トラブル報告なし。海側遮水壁工事で明日から矢板を打ち込むために地盤掘削作業に。海側遮水壁2年後の竣工予定に変更ない。プラントメインは昨日の2号機4隅のトーラス室三角コーナーの滞留水分析結果報告。
4コーナーとも10E+4Bq/cm3レベルで大きなばらつきなく、昨日発表の温度、水位を加味しても漏洩箇所の推定に至る情報は得られなかった結論。小高区沖合15km地点と請戸川沖合18km地点の2地点の魚介類のサンプリング結果報告あり。
最大は請戸川沖合18km付近採取のマコガレイ2匹の身の部分のみの平均値。セシウム134/137合計 135Bq/kg。報告は2件。厚労省に月1度提出の福島第一作業者の被ばく線量評価報告。5月従事最大外部被ばく線量は16.85mSv。
最大外部被ばくは協力企業作業員で3号機原子炉建屋の瓦礫撤去作業に従事。5月の平均は東電社員 0.59mSv、協力企業は1.29mSvだった。(まだHPに資料ないので確認できない)
経過措置適用者(250mSv)は4月30日で法的な適用期限が終了したため今回の報告から削除したとのこと。報告2件目は保安院さまに外部電源の信頼性確保(開閉所、変圧器)の耐震性評価指示文書に対する報告(福島第二、柏崎刈羽)
(開閉所、変圧器の)入力地震動の算定が完了した旨の報告であり耐震性評価は今後。平成24年12月に耐震性評価を終了する予定。(工程チャートあり)入力地震動の算定妥当評価は近い内に保安院からあると思われ。
2号機取水口付近海水濃度上昇。【質疑】株主代表訴訟テレビ会議システム記録証拠保全申請関連が中心。ビデオ公開、中身の確認すらしていない、旧態依然の新生東電の広報に対する手痛い注文が多数。フリーランスゼロで現場視察の話題もなし。(´・ω・`)
○プラント
○環境モニタリング・サンプリング
- ★福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋地下階の滞留水サンプリング結果について(平成24年6月28日採取)(PDF 11.2KB)
- ★魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 221KB)
- 福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.0KB)
○報告
- ★原子力発電所等の外部電源の信頼性確保に係る開閉所等の耐震性評価の進捗状況の経済産業省原子力安全・保安院への報告について(平成24年度 第1四半期報告)
- ★福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について
○その他