2012年5月31日木曜日

東電会見 2012.5.31(木)18:00 ~ 福島第一作業者被ばく線量評価報告、福島第二 4号機復旧報告(中間報告)ほか

東電会見 2012.5.31(木)18:00 ~

トラブル報告なし。注水バランス変更計画、1m3/h増やした3号機が1℃ほど低下傾向。1m3/h減らした1号機は今のところ変化見られず。指示値不良の2号機格納容器の4つの温度計は元に戻った旨の報告。

サンプリング関係3件。2号機格納容器内の生ガスサンプリング結果、Kr-85が1.2E+2Bq/cm3、Xe-135はその他の号機何れも検出限界未満。他、月2回の核種分析の確報版報告あり。マンガン54が0.77~1.7Bq/L検出。速報版に変更なし。

定例の南放水口サンプリングでSr-90が検出。8.5E-1Bq/cm3(3/27)、1E-2Bq/cm3(4/5)単位は "Bq/cm3" であることに留意。

報告2件。1.厚労省、月一の厚労省提出の被ばく状況集計報告。4月の新規作業従事者は644名。4月の最高は23.53mSv(協力企業作業員)2.保安院さまには2F復旧計画中間報告。4号機の仮設備が全て本設設備に。

福島第二の4号機は本年度上半期を目途に原子炉を開放して燃料を取り出し地震による炉内構造物の影響を調査するとのこと。冷温停止を維持するための復旧計画(建て前)

○プラント

○報告

○サンプリング・モニタリング

○その他

○報道

平成24年5月31日(木) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16時 ~ 福島第二 4号機復旧報告(中間報告)提出、大飯原発再稼動にむけた特別監視体制(質疑)

平成24年5月31日(木) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16時 ~

IWJ Independent Web Journal




福島第二 4号機復旧報告(中間報告)提出、大飯原発再稼動にむけた特別監視体制(質疑)ほか

2012年5月30日水曜日

東電会見 2012.5.30(水)18:00 ~ 3号機廃棄物地下貯蔵建屋内溜まり水(調査報告)

東電会見 2012.5.30(水)18:00 ~

トラブル報告なし。昨日の西門可搬型モニタリングポストの伝送トラブルは同日19時39分に無線式の代替機で復旧。可搬型は停止継続で原因はまだ不明。先日、3号機廃棄物地下貯蔵建屋内で発見された溜り水の続報(水分析・写真等)

前回の推定通り廃スラッジ貯蔵タンクA室となりの廃樹脂貯蔵タンク室に溜り水を確認。経過観察から水位に変化が見られないため、配管貫通部を通じて廃棄物処理建屋側へ流出と推定。10E-1~10E-0Bq/cm3レベルで雨水認識。

処理水を増やす結果になるため今後の調査を見て止水を検討するとのこと。28日発生の2号機格納容器温度計4つ指示値異常の続報。元の温度に戻りつつある旨の報告。水曜なので水処理週報、ほか。


○プラント

○報告

○サンプリング

2012年5月29日火曜日

東電会見 2012.5.29(火)18:00 ~ 2号機格納容器 温度計指示値異状、20km県内 魚介類種別汚染評価報告、魚津断層帯の連動評価結果ほか

東電会見 2012.5.29(火)18:00 ~

トラブル報告1件 昨日の夕方から監視対象にある2号機格納容器の4つの温度計の指示値に優位な変化。電気抵抗測定は異常なし。湿気や異物等から線と線がショートするといった電気的な混色が怪しいと松本氏。監視対象から外すかはまだ検討中。

魚介類モニタリングの魚種別の汚染集計(初)最大魚種はシロメバルの1880Bq/kg 次いでスズキの1610Bq/kg。移送の際の杜撰な管理(INESレベル1)に鑑み、L型容器で外部機関の搬送する旨の報告。

この容器を受け入れ可能な機関を選定のため、3月12日以降のストロンチウム等の分析結果が1~1.5ヶ月公表が遅れる旨の報告。2F-2号機格納容器内部の目視点検結果報告。問題ない事をじっくり時間を掛けて説明。

保安院さま主催の意見聴取会で本日、報告してきた「魚津断層帯の連動評価結果」について。当然、プラントに与える影響は何もない報告。質疑はボーナス復活祭りとFACTA祭り。


○プラント

○報告

○サンプリング

○その他

○報道

国会事故調 第17回委員会 参考人 佐藤雄平 福島県知事 平成24年5月29日(火)15時 ~

国会事故調 第17回委員会
参考人 佐藤雄平 福島県知事 平成24年5月29日(火)15時~

参考人質疑


終了後の委員長記者会見(総括)


【参考人:佐藤雄平氏(福島県知事)】第17回 国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(通称:国会事故調) 生中継

ほとんど消化不良。佐藤雄平氏にしてやらられた感… 聴取延長は自らが事前拒否

2012年5月28日月曜日

東電会見 2012.5.28(月)18:00 ~ 政府・東京電力中長期対策会議 運営会議 第6回会合報告 燃料取り出し試験計画

東電会見 2012.5.28(月)18:00 ~

トラブル報告1件。昨日27日(日)3号機塩分除去装置停止。漏洩は確認されていない。土曜日に発生した4号機使用済燃料プールのスキマーサージタンク水位上昇の原因はまだ不明。調査中。1号機温度計4Bと4Cの入れ替わり時期判明報告ほか。

本日は第6回中長期対策会議の日。会議で使われた資料を元に松本氏から要点説明。いわゆる最近1ヶ月の総集編。新たな説明としては4号機プールから新燃料を2体試験的に取り出す計画報告。

恒例の今月の建屋からの放出放射能量評価は、先月と同じ評価で建屋からの放出量は約0.1億Bq/h、敷地境界の年間被ばく線量は 0.02mSv/yと推定。

○プラント

○政府・東京電力中長期対策会議(第六回会合)

○モニタリング・サンプリング結果

2012/5/28・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見


平成24年5月28日(月) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16時20分~

平成24年5月28日(月) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16時20分~

IWJ Independent Web Journal


冒頭 森山対策監の報告連投。福島第一報告のみ。

国会事故調 第16回委員会 参考人 元内閣総理大臣 菅直人 平成24年5月28日(月)14時~

国会事故調 第16回委員会
参考人 元内閣総理大臣 菅直人 平成24年5月28日(月)14時~

参考人質疑


終了後の委員長記者会見(総括)


【菅直人前首相 参考人招致】第16回 国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(通称:国会事故調)


■アウトライン メモ(未整理)



■終了後の委員長記者会見

2012年5月27日日曜日

2012年5月26日土曜日

東電会見 2012.5.26(土)18:00 ~ 3号機廃棄物地下貯蔵設備建屋で滞留水発見、4号機使用済燃料プールのスキマーサージタンク水位低下、西門モニタリングポスト電装トラブル、ほか

東電会見 2012.5.26(土)18:00 ~

トラブル報告3件。本日10時30分 また西門モニタリングポストが免震重要棟にデータ転送されないトラブル。無線代替ポストで代用。電源ケーブルが抜けていたので挿したら16時20分に復旧。16時30分に再開。なぜ時間かかってんだろ??

本日 4号機使用済燃料プールのスキマーサージタンクの水位が上昇。15時21分に塩分除去装置モバイルROを停止して調べた所、入り口側の流量計の不調を確認。肝心なスキマーサージタンク上昇理由は不明。冷却と関係ないので影響ない報告。

5月24日13時30分頃3号機 廃棄物地下貯蔵設備建屋のハイスラッジ貯蔵タンク周辺に水溜まりを発見。公表遅れた理由は水の素性、流入経路等確認に手間取ったから。推定610m3。水面上部雰囲気線量0.02mSv/hでBGと同等レベル。

よって雨水か地下水という認識。建屋外、環境への流出心配ない旨の報告。今後の対応は月曜日以降。31m3/day で流入していると推定。逆算して今月5月に入ってから流入始まったと見ている。

4号機建屋大臣視察の様子映像を上映。使用済燃料プールのあるフロアを視察する様子。この場所の空間線量は100~300μSv/hとの事。目標0.2mSv/hで被曝線量は0.11~0.12mSだったとのこと。サンプリング関係は特に特筆すべき変化はなし。


○プラント状況

○サンプリング・モニタリング

○写真・動画

2012年5月25日金曜日

東電会見 2012.5.25(金)18:00 ~ 4号機原子炉建屋・使用済燃料プール健全性調査報告、ロボットによる1号機原子炉建屋 調査報告、魚介類サンプリングほか

東電会見 2012.5.25(金)18:00 ~ (2時間)

トラブル報告なし。今回は世界的にも非常に関心の高い4号機原子炉建屋と4号機使用済み燃料プールの健全性調査結果報告がメインの会見。結論だけ言えば、これまでの解析安全主張の通り実測でも安全性が確認された報告。質疑の8割はこの議題。

点検項目は、外壁面の測定、目視点検、水位測定、壁面の非破壊検査の4項目。この4項目点検は3ヶ月に一回、四半期ごと継続実施し、建屋に変化がないか監視していくとの事。ひび割れなかった報告。でもひび割れはあるが元々あったも。

WSJ等、記者から第三者を介さない東電だけが調査し問題ない報告を繰り返す事に疑問の声。案の定、保安院さまが見ているので問題ない主張。第三者検証は今後、検討するとのこと。(WSJ/FACTA質疑で2回明言)また、会見中の18時30分頃、保安院から早々に4号機建屋健全性に関する再調査に関する指示文書を受領。

1号機原子炉建屋のバックポッドに搭載したγカメラ調査映像、調査報告。数mSv/h台で最高は13.1mSv/h。空間的な線量分布を三次元的に表現出来ないかという事で今後も1~3号機の順で実施するとの事。

夏場に向けて注水量を変更する計画。温度が高い3号機への注水量を1.5m3/h増やして、同じ量を余裕のある1,2号機の注水量から減らす計画。トータル注水量は変えず、汚染水は増やさないとの事。

魚介類サンプリング報告。5月2日採取、木戸川沖合2km地点。最高はヒラメ Cs-134 490Bq/kg、Cs-137 700Bq/kg、合計 1190Bq/kg。質疑は昨日の 大気・海洋総放出量推定報告に関する質問も。

○プラント

○サンプリング

○指示文書

○画像・動画

○報道

2012年5月24日木曜日

東電会見 2012.5.24(木)18:00 ~ 3号機原子炉建屋1階のTIP室内調査報告、2号機の代替温度計設置に向けた除線試験の結果報告、ほか

東電会見 2012.5.24(木)18:00 ~

トラブル報告なし。3号機原子炉建屋1階のTIP室内調査報告。TIP室の扉の隙間から棒の先にモニタ付けて中を計ったら45mSv/h 外側と大きく変わらず。温度 17.1℃、湿度 85.8% だった。

二重扉からTIP室手前までのクインスス2映像公開。 2号機の代替温度計設置に向けて大物搬入口付近で行っていた除線試験の結果報告。ストリッパブルペイントという水溶性樹脂を塗って剥がす手法と乾式、湿式モップで一定の効果。

2号機代替温度計設置に向けた当所のスケジュールに変更はなく、来週から実際の除線作業に入るとのこと。全面マスク着用運用変更、企業センター厚生棟から第一正門と免震重要塔の行き来が6月1日から全面マスク不要に。

直前まであった「大気、海洋への総放出量試算」会見、2時間経過しても終る気配なったのに、この会見での質問なし。

○プラント

○サンプリング

○その他

○動画・写真

○報道

東電会見 2012.5.24(木)15:00 ~ 福島第一​原子力発電所の事故に伴う大気​および海洋への放射性物質の放​出量の推定について

東電会見 2012.5.24(木)15:00 ~ (臨時会見 約2時間)

福島第一​原子力発電所の事故に伴う大気​および海洋への放射性物質の放​出量の推定について

【ニコ生】http://live.nicovideo.jp/watch/lv94196270



平成24年5月24日(木) 経産省 保安院 定例ブリーフィング ~

平成24年5月24日(木) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16時~

森山対策監が訳わかりません。不安になる4号機現地視察。

IWJ Independent Web Journal


2012年5月23日水曜日

東電会見 2012.5.23(水)18:00 ~ 3号機原子炉建屋1階のTIP室調査断念、ポンプ主軸の折損調査は可能性なし結論、柏崎刈羽保安規定違反指示文書ほか

東電会見 2012.5.23(水)18:00 ~

トラブル報告なし。本日実施した3号機原子炉建屋1階のTIP室の調査はTIP室入口の扉が爆風で破損しており東電社員2名でドア撤去試みたが出来ず、クインス2入れず断念。覗きこんだ様子では破損した様子なかったとの事。今後は扉撤去検討。

水曜日なので水処理施設の稼働状況報告あり。7月下旬にタンクのリプレイス工事が終了し20万トン強の貯蔵量が出来る状況に。柏崎刈羽で安全に関わる危機の点検を行なってなかった事に関する根本原因を究明を報告せよとの2回目の指示文書。

九電玄海3号機で確認された充てんポンプ主軸の折損で同様の事例が無いか各電力会社に調査指示が出されていたことに対する報告。重要機器で異常な振動や折損するような可能せない結論報告。質疑は報道関係が中心。

○プラント

○報告・指示文書

○サンプリング・モニタリング


○その他

○報道(質疑で議題に上った報道)

2012年5月22日火曜日

東電会見 2012.5.22(火)18:00 ~ 明日実施の3号機原子炉建屋1階TIP室内調査説明、格納容器下部に穴-水位40cm報道(質疑)

東電会見 2012.5.22(火)18:00 ~

トラブル報告なし。作業報告は3件。明日から3号機のTIP室をクインス2で調査。計画線量は6mSv。計装配管接合部から溶融燃料漏れてた東電推測。この部屋に線量影響があるかで推測の信ぴょう性がわかる見込み。明日1日で完了する予定。

窒素ガス封入装置PSA3をメンテナンスのため2時間停止。トラブル以降、安定化のための並列運転を PSA4のみの運転に。1号機原子炉建屋地下一階、トーラス室を内視鏡等で見るため、内視鏡を入れる事を想定していた貫通孔が詰まっていた件。

鉄の棒を突っ込んでガシガシ?やってみたら詰め物は取れそうな感触だった報告。今後も調査すすめるとのこと。質疑はJNES 1号機 格納容器そこから40cmの位置に水面評価報道に関して。水位は問題ではないのだ!主張。


○プラント

○サンプリング・モニタリング

○報道
東京電力福島第一原発1号機には毎時六トン前後の冷却水が注入されているのに、格納容器内の水位はわずか四十センチほどしかない可能性が、原子力安全基盤機構(JNES)の解析で分かった。2号機の水位は約六十センチしかないことが実測で判明しており、格納容器損傷の深刻さをあらためてうかがわせた。 
解析は、注水量や格納容器への窒素の注入量と、格納容器内の圧力変化の関係を調べ、どこにどれくらいの損傷があれば、変化をうまく説明できるか探る手法を使った。
その結果、格納容器本体と下部の圧力抑制室をつなぐ配管周辺に直径数センチの穴が開いている▽穴の場所は、格納容器のコンクリート床面から約四十センチの高さで、穴から大量に水が漏れ、水はそれより上にはない-との結論になった。
漏れた水は、原子炉建屋地下に流れた後、配管やケーブルなどを通す穴を通じ、隣接するタービン建屋地下に流れ込んでいるとみられている。東電は1号機の格納容器の水位は約一・八メートルあると推定しているが、それより大幅に低い。
格納容器の厚みは三センチほどあるが、穴があるとみられる配管(直径一・七五メートル)の厚みは七・五ミリと四分の一程度しかない。専門家からは、配管は構造的に弱いとの指摘が出ていた。
溶け落ちた核燃料が完全に水に漬かっていないことも懸念されるが、JNESの担当者は「格納容器内の温度は三〇度程度と高くはない。水に漬かって冷やされているとみられる」と指摘する。
廃炉を実現するためには、格納容器の損傷部を補修し、圧力容器ごと水没させる水棺にすることが必要。担当者は「解析結果は損傷部の特定に役立つ。今後はカメラによる実測も検討しなければならない」と話した。

2012年5月21日月曜日

東電会見 2012.5.21(月)18:00 ~

東電会見 2012.5.21(月)18:00 ~

ラブル報告、新たな作業報告、共になし。継続作業についての報告もなし。

○プラント

○モニタリング

平成24年5月21日(月)経産省 保安院 定例ブリーフィング

平成24年5月21日(月)16:00 ~ 経産省 保安院 定例ブリーフィング

聞き取れなかったところが多く内容に自信無し。話半分で。報告は1Fプラントのみ。保安院からの報告はなし。


2012年5月19日土曜日

東電会見 2012.5.19(土)18:00 ~

東電会見 2012.5.19(土)18:00 ~

トラブル報告なし。西門モニタリングポスト本日8時30分に復旧。原因は不明。本日から構内のドライアウトブラスト実証実験開始の報告。それ以外は特に無し。

○プラント

○サンプリング

2012年5月18日金曜日

東電会見 2012.5.18(金)18:00 ~ 2011年6月9日 3号機原子炉建屋内 線量調査映像 7分公開(=全13分39秒-6分30秒)

東電会見 2012.5.18(金)18:00 ~

トラブル報告1件。昨日復旧した西門モニタリングポストの伝送トラブル昨夜21時20分に再び。21時30分に無線式で代替。データ欠測はなし。昨年6月15日公開の3号機原子炉建屋内部調査映像公開。核物質防護、プライバシーカット映像。

約7分の映像は情報公開コーナーでDVD。HPにアップされていない。出来ない量かな? 福島県の要請による1F類似トラブルの頻発の報告あり。来週、福島県が対策を視察。現地取材はないとの事。スケジュールの詳細、日時はまだ不明。

○プラント

○サンプリング

○報告

○その他

平成24年5月18日(金)13時~ 経産省 保安院 深野院長会見

平成24年5月18日(金)13時~ 経産省 保安院 深野院長会見

IWJ Independent Web Journal


○深野保安院長:
それでは始めさせて頂く。先ず私の方からひとつ申し上げる。保安院では4月以降も責任をもって原子力安全にあたるようにという大臣の指示にそって、引き続き取り組みを進めているところだ。

# 次の寄生先で我々の主張の根拠とする新寄生機関のルール作りをなっ!

津波や耐震バックチェックに対する意見聴取会も開催し、作業を続けている。また、ストレステストについても意見聴取会を開催して運転整備など続けているところである。保安院として最期に結論を出すに至らないものもあるかもしれないが、

出来るだけの判断材料、あるいは情報を集めておくことは必要であろう。そのように考えて進めているところだ。それから東京電力福島第一発電所の関係だが、設備、昨日、信頼性向上、これについて3月に指示を行なっている。

そして5月11日にはそれを受けて東電の方から実施計画案が私どもの方に提出されている。この中身は今仮説の配管とうとう多々あるわけだが、出来るだけこれを信頼の高いものにしてく、取替などによって対応していくと言った内容になっている。

これについては、今後、専門家などの意見聴取会により、保安意図しての評価を取りまとめていきたいと。このように考えている。私からは以上だ。

2012年5月17日木曜日

東電会見 2012.5.17(木)18:00 ~

東電会見 2012.5.17(木)18:00 ~ (1時間30分)

トラブル報告なし。サンプリング関係3県報告のみ。本日も第三回現場公開に関する栗田氏の質疑あり。

2012/5/17・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見


○プラント

○モニタリング

平成24年5月17日(木) 経産省 保安院 定例ブリーフィング ~ 内部溢水・外部溢水勉強会、耐震指針の見直しに関する保安院と安全委員会のやり取り

平成24年5月17日(木) 16時15分~ 経産省 保安院 定例ブリーフィング
内部溢水・外部溢水勉強会、耐震指針の見直しに関する保安院と安全委員会のやり取り

IWJ Independent Web Journal


○内部溢水・外部溢水勉強会

○報告(安全委員会)… 説明なし

○報道(東京新聞)
保安院、安全委に表明要求 「耐震 旧指針でも問題なし」 (魚拓)(魚拓2
経済産業省原子力安全・保安院が二〇〇六年四月、原子力安全委員会に対し、古い耐震指針に基づき建設された原発でも、安全性に問題はないと表明するよう要求していたことが分かった。直前に北陸電力志賀原発(石川県)の運転差し止め訴訟で、旧指針の不備を理由に北陸電が敗訴しており、悪影響が全国の原発に広がるのを避けようとしたとみられる。
金沢地裁は〇六年三月二十四日、「旧指針は実際に起きた地震の観測結果と合わない」と志賀原発2号機の運転差し止めを命令した。保安院によると、直後の四月、A4判二枚分の文書を安全委員会に出した。当時の訴訟担当課長が作り、上司には報告していなかったという。
文書は「旧指針でも耐震性に問題はない」との見解を表明するよう安全委に要求。表明がないと、立地自治体やマスコミの批判が激しくなる▽国会でも原発建設を認めた責任を追及される-などとし、「安全委の有識者はたびたび証人出廷を強いられる」と、安全委を半ば脅すような文言もあった。
安全委は同年九月に新指針を決定。その際に「指針が改定されたからといって、既設施設の設置許可は無効にならない。安全審査をやり直す必要はない」との見解を示した。
その後の〇七年十月二十六日、中部電力浜岡原発の運転差し止め訴訟で静岡地裁は「旧指針は信頼できる」と住民側の訴えを退けた。志賀原発訴訟は二審で北陸電力が逆転勝訴し、最高裁で確定した。
保安院の森山善範原子力災害対策監は「中立でないと誤解される記述はあるが、訴訟と文書は無関係だ」と強調した。
安全委の担当者は「保安院は志賀原発訴訟のことも考えていたのではないか。委員会としては、保安院の要求とは関係なく見解をまとめた」と述べた。

国会事故調 第14回委員会 参考人 元経済産業大臣 海江田万里

国会事故調 第14回委員会
参考人 元経済産業大臣 海江田万里 平成24年5月17日(木)15時~



委員会後の記者会見



○アウトライン

00:01:10 ~ 黒川委員長:参考人挨拶(元経済産業大臣 海江田万里)
00:05:50 ~ 櫻井委員:「原子力行政と責任」当時の原発事故対応の大臣責任の認識
00:13:55 ~ 櫻井委員:ERC、ERSS、SPEEDI認識。十五条通報、緊急事態宣言までの経緯
00:21:20 ~ 櫻井委員:3km → 10km → 20km 避難指示迷走の経緯
00:29:25 ~ 櫻井委員:菅総理が福島第一原発に向かう経緯
00:30:50 ~ 櫻井委員:炉規法に基づくベント指示の経緯、認識
00:38:05 ~ 櫻井委員:海水注入と中断、指示等の経緯
00:50:50 ~ 櫻井委員:OFCを福島へ移転、保安検査官が早々に撤収した経緯
00:53:40 ~ 櫻井委員:福島第一撤退の連絡、東電と政府認識の相違
01:02:40 ~ 野村委員:ベントが遅れた判断、炉規法の権限(民間人が死亡しても…)
01:04:20 ~ 野村委員:総理が全員撤退を止めた経緯(叱責、死んでくれ、オレも死ぬ)
01:06:50 ~ 野村委員:東電海水注入ためらう発言の根拠、東電への指示に対する法的根拠
01:15:55 ~ 野村委員:経産大臣として計画停電(輪番停電)決定の関わり
01:21:40 ~ 野村委員:賠償スキーム決定経緯、財政出動削減優先の欠落した被災者目線
01:28:00 ~ 石橋委員・野村委員:浜岡原発(法的根拠・地震認識)玄海原発 高経年化
01:37:55 ~ 石橋委員:★地震・火山 自然災害大国 日本における原発の安全性について
01:41:35 ~ 石橋委員:★6月17日安全宣言、耐震指針(車検に例えて)当時の認識
01:47:45 ~ 野村委員:電力需給問題の政府初動対応(再稼動条件)・資源エネ庁の動き
02:00:00 ~ 野村委員:福島原発事故に人為的ミスがあったかどうかの認識
02:02:30 ~ 黒川委員長:Max30分延長要求 - 参考人:おしっこしたいんで20分な
02:02:55 ~ 野村委員:東電側-人為的ミスの認識は(水素爆発防げずが大きな反省点だ)
02:04:40 ~ 田中(三)委員:水素爆発の認識が本当になかったのかどうか
02:07:30 ~ 黒川委員長:東電が廃炉を躊躇していると認識した根拠は何か
02:08:45 ~ 蜂須賀委員:被災者に対しての言葉、病院OFC助け求め餓死
02:14:05 ~ 櫻井委員:統合本部を東電に設置したデメリット
02:16:00 ~ 櫻井委員:事業者の自己責任を政府が肩代わりした認識について
02:17:50 ~ 櫻井委員:地域住民に対して出来る事は尽くしたか
02:20:10 ~ 櫻井委員:炉心溶融発言 広報担当交代で情報の信頼性が失われた件
02:23:25 ~ 櫻井委員:3.11当時の体制、保安院、経産大臣の役割は果たせたか
02:28:20 ~ 櫻井委員:参考人にとって原子力緊急時体制の望ましい姿とは何か
02:30:00 ~ 黒川委員長:昨年中に中長期を見越した対策を打てなかった教訓を

02:34:30 ~ 国会事故調法 第12条第一項に基づく資料提出要求についての議論

02:41:10 ~ 6月の最終報告書に向けた論点整理

○資料・その他

東電会見 2012.5.16(水)18:00 ~ 溢水勉強会資料公開、4号機建屋の健全性確認調査、1~4海底土肥福工事完了-映像報告、魚介類モニタリング最高1880Bq/kg ほか


トラブル報告。正門に設置している可搬型のモニタリングポストにおいて13時30分のデータ欠損。現場では動作しているので電装系トラブルと推定。15時にリセットして復旧。その後、、16時30分に再び正門と西門で同様のトラブル。18時に正門は復旧したが西門は復旧せず代替の無線式モニタリングポストで代替。

また、温度計の誤接続が発覚。1号機で1箇所。正しく温度を取得出ていなかったと思われる。プラント関係では明日から4号機原子炉建屋の健全性確認のための点検作業に入る旨の報告。レーザーを使った監視、非破壊検査等。他、1~4号機取水口前面の海底土被覆工事完了、映像による報告。明日から5、6号機側の作業の海底土被覆工事へ。

魚介類サンプリング結果。最高は5月2日 木戸川沖合2kmで採取された クロメバル(筋肉) Cs-134 780Bq/kg Cs-137 1100Bq/kg 計 1880Bq/kg(基準値の19倍)

国会事故調で野村委員から指摘のあった保安院の勉強会で全電源喪失を認識していた事に関する問題。昨日に引き続き、冒頭の松本氏の説明の大半はこの件の釈明。溢水勉強会の資料配布あり。質疑のほぼ全てがこの件に。松本氏の主張は昨日と何も変わらず。

進展のない長時間会見。明日は保安院が… (ヽ'ω`)カンベンシテ ヨ

○プラント

○報告

○モニタリング

○その他

2012年5月15日火曜日

東電会見 2012.5.15(火)18:00 ~ 勝俣参考人 国会事故調での野村委員 全電源喪失認識の指摘、報道に関する釈明会見

東電会見 2012.5.15(火)18:00 ~

わすか10分の松本氏の冒頭報告、報告内訳 7割は昨日の国会事故調 での野村委員の指摘と報道否定。質疑はすべて全電源喪失認識の認識、経緯について。久々のNHK山崎記者 説教炸裂会見。

  • 野村委員の示した資料が何か目星はあるが確証ない
  • (溢水)勉強会は保安院、JNES主導で電事連、東電はオブザーバー
  • 保安院(電事連)勉強会、経緯や資料公開は保安院に聞け
  • 指示文書など存在せず法的義務はない。誤解しないように
  • あくまで要望。電源ではなく非常用海水ポンプだ
  • 全電源喪失認識は認める(その条件下であれば原子力技術者なら常識だ)は?
  • 土木学会の指針に基づいて当時の知見として対応に問題ない
  • 社内事故調査中間報告に事実記載ない(発覚してなかったので)
  • この全電源喪失認識に関する問題は6月の社内事故調査最終報告に明記することを約束(させたNHK山崎記者)

東電の主張は僅かで繰り返し。質疑が咬み合わないのでこんなに長い会見に。保安院さまブリーフィング第二ラウンド確定。


○プラント

○サンプリング

○その他

2012年5月14日月曜日

東電会見 2012.5.14(月)18:00 ~ 3回目の福島第一現場取材 初めてフリーランス(2名)と雑誌記者(3名)に公開すると発表。

東電会見 2012.5.14(月)18:00 ~

3回目の福島第一現場取材 初めてフリーランス(2名)と雑誌記者(3名)に公開すると発表。

○プラント

○サンプリング

○その他

東電会見 2012.5.14(月)14:00 ~ 平成23年度決算について(取締役社長 西澤 俊夫)会見

東電会見 2012.5.14(月)14:00 ~ 平成23年度決算について(取締役社長 西澤 俊夫)会見

平成24年5月14日(月) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 11:00~

平成24年5月14日(月) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 11:00~

IWJ Independent Web Journal


○森山対策監:
福島第一の状況 1~3号機 建屋内汚染状況調査を本日から開始する。今後、建屋内を円滑に行う除染計画があり中長期対応だが、汚染状況見るためロボットによる線量率、線源調査を行う。その後、人が入り塵採取、浸透しているもの含めて調査する。

本日から1号機でロボットのよる調査。2,3号機の順番で行う。ロボットのよる調査顔終わった段階で人が入り更に詳細な表面汚染状況の調査を行う状況になっている。2号機滞留水をプロセス主建屋へ移送中。

3号機の滞留水移送は停止中。水位見ながら。4号機の塩分除去装置モバイルROが暫くトラブルで止まっていたが、先週金曜日11日から運転再開した。推定原因はRO処理した水を貯めるタンクの水位が高くなる自動停止だったが、

その警報が出るレベルより少し低い所でオーバーフローさせてホースで水を戻すラインのホースの長さが120mぐらいと長く、この部分で水がうまく流れなかったと見ており、60mぐらいまで短くして圧力損失を減らし、

オーバーフローした水がスムーズに流れるようにした。今のところ順調に動いているということである。海底土被覆工事1~4号機前面部分で海底土を被覆する工事を行なっていたが、11日までに終わり、12日土曜日から工事の実施結果調査をしている。

具体的には深さを計ったりサンプリングをしたり適切に海底土が被覆されているかどうか見るということだ。5日ほどかけて行うということで、今のところ17日(木)までの予定。

3号機突出弁ピット 取水口付近からの水の移送、その後の埋設作業を11日からコンクリ打設作業を行なっている。ピットそのものを埋めてしまう。キュリオン、明日から改修、補修作業を行う予定。

キュリオンでポンプ類が何度か故障し、ポンプがコンテナのようなところに入っており、非常にメンテナンス性が悪く、ポンプを外付けにして補修、メンテナンス性を上げるため、15日から6月上旬までかけて作業を行う予定。

その他、プラントパラメータは大きな変動ない。原子炉注水状況 本日5時現在、1号機 給水系 4.5m3/h CS系2m3/h、2号機 給水系3m3/h CS系5.8m3/h、3号機 給水系 2m3/h CS系5m3/hで安定している。

格納容器水素濃度 1号機 0%、2号機 0.24%、一時期 0.5%超えていたが下がってきた。3号機 0.17%となっている。使用済燃料プール水温、1号機20℃、2号機19.5℃、3号機19℃ 4号機 29℃。プラント状況は以上。

先週末に東電から幾つか報告があった。信頼性工場に関する計画書、瞬時電圧低下の対応、保安規定の変更申請。信頼性工場に係る実施計画については先ず保安院で中身を見ているが、専門家の意見を聞くため意見聴取会を開く予定。

日程等は決まっていない。決まればお知らせする。その結果を踏まえ、信頼性向上については中長期プロジェクト、施設運営会議に反映させていくことになると思う。私からの説明は以上だ。

2012年5月13日日曜日

東電会見 2012.5.12(土)18:00 ~ 信頼性向上対策に係る実施計画の策定 ~報告書(松本氏)

東電会見 2012.5.12(土)18:00 ~
http://live.nicovideo.jp/watch/lv91623891

トラブル報告なし。定例サンプリングと報告書1件。昨日、保安院さま提出期限だった「信頼性向上対策に係る実施計画の策定」の報告内容説明。土曜日は新人記者さんの勉強会化している所に松本氏による報告。これまで十分説明できなかった部分を中心に説明。

仮設設備の恒久化、仮設設備評価(仮設防潮堤)、多核種除去設備(9月運用目標)通信設備、熱バランスモデルによる状態把握の試み、火災対策、循環注水少ループ化検討、経年劣化、放射性物質拡散防止(2号機ブローアウトパネル閉止検討)中長期信頼性向上など。

質疑の半分はビギナー向け、勉強会で同じ質問の繰り返し… (ヽ'ω`) カンベンシテ


○プラント関連

○報告書関連

○サンプリング関連

2012年5月11日金曜日

東電会見 2012.5.11(金)18:00 ~魚介類の核種分析結果、瞬時電圧低下の対応、原子炉施設保安規定の変更認可申請、ほか

東電会見 2012.5.11(金)18:00 ~

プラント関連トラブル報告なし。新たな作業報告は2件。いずれも来週月曜日から。1~3号機の建屋内遠隔除染の技術開発の前段階としてγカメラを搭載したパックポッド(ロボット)による調査。結果は5月下旬頃の報告予定。

2号機代替温度計設置に向けて作業エリアの除染を1週間ほど試験的に行う予定。場所は建屋内ではなく大物搬入口の入り口で行い効果を確認するとのこと。5回目魚介類サンプリング調査結果は2F沖合中心。最高はコモンカスベ 350Bq/kg

報告は2件。1月に発生た瞬時電圧低下により使用済燃料プール冷却が長時間停止したトラブルに係る対策報告。停止しなかった炉心注水ポンプ関係に対策、停止したプール冷却関係は時間的余裕から対策しない結論。( ゚д゚) ナニソレ

他、施設運営計画(その2)(その3)の改訂が保安院さまに妥当と判断されたでよ、報告。冷温停止ステップ2終了後に設置された3号炉のガス管理システムや4号機非常用DG復旧などに伴う保安規定修正等。


○プラント

○報告・申請 等

○サンプリング・モニタリング

東電会見 2012.5.11(金)16:00 ~ 西澤社長 電気料金の値上げ記者会見

東電会見 2012.5.11(金)16:00 ~ 西澤社長 電気料金の値上げ記者会見


左 常務取締役お客様本部長 高津浩明
央 取締役社​長 西澤俊夫さま
右 電力契約部長 鈴木



ニコ生:​「電気料金の値上げ」​について 西澤俊夫 取締役社​長 会見
まとめ:「電気料金の値上げ」について 西澤俊夫 取締役社長 会見
関連:東電会見 2012.5.9(水)20:30 ~ 総合特別事業計画 認可報告会見(西澤社長)

2012年5月10日木曜日

東電会見 2012.5.10(木)18:00 ~

東電会見 2012.5.10(木)18:00 ~

プラントトラブル報告なし。新たな作業報告もなし。柏崎刈羽の津波対策報告。(資料見当たらず確認できず)なんか防潮堤や水密扉等の津波対策としての工事を行なっていることを知らしめたかったらしい。

○プラント

○モニタリング


○その他

平成24年5月10日(木) 経産省 保安院 定例ブリーフィング ~ 九電玄海4号機、本日ストレステスト一次評価報告書の提出、環境放射線管理報告書ほか

平成24年5月10日(木) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16:00~


2012年5月9日水曜日

東電会見 2012.5.9(水)20:30 ~ 総合特別事業計画 認可報告会見(西澤社長)まだ社長はオレだ!廣瀬常務より会見時間長いもんね!

東電会見 2012.5.9(水)20:30 ~ 総合特別事業計画の認定、計画の説明

こそこそ西澤社長、会見時間の最長記録を更新。社長は俺だ。廣瀬常務(次期社長)の1時間30分超える会見に。質疑見る価値なし。



【5/9・20:30開始】東​京電力 西澤俊夫 取締役社長​ 記者会見 生中継
2012/5/9・20:30開始 東​京電力 西澤俊夫 取締役社長​ 記者会見


東電会見 2012.5.9(水)18:00 ~ 福島第一、福島第二の事故報告書(改訂版)、福島第二の復旧計画の進捗状況ほか

東電会見 2012.5.9(水)18:00 ~

トラブル報告1件。本日 5月9日 12時45分ごろ、旧事務本館前の道路脇の ”ろ過水" 移送用のポンプ室から水が霧状に噴き出している事をカメラで確認。漏洩した水は坂下ダムから取水した水で放射性物質を含まない水。4号機プールから燃料取り出しの為の建屋カバー工事で使うコンクリートに使うための水との事。

1~3号機の Xe-135 の分析結果報告。いずれも再臨界判定基準を下回っているとのこと。4月29日から故障停止していた塩分除去装置の一つ電気透析装置が本日より運転再開した胸の報告。故障原因は炭酸カルシウムが付着したことによる流量阻害だったとのこと。

本日は水曜日で水処理、貯蔵の週報。濃縮塩水タンクの貯蔵は8月上旬まで持つ試算。その先は貯める所が無くなる。多核種除去設備が間に合うのかも不明。結末分かっているのにその先に関しての海洋放出に関する話題はタブー。アホちゃうか。

保安院さまへの報告書は2件。福島第一と福島第二の事故報告書の改訂版を提出。前回提出した8月(福島第二)、9月(福島第一)以降、本年3月まで新たに判明した事柄を対照表で記載した資料。事故報告書は膨大なためHPでの公開。

これまで説明してきているということで松本氏から項目ごとに説明はなし。なんで6月の最終報告前のこのタイイングでという質問に対する回答がよくわからず。主に12月以降のマープの解析のやり直しやHPCIの手動停止などが中心という事。他、福島第二の冷温停止状態を維持するための設備の復旧状況の報告あり。

○プラント

○モニタリング・サンプリング

○報告

○写真・動画

○その他

2012年5月8日火曜日

東電会見 2012.5.8(火)18:00 ~ 法令違反(=犯罪)17歳の少年が緊急時の復旧作業に従事していた事実が判明。協力企業の責任、本人の年齢詐称を強調する東電 ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!

東電会見 2012.5.8(火)18:00 ~

5/8 プラントトラブル報告なし。報告はモニタリングが中心。建屋開口部の空気中核種分析結果と新たに1箇所測定箇所を増やす旨の報告。海域モニタリングでサンプリング箇所を緯度と経度を示す事に。

1Fサーベマップ公開。前回より低下報告。しかし実際には下がっておらず、変わっていない、あるいは変化のある場所は上昇しているところのほうが多い。

放射線作業従事者の登録を取り消す手続きの際に、昨年4月に法律で禁止されている18歳未満の作業員(当時17歳)が福島第一の緊急時作業に従事していたことが判明した旨の報告。

きっかけは該当者の放射線作業従事者の資格を取り消す作業の際に、放射線管理手帳に記載されている生年月日と、作業従事者登録(放管手帳発行)時の生年月日を照らしあわせた結果、一致しなかった事により発覚したとのこと。

作業従事者登録の際、顔写真入りの公的証明書を必要としなかった3/11~6/8該当約6000名に同様の事例がないか調査するとの事。17歳少年は4/6~11の6日勤務で被ばく線量 外1.37 内0.55 合計1.92mSv。昨年7月の電離健診で異常なし。

問題の17歳は鹿島の下請け。何次下請けかは不明。会見中は原因は協力企業が調査中で責任は協力企業にあることを強調。会見終了時に協力企業から本人が年齢を偽装したと報告あったとの事。その際、本人の偽装を繰り返し強調した松本氏。

この件に関する資料配布はなし。

プラント

サンプリング・モニタリング

東電会見 2012.5.8(火)16:00 ~ 廣瀬 直己 次期社長(西澤とは違うのだよ!西澤とは!!)会見

東電会見 2012.5.8(火)16:00 ~ 廣瀬次期社長会見 (1時間30分)

ニコ生【5/8・16:00開始】東​京電力 次期社長・廣瀬直己常​務 記者会見
2012/5/8・16:00開始 東​京電力 次期社長・広瀬直己常​務による記者会見


○司会:
これより本日の取締役会で新社長に内定した常務取締役 廣瀬なおみの会見を始めさせて頂く。本日の進行はわたくし広報部の長谷川が進めさせて頂く。冒頭、廣瀬から挨拶し、その後に皆様から質問を頂きたいと思う。

○廣瀬常務:
あらためまして。廣瀬でございます。本日は急遽、お集まり頂き、本当に有難うございます。本日、東電で臨時取締役会が行われ、次期社長という大役を仰せつかった。勿論御存知の通り、正式の就任は6月末の株主総会、その後の取締役会で決定になるが、

今、東電はこういう状況であるし、それから昨晩依頼、沢山の報道がなされていることもあり、その間で私の対応も幾つか失礼があったということもあり、わがままを申し上げ、(西澤)社長にもお断りを申し上げ、急遽、こういう形で少しでも早く皆さんに挨拶させていただくべきと考え、

こうした場を設けさせて頂いた。本来、社長就任会見というのは、新旧社長が並んでというのが一般的な形だと思うが、そうしたことで西澤にもお願いをして、わがままを言って時間の調整もせずに、私がこうした形でやらせて頂くことになった。

どうぞご理解頂きたいと思う。さて、新しい社長として取り組むべき課題としては、また改めてちゃんときちっとした形で皆さんにお示しさせていただく場を設けさせて頂きたいと考えているが、本日は拝命したということをその上で幾つか私どもの考えていることを私の思いを今日申し述べさせて頂きたいと思っている。

新しい社長として、申請東電を今後どういうふうに引っ張っていくかということだが、取り組むべき課題は一つには先ず、1年2ヶ月になろうとしているが、引き続き大変な心配、不便をおかけしている福島の方々を中心に、今回の原子力災害で被災された方々への賠償をしっかりやっていくこと。

それから福島第一の安定化しながら廃止措置に向けてしっかり取り組んでいくと同時に、本業の合理化を進めながら電力の安定供給、の大きな3つの柱について取り組んで行かないといけないと強く思っている。

また、それを保管する形で数々の取り組みが近々で説明さて頂く機会があると思うが、総合事業計画にしっかり網羅されている。それをひとつひとつしっかりやっていくことだと思っている。何をなすべきかのリストアップはされているだろうなと思っている。

ポイントはそれをどのように実現、執行していくかが新しい体制のもとでの我々の大きな課題だと思っている。その意味で今申し上げた3つの大きな柱、更には総合特別事業計画の取り組みを実際に担っていくのは、東電の社員であり、グループ会社の社員であり、

こうした 52000人の人間が取り組んでいくことになる。私としてはこうした人々の使命感をしっかり高く持って、モチベーションを高く維持しながら、一丸となって取組む体制づくり、取り組みの有り様をどうやって実現していくかということが、本当に私どもの大きなポイントだと思っている。

下河辺委員長を新しい会長としてお迎えするが、色々なことで相談させていただかなければならないが、しっかりタッグを組んでこうした人達をどうやって動かしていくことについて取り組んでいきたいと思っている。

その中でまだまだ決まっていないが、私として2つのポイントがあると思っている。一つは現場で賠償や料金値上げのお願いに外回りをして苦労している社員もたくさんいる。そうした社員の大変さや苦労や、あるいはお客の声を社員を通じてしっかりと、ここにいる本店本部の我々がしっかり吸収して、それが新しい取り組みが生かせていけているのだろうかというのが、ひとつの大きなポイントと思っている。

色々批判されているように縦割りになっていないかとか、そうした中で部分最適に落ちていないだろうか、全体最適をしっかり目指しているんだろうか、といったこと忍耐して変えて行かなければならない点は少なくないと思っている。そうしたことは、なるべく早く手をつけていきたいと思っている。

もう一つは本店本部にいる経営層、あるいは現場にいる人間全てにとってのことだが、東電として東電がどう見られているか。お客様が東電をどう見ているのかに対して、もう少し敏感であろうとしなければいけないと常々思っていた。

この点についてしっかり会社の中を徹底して、変えるべき所も少なくないといったが、がしっかり変革して、出来れば一日も早くお客様や社外の皆さんから東電も少し変わってきたと持ってもらえるように頑張って行きたいと思っている。

そのためには社長として先頭に立って頑張って行かなければならないと思っているし、そういうつもりでこれから取り組んで行かなければならないと思っている。メディアの方々においてもこれからお世話になると思うのでよろしくお願いする。

本当に福島の方々、首都圏の2700万人のお客様の期待に添えるように一生懸命頑張って行きたいと思っているので、何卒よろしくお願い申し上げる。私からは以上。

2012年5月7日月曜日

東電会見 2012.5.7(月)18:00 ~ 協力企業の作業員に内部被曝の疑い

東電会見 2012.5.7(月)18:00 ~

1号機の水素ガス濃度が5月3日から4日にかけて最高0.14%まで上昇。その後、徐々に低下して現在は通常時の 0%まで戻っている。それ以外にGW中のトラブル報告はなし。

40代の協力企業作業員が免震重要棟に戻った時の付着検査で、口の回り4500CPM、首の右側 9000CPM、左側 6000CPMの汚染を確認。内部取り込みの疑いでWBC検査したが記録レベル未満で内部被曝なかった報告。

被曝した作業員は淡水化装置の移送ホースの取り替え作業に従事。取り替え作業中に霧のようなものが吹き出たという未確認情報あり。明日から5月中旬まで粒上のドライアイスをアスファルトに吹き付ける除染試験を実施するとのこと。

プラント

サンプリング

平成24年5月7日(月) 経産省 保安院 定例ブリーフィング

平成24年5月7日(月) 経産省 保安院 定例ブリーフィング GW 連休明け 5月2日(水)ぶり





2012年5月2日水曜日

東電会見 2012.5.2(水)18:00 ~ 4号機使用済み燃料プールで塩分除去作業停止 他

東電会見 2012.5.2(水)18:00 ~

トラブル報告 5月1日 2日 4号機塩分除去装置 モバイルROで処理した水の送り先で水位高の警報で停止。原因は不明で現在、4号機使用済燃料プールの塩分除去は停止中。プール冷却は順調でこのトラブルによる冷却影響はない。

海水で初めてプルトニウムが検出。検出限界値下げた事に起因。自然界のものと区別がつかないレベル。水曜日なので水処理週報報告を保安院さまに提出。質疑はファクタ宮嶋氏と木野氏のみ。連休明けに備えお休み記者クラブ。

プラント

サンプリング

報告

平成24年5月2日(水) 経産省 保安院 定例ブリーフィング~ さよなら吉澤広報課長、JNES5台のパソコン情報漏洩の疑い、蒸発濃縮装置からの漏洩 保安院評価を発表、他

平成24年5月2日(水) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16:00~

保安院ブリーフィングや統合会見で司会を務めた広報課長吉澤氏が5月1日から人事異動。 広報アドバイザリー・ボードで「広報活動の課題と今後の取組について(案)」を中心的にまとめていたと思うのだけど。

何処に言ったか不明。質問する記者おらず。4月26日の報告で前向きな説明もあっただけに、また、おかしな圧力が働いたのと違うのかと勘ぐってみたり。個人的には唯一保安院でこの人、仕事ができそうだ、と思えた人物なので残念。

■JNES情報漏洩の疑いについて質疑まとめ
JNES報告の部分で配信が途絶えたので気になった φ(`д´)メモメモ...
  • 5月1日18時頃 JPCERT/CCからの指摘で発覚。
  • 4月11日~5月1日までのログで1回200バイトのデータが約1000回送信されていた。
  • 4月11日以前のログはまだ調べていないので、もっと前から送信されていたあった可能性。
  • 5台は同一セグメント上にある。他にも接続されているPCはあるがログから5台と推定。
  • クライアントPCのマルウェア、ウイルスはまだ特定できていない。
  • 特定のサイトに送信されていたという200バイトの内容は確認できていない。
  • パソコンは何れも一般的な業務を行うもので核防護上重要なコンピュータはネットワークが隔離されており影響はない。
  • どのポートを使って通信をしていたかもわからない。(一体の何のログ?)
  • 通信先のサイト(ip)は存在しているが素性を示すサービスは公開してない模様。
  • 警察には通報したが事件性があるのか、何が漏洩したのかわかってからにしろと。当たり前。

とりあえず 昨日の18時発覚、今日の発表。で、したことはログを確認して通信先であるIPにデータを送っていたのは5台を特定。クライアント側でパスワード変更。当該サイト(恐らくIPの方向の通信規制) 調査委には外部の専門家に依頼する必要があり、結果が分るまで2~3週間みている。相手先が被害者でJNESが加害者の可能性あるし。だとしたらひどい話。






JNES

2012年5月1日火曜日

東電会見 2012.5.1(火)18:00 ~ 4月29日発生の蒸発濃縮廃液貯槽ベント配管からの漏洩報告、1~3号機 温度計信頼性評価報告。

東電会見 2012.5.1(火)18:00 ~

4月29日発生の淡水化装置濃縮水貯槽エリアの蒸発濃縮廃液貯槽のベント配管からの漏洩に関する報告。地面に染み混んで漏えい量は不明。時間からの推測もしておらず。セシウム吸着塔を抜けた後の水にしては全βがやや低く、素性は調べるとのこと。

保安院指示による月一の温度計の健全性評価報告。4月はじめの報告に引き続き今回が2回目。重要な圧力容器側は1つ減って18個、参考も1つ減って6個、故障が2つ増えて12個に。全体では4月から参考+3、故障+1 という状況。

プラント

サンプリング

報告

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