2013年7月4日木曜日

2013.7.4(木)16時30分 ~ 【FPCJ】原子力規制委員会 田中俊一委員長による記者会見(要約)

2013.7.4(木)16時30分 ~ 【FPCJ】原子力規制委員会 田中俊一委員長による記者会見(要約 - 速報)

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世界の関心、薄ッ 一生懸命やってるのに… YouTube



司会:本日は原子力規制委員会の田中委員長:委員長に原発の新規制基準についてお話頂く。通訳者は谷上さん。携帯電話はマナーモードでよろしく。#iwakamiyasumi3


田中委員長:はじめに簡単に挨拶する。このような機械頂き誠にアリガトウゴザイマス。昨年9月に新たに原子力規制委員会が発足して依頼、発電用原水路の安全基準が7月8日から施工されることになった。#iwakamiyasumi3

田中委員長:大変短い時間で多くの作業があったが、私、他4人の委員、寄生庁職員、サポートして頂く、原子力基盤機構JNES職員、更に外部の有識者、国民からも数千というか今まで内容なパブコメ頂いた方々の尽力を得て、#iwakamiyasumi3

田中委員長:現時点で私が判断するには最善に近いものができたと判断している。申し上げるまでもないことだが、今回の規制基準を見直す契機となったのは、福島第一の事故である。事故を規準に盛り込むことで、#iwakamiyasumi3

田中委員長:これまで立ち遅れていた原子力規制がやっと国際基準に近づいたものになったと思っている。今回の規制基準の中で特に私どもが配慮したのは、我が国の国土が置かれている自然条件を前提とした外的要因に対する対策がある。#iwakamiyasumi3

田中委員長:この点については、世界的に見て大変厳しい規準になったのではないかと思っている。しかしながら規制基準は書物で終わるものではない。来週から始まる審査の中で真価が問われることになる。#iwakamiyasumi3

田中委員長:私達規制サイドも専門性をさらに高めることは勿論、それに基づいた幻覚な審査を行なって行きたいが、これまでしばしば見られた事業者が規準ぎりぎりクリアすればいいのだという態度は改めて、#iwakamiyasumi3

田中委員長:より安全を向上させる基本的な安全文化に基づいた姿勢を醸成し、確立して欲しいと心から願っているところである。#iwakamiyasumi3

田中委員長:そういった繰り返し行う中で、新しい規準の中に魂がこもる、ほんとうの意味で生きてくると私は考えている。まだまだやる仕事はこの規制基準以外にあるが、#iwakamiyasumi3

田中委員長:私達の取り組みに感心を持って頂いている皆さんの質問をできるだけたくさん受けて、私なりに説明申し上げたいのでよろしくお願いする。司会:質問は外国プレスの方のみ。一人1問で。時間があれば2問も可能だがよろしこ。#iwakamiyasumi3

ドイツ?:日本は規制いい加減。信号無視とか放射性物質垂れ流しとか~ それに従わないと何も意味は無い。果たしてそういった規制を導入して守るチャンスは日本にあるのか?#iwakamiyasumi3

田中委員長:やや個人的な意見になるかもしれないが、ドイツから比べると我が国は少しルーズなところがある指摘かと思う。その点も踏まえて努力しないといけないと思う。#iwakamiyasumi3

田中委員長:どの国でもいろんな欠点、間違い起こすが反省して直す努力することが私自身は大変大事。その可能性を捨てることはいつでもできるが、その可能性を捨てるほど日本人がダメになっているとは思わない。#iwakamiyasumi3

# つまり自民党、民主党は日本人ではないんだな。##

ドイツフリーランス:活断層の定義は?どこかで40万年と読んだが、どこかの新聞では13万年とでている。活断層の定義は?#iwakamiyasumi3

田中委員長:活断層の定義は将来動く可能性のある地層、欠陥になる。12,3万年は氷河期が終わり、12~13万年から現在であれば動いていることが調査でつかみやすいが、それでも分かり難い場合は、#iwakamiyasumi3

田中委員長:40万年前まで遡って判断すべきであるというのが今回の私どもの判断。日本列島は40万年ぐらい前からプレートにクス運動とか、ほぼ同じ状況にあるのが、地球物理学社の判断であり、#iwakamiyasumi3

田中委員長:そういったことを踏まえて40万年ぐらい前まで遡って調査しておけば、一応大丈夫だろうという判断だ。#iwakamiyasumi3

ドイツ記者ARDラジオ:原子炉の再稼働の判断するタイミングについて。東電が柏崎刈羽原発について申請表明をした。なるべく早く表明しておかないと再稼働判断まで時間掛かる懸念があったと思う。#iwakamiyasumi3

ドイツ記者ARDラジオ:規制委員会には十分なスタッフおらず、対応できない考えからだとおもうが、柏崎刈羽にどれぐらい時間がかかり、我々に結果が知らされるのは何時ぐらいか?#iwakamiyasumi3

田中委員長:結論から言うと、申請の内容に依存する。新しい規制基準の要求事項を満たしていれば、比較的早く安全かどうかという判断は早くすると言っている。どれだけ満たされているか、必要書類があるかどうかによって審査期間は変わってくる。#iwakamiyasumi3

田中委員長:原子炉を再稼働する、動かすことについては、私どもはその責任は事業者、政治家が地元理解を得て行うべきであり、規制機関のミッションではないと再三申し上げている。#iwakamiyasumi3

田中委員長:柏崎刈羽は新聞によればm知事が納得していないので再稼働時間掛かると思うが、我々は外的要因に対してすみやかに審査を進めるということだ。#iwakamiyasumi3

ロイター:今までの東電の隠蔽体質や、福島第一原発での今尚続く非常に劣悪な労働条件、汚染水問題、といったことを鑑みると、それでも東電が原発を運転する事業者として運転できる資格があるのか?#iwakamiyasumi3

田中委員長:その質問の直接答えることはできないし、避けたい。東電の隠蔽体質は10年ぐらい前のことを指摘していると思うし、1Fの様々なトラブルは私共もできるだけ少なく、リスクを下げる協力をするため日々取り組んでいるところだ。#iwakamiyasumi3

ニュー・サイエンティスト:基準ぎりぎり超える態度ではなく、しっかり超える努力してほしい発言あったが、裏がえせばこれまで事業者にそのような態度なかったのか?そのことを改善することに対する自信は?#iwakamiyasumi3

田中委員長:足りなかったのは事実。科学技術失う恐れ、安心があって事故が起きたと思う。事業者も反省していると思うし、バックフィットにより、法的に強制できる仕組みを作った。#iwakamiyasumi3

田中委員長:安全については私自身はゴールはないという認識で、安全に対する安全がパラマウントな目標である意識を少しずつでも作っていただくこと。これは長い時間がっかるかもしれないが、#iwakamiyasumi3

田中委員長:そういったことを我が国社会、事業者含めてならない限りは本当の意味での安全確保は難しいと思うが、それに向かって日々努力してきたい。#iwakamiyasumi3

科学雑誌:放射線安全の意味で、いくつかの研究施設でも問題、事故があった。J-PARCも勿論含まれる。"もんじゅ"も安全性確認されるまで稼動ないと。信任うけとって再開、何が必要と考えるか? #iwakamiyasumi3

田中委員長:"もんじゅ"、加速器は存在的リスク、目的が違うので、そこは分けて考える必要あると思う。放射線利用施設、加速器も我が国でも医療目的で数百台。なかでもJ-PARCは世界でもトップクラスの出力の高い加速器。#iwakamiyasumi3

田中委員長:それを動かす上で少し抜かりがあったことは間違いない。ああいった先端科学の研究者にありがちな 研究優先の気持ちが大きすぎて安全意識が下がったことが J-PARCの典型的な事象だと思っている。#iwakamiyasumi3

田中委員長:一方、"もんじゅ"はナトリウム冷却のロで、かなり大きな発電行う発電炉として作られており、潜在的なリスクが大きく、厳しい基準が必要と考えており、今回の是正措置、命令を出したということ。#iwakamiyasumi3

フランス記者:一つの考え方たとして外国人専門家を誘致して審査する機会を与える可能性を聞きたい。欧州議会の議員が本人が期待と思っている。日本の政府側、公共機関が提供する情報を信用していないので自分で見たいと言っている。1F石棺については?#iwakamiyasumi3

田中委員長:外国はIAEAやアンスケアもきて調べてるし、色んなコトしている。その事自体は環境の汚染状況は我が国は相当努力している。信用するかどうかは別の問題として相当進んでいると思う。#iwakamiyasumi3

田中委員長:ただし、1Fのサイト内の事故調査においては、外国からいろんな申し入れあるし、さらなる調査は、現場放射線量高い状況を踏まえながら進めて行きたいと思っている。#iwakamiyasumi3

田中委員長:事故調査は国際的な責任でもある。外国の方の協力得て進めたい。サイト外の汚染については汚染の状況が正確に把握されているか、よりは住民が帰れない、低線量に対するコンセンサスがあり、その解決に向かって今関係者で努力しているところだ。#iwakamiyasumi3

田中委員長:それから石棺にするかどうかだが、チェルノブイリはアクセスが全然出来ない、冷却もできないのでああいう手段をとったと私は理解している。石棺にすれば熱が何十年、何百年出るのでその対策がずっと続く。#iwakamiyasumi3

田中委員長:大変でも少しずつデブリを取り出し、きちっと廃止措置を続けるほうがいいのではないかと、私自身も判断するし、今の国の方針もそういうことで進めている。#iwakamiyasumi3

AP通信山内:事故から2年間の間に安全文化、事業者、規制側にどれぐらいの変化があったか具体的な例を教えてほしい。自発的に事業者が安全文化を高めていくために規制側としてどういうことが出来るか?#iwakamiyasumi3

AP通信山内:再稼働、安倍政権になり再稼働に積極的。安全文化より、先に取り敢えず新しい規制で再稼働したい。それが事業者再稼働に繋がっていることについてどう思うか。#iwakamiyasumi3

田中委員長:事業者が安全文化にどれだけ取り組んできたことは明確に把握しているわけではない。今回の新しい基準を満たすことは、自主的に安全レベル向上させることは間違いない。安全文化、心に掛かる問題はかなり時間をかけた取り組みになる。#iwakamiyasumi3

田中委員長:事業者が再稼働をしたいという要求を持つのは国当然のことだと思う。相当な経済効果があるので。私共の立場としては基準をきちっと満たしてもらうこと。#iwakamiyasumi3

田中委員長:再稼働は事業者と地元の関係で決まるのでそこまでコミットしないが、事業者から申請が出てくる事自体は自然なことだと思っている。#iwakamiyasumi3

?記者:冒頭に規制文書ができただけでは充分でないといったが、実行させていく上での権限を委員長はお持ちか?保守、メンテ不備、人身事故あって報告なかった場合に是正させるのにどのような権力を使えるのか?#iwakamiyasumi3

田中委員長:規制委員会は大きな権限を持っており、従わないと原子炉再稼働できないし動かすことも出来ない。バックフィット精度あるし、保安規定まで決めるので、それに対する法的違反があれば、#iwakamiyasumi3

田中委員長:それをベースに原子炉の稼働を止める権限がある。今までとは全く違ったパワーを持っている。権限を持っていると理解してもらっていい。#iwakamiyasumi3

司会:外国プレスの方だよね?ロイター浜田:あい。新潟県の泉田知事が規制委員会がまとめた災害対策指針を批判したことについて、かなり個性的な発言だと委員長は昨日の会見 http://j.mp/122PzOu で指摘されたが、#iwakamiyasumi3

# 同日には公開されていた当該会見の速記録。http://j.mp/122PzOu 朝日記者の質疑。その直後に当人も質問してるんだから、その時に聞けよ…

ロイター浜田:率直にって不適切な発言だったのではないか?安全文化を重視する観点で、異論を唱える人に対して、私は侮蔑的とも取れるニュアンスで発言したことについて、私はそう感じたがどうか?#iwakamiyasumi3

田中委員長:それは取る人の自由だ。www  #iwakamiyasumi3

# ~通訳で一呼吸~ 

田中委員長:もうすこし!正確にその状況を説明して頂いたほうがいいと思うんですけど。防災指針というのは、今回の原子力発電所の事故を踏まえて、私共は作ってきた。それに基づいて、各地方自治体が防災計画を #iwakamiyasumi3

# 音量が2倍に…

田中委員長:住民に責任をもっている各自治体が作ることになっている。昨日、お答えしたのは、我が国の殆どの自治体、県を含めて各市町村では、おおよそ防災計画は出来ている。#iwakamiyasumi3

田中委員長:しかし、それに対して泉田さんがいろいろおっしゃっていることは私も承知しているが、だからそういう意味では100人のうち、一人とか二人とか、という例になると、やや個性的ですねということを、個性的なご意見ですと申し上げたので。#iwakamiyasumi3

田中委員長:今!指摘のようなことはなにもないと私は思っています。司会:更に質問伺いたいが、時間になった。じゃあ。1問だけ。#iwakamiyasumi3

AFP檜山:安全文化について。事業者側の安全文化の促進で規制側できることは今回の新基準の中で仕組みで入っていれば伺いたい。というのは国会事故調のレポートでも日本の文化が事故につながっていった記載があった。#iwakamiyasumi3

AFP檜山:そういったことも絡めて、規制の面から安全文化を促す工夫、仕組み、あるか、どういったことが考えれるか?#iwakamiyasumi3

田中委員長:セーフティーカルチャーは規制基準でコントロールできるものではないことが大原則。規準の中にセーフティーカルチャーという言葉は入ってない。ただし、今回の新しい基準は今までと比べるとかなり厳しいことを要求しているので、#iwakamiyasumi3

田中委員長:今までの常識、カルチャーから見るととても耐えられない厳しい要求があるので、そういったことを満足する中で少しずつカルチャーがフラッシュアップされると思っている。#iwakamiyasumi3

司会:時間オーバーになったが、田中委員長ありがとうございました。田中委員長:ありがとうございました。#iwakamiyasumi3

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