2011年 9月 20日 共同記者会見 (67回)
■IWJ Web Iwakami - 岩上安身オフィシャルサイト
- http://www.ustream.tv/recorded/17389692
- http://www.ustream.tv/recorded/17391270
- http://www.ustream.tv/recorded/17392255
- フリーライター木野龍逸さんによるまとめ
■ニコニコ動画
Twitter 視聴者の声
■会見のポイント
前回のロードマップ見直し会見よりも変更は少なく、普段から会見を見ている人には退屈な進捗状況のまとめ報告会見。質疑ではロードマップのスケジュールについて、前日の IAEA総会後の細野大臣の会見で、年内に冷温停止を前倒しにするという発言から、ステップ2前倒しかという最初に質問した記者のミスリードに振り回される会見に。
おかげさまで細野大臣と政府統合対策室、東電、保安院の足並みが全く揃っていない事が露呈する会見となっている。曖昧な冷温停止の定義に関する質問が再び再燃。質疑もこれまでの繰り返しで、実績を強調する政府、東電だが何かが大きく進展したとはとても思えず。
冒頭の1ヶ月の進捗状況を説明しただけという内容で、相澤副社長も冒頭の10分の説見だけで質疑では誰からも相手にされず、5時間の相澤副社長放置プレイからもそれが伺える。西澤社長は出席しないしわ、細野大臣が統合会見に出席することは今後もないだろうという事を強く印象づけた会見に。作業員の食事支給を廃止したことなど都合の悪い事は一切報告しない東電にとって都合の良い報告会見である事は相変わらず。
■放射性物質 放出量試算は前回と同じ 2億ベクレル/時
事故収束、実績強調をするあまり住民帰宅を視野に入れた7月19日のロードマップに向けて、取り敢えず政府が東電に無理やり示させた感のある放出量の値が240億Bq/h。次の8月17日のロードマップ会見では2億Bq/hに下方修正。今回、サンプリング地点を増やして精度が上がったと報告しながらも、試算結果は2億Bq/h と前回の評価と変わらず。
■質疑にあがった話題
福島第1原発事故 賠償請求に案内書160ページ、記入用紙60ページ
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110920dde041040006000c.html
原発事故時:東電が衆院委に開示 大半黒塗りで
http://mainichi.jp/select/today/news/20110908k0000m040109000c.html
NPJ 日隅氏と木野氏の質疑は要確認です。
# 質疑全文と宿題追跡は未着手。分業できる体制を (ヽ´ω`) DB Project参加中
■本日の議題
今回から 下記、式次第の時間は分割された動画時間ではなく通しの時間を表記しています。ニコニコ生の過去動画と時間が一致するわけではありませんが、通しのタイムコードなので 内容を確認する際に、ある程度の目安になると思います。質疑に関しては IWJ 録画データのタイムコードを表記しています。
これまで質疑はIWJ録画のTC(時間)を表記していましたが、この回から通しの時間に変更しました。