2011年11月12日土曜日

2011年 11月10日 統合対策本部共同記者会見:見えない国の「除線」と「除線に伴う被ばく対策」特定避難勧奨地点、高線量地域、妊婦と子供の避難より先ず除線が重要。政府姿勢、事故当初から未だ変わらず。自治体の理解を得ていると説明する政府。

2011年 11月 10日 共同記者会見 (79回)

■IWJ Web Iwakami - 岩上安身オフィシャルサイト
  1. http://www.ustream.tv/recorded/18423077
  2. 本日 フリーライター木野龍逸さんのまとめはおやすみです。

■ニコニコ動画

Twitter 視聴者の声


■会見のポイント



■本日の議題



資料


録画 IWJ
1 http://www.ustream.tv/recorded/18423077


2 本日 木野さんのまとめはありません。



■冒頭のあいさつ

細野大臣
司会者:細野大臣は公務のため欠席。


#

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■冒頭のあいさつ

園田政務官

# 冒頭挨拶、報告なし

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http://ustre.am/_1fiGp:UeK 00:00:20~

■環境モニタリングについて

東電
環境モニタリングについて2件報告させて頂く。

・敷地内 空気中
一件目は空気の状況になる。資料のタイトルを申し上げると「福島第一原子力発電所敷地内における空気中の放射性物質の核種分析の結果について」サブタイトルが(第二百二十七報)となっている。


ページをめくって頂いて1枚目の裏面に第一原子力発電所の西門、それから第二原子力発電所のモニタリングポストの1番での測定結果だ。昨日は何れの地点も ND、検出未満という状況だ。

それから2枚目になるが、発電所内の1号機の山側、それから2号機の山側でのサンプリングを行なっているが、昨日の結果では 10E-6 程度のセシウムが検出されている状況になる。ページをめくって頂き3ページ目から経時変化をグラフ化しているので、そちらも確認頂きたい。

・敷地内 海水
続いて海水の状況だ。「福島第一原子力発電所付近における海水中の放射性物質の核種分析の結果について」サブタイトルが(第二百二十三報)となっている。


ページをめくって頂き1枚目の裏面に発電所の沿岸部4箇所、それから2枚目以降に沖合の各地点でのサンプリング結果になる。3枚目からが経時変化をグラフ化してたものであるが、大きな変動等は見られていない。東電からは以上だ。

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http://ustre.am/_1fiGp:UeM 00:02:00~

■環境モニタリングについて

文科省 伊藤審議官
環境モニタリングの結果についてという資料を2種類お配りしている。

[定時調査]
先ず、全国的な状況だが、都道府県における放射能水準調査、定時降下物、大学等の協力による空間線量、浄水等の結果については特段大きな変化はない。

【URL】放射線モニタリング情報(文科省ポータルサイト)

[発電所周辺]
それから発電所周辺の状況だが、20km以遠の空間線量率、積算線量結果、ダストサンプリング等、それから福島県において行なっているモニタリング実施結果、これらについても特段数値の変動はない。


[海域]
それから海域の調査について9番と11番が東電の方から周辺海域の海水モニタリング結果と買い程度の結果について報告を公表させて頂いている。海水については数Bq/L 程度のセシウムが検出されているが、これも大きな変動はない。海底土についても2ヶ所でセシウムが検出されているが、過去の変動から見て大きな変動はないと見ている。


# 福島、茨城の県境付近福島よりの沿岸部の海底土からセシウム134/137が 750Bq/kg ~ 1140Bq/kg 検出されている。南下する傾向が続いており、海洋生物への以降が懸念される状況が続いてる。4月から30km圏内の海産物調査を頑なに拒否してきた政府、文科省。10月20日にようやく30km圏内の水産物の汚染実態を調査すると発表した文科省。ろくに検査されない現状。魚は泳がない。検査は身の部分だけ。簡易サーベーで検査しているふり。食品放射能調査 第1回目:秋のお魚調査  間違いなく、今後もこの値は伸びていく。全く危機感のない国。むしろ隠そうとしているようにしか見えない。

それから資料の10番は 宮城、福島、茨城県沖における海域モニタリングの結果について、海底土の結果を5月以降の観測データをグラフ化したものを発表させて頂いている。52ページ以降にグラフ化したものがあるので、見て頂ければと思う。尚、データは既にいずれも公表済みのものである。


[放射線マップ]

# なし

★宿題回答 10月31日 統合会見 フリーランス木野
それから前々回、木野さんの方から質問を頂いた点だが、環境モニタリング、ダストサンプリングの際に 大気中のウラン、プルトニウムをどう測るか、ということが指針に書かれているが、なぜ測っていないのかという質問を頂いた。

環境放射線モニタリング指針は、原子炉施設意外の核燃料サイクル施設など 全原子力施設を対象としており、指針においては緊急時に大気中のウラン、プルトニウムの濃度測定という項目もあるが、この指針の ”解説” というのが後ろについており、そこにおいては原子力施設の特性に応じた調査項目が示されており、実用原子力発電所の場合も、事故時の線量評価の対象核種は、放射性希ガス、放射性ヨウ素等が挙げられている。

尚、ウランは加工施設、プルトニウムは再処理施設の事故の対象核種として挙げられているので、ようは「施設の状況に応じて、適切な核種をモニタリングするように」ということが書かれている。指針本文においてはすべての施設を包含するような形で書かれているので、前回の木野さんのような疑問が湧いたのだろうと考えている。以上だ。

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http://ustre.am/_1fiGp:UeN 00:05:20~

■環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会)

安全委員会 加藤審議官
私からは本日(11月10日)付けの原子力安全委員会の紙で環境モニタリング結果の評価についてという裏表にコピーしている1枚紙と一枚目が福島県の地図になっている参考資料を用いて説明する。

# 加藤審議官の説明するページは参考資料の手書きページ数と一致します。


先ず資料1の空間放射線量であるが、こちらについては特段大きな変化はない。それから2の空気中放射性物質濃度だが、今回は 11月4日から 6日に採取された試料についてだが、全てのポイントで検出限界未満であった。福島市 杉妻町で県のほうで検出限界を下げた測定を行なっているが、そのポイントについても 今回は、この3日間検出限界未満であったという事である。

それから4の環境試料の2つ目の黒ポツ、海水中からのセシウムだ。参考資料で言うと19~21ページになる。発電所の近くのポイントなどでセシウムが検出されているが、値は濃度限度を下回っているという状況である。

続いて参考資料の22ページをご覧頂くと海水中のストロンチウムだ。これは東電が試料を採取して分析しているものだが、10月10日の試料採取だが、飼料中の数字が並んでいるが 右2つがストロンチウムの値であり、89と90が出ている。半減期の短い Sr-89 が出ているので今回の事故の影響と考えられる。それから出ている値は濃度限度を下回っているという事である。

23ページ、24ページは 海水中のプルトニウムである。24ページを見て頂くと 試料採取ポイントで値が出ている。10月10日採取である。いずれも検出限界未満だが、検出限界値が高いので施設の影響の有無は判断できないと考えている。それから資料5の全国の放射能水準調査だが、こちらについても特段大きな変化はない。

私からは以上だ。

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http://ustre.am/_1fiGp:UeO 00:08:10~

■各プラントの状況 (東電)

東電(松本)
福島第一原子力発電所の状況について先ず説明させて頂く。A4縦 裏表1枚ものの資料を確認頂きたい。

「タービン建屋地下のたまり水の処理」
タービン建屋の地下のたまり水の処理だが、現在、第一セシウム吸着装置と第二セシウム吸着装置による水処理を継続している。またRO膜による淡水化処理装置に関しては本日午前中の会見で報告させて頂いたとおり、ソフトウェアの改造を行なっている。本日、夕刻まで運転の方を停止している。

「トレンチ立坑・各建屋地下のたまり水の移送状況」
それからトレンチ立坑・各建屋地下のたまり水の移送状況については、本日2号機のタービン建屋の溜水を9時10分から 雑固体廃棄物減容処理建屋の方への移送を再開している。その他、トレンチ立坑、タービン建屋、原子炉建屋の水位に関しては午前7時の状況を示させて頂いた。会見の途中で最新の情報をお届け出来ればと思っている。

「放射線物質のモニタリング」
放射性物質のモニタリングについては先ほど申し上げたとおりだ。

「使用済み燃料プールの冷却」
使用済み燃料プールの循環冷却に関しては1号機~4号機まで循環冷却を順調に続けている。

「原子炉圧力容器への注入・原子炉の状況」
圧力容器への注水、圧力容器の温度、格納容器の圧力関係についても記載のとおりだ。尚、3号機に関しては使用済み燃料プールにヒドラジンを本日注入している。

「その他」
その他の工事だが、作業の実績等についてはこちらも会見の途中に本日の作業実績をお届け出来ればと思っている。尚、一番下だが、本日、9時5分から13時30分にかけて3号機原子炉建屋上部でのダストサンプリングを行なっている。


■発電所内モニタリング
続いてサイト内のモニタリングの状況についてお伝えさせていただく。先ず取水口付近の海水の状況だ。資料タイトルでは「福島第一原子力発電所取水口付近で採取した海水中に含まれる放射性物質の核種分析の結果について(11月6日採取分)」である。


ページをめくって頂いて1枚目の裏面から表の形式で、昨日の測定結果を記載している。経時変化を2枚目の裏面からグラフ化しているが、大きな変動等は見られていない。高濃度汚染水が海水中に漏出していないと判断している。

続いてサブドレイン水の核種分析の結果だ。資料のタイトルは「福島第一原子力発電所タービン建屋付近のサブドレンからの放射性物質の検出について」(11月9日採取分)だ。


ページをめくって頂いて1~6号機のサブドレイン水、それから西側にある構内の深井戸のサンプリング結果だが、前回、構内の深井戸に関しては 井戸のポンプの不調のため測定できていなかったが、昨日の測定で再開している。その他1号機のサブドレインに関しては、降雨の関係で一時値が上がっているが、昨日の測定結果では下がりつつある当状況だ。

続いて同じくサブドレインの内、集中廃棄物処理施設周辺のサブドレイン水の結果だ。A4横の表形式になっている資料であるが、こちらの 11月 9日の採取についても通常の変動の範囲内と考えている。従って週chu廃棄物処理施設に溜まっている高濃度汚染水が地下水側に漏出していないと判断している。


東電から以上だ。

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http://ustre.am/_1fiGp:UeP 00:12:10~

経産省 保安院 森山対策監

■宿題の報告

★宿題回頭 11月7日 統合会見 NPJ 日隅
前回頂いた質問だが、津波に関する2006年の東京電力による米国で開催された学会での発表の論文についてだが、本年4月に報道されているが、保安院としてその事実を認識しているのかといった趣旨の質問だった。東電の津波 PSA の確率論的安全評価に関する論文発表記事については4月下旬に報道がなされており、原子力安全保安院においては、広報担当が今回の地震に関連する記事として、いわゆる切り抜き、クリッピングをしていた。


また、その新聞記事については保安院内に配布されていたが、私が確認した範囲では、地震津波の直接の担当には十分伝わっておらず、結果としてその後の情報収集等の対応は行われていなかった。実際にこの東京電力による論文を入手したのは 10月に再度報道がなされた後である。保安院からは以上だ。

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■質疑

経産省 司会者:
それではこれから質疑に入らせて頂きたいと思う。これまで同様、最初の質問はできるだけ早く皆さんの方に一巡させるという観点から、できるだけ質問項目は3つにして頂きたいと思う。また、質問事項についてもできるだけ簡潔にお願いする。回答についてもできるだけ分かりやすくお願いしたいと思う。

また、質問の際には所属と名前を名乗って頂くと共に、誰に対する質問かを明確にしていただくようお願いする。それでは質問のある方は挙手をお願いする。

http://ustre.am/_1fiGp:Um3 00:14:35 ~ 東電
NHK花田
Q:東電に聞く。午前中発表のあった4号機の配管の関係で伺わせて欲しい。今回、水素爆発が4号機にも3号機のベントの際に水素が逆流してきて水素爆発の可能性が高いという見解が示されたと思うが、今後、どういった所を更に調査していくのか?

[関連資料]福島第一原子力発電所4号機 原子炉建屋内における空調ダクトの損傷状況等の調査について

Q:東電に聞く。4号機の事だが 逆止弁とか電源が切れた時に弁が閉まるような構造になっているというお話しが以前の発表の時にお話になられていたと思うが、そういった状況はどうなっているのか?それも調査点とも絡むのかも知れないが改めて伺わせて欲しい。




http://ustre.am/_1fiGp:Um5 00:18:00 ~ 園田政務官・文科省・保安院・東電
NPJ 日隅
Q:園田政務官に聞く。こういう事故があった時に対応するためのマニュアル、これは一体どのようなマニュアルがあるのかと言うことを認識しているのか、全て把握しているのかどうか。どのようなものがあると現在、認識しているのか?

Q:文科省の方で8月末頃、SPEEDI が問題になった時に本来の用い方ではないので公表しなかったんだという説明を頂いていたと思うが、その後、指針があり、その指針によると緊急時では当然実測のデータは入らないので、単位放出量の数値によってデータを取ってその情報を関係各機関に回すとうことになっているという事が、

実はその答弁をされた時にも既に明らかになっていたのかも知れないが、少なくとも私の方もその段階でよく分からなかったので、そういうお答えを頂いた。要は使えなかったというお答えを頂いたが、それは指針に反しているということが明らかになった。

そうすると、どなたかがその指針に反してこのデータを使うなというふうに言われた方がいると思うが、そのかたが一体誰なのか?なぜそのようなことが起きたのかと言う事をお答え頂きたい。

Q:マイアミでの東電の論文(東電が2007年にアメリカの学会で福島原発を対象に津波被害を予測していた論文)だが、そこでは福島をターゲット、福島原発を基準にして津波がどの程度のものが来るか、という事が計算してあった。

あのように福島を基準にして津波の高さがどうである、こうであるというふうな言を書いた論文というのは、当時、東電はマイアミ学会に発表したものしかないのか?日本語の文献として福島での津波がどうこう書いたものはないのか?




http://ustre.am/_1fiGp:Um7 00:38:00 ~ 保安院 森山・文科省
フリー木野
Q:保安院と文科省に SPEEDI 初期の情報公開の関連で聞く。SPEEDI の単位放出量については原子力安全技術センターの方から勝手にデータが送られてくるようだが、そのあと、それぞれ文科省と保安院、それぞれで独自に指示をしながら独自のデータ計算をされていると思う。

元々、SPEEDI は ルートとしては文科省の EOC から 原子力安全センターの方に支持を出すという所に一本化されているらしいが、途中から保安院が、今回 最初から SPEEDI を利用していた訳だが、これはどういう話し合いで何時から保安院が SPEEDI を原子力安全センターの方に指示をして使えるようになったのか?どういう理由で通常の使い方と違うルートというのが出来たのか教えて頂きたい。

Q:SPEEDI のデータが保安院、文科省、安全委員会の他に現地対策本部からもデータが出ているが、これは保安院と文科省、どちらが担当して原子力安全センターに指示をして原子力安全センターから出てきたデータを現地対策本部に配信していたのか?

Q:東電に聞く。前回、津波の警報の時の避難のことをお伺いしていたが その事で確認したい。実際、警報が出た時に避難経路というのは何かきちんと決まっていたのか?

例えば東北電力の女川原発であれば、OP13000ぐらいの高い所に非難するということがマニュアルで決まっていたらしいが、先日の話だとその辺がはっきりしなかったので。警報が出た際に屋外にいる人はどこに退避する事になっているのか?その場所の高さも具体的に教えて欲しい。




http://ustre.am/_1fiGp:Um9 00:57:05 ~ 園田政務官
月刊誌ファクタ 宮島
Q:本来なら細野大臣に聞きたいことなので園田政務官に聞く。先般、例の 電力改革及び東電に対する閣僚会合というのが開かれた。

この役割の中には 東京電力福島原子力発電所の事故の収束ということも書いてある。これはどういう形でどういうものなのか、細野大臣から園田政務官が伺っていることがあれば教えて頂けないか?座長が内閣官房長官だし、東電をどういうふうにしようと思ってこの会合をしているのか教えて頂きたい。

Q:園田政務官に聞く。先般、私は警戒区域内はどうするのかと伺った時に、園田政務官からは とにかく除線であると。2年間除線であると。その過程では今のところあまりプランがないんだというお話しだった。朝日新聞の取材でしょうか、長期期間困難区域というのは報道もされているが、いろんなプランがあるのは当然だと思う。

改めて伺うが、警戒区域内の扱いについて朝日新聞の報道だと 12月中にもかなり踏み込んだことを考えておられるような報道になっていた。受け止めで結構なのでどのようなものなのか?私の取材ではこの内容というのはどうも大熊町の内部で検討されている案がそのまま出たのかな、という感じだが、それはそれでと思うが、どうご覧になっているか?

Q:園田政務官に聞く。先日、福島大学でかなり詳細なアンケート調査が出た。その中で35歳未満は5割以上、あまり帰還を望んでいないというような結果も出ている。2番目の質問とも合わせると警戒区域内をどう扱うかというのは、後、2年間一生懸命除線だということではなくて、かなりのスピード感でやらないとしょうがないと思うが、その辺をどうお考えになっているのか伺いたい。




http://ustre.am/_1fiGp:Umb 01:03:55 ~ 東電
NPJ&吉本興業 おしどり
Q:東電に聞く。前回に私がした質問の回答を回収したい。2号炉のガス管理しシステムからキセノン135が検出された件で自発核分裂ではなく、連鎖反応で出た場合の親核種、要素135は未検出だったのか?それとも検出していなかったのか確認すると仰っていたのでその回答をお願いする。

Q:東電に聞く。11月9日のガス管理システムのチャコールフィルタのデータを見ると1日、2日と比べて減少傾向にはあるが 半減期が9時間と言う事を考えるとあまり減っていない様に思う。キュリウム242/244の自発核分裂からキセノン135 への反応というのは、まだ止まらずに続いているという認識なのか?

その場合、キュリウム242/244 も中性子を放出すると思うが、その中性子線の遮蔽原則はホウ酸で行なっているという考え方なのか?

11月9日 福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について
11月1日 福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について
10月28日 福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について

Q:東電に聞く。全面マスクが緩和されたが建屋内のα線の計測、モニタリングはどのように行なっているのか?




http://ustre.am/_1fiGp:Umc 01:10:25 ~ 園田政務官・東電
産経新聞 おおや
Q:園田政務官に聞く。昨日、細野大臣と枝野大臣から指示があった廃炉のロードマップについて教えて欲しい。その中のプールからの燃料取り出しが3年から2年に短くしたことについて、原子力委員会の専門家は3年と言ったのになぜ2年になったのか?

何か実現可能な根拠があるのか?どういうやり取りがあってそのような決断に至ったのかご存じであれば教えて欲しい。

Q:東電に聞く。(昨日、細野大臣と枝野大臣から指示があった廃炉のロードマップについて教えて欲しい。その中のプールからの燃料取り出しが3年から2年に短くしたことについて)本当に実現可能なのか?また、プールからの燃料取り出しについて現状の課題やどの号機が今、近いと考えているのか?

Q:東電に聞く。廃炉ロードマップに関してプールから取り出した燃料のその後については、現状どのように考えているのか?




http://ustre.am/_1fiGp:Umg 01:15:45 ~ 園田政務官
毎日新聞 中西
Q:園田政務官に聞く。昨日の施設運営計画のその1の改訂版が出たが、その中で温度計の信頼性について 20℃前後の誤差が出るという結果が出たが、今のところ一番高い2号機で70℃ぐらいあるので、100℃との差が 30℃だから、大体20℃を超えている。

ただ、一般的に考えて 20℃の誤差があることについて、冷温停止の判断を委ねて良いのかどうか という議論も出ると思うが如何お考えか?

福島第一原子力発電所1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告について(その1)(改訂)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11110909-j.html

A:園田政務官:
ご指摘のように 20℃前後の誤差があると言う事を加味した上で、案内の通り、今、2号機では 71.2℃という事で概ね、その事があったとしても 100℃未満に抑えられているということと、まあ、今後、このところ減少傾向にあるというところからすると、更に温度は低く安定的に行うことが出来るのではないか、と推測は現段階でさせて頂いている所である。

# 100℃を下回った途端、緊急時避難準備区域を解除した政府。言ってることとやってることの矛盾。如何にスケジュールありきで物事を進めているかよく分かる。政務官はその場その場の思いつきでどのようにも解釈できるような回答を探して説明しているように見える。政治屋の答弁というのはそういうものだけど。




http://ustre.am/_1fiGp:Umi 01:17:20 ~ 東電・園田政務官・保安院
回答する記者団 佐藤
Q:東電と園田政務官に聞く。前回、11月7日の記者会見で質問させて頂いたことで、統合対策室の会議が毎日 18時からを目処に開催されているとの事だった。

それでテーマはプラントパラメータの関係が主だ、ということを仰っていたが、土曜日、日曜日、祝日の18時から大臣、政務官、東電でしたら役員級の幹部がプランとパラメーター関連だけでわざわざ集まっているのか?その他、大きなテーマというものがあるのかどうか?どう言った運営、テーマ設定になっているか教えて頂けないか?

Q:園田政務官に聞く。統合対策室の会議で園田政務官がいないときは誰がいらっしゃっているのか?園田政務官以外で一番上位の方は誰か?それと最後に大臣が出席されたのは何時か?




http://ustre.am/_1fiGp:Umj 01:22:00 ~ 園田政務官
ニコニコ動画 七尾
Q:園田政務官に聞く。昨日開催された低線量被ばくのリスクに関して検討する作業部会についてお伺いする。この部会では日常的な放射線量をどのように判断するか?それと妊婦や子供への対応についても検討する案の重要な部会だと思うが、映像は大臣の頭取りだけだった。今後、この会議のオープン化についてのお考えを聞かせて欲しい。

[関連資料]低線量被曝のリスク討議 政府作業部会が初会合




http://ustre.am/_1fiGp:Umk 01:28:20 ~ 園田政務官・文科省・安全委員会・保安院
フリーランス木野
Q:[★催促]先日、お伺いしていたが緊急時のヨウ素剤配布に関して、NHKなどの放送事業者に依頼するという事がマニュアルに記載されているが、これが実行されたのかどうか確認できたか?

Q:原子力安全センターから保安院や文科省、安全委員会にオペレーターの方が来ていると思うが、基本的なことで申し訳ないが、オペレーターの方というのは具体的にどういうことをしているのか?

Q:園田政務官に聞く。今の福島第一の敷地内からいろんな重機含めて資機材の持ち出しをされていると思うが、これはどういう基準で持ち出しをされているのか確認できるか?車含めて基準がどういったものになっているのか教えて頂ければと思う。

Q:★園田政務官に聞く。先程、除線の話があったが除線を一生懸命やっていただくのは結構だが、実現できるか出来ないかが、具体的な見通しが立たない中でやっていて、じゃあ出来ませんでしたというのは今回の場合は通らないと思う。

そういう事も含めて予防的措置という意味では先に避難をさせてというのが ICRP 韓国にもそういった基本的にも先に避難をして頂いて、それでもどうしても住みたいという方は、その中から住みなさいという事が手順として決められている。

今回の状況を見ていると全く逆に見えてしょうがない。こういった自主避難出来ずにそこにとどまっている人達、先程もアンケートで動きたいという方、戻りたくないという方が多いという話があったが、逆に言うと動きたいという方が多いとも言えるのではないかと思うが。

こういった方々が、今、被ばくを受任させられているという状況にあると思えるが、この辺はどういうふうに認識されているのか?なぜ彼らは自らの意思に反して被ばくを受任させなければいけないのか?お答え頂きたい。




http://ustre.am/_1fiGp:Uml 01:41:35 ~ 安全委員会・保安院・園田政務官
NPJ&吉本興業 おしどり
Q:冒頭に説明いただいた点で安全委員会ん聞く。モニタリング結果の資料の中の22ページ、海水中のストロンチウムの濃度だが、半減期50日のストロンチウム89が検出されたということで福島原発事故由来だという事だった。

50日、恐らく半減期を4回、16分の1 ぐらいになったストロンチウム89が海底土はなく、海水中からまだ検出されるとういう事で、これは初期の放出量が膨大だったということか?それとも継続してつい砂金まで何か出ていたという認識なのか?評価をお願いする。

[関連資料]平成23年11月 10日(木)- 環境モニタリング結果の評価について
[関連資料]平成23年11月 10日(木)- 参考資料

Q:経産省 保安院に聞く。6月 6日の保安院がメルコアを使って試算値を出した大気中への放射性物質への放出量の資料だが、今回、2号炉からのキセノンということで今回この表を見なおしたのですが、例えば今回、キセノンの時の資料で保安院が原子炉停止直後のイベントリとして

キュリウム242は 9.32E+16(9京3,200兆)Bq、キュリウム244については3.87E+15(3,870兆)Bq 存在したという試算でキセノンの自発核分裂に関して計算しておられたが、この大気へ放出した中には、キュリウム244の記載はなく、キュリウム242のみなのだが、このように試算をしていない核種というのは跡どれぐらいあるのか?

後、この半減期がどれも数時間とか数十日とか、割と短いものが多いが、現在、半年以上経過して、そしてこれから除線するにあたって、現在の組成比での試算値を出した表を改定して発表される予定はあるのか?

Q:園田政務官に聞く。除線ボランティアについてだが、私事だが、私は神戸生まれの神戸育ちで阪神大震災を経験したが、その時に震災ボランティアの方々が頭に入られ、アスベストをたくさん吸い、16年経った今年、去年ぐらいから石綿による健康被害の方が割りと出てきている。

それはボランティアなので労災では扱えないので、石綿の労災問題の団体の方が困っておられた。ですので、今回除線ボランティアを環境省で募ることにおいて、もし、その方々が被ばくをして将来健康被害が出た場合、勿論、労災はおりないのでその場合の問題についてどうお考えか?

除線ボランティアの方々も被ばくをする可能性について健康調査なり、何らかの対処を考えておられるのか?宜しくお願いする。




http://ustre.am/_1fiGp:Umm 01:51:50 ~ 園田政務官・安全委員会
回答する記者団 佐藤(全文)
Q:園田政務官と安全委員会に対して質問をして欲しいというメールが私の所に届いている。短いので読み上げる。

「政府は除線を強調しているが、どこまで除線できるのか分からないけれども、とにかく除線するんだという方針に見える。避難、疎開については何の計画もなさそうだ。一方、人々の間には除線の前に子供や妊婦はとにかく避難、疎開させるべきという声がずっとある。」

「園田政務官や原子力安全委員会は、晩発性障害が懸念される、除線の前に子供や妊婦を避難、疎開させるべきという声をどのように考えているのか?晩発性障害は発生しないだろうと考えているのか?それとも、病気になるかも知れないが、早期発見して治療すればいいと考えているのか?晩発性障害の可能性をどう考えているのか?お聞かせ下さい。」

園田政務官、安全委員会、お二方から回答をいただければと思う。

A:園田政務官:
当然ながら、お子さんや妊婦の皆様方に対しては最善の注意を払っていかなければならないと私どもも捉えさせて頂いている。従って8月26日に出させて頂いた 除線の基本的な考え方においては、この子供の生活圏においてもしっかりと除線を行なっていくと言うことは申し上げさせて頂いている所だ。

[関連資料]除染に関する緊急実施基本方針について ←これのこと

従って 当然、ここに対して私共が重視させて頂いているというのはご理解頂ければと思う。その上でであるが、先程も話しがあったところと(木野さんの質疑)まあ、かぶる話ではあるが、当然ながら 様々な思いやお考えの方がいると思っているので、

そういった方々に対しては自治体を通じて様々なご意見を頂いてきめ細やかに対応するようにという事で私どもとしては 財政的な支援、あるいは技術的な除線に関するものであれば技術的な支援というものは最大限国の責任で今、行わせて頂いているという事である。

まあ、あのう、晩発性のことについての認識であるが、当然、私どもとしても注意を払っておかなければないと思っているので、そういった所も含めて切っちっと対応はしていかなければならないと思う。

# 思うだけじゃダメだろ!何ヶ月それ言ってるの?線量計もたせたからとか、きめ細やかにモニタリングしてるから安心して欲しいとか、今、こうしている間も妊婦、子供が20mSv/y 以下を理由に被ばくを強要され続けているんだよ!!特定避難過小地点に強制的に居住させ、20mSv/y を超えなければ、避難援助しない、自主避難として保証しない明確な姿勢を打ち出して全力で東電、原発を擁護する国。財政的な支援は大手是のコンの除線ビジネスに消える。妊婦、子供はそこにいてもらう必要がある。健康影響あるかないかわからないのだから安全だとする国。除線をすると言ってるし、線量計を配布して安全を確保していると主張する国。馬鹿にしているとしか言いようがない。福島現地の人が話している現状と全然違う。自治体がプランを出して除線する具体的な策を国に示さなければ国は何もしないと言っていた。自治体が動かず、地域によって取り敢えず自主的に除線をしているケースなど。無茶苦茶だ。

それから福島のお子様については、ご案内の通り、全員の方々36万人で、し、た、か、ですね? 30万人?健康調査を行なっていくという事を今、順次やらせて頂いている。

# ホントにだめだこのひと。

今後、成人に達するまでずっと行なっていくということと、それから、先般もスタートしているが、それ以外の方々に対しても当然ながら健康調査というものは、もう既に行われているところであるので、今後、福島県民全ての皆様方の健康調査をして参りたいと考えている。

# 福島県だけの話じゃない。茨城県も福島第一原発より近い地域があるが、同心円で福島県という根拠のない国の一報的な切り分けによって矛盾があちらこちらで生じている現状。

A:安全委員会 加藤審議官:
晩発性障害については5月20日付の安全委員会の紙、ホームページにも出ているが、そこで述べているとおりであり、100mSv から上では受けた線量と発生確率の間に比例関係が見出されているが、低い線量では、そこははっきりはしていない。

見込まれはするが不確かさが非常に大きい。従ってはっきりかならず出る、でないというのは今の科学ではまだ言えないという状況である。

そういう中で放射線防護はやらないといけないので、低線量でも比例関係はあるという過程に基づいて放射線防護を行うべきというのが、ICRP の考え方であるし、安全委員会もそれを指示している。今、政務官から説明があった様々な地元の皆様への対応もそういった考えに基づいて行われているものと承知している。

# 安全委員会は警告しているからと距離を置く態度は変わらない。現に 100mSv 以下は健康に問題ないと誤った広報を続ける政府。安全委員会の指摘をずっと無視している。これに乗じてメディアも100mSv 安全だとデマ報道にデマ出版。ICRPでも 100mSv 以下でも優位性が確認されていると報告されている。

>回答する記者団 佐藤:
そうすると方針としては晩発性障害は起きないようにと言うよりは、起きたときには早期発見、早期治療という方向で宜しいか?この質問の趣旨に対する回答としては。

>園田政務官:
はい。起きると言うよりも発生をするという所に対して、私どもとしては健康調査を通じてしっかりと対応して参りたいと考えている。

>回答する記者団 佐藤:
ありがとうございます。早期発見したいという考えということで。わかりました。

# 病気が発生する事は認識ている事を認めた政府。治療していくことで対応すると。避難させても何も産まない。そこに留まらせれば除線ビジネスはより潤うし、病気が発生すれば地域医療にも金を落とせる。避難させることは何も経済効果を産まない。これが政府の回答だ。




http://ustre.am/_1fiGp:Umn 01:57:30 ~ 東電・園田政務官
フリー木野
Q:東電に聞く。原子力発電所の通常の原発管理の中で、放射線管理区域から工具等を持ち出す際の汚染の基準というのは幾つか?教えて頂ければと思う。

Q:園田政務官に聞く。先ほど(日隅氏の質疑)の防災関係のマニュアルの名前だが、確認頂けたか?もしわかっていれば教えて頂ければと思う。




http://ustre.am/_1fiGp:Umo 02:10:05 ~ 園田政務官
ニコニコ動画 七尾
Q:園田政務官に聞く。先ほどの除線ボランティアの話にしても汚染瓦礫の問題にしても非常に重要なことだが、これが環境省所管でこの場に居ない。こうした統合会見の席上にいないというのが、私は以前も申し上げたが、やはり不自然だと感じる。どうして環境省の方が居ないのか改めてお聞かせ頂きたい。

# この指摘も一体いつからでているのか。いつまでも事故直後の古い体制で国民説明を続ける国。もうそういう段階ではないのに現地除線が見えてこない。というか、これまでの統合会見での質疑を見ていると、万事が万事、現地、除線ビジネス、除線ボランティアが本格的に軌道に乗るまで情報を遮断する意図があるようにしか見えない。現に細野大臣は、寄り添う事が大切などと歯が浮くような言葉を繰り返し、毎週のように福島へ通っているという。一体、この体制をいつまで続けてるつもりなのか。ロードマップは進んでも事故直後と全く体制が変わらない現状は、今の政府の無能さを表している事すら気付いていない。




http://ustre.am/_1fiGp:Umt 02:12:50 ~ 安全委員会・園田政務官・文科省
回答する記者団 佐藤
Q:原子力安全委員会に聞く。先ほどの低浅慮被曝の影響が今の科学では分からないという趣旨の回答を頂いたが、死亡に至った場合でも低線量被ばくの影響かどうかということは疫学的にしか分からないということか確認させて欲しい。

Q:園田政務官に聞く。前回、11月 7日の会見で原子力災害対策本部が実在するのかどうかということを質問させて頂いた時に、対策本部の事務局が二本立てで、実用炉であれば保安院、実験炉であれば文科省ということを仰っていたかと思うが、今の原子力災害対策本部に実験炉の事務局、文科省の中にも事務局があるのかどうか確認したい。

Q:園田政務官に聞く。明日から細野大臣の同行取材に関してだが、免震重要棟に一度に入る報道陣の人数や Jビレッジに何人来るのか?人員的な予定というのは既に固まっているようであれば教えて欲しい。それと放射線管理区域に記者が入るときの手続きがあれば教えて欲しい。

Q:園田政務官に聞く。最近の統合対策室の全体会議、その他会議で ICレコーダー等で録音はされているのかどうか?

Q:園田政務官と東電に聞く。記者会見の参加条件に関する部分だが、先週、東電単体の会見で記者が一人出入り禁止になったが、この合同会見と東電単体の記者会見両方に出席している記者が、どちらか一方で出入り禁止になった場合、もう一方の会見出席に影響するのかどうか?

# 記者と言うより組織まるごと出入り禁止という対応だったけど。

Q:[★催促]以前から園田政務官に調査、把握をお願いしているゲルマニウム検査器の数とストロンチウムの測定可能な検査器の数の把握についてだがどうなったか?




http://ustre.am/_1fiGp:Umw 02:26:00 ~ 園田政務官
週間金曜日 片岡(全文)
Q:先ほどから出ている除線か避難か。その話だ。先ず確認だが園田政務官はなぜ、除線を先行し避難させるべきという声に対して、なぜ除線か?自治体と協議するのは先ず除線をという要望が高いと仰った。そして後、妊婦子供の避難が先ではないか、あるいは疎開が先ではないかという事については、健康調査を通じて対応するとおっしゃっている。当言うことで宜しいか?

>経産省司会者:
質問は纏めてお願いできるか?

>週刊金曜日 片岡:
そうじゃないと言われたら困るので、先ず確認したいんだが。

A:園田政務官:
他の項目の質問はないか?

>週刊金曜日 片岡:
あります。そういうことであればちょっと聞きたいが、そこに留まる限り、そこから離れるのに比べて低線量被爆、晩発性被害のリスクが高まると思うが如何か?つまり、健康調査をいくらやっても成人になるまでやっても後で判明しても手遅れになる可能性、つまり晩発性のリスクという物はそこにいる方が高まるという事でよろしいんですよね?いくら100mSv

>安全委員会 加藤:
それは私がお答えする。現に高まるかどうかは分らない。放射線防護の目的のためには高まると仮定して取り組みましょう、ということです。

>週刊金曜日 片岡:
高まると仮定すれば、仮定するとすればですね。除線よりもやはり避難や疎開をという声のほうが説得力があると思うが。つまり、晩発性んリスクが高まると仮定しているとすれば、後で判明しても手遅れになる健康調査を成人ならいくらやっても、やはり、晩発性リスクを低下させるという判断をなぜしないのか?

つまり、妊婦、子供の避難や疎開をしない理由がよく分からない。勧告や干渉しない理由が。先程、自治体の要望は "除線" の方が高いといったが、自治体がそう言うから、では晩発性のリスクを低下させると言うか、低線量被ばくの累積を抑えるといいますか、そういう避難や疎開という手法を取らないという事か?(言ってる事)わかりますか?

# 寄り添うのが大事だと繰り返し発言し、毎週末、自治体の代表と話し合いを重ね 地域住民が望んだから除線するのだとこれまでも発言してきた。しかし実態は年寄り集めて地元に留まりたいよね、除線計画出してくれたら政府は協力するよとそそのかし。寄り添うなんて歯が浮きそうなセリフの裏には除線ビジネス、住民被ばくさせて除線、雇用問題一挙解決。健康被害は健康調査するから大丈夫という考え。しかし、幼い子供を抱える過程と自治体の長の間で考え方は真っ向して対立している。「ふくしま会議2011/11/11:1世帯4人で2億円の除線費用。そのお金の1/10でもいいから他の地域に移住させてくれ。除線が終ったら戻りたいのか戻りたくないのか、選択権はないのか。」真実を報じないメディア。

>園田政務官:
あっ、はい。えっと、ちょっとあの、誤解をされているかも知れないが、私どもは自主避難を否定しているものではない。従って自主避難を使用とする方々に対しては現地や自治体を通じて相談をさせて頂いているということである。

尚且つ、ご案内かも知れないが、しっかりと自主避難をされた場合の財政的な支援も枠組みとして用意させて頂いて、現にそれを利用されている福島県民の皆さんが沢山いるので、今後も私どもの支援は自治体を通じて行わせて頂いているということである。

# 自主避難も手厚く保護しているかのように説明する園田政務官(政府)。県民健康管理調査はあくまで福島県民に対して行う継続的な追跡調査。もし、福島県から離れて定期的な健康調査が行われないとすると、逆に早期発見が遅れて手遅れになるという見方もあると思う。国の対応では初期段階で大量被曝した県民が疎開すれば県民健康調査から漏れてしまう恐れもある。そもそも 福島県だけに限った話ではない。経団連の意図により事故直後から福島県はじめ東北の汚染された食材が十分な調査が行われないまま、多くが警戒心の薄い関西に流通し消費されてきた。関西の安全な食材としてブローカーが買い付けに来る。これまで見たこともなかったような加工食品、関西には東北の食材が現在も溢れている。事故直後から変わらない政府、国の東電原発擁護、隠蔽体質が今後も被害を拡大していく事は目に見えている。

>週刊金曜日 片岡:
あの、自主避難ではなくて 政府として除線の前に晩発性被害のリスクを低下させるために低線量被ばくの累積被曝、内部被ばく、外部被ばくを低めるために、除線の前にやはり避難や疎開、という事は全く考えないのか?

>園田政務官:
あのう、、ちょっと待ってください。ちょっと、あの、限定的に仰っておられるので、あの、ひょっとしたらご存じないかも知れないが、文科省においてもですね。子どもや親御さんを通じてリフレッシュキャンプなどというような形のものをこの予算の中で行ったり、学校を通じてそういった子供たちが被ばくを受けないようにと言うような形で手立ては行わせて頂いているということだ。

で、そして更に先ほど申し上げたようにそれでも避難をされたいという方に対しては、私どももそういった事の支援はありますということで、自治体と相談させて頂きながら避難先の自治体に対してもそういった所を財政的な支援は現在でも行わせて頂いているし、また、今後もそれは引き続き行わせて頂く予定になっている。

# 馬鹿にしてるのか。リフレッシュキャンプ、福島県内の放射線で汚染された避暑地に夏休みに数日子供を招いて、お金をかけずに被ばく対策をした気になっている政府。この物言い。国民をおちょくっているとしか思えない。リフレッシュキャンプが何の問題解決の役にったのか?ご存じないのかって。20mSv/y 問題ないから校庭で自由に遊ばせて大丈夫と非人道的な事を平気で言ってのけたのは文科省だろ。http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/07/1308009.htm (夏休み3日間だけ福島県内の汚染された地域に子供をご招待。粋なはからい文科省。これが妊婦、子供を20mSv/y 以下ならそこに留まって大丈夫だという政府説明。馬鹿にしてる。)

>週刊金曜日 片岡:
どうも話が噛み合わない。要するにそこに留まる限り被ばくの累積量は高まるわけですよね?自主的に非難するかしないかという問題ではなくて、そこに留まる限りは被曝量の累積は高まるということですよね?

>園田政務官:
あのう、まあ、そういった意味では被ばくという形になるのかどうか、それも含めてモニタリングをしっかりと住民の皆様方にも毎日のように説明させて頂いている所である。

# どう言った意味だよ。政府は避難勧奨地点に住民が留まることは被爆する事にはならないという驚きの政府の認識。モニタリングしないと分からないからって、この人、自分が何を話しているのか分かっているのだろうか??全く回答になっていない。ネットで中継されているという自覚もない・・・。

>週刊金曜日 片岡:
また改めて質問する。




http://ustre.am/_1fiGp:Umx 02:32:05 ~ 東電・園田政務官
NPJ&吉本興業 おしどり
Q:東電に聞く。先ほどの質疑の中で疑問に思ったことがあるので質問させていただく。1F 敷地内の汚染物の持ち出しの基準レベルの件だが、現在では 13,000CPMと仰ったが、数ヶ月前に 幾つかの会社の作業員の方々にインタビューした所、

事故前は 3,000CPM か 1,500CPMだったか手元にメモが無いので覚えていないが、事故後、いったん 20,000CPMまで上がり、数カ月後に 18,000CPM と少しずつ下がってきたと聞いたが、現在、13,000CPM が汚染物の持ち出し基準レベルということで、これは 20,000CPM から 13,000CPM に下がったということか?元から 13,000CPM で合ったということか?

Q:園田政務官に先ほどの質問の付け足しだが、環境省が募集している除線ボランティアの件について。除線ボランティアで被曝して、そのご健康被害が出た場合、どういうふうな補償、もしくは健康調査をするのかといった質問の回答に予防策の話だけをされたが、例えば環境省ではボランティアを募集するにあたって、保険は自費で入るようになっている。

しかし、単純なボランティア保険という怪我のみの保険だと思われるが、住民の方々が福島県内で除線される時に10月17日の県民健康検討委員会 第四回でそれぞれ県民全てが県民健康管理ファイルというのを持って被ばく線量を管理するようになる。

医療被ばく、検査被ばく、そして除線するときの被ばく線量も全て記入するファイルをそれぞれ県民一人ずつを持つことになる。ですので県民意外の方が除線ボランティアに入り、そして被曝されることについてこれから健康調査、保険など、そして健康被害が出た場合どういう扱いにするかなど、統合本部の見解として環境省におまかせという形ではなく、次回お聞かせ願えたらと思う。




http://ustre.am/_1fiGp:UmB 02:36:20 ~ 園田政務官・保安院・文科省
NPJ 日隅
Q:先ほどの(政府が把握している原発事故時の対応)マニュアルについてちょっと(2~3週間)時間がかかるというような説明だったが、現地点で使用されているマニュアルについては現段階で分かると思うので、それだけでも教えて頂きたい。

つまり、いろんなマニュアルが昔のものもあったりするので、全部調べるのに時間がかかるというのは理解するが、現地点で使っているものがあると思うので、皆さんがコピーして手元に置いていたり、そういうものがあると思うので、現地点でわかっているものだけでも教えて欲しい。

Q:前回、健康被害についての 100mSv 以下が安全だとか間違った情報が出ている所がありますよという話をして、放射線影響学会でしたか、確認をしているんだという説明だったと思うが、放射線影響協会の方も同じような記述があるので、そちらの方はまだ確認されていないのか?私は協会の事も質問していたと思うが。




http://ustre.am/_1fiGp:UmH 02:42:45 ~ 政務官
フリー木野(全文)
Q:園田政務官に聞く。度々繰り返しで申し訳ないが、避難と除線の話だが、今の相談は自治体で受け付けているし、支援もしているという認識だということを先程 仰られたので確認だが、今、避難区域にかかっていないけれども、例えば福島市、郡山市、あちこちにあるが線量の高いところがたくさんある。

こういった所に済んでいて避難したい人というのは避難していいのか?避難していいのかと言うよりは、その避難に対して政府は全て支援をしてくれるということになるのか?そこだけ確認できればと思うが。

A:園田政務官:
はい。あの、避難に関して何か規定があるかというと縛りはない。従って先ほど来、申し上げているように自主避難と言う所が今行なっているかたもいるので、そういった所は当然ながら私どもとしては、なんといいますか、それに歯止めを掛けるようなことは一切したことはない。

# 原災被災者としての支援の対象になっているのかと聞いているのに、自主避難している人はいると素っ頓狂な回答をする政務官。知ってるよそんなこと!!

で、繰り返しになるが、災害対策法により、え?? はい。災害対策法によりまして、そういった方々の避難所、あるいは避難先の確保については規程があり、それを通じて避難先の自治体を通じて支援がなされているというふうに私は承知している。

# あの、それ現行法の範囲の話でしょ? 原災被災者として国の支援の対象とは言わないじゃん、それ。避難している方は国から何の支援もなく補償の対象になるかならないかも明確に示さない。受け入れてくれる都道府県に任せっきりの状況・・。逃げたくても経済的な理由でかなわない人達がいるんだよ。妊婦や幼い子供を抱える若い夫婦もいるんだよ。少子高齢化の原因作ってきた政府が 子供の健康、命すら蔑ろにするのはある意味当然の対応。TPPにやっきになる政府。政治屋たちに一方的な価値観を押し付けられ疑うことを知らない国民。このままでは国は潰される。この国は民主国家じゃない。メディアが民主主義を演出しているだけ。

で、尚且つ、例えばですね。新潟とか、あるいは北海道、ちょっと私も正確性に欠くかも知れないが、独自でそういった自主避難の方々に対するですね、えええ、医療支援であるとか、あるいはなんだったけな?なんか、交通費だったかなんか、そういった所を上乗せして、そこの自治体が支援をしているということは聞いたことがある。

# 国として政府として原発事故の対応として何をやったんだという質問に対して、現行の災害法、言わば当たり前の事をしてるだけで何もしていない。住民が自主避難した先の自治体がやっていることを、あたかも国、政府が原発事故に対して対応しているフリをする、国民をおちょくっているとしか思えない園田政務官の奇弁。開いた口がふさがらない。

>フリーランス 木野:
すみません。今の話だと、要するに避難した先の自治体でそういった細々した日常の部分に関しては支援をしていると聞こえたが、実際に非難するとなると家の処分、仕事を探したりとか、財産の処分、いろいろなものが関係してこういったものに細々したものではなくて莫大なお金がかかる訳だが、これも政府が支援をしているのか?

先ほどの話だと全部しているという話だったが、支援というのは、非難するためには細々したそういった医療費とかではなくて、基本的に単純に家を動かすだけでも数百万、数千万係るわけだ。そういったものも含めて支援しているということになるのか?先ほどの園田政務官の話だとそういうふうに聞こえたがそれで良いのか?

>園田政務官:
いやっ、すみません。家を(まるごと)動かすという避難があるのでしょうか?

# ( ゚д゚) ねぇよ!!なにいってんのこの人

>フリーランス 木野:
家を動かすというか、引越しですけど。普通に。家を動かすんじゃなくて。引越しするのにお金かかりますよね?それも政府が出してくれるわけですか?

>園田政務官:
えっと、引越し費用が履いていたかどうか、私は存じ上げていないが、あのう、何れにしてもそういった生活の支援というものは、災害対策法によってこれが決められているので、その範囲内で先ず、国としてはやらさえて頂いている。で、先ほど申し上げたように各自治体によって、それぞれ、様々な支援をやっている例は私も伺っている。

# あくまで現行法であって、それはやって当たり前。というかしないと犯罪。政府として警戒区域で戻れない人と同じように、原災に対して被害を受けた人としての対応はしているのか?という質問に対しては、つまり、何もしていないということ。これ、ネット中継されているんですけど。>

>フリーランス 木野:
災害対策法の中にそういった仕事を探したり、今回に掛かった引越ししたり、生活環境変わるといろんな負担がかかるので、賠償が係るわけだが。余計なお金が。そういったものは入っているのか?

>園田政務官:
恐縮だが、賠償については今、原子力賠償機構を通じてですね。今賠償の話が進んでいるところだが、あの、自主避難者に関しては、これはまだ、審査会の方で結論が出ていないと承知しているので、今、そちらの審査会の方で議論がなされている所だ。

# 最初からしていませんと言えよ。自主避難については政府は原災被災者として認識しておらず支援は一切しておりません。とはっきりいえよ。この一言で済む話なのに長々と政府は自主避難に対して何か新たに手を打っているかのような説明を繰り返す園田政務官。週刊金曜日 片岡記者は煙に巻かれてたけど、追求を続けることが情報発信につながる。

>フリーランス 木野:
いや、今、自主避難に対しても避難されているという風に仰られたので、それはされていないということですね?そういう意味では?結論出ていないということですよね?

>園田政務官:
あ、いやいや、賠償ということを今おっしゃったので、賠償については、今、例えば精神的な被害の賠償も入るが、そういった賠償という観点においては今、審議会において議論がなされていると申し上げた。

>フリーランス 木野:
確認だが、先ほどの災害対策法の範囲で仰ったが、この中には何の費用が入っているのか?

>園田政務官:
えっと、すみません、、

>フリーランス 木野:
それを知っているからこそ、十分に支援していると仰ったわけですよね?

>園田政務官:
はい、あのう、私が先ほど申し上げたのは、災害対策法上の支援を行わせて頂いていると申し上げた。

>フリーランス 木野:
ですので、その中には何が入っているのか?

>園田政務官:
あの、確認させて頂きます。

# しらんのかい・・

>フリーランス 木野:
いくらまでお金を支援してくれるのか?

>園田政務官:
はい。確認しておく。


http://ustre.am/_1fiGp:UiV 02:05:20 ~ 東電
東電 松本
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