2013年3月8日金曜日

東電会見 2013.3.8(金) 17時30分 ~ 1F 2号機ベント管周辺調査 4本目映像(続報)破損確認されず。1F 6号機水素爆発防止穴の閉止。原子炉施設保安規定 変更認可。2F 4号機圧力抑制室ダイバーによる目視点検結果。3.11直前 予習質疑。ほか。

東電会見 2013.3.8(金) 17時30分 ~ 1F 2号機ベント管周辺調査 4本目映像(続報)破損確認されず。1F 6号機水素爆発防止穴の閉止。原子炉施設保安規定 変更認可。2F 4号機圧力抑制室ダイバーによる目視点検結果。3.11直前 予習質疑。ほか。


【質疑】
  1. 朝日(2F4号機圧力抑制室ダイバー目視調査*)→
  2. テレ朝(作業員確保問題)→
  3. 村上(2号機ベント管調査*-▼格納容器最下部からベント管までの距離)→
  4. 読売(2F4号機圧力抑制室ダイバー目視調査*)→
  5. NHK(1F6号機建屋水素穴閉止*)→
  6. テレ朝(作業員確保問題-賃金低下)

○福島第一プラント

○指示・報告

○福島第二プラント



■福島第一の状況

○東電石橋:
原子力定例会見を始める。よろしこ。

○尾野:
福島第一の状況 http://j.mp/VO9WN0

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機注水安定。

[圧力容器下部温度]
示したとおりで特記事項ない。

[格納容器圧力と水素ガス濃度]
特記はない。

[使用済み燃料プール]
循環冷却システム運転中。1~4号機まで安定して冷却。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送実施中。6号機タービン建屋から仮設タンクに15時まで移送を実施。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。

[その他]
下から2つ目のぽつ。

★★6号機原子炉建屋について、事故が起こった当初に建屋内の換気のため、天井部分に穴を開ける措置を録っていたが、当該場所の修復作業を行なっている。一番下だが、先般案内の通りブローアウトパネルの閉止作業を実施している。


■福島第一原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可★★

「当社福島第一原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可について http://j.mp/VObo23」ということだが、これはもう既に案内している内容だが、1点目。

今年の1月11日に保安規定の変更認可申請をしており、それに加え、12月1日に認可申請の補正ということで新生を行なっていた。

申請した内容は組織図の変更であったり、外部の組織、これは原子力規制委員会が出来たので、それに伴い関係する委員会の名前が変わったこと。

あるいはブローアウトパネルの開状態の変更に関わる、あるいはキャスクを使用することに係るところの追記であり、本日、認可を受けたのでその内容を案内している。

後ろのほうにここの変更箇所を、逐一変更箇所をつけているが、こちらを参考にするんだ。


■2号機ベント管周辺調査 続報~ 東芝4足歩行ロボット★★★

次だが、★★2号機ベント管周辺の調査で3月6日に調査を行った箇所のビデオが来ているので紹介したい。http://j.mp/VOcwm8 (ビデオ上映)これは4本目の調査になる。子機がトーラスの上に乗って進んでいる。

# 前回報告はこちら

こちら、足場があるが、その下にくぐっていく事で隙間を通り、下の方へ進んでいく。… 今、上を見上げるとこれはグレーチング。先ほどの足場。

ここに赤く映っている所、この辺りがもう少し離れてみるとよくわかると思うが、向こうが原子炉建屋、あ、原子炉の中心部。格納容器側。

こちら側にトーラスがあるということでそれをつないでいるベント管の部分を拡大してみている。着目してみる場所はこういった場所、こういった場所、あるいはこの辺りにドレンの口があるが、

そういった所から見の漏洩がないことを確認している。ま、このビデオではご覧のとおりだが、ええぇぇ、この4本目の確認を持ってしても、特段、漏洩箇所は見当たらなかったことを確認している。

これもすこし違う角度から同じ物を見ている。こちらが格納容器側。こちらにトーラスがある造りだ。… 以上である。(上映終了)


■福島第二の状況 ~ 圧力抑制室 ダイバーによる目視点検結報告

それからだな。最後の資料。「福島第二原子力発電所プラント状況等のお知らせ(3月8日) http://j.mp/WODnuL 」ということで、一番下、3月6日までに水中作業による目視点検を行ったということで、4号機の圧力抑制室にダイバーを入れて点検をすることを以前申し上げていたが、

そちらの点検が終わったということで、後ろの方に見た場所と写真等をつけているが、ま、あの、目的としては地震等による損傷などは水中部分にないかどうかの確認だが、そのようなものは見当たらなかったということである。

私からは以上だ。

○東電石橋:
それでは質問を受ける。(7分)



■質疑

○朝日こつぼ:
2Fの水中作業で確認されたということだが、ばくっとした聞き方かもしれないが、目的としては修理とか、補修を目的としたものなのか、それとも大丈夫だったら動かしていいとか、稼動の判断に使うものなのか?調査の目的は?

# このダイバーが潜る目視点検は通常プラントでも行われているもので、定検時にやるような事を以前言ってた。結局は再稼働に向けたプロセスじゃないかよっ。ペッペッ

○尾野:
これは稼動の判断はまた別の議論と思っているのでぇ。現在の状況を確認しに行くような目的である。でぇ、、まっ、大きな地震を経験していたこともあるからぁ、現場の状況がどうなっているか、ということが確認できるようであれば、

(コゴエ)様子を見て知見を踏まえていくとか、あるいはぁ、状況を承知しておきたい、というような、健全たる状況確認という性質のものである。

○朝日こつぼ:
このダイバーをもぶらせるというのが、一番、なんというか信頼性ある調査と考えたらいいのか?

○尾野:
これが最も小回りも利くし、見たい所に的確に見に行けるので。まっ、従来から通常の発電所でも、★★何年か一度、サプレッションチェンバーにダイバーを入れて、内部の機器点検を行うことをしているので、経験のある方法でもある。

○テレ朝ふかや:
(初)福島第一原発作業員の現状の数はいくらぐらい働いているのか?

○尾野:
現状の数というのは、今、現在発電所で働いている、

○テレ朝ふかや:
1日辺りと年間という事で。

○尾野:
えっと、、ちょっと待つんだ。… えっとだな。概数になってしまうが、大体、1日辺り発電所で管理区域に入り作業する方は3000人ぐらいと見ている。

それから、毎月月末に作業の被ばく線量評価という事で、http://j.mp/Wy8wHO 集計を出しているが、それなどを見ていると、大体一月の間に入っている人は6000人弱ぐらいの人数という事だ.

ですから1ヶ月の間に6000名ぐらいの方が仕事をされていて、大体1日辺りで行くとうち3000人ぐらいが出入りしている勘定だと思う。

○テレ朝ふかや:
去年の年間だとどれぐらいになるのか?

○尾野:
去年の年間というようなことで言うと、ちょっと今手元に集計ないが、発災以降、今日まで、ということであれば、1月末の集計で約2万6000名だ。

○テレ朝ふかや:
現状、廃炉作業員は足りている認識でいいか?

○尾野:
現状の状況では足りていると考えている。

○テレ朝ふかや:
ちなみに原発作業員登録者数は今現在どれぐらいか?

○尾野:
今手元に正確に持っていないが、大体8000人ぐらいと聞いている。

○テレ朝ふかや:
なるほどなるほど。それはいわゆる解除した、積算された人たちを、

○尾野:
えっと現在解除されてない方だ。

○テレ朝ふかや:
解除されてない方。

○尾野:
はい。

○テレ朝ふかや:
11月には燃料集合体の取り出し。更に長期的に見れば1号機、2号機、3号機の燃料棒の取り出しという作業が今後あると思うが、作業員の確保は、今後、東電のほうで大丈夫という見込みはあるのか?

○尾野:
これは、あの、、比較的至近の話しと、非常に長期間の話しで言うと、少し違ってくるのではないかと思っているが、ま、現状の延長上の範囲の中では特に作業をされる方が足りなくなって作業に支障が出る状況になるかというと、

あまりその様に思っていない状況だ。これが廃炉というスコープで考えると、10年、20年という長いスパンの話しになるので、

こういう長い期間にわたり、専門技術者が、継続的にこの専門分野の中に飛び込んできてくれて、育つ事も重要だと思っているから、そういう事とも非常に大きな課題だと思っている。

ま、そういう事から言うと、これは一事業者だけでどうできる、一つの会社だけでどうこうできる事を少し超えていることかも知れないが、長期的な人材確保。あるいはまぁ作業する方の確保は、産業的な意味での広がりという事に関しては大きな課題とは思う。

# 東電に変化の兆し。http://j.mp/VJnpFW この会議などを背景に 前回の会見から、廃炉と経済、産業を結びつけ声高に日本国の問題であると主張しだした東電。今後は事ある毎にいいそうだ。自民党万歳。

○テレ朝ふかや:
実際、私は取材させて頂き、高度技能技術者はどうしても減っていくという現状の話を伺ったりしたが、やはり現状、あまり具体的な案、策は出てない、という事で今の回答は宜しいか?

○尾野:
こりゃ、長期的な話しでいうとなかなか難しいという事かと思うので。こりゃまぁ国も含めて。教育という事であれば、大学なども含めて廃炉技術者の育成や確保は大きな課題であろうということは同じ認識かと思っている。

ただ、あのぉぉ、いわゆる現場で作業する方で言っていくと、学問的なことだけではなく、産業的な広がりや安定、そう言った事も必要だから、こういった様なところは大事なところとは考えている。

○テレ朝ふかや:
現状、汚染水タンクは930器以上というところでいいか?

○尾野:
すいません。今、具体的な数は正確に覚えていないが、それぐらいだったかと思う。

○テレ朝ふかや:
それぐらい?それで今後、あれを2日半ぐらいに一個増やしていくこと脱兎思うが、要するにタンクのほうも増設するのに森林を伐採し、人員を確保していかないといけないと思うが、そちらの方の人員確保は大丈夫なのか?

○尾野:
現在、タンクの製造に関して具体的に要因のショートの懸念は持っていない。

○テレ朝ふかや:
今、現状あるところでは高度技術者、技能者の確保というところで?

○尾野:
現状あるという事で言えば、現時点においては、ある意味、高度な技術者なども、これまでの延長上として十分確保出来ていると思っているが、10年、20年で言うと、普通に会社に入っていたら、

定年で卒業するまでの期間は30年から、長い方で40年ぐらいだから、その半分ぐらいの期間ってことだな。ですから40年とか、30年というスパンで物を考えて言ったときには、まあ、半分ぐらいの人が、企業の中にいる人そのもののが入れ替わっていくと。

いう事かとおもうのでぇぇ、まぁ、そういうスパンの大きなスパンで考えたときに要員を確保していくという事であるならばぁぁ、それは短期的な物のみ方と言うよりはぁ、一方でしっかりとしたとした技術として確立していくと言うことだろうしぃ。

もう一つは産業基盤としてしっかりしていくこと。この二つの両輪と言うことかと思う。ただ、何れにしても一企業だけでコントロールできたり、解決出来たりする話ではないからぁ、これはもう、★★★日本国全体の経済との関係の中の話しかと思う。

# 何かあったら日本が国を挙げて原子力電力事業、産業の尻ぬぐいを支えると悪びれもなく。自分たちの手に終えないので開き直り。くさい物にふたをして見なかったことにする歪んだ経済。

○テレ朝ふかや:
まあ、長期的スパンという話しがあったが、実際に高度技能を持っている方と、国の規定で年間50mSv、5年で100mSvですか。

いわゆる規定に引っ掛かる方が多分、今、どんどんどんどん出てくるんじゃないかという話しがあったが、この辺に関しては東電としてどのように対応するのか?

○尾野:
えっとぉ、今の話は、私ども事故が八歳下初年度に非常に心配したことである。でぇぇ、事故が発生した初年度は環境線量も非常に高い、それからぁ、特に発災直後の1ヶ月ぐらいの間に、非常に厳しい現場で働かれた方が、

特に福島第一に詳しい方々が大勢働いているということであり、実は、これまでの線量は非常に高い方がいるが、高い方は初年度の発災直後に現場で頑張った方、という状況だ。

初年度の、、いわゆる12月半ばにSTEP2があったが、そこまでの期間という目で見ると、そこまでSTEP2完了までの前半までが非常に高いが、環境線量も高いし、結果として統計的に見ると一人あたりの被曝量も非常に高く積み上がっていく状況だった。

一旦、STEP2のところで、★★★制度的に、、、区切りをつけたから、そこから後は年50mSvの世界が始まる訳だが、まぁ、そこを基点に年間50mSv というような状況になってきているわけだが、

線量的に見ていくと、まぁ、STEP2以降の発電所の平均的な環境線量、勿論高いところはあるが、平均的に働いている場所の線量は、初年度に比べると激減しているのが実際であり、

今年度の動きで見ていくと、いわゆる、勿論既にある程度浴びている方はいるが、今後、50mSvにどんどん越えていくので、仕事ができなくなってしまう高度技術者というのがぁ、

非常に沢山いることによって現場が成り立たなくなるようなことの状況というのはぁ、なっておらない、と言うふうに思っている。

○テレ朝ふかや:
それはどういう根拠でそう言っているのか?

○尾野:
これはだなぁ。大体月辺り、今ほどデータを見せられるといいんだが。ええぇぇぇ、これ、毎月出しているが、2月28日に「福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について http://j.mp/16dsp8N」

これは毎月の集計を出している。この集計表を過去から現在にわたってずっと見ていくと、今、私が言ったような、はじめは非常に厳しい状況であったのが、ある意味状態として改善していることはわかると思うが、

ここ3ヶ月ぐらいの11月12月1月のところで、働いている方、大体6000人弱ぐらいは1ヶ月に働いているわけだが、こうした方の1ヶ月あたりの線量の増分を見ると、大体1ミリシーベルトに満たない程度になっている。

以前、整理をしたことがあるが、ま、90%以上のほとんどの方は高い線量になっていない。比較的1月あたりで高い線量を、例えば10mSv/月を超える方は約6000人のうちの8名程度であったりで。

勿論、仕事の種類によってあるわけだが、平均的に見た時に、ええぇぇ、線量が利息になって成り立たなくなっていくというような状況は、ある意味ぃ、相当程度、改善されて、今はそのような状況にはないと見ている。

ただしだなぁ。現場のぉぉ、線量を下げていくことは大事なことだしぃ、それからぁ、これからは色ということに向かっていくとぉ、原子炉の中の核心部にどんどん迫って行かないといけないからぁ、

こうしたところの作業を進めていくっ、ためにはぁ、非常に難しい作業を安全に行うための方法の検討であったり、あるいは、建屋の中の除染方法の確率であったり、そういった作業の効率化によって線量を作業を下げる方法。

現場の環境そのものを改善して線量下げる方法、こういった2つのことをしっかりやって行かないといけないとういことで、これはぁ、あのぉぉぉ、テーマとしてぇ、ええぇぇぇぇ、定められたぁ、、、ええぇぇぇ、ターゲットを満たすために、

具体的に、その仕事に応じた工夫をしていくことになる。ですからぁ、、あのぉ、そうしたことを組み合わせた対応をしていくんだと思う。

○テレ朝ふかや:
今、話があった中で、現場の放射線量が下がっているという話があったが、現状、高度技能技術者は、当初2011年の3.11の時も当然いて、かなりの放射線を浴びていると。私が取材した中でも、年間2011年で30mSv以上浴びている方がいた。

そういう人が、やはり今後、コアになって業務を遂行していくと思うが、そうなると、やはり炉心損傷が激しい1号機、2号機、3号機とか、いわゆる11月の燃料集合体の取り出しというのは、本当に可能なのか?

そうした人材確保、きちんと彼らを守って行かないといけないことはしっかり考えているのか、一つ疑問にあるがいかがか?

○尾野:
先ず作業される方の線量ということに関して、ええぇぇ、要は放射線防護で守っていくことに関しては、我々はしっかりやっていく、しぃぃ、それは規準をしっかり守るだけではなくて、作業全般を通じて線量低減が図られるように工夫していくと。

それから発電所全体の中で改善できるところはしていくということは、非常に精力的にやっていると思っている。

○テレ朝ふかや:
具体的にはそういった彼らを守るということをやっているのか?

○尾野:
先ずだな。発電所全体で言うと、どなたもが共通に使うような場所、こういったような場所で線量を下げていくための、作業だな。

これは例えば、バス停、バス乗り場の、、移送のためのバスのりば、というところがあるが、こうした重要免震棟のそばにあるような、まぁ、いわゆる駐車場だ。こういったところがぁぁ、実は地面に付いている線量でぇ、バスに乗って待っているだけでも線量を食ってしまう、という状況がかつてあった。

こうした所に鉄板を敷き詰める、ある!除染作業をして、更にその上に鉄板を敷き詰めることによってぇ無駄な被ばくを極力下げていくようなことをしたりぃぃ、それからぁぁ、あのぉぉぉ、いわゆる休憩所だな。

あのぉぉぉ、待機所みたいな所のぉ、周辺、除線や、環境などで。まっ、そこでマスクをしに状態でぇ、待機が出来るような、ええぇぇ、施設を用意したりぃ、こういったようなことを進めている。

それからぁぁ、これは大事なことなんだが、特に線量が高い場所での作業は、やはり予めぇ、ええぇ、方法であるだとか、手順であるだとか、よくモックアップしてぇ、練習しておくだとかぁ、あるいは遠隔装置をできるだけ使っていくだとかぁ、

こういったようなことをしている。例えばぁ、3号機のオペブロからぁ、瓦礫を撤去する作業。こちらはぁ、3号機のオペブロの上は線量が非常に高い状況にあり、まだ瓦礫があったということで、非常に線量が高かったんだがぁ。

これを取るための作業というのは、重要免震棟からぁ、遠隔操作でぇぇ、コントロールできるようなクレーンを使うというようなことで作業を進めておりましてぇ、、いわゆる遠隔機器の最大限の活用も重要な線量低減の対策となっている。

まぁ、今後、より確信的な部分に我々の活動が進んでいけば、それに応じた自動機器の開発であったり、ロボット除線の方法論の確立であったり、こういったことが重要になってくると思う。

○テレ朝ふかや:
最後の質問にしたいが、繰り返すようだが、作業員の確保は具体的に考えて行かないと思うが。その辺りはどのように?いつからどのように考えてやっていくのか?

○尾野:
これはだな。あのぉぉ、もう何時からというよりも、以前からぁ、私ども、あのぉぉぉ、協力企業、まぁ現場でぇぇぇ、 ええぇぇ、様々な活動のぉ、ええぇぇ、プロモーションをして頂いている訳だがぁ、

こうしたところと、ええぇぇぇぇぇ、安定的にぃ、、作業を、、実施していけると、いうことでは、よく相談やぁ調整をしているところである。それからぁ、、地道ということになるがぁ、除染活動であったり、

除線というのは、構内の線量低減活動であったりぃ、あるいはぁ、そうしたことを通じて、あのぉぉ、ノーマスク化、といっているが、今マスクをして作業するというのは、したことのある方はご存知かと思うが、

非常にぃ、あのぉ、作業効率が悪くなる。ですのでぇぇ、ええぇぇ、環境を良くすることでマスクをしないで済めば、それだけぇ、ええぇぇ、仕事の段取りが早くなる。そうすることによって、同じ仕事をするにも線量が小さくなることになるからぁ、

こうした現実には現場というのは、小さなことの積み上げでしかぁ、実際の果実は得られないわけでありましてぇ、そうしたことも勧めている。

○テレ朝ふかや:
以上です。ありがとうございます。(18分)

○フリー村上:
2号機のベント管調査だが、残り4本残っているが、これの調査、今後の日程等はどうなっているか?

○尾野:
来週実施する予定になっているので、改めて実施すれば案内したいとおもう。

○フリー村上:
来週4本ともということか?

○尾野:
そうですな。来週4本やろうと思っている。

○フリー村上:
▼それに関連して細かいことだが、原子炉格納容器の最下部からベント管の接合部までの高さはは分かるか?

○尾野:
▼寸法関係か?それは確認させて後ほど確認したいと思う。

○フリー村上:
わかりました。ありがとうございます。

○東電石橋:
ほかいるか?

○読売前村:
▼2Fのダイバーが潜った調査の件だが、調査は何日から何日までやっていたのか?

○尾野:
▼えっとだなぁ、ちょっと確認して回答する。

○読売前村:
写真が8枚ぐらい出ているが、この中で見ていくと大きな損傷はなかったということで、こっから言えることとしては、2Fの4号機については健全だという理解でいいか?

○尾野:
▲先ず、日数だが、2月28日から3月6日の間で作業を行っている。別紙に写真で示しているが、サプレッションプールないといっても、ただのプールではなくて、中に色々な構造物が入っている。

その構造物のある意味、キモなるところを見てきている事であり、そうした状況の中で、ええぇぇぇ、優位な損傷などは確認されていないから、ある意味健全であったということである。

勿論、通常でも見られるような、ええぇぇぇ、塗膜面の錆があるとか、ある意味普通に見られることで、ま、こうしたことを定期検査の場合などは、ある期間事に補修したりするものなので、特に変わったところはないと理解している。

○NHK大崎:★★★
6号機の原子炉建屋の天井を塞いだという関係だが、これは水素の滞留を防ぐ目的で開けていたと思うが、塞ぐに当たっての前提として考えている条件というか、そもそも水素滞留を防ぐための代替的な対策が今別にあるのか?

今当然冷温停止状態だから、新しい炉心溶融があおこることがないことを前提にしているのか、その辺の前提条件整理はどのように考えていることを教えてほしい。

○尾野:
はいっ。わかりました。ご指摘の通りで、6号機の原子炉建屋の屋上部、穴を開けたというのは、発災直後に6号機の条件、安定してたとはいえ、サイト全体の厳しい動きの中で、万が一の場合の水素対流を措置するための措置として、

予防的に事前に穴を開けたということである。待っ、その状態で今日まで至っていたわけだが、現在冷温停止状態にあって、ある意味安定した状態が確保できているということなので、穴を開けたままにしていることによる雨水の侵入であったり、

そうしたことへの悪影響などを防ぐ意味では、塞いでおいたほうがよりよい、ということである。一方、今の状況としてリスクが有るとは考えていないが、何らかの事情によって名を再び開ける必要が生じた場合に、すぐに開けられるような手はずは別途、整えているところである。

# その時の都合で変わる原子力プラントの安全施設。ブローアウトパネルを固着させて取り外せないようにしたんだった、とか、先日公開されたビデオ会議映像でも…

○NHK大崎:
具体的にはどういう形での手当をされているのか?

○尾野:
穴を開けたところを鉄板で塞いで、処置している内容だが、あのぉぉぉぉ、再びぃぃ、、穴を開けるために必要な機材や、ええぇぇ、その人員の確保などは、ええぇぇ、随時出来るように、段取りが出来ている、状態を、確保しているということだ。(フェードアウト)

# 必要に応じて穴を閉じたり開いたり出来るような施工ではないと… 

○NHK大崎:
あの当時言われたのは、勿論、条件が今冷温停止状態にあることは理解した上だが、着手が遅くなれば、穴を開ける事自体にリスクが有るということを言われていたかと思うが、

○尾野:
あ、そういう意味だな。そういう意味から言うとぉ、2年前の状態と現状は相当、条件が変わってきておりましてぇ、燃料そのものの発熱量は指数関数的に、時間とともに減っているので。

○尾野:
あのぉ、現在の発熱量は、あのぉ、当時に比べると非常に小さくなっている、というようなことでぇ、時間的余裕に関して言えばぁ、あのぉぉ、全く物の進むスピードというのはゆっくりしたものとなっている。

# とにかく大丈夫な方向にしか解釈しようとしない。規制委員会がいうように自主的に安全性を高める提案を自ら進んで規制庁に言ってくるような、規制委員会が理想とする事業者になるのか。全くイメージ出来ない。活断層の評価会合見ても… 

○NHK大崎:
あの、それは了解した上での話しなんだが。つまり一般論的な話ではなく、6号機の今の状態を踏まえた上での対策だということで理解していいと。

○尾野:
はい。けっこうだ。

○NHK大崎:
わかりました。

○テレ朝前田:(初)★★★
先ほど、今後の人員確保について、協力企業との関係を気づいていかないといけないといったが、我々もそういった協力企業を取材しており、去年の東電の競争入札の拡充で、雇用状況が不安定になった下請け企業の声があった。

その他にも単価コストが引き下がっていくということで、原発作業員が辞めていくという事態もあるが。即刻な意見を伺いたいが、このような状況に対してどう感じるか?

○尾野:
これはですな。先ず、あのぉぉぉ、競争という、発注形態ということが、一概に悪であるか、というと、必ずしもそうではないと考えておりましてえぇぇ、これはまた、必ずしもそうではないと考えておりましてえぇぇぇ、

これはどの業界、どの事業、分野においても、ええぇぇ、外部にものを発注する際に、ええぇぇ、競争入札という方法によって、要はより、適正な価格でぇ、より高い技術を得ていくと。競争される産業自体も、

# 健康リスクが常に付きまとう原発労働。一体、どういう神経で他の業界や事業、分野を引き合いに出せるんだろうか。この未曾有の原発事故をそのように認識しているのか。特別扱い求めるくせに、こういうことは一般論を主張する分かりやすい姿勢。

○尾野:
競争によって技術やスキルを高めていく、そういうこともあるのでぇ、一般的にいって、これはいい、これ話は悪いという事が言えるようなことではないと思っているがぁ、今、私どもが競争としてしている中でも、

ええぇぇ、当然のことながらぁ、適切な価格、条件等で、契約していくと。いうことは、考えながら進めているのでぇ、そういったようなことがないように考えていくことかと思っている。勿論、特殊な業務分野の中でぇ、

ええぇぇぇぇぇえぇ、どういった形態がぁ、より、望ましく、よりぃ、いいのか、ということは常に考え続けていく必要があるテーマだと思っている。

○テレ朝前田:
取材をしていると価格重視に少し走りすぎているという声が上がっているが。

○尾野:
(コゴエ)それはまあ、あのぉ、中々一概に言えない問題だと思うのでぇ、個別の答えは、難しいのかなぁと思う。(ボソボソ)

○テレ朝前田:
今後、こういった声に対して何か対策を取る予定はあるか?

○尾野:
ま、これは工事の品質の確保ということや長期に渡る業務を考えていったときに、まっ、今後、検討や考えていく余地は、必要というのは、いずれにせよあろうかとは思っているが、今現在、具体的にどうということではないかな、と思っている。(フェードアウト)

○テレ朝前田:
人材の確保という点においては、非常に重要なことだと思うが。働きたくても単価コストが下がってくれば、働けないと仰る方たちもいたので。人材確保という麺に関してもなにか対策を取っていくべきだと思うが。

○尾野:
(コゴエ)えっと、先ずそういうことからいうとぉ、、あのぉぉ、仕事のォォ、まぁ、つまり、雇用して働いている方の賃金で言うと、ちょっと私どもの方から分かりかねるところはあろうかと思うが。

合理的な業務の進め方でぇぇ、ええぇ、コストの適正化を図っていくことは一方で大事なことだしぃ、ええ、まぁ、その上で、当然ながらぁ、仕事を受けた側の人が、その仕事が出来るだけの適正な価格であることも品質や安全を確保していくことでは大事だから、

# 仕事を受けた側が適正な仕事が出来るように努力するのは当たり前。危険手当ピンはね、しわ寄せは全て労働者に。http://j.mp/13KKPyw

こういったようなところのバランスを取る事の方法の一つということで競争入札という方法が一つにはあると思っている。ただぁ、それにぃ、固執した考え方だけで、すべて進められていくかというと、

そりゃまた、あのぉぉぉぉぉ、最もいいベストバランスの場所がどこか坂がしていく活動になると思うので、今後、長期的に検討していく課題とは認識している、ということで先程申し上げた通りだ。

それからぁ、要員の確保で考えて行くと、ええぇぇぇ、要は、業務の発注というのがぁ、まぁ、目の前に来て、突然発注されてぇ人を集めて下さいというのと、計画的に発注行為が行われて、人を集めてくると言うのが、

現実問題としては、実務においては相当違ってくることになるので、私どもも、ようは、ロードマップと言う形でぇ、大きな計画は出しているが、そうした物を、つまり、現場の工事に落とし込んでくときにぃ、

色々早い段階から準備をして発注してくると言うことが、ある意味実務的には大事な事かと思っている。この話は、ある意味ぃ、永遠の課題みたいなところがあるのでぇ。

一つ一つ、ええぇぇぇ、進めて行く、、手探りの部分はあると思うが、バランスをとる活動はというのは、いずれにせよ、かんどうと。必要なことかと思っている。

○テレ朝前田:
…。 

# 拷問… orz

○尾野:
すいませんっ。答えになってないかもしれないが、いずれにせよバランスのいる話しだ。

○東電石橋:
最後に1点差業予定を案内する。現在、福島第一で測定中のモニタリングポストだが、3月11日~31日の8時~17時の時間帯で構成点検を行う。一局ずつ点検するので、この時間帯に1曲ずつ欠測になることを予めお知らせする。それでは終了する。



~ 終了 18時11分(41分)

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