2013年9月4日水曜日

東電会見 2013.9.4(水)17時30分 ~ 1号機タービン建屋、高温焼却炉建屋における地下水流入調査結果(地下水流入箇所確認-映像あり)・護岸エリア水ガラス地盤工事進捗状況・H4タンクエリアパトロール映像紹介・鋼製溶接タンク外観写真(G3エリア)・ほか

東電会見 2013.9.4(水)17時30分 ~ 1号機タービン建屋、高温焼却炉建屋における地下水流入調査結果(地下水流入箇所確認-映像あり)・護岸エリア水ガラス地盤工事進捗状況・H4タンクエリアパトロール映像紹介・鋼製溶接タンク外観写真(G3エリア)・ほか



3時間42分

さくせいちう


報道関係各位一斉メール 9/4(水)~ 9/5(木)

○福島第一プラント 9/4(水)~ 9/5(木)

○指示・報告 9/4(水)~ 9/5(木)

漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 9/4(水)~ 9/5(木)

環境モニタリング・サンプリング 9/4(水)~ 9/5(木)

○その他 9/4(水)~ 9/5(木)
  • --



■福島第一の状況




○東電なかやま:
会見を始める。原子力立地本部長代理の尾野さまである。司会進行はなかやまが勤めさせてもらう。よろしこだ。では、資料に沿って説明させてもらう。

○尾野:
よろしこだ。

福島第一の状況 http://j.mp/17yHz9C [原子炉および格納容器の状況]1~3号機注水については安定継続。[圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]示したとおりだ。

[使用済み燃料プール]循環冷却システム運転中だ。[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号機タービン建屋から高温焼却炉建屋に9時44分まで移送実施。3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送実施中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリー運転中。[その他]縷縷あるが、先ず、関心の高いことだが、バブリング試験の準備状況である。本日までの準備状況ということでは、現在、コーキング部からの空気漏れがあったということで、

十分、加圧状態が維持で来るようにコーキング作業を本日行っている。従って、圧力をかけてのバブリングの確認は明日以降ということで考えている。それから、本日、水処理数報があるので、案内する。


■高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について


「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第115報) http://j.mp/17yHmmZ <添付資料>http://j.mp/17yHqTF 」

添付資料1 http://j.mp/1dPx3QQ であるが、左下、

1号機 13,700m3[-100] 2号機 23,300m3[★-2000] 3号機 23,000m3[★+1000] 4号機 17,500m3[+400] 1~4号機貯蔵量合計 75,500m3。

この移送先であるプロセス主建屋に移送されて貯蔵されている量、貯蔵施設側(プロセス主建屋13,380[+130]+高温焼却炉建屋 3,280[+260])合計16,660m3。先週の処理量 5,550m3。

# (先週)1号機 13,800m3[-200] 2号機 23,300m3[+500] 3号機 22,000m3[-400] 4号機 17,100m3[+300] 1~4号機貯蔵量合計 76,200m3。##

# 貯蔵施設側(プロセス主建屋13,250[+180]+高温焼却炉建屋 3,020[-1,190])合計 16,270m3。先週の処理量 6,280m3。 ##

稼働率 キュリオン0% サリー66.1%。廃スラッジ +0  使用済みベッセル +3本(568本)

# (先週)稼働率 キュリオン0% サリー74.8%。廃スラッジ +0  使用済みベッセル +0本(565本)##

濃縮塩水受けタンク量 280,770m3[★+2,276]、淡水受けタンク29,573m3[+294]濃縮廃液貯蔵槽 9,230m3[+0] 処理水貯槽 21,012m3 [-24]

# (先週)濃縮塩水受けタンク量 278,494m3[★+2,648]、淡水受けタンク29,279m3[+258]濃縮廃液貯蔵槽 9,230m3[-4] 処理水貯槽 21,036m3 [+53]##

(説明なし)廃液供給タンク 1,085m3[+76]SPT(B)1,368m3[+269]

# (先週)廃液供給タンク 1,009m3[+235]SPT(B)1,099m3[+99]##

添付資料3 http://j.mp/14qOsWy 上の2つの段。こちらが2号機、3号機のタービン建屋の水位だが、OP3000絡まりでコントロールできる見通しだ。その上で一番したである。

★★★濃縮塩水のタンク容量と貯蔵量の見通しだ。当面、貯蔵量とタンク容量はカバーできる見通しである。


■H4タンクエリアパトロールの様子(動画)


それからタンクパトロールについて、現状、動画を用意しているのでそれを見て頂きたい。 http://j.mp/17yHClR タンクパトロールの様子について撮影した動画だ。3名一組でタンクパトロールを行うということで、

動画説明 http://j.mp/14qSXQN)持ち場に向かっているところである。で、堰の中に入って個々のタンクの確認をするということで、この者はγ線の、あ、失礼。β線の測定機を持っている。… 

# まだ全て東電社員。下請けにやらせる前の新しいルールの確認段階。##

一定の高さでタンクの周囲をサーベーしていく。… で、◆γ線(β線)の線量計を持たないこの者は、タンクの上部の状況確認を行っている。… ま、こうした形でタンクの周囲を縫うように確認する。バルブの締り具合を確認している。

それぞれの場所を見ていきながら全体の確認を手分けして行っていく形である。こちら、パトロールの様子についての撮影、全体でかなり長尺物になる。本日はこちらのポイントになるところを紹介しているが、

名前部分の個人名称の部分のマスク等の作業があるので、そうした作業をした上でHPの方に載せたいと思う。ま、そうした処理に大体1週間ぐらい掛かるのではないかと思うが、その後、HPに載せさせてもらいたい。こちらについては以上だ。


■H5エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(訂正版)


手元に資料を配っているが、「福島第一原子力発電所構内H5エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(訂正版)http://j.mp/199VO49」ということで、データの追加がある。

H5 No.5とNo.6タンクの間の継ぎ手の部分で、滴下があったということで以前話していたと思う。で、この水滴の分析を行うということで、ま、量が少なくて計器で計るのが難しいということだったが、

サンプリングをしてきて、所定量になるように調整を行って、測定を行った。その結果を示している。セシウム134/137、全βということで示しているが、やはり全βが10^5 オーダーということで高いとうことである。

こちらはタンク由来の水と考えた時に、ま、整合する結果かと思っている。


■護岸エリアの状況について★★★


それから護岸エリアのガラスの注入状況ということで進捗の説明だ。「護岸エリアの状況について http://j.mp/17yHTp2」上の段は水位計の挙動ということで示している。したの方はガラス注入の進捗状況ということで示している。

これを見るとガラス注入の進捗ということで、No.4(No.1-4)からだんだん遠い所まで来たので、No.4(No.1-4)のハンチングが、このところあまり顕著に出ていない状況ではあるが、

逆にNo.3(No.1-3)のあたりが不安点になってきてややハンチングが見えているということで、一番至近のデータは一旦振りきれて下がってくるということで、青い線が端っこにハンチングしていることが分かるであろうと思う。ま、そんな状況だ。

# No.3とNo.1-3はあるんだら正確に言ってよ。No.4も正しくは No.1-4は別物でしょ。言い間違いというか読み間違いが多すぎるよ… ##

裏面。No.2エリア、No.3エリアの作業進捗状況を示しているので、参考にするのだ。


■はしょり


その後ろだが、海側の方だな。の、測定結果を付けさせてもらった。海水のサンプリング結果、それからH4タンクエリアから水漏れに関するサンプリング結果。これは昨日から今日にかけてのデータも含んでいるが、つけているので、

データとして、ま、既に知らせているものだが、参考にするのだ。

# 昨日、本日分↓ ##

「H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果 http://j.mp/1a5dOha」「地下水バイパス、海側観測孔 トリチウム分析結果(採取日:8月26,27日) http://j.mp/17yH7Iz」

「地下貯水槽・貯水槽観測孔・地下水バイパス、海側観測孔分析結果(採取日:9月3日) http://j.mp/17yHbIn」

「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その2) http://j.mp/17yHfHZ」「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その2) http://j.mp/1a5dRta」

「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その2) http://j.mp/1a5dRta 」「福島第一護岸「地下水観測孔No.1-2」試料のろ過処理による放射能濃度変化について http://j.mp/1a5dP4C 」

「福島第一原子力発電所1~4号機建屋周辺地下水の詳細分析結果(PDF 114KB) http://j.mp/1aiGbvL 」

「福島第一護岸「地下水観測孔No.1-9」試料のろ過処理による放射能濃度変化 http://j.mp/1aiGff5」「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結(その3) http://j.mp/1aiGIxG 」

「H4エリアのタンクにおける水漏れの影響に関するサンプリング結果 http://j.mp/15UpUZE 」

「福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果 http://j.mp/15UpW3w 」「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 http://j.mp/15UpYZl 」

「地下貯水槽・貯水槽観測孔・地下水バイパス、海側観測孔分析結果(採取日:9月2日) http://j.mp/15Uq0Aw 」

「福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果 http://j.mp/15Uq3w8 」


■1号機タービン建屋および雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)における地下水流入調査結果 ★★★


それからぁ、先般案内していたが、タービン建屋地下に地下水が流入している箇所の調査ということで、カメラを落としての調査を行うということを言っていた。手元の参考資料、PP資料。

「福島第一原子力発電所1号機タービン建屋および雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)における地下水流入調査結果 http://j.mp/17yI43t(動画)http://j.mp/17OMeWX」ということで、

全部で複数箇所、調査を行うと言っていた物のうち、この2箇所については、先週末、調査を行うと言っていたが、その結果が上がってきたので紹介したい。2,3ページだ。

1号タービン建屋の地下で、周辺に存在しているトレンチ等から漏えいが懸念されている場所で、調査がまだされていなかった箇所、と言う場所の調査を行なっている。2ページの調査箇所と書いてあるところ。

こちら、その上階の床に穴を開けて、カメラを落して確認する方法でトライしてみた。結果を3ページに書いてある。写真では若干分かり難いが、ダクトが存在している壁面から、水が流下している状況が確認出来たので、

★★★ここが一つの流入点になっている事が確認出来た。それから、HTI(雑固体廃棄物減容処理)建屋の方だな。こちらの調査について、4ページ、5ページに示している。連絡ダクトが接続しているところ。

そこの中の状況を確認するということだが、これ、水面下の確認になるという事で、カメラの先に吹き流しを付けて、流れがそちらから出ているかどうかを確認する、と言う方法で見てみる。

5ページ下の方に写真が付けてあるが、★★★吹き流しが勢いよく横に流れる場所があることがわかりましてぇ、やはり、そこで流れ出ていることが確認出来た。これ、写真では分かり難いので、動画でちょっと案内したい。

(動画説明 http://j.mp/17OQo19)先ず、最初に、ここのところに流れが出ているところが見れると思う。3ページ目の下の写真に相当する場所だ。で、これからこの上の方に、カメラの視点を移していく。

そうすると3ページの上の写真の位置にずれてくる。… 画像が暗くて若干見にくいが、1分40秒ぐらいの所まで飛ばせるか? この辺をちょっと注目しとくのだ。… 

えっと、若干、スクリーンの関係で映りが悪いが、この付近に流れの動きが見えている状況なる。それぞれのパソコン http://j.mp/17ORslE で確認すれば、もう少しよく見えるかと思うが、そういうところだ。

それ以降、ちょっと映りが悪くてよく分らないが。こんな形である。それから、5ページだな。こちらはカメラの先端に吹き流しをつけて、吹き流しが付いている状態で上から見ずの中に垂らしていく。

流れがあると吹き流しが横に流れる様子を見ている。ここに吹き流しが付いているが、カメラで上から下を見ている様子だ。カメラの先に針金を付けて、その針金に付いている吹き流しが横に流れている状況が見れてとれる。

これが4ページ上で示している箇所で確認が出来たということで、壁の側から流れが出ていることがわかった。あとは、ちょっと同じような絵である。私からは以上である。


■福島第一原子力発電所G3エリアタンク


ちょっとまつのだ。先般、タンクの堰など写っている全体の外観写真をHPに載せて利用可能にしてくれるとありがたい、と言う話しがあったので、HPに既にこういう写真 http://j.mp/17OTXEB を上げさせてもらった。利用するのだ。

# そういう安全安心アピールに繋がる素材はスピーディに提供するんだ。凄いギャップ。わざわざ撮影しにいったとかなら、もっと笑えるんだけど、どうなのか。##

私からは以上である。

○東電なかやま:
それでは質問を頂きたい。その前に先程見てもらったタンク動画2分物は、http://j.mp/17yHClR 本日からHPにアップしている。1時間ぐらい物があり、そのダイジェスト版になる。

1週間かかるのは1時間物になる。作業者等の名前とかマスキングして1時間物はアップしたいと思う。それでは質問を受けたい。(18分)



■質疑


0:17:40
●ロイター斉藤:



0:20:50
●ファクタ宮嶋:



0:26:25
●東京新聞清水:



0:34:20
●テレ朝松井:



0:47:05
●LCM吉本おしどり:



1:11:05
●共同こくぶん:



1:23:20
●東電尾野:【要約】

▲溶接タイプのタンクは今なん基あるかという質問があったが、G3エリアで52基。H8エリアで16基が既にインサービス。

▲γ線の測定はカバーの有り無しでγ線をパトール時に実施。

▲溶接タイプの現地施工期間は2ヶ月程度。



1:24:35
●フリー横田:【おこし】

・安倍総理は最近になって国が前に出ると指示をして、昨日、3日に原子力災害対策本部で、総合対策を示したということで、これによって何が変わって、どういう対策が加わったのか?凍土方式前倒しということもあるが、具体的に2年間がどれ位前倒しできるのか伺いたい。

(尾野:先ず、国が一歩、二歩、前に出て主体的に取り組んでいく内容について、★★★我々から何かこういうことをやるということは必ずしも適当ではないと思っている。ただ、今の状態なかで凍土方式を進めていく中、その完成が的確に早くなるように進めていくというお話しであったり、もう一つは、多分、汚染水から汚染を取り除く、我々はALPSと呼んでいるが、そうした設備の昨日、能力を上げていく必要が重要であるとお話があったと聞いている。そうした方向性は今の発電所の状況の中では重要な事だと思っている。)

# まるで人ごと… ##

# 東電まかせにはしないと事故収束に一切関わっていないような説明を繰り返す、福島第一のことは何も知らない、これからは対策に乗り出すと国内外に説明する政府、経産省が、そんな具体的な提案と予算をこの短時間で決めることができるのか。流石自民党ですなぁ。国民舐めるのも大概にしろ。##

あの、具体的に2年かと言われている凍土方式の完成までの機関が前倒しできるというのは事前に前倒しがありがんばれがどれ位になるという回答をしたのか教えてほしい。

(尾野:それは我々の答えというより国の中での検討である。その中での答えだと思っている)

いや、先程も{ファクタ宮嶋記者から}質問が出たが、今、フィジビリティスタディをやっていると。凍土方式について。東電としてはそういう工程表、フィジビリティスタディをいつ頃までやって、その結果を待って本工事に入ると。という日程を組まれて、それがトータルで2年間だと見積もっていたと思うが、それがどれぐらいまで短くなるというのは、国からは問い合わせなりやりとりはしていないのか?

(尾野:若干分かり難いところがあるかと思うが、凍土方式の遮水壁の工事、あるいはその広報、フィジビリティースタディ、これらは政府が持っている汚染水対策検討会。それから、その下でより具体的な検討はゼネコンも入った状態で行なっているタスクフォースというところで、これはまさに政府主導で進められている内容だ。我々がこの期間でできますよとか、これでいけますよ、とか、そういうことで議論が進んでいるということではない。その質問については答えかねる。)

# 尾野氏によると、政府は東電に確認もなしに好き勝手に計画を立ててるそうですよ。で、470億円必要だとか、オリンピック大丈夫とか言ってるんだね。東電をけしからんと人ごとのように振る舞ってる割には、1Fのことはよくご存知なんですね。人としてどうなの大臣。##

共通認識に当然なっているんじゃないのか?政府側が主導でやっているにしても、東電に対して東電に対して最初に2年間で見積もり立てていたけど、安倍総理の強い意向もあって、いや、一年半になりましたよ。というのは全体的に加速しない溶けないとか、

(尾野:そりゃそういういみではそうだが、質問の趣旨が当社から急げば何年で出来ますか、はい、何年です、ってことで、ああいう数字が出てきてる、っていう、そういう性質のもんではない。)

# ものの例えがわからんのかこの人は… 言わんとしてることは分かるだろ…  ( ゚д゚)ポカーン ##

じゃあ、質問変えますけど、どれぐらい前倒しできるということなのか?政府から聞いている数字でもいいが、2年が何ヶ月短くなるのか?

(尾野:ちょっと… 具体的には… あのぉ、今分かりかねるか、と思っている…)

全然連絡がないのか?あるいはこういう対策を、お金をかければ何ヶ月短くなるよとか、こういう新しい方法が見つかったから、これで2年間が短縮できるよとか、総い話は聞いていないのか?

(尾野:あの、現状として、ええぇぇぇ、凍土式の遮水壁をつくっていく、その意図、意義、というのがあるということで、汚染水対策委員会の中で、その方式を取りましょうと。それを準備しましょうということで、決定されたということは、先般、6月に話したとおりだ。その中で、具体的な施工に関しては、いわゆるこうした大規模な施工例というのは、ある意味、技術的チャレンジでもあるから、フィジビリティスタディも合わせてやるということで、そのフィジビリティスタディを具体的に実行して、先に進めていくことは、委員会のもとに設けられたタスクフォースでコントロールされているということでありますんで、その内容について、私から説明する事は難しいと思っている。)

★★★普通に考えれば大規模な実験でフィジビリティスタディをやっているということは、不透明なリスクが有ることは事実だということですよね?それであれば、益々ある程度の見通しなり、根拠が必要になるのではないかと思うが、それをなんか政府任せにしているのが信じ難い。東電としてはどういう認識というか、本当に行けるのかどうか、見通しは持たれているのか?

(尾野:あのぉ、まさにそれを確認するのがフィジビリティスタディということだから、それは、あのぉぉぉ、まさにぃ、ええぇぇ、政府におけるタスクフォースの中で、実施されている。勿論。我々もそれにしっかり★★★協力していくし、最終的に施工ということになってくればそれを早く実現していくことの重要性というのは、承知しているから、全体の工程の調整だとか、そういうことの中でどうしていくか、といような、具体的な議論になってくるわけなので、当然、我々も早く実現していくように努めていくことかと思っているが。そこに対して具体的な回答を求められても答えしかねる。というか、答えにくい。)

# 見通しもないものにナンデそんな予算がつくんだよ… 政権の支持母体ゼネコンにお金落とせればそれで良い自民党政府と、見返りを求められない莫大な廃炉コストを負担してもらえればそれでよし東電。WinWin。え?国民?バカにはオリンピック決定で満足。長期政権めでたしめでたし。##

# なめとんか。##

ちょ、ちょっと質問をかえるが、2011年当時は馬渕隅を総理補佐官がチームの責任者だった頃は、凍土方式ではなくて、鉛直バリア方式とそういった遮蔽する方式で、ベントウォールスラリー方式ということで、凍土方式ではなく、別の方式を決定したと。で、株主総会の直前で、発表寸前までいって、1000億円ぐらい見積金額がでていたと。東電内でそういう検討結果が出ていることは当然ご存知だと思うが、それよりも凍土方式が今浮上していると。それをおかしいと思わないのか?当時の資料を見せて頂けるか?ベントウォールスラリー方式。馬淵澄夫さんが責任者として、当時、一番最適だと決めた、決定に関する資料は次回までに見せて頂けるか?

(尾野:先ずですな。あのぉぉぉぉ、まさに中長期のロードマップに関わる話と理解する。なので当然のことながらあ、)

中長期じゃなくて2011年当時に最適な方式として、凍土方式ではない別の方式が決まったと。それがフィジビリティスタディをやる以前に、より実績のある方法として、これでいくということがその辞典では決まっていたのに、株主総会前後でそれが覆されて消え失せてしまった、というのが今回の汚染水のの現状を招いた元凶ではないかと思うが。底の決定過程に関する資料を出してくださいと言ってるわけです。

(尾野:あのう、ちょっと申し上げると、その当時というのは、中長期ロードマップという言い方は正しくないな。正確に名前を今は覚えてないが、福島の原子力事故 統合対策本部という、もの、が、ありまして、すべてえぇ、あのぉ、発電所のぉ、対応をどのように進めていくとか、どういう対策をとってくかとか、こういったようなことってのは、その、中長期統合対策本部の、ア、失礼。ええ、事故対策の統合対策本部。こりゃ、政府と合同の対策本部だがぁ、その中を通じてえぇ、ええぇ、決定、ということがされていく、というような、仕組みであった、というふうに理解している。ですのでえぇ、今ほど言ってるような、ええぇ、ことってのが、具体的な決定になっているのか、と言うと、そういうことであれば、それは対策本部の中で、政府も含めて決定していく、ということだから、まっ、そういう流れになってたんじゃないかとおもう。で、一方、あのぉ、質問している、)

# 議事録、録音なしの当初から証拠隠滅前提の統合対策本部。統合会見で早い段階から朝日小堀記者に統合対策本部会議録をつけろと指摘され、議事録とる性質のものではないんですよぉ、みたいなアリエナイ回答してた野心家 細野豪志。1年後だったか議事録ないと大騒ぎに… ( ゚Д゚)ハァ? ##

馬渕さんは、東電と一緒に会議をやって、検討して、4種類の方法からベントウォールスラリー方式で決定したんだということを民主党の汚染水対策本部の第2回会合、30日にあった会合で、はっきり東電と勝谷対策監の前ではっきり言って、原点に立ち返るべきだ、ということを強調されていたんですが、その資料をもう一回見直して、今の凍土方式と比べて、本当に凍土方式がいいのか、原点に立ち返って完璧に遮蔽する方式がいいのか、もう一回、再検討すべきじゃないのか?そういう意味で資料を出して下さい、とお願いしているんですよ。

(尾野:あの、今、行われようとしている凍土方式の議論というのは!現在ですよ!現在、行われようとしている議論というのは、我々が、ええぇぇ、勝手に凍土方式が良い、ということで言い出したことではなくて、そうした、ようは、汚染水を、の対策を行うということのためにいぃぃ!)

# そう言い出すとまるで東電が税金をせびったみたいじゃないか。あくまで国が勝手に凍土方式でやれと言ってることであって、我々は従うだけですがな。政府と国がやってる計画に、我々がなにか口は覚める訳がありまへんがなと。あたま、大丈夫か。計画書を出してくれと何度言わせるんだよ。##

それはそういう決定があったのは前回も聞いたが、それとは違う結果が、2011年6月当時にでていたわけですから、それを見せてくれとお願いしている。これは出せないのか?

(尾野:あのぉ、ちょっと一部誤解があるようだ。聞き苦しいところがあろうかと思うが、

# 聞き苦しいのレベルじゃないよ。会話にすらなってないよ。これが政府がオリンピックのために東電に国費投入を決定した当日の東電の国民に対する最初の回答。いいんですか。本当に。このままこの会社と政府を放置して利害関係者同士で好き放題させて。いい加減目を冷めせよ日本人は。##

今、凍土方式という考えが出てきているというのは、我々が勝手に決めて、これで行きますと言ってるのではなくて!今現在もたれている政府の中の、汚染水対策委員会の中で、様々な方法が!議論されている中でえぇ!

# だからそれと比較したいから当初の計画を出してくれとさっきから質問されてるんでしょうが。なのに馬鹿みたいに「今の計画は我々が決めた計画でない!」と意味不明な人を小馬鹿にした回答繰り返す。こんな反省の欠片もない隠蔽企業に470億円の税金が… ##

えええぇぇぇ、こういう、アイデアがいいだろうということで、えぇぇぇぇぇぇ、委員会によって、議論されてきたものでえぇ、ありましてえぇぇ、ええぇぇぇ、そういう性質のものだと、あのぉぉぉぉ、お汲みおくのだ。でえぇ、そのうえでえぇ、まっ、おっしゃっているのは、そのぉぉ、当時のぉ、発災当時のぉぉ、2011年当時の、ええぇぇぇぇ、意思決定というのは、どういう流れだったのか、という質問かと思うので、これについては、我々としてもぉ、あのぉぉぉ、▼ ★★★整理した上で示したとは思うがぁ、ま、あのぉぉぉぉ、そういうことで、)

# やっとお持ち帰りマーク▼がつけられた… orz 久々ですな。こんなひどい質疑… ##

なるべく早いうちに次回でも構わないが、是非、提出して頂きたい。1000億円の数字もでているわけだし、4種類の方式を検討した結果、そういう結論になったと。★★★当時は、凍土方式は問題が多いという事で却下された案が、★★★何故かゾンビのように何故か復活してきて、安倍総理が肝いりでそれをすすめると言っているが、非常に怪しいのではないかと。疑わしいんじゃないかと。★★★今頃、フィジビリティスタディをやっているやっているような技術を、巨額な税金を投入して、果たして大丈夫なのか!ということを問題にしたいと思っているんだが。

# なぜ、その当時が凍土壁の検討が出来なかったか不思議だったけど、実は当時から凍土壁は検討され、却下された結果の地下遮蔽壁だったのか。今回、凍土方式はいざとなったら壁を消せるから都合がよい、という説明と180度矛盾するがな。これは当時の計画は絶対に出してもらわないと。##

・それに関連してALPSが4ヶ月で故障したというのも、これも汚染水漏れを申告にした原因だと言われているが、これはメーカーの責任は問われるのか?違約金は払うことになっているのか?東芝に対して。

(尾野:あのぉ、、ALPSが4ヶ月で故障したという今の話しだが、ALPSの状況というのは、現在、ホット試験をやって、要は新しく作った、全く新しいタイプの本邦初演の設備だから、ええぇ、ホット試験を通じて、いわゆる駄目だしをしていく過程にある設備だ。で、ホッと試験というのはまさに初期に狙った性能が出ているか、運転をしていく中で、ええぇぇぇ、長期的に暗転して運用していくために、ええぇぇぇぇぇ、途中で故障が起きないかとか、悪い場所があったら治すことが目的なので、そういうことから言うと、当然、設計過程や、あるいはホット試験に入る前の試験等で、勿論できるだけ、スムーズにすぐに100%運転に入れるように、ということを期待してやっているわけだが、実際に初めての事をやっていく、実際の実用にかけていくということであれば、最初のホット試験のところで、様々なトラブルが出ていくるということは当然あり得ることだと思っている。で、そうしたことを抽出して、ええぇぇぇぇ、長期の安定運転ができるように、それを改良していく、というのがホット試験の木亭なので、4ヶ月でダメになったとは私どもは考えていないっ。)

# 誇らしげに言うな。故障も何も開発過程。根本原因地下水流入に手を付けず、最初から処理した水を捨て続ける1本道という、見通し甘いとか、いう次元の話じゃない。東電擁護姿勢丸出しの 2011 政府、経産省。そういえば不良品 地下貯水槽、コストが何処が持つのか回答したのか… ##

# ALPSのランニングコストっていくらだっけ。##

じゃ、東芝に違約金は払ってないということか?契約内容はすぐに稼働して、こういう機能を発揮する、処理できるように、という前提で契約したのではないのか?

(尾野:あの、ホッと試験まで含めて、最終的にしっかりしたものにしていくということだから、今現在、ホット試験でダメ出しをすること自身は、これは、あのぉぉ、当然、なんというんすかね。特別異状なことだとは思っていない。ただ、あのぉぉ、ALPSが早くフル稼働していくことは非常に大事だからぁ、そういうことから言ってぇ、今出てきた、ようは、実運用始めてきた時に出てくる弱点というところについては、早急に対応していくということで、その対応については、もう既に具体的に、あの、修繕作業を行っている。改修作業も行っているところだ。で、規制庁、などの、ほうからも、あまり細部に拘り過ぎて、あまり結果的に運用が遅くなっていくと全体最適にならんだろうから、そこの見極めをしっかりやり上がら進めてほしいという話ももらっているところだ。我々としては、ダメ出しをしっかりやるということと、早く実運用に寄与していく。その両方を意図しながら仕事を進めたいと思っている。)

★★★東芝のALPSにしても、鹿島の凍土方式でも、未完成の技術をこの機械に、この事故処理で実験場にしながら税金を食い物にしていると疑いたくなる面があるので、こういう質問をさせて頂いたが。

# そうそう。何度も言ってるけど、技術開発、ノウハウを手にするのは東電、ゼネコンですよ。廃炉ビジネスも税金で得た知見、ノウハウで将来、確実に起こる原発事故で、また儲ける。こんな税金で得たノウハウあるのに生かせないのはモッタイナイ。笑いが止まりませんな。##

・最後に馬淵澄夫さんは、緊急対策として矢板を打ち込む方式を採用すべきだと。これは先週 http://j.mp/1dLjGAZ もお聞きしたが、それによって地下水の流入を食い止めると。事態を改善させるための緊急他作としてはそれが有効ではないかと提案しているんだが、安倍総理が、国が前面に出る方針を出してから、東電のこの緊急対策を実施するかどうかについては、方針は変わったのか?是非やろうという方向に検討を進めるようにと言うような政府側からの指示なりはあったのか?

(尾野:先ず、あのぉ、現状の対応については、我々、目の前出すぐにやるべき事。それから中長期的に先を見てやっていくべき事。ま、様々あろうかと思うので、それらについては、規制当局、それから政府、こちらと連携を取ってしっかり進めて行きたいと思っている。)

先週水曜日に聞いた時は、矢板を打ち込む方式は想定してない、考えてないという答えだったが、それの考えは変わってないという事か?

(尾野:あのぉぉ、どのような対応を取っていくかという事に関しては、政府とよく相談して進めて行きたいと思う。)

少なくとも現時点では具体化しているとは聞いていないと理解していいか?

(尾野:はい。)

ありがとうございました。



1:42:30
●フリー木野:



2:08:35
●NHK鈴木:



2:28:20
●東電なかやま:

▲資料4点追加



2:28:55 
●朝日ただ:

Q:470億円返すのか?
A:我々から

2:50:30
●NHKふじかわ:



2:56:10
●日テレかわさき:



3:08:00
●東電なかやま:

▲タンクパトロール動画が撮影された時間帯



3:08:20
●LCM吉本おしどり:



3:16:50
●読売前村:



3:19:10
●東電尾野:

説明し忘れた資料説明



3:21:55
●読売前村:



3:22:20
●毎日ふじの:



3:23:55
●共同こくぶん:


3:29:00
●東京新聞清水:



3:32:00
●東電尾野:【要約】

▲建屋地下2階のオペレーションはOP-800mm



3:32:40
●フリー木野:






~ 終了 21時12分(3時間42分)

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