2013年3月20日水曜日

東電会見 2013.3.20(水) 【臨時会見】3月18日18時57分発生の停電、電源設備トラブルに対する緊急会見

東電会見 2013.3.20(水) 【臨時会見】3月18日18時57分発生の停電、電源設備トラブルに対する緊急会見

本日、3月20日は春分の日。祭日です。水曜日ですが、定例の水処理週報、その他、プレスリリースはしっかりませんでしたっ。w

○東電20日午前プレス ~ 電源設備トラブル

○東電19日午前プレス ~ 電源設備トラブル

○福島県



■3月20日(水)臨時会見午前 10時 ~ 

仮設3号メタクラA下の共用プール冷却設備、3,4号機使用済み燃料プール二次系冷却設備、3号機使用済み燃料プール一次、二次冷却系、全て復旧報告。予定時間より2時間程遅れ、問題があって伸びたのではなく慎重作業により全体的に伸びたとの事。故障の原因は不明。復旧報告会見。



○中継

○まとめ

○報道20日

○会見配布資料

注意)文字起こしではありません。実況ツイート形式で起こして整形、簡単に文字校正したものです。

○一杉:
本日は休日にも関わらずありがとう。

○尾野:
よろしこ。昨日、説明したとおり復旧工事に務めてきて、プール冷却に使用している設備については、全て復旧したということで、今朝0時過ぎに復旧しましたということでメール等でお知らせしたが、ま、本日、こういった機会を設けさて頂いて休日であるが説明させて頂くものだ。

よろしこ。手元に資料(http://j.mp/XoHb63)を配っているが、1枚目は状況を言葉で書いてあるが、2枚目の図表で説明しいたほうがわかりがいいと思う。

昨日、黄色で示していた未復旧の設備(http://j.mp/15Xvadk)について全てグリーンということで復旧している。特に仮設3号メタクラAにぶら下がっていた共用プールの冷却設備、

それから4号の使用済み燃料プールの代替冷却設備の2次系、それから3合の使用済燃料プールの二次系、一次系、そちらについてグリーンの点線で示しているが、

それぞれ、もうすこし上流のメタクラにケーブルのつなぎ変え工事を行い、こちら側のつなぎ絵を行い、それぞれ復旧しているということで冷却は復旧した状況だ。

大変心配かけたが、現状、冷却を安定して確保できる状況に復旧している。裏面(http://j.mp/13aU0c8)を見ると、使用済燃料プールの関連データということだが、1号機、3号機、4号機を共用プールで示しているが、真ん中のカラム。

これはそれぞれの設備が復旧した頃のデータで示している。何れにしても65℃に対して十分余裕がある時点で復旧することが出来た。

一番左側が今朝5時時点の値で示しているが、これはFTC側の温度計で計っているので、かき混ぜたりしている効果などもあるので、温度が安定するまで若干ゆらぎがあるが、このようなところで現状、安定して冷却できているということである。私からは以上だ。

○一杉:
それでは質問受ける。挙手するんだ。


■質疑

○フリー村上:
当初の予定から2時間余計に時間掛かった要因は?

○尾野:
8時目途で結果敵機に数時間復旧が遅れたが、具体的に作業段取りや作業に支障があったわけではなかった。当初持っていた一つ一つの作業にすこし時間がかかったことと、復旧作業で慌ててやって機器の故障があると更に時間が掛かるので、慎重に確実に作業を進めていったことがある。

○フリー村上:
特定作業、点検が時間に掛かることではなく全体として?

○尾野:
全体としてだ。

○フリー村上:
4号機はDGに暫定的に繋いでから、プロセス主建屋常用メタクラに繋ぐ説明は昨日もあったと思うが、昨日の怪人に繋いでいて、18時48分に一旦停止して、元々予定していたプロセス主建屋常用建屋に行くまでに時間のタイムラグが4時間ほどあるが、これは具体的にどういった理由があるのか?

○尾野:
4号DG側からの冷却復旧は16時台で完成しているが、平行してケーブル引きなどを進めて行って、ある程度の進んだ段階からケーブル側に乗り換える事が必要になるが、

この乗り換え作業は電源を繋いだままでは出来ないので一旦外して電源の繋ぎ込みや、確認作業があって乗り換えることなので、ステップとして必要なステップという事だ。

○フリー村上:
共用プールの本設化の見通しは? 

○尾野:
これから最終的な工事。A系のB系、何れからも昨日を満たせるようにしようと信頼性向上の中で考えており頭を二重化することを考えているが詳細は検討中。昨日広報に3号機、4号機の仮設メタクラの写真はまだ確認取れてない。

○TBS立山:
原因確認の概要について。

○尾野:
本日から本格的に現場、原因調査。25名程度が現場に入り調査を行っている。主に 仮設3,4Aメタクラ関連する場所の状況確認と電気的な性能確認が中心。今回、遮断機が働いた場所近辺を中心に。調査は既に始まっている。

○尾野:
停電の原因、きっかけ不具合は調査の結果を踏まえて判断。

○TBS立山:
ふくいちカメラが23時30分ごろに明かりが点灯したがその理由は?確認してない。関連あるかも知れないが。

○NHK花田:
電気的性能確認の話し。抵抗測定するのかと思うが、具体的には?

○尾野:
メガリング、抵抗測定して問題箇所を調べる作業をする。見立ては昨日と変わってない。調べていく中で判断されるのは今後のこと。

調査日程、再発防止、原因特定の見通しは今朝から始めたばかりでこれから。イマイマの状況で分かっている事は、大熊線3Lと4Lの全く異なる外電から電気を受けている。3LはA系。4LはB。系に入っていく。

片方が落ちてももう一つは電源がいってる。方系の電源版にエラーが起こっても両方のエラーに及ばない余蘊あっているが、★★★今回はA系に問題が起こった原因がB系に及んでいる。今回のケースはAとBをタイラインで結んでいた。

津波対策信頼性向上工事で工事していた。本来な3Lから電気が供給されるが4Lから供給されるようなテンポラリーな構成で起こってる。大元の原因調査ではっきりさせないといけないが、A系でおこったことがB系に波及している。

テンポラリーの中で起こっていることが分っている。信頼性向上工事が終ればタイラインを外すので、こうしたことはおこらない。終れば供給が二重化できるようになるので。

○NHK花田:
再発防止は原因特定終らないと進まないと思うが。

○尾野:
そうだな。その通りでしっかりやりたい。

○NHK花田:
復旧までに29時間かかっているが、電源設備の以上で29時間止まった認識か?

○尾野:
電源供給は継続していて、重要免震塔で瞬停になったのは下流側の何処かの問題でこうなったと思っている。所内の電源構成の何れかの場所のトラブルが引き金と思っている。

○NHK花田:
事故後最大か?

○尾野:
予期せぬでは恐らく最大。これだけ数が同時に逝ったのは初めて。

○読売いなむら:
応急措置的に墓の配電盤に繋げているが、本設工事が終るまでこの状態を維持するのか?元通り仮設メタクラを使うのか?

○尾野:
この状態のまま仮設に戻すことなく本設化を考えている。

○読売いなむら:
3,4号機プールの本設化完了目処は?

○尾野:
3,4は元々3月中目処に進めていたので3月中。共用プールは確認。

○読売いなむら:
共用プールの安全性脆弱について。

○尾野:
繋いだ先は本設設備だし、ケーブル接続方法は全く同じレベルの接続方法を使っているので特段脆弱はない。

○読売いなむら:
これまで仮設配電盤で共用プールをそれぞれ冷却施設がぶら下がっていたが、今後これらがバラバラに?

○尾野:
そうだ。

○読売いなむら:
グリーンがそのまま本設に?

○尾野:
3,4はそう考えて結構。共用はこれから。

○読売いなむら:
仮設メタクラは一切使わない事に?

○尾野:
そうだな。つなぎ替えしたので。この時点で機能要求はなくなっている。

○TBS井上:(初)
多重電源について。

○尾野:
通常の状況と違っている点あるが、A系、B系と大きく系統を分けていて、送電線から分けていて、大元が止まっても供給できるようにしていた。大隈線3LがA系、4LがB系にしていた。

A系ラインからプロセス主建屋に降ろすラインが工事中という状況。3月中に終る予定だった。B系から電源持ってくる必要があり、渡りケーブルで繋いでいる状況だった。A系の何処かで起こった電気事故がA系だけではなく、B系に波及していったと見ている。

本日から現場含めて原因調査を始めているが、結果踏まえ、各系統の中に波及が及んでいった要因を分析していくことになる。そうしたこと踏まえて対策取るが、同時に沢山の物が落ちたことに対して、

★★今後は、今行っている信頼性向上対策工事が完成した暁には、A系、B系から切り替えて供給が実現する。A系とB系の縁が切れるとある意味で弦の多重化が出来るので一定の信頼性向上に。対策工事の中で起こった状況だった。

○TBS井上:
同時多発、想定できたことか?

○尾野:
こうした繋ぎ方をしている場合に同時多発的に起きることは理屈の上ではあり得ることだと思っている。

○TBS井上:想定内だったのか?

○尾野:
そういわれると困る。当然そうなるが、発電所の中の停電前提対応は別途準備しているので、想定内。

○TBS井上:
事故から2年以上経って第1の現状は不アンテナ現状という認識か?安定しているという認識か?

○尾野:
初期の頃に比べると相当程度安定。安定していいと満足していいと考えるの良くない。ここの設備の安定化進めて行くのが今の段階。

# 初期の頃に比べたら安定しているのは当然だっつうの!安定安全主張して来たろうが。

ホースについても信頼性上げていくためにカナフレックスからPE管に進める作業を進めているし、水処理もALPS設備、動き出すことに向けて準備、努力を進めているところだ。電源源も仮設から本設に進めていく作業を進めているので、出来る限り安定化進めている。

第1で何か起こったときに現実のリスクにならないようにするために、万一の場合の備えを含めてリスクが顕在化しない、実現しないための措置を消防車や多重冷却も別途進めているところだ。

○TBS井上:
停電が発生してから、規制委員会や福島県には直ぐしたが、マスコミ発表3時間理由は?

○東電かみじま:
第一報は通報連絡として入った時、他の設備も未確定ながら止まっている可能性ある情報があった。とりまとめて出そうと考えており、次の通報連絡を待っていた。通報連絡が早いタイミングが出せれば良かったが、次の通報連絡が遅くなり第二報をとりまとめて出す事になったので遅れた。

○TBS井上:
福島県や規制委員会に早く出したが、マスコミには遅れた。福島県や規制委員会はとりまとめる前に送ったのか?

○東電かみじま:
県や国には通報連絡で出す形になっているので。マスコミに遅くなったのでごめんな。

○TBS井上:
今後もそうか?

○東電かみじま:
先程話した理由でそうなった。今後はどうかと言われると今後も素早い情報公開に努める。

○ネオローグ小嶋:★★★
前に貼ってる紙が小さすぎてどこを指しているか分かり難い。PPや大きな紙で印刷してもらう事可能か?

○尾野:
わかった。今、裏にある紙は配っている。

○ネオローグ小嶋:
どこを指しているか不正確なので改善を。3号機原子炉格納容器ガス管理システムA系の復旧とインサービスの言葉の違いは?

○尾野:
特に無い。

○ネオローグ小嶋:
言葉を分けている理由は?

○尾野:
特にない。

○ネオローグ小嶋:
正確な作業人数と作業に関する場所、線量。プール冷却停止時の実測温度取れない。実測の温度が取れない時の対策にどのような準備があるのか?

○尾野:
確認した上で回答。

# 20日同日16時30分の2回めの臨時会件で資料配布あり。社会に迷惑かけている自覚、というか、メディアが全国ネットで報道している事もあって、素直に出す東電。日頃からこうであれ。http://j.mp/13aQgaG

○ネオローグ小嶋:★★★
通報連絡の全ての時間と緊急電話も含めてもう一度示して欲しい。

○東電かみじま:
19時09分に寄生庁さまに電話連絡。19時37分以降はすべて通報連絡。19:37→21:38→22:25→23:16 19日 04:08→13:02→14:37→1532→16:51→22:41→22:50→23:34 20日 00:34 以上。

○ネオローグ小嶋:
報道各所に連絡したメールの送信時間を最初から。

○東電かみじま:
18日 22:08 19日 08:05→13:42→15:15→23:19 20日 00:09→00:56→ 08:12 この8時12分がこちらの会見の案内だ。

○ネオローグ小嶋:
HPのお知らせで第一報から第6報出ていると思うが、公表時間をお願いする。

○東電かみじま:
公表した詳細時間は把握していない。一斉メールを掲載する形になっているので、一斉メールの後。

○ネオローグ小嶋:
タイムラグは?

○東電かみじま:
そんなに掛かってないと思うが。

○ネオローグ小嶋:
通報連絡15:32 以降の内容は?

○東電かみじま:
15:32 1号機使用済み燃料起動後温度。冷却再開予想目処。
16:51 4号機使用済み燃料プール2次兄冷却再開
21:42 4号機使用済みディーゼルが仮設だったが本設に切り替えるため電源止める連絡。
22:50 3号機使用済み燃料プール起動、冷却再開
23:34 3号機使用済み燃料プール起動時温度
00:34 共用プール冷却再開
00:56 共用プール浄化系起動。

通報連絡は00:34まで。

○ネオローグ小嶋:
会見が通報連絡から3時間遅れて深夜荷会見が行われなかった理由は?

○東電かみじま:
本件情報はとりまとめて一斉メール。その時にこちらで分っていた状況は一斉メールの情報が全てだったので、会見を行っても多くの情報を伝える事が出来ないことがあったと思う。

一斉メールを送って意見もらってから情報を伝えることが出来たと考えているが、今回の状況を考えれば、情報が集まった段階で出来れば良かったが、夜の作業だったこともあり、夜が明けて作業進捗に併せて臨時会見を開かせてもらった。

○ネオローグ小嶋:
夜だったから情報集めるのが大変は本店か現場の話しか?

○東電かみじま:
現場だ。

○ネオローグ小嶋:
電話で問い合わせあり、情報提供料が違ったことはどう捉えているか?

○東電かみじま:
分かっている事は説明できたと思っているので情報量は変わりないと思っている。

○ネオローグ小嶋:
★★★情報は問い合わせした先にしか行ってない。会見をした方が良かったのでは?

○東電かみじま:
出来れば良かったと思ったが、情報量に限りがあり、一斉メールで伝えていたことがあったので、今後はその辺のやり方は考える。

○フリー木野:
先程の通報連絡だが、通報連絡の種類は?10条含まれるか? 

○東電かみじま:
全て25条通報。

○フリー木野:
口頭で説明頂くのもいいが量が多いので紙で出して欲しい。

○東電かみじま:
承った。

○フリー木野:
先程の津波対策、つなぎ替え工事について。3Lと4Lを繋いでいる部分が臨時に繋いでいたという事?

○尾野:
そうだ。3Lから降りてきたところで所内共通メタクラ2A、プロセス主建屋常用メタクラ、赤い線があるが、ここが工事中。

○フリー木野:
いまは3Lまでのものは所内共通MCまでしか来てない?

○尾野:
そうだ。

○フリー木野:
臨時で付けているところ、数が増えた説明あったが、

○尾野:
私が行ったのは、本来、工事が終ればA系とB系と完全に分離するの、

○フリー木野:
A系の事故がB系の設備に影響が出ることないが、でているのでこの渡りの影響だ老。工事中で渡りが使われていたのでその中でのことだろう。所内共通は全部渡りのこちら側にある。渡りがなくてもこちらのキュリオン、3号機ガス管理、3,4FSP止まったと思えるが。

○尾野:
それはそのとおりだ。私がいったのはA系トラブルがB系に及んだのはこの渡りだろうと。調査は今後。

○フリー木野:
A系とB系が分かれた全ての設備が全て給電できるように?

○尾野:
A系とB系と独立して給電できる工事している。共用プールや使用済み燃料が対象。現在の時点で個別に確認しているので、

○尾野:
共用プールであったり、こちらについては電源多重化が図られることになる。

○フリー木野:
多重化向上計画いつ頃出された物?

○尾野:
確認する。

○フリー木野:
配線系統1年前と違う理由は?

○尾野:
それ含めて確認させてくれ。

○ブルームバーグいわもと:
(初)使用済み、共用プールが停止していた時間は?

○尾野:
復旧した時間で言うと、1号機 19日14時20分。復旧 3号機 20時43分 4号機 19日 16時13分 これはDG復旧だが最終的にメタクラつなぎ替え復旧したのが19日22時26分。共用プールは20日0時12分。トラブル起こったのは18日18時57分なので差分が停止時間。電気トラブルなので一斉に発生したと考えている。

○ブルームバーグいわもと:
停電原因A系で起きた間違いない?

○尾野:
恐らくそうだろうが、調査の結果踏まえて最終的に判断。昨日の時点で、昨日復旧を重点に作業していた。上流からここまでは大丈夫、ここまで大丈夫と電路を徐々に確認していった。

落ちた3つの二つは充電することが出来た。最後まで確認取れて充電できなかったのは仮設3,4メタクラAだったので。つなぎ替えをした方が確実で復旧早いという判断で復旧。

○ブルームバーグいわもと:
★★★可能性は仮設3,4メタクラ?

○尾野:
可能性としてはあると思っているが、これから調査を進めているところなので、最終的には調査結果を持って判断。

○テレ朝まなべ:
繰り返しになるが。原因究明の進捗状況。配電盤の話に出ているが、どこに原因があると見て調査を進めているか?

○尾野:
先ず復旧から進めていたので本格調査は今朝から。見ている所は3,4号機の仮設メタクラを中心に電気トラブルあったかないか、現物やテスト。原因はこれから調査で判断。

○共同いけがみ:
使用済み燃料プール、温度関連データ資料。使用済み燃料プール冷却再開後温度は、冷却再開時と読み替えていいのか? 

○尾野:
ざっくり言えば読み替え可能。厳密に言えば再開時間はポンプ回り出した時間。ポンプが回り出して温度計場所の水流が安定するまでの時間がちょっと必要。運転再開から20分ぐらいして安定したときの温度を呼んでいるので。再開後の温度と見ていい。

○共同いけがみ:
メールの温度は水が循環してからの温度?

○尾野:
そうだ。

○共同いけがみ:
厳密ではないと。

○尾野:
温度計に流れてくる水が安定しないと読めないので。

○共同いけがみ:
1号機は2時20分冷却再開だが、

○尾野:
20分後の温度を見ている。

○共同いけがみ:
右端の温度は5時時点。横ばいから上がっているものは、揺らぎと言っていたがこんなもんか?

○尾野:
こんなもの。そもそもプールはかなり大きいし、温度も完全に均一じゃないところからぐるぐる水を廻してるのでこれぐらいの揺らぎはあると思っている。

○共同いけがみ:
3月18日停電前の水温に戻るのは温度上昇率、1時間当たり上がる温度昨日言っていたが、廻っていると元の水温に戻るみたいな目処はあるのか?

○尾野:
最終的に空冷みたいなもんだから。動き出しているので本来の温度に向けて戻っていく。

○共同いけがみ:
配電盤見た目で分らないといっていたが、焼け焦げているとか明らかに設備が壊れている幹事はない?

○尾野:
昨日時点では目で見て明確に分る損傷ない。

○共同いけがみ:
冷却が再開されたことは喜ばしいが、復旧結果で気付いた弱点とかは?

○尾野:
3,4は元々信頼性向上やろうとしていたところに繋いでいるので、… 

○共同いけがみ:
弱点はない?

○尾野:
前の状態と比べて弱点が増えていることはないと思う。

○共同いけがみ:
この構成図の中で免震塔の電気はどこから?

○尾野:
左上の所内共通1Bにぶら下がっている。この下流にある。

○共同いけがみ:
免震塔はA系だな?

○尾野:
B系だ。

○共同いけがみ:
下流で異常が起きて、免震塔で停電起きたと言っていたが、その認識で間違いない?

○尾野:
系統として電気的に繋がっているので、電圧変動が瞬間的にあれば拾って重要免震塔で感知された可能性はあるという意味だ。調査はこれからなので、可能性でどういう事があるかという質問で説明していたが、最終的には調べた上で結論。

○共同いけがみ:
順番としてB系に異状があって渡りを経由してA系に?

○尾野:
途中の遮断機は飛ばないと思うので、A系の何処かではないかと思っているが、何れせよしらべて。

○共同いけがみ:
瞬停の時間は?

○尾野:
瞬間的に明かりが一瞬暗くなって。瞬間的な理解。

○朝日こつぼ:
今回、電源構成図の中で遮断機会放伐印は現在繋がっている?

○尾野:
そうだ。

○朝日こつぼ:
A系、B系繋がっている?

○尾野:
そうだ。

○朝日こつぼ:
再起動、機器の交換は?

○尾野:
なかった。

○朝日こつぼ:
機器側の保護機能は上手く働いた?

○尾野:
機器に異常なかった。約30時間復旧評価は?待っている方からは長いが心配掛けて済まんが。結果として現場努力もあるが、保安規定で示している管理目標内に余裕で普及できたのはこりゃまた事実。(えらいやろ)

○朝日こつぼ:
ぐるぐる周りで行き渡って一時的に温度が上がったという理解でいいか?

○尾野:
どういう事かというと、(ポンチ絵タイム)プール循環はあふれ出てきた物をスキマーサージタンクで受けて戻していく状況にある。

ポンプが止まった溜り水。上の方があったかくなったり、温度としては不均一。最初の時点で安定するまで均一化するまで時間が掛かる。

○朝日こつぼ:
揺らぎはよく分った。下がる傾向が出てきたときにメールとかでアナウンスを頂ければ宜しくお願いする。

○テレ朝村田:
(初)今の質問と重なるが、電源構成図について誤解しているといけないで説明欲しい。大隈線の4LがB系で大隈線3LがA系という基本的な話しから教えて欲しい。

http://j.mp/XoHb63 先程来、尾野さんは今回の事故でA気で終るはずがB系に波及したことをかなり重要視されているが、A系の3Lから繋がる配線を見ていくと、A系では元々そこで事故が起こったとすれば、

一番下の緑の四角の共用プールから右側の5つの冷却設備は、元々被害を受けた、停止をしてしまった。それがB系まで波及したというのは、左側上にある1号機FSP と窒素ガス分離装置であるという認識で言い訳だな?

○尾野:
はい。

○テレ朝村田:
そうするとあんまり繋がっていた事による影響拡大は、もともとの5つの施設にて冷却装置が停止した事と比べると、そんなに大きくないような、これも大きいんだろうけど、という気がするが。その重さの比較は如何か?

○尾野:
9が7になるじゃないか、とか、7対2だから、という話しからするとその通りだ。その上で、ここがA系からB系に波及しているところが今回特殊な状況で起こっているが、私が言ったのは、先の事を考えたときに、電源の多様化、多重化を考えた時に、

★★A系から二つ多重化でもらっていても、A系の元が落ちれば一緒に落ちるので、A系からもらう、B系からもらう、もらい先の大元を分けておくことは多重化という意味では大事ですねと。という考えでいくと、今回、A系で起こった出来事が起因し、

★★B系側にも影響が出ていると見えるところが、実は結構問題ですな、と申し上げた。将来的な事を言うと、そこがちゃんと切れてるという事により、多重化が保障される訳なので、今回状況を見ていくと、たまたまというか、

★★ある意味信頼性向上の工事の必要のため、3Lから4Lに給電するラインが工事中だったから、当然電気を要求するために4L側から廻してくる必要があるので、そういうタイラインを生かしていたということがぁ、という特殊事情がぁ、

# 特殊事情。想定外。想定された見落とし。波及トラブルは起きないであろう認識の元やってるのか。東電は事の重大さを理解してないのかという認識が報道で上っ面だけ問われているけど、度重なる鉄骨プール落下といい、事故前からの「事なかれ主義」がトラブルを招き、それを隠す姿勢、重大事故でないと振る舞う姿勢を見ているに過ぎない。疑われるべきは認識ではなく、その姿勢、神経。ウォータロッドもまさにそう。重大事故の過小評価姿勢、隠蔽体質が問題の本質。

ええぇ、そういう状況をもたらしたのであろう、という意味で申し上げた。ということである。これは先々のことを考えたときに、A系、B系、別々に給電できることが維持だという認識の元での… 説明だ… フェードアウト

# 特殊事情がもたらしたのであろう。ならしかたないな。オブラートに包むことしか頭にない。声が小さくて何を言ってるのか聞き取れなかったよ…

○テレ朝村田:
タイラインとは特殊用語?

○尾野:
これはA系とB系をつないでいるラインという意味だ。

○テレ朝村田:
この電源構成図で言うと、上から3番目ぐらいにホッチキス型に横にくさび形に出ているやつよね?

○尾野:
はいそうだ。

○テレ朝村田:
これは先程、浅井さんの質問だと、遮断機を開放しているということで今つながっている状態?

○尾野:
給電するために今繋げている。

○テレ朝村田:
でも、先ほどの尾野さんの説明だと、A系とB系の渡りを切るので、A系とB系を切るので影響は受けなくなるという説明をしたので私は混乱している。

○尾野:
今現在の説明と将来の姿を同時に説明したので混乱させてしまったのかもしれないが、今現在の状況は3Lから給電できる状況にないので4Lから給電しないといけない。なので、自体が起こってから上流側から確認していって、つなげるところはつないで、電気を送っていく。

その際に渡りのところも復旧しているので、現状はホッチキス型のところは使っている。今の工事が終わった暁にはA系とB系は独立して出来るようになるので、ホチキス型のところは切った状態で運用される。

○テレ朝村田:
つまり今の話だと、多重化は実現させるという話だったが、代表例として共用プールから伸びている緑の点線を見ると、依然として大隈線3Lの一番すぐ下に繋がる。予備電源の所に。ということは、A系で共用プールは繋がるが、多重化にはならないんじゃないかと思うが。

○尾野:
今何度か、この場で説明、質問を受けているが、現状、昨日

# フリーと常連記者以外から同じ質問が何度も出てくる… 

○尾野:
現状、昨日復旧のために取り急ぎ説明した内容なので。個別の信頼性対策の最終形は今後。

○テレ朝村田:
この図では表現されてない?

○尾野:
この図の表現は今回のために対応するために早期復旧するための対応について説明したものだ。http://j.mp/XoHb63

○テレ朝村田:
わかりました。何とかおいつきました。ありがとうございます。

○TBS:
仮設配電盤、不具合起こしたと思うが、配電盤以外の仮設設備にはどういうものがあるのか?

○尾野:
仮設という言い方が適切かどうかわからないが、初期のスピーディーに状況を変えないといけないものは、本設にがっちりは時間かかるので。

代表的なものには耐圧ホース、カナフレックス、水を早期に移送できるもの、短期に引き回せるが耐久性が弱いので継ぎ目から漏れることが何度も起こっている。PE管というがっちりしたものに変えるものがほぼ終了した。

ガス管理システムでガス分析調査するが、ガスを引く管などもジャバラ式ホースを一部使用していたが、そうしたものが機材を通して通路の近くにあると機材たと追った時に機材にぶつかって傷が付くことがあったので強度のあるものに変えたりしている。

電源盤だけでなく、スピードが足りないと初めから役に立たないので、

…うんうんかんぬん… 


○TBS:
今回仮設の配電盤だったから起きたのか?

○尾野:
今後の調査で。遮断機が働いた近辺など含めて網羅的に見ていこうと思っている。調査踏まえ手最終判断。

○ネオローグ小嶋:
昨日の会見で免震重要塔の瞬停でこの事故に気付いたという事だったが、瞬間停電で免震重要塔が無事で済んだというのは、電源が多重化、多様化されているからか?

○尾野:
いずれにせよ今後の調査結果で説明することになると思うが、

○尾野:
おそらく系統電圧が下がってすぐに戻ったので蛍光灯が一時的に消えたレベルの事だったのではないか、系統電圧の外乱影響だと思っているが、何れにせよ最終調査を踏まえて判断。

○ネオローグ小嶋:
仮に所内共通が落ちたとしても、免震重要塔は他の所から電源引っぱられる形になっているのか?

○尾野:
所内共通1Bの事か?

○ネオローグ小嶋:
はい。

○尾野:
重要免震塔については重要機器については電源等の切替えは出来る様になっていたと理解している。

○ネオローグ小嶋:
昨日の会見だと、瞬停でこのトラブル似気付いたという事だったが、その瞬間停電がなかったとしても免震重要塔のモニタが可能だったので、今回のような冷却が止まるところは気付けたという事だが、

恐らく、今回は、プロセス主建屋、共用メタクラ、常用メタクラおちたから下にぶら下がっているところが落ちたからだと思うが、この辺が今回の余蘊電源が落ちている状態でも免震常用棟からでもモニターは可能だったのか?

○尾野:
まっその辺りも含め詳細は調査の結果を踏まえて説明したい。

○ネオローグ小嶋:
福島県が今回の好評が3時間も遅れたことを含めて3時間遅れたことについて改善を求めている報道があったが、25条通報は具体的にどの場所に行くことになっているのか?

○東電かみじま:
説明したかも知れないが、先ずは内閣総理、原子力規制委、福島県知事、立地町の町長、福島県の場合、今話したのも含めて13市町村に送る事になっている。

○ネオローグ小嶋:
福島県にファックスで通報連絡していると思うが、受け取った確認をしているか?

○東電かみじま:
電話で連絡しているはずだが確認する。

○ネオローグ小嶋:
そういう手続きになっている?

○東電かみじま:
はい。

○ネオローグ小嶋:
これは深夜になっても担当者は通常、居るものなのか?

○東電かみじま:
底は先方がどのような形でやるかは確認したいが、その都度、先方と確認していると思っている。

○ネオローグ小嶋:
この通報連絡にしても先程、木野さんから紙で欲しいとあったが、私の方にも紙で頂けると助かる。あと、これは問題なければHPで公開して頂蹴ればと思う。報道関係者へメール連絡していると思うが、こちらのメールは報道関係機関のみに送られているか?他に県とか国にはメールでは送っていない?

○東電かみじま:
基本的にこれはHP に掲載している。また、送る前にこちらも国や県に情報共有している。

○ネオローグ小嶋:
このメールを報道機関に送る前に、県とか、

○東電かみじま:
併せて同じタイミングで送っている。

○ネオローグ小嶋:
同じ形でメールでも伝えていると?

○東電かみじま:
メールではなくファックスで。

○ネオローグ小嶋:
通報連絡のファックスの事を今さしてる?

○東電かみじま:
詳しくどこが何かは確認しないとけないが、情報共有は同じ形で連絡をしている形だ。

○ネオローグ小嶋:
先程のHPの公表時間の確認はまだ?

○東電かみじま:
とりまとめてまた。

○ネオローグ小嶋:★★★
要望だが、公表した時間を文面に何時公表と表記してもらえるとありがたい。要望で。

○東電かみじま:
へい。

○ネオローグ小嶋:★★★
柏崎刈羽、ウォーターロッドは今日の会見で取り扱うのか?後日?

○尾野:
柏崎刈羽のウォータロッド曲りの事言ってるのかと思うが、これに関しては、大分以前からこの問題があることが分っておりましてぇ、

# 既に過去の問題、過ぎたことだととでも言いたけ。また INESレベル1 に触れず。わかりやすい姿勢。http://j.mp/13bhopW

○尾野:
★★★それも含めて寄生庁の方から広く調査するということで調査指示が出ている。その調査で柏崎、あるいは福島第二含めて順次調査をしているところであり、起こったところについては、取りまとめて定期的に報告しているので。取りまとまったところで整理してかえせると思う。

○ネオローグ小嶋:
ありがとうございました。

○フリー村上:
共用プールの電源接続は一番最初は所内共通DGのB系メタクラになっていたと思うが、これが予備変電所に変更になった理由は?

○尾野:
その後、並行して検討していると午前中言ったとおりで、最終的に結果としてこちらが選ばれた。

○フリー村上:
選ばれた理由は?

○尾野:
多分作業性などの要件踏まえた判断と考えている。

○フリー村上:
プロセス主建屋常用メタクラは、プロセス主建屋近傍にある?

○尾野:
そうだ。その中にある。

○フリー村上:
所内共通メタクラ4Aは場所的に何処か?

○尾野:
確認させてくれ。

○フリー村上:
3,4近傍か?

○尾野:
プロセス主建屋の中にある。

○フリー村上:
そうすると、今回の代替の電源構成は黒い電源ケーブル、所内を地面張っているあの状態で持って行ってる?

○尾野:
基本そうなる。

○フリー村上:
本設化となると場所は一緒、これをどのように設置するのか具体的に教えてくれ。

○尾野:
一つ訂正させてくれ。4Aだが、4号機タービン建屋という事だ。

○フリー村上:
4号機のタービン建屋のほうですね。わかりました。

○尾野:
それから今質問のあった4号機、3号機からグリーンで引いたケーブルは先般来説明している通り。元々、3月中に本設化工事をするという事で、下工事が準備が出ているところ中で、

今回の承久になっている訳なので、その下工事に乗っ取った形で段取りをしているから、最終的に改めて引き替えることをしないで本設化に移行していけると思っている。

○フリー村上:
今は、架設の電源ケーブルを一部地面を這わせて持って行っている状態?

○尾野:
元々。3号機、4号機使用済み燃料プールには、今示しているところには3月中に完成させるつもりで電路の準備とか、ケーブル、

○フリー村上:
そこにそのまま敷いたということだな?

○尾野:
そこを使っていくほうが作業としては当然やり易いので、

○フリー村上:
そうするといわゆる完全なる本設化まで残された作業は殆どないと言うことなのか?

○尾野:
全くないとは言わないが、通常であれば電路を弾き直し、引き直した後の周辺の敷設工事なども全部終って、全部が終ってからこういう終了になるが、

早急に復旧する必要があるからケーブルを引いて繋がったところで既に通電して機械を動き始めることをしているので、その後の主体的な工事が全部終っているわけでは勿論ないが、

元々通そうと思っていたところに元々通そうと思っていた機材を通しているから、そういう意味から言えば、、そう大きな物ではない。

○フリー村上:
そうすると恒常的な工事のみという事になる?

○尾野:
はい。一方で共用プールは昨日説明があったが、予備変電所の場所は、単純に言ってしまえば、

○フリー村上:
2号と3号の山側から下ってくる道を上がっていったぐちゃぐちゃとなった高台の上にあるわけだよな。という事は共用プールから黒い電源ケーブルを単独で持っていく?そっちの、ようはじめと這わせた状態で高台まで這わせていくことになるのか?

○尾野:
結果的にその様になっていると思うが、個別具体的にどのような弾き方になっている釜で確認してない。共用プールの冷却設備に関しては、元々、信頼性向上工事の実施見通しはもう少し後だったから、今般のことを踏まえて早急に復旧できる方向で対応してきたという事だから、他の2者に比べると当然多い事になる。

○フリー村上:
そうなると当然、3号、4号の元々本設化を目指していたところに引くのと違い、結局距離がないわけだよな。電源ケーブルを這わす距離も。そういう意味で電源ケーブルを這わす距離が長ければ長いほど、脆弱性が高まるかと思うが、この辺の対策は?

○尾野:
具体的にどういう弾き方、どこを引いているかにもよると思うので確認する。

○フリー村上:
お願いする。後、所内共通メタクラ1Bに免震重要塔が繋がっている説明だったが、他にも1Bにつながっている主な施設には例えばどんな物があるのか?

○尾野:
例えばか?

○フリー村上:
はい。

○尾野:
B系の施設は様々あるが、2号機の使用済み燃料プールの冷却系はB系に繋がっている。

○フリー村上:
なるほど。ちなみに今回はB系は瞬間的に停電して、この二つ以外は、直ぐに通電したわけだよな。この二つ以外は直ぐに通電しなかったという事だと思うが、要は回路乗の問題ではなくて、機器側の問題の可能性は動なのか?

○尾野:
当該機器は問題なく復旧しているので確認の上問題ない。機器側に支障あったわけで七位と考えている。何度も言っているが、調査の結果で言わないといけないと思っている。

例えば蛍光灯のような物なら、瞬間的な電圧低下があっても電圧戻れば暗くなってもまた明るくなるが特別な保護機能が効き側に付いているわけではない。

精密機械になれば成る程、電源側に異状があったときに機器側を保護する目的で、保護動作が入る物があるから、その意味で機器側に保護が働いた事は十分あり得ると思っている。

○名乗らず:(恐らく日テレ)
B系、A系が繋がっているのは何時からか?

○尾野:
確認させてくれ。3月終了目途に工事を進める中でやったことなので。確認する。

○名乗らず:(恐らく日テレ)
工事は何時から始まったのか?

○尾野:
確認する。

○名乗らず:(恐らく日テレ)
数ヶ月?長い期間?

○尾野:
確認する。元々3月中に終了する予定の物。何時から始まったかは確認。

○名乗らず:(恐らく日テレ)
工事が始まったのは3月中ということだが、具体的に何日なのか?

○尾野:
併せて確認する。

○名乗らず:(恐らく日テレ)
図に乗っている冷却設備、共用プールは全てB系の電源が、

○尾野:
そうだな。

○名乗らず:(恐らく日テレ)
これに乗っている設備に関しては全て補助電源はなかったのか?

○尾野:
この状態であれば、別の所から電源がバックアップで入ることではない。

○名乗らず:(恐らく日テレ)
少なくとも工事期間中に関しては、全ての冷却設備と共有プールは一つの電源でよっていた常態か?

○尾野:
そうだ。今の質問でA系とB系の間でたいをうったのは3月6日。終了時期は3月中と聞いているが、今、まだ未確認。

○名乗らず:(恐らく日テレ)
読売新聞の記事で仮設版がトラックの荷台に乗っており、外部にさらされていたと書かれているがそれは事実として間違いないのか?

○尾野:
仮設機器で、その様な形で設置されている。

○名乗らず:(恐らく日テレ)
その仮設3,4号のメタクラAか?

○尾野:
はい。

○名乗らず:(恐らく日テレ)
わかりました。

○尾野:
今回の停電時間は過去最長であるか、質問があり、大分長いので、そうかも知れないと言ったが、確認の結果が来た。過去最大のプール関係の停止時間は4号機の電気的トラブルで停止した、平成24年6月30日。

1F4号機であった。32時間46分の例があった。今回が29時間なので、それより長い事例は以前にある。これが最長かどうかはまだ確定していないが、今回の物が最長ではないようだ。

はい? 

複数の冷却設備という意味では、こういう状況だと思うが、個々の冷却設備が戻ってきている時間は個々に違うのでそういう事実関係かと思う。

○共同いけがみ:★★★
温度データで。4号機仮復旧時30℃と書いてあるが、これは一次系が動いている時を指しているのか、DGに接続したときのタイミングか、仮復旧時というのはどちらを指しているのか?

○尾野:
仮復旧はディーゼル発電機側の給電でシステムを起動したタイミングだ。

○共同いけがみ:
ということは、また、16時13分のちょいとあとと。

○尾野:
そういうことだ。

○共同いけがみ:
これ、一次系が13時20分に動いたときの、ちょいと後の水温は何度だったのか?

○尾野:
一次系の所はデータを確認していない。

○共同いけがみ:
分ったら教えて欲しい。

○フリー木野:
確認だが、頂いた系統図でぶら下がっている機器の中で止まった機器がそれぞれ書いててあるが、すべての機器がこれだけ?このぶら下がっている機器中に止まっていない機器も何処かにあるのか?

○尾野:
停止した使用機器をこの中に示しているが、、、そうだな… 

○フリー木野:
多分、仮設の3,4他にももうちょっと、他にもありますよね。

○尾野:
もちろんそうだが、個々で示しているところで言うと、メタクラレベルで言えば、プロセス主建屋のメタクラ、仮設の3,4のメタクラ、所内共通のメタクラの4Aは、事故が起こった当時、電気が来なくなっているから、そこの下にぶら下がっている機器は、みんな電気の供給が止まっている。個々で示している機器は代表的な機器を示している。

○フリー木野:
例えば原子炉注水に使う炉注ポンプに関係する者や、滞留水組み上げに使うものとか、他に色いろあると思うが、他にどういう物があるか分るか?施設運営計画のほうで時々どういう設備が出ているが、そのレベルでいいんだが。

○尾野:
確認させてくれ。ちなみに炉注棟については継続していたことは確認されている。

○フリー木野:
それは分るが、炉注に使うポンプも幾つかあるわけで、そのうちの現状使っていないところの給電が止まっていたとか、そういうことがあるのか、とおもったが。そうすると多重化が一時的に出来なくなっているわけだよね。一時的にだが。そういうのも確認出来ないか。

○尾野:
わかった。確認させてくれ。ちなみに1~3号の原子炉注水は継続しているので。こういった状況の中でも、多重化していたことの結果として、冷却や注水は継続していた事実関係だ。

# 機器の多重化が出てきても電源の多重化が出来てないと二重化している意味が。そういう意味での多様性を確保するには少ない上流電源2系統。1~3号の原子炉注水は継続してたから、良し、という問題なのか…

○フリー木野:
★★★去年の7月の段階で仮設MCにぶら下がっている中で、3号機タービン建屋に入っている炉注水ポンプとかもぶら下がっているみたいなので、現状設備にどうなっているか全体がどうなっているか、これはお願いする。

○尾野:
確認させてもらう。

○フリー木野:
電源、A系とB系の二重化は完全に二重化される予定は?

○尾野:
それは別途確認した上で説明したい。また、併せて今回の事故原因、こう言ったことが分ってくれば、ミートしているか、更に加えるところがあるのかとかいうことになると思うので、最終的に事故原因等を踏まえた上で対応の説明はさせて頂きたいと思う。

○フリー木野:
すると今回の停電で今後の電気系統の工事の見直しみたいな物は?

○尾野:
それは原因いかんによると思う。

○フリー木野:
そうすると現状の工事予定が去年の9月ぐらい以降が見つからないので、いつ頃の計画になっているかも併せてお願いする。

それから冷却装置が止まっている中で、タービン建屋の中の流入が続いているので、汲上げは続けないといけないと思うが、冷却装置手前のバッファタンク容量は?冷却装置が止まった後、バッファタンクが上限一杯になるまで、どれぐらい余裕がある物なのか?

○尾野:
こりゃ相当大きいので、直ちにどうこうというレベルじゃないと理解しているが、確認させてくれ。

○フリー木野:
別件だが、会見は明後日までないと思うのでもし分ればだが、4m盤での水質に関するボーリング調査はいつ頃実施したのか?

○尾野:
確認したが今失念しているので、またらためて。

○フリー木野:
結構です。

○尾野:
先程質問のあった4号機1次兄を廻したときの温度、計っているかという質問だが、その時の温度は約30度だったという事である。

○共同いけがみ:
~ マイクナシ キキトレズ ~

○尾野:
そこまでのメモはない。そういう事ではないと思う。殆ど変わってないと言うことかと思う。

○共同いけがみ:
~ マイクナシ キキトレズ ~

○尾野:
はい。

○一杉:
以上で臨時会見を終了する。


~ 終了 11時48分(1時間48分)



■3月20日(水)臨時会見午前 16時30分 ~ 

電源設備のその後の調査状況について。当該の仮設配電盤から小動物の死骸と焦げたスス後。調査過程報告であり決め打ちは出来ず。すべての調査が済めば報告をまとめるとのこと。



○中継
  • IWJ 2ch
  • ニコニコ動画(中継ありませんでした (TдT)ソンナ… )

○まとめ

○報道20日
ハリボテ・システムを航空機など成熟しているプロダクトと同列に扱う神経が理解出来ない…
流石、ムラ新聞。読者欺き真実歪めることしか頭にない。


○会見配布資料

○東電プレス21日(翌日)

○報道21日
報道プラント関心鎮静方向…

○一杉:
午前にも臨時の会見を開かせてもらったが、午後もだな。電源設備の不具合の調査状況ということで臨時会権を開いた。皆さんにはご足労おかけし申し訳ない。これより説明を申し上げたい。よろしこ。

○尾野:
それでは、よろしこだ。現在調査を継続しているところだが、現時点でわかってきたところを紹介させて頂きたい。手元に資料を配っている。http://j.mp/13aQ8aX PP資料の上半分。写真が4つほど並んでいるが、写真の一番上左側。

これが仮設メタクラの外部から見た写真だ。http://j.mp/YFW5Eh ま、トラックの上にメタクラ施設が乗っているというのものである。これにちょっと近づくと、どんなふうに見えるかというと、

これが上の段の中ほどの写真(http://j.mp/YFWlDj / http://j.mp/YFWmqX)だが、四角い窓が並んでいるかと思うが、この窓の中にメタルクラッドスイッチギア(通称メタクラ=配電盤)が入る造りになる。

# トリミングとか、解像度の違いって一体どういう意図があるんだろうか。

どんな風に入っているかは下のポンチ絵に示しているが、窓が薄桃色で描いてあるが、こういうふうに窓が並んでいるんだが、縦向きに筋が付いている。スイッチギアの大きさは、この縦に付いている筋お大きさがだいたい1つ分の幅、とうことである。

ですから、そこに付いている点検用の窓の大きさと、メタクラの寸法は若干違っているので、ま、ひとつの窓から、2つが見えたり、あるいは、一つのものを見るには2つの窓から見ないとわからない、こんな感じになっている。

スイッチギアの本体は、この中に入っているわけだが、上の写真(http://j.mp/YFWmqX)を見ていただきたいが、一番右側。人の大きさとくらべて、寸法イメージがわかると思うが、

トラックの荷台に乗っている関係上、下の点検窓が、丁度、人間の胸から上ぐらいの所にあり、上の点検口は更に高いところにある状況だ。今、点検口はいくつか開いているところだが、こんな感じで中を除くことが出来ている状況だ。

ちなみに上の段の右下の写真(http://j.mp/YFXlHB)だが、これが点検口を開けた状態。これは下側の点検口が開いている状態で、それを正面から見たところだ。これは丁度、右のポンチ絵で言うと、

# 左のポンチ絵ですな。

煤けているのが確認された電源盤と書いてある、電源盤と書いてある、ちょうどここがある窓の下の段の窓だ。ですから、ポンチ絵で見ると左側からふたつめの下の段の窓と考えて頂ければと思う。http://j.mp/13aQ8aX

そこを正面から見たところであり、(http://j.mp/YFXlHB)真ん中に窓の枠、左から5分の3ぐらいの所に灰色の柱のようなものが立っていると思うが、ここを境に右側のと左側で別々のメタクラ施設という事になる。

で、ケーブルがこちらから入っている関係で、かなり込み入った状態になっている。ま、こんなようなところだ。で、本日詳細点検を行なっていったところ、この超印をつけてある場所だが、上の段の窓を開けて詳細に見ていくと、上の段の所の計器用端子があるが、

機器用変流器の端子(http://j.mp/YFW2IC)というのが、3つあるが、そこが煤けているところがわかった。

煤けている部分の写真(http://j.mp/YFYTS3)を下半分の右上につけているが、壁のところがちょっと煤けていることが分かる。

で、この端子の下をずっと見ていくと、何やら寸法的には15cmぐらい、尻尾まで20cm強、25cmぐらいの小動物が落ちていることが分かった。(http://j.mp/13aQw9n)

まぁ、場所的にはポンチ絵で示すと、黄色いハッチがしてあるところだが、上の段の方で煤けが確認され、一番下の所に小動物が落ちていることが確認できた。本日、煤けている部分について火災判定があるかどうかということで、

消防署に見ていただくこともしたが、火災には当たらない判断ということで判定を頂いているところだ。何れにしても、今回の事象の、今回の事象というのは、停電に至った原因、事象については、現在、まだ、確認、調査中なので、

途中結果として、今状況を説明しているが、★これということで決め打ちと言うことではないが、引き続きしっかりと調べて対応を定めていきたいと考えているところだ。速報ベースの情報ということだが、進展があったので紹介させて頂いた。私からは以上だ。

○一杉:
それでは質問を受け付ける。



# 質疑は上記、登尾さんの「実況まとめ」を参照。
午後の会見は2時間。午前と午後で4時間 (;゚Д゚)!!

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