炉注水量低下LCOの続報。昨日1時~同日16時の圧力容器温度、注水量に大きな変化なし。エアベント等を実施した結果、ポンプに空気の混入がないことを確認。夕方よりフラッシングを行いゴミを流す捜査。流量安定確認には数日を要す。
モニタリング1件。魚介類サンプリング、8,11採取、請戸川沖合2km、3km、1F敷地沖合3km、2F七騎沖合2kmの4箇所。最高はコモンカスベ880Bq/kg。
上実施計画に対する4項目の追加指示。8月27日報告のタンク増設計画以外の残り3項目の報告。電源多重化、設備メンテナンス策定、経営層の取組等。
APD鉛カバー不正使用に対する厚労省の指導文書回答。5mSv/月作業員で積算線量計とAPD15%落差を抽出して差異理由説明に関しては機器の誤差、付け間違い、Jビレッジの場合移動距離等、30%誤差あるので不正事実ない回答。
計画線量5割を下回る労働者を抽出、落差理由報告については計画線量は高めに設定してるので5割下回るの当然報告。実際に会見発表は毎度大きく下回ってたし、厚労省の現状則さない指示に予想通りの不正事実認められない回答。
この調査結果を元に厚労省の方で具体的な調査が入る旨の報告。厚労省報告のもう一件は月一の1F作業者の被ばく線量の評価状況報告。7月分の取りまとめ結果。7月の新たな作業従事者は512名。
最大は 1~4号機の滞留水移送配管のポリエチレン管取替え作業に従事した多重下請け作業員の17.28mSv。多重下請け作業者4880人のうち10mSv~20mSv被ばく者は26人で東電社員は0人。
7月の平均被ばく線量は東電社員 0.5mSv、多重下請け作業員 1.19mSv と毎度の下請け作業員の被ばく線量が高い結果。
○プラント
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)
- ★福島第一原子力発電所1~3号機における原子炉注水量の低下について(続報)
- ★★福島第一原子力発電所 1~3号機原子炉圧力容器温度および原子炉への注水流量(参考値)(PDF 10.2KB)
○報告・指示
- 福島第一原子力発電所における信頼性向上対策に係る実施計画に係る更なる対応に関する指示に対する経済産業省原子力安全・保安院への報告の実施について(その2)
- ★★福島第一原子力発電所における被ばく管理の実態調査結果の厚生労働省への報告について
- ★★★福島第一原子力発電所における被ばく管理の実態調査について
- ★★福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について
○環境モニタリング・サンプリング
【質疑】
読売(炉心注水*)→NHK(炉心注水*)→朝日(APD*)→朝日(APD*)→東京(炉心注水*)→読売(APD*)→政野(ビデオ会議)→おしどり(APD*・被ばく評価*)→ニコ(事故調・社長会長会見)→朝日(APD*)→政野(APD*・ビデオ会議・AED・出入禁)→おしどり(炉心注水*)