2011年10月8日土曜日

2011年 10月 6日 統合対策本部共同記者会見:

2011年 10月 6日 共同記者会見 (71回)

■IWJ Web Iwakami - 岩上安身オフィシャルサイト
  1. http://www.ustream.tv/recorded/17707223
  2. http://www.ustream.tv/recorded/17708662
  3. 1フリーライター木野龍逸さんによるまとめ
  4. 2フリーライター木野龍逸さんによるまとめ

■ニコニコ動画

Twitter 視聴者の声


■会見のポイント



■本日の議題



資料


録画 IWJ
1 http://www.ustream.tv/recorded/17707223


2 http://www.ustream.tv/recorded/17708662


3 フリーライター木野龍逸さんによるまとめ

4 フリーライター木野龍逸さんによるまとめ



■冒頭のあいさつ

細野大臣
司会者:細野大臣は公務のため欠席。


#

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http://ustre.am/_1cisn:RS3 00:00:20~

■冒頭のあいさつ

園田政務官
★宿題 2011年 10月3日 NPJ&吉本工業 おしどり
わたしからは1点、前回のご質問の回答をさせて頂く。NPJ おしどり様からのご質問で、労働者の目の検査、作業員の目の検査がされていないと言う事のご指摘を頂いていた。で、また、毎月検査することになっているが、と言うことの指摘があって白内障はこれが除かれている。

代わりに体重測定が追加されているのはどうしてかと言う事だ。事実関係で申し上げる。先ず、電離検診として特殊健康診断というのがある。これは法定で決められている訳だが、それによると半年に一度の頻度で全作業員を対象に検査が行われるものである。

これは電離則の第五十六条に基づく法定検診である。これは現在でも東電、並びに他の所でも行われているということである。また、今般、東電の福島第1原発での作業従事期間が20日を超えている方、並びに被ばく線量が 100mSv を超える作業員への検診という形で、こちらについてはご指摘の臨時健康診断というのが行われている。

これは毎月行われている訳であるし、また、被ばく線量が 100mSv を超えた方は、超えた月内に1回、2回目以降は毎月という形になっている訳であるが、ここにおいては福島労働局が指示をしており、5月13日、及び 8月5日、臨時健康診断はこの事を指していると思われるが、白内障検査実施は医師の判断、もしくは受検した作業員の申告があれば検査をするという形になっているという事である。

また、毎月の検査であれば福島労働局が指示をしている臨時健康診断の事だが、長期管理が予測されるという事なのでその観点から体重測定を追加しているということであった。また、自覚症状などの兆候を調べるために、この臨時の検査を行なっているという事である。

で、ご指摘の白内障の検査については月、あるいは年単位で、徐々にこれが進むものであるということであるので、頻繁に検査する必要性に乏しく、臨時検査の診断には含めていないというのが厚生労働省、そして、福島労働局からの正式な回答であった。以上で私からの報告を終わります。

★宿題 2011年 9月26日 朝日新聞 佐々木
(03:37:30頃、七尾さんの質疑中に思い出したように宿題報告)
それからすいません。大変恐縮だが、今、回答しながらもひとつ思い出して大変恐縮なんだが、以前、朝日新聞の方からの指摘で、原子力大綱についての指摘を頂いていた。今般、新大綱の議論が再開された所である。で、これは5年ごとに見直しをされているということだったが、5年前はちなみに原子力委員会が策定をした大綱をそれを承認するという形で閣議決定したのが5年前である。

おそらく、今回も同様な形で原子力委員会が作った新大綱、これについて閣議承認するかしないか、しないということはほぼないであろうと思うが、それについての内閣としての意思を何らかの形でお示しすることになろうと思っている。

従いまして、なにか内閣の中で新しくそれを踏まえて新しく大綱を作るという事ではないという事である。あくまで大綱を作るのは原子力委員会が作り、それを承認という形になるか、どういう形になるか分からないが、内閣としての意思をそれに対してお示しするという形が、今後の手続きとして運ばれるということである。

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http://ustre.am/_1cisn:RS5 00:03:50~

■環境モニタリングについて

東電
環境モニタリングの状況について3件報告させて戴く。

敷地内 空気中(1件目)
1件目は大気中のダストの分析結果だ。資料のタイトルを申し上げると「福島第一原子力発電所敷地内における空気中の放射性物質の核種分析の結果について」(第百九十五報)だ。ページをめくって頂いて1枚目の裏面になるが、第一原子力発電所の西門、それから第二原子力発電所のモニタリングポストの1番での昨日の分析結果だが、何れの地点も ND 検出限界未満である。


2枚目からは発電所敷地内である。1号機の山側、2号機の山側、3号機の山側、それから2枚目の裏面になるが、発電所から沖合の2km~3kmでの海上でのダストサンプリング結果だ。経時変化については4枚目以降、グラフ化しているのでそちらを確認頂きたい。

それから3枚目だが、ダスト中のプルトニウムとストロンチウムの分析結果も併せて報告させて頂く。3ページ目がプルトニウムになるが、9月19日に西門で採取したダスト中のプルトニウムに関しては 238/239/240 とも検出限界未満という状況である。

続いて3枚目の裏面になるが、空気中のストロンチウムの分析結果だ。こちらは9月12日に西門で採集したダストであるが、89,90とも検出限界未満という状況だ。

敷地内 海水(2件目)
続いて海水の分析結果だ。資料タイトルを申し上げると「福島第一原子力発電所付近における海水中の放射性物質の核種分析の結果について」(第百八十八報)である。沿岸部4箇所と沖合の各地店でのサンプリング結果になるが、1ページ目の裏面から表の形式で記載させて頂いた。


昨日のサンプリング結果は何れもkein出現回未満、ND という状況である。経時変化については3枚目の裏面からグラフ化しているのでそちらの方もご確認いただきたい。

それから海水のストロンチウムの分析結果が、3枚目のオモテ面のところに記載させて頂いた。発電所の北側放水口、南側放水口、それから沖合の15kmの地点、それから第二原子力発電所の沖合の地点でのサンプリング結果になるが、この表の通りストロンチウム89と90が検出濃度限界のほぼ、0.00倍から 0.06倍という状況で検出されている。

・海底土(3件目)
続いて海底土中のプルトニウムの分析結果になる。資料タイトル申し上げるとA4縦の1枚ものだが、「福島第一原子力発電所沖合における海底土の放射性物質の核種分析の結果について(続報25)」になる。


こちらは裏面の方まいりまして、9月12日と15日にそれぞれ4箇所の採取場所でサンプリングした結果だが、プルトニウム238に関しては検出限界未満、それからプルトニウム239、240に関しては、この記載の通り天然に存在するレベルとほぼ同程度のプルトニウム239/240が検出されている。東電からは以上。

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http://ustre.am/_1cisn:RS6 00:08:00~

■環境モニタリングについて

文科省 伊藤審議官
お手元には資料2種類配らせて頂いている。環境モニタリングの結果についてというものだ。

【URL】放射線モニタリング情報(文科省ポータルサイト)

【全国的調査 都道府県別の環境放射能水準結果】
先ずは全国的な調査状況だが、各都道府県の放射能水準調査、空間線量率、それから定時降下物、浄水等については特段大きな変化はない。


それから発電所周辺の調査だが、20km以遠の空間線量率、それから20km以遠の積算線量結果、それからダストサンプリング、これらについても特段大きな変化はなし。


【福島県】
また、福島県が行なっているモニタリング実施結果についても変化はない。


それから学校の調査だが、これは9月8日から1月かけて実施しているもののうち、一部の結果について速報値として公表されている。全部で1,761校対象としているわけだが、今回の調査の中で南相馬市の幼稚園で一部、校庭で1.3マイクロSv/hというのがあったが、現在、除線を行なっていると聞いている。


【海域】
それから海域の調査だが、東電が行なっている海域モニタリングの結果、これは沿岸 15km沖合、今回発表があったのは 11箇所だが、ヨウ素、セシウムとも何れの ND ということで検出限界未満だった。


# この検出限界値が高すぎる。文科省が30km以遠の海域、海水、海底土の検出限界値を原子よく安全委員会に指摘され2ヶ月後にようやく引き下げたが、東電(30km圏内海域)は未だに検出限界値が高すぎる状態。安全委員会も問題があるとこの会見で述べながら、はっきりと政府、東電に指摘する様子もない。福島原発近海の汚染はND、まるで汚染は確認されない説明を続ける東電も国(文科省)隠蔽、過小評価体質は何も変わっていない。

それから資料11で「宮城県、福島県、茨城県における海域モニタリングの結果について」というのをお配りさせて頂いている。資料の 54ページを開いて頂ければと思う。これはいわゆる発電所から見ますと、かなり遠い海域の 90km~280km を対象とした地点における海水のサンプリング結果であり、今回、結果発表しているのは11箇所というものである。


あのう、9月12日に海水のモニタリングについては、特に発電所から遠いところについては検出限界未満が続いているので、原子力安全委員会の指示もあり、検出下限値を順次下げていくという事をアナウンスさせて頂いた。今回はそれに基づく初めての外洋域における、遠洋域における検出モニタリングの結果である。

えええ、今回の検出下限値は 0.001Bq/L よりも下げるということを目標にしており、今回、検出された最も濃度の高いところが、0.11Bq/L という値になっている。ちなみにあの、過去の海水における環境放射能濃度のモニタリング結果を見ると、この海域ともうしましょうか、福島の発電所沖合 25km地点における濃度というのが、0.0019Bq/L なので、それの数十倍という値が検出されている。

# ちょっとまて。なんで発電所付近と比べるの?海上保安庁が遠洋で過去に行ったデータがあるでしょ?なんで事故前の原子力発電所と比較するの?数十倍どころじゃないでしょうが。遠くはなられた海域の海水でこの値というのは驚きに値する。に引き換え、30km圏内の東電が行う調査は ヨウ素131約9Bq/L、セシウム134約22Bq/L、セシウム137約24Bq/L、H-3約110Bq/L、全α約4Bq/L、全β約23Bq/L と都合に合わせて変わる。下回ればND、まるで検出されなかったかのような会見カメラ対策。また、魚介類、海産物の一切の調査をしていない。しようとしない。いい加減にして欲しい。海産物、漁業まで保証する気はないらしい。

ちなみに、ただ、濃度限度より十分低いということである。

# その上濃度限度より低い、大したことがないことを念押し。薄くても生態系で濃縮されて何れは人間に返ってくる。人間より小さい小動物が影響を受けて絶滅する恐れも否定できない。地球は人間だけのものじゃない。おこがましいにもほどがある。全ての生き物が関係しあって生きてるんだよ。そんなことは小学生でも知っているぞ。情けない大人たち。ほんとうに情けない。

【放射線マップ】
続いて航空機モニタリングだが、岐阜県内の航空機モニタリングを 10月5日から 2週間の予定で行うこととしている。それから、別冊の方に航空機モニタリングについて3点ほど資料を付けさせて頂いている。このうち、青森と富山については今後の予定であり、10月7日から青森は10日程かけて、また、富山については 10月7日から1週間ほどかけて行う予定だ。


それから東京都と神奈川の航空機モニタリングの測定結果をつけている。これについては東京都においては一番高い線量率のバンドで見ると 0.2~0.5、また神奈川については 0.1~0.2 というバンドであったという結果が得られている。以上だ。

# 1万Bq/m2 以下も公表しろよ。絶対データを持っている事は間違いない。文科省が発表するデータは信用できない。

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http://ustre.am/_1cisn:RS7 00:12:55~

■環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会)

安全委員会 加藤審議官
私からは「環境モニタリング結果の評価について」という10月6日付けの1枚紙と1ページ目が福島県の地図になっている資料、これを用いて説明する。

# 加藤審議官の説明するページは参考資料の手書きページ数と一致します。


先ず資料1の空間線量だが、これについては特段大きな変化がないという状況だ。それから空気中の放射性物質濃度だが、参考資料の9ページを見て頂くと、9月30日のデータであるが1番の地点、福島県杉妻町でセシウムが検出されている。

この福島県の方で、このポイントについては検出限界を下げて測定されている訳だ。それで検出されているが、能動限度に比べると約4桁下回っているという状況だ。その他のポイント、また、このポイントでのヨウ素はいずれも検出限界値未満であったということだ。

それから航空機モニタリングについては昨日までの事が書いてあるので、新たな情報提供ありませんということであるが、今、文科省からお話しがあった東京、神奈川の結果については次回の評価の中で触れさせて頂きたいと思う。

# 前回の群馬県の評価が「群馬県の北側において、やや高い線量分布の傾向を示しており、その分布は福島県から栃木県を経て連続しています。」これだけ。見たまんま。これは評価とは言わない。もう少し専門家らしい事を言わないとNHK山崎記者に怒られるぞ。

それから4の環境試料に参りまして、ええ、ちょっと、あのう、今日の原子力安全委員会でこれまた文科省から報告頂いた件なのでこの紙には書いてないが、以前、文科省の方で作られたヨウ素131の土壌濃度マップ、それから最近文科省から発表されたプルトニウム、ストロンチウムの核種分析の結果についてというものを報告いただき、委員からも色々質問、ご意見申し上げた所だ。

詳細なものは恐らく明日中を目途にホームページに議事録をアップしたいと思うが、ポイントを申し上げると今回、報告頂いたデータについては文科省の専門家の検討委員会での十分な賢人を経て出てきたものと理解するということ。

それから、今後、環境中から除線活動などでどれだけ放射性物質が取り除かれたか、あるいは除線なども含めて、除線活動によることなども含めて環境中での放射性物質の移行がどうなっているかという事が重要になってくるので、そういう情報を定期的に得ていけるように引き続き専門家の意見を聞きながら、国のモニタリング計画を考えて頂きたいということである。

後、その他、今回のデータについてバックとなる記述文書を今後数十年に渡るいろんな幅広い見地からの検証に耐えるようにきちっと纏めておいて頂きたいということであるとか、引き続き、地元の皆様の役に立つマップを作って頂きたいというような意見があったということである。

それから資料の裏面に参りまして、海水関係の話だ。今も文科省から話があったが、参考資料の19~21ページをご覧頂くと、これは福島第一原発の周辺海域だが、これらは全て検出限界値未満である。一方、22ページのほうが文科省の方で、沖合の海水中のセシウムを分析したものであり、これはお願いしていたように研修つ限界値を下げて測定して頂けたということである。

このように検出されているが、一番、高いところ、0.1Bq/L のオーダーだが、濃度限度に比べると約3桁低いという状況である。資料5の全国の放射能水準調査であるが、これについては特段変わったところはない。浄水についても全てのところで検出限界値未満であるという状況である。

★宿題回答 2011年 10月3日 NPJ 日隅
それから前回の会見において、ICRP の文章で言っている very low dose というのが、1mGy、あるいは 1mSv/y 未満ではないかという指摘があったが、そこについて、その文章などについて検討を加えた結果、引き続き我々としては、very low dose というのは、1mSv、あるいは 1mGy のオーダーの物であるというふうに考える。


根拠はいくつかあり、ご指摘頂いた文書は高い線量域での線量と発がんリスクの関係を低い線量に外挿すると言うことについてのいろいろな知見の状況をまとめた物である。それで、まさにご指摘のあったところは、第二章だが、いくつかの疫学調査の結果をレビューしている所だ。

ご指摘のあった記述の直前の説ではそういった物を検討を加えており、例えば、外国での調査だが X線を使った骨盤計測、妊娠している段階でそれを行い体内で被爆したお子さん、妊娠中にその体内で被爆したお子さんにおいて、白血病、固形癌の過剰リスクが 10mGy のオーダーの線量で直接敵に見いだされている例であるとか、

それから、肺虚脱治療における X線透視検査で、これは一回あたり 10mGy のオーダーで何回か当てて、累積だと 100mGy のオーダーにいっている、これも外国での集団だが、そういう集団で乳がんのリスクが増加しているという例があると。

それから一方、日本の集団である広島、長崎の被爆者集団だが、この集団については 100mGy のオーダー以上では明確にリスクが増加しているのが見て取れる訳だが、受けた線量が 100mGy 以下、つまり、10mGy のオーダーの人だけに限定した解析では、そういったことは見えない。統計的に不安定であるというような事が言われている。

それで前回ご指摘のあった 2.4.4節(上記資料37ページ)では、こういった物をレビューした上で moderately high これが波線1Gy (~ 1Gy)、moderate が波線100mGy(~100 mGy)、このレンジでは、全て1回で大きな線量を浴びた場合だが、放射線関連の発がんリスクについて優位な情報が与えられていると。

# 2.4.4節 http://www.icrp.org/docs/Low-dose_TG_rept_for_web.pdf 資料37ページ

一方、low レンジが波線 10mGy(~10mGy)と書いてあるが、この領域ではある程度、有益な情報を与えていると。それから very low、これが波線 1mGy(~1mGy)、そして extremely low が波線 0.1mGy(~0.1mGy)では有益な情報は得られていないという事である。

最初に申し上げた3つのケース、何れも被ばく線量が 10mSv オーダーだが、ある集団については明確に線量とリスクの関係が出ている物もあれば、層でもない物もあると言う事で、low range ではある程度有益な情報を与えているという記述は受けた線量が 10mSv 台の事を意味しているというふうに読むのが、この書き物の解釈として妥当だと思う。

そこからすると very low というのは、やはり 1mSv のオーダーのことを意味しているというふうに返される。それから、その、おそらく想像いたしますに、very low ~ 1mGy と書いてあることでそれ以下ではないかと言うご指摘があった訳だが、そこについては波線(~)の意味する事を英文の場合と日本語の場合では違うと言う事にも注意を払う必要があると思う。

日本語で波線を使う場合には、何々から(~)何々までという意味合いで殆ど使われる訳だが、英語の文献で波線、特に数値と関連づけて使う場合には、おおよそその数値ぐらいとか、代替その数値の桁、と言う意味で使われる。科学文献ではもっぱらそういう意味で使われている。

逆に英文の場合、何から(~)何までという意味する場合には、単なるハイフン(-)を使うのが普通であるし、この文献では特定の数値以下と言う意味を表す場合には、アンダー何々"_"という言い方をしている。従ってご指摘のあった所の波線の意味だが、それ以下と言うことではなくて、そのオーダーというふうに、しかも、一桁ずつ飛んでいく数量を掲げているので、そういった解釈が妥当ではないかと考えている訳だ。

私からは以上だ。

# 成る程。この加藤審議官の説明に対する NPJ 日隅氏の質疑はこちら

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http://ustre.am/_1cisn:RS8 00:23:45~

■各プラントの状況 (東電)

東電(松本)
福島第一原子力発電所の状況について、先ず報告させて戴く。A4縦の裏表の資料を確認頂きたい。「福島第一原子力発電所の状況」というタイトルになる。


「タービン建屋地下のたまり水の処理」
タービン建屋の地下のたまり水の処理に関しては、現在セシウム吸着装置キュリオンと第二セシウム吸着装置サリーにより処理を進めている。トータルで約60m3/h での処理を行なっている。

本日午前中の会見で申し上げた淡水化装置RO膜の方だが、こちらは配管の継手部からの水の滲みがあったので、一旦、9時58分に停止して修理を行った。その結果、13時1分に再起動を行なっている。RO膜による淡水化装置ついては処理を再開しているという状況だ。

「トレンチ立坑・各建屋地下のたまり水の移送状況」
それからトレンチ立坑・各建屋地下のたまり水の移送状況だが、2号機に関してはタービン建屋から雑固体廃棄物原油処理建屋の方への移送のリンクチェックが終わったので、本日13時48分から移送を再開している。トレンチ立坑タービン建屋のほか、原子炉水位については午前7時の状況を示しているので、会見終了時には、後ほど最新のデータをお届け出来ればと考えている。

「放射線物質のモニタリング」
裏面に参りまして放射性物質のモニタリングの状況については先程説明したとおりだ。

「使用済み燃料プールの冷却」
使用済み燃料プールの冷却に関しては、現在1号機~4号機まで循環冷却を行なっている。プール水温についてはこの表のとおりだ。

「原子炉圧力容器への注入・原子炉の状況」
原子炉圧力容器への注水、原子炉圧力容器の温度、格納容器の圧力関係については、11時地点のデータを記載させて頂いた。1号機に関しては本日9時28分に流量調整を行なっている。。

「その他」
その他の作業だが、下から3つ目のポチだが、2号機格納容器への窒素ガス封入量が17m3という事で像介していることが確認されたので12時30分に元の流量へ調整が終わっている。

それから13時41分~14時7分にかけて6号機の補助冷却海水ポンプのヘッド圧の圧力低下が見られたのでこのポンプを一旦停止して再起動五、圧力の復旧が確認されている。この補助冷却海水ポンプに関しては、使用済み燃料プールの方の冷却に使っているポンプである。

それから最後のポツだが、14時13分から3号機の原子炉建屋上部のダストサンプリングを実施中である。

■発電所内モニタリング
続いて発電所内のモニタリングの状況だ。資料のタイトルを申し上げると「福島第一原子力発電所取水口付近で採取した海水中に含まれる放射性物質の核種分析の結果について」ということで、取水口付近の状況だ。ページをめくって頂いて1枚目の裏面から各サンプリング地点での測定結果を表形式でまとめている。


経時変化を3枚目からグラフ化しているが、大きな変動等ないので、高濃度汚染水が海水中に漏出してないというふうに判断している。それからこちらもストロンチウムの分析結果が出ている。2枚目の裏面になるがサンプリング地点は1~4号機の取水口内の北側の海水になる。ストロンチウム89と90がそれぞれ 92Bq/L程、検出されている状況である。

続いて土壌の分析結果だ。資料タイトルを申し上げると「福島第一原子力発電所構内における土壌中の放射性物質の核種分析の結果について(続報34」ページをめくって頂いて、先ず1枚目の裏面、別紙1のところにプルトニウムの分析結果だ。


グラウンド、野鳥の森、産廃処分所近傍の3箇所での測定結果になる。サンプリング日は 9月19日で測定結果はこの表の記載のとおりだ。プルトニウム238/239/240が天然に存在するレベルで検出されている。それからその2枚目のところにある別紙2だが、土壌中のストロンチウムの分析結果だ。

こちらも9月12日にサンプリングした3箇所での測定結果になる。ストロンチウム89、90に関してもこの表の記載の通りに検出が行われている。最後、最終ページになるが、別紙3である。土壌中のγ線核種だ。これまで主要3核種意外の核種についてはセシウム134、137が見つかっているが、それ以外の核種については9月19日のサンプリングでは見つかっていない。

続いてサブドレインの分析結果だ。資料タイトル申し上げると「福島第一原子力発電所タービン建屋付近のサブドレンからの放射性物質の検出について(10月5日採取分)」である。


ページをめくって頂き1枚目の裏面から1号機から6号機、それから構内深井戸の主要3核種の測定結果を記載している。2枚目の裏面から経時変化を記載しているが、このグラフからは大きな変動等見られないので、高濃度汚染水が地下水中に漏出していないと判断している。

それから2枚目のオモテ面になるが、こちらも2号機、5号機、6号機のサブドレインのストロンチウムの分析結果だ。89と90のの2核種だが、ストロンチウム89が2号機のところで 1.1E+00、ストロンチウム90が 1.3E+00 というレベルで見つかっている。5号機、6号機に関しては E-05 レベルで見つかっているという状況だ。

続いて集中廃棄物周辺の山武ドレイン水になる。A4横の表の形式になっている資料だが、昨日の測定結果については通常の変動の範囲内というふうに考えている。高濃度汚染水が地下水中に漏出していないと考えている。


東電からは以上だ。

経産省 司会者:
これから質疑に入るが、前回まで最後に東電が説明していた本日の作業状況については、今回から質疑の途中でも 18時45分頃を目処に、準備ができ次第行うこととする。質疑についてだが、質問事項に纏めて完結、端的にお願いする。回答に関する際質問はお受けする。質問の際に所属と名前を名乗って頂いた上で、誰に対する質問であるか明確にしていただくようお願いする。


04:21:40頃 東電松本 追加の回答と訂正2件 http://ustre.am/_1ciPA:RSU
訂正2件と追加の回答をさせて頂きたいと思う。先ず おしどりさんのほうで質問があった際に、私は目の水晶体の被ばくに300mSvを超えたものが居ると申し上げたが、内部被曝と外部被曝があり、内部被曝は水晶体の皮膚の被ばくにはカウントしない。従って今回の事故で外部被曝で 300mSv を超えたものはいないので、目の水晶体の線量限度を超えたものはいない。訂正させていただく。

それから、本日、海水の核種分析の結果をお示しさせて頂いているが、その中の福島第一の沖合15km地点のストロンチウムの評価結果に誤りがあるので、訂正版を会見出口のところに配布させて頂いた。具体的にはストロンチウム90の値が福島第一の沖合15kmの地点、0.053と書いているが、正しくは 0.040が正しいものである。

それから亡くなられた方の心筋梗塞の方の司法解剖の結果だが、私どもとしては承知していない。解剖が行われたかどうかは5月、それから白血病の方も含めて承知していない。訂正させて頂く。承知してない。以上だ。

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http:// 00:00:00 ~

■宿題の回答 (経産省保安院)

経産省 保安院 森山対策監

# 冒頭、森山対策監からの宿題報告はなし。

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■質疑

http://ustre.am/_1cisn:RSc 00:31:45 ~ 東電松本
TBS斎藤
Q:東電に聞く。午前中の会見で作業員の方が亡くなられたという話があったが、その後、何かわかったことがあるのか?なくなった原因とか、あるいは死亡診断書とか、その辺りをお願いする。




http://ustre.am/_1cisn:RSd 00:32:55 ~ 東電松本
フリー木野
Q:東電に聞く。(本日亡くなられた作業員について)公表できるかどうかを含めて調整というのは、どういう調整なのか?社内調整なのか、ご遺族の方を含めてなのか?




http://ustre.am/_1cisn:RSe 00:33:45 ~ 東電松本
テレビ東京 大島
Q:東電に聞く。(本日亡くなられた作業員について)今の質問の関連だが、そういう事を今、東電は死亡された方については何かしらの事故であったりとか、そういう可能性は排除しているとうことで理解していいのか?つまり、事故であれば 死因がなんであれ遺族の同意が得られる得られないは別として、可能性があるということは公表すべき事柄だと思うが、そこらへんは今、どのように考えているのかお聞かせ欲しい。




http://ustre.am/_1cisn:RSg 00:36:05 ~ 東電松本
朝日新聞コン
Q:東電に聞く。(本日亡くなられた作業員について)引き続き関連で伺いたい。これまの作業員死亡事例は3例目ということだが、1回目、2回目とも心筋梗塞とか急性白血病とか直接作業や被ばくに関係ない内容だったと思うが、それでもそういう形で公表は頂いていると思うが、今回は事例に当てはめても公表出来ないということなのか?




http://ustre.am/_1cisn:RSi 00:37:50 ~ 文科省・園田政務官
月刊誌ファクタ宮島
Q:文科省に聞く。先程、福島県の学校施設のモニタリングの数字の説明があった。それでこの中で確かに石上の幼稚園は草がぼうぼうでしたから、除線を剃る前の状況だと思うが、その他、例えば今回で言うと郡山で1μSv/h 以上の所が大体、0.3とか、かなり減っているが、これは例のブルーシートを使った形での除線を行った結果こうなったという事なのか?要するにやってないところで高いところとやった所がある訳ですよね?それはどういうふうに理解したらいいのか?http://bit.ly/nHmWOk / http://bit.ly/nYriK2

Q:文科省に聞く。福島県の(?聞きとれず)みたら、一応、1,124の施設の数字が一応出来てきたと。それで1μSv/h以上は6施設だと思う。前回も確か福島市役所ないの保育所が2μSv/hと出ていたが、これも多分除線していなかったのではないかと思うが。

で、結果的に学校施設の除線というのはかなり上手く行っていると評価しているのかどうかを、県がやっているわけだが、文科省としてはどう考えているか?

Q:県の教育委員会が発表しているが、小学生、中学生、9,000人ですか、大体300クラスぐらいが県外に流出している、脱出している訳だ。しかし、こういう数字を見ると ほとんど福島県内の学校施設についてはもう、かなりいいところまで行っているが、現地を見るかぎり、多分、なかなか戻ってこないと思う。

その事について政府としては、まあ、これは全国に散らばっている訳だから、どういう形でそのふるさとへの帰還ということを促していくのかということを聞きたい。

Q:現地を歩くとよく分かるが、小学生以下の子供、要するに未満の。そういう子供というのは大体、おそらく2割りは少なくともいない。南相馬やあの辺りは。実質的に2割の住民票が残っていても どこか親戚のところに行ってたりして、実質的に南相馬なんかは乳幼児や幼稚園児とかはほとんどいない。

それでいわゆる小中学校じゃなくて、それ未満の子供たちがどれぐらい県外脱出と言うか、そういう事になっているのかということについて、これはおそらく文科省と厚労省が協力しないと数字がでてこないと思うが、一番の被害者はその層だから、今、そういう子供たちがどうなっているかということをですね、やはり数字で明らかにして頂けないか?この事は最後のテーマについては、今後の課題として政務官の考えも伺いたい。




http://ustre.am/_1cisn:RSj 00:48:00 ~ 園田政務官・東電
朝日新聞 こぼり
Q:園田政務官に聞く。毎年10月に政府電原子力防災訓練をやっているが、今年はやるのか?やるとしたらどこで?どこを想定してやるのか?どういうシナリオでやるのかという事を今検討されている部分を教えて欲しい。




http://ustre.am/_1cisn:RSk 00:50:15 ~ 文科省
フリー木野
Q:文科省に聞く。本日、放射線審議会が午前中に開催されたと思うが、これは議事録はいつ頃公表される予定なのか?

Q:文科省に聞く。今朝の東京新聞に咲きほどの関連だが、浜岡で訓練されていた際に、SPEEDI の情報を関係機関に配信という記載があった。実際に拡散予測を仮定で立てていたという事だが、これは以前にもそういったことをされていたのか?そういった確認は出来るか?

Q:文科省に聞く。学校の線量について今回も色々公開されているが、これは学校の線量を確認するモニタリングを開始したのがいつ頃から始められたのか、時期を確認したい。




http://ustre.am/_1cisn:RSm 00:54:55 ~ 園田政務官・東電
寺澤有
Q:園田政務官に聞く。明日の園田政務官とフリーランスのこの記者会見のあり方を協議するという会についてだが、今まで私も一昨日の夜にご案内のメールを貰い出席したいという希望の返事をして、そのご連絡がなくて今に至っているんだが、どういう感じで明日行われることになったのか?

具体的に現在の何人の方が参加を申し込んできて、その方たちは全員出席できるのかとか、公開するのかという話も前回、この会見の場であったかと思うが、その辺りのことはどうなったのか?http://bit.ly/f5seFd

Q:東電に聞く。福島第一原子力発電所の事故が発生して以来、それに関連して東電に対する損害賠償請求訴訟は何県起こされていて、請求総額としてはどれぐらいになっているのか?既に和解などで終結したものがあるのであれば、どうなっているのかとか、その辺りの損害賠償訴訟関係の内訳を知りたい。




http://ustre.am/_1cisn:RSo 01:00:10 ~ 園田政務官・東電
週間金曜日 いだ?
Q:園田政務官に聞く。明日のフリー記者との話し合いだが、私ども週刊金曜日は日本雑誌協会に入っていないものだから準ずる規程に入っており、案内が来たがフリーではない媒体の方は遠慮していただきたいという但し書きだったので、申し込まなかったのでお聞きする。どう言った経緯でどういったことを明日話し合われるのか?

Q:東電に聞く。損害賠償について一切お答えできないという話しだったが、これは民事も含めて裁判とかそういう事であれば、公的なものだと思うし、事故の責任ということもあれば件数、概略でも総額でどうなのかと言う事は公表すべきだたと思うが、なぜ、公表しないというふうに断言されるのか?その理由について聞かせて欲しい。




http://ustre.am/_1cisn:RSq 01:05:25 ~ 保安院・園田政務官・東電
時事通信 神田
Q:経産省 保安院に聞く。今朝の協力企業の方、作業員の方の事案(本日亡くなられた作業員の件)だが、保安院の方は今、東電が把握している事実関係、死亡原因であるとか、症状であるとかそういった事については把握しているのか?

Q:園田政務官に聞く。プライバシーを理由に色々死因等について、事故と関係ないということで病名などについても公表できないということだが、それが事故と本当に関係がないかどうかということを検証する上において、全て東電が情報を握っているという状態では、その判断自体も検証できないという部分があるので、例えば名前まで出せと行っているわけではないので、やはり、そういったものについては可能な限り、病名であるとか、因果関係を判断できる材料を公表すべきだと思うが、その辺りはどのように考えているのか?

Q:東電に聞く。先ほどの訴訟の関係(訴訟額、件数一切公表しない件)だが、相手方が公表を望んでいるかどうか分からないということで公表できないということは少なくとも訴訟という公の場でのアクションを起こされているということなので、ある程度、その公表されるのはやむを得ないと考えていると思うし、これも相手方の名前出せと行っているわけではないので、公表すべきだと思うがこれについてはどうか?

総額や件数についても企業のリスクの部分でもあるので、株主の面からでも訴訟の件数であるとか請求額、仮に東電から見て過大だとしても請求額ということで、件数や総額は公表すべきだと思うが如何か?




http://ustre.am/_1cisn:RSr 01:14:50 ~ 文科省
読売新聞 中島
Q:文科省に聞く。学校給食の放射線検査について、今、いろんな自治体が検査をする決定をパラパラとしているわけだが、これは文科省の方ではモニタリングの機材のお金を出すとか、そういった計画があるのは承知しているが、現状、どうなっているのか?今後、文科省として学校給食の調査をどうして行かれる予定なのか?その辺りを説明して欲しい。




http://ustre.am/_1cisn:RSt 01:17:15 ~ 安全委員会・園田政務官・保安院
NPJ 日隅
Q:保安院から説明頂いたことについて、1mSv以下なのか1mSv台なのか、ということについてだが、これについては先程、日本語で言えば "から" 波線(~)についての意味などについても説明があったが、同じ文章の中に、日本語で言う波線(~)、何々~何々 と同じように使われている部分もあるし、"約" という意味であれば、この波線(~)を使って約という風に説明されているものはこの文章の中にはない。

ですので、言われているような解釈というのは成り立ち得るのだろうが、それは必ずしも正しいとは言えないので、直接、ICRP にいわゆる very low 、very low というのはこの Publication 99 にいう very low ではなく、publication 103 にいう very low の意味ですよね。

つまり、何千人中、何人が癌になるということを考えるのは不適切であるというふうに言っている very low というのがなんなのかというのを 直接ですよ、ICRP に直接文書で聞いて、直接文書で答えを貰うべきだと思うが、そういう事をされる予定はないか?

Q:園田政務官に聞く。今の仮に安全委員会の権威が正しかったとしても、10mSv/y を超える地域、可能性のある地域については、少なくとも何千人中、何人が死ぬ可能性があるんだということを踏まえたデメリット、リスクを評価した上で、地元住民を交えた形での放射線防護という事に取り組む必要があると思うが、ICRPのそういう放射線防護の勧告内容について、政府が十分に理解できているのか?

これがもし、つまり、専門用語等があって分かりにくいので、仮に政府がイエスだという回答だ(政府が理解している)としても、地方自治体には分からないと思う。なので、チェルノブイリの後には長期汚染地域のための放射線防護の実油滴手引きというものが作られて、噛み砕いたものが配布されている。

そういうものを作成する必要が少なくともあるのではないのか?その場合には当然、安全委員会からきちんとアドバイスを頂いて、そういうものを作っていく必要があるのではないかと思うが、それについてどのように考えられるか?

なぜ、それを聞くかというと、いわゆる今回の地域の解除等にあたっても、先ほど質問があったように先にきちんと汚染について除線をしてから我々を解除して欲しいというような意見もあるように、その場うぶンな説明が住民参加による意思決定がされていないということろに問題があると思うので、そこをまさに ICRP は勧告しているわけだ。そこがどうなのかという事で聞いている。

Q:炉内の状況について、今日は安全委員会の方で聞いた所、いわゆる冷温停止に関連して聞いた所、安全委員会の方は保安院に対して、炉内い状況についてのシミュレーションもして欲しいと頼んでいて、その回答を待っているんですよと言われた。

私は何度もここで聞かせて頂いているが、注水量とか崩壊熱との関係から、一体どのようなことが考えられるのか、どういうことが想定されるのかということについて質問した所、そういう回答だった。保安院の方はそういうシミュレーションについての作業はされているのか?

Q:先日、対策本部等についての組織図を頂いたが、あれは内部の組織図と言うよりもそれぞれの関連性がわかったが、もう少しそれぞれの担当部署なり本部なりが何をしているのか分かるように、いわゆる、その、官職名といいますか、ポスト名というか、そういう詳しいものを出して頂ければより分かるのではないか。

Q:緊急事態応急対策実施区域についての指定がどうなっているのかという事で前に質問しているがどうなったか?

Q:そのd政務官に聞く。工程表についてだが、現地点でこれは何が技術的に見解決なのか、という事が書かれてない。つまり、優先順位として本当はこれがしたいが、これはちょっと技術的に難しいので今は出来ていませんというような事も含めて本来は書かなければ、世界が知見で助けたいと思っていても 何が必要なのか分からないので、そういう事も含めて本当はこれを優先的にしたいが、よそでこれはできないんだ、ということも含めて工程表に書いて頂ければ、いろんな知見を集めることが出来るのではないかと思うが、そのような形での工程表にすることはできないのかどうか。




http://ustre.am/_1cisn:RSu 01:34:35 ~ 園田政務官・東電
寺澤有
Q:東電に聞く。先程、私が損害賠償の件数や総額をどうなっているか聞いた時に答えられないと言った。その後、(記者クラブの質問では)約10件と答えている。最初から答えれば良い話じゃないのか?何で(最初に私が質問した時に)答えなかったのか?

Q:園田政務官に聞く。明日の協議(統合会見出席に関するフリーランスとの意見交換会)だが、そうすると園田政務官としては公開は構わないということで、前回の会見や本日の会見でも言っているので、出席する人が渡しを含めて全員出席すれば 13名ということになるのか?その13名の方たちがオタが構わないということであれば、撮影、録音、ネット中継可能ということか?(園田政務官:その通りだ)(翌日行われたの会見 http://bit.ly/oyEYvH

Q:園田政務官に聞く。先程、今回死亡された作業員の方のことも仰っていたが、これまで福島第1原子力発電所で事故以来、3名の方が今回含めて亡くなっている。報道されていることと言うか、東電が発表している内容だと、変死扱いになると思うが、この3名の方は司法解剖しているのか?

Q:東電 松本に聞く。先程、今回死亡された作業員の方のことも仰っていたが、これまで福島第1原子力発電所で事故以来、3名の方が今回含めて亡くなっている。報道されていることと言うか、東電が発表している内容だと、変死扱いになると思うが、この3名の方は司法解剖しているのか?




http://ustre.am/_1cisn:RSv 01:38:10 ~ 園田政務官
月刊誌ファクタ宮島
Q:園田政務官に聞く。核のセキュリティの一貫として伺うが、避難準備区域が解除されることで 20km の境界線上、そこが普通の日常生活に戻っていくわけだが、いわゆる国道6号線や114号線とか、24時間で警察、機動隊が立って守っているが、そこから数百メートル言った所はバリケードというのか、1メートルのものがあるだけで、子供でも入れるようになっている状況だ。

無人のそういう市町村、県道含めてそういう状況の所は何箇所ぐらいあって、それについてこれからどういう形で国として、あるいは警察の側がどういう考え方で、まあ、私が(現地に)行った限りではそういう所にパトロールしている印象がない。

それから既に20km圏内でも海沿いを歩いていけば、大して被曝せずにいけるような状況だということは、航空モニタリングなどでも分かっているわけだから、やはり、避難準備区域を解除するということは、どこからほんとん立入禁止にするのかと。

今の警戒区域への立ち入り禁止というのは、事実上形骸化していると思う。というのは夜陰に乗じずとも簡単に入れますから。その辺のことをどういうふうにお考えになっているのか、その実態についてプロの方が、警察の方だと思うが、どうなっているのかお知らせ頂きたいと思う。




http://ustre.am/_1cisn:RSw 01:46:45 ~ 東電松本・保安院
東京新聞 加藤
Q:東電に聞く。本日の作業員死亡の件で。福島第1原発では1日あたり何人ぐらい、それから述べ何人ぐらいの方が働いているのか?そして、東電 松本と保安院 森山対策監に、その人数に対して(半年で)3人の死亡というのは、これは多いと考えるのか、それとも普通と考えるのか?仮に多いとするならばどこら辺に問題があると感じているか?




http://ustre.am/_1cisn:RSx 01:49:45 ~ 文科省
フリー木野
Q:文科省に聞く。先ほどのSPEEDIの関係(浜岡原発のSPEEDI訓練の件)で、浜岡以前のこれまでの防災訓練の際に SPEEDI を実際にそういう形で使っていたかどうか?もし使っていたとしたら、その試算結果というのは公開というのはされないのか?

Q:文科省に聞く。先ほどの学校のモニタリングの関係で、先ほどの回答だと 4月5日~7日にかけて、幼稚園、保育園で調査したのが最初ということなんだが、先週、20mSv/y 年間という基準を下げた場合に、どれだけの学校に影響があるかということを試算されているかと質問したら、数えれば分かると言うふうにお答え頂いたが、文科省から安全委員会の方に20mSv/y の要請を出したのは 4月9日なので、その地点ではまだモニタリングをされていない。

なので、その地点での文科省が 20mSv/y 以下にした場合にどう言った影響があるのか、例えば、1や5mSv/y での影響を評価していたのか?それから学校の閉鎖される数だけではなくて、その際に影響を受ける児童の数、それから社会的影響の評価をどういった形でされていたのか?その辺を説明頂きたい。




http://ustre.am/_1cisn:RSy 02:00:55 ~ 東電松本
NHK 重田
Q:東電に聞く。作業員の方に関連して、サイト内で作業をする際に持病の有無とか、労働できる、作業できる条件、この人だめだとか、この人大丈夫とか、そういった条件というのは設けられているのかどうか?

Q:東電に聞く。夏も暑かったが、今後、冬でどんどん寒くなっていくと思うが、作業環境、寒さ対策はどのようになっているのか?


http://ustre.am/_1cisn:RSz 02:03:10 ~ 文科省・保安院
NPJ 日隅
Q:先ほどの木野さんの質問の関連で文科省に聞く。緊急時といいますか、事故後の被曝限度量(20mSv/y )についての設定というものが、仮に設定されたとしても、一旦設定されたからといって、その後のそれぞれの放射線防護を検討するにあたっては、やはり ICRP の勧告に基づく地元のステイクホルダーの参加した検討というものはきちんとされなければいけないと思う。

網をかびせても、例えば20mSv/y までフリーだから、そんな事しなくていいと言う事にならないと思うが、そういう理解でいいか?きちんと防護の仮定において検討がされるという理解でよいかどうかという事の確認したい。

Q:保安院に聞く。中村幸一郎審議官の移動について、このかたの移動の経緯と現職、それから前職者、あるいは前々職者についてどういう移動経緯があったのかと言う事の説明をいただければと思う。




http://ustre.am/_1cisn:RSA 02:15:10 ~ 園田政務官・東電
回答する記者団 佐藤
Q:(★最質問)園田政務官に聞く。統合対策室の議事録の有無と統合対策室の政府側の人数、常駐者の数と役割、政府側で発生した費用はどうなっているかという質問だが、これはわかったか?

Q:園田政務官に聞く。統合対策室に入出取材をさせてもらえないかということを先日の会見でお願いした時に、保安上の理由で無理だという回答を頂いた。具体的にどういう危険性が発生するのか、トラブルが生じるとお考えになっているのか?もう少し具体的に教えて頂きたい。

Q:園田政務官に聞く。統合対策室出の進捗管理、政府側の方だが、以前、細野大臣は進捗の管理は毎日やっているということを仰っていた。

この進捗管理というのは統合対策室で行なっているのか、それとも原子力災害対策本部の方で行なっているのか、それぞれ役割分担があるのであれば教えて頂きたい。現場と東京側のやり取りは、どういったやり取りが行われているのか?現在、どうなっているのか教えて欲しい。

Q:東電に聞く。パーティー券のことで恐縮だが、前回、質問させて頂いた時に、交際費という名目で社内決済されているという回答だった。併せて費用を払ったパーティーへの参加率というのがわかれば教えて欲しい。





http://ustre.am/_1cisn:RSC 02:28:55 ~ 園田政務官・文科省・安全委員会・東電
NPJ おしどり
Q:園田政務官に聞く。今回、1F敷地内で作業されている方で3人目の亡くなられた方がおられたということで、3件、異状死が同じ敷地内で続いた。これは行政解剖をするように政府として指示はされているのか?

Q:白内障は医師の判断で本人から申し出があればという事を電離放射線健康診断による水晶体の検査が抜けていることについて、本人から申し出があればとう回答だったが、それは確定的障害である水晶体の(?)混濁という自覚症状が出てから測定検査するとうことか?

今日回答頂いた分は、私自身労働局に確認したので、聞きたかったのは現在、全身の実効線量が 250mSv なので放射線白内障のしきい値が超えている恐れがあるので、なぜ、水晶体の検査が現在、省かれているかお聞きした。回答をお願いする。

Q:安全委員会に聞く。ICRP で過大被ばくをされた作業員の方々の投手健康診断、血液検査、水晶体の検査、皮膚の検査がそのまま電離放射線検診となっているが、現在の福島第1原発の状況で労働局の指示として水晶体の検査が省かれている点について、なにか評価があればお願いする。

Q:東電に聞く。以前から質問している電離則第四十五条の全身の実効線量と水晶体の等価線量と皮膚の等価線量を通常時から記録して5年間記載するということだがその確認は済んだか?それを踏まえて過去、250mSv/y を超えた方の水晶体の等価線量と皮膚の等価線量を公表して欲しい。




http://ustre.am/_1cisn:RSD 02:41:20 ~ 園田政務官・保安院・東電・
週刊金曜日 片岡
Q:地震被害情報の 10月6日付けのプリントの後ろの方、15ページでしょうか。そこの記述に関して2点質問する。先ず、緊急時避難準備区域の解除について。これは全て園田政務官に聞く。改めてこれは何のために解除したのか?後、対象自治体と対象人員を教えて欲しい。対象自治体に何人が戻ったのか教えて欲しい。
http://bit.ly/mQT570

Q:園田政務官に聞く。(緊急避難準備区域解除後の)除線や汚染土壌の処理などは決まっていないと不安の声があるが、これは被ばく実験されるのかというような声もある。そういう不安の声に対してどう思っているのか?

Q:事故時の運転操作マニュアル、操作書の提出について保安院と東電に聞く。先ず、9月27日にそこのプリントによると保安院から指示文書というものが出ている。改めてこれはなんのために指示をしたのか保安院に聞く。

Q:事故時の運転操作マニュアル、操作書の提出について保安院と東電に聞く。10月5日に東電から提出期限を7日に延長したいという回答があったとあるが、それに関連して保安院に聞く。こうして勝手に期限延長ができるのか?そして、もし、期限延長を認めたということであれば、認めた理由を教えて欲しい。

Q:東電に聞く。(事故時の運転操作マニュアル、操作書の提出について。10月5日に東電から提出期限を7日に延長したが)その延長の理由を教えて欲しい。併せてなぜすぐに出せないのか?それほど膨大な何百枚、何全枚のものなのか?具体的に教えて欲しい。




http://ustre.am/_1cisn:RSE http://ustre.am/_1ciPA:RSG 02:55:10 ~ 文科省
ニコニコ動画 七尾
Q:文科省に聞く。先程から度々出ている今日の方は先進議会のことに関して。今回の提言の背景として、平常時の一般住民の被ばく線量限度の年1mSv を達成する事が当面難しいという判断をされて、20mSv/y まで一旦広げたという考え方で宜しいか?




http://ustre.am/_1ciPA:RSI 03:03:30 ~ 東電
共同通信 荒井
Q:東電に聞く。亡くなられた作業員の方の件だが、これまで二人亡くなられたということで合計3人になったが、今のところ何れにしても被ばく、もしくは作業と脂肪の因果関係はないというふうに思っているのか、と言う事を確認したい。

Q:東電に聞く。(亡くなられた作業員の方の件で)先ほどの質問の中で事前に持病の有無の確認はしないと仰っていたが、恐らく個人情報云々と言う所があろうかと思うが、その辺の理由を教えて欲しい。




http://ustre.am/_1ciPA:RSJ 03:07:40 ~ 園田政務官・保安院・東電
回答する記者団 佐藤
Q:園田政務官に聞く。先ほどの全体会議の議事録を政府側で作っていないというお答えだったが、統合対策室の内部でやり取りされた事について、政府側で何か議事録、あるいは議事録に相当するような文書というのは残しているのか?今、すぐに確認してということは難しいかも知れないが、例えば、昨日何かそういった議事録に当たるようなものを作ったか、今日これまで作ったかということはお分かりになるか?(園田政務官:それを今確認している。)

ちょっと分からなくなったのが、統合対策室として作っている議事録というのと、先程、全体会議のことでは政府側として議事録は作っていないと仰っていた。そうすると東京電力も東京電力側の議事録というのがあるとすると3種類議事録があるような話になる。そういう事でいいのか?政府のものと東電のものと統合対策室のものと、そういう事なのか?

Q:保安院に聞く。先ほどの園田政務官にお聞きした統合対策室への入出取材の有無、拒否理由に関してだが、実は具体的なことをお答えいただけていなくて、なぜ、拒否されているのか正直分からない。保安院の方から保安上の起こりうる問題というのを正確な考え方、解釈というのをお聞きしたい。

Q:(★最質問)東電に聞く。原発からの放出量の算出に関する部分だが、爆発した際の放出量の計算方法というのが、そもそも存在していたのか?改めて確認させてくれ。文書があれば文書の公開もお願いする。細かたところで言えば、格納容器のフランジから漏れている量とか、別のプラントからちょこっと漏れているような量というのは、これは算出出来る、算出する手法があるのかどうか?

Q:東電に聞く。原子炉内の燃料に含まれている放射線セシウム134と137が、発災当初からどれだけ減っているか?具体的には大気放出された量と注水した水に溶け込んだ量の合計ということになると思うが、炉内からセシウムがどれだけ減ったかわかっていれば教えて欲しい。

Q:東電に聞く。汚染水の処理システムだが、現在、汚染水すべての量の内、汚染水すべてに含まれるセシウムの量のうち、サリーやキュリオンで何%回収されているかというのは分かるのか?

Q:東電に聞く。同じく汚染水処理システムの関連で、スラッジやベッセルに関してスラッジの汚染濃度がどれぐらいなのか、核種分析、現状どうなっているか教えて欲しい。これに関してこれまでに発生したスラッジの総量がどれぐらいになっているか?発災から1年後にどれだけの量になるのか見積もりがあるか?保管場所の増設の必要性があるかどうか?




http://ustre.am/_1ciPA:RSK 03:20:25 ~ 園田政務官
フリー畠山
Q:園田政務官に聞く。明日、7日の午後4時から統合会見のあり方についてフリー記者との協議が行われる。幾つか質問があったと思うが、今回、協議の場の案内のメールだが、合同会見に登録されているものにしかメールで案内されていない。それはなぜなのか?(翌日行われたの会見 http://bit.ly/oyEYvH

Q:園田政務官に聞く。先程、園田政務官は寺澤ゆうさんの質問にお答えになり、16名申し込みがあり、3名は入れないということをお答えになったかと思う。また、傍聴も不可ということだが、なぜ、申し込みをしている3名が出席できないのか教えて頂きたい。(翌日行われたの会見 http://bit.ly/oyEYvH

Q:園田政務官に聞く。以前、政務官は協議の場をオープンにすることに対して否定的な考えはお持ちでなかったかと思う。それがオープンにならないということは、その競技の場に参加した記者は、なにか密室で取り込まれたりするようなことはあるのか?(翌日行われたの会見 http://bit.ly/oyEYvH

Q:園田政務官に聞く。(統合会見出席を要望しながら意見交換会への参加も拒否された)3名の方以外にも、参加要件が厳しすぎて申請をためらっている記者もいる。そうした記者たちと協議するお考えはあるのか?(翌日行われたの会見 http://bit.ly/oyEYvH

Q:園田政務官に聞く。(統合会見出席に関するフリー記者と政務官の懇談会で)協議の場の参加者がどのようにして決められうかについても伺いたい。私がこの点を原子力安全・保安院 ERC広報班に質問した所、参加希望の連絡をメールで頂いた上、希望者が多数の場合には園田政務官地震が判断することになるとの回答を得た。

園田政務官は定員が 20名の部屋という事だが、店員をオーバーした場合に、どのような選考方法を想定されていたのかと言う事をお聞きしたい。(翌日行われたの会見 http://bit.ly/oyEYvH

Q:園田政務官に聞く。週刊金曜日の井田さんの質問で、今でも会見は十分にオープンであると。その認識をフリーの方と共有したいという事で協議の場が設けられるという事を発言していたが、オープンであるならば、なぜ入れない方がいらっしゃるのか?

記者会見に参加する方を会見に答える側が決めてしまうというのは問題であるという認識はあるのかどうか?(翌日行われたの会見 http://bit.ly/oyEYvH




http://ustre.am/_1ciPA:RSL 03:30:00 ~ 園田政務官
ニコニコ動画 七尾
Q:園田政務官に聞く。今の懇談会の件だが、生中継に関して私の方で2日前から園田政務官の秘書の方とやり取りを実はさせて頂いていた。先程、今もお応え頂いていたが、出席者の方が了承すれば生中継は OKだという事だが、事務的な質問で申し訳無いが、つまり、私どもの中継スタッフが明日その場に入って、それで出席者の方が OK であれば、その場で中継ということになるか?事務的なことで申し訳ないが、ぶら下がりやりませんのでお願いします。(翌日行われたの会見 http://bit.ly/oyEYvH

Q:(★最質問)園田政務官に聞く。前々回からお願いしている放射性物質を含んだ瓦礫が燃えた場合の被曝リスクに関する情報と火災した場合への住民の周知について、その後、何か分かったか?




http://ustre.am/_1ciPA:RSN 03:39:50 ~ 園田政務官・保安院・安全委員会
フリー木野
Q:(★再質問)園田政務官に聞く。以前から確認頂いている避難解除に向けた住民参加の協議であるとか、これまでの住民含めた協議内容等に関してはご確認頂けたか?

Q:東電に聞く。先程、炉内の放射性物質のインベントリの話、トータル量の話しがあったと思うが、今後、循環注水冷却を続けていくということは、そのぶんだけ中からものが出てくると思うが、これは最終的に炉内の放射性物質はどのぐらい外に出てくるかという評価はされているのか?

勿論、外にといっても大気中に放出されるというのではなくて、フィルターなどの形で捕獲はされると思うが、この量が一体全体、最終的にどのくらいになるのかというのをお答え頂きたい。

Q:安全委員会に聞く。前に出ていたら恐縮だが、先程、今日の海域の調査で文科省のほうが検出限界レベルを下げて出してきているが、福島第一の近海の所がそのままの状況になっていて、ここずっと全てが ND が続いている。これはこのままでいいのか、確認したい。

Q:保安院に聞く。手順書の関係で延長というのが今日もあったが、以前、その、いろいろあれば報告徴収時に罰則というのも考えられるというお話しが何度か出ていると思うが、具体的に罰則というのはどういうことが考えられるのか?基本的には炉規法違反状態がずっと続いているので、この状態をいつまで容認することになるのか?

それから作業員の被ばくを含めても炉規法違反だけでなく、電離則含めて違反状態がずっと続いているが、これは何時までこの状態を容認されるのか?これは園田政務官にも宜しくお願いする。




http://ustre.am/_1ciPA:RSR 04:02:35 ~ 保安院・文科省・安全委員会
NPJ おしどり
Q:先程、東電が電離則第四十五条における全身の実効線量と水晶体、皮膚の等価線量を5年間、線量を記録、保持することについて全身の実効線量と等価線量を兼用していることについて保安院に聞く。原子炉等規制法の実用炉規則によると第九十条で線量限度を決めており、

全身の実効線量、目と皮膚の等価線量をそれぞれ決められており、第七十条に5年間の保持となっているが、この実効線量と等価線量を兼用することについて、これは違法であるのかどうか?その概念的に成立するかどうか?回答をお願いする。

Q:(東電が電離則第四十五条における全身の実効線量と水晶体、皮膚の等価線量を5年間、線量を記録、保持することについて全身の実効線量と等価線量を兼用していることについて)文科省に聞く。放射線審議会、平成3年度の放射線審議会で、1990年度の ICRP 勧告を国内に反映することについて話し合われているが、

その議事録に目の水晶体、及び、限られた免責の皮膚については、確定的影響が実行線量限度によって必ずしも防護されるとは限らないため、組織線量限度が必要であるとして、それぞれ目の水晶体、皮膚の等価線量が定められている。

それによって、その後、1990年度の ICRP が電離則と実用炉規則に反映されているが、全身実行線量限度と目と皮膚の等価線量を兼用して記録していることについて、これは違法であるのかどうか?文科省として回答をお願いする。

Q:(東電が電離則第四十五条における全身の実効線量と水晶体、皮膚の等価線量を5年間、線量を記録、保持することについて全身の実効線量と等価線量を兼用していることについて)ICRP が詳しいので安全委員会に聞く。実効線量は等価線量×組織荷重係数となっているが、1990年度の皮膚の荷重係数は 0.01となっている。

実効線量からと言うか線量を算出することは、概念的に成立しないかも知れないが、数学的に逆算すると実効線量の100倍が皮膚の等価線量になる。ですので、実効線量と等価線量を同等記載することについて、これはかなり疑問があるが、安全委員会としてどう評価されるのか?




http://ustre.am/_1ciPA:RSS 04:16:05 ~ 園田政務官
フリー畠山
Q:園田政務官に聞く。明日の(フリーランス記者の統合会見参加是非意見交換会)協議の場について補足で伺いたい。先ず、参加可能とされる13名が会見参加者のカテゴリのどの番号に該当するのか、その内訳を教えて欲しい。

具体的にはカテゴリのうち、8番の蒸気に準ずるメディアと9番のフリーランスがそれぞれ何名いるのかと言う事を教えて欲しい。(翌日行われたの会見 http://bit.ly/oyEYvH

Q:園田政務官に聞く。先ほどの七尾さんへの回答へ関連して伺う。(統合会見出席を要望しながら意見交換会への参加も拒否された)3名の方が協議の方が参加を申し込んでも拒否されて傍聴も不可とされているのに、ニコニコ動画の中継スタッフ3名が参加できる可能性がある理由をおきかせ欲しい。

私個人は中継が入ることは全く問題ないと思っているが、会場にきた13名の記者の同意があれば、今回参加できない3名が取材をしたりすることも可能ではないのか?(翌日行われたの会見 http://bit.ly/oyEYvH

Q:園田政務官に聞く。(フリーランス記者の統合会見参加是非意見交換会の)協議の場に参加する13名の記者がスタッフを同行して参加者の同意が得られれば撮影が可能と理解して宜しいか?
(翌日行われたの会見 http://bit.ly/oyEYvH

Q:園田政務官に聞く。記者の側で誰もが参加できる記者会見を設定して園田政務官をお招きした場合、政務官は応じるお考えはあるかどうか?




http://ustre.am/_1ciPA:RST 04:20:35 ~ 園田政務官
朝日新聞 佐々木
Q:園田政務官に聞く。先程(の宿題回答で)原子力政策大綱の関係でお話を頂いたので手短に。閣議決定の話をされていたが、お尋ねした主旨はですね。

エネ管会議があって、一方で総合エネルギー調査会の方でエネルギー基本計画の見直しというのが同時並行で進んでいて、その中で、その3つが同時並行で進む中での前後関係、後、決定段階での前後関係、その辺りについて整理してお尋ねさせて頂ければという主旨だったのだが、そこは如何か?




http://ustre.am/_1ciPA:RSU 04:21:40 ~ 訂正2件 追加の回答
東電 松本
訂正2件と追加の回答をさせて頂きたいと思う。先ず おしどりさんのほうで質問があった際に、私は目の水晶体の被ばくに300mSvを超えたものが居ると申し上げたが、内部被曝と外部被曝があり、内部被曝は水晶体の皮膚の被ばくにはカウントしない。従って今回の事故で外部被曝で 300mSv を超えたものはいないので、目の水晶体の線量限度を超えたものはいない。訂正させていただく。

それから、本日、海水の核種分析の結果をお示しさせて頂いているが、その中の福島第一の沖合15km地点のストロンチウムの評価結果に誤りがあるので、訂正版を会見出口のところに配布させて頂いた。具体的にはストロンチウム90の値が福島第一の沖合15kmの地点、0.053と書いているが、正しくは 0.040が正しいものである。

それから亡くなられた方の心筋梗塞の方の司法解剖の結果だが、私どもとしては承知していない。解剖が行われたかどうかは5月、それから白血病の方も含めて承知していない。訂正させて頂く。承知してない。以上だ。


http://ustre.am/_1cisn:RSB 02:22:35 ~ 東電
東電 松本
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