2011年9月23日金曜日

2011年 9月 22日 統合対策本部共同記者会見:

2011年 9月 22日 共同記者会見 (68回)

■IWJ Web Iwakami - 岩上安身オフィシャルサイト
  1. http://www.ustream.tv/recorded/17429257
  2. http://www.ustream.tv/recorded/17430681
  3. フリーライター木野龍逸さんによるまとめ ~ IWJスタッフ不在のためお休み。

■ニコニコ動画

Twitter 視聴者の声


■会見のポイント



■本日の議題



資料


録画 IWJ
1 http://www.ustream.tv/recorded/17429257


2 http://www.ustream.tv/recorded/17430681


フリーライター木野龍逸さんによるまとめ ~ IWJスタッフ不在のためお休み。



■冒頭のあいさつ

細野大臣
司会者:細野大臣は公務のため欠席。


#

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http://ustre.am/_1b893:QXX 00:00:15~

■冒頭のあいさつ

園田政務官
私からは先ず3点お伝えをさせて頂く。先日、IAEA での細野大臣からの政府代表としての演説だが、これに関しての発言の内容については、英文、和文とも、今、内閣官房にある細野大臣のホームページにて公表させて頂いている。内容についてはそちらで確認頂きたい。


(遅れて出席した寺澤氏の事)
ちょっと、当該の方はお見かけしていませんが、フリーランスの方も含めての統合会見について、縷々、お話しを先日来頂いていた。これについては、私も確認をさせて頂いたが、細野大臣からはフリーランスの方の実績のある方という形で 1年間に2件以上という事で、確かに この記者会見における発言はあった。

その後、それは1年間に署名入りの記事をお願いをするという形を皆さん方に求めさせて頂いている。また、そういう要項を作らせて頂いて、皆様方にもお願いをさせて頂いているところなので、その要項に従いを申し上げたいと思っている。

尚、先日、この記者会見場でも私からお話しをさせて頂いたが、他の記者の方がも含めて、今後、何らかの形でお話しをしたいと考えているが、先ずはフリーランスの方と少し意見交換、この会見にかかるものをフリーランスの方々と意見交換をさせて頂きたいと思っている。

尚、来週はちょっと私、ポーランドのイフニックの国際会議に出席をする関係上、日本を離れるので、来週はちょっと無理だが、10月の初旬を目途に、そういう方々との機会を持たせて頂きたいと思っているので、詳しい内容については、この場という事よりも、むしろ私との意見交換の場で、様々な形でお話をさせて頂きたいと思っているので、ご協力、ご理解の程、お願いを申し上げたいと思っている。

■宿題報告

★NPJ 日隅 / フリーランス木野
30kmの魚介類の調査の現状と言うことでお問い合わせを頂いた。で、水産庁にも私から確認をさせて頂いた。水産庁からは、今後、緊急時避難準備区域が解除され、そして福島第一原子力発電所から、20km ~ 30km における海上での活動が、放射線防護の観点から安全上差し支えないと言うことが確認されれば、その海域において、先ず、福島県において水産物の放射性物質調査が実施される予定であると聞いている所だ。

その他、水産庁においても放射性物質の動態を明らかとするための、科学的な調査を実施していきたいという意向を 今 内部で検討しているということである。従って、今後、区域の見直しが行われることに合わせて、今、水産庁でもその検討に入って頂いているという事である。私からは以上である。

# 動態を明らかにって遅すぎる!!これまで明確な回答をずっと避けてきたが、危険だから調査したくないと言うことを今になってようやく認めた。30km 以遠は安全を主張してきた国。検出されるのが怖いからという理由で水揚げされる市場ではろくに検査もされていない。一部、掻い摘んで検査。結果はバラツキが多く、間違いなくロシアンルーレット状態で海産物が市場に流通している状況。

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http://ustre.am/_1b893:QXY 00:04:45~

■環境モニタリングについて

東電 松本
本日は空気中のダストモニタリングの結果、1件の報告になる。タイトルを申し上げると「福島第一原子力発電所敷地内における空気中の放射性物質の核種分析の結果について」サブタイトルは「第百八十一報」となっている。こちらに関してはページをめくって頂き、1枚目の裏面で第一原子力発電所の西門、それから第二原子力発電所のモニタリングポストの1番の測定を行なっている。

・敷地内 空気中(1件目)
福島第一原子力発電所敷地内における空気中の放射性物質の核種分析の結果について(第百八十一報)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11092203-j.html
発電所敷地内における空気中放射性物質の核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110922e.pdf
福島第一 ダスト核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110922f.pdf
福島第二 ダスト核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110922g.pdf

西門の所で セシウム137が 4.5E-07/cm3 という状況だ。その他、モニタリングポストの1番、3番、8番、それから2枚目の裏面になるが、南防波堤メガフロート上に関しては悪天候のため、昨日のサンプリングは中止している。経時変化については3枚目の所をご覧頂きたい。

なお、定例で行なっている海水のサンプリについては、台風15号による悪天候のため、現在サンプリングを中断している。以上だ。

# 先日の台風の影響でモニタリング報告は1件のみ。

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http://ustre.am/_1b893:QXZ 00:06:05~

■環境モニタリングについて

文科省 伊藤審議官
私からは環境モニタリングの結果について先ず報告させて頂きたいと思う。資料タイトル、「環境モニタリングの結果について」の本撮と別冊という形でお配りさせて頂いている。

【URL】放射線モニタリング情報(文科省ポータルサイト)
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/index.html

# 文科省が記者会見で配布している資料とHPで公開されている資料のページ数は一致しません。情報が欲しければホームページから自分で探せというのが、この会見を見ている国民に対する文科省の答えです。文科省に限らず、農林水産省、厚労省、環境省しかり。公開している資料がどのような意図を持って公開されているかなどの説明は一切なし。想像にお任せします状態。この会見でも国民にわかりやすく伝えようという姿勢は一切感じられない。記者クラブが脚色して国民に伝えてねというこれまでの体質の現れに他ならない。ぼそっとHPにアップしただけで国民説明を果たした気になっている官僚たち。感情ゼロのお役所仕事。

先ず全国的な調査の概況だが、定期発表している都道府県の放射能水準調査、それから大学の強力による空間放射線量率の想定結果、或いは定時降下物、浄水の結果については大きな変動は見られていない。

【全国的調査 都道府県別の環境放射能水準結果】


それから発電所周辺のモニタリングだが、これも定例発表している 20km以遠の空間線量率、それから20km以遠の積算線量の結果、それからダストサンプリング等との結果についても特段大きな変化は見られていない。

【発電所周辺】

【20km圏内の線量率】

【発電所の放水口付近の海水中】

それからお配りしている資料で言いますと、8番にある福島県における簡易型線量計を用いた固定測定点における積算線量の測定結果だ。これは県のほうで圏内68箇所で概ね週1回のペースで発表、測定し、公表しているもので9月21日発表しているものだが、こちらも大きな変化は見られていない。

それから 学校関係で3つ資料をお配りしている。一つが福島県内のすべての学校等における簡易型積算線量計によるモニタリング実施結果(その3)という事で、9月21日に文科省の方で発表させて頂いたものである。これは月に1回、県内のすべての学校、今回で申し上げると 1,658校園について、職員に簡易型の積算量型をつけて頂いて、その結果を毎月発表させて頂いているものだ。

【福島県 学校関係】

結果から申し上げると1時間あたりの平均は、全校で 0.1μSv/h、学校にいることを前提(1日8時間として)に年間における被ばく線量は平均で 0.2mSv/y となっている。一部、年間線量で1mSv/y を超える場所が2つほど観測されているが、原因を調べてみると 形態への受発信による測定器の異常値によるものと考えている。

それから 10番の福島県の環境放射線モニタリング 学校等調査結果、これも県のほうで定期的に調べているものだが、今回は 全施設 761のうち、181施設についての速報値をまとめたもので、これもいずれも学校等の校庭において1μSv/h の結果となっている。

それから11番が福島県、学校と屋外プールの放射線モニタリングの調査結果の速報だ。県のほうでプールについても 8月、9月、順次調べているが、今回、発表のあった24施設についていいますと、ヨウ素は検出限界未満、それからセシウムの137で見てみると検出限界未満から多い所で 2.14Bq/L ということで、水浴場の基準、50Bq/Lを大きく下回っている結果になっている。

# 基準といっても放射線防護について国民に何一つ説明責任も果たさず、自分たちの都合で決めた基準値を下回っているから大丈夫と言われて、はい、そうですかと言える日本人て一体なに。

それから放射線量等分布マップについてだが、これまで福島県内 2,200カ所の土壌を採取して、先日、セシウムの濃度について土壌マップというものを発表させて頂いた訳だが、今般、ヨウ素131の結果がまとまったので、これを土壌マップというような形で公表させて頂いている。

【放射線分布マップ】

ご案内の通り、ヨウ素131については、半減期が短いので、今回サンプリングを行った6月~7月の時点で優位な値が計測された所は、2,200箇所のうち、約400カ所である。この最も高い所で、今回観測されたのが浪江の 19,451Bq/m2 というものがある。

これについては、今後、まだヨウ素以外の放射性核種を現在分析を進めているので、全体を9月中に取りまとめを進めたいと考えている。

それから別冊でお配りしている方に捕捉させて頂きたいと思う。全国的な調査とある全国の都道府県の放射能水準調査の結果については特段大きな変動はない。その他、という所で、緊急時避難準備区域の解除に向けた放射線モニタリングのアクションプランの測定結果(校園における環境試料の分析結果について)という資料をお配りしている。

これは 7月19日~29日かけて緊急時避難準備区域となっている市町村において、文科省と生活支援チームの方で 空間線量率や、或いは公園等、公共施設における環境試料の分析を行ったものである。このうち、空間線量については、既に8月の段階で線量率をマップの形で公表しているが、今般、校園のダスト、それから水道水について結果がまとまったので報告させて頂いているものだ。

今回の調査だと16の校園についてダストサンプリングを行った訳だが、セシウム137で申し上げると、最大値で 1.97Bq/m3という値が観測されているが、これは文科省が地域において行なっているダストサンプリングのレベルと同程度であると考えられる。

それから水道水については14箇所で調べているが、検出限界未満である。以上がモニタリング結果の報告だが、引き続き、前回、宿題となっている事項について報告させて頂ければと思っている。

■宿題報告
海域モニタリングに関連して2つ宿題を頂いている。

★NPJ 日隅氏 か フリー木野氏
緊急時の海域モニタリングについて、マニュアルのようなものはあるのか?という質問だったと思う。海上におけるモニタリングについては、防災基本計画、これは中央防災会議が策定する基本計画において、文科省は、そういう事故時には現地にモニタリング要因、機材を動員すると。

それから、海に限って申し上げると防衛省、海上保安庁も同様に艦艇、または巡視船等の主導により、海上におけるモニタリングを支援するという事が規定されている。構造としては都道府県、自治体が実施するモニタリングを支援するという形になっている。

今申し上げた計画等においては、このような手続きが書かれているわけだが、実際の専門的、技術的事項については原子力安全員会が定めた指針、具体的には「環境放射線モニタリング指針」を参照にする事、とされており、個々に船舶等による測定について、関係機関の協力のもとに行うというような記述がある。

という事で、海上、海域におけるモニタリングについても、今申し上げたような文章において、関連の規定はあるが、質問にあったように、誰がどの海域で具体的に測定するかなどについては、そういった、今申し上げたような文章等には記載されていない。

今回、これまでも何回か報告しているように、関係省庁において海域や測定する水や土壌について分担して行なっているというところであり、現在で申し上げれば、モニタリング調整会議という場が、政府中で設けられており、そこにおいて主要な調整が行われているとうことである。

# これまで月一のペースでしか行われていないモニタリング調整会議。まるで機能しているとは思えない。何処でどのような値が検出されて、縦割り行政の枠を超え、それを集約して今後の対策に生かそうとすれば、頻繁に行われてしかるべきなのに、全く真剣に取り組んでいるようには見えない!!これまでの経緯を見ても国は基本、放射性廃棄物レベルの汚染であろうが、全てを国民に消費してもらう事しか頭にないように思える。これまで通り、原発利益を教授したい政治家たち。

★フリーランス 木野
5月6日に海域の広域化を図ると旨の発表を文科省と水産庁においてしたところであるが、その過程において、役割分担やその内容を決めるにあたって、会議の議事録等はあるのかという質問を頂いた。

これについては4月~5月にかけて、海域における放射性物質の拡散が予測され、また、漁業への影響が懸念されたところであり、こういった背景を元に関係省庁において、より広域な海水サンプリングの必要性が認識され、特に海水の採取地点をどこにするというような協議というか、話し合いが行われた所である。

文科省の当時の担当者に確認した所、文科省としてその時の議事録は策定していないということを聞いている。そこでの話し合いの結果は、5月6日に取りまとめられた「海域モニタリングの広域化について」という文章にその内容が盛り込まれていると理解している。

★NPJ おしどり
原子力損害賠償紛争審査会のほうに福島県の飯館村の住民の方から要望書が寄せられた件に関連して、質問では福島県が行なっている県民健康管理調査、これが将来の原子力損害賠償における晩発障害等の認定にあたって、その科学的データになるのであれば、県に任せずに国もクロスチェックをすべきじゃないかというような指摘、質問を頂いた所だ。

この件が行なっている健康管理調査だが、これまで県と原子力災害対策本部の元にある被災者生活支援チームが、県のほうと色々と相談した結果、県が主体となって実施すべきという意向が示されたところであり、現在一義的には健康管理調査については、福島県の方で実施するということになったものであると承知している。

文科省においてはこのような県の活動に対して、放射線医学総合研究所や原子力研究開発機構などの研究機関を通じて、測定等にかかる専門的、技術的な強力をしている所である。

引き続き、そのような協力を進めてまいる訳だが、健康管理調査を今後どうするか、については原子力損害賠償制度を所管する文科省というよりは、政府全体の話になるので、要望があった点については 私どもの方から原子力被災者生活支援チームの方にお伝えする事、とさせて頂きたいと思う。以上。

■同日付で公開された資料で会見で説明のなかった資料

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http://ustre.am/_1b893:QY3 00:18:20~

■環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会)

安全委員会 加藤審議官
私からは環境モニタリング結果の評価ということで 9月22日付けの原子力完全委員会の紙、裏表にコピーしている1枚紙と参考として1枚目が福島県の地図になっている資料を用いて説明する。

# 加藤審議官の説明するページは参考資料の手書きページ数と一致します。

先ず、資料1の空間放射線量だが、これについては特段の変化はない。2の空気中の放射性物質濃度についてだが、参考資料の7ページ、8ページをご覧頂くと、一番上のポイント、福島市杉妻町だが、ここについては県のほうでこのポイントについては、検出限界を下げて測定をされている。

セシウム137が検出されているが、濃度限度を約4桁下回っている低いものだ。それから、それ以外の核種については、何れの地点でも検出限界未満であったということだ。4の環境試料の関係だが、今回は台風の天候で海が荒れた関係でサンプリングが中断されているということで、特段、新たな情報はない。

先程、環境試料の関係で文科省の方から土壌中のヨウ素131の分布マップについて報告があった訳だが、その中でもあったが他の核種についても引き続き検討が行なわれているというものがあるという事なので、そういうものがまとまった段階で、まとめて安全委員会の方に報告して頂いて質疑を行いたいと言うふうに考えている。


資料最後の5の全国の放射能水準調査だが、こちらについても 特段の大きな変化はない状況である。私からは以上である。

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http://ustre.am/_1b893:QY5 00:20:50~

■各プラントの状況 (東電)

東電 松本
先ず、お手元に配布している福島第一原子力発電所の状況ということで、A4縦の1枚裏表の資料を確認頂きたい。

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110922_02-j.pdf

「タービン建屋地下のたまり水の処理」
タービン建屋地下のたまり水の処理の状況だが、こちらは第一セシウム吸着装置 キュリオン、それから第二セシウム吸着装置サリーによる水処理の方を継続して運転中である。淡水化装置 RO膜式による淡水化装置は、3版が昨日の台風の影響のため停止しているが、現在、2番による淡水化を継続している。

同じくアレバの除線装置で、昨日の台風の影響で一部停電したということを午前中お話させて頂いているが、、負荷としてはポンプ類に電源を供給している 200ボルト系の電源が停電している。停電の原因については調査をした結果、除線装置に使う空気コンプレッサの B系というものの中に地絡が発生していたと言うことであり、現在、値洛の現在を調査中だ。

このコンプレッサ B を電気的に切り離して 本日 13時19分には 電源として復旧できている。なお、コンプレッサーについては B系から A系に切り替えて待機状態にあると言う事になる。なお、除線装置そのものは現在停止中なので運用そのものの変更はない。

「トレンチ立坑・各建屋地下のたまり水の移送状況」
トレンチ立坑・各建屋地下のたまり水の移送状況だが、午前7時の状況を記載させて頂いた。大きな変更等はないので、会見終了時には最新のデータをお届け出来ればと考えている。

「放射線物質のモニタリング」
続いて裏面の方だ。放射線物質のモニタリングの状況については先程、空気のほうを示したが、台風の影響により、海水側については本日22日まで、サンプリングの方は中断している。

「使用済み燃料プールの冷却」
使用済み燃料プールの冷却だが、1号機~4号機まで現在循環冷却を行なっている。

「原子炉圧力容器への注入・原子炉の状況」
原子炉圧力容器への注水、原子炉の状況だが、圧力容器の温度、格納容器の圧力に関してはこの表のとおりだ。表外の記載だが、本日、2号機と3号機において注水量の変更を行なっている。2号機については15時36分に炉心からの注水量を4m3/hから5m3/hに増やしている。

給水系から4m3/hなので、合計で9m3/hでの注水ということになる。また、3号機に関しては圧力容器の温度は順調に下がっているので、こちらは減少方向への流量調整を行なっている。本日15時17分に給水系からの流量を 3.8m3/h から、3m3/h に調整を行った。

炉心スプレイ系からの注水量、こちらはほとんど微量だが 8.1m3/h から 8m3/h への調整を小なっている。従って、3号機はこれまで約 12m3/h での注水を行なっているが、本日15時17分から 11m3/h への注水ということになる。

「その他」
それからその他の工事の状況だが、こちらも作業実績等、会見終了時までにお届け出来ればというふうに思っている。

それから昨日 発生していた、6号機のタービン建屋地下1回への雨水流入だが、現在、屋外に設置している配管トレンチの部分の雨水を仮設ポンプで組み上げたので、現在、地下一階への流入は止まっている。今後はここのトレンチの中にコンクリートを詰めて完全に止水するということで、今、工事の準備を進めている。

福島第一原子力発電所 6号機タービン建屋地下 雨水流入箇所(36.6KB)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110922_01-j.pdf

■敷地内モニタリング状況
引き続き、発電所内のモニタリング状況について報告させていただく。資料タイトルを申し上げると「福島第一原子力発電所取水口付近で採取した海水中に含まれる放射性物質の核種分析の結果について」という事で9月21日採取分になる。

福島第一原子力発電所取水口付近で採取した海水中に含まれる放射性物質の核種分析の結果について(9月21日採取分)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11092204-j.html
福島第一 物揚場前、1~4号機スクリーン、1~4号機取水口内海水核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110922h.pdf
海水放射能濃度
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110922i.pdf

ページをめくって1枚目の裏面から取水口付近でのサンプリング結果を記載させて頂いた。計時変化を3枚目以降グラフ化しているので、こちらの方を確認頂きたい。3号機と4号機のところで海が荒れてる関係で、若干、上昇気味だが、こちらも過去の変動の範囲内と言う事で、高濃度汚染水が海水中に漏出していないと判断している。

続いてサブドレインの状況だ。先ずタービン建屋周りだが、資料のタイトルを申し上げると「福島第一原子力発電所タービン建屋付近のサブドレンからの放射性物質の検出について(9月21日採取分)」である。ページをめくって頂いて1枚目の裏面から1号機から6号機のサブドレイン、それから構内深井戸の状況だ。

福島第一原子力発電所タービン建屋付近のサブドレンからの放射性物質の検出について(9月21日採取分)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11092205-j.html
サブドレン等核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110922j.pdf
福島第一 放射能濃度
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110922k.pdf

台風による降雨があったので、1号機に関しては、これまでと同様、降雨によるセシウム134/137の検出値が上昇しているという傾向が見られる。その他の点については通常の変動範囲内と考えている。

続いて集中廃棄物処理施設周辺のサブドレインの核種分析結果だが、A4横の表の形式の資料になる。9月21日のサンプリング結果だが、ほとんど通常の変動の範囲内であり、こちらも集中廃棄物処理建屋に溜まっている高濃度汚染水が、地下水側には漏出していないと判断している。

(参考配布資料)「集中廃棄物処理施設周辺サブドレン水核種分析結果」(9月21日採取分追加)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/sub_110922_01-j.pdf

プラント関係については以上だ。

尚、皆様のお手元には柏崎の関係で1枚、資料を配らせて頂いている。左肩にお知らせということで「柏崎刈羽原子力発電所1号機の定期検査における作業予定期間の延長について」という事で、こちらは、先程、現地のほうでプレス発表した資料で、1号機は 8月6日から定期検査を開始しており、作業予定期間を 60日としていたが、アクシデントマネジメント対策で設置している代替海水熱交換器設備に関して工事量が予定したよりも多くなるということが判明したので、定期検査の予定期間を2ヶ月ほど延長し、11月末ということで終了させる、という事で現在考えている。

柏崎刈羽原子力発電所1号機の定期検査における作業予定期間の延長について
http://www.tepco.co.jp/nu/kk-np/press_kk/2011/pdf/23092201p.pdf

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http://ustre.am/_1b893:QY7 02:49:10~

■衆議院イノベーション推進特別委員会 事故原因の検証に必要な資料の提出について

経産省 保安院 司会者 00:28:10 ~
衆議院イノベーション特別委員長からの資料提出要求の件だが、本日、提出期限となっており、保安院から本日中に提出すべく準備中だ。提出され、資料が整い次第、担当がこちらに来て、この会見の途中で説明する予定だ。それではこれから質疑に入ります。

# 02:49:10 頃からですが、森山対策監の説明は如何に追記します。質疑に関しては 02:49:10 以降の質疑で、この議題に関する質問が出ます。保安院会見でも相当、記者から突っ込まれていたようで、本会見では思ったよりすくなった印象。

# あらすじ。経産省 保安院 森山対策監からの宿題回答はなし。衆議院特別議会から事故時手順書の提出を求めるよう経産省 保安院に求め、保安院が東電に要求して保安院から提出されたのは、ほぼ全てが黒塗りの馬鹿にした書類。理由は核物質防護と知的財産。経産省 保安院は東電に理解を示すわ、そのまま提出。同じ事を2度目は本文出さずに目次だけでほとんど黒塗り。いいかげんにしろやという事で3度目の提出要求、今回の保安院報告に。環境アセス、法定被ばく限度無視や規制値引き上げは当たり前なのに、事故現認さえ明らかにできない自民党政権が創り上げた電力事業者に都合の良い法律をどうにかする考えは一切なし。法律厳守を徹底する経産省。呆れてものが言えない。このようなやり取りが公然と行われている現実と報道されない現実を見て、まだ無関心でいられるのか日本人は。とどまることを知らない度重なるこれまでの経産省の腐敗ぶりを思い出して、森山対策監の説明を聞くといいよ。週刊こどもニュースで報じるべきだよね。子供もびっくりだよ。

経産省 保安院 森山対策監
大変遅くなって申し訳ない。保安院から簡単に今の状況について申し上げる。先ず、本日、衆議院科学技術・イノベーション推進特別委員会に提出させていただいたものだ。ただし、委員会の方から、当初、要請があったものについては、まだ全て提出にあたっていない。

http://www.meti.go.jp/press/2011/09/20110922009/20110922009.html


その辺りの所を少し紹介する。先ず、9月12日にどういった書類の提出要求があったかということで、別添1と言う所があるので、表紙を一枚開いて頂き、川内委員長からのペーパーがあるが、その次のページ、下に1と書いてあるが、7項目の要請があった。


1が「事故時運転操作手順書」シビアアクシデント発生時における手順書、2が GE 社の性能計算書と操作マニュアル、それから3がこの手順書を改定した 2010年1月16日及び 同年7月7日に1号機で行われた作業内容、それから 次のページの4が、過去40年間におけるこの手順書の改訂と改定内容の履歴、それから5がシビアアクシデント発生に備えた訓練の実施日と実施内容、6が事故に関してマニュアル記載している対処方法と実際の操作内容を時系列に。ヒアリングしたものであればその発言録。そして7が非常用復水器が圧力調整装置である事を証明するもの。

とまぁ、こういった要請があった。それでその次のページに別添2という事で、本日、経産省から提出した内容があるが、実はまだ、報告聴取に至っていない状況だ。

最初の頭紙にあるが、報告徴収をするようにという要請だが、法律に基づき報告徴収を行う場合には、法律の施行に必要な限度において実施することとしているので、その必要性を見極める必要があるという事で、今後ですね、その、ただし、あの、事故調査を進めるにあたっては、事故時の運転操作の妥当性についても評価分析をする必要があると考えており、今後、早急に調査をすすめる予定であると。

この中で、提出要請もあった事項も含めて、必要なものは報告徴収というにより、東電から情報収集を行う予定で会って、その情報が得られ次第、すみやかに回答するという事を申し上げた上で、本日はいわゆる手順書に関するもの以外の所で、回答可能なものについて、取り敢えず本日は提出をしたという事である。

# とどのつまり、提出期限を守れなかった言い訳をまとめていたということ。

その次のページ、別添2の別紙と書いてある所があるが、最初の「2」についてということだが、GE社のものだが、これは、あの、東電からまだ、この、あの、事務本館が破損していてアクセスができないと聞いており、引き続き、資料の提出を要請してまいります、という事で「2」については、まだ入手していないという状況だ。

それから「3」だが、改定した 2010年1月16日と同年 7月7日の作業という事だが、当日の作業がどういう作業が行われていたかと、これは日付というのはこの手順書が改定された日付であるということだが、平成22年の1月16日と平成22年の7月7日の作業内容を実際、どういった作業、工事等が行われていたかということを書かせて頂いている。

5番目が訓練の実施の実績ということで、至近3年ということで書かせている。その次のページに平成20年度から22年度までの内容を書いているが、平成20年度は、国の原子力総合防災訓練の実施を福島第一で実施をしたということである。

それから2番目は、平成21年度は東電が実施された訓練の概要だ。3番目は県が主催された平成22年度は福島県の主催された防災訓練の概要を書かせて頂いている。

最後の7ということで、これは非常用復水器が圧力調整装置であることを証明するものということであるが、これは保安規定と、それから設置許可申請書の部分を抜粋、後ろに添付もしているが、保安委規定においてはスクラムした場合の操作基準として、「主蒸気隔離弁が閉の場合、主蒸気逃がし安全弁を開又は非常用復水器系を起動して、原子炉圧力を調整する。」とこういった記述がある。

また、設置許可申請書の中にも、非常用復水器が原子炉の圧力が高くなると自動的に作動し、これにより原子炉を冷却、減圧するとの記述がある。

本日はこのような範囲で、取り敢えず回答をしているが、これは何度か指摘、質問を頂いている手順書については、今後、事故調査との関係をよく精査をして、出来るだけ早く報告徴収、必要なものについてはですね、報告徴収というによって、東電から情報収集を行う事としている。

その段階で、またお知らせしたいと思う。もし、質問があれば、本日、担当者も着ているので宜しくお願いする。以上だ。

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■質疑

http://ustre.am/_1b893:R1v 00:29:05 ~ 東電・園田政務官
寺澤有
Q:遅れてすみません。最初の方に発表があったみたいだが、フリーランスの協議の場というのは具体的に決まったのか?

Q:東電に聞く。5月の段階で東電の方で顧問に年間報酬を約2億2,000万円はらって21人いるということがあったと思うが、その時に7月以降は13人に顧問を減らして、報酬総額も約1億円にして、当時社長の清水正孝氏ら3人は無報酬で顧問になるということを発表されていたが、今、実際どうなっているか?

Q:日本原子力防護システム株式会社というのは何をしている会社で、東電とどういう関係にある会社なのか?人的や資本的なつながりも含めて答えて頂きたい。


http://ustre.am/_1b893:R1w 00:43:00 ~ 東電
朝日新聞 杉本
Q:東電に聞く。6号機タービン地下への水の侵入だが、結局、どれぐらい水が中に入ったのか?他への危機への影響はあったのか?ポンプで組みだしたということだが、流入が止まったのはいつ頃なのか?今後、コンクリートで遮蔽する対策というのは、いつ頃予定しているのか?

Q:福島第一に視察に行かれた原子力安全委員会の小山田委員によると、安定センターの副所長の方から汚染水の処理水について今後の方針について何か話があったようだが、東電は何か方針として、今予定されているものがあるのかどうか教えて欲しい。




http://ustre.am/_1b893:R1x 00:49:10 ~ 東電・園田政務官
産経新聞 そばたに
Q:東電に聞く。汚染水の水位の上昇だが、1号機が原子炉建屋で 442ミリと朝の会見よりもかなり上昇しているようだが、2号機、3号機のタービン建屋で OP3000 がひとつの基準だったと思うが、1号機では基本的に何メートルぐらいの、どれぐらいの余裕がそもそもあるものなのか教えて頂きたい。

それを踏まえた上で、この 442という数字をどう評価するのか?多分、会見終了時にまた水位が上がったものを説明して頂けるが、その辺も分かり次第、教えて欲しい。

Q:園田政務官に聞く。前回の工程表改訂会見の翌日の新聞各紙で、工程表の受け取り方について新聞によって前倒し受け止めたところと、現状維持のままと受け止めたとこで、完全に真っ二つにわかれていたと思うが、恐らく、それは多分、口頭では前倒しすると発現された一方で、資料上は従来のままだとうことで、2つのスタンダードが存在したことによって、多分、新聞上でもそのように分かれてしまったと思うが、より正確でわかりやすい情報発信をしなければいけない現状の中で、工程表という非常に大きな区切りを設定するものにおいて、そういう2つのものが存在して、更に報道も真っ二つにわかれるような状況が生まれたことについて、実はその後も、東電や保安院の会見でも、その事についてはさんざん質問がずっと出ていて、いわゆるいまだに消化しきれてない部分があると思うが、そういう情報発信の仕方について反省すべき等があるかどうかについてお伺いしたいと思う。




http://ustre.am/_1b893:R1y 00:55:40 ~ 東電・保安院
NHK 花田
Q:先ほどあった5、6号機の汚染水とメガフロートの水の浄化した後の散水ということで伺わせて欲しい。さっき0.05Bq/cm3 という話があったが、これはセシウムの基準なのかと言うことを聞きたい。後、他の核種の分析等のはどうするのか?海水許可の場合は核種ごとに基準というのがあって、それを下回ってまくというのがあったと思うが、そういった他の核種分析はしっかりやってるのか?

Q:(5、6号機の汚染水とメガフロートの水の浄化した後の低濃度汚染水の散水について)撒いた後、水というのはどうなるのか?地下水になるのかとは思うが、海への放出とか、そういった環境への影響は大丈夫なのか?

Q:(5、6号機の汚染水とメガフロートの水の浄化した後の低濃度汚染水の散水について)散水の時期は?どれぐらいの量をまこうと考えているのか?この他に浄化承知で処理した水、淡水もあると思うが、あれも注水以上に溜まっている状況にあると思うが、その水についてはこういった事(散水)は考えてられていないのか?

Q:保安院に聞く。(5、6号機の汚染水とメガフロートの水の浄化した後の低濃度汚染水の散水について)本当にこの安全性というのは大丈夫なのかという事をどのように見られているのか伺いたい。

Q:安全委員の報告で安定化センターの方から聞いた所で、燃料の取り出しなどの長期化で被ばく線量の関係だが、被曝限度 250mSv/y を100mSv/y に下げるという検討がされてると思うが下げられると困るといった話がったようだ。被曝限度を下げないようにという要請を政府や厚労省に行なっているのか?どういう状況で保安院はどう把握されているのか?




http://ustre.am/_1b893:R1z 01:05:15 ~ 東電
読売新聞 萩原
Q:5、6号機の汚染水の散水の関係で東電に聞く。現在、5、6号機に溜まっている水の量と、再確認だが、どういったところから集めた水がメガフロートと 5、6号機のタンクに溜まっているのか?

Q:5、6号機の汚染水の散水の関係で東電に聞く。木の集積場所に散水するとうことだが、どれぐらいの面積にまくのか?そもそも、これは処理水の量を減らすというのが第一目的なのか、あくまで火災を防ぐというのが第一目的なのかと言うことを教えて欲しい。

Q:5、6号機の汚染水の散水の関係で東電に聞く。これまで森林を伐採した用地があって、木も出てきていると思うが、平常時はそういったところに、同じように水を撒いていたのか?これまでどうしてたのか?




http://ustre.am/_1b893:R1A 01:09:40 ~ 文科省・園田政務官
時事通信 神田
Q:文科省に聞く。昨日発表された要素131のマップだが、これは6月14日地点のマップという形で公表されているが、かなり減衰してしまって、最高でも1万いくらベクレルというような数値のマップを公表することに、どのような意味があるのか?

Q:文科省に聞く。(昨日発表された要素131のマップの)算定方法の中で、1地点5箇所のサンプリングを行なっていて、5箇所ともND以上のものが出れば、それをそのまま平均して使うということだが、例えばNDがいくつか出たものに関して、一つはNDを超えたものがあり、それ以外はNDのところでも、一応ピークを見て平均してそこの数値を出すというやり方をしたと聞いたが、これは科学的に正しいと言うか、確からしい数字が出るやり方なのか?




http://ustre.am/_1b893:R1B 01:21:00 ~ 文科省・保安院・安全委員会
NPJ おしどり
Q:文科省に聞く。福島県の県民健康管理検討委員会に関してだが、前回の会見で被災者生活支援チーム医療班の福島班長に確認したし、7月の会見の地点でも医療班に確認したが、国の支援チームは県民健康管理検討委員会に関してオブザーバーという立場のみで、報告を受けるのみで一切、アドバイスしない。

なので、原子力損害賠償紛争審査会が健康管理を住民被ばくについて検討委員会のみの判断に任せるというのは、国のクロスチェックが全く入らないと思うが、如何か?ちなみに今まで賠償審査会は 14回行われているが、検討委員会は7月までに3回のみで、8月、9月は委員会のメンバーの日にちが合わなかったから10月以降となっている。このような検討委員会に住民被ばくに関わる賠償一切の判断を任せるというのは如何か?

Q:文科省に聞く。環境モニタリングの結果についての資料36ページだが、この携帯電話の受発信を行ったことにより、他の人と傾向が異なる高い値が測定されたということだが、これは具体的にどう言った事例なのか?
ttp://radioactivity.mext.go.jp/ja/1370/2011/09/1370_0921.pdf

Q:文科省に聞く。ヨウ素地図に関してだが、これは6月14日地点ということで、最終日は 6月6日~7月8日となっているが、6月14日に補正をしていたと考えると、3月15日に北西方向に非常に高い放射性プルームが覆ってから80日経過したことになる。

そうするとヨウ素は 8日の半減期を10回繰り返しているので、2の10乗とうことで1,024分の1という事だが、単純に 6月14日の量を 1,024倍すると 3月15日になるとは思わないが、大体 3月15日のヨウ素の土壌沈着量というのは試算で上がっているのか?

Q:前回、東電に鼻スミア試料についてお聞きした件で、原子力安全委員会、文科省、保安院にそれぞれお聞きする。佐賀県と愛媛県と福井県の緊急被ばく医療マニュアルには、従業員が課題被曝した地点で 吸入被曝による鼻スミア試料を捕ることが必須になっている。

ちなみにこの3件での共通項はプルサーマルがあることだ。ですので、γ線放出核種であれば、全身カウンターによる測定ができるが、プルトニウムなどのα線放出核種は、鼻スミアで先ずチェックをするということになっている。

ちなみにこれは(財)原子力安全技術センターの原子力防災研修講座、共通基礎講座テキストという基礎の基礎のところに書いてある。この団体は文科省から委託を受けているということで、この教科書が実行されていないという事について文科省はどうお考えか?

そして保安院に対しては原子力安全保安部回、INES の評価議事録で JCOの事故以降、ウランなどのアルファ核種も注意するため、鼻スミアを行うと議事録に上がっているが、これは総合資源エネルギー調査会の下にあるということで、同じ経産省として保安院の認識をお聞かせいただけたらと思う。

そして安全委員会の議事録にも、過去、鼻スミア試料とか何度も上がっているが、今回、度々高線量被曝されている作業員の方々が、一度も鼻スミア試料を取られていないということに関して、何かコメントを頂きたい。

# 前回の鼻スミア試料に関する回答は要チェック。本当にこちらが専門的なことを調べあげないと専門知識が必要なことを良い事に適当に丸め込まれてしまう。おしどり マコさんは本当にすごい。頭があがらない。




http://ustre.am/_1b893:R1C 01:37:55 ~ 園田政務官・安全委員会
NPJ 日隅
Q:園田政務官に聞く。会見に出席する条件について、署名記事が必要なのか、それともジャーナリストとしての実績という意味で、その事が確認できれば別に署名記事でなくてもいいのかという事の確認をしていただいたのかどうか?

Q:園田政務官に聞く。ICRP の最新の基本となる勧告は、Publication 103 だが、これについては中国語、韓国語、ロシア語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ルーマニア語については、翻訳したものがウェブサイト上にあって無料でダウンロードできるようになっているが、日本語についてはない。

これについて、日本語についても、今、日本でこそ必要なものだと思うので、無料でのダウンロードが可能なように政府として要請するおつもりがあるのかどうか?

Q:園田政務官に聞く。ICRP Pubulication 103 の中において、記載されている損害評価について、このように損害の評価をするべきだと。その損害評価に応じて、共にメリット、デメリット併せてどういう防護策をするかということを決めるべきだということになっているが、その損害評価に関する項目を園田政務官自身が読まれたことがあるのかどうか?

Q:園田政務官に聞く。政府の中で(ICRP Pubulication 103 の)損害評価についてどこか担当する場所があるのかどうか?安全委員会は出してきたものを第三者として評価すると思うので、政府内において損害評価を行なっている所があるのかどうか?

もし行なっていないとすると、20mSv/y を決めるときなど、ICRP勧告に基づくと一方で言っておきながら、肝心な損害評価を行なっていないとすると、それはなぜなのか?その理由を聞きたい。

Q:園田政務官に聞く。前回お願いしていた地域住民へのリスク説明の内容や、あるいは放射線が住民の健康に与える程度について周知させる方法を改善する要諦があるのか?

Q:園田政務官に聞く。魚について(1F 30km以内の海域で海産物の調査をこれまで一度も行なっていない、行おうとしない事について)何かお答え頂いたようだが遅れてきたので。つまり、入れないからということが理由のようだが、周辺住民が一時帰宅などができている状況の中で、健康に関する非常に重要な情報を取りに行くことは可能なように思えるが、それがなぜできないのかというのがよく分からない。




http://ustre.am/_1b893:R1D 01:48:30 ~ 保安院・文科省・園田政務官
フリー木野
Q:保安院に聞く。5、6号機の水を放水散布という話で、炉規則の告示限度を守るという話だったが、福島第一に関して言えば、以前、外に汚染水を放出した時や流出した量を考えると、年間の上限量というのをとっくの昔に超えていると思うが、その辺の年間にこれだけ(環境に)だしていいという量との兼ね合いというのは、今後、どういうふうに評価されるのか?

一回出したものは関係なく、これからの分として評価されるのか?そして、これから(環境に)出す、5号機と6号機の分に関しては、ベクレルの総量というのはどの程度と評価されているのか?

# 塩分控えたい高血圧に塩辛い味噌汁。塩辛い!殺す気か!といいながら味噌汁をお湯で薄めて全部飲む。それと同じ子供だましを政府、国がやってきてるんですよ。これまで。薄めたから環境に放出して大丈夫!海で薄まるから大丈夫!と散々国民に説明してきた政府。グリーンピース等、第三者の海域調査を認めず、30km圏内の海産物汚染調査もしない。定期的にサンプリングしなければ生態系へどのように移行していくかも分からない。国は最初からまともに調査する気はさらさらなく、陸上だけの賠償でいっぱいいっぱいなので、漁業に関しては全て無かったことにしたい。原発の損害額を未だに試算しようともしない政府。

Q:(催促)今の(ICRP Pubulication 103 の)損害評価とも関係があるが、避難区域の住民との過去の協議内容の回数や参加人数であるとか、そういった数字、状況は確認できたのか?(住民で話し合って1~20mSv/y の範囲で決めるというICRP勧告の件。)

# ICRP 勧告を都合よく解釈する政府。ICRP 勧告の都合の良い一部だけであって、肝心なことは一切伏せたまま、国民に説明しない政府。それどころか、大臣が 100mSv/y 大丈夫を会見で繰り返し発言し、被ばくを強要する政治家。A級戦犯。

Q:文科省に聞く。先程、お話し頂いたモニタリング計画の中には事業者というのは含まれていないと思うが、今回、周辺地域に関して東電が、特に海域に関してはそうだが、東電が一義的にやるというのは、これはどういう経緯でこういった状況になっているのか?

Q:園田政務官に聞く。先程、現状、いろいろモニタリングをしているのを今後生かしていくというお話しがあったが、今後というのは何時からのことなのか?スケジュール感というのはあるのか?現状、既にモニタリング調整会議等というのを2ヶ月以上前からやっている、とはいっても月に一度しかやってないと思うが、そういったモニタリングの結果をどういうふうに活かしていくかというのは、事故当初から問題になっていた事で、なぜ、それが未だに行われていないのか非常に不思議なんだが、その辺のことを説明いただきたい。




http://ustre.am/_1b893:R1E 02:05:05 ~ 東電
NHK ひろかわ
Q:東電に聞く。格納容器のガス管理システムについて、今日から作業が始まったと午前中の会見で話しがあったと思うが、今日の作業はどうだったのか?どういう作業が今日行われたのかということをお聞きしたい。

Q:東電に聞く。5、6号機、メガフロートの構内に(低濃度汚染)水をまく件で、現在、放射性物質を含むチリの拡散を防ぐために飛散防止剤を巻いていると思うが、これだけでは不十分なのか?また、通常の水を撒かないで、低濃度の(汚染)水を撒くことは、御センスが増えるという目的を防ぐ目的で低濃度の水を撒くのか?

先ほども話があったが、水を撒くことのメリットをもう一度お話しして頂きたい。撒いた水は地下水になるという話だったと思うが、これは海に流れ出る可能性はあるのか?伐採した木は屋内で管理しているのか、屋外で管理しているのか?以上の点についてお聞きしたい。




http://ustre.am/_1b893:R1F 02:10:50 ~ 東電・園田政務官
ニコニコ動画 七尾
Q:高い技術や経験を持った作業員の方に限定しての質問だが、こうした方々の被ばく線量限度について東電 松本に聞く。先程も線量限度について質問があったと思うが、現実問題として今後、冷温停止や燃料取り出しに向けて特定の高い技術と経験が必要になってくるという局面が多々くると思う。

例えば、高いスキルを持った仮にAさんが必要でも、被ばく線量限度の関係でもう作業ができないという場面でどうされるのか?或いは実際そういう事が既に起きているのか?そうならないように管理されていると思うが、予想以上に前段階の作業で被曝してしまうケースもある訳で、この点はどう考えているのか教えて欲しい。




http://ustre.am/_1b893:R1G 02:19:40 ~ 園田政務官
NPJ 日隅
Q:会見の参加条件の件だが、これは先程、署名記事だとうことで統一していると仰ったが、私が確認して欲しいといったのは、今現在の統一見解ということではなく、当時、細野さんがなんて説明をされたかということだ。それで、細野さんは当時、ジャーナリストとしての実績とこういうふうに言われたはずだ。

それで多分、それ以上、疑問が出なかったんだと思う。つまり、署名記事ということであれば、なぜ署名記事に限定するのかみたいな話しになったと思うが、そうじゃなかったので収束したように思っているので、そこの確認をして頂きたい。それはインターネット上でも確認できると思うので、細野さんがなんと仰ったのかという事を確認して頂きたい。

Q:魚については細野さんが、30km圏内についても調査すると言われた時期と、それから水産庁がこういう方法でサンプリング調査しますよといった時期がほぼ重なっていて、そういう調査を30km圏内でもするということが前提になったサンプリング数、サンプリング割合のような気もする。

未だに30km圏内の調査がされていないということになれば、サンプリング数を上げるとか、そういう事も必要になってくるのではないか?例えば、牛肉であれば狂牛病(BSE)の場合、全量検査が義務付けられていて、アメリカは全量検査をやっていないから、日本は輸入をしていない訳だ。そういう事と比較しても、やはり、少し軽視しているように思えるがどうなのか?




http://ustre.am/_1b893:R1H 02:35:05 ~ 東電・園田政務官
寺澤有
Q:東電に聞く。昨日、東電の方で大幅なリストラ策というか、人員削減を発表されていた。これはグループ会社の方にも、やはりリストラということを要請するのか?

Q:園田政務官に聞く。政府の第三者委員会の方で東電に一層のリストラをというふうに迫ってこういったリストラ策が発表されたと思うが、このグループ会社のほうにも、やはり、リストラ策をちゃんとやらせないと、これだけ色々なにやっているか分からないグループ会社が並んでいて、こちらを放置していたら全然リストラにならないと思うが、その点について見解を聞かせて欲しい。




http://ustre.am/_1b893:R1J 02:47:40 ~ 文科省
NPJ おしどり
携帯電話による線量計誤動作に関する回答(本会見中質疑)


http://ustre.am/_1b893:R1I 02:56:20 ~ 保安院森山・保安院 イノベ提出担当者
読売新聞 三井(前半)
Q:今、説明のあった「衆議院イノベーション推進特別委員会 事故原因の検証に必要な資料の提出」の件で、この回答の中で今まで出ていなかったことが新たに付け加わった回答があるのかどうか?一番最後の7で別紙に出ている2つの資料があるが、これは普段、公になっている試料なのかどうか?手順書のほうが今回報告徴収がかからなかったという事だが、その理由を改めて伺いたい。今後の見通しも伺いたい。

ttp://www.meti.go.jp/press/2011/09/20110922009/20110922009.html




http://ustre.am/_1b8w1:R1K 02:56:20 ~ 保安院森山・保安院 イノベ提出担当者
読売新聞 三井(後半)
後半


http://ustre.am/_1b8w1:R1M 03:05:10 ~ 東電
朝日新聞 杉本
Q:東電に聞く。先ほどの(5,6号機、メガフロートの低濃度汚染水散布の)件で、木材を伐採して集積した所で火災があったと言う事を先ほど仰ってたかと思うが、具体的なところを教えてくれないか?




http://ustre.am/_1b8w1:R1N 03:07:00 ~ 園田政務官・保安院・東電・安全委員会
フリー小嶋
Q:園田政務官に聞く。20km圏内の取材に関して進展があれば教えて欲しい。

Q:園田政務官に聞く。前回質問した冷温停止の条件として1mSv/y というのが、経産省ホームページの PDF 工程表の見通しの中に明記されていない件だが、これが確定的な目安であれば、改めて明記して公表すべきだと思うが、その点について聞かせて欲しい。

Q:園田政務官に聞く。年内前倒しの工程表の見通しについて、細野大臣にも確認したいが、今後、この統合会見に出席する予定とかはあるのか?

Q:東電に聞く。福島第一の民間保険が来年1月で無保険状態になる可能性があると報道があったが、この点について東電としてはどういう認識なのか教えて欲しい。

Q:保安院に聞く。過去質問があって重複していたら申し訳ないが、日本原子力研究開発機構で2号機が4時間早ければ溶融を回避できたという報道があったが、これについての見解を聞かせて欲しい。

Q:保安院に聞く。冷温停止に海洋流出の基準が今のところないが、この理由について説明していただけるとありがたい。




http://ustre.am/_1b8w1:R1O 03:29:20 ~ 文科省
NPJ おしどり
Q:文科省に聞く。携帯電話ノイズで線量計が上がること、誤作動することは知っているが、どのくらい近いとどの程度上がるのか、という詳細が知りたのだが、如何か?この福島県全体の8月の最高値は誤作動覗くと、0.6マイクロSv/h だった。

なので、最高値の 0.7μSv/h が計測された2つの幼稚園をはじめ数校園において誤作動というのは、ホットスポット、高い線量の地域で雨が降ると 0.1μSv/h、0.2μSv/h はすぐに上がると聞いたので、どの程度上がったのか?本当に誤作動としてあがったのか?もう少し詳しい情報があればと思う。

http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1370/2011/09/1370_0921.pdf

Q:文科省に聞く。教職員の方々の積算線量を測る件だが、例えば 滑り台の底や茂みなど、その辺りのほうが運動場の真ん中より線量が高い傾向にある。

教職員の先生方は、休み時間ごとに滑り台で遊んだりしないので、教職員の先生方より、どうしても幼稚園、保育所の児童のほうが、同じ学校滞在時間でも線量が高いように思うが、現在、配っているガラスバッチの積算線量計の数字は、今まで文科省で公表しているのか?




http://ustre.am/_1b8w1:R1P 03:35:55 ~ 東電・保安院
フリー木野
Q:東電と保安院に聞く。被ばく線量限度に関係あることだが、発災当初、3月、4月ぐらいまで個人の線量計がなくて、グループ単位で線量計を持っていたと思うが、先日来、被ばくの状況を細かく見ていると東電もそう説明しているが、人によって同じ作業をしていても個人差が非常に大きいと思う。

そういった個人差の幅というのをどのように評価されているのか?同じ作業をされても、この間もそうだが、0~15mSv まで、かなり広い幅でバラけていると思うが、このへんの評価というのはどのようにされているか聞かせて欲しい。

Q:東電に聞く。手順書について既に質問が出ていたら申し訳ないが、イノベーション委員会の方では、秘密会の方でも構わないので出せないかという話は、東電としては、国会の委員会の秘密会であっても開示はできないということになると思うが、その理由というのはどういったものか?公なものではないと思うが如何か?

Q:東電に聞く。先程、5、6号機の溜まっている水の総ベクレル数はどれぐらいになるのか?

Q:保安院に聞く。定期点検時に冷温停止にして格納容器のフタを開けるときの温度というのは、通常どれぐらいになるのか?要するに、先日、冷温停止にして蓋を開けても大丈夫ぐらいな温度に下げるのが冷温停止だという話だったが、実際にフタを開ける温度というのはどれぐらいなのか、分かれば一般的なもので結構なのでお願いできるか?




http://ustre.am/_1b8w1:R1Q 03:41:15 ~ 東電・保安院
毎日新聞 かんとう
Q:東電に聞く。5、6号機の汚染水の散水について細かい確認だが、今日の安全委員会では高濃度の汚染水をキュリオンなりアレバなり、今の除線装置を通して散水するという話だったようだが、それは勘違いと言うか、そういう話はないということでいいのか?

Q:保安院に聞く。シビアアクシデントの手順書については事故調査に必要かどうかという部分を今精査しているという事だったが、衆議院のイノベーション委員会は、おそらく全部手順書を開示して欲しいという要求だと思うが、その上で保安院が精査をするのはどうしてか?

理由があるのだろうが、その上で今日までに開示の請求をされているのであれば、今日以前にそういう精査をして東電に報告徴収をするのかと思うが それがまだ出来ていない、その辺りの理由を教えて欲しい。


http://ustre.am/_1b8w1:R1R 03:44:15 ~ 東電
東電松本
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