては、園田政務官としては何か福島県に対して要望されるとか、そういうような事はされないのか?
他
http://ustre.am/_1huAX:WcX 02:44:40 ~ 保安院
森山対策監
本日の指示文書の写到着(蒸発濃縮装置)福島第一原子力発電所における蒸発濃縮装置からの放射性物質を含む水の漏えいを踏まえた対応について(指示)
別添:「福島第一原子力発電所における蒸発濃縮装置からの放射性物質を含む水の漏えいを踏まえた対応について(指示)」
http://ustre.am/_1huAX:WcL 02:46:50 ~ 文科省・東電・園田政務官
ニコニコ七尾★
Q:文科省に聞く。学校給食の食材に含まれる放射性物質に絡んで基本的なことをお伺いする。文科省は 11月30日に自治体による検査の支援事業の実施に向けて、東日本の教育委員会に通知を出した訳だが、これがどうして17都県に限られているのか?その理由について教えて頂けるか?
A:文科省 伊藤審議官:
17都県に限らせて頂いたのは、ええ、(長~い間)当時その、かく、これらの県における、その、給食の食材の利用状況とか、それから、ええ、そ、れ、まで、に、なんて言いましょうか、検出されていおります、えええと、食品の、まあ、値など、を、加味して17にしたと聞いている。
# 考えながら適当に答える文科省 伊藤審議官。一体どれだけ福島県を始めとした東北の野菜が関西に流れ込んでいると思っているのか。夏場の高原野菜は以前からあったとしても、そうでない野菜、ピーマンや人参、しいたけ、ネギ、主に淡路や四国、中国が中心だった野菜のほとんどが福島産、東北産に入れ替わった関西。十分な調査、情報入らない中、買える野菜がなくなった現実。事故直後からろくな検査もなしに経団連米倉の指示で流通経路確立、会社の食堂で消費された。東北、福島県産の野菜を食べる。関西連日の食べて応援しようキャンペーン。NHKニュースウォッチ9では、バイヤーがが高くても売れると関西の野菜を買い付けに来ると利害関係一致の報道。警戒心のまるでない関西こそ内部被曝の恐れが高いのではないかと思えるほど。加工食品にしても見慣れないインスタントラーメン、ガラリと代わった商品。見れば東北、茨城、岩手、福島の見慣れないメーカー。福島工場製造は別の県で製造したことにしてもいい事に消費者庁の風評対策公然偽装のはからい。これまで見かけなかった加工食品で溢れ様変わりしたスーパーを原発事故以降この目で確認してきた。関西では9月30日の段階で給食検査を行なっているのは大阪市と京都市のみ。検討してるのは神戸市、市二宮、田辺市、あとひとつの4市のみで他は給食検査行うつもりなし。給食でさつまいもを茨城産から宮崎産にすると1.5倍に価格がという悲鳴。近所のスーパーがあんな状態なのに学校給食で福島産はじめとする東北産の野菜が使われていない訳がない。本当に馬鹿にしている政府、国の対応。信頼など得られるわけがない。
>ニコニコ 七尾:
すいません。ごめんなさい。今の説明分からなかったが。すいません。もう少し詳しく教えて頂けますか?食品の流通ということですか?
>文科省 伊藤:
(長~い間 約10秒)ええと、前回、も、実は同じような質問を頂いたが、ええっと、この事業の対象とする都道府県は、地域の実情に応じながら、その地元の、や、周辺地域の食材が給食に、まあ、使用されているかどうか、、と言った点とか、それから野菜などの放射性物質の検出状況を考慮して、東北と関東甲信越、及び静岡県の17都県とさせて頂いたと言う事である。
# うそつけ!!!大阪は酷いぞ。適当なことを言うな!!事故後、野菜が東北産以外手に入らない状況が長く続いたのに。ここ1ヶ月程、冬物の野菜が少しずつ買えるようになった。
>ニコニコ 七尾:
すいません。まだ分からないが。あのう、これ食材って日本全国に流通していると思うが、17自治体以外は、だって全国のあらゆる食材が流通していると思うが、
>文科省 伊藤:
あのう、もちろん、あのう、ええ、検査を受けて、ええ、その、暫定基準値をうわまわ、下回ったものにについては全国に流通しているが、ええ、まあ、地産地消とか、地元の食材をまあ、あの、より、その、ええ、東北、あるいは、その、申し上げた関東甲信越、の地域では、他の例えば九州、中国などのよりも、地元の食材を使う可能性が高いだろうと、で、そういう中で、ええ、学校関係者、或いは父兄からの不安に対して適切に対応していくということから、ええ、現在申し上げたような 17都県というのを取り敢えず、補助事業の対象としたと言う事である。
# いい加減なこと言うな。しどろもどろの文科省 伊藤審議官。現に関西の学校給食では買い付けによって値段が上がって価格の低い東北産の食材が大量に消費されている現実があるんだよ!!関西では全くといっていいほど警戒心がなく、学校給食に反対しているのはごく一部なんだよ。瓦礫受け入れ前提であることも全く大阪府民は知らない。知らされていない。文科省が考慮しているのは放射能に対する警戒心の低い所はいいだろ、それだけ。過小評価、隠蔽の常習犯、文科省。経産省と並んでもっとも信用ならない腐りきった省庁。原発事故、住民被ばくに対する責任は、民間の常識に則って絶対に責任をとってもらわないと同じ事がいつまでも繰り返される。
>ニコニコ 七尾:
これ、全国の学校給食はですね。親御さんたちがですね、17都県に限らず皆さん心配されていて、当然、我々だっていろんな所で各地の食材を普通に買える訳だから、当然、学校にも流通しているわけでして、ちょっと仰る意味がよくわからないが。これ、全国を対象にすべきじゃないのか?そういう議論というのはないのか?
>文科省 伊藤:
勿論、そういうご指摘もあろうかと思う。あの、この、ええ、食品の、その、放射線の、測定器の補助事業のそもそもの主旨と申しますか、前提として、ええ、2点ございまして、先ずは食品の安全については、その暫定規制値を超えるものが、まあ、史上に出回らない、そのような、措置が取られているという前提に立っている。
# いつまでも高すぎる事故直後に適用される暫定規制値を使い続けるんだよ。安全委員会が6月2日 http://www.nsc.go.jp/info/20110602.pdf の段階で既に事故直後を想定して決めた高い暫定規制値を6月の段階でここまで長く使われれることを想定してなかったといっているのに、9ヶ月経過しようとしている現在も、まだ暫定規制値を使い続ける国、文科省。それが国の基準値のあるか如く、下回るから安全だと報道を続けるマスゴミ。毎日食べる米が 500Bq/kg 基準に出荷が決められている現状自体あり得ないのに。
まあ、その上で学校給食に対する不安、これはまあ、特にその、今、申し上げたようなご地元とか、東北関東域において、そういう不安の声をよく、高いとういことで、学校給食における、その、まあ、安全に加えて安心と言う観点から、この、測定器のですね、補助事業を三次予算に計上したものである。といった事業の趣旨から見て、ええ、直ちに全国にそれを配置して、ということまではしなかったと言う事である。
# あくまで安全なのだ。安心を提供するためなのだと。本当はそんなものなくても問題ないのだと主張する伊藤審議官。一方、細野大臣は御用学者が仕切る低線量被ばくワーキンググループで基準値そのものを100mSv以下は低線量被ばくで健康に影響ないのだという事で結論(印象)付けようと躍起で、100mSv から 250mSv に作業員被ばくの法定限度を引き上げたように公衆被曝に関しても辻褄合わせで引き上げようとしている。瓦礫処分にしても放射性廃棄物が埋め立て処分可能に。無茶苦茶だよ。原発事故の過小評価に他ならない。原発は絶対に潰す。まかり通ったら原発推進勢ムラが勢いづくのは目に見えている。
>ニコニコ 七尾:
あのう、今、安心という事であれば、これは日本全国の親御さん、皆さん、これ安心したいと思うが、これは、この1億円でしたよね?三次補正で。おそらくその1億円だけだと足りないということだと思うが、これ、全国には対象を広げないのか?機器を買うにもかなりの金額なので、補助がないとなかなか難しいと思うが。これは半額の補助だと思うが、全国から 17都県以外にも助成はないのか?
>文科省 伊藤:
あのう、三次補正で計上させて頂いたのは 約1億円強であり、その半額の補助 と 残りの半額についても、あの、国税措置を行うということであるので、ええ、今申し上げた都県については、実質、ええ、ご地元の負担なく購入できるかと思う。
ただし、あの、ええ、給食のそのすべての学校、全ての給食について行うということではなくて、まあ、この三次補正で想定している台数というのは、例えば 各都道府県で5台程度見積もっている。従って、あのう、今後あのう、全国からそういう要望があるかも知れないが、取り敢えず三次補正においてはそのように対応させて頂いたという事である。
>ニコニコ 七尾:
繰り返しになるが、17都県以外に全国に広げる、だって食材というのは全国に普通に流通している筈で、ご説明だとなんか、非合理的なというか、よく分からないが。これは全国対象にすべきではないのか?
# 特に関西は政府の食べて応援しよう基地外キャンペーンで東北の食材があふれている。原発事故以前は見たことのなかった味付けの違う関西で東北地元メーカーの加工食品がそのまま販売されている。なんか見たことのないパッケージだなぁと思ってみると、茨城、岩手、福島、千葉の会社。流通とか、そういう次元の話しではない。
>文科省 伊藤:
あのう、繰り返しになって恐縮だが、給食の食材の利用状況とか、ええ、
# 現実と違う口からでまかせ発言を公然とされると怒りを通り越して憎しみすら湧いてくる。全国の学校給食の食材の利用状況を調べたという根拠となる資料を出して頂きたい!そう要望すべき。嘘は徹底的に暴いて晒さないと駄目だ。意味不明な不誠実な回答に普段は紳士で穏やかな七尾記者も、、
>ニコニコ 七尾:
いや、だから利用状況でいうと、これ全国に流通しているから、
>文科省 伊藤:
利用状況の程度と申しましょうか、関心の程度を踏まえて一律、全国、うう、という所は、まあ、もう一つは、まあ、財源の問題もあるので、先ずは、17都県で始めさせて頂いたという事である。
# 白状した。利用状況の程度ではないということか?関心がなければいいだろと。観念して財源の問題で先ずはと、含みを残す発言に変えた。これが官僚。怒り通り越して憎しみすら湧いてくる。嘘をつかずにちゃんと説明する事が出来ない。
>ニコニコ 七尾:
いったん、打ち切ります。すみません。
# 呆れる七尾記者。
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Q:東電に聞く。吉田前所長はまだ入院されているのか?病名をお伺いするとかそういう事ではなくて、入院はされているのか?
A:東電 松本:
ハイ、アノウ。確認するが、まだ退院したという連絡は受けていないので、入院加療中だと思う。
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Q:園田政務官に聞く。冷温停止状態達成宣言をされるのであれば、高橋新所長も会見に同席されるべきだと思う。というのは、現場の最高責任者になるわけで、吉田所長は以前から一部報道陣もインタビューされたし、ビデオレターなどでどう言った方なのかということは予測はつくが、報道もあったし。
高橋新所長に関する情報は一切無くて、これは冷温停止というのは現場の最高責任の問題なので、その際に会見に同席して頂きたいと思うが、この点如何か?
A:園田政務官:
はい。あのう、新所長がですね、ええ、高橋さんがこの場に同席という意味があいが、あのう、なんとも今、質問頂いてつかめなかったが、そういう面では、まあ、言わば、現場の責任者といいますか、東京電力としての今、この、毎月やっているロードマップのですね、ええ、まあ、言わば道筋の改訂における東電のこの場における責任者としては、相澤副社長が東電の責任を負ってご説明をさせて頂いているという状況がございますので、まあ、そういった面では東電として誰がこの場に来るかというものはキチッと対応はしてもらいたいなと、いうふうには思っている。
# 現場の最高責任者として当然と言ったのに、人の話を聞いてない園田政務官。あくまで東電サイドの立場で説明をする園田政務官。東電、保安院を尊重することしかしない統合対策室を取り仕切る園田政務官。
で、その上ででありますけれども、政府として今後、どういう形でこの冷温停止というものを皆さん方にお話しをさせて頂くかは、それはあの、こちらの内部の話であるので、その点についても併せて検討はしておきたいというふうには思う。
# 冷温停止状態ではなくて、冷温停止に。
>ニコニコ 七尾:
是非、細野大臣にも是非、高橋新所長同席についてお伝え頂ければと思う。
>園田政務官:
大臣にも当然、そういった要望があるということはお伝えはしておきたいと思う。
>ニコニコ 七尾:
ありがとうございます。
http://ustre.am/_1huAX:WcM 02:57:05 ~ 東電・文科省・園田政務官
NPJ&吉本興業おしどり
Q:東電に聞く。汚染水が漏えいされた件で、コンクリートのひび割れから出てきたということで、そのコンクリートは何らかの防水措置は取られていないのか?FRP防水など、何らかのシームレス構造にはなっていないのか?昨日の写真を見ると、かなりの勢いで汚染水が漏洩しているが、そのコンクリートのひび割れが決壊する恐れはないのか?何らかの措置は取っておられるのか?
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Q:東電に聞く。Xe-135(キセノン135)についてお聞きする。現在、Xe-135 は割と同程度、常に発生しているが、前回、増倍係数をお聞きしたが、かなりこれは1に近い臨界に近い状態だったと思うが、増倍係数は改めて計算しておられるのか?その11月7日の資料では、0.6m3/h ガスが流出しているという資料も出ていたと思うが、その中にこの Xe-135 は常に含まれていると言う事か?
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Q:文科省に聞く。NNSA のデータだが、ネプツニウム239が5月の時点で深川市などで 100Bq/m3 以上検出されているが、ネプツニウム239は、半減期が2.3日ですので、これがアメリカ軍の調査で5月の段階で検出されていたという点で、文科省、そして JAEA としてはどういう評価をされているのか?
そしてこの資料によると3月の地点で、いわきや北茨城なども 100Bq/m3 以上汚染されていて、飯舘村や福島市よりかなり汚染が強いという結果が出ているが、3月末に小児甲状腺サーベーが行われて、それにいわきの4歳児が最高の汚染の線量が出たという(被ばく)結果が出たが、それの整合性、それの理由の説明など、どこかが検討はされているのか?
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Q:園田政務官に聞く。これは厚労省の管轄になるのだが政府としてどう認識しているのか、評価しているかという点でコメントを頂けたらと思う。10月20日に社会保険審議会の統計分科会と言う所で、患者調査についての審議が行われた。
患者調査というのは3年ごとに医療機関でいろいろな疾病などの調査をするが、平成23年度はその患者調査の年度にあたっており、今年は宮城県の一部と福島県の全圏で患者調査は除外するということが 10月20日の統計分科会で認証された。
この件について厚労省と、そして被災者生活支援チームと福島県庁、宮城県庁などでお聞きしているが、明確な回答が得られない。なぜ、白血病や先天性の奇形などを調査する患者調査を今年は福島県、宮城県の一部で除外するのか?被災地だからということだが、岩手では調査される。そして、宮城の内陸部でも調査される。
ですので、福島の内陸部、会津の方などではそんなに医療機関なども被害を受けていないので、なぜ、患者調査をしないのか?あちこちに聞いているが、明確な回答は得られない。ですので、政府としてこの件を認識しているのか?そして、それを了承しているのか、回答を頂けたらと思う。
# 放射線による健康被害が明らかになることを恐れているのか・・・
A:園田政務官:
[★宿題]厚生労働省の社会保険市議会で宜しいか?(おしどり:はい。そこの統計分科会です。)はい。あのう、すいません。えっとですね。先ず、ちょっとどう言ったものなのか、私も現地点で知っていないので、あの、一度調査をしておきたいと思う。で、その上でありますが、通常、私の経験上申し上げると、厚生労働省の場合は、あれは全て審議会はホームページでオープンにしていたと思うが、この部分は出てきていないか?
>おしどり:
いえ、オープニンになっているが、宮城県の一部と福島県全県で今年度の患者調査をしない事についての理由はオープンになっていない。なので、厚労省に直接問い合わせ、回答を得た。で、その回答して頂いた方も、その理由はホームページ上にオープンにしてはいないとの事だった。
>園田政務官:
オープンにしていない理由はなんと仰ってましたか?
>おしどり:
オープンにしていない理由は宮城県の沿岸部と福島県全圏は被災地であるので患者調査を医療機関にかける負担というものを考えて、今年度は宮城県の一部と福島県の全県は患者調査をしないという回答を頂いたが、ではなぜ、宮城県の内陸部では患者調査をして、福島県の内陸部では患者調査をしないのかという質問には明確な回答を頂けなかったので。
>園田政務官:
あっ、そういう意味ですね。わかりました。ちょっと恐らくですね、宮城県の場合は今、仰ったように沿岸部とそれから内陸部とでは事情が違うということなんだろうな、と私も受け止めたが、福島県の場合は恐らく全域でこれから健康管理調査もやっていくという所があるので、
そういった面では少し宮城県とは事情が違うのかなぁというふうには受け止める事ができるのではないかと思うが、何れにしても厚生労働省がどういう、それを受けてですね、審議会の発表を受けてどういう形で判断したのかという事は、あの、今後、少し調査してみたいと思う。
>おしどり:
分かりました。よろしくお願いします。
他
http://ustre.am/_1huAX:WcP 03:15:20 ~ 安全委員会・文科省・保安院
NPJ 日隅
Q:SPEEDI の関係で安全委員会の運用実績がですね、ホームページにまとめて載っていないような感じがするが、もし、安全委員会でやられている、ここを見れば全部わかりますよというのがあるのであれば教えて頂きたいと思う。
Q:先ほど文科省が単位放出量の結果については継続的に行なっていたという事なんだが、それを活用しないということについて、事務局である保安院と協議をしたのかどうかと言う事を改めて確認したい。安全委員会の方にそのような、3月16日に改めて連絡をするにあたって、その段階で保安院とそのような協議をしたのかどうか。
Q:先ほど配って頂いた保安院の指示書だが、これは結局、漏洩の問題だけな訳ですよね。さっき、ちょっと私と森山さんとの間で幾つかのやり取りがあったが、私はその、漏洩だけの問題ではなくて、対応状況について、全体をきちんと積極的に保安院側から見なおしていく必要があるのではないかと。
チェックをしていく必要があるのではないかというような質問をしたつもりで、それに対してまあ、結局これだと漏洩の問題だけで、他の問題でまた起きたら、
また起きましたから、じゃあ、またこういう事をまたやりますという事になるだけで、事故が起きる可能性がゼロでないというのはわかるが、極力ゼロにするというのが保安院の役割じゃないかなと思うが。その辺りの方策と言うのは何か考えてらっしゃらないのか?
福島第一原子力発電所における蒸発濃縮装置からの放射性物質を含む水の漏えいを踏まえた対応について(指示)
別添:「福島第一原子力発電所における蒸発濃縮装置からの放射性物質を含む水の漏えいを踏まえた対応について(指示)」
他
http://ustre.am/_1huAX:WcQ 03:20:25 ~ 東電・保安院・園田政務官・
フリー木野
Q:東電に聞く。先ほど質問で答えを聞きそびれたような気がするが、堰があるから水がそこに溜まるからという事で、漏洩検知気付けなかったという説明だったが、これは理由というのは、そうすると付ける必要がなかったから付けなかったということなのか?それとも何か他に技術的な問題で付けられないような問題があったのかどうか?
Q:汚染水の淡水化の出口と入口の所だが、全ベータしかデータが出ていないようだが、核種分析はされてないのか?採取されたのが最初、9月20日だと思うので、流石に2ヶ月はかからないと思うが、これは一体どうなっているのか?説明頂ければと思う。
Q:東電に聞く。4kmの循環注水の関係で 4km 配管を引っ張っている中の時々漏洩がある場合に、漏えいしたものを測ってもバックグラウンドを押し上げる線量になっていないという説明が先ほどあったが、これは漏えいしたものを測ったというのは、何を測られたのか?β線関係の分析というのはされているのか?
Q:[★催促+α]園田政務官に聞く。福島の現地での住民説明会だが、前回あの、もうだいぶ前、11月末だが、回数であるとか色々教えて頂いたが、その後も継続してやられていると思うので、その後どういう状況なのかというのを前回に頂いてから、たぶん来週で1ヶ月ぐらいにまたがるので、引き続き教えて頂ければと思う。
それから前回、お伺いした数、10月19日までの実績で、個人に2,300人の法人と個人の事業主が 12,300と、これ要するに福島県全体の人口からすると圧倒的に少ないが。その他の方々というのは、要するに説明会に出ていらっしゃらないという事になると思うが。
そう言った方への対応であるとか、もう少し周知徹底をする必要が、いろいろな情報、除線の事含めて周知徹底する必要のある情報がこれからどんどん増えると思うが、どういうペースでやっていかれるような、何かスケジュール感であるとか、方法みたいなものがあるかどうかお聞かせ頂ければと思う。
他
http://ustre.am/_1huAX:WcS 03:41:55 ~ 安全委員会
NPJ 日隅
Q:先程(SPEEDI)の安全委員会のホームページについて2点確認したい。ここのホームページには公表についてはデータ整理が済み次第、順次公表してまいりますと書いてあるが、ここに公表してあるものが現段階では全てという事でいいか?
A:原子力安全委員会 加藤審議官:
はい。載っているものが全てでございます。
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Q:先程(SPEEDI)の安全委員会のホームページについて2点確認したい。もう一点はその他の所で試算結果、1号機からの放射性物質が、3月12日計算というのがあって、これが 16日以前だが、これは安全委員会のほうが保安院から文科省でやってもらったものだからここに書いてあるという主旨でいいか?
http://www.nsc.go.jp/mext_speedi/index_3-4.html
A:原子力安全委員会 加藤審議官:
はい。これは3月12日の水素爆発があった後に影響を見ようということで、これは文科省を通じて原子力安全技術センターに依頼して行ったものである。
>NPJ 日隅:
これはヨウ素剤の配布についての意見を安全委員会は述べられているが、それに関わるものか?
>安全委員会 加藤:
それとは直接の関わりはなかったものと聞いている。
>NPJ 日隅:
そうですか。ではヨウ素剤配布についての意見を言う際に SPEEDI を安全委員会の方でお願いして使ったということはないのか?
>安全委員会 加藤:
ヨウ素剤についての13日頃に1万CPM を超えていたらヨウ素剤の投与を考えろと、あれはこのSPEEDI とは関係なくて、1万CPMという数字の持つものの意味合いからして、そういうふうに申し上げたと、そういうふうに聞いております。
>NPJ 日隅:
そうすると特にその段階で何かデータを文科省、保安院なり、もらって判断した訳ではないということですね?一般論として。
>安全委員会 加藤:
そうですね。モニタリングレベルとその数字の持っている意味合いの関係、まあ、普通そういった放射線防護の専門家の中で普通、頭の中に入っていること、或いはこれまでのマニュアルに書いてあることを想起してそういうコメントをしたと聞いている。
>NPJ 日隅:
ありがとうございます。
http://ustre.am/_1huAX:WcW 03:44:15 ~ 東電
東電 松本
ハイ、先ほど原子力安全・保安院さんのほうから指示文書を受領したのでその受領のプレスをしてる。20時調度になるが、会見場の入り口のところにおいているのでお帰りの際にお持ちくだささい。それから蒸発濃縮装置から過去に水漏れがあったかという質問があったが、試運転時も含めて水漏れはなかったので併せて連絡させて頂く。以上だ。
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