2011年9月22日木曜日

2011年 9月 20日 統合対策本部共同記者会見: ロードマップ(工程表)見直し会見 前回より精度を上げた放射性物質放出試算は前回と同じ毎時2億ベクレル放出。

2011年 9月 20日 共同記者会見 (67回)

■IWJ Web Iwakami - 岩上安身オフィシャルサイト
  1. http://www.ustream.tv/recorded/17389692
  2. http://www.ustream.tv/recorded/17391270
  3. http://www.ustream.tv/recorded/17392255
  4. フリーライター木野龍逸さんによるまとめ

■ニコニコ動画

Twitter 視聴者の声


■会見のポイント
前回のロードマップ見直し会見よりも変更は少なく、普段から会見を見ている人には退屈な進捗状況のまとめ報告会見。質疑ではロードマップのスケジュールについて、前日の IAEA総会後の細野大臣の会見で、年内に冷温停止を前倒しにするという発言から、ステップ2前倒しかという最初に質問した記者のミスリードに振り回される会見に。

おかげさまで細野大臣と政府統合対策室、東電、保安院の足並みが全く揃っていない事が露呈する会見となっている。曖昧な冷温停止の定義に関する質問が再び再燃。質疑もこれまでの繰り返しで、実績を強調する政府、東電だが何かが大きく進展したとはとても思えず。

冒頭の1ヶ月の進捗状況を説明しただけという内容で、相澤副社長も冒頭の10分の説見だけで質疑では誰からも相手にされず、5時間の相澤副社長放置プレイからもそれが伺える。西澤社長は出席しないしわ、細野大臣が統合会見に出席することは今後もないだろうという事を強く印象づけた会見に。作業員の食事支給を廃止したことなど都合の悪い事は一切報告しない東電にとって都合の良い報告会見である事は相変わらず。

■放射性物質 放出量試算は前回と同じ 2億ベクレル/時
事故収束、実績強調をするあまり住民帰宅を視野に入れた7月19日のロードマップに向けて、取り敢えず政府が東電に無理やり示させた感のある放出量の値が240億Bq/h。次の8月17日のロードマップ会見では2億Bq/hに下方修正。今回、サンプリング地点を増やして精度が上がったと報告しながらも、試算結果は2億Bq/h と前回の評価と変わらず。

■質疑にあがった話題
福島第1原発事故 賠償請求に案内書160ページ、記入用紙60ページ
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110920dde041040006000c.html
原発事故時:東電が衆院委に開示 大半黒塗りで
http://mainichi.jp/select/today/news/20110908k0000m040109000c.html

NPJ 日隅氏と木野氏の質疑は要確認です。

# 質疑全文と宿題追跡は未着手。分業できる体制を (ヽ´ω`) DB Project参加中


■本日の議題
今回から 下記、式次第の時間は分割された動画時間ではなく通しの時間を表記しています。ニコニコ生の過去動画と時間が一致するわけではありませんが、通しのタイムコードなので 内容を確認する際に、ある程度の目安になると思います。質疑に関しては IWJ 録画データのタイムコードを表記しています。

これまで質疑はIWJ録画のTC(時間)を表記していましたが、この回から通しの時間に変更しました。




資料


録画 IWJ
1 http://www.ustream.tv/recorded/17389692


2 http://www.ustream.tv/recorded/17391270


3 http://www.ustream.tv/recorded/17392255


フリーライター木野龍逸さんによるまとめ
1 http://www.ustream.tv/recorded/17393526



■冒頭のあいさつ ~

細野大臣
司会者:細野大臣は公務のため欠席。(IAEA 年次総会に出席)

#

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http://ustre.am/_1aXQU:QQD 00:01:00~

■事故収束に向けた政府の取り組み

園田政務官
私から事故終息に向けた道筋について説明させていただく。先ず、これまで東京電力 福島第一原子力発電所の事故収束に向けた道筋ということで、月に1回リバイスをして参った所だ。その進捗状況について また本日、皆様方にお伝えさせていただく。

東京電力株式会社福島第一原子力発電所について-原子力被災者への支援について-


原子炉および資料済み根量プールの安定的冷却の状態、これを確立して放射性物質の放出を抑制する、そしてそれにより避難をされている皆様方にも、1日でも早く地元に戻って頂けるよう、政府、或いは東電、事業者含めて、今、全力をかけて行なっている所だ。

その前提となる諸課題への取り組み状況だが、先ず原子炉の循環注水冷却は2号機と3号機については、給水ラインに加え、より効果的な冷却が可能となるコアスプレイからの注水を開始した。そして現在冷却をつづげている所である。

それから建屋内の滞留水の処理については、処理施設が安定的に稼動しているところであり、滞留水の水位は当面の目標レベルである OP3000 以下であるが、ここに到達する事ができている。滞留水の全体量については、これから豪雨や処理施設の長期停止にも耐えられるというレベルに減少しているというところまで評価できるのではないかと思っている所だ。

# あの、あくまで余力があるだけの話であって、豪雨が振って処理しても低濃度汚染水が増え続ける事に変わりはない。高レベル放射能廃棄物であるハイスラッジも増え続ける。原子炉に穴が開いた状態で、取り敢えず崩壊熱を押さえ込んでいる状態で安定、健全性をアピールするのはいい加減止めて欲しい。

それから放射性物質の現地店での放出量の評価については、この1ヶ月間、東電、或いは現場の皆さん方の努力により、1ヶ月前まで測定をさせて頂いている所より、より具体的に、そして現実の数値に近い形で努力を頂いている所だ。

原子炉建屋上部や、陸域、及び、海域での空気中の放射性物質濃度、ダスト濃度の測定を行なってきた。これらの測定結果を元に、総合的に評価をすると元放出量の最大値は1号機~3号機の合計で 2億Bq/h、事故時の 800兆Bq/h の約400万分の1と推定されるという評価結果が出てきた所である。

# 毎度のことだけど、水素爆発時と比較して放射能が減った事を強調。毎日水素爆発してるわけじゃあるまいし。あってないような成果を強調する政府と東電。そういう見え透いた安っぽい発言が信用を落とすとは思わないのだろうか。見ている方が恥ずかしい。こんな人たちが国を動かしていると思うと本当に情けない。無関心、人事のように考えている日本人はもっと情けない。それを良いことに民意を得たと主張する族議員はもっと情けない。

後ほど、800兆Bq/h に関しては安全委員会からより確実な数値を出すべくという形で、前回報告させていただいたよりも、この数値そのものが減少しているところには留意頂きたいと思う。

また、放射性物質の除線については原子力災害対策本部において、除線推進に向けた基本的な考え方、及び除線に関する緊急実施基本方針などを決定したところであり、只今、各市町村と共に協力して、8月下旬より除線の実証実験を行なってきたところである。

以上、ステップ2と位置づけられている放射性物質の放出が完了され、放射線量が大幅に抑えられているということ、そして、いわゆるこの冷温停止状態については、目標達成時期としては10月半ばから来年1月半ばまで、とさせて頂いている所だが、昨日だが 細野大臣からもお伝えさせて頂いているが、これを年内を目途に達成すべく、今、全力を上げて取り組んでいる所である。

それから、被災者生活支援の部分で、今日、皆様方にもお配りさせて頂いているが、こちらのロードマップ、進捗状況のポイントだけ、お伝えをさせて頂く。ご案内の通り、警戒区域内の一時立ち入りの支援という形で、希望者全員の一巡目が 9月9日に終了した所である。

で、2巡目の立ち入りについては、昨日からマイカーでの立ち入りを認めているところであり、順次これから行われていくという形になってくる。それから、本格的な除線に向けた取り組みとしては、ご案内の通り、福島県町のオフサイトセンターに福島の除線推進チームが 8月24日に立ち上がると同時に続いて、内閣官房には放射性物質の汚染対策室を設置した。

そして、先ほど申し上げた緊急実施基本方針に伴い、9月9日には閣議決定で約2,200億円の予備費を活用することが決定されたところである。併せて国会で成立をした所ではあるが、汚染対策の対所特措法が成立しているので、これの立ち上げに今後、順次、以降をしていくものであると思っている所だ。

その他、被災者等への賠償という点においては、この原子力損害賠償紛争解決センター、これが開設され、今、受付開始をさせて頂いているところであり、9月13日には福島事務所も設置した所である。また、東電からは算定基準を発表されているところであり、今後、9月中に受付、10月中旬以降の支払い開始を目指して体制を拡充していくということである。

ロードマップの進捗状況についての私からの発言は以上だ。後ほど、東電の相澤副社長から内容についての詳しい説明があるので、内容についてはそちらに譲りたいと思う。

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http://ustre.am/_1aXQU:QQF 00:08:20~

■福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋 (東電)

東電 相澤副社長
東京電力、立地本部長の相澤でございます。先ずは当社、福島第一原子力発電所事故により発電所周辺の皆様、福島県民の皆様、更に国民の皆様に大変なご迷惑とご心配をお掛けしていることに、改めて心よりお詫び申し上げる。申し訳ございませんでした。

「福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」の進捗状況(9月20日)について

私からは本日、事故の終息に向け、全力を上げて実施している対策の進捗状況について説明させていただく。お手元の資料1、東京電力福島第一原子力発電所 事故の終息に向けた道筋、進捗状況のポイントを御覧下さい。先ず基本的な考え方だが、これまで作業は概ね計画通りに進んでおり、収束に向けた取り組みへの考え方は変更せずに今後も進めて参りたいと考えている。

続いて目標達成時期等だが、設定した目標、或いは時期については達成可能と考えており、私どもとしてもステップ2の目標である冷温停止状態を年内を目処に達成すべく全力を上げて取り組んでまいります。滞留水だが 豪雨や水処理装置の長期停止があった場合でも、海洋への放出リスク等が、相当程度、低減できるレベルまで水位が減少してきている。引き続き、循環注水冷却を継続強化していく。

圧力容器底部の温度はグラフで示したとおり、9月19日の地点で、1号機は 84℃、2号機は 113℃、3号機は 91℃となっている。今後も温度を監視しつつ、放射性物質の放出も管理し、冷温停止状態への移行を目指す。その後、モニタリング結果から放射性物質の放出量を最終評価する。

尚、最終評価までの間、放出量評価は 継続して実施し、皆様に公表していくつもりだ。こうした取り組みにより、原子炉等のより安定した冷却と放射性物質の放出を管理抑制できることを確認していく。

では、次に至近の一ヶ月で実施他作業として、今後の取り組みについて総括的な報告をさせて頂く。

【課題1:原子炉】
課題1 原子炉だが、注水ラインを変更してより効果的な冷却を開始することに取り組んできたが、3号機は 9月1日、2号機は 9月14日に従来の給水ラインに加え、炉心上部から冷却水をスプレイする、コアスプレイ系からの注水を開始している。現在、2つの給水ラインから 1号機が 約3.6m3/h、2号機が 約7m3/h、3号機は 約12m3/h にて注水を行なっている。

その結果、1号機の圧力容器底部の温度は100℃以下で安定している。3号機については注水量の変化に伴う温度変化について、試験中であるので、まだまだ安定したとは言えないが、今後、2号機、3号機についても冷温停止達成に向けた十分な注水量の把握を行い、100℃以下の安定を目指していく。

【課題2:燃料プール】
燃料プールについては先月の報告でステップ2の目標である、より安定的な冷却状態を達成することを報告済みなので、次に移らさせて頂く。

【課題3:滞留水】
滞留水だが、第二セシウム吸着処理施設サリーが8月18日に運転を開始したこと、また、キュリオン、アレバの稼働率が安定して推移したことにより、タービン建屋内の水位が大幅に下がってきている。この結果、グラフにお示ししたとおり、滞留水の水位を豪雨や水処理装置の長期停止にも耐えられるレベル、目標として OP3000 つまり、小名浜湾平均潮位から 3000ミリとしていたが、これを 9月11日に達成している。

なお、滞留水の処理実績は 9月18日地点で累積で 95,420トン、最近1週間の平均稼働率は 83%となっている。今後は蒸発濃縮装置の10月中旬の運転開始に向けて塩分処理施設の増強も図っていく。

【課題4:地下水】
続いて課題4の地下水だが、既に案内させて頂いているとおり、遮水壁の基本設計を 8月31日に完了し、現在、ステップ2の期間内の工事着工に向けて詳細検討を進めている。

【課題5:大気・土壌】
大気、土壌だが、3号機原子炉建屋上部のがれき撤去を 9月10日から開始している。4号機も明日、9月21日頃から開始できると考えている。また、撤去した瓦礫等については放射線量に応じて容器に収納した上で、保管エリアで適切に保管を行なっている。

更に前回の会見でもお話させて頂いた格納容器ガス管理システム、これは原子炉圧力容器底部で概ね 100℃以下に到達した後に、格納容器から漏えいする放射性物質の放出量を低減するために、格納容器への窒素充填料と同程度のガス量を抽出管理して、格納容器内の圧力を大気圧程度にする装置である。これが1~3号機に順次設置してまいる予定である。

【課題6:測定・低減・公表】
1~3号機の現地点の放出量について再評価を行った。なお、今回の評価では、前回までの評価を行なってきた西門付近の空気中放射性物質濃度のほとんどが、検出限界値未満となっていることから、放出源に近い原子炉建屋丈夫における空気中照射政物質濃度の測定結果、あるいは海上でのダスト濃度測定結果から放出量を評価している。

このように精度を上げて評価した結果、現在の放出量は低下傾向にあると認識しているが、3号機原子炉建屋上部からの放出量は、今後、最評価することから、現地点では保守的に考え、先月報告した結果と同様、最大で 約2億Bq/h と推定している。

これは事故時と比較すると約400万分の1に減少している。この放出量に基づく敷地境界での年間被ばく線量は暫定値ではあるが、最大で 0.4mSv/y と評価している。今後も空気中の放射性物質濃度測定を実施し、放出量の低減傾向を把握していく。

また、次に内閣府、文科省の指導のもと、モニタリングを実施し、効率的な除線にしいる情報を引き続き収集する当ともに、これらの成果や当社の保有する放射線管理に関する知見等を用いて国や市町村による除線活動をそれぞれと相談させて頂きながら、出来るだけ支援を申し上げていきたいと考えている。

【課題7:津波・補強・他】
8月26日に全号機の原子炉建屋の耐震安全性評価を完了している。

【課題8:生活・職場環境】
8月末段階で、仮設寮を予定していた1,600人分の建設を完了している。

# 食事支給を取りやめて、作業員に自費購入に変更したことは説明しないのかよ。都合の良い事しか報告しないはいつものことだけど。

【課題9:放射線管理・医療】
夏季限定であった5号機、6号機の救急医療室を恒常的な施設として看護師や放射線技師の派遣も開始している。

【課題10:要因育成・配置】
放射線管理の要因育成を引き続き実施して参る所存だ。

私からの説明は以上だが、本日も会見に併せて、当社、福島第一原子力発電所の現場の状況、ならびに被災者の皆様の帰宅にむけた支援の様子を収めたビデオ映像を用意させていただいた。一部の映像は先週末から開始した。写真による現場公開資料と重複しているところもあるが、少しでも現場の様子を理解して頂ければ幸いである。

また、今後、避難されている方の帰宅には、復旧作業の着実な進展と共に、放射線測定要員の養成と要因の正確なモニタリングが重要になる。その様子をこれから皆様にご覧頂きたいと思う。この映像についてはデータをUSBで用意させて頂いているので、ご希望の方はお手数だが、会見場入り口にてダウンロード願えればと思う。私からは異常である。

それではこれから放映をさせて頂く。ご覧頂きたい。以上だ。

■ビデオ紹介(約3分40秒の動画)
http://www.tepco.co.jp/tepconews/pressroom/110311/index06-j.html


# 動画はナレーションなし。東電 松本がナレーター。以下タイムコードは蒸気配布データのもの。

東電 松本(ナレーション)

00:00 ~
それでは映像の方をスタートしてください。こちらに2号機、3号機の間の高台から1号機から4号機を撮った映像になる。

00:17 ~
ちょっと止めていただける?正面に映っているのが4号機になる。

00:28 ~
1号機は現在、原子炉建屋カバーの設置工事を進めているが、現在、壁パネル全、18枚中、8枚が取り付けられているという状況になる。

00:45 ~
こちらは3号機の周辺で瓦礫の撤去を遠隔操作により片付けを行なっている所だ。

01:03 ~
3号機への注水ラインだ。場所は2号機のタービン建屋の東側にある。手前のバルブを操作することで原子炉の注水量調整を行なっている。

01:33 ~
こちらは第二セシウム吸着装置サリーの吸着塔になる。こういったタッチパネル式の制御装置でコントロールしている。

01:45 ~
こちらは静止画になるが、建屋上空でのサンプリングの様子だ。

02:00 ~
これが1号機、3号機で使ったスカートを履いたような形になっているが、サンプリング装置になる。2号機の方はブローアウトパネルのほうでサンプリング装置を置いている。

02:00 ~
こちらからが、ちょっと止めてくれる?こちらが文科省の指導の元で、各地点でのモニタリングを行なっているところの映像になる。先ず、この場所だが、富岡駅から海岸までの間の水田での測定風景になる。(映像)続けてください。続いて各地点での測定結果になるが、先ず1枚目が楢葉町、

02:25 ~
ここが浪江小学校、それから、ふれあいセンター浪江、最後が請戸川の上流という所で測定を行なっている。

02:40 ~
こちらは動画になるが、富岡駅での放射線の測定状況になる。ちょうどここが駅のホームの上というような状況になる。で、駅から海の方へ向かった測定の状況だ。

02:55 ~
こちらは東電の総合研修センターでの研修の様子だ。サーベイメーターの取り扱いのほか、こういった防護危惧の装着の仕方等を研修している。

03:18 ~ 03:40
こちらは広野町の中央体育館での一時帰宅における支援活動中の風景だ。(全て写真。計5枚)

東電からの映像紹介は以上だ。

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http://ustre.am/_1aXQU:QQH 00:23:15~

■宿題の報告 


園田政務官
私から何点か、先般来の宿題を頂いていたので、それについてお答えさせて頂く。

■宿題の回答

★ 寺澤有
この共同記者会見のことに関してお話を頂いた。この記者会見において参加が可能な方ということでみん様方にもお伝えさせて頂いているが、その要領ができている。これに従い、大変恐縮だが、この記者会見場に入って頂ける方と言う形でお願いをさせて頂いている所だ。

協会に加入されているとか、あるいはその発行する媒体に照らして、その協会に準じていると認めうるものであるとか、或いは、その上記メディアが発行する媒体、これに対して定期的に記事を提供している方と、いわゆるフリーランスの方にも、この要領を満たした方には入って頂けるという形を取らせて頂いている所だ。

★ NPJ 日隅
それから、私がこの会見を後にしてから、質問を頂いた合同会見の参加申し込みをして許可しなかった人数、区分、不許可理由という形で質問を頂いていた。これについては合同会見の登録要件に該当しない方の人数は、9月20日地点において、7名、うち、先ほど申し上げた区分に該当する方、区分8だが、この発行する媒体の目的であるとか、内容であるとか、実績等に照らしてそれに準ずるものであるかどうかということで、それに該当する方が2名、それから、フリーランスの方で定期的に記事を提供しているものという形でここに該当しない方が5名いるという事でお伝えさせていただいてる所だ。

また、これら7名の他に資料の提出を私どもの方から求めている方が、6名おられるという事である。登録が認められなかった理由としては、先ず先ほど申し上げた区分8の方については、この発行する媒体の目的、内容、実績等に照らして、日本新聞協会会員等に準ずるか否かの判断をしているというところであり、ここの提供がないか、十分と判断することが認められていない方については困難であるという形の判断をさせて頂いている所だ。

それから区分9、いわゆる定期的に記事等を提供しているがどうか、と言うところだが、ここの該当の方で許可をしなかった方は、いわゆる1年間で2件以上の署名入り記事の宗主を此方側から求めているという所で、その提供が現在の所ないという事で、先ほど申し上げた7名の方については、大変恐縮だが登録要件に該当しないということで、お話をさせて頂いている所だ。

★ ファクター宮島
ファクター宮島さんから質問頂いた亘理町と小倉寺の2箇所での線量が高い件ということであり、私どもに情報がその地点で上がっていなかったということで、私も大変遺憾に思っている所だが、9月12日に発表した測定結果では、測定した1,038地点中、3.0μSv/h を超えた地点は2点あったと言うことだ。

それが、亘理の字、東土入地区と小倉寺の字稲荷山地区であり、両地区は県庁から約2km の距離にあって人口密集地域という状況ではないということだ。ただ、当該地点を特定避難勧奨地点に設定するかどいうかについては、現在、原子力災害現地対策本部、及び、福島県、そして福島市において慎重な検討が重ねられているということであるので、今後の予定については、現在のところ未定である。

★フリー小嶋
20km圏内の取材についてということで、マスコミが一部、同行取材して入っているではないか、という指摘を頂いてきた所だ。これについては、現地対策本部は警戒区域への一時立ち入りに関するマスコミの同行取材について、立ち入り実施地区の役場の許可を得た上で認めていたという事である。

これに関しては、マスコミ側でバスを調達して1台のバスに同情して住民のバスに同行する形で、5月10日から、9月1日まで、合計6回の取材許可が出ているとうことだ。調達したバス1台の定員は約20名程度であり、登録は県政記者クラブにおいて行われたものだ。

また、役場などの公益目的立ち入りにおいて、マスコミが同乗して取材を行うということを当該の役場が認めた場合に立ち入りを行ったことが過去の例としてある。何れにしても、市町村、役場の判断であり、マスコミの取材に公営規制があるかを判断して立ち入りを認めているものであると承知をしている所である。

尚、20km圏内にマスコミのみが立ち入っての取材というものは、現在のところでも認められていないということろで、そのように今なっている所である。

★ フリーランス木野
グローバルホークについて、日本政府から公開しないようにと要請をされたと米側の関係者が述べていると言う旨の記事については、これについては事実関係を聞かれた件についてだが、この記事は既に削除、URL が削除されていると言う事であり、現地点では見つかっていない。

ただ、当初、外務省だが、外務省、及び、防衛省に確認させて頂いた所、政府としてそのような事実があるとは承知していないという回答がきているということであるので、その事をお伝えさせていただく。

★ NPJ おしどり
放射線医学総合研究所で行われた内部被曝の検査についての、先般、私から確認をさせて頂くという事でお伝えさせて頂いた件だ。尿のバイオアッセイ検査はどういう検出器を用いて行われたのかという問だ。遮蔽体の中でバックグラウンドを低くした上でゲルマニウム検出器で測定をしている。

それからその際、尿を何cc 用いて何分間検したのかという問だが、54cc の尿を用いて約1,000秒間の検査を行なっていると。子供の場合は 10,000秒である。

★ NPJ おしどり
更に尿のバイオアッセイ検査、及び、ホールボディーカウンターの検査の両方の検出限界を伝えるように言うことで、先ず、尿のバイオアッセイ検査の検出限界はヨウ素131については 8Bq/L、セシウム134、及び137は、共に 13Bq/L である。それから、ホールボディーカウンターの検査についてはセシウム134は 320Bq、セシウム137は 570Bq である。

★ NPJ おしどり
警察官と自衛官と消防官の方々が20名測定した際に、鼻スミア試料という吸入被ばくを見る検査を行ったのかという問い合わせがあった。この鼻スミアについては、吸入の可能性のあった直後にしか有効なものと考えているところであり、数カ月間経てからの検査にはそれほど意味のない現地点での考え方である。

そのため、今回の検査においては行なっていないということであり、ただし、内部被曝を正確に見るために、体表面のモニタと、視野から外れる顔面とその周囲についてのサーベーを追加して行なっているとうことである。

★ NPJ おしどり
東京大学では、遮蔽したホールボディーカウンターの検査器を用いていて、この放医研については周囲を遮蔽していないのではないかと、そういった簡易なやり方では問題ではないかという問であった。

放医研のボールボディーカウンターについては、緊急被ばく医療用のものであり、そもそも重度の汚染患者の測定を意図して最適な測定を出来るように調整されているということである。ただし、現在の設定であっても1mSv/y 以下の相当低い線量を検出できるということであり、基本的には検出限界は十分低いと考えている所である。

私からの補足は以上だ。

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http://ustre.am/_1aXQU:QQI 00:33:50~

■宿題の報告 


原子力安全委員会 加藤審議官
私からは今回の福島第一の事故以降、原子力安全委員会が行った記者ブリーフィングの速記録のホームページアップについて報告申し上げたいと思う。

★ NPJ 日隅
前回、15日の統合会見の場で、安全委員会は会議後の記者ブリーフィングについては 5月12日のものからはここでのご要望を踏まえてホームページにアップさせて頂いているが、それ以前はどうなっているかというお尋ねがあった。

私の方から、それ以前の速記録は存在していないと言うふうにお答えした所である。しかしながら、役所に戻ってよく調べてみると、それ以前の記者ブリーフについても測器業者を入れていて、測器業者から出てきた状態のものはあるということであったので、まずは誤ったお答え位をした事についてお詫び申し上げたい。

それで、今後についてであるが、そういったそれ以前の記者ブリーフの速記録についても誤字脱字の確認等を行ったものから順次公開させて頂きたいと思っている。

優先度としては、原子力安全委員会では委員会後のブリーフというのは 4月25日から行うようにしているので、先ずは、4月25日以降、5月19日までの間の委員会のブリーフ、それが済んだら、事故後、原子力安全委員会では 3月25日から、毎日の環境モニタリング結果の評価というものを記者ブリーフを行って来ているが、それについての速記録も載せていくというふうにさせて頂きたいと思う。

分量があるので、一挙にという訳にはいかないが、順次載せてまいりますのでご理解頂きたいと思う。また、以前の速記録、録音状態については、貴社の皆様の質問がちゃんとマイクを使って頂いていないという状況というのがあり、質問が十分、綺麗にとれていないというものもあるので、そういった場合については、最悪の場合、質問内容不明というような形で載せさせていただくこともあるかと思うが、そういった点もご理解賜りたいと思う。とにかくできるだけ、載せていくとうことで対応させて頂きたいと思う。私からは以上。

# 原子力安全委員会が一番マシ。文科省、農水省、水産庁、厚労省、この中で最も第三者的立場が強い。原子力安全委員会に強い権限を与えるほうが近道のような気がする。

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http://ustre.am/_1aXQU:QQJ 00:36:35~

■午前中、報告のあった全面マスク外れた作業員の続報 (東電)

東電 松本
午前中の会見で報告させて頂いた、全面マスクのフィルターが取れた方のその後の状況だが、ホールボディーカウンターを J ビレッジで受検して、記録レベル以下、内部取り込みなしという評価を頂いている。

フィルターが外れた原因だが、本日の作業は基本的に腕を伸ばした状態での作業が多かったため、マスクのいわゆるフィルターと接触する機械が何度かあり、その都度、フィルタ^が徐々に緩んで、採取的に外れたのではないかと推定している。

もう一件、水たまりが発見されたので連絡させていただく。場所は共用ブールの地下一階であり、本日の11時頃、発見されている。

場所は 3箇所あり、一つ目がハイコン散布室という散布ピットがある部屋のところだが、ここに約20リットル、それから、もう一箇所が、南東カッティング室という所で約600リットル、3番目がプリコートポンプ室で、約300リットルという事で、併せて約1m3 程度と考えている。

なお、今回は昨日まで共用ブールは冷却ができていない状況であり、最高 58.8℃ なで水温が上がったので、その際、蒸発していた水分が結露水という形で散布ピット内に溜まって、それが床ファンネルを通じて各所であふれたのではないかと考えている。

この水たまりの水に関しては、サンプリングを行い核種分析をするということである。濃度としてはセシウム134が 4.7~7.0E+00、セシウム137が 5.4~8.1E+00、コバルト60が 1.2E+00、何れも単位は Bq/cm3 と言う事である。

ヨウ素131に関しては検出限界未満という状況であるので、基本的には結露水の可能性が高いと考えている。東電からは以上だ。

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■質疑

http://ustre.am/_1aXQU:QQK 00:39:30 ~ 園田政務官
共同通信 岡坂
Q:園田政務官に聞く。(今回発表された)放出量の評価について数字としては前回と同じだが、手法は前回と異なっているという理解で良いか?

Q:園田政務官に聞く。近いうちに出したいと言っていた放射性廃棄物の最終処分場に関するロードマップについて今回は示されていないが、それの目処を含めて、住民が帰宅されるまでにどういったことが必要だと考えているか?

Q:園田政務官に聞く。ステップ2の終了目処については、3~6ヶ月というのは、今回で示さないで年内を目標にする、ということに改めるという理解で良いか?




http://ustre.am/_1aXQU:QQL 00:48:15 ~ 東電 松本
朝日新聞 つぼや
Q:建屋から新たな放出量について東電に聞く。前回までに示した2億Bq/h の測定方法については、周辺に術に爆発時に出た放射性物質の巻き上がりが原因でこれだけ高いと。実際に、別の方法でやれば かなり下がるはずだというふうな説明だったかと思うが、今回、新たな別の方法で測定しても同じ値だったというこの数字の評価についてどう考えるのか?

Q:(今回の放出量試算で)3号機の評価がまだ手ていないと言う事だが、これが出るとさらに今回の2億Bq/h が上がるということなのか?その辺の数字についての意味合いを教えて欲しい。




http://ustre.am/_1aXQU:QQM 00:54:50 ~ 東電 松本・園田政務官
ニコニコ動画 七尾
Q:(今回発表された)放射性物質の放出量について東電に聞く。西門のダストサンプリングの評価を使用しなくなったことで前々回と前回と今回との比較が実質上できなくなったわけだが、先日の我々の方からの質問で、これまでの方法でも数字を公表されると言っていたが、公表しない理由と計算結果について教えて欲しい。




http://ustre.am/_1aXQU:QQO 01:05:35 ~ 園田政務官
寺澤有
Q:先ほど園田政務官から、この記者会見出席に関する不許可とされている人達の内訳が発表されたが、結局排除されているのは結果的に独立系メディアとかフリーランスのみだということだ。この会見始まる時からいい悪は別としても時事として広告費を東電から大量にもらっている記者クラブメディアだけじゃ公正さが疑われるのではないかという話があって、我々フリーランスが排除された人が何人かいたが、細野さんに強く抗議して参加できるような経緯があった。

しかし、今のような状態になってくると会見の公正さというのが国民とか読者とか視聴者に対して疑われるような自体が、また招来されているのではないかと思うがどうなのか?

Q:(フリーランス等、記者クラブ以外の記者が)排除されている理由として独立系メディア、フリーランスを排除している理由としては、実績がないという事を理由にしているようだが、これは独立系メディアやフリーランスだけに実績を求めているというのは、そもそも不公平ではないのか?

新聞記者の人たちは 別に登録した人全員が参加している訳で、だけどその人たち全員が実績あるかといえば、実績無い人も多い訳で、署名記事書いている人も殆どいない、穂飛んではないかもしれないが、署名記事を未だに書いていない人も多いと思う。

私が知っている人手も別の部署からいきなり来ている人もいる。そうなると、事故以来、東電会見にずっと出ている人の方が、余程蓄積した物があると思う。

そこの合理性がないのではないかと言う事だ。例えば、合理性がないと言う事でいえば新聞記者の人たちで、ここで専門的な事を聞いている方とかいらっしゃるが、そういう方達が明日から今の新聞社を辞めてフリーでやろうかという話になっても、その人達も今の基準だと実績のないことになって明日から参加できなくなってしまう。だからフリーランス、独立系メディアに関する所は合理性がない。

特に問題なのが、園田政務官は規定を持っていれば分ると思うが、要はそういう「記者クラブ、メディアに準ずるところはいい」となっているが、この準ずるというのが ものすごく私意的に運用されるおそれがあると、私は最初から言っていて実際今されていると思う。

発行部数にしても全国紙は百万部だが、例えば 専門者とか業界は、実売数百部というところもあるし、実売ゼロで広告だけもらって配布しているところもある。準ずるといってもものすごい幅がある訳だ。だから下の方に合わせるのなら、今排除されているは、全然入れるはずなのにどこに準じているのと。

幅がありすぎだと思う。それで、私が思うのは、毎回会見のことでもめてる原因としては独立系メディアとフリーランスに関する基準があまりにも不合理で不透明、後、恣意的運用がされやすい規定になっている。これを一度、ちゃんとフリーランスの人とか独立系メディアの人から、ちゃんと聞き取りや何なりをして実態にあった基準を決めてもらいたい。

そうすれば毎回、なんかあった度に言わなくていいと思う。(フリーランス等、記者クラブ以外の記者の)実績を判断するにしても、園田さんは最初からいないから知らないかも知れないが、4月25日、この会見が始まった時に、色々あった時の実績の判断からすると、今すごく厳しくなっている。

独立系メディア、フリーランスに関しては。今入っている独立系メディアとかフリーランスの人は、改めて再審査したら、入れない人はたくさん出てくる。だって私人のことを言ってもこの会見を参加する時に私の申請書類を見てもらえばわかるが、私は住所と名前しか書いていないんだから、今の基準だと入れない。

だから、とにかく明らかに途中から、悪い言い方をすれば、これはフリーランスの独立系メディアが来てかき回しているだし、読者とかからすれば、聞いてほしいことを聞いている面もあるが、こうなってきて、明らかに締め付けを始めている傾向だ。ちゃんともっと実態にあった校正な基準、公正さを疑われないように。

だって、電力各社がそこでヤラセの説明しても、大体そういう事で国民から疑惑の目で見られているのだから、政府も一緒になってやっているのだから、そういうふうに疑われるのは良くないのではないか?もうちょっとちゃんと公正にやりたいと思うんですよ。

それだったら、道立系メディア、フリーランスの実態にあったものに基準をすべき。今、あまりにも実態に合っていない。

それをちゃんと協議するばなり、あるいは、さっき排除している人は8人ぐらいいるのか?これだっていつも関が開いているのだから、かりに、7名ですか?7名の人達を排除しているのであったら、その7名の人に仮に出席してもらって、いろいろ質問とかしてもらって、問題がなければ出席してもらうとか、海上のキャパシティーがなくて入れないわけでもなんでもないんだから、今、排除するために排除している感じだ。

ここのところ。私言った事で細かいことを聞いたが、これを何とか改善する事を約束して欲しい。そうしないと問題がこの後ずっとおきて、自分が入れているものだから言わないといけないと思って言うでしょう。繰り返しになってしまうので改善策を示して欲しい。


http://ustre.am/_1aXQU:QQR 01:14:30 ~ 東電 松本・園田政務官・経産省 山形浩
NHK 山崎
Q:格納容器からのガスの引き抜き対策を今日ペーパーで出していただいたという事で、これの1~3号機で実施の設置スケジュール、完成目処について探したがペーパーに年月日の記述ないので教えて欲しい。ttp://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110920c.pdf 8ページ

Q:園田政務無冠に聞く。実際に年内に前倒しという意味合いが、ステップ2全体を前倒しに知るという理解でいいのか?ステップ2も個別に海洋汚染や滞留水であるとか、個別に目標設定されている中の冷温停止にのみ前倒し、という理解でいいのか?言葉で両方捉えられる所があり、そこは非常に重要だと思うので改めて整理して頂きたい。

Q:今、冷温停止を100℃以下で定義として設定されている。これは従前から説明頂いているが、専門家からは100℃以下の冷温停止というのは通常時の運用としての目処の温度であって、こういう燃料が壊れていたり設備がダメージを受けている中で、本当に100度という設定温度がいいのかどうか?

例えば50度とか、もうちょっと低い所でターゲットにすべきじゃないかという意見もあるが、冷温停止という定義は、改めてどう言った所で示していくべきなのかということろで、これは結論じゃないと思う。技術者としての考え方みたいな所をちょっと教えて頂ければと思う。


http://ustre.am/_1aXQU:QQS 01:28:50 ~ 園田政務官・東電 松本
回答する記者団 佐藤
Q:(宿題回答要求)園田政務官に聞く。9月8日の合同会見で統合対策室としての議事録があるかどうか。何時からあるか?経費を含めて書類の公開がどうなっているか質問したが、議事録の有無は確認できたか?

Q:(宿題回答要求)園田政務官に聞く。9月8日の合同会見で内閣官房のウェブサイト、原発事故の収束及び再発防止に向けてと言う所で、次回のこの会見の出席者や日時の案内を掲載してくれないかと要望したが、まだできていないようだが、状況はどうなっているか?

Q:(宿題回答要求)園田政務官に聞く。以前からお聞きしていることで、20km圏内で業務にあたっている公務員の人数、所属、業務内容の確認はできたか?

Q:(宿題回答要求)園田政務官に聞く。8月下旬のライブカメラに指をさした作業員の特定と記者会見に読んで欲しいということを要望したが、これはどうなったか?

Q:(宿題回答要求)東電に聞く。8月12日 夕方の東電単体記者会見の方で、福島第二の写真の枚数が何枚あるか問うことを確認をお願いしたが、確認はできたか?併せて公開の可否についてもお尋ねしているのでお願いする。

Q:先ほど、ジャーナリストの寺沢さんから、この記者会見への参加条件、基準について質問と要望があったがその関連で質問する。私も寺沢さんの要望に同意することをお伝えする。

質問の内容だが、例えば小学校や中学校、高校といったところには新聞部があると思うが、そこの新聞部の記者はこの記者会見に入れるのか?学校新聞の記者だから、記者じゃないという言い方をする人はいないと思うが、これがどうか?

合同会見の参加申し込みの要項というか、これが内閣官房のウェブサイト、先程、次回の会見の日程を掲載して欲しいと要望したところだが、こちらで見たが、見当たらないので出しておいて頂けないか?(公開して頂けないか)


http://ustre.am/_1aXQU:QQU 01:37:40 ~ 園田政務官・東電 松本
NHK 水野
Q:園田政務官に聞く。先ほどの努力目標の件だが、工程表の3~6ヶ月の目標を変更しないけれども、努力目標として年内を目指すというのは非常にわかりにくくて、細野大臣は IAEA の場で発表されているので、世界的には年内を目指すと認識されていると思うが、それが達成されない可能性もあるから努力目標としていて、書き物には3~6ヶ月は変えないのか、その辺がちょっと良く分からない。その辺の説明をもう一度お願いしたい。

Q:(ステップ2、年内達成目標が)仮に達成できない場合は、何が一番達成できない可能性があるのか?

Q:(ステップ2達成目標が)来年1月中旬と言っていたのが、年内ということは2週間ぐらい短くなるわけだが、やはり何らかの根拠が無いと言えないと思うが、先ほどの質問であったが、我々の認識では達成できそうみたいな話があったが、具体的に例えば、1号機、2号機、3号機の温度は 12月末の段階で何度になっていると想定されているのか?想定が全くない状況で発言しているのか?

Q:東電 松本に聞く。放出放射能量の推測で、敷地境界で検出限界以下になっているという話だったが、沖合2kmの所で 1.3億Bq/h 、2kmも離れている所で捉えられて敷地境界で捉えられないのは測定器の違いの差なのか?

Q:東電 松本に聞く。(敷地境界の)0.4mSv/y だが、仮に放出量が1~3号機併せて 1.2 や 1.3mSv/y だとした場合に、どれぐらいになるのかという値はあるのか?


http://ustre.am/_1aXQU:QQV 01:45:20 ~ 園田政務官
ファクター宮島
Q:園田政務官に聞く。細野大臣はここ最近、原発を脱するという国民的なコンセンサスを得ているということを何度かおっしゃっているが、その点について園田政務官は脱原発ということについて、国民的合意を得ているかと考えているか、先ず伺いたい。

Q:園田政務官に聞く。(国民的合意を得ているかについては)私は 数字として根拠で示せる事だと思っており、福島原発でこの国がどれぐらいの大きな損害を被ったのかという事をそろそろ出して頂いたほうがいいのではないか?

これは前回の工程表の時にも申し上げたことだが、東電がどれぐらいの賠償総額になるのか?除線にどれぐらいかかるのか?今後のことも含めてですね。5兆円以上、20兆円以上、かなりのおおよその数時でもいいと思うが、その数字がでてこないと基本的な議論にもならないし、虚しい面があると思うが。

是非そういう数字を出す方向で検討頂けないか?これでお願いしているのは3度目なんだが。ぜひご検討頂きたいと思うが、如何か?




http://ustre.am/_1aXQU:QQW 01:54:35 ~ 園田政務官
フリー 畑山
Q:統合会見の参加枠について園田政務官に聞く。先ほどの、ジャーナリストの寺澤有さんの質問に対して、政務官は私なりに少し考えていきたいと思いますとおっしゃいました。この東郷会見の参加枠問題というのは、4月23日の段階から何度か話題になっていたが、この間、参加条件の文言というのは変わらずに不服申立てをした人が、徐々に認められるという、運用面で少しずつ参加者が拡大されていったと認識している。政務官の少し考えていきたいというお答えは、ルール自体を見倒すのか、それとも運用によって参加者の枠を拡大していくのか、どちらか?

Q:統合会見の参加枠について園田政務官に聞く。現在も7名の方が参加できないということだが、なぜ全員を入れることができないのか?東電の会見は出られるのに統合会見には出られないと。一企業である東電よりも、公的機関である政府が関与した記者会見のほうがクローズになるのは問題ではないのか?

Q:統合会見の参加枠について園田政務官に要望ですが、先ほどメディアの定義について広く一般に情報を発信するというお答えをされたことというのは新たな見解と思いますので、もし、ルールを見直すということであれば、基本方針に盛り込まれるようお願いをしたいと思う。

Q:(統合会見の参加枠について)先ほど私なりに少し考えていきますとおっしゃったそのお考えに一定の結論が出る時期がいつ頃になるのかということについてお聞かせ頂ければと思います。


http://ustre.am/_1aXQU:QQX 01:59:45 ~ 園田政務官・東電 松本
毎日新聞 中西
Q:今日の(?聞き取れず)は年内の冷温停止というところにあると思うが、それがその、ペーパー上にないことの理由っていうのは政務官にわかれば教えて欲しい。

Q:東電に聞く。現状で2億Bq/h という放出量だが、冷温停止ができた時期にはこれがゼロになるという理解で良いのか?

Q:東電に聞く。冷温停止の条件について、専門家の方からいろいろ異論があるが、炉心に燃料がない以上、冷温停止ということについて圧力容器の底部に燃料がない場合もあると思うので、この冷温停止という位置づけについて教えて欲しい。

Q:東電に聞く。工程表の中身についてだが、サブドレインポンプの復旧という部分が入っているが、これは地下水の吸い込みを吸い上げをするポインプなのか?今日の午前の会見で、最大500万m3 という地下水の流入量を示して頂いたが、これの工程表への異影響について教えて欲しい。


http://ustre.am/_1aXQU:QQZ 02:09:10 ~ 園田政務官・支援チーム 福島医療班長・東電 松本・文科省・
NPJ おしどり
Q:鼻スミア試料についてだが、これは数ヶ月経って吸入被ばくを検出する鼻スミアをしても意味がないという事だったが、5月20日までに放医研と福島県立医科大学で20名ほど4月中に検査をしたという情報なので、飯舘村に駐屯していた方々など、数週間以内、早い方で1週間以内の検査だった。それはそれでも鼻スミアをする必要ないという判断だったのか?

Q:東電に聞く。今まで、高濃度被曝された方は、鼻スミア試料で吸入被曝によるチェックはされなかったのか?例えば、今日、公表されたマスクが少しずれて吸入被曝された可能性がある方など、鼻スミアが非常に有効だと思うが、如何か?

Q:園田政務官に聞く。このロードマップについてだが、5ページの所で「4.被災住民の安心・安全の確保」住民の長期的な健康管理の関連で、過去のヨウ素被ばくについて言及されるのはいつになるか?一番初めの黒丸の所で、これまで健康に影響を及ぼす事例は確認されていないという文章があるが、この影響というのは確定的影響という認識で良いか?

「原子力被災者への対応に関する当面の取組のロードマップ」の進捗状 平成 23年 9月 20日
ttp://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/110920d.pdf

Q:園田政務官に聞く。(ロードマップ進捗状況)3ページのにある「3.ふるさとへの帰還に向けた取組み」の2つの目の黒丸で「推定年間被ばく線量が20ミリシーベルトを超えている地域について、これを下回ること」という一文が書かれているが、非常に高濃度汚染された地区の方々は除線しても果たして住めるのか、本当に住めるのか、そしてそれは何年かかるのか、5年後か、10年後か、と言うことを一番心配しておられる。なので、この一文だけだと、少しその辺りの議論が見えないので、このあたりのついての回答があればお願いする。

Q:文科省に聞く。原子力損害賠償審査会に8月末に飯舘の方が要望書を出した。その回答が先般ペーパーではなく口頭で返ってきた。県の健康調査の結果が出てからそれを踏まえて回答するといったものだった。でも、その要望は3月15日~20日前後の高濃度被ばくについて、その推定方法、推定を行う機関を明らかに、計算方式を住民が十分に納得できるようオープンな説明を、従来の確定的、確率的影響についてどのように考えるか明らかにする、など保証についての要望ではなかったが、こういう回答だった。

そして、県の健康管理調査、検討委員会の設置要綱を見ると 委員会は知事が指名する有識者により構成、委員会の座長は知事が使命となっている。ですので、住民の被ばくについては一切、福島県知事のみの判断と読み取れるが、この原子力損害賠償紛争審査会などで、住民被ばくについては件の判断を仰ぐということで、国や厚労省のクロスチェックは入らないのか?

Q:原崔被災者生活支援チーム 医療班 福島医療班長に聞く。この9月12日に発表された52人の30km圏内の方々への尿のバイオアッセイの検出限界を園田政務官に回答頂いたが、セシウム134/137 で 13Bq/Lというのは、シーベルト換算にするとどのような被ばくになるのか?例えば理研分析センターだと 0.1~0.29Bq/L などが検出限界だが、130分の1ぐらいの検査精度になるが、この検査の精度を教えて欲しい。

Q:原崔被災者生活支援チーム 医療班 福島医療班長に聞く。(この9月12日に発表された52人の30km圏内の方々への尿のバイオアッセイは)慢性被ばくを考慮したのか?一発、それとも3月まで遡った一発被ばくなのか?


http://ustre.am/_1aXQU:QR3 02:24:50 ~ 園田政務官・安全委員会
NPJ 日隅
Q:園田政務官に聞く。冷温停止状態のことだが、先程、通常時の場合は蓋を開けて燃料を確認できるというような状態になったこと、という事で意味があることだと思うが、今のような状態になっている時に言われている冷温停止というのは、冷温停止に鳴った時にいったい何ができると考えられて、その冷温停止ということに意味をもたせているのかというのが、ちょっとわからなくなってきた。

避難している方々が買えるという事については除線との関係で、冷温停止とちょっと話が変わってきているようだし、放射性物質の放出量の問題については既に実現できているんだけども、まだまだ冷温停止とは言えない、と言うような言い方もされている。ちょっとそこら辺を明確にして頂ければと思う。

Q:園田政務官に聞く。将来かかる原発に関する経費の件について先ほど聞かれていたが、これは最低限、今の段階で分かるものでこれぐらいと、後、現段階で不明な項目がざっとこんな感じですよという形での公開はできると思うが、それをされないのはなぜなのか?

Q:園田政務官に聞く。統合会見出席条件についてだが、7人が区分8と区分9、区分9が一人という事か?聞きたいのは、既に従前の会見に出ていた人もいると思うが、その人達のみならず、不許可になった人については、それぞれの了解を得た上で、氏名と所属媒体、もしくはそれぞれの方が提出している実績について開示して頂ければと思う。

Q:園田政務官に聞く。統合会見出席条件について、試料を提出を求めた方が6人いると言う事だが、それは一度求めたけれども、それで足りないから更に求めているのか?それとも全く出していないのか?

Q:園田政務官に聞く。統合会見出席条件について、区分8と区分9で試料の内容が変わってくると思うが、その辺が分からないのでもう少し講話市区教えて欲しい。

Q:園田政務官に聞く。統合会見出席条件について、1年間で2件以上の署名記事の提供と言われたが、細野さんが当時言われたのか、ジャーナリストとしての実績が1年間で2件以上ということであって、必ずしも署名記事という表現はされてなかったように記憶があるが、その点に確認して頂きたい。

Q:園田政務官に聞く。放射性物質が健康に被害を与える事について、4月11日のブリーフィングの中で、放射線防護の線量の基準の考え方というペーパーを配られていて、このペーパーには 100mSv/y 以下では健康への影響はないが、原子力放射線利用では合理的に達成できるかぎり、ここを目指しているとなっていて、確定的な影響や確率的影響の区別なく、100mSv/y 以下では健康への影響はないと断言している。

これは恐らく、現段階の見解としては、まず間違っているので訂正しないといけないと思うが、こういう誤り、当初述べた事と現段階との見解が異なっているということは いろんな所で出てくると思うが、それを放置していると家庭内の不和につながる訳だ。或いは地域社会の不和につながる。

ですので、今の段階で原子力安全委員会が、健康への影響についてどう考えるのか問うことについての見解をきちんとホームページに掲載をして、そういうかこの誤った見解に基づく議論というのは、これ以上なされる事のないようにして頂きたいと思うが、これについてはどうお考えか。

Q:園田政務官に聞く。ICRP が勧告しているステイクホルダーへの説明が必要だということを全開、安全委員会の方で説明されて、それは、いわゆる10mSv/y 以上の被ばくの場合は、そのような説明が必要だと私は理解したが、そうだとするならば、そういう説明が具体的に地域社会において、どのようになされているのかという事の説明を頂きたい。

つまり、しきい値なしの危険度数を考えるとするならば、結局、何mSv/y の時にはこの社会にいる方が、何人癌でなくなる可能性があるんですよ、と言うことをきちんと説明しない限りは理解してもらえないと思う。

ですので、そういう事をきちんと地域社会に説明しているのか、その上で、あなた達はこのリスクを取ってここに住みたいと言っているのか、それとも逃げたいと考えるのか、ということはきちんと説明しなければならないというのが、ICRP が勧告しているステイクホルダーへの義務だと思うが、その事についてきちんとなされているのかどうかと言うことを園田政務官に聞きたい。

# 事故当初はとにかく ICRP 勧告を都合よく解釈した安全委員会。前後の文脈も考えずその1文を引っ張り出し主張する。最近は安全委員会の指摘さえ無視する文科省(環境モニタリング過小評価)、厚労省(食品基準)、政府。枝野は100mSv/y 安全未だに。震災の被害額は算出するのに原発による被害額は一切算出しようとしない。国と記者クラブメディアに一貫して共通していることは自分たちの利益に都合の悪いことは一切伝えようとしない事。自分たちの利益のためなら他人の子供たちの命、健康もなんとも思わない人間がこの国を動かしている現実。

Q:魚のことについてまだ回答を頂いていない。(30km海産物の調査が一切行われていない件)細野さんは魚についてどの程度、汚染されているか、きちんと測るというふうに、ここの最初の会見で言われたが、それがまだ実現されていない。細野さんが来られていれば聞けるが、最近来られていないので変わって園田政務官にお答え頂きたい。


http://ustre.am/_1aXQU:QR4 02:50:25 ~ 東電 松本・園田政務官
共同通信 宮崎
Q:(現在の放出試算)2億Bq/h について東電に聞く。通常、運転されている原発ではこうした放射性物質の排出とういのはどれぐらいあるのか?ゼロなのか?それとも微量で出ているのか?その場合は基準とか排出許容量があると思うが、それがどうなっていて、それと比較してどうだといえるのか?




http://ustre.am/_1aXQU:QR8 02:59:20 ~ 東電 松本
http://ustre.am/_1aYgm:QR9 (後半)
テレビ朝日 松井(前半)
Q:昨日、細野大臣が IAEA でああいう宣言をされた。(冷温停止 年内に前倒し)先程からの皆さんの会見を聞いているとどうもすっきりしない。12月末にもう冷温停止は 政府として後付けでその場で決めるというようなイメージをどうしても与えられてしまっているような気がする。どういうことかというと、確かに2号機は、百十何度ですから、100℃を切っていないということはわかる。

ただし、もう一つの条件、放射性物質が抑制されている、これに関しては、東電 松本氏は今の段階でクリアはしているが、より小さくしたいと言っている。そうすると具体的な数値目標が、今何を目標にしているのかが、世界に発信できていないと思う。これを先週の月曜日の東電 松本氏の発言では、冷温停止を決めるのか、一義的には保安院、そして最終的に決めるのは原子力災害対策本部ということだった。

原子力災害対策本部が100歩譲って政治的判断をするのは、100歩譲って分かるとした場合、数字で判断するはずの保安院は何を今数字を持って冷温停止となさるのか?先程から誰もまだ、保安院に聞いていない。

保安院として、今の状況が例えば、2号機の100℃を切ったとしたら、温度はもう大丈夫、そして放射性物質は、東電 松本さんの話しでは、目標は取り敢えずは多少達成しているが、低くしたいと言っている。保安院は何を持って冷温停止として原子力災害対策本部にあげられるのか?明確に教えて欲しい。




http://ustre.am/_1aYgm:QRb 03:07:00 ~ 安全委員会・園田政務官
朝日新聞 こん
Q:保安院の森山対策監に聞く。今話題になっている冷温停止状態を決めるための判断ということだが、評価という言葉を使われて今、実際どのような状態になれば冷温停止状態に出来るかということを検討されているということだが、その評価という言葉は、かなりいろんな意味を含んでいると思う。

実際に評価をする機関はどれぐらいを見ているのか?例えば、私の理解では今の100℃以下とか、放出量の上限以下というものを例えば1ヶ月、2ヶ月レベルでそれが維持できているのであれば安定していると考えてそれを判断できるとか、そういうようなことになるのかなと思うが、評価に一定の基幹的な区切りというものを設けるのか?


Q:保安院の森山対策監に聞く。冷温停止の評価をする上でのいろんなパラメーターや条件、循環注水位冷却、水処理が安定しているかなどの条件があると思うが、その条件自体はこれから積み上げていくレベルではなく、いろんな状況を見るものは揃っているので、その評価基準というのは、それほど決めるのに時間はかからないと思うが、それを決めるのに後2ヶ月、3ヶ月かかってしまうというのが、なかなか理解しにくい。その辺りはどのように解釈すればいいのか。


http://ustre.am/_1aYgm:QRd 03:15:10 ~ 保安院・園田政務官・経産省 山形・文科省
フリー木野
Q:経産省 保安院に聞く。冷温停止の整理だが、現地点で言えることは細かい数値、それから条件等というのはまだまだこれからであって、そういったものを保安院で先ず指針を出して、それから東電にその指針に基づいた計画を出してもらって、それを評価した後でないとどういう状態が冷温停止かということは正確には言えないという認識で良いか?

Q:経産省 保安院に聞く。放射性物質の放出量に関して、以前、冷温停止の条件としてどのくらいの数値になるかではなく、数値には関係なく、状況を把握できているかどうかが大事であって条件だというお話があったが、この点というのは、条件を先程から聞いていると少し条件が変わっているようだが、どちらの条件が正確なの確認頂けるか?

Q:(宿題催促)文科省に聞く。(東電と国の海域モニタリング)30km圏内の線引きの理由について、これまで一度も魚介類のサンプリングがされていないことに関しての認識、それから、30km圏内で線を引いた時の議事録の有無を確認できたか?

Q:園田政務官に聞く。統合会見の速記録が最近ホームページに上げているということだが、8月29日までしか上がっていなくて、なかなかリアルタイムで確認することができない状況だ。もう少しスピードが上がらないか?

Q:園田政務官に聞く。先程から何度か出ていた損失の費用の総額というのとは関係あるというか、ないというかだが、除線費用に関して実際に今、政府でどう言った金額で見積もっていて、その金額でどのくらいの面積が出来るものなのか、そういった見積というのはされているのか?されていないのか?されているとしたら当然、除線技術含めて何らかの算定根拠がなければと思うが、そういった部分というのは、今どう言った形で議論が進んでいるのか?

Q:園田政務官に聞く。避難解除にあたっては勿論だが、避難区域を設定してそれを継続する段階で、以前にもお伺いしたような気がするが、ICRP 勧告をきちんと遵守するのであれば、避難区域を設定する段階でステイクホルダーと議論をきちんとして、その上で避難区域にとどまる人間、それから避難区域から出ていく方、そういったことをきちんと決めて行かないと、後になって問題が発生するというのは、ICRP 勧告の大原則だと思うが。

なぜ、そのような話が出てきたかというのは読んで頂ければ分かると思うが、過去に海外の事故でそういった事例があったのでこれが入っているのであって、それを踏まえて日本政府として今回の避難に関してそういった地元住民、或いはステイクホルダー全てひっくるめた議論というのをこれまでしたことが、先ず、あるのかどうか?

もし、したことがあるのであれば、どこでどう言ったことをされていたのか?という事をお願いしたい。これはこれから非庵区域を解除するかどうかではなくて、避難区域を継続してきた中でそういった議論があったかどうか教えて頂きたい。


http://ustre.am/_1aYgm:QRf 03:49:50 ~ 東電 松本
東京新聞 上野
Q:東電に聞く。先ほど、松本さんの説明だと日量、キュリオンとサリーで1000トン処理しているので今後、影響ないという話だったが、今後、10月頃から、確かサリーに一本化されていくかと思うが、それでも処理量については影響ないと考えて良いかどうか。


Q:東電に聞く。今後の課題として水処理装置の安定的な運用というお話をされたが、安定させるという事についてもう少し具体的にお願いする。


http://ustre.am/_1aYgm:QRg 03:52:45 ~ 園田政務官
寺澤有
Q:本日、いろんなフリーランスの方から出てたことをまとめで短く数点確認する。先ず、人数の訂正があったので、結局、これは9月8日の地点で、私なり弊社でもいいが、会見出たいんですがと言って会見に出ることができてない独立系メディアやフリーランスが合計で13名いるとうことか?希望しているが出られない人が。(園田政務官:過去に希望していた方も含めればそういうことになる)

ですよね。で、さっき日隅さんから質問があったことだが、これは細野さんと署名記事に関するやり取りは、この共同会見の初日と2日目にしたのは私だから当時記事を書いていて、ネットで今確認したが、やはりこれは細野さんが署名記事とは言ってない。

元々が記事と提供している実績のあるものとなっているかと思うが、私の方でルポライターという人達が、これからこの原発事故についてルポを書きたいといったら、多分、取材はいましても発表は来年ぐらいになってしまう。

そういう人達が排除されてしまうのじゃないかという質問をして、そういった実績に関しては、細野さんが私が自分でいて判断しますと。例えばビデオジャーナリストという人もいるから、それを署名記事としてしまったら、そういう人達は全部弾かれてしまう。

これはおかしい訳だ。今、役人がすごくその後、運用をなんか、私意的にやって記事にしちゃった。現実に。それでさっき私が言ったように要件が厳しくなっているという事態が今発生している。

なので園田政務官も最初から経緯がよくわからないと思うので、さっきも言ったが、一度、この出席ができているフリーランスや独立メディアが二桁いるみたいなので、ここらの人達と話をちゃんとする機会を時間が短くてもいいので、会見が始まる前とかに時間を設けてもらいたい。どうか?


http://ustre.am/_1aYgm:QRh 04:00:15 ~ 園田政務官
ニコニコ動画 七尾
Q:大臣の前倒し発言について、とても大きい問題なので繰り替えしになるが、園田政務官に宜しくお願いする。前倒し発言だが、これは IAEA 年次総会で大臣は、冷温停止状態を予定を早めて年内を目処に達成すべく、全力を上げて取り組むと宣言したと。

この言葉だけ見るとまさに冷温て詩を前倒しするとうことであって、ステップ2という言葉は報道ベースで見ると大臣は仰っていない。ちなみに一部報道では確かにあったが、ステップ2の前倒しではなく、大部分が冷温停止を前倒しと報じている。

また、先程、野田総理も冷温停止を年内に前倒ししたいと、努力すると福島県の広野町の議長の方に官邸で仰ったようだ。これも報道ベースで言うとステップ2という単語は出てきていない。こういう状況だが、政務官が先ほど言われたように大臣がステップ2の前倒しを表明されたという理解で良いのか?


http://ustre.am/_1aYgm:QRi 04:03:45 ~ 園田政務官
朝日新聞 森
Q:細野大臣が、以前、除線に関してローロマップを作るという話をされていた。その時に大雑把なものではなく、詳細のものをちゃんと作りたいと言っていた。それをいつ頃とか、どれぐらい詳細なものが出てくるのか、中間貯蔵施設とか最終処分場についても触れられるのか、その辺の内容を聞かせて欲しい。

Q:ここにあるロードマップの改訂版だが、ここに除線というのは単純に除線の継続としか書いていないが、例えば中期的な課題の中に中間貯蔵施設の選定とか、建設とか、そういう事を追加的に入れる考えはないのか、その辺を園田政務官にお聞きしたい。


http://ustre.am/_1aYgm:QRj 04:07:20 ~ 園田政務官・保安院 山形・東電 松本
http://ustre.am/_1aYwf:QRk (後半)
回答する記者団 佐藤(前半)
Q:(要望)園田政務官に。先ほど記者の参加条件についてフリーの記者を交えて意見交換をしたいということを仰っていたが、これは案内はどのような形で出されるのか?私にも案内を送って頂けないかと思いまして。

Q:統合対策室の議事録の件、私が要望しているのは記者会見の議事録ではなくて、対策室そのものの議事録だが、これはよその省庁とかそういう話ではなく、足元の話なので、存在の有無を早急に確認をお願いできないか?出来れば来週月曜日、一週間後だが、そこまでの会見で報告頂ければと思う。

Q:園田政務官に聞く。統合対策の議事録の関係してだが、5月6日午前の官房長官の記者会見で、政府組織の定理について(枝野)官房長官がこういった発言をされている。

読み上げると「事実上の組織である福島原子力発電所事故対策統合本部については、政府・東京電力統合対策室に改組して政府における位置づけを明確に致します。」といった発言をされているが、現在の娘の統合対策室の法的な位置づけや根拠というのがあるのかどうか?

議事録が存在するとなった時にその文書が公文書に当たるのか?家事請求があった時に開示対象になる文章なのかどうか?それとお金の出入りもあると思うが、それの管理がどのようになされているのか?そういった事を併せて報告頂ければと思う。

Q:園田政務官に聞く。統合対策室の中でやり取りされている試料、或いは文章についてお聞きしたいが、東電のホームページで現場の写真を幾つか公開されているが、ここでは東電のホームページでは公開されていない画像や、映像というのは統合対策室のやり取りがあって、政府側はそういった映像なり画像なりを見ることが出来るのかどうか?

つまり、政府が何らかの発言をする時に東電から提供されている映像とかを見ない状態で、現場の映像、写真を見ない状態で色々と競技検討されているのか?公表はされていない現場の映像写真というのを見ているのか、その辺りを知っておきたいと思う。

Q:園田政務官と東電に聞く。指差し作業員についてだが、最初の質問の所で政府内で協議をしているとうことをご回答頂いたが、自分津を特定、或いは調査する上で東電の協力が必要だと思うが、東電と政府内での協議、或いは情報の共有といったことはどれぐらいなされているのか?

Q:東電に聞く。指差し作業員に関して、この作業員と思われる人が公表してウェブサイトだが、東電の方でこのウェブサイトは見ているか?内容を見ているようであればコメントをお願いする。 

Q:東電に聞く。元請業者のリスト、或いは、元請業者の業種リストを作成して提供して頂けないか?というのも記者会見に出席を要望することが 私以外の記者から時々あるが、元請業者の出席を要望されたことは記憶にないので、業種別リストを見ながら、この業者、或いはこの業種をやっている元請業者を記者会見場に読んでほしいという要望を出したいと思う。

Q:東電に聞く。汚染水と海中調査との関係だが、サーモカメラやガンマカメラを海中に入れて汚染水の漏洩箇所を調査するようなことも可能だと思うが、そういったことはされたことはあるか?

Q:東電に聞く。3号機、4号機のプールの映像が公開されているが1号機のプールの映像が公開されていない、私が探しても見つからないという状況だが、これはカバーが完成する前に撮影して出して頂けないか?


http://ustre.am/_1aYwf:QRl 04:27:40 ~ 園田政務官・保安院 森山・保安院 山形・東電 相澤
フリー小嶋
Q:園田政務官に聞く。20km圏内の取材に関してだが、先ほどのお話しでマスコミは記者クラブ、県政記者クラブなどと現地の役場などと交渉して中には入られたりしているという事だが、フリーランスの場合はこういう申請も現地役場と直接交渉したほうが宜しいのか?

2巡目の立ち入りも始まっているのでこのような同行取材はフリーランスには可能なのかという事をお聞きしたい。

Q:経産省 保安院に聞く。保安院長の深野さんが事故処理調査に手順書が必要だというインタビューの答えがあったが、以前、前回の合同会見時に事故調査に必要であれば強制力を持った手黒塗り手順書の提出を黒塗りされていないものの提出を求めることは可能だと森山対策監はおっしゃっていた。今後求めるのかという事をお聞きしたい。

Q:経産省 保安院に聞く。冷温停止に関してお聞きしたいが、先ほど、圧力容器の底部が 100℃以下が目安、敷地境界で 1mSv/y が目安ということだったが、海中への放出に関しての基準値とか、目安とかいうものがあれば教えて欲しい。

Q:当選の相澤副社長に聞く。(損害賠償請求)申請書が60ページとか160ページとかにわたってすごく大変だということで、そちらの方に関しての見直しはあるのか聞かせて欲しい。
ttp://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110920dde041040006000c.html



http://ustre.am/_1aYwf:QRn 04:40:30 ~ 支援チーム除線班
フリー伊藤
Q:除線について経産省 保安院に聞く。農林水産技術会議が出した結果によると草ごと剥ぎ取るのがセシウムの低減率が一番高い 97%という事だが、今回、ひまわりによる除線効果があまりなかったということだが、青森県六ケ所村にある環境科学技術研究所の調べによると、野生植物のタデ科のオオイヌタデ(大犬蓼)がヨウ素、ストロンチウム、セシウムを除去する効果が群を抜いて高いと言う事が分っているそうなので、農水省の担当の方にお伝え頂きたいが、お願いできるか。

オオイヌタデ(大犬蓼)
ttp://homepage.mac.com/n_yoshiyuki/hana/ooinutade.html

今回の津波を受けた水田、畑でも雑草は既に凄くは言えているので、可能性としては除去する可能性としては凄く高いのではないかと思えるので、お尋ね頂ければと思う。地方で農業に従事している人たちにはこういう情報、いろいろな情報を伝わりづらいようなので、その点も併せてお願いする。


http://ustre.am/_1aYwf:QRo 04:42:35 ~ 保安院 森山
フリー木野
Q:経産省 保安院に聞く。先程、東電の方で写真をいろいろ撮って、その中から東電で選んで出しているという話しがあったが、例えば、保安院の方でこういった写真を確認して保安院の方から写真を出して頂くと言う事は出来ないものか?

というのも事故の当事者の方が、当然、写真を撮って選択して出すという形もありだと思うが、事故当事者がやるよりはある程度中立性のある所でそういった作業が出来ないかと思う。

Q:経産省 保安院に聞く。(東電が提出を拒んでいる)イノベーション委員会への黒塗り事故時手順書の件だが、実際にいつ頃までに保安院としては作業を完了するというスケジュール感はあるものか?他の発電所で同じ物が使われているのであれば、出来るだけそういった物を確認して次に進めて行くというのが事故対策の上で有効ではないかと思うが如何か?

Q:東電に聞く。先程、賠償の手続きの意見が合ったが、もう一件、重ねてお伺いする。一部報道で平野復興大臣が賠償手続きの簡素化を求めているが、賠償手続き自体は、先程様子を見ながら進めるという話しだったが、現状、既に必要な方々がいて、手続きに入っている以上は、もし、修正するのであれば今すぐやらないと後々の混乱を招くと思うが。こういった手続きの対応というのは、いつ頃検討されて、いつ頃対応される心づもりがあるのか?

Q:東電に聞く。これは以前、松本さんに何度かお伺いしていたが、作業員の方への食事の至急について、これを非常時ではないという理由で停止しているが、これは再開は検討されないのか?福利厚生という面でも、それから実際の作業員が集まりにくくなるのではないかという状況を考えても、そういった方策、食事の支給というもので福利厚生を充実させていくのは手ではないかと思うが如何か?



http://ustre.am/_1aYwf:QRp 04:56:40 ~ 保安院 山形・東電 松本
NHK 山崎
Q:東電と保安院に聞く。技術的な点を2つほど教えて欲しい。冷温停止の定義はステップ2に移行する時に文書で示して頂いて、その時点からある程度、今日も幾つか質問が出ていたが、すこし、その定義が曖昧ではないかとか、緩いのではないかとか、従前から記者側からの指摘があったと思う。

今後、更にこれをベースに年内にということになると、そういった質問にどう答えていくかというのは重要になると思うが、例えば、今、松本さんの説明では、溶けた根量がどこにあるかというと炉の底部に多くが集まっているのではなかろうかという指摘だった。

ただこれは、他の研修社のシミュレーションとか見ると、かなり燃料の存在する場所について色々な意見が出ている。当然、東電も把握されていると思うが、その燃料がどこにあるかによって、炉の温度をどう冷やすか、その水をどこに注入するかによって、だいぶ効果は変わってくる、それは当然、専門家の皆さんは分かっていると思う。

その辺りもある程度、炉の中の様子を可能なかぎり示して行かないと、冷温停止になりましたと、水を入れていれば何となく冷えて、温度が下がってますと。

ただ、仲はよくわかりませんでは、多分説明責任は果たせないのではないかと思うが、この辺は今後技術的な課題もあろうかと思うが、そのようにもう少しディテールを探っていく努力をするのかと言うところは、まだ工程表に示されていないが、この辺はどうお考えかと言うことを保安院と東電からお聞きしたい。

Q:放射線放出の抑制で、1号機は建屋カバーを今、かなり進んできているということは、この前の動画を見てよく理解できた。同時に1~3号機からの機体を引きぬいて浄化すると、これは1~3号機に作ると。この対策の整合性を改めて説明して頂きたい。

1号機はカバーと格納容器からの(ガス)引抜きの2つの多作になりますよね?3号機はカバーがないと。この辺、勿論、なくてもいけるということなんだろうが、このあたりの対策は一般の人から見ると、なんで凹凸が出ちゃってるのということになると思う。このあたりはどう説明していくのか教えて欲しい。


http://ustre.am/_1aYwf:QRq 05:08:25 ~ 東電 松本
TBS 山口
Q:ロードマップに追加点として書かれたサブドレインポンプの復旧について東電に聞く。先ほどのやり取りの中では、サブドレインポンプの使用については、当面、具体的な計画はないと、たしか仰っていたと思うが、では、なぜ、今回、ロードマップ中に敢えて追加したのか?そもそもサブドレインポンプ復旧の目的は何だったのか?


Q:東電に聞く。(サブドレインポンプの使用については当面具体的な計画はないという事で)地下水というものは低濃度汚染水だから、それを組み上げても処理の必要性が出てくる訳だ。やはり(必要と思えるが)サボドレインポンプの復旧の考え方と地下水の組上げについての関係性、考え方を改めて伺いたい。


http://ustre.am/_1aYwf:QRs 05:11:15 ~ 保安院 山形・園田政務官
フリー小嶋
Q:経産省 保安院に聞く。先ほど、注水竜王と崩壊熱の関係と、格納容器の温度、全体のバランスを見れば、こういった冷温停止の判断ができるみたいな話をされたが、これってデータとか既に示されていたりするのか?




http://ustre.am/_1aYwf:QRt 05:16:50 ~ 東電 松本
東電 松本
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