2012年6月29日金曜日

東電会見 2012.6.29(金)18:00 ~ 月に一度の作業員被爆管理状況 厚労省報告。2号機圧力抑制室 三角コーナー×4滞留水のサンプリング結果ほか

東電会見 2012.6.29(金)18:00 ~

トラブル報告なし。海側遮水壁工事で明日から矢板を打ち込むために地盤掘削作業に。海側遮水壁2年後の竣工予定に変更ない。プラントメインは昨日の2号機4隅のトーラス室三角コーナーの滞留水分析結果報告。

4コーナーとも10E+4Bq/cm3レベルで大きなばらつきなく、昨日発表の温度、水位を加味しても漏洩箇所の推定に至る情報は得られなかった結論。小高区沖合15km地点と請戸川沖合18km地点の2地点の魚介類のサンプリング結果報告あり。

最大は請戸川沖合18km付近採取のマコガレイ2匹の身の部分のみの平均値。セシウム134/137合計 135Bq/kg。報告は2件。厚労省に月1度提出の福島第一作業者の被ばく線量評価報告。5月従事最大外部被ばく線量は16.85mSv。

最大外部被ばくは協力企業作業員で3号機原子炉建屋の瓦礫撤去作業に従事。5月の平均は東電社員 0.59mSv、協力企業は1.29mSvだった。(まだHPに資料ないので確認できない)

経過措置適用者(250mSv)は4月30日で法的な適用期限が終了したため今回の報告から削除したとのこと。報告2件目は保安院さまに外部電源の信頼性確保(開閉所、変圧器)の耐震性評価指示文書に対する報告(福島第二、柏崎刈羽)

(開閉所、変圧器の)入力地震動の算定が完了した旨の報告であり耐震性評価は今後。平成24年12月に耐震性評価を終了する予定。(工程チャートあり)入力地震動の算定妥当評価は近い内に保安院からあると思われ。

2号機取水口付近海水濃度上昇。【質疑】株主代表訴訟テレビ会議システム記録証拠保全申請関連が中心。ビデオ公開、中身の確認すらしていない、旧態依然の新生東電の広報に対する手痛い注文が多数。フリーランスゼロで現場視察の話題もなし。(´・ω・`)

○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

○報告

○その他

2012年6月28日木曜日

東電会見 2012.6.28(木)18:00 ~ 福島第一 2号機原子炉建屋 圧力抑制室三角コーナー×4隅の水位、温度調査結果 ほか

東電会見 2012.6.28(木)18:00 ~

トラブル報告なし。本日14時46分、昨日のトラブルで冷却停止していた2号機使用済燃料プールの冷却再開。停止時22.9℃ 再開時26.4℃、本日17時 26.7℃ 若干上昇は攪拌による一時的なものと見ている。

2号機建屋地下1階4隅の三角コーナー滞留水の水位、温度測定結果報告。作業員6名、計画線量8.7mSv、11時~13時の作業で最大被ばく4.02mSv。

水位に優位な差は見られず、最も水位が高いのは南東コーナーOP3190 で一番低いのは南西コーナーのOP3050。採取した水の分析結果は明日以降。

○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

○その他

○関連

平成24年6月28日(木) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 15時30分 ~ 大飯原発 7月1日再稼働見込み、DOE航空機モニタリング情報隠蔽、質問回答ほか

平成24年6月28日(木) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 15時30分 ~

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○関連 ~ 利益相反学者司会による保安院主催の意見聴取会

2012年6月27日水曜日

東電会見 2012.6.27(水)18:00 ~ 1号機トーラス室調査結果 最高 10,300mSv/h(10.3Sv/h)漏洩箇所特定できず。2号機使用済燃料プール警報で冷却停止。水処理週報、ほか。

東電会見 2012.6.27(水)18:00 ~

トラブル報告 本日27日 午後2時1分頃、2号機使用済燃料プール代替冷却システムで差流量大の警報発生、プール冷却システムが自動停止。原因は当時行なっていた流量計設置工事中でケーブルの+-を間違え短絡により警報発生、自動停止。

2号機使用済みプール冷却は現在も停止中。明日には運転再開予定で温度上昇率は 0.24℃/h なので問題ないとの事。 昨日行われた1号機圧力抑制室(トーラス)の内視鏡調査の結果報告がメイン。(40分映像あり)

トーラス室内の線量は19.5~10,300mSv/h (゚д゚lll) 気中の線量としてはこれまで計測した中で最高値。場所はトーラス赤道部で水面ギリギリの位置。トーラスと水面に近く周囲の影響受けた結果だからこんなもんだろ説明。

格納容器内部映像に見られるような強い放射線によるノイズが映像に。 測定中に10E+8~10E+9を記録し故障と判断。線量計のスペックは10E+6、オーバスケールによる故障か、水に付けた事による故障か不明。

錆や腐蝕精製物、水中の視界は60cmと環境悪し。今回の調査で漏洩箇所は特定できず。1号機トーラス室はとても人が近づける状況ではないことが明らかに。毎度、冒頭説明では深刻さ全く伝わらない目立った損傷なかった説明に唖然。

○プラント

○報告

○環境モニタリング・サンプリング

○動画

○その他

○人事異動

2012年6月26日火曜日

東電会見 2012.6.26(火)18:00 ~ 福島第一の最新写真集を公開。1号機建屋地下トーラス室調査速報、ほか

東電会見 2012.6.26(火)18:00 ~

トラブル報告なし(柏崎でけが人)1号機トーラス室の内視鏡調査速報。地下一階の床面から約5m20cmのところに水面を確認。水面上の気中温度は約28.8℃、水中は水面付近が37℃、下の方で34℃で上部が暖かい状況。

サンプリングは回収器が 約5cmの貫通孔をうまく通らず採取を断念。次回の採取時期も未定。計画線量 8mSvに対し最大被ばく線量は 4.87mSvだった。最大の目的は漏洩箇所の特定。明日27日の会見で映像等、詳細な報告がある予定。

6月20日報告の社内事故調最終報告書にミス。PDF出力時に設定ミスで図の透明度が一部書き出せていなかった模様。※Adobe PostScript 出力時によくある話ですな。1Fの現在の状況を示す写真集を配布、ほか。(※イラレでマスクキング処理がはずれた上、透明度が無効にw)

○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

○写真・動画

○その他

○報道

2012年6月25日月曜日

東電会見 2012.6.25(月)18:00 ~ 第七回 政府・東電中長期対策会議 報告。3号機廃棄物地下貯蔵建屋 溜り水止水工事着中報告。

東電会見 2012.6.25(月)18:00 ~

ここ数日、異常値示している3号機のカムス放射線量は36~37Sv/hと高い状況。3号機廃棄物地下貯蔵建屋で発見された溜り水の遮水工時を明日26日より実施する報告。

この件は流入箇所は配管ダクトで現在も流入継続、溜り水の水位が変わらないので隣の廃スラッジ貯蔵タンクB側→最終的に建屋地下に漏れている推測。止水工事終了は7月中旬を予定。

環境モニタリング・サンプリング関係では2号機格納容器ガスサンプリングシステムのチャコールフィルタ、粒子状フィルタに付着した核種分析結果。セシウム134/137が 10E-6Bq/cm3程度検出。ほか。本日行われた中長期対策会議の内容がメイン。


○中長期対策会議、冒頭要約
2号機代替温度計設置状況。2号機代替温度計の設置は7月下旬を目途に設置完了予定。第二候補のジェットポンプ軽装配管からの挿入は30cm手前までしかと届かず断念。代わりにTIP室の案内管を第二工法で検討中。

多核種除去設備の確証状況。9月頃の試験開始を目標に現在は設置箇所の基礎工事を実施中。この装置から発生する廃棄物はフタ付きコンクリートカルパートで囲うよう設置するとのこと。

地下貯水槽の工事の進捗状況は42×27mの穴を掘って4000トンの水が貯められる設備。火災防止対策のために伐採した木のは内部が40℃以上であれば散水して火災を防止。現在までの測定では36℃、週一回の定期散水実施中とのこと。

新たに行った3種類の敷地内除染実証実験の結果報告。1.ワイヤーブラシで細麺を削り取り回収、2.ドライアイスの細かい粒をぶつけて回収、3.高圧水による表面剥ぎ取り回収。アスファルト舗装面で一番効果があったのは3の 63% 低減だった。

今月の原子炉建屋からの総放出量評価は、1~3号機の合計放出量 0.1億Bq/h、これに伴う敷地境界における被ばく線量は 0.02mSv/y 、最大ポイントは北エリア境界の 6.40mSv/y。年度末までに 1mSv/y を目指すとのこと。

4号機原子炉建屋の健全性評価では、以前の調査で明らかになった外壁が33ミリ程、外側に膨らんでいる事を考慮した耐震性の際評価結果についての報告。再測定の結果、46ミリ程の局所的膨らみを確認。

冒頭の耐震性の説明では1.5から2倍程度の強度という言葉を強調。よくわからない。多分質疑で質問されていると思う。通常比較と錯覚するような、東電毎度の安全過大報告と思われる。質疑はまだ見てないので要注意。

4号機原子炉建屋の健全性再評価は、当然ながら新たな調査で明らかになった外側の46ミリ、32ミリの建屋外壁の変形を考慮しても問題ない認識。仮に4つ壁が機能しない仮定シミュレーションでも昨年5月の評価結果と変わらずと言わずもがな問題ない。

乾式キャスクの借り保管設備を構内にあるグラウンドの所に80m×100mで置き場を作る報告。明日26日から1号機建屋一階から地下へ続く貫通孔から工業用内視鏡を入れてトーラスを確認、計画線量は8mSv/y 報告。

また3号機に関してはトーラス室のロボット調査を7月頃予定との事。ほか。

# 上記↑は資料が保安院、東電とも公開されていなかかったので内容観確認。質疑はこの要約に反映されてません。

政府・東京電力中長期対策会議 第7回会合(東電)
政府・東京電力中長期対策会議(保安院)

○政府・東京電力中長期対策会議 研究開発推進本部 第7回会合(東電)
政府・東京電力中長期対策会議 研究開発推進本部 第7回会合(保安院)

○プラント

○報告

○環境モニタリング・サンプリング

○写真

○その他

平成24年6月25日(月) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16時30分 ~ 大飯原発キャリアリレー故障警報発報。予期されるトラブルは報告しない方向で検討、保安院

平成24年6月25日(月) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16時30分 ~

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2012年6月23日土曜日

東電会見 2012.6.23(土)18:02 ~ RO淡水化装置から漏洩 6.6L・来週から土曜日会見は開かない報告・けが人発生ほか

東電会見 2012.6.23(土)18:02 ~

トラブル報告。本日10時15分ごろ RO淡水化装置のRO2-4 のタンクから水漏れ。といってもただのポリタンク。シール摩耗を防ぐ目的で意図的に漏らしている水を受けるタンクから漏洩。1日1回確認、定期交換。本日見にいったら溢れてた。

溢れた原因は不明。表面線量率 γ線、β線共に0.1mSv/h未満。Cs-134 0.6E+0、Cs-137 3.9E+0、全β 9.0E+4(Bq/cm3)素性は淡水化装置を通過する前の水。環境漏洩、炉注への影響はないとのこと。

最近、異常値示している3号機のカムス放射線量の指示値は直近15時で39.76 他は 2.56、1.61、0.21(Sv/h)ちなみに昨日の11時では49.26Sv/hですた。

敷地外でけが人1名。カカトの骨折 全治3ヶ月。東電土曜日夕刻ブリーフィングは本日が最後。来週から開かない報告。記者から異論なし。平日会見は16時からの入館受付に変更。

○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

○まとめ / 録画

2012年6月22日金曜日

東電会見 2012.6.22(金)17:58 ~ 柏崎刈羽 津波対策の実施状況 / 魚介サンプリング結果 ほか

東電会見 2012.6.22(金)17:58 ~ 

トラブル報告。6号機タービン建屋→屋外仮設タンク移送ポンプの不具合で移送中止。昨日の3号機圧力抑制室内の放射線モニタ指示値突変の件 50Sv/hで推移、本日11時 49.26Sv/h。最高は昨日23時の54.44Sv/h。

作業報告。4号機建屋カバー取付工事に関連し、4号機建屋南側にある防災ピット内に溜まっている雨水、海水と思われる溜り水約90m3を明日から移送する旨の報告あり。

モニタリング関連では魚介類。最高は太田川沖合1km スズキで 670Bq/kg。海底土が文科省と異なる問題。湿土測定から4月から海底土は乾土測定を始める旨の報告あり。理由は修理が終わったため。統合会見でくり返し必要ない説明が…

本日の福島第一東電会見のメインは柏崎刈羽の津波対策等、図解入りイラストによる説明。柏崎刈羽プレスHPに資料見当たらず。

○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

○その他

○報道

○まとめ / 録画

2012年6月21日木曜日

東電会見 2012.6.21(木)18:00 ~ 保安規定違反に関する保安員から追加指示文書。3号機圧力抑制室で放射線検出器で10倍の指示値トラブル、他

東電会見 2012.6.21(木)18:00 ~ 

トラブル報告 本日3号機圧力抑制室の線量計が10E-1Bq/cm3レベルから放射線量が約10倍に。現場の検出器故障と判断。資料は判明という記載。根拠は周囲の計測器に線量変化ないため。故障原因と故障に至った経緯は不明。

反対側の線量計の距離は40m。ドーナツ状で空間がつながっているので線量変化が起こる筈だが変化がないのが計測器故障判断の理由。本日の保安院ブリーフィングで説明なし。そういうものなのか。

保安院さまから指示報告一件。定期点検すべき多くの機器で適切な検査(保全計画)が行われていなかった保安規定違反に対して東電の提出した調査、再発防止対策がなってないので再度の指示。具体的にダメな点は松本氏の口から説明なし。

台風の影響でシルトフェンス内側、2号機タービン建屋側サブドレインで放射線量が上昇。海底土被覆との関係には言及なかった。海が荒れても巻き上がらない筈だから、効果みる良い機会と思ったんだけど。

○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

○報告・指示文書等

○その他

○報道

平成24年6月21日(木) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16時15分 ~ 東電保安規定違反追加指示 / DOE航空機モニタリング隠蔽続報 / 大飯原発 特別な監視体制 安全パフォーマンスの続報

平成24年6月21日(木) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16時15分 ~

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○プレス

平成24年6月21日(木)13時~ 経産省 保安院 深野院長会見 DOE航空機モニタリング隠蔽・大飯原発再稼働トラブル情報公開遅れ・情報公開請求、保安院の私意的な情報公開・ほか

平成24年6月21日(木)13時~ 経産省 保安院 深野院長会見

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冒頭、10分程 映像なし。大飯原発トラブル隠蔽問題、DOE航空機モニタリング隠蔽問題等、重要な釈明があった模様。後、取材申し込みをほったらかし?

記者の皆さんはマイク使ってないので、聞き取れない箇所も。会話の前後で推測したところもあるので正確ではありません。深野保安院長はマイクを使ってますけど、この方は基本、酔っ払いなので聞取れない箇所多数。

2012年6月20日水曜日

東電会見 2012.6.20(水)19:30 ~ 台風影響報告5件。質疑は社内事故調査報告が中心。

東電会見 2012.6.20(水)19:30 ~

18:00 開始予定 社内事故調 事故報告会見が予定時刻に終了せず、1時間30分遅れのスタート。トラブル報告は台風絡みで5件で何れも台風に起因するもの。1号機格納容器ガス管理システムで検出器以上警報発生。手動で再起動して復旧。原因は台風通過による一時的に気圧変化と推定。

他、降雨による地下水流れ込みや4号機使用済み燃料プールのスキマーサージタンク水位上昇、強風による瓦礫落下等、台風絡みトラブル報告。水曜日なので水処理報告あり。


○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

○報告

東電会見 2012.6.20(水)15:00 ~ 社内事故調 最終事故調査報告会見

東電会見 2012.6.20(水)15:00 ~ 社内事故調 最終事故調査報告会見 (4時間10分)

一言でいえば「迷惑を掛けている事は謝るが、東電に一切落ち度はなかった。事故対応問題なかった」最終報告書。その上、政府の介入が混乱招いたと反省を求める内容に。都合の悪い事実関係は一切調査しないやれることは全てやった事故最終報告。

素晴らしいことに報告の根拠となる断片情報は社内資料なので一切公表しない。この報告書が全てだ。信じろ。もう、開いた口がふさがらない。さすがの読売記者もこんな報告書かばいきれるかと言わんばかりのブチ切れ会見に。加害者がまとめる事故報告に一体何を期待するのさって話し。

2012年6月19日火曜日

東電会見 2012.6.19(火)18:00 ~ 協力企業作業員1名全治3ヶ月事故発生。3号機ガス管理システム蛇腹配管に8箇所の穴。原子炉注水バッファタンク水を冷やす冷凍機設置工事に着手。

東電会見 2012.6.19(火)18:00 ~

トラブル報告1件。3号機ガス管理システムにおいて水素濃度、臨海判定に使用しているPCVガス管理システムのダクトに小さな穴8箇所確認(写真あり)負圧で吸い込まれる状態だったので問題ない認識。テープで穴をふさぐ補修済み。

バッファタンクの水の冷却をするために冷凍機工事始めたとも。注水する水は20℃、7月中旬頃にインサービスとの報告。

4号機使用済燃料プールの建屋カバー設置に向けた地盤改良工事に携わっている協力企業の作業員(50代男性)が地盤掘削に使用する機械の歯の取り替え作業中に指を挟まれ全治3ヶ月の怪我。緊急搬送され診断書はまだ出てないとのこと。

環境モニタリングについては淡水化装置水漏れ関連の海水分析結果の資料のみ配布で特に説明なし。会見冒頭、司会から明日の社内事故調最終報告を15時からここで行うと説明(山崎副社長)福島では同時刻に山口常務が行うとのこと。

○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

2012年6月18日月曜日

平成24年6月18日(月) 経産省 保安院ブリーフィング 16時 ~ 「米の放射線実測図、政府が放置 原発事故避難に生かさず」報道。関電 大飯原発3,4号機 特別監視体制の報告。ほか

平成24年6月18日(月) 経産省 保安院ブリーフィング 16時 ~

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朝日新聞の米エネルギー省(DOE)の初期航空機モニタリングを政府が放置していた報道について、質疑が紛糾しています。冒頭報告10分に1時間30分以上の質疑に。報道は反省、今後に活かす!で隠蔽済まそう会見に質疑紛糾1時間30分

統合会見であれだけフリーランスが追求していたのに見て見ぬふりして、自国の航空機モニタリングのマップでさえ、テレビ、新聞報道に何ヶ月も使わず、同心円マップを何時までも使い続けた記者クラブメディアに追求する資格あるのかよ会見。( ゚д゚)ポカーン

○まとめ

○報道

○冒頭の保安院の説明
3ヶ月前に指摘され報道されてしまったので本日の発表。配布資料は公開されていないのでよく分らない。
  • DOEから提供された資料は3つで内容は3月17~20日の航空機モニタリング情報
  • DOEから最初に受け取ったのは外務省。外務省から文科省と保安院へ。
  • DOE資料1(3月18日付け資料)外務省から保安院にのみに送付
  • DOE資料2(3月20日付け資料)外務省から文科省と保安院の送付
  • DOE資料3(3月23日付け資料)外務省から文科省と保安院の送付
  • 原子力災害対策本部、放射線班、関係部署で活用されなかったのは遺憾である
  • DOE資料1(3月18日付け資料)
  • DOE資料2(3月20日付け資料)conclusion 図面
  • DOE資料3(3月23日付け資料)東京都か関東エリアの飛行エリアと結果

○質疑
  • DOEがHPで公開したのは23日。同会見で配布されたのは外務省に届けらた資料そのもの。全部で3部。会見で記者にのみ配布。
  • 保安院が外務省から受け取った部署は内部にある国際室という部署。
  • この会見で配布された資料は保安院の国際室に残っていたそのもので体裁はHPと異なる
  • 外務省から保安院国際室にはメールで電子データとして届けられた。
  • 保安院内で同一フロアにあるERC放射線班に共有。された時期は不明。
  • 保安院の国際室から直接放射線班(院長・上層部関与は曖昧説明)
  • 保安院院内で共有された部署は放射線班。それ以外は共有不十分説明。
  • 保安院の放射線班が現地対策本部等、どのように活用したかは一切不明。(必要性低い説明繰り返す)
  • 避難区域決定にどのように活用されたかも一切不明。(必要性低い説明繰り返す)
  • 住民避難説明にこのビジュアル汚染マップを利用したかも不明
  • 官邸に届けられたかは不明。(届けるルールはない)
  • 翌日の枝野会見を見る限り認識していたこと隠してるように見えた。
  • 大臣に情報が上がっていたかは明快には不明説明
  • 3ヶ月前にマスコミの指摘。本日の新聞一面報道で本日の認める会見。調査は時間が掛かるのであって放置していない。現状何もわかってない説明、明らかな放置。
  • 文科省 には20日より少し後に18日付と20日付の資料が外務省の国際原子力協力室から届けられている。23日付の資料も届けられている
  • (内閣府)原子力安全委員会には届けられていない。(安全委員会のリエゾンはいたが伝えなかった事は確認)
  • 文科省は保安院が公表すべきだったと主張しているらしい。
  • もちろんERC放射線班には文科省から派遣された人間も。
  • 入手したとこが扱うのは基本で文科省にも責任があると保安院
  • 文科省はこのOfficial use only (公文書)のHP公開を米にメールで要請、保安院は何もせず(未確認だがという断り付き。意味不明)

東電会見 2012.6.18(月)18:00 ~ 福島県漁連の組合長会議報告(魚介類サンプリングまとめ・地下水流入防止海洋投棄計画)高濃度汚染水処理装置アレバ漏洩事故 続報

東電会見 2012.6.18(月)18:00 ~

トラブル1件。バックホーのアームから油圧油漏れ。1~2L程度で回収、消防に連絡し確認済み。アレバの漏洩続報。水位計の故障によるオーバーフローによる漏洩とほぼ断定。破損による漏洩ではなかった模様。であればポンプ止めたら漏洩止まる納得。

アレバは高線量でお荷物感。確認作業をした作業員の被ばく線量は短時間でγ線1.33mSv、β線は0。作業員に被曝させてでも修理して使う気まんまん東電(木野さん質疑)

本日のメインは福島漁連にした2件の報告。3~5月で実施された20km圏内魚介類モニタリング結果を分布集計、グラフ化。魚介類の汚染、東電認識は低下傾向。6月までとしていた20km圏内の魚介類調査は調査を7月以降も実施するとのこと。

福島漁連関連2件目は、山(西)側から流れこむ地下水を12本の井戸を掘り汲み上げて分析をした上で海洋投棄する計画説明。地下水専用に新たに用意するタンクは1200トン9基。既に報告のあった建屋流入汚染水増加対策のあれ。

地下水を事前に組み上げ海へ捨てる計画について福島漁連からは批判的な意見はなかったとのこと。月に2回程度の頻度で実施している建屋地下滞留水の分析結果、3、4号機報告あり。10E+3Bq/cm3で地下水流入で若干薄まる。

○まとめ

○プラント

○環境モニタリング・サンプリング結果

○その他

2012年6月16日土曜日

東電会見 2012.6.16(土)18:00 ~

東電会見 2012.6.16(土)17:59 ~

トラブル報告なし。質問なし… アレバ漏洩続報なし。3号機圧力容器底部の温度説明も端折りますた。映像見ている人に分かるような配慮はなし。何のための公開会見か理解しておられないようですな。

○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

平成24年6月16日(土) 経産省 保安院ブリーフィング 14時 ~ 大飯3,4号機再稼働に向けた特別監視体制の内容報告

平成24年6月16日(土) 経産省 保安院ブリーフィング 14時 ~

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○配布資料

○まとめ

○関連(同日午前 大飯3.4号機再稼働決定)

2012年6月15日金曜日

東電会見 2012.6.15(金)18:00 ~ モニタリング・除染に関わる取り組みとその技術開発に関する報告。4号機使用済燃料プール防護構台(60トン)設置は無事完了。ほか

東電会見 2012.6.15(金)18:00 ~

トラブル報告なし。昨日発生したアレバの水漏れ、漏洩箇所特定できず。関内の水位変化ないので漏洩停止判断変わらずと昨日から進展なし。1号機水素濃度はほぼ0%に。注水量0.5m3/h増やした3号機圧力容器底部はゆるやかに低下中。

今週月曜日予定で延期になっていた4号機使用済燃料プールの防護構台(重量60トン)の設置が本日、無事完了。5月27日以来停止していた3号機使用済燃料プールで使用していた塩分除去装置付属の電気透析装置の故障判明。修理したので本日から試運転開始。

魚介類モニタリング最高は2F敷地沖合2km付近採取のコモンカスベ530Bq/kg。宮城県の海水サンプリングで検出限界値を下げた結果、10E-2Bq/Lから10E-3Bq/Lのセシウム検出。5月16~31日のモニタリング確報版。速報値そのまま出修正なし。主要三核種以外ではマンガン54検出。

本日メインの報告はモニタリング・除染に関わる取り組みとその技術開発について。久しぶりに報告らしい報告。具体的な除染技術の紹介等、会見ではじめて聞いた取組も。配布資料は要確認。質疑でこの件に関する質問らしい質問は出ず。

質疑は冒頭の東京新聞記者以外は、木野さんと朝日木村記者によるビデオ会議映像公開要求について。この流れが来週以降も続くかどうか。雑誌記者とフリーランスの参戦と朝日新人さんにも期待。

○プラント

○写真・動画

○モニタリング

○当社のモニタリング・除染に関わる取り組みとその技術開発について

東電会見 2012.6.14(木)18:00 ~ 除線装置アレバから汚染水漏洩 推計3トン。クインス2による2号機建屋内の線量調査映像公開ほか。

東電会見 2012.6.14(木)18:00 ~

トラブル報告1件 単独で循環浄化運転していたアレバから水漏れ事故発生。洩れた量は推計3トン。水は4.8E+2Bq/cm3で建屋の堰に収まっており環境への流出はない説明。洩れた箇所は特定出来ていないが漏洩は止まった報告。

理由は縦16m、横42mのアレバ装置の敷地エリアを約3分確認して、水面に波が確認できないのが漏洩停止判断の理由。遠隔カメラで監視してるので問題ない説明。漏洩停止判断を疑問視する記者多数(保安院会見でも)

昨日実施されたクインス2による2号機建屋内の動画を公開。全部で約7分×12本。うち3本を上映。最高線量を記録した2号機原子炉ウェル上部を通過は11番映像に。異常な箇所は映ってなかったので翌日には公開できたとのこと。

福島第一敷地沖合15km上層の海水からプルトニウム239/240 8.9±2.3E-6Bq/L 検出、微量で事故由来か判断不可。柏崎の津波対策の工事の進捗状況と柏崎の WANOピュアレビュー結果資料配布。会見での説明はなし。

○プラント

○モニタリング・サンプリング

○写真・動画

○その他

○報道

○関連

2012年6月14日木曜日

平成24年6月14日(木) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16時 ~ 除線装置アレバからの漏洩報告

平成24年6月14日(木) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16時 ~

IWJ Independent Web Journal


単独運転していたアレバから漏洩。6時58分に流量バランス異常警報。流量のバランス異常でどこに異常かは特定出来ていない。8時20分にカメラで床面に漏洩兆候確認。建物全体が堰で汚染水は建屋内に留まっている。

汚染水濃度の速報値 4.8E+2Bq/cm3。昨日、監視カメラで漏洩らしき映像で現場確認したがその時は異常なし。検査官もそのような認識だったが、本日の運転で漏洩が発生したとのこと。深さは数cm。

○資料

2012年6月13日水曜日

東電会見 2012.6.13(水)18:00 ~ クインス2による2号機建屋内の線量調査速報。異状箇所は映ってないので明日には公開可。実は2006年にも津波対策試算80億円してますた報道。ほか

東電会見 2012.6.13(水)18:00 ~

トラブル報告なし。上昇してから低下傾向だった1号機水素濃度は従来の位置まで低下。4号機使用済み燃料プールのA系ポンプ修理終了(焦げたやつ)異常ないことを確認してB系から従来のA系運転本日から。

昨日、工事終了報告のあったキュリオンが本日から運転再開。水曜日なので水処理週報。来週からキュリオンとサリー両方運転。7月中に増設予定していたタンクは8月に延期するとの事。延期理由を知らないようだった松本氏のいい加減な説明。

本日行われたクインス2による2号機建屋内の線量調査。昨日説明のあったコースを予定通りに。最高は原子炉ウェル上部で880mSv/hを記録でこれまでの最高値。被ばく線量はクインス2が505.6mSv、東電社員9名で最大3.95mSv。

クインス2映像は異常な箇所が映っていないので明日には公開出来るとの事(映ってれば公開出来ない)質疑8割は朝日新聞報道の80億円津波試算。3年目の研修社員に出した課題で溢水同様、当時の知見無視した津波なので問題ない主張。


○プラント

○報告

○モニタリング・サンプリング

○参考

○その他

○報道

東電会見 2012.6.12(火)18:00 ~ 2号機圧力抑制室赤外線調査報告。キュリオン ポンプスキッド外付け工事完了写真説明、明日の2回目クインス2による2号機原子炉建屋調査説明ほか。

東電会見 2012.6.12(火)18:00 ~

本日 20時28分 日隅一雄さんが永眠されました。今朝、救急搬送されたそうです。病と闘いながら会見に出席し続けた姿は生涯忘れません。心よりご冥福をお祈り致します。


気層トラブル報告なし。延期になっていた夏場に向けた2号機、3号機の注水量変更を本日実施。月曜日予定だった4号機使用済燃料プールの防護構台設置は本日も安全確認のため行われず。

気層2号機圧力抑制室の赤外線カメラ撮影結果報告。明確な温度差なくトーラス内部の何処に水面あるか特定できず。最高温度38℃でトーラス室温35℃より3℃高い。水溜まってる認識で破損はない認識。社員4名計画線量8mSvで最高2.39mSv

気層明日6月13日に行う予定のクインス2による2回目の2号機原子炉建屋内のアクセス予定ルートの説明。前回との違いは最も線量が高いと予測される原子炉ウェルの直上部まで行ってくるとの事。あと、キュリオンの信頼性向上工事結果の写真報告あり。


○プラント

○モニタリング・サンプリング

○写真・動画

○その他

2012年6月11日月曜日

東電会見 2012.6.11(月)18:00 ~ 2号機格納容器温度計3つ参考扱い決定。国会事故調論点整理に対する管元総理ブログ反論、ビデオ映像公開要求まつり

東電会見 2012.6.11(月)18:00 ~

トラブル報告なし。2号機格納容器、指示値異状の温度計3つを監視対象から参考扱いに。(監視21,参考8,故障7)これに伴い注水量0.5m3/h 2号機↓、3号機↑変更を明日から。

本日予定していた重さ60tの4号機使用済み燃料プールの防護架台設置はキャンセル。明日以降に延期で何時行うかは未定。安全確認のため予定を伸ばしたとのこと。

作業報告、明日、2号機のトーラス質で赤外線カメラによるサブチャンの撮影実施予定。温度差が赤外線カメラに写ってサブチャン内の何処のあたりに水面があるか調べる試み。社員3名で計画線量は8mSv。温度均一変化ないと漏れてない判断?

1~3号機の建屋上部と1~3号機の格納容器ガスサンプリング、建屋開口部とモニタリング関係の資料中心。2号機格納容器でチャコールフィルタでCs-134 が検出限界ギリギリ 3.0E-6Bq/cm3検出以外、特段何もなし。

会見は質疑中心。管元総理のブログ、ビデオ会議公開要求。撤退問題、情報公開に対する東電の姿勢について。必見。当然、記者クラブメディアは無反応。原発事故以降から一貫してメディアから総理扱いされない元総理大臣。


○プラント

○モニタリング

○関連

平成24年6月11日(月) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16時 ~ 林野火災における火災の影響評価。JNES パーソナルコンピュータのマルウェア感染による情報漏洩(続報)他

平成24年6月11日(月) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16時 ~

IWJ Independent Web Journal


5月2日JNESマルウェア感染の件の続報。5台感染、その後19台に感染疑い調査中。感染経路は特定できてないが状況からメール可能性高いと業者の見解。感染経路はUSBではないとの事。根拠は不明。私的には亜種ではなのでJNESを狙った可能性高いと思う。

機密情報のネットワークとは隔離されている説明は前回と同じ。3.17震災後から漏洩始まり、漏洩した可能性のある情報は公開されており気密性の高いものではないが、53人分の外部電力会社等を含む氏名、代表電話番号等の個人情報も含まれるとの事。

具体的に漏洩したA4 1000ページ分は、既にプレス公開されている福島第一プラントパラメータなど。電力会社とは一部た電力含むが殆どが東電とのこと。前回は本年4月11日~5月1日までのログで1回200バイトのデータが約1000回説明だったけど…

○報告

○その他

○関連

2012年6月9日土曜日

東電会見 2012.6.9(土)18:00 ~

東電会見 2012.6.9(土)18:00 ~

栗田氏、黒田氏の2名。トラブル報告なし。作業報告もなし。報告もなし。質問もなし。ぶら下がりもなし。ついでに黒田氏の出番なし。記者席の人なにしに来てんだろ。福島第一状況ペラ紙はしょって読んだだけで終了。4号機使用済燃料プールの温度は 本日11時現在で33℃。前日の 35℃から24時間で2℃の低下。


○プラント

○モニタリング・サンプリング

国会事故調 第19回委員会 第二回 論点整理(アンケート報告・論点6つ) 平成24年6月9日(土)16時~

国会事故調 第19回委員会
第二回 論点整理(アンケート報告・論点6つ) 平成24年6月9日(土)16時~



委員会終了後の記者会見


2012年6月8日金曜日

東電会見 2012.6.8(金)18:00 ~ 4号機使用済燃料プール防護構台設置。福島第二 3.11以降の不適合事象報告(説明省略)ほか

東電会見 2012.6.8(金)18:00 ~

トラブル報告1件。本日10時14分頃に2号機使用済燃料プールで「一次系ポンプの吸い込み圧力底」警報発生。手動停止、点検後再起動。10:14~11:32冷却停止。温度上昇は24.4℃→24.5℃。警報はイオン交換樹脂交換に起因。

2号機格納容器温度計4つは指示不良のまま安定。1号機圧力容器内の水素ガス濃度はB系で昨日の0.10%から0.06%に低下傾向。魚介類サンプリング報告あり。最高は1F敷地沖合3km シロメバルの1590Bq/kg。

作業報告1件。4号機の使用済燃料プールに瓦礫落下を防止するための防護構台を設置する計画。重さ60トン、厚さ40mmの鉄板。万が一のための時に上空から注水できるような構造になっているとの事。

燃料交換機とシュラウド交換用の作業架台が60トン程度で入れ替わりなので耐震強度に問題ない説明。月曜日から地上からクレーンで移動、月曜日中に設置完了との事。設置時期は来年秋のカバー設置が完成する頃まで。

来月7月開始する新燃料2体取り出し試験の時は再度取り外す、クレーンで吊り下げて地面に下ろす、とのこと。他、3.11以降、福島第二の不適合情報をまとめ資料を公開。見発表含む。資料見てわからなければ聞けとのこと。ほか。

福島第二原子力発電所 不適合の公表 http://j.mp/MgHbit ~ 本日の報告メイン
系統漏えい等の確認のため、ポンプを停止、2号機1時間18分冷却停止。


○プラント

○報告

○サンプリング・モニタリング

○その他

国会事故調 第18回委員会 参考人 東電前社長 清水正孝氏 平成24年6月8日(金)15時~

国会事故調 第18回委員会
参考人 東電前社長 清水正孝氏 平成24年6月8日(金)15時~



委員会終了後の記者会見


○アウトラインめも
15:45 以降は全て撤退問題に関する事実関係確認中心の聴取。野村委員のみ(一部 黒川委員長)
15:01 ~
黒川委員長:挨拶 清水社長から一言(おわび)
15:02
野村委員:人事上の役割(社長と会長の関係)事故当時の社長(奈良-平城遷都記念事業)と会長の当時スケジュールの重要性。
15:08
電事連会長、電事連と東電の関係
15:10 ~
野村委員:シビアアクシデントの法制化について(電事連が規制当局に対して抵抗している理由)
15:13
津波対策についての社長の認識(経営方針にどう生かされたか)
15:16
社長の耐震バックチェック遅延認識と遅々として耐震対策進まなかった理由
15:21 ~
野村委員:津波対策含まれる耐震バックチェックをしていない事が事故の原因という認識について(ない)
15:23
震災後へ。責任の所在(会長・社長不在時の最高責任者は誰か。事故当時の責任者と連絡等)
15:27
ベント実施の判断と責任ついて(社長・会長おらず、代行武藤はオフサイトセンターへ。代行の小森が最終判断)
15:31 ~
野村委員:海水注入の経緯(社長相談と判断・12日昼12時頃に了解した・了解出したのに実施されず社長がしたこと・ベントと海水遅れた事が招いた不信感について)
15:39 ~
管総理サイト訪問(清水:時間がとられる現場指揮の影響芳しくないとおもた!)
15:41 ~
東電不信で官邸が乗り込むような危機感を持っていると感じなかったのか。来ることになった事に自分の責任は(清水前社長:長々説明=ない!)原災方における連絡
15:45 ★
海水注入実施 武黒が慮ったと思われる中止指示、官邸が止めた事について
(武黒:やべ、海水注水したら廃炉決定だ。海水注水止めるよう官邸に入れ知恵だ)
15:53 ~
班目委員長の技術的なアドバイスについて(記憶ある。2号機は14日から厳しい、圧力下げるためベントして注水したい。逃し安全弁専門家らしい)班目委員長の指示に従え、官邸意向指示を現場を無視して社長が指示だしておかしな結果を招いたことについて。
15:58 ~
★全員撤退問題について(指示にある最悪のシナリオとは・武藤にした電話の内容[よく覚えてない]18時47分 吉田所長と総理連絡。本店通さず発電所と官邸が直に連絡している事について。19時28分小森がOFC武藤に入れ替わり。退避基準とは何か)
19時55分、東電テレビ会議の映像に高橋フェローが「武藤さん、全員の現場代引は何時頃になるんでしょうかね」と発言。これは勘違いか?清水前社長:そうなると思う。全いる必要ないとそこから始まっている。それを私、本部長武藤、勝俣会長、吉田所長の共通認識。
16:21 ~
野村委員:(全員撤退問題)方々に電話を掛けて相当の方と相談した経緯と相談内容について(清水前社長:退避検討する必要は何れあると申し上げた。全員撤退とは言ってない。意思としては一部の人間が残りその上でやる大前提の上、趣旨を伝えた)
16:28 ~
野村委員:寺坂委員長は清水が何を言いたかったよくわからなかったと。何かを岩用としているようにも感じた。どうすればいいのかと強く相談していた。ただ、作業員を全員ひきあげるとは受け止めている。聞き手によって違った捉え方があるとも思われる。
16:42 ~
黒川委員長:避難、退避。撤退と言う言葉ではなくて。電話が繋がらないフラストレーションある。実を言うと私どもは現場は死ぬ覚悟。誰が残ってくれるか気を配っている。現場は全く頭にないと話している。現場の気持ち、トップとしてどう感じるか。黒川委員長:上が何を考えても俺たちはやるぞという気持ちだったと思うが。
16:45 ~
野村委員:現場が残ってやるというのは明らかだ。なのに世の中にバッシングされるような伝え方しか官邸に出来なかったことについて。東電は全員撤退を申し出ている、政府は何とかしないといけない認識の違い。本店と現場認識が違う事は官邸も認識。現場が離れること無いこと官邸を知っているのに本店は撤退させる事を言ってきている問題の中、清水社長は呼びだされてどのように対応したのか。
16:53 ~
黒川委員長:30分延長
16:54 ~
野村委員:1時間後に爆発する事態になった場合、命を落しても残れ指示だせるか。事業者で判断できないので相談されていたのではないか。管元総理が全撤退阻止した理解できなくなることについての認識(清水前社長:思いとどまったのではない)
16:59 ~
(全員撤退問題)14日9時22分までの間に頻繁に官邸に電話。この時点で退避基準なく最悪の事態、2号機が最悪状況可能性を考えて相談したのではなく、14時に官邸に呼ばれて何を説明したか。官邸で深刻に全員撤退話していたか(よくわからん)
17:15 ~
野村委員:唯一決めたのは管元総理の全面撤退許さない、についての清水前社長の認識
17:29 ~
野村委員:シビアアクシデント対策に対する圧力、電事連会長としての立場(圧力・骨抜きの認識ない)
17:35 ~
黒川委員長:予定の時間。(清水前社長退出) 明日、6月9日 論点整理とアンケート調査の報告を行う。本日はこれにて散会。

2012年6月7日木曜日

東電会見 2012.6.7(木)18:00 ~ 2号機、3号機トーラス室の写真公開。2号機増設廃棄物地下貯蔵建屋で推定830m3の滞留水見つかる。

東電会見 2012.6.7(木)18:00 ~

昨日6月6日、2号機増設廃棄物地下貯蔵建屋(廃スラッジを貯蔵するタンクのある建屋)で溜り水が見つかった報告。建屋全体で推定約830m3。サンプリング結果は廃スラッジ貯蔵タンク室で1.2E+0Bq/cm3、廃樹脂貯蔵タンクで3.1E-1Bq/cm3。

流入箇所と思われる箇所の写真等2点だけ。引き続き現場確認を行い当該箇所の止水工事を行うとのこと。昨日報告のあった2、3号機トーラス室の水位測定時の写真を6点公開。

3号機のトーラス室の目視確認は初。初めてトーラスと認識出来る写真(3号機)あり。2号機の溜り水分析は初めてで4月に行った3号機と同等レベル。目立った損傷なく綺麗であることを説明するための写真は6点。

1号機水素濃度B系0.14→0.10%と低下傾向に。2号機格納容器温度計は変動なく異状状態で落ち着いている報告。監視対象から外すかどうか、注水量調整に関しては言及なし。1~3号機のガス管理システムによる臨海判定は臨海してない評価。

4号機プール水温 昨日の冷却再開時18時 42℃→本日11時40℃→ 17時38℃ と徐々に低下。昨日の説明より温度低下が遅いについては空冷なので外気温の影響、最終的に32℃程度に下がると見ている。


○プラント

○モニタリング

○写真

○その他

平成24年6月7日(木) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16時 ~ 専門家指摘の大飯原発の断層活動 破砕帯が動く可能性を否定。調査する予定なし。女川原発クレーンに地震の影響と思われる損傷。説明なし。なんか音が…

平成24年6月7日(木) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16時 ~

IWJ Independent Web Journal





○報告

○報道

2012年6月6日水曜日

東電会見 2012.6.6(水)18:00 ~ 冷却停止トラブルの4号機使用済燃料プール17時現在42℃、18時16分二次系冷却再開

東電会見 2012.6.6(水)18:00 ~

本日の会見は質疑中心。水曜日なので水処理週報あり。1号機水素ガス濃度がやや上昇。2号機格納容器温度計は上昇傾向示した114Aが64℃、114Dが47℃前後で推移。低下傾向を示した 114F#1と114H#1 はそれぞれ 35℃、48℃前後で推移。夏場対策の注水量変更の報告はなし。

二次系の循環冷却がトラブル停止している4号機使用済燃料プールは本日17時現在で42℃まで上昇。昨日のポンプモーターが復旧したので18時16分に冷却を再開したとのこと。温度は下がるであろうとのこと。

質疑は6月27日の株主総会と東電社内事故調最終報告会見のタイミングについて。明確な回答一切なし。社内事故調最終報告会見は、毎度のこと同日の数時間前にする公算大。6月27日に山崎退任なので株主総会前であろう事は確か。

5月15日からキュリオンの信頼性向上(ポンプスキッド外付け等)のための改造工事が完了した胸の報告。準備が整い次第、推移を見ながら運転再開するとのこと。明日より1号機の原子炉建屋内で汚染調査を予定。ほか。


○プラント

○モニタリング・サンプリング

○報告

○その他

2012年6月5日火曜日

東電会見 2012.6.5(火)18:00 ~ 福島第二の復旧計画の進捗状況、「中期的安全確保の考え方(改訂)」の補正、4号機使用済燃料プール二次系冷却停止トラブルほか

東電会見 2012.6.5(火)18:00 ~

トラブル報告2件。4号機使用済み燃料プール二次系冷却の循環ポンプが過負荷トリップにより停止。確認の結果、モーターの端子台付近に焦げ跡。消防判断は火災ではない。接触不良、絶縁不良によりショートした推測で原因不明、冷却に影響なし。

2件目は1号機の原子炉建屋カバー内の排気フィルター上流部のモニタリング機器に異状発生による停止。出口側のモニター装置は動いているので問題ない報告。原因等の説明なし。質問する記者もなし。作業報告として説明する松本氏。

昨日再び指示値異状示した2号機格納容器温度計は114Aは63.5~64℃、114Dは47.3℃。114F#1は35℃、114H#1は48℃前後で安定。本日の2号機、3号機の原子炉注水量の変更報告はなし。

作業報告は2件。明日から2号機、3号機のトーラス室の滞留水の水位測定とサンプリングを行う。ほか、4号機原子炉建屋の滞留水の水位計信頼性確認のためのメジャーによる実測、補正を明日行うとの事。

上昇傾向にあった1号機水素ガス濃度はB系で0.08%で落ち着き徐々に下がると見てる。福島第一の中期的安全確保の考え方補正、今後発生すると想定される高汚染瓦礫保管のため固体廃棄物貯蔵庫を仮置き施設へ。伐採木の敷地の確保等。

福島第二復旧計画の進捗状況。毎度の地震、津波の影響ない写真てんこもりもり健全性説明。1,2号機で窒素ガス封入圧力の測定点変更による公表データの変動。海底土覆土作業による5号機周辺の海水サンプリング追加、変動ない等。


○プラント

○画像

○モニタリング・サンプリング

○報告

○柏崎刈羽

○報道

2012年6月4日月曜日

東電会見 2012.6.4(月)18:00 ~ 安全委員会が東電(と関電に)全交流電源喪失事象検討WG 全電源喪失を安全指針から除外するための作文を求め、指針除外の要求が受け入れた件の経緯説明

東電会見 2012.6.4(月)18:00 ~

トラブル報告1件。指示値が落ち着きあった2号機格納容器温度計4つの指示値が再び異状値を示した旨の報告。早ければ本日開始予定だった2号機注水量0.5m3/h↓3号機0.5m3/h↑は明日以降に持ち越し。

1号機水素濃度は引き続き上昇傾向、様子見の段階。他、月一の水処理設備の放射能濃度測定結果報告。通気性の高い新型カバーオールは7月1日導入予定。6月の熱中症実績はゼロ報告。熱中症も実績扱いは去年と相も変わらず。

質疑は20年前の全交流電源喪失事象検討WGで安全委員会が東電、関電に作文を要求、班目委員長謝罪報道が中心。言うまでもなく安全委員会に要求したつもり無い説明。「あのう」を連発するわかりやすい松本氏。

安全委員会事務局のあった科学技術庁原子力安全調査室から電源喪失についての設置許可変更申請30分の根拠示せとの要求に外部電源、非常用DGの信頼性の高さをアピール、炉心損傷に至らないと説明、我々は要求、抵抗してない主張。


○プラント

○サンプリング・モニタリング

○報道
時事通信
安全委、業者に「作文」指示=電源喪失対策、不要の理由-20年前、指針改定見送り
国の原子力安全委員会の作業部会が1992年、原発の安全指針の見直しで、長時間の全電源喪失について考慮しなくて済むように、東京電力と関西電力に理由を「作文」するよう指示していたことが4日、分かった。
安全委は東電が作成した文書などを基に報告書をまとめ、結果として検討課題だった安全指針の改定は見送られた。安全コストの増大を嫌う電力業界の求めに沿った形で、安全委の班目春樹委員長は記者会見で「反省したい。明らかに不適切なことをやっていた」と述べた。(2012/06/04-18:58)

○原子力安全委員会

平成24年6月4日(月) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16時 ~ 内部溢水・外部溢水勉強会の議事録 内容確認の上、HPで本日より順次公開

平成24年6月4日(月) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16時 ~

IWJ Independent Web Journal


プラント2号機で再び指示値不良報告。本日行われる予定の夏の温度上昇対策、2号機の注水量減少作業に影響。5月17日(http://j.mp/JV9Rif)に外部溢水、内部溢水の資料を公開したが、勉強会の1回分を先行して公開したが、本日、他の回に関してもまもなくHPで公開するとのこと。勉強会は全部で10回。冒頭はプラント説明とこの件のみ。

2012年6月2日土曜日

東電会見 2012.6.2(土)18:00 ~ 1号機原子炉格納容器で水素濃度が上昇傾向

東電会見 2012.6.2(土)18:00 ~

トラブル報告1件。本日11時から1号機の水素濃度が上昇。最新値で0.03%。可燃限界は4%で余裕があり Xe-135 に有意な変動なく、4日程度で戻る過去の経験からしばらく様子見。定例の南放水口サンプリングはND。

調査中だった4号機スキマーサージタンクの水位上昇は原子炉ウェル流れ込みと推定報告。というかウェル側が流れ込んだ理由が説明できないと理由にはならんと思うんだけど。その辺は雨水流入ではないかということで結局不明。

ストレーナー交換のため停止している4号機使用済燃料プールの循環冷却。最新のプール温度は本日17時現在で43.5℃。循環冷却停止期間は明日まで。質疑は2名。

○プラント

○サンプリング・モニタリング関係

2012年6月1日金曜日

東電会見 2012.6.1(金)18:00 ~ 2号機格納容器代替温度計設置に向けた「除線実験報告」と「モックアップを使った熱電対温度計の模擬挿入」(映像公開)ほか

東電会見 2012.6.1(金)18:00 ~
トラブル報告1件 本日14時20分頃、海側遮水壁工事に使用しているブルドーザーから油漏れ。海への流出はなく流出した油も回収済み。西門モニタリングポストの伝送トラブルはケーブル断線と判明。有線受診を再開(復旧)した旨の報告。

本日は2号機格納容器代替温度計設置に向けた除線実験報告とモックアップを使った熱電対温度計の模擬挿入の紹介がメイン。何れも動画あり。今のところ当初から想定してる7月下旬の代替温度計設置のスケジュールに影響はないとの事。

保安院さまへの報告は1件。月一の温度計の健全性報告。先日、異状を示した2号機圧力容器4つのうち、3つが「監視に使用可」から除外され「評価中」に。1つは元々「参考」扱いだったので報告書に修正はないとのこと。

東海村の原燃工業から柏崎刈羽に運ばれた新燃料輸送容器の一箱に本来あるべきの未開封を示す外側の封印がなかった報告。内側には封印あり。封印は原子燃料工業が行うもので東電としては今回がはじめて。原因は調査中で保安院からは口頭注意。

魚介類のサンプリング結果報告、最高は小高区沖合15km マコガレイのセシウム134/137計 211Bq/kg。質疑、報道関係は清水社長の国会事故調招致、富士石油の社外取締役就任、6/1開始の節電新プラン130件。ほか。

○プラント

○報告

○モニタリング

○写真・動画

○その他

○報道

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