2011年8月24日水曜日

2011年 8月 22日 統合対策本部共同記者会見:まだ作成途中です。かなり厳しいかも。 ヽ(д`ヽ)。。オロオロ。。(ノ´д)ノ

2011年 8月 22日 共同記者会見 (61回)

録画 IWJ
1 http://www.ustream.tv/recorded/16810913
2 http://www.ustream.tv/recorded/16812302

フリーライター木野龍逸さんによるまとめ
http://www.ustream.tv/recorded/16812302/highlight/196655

2011/08/22 東電・保安院・統合 会見アーカイブ


■会見のポイント
8月22日 の共同会見の資料リンクを含む会見冒頭の内容が上がったので先にアップします。会見の斜め読みは可能ではないかと思います。

質疑全体の一問一答、QA はまだ出来ていませんので、現在の所、未回答質問は追えません。本会見で回答のあった箇所は緑色で示しています。会見の要点は作成中です。上記、木野龍逸さんのまとめとIWJアーカイブをどうぞ。


■本日の議題
  • 冒頭の挨拶 (細野大臣) 01:03:05~
  • 事故収束に向けた取り組み進捗状況(園田政務官) 00:02:00~
  • 環境モニタリングについて (東電・文科省) 00:06:55 ~ / 00:08:50~
  • 環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会) 00:20:30~
  • 各プラントの状況 (東電) 00:23:50~
  • 過去の質問に対する回答(経産省 保安院) 00:29:55~
  • 質疑 00:35:15~



資料


録画 IWJ
1 http://www.ustream.tv/recorded/16810913


2 http://www.ustream.tv/recorded/16812302


フリーライター木野龍逸さんによるまとめ
http://www.ustream.tv/recorded/16812302/highlight/196655


http://ustre.am/_18xhL:PaG 01:03:05~

■冒頭のあいさつ

細野大臣
司会者:細野大臣は公務のため17時10分到着見込み。17時50分ごろには退席する。高線量などの理由により長期間にわたり住民の期間が困難な地域に関する件で政府としての検討状況を説明させて頂いて質疑という形にさせて頂きたい。

01:02:10
遅れて済まない。また、短時間の質疑になり大変申し訳ない。あと一週間で仕事に区切りを付けないといけないこともあり、なかなか ここに十分滞在することが出来ない事を申し訳なく思っている。先程の件、何れにしても皆様の方から、恐らく質問があるだろうと思うので、私の方から若干冒頭で説明させて頂く。

様々な報道で 高線量地域についての政府の考え方について報じられているが、先ず申し上げなければならないのは、それぞれの地域の今後のあり方について、地元の自治体や、住民の皆さんを合意を経ずに、政府が方針を出すと言うことはない。従って、既に方針を決めたかのような報道が一部出ているが、これは全て全く事実ではない。そのことは是非皆さんにご理解頂きたいと思っている。

報道各社の皆さんに、是非、これは個人的なお願いとして申し上げたいが、それぞれの地域の皆さんの生活や人生がかかっている。そういった皆さんは、皆さんの一つ一つの報道を通じて、それこそ、大変動揺される訳だ。ですから、方針として、政府として、政府が決めた事はいち早く発表するが、地元自治体との協議であるとか、しっかりとした住民の皆さんの理解無くして、何もそれは決める事は出来ない。

そこは是非、地元の皆さんの心情にもう少し配慮した報道をして頂けると大変ありがたい。これは私からの個人的な切なるお願いだ。私も毎週、地元の皆さんと接してきたし、どういう気持ちで皆さんがそこで過ごしておられるか分っているつもりだ。ですから、様々な話し合いを通じて、それぞれの地域の将来像について、地域の皆さんに寄り添って様々な問題を考えていこうと思っている。是非、この事はご理解賜りますようお願い申し上げる。ご質問があれば、それにはしっかりとお答えしたいと思う。

以降、大臣質疑は 01:04:55 から。

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http://ustre.am/_18xhL:Pat 00:02:00~

■冒頭のあいさつ

園田政務官
(高線量などの理由により、長期間にわたり住民の期間が困難な地域に関する件については)大臣から話しがあるので私からは2点報告させて頂く。

★宿題の回答 NPJ & 吉本 - おしどりさん 8月17日 工程表見直し会見
先日のロードマップ改訂、進捗状況見直し会見の際にあった質問について。
日米官民パートナーシップの立ち上げについて質問頂いた。その際、政府として予算措置があるのかという問い合わせだったが、政府としての予算措置はない。日米両政府と経団連、そして全米の商工会議所が先ず、日米の協力関係を築いていこうと言うことで、官民パートナーシップというものを立ち上げさせて頂いた。

その際に、歌手のレディー・ガガさん、NY のシェフの使節団の訪日等があったが、それぞれの行事が予定されていたようであり、そこに私ども政府、官公庁長官であるとか、あるいは関連の行事の方が そちらに同席させて頂いたということである。一部、誤解が生じる記載になっていたかも知れないが、そういった点では私どもの予算措置というよりは、それぞれのチームというか、行事の主催者で予算措置が行われており、そこに私ども政府が同席をさせて頂いて、この復興関連に関する物を行わせて頂いたと言うことである。

★宿題の回答 NPJ & 吉本 - おしどりさん 8月17日 工程表見直し会見
もう一点は、今、東北4県の牛の出荷制限が行われているところだが、その牛の処分についてどういう形になっているかお問い合わせを頂いた。現在、大きく分けて二つの対応策、対策が取られている。

1点目は国産の牛肉信頼回復対策として、この信頼を回復するために、汚染稻ワラを食べた牛の肉のうち、既に流通している牛肉については 食肉流通団体が実質的に買い上げを行っているところであり、そこで処分を行って頂いていると言うことである。

また、流通段階で停滞している出荷制限県産の牛肉については、保管の経費等については、食肉流通団体が立て替え払いをしている言うことだ。一方、肉用の牛の飼育農家支援対策として3つの対策に分かれている。先ず、一頭あたり畜産関係団体が飼育農家に対して、飼養の頭数、一頭あたり5万円の支援をさせて頂いている。

2点目、更に出荷された牛の価格が下落した場合、これについては畜産関係団体が、この価格下落分についての支援を行うという形がとられていると言うことである。検査の結果、暫定規制値を上回った場合には、これを実質的に買い上げ処分を行うという形になっているところである。

3点目、出荷制限県については件の関係団体によって、出荷遅延している牛の実質的な買い上げも支援させて頂いているということである。まだ、処分については実際にまだ行われていないが、何れ、この処分ということになる。

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http://ustre.am/_18xhL:Pav 00:06:55~

■環境モニタリングについて (東電・文科省)

東電
発電所周辺の環境モニタリングについて2件の報告。

・敷地内 空気中
福島第一原発敷地内における空気中の放射性物質の核種分析の結果について(第150報)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11082203-j.html

発電所敷地内における空気中放射性物質の核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110822b.pdf
福島第一 ダスト核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110822c.pdf
福島第二 ダスト核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110822d.pdf

1F 西門と 2F のモニタリングポストで毎日ダストをサンプリングして測定している。昨日は 1F 西門でセシウム137が 3.6E-07 Bq/cm3 ということで検出されている。計時変化については2枚目にグラフ化しているのでそちらを確認すること。

・発電所周辺 海水
発電所沿岸部4カ所、沖合各地点の海水定期サンプリング結果。

発電所付近、海水からの放射性物質(第138報)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11082204-j.html
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110822e.pdf
計時変化
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110822f.pdf

昨日のサンプリングは天候の影響のため、5地点のサンプリングになる。(5地点何れも ND。)計時変化はグラフ参照のこと。

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http://ustre.am/_18xhL:Paw 00:08:50~

文科省

全国的調査 都道府県別の環境放射能水準結果、全国の大学協力による空間線量
都道府県別の放射能水準調査について一部の件からの報告が遅れており、別冊でお配りできていない。恐縮だ。届いたら文科省で発表してホームーページに掲載したい。

定時降下物 / 浄水
定時降下物、浄水については何れも不検出だ。


発電所周辺の調査(空間線量率・積算線量計・ダスト)
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/#monitoring_around_FukushimaNPP

従来と大きな変化はない。

■放射線量分布マップ
43ページから放射線量等の分布マップという資料を付けている。これについては事故は発生から1年間の積算線量のマップと言うことで7回目となる物だ。前回はちょうど一ヶ月前に発表させて頂いた。今回は8月11日地点のデータを整理したものだ。
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/distribution_map_around_FukushimaNPP/2011/08/


最新の空間線量率のマップ、事故発生後から1年間と言うことで来年3月11日までの積線線量マップ、事故から8月11日までの5ヶ月間の積算線量マップと3種類ある。

その後に各地点の表という形で付けている。従来、ここは計画的避難区域とその他の区域という二つの区分でまとめていたが、今回からは緊急時避難準備区域を明示すると共に、警戒区域の中、これは5月上旬から基本的に毎週一回測定してる50点の表を48ページに追加している。

この点は今回の発表から付けさせて頂いている。この中には警戒区域の中と言うことで、日々の空間線量率でも 80マイクロSv/h 近い所があり、具体的には3番目の37という地点になる。大熊町だが、ここでは事故発生後の1年間の積算線量の推定値が 508.1mSv/y という事になると言うことで、今まで発表した中では一番大きな数値になる。

尚、この50地点、警戒区域があるが、避難基準となる 20mSv/y 以上が 35地点、10~20mSv/y が6地点、10mSv/y 未満の所も 9地点 そのような分布になっている。計画的避難区域の外で 20mSv/y を超える事については、前回、先月発表した物と同じで、伊達市と南相馬市に1地点ずつある。

ここについては、その周辺が特定避難勧奨地点に指定されている。全体の傾向だが、先月発表している警戒区域を除く160の地点があるが、そこでは先月より増加した点が29点、先月より減少したところが 120、同じ値だったところが11地点と言うことで全体的には減少した地点が多い状況だ。

以上が放射線量と分布マップの関係だ。

■郡山市内のモニタリング状況と相馬市の状況
その後には郡山市内のモニタリング状況と相馬市の状況を付けている。これらについては今後、詳細な調査が必要になるかどうかについての検討材料となっていくものと言えると思う。

http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1560/2011/08/1560_081818.pdf

# 郡山の資料がどの資料を指しているか不明。

■海域の調査
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_around_FukushimaNPP_sea/
海域の調査だが、68ページにストロンチウムの測定結果を載せている。こちらについては何れも不検出と言うことだったが、これについては先月発表したときと同じ検出限界だった。ここについては検出限界をさげるという事で、次回の測定からは検出限界を下げて測定する予定だ。


■学校関係
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_around_FukushimaNPP_schools/
70ページ以降は 学校関係の物だ。これらは何れも過去の発表した物の最新の値と言うことになる。先ず70ページは福島県内、今回から 1,659校の学校で恐縮員の方に線量計を持って頂き、実際に受ける線量を測定して頂いた分、7月、1ヶ月分の結果をまとめた物である。


1ヶ月平均の値は 0.1マイクロSv/h だった。学校の滞在時間を一日8時間、年間200日ということでかけ算をすると年間の平均は 0.2mSv/y ということになる。学校が実際、どのような分布になっているかは中程に書いてあるが、0.5mSv/y 未満が 1,644校、0.5~1mSv/y が15校、1mSv/y 以上の学校は一校もなかった。

0.5~1mSv/y の15校の内訳だが、保育所が10、幼稚園が3、小学校は1校もない。中学校が1校、このような内訳になっている。先月の金曜日に発表させて頂いた物だとうことで、個別の1,600校のデータについては恐縮だが、URL で見て頂くと言うことで本日は配付資料として付けていない。(上記リンク先資料)

続いて72ページ、こちらは今の学校とは別に、4月の段階で空間線量率が高かった55校についての測定結果だ。これは2週間分のデータだ。こちらについても平均は 0.1マイクロSv/h、これも同じように年間に換算すると 0.2mSv/y ということで、先程の全体1,600校以上の学校と平均では、ほぼ同じ傾向となっている。


なお、注意書きが書いてあるが、0.5~1mSv/y のところに一つの保育園があるが、これについては細かい注釈で書いてあるが、プール活動の時に線量計を温度が高いところに置いてしまった結果、この一日だけが特異な値を示していると言うことで、計器の異常に原因があるのではないかという状況だ。

76ページの下から5つめの所にある保育園だが、1日だけが 30(35)マイクロSv/h という値で、他は ほぼ 1マイクロSv/h になっており計器のトラブルだったのではないかと思う。以上が学校関係だ。

# 0.1マイクロSv/h と 3.5マイクロSv/h の間違い??

■航空機モニタリング
78ページ以降は航空機モニタリングについての資料だ。これまで各県を順番にやってきているが、明日から群馬県で航空機モニタリングを開始する事になった。明日からだいたい10日間ぐらいの予定で、DOE の測定器を県のの防災ヘリコプターに搭載し、想定するという物である。


80ページは今後の広域航空機モニタリングの全体的な計画についての資料だ。


このように順次都道府県、近隣の県も進めてきたが、補正予算も頂いて、全体としては青森県から愛知県まで1都21県を今後測定していこうと言うことについては、こちらの会見でも発表させて頂いたが、今回、8月、9月、10月までで1都21県を進めようという計画が出来たので今回発表させて頂く。

今までは DOE(米エネ省)の測定器と原子力安全技術センターが所有している二つの測定器だけで行っていたが、その後、航空機モニタリングのニーズが高いと言うことで使える測定器がないかどうか、確認したところ、ウラン探査を行っている会社として、真ん中に書いてある、応用地質株式会社と、オーストラリアのフグロ・エアボーン・サーベイという会社の測定器が、今回の航空機モニタリングに使えると言うことが分った。

この4つの計測器を使って、スケジュールに挙げてあるような県について調査したいと思っている。県の順番は。五十音順で書いてあるだけであり、測定の順番は県の方と調整していきながら、10月までに終らせる予定でやっていく。

★宿題の回答 NPJ & 吉本 - おしどりさん 8月17日 工程表見直し会見
放射線教育に関して副読本の容易をしていると言うことについて、何処が容易をしているか問い合わせがあった。2学期以降の授業に使えるように、小学校用、中学校用、高校用の副読本を現在作成中である。これはどこかの団体に出していると言うことではなくて、文科省の原子力の研究開発を担当している局の方から、有識者からなる委員会を作り、そこで慣習をしながら作っている。

また、公正中立な機関の慣習と言うことで複数の学会にも監修して頂くと言うことで準備、作成をしていると言うことだ。

★宿題の回答 NHK - 石川解説員 8月11日 工程表見直し会見
沸点の高い銀が5月になっても検出されるのはなぜかという質問があった。検出されている銀は、極めて微量な銀ということで、今回、沸点という物が影響すると言うことではなく、いろいろな物に付着しながら飛んでいき、いろんな所で検出されるのではないかということだったので報告しておく。以上。

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http://ustre.am/_18xhL:Pax 00:20:30~

■環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会)

安全委員会
今回は 8月17日~21日の間に文科省から公表された情報に対する評価結果だ。

環境モニタリング結果の評価について
http://www.nsc.go.jp/nsc_mnt/110822_1.pdf
参考資料
http://www.nsc.go.jp/nsc_mnt/110822_2.pdf

1の空間放射線量、2の空気中放射性物質濃度については大きな変化はない。4の環境資料であるが、資料の表面の下に海水からのセシウムの検出結果がある。参考資料では 26~30ページに出ている。東電が発電所から 30km圏内で行ったものだ。

いくつかのポイントではセシウムが検出されているが濃度限度以下である。それから多くのポイントでは検出限界未満であるという状況だ。参考資料の 31ページには、上の方に核種ごとに色が付いているが、H3 トリチウムをピンク色で示している。

これの測定結果が出ているが、全て検出限界未満であると言うことだ。それから32ページについては、先程文科省から説明があった海底土の中のストロンチウム90の濃度だが、今回採取されたポイントでは検出限界未満だった。次回に向けては検出限界値を下げるという話は先程もあったところだ。

参考資料の33~43ページにかけてだが、これは福島県内の河川などの水質測定結果だ。今回、河川などからは26地点で水質を計っているが、そのうち3つのポイントからセシウムが検出されている。その値は濃度限度以下であると言うことだ。

特に海洋関係を中心にして、適切な検出下限値を採用して頂きたいと言うことは7月21日の安全委員会が出した放射線モニタリングに関する基本的考え方について述べてある所であるが、今後、関係機関では適切に対応頂きたいと思っている。

5番目の全国の放射能水準調査だが、こちらについては特段大きな変化はないという状況である。私からは以上だ。

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http://ustre.am/_18xhL:Pay 00:23:50~

■各プラントの状況 (東電)

東電(松本)
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110822_01-j.pdf

タービン建屋地下のたまり水の処理
セシウム吸着装置と除線装置に関しては SMZのベッセル交換を3棟予定していたので、11時30分~14時30分にかけて一旦停止を行っている。予定通り、SMZのベッセル3棟の交換が終ったので、処理量としては直前で 34m3/h まで下がっていたが、45m3/h まで回復している。

本日は 午前7時からサリーの吸着塔の交換も併せて行っている。こちらに関しては会見終了時までに交換の実績等、お知らせさせて頂ければと思う。

続いてトレンチ立坑、各建屋地下のたまり水の移送状況だが、こちらは2号機からはプロセス主建屋に、3号機からは雑個体廃棄物減容処理建屋への移送を継続している。それぞれの建屋、立坑の水位に関しては午前7時の状況を記載しているので、こちらも会見終了時に最新値をお届けできればと考えている。

放射性物質のモニタリング状況については先程申し上げたとおりだ。使用済み燃料プールの冷却に関しては、予定通り、1号機から4号機まで順調に冷却を行っている。

原子炉圧力容器への注入・原子炉の状況だが、現在、1号機、2号機に関しては 3.7m3/h で注水を行っている。3号機に関しては 7m3/h で注水を継続している。本日午後、改めて注水量の評価を行った結果、圧力容器の温度が注水量を変える前に比べて2℃ほど高い状態が続いている。

もう一日ほど経過を観察する問うことで、現地点では 7m/3 での注水を継続している。明日、再度、今後の方針について再評価を行う予定だ。格納容器の圧力に関してはこの表の通りだ。

その他、工事の状況だが、瓦礫の撤去等、実績については 会見終了時に本日の実績をお示ししたい。4号機の使用済み燃料プールの塩分除去装置については 8月8日から運転を開始しているが、本日、午前10時34分に警報が発生し、システムが停止している。

こちらは処理装置の中の濃縮廃液タンクから、タンクローリーへ濃縮塩水を移送するポンプが、通常、自動停止すべき水位で停止せず、移送が継続したため、濃縮は胃液タンクの水位が低くなりすぎたという警報を広い、装置全体が停止している。

尚、今回の事象に伴い、外部へ処理水が漏洩したことはないし、4号機の循環冷却そのものは現在継続している。移送ポンプが停止した原因については引き続き調査中だが、対策を検討した上で装置の方は再起動する予定だ。

サイト内の放射性物質の分析状況

・1F 取水口付近の海水注に含まれる放射性物質
2号機、3号機の取水口付近で高濃度汚染水が漏出したという観点から毎日、防波堤の内側の海水をサンプリングしている。各サンプリング地点における測定結果を記載させて頂いた。3ページ目から計時変化をグラフ化しているが、概ね横ばいか若干の減少傾向だ。高濃度汚染水が海水中へ漏出していないと判断している。

福島第一原子力発電所取水口付近で採取した海水中に含まれる放射性物質の核種分析の結果について(8月21日採取分)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11082205-j.html
福島第一 物揚場前、1~4号機スクリーン、1~4号機取水口内
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110822g.pdf
海水放射能濃度(PDF 71.3KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110822h.pdf

・サブドレイン水の核種分析結果
昨日の分析結果だが、概ね通常の変動の範囲内と言うことなので、高濃度汚染水がサブドレインの方へ漏出していないと判断している。

(参考配布資料)「集中廃棄物処理施設周辺サブドレン水核種分析結果」(8月21日採取分追加)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/sub_110822_01-j.pdf

昨日の地点で ③ の地点の分析がセシウム134で 0.23Bq/cm3、セシウム137で 0.25Bq/cm3 ということだが、こちらに関しては7月17日以来の検出という事になる。値に関しては大きくはないが、引き続き経過を観察していきたいと考えている。以上。

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http://ustre.am/_18xhL:Paz 00:29:55~

■宿題の報告(前回質問の回答)

経産省 保安院(森山対策監)
前回の合同会見で質問頂いていた2点について説明申しあげる。

★宿題の回答 NPJ 日隅氏 8月17日の質疑に対する回答
3月12日に保安検査官が、サイトを離れてオフサイトセンターに移動した理由は何かと。その間、管総理が視察をされたが発電所内には居なかったのかどうか?という質問だった。先ず、震災発生直後にオフサイトセンター立ち上げのために、発電所内にいた検査官3名がオフサイトセンターに向かっている。

残り現地の検査官4名と、その日たまたま保安院から派遣された職員が一人いたので、5名は事業者と合流して発電所内での情報収拾等の業務に当たっている。その後、発電所内の緊急対策室の通信手段が利用出来なくなったために、保安院は防災車を持っており、屋外に設置された防災線に設置されている衛星電話を利用して連絡を取って業務に当たっていたということだ。

しかしながら、発電所内の線量が高くなる可能性を考慮し、継続的に屋外で業務を行う事に困難を感じたと言うことと、テレビ電話が設置されてオフサイトセンターからでも発電所内の状況を把握する事が出来るようになったと言うことで体制を整えるために、一旦、3月12日の未明に発電所内に残った職員がオフサイトセンターに移動することとなった。

なお、管総理が視察された際には、既にオフサイトセンターに到着していたい池田副大臣と共に検査官も再度、発電所の方にいっている。従って、総理が視察された時間帯においては検査官も副大臣と共にサイトにいたという状況である。

その後、一旦、オフサイトセンターに戻っているが、その後水素爆発や海水注入実施等の不安定な状況に鑑みて、3月13日の早朝からローテーションを組んで検査官を発電所内に派遣して、サイト内の状況を確認することにしたとう経緯であった。

★宿題の回答 NPJ & 吉本 おしどりさん 8月17日の質疑に対する回答 生活支援チーム
8月17日の原子力被災への対応に関する当面の取り組みのロードマップの進捗状況という資料の中で 3ページ目にスクリーニングの話しがあった。

21万人以上に対してスクリーニングを実施しているが、健康に影響を起こす事例は確認されていないという事に関する質問で、このスクリーニングというのは、JAEA のホールボディーカウンター、あるいは小児甲状腺サーべーを含めたスクリーニングかという事かという質問、それから、7月28日に支援チームの方から説明したセシウムの評価についてその時は言及があったが、健康に及ぼす事例が確認されていないと言うことはセシウムに被爆のみかという質問だった。

これはロードマップにある 約21万人以上に対してスクリーニングを実施するとあるのは、住民が 30km圏外に避難される際に体の表面の汚染状況を調べるために実施した物だ。健康の及ぼす事例は確認されていないとあるのは、「直ちに影響が出た方はいなかった」という質問者の指摘の通りの意味だ。

7月28日に支援チームから説明があった物については、放医研で実施したホールボディーカウンターの測定結果であり、セシウムについてのみ検出されており、その評価はセシウムついてのみと支援チームから聞いている。以上が質問に対する回答である。

■お知らせ
1点、お知らせだが、深野原子力安全保安委員長と佐藤福島県知事との会談だが、先週金曜日にセットされていたが、地震による新幹線の遅延により再調整となっている。既に張り出しているが、明日、23日だが、17時から佐藤知事との会談がセットされている。その後、県庁内でぶら下がり会見があるのでお知らせする。

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■質疑

http://ustre.am/_18xhL:PaA 00:35:15 ~ 文科省・園田政務官
ファクター宮島
先週末19日に、いわゆる警戒区域を含めた非常に線量の高い所のマップを発表された。これはどういう調査でどうして19日に発表されたのか。実際17日にはここで古里への帰還と言うことで除線を徹底するというお話しがった。なぜ、こういう記者会見でこれだけの役所が揃っていて、17日に間に合わせるようにそのデータを出さないのか。私には理解不能だ。17日に出さなくていはいけない理由があったのなら教えて頂きたい。(他)


http://ustre.am/_18xhL:PaB 00:40:20 ~ 経産省 保安院
アエラ 大鹿
(経産省)保安院 森山対策監に聞く。先程の森山さんの話だが 震災発生直後の現地の検査官事務所の対応について聞き取りにくかったので私がはっきり理解出来ていないのかも知れないが、当日、検査官事務所に8人いたんですよね?(保安院 森山:はい。保安検査官管7名と本院からたまたま出張で1名、計8名いた。)そのうち3名がオフサイトセンタへー向かって5人は発電所の中に?(保安院 森山:はい)現地にある検査官事務所はがら空きに?(保安院 森山:検査官事務所というかオフサイトセンターが検査官事務所だ。そちらでこういった事故が起こった場合、オフサイトセンターを直ぐに立ち上げる必要があるので直ぐに3名が戻った。そこが検査官事務所だ。ちょうど定期検査中だったので全員その日は発電所の中にいた。)随分前だが、4月か5月ぐらいに週刊朝日の記者が現地の検査官事務所にいってそこは誰もいなかったので、中に置いてあった書類を見たところ、3月11日の午後22時以降メルトダウンと書いたメモが残されていたという話しを4月か5月の週刊朝日で報道されている。保安院としては福島大地原発でのメルトダウンはいつ頃合ったという認識だったのか?いつ頃メルトダウンが起きている、メルトダウンが起きそうだという認識だったのか?私は現地の検査官事務所にそのようなメモが残されていたので、3月11日の当日にはそういう認識があったと推測するが。他。



http://ustre.am/_18xhL:PaC 00:43:40 ~ 経産省 保安院
フリー木野
海江田大臣が以前、線量計を置いて作業する作業員(はえらいと発言した)件だが、東電は調査結果を出すのが今月末から来月の頭ぐらいと言うことだった。これは海江田大臣の件は先月の末で本人に直接聞けば分ることだと思うが、なぜこれが1ヶ月以上調査に時間がかかるのか?保安院の方では何か指摘や指示なりしているのか?他。


http://ustre.am/_18xhL:PaD 00:46:10 ~ 保安院・安全委員会・園田政務官
NPJ 小豆沢
泊原発の営業運転再開に関連する質問を 経産省・保安院 森山対策監と原子力安全委員会の加藤審議官にお聞きする。泊原発再開の事前検討で、泊原発の3号機は何メートルの津波に対応出来る様な防災設計になっているのか?私が聞いているところでは10メートル前後の対応しかできていないと聞いているが、何メートルなのか明確にして欲しい。地震に対してマグニチュード、震度いくつの地震に対応して耐えられるような設計になっているのか、設計と対応になっているのか、二つの部署からお答えについてチェックを頂きたい。他。


http://ustre.am/_18xhL:PaE 00:58:15 ~ 経産省 保安院
回答する記者団
先程のアエラ編集部記者からの質問で、震災当日の夜にはメルトダウンしている可能性を認識していたと言う事だったが、東電がメルトダウンのことを公式に認めたのは 5月中頃の会見だったと思う。それまでの間、メルトダウンした可能性はずっとそうだったと考えていたのか、この点だけ確認させて頂きたい。他。


http://ustre.am/_18xhL:PaF 01:01:10 ~ 経産省 保安院
共同通信 大蔵(前半)
経産省・保安院の森山対策監に聞く。※データ入力ミスの件、今日が提出期限になっているが、データ報告の位置付けを確認させて欲しい。以前、データ入力ミスがあったときに、この調査報告が出される前は、ストレステスト、安全評価の受付をしないということを発言していたと思うが、調査報告で問題が無いという内容であれば安全評価を受け付けるという判断になるのか?そこにミスがあった場合、追加的に経産省 保安院はどうされるのか?確認させて欲しい。他。(# 注釈:※原発の耐震性評価を行う計算を委託した会社が、数値を一桁も間違えて耐震評価をしていた問題。この問題により、ストレステストの実施等、今後の原発運転再開への影響が原発運転再開が原子力ムラの人たちに懸念されている。)


http://ustre.am/_18xhL:PaI 01:06:10 ~ 細野大臣
ファクター宮島
今の大臣のお話はまさによく分るが、先週の水曜日に、古里への帰還ということで除線を中心に行うというお話しがあった。先程、文科省 坪井審議官にも怒られたが、その2日後に高線量の公表があって今日のような動きになっている訳だが、最低でも文科省が19日に出した数字?をあわせて17日の発表を行わないと、現地的には混乱するだけだと思う。少なくとも 17日の段階においては 国で土地を買い上げるという話しもあったが、全て否定されて 今ではそうでない話になっている。やはり、この記者会見の19日の発表を盛り込んで古里の帰還ということをやらないと現場現地が混乱している、というのが実態だと思うが、その点についてのお考えを伺いたい。


http://ustre.am/_18xhL:PaJ 01:10:30 ~ 細野大臣
ニコニコ七尾
先程、冒頭の大臣の説明が少し分かり難かったので確認させて頂きたい。つまり、今日の午前中の枝野官房長官の会見で、記者から警戒区域の立入りについての質問があり、それについては 陳謝した上で今後の除線計画を踏まえて、今後の除線計画も踏まえ、地元と相談しながら方向性を固めたいと。いまの事実関係としては、ここまでは確かであって、その後の報道、いわゆる一部報道で、「警戒区域の一部について立入りを禁止する期間を当所の想定より長く続ける方針を明らかにした。」等の、例えば、10年間、という具体的な報道が出ているが、これに関してはそういうことはないという事で良いか?何処までが事実で何処まで決まっているのか改めて確認させて欲しい。


http://ustre.am/_18xhL:PaK 01:14:05 ~ 細野大臣
テレビ朝日 指名名乗らず
一部報道であったが、避難の長期化や土地の買い上げについて、管総理が福島を訪れて直接住民に説明することになるのか?


http://ustre.am/_18xhL:PaM 01:15:55 ~ 細野大臣
回答する記者団 佐藤
毎年春になると花粉の予想があるが、同じようなことを放射性物質の予報という形で政府主導で行う計画はあるのか?線量のの話しではなくて、放出される放射性物質の量という事でお聞き頂ければと思う。花粉で民間で出来ることが放射性物質で出来ないとは考えられないし、花粉が多ければそれなりに対応するように、放射性物質の飛散が多いという予報があれば、それなりに国民側でも対応出来るし、これは避難住民の帰宅後の生活であったり、除線の時にどの辺に積もっているのか、自分たちで判断できる参考情報になると思う。事故当時に比べ、放出量は大幅に減っているのは確かだと思うが、異常な量の放出が毎日続いているということも事実だと思うので、こういった放射性物質の飛散予報というのをやることが必要かどうかではなく、やることが望ましいと考えているかどうか、それが国民の利益になるかどうか、どのようの細野大臣は考えているのか?


http://ustre.am/_18xhL:PaN 01:19:35 ~ 細野大臣
NPJ 小豆沢
文科省から広域航空機モニタリング計画についてという資料が80ページに出ている。8月中に 4県、9月、10月中に 12県 に対して実施するようなことが書かれているが、今、報道で伝えられる各地、日本海側の汚染、島根県の汚染などの話を聞くと、これは全都道府県において同じ航空機を使うかどうか、土壌汚染調査を行うかは別として、全都道府県において迅速な汚染調査を実施することが国民の健康維持にとって非常に大事な事ではないか?よって、それを政府としてそれを考えて頂きたいがどうか?2点目に枝野官房長官が自主避難も損害賠償の対象とするように指導したいといったが、それは内閣としての見解として今後も維持して頂けるかどうか。


http://ustre.am/_18xhL:PaO 01:23:20 ~ 細野大臣
フリー木野
先日、除線の汚染対策室を立ち上げられたと思うが、是非、要望だが定期的にこちらの会見で質問する機会を設けて頂くことは可能か?現状、文科省が出てきているが、あまりにも縦割りの中で回答が不正確な上、(明確な)回答が得られないことが多いので、こういった汚染対策室に質問できる機会があればと思うが、如何か?


http://ustre.am/_18xhL:PaQ 01:28:20 ~ 保安院
共同通信 大蔵(後半)
経産省・保安院の森山対策監に聞く。※データ入力ミスの件、今日が提出期限になっているが、データ報告の位置付けを確認させて欲しい。以前、データ入力ミスがあったときに、この調査報告が出される前は、ストレステスト、安全評価の受付をしないということを発言していたと思うが、調査報告で問題が無いという内容であれば安全評価を受け付けるという判断になるのか?そこにミスがあった場合、追加的に経産省 保安院はどうされるのか?確認させて欲しい。(細野大臣の都合で質疑中断。00:59:55 再開)本日出される報告書で問題がなければ、それはそれで良くて、改めて報告書を出してもらって問題がないことが確認されれば、安全評価を経産省 保安院として受け付ける、そういう位置付けでよろしいか?


http://ustre.am/_18xhL:PaR 01:29:45 ~ 保安院・園田政務官・安全委員会
NPJ 日隅
先程、保安検査官の動向に関する説明があったが、最終的には放射線量が高くなったのでオフサイトセンターの方に避難されたと。そういうことだと思うが、そうだとするならば、保安検査官がそういう状況になっているという事を当時、発表されなかった理由は何か?管総理が自分の居るときには保安検査官が居るという状況にあったみたいだが、実はこの人達は一時的に避難していて、ここにいるのは一時的なことであるというそういう状況にあると言うことを首相は理解していたのか?更に、先程、炉心損傷の可能性については、当所、水が入らないと炉心が損傷すると当所から認識をされていたと言うことだが、こういうシミュレーションがあるなど根拠があると思う。その根拠をなぜ、当時、我々報道陣に示されなかったのか?そういう判断をなし得る根拠があるのであれば、それを示す事がまさに情報公開の基本となるのではないか?我々がどう考える根拠はこうであると、いうふうに情報を公開する事が当然だと思うが。園田政務官に聞く。一番最初に細野大臣が会見に来られたときに、原発事故に関する事故について網羅したい。一元化したホームページを作ると言うことについては説教的に発言されていたが、それからかなり時間がたつ。進捗状況はどうなっているか?元 IAEA事務次長のブルーノ・ペロード氏が、2007年、もしくは2008年の IAEA の会合で、福島県内の原発について地震や津波の被害が予想されるのに対策が十分でないと指摘した際に、東電側が自然災害対策を強化すると約束したにも関わらず、それが出来なかったと言うことが記事になっている。この IAEA の情報はきちんと保安院が取りますよと保安院が出した「原子力安全条約 日本国 第4回 国別報告書」の文書の中で約束されている。だとするならば、今のような情報は原子力安全委員会を通じて政府も把握していると思うが、原子力安全委員会は、今報道されているようなことについて把握されていたのかどうか。政府として、その後ということになるのだろうが、園田政務官は把握されているのか。SPEEDI の件と気象庁が拡散予測をすると言うことについて、この二つの仕組みというかシステムというか、これが立ち上がったときの担当の大臣、担当の政務官、担当課長、この人達の名前を教えて欲しい。もし、この人達が、今も政治家、もしくは官僚をされているとしたら、事故が起きた当時に、こういう物がある問うことをきちんと報告して我々国民に伝えてもらえなかったのかと非常に疑問に思う。指名を明らかにして欲しい。他。


http://ustre.am/_18xhL:PaS 01:40:50 ~ 安全委員会・保安院
ブルームバーグニュース 稲島
原子力安全委員会の加藤審議官と 経産省保安院の森山対策監に聞く。以前から福島第一からどれぐらい放射性物質が総量として放出されたか何度かお伺いしているが、その後、作業の進捗状況としてどういった形になっているのかと言うことを改めて聞かせて頂きたい。東電は以前、伺ったときにまだ確認している途中だといっており、保安院と安全院会は相変わらず 4月の上旬、もしくは事故後100時間の放出量しかまだ示されていないのでお願いする。他。


http://ustre.am/_18xhL:PaT 01:51:45 ~ 東電・経産省 保安院・園田政務官
NHK 山崎
東電 松本に聞く。放射性物質の外部放出の抑制で、今1号機でカーバーを建てているが2号機と3号機は検討中という形で説明頂いている。一方でまだ技術検討という前提で、この前レクチャーして頂いた格納容器の中の気体を引き抜いて浄化するというアイデアもあると、いくつかそのような対策を進めて頂いているのは良いことだと思うが、最終的に2号機と3号機はカバーがあるのか無いのか?また、格納容器の気体の引き抜きというのは、何号機まで実施するのか?若干、放出量を下げるための対策の全体像が見えないと思っている。技術上難しかったり、建設に時間がかかるというのはよく分るが、ステップ2は1月末ので終るので1つ作るにも 数ヶ月かかると思うが、その点の考え方はどうなるのか、一度、まとめて教えて頂きたい。

もう一つは 経産省 森山対策監と園田政務官への質問になると思うが、保安院は深野さんをトップにすえて新しい保安院の体制になって、経産省、保安院も新しい人事で始動し始めたと思うが、プラントへの対応はストレステストとか、是非は別にして、いろいろ取り組まれていると思うが、オフサイトセンターについては蚊帳の外というか、おそらく皆さんは視点に入っていないような気がする。そもそも福島第一でオフサイトセンターが使えなかったという盲点は非常に大きなポイントだったと報告書はまとまっていたと思う。この点について今後どうしていくのかと言うことは遡上に上がっていないと思う。そろそろやっておいた方が良いのではないかと思うので考えを聞きたい。

園田政務官に聞く。例のホームーページの一元化について先程、質問の答えがあったが、そもそも参加者、プレーヤー全員で放射性の情報を一元化するような場をどうしたらいいのでしょうという質問は、これまでいろいろ出てきたが、現状、民主党はどうなっているのか聞きたい。



http://ustre.am/_18xhL:PaU 02:04:50 ~ 保安院
NPJ 日隅
先程のオフサイトセンターへ保安検査官が待避した話しについてだが、検索をしてみると NHKニュースで5km 地点に設置されていたオフサイトセンターが、地震発生と同時に電源喪失により機能が完全に停止している事が分ったと。オフサイトセンターが機能停止したために情報伝達が出来なくなって、その後、県庁の方へ設置されるまでほぼ機能していなかった。完全に機能していなかったというニュースが流れていたようだが、そうすると先程、オフサイトセンターの方へ3人が向かわれて、その後に5人が向かわれたということを言われた。3人が行った段階でオフサイトセンターが機能していないという事が分っている、分ったのではないかと思うが、それにも関わらず、先程、テレビ電話が設置されており、どうのこうのということを言われた。テレビ電話が設置されても、そのテレビ電話は中央と繋がっているだけであって、オフサイトセンターが、今言ったような状況であれば、情報は取れない状況になっていると思うが、どうしてそこに全員が向かったのか、ますます分ら無くなった。なぜ、そのようなことを聞くかというと、今現在も保安検査官の数が少ないと思わざるを得ないので、その辺の危険な状況というのが影響しているのではないのかと。つまり、危険だからいけないのだという判断が今も続いているのではないかと思わざるを得ないので、NRC(US原子力規制委員会)の15基の原発を含め、スリーアイランド島の時の関わりも含めて、今すぐに回答頂けなくても、もう一度きちんと説明頂きたい。

次の点は直ぐに答えて抱きたいが、先程の注水が出来ないと炉心が損傷すると言うことで、その根拠を示して欲しいという話しをしたら、それは事故調で調査しているからと話しをされた。そうではなくて、現在動いている原子炉があるわけだ。そういう中で周辺住民にこういう事故が起きると、こうなってこうなって、こうなったら、こうなるんだよ、という根拠となる文書があるんだったら、それは今すぐ示す必要があると思うので、事故調が調査うんぬんとう話とは別にきちんとした根拠を示す、それは当然の義務だと思うが直ちにやって頂きたい。出来るのか出来ないか?その2点だ。


http://ustre.am/_18xhL:PaV 02:09:10 ~ 文科省・経産省 保安院
フリー木野
文科省 坪井審議官に聞く。学校の使用条件についてだが、現状 20mSv/y という値を残しつつ、1mSv/y を目指すということでやっているとおもうが、夏休みを機会に見直すという話しがあった。これは現状、どういう形になっているのか?それから、学校のモニタリングの方法だが、現状、4隅と真ん中とサイコロの 5の目でおこなっていると思うが、以前から細かいところが分らないという話しがあったり、例えば、高校のクラブの部室等は校庭でなく、裏の非常に線量が溜まりやすい所にあったりということを考えると、現状のモニタリング手法が適切だとは思えないが、モニタリング手法を変えたりする考えがあるかどうか?例えば1mメッシュできちんとモニタリングをできないものか、そういった点はどのように考えているか?

経産省 保安院 森山対策監に聞く。以前から何度かお伺いしているが、高線量の瓦礫であるとか、先日発見された 10Sv/h(死亡レベルの線量)の高線量の場所の評価はやっているのか?安全委員会から、もう何ヶ月も前に、この評価は出ないかという話しはあったかと思うが、この分析を行っているのであれば状況を教えて欲しい。この分析を行っていないのであれば、なぜ行わないのか、人数が足りないのであれば、先程から話が出ているが、第三者機関に頼んだり、やり方はいろいろあると思うが、なぜそれを行わないのか?理由を教えて欲しい。


http://ustre.am/_18xhL:PaW 02:21:55 ~ 園田政務官・東電・経産省 保安院
回答する記者団 佐藤
園田政務官に聞く。現在、福島第一の20km県内にいる公務員の所属機関、人数、作業内容の内訳はわかるか?福島第一と第二の敷地内に関しては複数で結構なので今日でなくて構わないので教えて頂ければと思う。

東電に聞く。ライブカメラについて、設置要望、増設要望はこれまで何度も出ており、サーバーの許容量などで実現に至っていないが、要望の扱いや進捗がどうなっているか知りたい。これまで何処に設置する事を検討して、それがどういう理由で採用されなかったのであれば、却下されたのか?進捗状況が分るリストやここから撮影する予定で検討はしたけれども、という、設置位置をどのように考えていたのか分るマップのようなものがあれば示して頂きたい。

先日も質問があったような気がするが、ライブカメラのウェブページのアクセス数はどれぐらいなのか?夜間の4号機や共用プールの辺りで水蒸気、もやのような物が出ているということだが、現場を取材させて頂けないか。

日々いろいろと報告されているデータ、数字だが、計器を最初に読むときに国や第三者機関の立ち会いというのはこれまで何かあったのか?あるいは独自計測をしたいというような要望が国からあったときに、それを受け入れるか拒否するのか、何らかの決まりのようなものはあるのか?


http://ustre.am/_18xhL:PaX 02:33:45 ~ 園田政務官
産経新聞 大竹
園田政務官に聞く。破綻した安愚楽(あぐら)牧場の件で、細野大臣が 8月2日に因果関係を精査して賠償スキームに乗せたい旨を閣議後、記者会見でおっしゃっていたが、賠償の支払いもあり得ると言うことだと思うが、安愚楽牧場を巡っては去年の口蹄疫の対応を巡って、杜撰な経営体制という物を指摘された。国民負担が伴う可能性があるという事だが、今、細野大臣のお考えは現状どうなっているのか?今日でなくて良いので、次回までに回答願う。

もう一点は本日、一部報道にあった高線量地域の長期移住禁止措置について、これは地元もとの住民の方、自治体の方に土曜日に伝えてそれからだという話しがあり、当然そうだと思うが、他方、地元自治体ではなかなか決められないこと、例えば、近くに常磐道や国道6号線、常磐線など、かつて重要な役割を果たしたインフラがあるが、こういった物は当然、国がある程度のビジョンを持って、例えば常磐線であれば、原発の直ぐそばを走っているが、その区間は迂回して開通を目指すとか、そろそろステップ2も終ってですね、(??)そういった青写真を提示するべきと考えている。これは今どういう状況でみているか?


http://ustre.am/_18xhL:PaZ 02:37:40 ~ 園田政務官・東電
朝日新聞 佐々木
園田政務官に聞く。今回の事故を受けて健康影響を心配される方がいらっしゃると言うことがあると思うが、延長線上なのかも知れないが、先天異常や先天性の疾患であるとか、障害に対してネガティブな言い方をされる方が結構いらっしゃる。一歩間違えれば差別であるとか、そういう物に繋がりかねないような状況があるのではないかと見ているが、それについて政治家としてどのように考えているか?考えがあればお聞かせ頂きたい。

プラント関係で東電に聞く。プールの塩分除去のトラブルの件で、停止したという事だが、先程、簡単に説明されたが、もうちょっと詳しく説明して欲しい。漏洩はないという判断をされたところをもうちょっと詳しく教えて欲しい。

先程も、本日締め切りの耐震安全性のチェックに関する質問があったかと思うが、それについての対応状況について教えて欲しい。


http://ustre.am/_18xhL:Pb0 02:53:25 ~ 東電・経産省 保安院
ニコニコ七尾
福一ライブカメラについて。先日、質問した福一ライブカメラをどれぐらいの方が見ているかという件だが、先程、回数と表現されていた。そのあたりの詳細をもう一度教えて欲しい。(東電 松本:回数と言ったが、PV、ページビューのことでカメラページが開かれた回数でカウントしている。)あれには二つあってですね、先ず、ふくいちライブカメラのページに行くと1カウントでその後、Windows Medhia Player が開くと、またそれがでる。両方合計なのか?(東電:最初の方のページ。1ヶ月平均 31,000Pv/日、過去最高260,000Pv/日)一日、東電のホームページでいうと 31,000Pv/日というのは多いほうなのか?福一ライブについて東電は関心度についてどのように見ているか?他、明日予定されている経産省 保安委員長の会見についての2点の質問。


http://ustre.am/_18xhL:Pb1 02:57:25 ~ 東電・文科省・経産省 保安院
NPJ 小豆沢
東電に聞く。線量が増加したのは29地点であると。全体としては下がっているが、現在、29地点増加した地点があると文科省はそういった。等電電では、現在も尚、放射線量が増加している地点があるというのは、福島第一原発からのなんらかの放射性物質が放出しているという原因が考えられるのではないかと思われるが、その点は如何か?

二つ目はストロンチウムの検出限界を今後、今までは 0と出る事があったので、更にそれを下げて正確を期すると言うことを文科省はいったが、それは、検出限界値をいくつまで下げるのか教えて欲しい。


http://ustre.am/_18xEa:Pb3 00:00:00 ~ 東電・文科省・経産省 保安院
NPJ 小豆沢(後半)
東電に聞く。線量が増加したのは29地点であると。全体としては下がっているが、現在、29地点増加した地点があると文科省はそういった。等電電では、現在も尚、放射線量が増加している地点があるというのは、福島第一原発からのなんらかの放射性物質が放出しているという原因が考えられるのではないかと思われるが、その点は如何か?

二つ目はストロンチウムの検出限界を今後、今までは 0と出る事があったので、更にそれを下げて正確を期すると言うことを文科省はいったが、それは、検出限界値をいくつまで下げるのか教えて欲しい。


http://ustre.am/_18xEa:Pb5 00:00:25 ~ 東電
東電 松本
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