2011年9月8日木曜日

2011年 8月 29日 統合対策本部共同記者会見①:菅政権最後の会見。厚労省、農水省出席、食品の安全性、モニタリング会見にも関わらず、民放、新聞大手メディア記者、誰一人質問しない原発擁護会見に

2011年 8月 29日 共同記者会見 (63回)

■IWJ Web Iwakami - 岩上安身オフィシャルサイト
  1. http://www.ustream.tv/recorded/16950887
  2. http://www.ustream.tv/recorded/16951449
  3. http://www.ustream.tv/recorded/16952872
  4. http://www.ustream.tv/recorded/16953195
  5. フリーライター木野龍逸さんによるまとめ

■ニコニコ動画


■会見のポイント
今回の質疑は4部構成に。5時間45分の連日会見以来の長丁場に・・・一言でいえば、腹のたつ、突っ込みどころ満載の会見に。会見の大まかな内容、ポイントは後ほど ここに追記します。m(_ _)m

・菅内閣最後の細野大臣質疑(総裁選当日、代表に野田氏が選出。)
・食品モニタリング、厚労省、農水省
・定例質疑
・東電 会見終了時に報告された作業員β線被曝の質疑

作業員β線被曝については、別のページに分けます。m(_ _)m
(システム制限によりこのページに保存できないため)


■本日の議題
今回から 下記、式次第の時間は分割された動画時間ではなく通しの時間を表記しています。ニコニコ生の過去動画と時間が一致するわけではありませんが、通しのタイムコードなので 内容を確認する際に、ある程度の目安になると思います。質疑に関しては IWJ 録画データのタイムコードを表記しています。




資料


録画 IWJ
1 http://www.ustream.tv/recorded/16950887


2 http://www.ustream.tv/recorded/16951449


3 http://www.ustream.tv/recorded/16952872


4 http://www.ustream.tv/recorded/16953195


フリーライター木野龍逸さんによるまとめ
http://www.ustream.tv/recorded/16953195/highlight/198034


http://ustre.am/_197Hp:PIj 00:00:25~

■冒頭のあいさつ

細野大臣
司会者:細野大臣は公務のため17時30分頃に退席する。

お疲れ様でございます。統合会見に参加頂きありがとうございます。今日、民主党では代表選挙があり、野田新代表が決定した。恐らく明日、首班指名があろうかと思うので、私の大臣としての仕事、そして、園田大臣政務官として自主的に仕事をするのも明日まで、少し先に伸びる可能性は勿論あるが、基本的には明日までと言うことになる。

従って統合会見をどのように運んでいくのかと言うことについては、新しい人事が決まった中で新しい担当者が検討すると言うことになるので、そこは是非ご理解を頂きたいと思っている。4月からずっと統合会見、当所は 連日行って参りまして、皆さんには本当にお世話になりました。

いろんな、なかなかですね、皆さんのご要望に応えられない部分があって、皆さんにいろいろフラストレーションをためてしまった部分があったかも知れないが、こうしてずっとお付き合いを頂いた皆さんには、心より感謝を申し上げたいと思っている。

今日も途中で失礼する形になって申し訳ないが、最後の会見になるので、是非出席をしたいと思いまして、今日はこうしてやって参りました。本当にお世話になりました。重ねて感謝を申し上げたいと思う。

今日は食品モニタリング、皆さんからご要望が多数寄せられていたと聞いている。農林水産省、そして厚生労働省の方から、それぞれ答えられるように来ているので、その点についても質問頂ければ、最大限、それにお応えする形をとりたいと思っている。

# 多数と言っても、フリーランス、自由報道協会と一部NHK記者のみ。原子力ムラの住人である テレビ、新聞大手メディア記者は、住民被爆や汚染問題について、これまでも殆ど質問していない。この会見でも。

もう一点、報告がある。皆さんからも、これまで多数質問を頂いてきた海洋汚染拡大防止のための海側の遮水壁だが、これはロードマップの中で、第一ステップで着手すると言うことで報告させて頂いていた。8月末を目標に基本設計をまとめると言うことで申し上げていたので、お約束を実現したいと覆っている。

ほぼ設計がまとまったので、今月中、木曜日までには東電の会見で基本設計の説明が出来ると思っている。そこは、様々な心配を頂いた所なので聞いて頂ければ大変幸いだ。冒頭の私からの報告は以上だ。

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細野大臣 質疑終了後、退席の時の挨拶。
すいません。時間が来てしまいましたのでこれで失礼しますけれども、最後に本当にありがとうございました。お世話になりました。いろいろ皆さんから厳しい質問も多かったので、ちょっと正直、参ったなぁという時期もあったんですが、トータルにみると、ちょっと感想めいた話を最後に申し上げると、皆さんの指摘を通じて、ここは調べなければイカンなとか、ここはもう少しきちんとやっていかなければならないなぁというのは、随分、そういった意味で皆さんの質問が物事をすすめるというプラスの面に働いた部分がたくさんありました。

ですから、たいへん長時間の会見を延々としていた時期もありましたので、みなさんにとっても いろいろご負担だっとは思いますけれども、この統合会見自身は皆さんにご協力を頂いてやってきて、本当に良かったと思っており、今日こうして来ておられる方は、おそらくかなり粘り強くずっと出ていただいた皆さんだと言うふうに思いますので、最後に、本当に、これは、心より感謝を申し上げたいと思う。本当お世話になりました。ありがとうございました。

# (´・ω・`) 約1名 拍手 会見をオープンにする判断をした。そこは高く評価されるべき。細野豪志。

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http://ustre.am/_197Hp:PIk 00:03:25~

■冒頭のあいさつ

園田政務官
私からも一言、それから宿題を頂いていたのでお伝えさせて頂きたい。この統合会見、私も皆様方からのご質問に、私どもが持っている情報をしっかりと国民の皆さん方、あるいは被災地の皆さん方、福島の皆さん方に出来るだけ多くの情報をお伝えしたいと言うふうに言ってきた。

そういう意味では、なかなか その場でお答えしきれない部分があり、皆様方には大変ご迷惑をおかけしたと思っているが、これもしっかりとこれから各担当省庁も含めて皆様方に情報提供という形をしっかりと行っていけるように私からも今後もその旨は引き継いで参りたいと思っている所だ。

今日、私から3点、宿題を返させて頂く。

★宿題の回答 NPJ - 日隅氏 質問内容:統合会見8月25日
先ず、SPEEDI の運用開始時の当時の担当者は誰かという事の質問を頂いた。ご案内の通り、昭和61年 4月1日より SPEEDI は運用開始されている。その当時の科学技術庁 長官は 河野洋平氏 である。同じく政務で申し上げると 科学技術庁 政務次官は 前島英三郎氏、当時の原子力安全課長は 堀内純夫氏である。

それから当時の防災環境対策室長だが、千々谷眞人氏が当時の担当者という事で 恐らくホームページを見ても、恐らく出ているのではないかと思っているが、ご確認を頂きたいと思う。

★宿題の回答 回答する記者団 佐藤
低線量被爆や あるいは放射性物質の食物摂取影響、動物実験を伴うような研究は国内で行われているのかという質問を頂いている。広く実施状況について調査させて頂いた。現地点で分っている部分でご報告申し上げる。厚生労働省、文部科学省、及び農林水産省に聴取させて頂いた結果、所管範囲において該当する研究は行われていないと承知をしていると言うことだった。

ただし、放射性物質に関する緊急対応研究課題の公募が、これは農林水産正だが行われており、関連の研究が実施される可能性はあるとのことだった。原子力安全委員会では平成22年度から、原子力の充填安全研究計画 第二期であるが、この中で低線量放射線の健康影響に関する研究を支援しているところだ。

その際、国内の研究機関について調査をしていると言うことなので、この点については原子力安全委員会から詳細をお聞き頂きたいと思っている。

★宿題の回答 NPJ おしどり 質問内容:8月11日統合会見
8月11日の南相馬市における尿検査についての質問を頂いた。献体の 20cc において 30Bq/L の検出限界検査で果たして意味があるのかどうかと言うことと、検査基準や値段の規制はあるのかという質問を頂いた。

8月11日に質問のあった会社だが、RHC Japan においては、尿を献体とした場合、20cc となっていたようだが、検出限界は 20Bq/L と聞いている。この検出限界が 20Bq/L であれば、内部被爆が、何時、どのような形態で生じたかによって幅はあるものの、現地点で測定した場合の預託実行線量は 1mSv/y になると聞いている。

# 前の質問でもそのように質問していたと思うけど。

従って この地点では特に問題はないと考えている所だ。また、尿の放射線量を測定する方法、費用について、現在 規制する法的根拠はない。特に規制をしていないと言うことなので、将来的に何かこれについての、やはり、しっかりとした対応をするとなれば、法改正も含めて法的な規制の必要性が出てくるのではないか、と考えているところだ。私からは以上だ。

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http://ustre.am/_197Hp:PIm 00:08:45~

■食品の暫定基準値の考え方について

厚生労働省 医薬食品局 食品安全部基準審査課 森口 裕
厚生労働省 配付資料について説明させて頂く。私の方からは(配布資料)4ページまでの食品の暫定基準値の考え方について説明し、その後、監視安全課長の滝本からモニタリングの状況を説明させて頂く。


# 厚労省の資料の出先が不明。会見配布資料として既存の資料を抜粋して配布している模様。説明から全てを辿れなかった。この会見の趣旨を全くわかっていない。国民に情報公開する気はさららさらない厚労省。人を小馬鹿にしたような笑いながらの説明は記者をバカにしているつもりだろうが、国民をバカにしている事と同義であるということも分からないらしい。

資料1ページの 3月17日付けの食品安全部長通知だが、今般の原発事故を受けて原子力安全委員会が定めていた飲食摂取制限の指標を食品衛生法の暫定規制値として 3月17日に通知したものである。次のページに規制値の一覧があるが、このヨウ素の魚介類を除く、ここ、アスタリスクがありますが、4月5日付けで追加しているが、それ以外の部分を3月17日付けで通知した。


# アスタリスクも注意書きもない。

これをうけて食品モニタリングが始まったと言うことである。で、この暫定規制値の考え方だが、これは原子力安全委員会の方で飲食摂取制限の指標と言うことで作られていたものだが、その設定の際の資料の抜粋を3ページ、4ページ目につけてある。

# 恐らく会見で配布されたのはこの資料の抜粋。「原子力施設等の防災対策について」 108ページから該当する説明がある。同じく原子力安全委員会も 5/23 の統合会見で この抜粋して同様の説明を行っている。原子力安全委員会が事故後に示した食品の暫定基準値は ICRP 勧告に基づく、あくまで事故直後の緊急時に適用される(つまり高すぎる)値であり、厚生労働省の方で基準を新しく策定すべきとした。これを受けて厚労省は食品の規制値を策定する事になったが、その手法は原子力安全委員会が決めた暫定基準値と全く同じ手法であり、原子力安全委員会の決めた方法が正しいとし、暫定基準値で問題はないとしているところがポイント。この会見でその旨、趣旨説明をしている。また、細野大臣も、国会で「暫定基準値についてみなさんは誤解している。世界的に見ても非常に安全側に立って決めた値」という旨の発言をしている。チェルノブイリ事故を経験した国よりも大幅に緩い値。教訓から何も学ぼうとせず、原発擁護、経済に与える影響だけを考慮して決めている。

特にヨウ素とセシウムだが、ヨウ素については甲状腺の等価線量 50mSv/y を基礎として設定されていた。飲料水、牛乳、乳製品、野菜類について設定されており、穀類、肉類についてはヨウ素の半減期が短いと言うこと、それから、これらの食品中に蓄積して人体に移行する程度は恐らく小さいであろうという事で設定されていなかったものである。

数値の計算の仕方としては 50mSv/y のうち、3分の1を この 3つのカテゴリ以外の食品に利用し、残りの 3分の2、33.3mSv/y を3つの食品に 3分の1ずつに割り当てて、当時の我が国における食品の摂取量を勘案して、成人、幼児、乳児、それぞれごとに既知食料と線量計算の換算係数を元に数字をはじき出す。

その上で一番厳しい数字になったものの端数を整理して引っぱってくる。というような計算の仕方で、ヨウ素であれば 300Bq/kg、2000Bq/kg という数字がはじき出されている。

セシウムにおいても同様だが、こちらについは 実行線量 5mSv/y を5つの食品区分に5分の1ずつ割り当て、当時の食品の喫食量も成人、幼児、乳児、それぞれの喫食量を元に換算し一番厳しい数字を引っぱってくる。更に端数を整理するというような事をして この 200Bq/kg と 500Bq/kg という数字が出されている。

よく世間で子供用にもっと厳しい数字を設ける必要があるんじゃないかという発言、質問があるが、そういうふうに大人の数字を当てはめている訳ではなくて、子供の方がもっと厳しい規制が必要だと言うことになれば、そういうことを勘案して作られているというものだ。

# マスコミの皆さん、後は安全強調 報道宜しくね、説明会では主婦相手は話にならんから。とでも言いたげ。余裕をとことんまで切り詰めて、めい一杯に使い切る。「端数は出た場合は厳しい側に」と、如何にも非常に厳しい値なのだと思わせる詐欺紛いのアピール。安全委員会も同じような感じの説明だった。好き嫌いのある人や食生活の偏りはあくまで存在しないと言うことも前提の1つ。スポーツ選手など生活強度(多くの摂取カロリーを必要とする人=大食)が高い人ほど、リスクが高い事は想像に難くないが、そのことについても触れられていない。

4ページ目にウランとプルトニウム等のアルファ核種があるが、これも考え方は同じだが、現実問題としてこういう汚染食品というのは殆ど無いと、思われるので説明は割愛させて頂く。

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http://ustre.am/_197Hp:PIm 00:13:20~

■食品中の放射性物質のモニタリング検査の状況について

厚生労働省 医薬食品局 監視安全課長 滝本 浩司
私の方からは食品中の放射性物質のモニタリング検査の状況について、資料に基づいて説明する。資料5ページ目になる。先程の森口課長からご説明がございましたように、食品中の放射性物質に関する暫定規制値が 3月17日に定められてた所であり、これを受けて翌 3月18日から各地方自治体において放射性物質の検査が開始されている。

# 会見用に資料をまとめていない厚労省。これまでの発表資料をいくつが抜粋して会見資料として配付していると思われる。なので説明しているページ数は一致せず。ここで示す資料は該当するとおぼしき資料であって確実かどうかも説明から判断できないケースあり。説明者が飼料のタイトル名を言わないので探すのが大変。文科省同様に厚労省も統合会見の主旨を全く理解しておらず、国民に広く情報を開示しようとする姿勢、努力がまるで感じられない。一線のプロ(NHK山崎記者)でもネットから情報を集めるのは、極めて難しいと発言しているし、ネットに挙げれば情報公開の責任を果たしたつもりになっている所が、如何にも決められたことしかできないお役所仕事という感じがする。

ちなみにこれまで全国で1万5000検体以上の食品が検査されている。で、そのうち暫定規制値を超えた物が 600件ちかくあったと言うことである。現在の状況だがヨウ素の検出レベルが当然のことながら低下している。一方で放射性セシウムが検出されているというような状況だ。

これら暫定規制値を超える物については、食品衛生法に基づいて当該ロットの食品を回収、廃棄等の処分をしていると言うことだ。

これらの検査結果に基づいて作物の形態であるとか、あるいは暫定規制値を超えた食品のうち、地理的な広がり等々踏まえて原子力対策本部の方で食品の出荷制限、あるいは改善が見込まれた所については解除と言うことが行われている。

これについては原子力災害対策本部が 4月4日に公表した食品中の放射性物質に関する「検査計画、出荷制限等の品目区域の設定解除の考え方」に基づいてそれぞれの品目について対応されていると言うことだ。ちなみに この考え方については 6月27日、あるいは 8月4日にそれぞれ状況の変化を踏まえて それぞれ改訂をされている。

東日本大震災関連情報(水道・食品関係)
http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/shokuhin.html
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016378.html

「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」(平成23年6月27日原子力災害対策本部)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016nd7-att/2r98520000019y8v.pdf
地方自治体の検査計画について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016nd7-att/2r98520000019y8l.pdf

厚生労働省においては、この基本的な考え方に基づいて 地方自治体に通知をして検査をして頂いていると言うことである。右側の下の所に 8月25日地点での出荷制限の対象になっている食品一覧を並べてある。

福島県他、こういった食品について出荷制限がかかっていると言うことである。この表には反映されていないが、本日付で福島県 福島市と南相馬市において算出される "ユズ" についても新たに出荷制限が行われたと言うことである。一方、神奈川県の南足柄市においては、"お茶" について出荷制限が解除されたという動きが本日あったので併せてご報告させて頂く。


一枚めくって頂いて 次の表は、それぞれの今申し上げた検査結果の概略、あるいは出荷制限等々の経緯等について細かな数字を掲げている。7ページ目の表については食品の産地ごと、食品群ごとの検査件数の累計、左からの4列目が本日分 再掲だが、この検査結果については毎日土日も含めて厚生労働省の方で各地方自治体からの報告を受けて記者発表をしている。

その結果もホームページの方に毎日更新しているが、本日分というのはその日に検査をされた数字を改めて再掲をしている。それから、規制値を超過した件数の延べ数、規制値を超過したものについて、その日に判明した物と言う形で掲載をしている。合計すると150,000件を超える食品について、これまで検査をされていると言うことだ。


8ページになるが、8月25日現在の原災法に基づく出荷制限、及び摂取制限の一覧表だ。上半分の部分が福島県において、こういった産品について出荷制限、あるいは摂取制限が行われているという一覧表である。下の方に茨城、栃木等々あるが、その他の件における現地点における出荷制限の状況というものである。

9ページについては現状だけでなく、過去の地点で何時、出荷制限が出されたて、それが何時解除されたのかと言う事の経緯が分るような表を作っている。

例えば一番上の所を見ると原乳について福島県で 3月21日から出荷制限が行われて、そのカッコで掲げている部分については、4月8日に解除されたというふうに、ご覧になって頂ければと思う。従って網掛けの部分が、現在、まだ、「出荷制限がかかっている」と、ご覧になって頂ければと思う。


この表は福島県の物だが、次の10ページの表は、福島県以外の地域についての現在の状況だ。それから 11ページは「摂取制限に関する表」と言うことである。厚生労働省では各地方自治体、都道府県においてどのような検査の実施状況にあるのか、と言うことを都道府県の地図にそれぞれ色分けをしている。

本日の配付資料では色が反映されていないが、ホームページ上ではこの色が明確に分るようになっている。それぞれの県において、どれぐらいの検査が行われているのか、と言うことを地図でわかるような形で情報を提供させて頂いている。


この資料は 7月27日付けで若干古くなっているが、今週中に新しい物にバージョンアップするので、そういった物をまたご覧になって頂ければと考えている。

資料18ページ目になるが、残念ながら 牛肉で暫定規制値を超える物が市場に流通してしまったという県だ。7月8日以降、福島県と16道県で基準値を超える放射性物質が検出された稻ワラが牛に給与されて出荷されたと言うことであり、厚生労働省としてはこういった流通牛肉の検査を実施しているという事である。

地方自治体を通じた流通調査であるとか検査を実施し、超える物については回収措置を執っているという所である。それから 7月18日以降については、こういった汚染稻ワラを給与された牛については全て個体識別番号を公表して事業者への検体確保の協力を呼びかけている。


7月29日には、この問題に対する基本的対応方針と言うことで通知をしている。こういった出荷制限が課せられた所、あるいは、その他の都道府県においても全数全頭検査をするというような動きもある。

で、食品の検査に付いては、ゲルマニウム半導体検出器を使って検査をすると言うことが基本になっていたが、そうするとなかなか効率的に検体をこなす事が出来ないというような物理的な制限があったので、その他の方法としてスクリーニング法という簡易な検査方法についての技術的な用件を定めて、この用件に見合う物であれば、スクリーニング法を使って検査をして頂きたい、ということで基本的対応方針を通知したところである。

# その簡易スクリーニング検査によって高濃度セシウム牛は検査をすり抜けたのに。検査に時間がかかるから極めて精度の低い簡易検査で全頭検査を行うから安心だと言われてもハイそうですかとは行かない。

各県でそれぞれ出荷制限がかかっていた4県において、それぞれ対応がとられ 宮城県については 8月19日、福島県、岩手県、栃木県については 8月29日に 3に示すような適切な飼料管理であるとか、検査計画、汚染稻ワラを与えられた農家の物については全頭検査、あるいは、そういった調査がまだ終っていない他の所については 全戸検査というような検査計画がきちっと立てられた事が認められたので、そういった管理を前提として、牛の出荷制限をそれぞれ解除したという所である。


最後の20ページには、特定の農家から出荷された牛の肉の流通調査結果、現在の状況について掲載している。私からの説明は以上である。


■参考リンク
食品中の放射性物質の検査について
http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/shokuhin.html

食品関連の報道発表
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/copy_of_copy_of_2r98520000016378.html

これまでの検査結果(産地別)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001cet8-att/2r9852000001cexa.pdf
都道府県別 市町村ごとの食品モニタリング結果の最新値が Exel ファイルで公開。

出荷制限等の品目・区域の設定・解除
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001dd6u.html

これまでの出荷制限等の解除
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001ddg2.html

食品に関する出荷制限及び摂取制限について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016378.html#syukka

# ここで質疑。細野大臣最後な上、時間もないのに

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http://ustre.am/_197Qt:PID 01:38:55~

■環境モニタリングについて (東電・文科省)

東電
発電所周辺の環境モニタリングについて2件の報告。

・敷地内 空気中
福島第一原子力発電所敷地内における空気中の放射性物質の核種分析の結果について(第百五十七報)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11082904-j.html

発電所敷地内における空気中放射性物質の核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110829f.pdf
福島第一 ダスト核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110829g.pdf
福島第二 ダスト核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110829h.pdf

1F 西門と 2F のモニタリングポストの1番の所で空気中のダストをサンプリングしている。昨日の測定結果は何れの地点も ND 検出限界未満だ。計時変化の状況については2枚目の所にグラフ区化しているのでそちらを確認頂きたい。

・発電所周辺 海水
発電所沿岸部4カ所、沖合各地点の海水定期サンプリング結果。

福島第一原子力発電所付近における海水中の放射性物質の核種分析の結果について(第百五十九報)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11082903-j.html
海水核種分析結果(PDF 13.6KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110829d.pdf
海水放射能濃度(PDF 28.4KB)計時変化
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110829e.pdf

昨日の測定結果を記載しているが、何れの地点も検出限界未満という状況だ。3枚目からグラフ化させて頂いているので、計時変化はグラフを参照して頂きたい。以上。

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http://ustre.am/_197Qt:PIF 01:40:50~

文科省 科学技術・学術政策局 渡辺 格(わたなべ いたる)
お手元に環境モニタリングの結果についてという資料をお配りしている。

今まで文科省からこの場で説明を担当させて頂いていた 坪井 豊 は、先週人事異動で原子力安全庁の開設準備という担当になったので、次回から同じ文科省 審議官の "伊藤 洋一"(いとう よういち)が、このような記者会見で説明させて頂く。

人事の変わり目と言うことで、本日は わたくし、"渡辺 格"(わたなべ いたる)から説明申し上げたいと思う。本日、伊藤審議官は出席しているが、時間の都合で途中で退席するため、本日はわたくし、渡辺のほうから説明申し上げたいと思う。

・全国的調査 都道府県別の環境放射能水準結果
空間線量率、定時降下物、浄水の結果について飼料をお配りしているが、特段、異常な値は出ていない。

定時降下物のモニタリング
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_by_prefecture_fallout/index.html
上水(蛇口水)のモニタリング
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_by_prefecture_drinking_water/
全国大学等の協力による空間放射線量(平成23年8月)
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_by_prefecture/2011/08/index.html

・発電所周辺
福島第一原発周辺の調査ということで、空間線量率、ダストサンプリング、環境資料、土壌モニタリング、福島県によるモニタリング結果、積算線量、などについてだが、特段、異常な値は出ていない。

一言申し上げるのは、最後に資料でいいますと63ページになるが、福島県の学校等の調査、56の学校、幼稚園等においての調査だが、1つの児童館を除いて55の学校党においては校庭、園庭等の線量率は 1マイクロSv/h を下回っていると言うことだ。

これは 以前からこういう結果が出ていたが、先週、8月25日地点での調査だが、それでも下回っていると言うことだ。

福島県学校等空間線量率の測定結果(平成23年8月25日実施分)
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1380/2011/08/1380_082710.pdf

それに関連し、その他として 65ページからは、先週の金曜日 8月26日に開かれた原子力災害対策本部において除線に関する緊急実施基本方針というのが定められた訳だが、その中の市町村による除線実施ガイドラインというのがあり、その中で既に現状先程申し上げてきたように、学校というにおいては 1マイクロSv/h と言う値を下回っているという現状に鑑み、4月19日に原子力災害対策本部で指名された 3.8マイクロSv/h 以上の空間線量率が測定された学校については、当面、校庭、園庭の活動を1日辺り1時間程度にするなど、学校内外での屋外活動をなるべく制限するという 4月19日地点での暫定的考え方(20mSv/y)は、夏休み終了までの暫定的な考え方であった訳だが、これについては既に役割を追えたと言うことが示された訳である。

# 本当に酷い国の対応。危険なときは基準値を高くし、危険が下がると基準値を下げる。全く意味のない安全基準。国民の生命に関わる問題なのに馬鹿にするにも程があるでは済まされない。役割を追えたって、一体何の役割を終えたのか、はっきり説明して頂きたい。

福島県内の学校の校舎・校庭等の線量低減について(通知)(平成23年8月26日)(PDF:137KB)
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/8849/8850/8864/1000_082614_1.pdf

これを受けて同日 8月26日 先週 金曜日だが、文科省から福島県の教育関係の所に返しまして、この原子力災害対策本部の考え方を受けて、先ほど申し上げたような 4月19日、4月19日の地点で原子力災害対策本部の暫定的な考え方に基づいて、文科省としても福島県等の教育関係機関に、校庭・園庭での活動制限を計る、3.8マイクロSv/h 以上の線量率の所については、屋外活動等をなるべく制限するようにという通知を出していたところだが、それに対して、この、まさに原災本部の示したように、その、4月19日の暫定的考え方は役割を終えたという通知を改めて出したところだ。

福島県内の学校の校舎・校庭等の線量低減について(通知)(平成23年8月26日)(PDF:137KB)
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/8849/8850/8864/1000_082614_1.pdf

8月26日、先週の金曜日の文科省の新たな通知においては、もう一つ、学校において、児童、生徒が受ける線量については、原則 年間1mSv/y 以下とする、これは内部被爆、外部被爆併せてだが、学校における線量を原則 年間 1mSv/y にすると言うことと、これを達成するために校庭園庭の空間線量率については、児童、生徒等の行動パターンを考慮して、毎時 1マイクロSv/h 未満を目安とすると言うことを通知の中に盛り込んだ訳である。

尚、これについては 1マイクロSv/h を超える事があっても屋外活動を制限するというものではないので、先程、4月19日にあった 3.8マイクロSv/h に変わるものではないという事はご理解頂ければと言うことだ。ただ、まぁ、1マイクロSv/h を超えるという場合は、除線等の速やかな対策が望ましいと言うことも、その通知の中で書いてあると言うことである。

# 完結に喋れや。アホちゃうか。イライラするわ。結局、この数値も規制ではなく超えても活用等、何も制限しない。ご理解頂ける訳がないだろ。結局、最初から最後まで数字遊びに徹して、子供を守るという意味で全く何もしなかった文科省。メディアは一切報じず、20mSv/y が国の基準で気にしすぎだと原発擁護デマばかり報道。

また、更に出来るだけ児童生徒等が受ける線量を低くするべきという考え方に基づき、学校等において、局所的に線量が高い所を把握してきちんと除線するという事が大事だと言うことも、この通知に書いてあり、文科省においても、学校等において、局所的に高い場所を把握するための測定方法を記載した「学校等における放射線測定の手引き」というものを公表する事にした所である。

「学校等における放射線測定の手引き」
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/8849/8850/8864/1000_082614_3.pdf

尚、先週金曜日の 8月26日の通知に併せて、参考として、通知自体とは違うが、ホームページに載せている訳だが、学校に於いて受ける線量の計算方法という簡単な計算のやり方を示しており、例えば、校庭で 何マイクロSv/h あるいは、学校の中で 何マイクロSv/h であって、

校庭園庭に 1日何時間いて、学校生活が年間何日ある、あるいは、お休みの時間もあるので、お休みの時にはどの程度の染量があるとか、あるいは、そもそも先程申し上げた原則、学校で 1mSv/y 未満という話しは、全て、その、まぁ、自然放射線に加えて、上乗せして追加的に受ける物なので、

自然放射線をいわゆる控除というか、差し引くと言う考え方を示すとともに、それから先程言った、いろいろ考えているのは内部被爆、外部被爆合わせてなので、内部被爆が何%ぐらいあるか、と言うことであれば、こうやって計算することが出来るというような簡単な計算式を示しているというとこである。

もし必要であれば資料はあるが、1つの例として、例えば校庭が 1.0マイクロSv/h であり、校舎の中で 0.2マイクロSv/h であるなど、いろいろな仮定をおけば、例えば 学校に200日いるという仮定であれば、まぁ、そういういろいろ仮定をおいた計算をすれば、学校において児童生徒が受ける線量は 年間 0.534mSv/y になるという1つの試算を示している所である。

皆様にお配りしている資料の後ろのほうに、いろいろ議論をする過程で文科省において、いろいろその、放射線防護に関する専門家、あるいは児童の心身の健康に関する専門家、あるいは教育に関する専門家の皆さんから幅広くヒアリングを行っており、

馳駆時の議事録等はホームページに既に出ているところだが、それらをまとめた物をホームページに載せており、今日もお配りした資料の最後に書いているので一読頂ければ参考にして頂けると思う。以上が環境モニタリングの結果だ。

★宿題の回答 NPJ 日隅氏  8月25日統合会見6つめの Q&A
前回、8月25日の会見の時に頂いた質問に対する回答だ。平成14年に「原子力安全性の現状」という資料があるが、その中で原子力研究開発機構(JAEA)が実施した「防護対策最適化システム」と「公衆健康影響評価」は今回の事故で使われるべきだったと思うが確認して頂きたいと言うことだった。

これらの今申し上げた JAEA、原子力研究開発機構が実施した「防護対策最適化システム」あるいは「公衆健康影響評価」平成14年頃に行われた物だが、これらについては文科省の行政の中で、いわゆる防災計画であるとか、防災対策について検討するために役立ててきた訳だが、今回の3月11日の福島第一原発事故への対応については、特にこれらの資料を特段何課に使ったと言うことはないと言う事を報告させて頂く。以上だ。

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http://ustre.am/_197Qt:PIG 01:51:15~

■環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会)

安全委員会
私からは8月29日付けの原子力安全委員会名の環境モニタリング結果の評価について、という一枚紙裏表コピーと、参考資料として、1枚目が福島県の地図になっているものを用いて説明する。

環境モニタリング結果の評価について
http://www.nsc.go.jp/nsc_mnt/110829_1.pdf

参考資料
http://www.nsc.go.jp/nsc_mnt/110829_2.pdf

1の空間放射線量、2の空気中放射性物質濃度については特に大きな変化はない。4の環境資料だが海水中のセシウム、あるいは海底土からのセシウムからの検出結果が出ている。参考資料で言うと20~23ページが海水注のセシウムの濃度であり、これについては、今回採れたサンプルでは全て検出限界値未満であったと言うことである。

24ページには海底土からのセシウムの検出結果が出ており、この図示されているようなポイントで数十Bq/kg ~ 数百Bq/kg オーダーのセシウムが検出されている。

5の全国の放射能水準調査だが、浄水については全ての所で検出玄海未満という状況であり、こちらも特段大きな変化はないという状況だ。

★宿題の回答 回答する記者団 佐藤記者 政務官回答に対する補足説明
冒頭の園田政務官からのお答えについて若干追加情報を提供させて頂きたい。政務官の法から低線量被爆や放射線物質の食物摂取などの影響の動物実験を伴うような研究が国内で行われているかという事の中で、原子力安全委員会では、原子力の充填安全研究の中で低線量放射線の健康影響に関する研究を支援しているという事があった。

これについては平成22年度から提案公募方式により、2県のテーマを採択し、低線量、あるいは低線量率の放射線の生物影響に関する研究を2本実施している。予算額は2本合わせて、だいたい年間約5,000万円程度と言うとこである。

この研究支援の一環として、国内での低線量放射線影響の研究機関について、動物、あるいは培養細胞に低線量、まぁ低線量と言いましても 10ミリグレーから数グレーのオーダー、あるいは低線量率の放射線の照射、これも率にすると1ミリグレー/h 未満であるが、そういった外部からの照射実験を行える国内の研究機関としてどんな物があるかと言うものを調べた。

そういった施設を持っていると言うことであり、実際それが使われているかは、また、それぞれの所の問題であるが、そういった設備を持っているところとしては、先ず、財団法人 環境科学技術研究所、これは青森県 六ヶ所村にある。

それから京都大学の放射線生物研究センター、独立行政法人放射線医学総合研究所(放医研)、財団法人 電力中央研究所 放射線研究安全センター、広島大学 原爆放射線医科学研究所、こういった所ではそういった低線量、あるいは低線量率放射線の放射実験が行える設備があると言うことである。以上。

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http://ustre.am/_197Qt:PII 01:55:50~

■各プラントの状況 (東電)

東電(松本)
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110829_01-j.pdf

「タービン建屋地下のたまり水の処理」
水処理装置、セシウム吸着塔、除線装置、第二セシウム吸着装置については、本日連続運転を継続している。ここに書いてあるとおり、本日は 7時からフィルタ交換のため、淡水化装置(1B)が停止している。1A と2の方は運転を継続している。

「トレンチ立坑・各建屋地下たまり水の移送状況」「トレンチ立坑・タービン建屋の水位」については、本日、午前7時の状況なので、会見終了時に本日の最新値をお届けしたいと思っている。

放射線のモニタリング状況については先程説明した通りだ。使用済み燃料プールの冷却、原子炉圧力容器への注入については、この表の通りだ。

「その他」
遠隔操作による瓦礫の撤去等、本日の作業実績については、こちらも本日の会見終了時に皆様にお届けしたいと思っている。それから午前中にご紹介させて頂いた2号機のサンプリングだが、一番下のポツに記載してあるように、10時35分~13時20分にかけて、2号機の原子炉建屋の開口部、東面にあるブローアウトパネルの外側になるが、そこでダストのサンプリングを行っている。

作業関係については以上だが、海水型循環浄化装置については週末のメンテナンスを終えて、本日、9時30分から運転を再開したが、9時45分頃に海水を取り入れた直後にあるフィルターの部分から、溶接部分のピンホールがあり、そこからにじみ程度の海水が漏れていると言うことが分ったので運転の開始を延期している。

現在、修理、もしくは原因の調査等を行っている。作業関係については以上だ。

モニタリングの状況について説明させて頂く。先ず取水口の状況だ。

福島第一原子力発電所取水口付近で採取した海水中に含まれる放射性物質の核種分析の結果について(8月28日採取分)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11082902-j.html
福島第一 物揚場前、1~4号機スクリーン、1~4号機取水口内海水核種分析結果(PDF 15.9KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110829b.pdf
海水放射能濃度(PDF 45.2KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110829c.pdf

2号機、3号機の取水口付近で高濃度汚染水が海へ漏出した観点から毎日サンプリングを行っている。1枚目の裏面からになるが、昨日の測定結果を記載している。3枚目から計時変化をグラフ化しているが、大きな上昇等はみられないので、高濃度汚染水が海水中に漏出していないと判断している。

# 海がずっと横ばいと言うことは、海へ拡散する分と同じ量、一定量が海へ漏れ続けていると考えるべき。遮水壁は直ぐに必要ないと主張した東電だったが、政府主導で海側から着手することになった。この遮水壁が完成すると、恐らく外側の海水は徐々に下がっていくことになる事は想像に難くない。この時、東電と政府はどのように釈明するつもりだろうか。実は、ずっと高濃度汚染水が見えない所から漏出してましたとでも言うんだろうか?

それから A4 横の表形式の資料だ。集中廃棄物処理施設周辺のサブドレイン水の核種分析の結果だ

(参考配布資料)「集中廃棄物処理施設周辺サブドレン水核種分析結果」(8月28日採取分追加)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/sub_110829_01-j.pdf

8月28日のサンプリング結果だが大きな変動等はないので、こちらも集中廃棄物周辺施設に溜まっている高濃度汚染水が地下水側に漏出していないと判断している。

それから体調不良の方が 1名発生したので紹介させて頂く。場所は福島第二原発の4号機になる。4号機の海水熱交換機建屋において架設ケーブルのルート変更作業を行っていた作業員の方1名が、本日 10時50分頃、体調不良を訴えられて熱中症が疑われたので、点滴治療を発電所内で行った上で11時26分に Jビレッジに移送した。

その後、Jビレッジの方でも熱中症の疑いがあると言うことで、11時58分に Jビレッジから いわき市の総合いわき共立病院の方へ救急車で搬送して、12時38分から治療を受けている。治療の結果、熱中症と診断されており、点滴治療を受けたと言うことである。

患者は20歳代の男性だ。なお、本日、福島第二での熱中症は、地震震災発災以降、2件目と言うことになる。以上。

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http://ustre.am/_197Qt:PIJ 02:00:55~

■宿題の報告(前回質問の回答)

経産省 保安院(森山対策監)
前回、質問頂いた SPEEDI 、ERSS の関係で回答申し上げる。

★宿題の回答 アエラ 大鹿記者 8月25日 統合会見
前回、質問を頂いたのは、SPEEDI が震災当日に使われて(試算結果が)提出されているが、誰から誰に渡されたのか?電子媒体と言うことだが、どのようなものかという質問だったと理解している。

先ず、SPEEDI の試算結果だが、3月12日の午前1時35分頃に、保安院の緊急時対応センター総括班から官邸のオペレーションルームにいる保安院のリエゾンに送付されて、その後、オペレーションルーム内に共有されているが、送信者と受信者の個人の特定は、現在、まだ出来ていない。

送付の方法だが、試算結果をスキャナーで読み取って、これが電子媒体と言うことだが、それを保安院と官邸のオペレーションルームをつなぐ専用端末で送付していると言うことだ。以上が SPEEDI についてだ。

★宿題の回答 アエラ 大鹿記者 8月25日 統合会見
ERSS だが、ERSSプラント解析システムだが、これは1号機、2号機、3号機で少し状況が違っている。先ず、最初に解析したのは 2号機であり、2号機については 3月11日の22時頃と翌12日の 0時過ぎに官邸危機管理センターにいる保安院のリエゾンに送付されているが、先程の SPEEDI と同様であり、送信者、受信者の個人は特定出来ていない。

11日の22時頃に送信された内容については、官邸ホームページの取り纏め報に掲載されている。それから1号機だが、1号機については 12日に解析はしているが、その結果は SPEEDI に入力をしており、その SPEEDI の結果は後日公表しているが、1号機についてその結果、進展予測について送付された事実は確認出来ていない。

3号機だが3号機については、3月13日の8時頃に官邸機器センターにいる保安院のリエゾンに送付されてオペレーションルーム内に共有されたという所までは分っているが 個人の特定は出来ていない。

別途これらの ERSS に関する解析結果の公表、公開についての質問があったが、先程申し上げたように11日の22時頃に送信した内容については官邸のホームページに公開されている。それ以外のものについては国会からの求めに応じ、また、情報公開請求に応じて公開しているという状況だ。

以上が SPEEDI と ERSS に対する質問の回答だ。

★宿題の回答 同日8月29日 の保安院 朝のブリーフィング
本日、朝のブリーフィングの際に質問を頂いて夕方のこの場で回答して欲しいという案件が1件あったので回答する。今年の 3月7日に東電から説明を受けた津波、評価に関して貞観津波のモデルは 佐竹ほか2008年か、2009年かという質問があった。

東電から入手した3月7日に報告を受けた資料には佐竹 他2008、もう一つは行谷 他2010というある。その具体的な論文までは、その際には(東電から)説明を受けていないという事だった。繰り返すと佐竹 他2008、行谷(なめがや)他 2010 という記述は その資料にあったという事である。

★回答の修正
午前中の私のブリーフィングの中で一点、不正確なことを申し上げたので、この場で訂正させて頂く。IAEA 報告書の中に書いてある放射性物質の放出量の試算値の中で、ネプチニウム239が 7.6E+13 となっている。

これに対して、質問は ネプチニウム239は β崩壊でプルトニウム239に変わりますと申し上げた際に、ネプチニウム239が E+13(13乗)オーダーであれば、おおよそストロンチウム90、これは1.4E+14 だが、同じぐらいですねという質問があり、プルトニウムが実際にはそれぐらいあるのですねという質問があり、私はそうですと確か答えたと思うが、これは正しくは放射能量という観点からは正確ではなかった。

ネプチニウム239は半減期が 2.35日で、プルトニウム239に変わる。そしてプルトニウム239は半減期が約2万4000年なので、そのプルトニウムに変わると、いわゆるベクレル数としては何桁も小さくなる。

どれぐらいの数字かは、今も計算に当たっていないが、従って放出量の試算値では、プルトニウム239は、3.2E+9(3.2×10の9乗)という数字があるが、それに比べて大きくなるということはないと思う。今、具体的な時間に応じてネプチニウム239が プルトニウム239に変わっていく。

どの地点で評価するかと言うことにもよるが、ストロンチウム90 の1.4E+14 ぐらいですか?という質問に対しては、ネプチニウム239 は概ねそうだが、プルトニウム239については正しい説明ではなかったので、この場で訂正させて頂く。大変申し訳なかった。私からは以上だ。

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■質疑(細野大臣「一部 厚労省・農水省」)

http://ustre.am/_197Hp:PIp 00:25:10 ~ 細野大臣
NHK - 石川 【モニタリング - 環境】
Q:細野大臣にお聞きする。先日、大熊町のほうで今後20年ぐらいは なかなか(帰還は)難しいという話しをお伝えしたと言うことだが、大臣として今後、除線して住めるようにする地域と除線してもなかなか難しいという地域はどのように別けるのか?あるいはそのような分け方をするかどうか?

細野大臣
A:結論から申し上げると、例えば放射線量の一定の基準で帰れる所、帰れない所について明確に区分をするという考え方には、現在鳴っていない。お示しをしたデータは自然体で放射線量が下がった場合にどれぐらい低下していくのかというのを示したものであり、それで除線をどれぐらい前倒しに出来るのかというのが、これから政府の大きな責任になってくる。ですから、まだ目処を示してあるとか、基準を作るであるとか、そういう段階ではないと考えている。

NHK - 石川 【モニタリング - 環境】
Q:現地の方に聞くといろんな意見があり、どうしても戻りたいという人もいれば、除線してもなかなか戻りたくない人もいると。そうなってくると地方自治体の村とかのあり方を今後どうしていくのかと言うことも問われてくると思う。指揮者の中には分村、あるいは分町といいますか、別の地域にコミュニティーを作って同時に除線をかなり長い期間をかけて平行していく、というような意見も出ているが、どのようにお考えになっているか?

細野大臣
A:今、ご質問の部分というのは確かにいろんな考え方がある。市町村によっても やはり考え方が若干異なるし、同じ市町村の中でも、それぞれ皆さんのいろんな、例えば 職業であるとか、年齢、個人の考え方によってスタンスが異なる。

そこも やはり客観的なデータはしっかりと皆さんにお示しをしながら、自治体や住民の皆さんとの対話の中で方向性を見いだしていかなければならないというふうに思っている。従ってお答えとしては、現段階では何か政府として方針を決めていて、それを自治体にお知らせをするという段階ではないと思っている。

>NHK 石川:
そうすると分村とか、他の所、例えば福島県の飯舘村や大熊町の方が、あるコミュニティーが全く別の地域にコミュニティーを移住したいという考え方は仮定の話としてあり得ると思っているか?

>細野大臣:
あの、私はですね、仮定の話に一つ一つお答えして、いろんなケースでそういうことがあるのではないか、ないとか、そういうことを答える事自体が、いろんな地元の皆さんに、それこそ、えー、不安をもたらすことになり兼ねないので、そこは慎重にも慎重を期したいと思う。

私がなぜ、大熊町の方に行って町長さんと色々とお話をしようと思ったかというと、むしろそういう目処を立てるために行ったというよりは、客観的な情勢として数年以上にわたって住めない方がおられる訳ですから、そういう皆さんの生活支援は、今のような仮設住宅に頼ったような一時的なものであってはならないだろうと。

むしろ、もう少し長い目で見たときに、生活の場をどうするのか、更には仕事をどのように考えていくのか、そういう対策が必要だろうと思ったものですから、そのためにいろんな話をしにいった。

従って今やるべきは、何かどこかに見切りをつけるとか、こういうのでどうだということをあまり一方的に国が押し付けるということではなくて、自治体といろんな対話をする中で、そういうかなりの期間にわたってお帰りになれない方々について、どういう対話ができるのかというのを先ずしっかりと議論して積み上げていくと。

その中で町として 将来はこういう展望でいこうとか、こういうロードマップをつくろうという話が、おそらくいろんな形で出てくると思うので、その議論の中で国としても町と寄り添う形で方向性を出していくというのが望ましいのではないかと思っている。

# 単に除線事業で地元住民の雇用を確保しようという話を水面下で進めたいだけじゃないのか。地元の理解を得る必要があると考えているからじゃないのかと。


http://ustre.am/_197Hp:PIq 00:31:10 ~ 細野大臣・水産庁次長 宮原正典・水産庁(不明)・厚労省 森口・
回答する記者団 - 佐藤 【その他の議題】
Q:細野大臣に二つ質問する。先ず、この会見の位置付けに関してだが、4月25日の最初の会見の冒頭で、この会見の目的について原則を二つ宣言している。その1つが、「各機関がここに集まる事で情報の一元化し、情報の精度を高める事。」もう一つが「原則として全ての情報を公開する事。」このことをおっしゃった。

最近の傾向だが、東京電力のほうに例えばライブカメラの増設を要望することがあり、節電関係では発電量の発電書ごと、電源部門ごとの内訳を要求する事があったが、両方ともセキュリティ上の理由、あるいは当社にとって重要な情報ということを理由にして情報の開示を拒否されている。

これが本当にどうやっても大手に出すことが出来ない情報なのかどうか。東電が情報開示を拒んだ場合には、政府が必ず精査してその内容を個々で報告するようにお願いしたいと思う。どうしても公表できないという情報以外は公表できる情報だと考えている。

それと合わせて細野大臣が以前、要望が多い少ないと言うことを情報開示のするしないと言うことでおっしゃったことがあったが、情報を公開する事に反対する記者はいないので、個々で1つ要望が出れば全員が情報を出すことに賛同していると考えて頂ければと思う。以上が要望だ。

細野大臣
A:情報公開についてだが、この間も東電の公開の考え方と政府の情報公開の考え方というのをそれぞれケースバイケースでいろんな問題があった場合には、政府としてはこれは公開したほうが良いのではないかということは言ったりして公開を進めてきたという経緯がある。

ですから、そこはすいません、ライブカメラと節電の話は、私、最近、会見の方に出ていないものですから、個別に判断するだけの材料はないのだが、個別の皆さんのご質問ごとにこれは公開してもいいのではないかというようなことは東電にも必要に応じて言っていきたいと思っている。

>回答する記者団 佐藤:
すみません、必要に応じてではなく、東電が開示を拒んだ場合は、必ずそういう手続きをとるように変えてもらえないか?

>細野大臣:
そこは先程の公開の希望の数と実際に公開するかどうかのバランスの問題だという話をしたと言うことに関係するが、もちろん、できるだけ公開すべきだと思うが、例えば公開することによって発生するいろんな、例えば人的な手間や、それにかかる時間であるとか、そういったものはどうしても考慮せざるをえない所がある。それは政府もそうだ。

# それだすなら、プライバシーに関わる問題とか、要求されれば何から何まで公開するということにはならないと説明すればいいじゃない。

ですから、これは登園公開すべきだというものは、それだけの時間をかけて公開をするし、ただ、それがほんとに関心としては個人的な関心で、一般のみなさんにとって全く関心のないことであれば、それはちょっと時間がかかりますとか、今はちょっと待って下さいということはあり得る。

ですから、そこは数が多いから公開して、数が少ないから公開しないということで申し上げるつもりはないが、公開するに値する情報かどうかというのは、しっかり精査をした上でできるだけ公開に応じていく、そういう考え方にたって判断していきたいと思う。

>回答する記者団 佐藤:
ありがとうございます。それに関連してだが、東電が説明する理由というのが 本当にそうなのかということに疑問を持っておりまして、セキュリティ上の理由ということを上げれば、かなりのものも通ってしまう様にも思えるので、そういうような説明があったときには、本当にそうなのか、ちゃんと別の目でチェックしてもらうことが大切だと思っている。

>細野大臣:
はい。わかりました。それは心がけるようにする。

回答する記者団 - 佐藤 【その他の議題】
Q:原子力対策本部長の感首相や原子力経済担当大臣の海江田大臣、このお二人はこちらの会見場には、一度も今後いらっしゃることはないと言うことか?もし、予定があるようであれば教えて欲しい。次の原子力対策本部長、恐らく次の首相と思うが、こちらの会見に出席されることがあるのかどうか教えて欲しい。

細野大臣
A:会見にも一定の役割分担が必要ではないかと思っている。海江田大臣の場合は、経済産業省で閣議後、ほぼ必ず会見に応じていますし、総理の場合には総理からこの場面はきちっと会見に答えるべきだという判断をしている場合に公開に応じている。

この東郷会見の目的というのは、むしろ代表者が出てきて見解を述べるというよりは、できるだけ日常的な動きの中で事実に基づく情報公開というのをできるだけ頻繁に行っていくという、そういう趣旨でしたので大臣とか、総理とかを引っ張り出してくるということ自体が目的だと言うことは当初から思っていなかった。

ですからそこは、ちょっと役割分担として考えていただいて、ここは実務的な話で日常的な情報をできるだけ しっかりと皆さんに提供するという役割と考えて頂いて、例えば今日でも、厚生労働省、農林水産省、水産庁もきているが、そういう食品に関しては、これで完璧に答えられるという陣容になっているので、そいう言う記者会見がこの統合会見というふうにお考えいただければ大変幸いだ。

>回答する記者団 佐藤:
ありがとうございます。農水省の方はまだこの会見にいるのか?長くなりそうなら、後でも質問は後でも構わないが。何時ぐらいまでいるか?

>経産省 保安院 司会者:
今質問してもらって結構だ。

# この時、細野大臣、退席まで残り20分。細野大臣最後の会見となるかもしれないのに、何を考えているのか、この経産省 保安院 司会者。本当にいいのかという再三の確認を無視して、本性むき出しの浅ましい大手メディア記者から怒号が。

回答する記者団 - 佐藤 【モニタリング - 食品】
Q:農水省に聞く。農水省のホームページに 農産物に含まれる放射性セシウム濃度の検出結果という物が公開されていて、誰でも見る事が出来る状態になっているが、NDの場合に検出限界値が明示されていない。なぜ明示されていないのか教えて頂けるか?場合によっては明示されているケースもあるので、やろうと思えば出せる物かと思うが。

農水省 雨宮 宏司 / 水産庁 次長 宮原 正典
A:>農林水産省 - 生産局担当審議官 雨宮 宏司:検出限界値についてだが、農林省のホームページに載せさせていただいているのは、基本的にはモニタリングの結果というのは 県のほうが公表しており、それを厚生労働省が一元的にデータを集約している。

これを我々の方は厚労省からデータを引っ張り、できるだけビジュアルに消費者や農家の皆さんにわかりやすいような形で提供したいということで、このデータを作っている。そういう意味で厚労省のデータをそのまま引っ張っているということでご理解いただければと思う。

# とどのつまり、厚労省がそうなっているから知らないと。

>回答する記者団 佐藤:
わかりました。検出限界を示すことはそんなに難しいことでもないし、手法的な部分だと思うので検討をお願いする。

>農林水産省 - 水産庁 次長 宮原 正典:
水産庁から補足だ。今申し上げたとおり、分析機関が違うので 検出限界が違っている可能性がある。そこまで確認できていない。ごめんなさい。水産庁でやってる水産総合研究センターというところでやってるデータは見ていただくとわかるが、これは1Bq/kg だと考えていただければいいと思う。

# そこは国が指導するところだろうが。何やってるの? 検出を避けて意図的、というか故意に検出限界値を上げるケースを考えて、国がしっかりと指導すべきだろう。国の無能ぶりが次々に露呈する会見。

できれば他の県などそれぞれの担当部署に聞けば、それは公開情報だからわかると思うが、先程、雨宮審議官から申し上げたとおり、ユーザーの、まぁ、利便のために、いろんな所で測っているものをまとめて出してあげるということなんで、なかなか統一的に説明ができないということはご容赦いただければと思う。

>回答する記者団 佐藤:
わかりました。

# わかりましたって、丸め込まれてる・・・明らかにおかしいじゃん。水産庁のその言い分は。水産庁のページは悲惨。海藻類なんて全く検査結果が更新されていない。ろくに検査もされず、市場に流通しているこの現実。関西でも千葉産の海藻類が販売されている。とてもじゃないが買えない。

回答する記者団 - 佐藤 【モニタリング - 食品】
Q:牛乳や卵など乳製品の実測値をみると低い値が続いているのではないかと思っている。例えば、今、200Bq/kg という暫定基準になっているが、これを早いうちに 500Bq/kg や 50Bq/kg まで下げる事が出来るのではないかと思うが、そのことについてどのように考えているか?特に乳製品や卵は、子供にとっては大切な物だし、高級食でも使われる頻度が高いかと思う。

厚生労働省 森口
A:規制値をもっと厳しいものに出来るのではないかという質問だが、今回の暫定規制値は食品、飲食摂取制限の規制値、原子力安全委員会が定めたものをそのまま引っ張ってきた。

食品安全基本法第11条で、食品衛生法の規制を定める時には、食品安全委員会に政策ごとにリスク評価、食品健康影響評価を受けなければならないと定められているが、今回、事故を受けてそういう評価を受けている暇がないと言うことで、暫定規制値として3月17日に定めさせて頂いたものだ。

で、その場合には措置後速やかに評価を受けなければならないということになっているので3月20日、日曜日だったと思うが、3連休の中日に評価をお願いし、今、その評価結果を待っているところという状況だ。ただ、元々の指標自体は飲食摂取制限をするかどうか、検討を開始する指標と、この数値からすぐに危ないという意味ではなく作られているものだ。

# 3月20日に出して、8月29日現在も評価待ち。スピード感がすごい。その間も汚染された学校給食を食べ続ける子供たち。

評価結果は食品安全委員会の評価結果は出ていないが、緊急取りまとめということで、緊急の意見、コメントを頂いており、それが3月29日に頂いているが、その中では、現在の暫定規制値は相当安全側のサイドに立った数値になっているというコメントを頂いている。

この見直しだが、現在、食品安全委員会のほうで評価書案が取りまとめられて、パブリックコメントが先週、27日で終了したということで、9月中には食品安全委員会からの評価結果が出てくるんだろうなぁと思っている。

それが出てきたら、今回の暫定規制値は先ほど説明したように、ヨウ素は等価線量で 50mSv、実効線量で2mSv/y 、それから放射性セシウムは 5mSv/y というベースになっているが、どれぐらいの数値で作るべきか示されれば、私どもの薬事食品衛生審議会の方に諮り、また、文科省にある放射線審議会の方にも、最後、基準の斉一性のチェックと言うことで、そちらにも諮らないといけないが、速やかに続きを進めて行きたいと言うふうに思っている。

# 後10分あまりで大臣退席。長々続く厚労省の答弁と、大臣質問優先すべきじゃないのかという、再三にわたる記者の指摘を無視する無能な経産省 保安院司会者に対して怒号が。ここで次の記者が大臣質問。回答する記者団 佐藤記者の質疑は中断。


http://ustre.am/_197Hp:PUo 00:41:15 ~ 東電
NPJ & 吉本 - おしどり 【モニタリング - 食品】★8月17日 統合会見の宿題
Q:【宿題 8/17 統合会見】ロードマップの7ページだが、農畜産業等、という所のに関して、以前から質問しているが、出荷制限を受けた野菜について農水省に確認したところ、処分方法が自治体に任せるという回答のみであり、その先が得られなかった。結局出荷制限を受けた野菜はどのように処分されたのか?http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/110817d.pdf

農水省 雨宮 宏司: 【宿題 回答】補足だが、8月17日の統合化意見で宿題を頂いているようなので回答させていただく。野菜の出荷制限をうけた野菜の廃棄だ。現在は避難区域を除いてほとんど出荷制限解除になっているが、対象となった野菜については、5月27日までに福島県の中通り、浜通りの一部地域を除いて焼却棟による一般廃棄物としての処分を可能にしている。


これは環境省による災害廃棄物処理の取扱方針に則ってやらせて頂いている。それから、未確定だった地域、中通り、浜通りの地域についても 7月18日には、がれき等の処理方法に準拠して集じん装置を備えた焼却施設で償却を可能にするという形で、現在、出荷制限、保管されていたものは全て廃棄が可能という形になっている。以上。

# セシウム汚染された土壌で栽培された野菜の全てが出荷制限解除、高すぎる暫定基準値を少しでも下回れば出荷して良いと、既に問題が収束しているような扱い。信じられない。自分の身は自分で守るしか無い。国は経済活動、利益が最優先という視線は何も変わっていない。環境省が定めた方針も従来、ドラム缶に入れて保管しなければならないような放射能廃棄物を一般焼却処分して構わないというとんでもない方針を打ち出している。その指針に則って、高濃度汚染された事故直後の野菜を処分しているということ。結局、直ちに人体に影響がでなければ 何しても構わないんだ、という国のこれまでの方針。いや、環境省がそういったから → 環境省は原子力安全委員会がそういってるから → 原子力安全委員会は、いやいや ICRP 勧告にそうかいてあるから、と責任をたらい回しにしたあげく、結果、ICRPが悪い、野党から政府が問題知りつつ放置したからと利権争いの道具にされ、政権選んだのは国民だから国民が悪いよね。税金使うの当たり前だよね。政治家、官僚のその発言に納得する、自分で物事考える力さえ退化した哀れな日本人。


http://ustre.am/_197Hp:PIr 00:45:35 ~ 細野大臣
ファクター - 宮島 【モニタリング - 環境】
Q:細野大臣に聞く。大臣がこの間、8回 福島に行かれて、それはすばらしいと私は思っているが、最後の訪問で一応、除線の関係でチームを立ち上げたと。この間、園田政務官に伺ったが、その時は20人前後というか、体制についてよく分らなかった。この問題を国がやると26日に法律も通った訳だが、どういう規模で除線を行っていこうと思っているのか?

細野大臣
A:福島は多分10回以上行っていると思う。毎週行きましたし、Week Day に入った日もあるので、行って現地でいろんな声を聞くというのが、いろんな政策に生かせると言うのを身をもって経験をしたので、それ自体は十分だったとは断言できないが、行ったこと自体はプラスに働いたのではないかと自負している。

除線の人的の規模だが、ちょっと今、手元に全てのデータを持っている訳ではないが、原子力研究開発機構(JAEA)が かなり人を送っており、これは40から50人の規模で既に送っており活動している。

それに加えて今回環境省が福島事務所を作るということになっているものだから、今は、おそらくですね、え~、10名前後の規模だと思うが、それを更に拡大をするという方向で環境省と 原子力研究開発機構(JAEA)と、更には生活支援チーム3つが連携する形で実施をすると言うことになる。

ファクター - 宮島 【モニタリング - 環境】
Q:国が行う除線について、ある報道では(国の除線チームが)100名という数字が出ていて、その事務所が作られるのは福島市内で、尚かつ、来年1月からと報じられている。

法律が成立したら即日、私に言わせれば福島ではなくて、原場町かどこかの合同宿舎にちゃんとそういう物を作るぐらいのことを即しないと、とても現地の人は納得しないと思うが。除線のスピード感はどのような感じで行って行くのか?あるいは次の政権にどう引き継いで行かれるのか伺いたい。

細野大臣
A:除染も地域によってやり方があるとか、具体的な手法なんかもおそらく変わってくるだろうと言う風に見ており、例えば高線量の 10km 以内でやれることと、福島市や伊達市のように生活をされている中でどう下げていくのか、これは自ずと方法は違うわけだ。

今は、どちらかというと手法を検討している段階だから、現地に行ってとにかく大規模でやるというよりは、いろんな情報をとって どのやり方がいいのだろうかということを検討しており、その意味では分散化するよりは、今はできるだけ近くで全員で検討して手法を見出すという、この事のほうが重要なことではないかという気がしている。

後は この動きを見る中でもう少し現場に近いところで、何らかの機能を作ったほうがいいのではないのかという時期が、除線の場合は必ずくるので、しかるべき時期にそういう事務所をどっかに設けるということであれば、判断していくと言うことが大事ではないかと思う。

スピードについてだが、当面、強く指示をしているのは、避難区域、避難地域の中、及び一部かかっている市町村が、12~13、それぐらいある。そのすべての市町村でモデル事業をやってみようと。

# 雇用対策として現地住民を除線活動に参加させる一石二鳥を目論む国。地域住民に被曝を強要し、住民に対する賠償さえなかった事にしようとする国。あり得ない。無理やり被害の地域を局所的に留めることしか頭にない。

その市町村の中には警戒区域内というところもあれば、計画的避難区域というところもあれば、準備区域だけにかかっているところなど、いろんな所があるが、そのすべての市町村でモデル事業をやって、そして、それをどう面的に拡大するのかということをやってみたいと思っている。

もうまもなく9月がやってくるが、出来れば9月中にはそれぞれの地域を決めて、9月中に全てスタートするのは正直難しいかもしれないが、それぐらいのスピード感でやると。10月には、もう、あちこちで始められるぐらいのスピード感でやるとというそういう強い指示を私から出している。

これは先週立ち上げて、その前の週あたりから 具体的に支持を出したりして動き出している件だが、私の大臣の最後の仕事として、とにかく馬力を入れて先週取り組んだところだ。私の役割は明日までだから、明日も再度、どういう状況になっているのか ということを質問頂いたのでしっかり確認したいと思う。

>ファクター宮島:
それでは 環境省の事務所が現地にできるのが1月からというのは間違いか?要するに法律が 今月26日に通って、なぜ来年事務所を作るのか?全然理解不能だが、そういうところの調整は、私はやや、役人のサボタージュではないかと思っている。

やらなくてはいけないことが分かっている訳だから、法律が通って予算が通ったら政治主導で事務所をさっさと現地に作ってやるのが当たり前であって、それが 例えば新聞なんかに来年の1月に事務所が立ち上がるという報道されていて、現地の人が大臣に帰れないと言われて納得するわけがない。

ここにこんなに大勢集まってないで、役人も現地に行かれたらいいと思うが。私には全然理解出来ないが、環境省の事務所は何時できるのか?

>細野大臣:
あのぉ、環境省の事務所自身は 何時できるのかは正確に全て把握している訳ではないが、おそらく、法律が施工されるタイミングでということが議論されているのではないかと思う。

法律はたしかに通ったが、例えばそれについての様々な政令を作って具体的にどうやるのかということで言うのであれば、若干時間はかかりますから。そこは、正式な事務所の立ち上げというのは、一定の時間を置いてからということになるのかもしれない。

ただ、宮島さん、ここは是非分かって頂きたい。環境省は相当、今回 本腰入ってます。私もチーム長も環境省にやってもらいたいと言うことで人を出してもらったし、これまでは環境の担当部署がフル回転しているとい感じだったが、今は原子力に対して相当担当するという意識を強く持ってますから、他の担当部署から更には地方の担当者を寄せて、それを原子力発電所の問題であるとか、福島の問題に充当するような形でやりだしている。

ですから、福島に人を送った分も含めて事務所が立ち上がらないから環境省が関わらないと言う事ではなくて、オフサイトセンターがありますから。そこにしっかり環境省が出て行って、人を出してやるという体制にはなっているので、サボっているとことではない。私はそう見ている。そこは私も、とにかく環境省がこれはやって貰わな いかんと言う事で、しっかりフォローはしていきたいと思っている。


http://ustre.am/_197Hp:PIs 00:53:00 ~ 細野大臣
読売新聞 - 吉田 【プラント関連】
Q:細野大臣に聞く。冷却についてお聞きしたい。当所、冠水を目指していたが、その後、格納容器に穴が開いていて断念せざるを得なかった、方針転換せざるを得なかったが、その時にどういうふうに受け止められたか?米国から冠水が有力であるという事も聞いていたと思うが、当時の心境と、それから結局冠水から循環注水にいくまで、どのような経緯を辿って決定したのか?

細野大臣
A:ある日 突然、冠水から循環注水冷却に切り替えたということではない。はじめから冠水で RHR で冷却するという仕組みは検討していたが、それを大循環でやるという方法は考えてはいたので、それを巡回中水冷却とある時から命名をしたわけだ。

その前から第循環による水を戻すというやり方自体は考えていた。ですから、いくつか選択肢があった中で冠水による方法をある地点で当面は無理だということで、当面の期間ということで言えば、断念をしたというのが正確な経緯だ。

冠水についてもいろんな議論が確かにあった。諸外国からも様々な意見があったし、日本の専門家の中でも冠水については評価が確かに分かれていた部分があった訳だ。

ただ、特に初期の段階、4月~5月ぐらいにかけては燃料がもう一回温まるというリスクも、やはり気にせざるを得ない状況になりましたから、そういうリスクを考えれば、冠水しておけばほとんどそういうリスクがない訳だから、一番望ましいのはその方法ではないかという議論をしていた記憶を持っている。

ですから、何か冠水を断念して突然、循環注水冷却が出てきたので何か、ほんとに大変なことが起こって、ある時からガラっと変わったというよりは、徐々にそういう議論を通じて、この方法でいこうと言うことになって来たものと承知している。

読売新聞 - 吉田 【プラント関連】
Q:循環注水を始めた頃、不安を抱えてのスタートだとおっしゃっていたが、現在の心境はどういうふうにお考えか?

細野大臣
A:今の循環注水冷却だが、サリーが動き出してだいぶ安定してきたというそういう印象を持っている。ただ、やはり、ある程度滞留水が下がってきて注水量を調整しながらどこまで原子炉の中の温度が下がるのかという、これをやはりやってみない限り、冷温停止というものの具体的なプロセスは見えてこないから、その意味では道半ばだ。

# 言ってることがむちゃくちゃ。そういう状況で、なぜ、経産省 保安院の 1F の耐震評価が、同じ地震が津波が来ても問題ないということになるのか。住民が戻っても大丈夫だと分析結果を公表するのか?そんな支離滅裂なことで、納得させられると思っているのか?原発維持、ベストミックス主張する野田政権。お先真っ暗。

ですから、冷却というのは滞留水の処理と今や表裏一体の関係にありますから、そこをうまく、まぁ、水を処理をしながら冷却をしていくという仕組みを完成できるまでは、今、第二ステップに入っているが、とても安心できる状況ではないと考えている。

# なのにステップ2会見の時に住民帰還に向けて、同じ規模の地震、津波が来ても問題ないと発表。開いた口がふさがらない。コロコロということが変わる細野豪志。


http://ustre.am/_197Hp:PIt 00:56:30 ~ 細野大臣
NHK - 山崎 【モニタリング - 環境】
Q:福島県内に(放射能汚染廃棄物の)中間貯蔵庫をということで総理からも発言があった。それについて細野大臣の見解と今後の課題等をすこし教えて欲しい。

細野大臣
A:この問題は一月程、相当悩んだ。というのは福島に中間貯蔵というのは、これだけシビアな状況になっている皆さんに、更に重荷を押し付けることになり兼ねないので、そういったことを言い出すべきかどうかについて、相当悩んだ。

# おいおい。つい最近まで 福島だけでなく広く都道府県で負担を分担すべきだと、各都道府県で分担して汚染瓦礫を処分すべきだと発言していたじゃないか。

ただ、菅総理の判断も、そいういう厳しいこともやはりお伝えすべき時は、しっかりと伝えなければならないだろうということがあって週末のああいう形での会談になったという経緯だ。

# 菅総理の判断が正しい。かわいそうだから全国に負担を分担、汚染を広げて拡散させるという発想は、あまりにも稚拙というか、短絡的というか、問題はそこではないだろうと。

なぜ、そういうふうになったかというと、これは、あの、除線と言うものにある訳だ。除線がなされないと福島の皆さんがなかなかもとに戻ることができないというのは、紛れも無い事実だ。ただ、除線をするには物理的に土を剥がないといけないので、どうしても大量の廃棄物が出ると。

# その問題も 3月、4月の段階で指摘されていた国。にも関わらず、文科省は土壌モニタリングを意図的に過小評価し、汚染の実態を伝えなかった。結果、田畑は 耕され、表土を剥いで 対応することもできなくなった。汚染されれた東北の野菜を消費することになった。紛れも無い人災。原子力の既得権益を守るために行われた犯罪行為に等しい人災。抜け抜けとよく言える。

どうしてもそこは、仮置きをしなければならない。今、仮置き場をそれぞれの市町村に是非、作ってもらいたい、国が資金面でも技術面でも全面的に協力をするので、是非お願いしたいということでやっているが、なかなか、市町村の理解が得られなかったり、市町村はやろうとしてくれているが、いざ作るとなると、その場所の近隣の皆さんに理解を得られないという状況になっている。

それもまぁ、ほんとに地域の皆さんの気持ちを考えれば、えー、無理無からんと所がありまして、一次本と言いながらいつまでも置いとくのではないかとそういう話がある訳だ。

ですから、その先に中間貯蔵というのがあって、そこにやがては、これぐらいの時期には持って行きますから、一時的な保管をしてくださいということを申し上げない限り、この一時保管すら なかなかままならないというのが、今、福島県の状況だ。

そこで、一時保管も県外に作るというのもひとつの考え方ではあるが、これだけ大量に出ている以上、どんどん、あるところに運び出すということ自体が、大変な作業になってくるし、いろんなリスクを抱えるので、どうしても圏内で何らかの形で考えていかざるをえない、そういう、延々とこの議論を政府の中で、極めて限られた議論の中で行って来たというのが、実態だ。

ただ、こういった事が必要だということは認めざるを得ないにしても、政府が一方的にここに作ろうとか、こういうふうに作ろうとか、言うことは、それこそ迷惑をかけている我々が、そんなことを言う訳にはいかないから、おおよその考え方が我々なの中で整理ができた地点で、先ずお伝えをして、その中からは、対話をしっかりやって協議をしながら合意ができたもののみ実行できるということで、まさに それに入らせて頂きたい、これが現状だ。

菅総理も本当に、最後に、あのぉ、苦しい苦しい話だったので、新しい体制でということももちろん選択肢としてあった訳だが、新しい体制になって担当者が変わって総理も変わって、この問題にどれぐらい直面して判断できるかということを考えれば、また、それこそ何ヶ月か伸びる可能性があったので、それはやはり、避けるべきだろうということで、総理自身が判断された と言うことだ。

NHK - 山崎 【その他の議題】
Q:本日、最後の統合会見ということで、この未曾有の原子力災害、陣頭指揮をされて数ヶ月、ご自分で出来たこと、そして何が出来なかったか?出来ないというと言いにくいと思うので、今後、次の担当の方につなぐために民主党として、どういうところがなかなか難しくて、こういうやり方をもう少し改善していけば、更に対策、対応等がとりやすくなるのではないだろうかなど、プラント、そして県民への対応がより理解されて、対応がうまくいくのではないかと思えるところ、ご自身の経験からお伺いしたい。

細野大臣
A:これからの課題ということだが、まぁ、多くの課題は残っているので、今の段階で胸を張って、これが出来ましたというつもりはありません。むしろ出来なかったこと、課題のほうが私の中では非常に残っている。ステップ1はなんとか実行できたが、ステップ2に向かっての確実な道筋が本当にしっかり見えているかというと、まだ幾つか課題がある。

そこを やはり、しっかりやり遂げるというのが、政府の当面の最大のおそらく役割だろうと思っている。もう一つ、やはり積み残した課題としては、中期的、長期的な対応というのは、これから求められることになる訳だが、それをこの体制で出来るかどうか。

東電が事業者としてやって、政府が全面的にバックアップをして一緒にロードマップを作る、おそらく、第一ステップから第二ステップまではそれでいいと思うが、中期的な対応をするときに 国の関与は如何にあるべきか、どういう体制でやるべきなのか、ここもこれまで私も相当悩んでいたところだが、まだ、結論が出ていない。そこがおそらく、中期的な課題を解決する上では非常に重要な判断になってくるのではないかと思っている。


http://ustre.am/_197Hp:PIv 01:02:40 ~ 細野大臣
読売新聞 - 渡辺 【プラント関連】
Q:細野大臣に聞く。産経新聞の 8月26日づけの朝刊に、1号機の海水注入についての話が出ており、その中で細野さん(当時 補佐官)が吉田さん(1F の所長)に電話で首相の了解が得られるまで作業をやめろと伝えたという下りがあるが、これが事実なのか?事実であれば、何時ぐらいに細野さんは何処にいてどういう事を伝えられたのか教えて欲しい。

細野大臣
A:産経の一面の記事ですよね。私もそれは読んだ。事実ではない。当時は海水注入の時期であり、官邸に居りましたので、官邸の5階の総理の部屋の隣に詰めていたり、総理室に入って いろんな調整をしていたり、ということでやっていたが、産経新聞に出ているあの記事の事実は全くの事実無根だ。

これはみなさんにも何度か申し上げたことだが、これは大きな事故ですし、歴史的に検証が必要なので、事実であった事を無いというつもりは私にはない。ですから率直に質問されれば、全てまだ説明し尽くしていない所があるが、事実はすべて答える。

当時、吉田所長とは、時々電話で話していたが、私が吉田所長と話していたのはただひとつ。現場の状況がわからない時に「本当の所、そうなっているんですか?」ということをどうしても聞かなければならなかった場面で、何度か電話したことがあった。それ以外のことは一切やっていない。

産経の生地に出ているのは、なにか私が総理の意向を持って直接支持したというような記述になっていたと思うが、そういうことをすると指揮系統が混乱するから。それそこそ、政府と東電が官邸でやり取りをしていた訳だから、東電の役員も来ていたわけで、それを無視して頭越しに、私が現場に支持をするようなことは混乱のもとだ。これはやらないということを自分で決めていたので、やっていない。

その記事はどういう情報に基づくものなのか分からないが、全く事実に反しているので、そのことは私の方から伝えてある。


http://ustre.am/_197Hp:PIw 01:05:00 ~ 細野大臣
ニコニコ動画 - 七尾 【プラント関連】
Q:本日午前、東電が福島第二原発4号機の原子炉格納容器の扉を開放したと。作業員が入り、これから点検を始めるとのことだ。3.11以降、格納容器内に人が入るというのは 初めてだが、この件について大臣の見解をお願いする。

細野大臣
A:午前中の事は、うちの党内のいろんな事がまさに佳境を迎えており、その事実を存じあげないので。お答えできない。申し訳ない。

>ニコニコ動画 七尾:
分りました。それはなしで。

# 総裁選を明日に控えて慌ただしい。

ニコニコ動画 - 七尾 【モニタリング - 環境】
Q:先程の質問に関連してくるが、居住禁止区域が長期化される訳だが、新聞報道でもあったが 除線をする前から長期化するという発言をされたというのは、ある意味、深刻だという感じがする。この点についての政府の見解と工程表への影響についての見解をお願いする。

細野大臣
A:先ず工程表だが、工程表に直接的な影響はないと考えている。むしろ、プラントの方のロードマップはできるだけ前倒しを実行することで帰れる可能性がある方、帰れる時期というのが出来るだけ前倒しを、、帰れる可能性のある方が増え、そして、ロードマップが前倒しできれば、早く帰れる方増えるということなので、そういう関係だと思っている。

プラントの方のロードマップが原因で、除線や更には帰還ができるかどうかといのは結果の方ですから、そういう因果関係であるというふうに考えている。後は、なぜ、そういう事を言ったのかと言う事だが、もちろん除線をして帰れる皆さんの時期をできるだけ速くする努力はする。

ただ、例えば、10年とか20年という、まぁ、そういう、ほっとけば期間になってしまうのが、なかなか1年にはならない訳だ。で、なにかこう、半年とか1年で帰れそうなことを言っていて、生活に対する抜本的な対策が打てないとすれば、それはやはり誠実な対応とは言えないだろうと考えた訳だ。

ですから 10年のものをどれぐらい前倒しできるのかやってみるが、数年はやはり皆さんにご苦労おかけせざるを得ないと。ならば、それにちゃんと見合っただけの償いができるような体制を取ろうという事であえて厳しいデータでしたが、大凡の目安も公表したという経緯だ。

ニコニコ動画 - 七尾 【その他の議題】
Q:普段はこういうことは聞かないが、大臣は事故当初から原発事故について最前線で働いてきた訳だ。最終的には、原子力安全庁の道筋を付けられた訳だが、こういう仕事はやはり信頼関係がより大事であり、知見の蓄積も非常に大事だと思う。

もし、引き続き、野田さんから引き続き対応してくれという要請があったら、この時にはどういう対応を図られるお考えか。

細野大臣
A:人事は全て総理がお決めになる事だし、大臣というのは本当に重いポストですから、そこは総理地震が判断されるものと思う。私はこの1週間、2週間、かなり、ここまではやろうということで自分で自分に宿題を課して走ってきた。

それは 29日から 30日にかけて人事が刷新されるということを前提に、ここまで出区切りをつけて、渡せるものはそのまま渡そうと、いうことでやってきた。そこは、それこそ、だらだらと自分の中で抱えるということではなく、決着をつけたものは決着をつけたと。積み残したものは積み残したという形で次に渡せるようにしているので、その覚悟でいる。

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■質疑(厚労省・農水省)

http://ustre.am/_197Hp:PIx 01:11:05 ~ 厚労省 森口・農水省 天宮
http://ustre.am/_197Qt:PIy (後半)
NHK - 石川 【モニタリング - 食品】
Q:厚生省の方に質問する。先程のお答えからすると暫定基準というのは食品安全委員会の決定を経ていないという事での暫定基準であって、出来る限り速やかに正式な基準値を定めると言うことで理解して良いか?

厚生労働省 森口
A:暫定の意味はご質問通りで理解していただければ結構だ。正式な規制値ではない。評価を受けて法律に基づく手続きを言えば、先ほど説明したように、食品安全基本法に基づいて食品安全委員会の評価を受けて、それに基づいて厚労省の方で規制値を定めるというのが手続きだ。

例えば、残留農薬なんかでも暫定規制値という形で今作っているものもあるので、同じ並びで理解していだければと。

NHK - 石川 【モニタリング - 食品】
Q:厚生労働省に聞く。生涯で内部、外部合わせて 100mSv と言うことになると、かなり今の物よりも厳しくしなければならないと思うが、そういう理解で良いか?

厚生労働省 森口
A:最終的にパブリックコメント受けた報告書が出ていない。パブリックコメントにかかった報告書では生涯100mSv/y 、それはあの、商品安全委員会の報告自体は食品からのという感じになっているが、質疑等で外部被曝を含めた線量として捉えることが可能というような発言もあるので、そのへんはどういう形で最終的な報告書で整理されてくるのか、

もし、外部被曝を含めてということになれば、これは厚労省だけではなかなか判断できないことになるので、関係省庁と協議する、どういう場がいいのか、原子力災害対策本部がいいのか、先週ですか?内閣官房に放射線物質汚染対策室というのが立ち上がったので、そういうところで協議するのがいいのか、

まぁちょっとその辺、どういう手続きでやっていくのか分からないが、そういう協議を踏まえて考えいていく。で、どれぐらいを食品として考えるのかというのを考えていかなければいけない。今の地点でどういう、厳しくなるのか、そこまではちょっと申し上げられない。

ただ、あの、食品安全委員会も報告発表の際に、当面、今の暫定規制値を維持しても差し支えないようなことをワーキンググループの座長なんかも言っているので、えー、どういうふうにするかは、最終的な報告書を受けて検討していきたい。

>NHK 石川:
暫定基準値についてだが、諸外国、例えばウクライナやベラルーシを調べてみるとかなり日本よりは厳しくなっているという事実があるわけだが、日本としても、つまり 食の安全ということを考えると、むしろ厳しくしておいたほうが消費者にとっても、あるいは生産者にとっても風評被害というようなものを少なくするのではないかと。逆に厳しくしたほうが という感じがするが、この点についてはどうか?

>厚労省 森口:
あのぉ、、放射能の規制値は(笑)あの、少なければ少ないほど良いのかも知れないが(笑)安心だけで不必要に厳しくする必要はない。

もちろん、安心も考えなければいけないが、安全衛生規制なので先ず最初にベースにあって数字を考えて、この数字でどいう言う意味なのかというのは、しっかりリスクコミュニケーションをしていく必要があるものと思っている。

# その安全という元々も根拠となる数値がヨーロッパ諸国から過小評価を指摘されている ICRP 勧告からわざわざ引っ張り出してきている。その根底が既におかしい。それを根拠に安全だと主張する国の姿勢。深刻な汚染を隠蔽し、経済的な損失を国民の生命で補おうとする国。

で、各国の規制値との横並びで言えば、それぞれの国の食品の供給事情とか、生産事情とかいろいろあるだろうから、そういうのを踏まえて、我が国の食品の消費、既知食料等、踏まえて、そこはしっかり検討していきたいと思うが。

# 結局そこかよ。よそはよそ。うちはうち。経済事情は国によって違うんだよと。いいのか。こんな国で。

NHK - 石川 【モニタリング - 食品】
Q:厚生労働省に聞く。今後、いつ頃、暫定基準値ではなく、正式な基準値が定められるのか?

厚生労働省 森口
A:時期も報告書が(食品安全委員会から)何時出るのか、9月中に出るのではないかと期待してるが(笑)、それもちょっと不確定なので、それもちょっと、まぁ、できるだけ早くやりたいというふうには思っているが、何時というのは、今、明言できないと思っている。

# 笑いながら答弁する 厚労省 森口ドコモダケ。緊張感まるでなし。誰も責任を追わない仕組みの中で生きる官僚は社会常識を知らないクズばかり。出荷制限を一切しないで摂取した場合に、どのようなバランスになるか、それを見定めているだけであって、規制値が決まったことによって何かが大きく変わるということを期待すると地獄に叩き落されるような結末になると予感。直ちに健康に影響が出る問題でなければ、それでいいという、放射能に対する関心が希薄であることを加味した議論。

NHK - 石川 【モニタリング - 食品】
Q:農林水産省の天宮さんに聞く。我が社のほうにいろいろ消費者の方から質問が寄せられる。特に牛乳についての質問が多い。今、確か 牛乳については 原乳の集積所で検査して基準値を上回っていないと言うことで各メーカーに運ばれると。

そこで安全が担保されるというふうに理解しているが、消費者の方からは、やはりメーカーでも検査して欲しいとか、あるいは実際に小売りに回される前にも検査して欲しいという超えも寄せられている。農林水産省としては、そういう声に対してどのように答えられるのか?

各メーカーに聞いても原乳の安全は担保されているから、それぞれのメーカーでは検査するつもりはないという答えが一般的なようだが、農林水産省としては メーカーに対してそういう検査は必要ないという指示を出しているというような事はあるか?

農水省 雨宮 宏司
A:えー、生乳の検査については、厚生労働省と相談させて頂いて、原子力災害対策本部の方で検査の仕方というのが決まっている。そういう中で牛乳というのは農家さんが搾ったものを集積所の方に、クーラーステーションと呼んでいるが、集積所の方に持っていく、あるいはタンクローリーで集めて持っていく。

そこからメーカーに出荷されて製品になるということで、一番、農家とメーカーの接点になるというか、非常に効率の良い検査ができるということで、現在、そいう言う形になっているということろである。そういうところで安全をしっかり担保していくということが、最も効率的と考えているところだ。

>NHK 石川:
それはよくわかるが、消費者といいますが、いろいろ質問とか来るのを見ていると、それだけで安心できないと言う声もある。

つまり、それは一箇所で安全を担保すると。確かん効率的ということだったが、それをもう2箇所、もう2つ、生産者から消費者に届くまで、今は一箇所の検査で安全を担保と言うことのようだが、それをもう一箇所増やすという考え方はできないものか?

>農水省 雨宮:
まぁ、あのぉ、色々と食品についても、ご案内のようにモニタリングの品目数とか、件数が増えている訳だが、そういう中で検査能力、都道府県が持っている検査器、民間の検査器、こういうものをフル稼働して今現在、モニタリングが行われているので、今のところはこのやり方が精一杯ではないかと思っている。

>NHK 石川:
それはメーカー自身が 自主的にやるとしてもそういうことか?メーカーが自主的に検査を行う分に関しては農水省としても歓迎するということで良いか?

>農水省 雨宮:
まぁ、あのぉ、いろいろと、えー、消費者の方の、あの、不安に答えるために、いろいろな段階で検査をしたいという声もあるし、実際に、あのぉ、検査機器を購入して検査を進められている企業もいるが、我々としては出来るだけ満遍なく主要な食品について、えー、モニタリングをして消費者に安全なものだけが届けられる体制を作りたいと思っているので、まずはそこの所をしっかりと進めていきたいと思っているところだ。

# しどろもどろ。怪しい。

>NHK 石川:
特にメーカーに対して農水省としてはそういうことはするなという指示は出していないという理解で良いか?

>農水省 雨宮:
あのぉ、ちょっと担当課がいないので、そこのところは正確に把握していないが、基本的なスタンスはメーカーさんが行う検査を妨げるということではないと思っている。

# メーカーに対しての国の姿勢は明確に答えない。答えようとしない。NHK 石川解説員の質問の意図は、これまで国は第三者機関が行う調査に対して海洋調査を行わせなかったり、グリーンピースの調査を妨害するような圧力をかけた事が背景にある。ということを肝に銘じておこう。


http://ustre.am/_197Qt:PIz 00:03:40 ~ 厚労省 森口・農水省 天宮・園田政務官
フリーランス - 木野 【モニタリング - 食品】
Q:厚生省がメーカー側に対して自主的な検査をするなという指示は出していないのかという先程のNHK石川解説員の質問に対して、担当課に確認してみないと正確に把握していないという話しがあったが、そのような検査をするなという指示を出していないという可能性も残っていると言うことか?

農水省 雨宮 宏司
A:先ず考えられないと思う。申し訳ない。

# グリーンピースの検査に対して圧力をかけたり、国と同じ過小評価される検査方法と同じ方法で検査しろなど、検査方法を事細かに指示したり、と言うことがこれまでにもあったので、全く信用出来ない。だからこのような質問が NHK石川解説員や木野さんから出る訳。ほんとに酷い国。報じないメディア。

フリーランス - 木野 【モニタリング - 食品】
Q:先ほど(食品の暫定基準について)それぞれの国でそれぞの事情があるというお話があったが、そうすると例えば、日本で諸外国に比べて緩い基準を作る事情というのがどういうものなのかという事を説明いただきたい。

厚生労働省 森口 / 園田政務官
A:>厚労省 森口:あのぉ、日本の基準値をですね。外国と比べて緩くする理由は特にないと思っている。(笑)先ほどの説明がちょっと悪かったかも知れないが。

ベラルーシとか一部の国の規制値の地番厳しいところを拾ってくるという考え方ではなくて、我が国の食品の(?)食料、それから放射線の換算係数、それから内部被曝をいくつに抑えるべきか、そういうことからきちんと検討していきたいと思っているので、特に、あの、(笑)日本を緩くするつもりは考えていない。

>フリー木野:
特に日本で緩くする事情がないのであれば、ある程度、もう少し厳しくするという見方、考え方もあるので案内かと思うが、現状、500Bq/kg という数値は、諸外国と見ても桁が違っているというようなことを考えると、消費者からすると、なぜ、そんなに緩いのかという不安が出てくると思うが。

こうしたものがそのままになることで、そういった風評被害ではないが、食に対する不安感も増すと思うが。そう考えるとある程度、諸外国とのレベルを合わせるというのも考え方としてあると思うが 如何か?

>厚労省 森口:
あのぉ、コーデックスのセシウムの規制値は 1000Bq/kg、それから EU の規制値が一般食品で 1250Bq/kg、米国は 1200Bq/kg、という数字になっているので、えー、まあ、日本の今の 200Bq/kg、500Bq/kg というのは数字的には厳しい数字、側、というか、(笑)特に日本が特に(笑)緩いと言う理解ではないのかな。(笑)

# この 1250Bq/kg と言う値は、欧州原子力共同体で決められた値。このような規模の事故を起こしたのは、チェルノブイリと福島だけだ。事故を経験していない高い値を引っ張ってきて高くないとほざく国。わざわざベラルーシから食品を取り寄せて摂取したか?しないだろう。それを自分たちで積極的に摂取しようとしているんだよ。なぜ、チェルノブイリの教訓を生かさないのか。原発事故を起こしていない国を引き合いに出すのか?チェルノブイリの事故は数名の死者が出ただけだったと国を上げてデマを流す日本政府。

で、最初に説明したように、原子力安全委員会(?)の指標値、なんすか? 設定の仕方が 5mSv/y を各食品カテゴリに1mSv/y ずつ割り振って、えー、成人、幼児、乳児で一番厳しい数値になったものをベースに測っているという形になっている。
http://www.nsc.go.jp/shinsashishin/pdf/history/59-15.pdf P108~

えー、そういう考え方がいいのか、それから例えば CODEX(コーデックス)、米国なんかが食品カテゴリ作らずに一律で規制値作ってますんで、そういうのがいいのか、まぁ、そういったいろいろ、まだ検討する予知はあると思っており、何mSv/y で作るべきだと決まれば、すぐになるべく早く出来るように、考え方の整理は、薬事食品衛生審議会の中でもう検討は進めており、7月12日に行われた放射線対策部会の中で一部そういう課題検討の進め方、公表させていただいているが、なるべく早く正式なものにしたいと。正式な規制値、案を作って、えー、行きたいと思っている。

>フリー木野:
食品衛生部会の方では先程もお話が出ていたが、外部被曝との組み合わせというのは検討されているのか?別の所でこれからということになるのか?

>厚労省 森口:
あのぉ、内部外部、薬事食品衛生審議会は、食品の規制値の検討なので 内部被曝だけしか議論する場所だ。外部被曝との兼ね合いをどれぐらいにするかというのは、薬事食品衛生審議会では議論するのは難しいと思う。

# むちゃくちゃだ。内部被曝は内部被曝で勝手に決める。外部被曝は知らない。ICRP の都合の良い部分、数値だけを引っ張ってきて、日本独自の食品事情がある事を理由に食品毎にいっぱいに割り当てる。端数は安全側に切り捨てることで、厳しさをアピール。まるで刺身皿の分量水増し底上げパックのような見窄らしい詐欺行為。

>フリー木野:
そうした被曝量の総量というのは、例えば月に一度しか行っていないが、モニタリング調整会議のようなところで議論になったりしているのか?それとも内部被曝と外部被曝の組み合わせというのは、全く今、訴状には上がっていない状態なのか?どなたに聞けばいいのか?

>園田政務官:
では私の方からお答えさせていただく。あのぉ、木野さんからは何度かモニタリング調整会議の話を頂いた。あくまでモニタリング調整会議は、それぞれの確証が行っているモニタリングのデータを付きあわせて、そして、そこで情報を共有するという話しをさせて頂いて、どういう方向性を持って行うかということを調整する会議体ということであり、この場で数値の詳細な検討であるとか、どういった考え方に基づいて何をどういう形で抑えていくのか、ということの検討というものはしていない。

従って、おそらく、今後、まぁ、いわば、食品安全委員会から出てくる考え方に基づいて各省が、例えば食品であったら厚生労働省、と言うような形で、それぞれのものに合わせて規制値というものが、今後考えていただくということになるのかなぁ、というふうに思う。

そしてそれを持ち寄って、おそらく内部と外部というものは、最終的には原災本部で取りまとめをすることになるのかどうか、であるが、それはちょっと私の権限では申し上げるわけには行かないので、最終的にどこで判断していくかというのは今後の政府の課題ではないかと思う。

# 長々説明してとどのつまり、何も考えていないと。何も考えていなかったときは必ず無駄に長い説明に。

フリーランス - 木野 【モニタリング - 食品】
Q:(食品の暫定基準について)基準をゆるくする事情はあるとは思うが、一方で基準を厳しくする事で厳しいことに揃える努力をしている企業努力というものもあると思うが、そういった企業努力が基準が緩いことで無になってしまう可能性もあると思うが、その点のバランスというのはどう考えているのか?

# 全くそのとおり。緩くする事情があるなら厳しくする事情もある。特に安心、安全の日本ブランドを守るためには、日本の農業の活路を輸出に見出すのであれば、厳しい規制値は日本の事情としてあってしかるべき。本当に目先の事しか考えられない頭の悪い官僚。社会勉強したらどうか。民間企業に1年努めてしごかれるとかね。

厚生労働省 森口
A:企業努力は今の暫定規制値を目指して企業はされているだろうが、それに更に上乗せしてやってることについて、えー、それに水さすつもりもないし、企業努力を上乗せでやっていくことについては、全然、問題ないと言うふうに、あの、厚生労働省としては思っている。農水省も、たぶん、そのとおりだとお思うが。

# 何故か顔を見合わす森口。答えるまでもない常識的な回答だが、顔をみてアイコンタクトを取る所が、国として常識な問題ではないことを表しているように見える。記者の質問に対して、いちいち鼻で笑う 食品安全部基準審査課 森口 裕。完全に上から目線。人をバカにしているようにしか見えない。

フリーランス - 木野 【モニタリング - 食品】
Q:(食品の暫定基準について)実際に安心と安全ということはあると思うが、現状の基準、暫定という形をずっと続ける、暫定の後に正式な基準がどういった数字になるかというのが まだ見えていないが、その数字が緩くなることで、取り敢えずは消費者にある程度の被曝を覚悟してくれ、というような状況になってしまうように思えるが、その点の認識はいかがか?

厚生労働省 森口
A:★回答せず。質問者も追求せず。

フリーランス - 木野 【モニタリング - 食品】
Q:(食品の暫定基準について)こういった全数検査がどこまで出来るかと言うことはあると思うが、消費者の中には現状、いろいろな添加物もそうだが、表示がきちんとされているので、きちんと全数検査をしてきちんと表示ができて選べるようにというようなことができるようにという声もあると思うが、表示については検討されていないのか?

厚生労働省 森口
A:食品衛生法に基づく表示については消費者庁ができて全面的に業務が移管されているので、そういう意見が出たという事は消費者庁の担当課の方には伝えておきたいと思う。

# 消費者庁も事故直後に風評対策。福島県産であることを隠して汚染拡大、原発擁護。この問題は前から指摘されている問題だが消費者庁の耳に届いていなかったのだろうか。


http://ustre.am/_197Qt:PIA 00:13:15 ~ 厚労省 森口・安全委員会
NPJ - 日隅 【モニタリング - 食品】
Q:食品の暫定基準値というのは実行線量が 5mSv を毎年、摂取することを前提に出されているという理解で良いか?

厚生労働省 森口 / 原子力安全委員会 加藤審議官
A:>厚労省 森口:セシウムについてはその通りだ。ヨウ素については等価線量で 50mSv なので、実効線量で 2mSv/y ということになる。

>NPJ 日隅:
その場合の実際の被害として想定されている全国民に対する癌でなくなる人の数というのは、どれぐらいと想定されているのか?

>厚労省 森口:
すいません。この飲食摂取制限の指標値を準用して規制値にしているが、原子力安全委員会でこれを作るときの、そこまで検討がされているのか、ということは、ちょっと今、手元に資料がない。あの、承知していない。すいません。

>NPJ 日隅:
それは今聞いて頂くことはできないのか?つまり、それがあってこそ、これで許容できるかどうかということではないのか?どういう被害が想定されるかと言うことも検討しないで、ここまで良いなんてそんな話しは無いと思うが。

# 流石、日隅さん。聞きたいことを聞いてくれる。国民代表。他の大手メディア記者は 今回の食の安全をテーマにした統合会見で、誰一人、厚労省、農水省、水産庁に質問せず。彼らは住民被曝や汚染の実態は一切報道しないからだ。これまでの統合会見を見ているだけでも、どれだけ記者クラブのメンツが国の都合で報道しているかよく分かる。特に今回の統合会見はそれを象徴している。

>原子力安全委員会 加藤審議官:
ご質問の趣旨は、セシウムの場合だと最大年間 5mSv/y ということで、安全委員会の場合は、介入の指標値として出しているが、そういった線量を被曝した場合に、がんの死亡者がどれだけ出るかという質問だと受け止めたが、アンスケアの報告などでそういった非常に低い線量についてそれを浴びた場合のがん死者数が何人になるという言い方をするのは適切ではないというふうに言われている。

>NPJ 日隅:
いや いや、適切ではないと書いてあるのは医療の問題があるから、医療時に浴びる問題も含まれるから、そうだろうと思うが、基本的にしきい値のない形で防護は考えるべきであるという事が前提で、そのような数値は、あまり表に出すと医療的な措置についても取らなくなるような人が増えてしまうから、良くないと言うことだと思う。

少なくとも政府として検討する際には、どういう数字があるかということを検討しておかないと、実際に国民に対してどんな被害が起きるかということを検討しないで基準値を決めるなんて、ちょっと理解できないが。内部で検討しているが出せないということなのか?それとも内部でも検討していないということか?:

>原子力安全委員会 加藤審議官:
安全委員会の立場から申し上げると、こういった低い線量を被曝した場合にがんの死者が何人になるかということ自体が適切ではないと。これがアンスケアの報告なりなんなりで言われていることだ。

>NPJ 日隅:
ですから、それは正しいですが、

>原子力安全委員会 加藤審議官:
それは、いわゆる低線量域でのしきい値なし、比例関係を想定した上でそいういったことをアンスケアの報告、ICRP でも確か言っていたと思うが、そういうふうになっている。

>NPJ 日隅:
いやいや、想定した上で、次回までにその部分は確認しておくが、その分についてきちんと答えて頂きたい。つまり、本来は 1mSv/y までちゃんとしきい値なしで考えるべきだというのが、ICRP なりの考え方であるはずだ。いいです。後でまた、検討します。

# 国のパターンはいつも決まってる。意図的に木を見て森を見ず。ICRP にしてもなんにしても、そこにその一文、記述があるからを主張する。同じ文章でもその前後で意味が違ってくる事はよくある事、というか、なんでやねんと突っ込みどころ満載。1~20mSv/y の範囲で地域住民が決める権利があると書かれた ICRPの指摘は無視。未だに 20mSv/y を国が強要している。都合の良いところだけを掻い摘む国。食品の規制値にしても、原発事故を経験していない国を引き合いにする。全てにおいてがそう。本当に、このままでいいのですかと日本人に問いたい。自分たちの利権しか考えられないこんなデタラメな官僚や政治家が国を動かしている、この現実をいつまで放置するのかと問いたい。政府に雇われ記者クラブ。自由報道協会やフリーの方たちが前線で踏ん張っている。そういう意味では細野補佐官、細野大臣がこの会見をオープンにした実績は賞賛されるべき。この国は民主国家ではない。


http://ustre.am/_197Qt:PIC 00:17:15 ~ 厚労省 滝本
回答する記者団 - 佐藤 【モニタリング - 食品】
Q:7月29日付けの厚労省の牛肉中の放射性セシウムのスクリーニング方法に関する文書で、一度スクリーニングをして、基準値よりも確実に低いと言えないような場合には再検査をする、と言うことが書かれているが、スクリーニングを通らなかったら、その段階で再検査せずに出荷停止にする方が、時間やコストも少なくて済むのではないかと思うが、なぜ、再検査をするのか、その理由を教えて欲しい。

牛肉中のセシウムのスクリーニングで 基準値よりも低いと言えない献体が出た時に、それを再検査に回す理由がなぜか?

厚生労働省 滝本
A:検査方法についての質問なので私の方から答えさせて頂く。7月29日にご指摘の通り、牛肉中のスクリーニング法について通知をしたところである。

牛肉中の放射性セシウムスクリーニング法の送付について

これはゲルマニウム半導体検出器の場合だと、どうしても検査機器が高額であり、検査時間がかなり掛かるということで、多量の検体を回すことができないということで、なんとかこれに変わる方法がないかということで、スクリーニング法の技術的要件について検討の上、通知をしたという経緯だ。

# お値段は約 2,000万円。精密、正確に測定できるものの時間がかかる。検出限界値を上げれば 上げるほど結果を得るのに時間を要する。簡易スクリーニングは逆で時間を短縮できる代わりに精度が極めて低い。この検査方法を行っていたにもかかわらず、セシウム牛が出荷されていたという現実。そこで、国がうった手立てというのが、スクリーニングの限度値を暫定基準値の 500Bq/kg から半分の250Bq/kg に引き下げたという事。500Bq/kg の4倍以上を超える牛が出荷されたのに、半分の 250Bq/kg でOKという話しなのか、国のすることなので以前の検査方法も含め検証する必要あり。

例えば、NAI シンチレーションカウンター等々がこれに該当するかと思うが、こういった簡易計測機器では基本的に核種の同定がきちっと確認出来ないと言うことがある。セシウムの134と137の合計で 500Bq/kg と言うことが暫定的な基準値になっている訳だが、それを最終的にきちっとした数値で確定するためにはゲルマニウム半導体検出器に頼らざるを得ない。

しかしながら、ある程度の量といいますか、核種の同定は出来ないがある程度のスクリーニングは出来るだろうと言うことでそういった方法を使ってもよろしいと言うことにした訳だ。

ただし、その検出された値が 250Bq/kg を超えるようなものについては、データのバラツキ等もあるが、ゲルマニウム半導体検出器で精密に検査をすると 500Bq/kg近く行く、あるいは500Bq/kgを超える可能性もあるから、そういった物についてはきちっとゲルマニウム半導体検出器で確認の上、物の処分をして頂きたい。その以下であればスクリーニングで判別することは可能であろうという趣旨である。

# 処分した食品に含まれる放射性物質はどこに行くのだろうか。消えてなくなる訳ではない。

>回答する記者団 佐藤:
コストや時間的な部分のバランスといいいますか、どちらを優先するかという事で良いか?

>厚労省 滝本:
そういう理解で結構だと思う。

>回答する記者団 佐藤:
ありがとうございます。

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■質疑(定例)

http://ustre.am/_197Qt:PIM 00:52:10 ~ 保安院
アエラ - 大鹿 【その他の議題】
Q:経産省 保安院 森山対策監に聞く。官邸リエゾンというのは木村課長か?

# 質問まとめろ~ ヽ(`Д´)ノプンプン

経産省 保安院 森山対策監
A:えー、正確な人数は、今、承知していない。

>アエラ 大鹿:
SPEEDI や ERSS のデータを送った人と受け取った人が分らないと言うことだが、私は取材の過程で官邸の定森秘書官から保安院の報に連絡があり、保安院の課長が出力を指示したという話しを耳にしている。

課長の名前は企画調整課の「片山けい」という課長だが、私の取材でもその程度のことはわかるので、(官邸に保安院のリエゾンが)何千人もいる訳でもないのに、送った人と受け取った人が分らないというのは、どういう事なのか?何か隠しているのではないのか?

>保安院 森山:
そういうことはない。実際に確認というか、いたものに聴取をしても、私が聴取をしたわけではないが、聴取をしても分からない、何を誰に渡したかもわからないという事だった。

ただし、本件については、確かに保安院、そのオペレーションルームにおられた内閣官房の職員の方々が、官邸にいた保安院から紙で受け取ったと言ったことはおっしゃておられるようだが、保安院の誰かが それをアウトプットして誰に渡したかということは確認が取れないという状況だ。

>アエラ 大鹿:
スキャナーに読み込んで送ったということはメールに添付したということか?

>保安院 森山:
いえ、専用の端末があり、そこのフォルダに入れると読めるというようなものと聞いている。

>アエラ 大鹿:
これは 1時35分に送ったもの 1つだけしか官邸では読めないのか?つまり、保安院は40数回初動段階でシミュレーション行っている。その40数回分は官邸でみれたかどうかということを知りたい。

>保安院 森山:
えっと、先ず、あの、官邸のオペレーションルームで共有されたことが確認できる予測図は、この1パターンだけだ。

>アエラ 大鹿:
官邸でみれたのは、この 午前1時35分の2号機ですよね、たしか、

>保安院 森山:
共有されたのはそれだけだ。それと保安院が試算した予測図で、送付といいますか、同じ事なのだが、電子媒体として送ったものは、この他に1パターンあるが、この予測図が官邸内で共有された記録はない。今、電子媒体化して送ったというふうに客員がとれているものは2パターンであり、その内の1パターンは共有されたことが確認されているが、もうひとつは共有されたことは確認されていない。

>アエラ 大鹿:
要するに2つのパターンを官邸に送った、ひとつのパターンが見られたのは確かだったのか?

>保安院 森山:
あのぉ、えぇ、リエゾンに送付していると言うこと、あの、電子媒体で送付しているというところは、あ、わかっているが、共有されたかどうかというところは 1パターンしか確認されていないとう事だ。

>アエラ 大鹿:
それが 午前1時35分のパターンですね?

>保安院 森山:
そうだ。

>アエラ 大鹿:★宿題発生
もう一つのパターンは何時か?3時50何分というやつか?


>保安院 森山:
時間ですか?すみません。ええ、時間は確認してみないと分からない。申し訳ない。えっと、、もっと遅いように思うが、、

>アエラ 大鹿:
それは後日でも構わない。

アエラ - 大鹿 【その他の議題】
Q:ERSS で開示されているのは 3月11日の午後10時頃の2号機のものだと、それ以外に3月12日の午前0時の2号機と、1号機については3月12日に解析はしたが SPEEDI に入力して、SPEEDI の結果は送付されていないというお話だった。(保安院 森山:はい)

何れにせよ、3月12日の午前0時の2号機、3月12日の1号機、3月13日の午前8時の4号機の ERSS のシミュレーションというのはどんなものだったのか?どんな情報が官邸には上がっていたのか?

経産省 保安院 森山対策監
A:一号機は従って送っていないので、上がっていない。

>アエラ 大鹿:
内容はどんな内容だったのか?

>保安院 森山:
ちょっと、あの、今、正確にわからないが、あの、え、あの、先ず2号機については官邸のホームページに乗っており、(>アエラ 大鹿:22時のやつはですね?)はい。で、えっと、3号機ですね?(>アエラ 大鹿:はい)3号機は、あの、え、正確には今分からないが、3号機は高圧注水系が3月13日に停止をしているので、それ以降、評価しているというふうに承知をしている。

多分、概ね2号機と同様の結果だったと記憶しているが、ちょっと今、正確なところは確認しないと分からない。

>アエラ 大鹿:
開示してもらうには、情報公開法で請求しろとそいう言うことか?これまでの森山さんの考えとして。

>保安院 森山:
これまではそういう対応をしてきているが、そこは検討しなければいけないと思っている。

アエラ - 大鹿 【その他の議題】
Q:経産省 保安院に。次回までで結構だが、中村さんと根木さんが最初広報担当だったと思うが、広報担当だった期間となぜ、交代された理由を教えてほしい。★宿題発生

経産省 保安院 森山対策監
A:はい。わかりました。

# メルトダウン発言をした直後に海外左遷くらった当初、広報だった経産省 保安院 中村審議官。枝野官房長官は 中村審議官について知っていたにもかかわらず、そんな人物知らないと後の会見ですっとぼけるなど、政府の事故隠蔽の渦中にいる人物。

アエラ - 大鹿 【プラント関連】
Q:東電 松本に聞く。前回の会見で津波の予測について原子力本部として動いていたといういう事で武黒副社長と武藤、後に副社長になられた方には問題意識として共有されていたという話があった。その時に清水社長、勝俣会長はしってるのかということに対しては、会長社長がその地点で知っていたかどうか分からないというお話だった。会長、社長は知っていたのか?

東電 松本
A:3月11日の地震前だが、この勝俣、清水に関しては、解析の結果等は知っていない状況だった。地震後、私どもの事故調査の過程の中で、こういった試算結果、それから 3月7日に保安院に説明したという旨を知ったということになる。

>アエラ 大鹿:
いつ頃か?

>東電 松本:
現地点では事故調査の過程で把握したということがわかっているが、具体的な日時まではわかっていない。

# 調査でそこまでわかっていたら時期もわかっているだろうに。見え透いた嘘。

>アエラ 大鹿:
原子力村だけでしか共有されなかったということか?

あくまで試算なので、3月11日以前は試算結果としてこういう試算があり、今後、土木学会を通じて津波評価技術の見直しが行われるということで情報の共有をしていたものになる。

# その土木学会の津波評価技術検討会のメンツも電力事業者。これはまずいことになった。学術的な知見を自分たちの都合のいい用に置き換えようと画策していた矢先に今回の震災ということか。そして、散々、想定外といいながら 我々も被災者なので賠償責任はないと主張してきた東電。加害者意識ゼロ。それをかばう国。利権を守りたい政治家、メディアの構図。

>アエラ 大鹿:
2008年から 2011年3月7日に報告するまで、3年は長すぎないか?

>東電 松本:
その辺は私どもも何もしなかったわけではない。貞観津波に関しては福島県の浜通り沿いの堆積物の調査等を行っている。


http://ustre.am/_197Qt:PIW 01:00:25 ~ 園田政務官
朝日新聞 - 大岩 【被ばく - 住民】
Q:甲状腺被爆の件で園田政務官に聞く。事故発生直後の 3月13日に 原子力安全委員会のほうから対策本部に対して、周辺住民の外部スクリーニングで 10,000CPMを超えた場合には、安定ヨウ素剤を服用するようにというコメントが出されていたそうだが、実際には 対策本部のほうから県などの方に地元自治体に対して服用の指示が出ていない。原子力安全委員会のコメントが実行されなかったのはなぜなのか? ★宿題

園田政務官
A:安全院会のそのコメントが政府の中で共有されていなかったという、その点については調べさせて頂きたい。確認させて頂きたいと思う。

朝日新聞 - 大岩 【被ばく - 住民】
Q:当時、10,000CPM を超えた住民の方がかなり大勢いて、それもあって県の方では後日、スクリーニングレベルを 10,000CPM を 100,000CPMに上げた。

安全委員会としては引き続き安定ヨウ素剤の服用基準というのは 10,000~13,000CPM 程度であるという見解を出しているが、そう考えると実際に服用した方が良かった方が住民の方では結構いらしたと言うことになる。18歳以下に対して今後、県の方で甲状腺のモニターというかフォローアップを続けていくそうだが、19歳以上の方については何か、今のところ健康影響を見る措置が計画されていない。

その点については今後、実際には安定ヨウ素剤を飲んだ方が良かったぐらいの被爆をしている方がそこそこいる中で、どのように対応して行かれるか? 

園田政務官
A:18歳以上の方も含めて福島県の全県民を対象とした健康調査が行われる訳なので、それについては今後、福島県で予算も既に付いているので、しっかりと行っていただけるものだと理解している。

>朝日新聞 大岩:
甲状腺モニタリング、甲状腺についての健康を見るのは18歳以下ということなので、それ以上の方については、特に甲状腺については検査がなかったと思うが、そこは如何か?

>園田政務官:
健康調査を行った上で、必要な方が出てきた時には更に調査をするという事で私は承知している。そういう意味では、全県民を対象とさせていただいた上で、この人が危険性があるというふうに生じた場合には、そこで更に再調査が行われるという段取りになっていると思っている。

>朝日新聞 大岩:
そうすると当初のスクリーニングというのは、全く、誰が何CPMだったという記録は今のところ残っていないので、どの人が甲状腺被ばくの可能性が高い可能性があるということは分からないかと思うが、今、大多数の県民に行うは行動調査に基づく外部被曝の推計だけだ。

そういった バクッとした数字だけでは、なかなか危険のある方をピックアップできないと思うが、その点はどのように見ていくのか?

# 住民被曝についてこの会見で質問する大手メディア記者は初めて見たので驚き。国は分からなくなるまで、WBC による住民検査を拒み続けた。明らかな国家犯罪。今頃、質問しても遅すぎる。メディアもその事実を知りながら、原発擁護のため報道どころか安全デマを報道し続けた。外部被曝だけで内部被曝も考慮していない現状。勉強、調査不足が否めない朝日新聞 記者。

>園田政務官:
えっと、それは、え、いや、従って健康調査を今後しっかりと行って頂いて、その中で行動も含めて危険性のある方についての更に詳細な調査が行われていく訳なので、その点はしっかりとフォローアップがされていくものだと理解はしている。

>朝日新聞 大岩:
全県民に対して行われるのは、先ず外部被曝、被ばく線量の推計、えっと、バクッとした推計だけで健康調査というのは行われないと思うが、健康調査で行われるのは子供さんの甲状腺だけで、後は外部被曝の推計でそこそこ外部被曝の、線量推計が高くなった人だけだと思うが。

>園田政務官:
いや、えっと、全県民を対象として健康調査、先ず、基本調査を行わせて頂いて、そして、その上で詳細の調査というのがですね、18歳以下とそうでない既存の検診を活用しながら行っていく、これは全県民に行われるので、そういった点では何段階に分かれていく調査が、今後、福島県の中で行われる訳だ。

18歳以下だけが行うということにはなっていない。

>朝日新聞 大岩:
すると19歳以上の方についても、そこそこ甲状腺なども含めた検査もして行かれるということで宜しいか?

>園田政務官:
えっと、それは調査した結果に基づいて、必要な時に行われるということになっている。

# 明らかな異常が出てきた場合の診察、検査ということだろう。その時にはもう手遅れに。


http://ustre.am/_197Qt:PIZ 01:06:05 ~ 保安院・安全委員会・園田政務官
NPJ - 日隅 【その他の議題】
Q:ERSS は防災基本計画や原子力災害対策特別措置法施工規則とかに基づいて、オペレーションルームやオフサイトセンターに設置されることが義務づけられている。


それは県の職員も、例えばオフサイトセンターにいたら見られるような状況で、そこで得られた情報を関係者が共有する事で被害予測や避難対策等に役立てるための物だと思うが、今回、ERSS については合計何回ぐらいのシミュレーションがなされて、合同対策協議会等のほうに、そのデータがきちんと毎回行ってるのか? ★宿題

経産省 保安院 森山対策監
A:先ず ERSS だが、合同対策会議で共有が行われたかという質問については、行われていない。先ほど(アエラ大鹿記者に)申し上げたように、えー、あの、2号機と3号機については情報は共有されているが、具体的な会議の場で議論の俎上になったとは、あの、具体的な会議の場で、あの、材料として議論されたというふうには承知していない。

この ERSS だが、本来は3つの機能がある。プラントの状況をこの ERSS を通じて把握すること、それからこういった事故時には実際のプラントのデータを入れて進展を予測すると言うこと、もう一つはデータベースがあるので、そのデータベースを活用して借りの計算をするといった事はある訳だが、今回は実際のデータが取れないと言うことで、実際の事故の進展に応じた ERSS が本来持っているような解析は出来ていなかったという事情がある。

それで、この解析を何回行ったかと言うことは確認してみないと正確なことは申し上げられないが、先ず、11日に2号機について解析をして、2回、その内容について、その、官邸の保安院リエゾンに送ったことと、3号機については 13日にやはり官邸のリエゾンに送ったことが確認されており、1号機については解析はしたものの、SPEEDI への入力の段階で止まっているという事は確認している。

その後も含めて、実際に何回解析されたかは確認させて頂きたいと思う。

# 常識的に考えて、そのような重要な情報を送りっぱなしという事はあり得ない。情報を送れば、ちゃんと届いたか、受け取ったか、その旨は確認する。それは普通の仕事においても当たり前の事だが、誰々に送ったのか、と言うことが調べても分らないという、経産省 保安院。可燃に責任逃れのための虚偽報告が始まった。警視が強制介入して調査してもおかしくない犯罪が起きているのに。都合良く許される東電。経産省 保安院。

>NPJ 日隅:
ERSS については、当所から燃料の状況等について、一定程度、問題があると言うことの把握をされていたと思うが、それは ERSS 等を利用して、そういう半田をされたのではないのか?で、その後の進展についても、そういう物を利用して状況を把握していかれたのではないのか?

>保安院 森山:
ERSS は、あの、えぇ、まぁ、その段階での仮定をおいて、例えば、えぇ、2号機であれば、あの、ある段階で注水機能を喪失したとして仮定した場合に、こういう進展になると言ったようなですね、まぁ、荒い評価をしている。

時々刻々、あの、使える状況にはなっていなかったので、あの、ちょっとそこは難解ぐらい解析したかは確認しないと分からないので、それは改めて確認して説明させていただければと思う。

# なぜ公開しなかったかの理由は、これはシミュレーションで計算精度が荒いから、試算だから、全否定。なんのための予測知見、システムなのか。運転停止に追い込まれるような都合の悪い結果は、全てこのような理由で非公開にされたのでは、間違いなく今後も同じことが繰り返される。というよりも、震災前から電力会社は情報隠蔽、情報改ざんの常習犯だったじゃないか。なぜ、これで原発再開が議論できるのか、とても理解出来ない。

>NPJ 日隅:
先ほどの 3月11日 22時のデータはホームページに掲載されているが、その前に東電の方からこういう形で、格納容器が破壊されるおそれがあるという情報が来ていると思うが、その情報はホームページに掲載されているが、その情報は何に基づいて、そのような解析がなされたものだというふうに保安院は把握しているのか?

>保安院 森山:
それは即答できないので確認させてほしい。★

>NPJ 日隅:
ではお願いします。

NPJ - 日隅 【被ばく - 住民】
Q:先程、原子力安全委員会の方から低線量についての癌指導は適切じゃないと、これは前にも聞いたことがあるが、その部分についての根拠となる文書をこの会見で配布して頂けないか?一番、基本的な安全に関わる事なので、それがあるというのであれば、きちんと配布して我々に示して頂きたい。★宿題

原子力安全委員会 加藤審議官
A:発行元との間でコピーライトなどについて、もし手続きなど必要であればとった上でお配りしたいと思う。

>NPJ 日隅:
お願いする。

NPJ - 日隅 【その他の議題】
Q:ドイツの公共放送ZDF TV でジャーナリストの「大原かずま」さんという方が、原発労働者の実態を撮影したと言うことで大々的に報道されている。非常に劣悪な状況で労働者が働かされていると。これが知られるのが嫌で隠しているんだと。未だに公開していないのだとドイツの公共テレビ放送で放送された。


こういう状況を受けて政府として例えば、保安検査官の数を増やして、そのようなことがないかきちんとチェックするとか、あるいはマスメディア、報道する物に対し、そんなことがないというのであれば、きちんと情報公開して対応するとか、政府として考える事はないのか?★未回答

# NPJ 日隅氏が質問しているのはこのニュース。http://bit.ly/re7Kcy 事故当初から海外メディアと日本の報道野違いは凄い。ついでにこちらも。http://bit.ly/n1jFcg この統合会見にもZDF記者。ZDFに報道されているうろたえる大臣の質疑はこちら。1.http://bit.ly/rnNmkK (回答出来ない大臣)2.http://bit.ly/n6f9lv (デタラメ回答する大臣)3.http://bit.ly/phvjOP (デタラメ回答を謝罪し、お詫びとして信じられない安全性を主張する大臣) 国内では決してニュースにはならない。原発から利益を得ている原発推進のテレビ、新聞、政治家を疑う脳さえ退化した、哀れで おめでたい日本人。海外のメディアにはそう映っている。

園田政務官
A:現場側の作業員の状況だが、このステップ2に入る際にも、であるが、細野大臣からの強い、この点の改善の話し合いが行われ、検討させて頂き、また、東電の方にもそのことを更に検討するようにということで強く政府側からも働きかけをさせて頂いたところだ。

で、そういう観点から先般も、今月のステップ2のまた更に進捗状況の発表の時にもお伝えさせて頂いたが、放射線管理という点に置いては 5月、6月、7月、8月という形で、かなりの部分で改善されて来ているというのは、ひとつ言えるのではないかなと思っている。

で、同時に劣悪な環境下において、今日もどうやら福島第二の方で熱中症等の方が出たという事だが、やはり、この夏において、熱中症も含めてしっかりと対応をするようにという事で、福島第一においては医療施設、あるいは救護所なども増やしていったというような経緯もある。

そういった点で私どもも、最大限、現場の作業員の方が健康管理も含めてしっかりと、きちっと管理されていくようにという事で、このステップ1 から ステップ2 にかけて相当数の改善を図ってきたということは言えるのではないかと思っている。

で、それを、まぁ、いわば、皆さん方にも見て頂くべく、検討を積み重ねてきている訳であるが、現段階でまだ皆様方の安全と作業員の作業状況について、皆さん方に見て頂く状況にはないというのが、現在の政府としての判断だ。

で、そのかわりと言っては大変恐縮だが、先般、8月17日にこちらでビデオレターという形で現場の吉田所長からも、皆様方のメッセージ、それからごく一部ではあるが、現場の作業員の方々の作業状況なども、ああ言ったものを見て頂く形で、まずは見て頂きたいという事でお伝えさせて頂いたしだいだ。

まぁ、今後、あの、その、状況が進捗してきて、ステップ2が終わり、そして、かなりの部分で、まぁ、いわば安全性と現場の状況を照らし合わせながら、今後の皆様方への公開というものを合わせて検討はしていただけるものではないかと思う。

# お願いだから完結に答えてくれ。過去の発表を長々話して煙に巻くのはやめろ。どんどん話がそれていく。誰も現場を公開しろなんて質問していないだろう。特に園田政務官の煙に巻く長くて内容のない回答は、本当にいい加減にしてほしい。

>NPJ 日隅:
いや、ですから、東電に説明が正しくないということは、ドイツの公共放送で大々的に報道されたということを受けて、きちんと東電から正確な情報が伝わっていないということを前提に、我々に開示するということは、まぁ別にして、少なくとも保安検査官の数を増やすとか、あるいは何か別の方法で実際に政府が現場に行って、現場の状況を政府自身が確認をするということをするべきではないですかと。

海外のメディアからは、隠すために情報公開していないのではないかと、そういうことが報道されていますよと。そういうことが報道されること自体が、日本の原発安全に関する情報公開のあり方がおかしいと思われて、観光客だって減るわけだ。それは当然だ。嘘付いていると言うんだから。

その辺を改善するためには、きちんと政府が確認をする必要があるのではないかと聞いている。それについてのお答えを頂きたい。

>園田政務官:
恐縮だ。その後、ドイツでの公共放送の中においてどのような報道がされたのか、私は承知していないが、少なくとも、今の福島第一原発内と重要免震棟、それから福島第二における安定化センター、更には J ビレッジと保安官検査官が、現地にいるということは、私どもも当然ながら、今、派遣をさせて頂いて現地でつぶさにろの状況であるとか、あるいは作業の状況であるとか、一つ一つ検査はするようにはしている。

# 福島原発よりも原発再開に向けて多くの経産省 保安院検査官を割り当てる経産省。もう無茶苦茶。

従ってそういったことが、海外の皆さん方にもしっかりと広報されていくようにしなければならないな、というのは、今のご指摘のとおりかな、と思っているので、これ以上、誤解を受けないように、私どもも公表をしっかり行うように努力を積み重ねて参りたいな。というふうに思う。

>NPJ 日隅:
ご覧になっていないということなら、先ず、ご覧になった上で確認されたほうがいい。どういう報道がされているかということを確認された上で、誤解なのか、それとも事実なのか、マスコミに対する対応もお応え頂きたいと思う。後ほど、どのような情報なのか分かる形でお渡しする。

>園田政務官:(´・ω・`)
ありがとうございます。


http://ustre.am/_197Qt:PJ0 01:19:15 ~ 東電・保安院
フリーランス - 木野 【その他の議題】
Q:ERSS について。なぜ未だに公開されていないのか、今検討中と言うことなので置いておくが、ERSS は当所から地震直後に停電で停止したという情報が流れていて、先程、安全委員会の方でも事務方の方に確認したら、停電で直後に止まっていたので情報が入っていないという認識だった。

これは金曜日に官邸の資料を経産省 保安院 森山対策監に示してお伺いしたときに、動いたと即答しているので、森山対策監は動いていた事はご存知だったと思うが、いつ頃、ERSSは動いていたとう認識を持っていたのか?

経産省 保安院 森山対策監
A:ERSS は先程も申し上げたように、実プラントのデータを入れて評価をした訳ではない。原子力安全基盤機構(JNES)が過去に試算した挙動データから推計を行ったということで、今回使った ERSS そのものは東京で解析している。

フリーランス - 木野 【その他の議題】
Q:ERSS が停電で止まったという情報はどういった形で出ていたのか?

経産省 保安院 森山対策監
A:停電との関係だが、正確に私が質問を理解しているかどうかわからないが、オフサイトセンターは当日11日に非常用電源が故障して停電状態であったという事だ。

ですからオフサイトセンターは停電状態だが、この ERSS は東京の JNES、原子力安全基盤機構で実データではなくて過去の挙動、プランとデータなどを元に推計していたということなので、それは11日に、これは、あの、解析していたと私は申し上げた。

フリーランス - 木野 【その他の議題】
Q:ERSS の解析情報を公開しないという判断は誰がどういう形で行われたのか?★宿題

経産省 保安院 森山対策監
A:公開については、公開しないというわけではなくて、2号機については既にホームページに掲載されており、その他については、今、公開請求に応じてやっているが、今、あの、ご要望もあるので、この公開の仕方については検討しなくてはいけないと思っている。

>フリー木野:
ちなみに今、現状きている公開請求というのは、どちらから、どういう形での公開請求なのか?

>保安院 森山:
それはあの、請求された方も含めて、お答えできない。

>フリー木野:
ということはいくつか請求がきているということですね?

>保安院 森山:
そういう事だ。

>フリー木野:
それに対して、回答を留保している理由というのは?

>保安院 森山:
留保していない。提供している。

>フリー木野:
個別には提供しているが、我々には公開できないということか?

>保安院 森山:
いやいや、あの、今まではそういう対応であったということを申し上げており、今の指摘も要望もあるので、それは公開の仕方というのは、検討しなければいけないと先ほど申し上げた。

>フリー木野:
そういった個別に公開されて我々には、公には公開されないというのは、経産省 保安院の方針かもしれないが、そういった決定をされた経緯、理由、決定された責任者の方、以上、お願いできればと思うが。今即答され手も結構だが。検討して頂けるか?

>保安院 森山:(´・ω・`)
はい。★

フリーランス - 木野 【プラント関連】
Q:東電に聞く。先程、津波の2010年の行谷論文の関係で、3月7日に保安院に説明していたと言うことだが、先日の我々への説明だと 2008年の佐竹論文に関してもものだけであって、それによれば福島以南はこれから調査が必要だという結論になっていると言うことだった。


2010年の行谷論文は、その後の調査の結果を示した物であり、福島第一から 北に 6kmの請戸川の所で貞観の痕跡を見つけているという物だ。これに関して先日説明を飛ばされたのはどういう理由からか?これがあれば 津波の想定という意味ではかなり強い根拠になると思うが、それを避けたように思えるが、なぜ、そういう説明になったのか教えて欲しい。★回答拒否

# 経産省 保安院も東電と一緒に情報隠蔽。8月25日の会見の質疑の殆どは、津波試算を知りながら今まで隠していた問題に関しての質疑。東電 松本氏は度重なる質問に対して一切触れなかった行谷論文。極めつけは 全て説明したと言いながら、行谷論文の存在については 黙っていた経産省 保安院 森山対策監。東電も経産省 保安院も 25日の会見の中で行谷論文については一切触れていない。総裁選のどさくさ紛れに公表する東電と保安院。お互いをかばい合う様子は 統合会見を見ているだけで分るレベル。本当にいい加減にして欲しい。メディアが報じないことを良い事にやりたい放題。

東電 松本 : 【未回答】貞観津波の件に関しては、2008年に佐竹先生の方から論文等の提供があったことからスタートしたので、特に他意 等はないが、佐竹先生の論文を中心に説明させて頂いている。それから皆様に紹介した貞観津波の評価に関しては佐竹先生が設定されているモデル10というのを使ったものだから、そちらのほうで使用している。特に何か避けたということはない。

>フリー木野:
貞観のデータだが、2008年の貞観の佐竹論文の後を受けるものであって、非常に重要なものだという認識があるからこそ、3月7日に 経産省 保安院にも説明したと思うが、これを(以前の統合会見で)我々に説明されなかった理由というのは、今、理由を述べられていない。お願いする。

>東電 松本:キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
はい。皆様の方に特別説明しなかった訳ではないが、貞観津波の際は、佐竹先生の論文のほか、私どもが行った堆積物の調査などを踏まえて、3月7日に保安院に説明したものになる。

# 全く質問に答えようとしない東電 松本。人をおちょくるような回答。

>フリー木野:
堆積物の調査で言えば、2010年の行谷論文、これは行谷論文という名前が付いているが、調査を行った実施主体は、佐竹先生を含めて2008年の方々と一緒なので、それを我々に説明されなかった理由が全く理解できないが。

>東電 松本:キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
論文そのものは公開されているので、みなさまもご覧になれるかと思うし、私どもが今回申し上げたかったのは、あのぉ、今回の堆積物の調査では、私どもも浜通りの北部では 請戸 の少し北になるが、浦尻という所で堆積物の調査が行われているし、初出書の南側での富岡、それから、いわき、下高久というところになるが、北から順番に申し上げると、浦尻、富岡、ひろの、下高久、というところを調査して、発電所の北側では 4mの遡上痕があったが、南側ではみられなかったという事実をお伝えしたものだ。

# 全く質問に答えようとしない東電 松本。前回の説明の内容に終始。答えられない。意図があったことはこれで決定。常識的にあり得ないことが日常的な統合会見。見ているこっちが麻痺してくる。報道しない大手メディア。利権に群がりやりたい放題、とんだ民主国家の日本。

>フリー木野:
東電の御社のそういった調査は結構だが、行谷論文ではきちんと請戸の所で貞観の痕跡が出ている。ということなので、これを含めて説明いただければと思ったのだが。それと、先日の説明で、この部分を飛ばして説明された理由と、それを判断されたのは誰なのか?広報部の判断だったのか、原子力立地本部での判断だったのか、どなたの判断だったのかというのを明確にして頂きたい。

# 答えないので食い下がる木野さん。

>東電 松本:キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
あのぉ、説明したのは理由に関しては、貞観津波の解析を行ったという試算の結果を紹介するのが目的なので、その結果となったのは佐竹先生の論文を中心に、紹介させていただいたものだ。

# この期に及んで情報隠蔽。どうせメディアは報じないし。細野大臣はいないし。やりたい放題の東電 松本。ネットが先行する情報を事前に知っていたりと、ネットは取るに足らない存在だと思っているんだろうな。テレビ、新聞を金で飼い慣らしてるんだから。テレビ、新聞は、ネットに広告費奪われ、インターネットを目の敵にしているし。

>フリー木野:
貞観の津波を説明するのがきっかけではなく、3月7日に保安院に説明しにいった内容を説明頂くのが理由だったと思うが。

>東電 松本:キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
3月7日に保安院さんに説明した大きな問題、あの、観点が、貞観津波に(ゴニョゴニョ聞き取れず)して、何メートル遡上が、というか、津波の高さがあるのかという点と、もうひとつは、私どもが地下の津波の堆積物の調査を行った結果だ。

# この人、もう終わってる。

>フリー木野:
ですので、3月7日になぜ、その保安院に説明した2010年の行谷論文を我々報道陣に説明しなかったのか?

>東電 松本:キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
あのぉ、行谷論文は試料中に行谷論文とあるが、基本亭には貞観津波の論文なので、貞観津波の結論は、堆積物の調査を行っても北側の方しかみられないという事で、その結論というか、最終的な地震モデル、断層モデルの確立は、後、2~3年程度要するという検討が必要というようなことは、私の方の説明であったと思う。

# やっと行谷論文を口にちにした東電 松本。しかし、前の説明に含まれると主張。自分で同友答弁しているか、自分で見直すと良いよ。頭のおかしい気の毒な人なのか、もしくは、人をおちょくっているのか、二つに一つ。いい加減にしろよ。

>フリー木野:
ですので、その2、3年たった行谷論文というのは、次の、、、

>東電 松本:キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
2~3年経ったというのは、2~3年調査が必要というのが論文の結論になる。

>フリー木野:
あのぉ、見解が違うようだが、実際に2010年の行谷論文は説明されていない訳だから、今後、この論文の説明を頂きたいのと、飛ばした理由というのを確認してほしい。

>東電 松本:キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
あのぉ、そういう意味では今回、経産省 保安院さまに説明した事は説明したが、あのぉ、皆様に先日、えっと、先週の木曜日だったか、説明したと思うが、貞観津波に関しては佐竹先生の論文そのものも皆様に、そのものをは説明していない。

佐竹先生の論文、それから行谷先生の論文はあって、佐竹先生の論文を中心に試算の結果を行ったということと、貞観津波の断層モデルに関しては、確定されたものではなく、今後、調査検討が必要だということが、依然として論文の結論ですということをお伝えしたものだ。

>フリー木野:
その論文の結論は 2008年結論の論文なので、きちんと2010年の行谷論文を確認して頂けるか?これで最後にするが、(行谷論文を)出さないという判断をされた理由、どこの段階で判断されたかお願いする。

>東電 松本:キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
出さないという判断をしたことはないが、私の説明上、貞観津波の説明をさせて頂いたと言うことだ。

フリーランス - 木野 【補償 と 賠償】
Q:東電に聞く。先週、週末に南相馬の鹿島区の方で渡辺副所長が、100万円仮払いした分に関して精算して 返金をして欲しいという要請をしたという話しを聞いたが、事実関係を教えて欲しい。その理由も教えて欲しい。★宿題

東電 松本
A:南相馬の話だが、私どもの方に渡辺という副社長はいないので確認いただきたい。

>フリー木野:
副社長ではなく副所長だ。これは国会議員の 森(まさこ)議員がそういった発言をされている。実は、先程、細野大臣にも直接、森議員が確認しているらしいので、先程、ちょっとお伺いしようと思ったが、変えられてしまったので事実関係を確認頂けるか?

>東電 松本:
わかりました。


http://ustre.am/_197Qt:PJ1 01:31:30 ~ 東電
朝日新聞 - こん 【プラント関連】
Q:東電に聞く。本日、始めて福島第二原発の4号機の格納容器内に実際に人が立ち入った手作業、サーベーをされたと言うことだが、今後の作業予定で話される予定だったかも知れないが、具体的に今日はどんな作業が出来て、それで実際にどんなことが確認されたのか教えて頂けるか?地震による影響というところが分ったのであれば教えて欲しい。

東電 松本
A:先ず、実績の方から紹介させて頂くが、第二原子力発電所の4号機の格納容器内に、本日、10時15分に所員用のエアロック、いわゆるハッチ、扉を開けている。それから、10時20分頃から 17時にかけて、格納容器の中に入った。作業員の人数は全部で10人になる。

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110830_01-j.pdf

被曝線量は 最大のもので 0.14mSv だった。それから本日の作業内容だが、いわゆる空間線量とダストの分析に関して行っており、こちらは(8月29日)現在評価中である。

福島第二原子力発電所4号機 線量当量率の測定結果について(8月30日)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110830_06-j.pdf

それから水素と酸素の濃度を現場で測ってきている。こちらの方は水素濃度で 0.4%、酸素濃度で 22%だ。以上のようなことが現地点で判明しており、ま、あの、今回はサーベーと、こういったダストサンプリングが中心なので、機器ごとの点検までには至っていない。

今後、こういった空間線量、ダストをきちんと把握した上で、今後、この格納容器内の点検計画を決めて引き続き調査を進めていきたいと考えている。

>朝日新聞 こん:
実際に目視したレベルで報告が上がっているのであれば、地震の影響というものが見られたのかどうか、ということは?

>東電 松本:
今回、機器を点検しに言ったものではないので、サーベーで入ったものの、目視、通りながら見た範囲だが、いわゆる物が壊れているというものは確認されていない。


http://ustre.am/_197Qt:PJ2 01:34:10 ~ 東電・保安院
共同通信 - 岡坂 【その他の議題】
Q:東電と保安院に聞く。本日、民主党の新たな代表が選出された。冒頭の挨拶の中でも 福島事故の収束に向けた決意を述べられた訳だが、事故収束作業の当事者として、双方の所見を伺いたい。今日で菅直人政権が近々、事故以来、半年を経て終ることについての所見を含めてお伺いしたい。

経産省 保安院 森山対策監
A:保安院は業績機関なので、その時々の大臣、あるいは政権のものとでしっかりと実務を行うと言う事である。もちろん、この福島第一原発については、まだまだ課題が山積しているので、経産省 保安院としては、一日も早い冷温停止、安定な状態に持っていくべく、最善を尽くしていきたいと考えている。以上。

>共同通信 岡坂:
経産省 保安院は 新しい規制庁に向けて、新しい総理のもとで、まぁ、進めて行かれる訳だが、それについての決意をもう地位ど改めて伺いたい。

# 保安院自体、解体を前提に考えないと根本的な解決にならないことは誰の目にも明らか。直接、天下っているような、上級官僚の親族が電力会社に大勢就職している組織をそのまま名前だけ変えてなんの意味があるのか。今まで通りだよね、と念を押したいメディア。

>保安院 森山:
新しい規制庁が設置される訳だが、安全規制の充実強化ということなので、保安院としてもこれまでの経験を踏まえてしっかりと新しい組織の設立に貢献していきたいと思っている。

>共同通信 岡坂:
ありがとうございます。

# 意気揚々の経産省 保安院 森山対策監。記者クラブバンザイ。これまで記者クラブに限定されていた報道。こんな慣れ合いがずっと続いてきたのだなと、今回の会見だけでも感じ取れる。

共同通信 - 岡坂 【その他の議題】
Q:東電と保安院に聞く。本日、民主党の新たな代表が選出された。冒頭の挨拶の中でも 福島事故の収束に向けた決意を述べられた訳だが、事故収束作業の当事者として、双方の所見を伺いたい。今日で菅直人政権が近々、事故以来、半年を経て終ることについての所見を含めてお伺いしたい。

東電 松本
A:私どもの福島第一原子力発電所の事故の収束に向けて、これまでと同様、全力で取り組んでまいりたいと考えている。新しい総理、新しい大臣のもとで、支援、協力を受けながら適切に対応して参りたいと思っている。

# 脱原発を口にする総理が消えて一安心。浜岡原発止めやがって 今度は浜岡の再開だな。原子力ムラの利権構造を強化するために、これからも情報隠蔽、情報改ざんにいそしむよ。君たち、マスメディアも協力頼むよ。同じ村の住民じゃないか。金儲けして尻ぬぐいは税金。やめられまへんな。うっしっし。と本音を聞きたい大手メディア記者。


http://ustre.am/_197Qt:PJ3 01:36:40 ~ 東電・園田政務官
回答する記者団 - 佐藤 【プラント関連】
Q:東電と園田政務官に聞く。ネット経由で質問を預かっている。これが昨日の午前10時過ぎに東電のライブカメラに写っていた映像だが、画面中央にいる防護服姿の人が、10時過ぎにカメラの前に出てきて、写真だと印刷の都合で見づらいと思うが、カメラを人差し指で指を指すようにまっすぐ右手を上げて、紙に書いたメモのような物を時々見ながら、このままの姿勢で約20分間、何かをしゃべっているのか作業しているのか分らないが、何かしているような状態が続いていた。


その後、この人は一端カメラから見えなくなって、その直後にまた、画面の中に入ってきて、その時の様子が写真下のかなりアップで映っている状況だ。やはりこの時もカメラに向かって人差し指を尽きだして何か大きな強い口調で何かを訴えているように見えている。これが何か予定されていた作業なのかどうか、東電に確認出来るか。★要望

東電 松本
A:私どもの作業の指示ということではない。この方がカメラの前でなにか立ってるものではないかと思う。尚、タイベック等に所属企業等の名前の記載がないので、個人の特定まではできていない。

# 特定できていないと答えた。既に知っていた東電 松本。常にネットにはアンテナを張っているようだ。

>回答する記者団 佐藤:
何らかの作業で間違い無いということで良いか。

>東電 松本:
はい。これに対してこういう作業の予定はない。

>回答する記者団 佐藤:
調査の上で、誰かを特定するということは可能か?

>東電 松本:
この情報だと場合によっては作業員同士で識別するために背中や胸のあたりに企業名と名前を書くケースがあるが、このかたは書かれていないようなので、これ以上の個人の特定は難しいと思う。

>回答する記者団 佐藤:
わかりました。何れにせよ、確認して特定できるようであれば、記者会見の場で話して頂きたい。こちらで質問して伺いたいことがある。お願いする。

回答する記者団 - 佐藤 【プラント関連】
Q:政府に対しての質問だが、(ライブカメラに作業員がなにか訴えいてる様子)これが作業でないとすると実際に映像を見て頂いた方が分かり易いと思うが、何かを訴えているような相当強い口調で何かを訴えているような動作に見えて、実際に右腕上げたまま20分間もこの姿勢を維持出来るかというと、選挙演説をされていると分ると思うが、そういった何か別のことに集中していないと右腕を 20分上げ続けるというのは相当無理なことなので、何か言っていたんだろうなと思う。


何か言うとしたら相手としては政府か東電か、国民かと言うことになるのだろうが、この作業員、あるいは作業員に見える人をこの記者会見場に呼んで頂けないだろうか?★宿題

園田政務官
A:ライブカメラに映っている方が、政府に対して何らかのものを言っているのではないかという推測を言っておられたが、何れにしても、しっかりとこの方がどういう方であるのかというのは、調査をさせていただければならないのかなぁと思っている。

>回答する記者団 佐藤:
是非お願いする。

回答する記者団 - 佐藤 【プラント関連】
Q:福島第一原発の現場に関わっている外国人の専門家の人数を国籍別、使用言語別、それぞれの業務内容がどういったものか、ある特定の一日のケースという事で結構なので後日まとめて教えて頂けないか?★要望

東電 松本
A:外国人の方が国別、言語別に何人いるかということろについては、私どもでは外国人だからという事で、取り立てて中継をしていないので、こちらの方は分かりかねる。

>回答する記者団 佐藤:
コミュニケーションの問題がどうなっているのか、先ず知りたいと思っている。その前段として何人ぐらい現場に入っているのか、それがわかればと思った。5月か6月だったと思うが、脚立から落ちて怪我をされた通訳の方がいたと思うが、その外国人との専門的な、技術的な話をされているだろうが、その辺りのことを後日聞きたいという前段だ。

回答する記者団 - 佐藤 【その他の議題】
Q:園田政務官に確認したい。8月22日の合同会見で20km圏内にいる公務員の数、人数と所属と業務内容について質問させて頂いたが、内容は分ったか?★宿題催促

園田政務官 : 【催促】申し訳ない。その後、数字がまだ上がってきていない。上がってき次第、お伝えするようにしておく。


http://ustre.am/_197Qt:PJ9 01:43:05 ~ 東電
テレビ朝日 - 中内 【プラント関連】
Q:台風12号が発生しているが、予想進路のままでいくと あと数日で福島に直撃しそうな可能性がある。何か対策は取られているのか?

東電 松本
A:台風対策としては、これまでと同様、雨水の侵入と風による屋外の設置設備が飛ばされるということがあるので、まずは台風の接近に伴い、屋外の設置設備の点検を入念に行い固縛等の確認をしたいと思っている。雨水に関しては、タービン建屋側の屋根の穴をふさぐことや、ルーフドレイン等の閉塞工事は行っているので、引き続き、縦や開口部等の養生等はしっかりやってきたいと思っている。

なお、引き続き水処理設備の方の運用を入念に行い、タービン建屋内への雨水の侵入による水位の上昇を吸収できるぐらいに下げていきたいと思っている。

# 汚染水処理しても高濃度が低濃度になるだけ。雨が降る度に汚染水が増え続けるという現実。まるで問題がないような東電の姿勢。

>テレビ朝日 中内:
水処理システムの処理量を調整する、どの程度調整するということは決まっているのか?

>東電 松本:
いや調整するわけではない。現在、第一セシウム吸着装置の方と第二セシウム吸着装置の方で、69t/hから、70t/h で水処理を行っているので、こちらの方で安定的に処理が進めばタービン建家の溜水は減っている。従って、この安定的にこちらの設備を運転したいと思っている。

>テレビ朝日 中内:
雨水の侵入を防ぐための工事とか、既に着手されてんすか?

>東電 松本:
工事というよりも、特に台風が接近してきた場合には、その時、使っていたシャッター類や開口部のところに土のうを積むといったような対策をその都度、行っている。

# ホント興味本位で出席する大手民放テレビ局記者。何にも知らない。基本的に彼らが得る情報源はフィルターのかかった大手新聞記事。そしてTV報道。これまでテレビ報道に対してあまり意識したことはなかったが、今回の原発事故、この会見を見ることでその事がよくわかった。


http://ustre.am/_197Qt:PJe 01:45:15 ~ 東電・園田政務官
フリーランス - 政野 【補償 と 賠償】
Q:東電に聞く。古い情報の確認だが、8月12日に自主的な判断で避難したいと言うことで、国や自治体の指示無く避難をしたい方々、411世帯の方々が請求書を持って東電にいらっしゃったと思うが、その時の東電の皆さんが、検討しますと言うことを回答されたと聞いている。その後、検討されてその請求書は支払ったのか?

東電 松本
A:8月12日頂いている請求書の件については、実際には支払いが行われたかどうかについては確認させてほしい。なお、私どもの保証、賠償に関しては基本的に文科省の審査会で定められている指針に従ってお支払いをしていくという事だ。

# どこまでも東電に都合のいい賠償。

フリーランス - 政野 【被ばく - 作業員】
Q:東電の作業員の事について。放射線影響協会の方で 2週間ぐらい前だが確認したところ、東電が通常、オンラインで把握していた放射線管理、これがまだ復旧していないという点とおっしゃっていた。以前、松本さんの方で、台帳で管理していると言うことだったが、何時、オンラインの方に移行されるか?もう、だいぶ前に 急いで復旧すると言うことを言っていたので何時になるか?

東電 松本
A:現在、個人線量を確実に把握するという意味で、カード方式で線量と個人を特定して、一対一に結びつけるデータベースができつつある。こちらの方は、現在、写真入りの作業証に切り替えを行っているので、本人確認と合わせてきちんと進めているということになる。

尚、放射線影響協会の方とのシステム化、オンライン化だが、こちらに関しては現在、設計を行っている段階で、10月頃から実際の製造に入れるのではないかと考えている。

フリーランス - 政野 【被ばく - 作業員】
Q:東電の作業員の去年一年間の放射線管理のデータが、まだ協会の方にいっていないと言うことだが、これは何時ぐらいになるのか?★宿題

東電 松本
A:去年一年間のデータがまだ来ていないということだが、こちらはまだ3月分のデータが確定しないものあるので、おそらくその影響で提出されていないのではないかと思っている。こちらは念のため確認させて頂きたい。

フリーランス - 政野 【その他の議題】
Q:園田政務官に聞く。念のための確認だが、7月ぐらいに ベトナムから原発に関しての研修生を受け入れるニュースがあった。


6,000人ほど受け入れると言うことだったが、よもやこの方々が東電の事故処理に当たられると言うことはないと思っているが、念のために その点を確認したい。そういった事に研修生が使われると言うことがないことを確認させて欲しい。★宿題

園田政務官
A:ベトナムの研修生が 6,000人入られるとうことだが、どの企業がどういう形で この6000人を入れているのかというのは、私は把握していないので、この場でお応えできかねるが、研修生というのはご案内の通り、企業が行う組合を作って行うものなので、それに対して政府がここに入れるために、これだけ分の人数をどこかから持ってきなさいというようなことを命じる立場には、実はない。

従って規定に沿ってきちっと運営がなされているかど言うかということをチェックするのが法務省で、入国管理教区の方で行われていると言うふうに承知をしているが、念のため、調査はしなければならないなと思っている。ありがとうございます。

フリーランス - 政野 【モニタリング - 環境】
Q:園田政務官に聞く。後ほどの回答で構わないが、事故直後に東電が経済産業省と環境省のほうに依頼をして環境アセスメント法の適用除外を受けている。


3年間の約束で適用除外を受けたが、これは緊急に供給力を確保するという事の免除だったので、今年、この夏を乗り切ることが出来たので、この適用除外の免除の期間3年間というのはもういらないと思うが、政府として東電だけに、つまり、事故を起こし法違反を犯しているところに法律面で猶予を与える、という優遇策を与えるという事は モラルハザードになるので直ちに措置をやめるべきだと思うが、この点、後日で構わないので見解をお知らせ頂きたい。★宿題

園田政務官
A:これも後ほどということでしたので、調べさせて下さい。政府としての考え方というよりも、環境アセスメント法上のプラントの状況が、果たしてこの状況で平時と言えるかどうか、という所は、なんて言いましょうか、規定と法律の解釈が、私は広がっているのではないのかな、というふうに思っているので、

この地点ですぐ平時に戻ったのだから、ということには、今の福島第一原発の状況を見ると、まだ言えないではないのか、と思っている。何れにせよ、所管である環境省にはきちっと問い合わせと確認はしたいと思う。

# 都合に合わせて平時と非常時を使い分ける政府。あってもないような法律。東電に加害者、犯罪者意識はない。


http://ustre.am/_197Qt:PJg 01:52:05 ~ 東電
NHK - 藤根 【プラント関連】
Q:東電に聞く。第二原発4号機の立入り点検調査だが、今後の作業、点検の時間的な見通し等 あれば教えて欲しい。他の号機の立入り調査の見通しもあればお願いする。

東電 松本
A:まだ、特別、何月から実施できるということは検討していないが、4号機に関してはサーベーが終わったので、2、3日の間には正式な点検に入れると思っている。この際には何れにしても、あの、なんていいいますか、点検計画を決めた上で、装備品、それから見る場所、分担を決めた上で入ることになる。

午前中に申し上げたとおり、制御棒一本のいわゆる位置検出器の不調が既に確認されているので、そちらの場所をの確認というのは行われる予定になる。

残りの1~3号機の状況だが、こちらに関しては、まだ具体的な点検の予定等は立っていないが、4号機で申し上げたとおり、万が一の場合に備えて、注水系や除熱系のバックアップがきちんとあると踏まえた上で、格納容器の開放をしたいと思っている。

ですから、少し時間的な目処はないが、年内には各全号機への格納容器への立ち入りはしたい、点検を開始したいと考えている。

>NHK 藤根:
中の状況にもよると思うが、点検全体としてどれぐらいかかると考えたらよいか?

>東電 松本:
いわゆるウォークダウンというような、外観目視点検をするだけだと、やはり2、3日のうちには見えてくると思うが、個別に何か、例えば、変位量を計測するとか、そういった作業を伴うとこちらは、まぁ、週から月というオーダーになる。何れにしても計画をきっちりと立てて見ていく事になる。


http://ustre.am/_197Qt:PJi 01:54:30 ~ 安全委員会・園田政務官
ニコニコ動画 - 七尾 【プラント関連】
Q:27日に国際医療福祉大学クリニックの委員長が、当時の周辺住民の外部被爆の検査結果を振り返ると 安定ヨウ素剤を最低1回は飲むべきだったと発言されている。この方は原子力安全委員会の助言組織のメンバーでもあると言うことで、この発言に関する原子力安全委員会の見解をお願いしたい。

原子力安全委員会 加藤審議官
A:その新聞で報じられている発言については、ご本人は必ずしも正しくないと仰っしゃってんですが、実はこの先生は、えー、今、原子力安全委員会で防災指針を見なおしているが、そのワーキンググループのメンバーにもなっておられる。

先週木曜日の会議では、早い段階でスクリーニングレベルと関係付けて、えー、あのぉー、ヨウ素剤を摂取するように本部に行った覚えがあると言うことを仰ってた。

そういうことがありまして、私共でも 当時のやり取りしたものとか、正式な助言の形でなくても、なんかないか調べてみたところ、えー、本部の方からですね、現地対策本部長が、関係の市町村長に対して モニタリングレベルについて指示を出す案がですね、あのぉー、あのぉー、東京の本部から送られてきてコメントを下さいということがあった。

これは(3月)13日の午前中だが、それに対する答えの中で、スクリーニング レベル、その時は「10,000CPM とか、13,000CPMだが、超えている方についてはヨウ素剤を飲んでいただいたらいい」というコメントを返しているということがあった。

何れにしても、あのぉ、防災指針のワーキンググループでも、今回、ヨウ素剤の投与の実態がどうなっていたか、というのは、更に本部の方からも情報を頂いて、また、IAEA の方でも指標値を 100 から 50 に下げているという事もあるので、そういったことも念頭において、このヨウ素剤投与について、今後どうしたら良いか、指針の中で、どうしたら良いか、そこはよく検討していきたいと思っている。

ニコニコ動画 - 七尾 【被ばく - 住民】
Q:7日に国際医療福祉大学クリニックの委員長が、当時の周辺住民の外部被爆の検査結果を振り返ると 安定ヨウ素剤を最低1回は飲むべきだったと発言されている。ヨウ素剤を服用するタイミング、指示系統について、政府としても、今後、こうした事故の、同様の事故があった場合に政府としてどうやって指示をするかとか、

そういった、簡単に言うとマニュアルみたいなものをきちっと精査しなければいけないと思うが、それは政府として、今、加藤審議官が言ったようなことを踏まえてどう対応すればいいか、ということは対応されていくという事で良いか?その場合、どこの部署で対応されていくのか教えてほしい。

園田政務官
A:防災指針については、やはり、総理からもお話があったが、ちょっとどれぐらい前か忘れたが、事故、発災から一ヶ月ぐらいたった頃だと思うが、全面的な見直しはするべきであろいうという話がある。

今後、今、検証委員会の方で事故の検証を行っているので、これについてしっかりとした結果を出していただき、それと同時にやはり、防災指針についても、今、安全委員会 加藤審議官からも話があったが、様々な有識者の方々からの助言、意見を頂きながら、今後、また更に作りなおすというステップがあるべきだろうと言うふうには、私も思っている。

で、あのぉ、そうなると恐らく防災指針は、ま、ちょっと、確定的には申し上げられないが、原子力災害に関するものであれば、原子力災害対策本部という所で、やはり、それがクレジットして確定されるものではないかというふうには思っているので、あのぉ、専門的に検討する所はまた別の期間かも知れないが、最終的に政府としてのクレジットとしては、やはり、原子力災害対策本部という形になろうかと思う。

訂正させていただく。先ほど、クレジットとしては原子力災害対策本部と申し上げたが、指針そのものは原子力安全委員会で作って頂く。それを示して頂いて、私ども政府としてそれを、えっと、その指針に基づいて、仮に何か事故が起きたときには、具体的な行動計画を立てていく、対策を立てていく、というのが原子力災害対策本部としての役目、役割になる。申し訳ない。正確を期すために申し上げた。


http://ustre.am/_197Qt:PJj 02:00:25 ~ 東電
共同通信 - 菊池 【プラント関連】
Q:東電に聞く。2F の4号機の中の話しだ。先程、ダストと放射線量を計って、今後、分析を続けて評価が必要だという話しだったが、ダストを採取した後に分析にかける必要があると思うが、内部の放射線量は今までもそうだが、リアルタイムで出ていたと思うが、これは今回評価が必要だというのはなぜか?★宿題

東電 松本
A:ご指摘の通りその都度測っているので出来るが、いわゆるマッピングと言う形で場所と線量を付き合わせて地図を作るという作業があるので、そちらの方で、明日頃には皆様にはご呈示できると思う。最高の被ばく線量は 0.14mSv なのでこちらの観点から見ると高い線量が格納容器の中に確認されている事ではないと判断している。

>共同通信 菊池:
マップを作ると言うことで、それのためにある程度時間がかかると言うことだが、今の地点でだいたい測ったら、最大どれぐらいだったかというのは言えるのか?あれば教えて欲しい。

>東電 松本:
ちょっと確認させて欲しい。

共同通信 - 菊池 【プラント関連】
Q:中の空気が水素が 0.4%、酸素が22%という話しだったが、この値というのは いわゆる冷温停止中の格納容器の中の空気構成としては正常なのか?今回、事故が起こった後なので普通の物とは違うかも知れないが、問題ないレベルなのか、数値の評価について教えて欲しい。

東電 松本
A:ガスの分析結果だが、福島第二は1~4号機とも全て地震の時は運転中だったので、格納容器の中は窒素ガスが封入されている。酸素、水素の濃度は、それぞれ 4%以下、5%以下に保つと言うのが、保安規定の定めなので、それに従った窒素ガスが封入されている。

その後、今回の格納容器の中に入ると言うことで、いわゆる空気と置換したので、基本的に中身は空気になる。従って、酸素濃度で 22% という測定結果になるが、こちらに関しては通常のレベルだ。それから、水素濃度は 0.4% と言う測定結果ではあるが、こちらは小さい値なので、そもそもあった物なのかどうかと言う所は、少し検討する必要があろうと思っている。


http://ustre.am/_197Qt:PJl 02:03:20 ~ 安全委員会・文科省 渡辺
フリーランス - 政野 【被ばく - 住民】
Q:原子力安全委員会 加藤審議官に聞く。海江田大臣が SPEEDI については誰も知らなかったというような事を政治側の事だと思うが発言していた。例えば、福島県の担当者は SPEEDI の存在を知っていて、3月12日の朝からそれを受け取っていたと言うことを週間金曜日に記事を書いたが、ご存知だったという事実がある。

そうすると加藤審議官は勿論、SPEEDI の存在を知っていたと思うが、どこでその情報が止まってしまっていたのかと言うことを改めて教えて頂きたい。

原子力安全委員会 加藤審議官
A:SPEEDI の情報がどう伝わっていたか、伝わっていなかったかと言うことだが、事故が発生して文科省のほうから、実際にSPEEDI を運用している原子力安全技術センターに対して、いわゆる緊急時モードというのに切り替えて、それから単位放出で1時間ごとの計算をしなさいという指示をされているので、その結果がどう伝わったかどうかというのは文科省からお答え頂く。

フリーランス - 政野 【被ばく - 住民】
Q:海江田大臣が SPEEDI については誰も知らなかったというような事を政治側の事だと思うが発言していた。例えば、福島県の担当者は SPEEDI の存在を知っていて、3月12日の朝から それを受け取っていたと言うことを週間金曜日に記事を書いたが、ご存知だったという事実がある。SPEEDI の存在を知っていたと思うが、どこでその情報が止まってしまっていたのかと言うことを改めて教えて頂きたい。★未回答

文科省 次長 渡辺 格: 【未回答】今、原子力安全委員会 加藤審議官からお話しがあったように、地震発災直後から文科省から SPEEDI を運用している原子力安全技術センターに緊急モードに移行せよという指示を出し、これに基づいて、基本的に1時かんに一つ、いわゆる単位放出といいまして、1Bq 放出があった時に、どの方向にどれだけ飛ぶかというのを1時間ごとに、本来ならば専用回線で持って配信をするということになっていた。

しかし、福島県のオフサイトセンター及び、福島県に対してはオンラインシステムが 地震によって止まっていたので、福島県に対しては、確か12日、正確には翌日だったと思うが、12日から、メールベースで送るというような形で、単位放出のデータを送るというような形になっていた。

その意味で福島県の方も、元々の想定のとおりではなかったけれども、SPEEDI のデータはそのような形で入手できる状態にはなっていたという事だ。

>フリー政野:
ですから、そのデータが、受け取った側の福島県が単位放出という事で正確なデータではなかったということで県民に知らせることができた福島県も県民に全く知らせなかったという事実がある。県のことは県だが、逆に同じデータが有ったわけで、それが経産大臣なり首相なりという所に、手元に行ったと思うが、その行った地点はいつなのか?

3月11日深夜から3月12日の朝にかけてメールで頂いたという事を私は福島県の方に聞いている。それよりも遅く首相官邸が受け取っているはずはないと思うが、その11日から12日の朝にかけて受け取ったものが、どこでもみ消されたのかということをダイレクトにお聞きしたい。

>文科省 渡辺:
一つシステムの説明をするが、SPEEDI の端末は原子力安全委員会、あるいは 経産省 保安院はあるが、官邸にはないので、いわゆる原子力安全技術センターから単一放出のシミュレーション結果が、官邸に送られたという事はない。官邸に何か情報が行くとすれば、誰かが意図を持ってお送りするという形になる訳である。

フリーランス - 政野 【被ばく - 住民】
Q:質問を変えます。SPEEDI というのもが、100億だかなんだか知らないが、税金を使ってあったと。当然、センターの方の任務として福島と経済産業省と官邸の方には送ったと言うことをセンターの方から聞いている。


そうすると、今、官邸には SPEEDI の端末はないと言ったが、データは送っていると。経産省にも送っていると。経産省、あるいは国家公務員は国民のために働いているとすると、健康を守るためにデータを最大限に利用するべく仕事をするというのが本筋だと思う。その健康を守れるはずのデータが誰の手元で、誰の判断でなぜ止まったのか?★未回答

# SPEEDI 117億円の血税を投入して開発されたシステム。3次元CG やってる経験上、ソフトウェア開発に本当にそれだけの巨額の費用が必要だったのか疑問。SPEEDI は、その開発費に見合うシステムなのかという疑問。どうせ税金を食い物にしているだけなのだろうけど。開発当初と今のコンピューターの計算能力はケタ違いだし。システムの内容を検証する必要があると思う。

経産省 保安院 森山対策監 : 【未回答】先ほど申し上げたように、保安院から官邸に送られた SPEEDI の結果はあるが、それがその、、例えば、経産省 保安院なので大臣との関係で申し上げると、大臣には上がっていなかったということである。

>フリー政野:
上げなかったのは誰か?誰の判断で官邸に SPEEDI の情報を上げなかったのか?誰で止まったのか?

経産省 >保安院 森山:
それは、あの、この SPEEDI 、保安院が実施したものについてだが、放出量の予測が前提となるようなものだったということで、過程に基づく計算であったために、利用に値する試算ではないと当時は考えたという事だ。担当者は参考情報としての取り扱いに留まったと聞いている。

実際にあの、えぇ、官邸に1ケースは送られて、官邸の中で情報共有はされているとは認識しているが、それが幹部の方に上がっているか分からなかったと聞いている。

# 出た。利用に値する試算ではない。なんのためのシミュレーションなんだか。苦しい責任逃れを繰り返す、経産省 保安院。誰が信用するの。こんな電力事業者となぁなぁの規制機関。この原子力村を利権構造、組織体を創り上げてきた自民党は、もちろんなんら追求しない。利権を取り戻すことしか頭にない。

>フリー政野:
ですから、ここは非常に重要な所で、誰の判断でなぜ、単位放出だと実際の線量と違うデータだからということなんだが、風速であるとか、風向きであるとか、どこまで届くかというのはぴったり一致していた訳だ。結局。ということは、爆発が起きてものすごい高濃度の放射性物質が飛んでいっているということは、11日深夜から12日朝にかけて把握できていた。

データが正確でないからといって国民に知らせなかったというのは重大な犯罪になる。なので、その犯罪者は誰なのかというきつい聞き方をするが、誰がデータをとどめたのか?という事は重要な事だということは分かって頂けるか?

# 業務上過失致死容疑が成立しないのか。それが怖くて一生懸命住民の被曝を隠蔽したり、事故を過小評価している理由の一つ。保身のためなら、こどもの命なんかどうでもいい。将来的には、正しいと思っていた基準がおかしかったのだという、無罪放免の退路作りを勤しんでいる。いわば人間のクズ。

経産省 >保安院 森山:
保安院が実証した関係だが、それは先ほど申し上げたように官邸にいるリエゾンまでは届いていることは確認されているが、具体的に誰が送って誰が受信したかという特定はできていないと言う状況だ。

フリーランス - 政野 【被ばく - 住民】
Q:園田政務官に今の点についてリクエストだ。事故調査委員会の方に今の点を上げて頂けないか?それで、一体どこで SPEEDI の試算結果を官邸に報告するか、しないかが判断されて、官邸にまできちんと情報が上がらなかったのか、官邸の幹部、意思決定者のところまで手元に行かなかったのかということ、これについて事故調査委員会での調査をお願いしたいという事で、是非、検討をお願いしたい。

それでなぜ、そういうかというと、先ほど、ニコニコ動画の七尾さんが仰ってた点と同じだが、何時、何が起きるか分からない訳だ。また、同じように単位放出 1Bq という数値が出ても意味が無いから、というので誰かがもみ消してしまったのでは、また同じことが起きる。

再発防止のために、やっぱり総括が一番重要だから、そういう意味でお願いしたい。この件に関しては、今、お答え頂けるか?事故調査委員会の方にきちんとこの事については精査するということでお願いしてもらえるか。

園田政務官
A:事故調査委員会と私どもの関係から申し上げると、私どもから事故調査委員会に「こうですよ」ということを申し上げる、そういう位置関係ではない。申し訳ないが。つまり、事故調査委員会は第三者的に私たちと関係のない所で調査をして頂いて、で、必要とあらば、一人ひとり呼び出しをして頂いて、という位置関係なので、私どもから、接触をしていくということをすると、逆に言うならば、偏った情報を事故調に上げてしまうということになり兼ねない。

逆にゆうなれば、事故調査委員会からきちっと調査して頂くように逆にお願いをして頂きたいなと思う。その上で、仰ることはよくわかる。恐らく細野大臣もこの場で申し上げたと記憶しているが、SPEEDI がきちっと認識をしてそれを使いこなせてなかったと言うことは、これは大変な反省材料であろう、この事故の一連の中においては、大変重要な位置関係になっていくだろうと言うふうに私も思っている。

従って事故調査委員会からの求めもさることながら、私共としても、なぜ、こういう形になったのかというのは、仰るように総括は大変必要であるし、重要であるし、尚且つ、今後もそういったことが起きないように、SPEEDI の活用と、そしていち早く国民の皆様方にお知らせする、情報として伝えていく、その方策というか、方式というものは確率をしていかなければならないと思っている。

それはどこの場でと言うよりも、まずは原子力災害多作本部の中で、しっかりとそういう情報共有というものはして頂く事になるんだろうと思う。従って、それが今後、何らかの形でこういう形でお知らせをしたり、国民の皆さん方に情報としてお知らせしますよということは、何れ、本部の中で話し合いをして頂いて議論して頂いて、何らかの指針みたいなものは出していただくようにして頂きたいな、と私からもお願い申し上げておきたいと思う。

# また始まった。園田政務官劇場。長く話せばいいと勘違いしているのではないかな。

>フリー政野:
政と官の関係にも非常に関わるが、管が勝手に判断をしてもみ消したのだとすると、それは良くない事だ。政治の側は専門家ではないので、意思決定者であっても専門ではないから、SPEEDI があることを知らなかったのは、別に責められるべきものではないと思っている。

それを知っているのは官僚の方々であり、知っていたのは官だから、それを知っていて停止時なかったのであれば、その人は罰せられなければ、もう一回、こういった事が起こった時にもみ消される可能性がある。

そういう意味でそこはしっかり、官の方に責があるであれば、官の誰に責があるのかということを明らかにして頂きたいし、逆に政治の側で判断ミスがあったのであれば、政治家としての責任のとり方というのがあると思う。

やはり判断ミスというのは多大な影響を与えたわけだから、そこはしっかりと責を負うべき人は追うという事言ならなければ、再発されてしまうという危惧がある。

# その通り。誰も責任を取らないで済んでしまう事自体がありえない。官僚に限らず行政全体の諸悪の根源といえる。それは政治家も同じ。自民党は原発に対する説明責任すら果たさず、震災直後も公明党と一緒に何ら協力をせず、原発事故は 管直人による人災であると、脱原発に国民感情が動く前に政権を奪還しようと躍起になっていた発災事故直後。農家がかわいそうだから出荷制限はおかしいと激怒していた石破茂。事故直後から住民の被曝は国会で追求しなかった、現に今もしない事実を決して忘れてはならない。

>園田政務官:
恐らく一定のルールが確立されていなかったんだろうと思う。先程、冒頭に私からも答えさせて頂いて、SPEEDI が発足当時、昭和 61年当時、どういうこの SPEEDI を指針に基づいて活用していくのか、そして、緊急事態が起きた時に、どういう手順でそれを持ちだしていくのかと言うことの、恐らくルールというものが、これは検証してみないと分からないと思うが、出来ていなかったものでは無いかと言うふうに、私は今、推測をしている。

従って仰るように罰則規定があって、官僚を罰するかというと、決してそういうことではなくて、なぜ、そのような情報伝達が行われなかったのかという検証はほんとうに必要だと思う。

それを持って今後は、こういう緊急事態が起きたときにはこういう状況で、どこまで伝えて、どのように話をするか、ということを一定のルールを官邸ないと各省庁の間の中において、私は創り上げて行くべきだろうと、反省と検証と反省とその上においての次の次善策と言う事路を確立していくことが先ずは必要であろうと言うふうに思うので、あの、何か、犯人捜しをするよりは、検証と言うことをきちっとやらせて頂きたいな、というふうには思っている。キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

で、ということなので、当然ながら、今後はこう言ったことが二度と起きないように、この反省に基づいて二度と今回のような事が起きないような形にはしていかなければならないし、いきたいと思っている。おります!

# 駄目だこりゃ。また1人で暴走する園田政務官。どこまで自分に甘いねん。官僚罰したら政治家も罰せられるから。それは勘弁。反省で終わらす気かよ。生命が脅かされているこの状況、謝って済む問題じゃないだろう・・・。日本語無茶苦茶。責任をとらないで済むから何時までも同じ事が繰り返されるんだよ。原発に限った話しではないだろうが。刑事告発すべき。それしかない。

フリーランス - 政野 【プラント関連】
Q:園田政務官に聞く。現地点では 海江田さんが大臣だと思うが、安全が確認出来た原発から再開させていくというスタンスを何人かの民主党代表候補の方がいたと思うが、先程来、地震の件でかなり質疑があった。

地震大国日本としては、安全性が確認出来る出来ないを加味して、地震が起きるかどうかと言うことが重要なポイントだと思う。そのストレステストに加えて地震の面からの徹底的な議論というのが国民に対して分ると言うことが重要だと思う。

その辺の議論というのは今までにあったのか?無かったとするとこれからでも必要な事だと思うが、その点についての見解をお願いする。

# 国民的な議論に発展しないように、これまで、そして現在も散々隠蔽、過小評価を繰り返しているのに、そんな議論が 政府部内である訳ない事が分った上での質問。

園田政務官
A:当然ながらこれまでも、今から思えば、不十分だったのかも知れないが、地震と津波も含めて防護策というか、防護指針という物は原子力発電書に対する原子炉等 規制法の中において、それが道筋として作られていたと言うことである。

で、今回はその法律にプラス、緊急安全対策というような形を先ず、課せさせて頂いた。これは津波と電源喪失という点も含めて行わせて頂いた訳だが、それプラス、今回のストレステスト中においては、地震も当然ながら入っているので、当然、地震がどれぐらいまで耐えられる物であるのかどうかという所は、今後、ストレステストの一次評価、二次評価の中においても十分い行って頂けるようにしている訳だ。

従って地震が、どこまで起きたらどこまで耐えられるのかと言うことの検証であるから、実際にそれに対して、じゃぁ今度は地震の予測と言うことがきちっと行われていくかどうかという所は、大変これは難しい課題であり、予知連絡会も含めて十分な、今、対策というものを立てようというふうに努力はして頂いている訳である。

それについての予算も、今年度、来年度としてつけていこうではないかと言うような議論は当然ながらなされているので、地震対策という点に置いても、今後万全な対策を期すべく、政府をあげて努力をしてみたいという風に思う。

# 頼むから簡潔にしゃべれ。経産省が作ったストレステスト。従来の古い耐震指針+α(津波・電源補助)だけで安全性が確実である事を証明するために経産省が作ったテスト。この会見においても経産省 保安院はこの事を繰り返し発言している。最初からこのテストにより停止する原発はない。しかも、現在の福島第一原発でさえ十分安全性が確保できているという信じられない東電の評価と妥当な評価だと太鼓判を押す経産省 保安院。現在の福島第一原発は今回と全く同じ規模の地震と津波が発生しても何ら問題はないと住民帰還に向けた統合会見の場で説明している。どこまで国民をおちょくれば気が済むのか。全く現状を報じない既存メディア。何も知らされない国民。


http://ustre.am/_197Qt:PJm 02:21:25 ~ 文科省 渡辺
NHK - 石川 【被ばく - 住民】
Q:今の質問の関係で文科省として SPEEDI を緊急モードに指令を出したと言うことだが、緊急モードにした後、何をしなければいけないという事はどういう事になっていたのか?

文科省 次長 渡辺 格
A:今の体制において、先ほど申し上げたように地震が起こった直後、確か16時40分だったと思うが、文科省から原子力安全技術センターに対して、緊急モードに変えるように支持をした。この緊急モードに入るというのは、先程も言ったが、1時間に一回単位放出計算を行って、それを関係方面に送るということをするように、というのが、この緊急モードの意味である。

その後、原子力安全委員会、経産省 保安院には、そういう送付が行われていたが、先ほど言ったように現地福島県のオフサイトセンターは回線が途切れてしまったということなので、県にはEメールを送ったということはあるが、そういうことは出来なかったということである。

その後の本来の SPEEDI の運用の仕方だが、規制を担当している、今回の場合は経産省 保安院だが、そちらの方から、いわゆる放出源情報と申しまして、原子炉からどのタイミングでどの程度の放出があるかという情報を頂いて、それをもって実際に SPEEDI を回して単位放出ではなく、実際にいつ頃、どれだけ出そうだという情報、放出源情報をもとにSPEEDI を回して、それで避難をするかどうかという判断に使うというのが、本来の使い方である。

しかし、今回の場合は、先程から経産省 保安院 森山審議官から説明があるように、地震、津波によって放出源情報を計算するための ERSS というのが、うまく作動しなかったというか、実際には現実のデータを使った計算が出来ていなかったと言う事なので、放出源情報が得られなかった事によって、その避難に使えるような先ほど言ったような、単位放出というのは一つの仮定ではあるが、仮定による計算を行っていた訳だ。実際に避難に使えるような実際のデータに基づいた予測計算は出来なかったということである。

NHK - 石川 【被ばく - 住民】
Q:文科省では今回の SPEEDI の件を踏まえて、内部で今後どう活用すべきという議論はしているのかどうか?私の聞くところによると3月11日以降、文科省の記者会見、大臣会見等で、様々な記者から SPEEDI の公開はすべきだという質問が、毎回のように出ていたということを聞いた。

その時は必要ないと発言していたと聞いているが、なぜその時、必要はないとお答えになったのか?3月11日以降、記者から SPEEDI を公開すべきだと質問が出ていたのに、何故公開しなかったのか?それは(その質問は)大臣の会見でも出ていたと私は聞いているが、そういう事は、官邸、あるいは災害対策本部等には伝えられたのかどうか?

文科省 次長 渡辺 格
A:経産省 保安院 森山対策監の話にもあったが、 SPEEDI については、先ほど言いましたように放出源情報がわかった状況で実際の避難等に使えるようなデータが出てくるという所であったけれども、今回はそれがなかったのでいわゆる、課程の単位放出のような、仮定のものしかなかったということなので、その地点で仮定のものしか数字がない地点では SPEEDI のデータを公開することは、最初、想定していなかったと言う事である。

ただ、その後、いろいろ、そういう事で批判があり、結果的には後になったが、仮定のものも含めて全てホームページ上では公開させて頂いているという事である。

この SPEEDI の使い方について検討すべきというのは、仰るとおりであり、実際、その、日本画ですね、6月に IAEA に出した報告書の中においても、例えば、その、えー、まぁ、一定の課程を設けて SPEEDI により放射性物質の拡散蛍光灯を推測し、避難行動の参考として本来活用すべきだったが、現に行われた試算は活用されなかったと言う事で、いわゆる教訓として述べられている。

最終的には今後、事故調査委員会等で実際どうすべきだったのか、というような議論はなされると思うが、これは私が言うべき話かどうかちょっとわからないが、このような、いろいろな反省があったということを踏まえ、今度できる原子力安全庁の方に、この SPEEDI の運用については一括して移管するという事が、既に方針として決められているところだ。

>NHK 石川:
放出源が分からないからと言う事だが、それは何度も繰り返された議論であって、元々、たしか安全委員会が定めた指針においても、そもそもあり得るから単位放出量で計算するというプログラクムになっていたのではないかと私は理解しているが、そういう事も、それを運営していた文科省では理解していなかったと言う事か?

それは、私は元原子力安全委員長 松浦 祥二郎さんの記者会見や原子力委員会の副委員長代理であった 田中 俊一 さんから直接聞いているが、なぜ、単位放出量でそれをもとに避難を想定するということは、そのためにこそ SPEEDI を作ったとそういう方々はおっしゃっている。

それは現在の文科省で事故が起きた当時にはそういう考えは共有されていなかったと言う事なのか?

>文科省 渡辺:キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
仰るとおりであり、本来的には放出源情報を得て計算を行うということであるが、放出源情報が得られない状況においては、一定の仮定を置いた上で、これは単位放出も一定の仮定の一つであるが、一定の仮定を置いた上で試算を行うと言うようなことが、事前から想定をされていた。

# 文科省は 単位放出は判断材料としてあり得ることを認識していたことを認めた。その上で出さなかったのか。つまり隠蔽だった訳だ。反省しているから、謝ってるだろと。それで済まそうとする文科省。謝って済む問題ではない。原子力ムラの利益のために、いったいどれだけの人が被曝したと思っているのか!!!

しかし、今回の、まぁ、今回の福島第一の事故では、そのような使われ方はなされなかった訳である。実際、今回の事故に関して、 SPEEDI をどう使うかというのは、原子力災害多作本部がどのように判断するかということなので、文科省としてそれについてどうこういう立場ではないと思うが、先ほど言ったように、元々は実際の放出源情報がなくても、一定の仮定をおいて活用すべきと言うことでありましたので、先ほど言いましたように、IAEA に6月に出した日本国政府の報告書の中において、ちゃんと参考として本来活用すべきであったというような事が書かれている訳だ。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
今後、どのように具体的にやるのが一番いいのかについては、まさに事故調査委員会での検討も踏まえて、来年4月に一本化される原子力安全庁へ SPEEDI の運用が移管される中できちんと活用できる検討がなされるものだと思っている。

# 原子力安全庁にまるなげ。後は今後できる原子力安全庁の問題であると。それで逃げられたと思ったら大間違い。そうは問屋が卸さない。

NHK - 石川 【その他の議題】
Q:経産省 保安院はリエゾンが官邸にいたと言うことだが、文科省のほうからのリエゾンは官邸にいたのか?安全技術センターからのリエゾンは官邸にいたのか?教えて欲しい。

文科省 次長 渡辺 格
A:文科省からも官邸へリエゾンは行っていた。原子力安全技術センターは官邸へはリゾン的な方は行っていなかった。

もうひとつ言いますと、多分、その、文科省のリエゾンに SPEEDI のデータを送られているのかいないのか、というのは、その次にお聞きになりたいと思うが、文科省が官邸に派遣したリエゾンに対して文科省からは SPEEDI のデータの送付は行っていない。

NHK - 石川 【モニタリング - 環境】
Q:本日、土壌調査の検討委員会が開かれている。この土壌の調査というのは今後の基礎データとなるもので、貴重な、非常に重要な物だと思うが、その結果については何時、どのような形で公開するのかと言うことを教えて欲しい。

文科省 次長 渡辺 格
A:土壌関係の放射線量と分布マップの件だが、きょう午後、会議があり、すみません、私は最初は出席していたが、この会見に出るために途中で抜けてきたので結論はちょっと知らないが、今日、土壌の中のセシウム134、137についての議論はおこなった。

私が出ていたところまでだと、大体まとまった様なので、その後の会議で特段異論がなければ、明日に、おそらく今日あった議論を踏まえて修正すべきは修正した上で明日、セシウム134、137に関する土壌濃度のマップについては皆様にご提示できることになると、プレスの方々に情報を開示できる事になると思う。

NHK - 石川 【モニタリング - 環境】
Q:公開について 今までの土壌汚染については セシウム134、セシウム137という事だったが、その他の核種、とりわけヨウ素131についての汚染というより核酸というものについて、わかった事をどのように公表するおつもりか?

文科省 次長 渡辺 格
A:その他の核種について、例えば ヨウ素等については、今日の会議でも議論したが、非常にレベルが低くて雑音というか、ノイズと 区別するのが難しいということで若干もうちょっと議論する必要があると思うので、明日の公表する部分には、ヨウ素は入らないと思う。

それについては改めてもうちょっと検討会で検討した上で、改めてどう取り扱うかということを検討させて頂いて、それを踏まえてプレスの皆様には発表させていただくという形になるかと思う。

NHK - 石川 【モニタリング - 環境】
Q:今回の土壌汚染マップの発表の仕方だが、ただホームページにこういう土壌のあれが出たといっても、その意味や今後どういう対策に使うのかなど、なかなか全国の90以上の研究機関が参加した大変貴重な基礎データだと思うので、検討委員会のトップも交えて記者会見を開いて、きちんと説明をしていただけないか?

文科省 次長 渡辺 格
A:仰るとおりであり、ホームページに出しただけでは分からないので、明日、説明をした上でプレスの方に説明することを今、計画している。


http://ustre.am/_197Qt:PJo 02:35:20 ~ 保安院・園田政務官・文科省 渡辺
NPJ - 日隅 【被ばく - 住民】
Q:今、官邸のホームページを見てみたが、癌の死亡率の割合であるところが、癌の発生率の割合となっている事の訂正というのがきちんと本文中に明示した形になっていないし、他にも間違えたままになっている所がそのまま放置されているという状況が変わっていない。


これは 例えば、薬の副作用において「死亡する可能性が 0.1%です」と言うところを「重篤な病気になるのは 0.1% です」と書いている場合にそれはとんでもないという話しになるのと同じで、直ちに直さなければいけないと思うが、なぜ、これを放置されているのか?★宿題の催促

園田政務官 : 【催促】すいません。ちょっと確認をもう一度させて欲しい。前回、質問頂いた時に謝っている物があるかどうか、それも含めて確認させて頂いて、もし誤っていれば訂正させて頂くという事を申し上げたと思う。

それプラス、確か、政府内のホームページと政府内に入っている他機関の外部機関のデータの誤りというのも、確か指摘して頂いたのではないかなぁと思うのだが、その他、機関、外部機関については政府から外部機関までの、まぁ、なんていいますか、確認の、いわば時間というのが少しかかるのかなぁと思っているので、もしそれのご指摘であれば、もう少し時間を頂戴したいと思う。

# だから間違っているんだって。人命に関わる重大な誤りの箇所に、※印も付けず目立たないように隅っこに修正表記というのが不誠実、過小評価を直ちに止めろとう日隅氏の指摘。前回指摘した書類にちゃんと目を通していない事がバレバレ。官邸のチェルノブイリ情報の意図的な改ざんといい、事故当初から政府の隠蔽を日隅氏が指摘してきたこと。統合会見に移行した当所、日隅氏だけが会見出席を認められなかった事実。

>NPJ 日隅:
これは官邸の方は明らかに末尾で訂正している。注意書きがあるものについては、※印があって、本来はそういう形で訂正があると言うのはわかるようになっている筈なのに、その部分の訂正だけは※印もなにも本文中になくて、一番最後に書いてあるだけだ。

本文をサラっと読んだ人には、その訂正が最後にあるかどうかなんて分からないようなやり方になっている。だから、それは直ちに直さなければいけないと思うし、先ほど言われた、外部の人、いわゆるアドバイザーのグループの方が書かれている分についても、明らかに客観的に間違いなのだから、「癌死の割合」と「癌発生の割合」というのを間違えているのだから、これ明らかに客観的に町内なのだから、それは直ちに直すと言うふうにして頂きたい。

>園田政務官:
ホームページの訂正の仕方だが、もう一回確認をさせて頂く。えっと、不十分ということであれば、その辺についても検討させるので、もうしばらく時間を頂きたい。

# しばらくお時間って、園田政務官がこの会見に来る前からずっと指摘されている事なんですけど。以前の質疑から全く該当資料に目を通していなかった事が明らかになった園田政務官。見てられない。日隅氏が指摘している問題の「政府が国民に向けて公開している過小評価デマ資料」のURLは前回の日隅氏の質疑にあるので参考にされたし。こんなことを国が平気で行っている。あり得ない現実。 

NPJ - 日隅 【プラント関連】
Q:2009年の 9月に6メートル以上の津波が発生すると言うことを保安院の方が口頭で知られたと言うことだが、そのまま保安院の方が放置していた理由、つまり、当時想定されたのは5.7メートルでしたか、それを少なくとも超える津波がくると言うことを認識したにも関わらず、それを1年半以上、放置していたのはなぜなのか?★未回答

経産省 保安院 森山対策監 : 【未回答】2009年 9月に 経産省 保安院は東電から佐竹他を用いて仮に評価をすると 6メートルを超える可能性のある津波の説明を受けているが、実際には組織の中で共有されていない状況だった。その際になぜかという事は、えー、事実としては表示されていなかったと言うことである。

なぜかという所まではわからないが、この2009年に保安院が聞いたこと、更に今年の 3月7日に聞いたことは何れも申し上げたように事故調査検証委員会の方には、保安院、まぁ、それぞれ、そのいろんなレベルだと思うが、ヒアリングが行われて説明しているという状況である。

# この津波評価を知りながら隠してきたこの件に関しては、東電、保安院も事故調に一任する、試算だから公表する必要がないなど、あり得ない主張を繰り返すだけ。こんな決定的なスクープをメディア大手は一切取り上げようとしない。原発利権を得ているメディアが原発を擁護する姿勢がよく分ると思う。追求するのは自由報道協会、フリーランスの記者、そしてNHKの一部の記者だけ。絶対に追及の手を緩めてはならない。

NPJ - 日隅 【被ばく - 住民】
Q:先程、防護対策最適化システムとか、公衆に対する被ばく線量の評価等については 今回利用されなかったという言い方をされたが、これは SPEEDI の事とも絡むと思うが、なぜこれが利用されなかったのか?莫大なお金をかけて そういうものを用意しているにも関わらず、なぜ、事前に準備されているそのようなものが使われなかったのか?このことについてもなぜなのか?誰の判断なのかということをお願いする。


SPEEDI の事については、福島県に対して使えないから発表するな、と言うふうに指示をした、指示の内容、指示をした人、指示をした時間は何時か。それからそのようなことを官邸というか、本部に対してこれは使えないんだという、いわゆる首相、担当大臣に伝えるまでの事ではないんだと言う判断をした人は誰なのか?それは何時なのか?★未回答

文科省 次長 渡辺 格 / 経産省 保安院 森山対策監: 【未回答】>文科省 渡辺:先程(NHK 石川解説員の質疑で)言いましたように、単位放出について本来は福島県には専用回線で送られるべきところを送れなかったと言うことで、地震が起きた 3月11日の23時49分にオフサイトセンターの隣にある、県の原子力センターにメールで単位放出の事を送った。

それと別途、翌12日の23時54分になってから、今度は福島市にある県の災害対策本部へメールで、原子力安全技術センターの方から それぞれメールで送られている。ただし、原子力安全技術センター、あるいは文科省のほうから、それを福島件に対して公表しないようにという指示は 行っていない。

>NPJ 日隅:
県に対して送ったメールに添付されていた本文、添付されていたのはデータで、本文の中にどのようなことが書かれていたのか?

>文科省 渡辺:
詳しくは承知していないが、単に「お送りします」というふうに書いただけだったと私は記憶している。というか、文科省が出したわけではないので、承知していない。が、あの、単にデータを送ると言うことだけであったと承知している。

# 見たのか?あなた?承知していないのに、なぜメールの本文の内容まで回答できるのか??突然、添付メールを送るなんて常識的にありえない。いきなり本文説明のない添付メールが送られてきたなんて、受け取る側から想像もつかない。しかも、メールで送る方法は今回イレギュラーだった。そのような取り決めが事前にあったわけではない。如何に官僚の発言がうすっぺらい嘘で塗り固められているか、よくわかると思う。ろくにパソコンもネットも使えんのだろう。

>NPJ 日隅:
そうすると県のほうが何の判断も、国の方の判断もなく公開しなかったということか?

>文科省 渡辺:
単位放出については、本来は緊急モードにすれば、専用回線で送られることになっているので、それが、送られなかったので別途メールで送ったと言う事なので、実際的には 元々専用回線で送られていたのと状況としては全く同じなので、その意味で何かその、メールで送ったから特別何か想定されていなかった状況がプラスされたという訳ではないという事だ。

>NPJ 日隅:
私が言っているのはそんな意味じゃない。ここにいる方は外国の方が、14日の爆発を受けて16日には関東から避難できる人は避難しろというふうに、大使館から支持を受けて避難したことによって大量の被曝を避けることができたという事実は皆さんご存知なのか?!

そのうえで今のような回答をされているのか?外国の方は大量の被曝避けることができたんですよ!現に。相違データを元に避難しろという指示をして。それがなぜ、日本で行われなかったのかと言う事をみんな聞いているわけですよ。だから、県がなぜ発表しなかったのか、県独自の判断ではないのではないかと。

何がしか、注意書きがあったからではないのかと。あるいは大臣に届かなかったのは、大臣に届ける仮定で何か注意書きがあったから届かなかったのではないのか、そういうことを聞いている。

>文科省 渡辺:
あのぉ、一言、あのぉ、えー、私、文科省から言わせて頂くと、先ほど申し上げたように、本来の使い方であれば放射線情報はあるはずであったのに、なかったので、それをその過程のものを公開するという事は、その当時想定されていなかったと言うことである。少なくとも文科省の認識としては そういう認識だった。

# ちょっとまて。あんた今さきっき、NHK石川解説員の質疑で「一定の仮定を置いた上で試算を行う単位放出」を文科省は認識していたと発言していたじゃないか。そういう過程に基づいた SPEEDI の使い方を認識していながら、それを公開しなかった理由は何??

>NPJ 日隅:
それが避難に役立つ可能性があるということは考えなかったのか?これが避難にもしかたら、風向き等が分かって一時的に外出を控えろとか、そういう形で利用することもできると、そういう判断を文科省はしなかったということか?役に立つ可能性があるということを考えなかったということか?

>文科省 渡辺:
えっと、SPEEDI のデータをどのように活用するのか、その地点では原子力災害対策本部が 判断したものと認識しているが、それについては先程申し上げたように IAEA の閣僚会議 6月に出した報告書において、その避難行動の参考等として本来活用すべきであったが、現に行われていた試算結果は活用されなかった。という教訓としての日本国政府の一つの考え方が示されている訳である。

# 言い換えれば「原子力災害対策本部が悪いんだよ。IAEA に反省していると報告したし、日本国政府は教訓としているんだからいいじゃないか。」と同じ主張を繰り返す文科省の官僚。日本政府の教訓で終わらせようとする文科省。重大な責任。むしろ犯罪。業務上過失障害で立件されるべき犯罪行為。責任逃れを繰り返す文科省。政野氏の追求でも 園田政務官(政府)の責任逃れの姿勢は明白。これだけじゃない。文科省のモニタリング過小評価が引き起こした食料汚染。牛肉給食による子供の被曝。こんな信じがたいやり取りが実際に公開の会見で行われている、それが利害関係にある記者クラブ一部報道にのみ伝えられ国民に伝えられたことになっているという歪んだ現実。何も報道されないという事の驚き。この国は民主国家でもなんでもない。誰も責任を取らないから、何時までも同じことが繰り返される。大勢の人が無用な被曝を強いられ、内部被曝調査さえ行わず現在も隠蔽し続ける国。このような犯罪行為を厳しく断罪されるべきであって絶対に許してはならない。

>NPJ 日隅:
ですから、お内じようなことが起きてはいけないから、みんな同じ事を聞いているじゃないか。同じ事起きてはいけないから、具体的にどうしてそうなったのかということをそこまでは(IAEA報告書に)書いていないじゃないか。だから、みなさん聞いているのではないか。

そこまで分からないれども、そこまでの調査はしていないとうことか?逆に言うと。

>保安院 森山:
保安院だが、経産省保安院で行った(調査)結果については、これはあの、その、えー、○×△ 一番最初に申し上げたように、結果をスキャナーで読み取って電子化して、それをその、保安院と官邸でのオペレーションルームにある専用端末の共有フォルダに入れたということであって、そこになにか紙に指示があったとか、言うことではない。ただ、送信者と受信者が特定できない。

事実としてはこれまでの保安院の調査では、そこまでしか分からなかったと言うことだ。で、この件については、私は事故検証委員会の方でしっかりと確認されるべきものと思っているが、事実としてそういう活用がされなかったという事は大変問題があるということで、IAEA の報告書にそのように書かれていると認識している。

# フォルダに入れたって、なんの連絡もなしにフォルダに入れたらそれでおしまいなのか?今から入れるから、確認してくださいね、という指揮命令系統が存在するからそういう事ができるんじゃないか。なのに、フォルダに入れたとか、スキャナー使ったとか、どうでもいい事実ばかりが調査結果として報告。誰なのか、誰の指示7日については一切、口を開かない。事故調に任せるの一点張り。その事故調を経産省に取り込もうとして画策し菅総理により阻止された経産省。天下りオンパレードのどこまでも腐りきった経産省の官僚たち。

NPJ - 日隅 【被ばく - 住民】
Q:先程、防護対策最適化システムとか、公衆に対する被ばく線量の評価等については 今回利用されなかったという言い方をされたが、これは SPEEDI の事とも絡むと思うが、なぜこれが利用されなかったのか?莫大なお金をかけて そういうものを用意しているにも関わらず、なぜ、事前に準備されているそのようなものが使われなかったのか?このことについてもなぜなのか?誰の判断なのかということをお願いする。


SPEEDI の事については、福島件に対して使えないから発表するなと言うふうに指示をした、指示の内容、指示をした人、指示をした時間は何時か。それからそのようなことを官邸というか、本部に対してこれは使えないんだという、いわゆる首相、担当大臣にいうまでの事ではないんだと言う判断をした人は誰なのか?それは何時なのか?★未回答

経産省 保安院 森山対策監 : 【未回答】官邸で情報共有されているが、それは先程申し上げたように、受け取った個人の特定は出来ていない。どういうふうに意志決定されたかは現地点では分らないとう状況にある。

# そんな馬鹿な話しがあるか。おのおのが好き勝手に動いていたという言い訳が、本気で通用すると思っているお役人。社会常識を知らない人たち。立派な大学を出ていても、あってしかるべき、当たり前の何かが欠落している。こんな人たちが国を動かしているのかと思えてくる。あるいは意図的に責任逃れ、隠蔽に勤しんでいるかの二つに一つ。

>NPJ 日隅:
誰かがこれは使えないデータだから県とか大臣いつ詣える必要はないということを誰かが決めた(指示した)から、個別の直接伝える人が伝えたわけだと思うが、誰がそのような判断をしたのか、ということだ。伝えた人が誰かを聞いている訳ではない。

>経産省 >保安院 森山:
えっと、あの、事実関係として、その、 SPEEDI の結果、ま、経産省 保安院として試算した結果については、あのぉ、そのぉ、経産省 保安院の緊急時対応センター、いわゆる ERC総括班からリエゾンに送ったと言う事実は、それからその結果をオペレーションルームの中で共有されていたと、具体的には内閣官房の職員の方が、官邸以下、保安院の職員から紙で受け取ったというところまでは分かっており、上げるのかと言うことがあったかは承知していないが、結果としては幹部の方には届いていなかったと承知をしている。

NPJ - 日隅 【被ばく - 住民】
Q:今の文科省と経産省 保安院とのやり取り(文科省との SPEEDI 情報伝達の件、経産省 保安院の情報伝達、調査しない姿勢、最終的に政府の IAEA見解を持ち出す、最終的には事故調が判断することで答えない不誠実で無責任な対応)を数万の人が生中継で見ている。

それで政と官の関係で、今のような官の説明で、政として、民主党として放置するのか?つまり、調査をしてないと言っている訳だ。我々から見ると内輪を庇うために調査をしていない、というふうにしか見えない。そういう事をしていると、誰かが責任を取らされて死んだりするんですよ。こういう時には。もんじゅの時もそうだった。そういう事でいいんですか。園田さん。

園田政務官
A:SPEEDI の件だが、当然ながら、えー、その内容、まぁ、その時何が起きたのかという事は先程も、政野さんだったかお答えさせて頂いていたが、当然ながら、その当時の状況というものはきちっと検証をして置かなければならないと私は思っている。

従って、そういう点から今後、あのー、その SPEEDI のあり方、というものをきちっともう一回、確認しあおうという形の話し合いは高レベル、つまり、大臣同士で行われていると私は聞いていた。その検討の中で、先程も少しお答えがあったや に聞いているが、来年できる原子力安全庁の中で、SPEEDI の運用も含んでキチッとここが一元的に管理をしていこうと、今、計画をしている。

で、あるならば、その中で、おそらくどういう地点でどういう事象が起きて、そしてそこからどういう形で国民の皆さん方に伝達、あるいは広報していくのか、あるいは避難のために活用していくのかと言う所は、そこでキチッとそこまでに、その中で、この SPEEDI の運用のあり方というものが明確にする事ができると言うふうに私は思っている。

従って、先ず検証することと、そういう、どういう段階で 利活用していく事の検討が始まり、そして、それが明確に皆さん方にお伝えできるのは、恐らく来年、早ければ早いほどいいと思うが、明確になるのは来年の安全長が出来上がった際に明確になっていくのではないかと思う。

ただし、その中で検証と検討というものは、十分に行われるべきだろうと思っているので、その点、政府の立場からどういう形でお伝えできるかというのは、少し、あのぉ、、、も、も、持ち帰らせて頂きたいと思う。

# その 政野さんの質疑で園田政務官は、誰も責任を取る必要がない。それが官僚と政治家だといった旨の言い訳を力強く力説しておりました。原子力安全庁が SPEEDI を一元管理って、それは先の話。今回の責任、問題点を不明確にしたまま将来の対策を語っても意味が無いんだよ!!!大丈夫なのか?この国は。こんなのが日本の政治を担って本当に大丈夫なのか??これまで安全だと国民を騙し続けてきたその責任も、政治家にはある。なんの説明責任も果たさない自民党、公明党、のうのうと税金や裏献金で生活している事自体許せない。

>NPJ 日隅:
今、我々が感心があるのは、個別の問題ではなく、政と官の関係が他のところでも同じようになっているのではないかと言うことを心配するから、しつこくその分について聞いていると思う。

それが他の対策とか、原発の放射線対策とか、そういうところにも影響しているのではないかと言うことを極めて心配しているので、そこをきちんと正すことによって、ああ、そんなことはこれら出来ないなと、いうふうに思わせるという事が重要ではないかと思うから聞いている訳だ。それに対する答えは結構だが、そういう事だ。

# あまりに園田政務官が話を理解出来ないので、小さな子供にでも分かるように繰り返し説明する日隅氏。闘病中でありながら、病を押して会見に出席しているのに、不誠実な対応は本当に許せない。

>園田政務官:
ありがとうございます。仰るとおりだと思っているので私どもも、こういった事を教訓に、二度とこう言う事が起きないように、今後対策を講じるべきだと思っている。

# だめだこりゃ。責任の所在は不明確のままかよ。どこが政治主導だよ。口だけの民主党。本当に騙された。いったい自民党と何が違うというのか。


http://ustre.am/_197Qt:PJq 02:53:40 ~ 保安院・文科省 渡辺・園田政務官
http://ustre.am/_198dq:PJr(後半) 
フリーランス - 木野 【被ばく - 住民】
Q:保安院 森山対策監と文科省に聞く。今、リエゾンが官邸の中に入っていたという話しがあったが、リエゾンの責任者の方というのはいるのか?指揮系統と指示系統というのはきちんとしていたのではないかと思うが、何人かいて、それぞれが勝手に判断して勝手にやってるとは思えないので、現場の責任者という方はどなただったのか?

経産省 保安院 森山対策監 / 文科省 次長 渡辺 格 / 園田政務官
A:>保安院 森山:リエゾンの責任者は直ちにはわからないが、官邸には保安院からは委員長が行ったり、次長が行ったりしていた。この保安院の緊急時対応センターの総括班と現地のリエゾンの関係で言えば、かなりいろんな情報を先ほど言ったような端末を通じて、やや機械的にはあるが、送っていたという事だ。

その中の保安院が行った SPEEDI の試算結果の一つは、官邸内でオペレーションルーム内には共有されていたけれども、結果として官邸内の幹部にはがっていなかったという事である。

>フリー木野:
いや、要するにあの、共有されていて上がっていないと言うことは、その責任者の方がその時に、その時間に誰がいたかによると思うが、指示計というの一番上にいる人間が判断しているのではないかと思うので、その方がわかりましたら、というか 分かる筈だと思うので、

>保安院 森山:
いえ、あの指示をしたとか、なんとかではなくて、少なくとも内閣官房の職員の方が、保安院の職員から結果、3月12日の午前7時35分の件については紙で受け取ったという所までは分かっているが、それ以上のことはわかっていない。

>フリー木野:
内閣官房の方が最終的に受け取って、系統としては内閣官房のところから上に上がるということなのか?

>保安院 森山:
少なくとも分かっている事は、保安院の職員から内閣官房の方が国会でも答弁されているが、経産省 保安院職員から紙で受け取ったと言う事は答弁されているので、えー、その、保安院はオペレーションルーム内で3月12日の午前7時35分ごろに送ったものは、共有されていたというふうに認識しているという事である。

>フリー木野:
その時間は文科省のリエゾンの方もいたのか?

>文科省 渡辺:
文科省からも、リエゾンというのはいわゆる官邸との連絡役ということで、それは文科省にできた原子力災害対策支援本部、あるいは英語で言うと EOC(Emergency Operations Center) だが、そこの一員といいますか、そこの連絡役として 官邸に入れ替わり立ち替わりで同じ人がずっと行っていた訳ではない。

担当入れ替わり立ち替わりで行っていた。従ってリエゾンの人は原子力災害支援対策本部の出先と言うふうに理解して頂いて結構だと思う。

>フリー木野:
現場に常駐されていた方というのはいるのか?現場の責任者の方は?

>文科省 渡辺:
文部科学省で常駐していた者はいない。

>フリー木野:
では、その SPEEDI の情報が送られた時間にいたかどうかということは分かるか?

>文科省 渡辺:
そこはわからない。

>フリー木野:
確認して頂けるか?

>文科省 渡辺:
えっと、どの時間に共有されていたかというのはちょっと確認の上、、、

>フリー木野:
どの時間と言っても、そう何回も送っていないでしょ。

>文科省 渡辺:
あっ、そうですね。あの、いや、あの、確認してみますというか、

>フリー木野:
確認すれば誰がいたかというのがわかると思うが、

>文科省 渡辺:キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!人
わかりますが、わかりますが、見たかどうかは、ちょっと、あの、え、わかりませんので、

>フリー木野:
見ていないということがあり得るんですか?

>文科省 渡辺:キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!人
あり得ます、あり得ます。というのは、あのぉ、文科省は、あの、 SPEEDI の研究開発をやっているが、その避難をする市内を判断する役割ではないので、見ていない可能性もある。

>フリー木野:
確実に見ているのは、経産省 保安院の方ということで宜しいか?

>保安院 森山:
少なくとも経産省 保安院は、その、そこに送付されて、えー、それをその、あの、もらった側の方の答弁にあるように、内閣官房の職員の方が保安院から紙で受け取った言うことをおっしゃっているので、そこは保安院の職員が、誰かということは特定できないが、紙でお渡ししたと言う事だろうと思っている。

# この人達の調査って、根拠は国会答弁の発言から引用??なにそれ。とにかく誰かは一切特定できないと主張を繰り返す文科省と経産省 保安院。明らかに責任逃れ。アエラ 大鹿記者も追求しているので、官僚の呆れた答弁、実態を知りたい方は要チェック。

>フリー木野:
それは現場の責任者が渡したのではなくて、誰かがということか?

>保安院 森山:
そうです。特定できていません。

>フリー木野:
その先に、共有した後に上に渡す役割というのが、どういう指揮系統になっていたかというのは把握されているのか?

>保安院 森山:
その辺りのことはわからない。保安院のリエゾンは官邸内で共有したという意味は、少なくとも、その、えー、

# なんでやねん。それで組織が成り立つわけ無いだろが。小学生みたいな言い訳を繰り返す。入れ替わり立ち代り担当者が入れ替わる。この非常時に。その言い分で再現VTR 作れるものなら作ってみろ。ばかにするのも大概にしろ。なに このひどい答弁。

>フリー木野:
保安院の役割としては共有すれば、そこで終わりということになるのか?

>保安院 森山:
この地点ではですね、結果として様々な問題があると思うが、あのぉ、この SPEEDI の活用についてはあくまで試算だったと。これはもちろん、大変問題があると思うが、そういう参考情報として扱いが止まったという認識があったということである。

>フリー木野:
いや、あの参考情報というのは、先ほど文科省の渡辺さんも使い方としては、本来はデータが入っているものだが、仮定のものを入れるという運用もあるということを認識されていたようなので、その試算だからどうという事(言い訳)はないと思うが。保安院としては、そうすると、仮定のものを入れて運用するということは承知していなかったと言う事になるのか?

# NHK 石川解説員とのやり取りではっきりそう答えた文科省 渡辺。

>保安院 森山:
えっと、今のお話は、単位Bq数を入れて行うと言う事で、それは文科省の方でやっているが、保安院は、あの、その、

>フリー木野:
保安院としては単位放出量として出てきたものに関しては試算であってそういった運用はないという認識だったのか?

>保安院 森山:
保安院が自ら評価したもの、については、えぇ、、その、あくまでも参考情報としてというふうな取り扱いに留まったと聞いている。もちろん、この結果が問題があったという事は、これは何回もいろんな方から話がありますように、IAEA 報告書にも書いてあるが、それ自体が本来活用されるべきだったと言うことは、あの、そういう認識である。

>フリー木野:
いや、ですので、確認したいが、文科省ではきちんとデータを入れたもの以外に 単位放出量としても運用として、そういう運用の仕方があると言うことを認識していたという話だが、保安院ではそういった運用は認識していなかったということになるのか?

>保安院 森山:
指針に書いてあることは認識している。組織としてはですね。

>フリー木野:
であれば、試算だから使えないという話にはならないと思うが、誰がそう判断したのか?(官邸 幹部に報告しないと判断したか?)現場のリエゾンの方が、その時間に誰がいたかで責任者の方が判断されると思うので、その名前、所属等、確認をお願いする。

>保安院 森山:
ですから、これは誰が実際に受信したかとか、分からないということだ。

# これが官僚の本性。誰も責任を取る必要がない。一般常識がまるで通用しない文化圏の人達。同じことが常に必ず繰り返されるという諸悪の根源。この原発事故は明らかに人災だ。人間が作ったものだから、それは疑いの余地はない。運用するのも人間、安全性を主張するのも人間。原発の歴史はたった40年。これから原発事故は、間違いなく繰り返される。地震大国日本。

>フリー木野:
いや、だから、先ほどの質問にもあったが、誰が受信したかではなくて、当然、情報を共有した中で複数の人間が、それを見ているわけだから、その複数の方々の中で誰かが判断されている訳ですよね。ですから、この現場の責任者の方をお願いしますと言っている。

>保安院 森山:
・・・

>園田政務官:
あの、ごめんなさい。私から宜しいでしょうか?あのぉ、ちょっとですね。裏方に色々聞いてみるとですね、皆さん方の関心事はごもっともだと思っているし、先ほど来、私からもお答えさせて頂いているようにですね、この SPEEDI の活用の仕方、され方というのが、完全に誤っていたと言うふうに今でこそ、私どもも、それは反省の上にたって教訓として残させて頂く。

# ここでレフリーストップ。長々と無意味な答弁で煙にまこうとする園田政務官。

で、その経緯については、どうやら事故調査委員会で既にこの点については調査に入っているようなので、あのぉ、そういう面では事故調査委員会でキチッと概要が出てくるのちょっとお待ち頂きたいなと思っている。で、私どもは官房含めて、その調査について最大限協力するようにと言われて、それはもう官房からのご指示を頂いているので、

>フリー木野:
すいません、園田さん、一つよろしいか?あのぉ、事故調査委員会をそういう形で持ち出されて、会見の場で質問に答えて頂けないとうのは、情報の出し方としては非常に間違ったことだと思うが、

# 分からない訳がないことを分らないと言い張っているこの状況。不味くなると最終的に事故調に逃げる。これは政府だけでなく、東電、経産省 保安院 も同じ。津波試算でも散々使った手口。

>園田政務官:
あ、いやいや、ちがちが、違います!従って、今、保安院で、保安院で、分る範囲でお答えさせて頂いているが、

>フリー木野:
ですので、分る範囲でお答え頂ければいいので、分らなければ「分らない」という答えでいいが、こちらの質問に対して回答を頂いていないので、

>園田政務官:
はい、だから、あの、従って、あの、それは全てにおいて分る範囲ではお答えさせて頂いているが、それ以上は恐らくですね、オペレーションルームの中の官房の方なんですね。で、それは事故調査委員会の報告から調査が入っているように、今、後ろで聞きましたので、

>フリー木野:
あの、伝えなかったのは官房の方だという認識で良いか?

>園田政務官:
伝えなかったのがと言うか、どうかも含めて、今、事故調査委員会でやってる。で、保安院は官房のそこのオペレーションルームの方に伝えたというところまでは、確定させて頂いているので、今後、今後、その中、その中で、今度はどういう指揮系統があったのか、というのは今、調査がされていると言うことだ。

>フリー木野:
と言うことは、官房の方から上に上がらなかったと言う認識で良いか?現状においては。

>園田政務官:
いやだから、ちょっとそれは、それはっ上がらなかったどうか、

>フリー木野:
上がらなかったから伝わらなかった訳で、

>園田政務官:
今、調査をして頂いているので、その調査が出てくるのだと思いま、

>フリー木野:
上がらなかったから伝わらなかった訳では無いのであれば、大臣が知っていて知らないと発言していることになるので、そういう事になってしまうが、

>園田政務官:
それは事故調査委員会で必ず出てくると思う。

>フリー木野:
ですので、現状で先程から何度も、もう止めますが、現状、その送られた時間に、誰がいたのか、誰が責任者として保安院の方々がそこにいたのか?それの確認をお願いしますと言っている。お願いしている。それに対して分らない分らないというか、そこで共有されたと言うことだけをおっしゃるので、確認して頂けないのかと思いまして、

>園田政務官:キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
最大限、確認をさせて頂きたいと思っているので、その確認した結果を皆さん方にはお伝えするべきだと。

>フリー木野:
それはお願いする。

>園田政務官:(´・ω・`)
はい。

# もう十分決定的。流石、木野さん。前段の、政野さん、NHK石川解説員、日隅氏の質疑を無駄にしない。


http://ustre.am/_198dq:PJv 00:04:50 ~ 
http://ustre.am/_198iD:PJx(後半)
園田政務官・環境省 村山・支援チーム 除線・文科省 渡辺・支援チーム 医療班
NPJ & 吉本 - おしどり 【被ばく - 住民】
Q:RHC Japan の検査が妥当だという回答だが、私が質問したのは検査が妥当かどうかではなく、検査の精度と値段の関係だ。20Bq/L という検査で 2万4,000円 という検査を行っているが、いろいろな医者、専門家に聞いたところ、NaI シンチュレーションの検査で 2万4,000円 は高いのではないかという回答をいくつも頂いた。


その RHC Japan は 20Bq/Lが検出限界で 2万4,000円だが、例えば 似たようなお値段の利権分析センターでは、尿2Lで 0.30~0.50 が検出限界で 2万2,000円だ。尿 2Lで 0.10 ~ 0.29Bq/Lで 3万円など、普通、尿の検査は海外の検査も調べたところ、検査の精度と値段が相関関係で変わる。


なので、この RHC Japan の検査の精度と値段は妥当かどうか?そして これから内部被爆は住民の一番気にしている問題なので、いろいろこういうような形で内部被爆、尿など検査する機関が出てくるかも知れないが、そのようなことは今まで厚労省なども このような事例はなかったので、どのような形で法規制をしていくか、その見解を聞かせて欲しい。★未回答

園田政務官 : 【立場上、回答不可】RHC Japan の 2万4,000円、これが妥当なものであるかどうかという事だが、先程もお伝えさせて頂いたが、現段階で規制をするものがなくて、まぁ、いわば、民間のそういった形に任されているということであるので、これを妥当かどうかという所の判断基準が、実は政府の中にない。

で、今後、こういった事がおそらく起きてくるかもしれないので、厚生労働省を中心としてそういった事は何らかの形で検討していただきたいなぁというふうには思っている。まぁ、今後、法規制まで行くかどうかだが、その点については 私の立場で現段階では特に帰省していないという事で、その調整そのものについては言及はこの立場では出来ないと言うことだけ申し上げさせて頂きたい。

NPJ & 吉本 - おしどり 【被ばく - 住民】
Q:汚染されていた野菜が、一般廃棄物として処分されたという回答でよろしいか?私は最初のところにいなかったもので。(園田政務官:担当者が帰っちゃったって。確認させてくれ。)福島の農家の方々に聞いたところ、野菜は3回測定して 3回以内に1回でも基準を下回ったら出荷するという形で、3回検査して暫定基準値を下回らなければ出荷できない廃棄物という事だった。

非常に汚染されており、それは下降線廃棄物なので 一般廃棄物として処分出来ないと言うことだったので、そのまま放置しているところが7月の段階で多く、農水省に問い合わせたところ、各自治体に任せているという回答だった。それが一般廃棄物として処理されていたなら、ものすごく高濃度の灰がでると思うが、その辺りはどのように認識されていたのか、詳しく教えて欲しい。

環境省 廃棄物対策課 村山
A:野菜を燃やした場合の焼却灰印付いてだが、基本的には福島県内の災害廃棄物処理の方針ということで、6月28日に示しており、それは あのぉ、6月28日に「一般廃棄物焼却施設における焼却灰の測定及び当面の取扱いについて(http://bit.ly/qAp12X)」という事で、16都県について、あのぉ、調査と当面の取り扱いについて示しているところである。

その中で 8,000Bq/kg 以下のものについては、埋立処分という事で、8,000~100,000Bq/kg については処理方法を検討しているところであり、一時保管という形で、各自治体にお願いしているような所だ。そういう取り扱いで各自治体が対応をとっていただいているものと考えている所だ。

# これまでドラム缶に入れて保管しなければならないような放射性廃棄物を一般ゴミと同じように焼却処分しても構わないという信じがたい国の方針。もう、なんでもあり。規制にひかかれば、処分できるように、あるいは摂取できるように、現場で働けるように基準値を引き上げて大丈夫です主張を繰り返す国。で、下回ることが 確実になれば引き下げる。

NPJ & 吉本 - おしどり 【その他の議題】
Q:以前、私が質問していた事で回答が出ていたら申し訳ないが、8月17日にロードマップが出た会見で日米両政府、経団連などが復興関連行事として歌手のレディー・ガガさんや NewYork シェフの使節団などの訪日による安全性懸念(払拭)の関連行事などをしたが、それにかかった予算はいくらで、どこから出たのか、具体的にどのようなことをしたのか、回答が上がっていたら宜しくお願いする。★既に回答した宿題の確認

園田政務官 : 【宿題-再確認】この件については 先般お答えさせて頂いたが、資料を探したが手元にないので、1週間ぐらい前の記者会見の中で私がお答えさせていただいているので、出来ればホームページに議事録をこれから乗せるということを申し上げているが、もう載っているのでそれを確認頂きたいと思う。

# 8月22日の冒頭会見の冒頭の挨拶で園田政務官が回答している。http://bit.ly/quDDcH 園田政務官の言う議事録はこちら。http://bit.ly/pL094b

不正確を前提としてちょっと申し上げると、あれはですね、政府として企画して行ったものではない。たまたまレディー・ガガさんがイベントを開催するというところに、私どもが、いわば、この方は大変、日本に対して、あるいは震災に対して協力して頂いていたという経緯があったようであり、

そこの場に、政府の関係者、あるいは商工会議所だったと思うが、等も含めて、出向いていったというと語弊があるかも知れないが、そのイベントに合流させて頂いて、いわば風評被害も含めて、それを払拭するテーマの一つとして事業として行わせて、いわば、政府として広報させて頂いたという位置づけだ。

従って政府予算の中で何かイベントを組んだという事では、実はなかったようだ。その点については、ロードマップの中での記載について誤解があったら訂正をさせて頂きたいお思う。

>NPJ & 吉本興業 おしどり:
レディー・ガガさんはイベントに合流したと言うことで。では、ニューヨーク シェフの使節団なども同じような形なのか?ニューヨーク シェフの使節団も同じような感じなのか?

>園田政務官:
それも確認させて欲しい。

NPJ & 吉本 - おしどり 【被ばく - 住民】
Q:東大の小佐古先生にお聞きして調べたが、現段階で除線を住民の方々がされているが、その一元管理している部所は何処になるのか?調べたところ、各地域、各自治体で この辺りはここら辺に埋める、この辺りは 自分の持っている休耕田においておくとか、そのような除線形式になっている。

このままだと5年後、10年後に掘り返してみたら、びっくりするぐらい高濃度汚染された土が出てくるという懸念があるので、現段階で住民の方々が、もしくは、いろいろな方が行っている除線、除線された物の行き場所の管理、そのような地図は何処の部所が作っているのか教えて欲しい。

以前、こちらの統合会見で除線に関する住民の方々が除線を始めるに当たっての実験の資料が出ていた。それはマスクを義務づけて1日に4時間以内というような、4時間という数字はうる覚えだが、そういうので経口被爆、吸入被爆でどれぐらい汚染するか、という実験資料が出ていた。

現段階の住民の方々の除線としてマスクをしていない方がおられたり、1日 8~10時間除線をされている方々がいる。例えば、南相馬の保育園などでは煙と誇りをもうもうと上げる中、園児はマスクもせずにいて誰かが慌てて注意する人がいて、除線をやめるような形になっている。

住民の方々が除線をされて行くに当たってどのような管理をしているか?被爆管理をしているかどうか?あの時の会見に出てきた実験資料のアナウンスのみなのかどうか教えて欲しい。

# 恐らく おしどりマコさんが説明している実験資料というのは 7月15日の統合会見で生活支援チームから示された除線実証実験の事。http://bit.ly/rls9bp リンク先に配布された資料があります。

園田政務官 / 環境省 廃棄物対策課 村山 / 生活支援チーム 名乗らず
A:>園田政務官:後ほど生活支援チームから少し補足がもしあればさせて頂ければと思っているが、先ず、除線の管理は先週であるが、現地において支援チームと環境省が中心となって、先程も最初の質問であったが、JAEA(原子力安全基盤機構)が 50~60人の専門家を個々に派遣をして頂くという形で、現地対策本部というか、現地の支援チームを立ち上げさせて頂いた。

で、それと同時に政府そのものとしては放射性物質の調整会議を立ち上げさせて頂いて、関係省庁がこの場でまた、意見交換をする事によって更に除線、あるいはその他も含めて統一的に対策を行って行くという形をとらせて頂いている。

>NPJ & 吉本興業 おしどり:
では、そこが一括管理する部所ですか?

>園田政務官:
そういうことになる。対策室が一元管理をする所になる。

>NPJ & 吉本興業 おしどり:
では、今までの除線などの地図は、ここでもう作っているのか?今まで除線された地域、除線したものが 天地返しをしたり、その、埋めたりとかしているが、その地図は既にここに作ってあると言うことか?

>園田政務官:
えっと、除線マップですか?

>NPJ & 吉本興業 おしどり:
除線マップではなく、除線下廃棄物を何処に処理するかという、現段階で何処に埋めたりしているかという地図だ。

>園田政務官:
ちょっと報告して頂く。済みません。

>環境省 廃棄物対策課 村山:
えーと、除線で生じた土壌や廃棄物だが、現在、最終処分場の場所がないと言うこともあり、一時仮置きという形で各自治体の方に、後、地域のコミュニティーの方にお願いしているという状況だ。それで そのまま放置するといろいろ将来的に困ると言うこともあり、最終的には何処に埋めたかどうかと言うことをデータベースやマッピングとかを作って把握しようと言うことで、今考えている。

具体的な作業については、各自治体の方に、一部取り組んでいる所もあるかと思うが、最終的には国の方で調整、データベースみたいな者を作っていくと考えているところだ。

# 環境相も出席していた。事前に記者にも知らされていなかった。最後になってひょっこり。あり得ない。細野大臣の「今回、環境省はやる気ですよ!」発言が虚しい・・・

>NPJ & 吉本興業 おしどり:
除線されて廃棄物が何処に埋められたかなどは、逐一除線されている住民の方々に公開されないと、除線された物をまた埋めようとしたら凄く高線量の物が出てきたなど、そういうふうな懸念があるので、それはどのような形でどのような時期に公開されていくのか?

>環境省 廃棄物対策課 村山:
えっとですね、具体的に何時の時期に公開するかどうかと言うことは、まだはっきりとは決まっていなくて、ご指摘の点については、まぁ今後、どういう形で、あのぉ、まぁ、場所が何処に埋まっているかどうか、どうするか検討したいと思っている。

>NPJ & 吉本興業 おしどり:
分りました。早急にお願いします。

>生活支援チーム 名乗らず:
仮置き場のところだが、今まで過去出している、先週金曜日に出した市町村が実施される場合のガイドラインやあるいは 7月15日に、県、あるいは国の方で、先程、4時間ぐらいとおっしゃられていたあの文書では、市町村の方で適切な管理をこういう方法でやって下さいと言うことでお願いをしている。

まぁ、何処で仮置きされているかと言うことについて、先ず、現場というか、1番地か市町村の方で場所の方の把握はお願い申し上げているという形である。ただ、恐らくきちんと更にとうのは、、今取り合えずその文章でお願いしている。

それから4時間の話しだが、ひとつは4時間作業をやってみたところ、こういう形でしたと言うことであり、必ずしも4時間以下、4時間以上してはならないというような形で言っている訳ではない。

>NPJ & 吉本興業 おしどり:
分りました。では、あの時の資料はお願いという形で、参考資料と言うことか?4時間作業するとこれぐらい被爆するという参考資料という認識で良いか?

>生活支援チーム 名乗らず:
結果をお伝えして、4時間以内でやってみた所、4時間で1マイクロSvぐらいであるから、まぁ、こういうふうにそれぞれが短い時間で行われたり、気をつけながらやって頂ければ、あの、その、そんなに心配されることはないだろうと書いてある訳だ。

>NPJ & 吉本興業 おしどり:
分りました。では被災者生活支援チームとして、現段階で住民の方々が除線されている時に、どのような形で、そして不要な被爆をしないように管理されていたりとか、もしくはいくつか調査をされたりという形はされているのか?

>生活支援チーム 名乗らず:
あのぉ、今までの知見について先程の7月15日の文書で、例えば、県の方で出しているマニュアルにもあるが、マスクをした方がより望ましいとか、そういったような、ま、注意事項というか、こうした方が良いですよと言うことは書いている。

また、それから、この7月26日に出したガイドラインだが、また、これはいろいろ、何せ、国を挙げて初めての事なので、いろいろやってく中で知見がこれから積み重なっていくだろうと。知見が積み重なっていけば、また、そういう所をいろいろ、あーこうしたほうがいいとか、入れていこうと思っている。

>NPJ & 吉本興業 おしどり:
わかりました。私が聞いているのは、ガイドラインやお願いを出すだけではなく、現場で実際どのような形で除線が行われているかどうか、それを調査されたりとかはしていないのか?

>生活支援チーム 名乗らず:
はい。えー、市町村の方で実際に行われる分、それからまぁ国が直接行ったりする分、国が直接行って行く分については、まぁ、これから当然分っていくことになるし、一応市町村の方でお願いしている分、あるいは市町村の方でどうして良いか分らないと言うことに対して、そういうガイドライン的な物を示したり、仮置き場を作って下さいとお願いしているので、その中で把握されてきて、また市町村と確認したり、あの、相談をしていく中でわかる。今、取り敢えず市町村の方にお願いしている。

>NPJ & 吉本興業 おしどり:
わかりました。つまり、現段階で市町村の方にお願いしているので被災者生活支援チームとしてはしていないという回答か?

>生活支援チーム 名乗らず:
最初に言っておられたマップを今すぐ出せと言う形で言われると、そういう物が直ぐある訳ではない。

>NPJ & 吉本興業 おしどり:
すいません。最後がちょっとわからなかったのでもう一度。

>生活支援チーム 名乗らず:
今どこで、どれだけの仮置きの場所で、先程の政務官のやり取りの中で、マップとか仰っていたので、何処に仮置き場の地図がありますよと言うことについて、今すぐお出しできるような物ではない。

>NPJ & 吉本興業 おしどり:
わかりました。マップではなく、どのような形で住民の方々が、実際に除線作業を行っているかどうか、その7月15日にでた参考資料、ガイドラインのように、実際現場の住民の方々が、不要な被爆をせずに除線作業をしておられるかどうかのチェックは、被災者生活支援チームとしてしていないのか?と聞いている。

>生活支援チーム 名乗らず:
網羅的に全部把握していると。例えば、いろんな所でお話は聞いているが、網羅的に全部把握していたり、あるいは、一応これはあくまで今のところはガイドラインであったり、えーその、いわゆる規制的な色彩の文書の正確ではないので、そいういうあの、えー、把握してチェックをしているという物ではない。

# 一言していないと言えばいいだろ。結局住民に除線を行わせる政府。被害の実態や放射能に関する情報を正しく伝えないまま、内部被爆を強要。この不条理。ここに来て福島県による100mSv/y安全広報、県民詐欺が意味を持つ。20mSv/y 引き上げを要求したのは佐藤知事。

NPJ & 吉本 - おしどり 【被ばく - 住民】
Q:文科省に聞く。福島県の子供や妊婦さんにガラスバッジを配布して積算線量を測るというような事が 以前出ていた。いろいろ調べた結果、例えば飯舘村、もしくは郡山の一部でもそうだが、小学生が放射線を気にしながら生活するのは かわいそうだという判断で、各地域によって希望があるにも関わらず ガラスバッチを配布していないという地域がある。

これは 義務教育と言うこともあり、そのような事例を文科省で把握しているかどうか、そしてガラスバッチを配布するようにとアナウンスだけで、どのような実態、例えば、各小学校の子供が実際にどのような積算線量になっているかなど調査はされているのか?

文科省 次長 渡辺 格
A:確かに 子供達が線量計を付けることが、いいのか、つまり、その心理的影響があるのではないかという意見と、しかし、子供達の被爆をきちっと測るべきだという意見が両方ある事は承知している。一部の学校で子供達にガラスバッチを持たせているという事路があるが、これは基本的に各自治体、学校設置者の判断で行っている物であり、文科省がやって頂いている物ではない。

文科省がお願いしているのは、先程言いました子供達に線量計を持たせる事の子供達の影響も考慮して、福島県内の幼稚園、小学校、中学校、高校など、1600以上あるが、これに線量計を配り、教職員の方に付けて頂き、それで測っている。その結果は月に一度、文科省のほうでプレス発表させて頂いているところだ。

# 教職員が野山で蒸しとって遊ぶか?公園の砂場で遊ぶのか?そんなことは知ってるよ。これまでも文科省は、それが不十分だと会見でも散々指摘されているだろうが。国としては保証したくないのでむしろ、子供につけて欲しくない。ストレスが問題だと。

>NPJ & 吉本興業 おしどり:
わかりました。自治体の方にも文科省は任せていると言うことで、その小学校の親御さんは自分の子供にガラスバッチを持たせたいと思った場合、何処に申し出ればいいのか?

>文科省 渡辺:
あのぉ、学校全体でガラスバッチを付けるか付けないかというのは、基本的には各自治体の学校設置者の方で判断されているので、文科省でやってくれとか、やるなと言うことは指導はしていない。従ってそういう希望があるのであれば、学校の方で相談頂く事になろうかと思う。

# 酷すぎる。国は責任丸投げ。文科省の対応は酷すぎる。何処までも責任放棄の役人仕事。コミュニティー崩壊要因を次々に提示する文科省。国。この人達、間違いなく人として大事な部分が欠落している。

>NPJ & 吉本興業 おしどり:
わかりました。義務教育と言うことで何処の小学校も同じような希望が自分の子供に関して線量を知りたいという希望が通ると思ったが、それは別に文科省では指導せず、各学校の自治体の判断に任せるという、教育委員会、もしくは教育長の判断に任せると言うことか?

>文科省 渡辺:
あのぉ、一番最初に申し上げたように、子供に線量計を持たせると言うことについては、諮って線量がわかるというメリットと、子供達にストレスを与えて良くないという意見もありですね、いろいろ悩んだが、結局は文科省がやってるのは教職員の方に付けて頂くという形で基本的には学校で子供達と一緒に生活している訳なので、それであのぉ、子供達の線量は推定出来るだろうと判断している。

# 結局悩んで答えが出ないから現場に責任転嫁したと言うことだろうが。何いってんだ。このおっさん。その教職員というのはモニタリングが目的だろうが。子供の被爆もモニタリングの一環かよ。モルモットだよ。

>NPJ & 吉本興業 おしどり:
わかりました。文科省としては小学生がガラスバッチを付ける事に関しての認識というのは、公式なコメントはどちらでも良いという回答か?

>文科省 渡辺:
あのぉ、先程も申し上げたように文科省としてガラスバッチを付けるべきと付けないべきとも申し上げていないと言うことだ。それぞれ各学校設置者の判断だと思う。ただ、全県的な経口を知る必要があるので、文科省としては1600以上の学校に教職員の方に持たせると言うことはやっているし、これからもそれは続けると言うことだ。

NPJ & 吉本 - おしどり 【その他の議題】
Q:以前、回答頂いていたら申し訳ないが、来年度から小学校で放射線教育の副読本が配られると言うことを以前、坪井審議官にお聞きしたが、それはどのような内容で、どのような団体が作るのか?もう少ししたら回答するという返事を坪井審議官から頂いていたが。

# この件は 8月22日の会見で冒頭坪井審議官から回答あり http://bit.ly/n2QJpq

文科省 次長 渡辺 格
A:既に坪井審議官は どこかの地点で回答したみたいです。

>NPJ & 吉本興業 おしどり:
わかりました。確認します。

NPJ & 吉本 - おしどり 【被ばく - 住民】
Q:小児甲状腺サーベーの説明会に行ってきたが、その中で安定ヨウ素剤の説明が同時に行われていた。なぜ、安定ヨウ素剤の説明が小児甲状腺サーベーの結果説明会で行われるのかと言うことをその時の医療班の医者、そして説明会に来られていた放医研の先生にお聞きし、公式な見解ではないと言うことで、いくつか回答を頂いたがなかなか疑問の残る回答だった。

この小児甲状腺サーべーは3月末に行われたので 3月14日に高線量になった地域の検査としては安定ヨウ素剤の投与判断の検査としては、全く時期的に遅いと言う事だった。ではなぜ、説明会で安定ヨウ素剤の説明を一緒にするのかという疑問があった。

公式の見解ではないが、おそらくこの検査は安定ヨウ素剤を投与しなくて良かったかどうか、それが妥当かどうかの判断ではなかったかという回答を頂いた。この説明会で小児甲状腺サーベーの説明会で、なぜ、安定ヨウ素剤の説明が一緒になったか?という見解を公式の回答で頂きたい。

内閣府 原災被災者支援チーム 医療班 名乗らず
A:安定化ヨウ素剤の説明の内容だが、私どもの説明会の中では、安定化ヨウ素剤は原子力安全委員会さんに定めて頂いた 0.2マイクロSv/h というのが、100mSv/y、それは安定化ヨウ素剤の内服基準の一つであると言うふうに定めさせて頂いたという内容の説明の時に、ちょっと説明で触れさせて頂いたのであって、安定化ヨウ素剤の内服の是非についてこれで判断しろという説明は説明会で言っていないと認識している。

NPJ & 吉本 - おしどり 【被ばく - 住民】
Q:小児甲状腺サーベーの検査を3月末に行うというのは非常に遅い検査で、現段階からホールボディーカウンターなどでも過去のヨウ素被爆を推定することは、今の科学では科学的に一切無理なので、これからは早期発見、早期治療に力を入れるべきだと、

その時(小児甲状腺サーベーの結果を住民に返す説明会)の放医研の先生の見解を頂いた。ですが、早期発見、早期治療なら福島県の18歳以下の全ての子供に2年半ごとに行う小児甲状腺癌検診の一次検査で血液検査を入れるべきではないかとお聞きした。

甲状腺のエコーのみで しこりがあったときのみ、細胞検査、血液検査、尿検査なので一次検査に血液検査を入れるべきではないか。

なぜなら、エコーだと甲状腺癌しか見られないので、甲状腺機能障害についても言及しているが、甲状腺機能障害を見るなら一次検査に血液検査を入れるべきではないかと聞いたら、それは医療経済の問題だと言われた。お金があったらいろんな検査をするべきだがと言われた。

なぜ、小児甲状腺癌検診の一次検査で血液検査がないのか、公式な回答を頂きたい。

内閣府 原災被災者支援チーム 医療班 名乗らず
A:血液検査だが、これは甲状腺癌に関する血液検査ということで良いか?(おしどり:いや、甲状腺機能障害だ。フリーT3、フリーT4のチェックだ。)

私どもの認識としては説明会で説明した内容としては、甲状腺機能低下症にはしきい値があって、それは非常に高い線量であるので、これは資料にも載せて頂いているが、とんでもない何千mSv/y というものなので、今回、全県民に対してという意味では、癌としてのスクリーニングとしてはエコーが妥当で、それはなんというか確立されたものなので、基本的には先ず癌のスクリーニングとしてそちらを採用させて頂いていると言うところがある。

で、いわき市の今後の計画という4点目だが、今からでは大変不安に思っておられるという方は、わかるが、ヨウ素に関しては半減期が短いものなので、甲状腺からとしては大変申し訳ないが、検出できないということになると思う。えっと答えになっているかだが、以上だ。

# ヽ(`Д´)ノプンプン ヨウ素が検出されなくなるから、早く受けさせろと4月からずっと要求してきたにもかかわらず、誰一人として受けさせなかった国と県。ヨウ素が消えて消滅してから、県民健康調査でWBC検査。かろうじてWBC内部被曝検査を受けられた2名の結果も公開せず、どう考えても被曝隠蔽、証拠隠滅だろうが!!国家犯罪だろうが!住民被曝について一切報じないメディア。時系列で追って絶対に晒してやるから。でも、この医療班の方は福島班長よりずっと誠実な印象を受ける。医療班長は、紙切れ一枚持ってきて、それ読んでおしまい。後はお持ち帰り。自分の見解は、ほとんど述べないし。

>NPJ & 吉本興業 おしどり:
わかりました。ありがとうございます。

NPJ & 吉本 - おしどり 【被ばく - 住民】
Q:小児甲状腺サーベーで、いわき市の4才児で最高値が出た。その住所を調べたところ、いわき市北部ではなく 中部だった。なので小児甲状腺サーベーの検査は、いわき市の中部の子供をなぜピックアップしたのか?


どのような意図があり、なぜ最高値が出たのかと言うことを聞いたが、発災当時、ガソリンもなかったのでこれる人だけ検査をするという形だったので特に狙った訳でもなく、なぜ、この4才児が一番最高値が出たか、医療班、放医研では全く予測が付かないという回答を頂いた。


小児甲状腺サーベーの検査は飯舘村と川俣といわき市で行ったが、そこに住民票がある子供だけでなく、避難されている方とかランダムな形での検査で、なぜ、最高値が出たのか?


そしてなぜ、この子が低いのかというのが、一切、まだ何も判断が付かないという状況なので、こういう調査は出来るだけ皆さんの記憶が残っている内に早くしたほうが、出来るだけ正確なデータになるので、その調査をなぜ、いわき市の子供が最高値が出たのかという調査をして頂きたいが、そのことについてのこれからの計画はどうなっているのか?★宿題

内閣府 原災被災者支援チーム 医療班 名乗らず
A:なぜ、いわき市の子供が最高値なのかと言うことについては、えっと、ちょっと私どもも分らないというところが正直な所だ。今後、原子力安全委員会と相談してちょっと宿題として持ち帰らせて頂ければと思う。

NPJ & 吉本 - おしどり 【モニタリング - 食品】
Q:以前、福島県のお米が基準値以下だったというニュースが出たが、それは会津の米だけの調査だった。調べたところ、飯舘村の隣の地域でも 6マイクロSv/h という空間線量であるにも関わらず、稲作を普通に行っている地域が沢山ある。

その地域の米、土壌、そして調査はどういうふうにされていくのか?会津はかなり離れているので、会津の米だけの調査で福島県のお米は大丈夫というアナウンスだったので、他の地域の米はどのように調査されていく計画があるのか教えて欲しい。

園田政務官
A:農林水産省のホームページにも載っていると思うので確認いただきたいが、あのぉ、また、正確ではないということを前提に私の覚えている限りを申し上げたいと思うが、先ず、作付の基準が 5,000Bq/kgという基準があり、その調査を2回行う。

予備調査と本調査というのがあり、先ず予備調査の段階で5,000Bq/kgを下回っているものは、そのままフリーで行くが、それを上回っているものについて、これを本調査にかけるという2段階に確かなっていた。それで最終的には 500Bq/kg を下回っているものについて 出荷をするという形をとっているということであり、従って、その基準に基づいて行っているわけなので、あのぉ、飯舘村とおっしゃいました?

>NPJ & 吉本興業 おしどり:
飯舘村だ。地域名はここでは言えない。空間線量が 6μSv/h、飯舘村と長瀞地区と同じような空間線量だが、ずっと稲作を行っておられる地域があるので。

>園田政務官:
はい。おそらく調査はもう入っていると思う。その調査が入った上で、そのまま作付けが行われているということなので、空間と土壌も含めて吸い上げが、あの中に入るですね、吸い上げの値が、恐らく500Bq/kg下回っているものではないかと言うふうに推測はする。

最終的に出荷する前に高ければもう一回本調査をするので、当然ながら出荷される分については、今の状況では先ずはあん善なものだと申し上げられると言うふうにおもう。

# 吸い上げってセシウムの移行係数のことを言ってるのだろうか?

>NPJ & 吉本興業 おしどり:
わかりました。これは農水省の方に確認する。


http://ustre.am/_198iD:PJy 00:08:30 ~ 文科省 渡辺・保安院
NPJ - 日隅 【被ばく - 住民】
Q:SPEEDI の事で追加で調べて頂きたいことがある。原子力災害対策本部の事務局が SPEEDI の計算を3月17日からしている物について、いろんな想定がされている訳だが、この想定でこういう計算をするように指示を出した方は誰で、それぞれのデータについてはどのように使われたのかと言うことについても、宿題という形で結構なので回答を頂きたい。★宿題(経産省 保安院)

文科省 次長 渡辺 格 / 経産省 保安院 森山対策監
A:>文科省 渡辺:文科省が答えられるのでお答えする。38件文科省が行っているが、どういう条件でやれといったのは先程も言った EOC、いわゆる原子力災害対策支援本部の担当者であり、何れも内部での参考として扱っただけであり、外部へ送って何かに使うということは致しておりません。

尚、これらは現在、ホームページに公開されているところである。

>NPJ 日隅:
そうすると文科省は EOC から使うのでやってくれと言われて、計算した結果を EOC が勝手に出力して使っているだろうけど、それをどういうふうに使っているかはわからないと、こういう事か?

>文科省 渡辺:
えっとですね。使っているかどうか分からないというか、文科省の場合は EOCの外に出ていないので、内部でしか使っていない。一部モニタリングカーを派遣するときに、風下になっている部分のほうが高いであろうということで、モニタリングカーが行く時に参考にしたケースはある。

>NPJ 日隅:
すみません、ちょっと良く理解できていないが、EOC に言われて作ったというのは、本部の中で作ったということか?それとも文科省の中で作って、要はつながってるから、と言う意味か?

>文科省 渡辺:
えっとですね。文科省の中で指示して、原子力安全技術センターに指示して作って、文科省の中だけで使ったのであって、いわゆる原子力安全保安院、あるいは原子力災害対策本部の方では活用されていないというふうに理解している。

>NPJ 日隅:
あっ、そこでいう EOC というのは文科省内の、

>文科省 渡辺:
ごめんなさい。EOC というのは文科省の原子力災害支援本部のことであり、文科省の内部の組織でございます。

>NPJ 日隅:
わかりました。保安院の方は分からないと行ことか?

>保安院 森山:
それは分からないので確認してみます。★宿題


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■質疑(作業員β線被曝報告に関して)

http://ustre.am/_198iD:PJz 00:11:20 ~ 東電
東電 松本
本日の実績。作業員 β線の被爆発生。淡水化処理装置 Ro膜交換従事していた東電社員3人がβ線被爆。17.1mSv と 23.4mSv 3人目は確認中。経緯は調査中。

# 質疑終了後の この報告により質疑が約40延長。システムの都合上、これ以上、ここに表記できないので、こちらのページに分けました。

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