2011年9月19日月曜日

2011年 9月 15日 統合対策本部共同記者会見:

2011年 9月 15日 共同記者会見 (66回)

■IWJ Web Iwakami - 岩上安身オフィシャルサイト
  1. http://www.ustream.tv/recorded/17283485
  2. http://www.ustream.tv/recorded/17283690
  3. http://www.ustream.tv/recorded/17283773
  4. http://www.ustream.tv/recorded/17284062
  5. http://www.ustream.tv/recorded/17284309
  6. 前半:フリーライター木野龍逸さんによるまとめ
  7. 後半:フリーライター木野龍逸さんによるまとめ

■ニコニコ動画

Twitter 視聴者の声


■会見のポイント
しばしお待ちを。m(_ _)m



■本日の議題
今回から 下記、式次第の時間は分割された動画時間ではなく通しの時間を表記しています。ニコニコ生の過去動画と時間が一致するわけではありませんが、通しのタイムコードなので 内容を確認する際に、ある程度の目安になると思います。質疑に関しては IWJ 録画データのタイムコードを表記しています。




資料


録画 IWJ
1 http://www.ustream.tv/recorded/17283485


2 http://www.ustream.tv/recorded/17283690


3 http://www.ustream.tv/recorded/17283773


4 http://www.ustream.tv/recorded/17284062


5 http://www.ustream.tv/recorded/17284309


フリーライター木野龍逸さんによるまとめ
1 http://www.ustream.tv/recorded/17285440
2 http://www.ustream.tv/recorded/17285633



■冒頭のあいさつ

細野大臣
司会者:細野大臣は公務のため欠席。


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■冒頭のあいさつ

園田政務官

>司会者:
園田大臣政務官は 17時15分頃出席させて頂き 18時には退席する予定だ。予めご承知おき頂ければと思う。

# 17時15分出席、18時に退席。出席後、質疑のみで挨拶、宿題報告もなし。

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http://ustre.am/_1awdT:QGs 00:01:05~

■環境モニタリング結果について ~ 東電 松本
環境モニタリングの状況について東電から4件報告させて頂く。

・敷地内 空気中(1件目)
福島第一原子力発電所敷地内における空気中の放射性物質の核種分析の結果について(第百七十四報)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11091504-j.html

発電所敷地内における空気中放射性物質の核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915d.pdf
福島第一原子力発電所 空気中のPu分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915g.pdf
福島第一 ダスト核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915e.pdf
福島第二 ダスト核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915f.pdf

ページをめくって頂き、2枚目のおもて面のところに通常測定している西門と第二原子力発電所のモニタリングポストの測定結果を記載している。2枚目の裏面からになるが、敷地内で測定している、昨日は環境管理棟、水処理建屋、5、6号機開閉所前での測定結果になる。

3枚目になるが、沖合3km地点でのダストの状況だ。4枚目からが経時変化をグラフ化しているので、そちらの方も確認いただきたい。なお、3枚目の裏面になるが、8月22日と29日に採取したダストのプルトニウムの分析結果が出ている。

発電所の西門で測定、サンプリングして日本分析センターで測定して頂いたのだが、プルトニウム238/239/240 とも ND、検出限界未満という状況だ。

・発電所周辺 海水(2件目)
続いて海水の状況だ。ページをめくって頂き、1枚目の裏面から昨日の測定結果を記載させて頂いた。3枚目からが それぞれの地点における経時変化である。グラフ化してるのでそちらをご確認いただきたい。2枚目の裏面になるが、海水についてもプルトニウムの分析結果が出ている。

場所は 第一発電所の沖合 15km、それから、第二原子力発電所の沖合 15kmの地点だ。8月27日にサンプリングした結果だが、プルトニウム238/239/240 の3核種とも検出限界値未満という状況だ。

福島第一原子力発電所付近における海水中の放射性物質の核種分析の結果について(第百七十三報)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11091505-j.html
海水核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915i.pdf
海水放射能濃度 - 計時変化
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915j.pdf

・発電所周辺 海底土(3件目)
続いて海底土、海底の土の状況だ。

福島第一原子力発電所沖合における海底土の放射性物質の核種分析の結果について(続報19)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11091508-j.html
海底土核種分析結果(PDF 10.2KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915o.pdf
海底土放射能濃度(PDF 10.3KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915p.pdf

ページをめくって頂き1枚目の裏面になるが、昨日は南相馬市沖合 15km地点の分析を行なっている。セシウム134 が 20Bq/kg、セシウム137 が 24Bq/kg といった量で検出されている。経時変化については2枚目のグラフを確認頂きたい。

・敷地内 土壌の分析結果(4件目)
福島第一原子力発電所構内における土壌中の放射性物質の核種分析の結果について(続報32)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11091509-j.html
別紙1:福島第一原子力発電所 土壌中のPu分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915q.pdf
別紙2:福島第一原子力発電所 土壌中のガンマ線核種分析結果(8月22日)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915r.pdf
別紙3:福島第一原子力発電所 土壌中のガンマ線核種分析結果(8月29日)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915s.pdf

ページをめくって頂き1枚目の裏面、別紙1が土壌中のプルトニウムの分析結果だが、8月22日と29日のサンプリング結果になる。プルトニウム238/239/240 が過去の大気圏内の核実験における国内で観測されるホールアウトの量とほぼ同等のレベルで検出されている。

なお、これらに関しては以前から説明させて頂いているが、プルトニウム238/239/240 の割合が過去のものと違うので、今回の事故由来のものと考えている。それから2枚目のところに別紙2と言う形で、土壌中のガンマ線の分析核種だが、同じく8月22日にサンプリングしたものに関しては、セシウム134とセシウム137が見つかっているが、その他の核種については ND と言う状況だ。

最後のページ2枚目の裏面になるが、こちらには29日にサンプリングしたものだが、同じくセシウム134とセシウム137以外の核種については ND と言う状況だ。東電からは以上だ。

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http://ustre.am/_1awdT:QGu 00:06:00~

■環境モニタリング結果について ~ 文科省 伊藤審議官
資料は二種類お配りしている。「環境モニタリングの結果について」というものとその別冊である。全国的な調査、或いは発電所近傍の調査については特段大きな変化は見られていない。

# 伊藤審議官に変わった初日は、資料発表が丁寧で、先任の坪井審議官より好感が持てたが、資料説明が丁寧だったのは初日だけ。翌日から端折って、3回目となる本日、とうとう、「定期的な発表資料以外は、」と、それはちょっと横着し過ぎでしょ。この会見における文科省の態度を見ていると国民に対する情報公開の姿勢がよく分る。過去にも公表したくない汚染状況を会見資料で配布しながら、記者から指摘があるまで黙っていたことが幾度となくあった。仕事したくないんだという、あからさまな意思表示。会見配付資料はネットからの抜粋であり、文科省の分かり難いサイトから探し出す必要があります。文科省は「ネットにアップした地点で国民に情報を伝える責任は果たしている」と考えています。

文科省の統合会見配布資料以下から。
会見に出席している訳ではないので確認はできませんが、主に以下から抜粋した資料を配布して説明しているものと思われます。(資料タイトルを言わないのでわからない)以下の資料プラス、不定期更新(福島県学校関係、主要3核種以外の核種分析、航空機モニタリングはじめ汚染マップ更新、等)や、新しい動きがあれば報告されるはずですが、都合の悪い情報はネットにこっそり公開するだけで、会見の場で公表しないことが、これまでもしばしばあるので、特に文科省には注意が必要です。本当に心底信用できません。常に疑いの目で見るのが丁度良いぐらいです。
【全国的調査 都道府県別の環境放射能水準結果】

【発電所周辺】

【20km圏内の線量率】

【発電所の放水口付近の海水中】

【福島県 学校関係】

【放射線分布マップ】

定期的な発表資料以外でちょっと、言及させて頂くと9番の環境放射線モニタリング詳細調査、これは福島市②というものをお配りしているが、これは県と現地対策本部において、福島市内において線量の若干高い所についても集中的に調査した物を県の方でまとめて発表された物と承知している。


海域調査についても特段、大きな変化はない。

それから放射線量等分布マップ等の 14番だが、これは14日に発表した資料だが、森林内の放射性物質の移行調査という調査研究の結果を発表している。これについては 6月から文科省において放射性物質の分布等に関する調査研究と言う事で、専門家の先生に様々な研究をお願いしてきた所だ。


その一環として土壌の濃度マップについては 先頃発表した所だが、今回は森林内の放射性物質の移行、特に計画的避難区域に当たる川俣町において放射性物質の広葉樹林、あるいは針葉樹林における放射性物質の蓄積状況や、雨による樹木から地面への移行状況について詳しく調査した物だ。

これらの結果を生かして、今後、森林の除線、あるいは居住地近くの裏山とかの除線の基礎データとなればと考えている。なお、この調査については引き続き、詳細調査を継続していくことになろうかと思う。

それから 15、16、17番だが、これは 14日から秋田県、岩手県、東京、神奈川において航空機モニタリングを開始するというものである。各地域共に1週間から長い所で 20日間を要するが、結果はまとまり次第、報告させて頂きたいと考えている。

■宿題回答

★質問内容 フリーランス - 木野 9月12日 統合会見
以前から 海域モニタリングについて、30km県内が東電、その他が文科省始め関係機関が行っているという事について、どういう考え方に基づいて、そのような設定がなされたのかという質問があったので、説明させて頂きたい。

事故直後の3月の状況においては、本来、海域における放射線モニタリングは海上保安庁がになうという事が期待されていたが、ご案内の通り海上の浮遊物の処理などに対応する中でモニタリングに十分対応出来ないという事で、文科省において民間会社が運行している海洋研究開発機構の船舶、こちらの協力を得て30km圏外の海域モニタリングを行い、以後定期的に発表した所だ。

また、30km 以内については事業者として発電所の管理運営のために発電所近傍のモニタリングを行なっている東電が分担するというような形で進められてきたわけだ。それ以降、5月に入り政府全体でモニタリング広域化を計る中で、採水や分析のリソースを勘案して全体の地点を増やす中で 30km県外については、文科省関連の調査船を使って、また、30km圏内については東電が行うというような整理がついたものと承知している。

文科省からは以上だ。

# なぜ 30km なのかの説明になっていない。リソースはその理由にはならない。同じことの繰り返し。

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http://ustre.am/_1awdT:QGv 00:10:35~

■環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会)

安全委員会 加藤審議官
私からは 9月15日付の原子力安全委員会の紙で、環境モニタリング結果の評価についてという一枚紙裏表にコピーしているものと、参考資料として1枚目が福島県の地図 A4 横長になっているもの、これを用いて説明する。


資料1の空間放射線量だが、これについては特段おきな変化はない。2の空気中放射性物質濃度だが、お手元の参考資料9ページから11ページをご覧頂くと、1番のポイント、福島市、杉妻町だが、このポイントについては、県のほうで検出感度を上げて測定しているということ、過去2回の会見でも説明申し上げた。

今回も同じ検出感度を下げた測定が行われているが、今回、測定を行った 9月9~11日では、全て検出限界未満であったということである。他のポイントについても検出限界未満だった。それから3の航空モニタリングだ。これは参考資料13ページ以降だ。

これは前回、文科省の方から報告があったが、それについての見解だが、今回、100km ~ 160km の間の所が新たに情報が出てきた訳だが、件の東の部分、既にデータが出ていた部分に比べると空間線量率、また、セシウムの沈着量は概ね低いバンドに出ているが、地位的ばらつきは若干あるとみている。

それから4の環境資料は海の関係だ。参考資料の 23~24ページが海水からのセシウムの分析結果だが、11日、12日採取のサンプルからは検出限界未満だったという事である。資料の裏面に参りまして、一番上だが、参考資料だと 25ページだが、発電所周辺の一つのポイントから採取した海底土中のセシウムだが、これは検出されているという状況だ。

これは、大体、ええ、1000Bq/kg のオーダーで出ていると言うことだ。それから更に福島県などからも新しい情報が出ている。参考資料の26ページをご覧頂くと福島県の行ったモニタリングで、港湾や海面漁場についてだ。今回は海水からのセシウムについては検出されているポイントがある。

が、値は濃度限度以下であるということだ。また、海底土については 18 のサンプルを採取して分析しているが、全てのポイントで海底土からセシウム134、137が検出されている状況だ。

更に参考資料の 30ページからだが、これは福島県内の河川や湖沼、ダムだ。水の方については検出されているポイントがあるが、濃度限度以下であるとうことである。それから、そこの土、砂、底質からのセシウムの検出だが、今回は一つの地点ついて報告があり、そこで検出されているという状況だ。

資料5の全国の放射能水準調査だが、特段大きな変化はない。浄水については、宮城県については 9月6日採取の物が最新であり、0.3Bq/kg だが、摂取制限の指標に比べれば何桁も小さいという状況だ。

■宿題報告
宿題にさせて頂いた件だ。

★質問内容 NPJ - 日隅 9月12日 統合会見
9月8日に低線量被ばくのリスクからガン死の増加人数を計算することについてという紙をお配りしたわけだが、その中で引用している ICRP の文章の中で使われている trivial doses(心配に値しない程の低い線量)が具体的にどれぐらいの値を指しているのかというお尋ねがあった。

http://www.nsc.go.jp/info/bassi_0908.pdf

そしてこれについては ICRP の活動に参画している日本の委員にも聞いてみた訳だ。そうしたところ、ICRP では、発行されている文章、あるいは委員会の議論の中で trivial doses(という表現が)具体的にどれぐらいの量を指すのかという事は、文章、あるいは議論されたことはないとうことである。

それで前回お配りした紙(抜粋資料)を見ると 「 trivial doses(心配に値しない程の低い線量)の場合に、癌死者数を計算することは避けるべきである」と書かれている。一方、低い線量、「 very low individual doses 大変低い線量)」や、「very small radiation level (非常に低い放射線レベル)」という言い方をしている部分もあり、そういった線量の場合に癌死者数を計算することは適切ではないという言い方がされている。

http://genpatsu-watch.blogspot.com/2011/09/2011-8-29.html#001320
http://genpatsu-watch.blogspot.com/2011/09/2011-8-29.html#001315
# この会見を含めて 4回にわたっての日隅氏の指摘、経緯を簡単に説明すると、厚労省が 8月29日の会見で示した高すぎる食品からの摂取制限値5mSv/y を摂取した場合に、増える癌死者数がどれだけ増加するか示すべきだと指摘した日隅氏。これに対し、厚労省は安全委員会のアドバイスを引き合いに出し、原子力安全委員会は例のごとく ICRP 2007勧告を引き合いにだして低い線量で死者数を計算する事を否定した。そして次の会見、8日の会見では、否定した根拠となる ICRP 2007勧告と UNSCEAR 2008 報告から該当する文書を引用して配布した資料がこれ。そしてそこで触れられている "trivial doses" や "very low individual doses" という "極めて低い値" という表現は具体的に 1mSv/y を指すもので、厚労省が決めた食品摂取5mSv/y という値は、これに該当しないという主張。で、"trivial doses" や "very low individual doses" という表現が、具体的にどのあたりの数値を示すものなのか、持ち帰って確認するというのが、前回までのあらすじ。

それで ICRP の文書では " very low "ということについて、どれぐらいかというのが言及されている文章というのがある。これは ICRP Pub 99 の第一項に書かれているが、mSv/y のオーダーを " very low " 、大変低い線量というふうに一応定義付けている。

その考え方からすると、mSv/y オーダーの被ばくで持って癌の死者数がどれだけ増えるかと計算することは適切ではないと言っている。一方、" trivial doses " の場合について、そういう計算をするのは避けるべきであると、より強い表現になっている。

ここからは、私や原子力安全委員会の事務局関係、職員のまぁ、推論だが、そういった書き方からすると、" trivial doses " というのは、"very low individual doses" よりは 低い線量域ではないかと考えられる。従って、1mSv/y とか、それ以下を言うのではないかと考えている。私からは以上だ。

# つまり、日隅氏の指摘が正しい。very low individual doses が mSv/y のオーダー、癌死者数を求めること避けるべきである事、" trivial doses " は癌死者数を求めるべきでないという事。欧州の放射線防護委員会 ECRR は、内部被曝を過小評価する ICRP を強く批判していることを鑑みても、厚労省が定めた暫定基準値は 年間 5mSv/y は明らかに癌死者数として現れると考えるべき。国は出荷制限を極力抑え経済最優先で、摂取制限値を決めることしか頭にない。その間も汚染された東方産の食品が消費され続ける現実。海産物に関してはほとんど調査されていない現実。

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http://ustre.am/_1awdT:QGw 00:18:25~
http://ustre.am/_1awhc:QGx(後半)

■各プラントの状況 (東電)

東電(松本)
福島第一原子力発電所の状況という事で A4 縦の裏表一枚ものの資料を確認頂きたい。

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110915_01-j.pdf

「タービン建屋地下のたまり水の処理」
こちらに関しては、第一セシウム吸着装置、除線装置、キュリオン、アレバ、それから第二セシウム吸着装置サリーに関しては順調に運転を行なっている。

「トレンチ立坑・各建屋地下のたまり水の移送状況」
午前中の会見時に説明して以降、特に大きな変更はない。

「トレンチ立坑・タービン建屋の水位」
水位等については午前7時の状況を書かさせて頂いているので、会見終了時には最新データをお届けしたいと思っている。それから午前中に説明させて頂いた2号機原子炉建屋地下一階の水位計の取り付けだが、こちらは午前10時40分から、11時10分の約30分間員かけて作業の方は終わっている。

水位計、及び水位監視用のカメラ設置が終わっている。従って今後、カメラの動作確認等を行った後、早ければ明日から2号機の原子炉建屋地下一階の水位が判明すると考えている。

尚、今回、この水位計を取り付けた時の空間線量は 25mSv/h であり、今回、6名の社員が作業にあたったが、最大の被ばく線量は 2.92mSv だった。

「放射性物質のモニタリング」
資料もどりまして裏面になる。放射性物質のモニタリング状況については先ほど説明したとおりだ。

「使用済み燃料プールの冷却」
使用済み燃料プールの冷却の状況についても大きな変化はない。循環冷却が行われている。

「原子炉圧力容器への注入・原子炉の状況」
続いて原子炉圧力容器への注入・原子炉の状況だが、2号機に関しては昨日から炉心スプレイ系からの注入を実行している。現在、1m3/h で注水しているが、24時かん経過後、改めて 2m3/hに上昇させるという判断をしたいと思っている。

なお、この表、炉心スプレイ系の約1m3/hの所、単位がメートルになっているが、立方メートル(m3)/hである。お詫びして訂正させていただく。それから3号機だが、こちらも給水系から 3.9m3/h、炉心スプレイ系から2.9m3/h で注水を行なっている。

給水のノズル温度、圧力容器の下部温度は若干まだ上昇しているので、引き続き様子を見ていきたいと思っている。

「その他」
その他の工事の状況だが、瓦礫の撤去など作業実績については会見終了時にお届け出来ればと考えている。それから下から4つ目のポツを少し紹介させて頂くが、昨日1号機の原子炉格納容器内のガスサンプリングについては、明日に分析結果をお届け出来ると思っている。

その下だが、昨日の16時頃、これは昨日優雅の会見で少しお反しさせて頂いているが、パトロールを実施していた当社社員1名が、免震重要棟から福島第二のビジターズホールに戻った際、あご、それから頸部が汚染されていたことが確認されている。

口の周りに近かったので念のためホールボディーカウンターを受けたが、放射性物質の内部取り込みはないということを確認している。なお、原因については、こちらは本人の聞き取りになるが、いわゆる全面マスクを作業中に外したことはないが、顎、首あたりにかゆみを感じたので手袋をしたまま、首から顎のあたりを触ったというような証言があるので、そういったこところから少し放射性物質が付着したのではないかと考えている。

その下になるが、こちらも午前中の会見で少しお話させて頂いたが、本日、午前8時18分頃、第一原子力発電所の構内に入構した協力企業の作業員さん1名が全面マスクにチャコールフィルターを付けないまま入構したということである。

その後の状況だが、こちらは10時頃に免震重要棟を出発し、J ビレッジに移動し、10時55分にホールボディーカウンターでの測定が終わっている。11時38分にホールボディーカウンターの測定結果を評価して内部取り込みはないという評価を行なっている。

なお、なぜ、この方が J ビレッジでフィルターを取り忘れたか、或いはその際のチャックはどうだったのかということについては現在調査中だ。

最後のポツだが、本日14時33分に 6号機の原子炉に関しては残留熱除去系と補機冷却系がそれぞれ機能を回復している。これまで原子炉、資料済み根量プールは残留熱除去系により、ほぼ、12時間ごとに冷却先を切り替えていたという作業を行なっていたが、

本日から原子炉は残留熱除去系で、使用済み燃料プールは補機冷却系と燃料プール冷却系、それぞれ独立して冷却できるようになったということだ。引き続き、5号機、6号機に関しては機能の回復作業を努めてまいりたいと考えている。

■敷地内モニタリング状況
引き続き、敷地内のモニタリングの状況だ。一枚目の裏面から取水口付近でのサンプリングの分析結果になる。3ページ目から経時変化をグラフ化しているが、大きな情報等は見られないので、引き続き、高濃度汚染水が海水中に漏出していないと判断している。

福島第一原子力発電所取水口付近で採取した海水中に含まれる放射性物質の核種分析の結果について(9月14日採取分)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11091507-j.html
福島第一 物揚場前、1~4号機スクリーン、1~4号機取水口内海水核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915m.pdf
海水放射能濃度
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915n.pdf

続いてサブドレインの状況だ。こちらは週3回測定している分析結果になる。1枚目の裏面になる1号機~6号機、それから構内深井戸のサブドレインの分析結果になる。こちらも大きな変動等ないので、タービン建屋の溜水が地下水側に漏出してないと判断している。

福島第一原子力発電所タービン建屋付近のサブドレンからの放射性物質の検出について(9月14日採取分)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11091506-j.html
サブドレン等核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915k.pdf
福島第一 放射能濃度
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915l.pdf

続いて同じくサブドレインの集中廃棄物施設周辺の結果だ。A4 横の表の形式になっている資料だが、9月14日の測定結果については、こちらもほぼ、通常の変動の範囲内だと考えているので、集中廃棄物処理施設の中に溜まっている汚染水が地下水側に漏出していないと判断している。

(参考配布資料)「集中廃棄物処理施設周辺サブドレン水核種分析結果」(9月14日採取分追加)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/sub_110915_01-j.pdf

プラント関係については以上だ。

■緊急時作業者の被ばく線量の評価状況等について
それから本日、厚生労働相に報告書を一見提出したので報告させてて頂く。こちらは厚生労働相の方から外部、内部被曝の月別の評価を報告するようにという求めがあるので、その結果になる。報告した点については1枚目の四角の枠の中に書いてある。

緊急時作業者の被ばく線量の評価状況等について
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11091510-j.html
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915t.pdf

先ず、被ばく線量の評価については3月から6月の内部被曝線量がこれまで評価が終わっていなかったものに関しては、8月31日からみると、585名から 243名に減っている。評価を終えた作業者の中で 20mSv を超える内部被曝をされた方はいなかった。

それから7月分の被ばく線量の状況だが、作業者の総数としては 2,204名、外部被曝の最大値は 31.22mSv、内部被曝に関して評価が終わっている方の 20mSv を超えた方はいないが、評価予定の作業者の方が 213名いる。この表の状況については、手元の資料2枚目からが別紙という形でまとめている。

2枚目の裏面から2枚目の裏面がこれまでの外部被曝、内部被曝、合計値という形で記載させて頂いた。2枚目の裏面のところが、総括表ということで対象者の人数、それからその下が外部被曝の線量、3枚目の表面が内部被曝線量の月別推移、3枚目の裏面がその合計値とうことで、内部、外部の合計値ということになる。

おおよそ、3月、4月の非常に高い線量だったという頃から比べて、6月、7月に関しては被ばく線量は低減できつつあると考えている。

・身元不明作業員 問題
もう一点は連絡先が不明な作業員の方の調査状況だが、一番最後のページの添付資料2と言う事ろをご覧頂きたい。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915t.pdf

8月31日までのこれまでの地点で、3月~6月までの連絡先不明者の方は、88名いたが、その後の調査によって今回の 9月15日の地点では 65名という事になっている。引き続き、この65名の方に関しては特に直接の聞き取り作業等を行いながら、低減に努めてまいりたいと思っている。

なお、7月から新規の入域者の方については、7月の地点では本人確認と作業員証の登録、それから線量計 APD の管理が機械的に行われるようになっているので、7月の新規入域者に関する連絡先不明者は、現地点では ゼロという状況だ。東電からは以上だ。

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http://ustre.am/_1aht2:Qst 00:30:10~

■宿題の報告(前回質問の回答)

経産省 保安院(森山対策監)
前回、前々回で質問頂いた内容について4件の説明を明申し上げる。

★質問内容 NPJ 日隅 9月12日 統合会見
1号機の汚染水の発見、だいぶ前のことだが報告の遅れがあったのではないかと。確認するようにという私的であったと思う。調べた所、この件だと思われるが、3月27日の午後 3時30分頃にタービン建屋の海側のトレンチ立坑で水が溜まっているという事の確認がされているが、その報告が翌日の午後になっていると。こういった1日遅れているという案件が一点あった。この件だと思うが間違っていれば、またご指摘頂ければと思う。

★質問内容 NPJ 日隅 9月12日 統合会見
ICRP の個人年間実効残留線量について Publication 111 の中で勧告されているが、何か保安院で決定するような方向で検討しているのか、といったような質問だったと理解しているが、ICRP の勧告では個人年間実効残留線量とは、現存被曝状況において 防護措置を施した後に残る被ばく線量である。

防護措置は個人年間実効残留線量が参考レベルより低くなるよう計画されるべきであるとされている。と言う事である。現存被ばく状況に対する参考レベルは1~20mSv/y の範囲で住民等の関係者と協議の上、状況に応じて設定されるものであるとされている。

で、平成23年7月19日の「原子力安全委員会の今後の避難解除、復興に向けた放射線防護に関する基本的な考え方について」において、現存被曝状況における参考レベルの設定について考え方が示されている。

# ICRP 勧告を都合よく解釈する国。住民との話し合いの場で決定されるべき値も一切無視。安全委員会の指摘すら無視。全ては国が都合で決定する。 http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/genan2011/genan054/siryo.pdf

なお、ICRP 2007年勧告における現存被曝状況に係る検討については、現在、文科省 放射線審議会において審議中であり、個人年間実効残留線量に係る検討についても、その審議の過程でなされるものと考えている。尚、保安院においては、過去において個人年間実効残留線量に相当する数値等は採用はしてきていない。

★質問内容 NPJ 日隅 9月12日 統合会見
ERSS や SPEEDI のアクセス回数についての質問があった。SPEEDI については私の方から 45回計算を実施していると言う事、それから ERSS については 5回試算していることを申し上げたが、それに対して、その結果に対するアクセスであろうと思うが、何回アクセスしたのかという質問だった。

現在の SPEEDI システムでは配信された計算結果に対するアクセスログを記録するような仕様になっていないので、この 3月11日~16日までの 45回の計算結果について何回アクセスしたかという事はお示しすることができない状況だ。また、同様に ERSS についてもアクセスログを記録する仕様になっていないという事だった。

従いまして どちらもアクセス回数をお示しすることは出来無いということだ。

★質問内容 NPJ 日隅 9月12日 統合会見
非常用復水器(IC)の操作について報告された時期と内容という趣旨の質問だったと思うが、先ず、IC(アイソレーション コンデンサ)に関する報告については、3月11日の21時2分付けの東電からの連絡様式ファックスにおいて、20時30分現在でのプラント関連パラメータとして、IC 動作中との連絡を受けている。

ただし、9月9日に原子炉等規制法62条の3の規定に基づく報告があったが、これによるとこの地点で実際には中央制御室に詰めていた当直長等によって IC の停止動作が実施されており、この当日の報告の情報、これは不確かな情報となっている。

それから3月11日の22時21分付けの連絡様式ファックスにおいて22時0分、現在でプラント関連パラメータとして「IC 動作中(21時30分減圧開始 3A弁開?)」と書かれた連絡を受けている。それから 12日の 0時57分付の連絡様式ファックスにおいて、0時30分現在でのプラント関連パラメータとして「IC 動作中(21時30分減圧開始 3A弁開 IC(A)胴側に給水中?)」との連絡を受けている。

ただし、その後の聞き取り調査でこの給水操作の事実が確認はできていないので不確かな情報となっている。また4月25日に事故記録等の報告を報告聴取で命じているが、5月16日に原子炉圧力水位等のデータが提出されており、ICの操作実績についてもここで報告を受けている。

更に 5月23日には事故記録等の分析等の報告を受けており、津波到達前の捜査状況についても報告を受けている。これら一連の報告については、改めて 9月9日に原子炉等規制法 62条の3の規定に基づき報告があったという経過がある。IC についての報告の経緯は以上である。

私からの説明は以上だ。

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http://ustre.am/_1awix:QGD 00:37:25~

東電松本

【速報】会見中に発生した茨城県北部の地震について

>司会者:
先ほど、茨城県北部で地震があったようであり、東電からその点についての説明がある。

>東電 松本:
先ほど、茨城県沖を震源とする地震があったようだが浜通り地区では震度3が観測されている。尚、プラントの状況については、炉注水など異常はないという報告が現在、速報として入っている。以上。

http://ustre.am/_1awrb:QH9 02:03:00~
【報告】会見中に発生した茨城県北部の地震について
#### ####################### 本文差し替え

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■質疑

http://ustre.am/_1awix:QGE 00:00:35 ~ 東電 松本
テレビ朝日 - 佐々木 【被ばく - 作業員】
Q:東電に聞く。ここ数日間、マスクの吸い込みの疑い例が何件か出てきているが、これに対して対策を強化することは考えているか?

東電 松本
A:昨日、今日にかけて幸いなことに内部被ばくはなかったが、内部被曝のおそれがあるということで3件ほど発生している。これまでもマスクの着用にあたっての注意事項や、そういった再発防止策の徹底といったところをお願いしてきたところだが、もう一度改めて事例の紹介などを行いたいと考えている。

なお、昨日発生した陽圧式マスクの内部取り込みの恐れのあったところについては、まだフィルターを通じて内面が汚染されたのかについては、今、原因を調査中なので、そちらは原因が判明次第対策を取りたいと思っている。


http://ustre.am/_1awix:QGF 00:02:05 ~ 東電 松本
朝日新聞 - 青木 【プラント関連】
Q:東電に聞く。前回、現場を公開して欲しいということで待つトトさんにお話しした所、1mSv/y を超えるおそれがあるとうことで、線量が高いのでという事でおっしゃられたが、鉢呂先生がこの間、報道陣に言ったところによると、現場を視察して帰られて 85μSv/y だったということを言っていた。

勿論視察される時にこのコースでどれぐらいの線量を浴びるかという想定のものを出した上で先生方をご案内していると思うが、そういう認識で良いか?


東電 松本
A:[★要望]はい。鉢呂大臣が当時、どこのルートを回ったかは承知していないが、視察にあたってはバス、もしくは車でご覧になる際には、一周されるとしてこれくらいの線量であるだろうということはお示しさせて頂いている。或いはそれ以上にならないように、途中途中で要望等があっても、そこらへんは線量が高いので行けませんということは説明していると思う。

>朝日新聞 青木:
現場ではサーベーマップを毎日貼ったりして現場でもしっかり管理されていると聞いているが、鉢呂先生の浴びた 85μSv/hというのは 1mSv/y の基準から10分の1以下という事になる。そうなると鉢呂先生と同じルートで我々報道陣をバス、もしくは車で案内するという事は前例があるわけだから、そういう事も可能なのかと思いながら話を聞かせて頂いたが如何か?

>東電 松本:
はい。そういったご意見は十分私どもも認識しているので、少しどう言ったルートで視察が可能なのかという所を先ずは、考えていきたいと思っている。また、記者側の見たいという要望もあると思うので、そういった所は少し具体的には相談させて頂く事になろうかと思うが、少し時間がかかっているので申し訳ないがしばらくお待ち頂ければと思っている。

>朝日新聞 青木:
この間、ニコ動さんも言っていたが、半年も経って報道陣が中に入っていない、つまり、国民の目に現状が全く見えていないというのは、非常に我々報道陣としても心苦しいし、そういう中でフリーの人が危険を犯して中に入ったりしている現状もある訳で、元々、公開してくれればそういう危険なことも生じずに済んだと思われる。具体的に我々報道機関との協議というのは今月中に入って頂けるか?

# 住民被爆の実態報じず、隠蔽、原発擁護報道ばかりしている大手メディアが何が心苦しいだ。最近メディアに対する批判を交わす事を目的としたと思われる白々しい質問が多い。今更、住民被ばくについて質問した所で遅いから。必ず、データベースにして事故直後にメディアがどのような報道をしてきたか世間に晒して差し上げるから期待して待っていてください。私が最も感心があるのは、政府と一緒に自分たちに都合の良い似非社会を作っているあなた達、記者クラブの言動だ。

>東電 松本:
何時から話し合いが出来るかも含めてちょっと社内で検討させて頂ければと思う。あのう、まあ、これまでも皆様の方から現場の公開については多数の要望が着ているのは私どもも重々承知しているので、少し、現場の公開に向けて検討を加速したいと思っている。

# 応じる気はゼロ。情報隠蔽。第三者といっていいのか、外部が入ったのは原発安全推進、5月末、6月だったか、国際機関の IAEA のみ。既に事故から半年ですよ。報道陣に公開する気なし。敷地境界 1mSv/y 下回ったことを強調する反面、高線量で危険だと。都合に合わせて、安全、危険を使い分ける東電。人を馬鹿にするにも程がある。

>朝日新聞 青木:
出来れば今月中に協議に入って頂くような感じにして頂ければ。

>東電 松本:
できるだけ努力させていただく。

# この朝日新聞 青木記者が統合会見でする質問はこれだけ。確約取れるまで返ってくるなと言われてるのか。なんか知らないが、この人のカメラ目線の国民の声を代弁しているというような話しぶりは癇に障る。


http://ustre.am/_1awix:QGG 00:06:40 ~ 質問
http://ustre.am/_1awnc:QH0 回答
NPJ - 日隅 【被ばく - 住民】
Q:原子力安全委員会に聞く。先ほど very low doses について mSv/y 単位という説明があったが、ICRP の委員でもある甲斐先生という方が、最新の放射線防護の考え方というペーパーにおいて、very low doses は 1mSv/y 以下であるとうことを明確に書かれている。

従ってやはり線量的に考えると、放射線防護において線量的に考えるというふうに ICRP が言っていることからしても、very low doses の 1mSv/y を上回るものについては、集団において一体どれぐらいの被害者が出るのかということは、一応算定した上で、その不利益と社会が得る利益とを十分に地域社会が考慮して、

一体どういう方向で今後、社会を維持するのか、それとも別の形で地域社会を継続されるのか、ということを判断すべきではないか?この very low doses について、まさに ICRP の委員である甲斐さんがそういう説明をされているわけだから、これは違うと仰るのか?

原子力安全委員会 加藤審議官
A:恐らく質問にあった甲斐先生の説明というのは、少なくとも私どもの知る所では 2009年8月26日の放射線防護専門部会の下の安全審査指針類における放射線防護に係る記載の考え方、第二回で、この2007年の ICRP勧告について説明頂いている。

その中のスライドで " very low doses ; 1mSv/y 程度以下 " という部分がある。そこについて実際、回線政がどうお話しされたかと言うのが、議事録がホームページにある訳だが、「"very low doses" がどれぐらいの線量家というと、Publication 99 では 1mSv/y 程度という事で書いております。」と説明されている。

それで、確かにこの1mSv/y 程度という言い方だが、この Publication 99 を日本アイソトープ協会の専門家委員会で和訳したものでは、程度と書いてあるが、原文、英語ではどうなっているかというと、The order of 1mSv とか、1mSv 以下が very low doses 、それより一桁大きい 10mSv のオーダーが low doses、逆に 1mSv から一桁小さい 0.1mSv の桁が estream very low(極端に低い)という言い方をしており、ここは ICRP の方では一桁違いで物を言っている訳であるので、日本語では確かにアイソトープ協会の訳本に従って「程度」という言葉が使われているが、元々の本来の意味合いとしては、1mSv の桁というふうに考えるのが妥当な解釈であると思う。

>NPJ 日隅:
じゃぁ、先程、100mSv というような説明を会見冒頭で説明されたと思うが、それは訂正される訳ですね?

>安瀬員委員会 加藤:
100mSv といった覚えはないが、今日いいましたように、1mSvの桁の線量については足し併せて、癌の志望者数を予測することは適切ではないし、それから、それより、よりいっそう低い線量で同じ事をやるのは避けるべきであると。ICRP 勧告ではそういわれていると考えている。

>NPJ 日隅:
個々で議論しても何なので、それはもう少し確認してみる。

NPJ - 日隅 【被ばく - 住民】
Q:先ほど、個人年間実効残留線量について説明があったが、これについて簡単にいえば、文科省で現在検討中であるということで良いか?その上で、私が過去の事例を聞いたのは、海外においてこの個人年間実効残留線量をどの程度に確定して、放射線防護にあたったか?

それが日本のような 20mSv/y というようなレベルの、勿論、今まだ、そのようなものは確定されていないだろうけど、例えば、今、20mSv/y というのが一定の基準になって使われているのが事実だから、そのような数値が他の国で使われたことがあるのかどうかという意味で聞いた。

文科省 伊藤審議官
A:個人実行残留線量と放射線審議会との関係についての指摘だが、放射線審議会においては2007年勧告の(?)について、現在検討を行って中間報告まで出しているが、ご指摘の点については今後の検討課題というふうに理解している。

NPJ - 日隅 【被ばく - 住民】
Q:先ほど、個人年間実効残留線量について説明があったが、これについて簡単にいえば、文科省で現在検討中であるということで良いか?その上で、私が過去の事例を聞いたのは、海外においてこの個人年間実効残留線量をどの程度に確定して、放射線防護にあたったか?

それが日本のような 20mSv/y というようなレベルの、勿論、今まだ、そのようなものは確定されていないだろうけど、例えば、今、20mSv/y というのが一定の基準になって使われているのが事実だから、そのような数値が他の国で使われたことがあるのかどうかという意味で聞いた。

経産省 保安院 森山対策監
A:保安院としては承知していない。基本的に保安院はサイトの中の事を中心に対応しているので、基本的には今仰ったような現存被爆状況に置ける個人年間実行残存線量については、海外での状況は承知していない。

# これまで杜撰な被爆労働者の実態を国家で隠蔽してきた。自民党政権は何ら今回の原発事故に対して説明責任を果たしていない。それどころが原発事故は菅直人によって起こされた人災だとし谷垣総裁は菅直人は万死に値すると罵った。原発利権にしがみつくクズ政党。民主党も自民党と同じだった。単に政権与党としての利権ほしさに国民を騙して来たわけだ。保安院が監督するのはプラントだけ。作業員の被爆に関しては一切関与しない、指導しないと言う事だ。厚労省の所管だと言う事だ。

>NPJ 日隅:
それはこのような被爆する状況が起きた場合、海外でどういう対応をされているのかというのは、必要な事ではないのか?つまり、それは他の国でどう対応しているのかと言うことを日本でも参考にしないと、他の国から見たときに非常に突出した扱いを仮にした場合には、他の国から見ると日本の製品や日本に観光に行くとか、躊躇すると言う事に繋がるし、それは日本の経済に対しても非常にダメージを与えるのではないかと思うが、勿論それだけではなく、健康被害が発生しうる訳だ。その辺、参考にされる予定はないのか?

>経産省 森山:
えっと、あの、繰り返しになるが保安院は、主に発電所の中の被爆規制と言う事で対応しているので、政府全体としてその海外での状況というのをどこかで把握している可能性はあるかも知れないが、保安院としては把握していない。

NPJ - 日隅 【その他の議題】
Q:SPEEDI について枝野大臣が就任会見の時に、事故発生後、3、4日目に SPEEDI の存在を知った時に、自分は文系であるが、そんなものは ある地点における数値がわかれば逆算して計算できるじゃないかというふうに支持をしたが、すぐには出て来なかった。

その上、単位量による計算がなされていたことについての報告というのは全く受けていなかったというようなことを言われた。その辺りのことの事実をなぜ、3、4日目に枝野大臣、当時、官房長官だったが、逆算するように指示を受けたのは一体誰で、なんでそれがすぐに出てこなかったのかについて確認したい。


文科省 伊藤審議官
A:[★未回答] SPEEDI について官房長官から、逆算のような指示二があったかと言う事については、文科省として承知していない。

NPJ - 日隅 【その他の議題】
Q:SPEEDI について枝野大臣が就任会見の時に、事故発生後、3、4日目に SPEEDI の存在を知った時に、自分は文系であるが、そんなものは ある地点における数値がわかれば逆算して計算できるじゃないかというふうに支持をしたが、すぐには出て来なかった。

その上、単位量による計算がなされていたことについての報告というのは全く受けていなかったというようなことを言われた。その辺りのことの事実をなぜ、3、4日目に枝野大臣、当時、官房長官だったが、逆算するように指示を受けたのは一体誰で、なんでそれがすぐに出てこなかったのかについて確認したい。


経産省 保安院 森山対策監
A:[★未回答] SPEEDI の件に関しては保安院では放出量をある程度仮定して、当所、45回ぐらいやっているが、逆算をするような指示を受けたというふうには承知していない。

NPJ - 日隅 【プラント関連】
Q:前回、東電の方で解析について水位関係について17回、カムス評価については5回、3月 11日~15日までの間に実施されたと言われたが、これについて保安院は把握されて報告を受けられているのか?

経産省 保安院 森山対策監
A:IC 操作の関係だが、IC(非常用復水器)を操作したというか、例えば、先程 11日から12日にかけて3回、ICの操作に関する報告を紹介したが、例えば、11日の21時2分付けの第15条5法の中には、IC 動作中と言う事と、その中には水位、不明と書いている。

その次の 11日の22時21分付け、これはあの、えっと、第15条8法ということだが、その中には先程申し上げた「IC 動作中(21時30分減圧開始 3A弁-開)」とあって、底では水位として燃料上部からプラス550ミリと書かれている。

それから 12日の 0時57分、これは第15条10法だが、そこには IC 動作中の他に水位として燃料上部からプラス1300ミリという、そういうふうに、あの、IC の動作に関する当所、初期の段階で受けた物(報告)の中には水位がある。その他、当然、水位やカムスについては報告を受けていると言う事だ。

勿論、ICの操作そのものがどう行われたかと言う事は、先程申し上げたようにこの中に書かれていること自体が、その後の調査でその事実が確認出来ないといった問題はあるので、実際の操作を全てが報告されていると言う事ではないと考えている。

>NPJ 日隅:
全部、22回の報告を受けている訳ではないと言う事か?

>経産省 保安院 森山:
水位やカムスは受けているが、東電がどういう解析をされたかと言う事までは、その当時は受けていない。水位がどうなるとか、号機によって違うが、タフに到達時間がこれくらいだとかいった事は様式には書いてあるが、解析そのものを報告を受けた訳ではない。

>NPJ 日隅:
それは現在、受けられているか?

>経産省 保安院 森山:
当時どうしたかと言う事ではなくて、その後の炉の解析は報告を受けている。

>NPJ 日隅:
その内容はどちらかで?

>経産省 保安院 森山:
はい。公開されております。

東京電力株式会社から送付された原子力災害対策特別措置法第10条に基づく通報資料等の公表について
http://www.nisa.meti.go.jp/earthquake/plant/plant_index.html

NPJ - 日隅 【被ばく - 作業員】
Q:(1号機の汚染水の発見の報告に関する回答について)先ほど、保安院の方で汚染水について、3月27日の事が翌日の午後と言うことを言われたが、この辺、もう少し時間関係を正確にご説明頂ければと思う。

経産省 保安院 森山対策監
A:報告用紙に書かれている時間は 3月28日付けの15時58分発信の第15条180法という様式で来ている。その中には3月27日午後3時30分頃、1~3号機タービン建屋海側(屋外)のトレンチ立坑に水が溜まっていることを確認と言う事がそこには記載されている。

NPJ - 日隅 【プラント関連】
Q:EU のストレステスト内容について、57回 原子力安全委員会のウェブサイト http://bit.ly/ncawd2 で確認することができますよということを全開お伺いしたが、これは非常に簡略で、それだけ呼んでもよく分からない。せっかく、海外に行かれて調査れているわけだから、当然税金を使っての調査なので、もう少し詳しく普通の人が読んで、海外でEU で何が行われているのか、分かるような形で報告すべきだと思うが、そのような報告をされる意向があるのかどうか?

経産省 保安院 森山対策監
A:[★未回答-質問者も確認せず]


http://ustre.am/_1awix:QGI 00:12:45 ~ 園田政務官
月刊誌ファクター - 宮島 【除線 / 廃棄物】
Q:前回の会見で、亘理町と小倉寺について質問させて頂いた。5.4μSv/h あるいは市の水道局のすぐ側で、3.0μSv/h を超えるようなものが見つかっているが、こうした事態について本部の方としてはどういうふうに受け止めておられるのかと言うことを伺いたい。

この事実は12日に公表されて、私は12日の夕方に質問をさせて頂いたが、どなたもご存じなかった。本来、本部の下に現地の本部がある形になっていて、私はこれは非常に重要な情報だと思うから、当然、現地と東京で様々な調整が行われているんだろうなと思っていたが、

これもまたやはり、現地と東京で縦割りと言うか、現地の方は経産省の政務官がやってると思うが、連絡さえないという状況なのか?この点をお応え頂きたい。勿論これは園田政務官にお応え頂きたい。

園田政務官
A:やはり、そういった情報共有が出来ていないというのは私もやはり不味いのではないかと思っている。そういった意味では もっと現地とも情報共有が出来るような形を今後とも作っていく必要を感じている所だ。そういった意味で私のところに、あるいは、この統合対策室としてキチッと情報が上がってきていないということに関して、仰るように大変な指摘を受けていると思っている。

>ファクター宮島:
終わったことは結構だが、まあ、12日のことで数日立ったが。

月刊誌ファクター - 宮島 【除線 / 廃棄物】
Q:亘理、小倉寺の人口を含めて、今現在、どれぐらいの方が住んでいて、仮にホットスポットの指定が起こった場合は、大変なことになるかと私は思って懸念しているが、その人口稠密地であることの事実を含めて政府としてどう受け止めておられるか?

園田政務官
A:その点については現地と当該の市、町、と協議をさせて頂いている最中であり、もうしばらく結果についてはお待ちいただきたいと思っている。

何れにしても詳細なモニタリングを今、協力を頂いて行なっているところなので、それも踏まえて今後、対策室、或いは原崔本部という形の中で、次の、まあ、いわゆる、、決定というものがなされていくと思っている。現地の皆様方とは連絡は密にとって頂いていると思っている。

>ファクター宮島:
すみませんけどね。地上から 50cmの所で 5.4μSv/h ですか、かなり高い訳だ。それから亘理と小倉寺の人口は 1万5,000人だそうだ。阿武隈川の向こう側の先ほどありました、杉妻やこれから中央を含めるとその界隈には 7、8万人の人が住んでいる。

だから、この地点はホットスポットの指定がされ用がされまいが、されなかったらされなかったで、なんでされなかったということになる訳だから大きな問題になる。ということはこの数字が出たと同時に福島市について、最優先で除線をしなくてはいけないということだと私は思う。

そういう事というのは、現地と東京での情報も交換されていないし、その、何を検討しているのかよく分からない。指定がされようがされまいが、亘理地区についてはもう6月の段階で7,000人か 8,000人の人が除線をしてもこの状況だ。

どれだけ重く受け止めているかということがよく分からない。改めて伺うが、最優先でやはり、人口稠密地の除線をしなければいけないんじゃないか?

>園田政務官:
仰るとおりであり、私どもも今、除線の計画を福島県、そして市、町、村、各自治体とも相談させて頂いているので、当然、今、財政的支援と情報提供をさせて頂き、必要なときにはしっかりと私どもも、今、専門家を派遣させて頂いたり、予算の中から行うことになっているので、その点の相談を現在させて頂いている所だ。

何れにしてもしっかりとご案内の通り、緊急的にやらなければいけない除線についての実施方針が出ているので、それに従って今、段取りを相談させて頂いている状況だ。

>ファクター宮島:
先ほどの縦割りということがすごく問題だと思うが、現地は経産省の政務官が統括されている訳だ。そうではないのか?どうなっているのか?

>園田政務官:
対策本部は経済産業省の政務官になる。除線チームに関しては環境省の除線推進チームが、今、現地でチームを作っているので、除線については底が統括的に対応させて頂いている。

>ファクター宮島:
もう一回聞くが、12日の段階で発表する段階で東京にその情報が上がっていないということは、なんでそういう事が起こるのかというのが理解出来ないが。それはどうなのか?皆さん除線は現地でやるものだから、という事で東京は関係ないと思っているんですかね?

>園田政務官:
大変申し訳ない。私どもも情報の共有というものは密に、その直々に行わなければならないと常々申し上げている所だ。従って東京のどの段階まで上がっていたのかということは 私も存じていないので、その点についても含めてすみやかに情報というものが上がってくるようにしていきたいと考えている。

>ファクター宮島:
最後にひとつだけ訴えるが、除線の優先順位だが、勿論警戒区域のところもあれば計画区域もある。しかし、福島市でそういうものが出たりした場合は、そこは真っ先にやらない限り、福島の再生なんか出来るわけないと私は思う。

だから、今回の予備費でも福島市について、結局お金がなきゃできない訳だから、そういう事を早くやらないと、要するに指定をするかどうかを待って考えることじゃないと思う。そうじゃないと恐らく、住民にとっては一緒ですから。

指定されなかったらなぜ指定されなかったのかと思って、私は多分、人口(?)が起こると思うんですよ。だから、そういう意味で、政府がこの問題については最優先でやるということをさっさと言わないと、意味が無いと思うが。如何か?

# 同心円を主張してきた国の呆れた対応、距離が離れると弱くなるので同支援は正しいデマ報道を続けたメディアの弊害が今も尾を引いている現実。

>園田政務官:
ありがとうございます。そういう意味で私どもも今、全力を挙げさせて頂いているので、先般、緊急実施方針を打ちたてを致した。国が責任をもって除線に関してはやるという形で予備費 2,200億円をここに投入していくということを決定させて頂いた。

で、今、まさしく福島県、そして各市町村、市、町、実際の皆様方と蜜に連絡させて頂いて、ご相談をさせて頂いている所だ。従ってその中で率先してやって頂ける自治体を中心に今行なって頂いている、計画を立ててそこに対して行なっていくという形になっているので、

今、他の自治体の皆様方とも当然ながら相談させて頂いているところなので、当然、整ったところからキチッと除線に対する施策という物が実行に移されていくと考えている。何れにしても急いできたいと思っている。ありがとうございます。


http://ustre.am/_1awix:QGK 00:21:15 ~ 園田政務官・東電
フリーランス - 寺沢 【その他の議題】
Q:細野大臣が出席していれば一番いいが、園田政務官に聞くが、この会見は園田さんが主催しているんですよね?という質問は4月25日のこの会見が始まった時に、最初に細野さんに確認しているんですよ。その時に記者クラブメディア以外のフリーランスを排除しようとして、実際に何人か排除するようなことがあって、

その4月25日と4月26日の会見録というものがあるので見て頂ければわかるが、私が細野さんといろいろここでやりとりして、細野さんの方から、こういう条件があれば必ず出席させますと、なんかいろいろ問題が生じたときは、私が最終的に確認しますということがあった。

今日、私、フリーランスの田中明さんという方と一緒に来たが、その方はおとといの13日の朝にこちらの会見に出席するべく、書類を全部整えて提出してるんですよ。保安院に。で、未だに連絡がなくて、とにかく、それは書類で明らかだから、というのは先週、私が写真週刊誌のフラッシュというのに関わって、東電に関して記事を書いたが、それにも田中さんはクレジット入りで写真と情報を提供している。

だから、明らかに細野さんが言っている条件もクリアしているし、その細野さんが言う前にフリーランスを排除仕様としてこちらの東電と政府で決めた条件をより厳しい条件、そのあと、細野さんが緩和しているが、それをクリアしている。で、今日一緒に来たら、そこの入り口で東電の社員に取り囲まれて排除されているが、これはどういうことなのか?

なんで東電の社員が排除しているのか?これは、だから、田中さんが東電の会見に出ているわけだが、東電にとって面白くないことを聞いているから、排除してるんでしょ?こういう事をやらないとうことを約束した筈なのにやってるから、私は今怒っているんですけど、どうなんですか?中身の質問もしたいので、手続き上の質問を毎回ここに来る度にせざるを得ないんだが、どうなのか?

園田政務官
A:あのう、ご案内の通り、この記者会見については統合対策室という形で行わせて頂いている。で、あの、ご案内かと思うが、その開催要領という形で皆様方にお伝えさせて頂いているので大変恐縮だが、その形の中でここの中に入って頂く方という形でお願いをさせて頂いている所だ。

>寺澤有:
それはわかってますよ。それを明らかにクリアしている人を排除しているから今怒ってんじゃないですか。

>園田政務官:
いや、あの、申し訳ございません。その、明らかにかどうかは分からないが、その点については私どものほうで、あのう、精査を

>寺澤有:
今、そこにいるので、(園田政務官:はいはい)これ終わったら園田さんが最終的に判断する人なんだから、キチンと判断してもらいますよ。この場でね。だって細野さんとそれを約束して疑義が生じた時は最終的に私が判断すると約束しているわけだから。それをしてもらわないとなんで東電の社員が排除するんですか!

おかしいでしょ。だから。

>園田政務官:
いや、いや、まぁ、あの、申し訳ございません。この場は統合対策室という形なので、東電の方がというよりも統合対策室として入って頂く方という形で要領を作って許可されたものだけがここの場にいていただくという形になっている。

>寺澤有:
その手続きのことは後でやりますね。中身の話しをする。

フリーランス - 寺沢 【その他の議題】
Q:東電に聞く。私がここで6月に質問した時、何回もやり取りありましたが、この東京電力の方に警察から天下りが32人いるということだった。3月31日末地点で年度が変わって警察やめた人もいるし、東電をやめた人もいるかも知れないが、この警察から 32人天下りしている内訳だが、人数的な増減もそうだが、人の入れ替わりとかどうなっているか?
全く変わってないということであるのか、多分入れ替わりあると思うが、入れ替わっているのであればどういう職務の人がどういうふうに何人入れ替わったのか、その後の質問でも原発にひとりずつ配置されていると言う事を松本さんは仰っていたと思うが、そこらへんの職務の分担、どのような職務にあたっているのか詳細、内訳を聞かせて欲しい。

東電 松本
A:[★宿題]ただいまデータはないので後ほど確認させて頂ければと思う。

>東電 松本:03:10:35(会見終了時に回答)
警察OB の方については8月地点で 31名になっている。1名が3月以降退職されているが、この方は福島第一の方になる。

# 大方、福島の天下りは事故で逃げたのだろうな。どこまでも最低だ。回答不完全なので未回答扱い。


http://ustre.am/_1awix:QGN 00:26:50 ~ 園田政務官
フリーランス - 小嶋 【その他の議題】
Q:園田政務官に聞く。前回も質問した 20km 圏内の警戒区域の取材について進展があれば教えて欲しい。

園田政務官
A:[★催促] 進展といいますか、その後も私どもの中で検討をさせて頂いている途中である。従って大変申し訳ないが、まだ、この段階で何か進展があったということではない。何れにしても皆様方の安全性と、後、やはり発電所内、敷地内における工事の進捗状況、そういった所も加味しながら今後も判断をしていきたいと思っている。

>フリーランス 小島:
追加で質問していた市町村で取材を受け付けたりしている部分についてどういう認識と言うか、どういう情報が上がってきているのか?後、許可を取らずに入っていっている取材陣に対して把握されているのかという点について、調査結果等があれば教えて欲しい。

>園田政務官:
申し訳ない。その点も調査をかけさせて頂いている所なので、ただ、許可を得ずに入っているということは、先ずないと思っている。何らかの形で許可が降りているのだろうと考えているので、それがどういう形での許可なのか、という所は調べる必要があるとお答えさせて頂いた所だ。

>フリーランス 小島:
では引き続きお願いいたします。


http://ustre.am/_1awix:QGM 00:28:45 ~ 園田政務官
朝日新聞 - 青木 【プラント関連】
Q:先ほど東電 松本氏にもお伺いしたことだが、前回、現場の公開をして欲しいということで、再三の申し入れをした。その時、松本さんは 1mSv/y を超える恐れがあるから、線量が高いからという話で、今後検討、今も検討しているという話をしていたが、鉢呂さんがこの間入った時に、相当近くまで行って仲間で入っていって1日で 85μSv/y だったということをご自身で仰っていた。

その 85μSv/y というのは 1mSv/y の 10分の1以下であっり、十分、線量はコントロールしつつ、10分の1以下の線量で現場に深く入れるわけだ。実際に入ってらっしゃるし。だけど、線量が高いという理由で、ずっと報道陣を入れなかったと。

もう、半年以上経って報道陣が入っていないというのは異常だし、線量が高いから中にはいれないというのは、他の鉢呂先生含めて10分の1の線量で入っている方がいるわけだから、その辺は早急に解消していただかないと困る。先ほど 東電 松本は早急に協議すると仰って頂いたが、早急にという言葉がどこまであれか分からないが、すぐにでも現場の公開に向けて動いていただかないと困るんだが。

# 木野さんや日隅さんがいっても絶対、そうは言わない東電 松本。これ以上、大手メディアを怒らせるとまずいんじゃないかという意向が働いたように思える。というのも、最近、この会見に顔を出しているこの朝日新聞記者は、この質問しかしていない。会社から現場取材がとれるまで戻ってくるなとでも言われている様子。あなた方は現場より他に取材することがあるんじゃないですか?他に質問すべきことがあるんじゃないですか?なんでデモで見せしめとも言える不当対逮捕者があれだけ出ているのに報道しないんですか?

園田政務官
A:[★要望] あの、まあ、線量、現場の状況というものも私どももやはり、私も何度か現場に入らせて頂いているが、それは責任者、原発の事故収束の担当という立場でひとつひとつ作業の状況であるとか、あるいは空間の線量も含めてどういった形になっているのかというのを確認させて頂きながら、視察をさせていただいているという状況である。

そういった中で、あの、すべての皆様方に、やはり私も見て頂きたいという気持ちは持っているので、そういう面では、そういう形をどういう形であれば作れるかというところは、まさしく今、東電と共に私どもでも色々考えさせて頂いている所である。

で、ただ単に線量が高い、低いという事だけではなくて、例えばいろんな現場の作業の状況もあるので、実は私も2ヶ月前に入った時と、それからここ1週間以内に入った状況と、やはり入れる動線というものも、その都度その都度違っている。

で、現場の作業の状況、進展具合、そしてそれとの兼ね合いもあるので総合的に今、ほんとに勘案を検討させて頂いているので、それがもう少し落ち着いてきた状況の中でどういう形で皆様方にも公開できるかというところは考えているので、もうしばらくその辺はお待ち頂きたいと思う。

そしてだからこそであるが、先般もロードマップ見直しの時にも、ああいう形で少しでも現場の様子が見て頂けるようにという形で工夫はこの間もさせて頂いているので、実際に皆様方の目で見て頂けるまでの間、何らかの形で代替案ではないが、そういう現場の様子を見て頂くような形にはしていきたいと考えている。

>朝日新聞 青木:
一度あたり入られて線量はどれぐらいなのか?

>園田政務官:
えっとですね。あの、ちょっと詳しく私もその状況を覚えていないので、それは東電、当然入った時に最後に自分の持っている線量計を渡してそこで測って頂いている所であるので、この場でいくらかと言われると、申し訳ない。覚えておりませんでした。

# 覚えてない?ちょ、え?!覚えてないの??? どういう心づもりで現場視察してんの、この人・・・

>朝日新聞 青木:
少なくとも鉢呂先生が言った道をたどれば、85μSv/h で済むわけだから、10分の1以下で済むわけだから、ルートはもう視察コースと言うか、そういうものはあるわけだよね?

# しつこい朝日記者。動線が変わるという話を聞いてないのか。確かにこの時期まで現場を公開しないのは異常だが、国民に大事なことは何一つ伝えないあなた達大手メディア、記者クラブがそろそろネタがないので国民の代弁者のように発言する、この記者の物言いには感情を逆撫でされる。あなた方にそれをいう資格は何一つない。あなた方は国民に国の基準は 20mSv/y であり国民は神経質になり過ぎだと報じてきたじゃないか。今のあなたの発言は1mSv/y を引き合いにしているが、なんでそれを国民に対しては伝えようとしないのか?いちいち言ってることが薄っぺらいんだよ。国民を馬鹿にしているのか?

>園田政務官:
あの、ちょっとその辺は分からないが、この間も、先日もあったが、当然ながら作業員の安全、作業の安全、安全を図って頂きながら一つ一つ作業を進めていた頂いている。でもその中でも、先般のように大変高い線量の箇所も見つかるというのは、まだまだあることなので、そういった面では皆様方、今まで安全だと思っていたところも、時と場合、状況によっては変化もあり得るのではないかというふうには考えている。

従って、やはり私どもとは違って民間の方をお入れするという状況になったときには、やはり何かあった時のことを踏まえて私どもも万全を期さなければならないと考えているので、そういった点でもうしばらくお待ち頂ければと思う。

>朝日新聞 青木:
お言葉を返すようだが、高い線量、10Sv/h の事を言っていると思うが、あそこは知らずに作業員が出入りしていて、あとでパッと見つかったんですか?違いますよね?

>園田政務官:
先ほど申し上げたように安全性を加味しながら、やらせて頂いている。で、その中でそういった所もやはり見つかる訳なので、そういった点ではまだまだキチッと把握をしきれていない所もあるのかなぁと感じている。従って私どもも現場の安全性、作業の状況、そしてまた、皆様方の安全性というものも、やはり責任ある立場という形で行けば、軽々にこの場で判断という形はなかなか難しいというのはご理解頂ければと思う。

>朝日新聞 青木:
あのう、サーベーマップも作っているし、何も私たち、だからといって今まで作業員の誰も入っていないところをわっといってわっと荒らそうなんて事は誰も思っていないし、その、いきなり高い所が見つかるからというのは理由にならないですよね?

その視察に行かれている先生もそうだと思うが、事前に線量が把握されている所を行く訳だから、その辺把握しきれていない所もあるからというのは理由としておかしいと思うが。

>園田政務官:
申し訳ない。理由を一つひとつ取り上げられても、申し訳ないが先ほど申し上げたように現場の状況と皆様方の安全を総合的に加味させて頂きながら、今、一つ一つ検討をさせて頂いている状況なので、もう暫らくお待ち頂きたいという事は、逆にお願い申し上げたいと思う。

>朝日新聞 青木:
もうしばらくというのはどれぐらいですかね?松本さんは報道機関と協議に入ってくれるようなお話しをされていたが。

# この記者、会社から取材許可を取り付けるまでは帰ってくんなと言われてるのかな。

>園田政務官:
あの、そういった意味ではもう暫らくお待ち頂きたいと思う。

>朝日新聞 青木:
もう暫くというのはどういう暫くか?

>園田政務官:
あの、何度も恐縮だが、もう暫らくお待ち頂きたい。私どもも何もサボタージュしているわけでもないし、現場の事故収束に関しても日々、時間単位、分単位でやらせて頂いているその状況は変わりなくある。そういった所で皆様方との、或いは皆様方を通じて国民の皆様方に見て頂きたいとその想いは私どももしっかりと受け止めさせて頂いているので、その点も踏まえてもう暫らくお待ち頂きたいと思う。

>経産省 司会者:
すみません。政務官の時間は限られているので、次の方に移って宜しいですか?

# みっともない朝日新聞記者。


http://ustre.am/_1awix:QGQ 00:37:20 ~ 園田政務官
http://ustre.am/_1awnc:QGR (後半)
ニコニコ動画 - 七尾 【プラント関連】
Q:園田政務官に聞く。先ず1点要望がある。今の朝日新聞に続いてだが、出来れば20日の工程表見直し時に現場視察の可否について取り敢えずの見解を発表して頂きたいと思う。これは要望です。当然、会見に参加している皆さんは権利があると思うので、それを含めた上での検討をして頂きたいと思う。

園田政務官
A:[★要望] 要望を頂いたが、皆様方を通じて公開をしていく、発電所の状況も含めて公開をしていくという所は検討させて頂きたいと思っているので、必ずしかるべき状況、時期の中で皆様方にはお伝えできるように努力したいと思う。

ニコニコ動画 - 七尾 【除線 / 廃棄物】
Q:中間貯蔵施設ばかりが問題となっているが、今日の新聞にもあったが既に仮置き場にさえ困っている状況にあると言われている。これは仮置き場に関しては自治体任せということか?政府は仮置き場に関してはコミットしていないという状況か?

教えて欲しい。自治体任せなのかという点と、あと仮置き場に関するいろいろ困った状況等を政府として現状を把握されているのか?

園田政務官
A:仮置き場の件だが、当然、各市町村と今、協議、お話しをさせて頂いている所だ。で、中間貯蔵施設についてはご案内の通り、まだお願いをさせて頂いたばかりであるが、仮置き場については、深く、今、更に、深くコミットさせて、じつは国としてさせて頂いている。

で、現場の、先程も除線の福島県、環境省が中心となってと申し上げさせて頂いた福島県除線推進チーム、こちらとそれから、官房も含めて、こちらの生活支援チームがですね、各市町村と具体的に話をさせて頂いている。で、ある市町村、自治体からはこういったところに置きたいというような、もうすでに仮置き場でも詳細なお話しを頂いている。

で、ある市町村に関しては「こういった所が置ければいいだんだが。」というような、それも、やはり、具体的に相談を受けて、私どもも「それであれば、いけますね。」とか、あるいは「ちょっとここはなかなか土地の所有者の関係もあってなかなか難しいのかなぁ」とか、そういった相談をキャッチボールを自治体と個別にさせて頂きながら、今詰めている状況である。

そういった意味では仮置き場についても、先ず指針を示させて頂いて、そしてそれに基づいて、市町村から書く自治体からお話を頂いて、それに対して私どもも「それだったらいけるんであれば、行けますね。」というような事のキャッチボールを協議をさせて頂きながら、今、話しを具体的に進めさせて頂いている途中でございます。

# 何、この園田政務官の説明。避難は嫌だよね、じゃぁ、除線してね。しかも相談しているのは自治体の長、年寄りばかりで、こどもを持つ若い世代の意見等は無視されているようだし。結局すべて地域住民に責任転嫁。除線活動による被ばく管理もしない。救済すべきは国民ではなく東電。総理は原発推進が国際社会への責任だと。あり得ない。

>ニコニコ動画 七尾:
今はこれからどこに置くかという話しのように聞こえたが、既に仮置きしている場所はありますよね?その中で例えばよく言われるのが、グランドの校庭においておいて、所がそのグランドの知覚に民家があって影響を受け易いとか、そういう問題もあると思うが。

既に仮置き場になっている所での困ったことへの対応というのは政府はコミットされるということか?

>園田政務官:
はい。あの、今、私が先ほどちょっと申し上げた仮置き場はですね、もう少し規模の大きい仮置き場の事を申し上げている。コミュニティー、自治会レベルのですね、コミュニティーで、まあ、言わば、今、寄せて、となりにちょっと寄せて、すこし、そこに置いている状況もある。

そこから今度は、もう少し規模の大きい各市町村、自治体で、もう少し大きいところに、どんと、先ず仮置きをして頂くというような所を自治体と、今、協議をさせて頂いているので、そういった面では 学校やそういった所から一旦、もう少し大きいところの場所に集めさせて頂くというような事を自治体と協議をさせて頂いているということでございます。

# だめだこりゃ。せめて日本語を喋ろうよ。ずっと会見を見ていると分かることだけど、このような答弁になる時は、ろくすっぽ情報が上がってきていないか、全く物事が進展していない状況にあるとき。

>ニコニコ動画 七尾:
すみません。最後に。それはもう、具体的にそういう中間仮置き場と言うか、ある程度の広さを持った仮置き場にこれからやっていくと。これはスケジュール的には大体イメージはあるのか?

>園田政務官:
えっと、かなり進んでいる自治体などは、ほぼ青写真はできているのかなぁという印象は持っている。まだ、ちょっとそういった所もなかなか見つけられない状況のところもあり、ちょっと、まだ、私も詳細に全部やり取り含めて報告植えている訳ではないが、中間的に途中のやり取りの話を頂いている限りにおいては、ちょっと自治体によって、今、バラツキが出てしまっているかなぁと思っている。

従って、なかなかでてこない所については、もう少し私ども自治体の皆さん方の協議というか、相談にはしっかり乗らせて頂きたいと思っている。

>ニコニコ動画 七尾:
ありがとうございます。


http://ustre.am/_1awnc:QGT 00:01:30 ~ 園田政務官
共同通信 - 岡坂 【その他の議題】
Q:園田政務官に聞く。20日に工程表見直し発表をいただくと思うが、今回の発表に先立って、政府の原子力災害対策本部会議が開かれる見通しかどうか?

園田政務官
A:ロードマップ道筋の改訂と言うか、進捗状況について、に先立って災害対策本部を開くかどうかというのは、今回は、先月もそうだが、まだステップの途中段階の進捗状況の報告をするという形なので、そういう面では改めて災害対策本部を開くとうことはない。

共同通信 - 岡坂 【その他の議題】
Q:(20日に工程表見直し発表で)ステップ2の達成見通し時期について、先月の場合は 10月から来年1月という幅は持たせていたが、これがある程度絞り込めるような目処はあるのか?

園田政務官
A:ステップ2のこれによって(20日の工程表見直し会見で)目処がどこまで付けられているのかどうか、というお問い合わせだと受け止めさせて頂いたが、まだ、この段階でそれについてのコメントというのは、ちょっと差し控えたいと思っている。

何れにしても20日の時には様々な形で進捗状況をお話させて頂くつもりなので、その地点でその事についてのお話しはさせて頂きたいと思っている。

共同通信 - 岡坂 【その他の議題】
Q:(20日に工程表見直し発表で)敷地懲戒での被ばく線量について、前回は 0.4mSv/y と言う事で、ただ、制度がまだ荒いという説明だったかと思うが、これについてその後、建屋周辺でのダストサンプリングも進んでおり、より、踏み込んだジャッジが出来るような見通しがあるか?

園田政務官
A:敷地境界の放射線量の評価だが、これはい引き続き、前回から、1ヶ月前からも更に精度を上げてやるということで、途中の段階では東電からも報告があったように、各号機にそれぞれ測っていこうと言うような状況とか、あるいは他の方法も含めて多元的に測っていこうと言うような取り組みをして頂いているとこである。

その結果を今回発表できるように、今、精査をさせて頂いている状況なので、それも20日の時に発表をさせて頂きたいと思っている。

>共同通信 岡坂:
一点確認だが、敷地線量に関して前回よりも いろんな材料が得られているという状況になるわけだが、十分放射線放出が抑制されているかどうかということの判断が、ある程度、前回よりは具体的に出来るというような段階にはなるとお考えか?

>園田政務官:
あのう、そう意味では前回はご案内の通り、敷地内の西門というところの一箇所のダストサンプリングに基づいて、言わば推計を出したというところなので、そこから比べると今の建屋からの状況というのは、より、ま、前回から比べるとより制度の高いものになりつつあるということではないかと思っている。何れにしても、その内容、状況も含めて20日には皆様方にお伝えさせて頂きたいと思う。

>共同通信 岡坂:
分かりました。ありがとうございます。


http://ustre.am/_1awnc:QGU 00:05:35 ~ 園田政務官
NPJ - 日隅 【モニタリング - 食品】
Q:魚介類の調査について、これは細野大臣が一回目の会見の時に必ずやると力強くいわれて、その後も未だにまだできていないが、これについては、何か方針転換があったのか?

園田政務官
A:[★宿題] 魚介類の調査に関しては、それは、20km圏内の話ですか?すみません。20km圏内について大臣が、或いは補佐官の時ですか?補佐官の時にお約束をしたという事ですか?すみません、その辺は確認をさせて頂きたいと思う。

NPJ - 日隅 【プラント関連】
Q:原子力保安検査官の業務内容についてきちんと把握されているのか?これはつまり、人数が少ないのではないかというふうに思われるが、それで十分だと政府としても思っているとすれば、何か根拠があるのかどうかといことを聞きたい。

園田政務官
A:検査官の人数だが、ちょっと、私も十分であるかどうかという評価をした事は、私自身は実はないが、しかしながら、今、保安の関係については保安院がしっかりとやって頂いていると思っているので、そういった点では保安院が一義的にその、充当性と言うか、有用性については評価してもらっているのではないのかなあ、と考えている。

>NPJ 日隅:
保安検査官の数についてはですね、やはり、身元不明者が100人以上いるという状況がある訳だから、外から見ると十分ではないと思うので、それは保安院がちゃんとやってくれてるだろうということではなく、きちんと政府としてチェックをして頂きたいと思う。

>園田政務官:
まあ、作業員の方も含め不明者の方がいたと言う事は、私どもも今、東電に対してしっかりと調査をして欲しいというように要請はさせて頂いているところなので、その点については対応はさせて頂いているというふうに思っている。

恐らく、3月、4月、5月の段階で現場においてもそういった体制が取れていなかったと言う事は、これは率直に私も反省材料として教訓に書かせて頂いているが、そういった所が今後ないように万全の体制はとっていきたいと思っている。

で、その上で今の現状で保安検査官が足りないのかというふうにいわれると、今の現状においては不明者においても先月は 0人にならんとしているというふうに聞いている所であるが、そういった点では改善がされている訳なのでしっかりと今の段階ではチェックさせて頂いているのではないかと思う。

# 何も被爆労働者をろくすっぽ管理せず、日雇い労働者を使い捨てのように扱ってきた電力会社の歴史は今に始まった事じゃない。今回の事故でそれが露呈しただけの話し。核物質防護上、考えられない事であり、長年、原子力施設へのテロし放題、作業員被ばく補償を封殺・黙認してきた自民党政権。このような犯罪者がのうのうとテレビに出てメディアと一緒に論点すり替え国民洗脳。今の政権はただ事ではないこの現状を経産省への口頭注意だけで済まそうとしている。さらさら取り合う気はない。

NPJ - 日隅 【モニタリング - 食品】
Q:食品に含まれているベクレル数を表示して欲しいという声が多いが、そういう事に向けて何か検討されているのかどうか?

園田政務官
A:[★宿題] 食品のベクレル数の表示だが、これは食品そのものの流通というものにどういう形で表示を行うのかという事ろは、表示義務に課せられている所管課長は消費者庁であるが、ちょっとそこと、また相談させて頂きたい、確認をさせて頂きたいと思っている。

NPJ - 日隅 【被ばく - 住民】
Q:事故直後に東電と自治体との間の協定内容は、必ずしも連絡が上手くいかなかったなどの関係で守れなかったが、その内容について見直しをされる予定があるのかどうか?つまり、見直しをするように政府として何か支持をする予定があるのかどうか?

園田政務官
A:協定の見直し指示をするかどうかだが、まだ事故当時のどういう状況で、教訓というものが取りまとめがされていないとうことであるが、全体として事故当初の状況と防災指針も含めて 見直しが今後行われるということなので、協定の見直しといいますか、避難指示も含めての様々な改訂というものは行われていくのではないかと思っている。

現段階で 何か具体的に指示を出しているかどうかに関しては、そういった事はまだないと言う事だ。今、まさしく事故に関しての収束と検証を行なっている途中であるということだけ、お答えさせて頂きたいと思う。

NPJ - 日隅 【その他の議題】
Q:これはちょっと違うことかも知れないが、諸外国では公共事業委員会とか、公益事業委員会というのがあって、いわゆる電気代として集めたお金の使途について、例えば一定の政策を方向付けるような広告などはできない、例えば原発推進広告などは打てないというのが普通だが、今回の事故を踏まえてそのような組織、仕組みというものを作るような事を検討されているのかどうか?

園田政務官
A:そういった CM に関しての公共事業の委員会なども考えているのか、という事だが、現段階でそのようなことが、私の所管の中で議論をすべき事なのかどうかという事があるが、少なくとも私の所管の状況の中においてはそれを議論するということはなっていない。

>NPJ 日隅:
別に CM だけの事だけではなくて、電気料金として集めたお金の近い道、それから集めるべきお金の多寡についてきちんと消費者が参加してそれをチェックできるきちんとした機関があるというのが先進国といわれている国では普通な訳だ。

ですので、そういう組織と言う物をを作る予定があるのか、と言う意味でした。ちょっと、底は補足なので答えは結構だ。

# お金の流れが全く不透明。まさに政治が守りたいのは国民の利益ではなく 電力会社と自分たちの利益。絶対に原発を手放そうとしない理由。


http://ustre.am/_1awnc:QGX 00:13:00 ~ 園田政務官
エネルギーと環境 - 清水 【その他の議題】
Q:野田総理の所信表明演説もあって、脱原発方針的な所信表明をしているが、政府の原発対策方針として1つだけ不明な点がどうもある。というのは、増設工事中の中国電力の島根4号とか、電源開発の青森の大間原発とか、これは増設工事が進んでいる。

で、政府の方針として政務官はご存じなら、今、その二つの増設についてはどういう方針を持っているのか、あるいは今後どうしようとしてるのか伺いたい。

園田政務官
A:今の政府、野田内閣における原子力発電も含めてエネルギー政策に関しての今後の策だが、まさしく今日も国会で答弁させているが、今後、エネルギー環境政策会議の中でしっかりと議論はしていきたいと考えていると言う事は お伝えさせて頂いているところだ。

>エネルギーと環境 清水:
個別の増設の計画が進んでいる、工事が進んでいるやつは政府としては凍結するんですか?凍結しているという範疇に入っているのか?それとも様子を見て今後政策を決めるという、そういうスタンスなのか?そこをはっきりさせて下さい。

>園田政務官:
あのう、そういった面では 何か方針が決まっていると言う事ではないという事だけお答えできると思う。


http://ustre.am/_1awnc:QH1 00:14:10 ~ 園田政務官
フリー木野
フリーランス - 木野 【その他の議題】
Q:9月10日の時事だが、グローバルホークの画像に関してアメリカ政府の関係者の言葉で日本政府から画像を公開しないように要請されたと言うようなのがあるが、この事実関係について教えて欲しい。

園田政務官
A:[★宿題] グローバルホークの件は確認させて欲しい。私もそういった情報に摂していないので一度確認を指せて頂きたいと思う。


http://ustre.am/_1awnc:QH3 00:27:10 ~ 東電 松本
http://ustre.am/_1awrb:QH6 (後半)
NHK - 花田 【被ばく - 作業員】
Q:東電に聞く。放射線管理手帳に関する質問だが、今、中央登録センターの方で放射線管理手帳の取得者数がかなり増えているという状況があり、これに関連してだが、放射線仮手帳の取得者が急増している背景には、1F での作業員の入れ替わり、新しく建設業者とかも参入してきて取得が増えているというのがあると思われるが、その辺をどのように考えられているのか?

東電 松本
A:中央登録センターで放射線作業従事者が増えていると言う事実に関しては、ちょっと私ども承知していないが、当然、私ども福島第一で新たに作業される方は放射線作業従事者としての登録が必要になるので、その影響があるのではないかと思うが、具体的な数としては認知していない。

NHK - 花田 【被ばく - 作業員】
Q:東電に聞く。放射線管理手帳を取得して管理区域で働く作業員の事前の研修だが、J ビレッジで行われているというのは以前、伺ったことがある記憶があるが、具体的に何箇所、どのような場所で、どのような内容で行われているのか具体的に教えて欲しい。

東電 松本
A:研修だが、こちらは先ず、放射線管理手帳、いわゆる従事者登録をする前に、必ず従事者教育を受けることにになる。先ず、教育のほうが先になる。従って研修を受けてその受講歴を確認した上で中央登録センター手帳をもらうという作業になる。

その研修だが、J ビレッジと東京の2ヶ所で研修の方は行なっている。作業員の方の都合のいい法で受講してくださいというお願いをしているが、研修の内容については、放射線の仕組みと言うか性質、それから被ばくを防護するための、まあ、守り方といいますか、時間を短くするとか、遮蔽を入れるとか、そういった基本的な作業の仕方、それから最後に実務という事でタイベックや全面マスクの使い方と言う所が重点的に約5時間程度かけて研修を行うという状況だ。

NHK - 花田 【被ばく - 作業員】
Q:東電に聞く。今、1F の方で通常の原発と違って屋外も管理区域になっていると思うが、その状況というのは、屋内というのも管理区域になっているという認識でよいのか?

東電 松本
A:[★未回答-質問者も確認せず]

NHK - 花田 【被ばく - 作業員】
Q:東電に聞く。放射線の種類とか、タイベックとか、防護マスクの付け方とかそういった防護研修も行われていると思うが、通常行われている防護研修と同じような形で行なっているのか?それとも もうちょっと詳しく現場に対応した形で行なっているのか?

東電 松本
A:他の教育と基本的には中身としては一緒だが、当然、福島第一で働くことを考えると 全面マスクでの作業が基本的にすべてなので、いわゆる通常の発電所で言う B装備ということ出はなくて、全面マスク且つタイベック、アノラック着用というような実務のほうが中心になる。

NHK - 花田 【被ばく - 作業員】
Q:東電に聞く。現場で取材していると防護研修が現場に対応した状況ではなく不十分だという声も聞かれているが、その辺はどのように認識されているのか?作業員の事前の防護研修をより詳しくすることを検討していないか?

東電 松本
A:不十分だという声があるというお話しだが、そういった話があれば、やはり研修のカリキュラム等の改善に繋げて行きたいというふうに考えている。なお、具体的にまだそういった所までは私どもとしては把握できていないので、そういった声は拾っていきたいと思っている。

NHK - 花田 【被ばく - 作業員】
Q:東電に聞く。β線の被ばくの関係で午前中の説明で、放射線管理者がどうしていたかとか、アラームの関係がどういうふうに鳴ったか調査中というお話があったが、その辺、よりわかったことがあれば教えて欲しい。

>NHK 花田:
β線の方だが、5mSv/y アラームのく順を超えた4名というのは、これは放射線管理者の指導とか、退避の状況はどうだったのか?

東電 松本
A:β線のみの警報がなったものと、γ線のみ、それから両方なったものがいるが、確認をした所、警報がなった際には、その後、退避動作をとっているということだ。γ線に関してはアラームの設定が8mSvであり、8mSvを超えた段階で退避作業を行い、最大被ばく線量でも 10.01 という事で計画線量をオーバーしなかったという状況になる。

それからβ線の方だが、こちらは 5mSv で設定していたが、退避といいますか、作業を終えて対比する際にその線量を超えて、最高のもので 9.5mSv に達したという状況だ。

>NHK 花田:
昨日のお話だと、作業を続けたのじゃないかと思われるという話だったが、そういう認識よりも退避はして、対比している間に、

>東電 松本:
β線に関してはアラーム後という事なので、アラームなった後、退避を始めたということになる。

NHK - 花田 【被ばく - 作業員】
Q:東電に聞く。17人作業員がいて被ばくの関係がどうなったか明らかになっていないと思うが、計画線量はどのようになっていて、その計画線量超は γ線、β線であったのか?被曝量はどのようになっていたのか数字を教えて欲しい。

東電 松本
A:昨日こられた除線装置の攪拌機の取り替え作業だが、先ず、一点訂正がある。昨日は作業を行った従業員 23名と申し上げたが、25名が正確な数字だ。で、昨日の6名の方の被ばく線量を紹介したいが、残りの19名の方だが、γ線で最高の被ばくをされた方は、9.26mSv、最小値は 0.08mSv になる。

それからβ線の方だが、最大は 7.5mSv、最小は 0.0mSv という状況だ。γ線に限っては計画線量 15mSv なのでγ線の計画線量を超えたものはいない。BETAに関しては警報設定値 5mSv なので、5mSv を超えたものは、この19名の中では4名ということになる。

# 9.26mSv 、1回の作業で一度に法定限度の10倍近い被ばくをする作業員たち。計画線量以内で何ら問題ない発表を繰り返す東電。白血病に備え造血幹細胞の事前凍結保存を、重度被ばくで骨髄だけ救っても意味が無いと否定した国の御用達東大 前川医師。


http://ustre.am/_1awrb:QH5 00:04:45 ~ 東電 松本
読売新聞 - 大山 【会見冒頭の事案】
Q:東電に聞く。最近、7月までデータが出てきて、内部被ばくと外部被ばくを合わせて最大でも 31.24mSv とだいぶ下がってきているが、その関係で 250mSv に緊急時の被曝限度を引き下げる検討をするようにと厚労省から、その関係の調査をするようにと指示を受けていたかと思うが、その調査状況はどうなっているのか?

http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915t.pdf

東電 松本
A:厚生労働相から求められている被ばく線量の限度を下げる件については、現在私どものほうで具体的な支持に従い検討を進めている段階だ。まだ、まとまっていないので厚生労働省には回答できていない状況になる。

読売新聞 - 大山 【会見冒頭の事案】
Q:東電に聞く。7月から働き始めた人でも、最大で 31.24mSv ということで、これぐらいであれば被爆限度を100mSv まで緊急時の被曝限度を引き下げても大丈夫かどうか、そういった事をどう考えているか、その辺りの考えを伺いたい。

http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915t.pdf

東電 松本
A:被ばく線量についてだが、この表をご覧になって頂く通り、まあ、月が経つほど被ばく線量が下がってきているという状況だ。なお、この表に関しては3月に入域された方、5月に入域された方ということで線量の管理をしているので、今後は個人の累積という形で管理を少し充実といいますか、変更したいと思っている。

やはり、高線量エリアでの作業がまだ残るかも知れないということもあるので、250mSv の被曝限度の見直しに関しては、よく検討させて頂ければと思っている。

>読売新聞 大山:
高線量エリアの作業の可能性というのは、例えばどう言った作業を今後予想されているのか?

>東電 松本:
あの、まあ、原子炉建屋の中や水処理建屋でも 数mSv/h という空間線量があるので、こういったメンテナンス等を行うと、やはり数mSv 単位での被ばくになる。そうするとそれが徐々に積み重なると、まぁ一人あたりの線量という感じでは、例えば 50mSvになるとか、といった状況に成り得るという事である。


http://ustre.am/_1awrb:QH8 00:07:25 ~ 安全委員会・文科省
月刊誌ファクター - 宮島 【除線 / 廃棄物】
Q:Q1:安全委員会の加藤審議官に聞く。今回の資料で 先ほどお話した福島市の詳細なモニタリング結果が出ているが、この例の 35ページのいわゆるヒストグラム含めて、一番マスコミが書くのは 5.4μSv/h だが、1m ぐらいの所で 2μSv/h ぐらいだ。

その数字の出方も含めて非常に特徴的な所あると思うが、原子力安全委員会としては、そういうところを何か分析されたりしている、或いは今後、調査したりするお考えはあるのかどうか?

Q2:安全委員会の加藤審議官に。亘理町は案内のように阿武隈川のこちら側で、その向こう側は先ほど仰っていたように、杉妻町ですか、こちらはダストは未検出ということだが、そういう何がしかの飛来物というのが 川の向こうには行かないだろうということで、そちらにおいてはメッシュの調査が必要がないという判断が、学術的に下せるものかどうか。

福島市については、やはり距離もあるが、どういうふうな経路でどういうふうに汚染されたのかと言うことを安全委員会としても調査したり、そういうのが必要ではないかと思うが、調査結果は出たばかりだが、このヒストグラムも含めて、どんなふうにお考えになっているのか伺いたい。

原子力安全委員会 加藤審議官
A:(複数質問に対するまとめ回答)ヒストグラムについて言及があったわけだが、やはりこういったものは、ヒストグラムはヒストグラムで一つの線量の文傾向が見えるわけだが、やはりこういったものだと、これだけではなくて、じゃあ、平面的に見た場合、線量の高い低いがどういう分布をしているのかとか、後、実際のそこの状況というのを非常に、なんというか、あの、土地が広い所なのか、市街地なのか、森林が近くにあるのかとか言ったようなことでも、宣言の分布の状況ってんですか、見えてくると思う。

そういう意味では東京にいてこういうのだけ見て物事を判断するよりも、現地の方では原研機構なんかでも大量の専門家を投入して除線の研究をすすめることにしているので、やはり、現地にいる専門家が現地のいろんな状況を見てどういう線量分布の状況なのか判断して最適な除線方法なり、或いは線量低減の方策、当然自治体の方も入れて、一緒に議論頂くのがいいのではないかと考えている。

>ファクター 宮島:
マスコミ側から来たら やはり 5.4μSv/h という数字を使う。だけど、それは一箇所しかなくて、むしろ、これを見ると結構正確な数字で見るとそれほどという見方もある。しかしそういうものが飛んでくる可能性があるということになれば、川向こうも全部見てみなくてはいけないとなると私は思う。

地元の人はそう思うともう。だからそういう意味でやはり地元の判断も大事だろうが、本当に専門家と言うか知見のある所でしっかり何か追加調査するなりしてやらないと、なかなか現地や住民の気持ちのままに行くというふうに私は思うが、如何か?

>安全委員会 加藤:
あのう、そこらへん、そもそも今回、こういう結果が出ているモニタリング計画については、県と現地対策本部の方で相談して具体てな計画を決められておると承知しているので、そういう意味で現地の皆さんの懸念を反映されたものになっているのではないかと考えている。

# 住民が正しい判断が出来るほどの十分な情報を与えられていない中で、それは絶対にありえない。

月刊誌ファクター - 宮島 【除線 / 廃棄物】
Q:文科省の伊藤審議官にも聞くが、亘理地区の直ぐ側に亘理小学校がありますね。その向こうに中学校もあるし高校も確かあったはずだが、今回、市の水道区の横が非常に高いということが出ている。校庭の方は先程も出たが、仮置きが変わって仮置き場になっている所もある訳だが、結局 通学路という問題になってくる。

特に 5.4マイクロSv/h というのはだいぶ山際でなかなか除線が難しい所と聞いているが、今後、どういうことになるのか?このへんの除線と言うか、明らかに人口稠密で下にあるのは基本的にはアスファルトだと思う。そういうのはどういう形で除線を進めていくのか?

やはり、建設省や国交省がやらないといけないような除線になると私は思うが、国交省と言うか、いわゆる通学路のお掃除と言うとでは済まないのではないかということを申し上げたいんだが、どのようにお考えか?

文科省 伊藤審議官
A:確か、亘理地区の小学校、中学校とも 4月末の時は線量が高くて、その後、土壌剥離等を行なって今は校庭については1マイクロSv/hを下回る形になっていると思う。8月の末に文科省としても今後の学校の校庭利用とか、それに伴う線量評価の考え方を出したが、その中でも言及しているように、通学路を含めた生活県全体の中で子供たちの線量を下げていくと。

学校だけでは限界があるということを述べているし、それから、そのような考え方を踏まえてですね、今、安全委員会からもあったように、自治体を中心に先ずは、こういった通学圏を含む線量の高いところをモニタリングで見出して、そこに、まあ、あのう、除線の力を集中するというふうな方針であると聞いているし、文科省としても、原子力機構を始めとした専門機関との叡智を結集して、そういったことを支援して参りたいと思っている。

# これまで文科省は校庭を下げれば大丈夫、これで文科省の仕事は終わったような事にしたいような対応だった。文科省は学校だけで、他は知らないと。被曝し続ける地域住民。結局、金と知恵は出すから自治体が除線しろと。叙せしても、殆ど被ばくはしませんと平気で嘘をついて。除線した所で行動は除線したところだけに限られる。どんな生活だろう。完全に生きることの尊厳を破壊する原発被害。この深刻な状況を全く伝えようとしない国とメディア。既に事態が収束しているようなテレビ報道。テレビ局経由で電力会社から金を受け取り生活しているだんまり芸能人達。


http://ustre.am/_1awrb:QH9 00:13:45 ~ 東電松本
東電松本
茨城県 6.2 津波の影響なし、プラント異常なし。モニタリングポスト、変化なし。6号機地下マットで4.1ガル 4.6ガル。


http://ustre.am/_1awrb:QHa 00:15:10 ~ 保安院
フリーランス - 小嶋 【その他の議題】
Q:黒塗りの手順書について。9月13日の火曜日の保安院会見で読売の吉田記者という方の質問に、東電の説明は正しくない、東電の提出するときの黒塗りにしている原因の理由の説明は正しくないという発言をされているが、これに関して保安院は、今後どういう対応を取っていくかということをお聞きしたい。

経産省 保安院 森山対策監
A:先日、東電との認識が違う等申し上げたのは、あの、保安院としてあの形、黒塗りの形で納得しているということではなくて、あくまでもその、イノベーション特別推進委員会の理事会をその時間帯にセットして、そこに情報を提供して頂くという意味で、

その点については、あの、いわゆる路地的なことは了解しているが、何時何時どういう会合に資料を出して頂くとうことは勿論了解した上だが、出される内容について、それが適切かどうかということについては、保安院としては判断していないという意味だ。

フリーランス - 小嶋 【その他の議題】
Q:黒塗りの手順書に関して、保安院は文書として持っていないということを以前から回答されているが、安全性について、原発の安全性を指導する官庁として安全性に問題はないのかということをお聞きしたい。

経産省 保安院 森山対策監
A:保安院としてこの手順書そのものは、今のところまだ持っていない。それで勿論これまでもですね、今までの事故調査の過程で必要に応じて見ては来ているが、今後、事故の調査に必要な文書であるかどうかと言う事を精査した上で、その、今回の報告聴取ということで求められているが、報告聴取の実施判断をしていきたいと考えている。

>フリー 小嶋:
9月13日の保安院の会見で、森山対策監は、黒塗りの文書に関しての東電のなぜ黒塗りにしたかに対しての説明は正しくないとはっきり明言されているが、この点について認識は同じか?

>経産省 保安院 森山:(´゚'ω゚`)
あのう、それは、あのう、えっと、多分、あの、黒塗りの状況、あの、東電が、あの、東電が提出した黒塗りの、あの、えー、なんと言いますか、内容について保安院が、その、了解したかのようなですね、誤解を生むような表現が、多分東電からあったのではないかと思うので、それは違いますと。

中身について保安院は了解したわけではありませんということを申し上げたつもりだ。

>フリー 小嶋:
はっきりと東電の黒塗りに関しての、つまり、知的財産とか放射線防護上の理由という事で黒塗りという事で済まされていいんですか、という説明について、正しくないと理解していると発言だったが。

>経産省 保安院 森山:
正しくないというのは、その内容について、あの、東電があの○×△

>フリー 小嶋:
東電の説明が間違っていると、正しくないと仰ったが。

>経産省 保安院 森山:
保安院は了解していないという意味で正しくないと申し上げた。東電が出された資料が、それで、あの、いいんだと、いうふうな了解はしていないという事だ。

# 見なおせば分かると想いますが、保安院森山対策監は、先ず、そのままイノベにお渡しするのが保安院の仕事だという旨の発言を繰り返し、流すだけかよという指摘を受け、自分たちには何ら落ち度はない事の説明に終止する醜態を晒してきている事を知った上で、小嶋氏と森山対策監のやり取りを見ると理解できる。これが原子力の規制官庁なんですよ。<東電>官僚天下り50人以上 ゆがむ原発行政 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/nuclear_fuel/

>フリー 小嶋:
東電の説明に対して正しいと思うか、思わないか?

>経産省 保安院 森山:
説明と言うか、保安院は内容を精査したわけではなくて、その時は確か東電の方から、あの、保安院も了解をしたという了解の上で出したという説明が確かあったと思うので、保安院は内容について了解した訳ではないという事を申し上げた。

>フリー 小嶋:
了解だ。

フリーランス - 小嶋 【その他の議題】
Q:事故時手順書が事故調査について必要かどうか(という質問)ではなくて、通常の原発の運転の際に、こういった手順書を保安院が書類として持っていないということは、安全に原発を運用していく上で規制官庁として、そういう文章を持っていないという事は正しいことなのか?安全性に問題はないのか?

経産省 保安院 森山対策監
A:それは、あの、今の地点でそういうものを持っている必要は、必ずしもないと。保安規定やそういったものは出していただいているし、勿論、現場にも検査官が入るので見ることは出来るので、それをその、保安院の中で常備しておく必要なないだろうと思っている。

>フリー 小嶋:
では、こういった原発の運転手順書を含めてそういったものは、保安院として持っていなくて大丈夫という認識で良いか?

>経産省 保安院 森山:
あのう、通常の状態においてはですね。

>フリー 小嶋:
では、シビアアクシデント(時)に関してもそういった手順書は持っていなくても同じ文章を持っていなくても大丈夫ということか?

>経産省 保安院 森山:(´゚'ω゚`)
失礼しました。現地店においてはそのように考えいている。勿論、これからですね、あの、いろんな自己調査や規制のあり方を検討なされる中で、そういう事も持っておくべきという議論になることは否定はしないが、今、現実においては、あの、保安院として見るべき所は、保安規定やそういう許認可にかかる所はしっかり見ると。勿論そのもとで作成された東電の様々な文書があるが、それは保安検査等で書くにしていくということで、十分でないかと思っている。

# これだけの事故を経験しながら、これまで通りで十分だと。事故調から何か言われたら考えると。

>フリー 小嶋:
今後、事故調査とかで必要になった場合、そういう文章というものは東電に求めて、それを保安院から東電の方にこの文書を提出してくださいといって求めたり、求めた上で、強制力があるのかというその点についてお願いする。

>経産省 保安院 森山:
保安院として調査に必要な内容であれば、それは求めることになるし、それは報告徴収という法律に基づく提出を求めるので、それは強制力はある。もしそれに従わない場合には、罰則等があるという事になる。


http://ustre.am/_1awrb:QHb 00:21:55 ~ 安全委員会
NPJ - 日隅 【その他の議題】
Q:今の点だが、シビアアクシデントが実際に起きた時にマニュアル通りにすることが事案の解決につながるのか、それとも場合によってはマニュアル事態に問題があって変更するべきではないかということを検討する際に、マニュアルは手元になくて、そんな検討はできないが、そこはもう、放置するのか?今後もマニュアル通りやったからというふうに言われたら、それでもういいと放置する、そういう事か?

経産省 保安院 森山対策監
A:あの、そういう事ではない。当然、今、あの、順次ですね、事故の状況を把握してきているので、そのマニュアルそのものに問題があったということも当然ありうると思う。マニュアル通りやったからいいとは考えていない。

>NPJ 日隅:
いや、ですから、今後はそれを常備して置かなければ、シビアアクシデントが起きた時に対応できないんじゃないんですか?ということは素直に思うが。そういうふうに。

>経産省 保安院 森山:
あの、どこまで、あの、規制機関として民間事業者の文書を持って置くかということは議論はあると思う。そういうものが、今後、手順書まで含めて規制の対象として何かその、チェックをするという、認可や届けでを行うということは、それは今後のことについては否定するものではないが、それはまさに今回の事故調査を踏まえた結果として出てくる可能性は、それは否定はしない。

>NPJ 日隅:
わかりました。

NPJ - 日隅 【その他の議題】
Q:保安院の事務局の方に聞きたい。これまでにこの統合会見に申込をして許可をしなかった方の数と区分、1~9まで、なんかあったと思うが、その区分と不許可の理由ですね。これは今すぐにお応えなれないかも知れないが、ちょっとお聞きしたい。

経産省 保安院 司会者
A:[★宿題] 事務局へのリクエストについては承りました。

NPJ - 日隅 【その他の議題】
Q:原子力安全委員会に聞く。安全委員会としては先ほど保安院に聞いた個人年間実効残留線量の海外の事例、もしくはそれに類似するものの、海外の事例について把握されているのか?

原子力安全委員会 加藤審議官
A:[★未回答] これはですね、いわゆる現存部被ばく状況や緊急被ばく状況の放射線防護のやり方として、参考レベルを使うという考え方が2007年勧告で出てきており、むしろその問題の本質は、2007年勧告で言う参考レベルというのを諸外国で設定した例があるかということが本質であると思う。

それで、私が知る限りですが事故の際、あるいは事故の後の状況について参考レベルを海外で用いた例はまだないというふうに認識している。ただ、現存被曝状況ということについては、ICRPの勧告では自然放射線によって線量が高い所なんかにも適用しうる考え方だと言われており、そういった場合に使われている例があるかどうか、これはちょっとわからない。

NPJ - 日隅 【その他の議題】
Q:原子力安全委員会に聞く。記者ブリーフィングが 5月19日以前のものが、ホームページ上でちょっと見当たらなかったが、これは私の探し方が悪かったのかも知れないので、もしあるのだったらどこにあるか教えて頂きたい。もしないのであれば、少なくとも発生後のものについては簡単にアクセスできるようにすべきではないかと思うが、その点はどうお考えになるか?

原子力安全委員会 加藤審議官
A:[×後日発言修正] 原子力安全委員会の会議の後の記者ブリーフについては、5月19日以降については速記録を起こしたものをホームページに載せている。これはそのような要望があったからそうした訳であるが、それ以前については速記録を取っていない。ので、ちょっと、ものがあるかも、速記録そのものが存在しないという状況なので、掲載していないということである。

# 次の会見で調べたらありましたとこの発言に対して加藤審議官から発言の修正が入っています。

NPJ - 日隅 【その他の議題】
Q:原子力安全委員会に聞く。ICRP の勧告に従うのであれば、1mSv/y ~ 20mSv/y については個人レベルでの間接的、もしくは直接的利益がある事が前提となって、そこに居住する言う事になっているが、そういう事を周辺住民に周知する必要性があるのではないかと思うが、


これまで色々な区域設定をする際の安全委員会としての意見の中に、このようような意見を言われたことがあるのかどうか?もしないとすれば、そのような重要なことを意見として述べられていなかったのか?

原子力安全委員会 加藤審議官
A:[★宿題] ICRP 勧告で仰ってたことは、いわゆるその、正当化や最適化の議論の部分だと思うが、現存被曝状況についてはそういった事を当てはめてそういった、正当化とか、その、最適化の議論というのは当局だけで決めるのではなく、ステイクホルダーを十分、インボルブ(関与)することが議論することが重要であるという事が、ICRP勧告で言われている訳だ。

それで、あの、そういった事についてはですね、安全委員会が 7月19日に出している今後の避難解除、復興に向けた放射線防護に関する基本的考え方の中でも、この放射線防護、例えば1ポツの一番最後の所、あの、現存被曝状況について記述した一番最後の所で、そういった現存被曝状況での放射線防護の計画立案については、住民の生活や産業活動などの支援に関連した総合的な対応の一貫として行われるべきであるとか、放射線防護に関わりを持つ行政判断においては関係省庁や自治体が必要に応じて、健康、環境、社会、経済、倫理、心理、政治などの側面から検討を加えると共に、検討プロセスの透明性を確保しつつ、関係者と十分な協議を行う事によって放射線防護は適切かつ合理的に行われる事を確実にすべきであるというようなことを申し上げている。

そういったプロセスの中では、ではあるさんこレベルのもとでクラスとした場合にリスクがどれぐらいになるのかという議論も当然行なっていただかないといけないと思う。その場合、どう言った形でリスクを表現するか、これは、それぞれの状況で話し合われるステイクホルダーが納得形で、そういった情報が提供されれればいいと考えており、個別具体にどういう形で提供されねばならないというふうに申し上げることはむしろ適切ではないというふうに考えている。

>NPJ 日隅:
2007年勧告以降はないと主旨だったと思うが、それまでいろんな事故が起きてますので、いわゆる、その似たような線量の設定、何mSv/y 以下にしなければならないと決めた事例は多分あると思うので、そこについてはぜひとも次回までに、出来れば、このような類似のケースでこのようなことがあったと言う事を安全委員会の方から教えて頂きたいと思う。今日は結構です。

# 原子力安全委員会の指摘すら無視して都合よく解釈する国。ICRP 勧告では事故直後の緊急時被曝状況と現存被曝状況の放射線防護に対する考え方が明確に示されており、既に現在は現存被曝状況にあり 1~20mSv/y の間で地域住民のとの話し合いの元、値を決めなければならないとなっている。しかし、未だに国は 20mSv/y を基準に避難に対する補償を決めたり、強制的に妊婦や子供を 20mSv/y を少しでも下回れば、保証しないとして避難をさせず事実上、被ばくを強要している。原子力安全委員会の指摘を一切守ろうとしない。5月の段階からずっと指摘され続けているのに、未だに国は改めようとしない。このような安全委員会の指摘を無視する姿勢は食品の暫定の摂取基準値にしても同様。原子力安全委員会はこれほど長期になることを想定してセシウム 500Bq/kg という値を決めたわけではない。ところが未だに、政府、報道はセシウム 500Bq/kg が国の基準である事のように報じている。お米からセシウム500Bq/kg が検出されているが、毎日、このお米を食べ続けるだけで年間 1mSv/y 近い内部被曝を受けることになる。元々、自然界で受ける外部被曝 0.64mSv/y、そしてお米以外からの摂取を考えるととてもではないが、法定被曝限度以内には収まらない。まるで何事もなかったかのように原発推進を進める政府。これが現実である。

NPJ - 日隅 【その他の議題】
Q:先ほど(冒頭)の回答だと10mSv/y 以上というのは少なくとも very low ではないという事で low になると思うが、そうすると計画的避難区域の 20mSv/y 未満、10mSv/y 以上の区域について言うならば、そこに比例的に考えた場合の癌死の発生する数というのを一定程度考慮した上で、そこに生活するかどうかの判断する自由というのが、そこに住んでいる人にあると思うが、そのような数値をきちんと自治体等に知らせることで、的確な判断をそれぞれの個人個人が成し得るという風にすべきだと思うが、そのような数値を安全委員会は出されたことはあるのかどうか?あるいは出すように意見されたことはあるのかどうか?もしされていないとすると、なぜされていないのか?

原子力安全委員会 加藤審議官
A:[★未回答-質問者も確認せず]

# とにかく判断できる正しい情報を住民に伝えようとしない国。メディア。あなたは新聞やテレビ報道で放射線について値を議論されている事を見たことがありますか?事故直後はレントゲンの値とそれが連続して続く状況を同じであるかのように意図的に比較して安全を報道していたメディアの事を忘れていませんか?


http://ustre.am/_1awrb:QHe 00:32:00 ~ 文科省・保安院・東電
フリーランス - 木野 【モニタリング - 環境】
Q:文科省に聞く。(東電と国のモニタリング)30km内外の考え方についてだが、これは以前にも同じ回答を頂いていて、そこまでは分かっているが、要するに現状は東電が事故への対応を全力を上げてやっている時にモニタリングの方まで手が回るのかどうかという現実的な問題があって、


実際に5月、6月、7月まで海底土の調査は殆どされていなかったり、現状も先程も水産物に関して事故から半年たっても全くモニタリングがゼロ出るというのを考えると、そもそも30km内外はそういう形で分けているのが適当かどうかという疑問がある。その点に関してはどのように認識されているか?なぜ、半年間そのような状況を放置していたのかその理由も合わせて伺いたい。

文科省 伊藤審議官
A:[★宿題] 海洋環境のモニタリングについては、先程、説明したことの繰り返しになるかも知れないが、文科省のほうでは 3月22日の地点で 放出状況を確認して過去に行った海洋環境の放射能評価事業、これは沖合30kmの地点で毎年データをとっている訳だが、底と同じ地点でデータをとることで過去の調査との比較を行うと言う事から始まった訳である。

その後、4月に入りブイによる観測とか、地点を増やすとか、と言う形で海域での放射性物質の広がりに応じて対応してきたと。まあ、あの、東電さんの方は、こういう資料になっているが、3月21日のサンプリング調査で、放水口から放射性物質が出たと言う事を機に放水口付近のサンプリングを始め、更に4月に入って高濃度の汚染水流出を機に沖合15kmの地点でのサンプリングを実施したと言う事で、3月、4月の地点ではその時々の事故の影響の広がりを元に文科省、あるいは東電の方での分担がなされたと。

正確に申し上げると文科省では直接船を持っていないので、海洋機構が民間に委託して運用している船を使ったということである。ただ、その、4月末から5月にかけて更にその、なんていいましょうか、モニタリングの海域を広域なものにしていく、あるいはその、結果としてサンプル数も増やしていくということについて政府の中で検討が行われた。

具体的に申し上げると 4月25日に環境モニタリング強化計画を踏まえた海域モニタリングの強化についてとか、5月にはいって 5月6日には文科省と水産庁の名前で海域モニタリングの広域化についてということで、こういう増えてくるモニタリング ニーズに対してどういうふうに対応するかについて、改めて関係省庁の間でも議論がなされた。

結果的に申し上げると 5月6日の海域モニタリングの広域化についてという文章によれば、東電においては、ちょっと読み上げると 沖合15kmにおける調査に加え、福島第一原子力発電所沖合 30km及び、茨木沿岸におけるモニタリング、海水、海底土を実施し、汚染状況について特に現職事故の影響が大きいと稽えられる海域について詳細に把握するという役割分担がなされ、また、その、海洋機構、あるいは文科省の委託による「かいせいけん」というところの調査については、より沖合、あるいが概要における海域を行なっていくと。

特に沖合の深いところの海水の採水においては、なんて言いましょうか、特殊な装置を掲載した専用の海洋調査船とも必要になるので、そういった役割分担が政府の中で行われた所だ。

それから数ヶ月経って8月に入り、改めてモニタリング会議というのが設置され、政府全体としてのモニタリング総合計画というのが確認されたわけである。そこにおいても海域モニタリングについては、今申し上げたような役割分担が確認されたわけである。

>フリー木野:
そうすると30kmで区分けしたのは、これまで通常時、平時にやっていた海洋環境放射能総合評価事業に併せて行われたという認識で良いか?

>文科省 伊藤:
事故時の海洋におけるモニタリングについてはですね、本来は海上保安庁においてなされる事という事だが、さっき冒頭にも説明したが、海域の浮遊物の処理等の対応に必要な船舶等、リソースが咲かれたということもあり、文科省において持てるリソースといいますか、動員して対応した。

その際、あの、えー、海洋の環境への汚染の広がりをこれまでのデータと比較するという観点もあり、沖合30km、これは例年観測している地点だと承知しているが、そこにおいて観測を始めたということが事実である。

# 騙されてはいけない。これまでのデータと比較するためと説明しているが、これまで海上保安庁が行なってきた調査よりもはるかに高い検出限界値で検出されなかったと汚染の実態を過小報告し続けた文科省。安全委員会の指摘も無視し続け、最近になってようやく検出限界値を下げる事にしている。ずっと会見見てるんですけど。記録してるんですけど。会見でも平気で嘘をつく文科省。これまでの意図的な過小評価、不味い値はこっそりHPに乗せるだけというこれまでの文科省の姿勢を見ていると、公表するデータそのものの信ぴょう性が疑わしい。文科省のいうことを信用できる人は頭がどうかしている。

>フリー木野:
そうすると本来海上保安庁がどういう形でモニタリングをするという内容というのは、基本的には海堡が予定していたものにそって行なっているという事にはならないように思えるがそういうことか?出来る範囲で取り敢えずやってみたと。

>文科省 伊藤:
あのう、予め想定されているなんといいましょうか、計画災害時の応急対策の考え方としましては、海上保安庁の方で関係の船と言うか、部署に指示してそういったモニタリングを行うことが書かれているが、それが出来なかったという事で、それぞれの関係者が東電は東電で、文科省は文科省で対応したというのが実態ではないかと思う。

>フリー木野:
文科省の方で、今現在、手に保有している事故時の海域モニタリング計画、マニュアルのようなものはもしあれば、開示して頂ければと思うが。それに合わせて当然、その中には 30km圏内で東電が何をすべきかということも書いてあると思えるので、その点に関しても資料があれば次回で結構なので説明頂ければと思うが。

>文科省 伊藤:
私の知る限り、そのようなものはないというふうに承知しているが、まあ、確認して次回答えさせて頂く。

>フリー木野:
もし、ないとしたらその場その場で手がついたところから適当にやるということになるが、モニタリングというものはそういうものとは思えないが。ありますよね?

>文科省 伊藤:
あの、陸域のモニタリングについては自治体が先ず中心になって行うものを文科省においてサポートするという事が、決められていたかと思うが、繰り返しになるが、まあ、海域のモニタリングについては当初の計画では文科省における役割というのは特段規定されていないと理解している。

# グリーンピースなど第三者機関を閉めだした国。一切の調査を認めなかった。(アメリカの政府機関のみが調査)そして海に関しては当初から、人出がない、船がない、とこの会見でも言い訳を繰り返し、検出限界値を意図的に上げて見検出の過小評価。安全委員会から指摘されても無視。海産物調査、生物への移行については調査しようともしない。どう思われるか?誰が見ても、国は、陸上だけで賠償は大変なので、海洋汚染は一切なかった事にしようとしているようにしか見えない。

>フリー木野:
そうすると元々の計画では 30km県外は海保で内側は東電と言うことは、今回のこういった極めて厳しい自己の際でも、その分担というのはそのまま継承されるという予定と言うか、モニタリング計画ではそういった事になっていたということか?

>文科省 伊藤:
繰り返しになるが、今回の津波による沿岸域の大変な被害の中で海上保安庁の方において、巡視船等、出すことができない状況にあった中で、関係省庁、ある以下関係機関の中で、まあ、どう必要なデータを取るかという話し合いの中で、行われたという事であり、そういう意味では、まあ、今後のあり方については、教訓と言うか、反省の一つではないかと言う事に考えている。

>フリー木野:
当時そこで話し合っていた関係機関というのはどこになるのか?

>文科省 伊藤:
すみません、3月の地点でどういう会話がなされていたかということは承知していないが、当然、海上保安庁とは連絡は文科省としてもとっていたと思うし、それから、4月、5月の段階においては、これは特に5月においては水産庁はじめ、電力会社、あるいは防衛省と連絡を取り合っていたと承知している。

>フリー木野:
話し合いの議事録のようなものは残っているか?次回で結構なので確認をお願いしたいが。

>文科省 伊藤:
確認させてください。

フリーランス - 木野 【モニタリング - 環境】
Q:文科省に聞く。モニタリング調査会議が時々開かれると思うが、これに関しては次の開催日であるとか、テーマというものは決まっているのか?もし決まっているのであれば教えて欲しい。

文科省 伊藤審議官
A:今後のモニタリング調整会議の予定だが、まだ、具体的に何時ということは私も承知していない。まだ計画はないと思うが、次回に調整会議が開かれるときには、これまでのモニタリングのデータを持ち寄って、あるいは除線と言う新たな問題が生じてきているので、そういった事を全体検証する中で、改めて海域についてどのような役割分担、あるいは海域とか対象とするものがどんなのがいいのか、検討することになるのではないかというふうに考えている。

# 全くやる気なし。環境モニタリングは文科省、一部、河川、地下水等は環境省、食品は原料で考えたら農水省、加工されれば厚労省、酒なら国税庁。食品表示は消費者庁。縦割り行政バラバラ。これを解消するために密な調整会議を開くという細野豪志の主導のもと開かれるモニタリング調整会議は不定期で今のところ月1ペース。全くやる気なし。航空機モニタリングの結果を農水省に伝えたのはセシウム牛が表面化してから。それはで下のレンジを隠し、土壌汚染の実態を分からないようにして、コソコソ公開してきた文科省。セシウム牛は文科省の対応で防げたことなのに、それをしなかった。教訓にして米は大丈夫とまるで仕方の無かったことのように振る舞う文科省とそれを擁護するメディア。会見で深刻な土壌汚染の状況を知りながら一切報じてこなかったメディア。とにかく住民被ばくと環境、食品汚染については全く報じようとしないメディア。

フリーランス - 木野 【その他の議題】
Q:保安院に聞く。先程も出たが、(東電が提出を拒んでいる事故時手順書)黒塗り手順書に関して今後の対応というのが、もし決まっていれば、いつ頃どうするのかというスケジュールが決まっていれば教えて欲しい。

経産省 保安院 森山対策監
A:手順書の関係の対応だが、まだ具体的なスケジュールが決まっている状況ではない。現在、自己の調査に必要な文書であるかどうかということを検討している状況だ。

>フリー木野:
非常に時間がかかっているように思えるが、時間がかかっている理由はどういったところにあるのか?

>経産省 保安院 森山:
あのう、先ず、あのう、衆議院の科学技術イノベーション推進特別委員長からですね、要請があった訳だが、法律に基づく報告徴収を行った上で提出するようにということである。

従って法律にも続く以上は、強制力があるので、原子炉等規制法の執行という観点から、自己の調査に必要な文書であるかどうか、今後、保安院が、事故の調査をするためにそれが必要であるかどうかと言う事をしっかりと検討しなければいけないという事である。

>フリー木野:
すみません。素人考えで言うと、先程も質問(フリー小嶋)があったが、基本的にそういう手順に関して保安院が把握していない中で事故の調査はできないと思うが、不要であるという考え方の根拠というのはどういうことになるのか?

>経産省 保安院 森山:
不要とは申し上げていない。今まで、少なくともあの、現地ですとか、あの、見ながら、いや、そういう事も見て、ええ、全部で、あの、詳細とうことではないかも知れないが、見てきている。それを今後、手元において文章を手元において、あの、事故の調査を行うと。事故の調査の際に手元においておく必要があるかどうかという事で、今検討しているということである。

# 不要といってないがって、必要ないと言ったろうが。いいおっさんが子供みたいな屁理屈。

>フリー木野:
確認だが、議論の対象になっているのは、今後手元においておく必要があるかどうかでの事故対応なのか?それともイノベーション委員会の方から出てきた妖精に対してそれが事故の現在の検証に必要であるかという部分での検討、その、問題担っている部分、

>経産省 保安院 森山:
あの、イノベーション推進特別委員会から要請のあったものについて保安院が報告聴取という手段で入手をしようとする以上、それはまさに炉規制法の執行のために必要かどうかと、すなわち今回の件で言えば、事故の調査に必要かどうかという観点から見ていく事になるし、それ以外のものについても当然、必要であれば、それはあの、提出を求めていくということになる。

>フリー木野:
今、検討している部署はどちらか?

>経産省 保安院 森山:
勿論、担当の課があるのでそちらで検討している。

>フリー木野:
担当の課はどちらか?

>経産省 保安院 森山:
あの、ええ、これは事故室だが、そちらで検討している。

>フリー木野:
いつ頃検討出るかという見通しはあるのか?

>経産省 保安院 森山:
今検討中だ。

フリーランス - 木野 【被ばく - 作業員】
Q:東電に聞く。β線被ばくの関係で、先程、最高と最低を教えて頂いたが後ほどで結構なので、全員の被曝量の数値を今回出していただくことは可能か?

東電 松本
A:19人の方を順番に申し上げる。

1番目の方 γ 0.16mSv、β 0.3mSv
2番目の方 γ 3.65mSv、β 5.9mSv
3番目の方 γ 0.08mSv、β 0.0mSv
4番目の方 γ 3.63mSv、β 7.5mSv
5番目の方 γ 0.11mSv、β 0.0mSv
6番目の方 γ 8.60mSv、β 3.7mSv
7番目の方 γ 6.60mSv、β 6.6mSv
8番目の方 γ 5.91mSv、β 1.1mSv
9番目の方 γ 5.08mSv、β 0.0mSv
10番目の方 γ 0.39mSv、β 0.0mSv
11番目の方 γ 0.21mSv、β 0.0mSv
12番目の方 γ 0.70mSv、β 0.0mSv
13番目の方 γ 0.19mSv、β 0.0mSv
14番目の方 γ 2.27mSv、β 2.8mSv
15番目の方 γ 6.75mSv、β 2.6mSv
16番目の方 γ 9.26mSv、β 4.9mSv
17番目の方 γ 3.06mSv、β 1.9mSv
18番目の方 γ 0.40mSv、β 0.5mSv
19番目の方 γ 0.39mSv、β 6.7mSv

従いまして繰り返しになるが、昨日報告させて頂いた以外の19人の方でγ星の最大値は 9.26mSv、最小値は 0.08mSv である。βの方は最高の方が、7.5mSv、最小の方が 0.0mSvという状況である。

フリーランス - 木野 【被ばく - 作業員】
Q:東電に聞く。攪拌装置の交換作業に関して、取替え部分のβ線の線量というのはどれぐらいであったのか?要するに例えばβ線の計画線量を決める際に、状況をどういったことを確認しないといけないと思うが、その点の状況というのはどういったことになっていたのか?

東電 松本
A:今回の作業だが、撹拌装置のいわゆる攪拌機の取り替えであるが、個々の作業エリアはγ線が支配的な状況であり、γ線の計画線量と言う事で 15mSv という事で設定し作業に取りかかっている。β線に関しては測定の方は行っていないが、今後、水の分析等を進めたいと思っている。尚、β線に関しては核種分析というよりも 全βの分析と言う事になる。

フリーランス - 木野 【被ばく - 作業員】
Q:東電に聞く。攪拌装置の交換作業に関して、表面線量率もそうだが、撹拌装置に付随するものの部分の核種分析というのはきちんとされていたのか?これは前回、β線被ばくで全くアラームもなしでやっていた時に厚労省の方でも作業の状況をかなり気にしていたようだが、今回の作業に関しては厚労省の方にはどう言った作業手順で β線に関してはどういうふうに報告をされていたのか?

東電 松本
A:[★宿題] ここに関しては基本的には繰り返しになるが、γ線で管理をするエイリアというふうに私どもとしては考えている。

>フリー木野:
今回は厚労省へは作業内容の報告というのはされていると思うが、

>東電 松本:
厚労省については今回の作業内容については報告していない。

>フリー木野:
厚労省の方から計画線量を1mSv を超える場合は、基本的に厚労省に事前に作業計画の内容を

>東電 松本:
γ線の1mSv に関しては勿論、作業計画として出させて頂いているが、これは福島労働局、もしくは労基のどちらかだったと思う。

>フリー木野:
今回は出されては?

>東電 松本:
出している。

>フリー木野:
内容というのはどのような形になっているのか?例えば昨日教えて頂いた6人と今日の残りの19人と線量が大きく違うが、

>東電 松本:
あのう、一括で計画線量15mSvでの作業ということでの届出になる。

>フリー木野:
線量が大きく違う理由というのは?

>東電 松本:
当然、この方々は分担して作業を実施しているので、昨日申し上げた通り、主に3つの仕事がある。

1つ目は水中に没している攪拌機を取り出してドラム缶に入れる人の1チーム、それからもう1チームは新品の攪拌機をタンクの中に据え付ける方、それからその他の方々が、連絡要員や放射線管理要員という状況だ。従って作業が違うので被ばく線量も違う。

>フリー木野:
機能の確認で申し訳ないが、そうすると6人の方は全員攪拌機取り出しのチームの方ということで良いか?

>東電 松本:
取り出しと言うか、新しいものの据付のチームになる。

>フリー木野:
えー、それ以外の取り出しの方というのは、6人の中には入っていない?

>東電 松本:
はいそうです。

>フリー木野:
据付チームというのはその6人で全員か?この残りの19人の中には?

>東電 松本:
ちょっとそこまでは。確認したいと思うが、この6人は、少なくとも昨日、内部被曝のそれがあったかも知れないということで、ホールボディーカウンターを受けたのは、あの、据付側の人間になる。

>フリー木野:
残りの19人の中に据付側の人がいたかどうか確認して頂ければと思う。お願いする。


http://ustre.am/_1awrb:QHf 00:54:25 ~ 東電 松本
朝日新聞 - こん 【会見冒頭の事案】
Q:東電に聞く。被ばく線量管理の連絡不明者の調査について確認をしたい。今回、65人まで連絡のつかない方が減ったということだが、今まである地点において、例えば何月何日と明示できる地点において、最も多い行方不明者数を記録したのは何時で、それは何人だったのか確認できるか?

http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915t.pdf

東電 松本
A:最大の行方不明者数の発生時点ということだが、少し調査と言うか、私どももタイミングをいろいろな地点で公表させて頂いているが、一番多かったのは 6月30日の地点で 1,295名、まあ、あのう、所在、連絡が取れなかったものが、その地点でいたということろが、最大の数になる。

# 身元不明者 1,295名。呆れてものが言えない。これまでろくな被ばく管理をしてこず、日雇い労働者を使い捨てのように使い続けてきた電力会社と黙認してきた自民党政権。

ただ、まあ、それ以降、順次、減ってきているという状況ではあるが、例えば5月の新規作業者でいいますと、8月8日の地点で 73名だったものが 8月10の地点で 81名に増えて、8月31日の地点で37名というような増減を繰り返しながら確認を進めていったという状況になる。従いまして最大という質問に答える形になると6月30日地点の1,295という数字になる。

>東電 松本:(03:10:35 会見終了時に訂正)
先程、朝日新聞様の質問で、行方不明者の、いや、行方不明者というか、連絡未確認の方の最大値、1295名と申し上げたが、6月13日地点の 514名が最大になる。こちらの方をお使いください。

# 何が行方不明だよ。身元不明だろ。カメラ対策やめろ!!

朝日新聞 - こん 【会見冒頭の事案】
Q:東電に聞く。今回の(連絡のつかない身元不明者が)65人というのは、今日、9月15日現在地点での不明者の人数という理解で良いか?

http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915t.pdf

東電 松本
A:65名に関しては 9月15日本日地点で連絡の取れない方という人数で結構だ。

朝日新聞 - こん 【会見冒頭の事案】
Q:東電に聞く。今回の(連絡のつかない身元不明者の)確認を進めているということだが、この確認というのは実際に東電として直接不明者とコンタクトができたということなのか?それは元請け企業などから、間接的に連絡がとれたという理解なのか、どういうことなのか?

東電に聞く。(連絡のつかない身元不明者の件)今回、その下の表現で 2社 6名を対象に聞き取り調査を実施ということだが、逆に考えると 2社 6名以外の方とはコンタクトができない状態になっていて、結果的に 9月末の調査完了地点でもある程度の 50人規模の不明者は残ってしまうという理解で良いか?

http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915t.pdf

東電 松本
A:現在、65名の方の調査の状況だが、2社 6名に関しては元請け企業を中心に、今、実際に出向いて調べている段階である。その他の状況だが、まだ、具体的にどこの会社に行くということろは決まっていないし、平行してデータベース上の確認も併せて進めているという状況だ。

>朝日新聞 こん:
実際に(身元不明作業員の)確認作業というのは、

>東電 松本:
あの、基本的に直接本人ではなく、元請け企業、あるいは所属されている企業と当該の人物、私どもが把握しているデータベース嬢の名前とそのかたが一致しているかどうか、あるいは、同じ作業をしたであろう人達がこの所属企業がいるので、その、所属企業のところにこんな人はいませんかという形で問い合わせをしており、今のところ、直接というわけではない。

朝日新聞 - こん 【会見冒頭の事案】
Q:東電に聞く。7月の新規入域者と言う事は、その前にかぶっていた人は全くなく、本当に7月以降のあらたな福島第一での作業員という理解で良いか?7月というのは7月以降という理解で良いか?

http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915t.pdf

東電 松本
A:7月分に関しては、こちら7月以降、いわゆる福島原子力発電所で働き始めたという方なので、これまでの3~6月分との重複はない。繰り返しになるが、もう、6月8日以降は本人確認と、作業員証の交付ということをやっているので、その作業印象とAPD(個人線量計)を対にする形で線量管理を行なっているので、そういう意味では 7月以降は発生していないという状況である。

# というか、これまでそのようなセキュリティ管理がなかった事に驚きなんですが。核物質防護をよく口にできるなと思うのですが。そのような本質は一切無視ですか?

朝日新聞 - こん 【会見冒頭の事案】
Q:今まで出てきていない身元不明者だが、そのかたが何か意図的に重複で作業をされていたとか、そういう事例というのは確認できているのか?

http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110915t.pdf

東電 松本
A:はい。意図的に何といいますか、まあ、見つからないようになっていたということの事例は見つかっていない。基本的には手書きの名簿とそれに基づいたデータベースの差異、それから同じ人物なのに所属企業が違ったために別カウントしていたというケースだ。

# つまり、質問の意図は悪意を持った人物はいなかったのかと。既にジャーナリストが取材、実態調査のために侵入して、ZDF で大々的に報じられてるんですけど。


http://ustre.am/_1awrb:QHg 01:00:40 ~ 保安院
ニコニコ動画 - 七尾 【被ばく - 住民】
Q:経産省 保安院に。先日、格納容器の圧力を下げることが出来なかった場合、格納容器が破損して敷地境界の被ばく線量が 数Sv 以上に達すると資産していた件について、先日の会見で私が聞いていた気象条件によっては、発電所から 3km~5km の範囲で著しい公衆被曝の恐れがあるという表現に関して 3~5という、これも森山対策監の説明で、いわゆるエンジニアリングジャッジだという説明があった。この根拠というか、この参考の3~5km というのは、いわゆる IAEA の予防的措置範囲に基づいたものという事で良いか?

経産省 保安院 森山対策監
A:そこまで何かに基づいてと考えた訳ではないと、この資料を作成したものはいっている。以前も申し上げたように敷地境界の外で比較的近い所では、気象条件によっては十分拡散しない場合もあるという程度のことを、一応数字で書いたということで、勿論、頭の中にはいろんな事があったかも知れないが、何か具体的にこれを根拠にとか、これに基づいてというような事を考えたわけではない。

勿論いろんな知識はあると思うので、そういったものがバックグラウンドになっているかも知れないが、具体的な内容という事ではないと承知している。

>ニコニコ動画 七尾:
逆に IAEA の予防的措置範囲に基づいたものと仰っていたことは理解できるが、そうすると担当者の方が最終的に判断して3~5kmというのは、どういう判断でそのように記したのか?

>経産省 保安院 森山:
非常に短い時間でですね、とにかくこのまま行けば非常に厳しい状態としてどういうことになるのかといった事を検討するようにということであったと。

そういう趣旨であったと聞いており、その中で、あの、え、とにかく非常に近い、え、あの、発電所から比較的近い所では気象条件によっては拡散の効果が十分期待できない場所があるというぐらいの事を 3km ~ 5km というような、まあ、そういうような表現にしたということであり、あんまり、その、仰るような根拠は具体的に考えてやったわけではないと承知している。


http://ustre.am/_1awrb:QHh 01:03:30 ~ 東電 松本
フリーランス - 木野 【被ばく - 作業員】
Q:東電に。昨日(被曝された)の6人の方だが、中で一人だけ β線被ばくがセロの方がいる。同じ作業をしていてゼロの方がいるというのが、今ひとつ分からないが、作業内容はどういったものか確認できているか?

東電 松本
A:[★宿題-アラームなった後の作業] 具体的な個々の状況までは確認していないが、β線はそもそも飛距離がγ線に比べて短いので、あの、まあ、他のものに比べて大きい、小さいというのは現れやすいと思っている。

最大のものから順番に申し上げると 9.5mSv 、8.4mSv 、6.5mSv 、5.3mSv 、2.9mSv 、0.0mSv という状況なので、体の向きや、あるいは実際には、今、線源がおそらく水面なので、水面にどれぐらい近づいたのかという差ではないかと思っている。

>フリー木野:
いや、あの、勿論それはわかるが、それにしても、ゼロというのがあまりにも少なすぎないかと思うが。なので、その作業内容が 6人でそもそも飛距離の短いもので最大が上から下までかなり幅広いことを考えると、作業内容の特定も容易ではないかと思うが。

そういう意味でゼロという方が一体何をされていたのか、あるいはその、きちんと履かれていなかったのではないかというような印象もちょっとあるが。

>東電 松本:
あのう、線量計そのものの健全性は免震重要棟の所で確認されているので、実際に測れてなかったということはないと思う。その他の作業でも残りの19人の方でも 7.5mSv から 0.0 までばらついているので、β線被ばくに関してはかなり、あの、体の向きや実際にどの程度の線源に近づいたかによって大きく異なると考えている。

>フリー木野:
あのう、作業内容の確認というのはお願いできないか?実際に6人の方が、

>東電 松本:
ちょっとこれ以上はですね、具体的に、まあ、聞き取り調査になるので、ちょっと検討させて頂ければと思うが、なかなか具体的な差異が分かるほど作業内容が明確に違うものではないと思う。

>フリー木野:
何れにせよ、その、聞き取りの調査というのは今されている訳ですよね?その中で、その作業内容というのは当然確認されると思うが。

>東電 松本:
いえ、もう聞き取り調査そのものは終わっている。こちらは いわゆる全面マスクの陽圧式のマスクのフィルターの内部汚染ということが問題になっているので、そこについては調査を進めているが、被ばく線量に関しては計画線量以内であり、β線はアラームが鳴ったが適切に退避が行われているということなので、人体に対する影響はないので、作業内容に関しては今後、同様の作業があった場合に改善を図っていきたいと思っている。

>フリー木野:
すいません。ちょっと確認なんだが、東電はβ線はアラームがなって適切に退避できているという認識ということか?

>東電 松本:
はい。β線とγ線のアラームがなって それぞれ作業を投げ出す訳には行きませんから、所定の工具だとか、蓋を締めるということはやると思うが、その際に最大 9.5mSv まで被曝したという状況だ。

>フリー木野:
あの実際にどの段階でβ線(アラーム)が鳴ったかというのは確認されてないのか?

>東電 松本:
あの、鳴ったということは確認しているが、なってから片付けして退避に入ったという報告は受けている。

>フリー木野:
あの、β線は先程松本さんが仰ったように飛距離はないので、少し離れれば線量落ちるはずだが、それが 5~9まであがるということは、作業中に5でなって、それと同じだけの線量を浴びているということに

>東電 松本:
従いまして、あのう、(アラーム)鳴ったからといってものを投げ出していく訳には行きませんから、物をちゃんと所定の場所に置くなり、それ以上、あの、水が滴らないようにするとか、そういった事をやった上で、あの、まあ、対比するということでございます。

>フリー木野:
ですので、その作業内容というのは確認されてないのですかというふうにちょっと○×△

>東電 松本:
で、作業内容はそういった事なので、今後、同様の攪拌機の取り替え等があれば、今後の作業の改善を図っていくという事になる。

>フリー木野:
なった後にどうしてたかというのが、今、松本さんの想像ではなくて確認されてるのか?

>東電 松本:
あのう、まあ、私どもがなった時の対応ということで対比したということを確認できているので、当然、その際に5mSv でなりまして、そのご堆肥になりますから、鳴ったものに関しては少し被ばくをすることはあると思っている。

>フリー木野:
じゃあ、細かい作業内容というのは確認されてないということで宜しいか?

>東電 松本:
それで結構だが、基本的には最大で 9.5mSv なので、人体への影響は殆ど無いと思っている。

>フリー木野:
お言葉を返すようで申し訳ないが、9.5mSv が人体に直接影響があると言うことではなくて、最大の年間の被ばく線量が通常時 500mSv/y で緊急時 1000mSv/y というのはわかるが、短い時間の中でこれだけの線量を年間に浴びていいものの数% を浴びるのが決して少ない被曝量とは思えないが。

>東電 松本:
はい。それは、あの、できるだけ被ばく線量を下げるのは当然のことであり、私どももこの線量が高い、あるいは、その、そういう意味ではないが、実際の作業としてはγ線をきちんと管理した上での作業をやっているということだ。

# そもそも、使い捨て下請け作業員の被ばくについては 40年来の問題であり、東電が作業員の被ばくについて心を痛めることなんて微塵もない。今回の事故で1000人を超える身元不明者、つまり、被ばく管理もろくに出来ていない電力会社の体制が露呈しているし。都合の悪いことは何一つ報じてこられなかった現実。原発マネーでのうのうと暮らしているテレビ、新聞、芸能人。

>フリー木野:
β線に関しては特に被曝量を超えても調査もされないと。

>東電 松本:
今回の場合だとγ線が支配的な領域であり、以前問題になった Ro膜のカートリッジの取り替えといったような、β線が今度は支配的な作業になったら、β線での管理が重点的に行われることになる。

>フリー木野:
いや、あの、ちょっと確認だんだが、そうするとγ線が支配的なエリアにおいてはβ線の被ばくに関してはあまり考慮されないということか?

>東電 松本:
あの、両方勿論考慮するが、今回のようなアレバの前段なので、セシウム等が 1.0E+3 ~1.0E+4 というような状況下の作業だと当然、β線よりγ線のほうが環境としては支配的な要因になる。

>フリー木野:
ですので、結果的にβ線がこれだけ被曝しているという事を考えると、実際の作業内容等というのは調査が必要だと思うが、東電としてはこの程度であれば問題ないということになるのか?

>東電 松本:
あのう、作業内容としては今後の被ばく低減に向けてどういった所を改善すべきかという所については調査といいますか、あの、今回の作業員の中で通じて改善が図られていくことになる。

# 改善は作業員任せ。

>フリー木野:
今回の作業内容を確認しないと、今後の被ばく低減の作業改善はできないと思うが?

>東電 松本:
勿論手順書等もあるし、そういった所でさらに被ばく低減をするためにはどういった所で時間短縮を図るとか、あるいは、今回、β線、γ線の被ばく線量がわかったので、必要な遮蔽や作業手順の見直しということが測られることになる。

>フリー木野:
ですので5mSvでアラームが鳴った後に何をされていたかという作業内容という確認は、今回はされているのかいないのか、それを確認できるか?

>東電 松本:
ちょっと確認させて頂くが、具体的な所までは分からないかも知れない。

>フリー木野:
分からないのであれば改善できないと思うが、繰り返しになって申し訳ないが、

>東電 松本:
ですから!今回の攪拌機の取り替え作業に関しては、β線、γ線で 15mSv という計画線量で作業に着手して、β線に関しては5mSvの APD を持って取り組んだと。γ線そのものは 8mSv で警報がなるように設定して、それぞれがなった段階で対比をするようにという指示があり、

それを実行したということになるので、基本的には放射線管理上の大きな問題があるとは思っていないが、そういう意味で、今後、放射線量をより低減させていくために作業内容等がどういったことが改善点かという所はあると思うが、

この被ばく線量そのものが高いか低いかと言う所で調査をするということではなくて、今後の課題の改善のために作業員の方々が、我々の放射線管理要員も加わって改善していくことはあると申し上げている。

>フリー木野:
わかりました。


http://ustre.am/_1awrb:QHj 01:12:55 ~ 東電 松本
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