2013年9月25日水曜日

汚染水・タンク対策本部会見 / 東電定例会見 2013.9.25(水)17時30分 ~ 柏崎刈羽再稼働 知事訪問(説明資料 HP非公開)・300トン高濃度汚染水漏えいタンク底板バキューム試験(リーク箇所確認)・4号機燃料取り出し用カバー設置工事の進捗状況(天井クレーン設置完了)・多核種除去設備バッチ処理タンクからの漏えいを踏まえた原因と対策・ほか

汚染水・タンク対策本部会見 / 東電定例会見 2013.9.25(水)17時30分 ~ 柏崎刈羽再稼働 知事訪問(説明資料 HP非公開)・300トン高濃度汚染水漏えいタンク底板バキューム試験(リーク箇所確認)・4号機燃料取り出し用カバー設置工事の進捗状況(天井クレーン設置完了)・多核種除去設備バッチ処理タンクからの漏えいを踏まえた原因と対策・ほか



前回の "汚染水・タンク対策本部会見" はこちら
連休中のHP公開資料はこちら


報道関係各位一斉メール 9/25(水)

●福島県漁連組合長会議説明資料 9月24日(火)★★

○福島第一プラント 9/25(水)

○福島第二プラント 9/25(水)

○指示・報告 9/25(水)

漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 9/25(水)~ 9/26(木)

H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果

No.1エリア周辺 地下水汚染海洋漏えい・トレンチ・建屋調査 関連

地下貯水層漏えい関連

環境モニタリング・サンプリング 9/25(水)

○その他 9/25(水)



■汚染水・タンク対策本部会見 00:07:00




○東電キューピー:
汚染水・タンク対策本部 原子力定例会見を始める。本日、まずは原子力立地本部長代理であらせられる今泉さまより、本日の作業状況、プラント状況等について説明させていただく。

その後、福島第一発電所所長であらせられる小野さまより、タンク底版バキューム試験について。多核種除去設備バッチ処理タンクからの漏えいを踏まえた原因と対策。

および、福島第一4号機燃料取り出し用カバーの進捗状況について説明させていただく。資料の説明に先立ち、副本部長の副社長 相澤さまより、ご挨拶を申し上げる。

○相澤副社長:
みなさん。どもー。忙しい所集まってくれてありがとう。9月11日 からちょうど2週間が経ちました。また、こういった機会を設けさせてもらった。是非、現場の状況を皆さんに伝えたい。

# 恩着せがましく2週間に1回、設けさせてもらった。その割にはケツぎめ会見で出てくる情報量が減った… 現場をよそに柏崎刈羽再稼働に奔走する反省ゼロの社長 廣瀬さま。( ゚д゚)ポカーン ##

こういう気持ちからできるだけ2週間に1度ぐらいのペースでこういった機会を造らせて頂きたいと思っておる。今後ともよろしこ。前回、9月11日に集まってもらってから2週間、色んなことがあった。

特に台風が来て、堰の中にたまった水をどうするか!これも所員、あるいは本店、ええ、一丸となって★★★何とか乗り越える事ができたっ!と思っている。

# 乗り越えたんだ… あれが… 誰が見ても失敗だよね…  地元、県から また怒られるわ、寄生庁からは指示に従ってないと怒られるわ。もぉ、言ったものがちの世界。NHKがこの部分を垂れ流してくれるかもしれないしね。##

それから、タンク周りのパトロールは順調に継続しており、現在はさらに!夜のパトロールを強化しまして、総勢、120人ぐらい!まっ、ざっくり!言いますとっねっ。ぐらいで、1日パトロールをしているということである。

# 今までしてきたのは何だったんだという話。杜撰な安全管理。引き起こされたINESレベル3の事故。アタリマエのことをして誇らしげに言うな… わかってるのかこの人は… ( ゚д゚)ポカーン ##

ええぇぇぇ、今んとこ、大きなリーク等は見つかっていない。にじみがあの、近々、あの、最近、見つかったというのは既に承知かと思うが、これはリークではなかったということも伝えてあると思う。http://j.mp/15rNTBB

そういったようなことで、タンクのパトロールは順調に進めさせてもらっている。それから、タンクがH4 No.5から漏れたわけだが、ええ、その漏れた原因を追求すべく、No.5タンクの分解点検に入っとりまして、何回か圧力をかけたり、バキュームで引いたりして、

リーク箇所を見つけようということでやって来た。で、先程、初めてだな。その成果が出て、★★★リークしているところが明確になった。そこをまた後ほど詳細に紹介するが、ま、これがそのまま原因に直結するかは、更に追加のリークチェックをして、

その先、分解点検をしていくことになるが、★★★なんとなく先が見えてきたかなあぁ、というところである。また後ほど詳しく説明したいと思う。

# どこから海洋に漏れているかもわからないのに。タンク漏えいですらどこから漏れているかもわからないのに。でもコントロールされていると。ウィーンで開かれたIAEAの総会では、コントロール、ブロックが事実に反しているじゃないかという指摘はなかったそうな。完全にムラの集会ですな。##

このタンクの分解点検は、あそこは、ま、堰の中に水がたまっておりまして、そこがBETA核種が溶けているわけで、水を浴びると大変なことになるので、アノラックをつけてやってんですね。

これがカッパみたいなもんで、非常に暑くて困難な作業で、作業員の方には苦労をかけているが、最善を尽くして作業をしてくれて、やっとここまで来たというところである。

それからタンクのリプレイス計画については、先般、1ヶ月ぐらいを目処にということで、現在、色々と検討しているところでありまして、基本的には一つ一つ壊して作るわけには行かないので、

ある程度大きい所に最速でタンクを作っていって、そして、古いタンクを、ま、畳んでいくと。で、たたみ終わったところにまた新しいタンクができるスケジュール、シーケンスでやっていくことになる。

これについては、また詳細、具体的な内容がまとまり次第、皆さんに報告させて頂きたいと思う。それから、ええぇぇぇぇ、19日には総理 安部(安倍)さまに視察を頂いた。力強く現場の、われわれ、に、声をかけてくださった!

励ましを、あの、頂いた!大変、所員、モチベーションがあがり、やる気がまた盛り返した。と、いうことで、大変ありがたかった。その中で、総理さまより頂いた宿題が3点があった。http://j.mp/16HWTkh

# そこに自民党が長年容認してきた多重下請け被曝労働者の姿はない。東電社員に対する励まし。##

財務的な資金をある程度、現場が采配できるもので、★★★ふんだんに使って、資金不足で出来なかったことがないように!ということっ。それから、汚染水の浄化を期限を決めてやりなさいっ、と。

# ふんだんに使え。企業努力で1兆円工面したことを再三強調し、会社のカネということでじゃんじゃん使え。税金で補填するから気にすんなっ。σ(゚ー^ )  多分、アベシは汚染水が増え続ける事実を知らないで言ったんだと思う。 ##

ストロンチウム、、失礼。トリチウムだけは残るが、現在の浄化方法でも。それでも万インチのリスクは非常に小さくなるということで、期限を切って。それからもう一つは、5,6号機の廃炉についても検討をしなさいと。

廃炉にするという決定に向けて検討をお願いしたいという話を頂いた。この3点については、社長 廣瀬さまよりお応えしましたとおり、ええぇぇぇぇ、これまで大体1兆円ぐらいのお金を投球しているが、

それ以外に★1兆円ぐらいお金を付けて、最善の対策が打てるように、参りたい等事で考えているところであるし、汚染水浄化についても2014年度中には全て浄化できるということで、構成のALPS2系列、さらに増設ALPS3系列。

都合、今の3系列と併せると250トン/日が8系列になる。これで稼働率85%位を見ると、そういった期限までに何とか、トリチウムだけの、リスクの少ない水になるということで、今、計画を積極的に進める準備をしているところである。

# トリチウムについては、一切語ろうとしてこなかった東電。規制庁の特定施設会合でも、専門家にさんざん、ALPS評価でトリチウムについて記載するよう指摘されているのに、トリチウムについては一切、資料に記載しようとしなかった東電。呆れる専門家。今年の話ですよ、これ。##

5, 6号機の廃炉については、非常に重い問題だ。年内を目処に「検討!」していきたいと考えている。ま、いずれにせよ。総理さまに来て頂き、本当に現場の人間としては、力が湧いたっ!!というところが正直なところである。

# 東電社員、東電子会社等、元請け大手ゼネコン限定の話だよね。税金あるでよ、じゃんじゃん使え。そりゃ元気になるよね。実際に現場で厳しい労働条件で被曝して働いているピンハネ多重下請け労働者には、安部(安倍)総理が来ても何の関係もない話。はっきり言って。##

もう一つ。ええぇぇぇ… 中々運転不具合があって止まっていたALPSであるが、それの運転の再開の目処がたった。27日にC系列から運転する予定だ。これについても後ほど、発電所長から説明する。以上、2週間が過ぎたが、

この2週間、我々も前々いっているとおり、40年使える、40年安全に、安定して仕事が出来る発電所にしていく。ということで、ええぇ、40年の設備に向けて、色々と知恵を絞ってその準備を進めているところである。

今後共引き続き、この努力を全力で取り組んでいく所存である。私からは以上である。



■福島第一の状況 00:14:45 


○東電キューピー:
それでは今泉さまより本日の作業状況等について説明する。

○東電今泉:
手元にある福島第一の状況という資料に沿って、定例の報告を先ずさせて頂きたい。福島第一の状況 http://j.mp/1anC0L5

[原子炉および格納容器の状況]1~3号機まで安定して注水継続。[圧力容器下部温度]
[格納容器圧力と水素ガス濃度]各パラメータの変動はない。

[使用済み燃料プール]3号機を覗き1,2,4号機は循環冷却システム運転中。3号機は現在停止中。停止期間は9月27日までを予定。これは工事のための停止である。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号機タービン建屋から3号機タービン建屋へ現在移送中。3号機タービン建屋から集中ラド施設に現在移送中。[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリー運転中。

水処理設備の状況で2ページ目の一番上。★キュリオンだが、信頼性向上工事を実施していた。一応、本日この工事が完了し、本日からこのキュリオンが待機状態に戻る状況になっている。

[その他]二つ目のポチ。★9月25日11時17分頃という所。福島第一 5号機の原子炉建屋4階北側階段の上部、こちらに空調ダクトがあるが、こちらで水が垂れているところを当社社員が発見している。

各プラント、あるいは環境中の状況をモニタリングしている指示値に有意な変動はない。その後、現場状況を確認したところ、一応、このドレン配管に付着している結露水が垂れていたという、そういった所を確認している。

特に何かの漏えいではなく、原因としては結露水であることを確認している。★その二つ下に9月25日 3号機原子炉建屋上部において、ダストサンプリングを実施ということだが、こちらは3号機の上部作業に伴い、ダストサンプリングを実施している。

次のH4エリアタンクからの水の漏洩関連の所で、最新のパトロール実績というところがある。こちらのほうでも、★本日 9月25日 9時20分頃、Fエリアタンク、これは6号機の北側にあるが、

こちらのパトロールを協力企業の作業員が実施していたが、H1タンクとH2タンクの連結管の保温材に滲みがあることを発見させてもらった。

# 発見させてもらった。##

これは1~4号機の方ではなく、繰り返しになるが、6号機側のタンクだ。保温材を外して確認したところ、漏えいがないことを確認している。こちらは雨水、あるいは結露水。こちらの滲みであることを確認している。以上が福島第一の状況だが、

定例の報告という事で数点、話しをさせてもらいたい。この資料の後に、東電のクレジットで資料を用意させてもらった。


■高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況(第118報)00:19:30 


「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第118報) http://j.mp/19DJo2A <添付資料>http://j.mp/19DJvvj」というものである。

2枚目くって添付資料1 http://j.mp/182wz45 と言うのを見るのだ。こちらが9月24日現在の滞留水の処理状況である。

1号機 13,900m3[+100] 2号機 22,800m3[★+2,600] 3号機 21,300m3[★2,300] 4号機 16,500m3[★-1,300] 1~4号機貯蔵量合計 74,500m3。

この移送先であるプロセス主建屋に移送されて貯蔵されている量、貯蔵施設側(プロセス主建屋13,790[+130]+高温焼却炉建屋 3,650[+630])合計17,440m3。先週の処理量 5,710m3。

# (先週)1号機 13,800m3[+100] 2号機 20,200m3[★-1,900] 3号機 23,600m3[★+1,600] 4号機 17,800m3[★+1,300] 1~4号機貯蔵量合計 75,400m3 ##

# 貯蔵施設側(プロセス主建屋13,660[+140]+高温焼却炉建屋 3,020[-850])合計16,680m3。先週の処理量 5,720m3 ##

稼働率 キュリオン0% サリー68.0%。廃スラッジ +0  使用済みベッセル +1本(571本)

# (先週)稼働率 キュリオン0% サリー67.1%。廃スラッジ +2  使用済みベッセル +0本(570本)##

濃縮塩水受けタンク量 290,981[★+3,135]、淡水受けタンク29,714m3[-312]濃縮廃液貯蔵槽 9,222m3[-4] 処理水貯槽 21,071m3 [-9]

# (先週)濃縮塩水受けタンク量 287,846[★+4,525]、淡水受けタンク30,026m3[+329]濃縮廃液貯蔵槽 9,226m3[0] 処理水貯槽 21,080m3 [+17]##

(説明なし)廃液供給タンク 1,036m3[-58]SPT(B)1,562m3[+436]

# (先週)廃液供給タンク 1,094m3[+44]SPT(B)1,260m3[-524]##

★濃縮塩水タンクについては、貯蔵容量が先週より増えており、タンク1基分増えた容量という事である。1枚目くって添付資料2を見るのだ。こちらは10月1日に時点での想定という事だが、右側の上の表にあるとおり、

この後、福島第一の所長である小野さまよりご説明がございますが、ALPSのC系統のホット試験がこれから入る予定だが、そのホット試験で出てくる処理水が増える分がこちらに反映している。

右側の表の一番下にある処理水貯槽。こちら今回の報告比でプラス600m3となっているが、こちらがその分である。添付3については、各シミレーションを示しているが、見とくのだ。以上が滞留水の処理状況についての報告である。


■環境モニタリング・サンプリング 


その他、各サンプリング結果を添付している。さらに、1~4号機の護岸の状況、「福島第一原子力発電所護岸エリアの状況について http://j.mp/1eGfNg9」こちらについても添付しているので、

後ほど見とくのだ。私からの定例の報告は以上である。


■底板バキューム試験の実施について 00:22:20 


○東電小野:
福島第一所長の小野である。今日、3点ほどトピックスというか資料を用意しているので説明する。始めに1枚紙。

A4横で「底板バキューム試験の実施について http://j.mp/19DK603 (画像)http://j.mp/19DKb3y」と言うペーパーがあると思う。

これについては、先般から、No.5タンクの漏れている箇所の特定を一生懸命やっていたが、中々うまくいっていないことがあった。それで、ま、20日にも行なったが、底部を吸引するやり方。

で、タンク内部のフランジ部には泡を塗っておくやり方で、開口部があれば、そこで泡が中に吸い込まれるだろうという事で、場所の特定を行なってきている。20日の段階ではうまくいかなかったんだが、今日は上手くシールが出来たこともあったかと思うが、

一応、底部フランジの隣り合う二箇所から泡の吸い込みがあることを確認している。位置的には資料の真ん中の絵。タンクの0度の所がマンホールがあってここから人が入っていけるんだが、

この位置を見たときに、大体底から南西側というか、丸で囲んだところになる。この位置で泡の吸い込みがあるという事を確認している。ま、今後、今日は確認が出来たという事なので、もう少し局部的な吸い込み確認をする予定だが、

いずれにせよ、これまでタンクの内部。色々点検というか、外観目視をやっているが、★★★例えば、ボルトが一部緩んでいる話しもしたが、そことは場所が違う。

★★★それから一部、またシール材が外にはみ出しているとか、少し線量高い位置があるとか、と言うところの情報を皆さんにも説明しているかと思うが、位置的にそういうところとは、相間関係が無いという位置である。

今後は、例えば、この今日の泡の吸い込みがあったところを局部細かく見る、もう一回バキューム試験をやるだけではなく、例えばボルトが一部緩んでいたところも、レフレンスということも兼ねて、局所のバキューム試験をやることを今予定している。

今後、もう少しこのバキューム試験だけではなく、最終的には低板のバラシ、分解を行なって、最終的な原因究明に勤めていきたいと考えている。この資料は以上だ。


■多核種除去設備バッチ処理タンクからの漏えいを踏まえた原因と対策 00:25:10 


次に「多核種除去設備バッチ処理タンクからの漏えいを踏まえた原因と対策 http://j.mp/1anC51o」という資料があるかと思う。これはA4が2枚。これ、あの、6月15日にだな。

ALPS、ま、多核種除去設備は舌を噛みそうなので、ALPSと言わせてもらうが、このALPSのA系のホット試験をやっていた最中に漏えいが一部ある事が分かり、バッチ処理タンクの2Aで、1ページの絵で言うと、

左側の所に波線のマルでくくってある漏えい発生タンクとあるが、このバッチ処理タンク2Aで漏えいがあることがわかったが、その後、色々水平展開で調査している中で、今度は2A 右側の方に吸着塔いうと言うのがあるが、この吸着塔の6段目の所。

6Aの所の吸着塔でも、どうも錆が、腐蝕があると。更にはその6Aの下流側でも一部、程度はひどくはない物の吸着塔の中に錆があることがわかっている。

後は併せてフランジ部にも一部錆がミラ得る事があったという事が、このALPSのトラブルの大きな所かと思っている。

2ページ後ろに2Aからの漏えい状況ということで、これは実際に穴が最終的には貫通していたという事で、漏えいが起こったんだが、写真を載せている。ま、原因の究明は3ページに。先ず大きく分けて3つポイントがあると思っている。

一つ目はバッチ処理タンク2Aで、なぜ錆が進展して最終的に漏えいに至ったのかということ。それから吸着塔6以降おいて、なぜ、腐蝕が起こったのかということ。更には、このバッチ処理タンク近傍、または吸着塔6以降のフランジ部になぜ腐蝕が起こったかと。

この3点かと思っている。で、はじめのバッチ処理タンク2Aで発生した所の漏えいの関係だが、これは今、我々が原因としては、多分だな。生成した鉄の沈殿物がタンク内に蓄積、付着して、これで隙間の環境が形成される。要は隙間腐蝕の原因になる。

そこに主に次亜塩素酸だが、薬液が注入されることにより、腐蝕環境が促進されたという複合的な要因が重畳したことだと考えている。ま、これにより最終的には、結果的には貫通して漏えいに至ったと考えている。

それから吸着塔の6においては、これは腐蝕の原因が違っていると考えており、実は吸着塔の6には、銀天着の活性炭が入っている。これが実は腐蝕電位を上げて、腐蝕を促進させる要因があるという事で、

更には、この吸着塔6以降はアルカリ環境下ではなくて、中性環境下になる。この環境ではない吸着塔6が一番腐蝕がひどく、それ以降の所でも幾つか程度のひどくないが、吸着塔の中に腐蝕があることが確認されたという事で、

これについては基本的には銀天着活性炭の影響と考えている。それから今度はフランジ関係の腐蝕だが、これについてはフランジの形状を確認しているが、澱み状態という事で、非常に局部腐食が発生しやすい状況があったことが原因だと考えている。

ま、これら大きく分けて3つのタンク。それからフランジ等に対するそれぞれの対策として重なったりはしているが、先ずはバッチ処理タンクの再発防止対策としては、内部にゴムライニングをしてしまえばいいという事で、

クロロプレンゴムを用いてゴムライニングをすることを対応策としている。それからフランジ関係だがこれは隙間腐蝕なので犠牲陽極を付けようという事で、ガスケット型の犠牲陽極。

または、亜鉛のパテをするという事で、犠牲陽極を取り付けることにより、腐蝕を防ぐことを考えている。将来的にはきちんとライニングをした配管への取り替えも検討していきたいと考えている。

それから、このバッチ処理タンクの関係で言うと、この次亜塩素酸、これは5ページ目になるが、次亜塩素酸が入っているという事が、一つの大きな要因だったので、この注入をやめようと今考えている。

更に、今度は吸着塔6以降関係の対策だが、銀天着の活性炭の吸着塔をバイパスするやり方をして、この銀がついている活性炭を一番はじめの段。吸着塔6ではなく、吸着塔1の一番最初の所に持ってこようと。

この部分はアルカリ環境なので、この銀天着の活性炭の影響が小さくなることを考えており、そういう吸着塔の構成変更を行なうことにしている。

こういうことで、C系はまだ試験に入っていなかったので、こういう対策がある意味、非常に時間を掛けずに打てるという事もあり、一番はやめに対策が打てたので、この27日からC系のホット試験を開始する予定で、現在準備を進めている。

この間からコールド試験ということで、水を通して漏れがないか確認を今行なっているところである。ま、このC系統のホット試験を様子を見ながらになると思うが、A系統、B系統といかたちでホット試験を順次再開していくようにしてる。

6ページにそのスケジュールの大まかな物を書いてる。ま、C系統をこの27日からホット試験を開始し、ひと月ぐらい経った段階で、対策がどうか確認したいと考えている。で、同じようなタイミングで、今度はA系統のホット試験に入る。

更にそのひと月後ぐらい。11月の中頃になるが、今度はB系統のホット試験という流れでALPSを3系統起動していきたいと考えている。ALPS関係の原因と対策に関する資料については以上である。


■4号機燃料取り出し用カバー設置工事の進捗状況について【天井クレーンの設置完了】00:32:10


それから汚染水の関係とは毛色が違うが、1F4号機の燃料取り出しカバーの設置工事の進捗がかなり進んできているので、ちょっとこの紹介をしたい。

1枚、殆ど写真だけの資料になっているが、「福島第一原子力発電所4号機燃料取り出し用カバー設置工事の進捗状況について【天井クレーンの設置完了】http://j.mp/1anC3Xj (画像)http://j.mp/19DKpb7」

ま、写真を見るとわかるとおり、もう既に天井クレーンは備え使っておりまして、本日、この天井クレーンの労働基準局、監督署の方の落成検査を受検して合格している。

あの、ま、今後、このような形で天井クレーンの方をの設置が終ったので、10月中旬には、今度は原子炉等規制法に基づく天井クレーンの使用前検査、受検をする予定にしている。更に、現在、燃料を実際に取り出す時に使う、燃料取扱機。

こちらのいろんな部分的なところの試運転等をやっているが、こちらの方の設置工事はやはり10月中頃に完了する予定だ。完了後に同じように使用前検査を受検し、

予定通り、11月の中頃には燃料が4号機プールから取り出しが開始できるのではないか、と言う工程で現在進めている。資料については以上だ。



○東電キューピー:
それでは質問を受ける。今回は東京の記者にもモニタを通じて会見に参加してもらってる。先ずは、こちらJビレッジで質疑を受けて、その後、東京からの氏つんを受けたい。会見者が複数名いるので、誰への質問か言ってから質問するのだ。

なお、副社長 相澤さまと1F所長の小野さまについては、長時間発電所を留守に出来ないので会見は19時を目途に終了させてもらいたい。

# いったい何を言ってるんだい。2名だけ退出すればいい話でしょうが。連日3~4時間の東電会見。この会見は強制的に1時間半で終了。いつも名乗らない隠蔽東電広報の黒幕ハゲ。長い間、東電会見を見ているけど、いつも後ろに隠れて本当に名乗らない、このハゲ。##






■質疑


●共同おおた:【要約】[福島 Jビレ]00:34:35

・タンク低盤バキューム試験について。ボルト二つは緩みは見つかっていないが隙間があったのか?

(東電小野:ボルトに緩みがない事は間違いない。隣の上の0度とかいてるところのボルトが何本か緩んでいたが、泡の吸い込み無く、シールが効いていると思う。本当にシールが効いているが局所的に同じような試験をして確認したい。)

・以前の緩みより、今回の隙間の方が可能性が高いと見ているのか?

(東電小野:前回どのような説明をしたか知らないが、ばらしてみて確認の必要あると思う。何万トンの水が上に載ることでシールが効く、貴課内があるのできちんと調べたい。)

・先程、相澤さんは先が見えてきたと言ったが、より可能性高いと?

(相澤副社長:今回漏れているところがわかったが、ボルトが緩んでいたから漏れてなかったのかはわからない。上に1000トンの水がのればフランジのタッチ面が変わってくるので、その辺は確認出来ないので。)

・隙間はどれぐらいの水の量が漏れうる隙間だったのか?

(東電小野:どれぐらいの隙間かはまだ確認出来てないので今後の調査。)

・なぜここに隙間が出来てるかは手つかず?

(東電小野:タンク制作会社に話を聞きながら検討を進める)

・ALPS、これまでも中間的に原因推測の説明会ったが、今まで調べてきたことを結論づけたという事でいいか?

(東電今泉:これまで説明した範囲で確認した上で特定したのが我々が想定した範囲と理解して結構。)

・除去性能は対応してフロー変えてホット試験。現状で発揮されると想定される除去性能は現状どうなっているのか?

(東電小野:A系統でのホット試験と違って次亜塩素酸を入れないことがある。B系統で一時次亜塩素酸を入れて確認したら、そんなに落ちないことが確認されているので、C系統も落ちないだろうと見ている。銀の活性炭を入れる位置を変えるだけなので大きな変化はないと考えている。6ページスケジュールに腐蝕対応策の確認とあるが、この中で性能が出てくるか確認する事になると思う。)



●朝日こつぼ:【要約】[福島 Jビレ]00:41:20

・低盤バキューム試験について。緩みが見つかったのは0度方向付近のボルト?

(東電小野:そうだったと記憶している。)

この図を見ると、今回は南側のボルトで吸い込みが見つかったが、緩みがあったのは東側のボルトという理解か?

(東電小野:そうだ。位置が違うということだ。)

・吸い込みが確認された場所の線量はどれぐらい?一番高いところはどれぐらい?

(東電小野:ここは10mSv/h 以下。一番高い所は20mSv/h以下。位置は言いづらいが、赤い線のすぐ左隣のちょっと下ぐらい。左側のラインのちょっと下ぐらい。)

西南西のイメージ?180度と書いてあるとこのちょっと上?

(そうだ。水色の線の4つぐらい上の位置が一番高かった。。)

・バキューム試験について。今回、吸い込んでいる場所と別のところから吸い込んだ場合、他のところから先に空気が漏れてきて、奥のほうがわからなくなるといったことはあるのか?つまり、今回吸い込んでいるところが近いので、ここからどんどん空気が漏れていて、実は奥も盛れる状態なのに、底まで吸い込み圧がかかっていない、そういう可能性はあるのか?

(東電小野:吸引力は 0.03MPaと結構大きい。泡の吸い込みは非常に敏感に反応する。我々としては底版全部の確認はひと通りできていると考えている。ボルト緩んでいる所、シール材の線量が高いところなど、本当に漏れていないか確認は念を押してしたい。)



●福島民友桑田:【要約】[福島 Jビレ]00:44:35

・バキューム試験について。泡は全部に塗って、ピンクの所から吸い込んだ?

(東電小野:結構。)

この間のボルトの緩んでいた所や、パッキン外に飛び出た所からは、泡の吸い込みはなかったと?

(東電小野:確認されていない。)

・すると今回の図で言うと、0度のところから、再度、吸引するような試験をは考えているか?

(東電小野:全体をいまやろうとは考えてない。個別でやろうというのはあるが。部分的なところで、今装置を作るのに手間取っているが、部分的なところで何箇所かやろうということは考えている。)

・吸い込みがあったのは2箇所とう認識か?

(東電小野:写真を見る限り2箇所。)

・先程、局所的に試験といったが、このところだけに重点的に圧を掛けて調べる?

(東電小野:局所的にはそういう身で理解していいと思っている。全体に吸い込むのではなく、部分的にこのところだけ吸い込み試験をやる考え方でやろうとしている。)

バラすのか、そこはその状態を残したまま、

(東電小野:状態は残してやる。ばらすと、原因が逃げてしまう、逃してしまうおそれがあるので、バラすのは一番最後。ある程度この状態絵やれる試験が全部終わった後にばらす事になると思う。)

・するとボルトの緩みの5箇所や、パッキンが飛び出ているような所も、同じようにこの状態を保ったまま、そこの部分だ調べるということか?

(東電小野:そういうことをやろうと考えている。)




●テレ朝村田:【要約】[東京本店]00:47:40

・今日の規制委員会で排気筒が損傷していることについて報告があった。規制庁から最悪の事態を踏まえて検討するように指示があった。今現在、東電で持っている最悪の事態というのはどういう事を想定しているか?

(相澤副社長:例の排気筒は今原因を色々分析している。少なくともこれまでの解析の結果、ええぇぇぇぇぇぇ、前回のSSクラスの地震が来てもギリギリ弾性変形の範囲なで耐えられる結果が出ているので、それは報告している。半径120メートルの作業を禁止していたが、分析の結果、最大級の地震が来ても崩壊する危険がないことがわかったので、もう少し縮めた20mの作業中断という体制を取っている。最悪の事態は倒壊になるから、それがどれぐらいの可能性で起こるのか、起こり得ないのか、怒ればどういった対策が必要か検討することになると思うが、先ずはどういった確立でおこるのか確認したい。)

# 発見直後に作業エリアを規制した話は、前回の報告で一言もなかった。資料にも記載がない… 本当にいい加減にしてほしい。この隠蔽企業。都合の悪いことは決して言わない。… ##


・すぐ近くには1号炉、2号炉がある。こちら側に倒れた場合、建屋を壊す可能性は考えられるのか?近々紀勢町に説明に行く日程は決まったのか?

(相澤副社長:説明に行く日は把握していない。炉、建屋に倒れた場合はどうなるかは、それも含めて先程の分析の中でしていくことになると思う。)




●ファクタ宮嶋:【要約】[東京本店]00:51:45

・東電小野さんにきく。現場からの記者会見はどれぐらい負担になるか?

・最大の任務は汚染水を減らすこと。すると山側のサブドレンを何とかしないといけない。復旧と増設。今、排気筒の周囲は数十Sv/h周辺作業、どう井戸を掘って水を汲み出すことについてどういうアイデアを持っているか?本社では必達目標と言っており精神論なんだが、現場的に見て、コレを克服しようと思っているか?

(東電小野:数十ミリSv/hはスタックの真下のことを言っていると思うが、遮蔽が一番効果的と思っている。やり方は建築の人間と検討中。遮蔽の厚さを噛ますことで、線量は確実に下げられる。下げられた線量下で、作業員に短時間で仕事をやってもらうやり方での作業を考えることになると思っている。サブドレンの復旧は来年秋が一つの目標になってくると思っているが、既に5,6号機もサブドレンの復旧はだいたい終わっている。そういう経験も踏まえて何とかやっていけると私としては考えている。)



●フリー木野:【おこし】[東京本店]00:54:00

・4号機の燃料取り出し進捗している話し。現在、工事は何直体制で進めているのか?

(東電小野:直体制は組んでないと思う。昼の作業で作業員にやってもらっている作業と考えている。)

夜の作業は今のところ無い?

(東電小野:はい)

・タンクの設置状況について。東電から規制庁に出した資料で9月に溶接タンクを13基。フランジタンクを6基という計画が出ていると思うが、進捗状況はどうなっているか?

(東電小野:確認するが。予定どおり進捗していると私は認識している。何かあればこちらに情報が入ってくるので。)

・9月以降だが、溶接タンクが9月に13基のあと、増やす計画がない。フランジタンクについては、12月までんいG4エリアで4基。G5エリアで17基という計画があるが、溶接タンクはこの亜と土のように増えてく見通しが出ていないのはどういう理由からか?

(東電小野:今、溶接タンクをどう増やすかは、鋭意検討中が実情だ。基本的には今までのタンク増設のやり方では間に合わない。今は一つのエリアで一つの業者にお願いするやり方を取ってるが、場合によっては、タンクを作るエリアを後2つ増やし、業作もいくつかの別の業者にお願いする形で、ある意味、パラで進める形でタンクの増設をやっていかないとけ無いと思っている。ま、そんな中で溶接タンク、フランジ、それも底部が溶接タイプのフランジを基本で考えたいと思っているが、組み合わせも考えながら、最終的には溶接タンクに切り替えていく計画を今考えているところであり、これについては多分10月中頃、末には見せられると思う。)

・相澤副社長に聞く。規制委の汚染水の検討WGで24年3月まではタンクの仕様書に耐用年数の記載がない話が出ていた。今後、実際に仕様書がどうであったか。タンクの金額、設置の費用がどうだったか疑問や報道が出ているなかで、仕様書を公開する考えないか?仕様書だけでなくタンクの建設費用を公開する考えはないのか?以前から質問が出ていて、今のところ無いという考えだったと思うが、実際に1基200万円という数字が週刊誌で報じられている中で、現状、どうなっているかは物証を含めて外部から検証できるようにすべきと思うが、この辺をどう考えているか?

(相澤副社長:タンクの価格を公開する予定は今のところ無い。200万円と言うことは全くない。我々は色々調査をしているが、平均的な値段、とんでもなく世間相場から離れた価格で納入したことはない。ということである。それから耐用年数云々については、何か契約書の類を公開する予定は今のところない。当初は確かに時間との闘いだったので、若干、契約で不確定なところがあったことは現実としてあったことは確かだが、基本的には信頼度が下がるタンクを作っていくとか、安かろう悪かろうタンクを作った事実は無い。以上である。)

・24年4月まで仕様に耐用年数の記載がない一方で、会見では耐用年数は5年とずっと繰り返してきた。要するに事実と違う説明をしてきたわけで、この辺をきちんと検証する意味でも物証を含めて、公開して説明する必要があると思うが如何か?

(相澤副社長:5年というのは、このフランジ型の一般的な寿命だ。その一般的な寿命を5年であるといったと考えている。)

要するに事実と違う説明ではなかったと認識してるのか?

(相澤副社長:一般的な耐用年数が5年だといった、という認識だ。)

一般的なことではなく、御社でやっていることを説明いただきたい。以上だ。

# 耐用年数が5年だと会見で繰り返し説明してきたのは、1Fのこのフランジ型のタンクの事ではなく、一般のフランジ型のタンクの寿命について言ったのだ。この1Fタンクが5年は持つ、という意味で言ったのではないと。 … アホですか。( ゚д゚)ポカーン ##

(相澤副社長:はいわかった。前々から言っている通り、タンクはフランジ型から溶接型にしていく、それは他でもない40年、安全に、安定して仕事が出来る現場にしていくということである。既に実践しているが、そういった意味で明確な仕様、品質管理といったものに心がけていきたいと思う。勿論、タンクは基本的に溶接タンクに変えていくということである。以上である。)



●朝日ただ:【おこし】[東京本店]01:00:40

・相澤副社長に確認。タンクの建設費用は当初、数千万円という説明をしたと思うが、今、納入した値段というのは、最終的に施工した末端の請負業者が入れたお金が平均的な値段という意味か、それとも東電が把握している発注している金額が平均的な値段か、どういう意味でいったのか?

(相澤副社長:後者である。東電が発注した元請けに契約した金額が平均的である、ということだ。)

ここが重要なのは何度も指摘しているが、出したものは元請けの責任ということになるんだろうが、最終的に施工するのは末端の業者で、それが安い金額でされると、それがが本当に水準のものになっているのか。手抜き工事があったとは言わないが、東電が想定するような丁寧な作業に必要なきちっとした金額で発注しているにもかかわらず、末端はその間は抜かれて安い金額で工事しているリスクがあると思う。こういう事象、漏れがある事象があった場合、末端がいくらで工事を請負い、それでそのように作業したのか調べるのが非常に大事だと思うが、そういうことを調べる気はないのか?

(相澤副社長:★★★今回、タンクのリーク原因調査をしているが、その調査結果によっては、その必要がまさに出てくると考えている。なお、タンクを制作した業者、あるいは組み立てた業者は、どちらも戦場のような火事場の中で、一生懸命全力を作ってくれたことは間違いないので、それだけはあえてここで言わせてもらいたいと思う。)

・廃炉に向けて1兆円の費用を新たに用意するということだがスケジュール感を。どのように1兆円を用意していくのか。毎年1000億ずつ積み立てる報道もあるが、今のところどういう想定をしているのか教えてほしい。

(相澤副社長:基本的には、これまで以上に更にコストダウン。人件費を、含めた、事になるかもしれないが、そういったコストダウンをして、なんとか1兆円をひねり出す!!ということで考えている。その詳細の中身については中身を詰めているところである。)

・★★★1兆円出す前提の中には、東電が業績を改善して利益をださないといけないと思うが、その大前提として柏崎刈羽の再稼働は外せないと思うが、それについて、今日も動きがあるが、東電としてこの際稼働をしてちゃんと利益を出す体制にしないとなかなか1兆円は確保できないというのは、動かしがたい事実と思うが、東電として再稼働と利益をどう確保して、汚染対策の費用、廃炉対策の費用をどう確保していくか。具体的なことがなくても、考え方なり方針なりでも示して頂きたいと思うが。

(相澤副社長:えっとおぉぉぉ、柏崎刈羽の再稼働を期待して、それを見込んでいることは今の段階では出来ないことなんで。当面は、ともかく、現状のコストダウンを更に深め、何とかひねり出す!ということで何とか生み出すしか無いと考えている。これが基本的な考え方である!)

わかりました。ありがとうございます。

# 現状のコストダウンって、、とりあえずぞれっぽいことを言っとけと。原発事故の尻拭いは原発で穴埋め。莫大な利益を生む原発。それも将来の世代に負の遺産を押しつけて。自分たちが今、良ければそれで良い。やってることは道徳心の欠片もない鬼畜の所業。人として十分軽蔑に値。##








●東洋経済岡田:【要約】[東京本店]01:04:40

・ALPS設備増設について。とにかくストロンチウムのリスクを一刻も早く低減することが必要と思うが、ALPS増設以外に吸着剤とタンク内に投入して何らかの化学物質を吸着させて取り出す、他に何か方法がないのか?ALPSがベストと考えている理由について教えて頂きたい。

(相澤副社長:タンクの水の中に吸着材を入れてとか、若干の循環をそんなかでしたってもいいんだが、ということを色々検討してきた。専門家の間でもそういうアイデアを求めたが、中々現実的に難しいという事で、現時点ではALPSを使って、少し改良型はあるが、ああいう形でやるのが迅速で確実だというのが我々の結論。増設するわけだが、それで2014年度中には順調に稼働すれば、現在の汚染水がトリチウムは残るが浄化される。リスクの最低限まで下げる事が出来る。結構ずいぶん早く、なかなか現実味を帯びてなかったが、結果としては現時点で何とか早い時期に浄化する目標が出来るところになった!!と考えておる。)

# それ国費、税金投入を自民党が決めたから、ALPSの増設に踏み切ったんでしょ。更田委員が進言して、翌日には経産省大臣が血税投入スピード発表。で、東電が自分たちの努力でALPS見通しを達成させたかのような物言い。血税が入らなくても自分たちでそのような判断をしたのか。##

・タンクの水に吸着材を入れて若干の循環も含めてリスクを減らすことが難しいというのはどういう理由に基づくのか?

(相澤副社長:タンクの中にそういった設備を入れるのは、高線量の中なので難しい。~云々~ )

・4号機天井クレーンは労基署の落成検査と、10月中旬に実施する使用前検査の内容とは?

(東電小野:基本的には非常に似ている。労基署の検査は横行、走行をちゃんとするか、とか、実際の荷重を掛けてつれるかどうかの検査になる。今回、労基署で行なった検査は、そちらかと言えば、横行、走行の確認をしている。実際に物がつれるかどうかの検査は、工場で検査をお個なっち得るのでそちらで済ませている。使用前検査は天井クレーンのいろんな操作含めて、細かいところ、インターロック含めてどうかといった検査をしていく。)

・通常、使用済み燃料取り出して運び出す場合、実際に使用済み燃料の落下試験が必要になると思うが、今回はそういった事はしないということでいいか?

(東電小野:使用済み燃料の落下試験は、過去に4号の設置許可を取る段階等で、燃料の破損を考えてという事はやっているが、今回は多分、キャスクに入れての燃料輸送になるので、その落下試験は基本的にキャスク自体は天井クレーンの2重化とか、後キャスクを取り扱う設備の2重化をやっていて、まずは落ちないことが前提になる。キャスク自体は一応、9m落下試験が国際的にも課せられているが、そちらに合格した輸送容器を使う事が前提となる。)

・安全性の高い作業という話かと思うが、万が一落下した場合に重大事故にならない認識で良いか?

(東電小野:30m以上の所からキャスクを落したケースはあまりないと思うが、多分、中にある燃料自体が、若干蓋が壊れて外に出てくる可能性はあると思っているが、その場合もそういう影響は★★★非常に限定的なところに限られるのではないかと思っているしいぃぃぃ、そうなった場合でも色んな重機を作ってそこら辺を追う、遮蔽を行うことが可能になるので、多分、最低限のところの安全確保はできると認識している。)



●ファクタ宮嶋:【要約】[東京本店]01:11:40

・★★★石崎さんに聞きたい。50人の採用枠、もう秋になったがどうか?全く応募がないことは無いと思うが。どんな進捗か?

(東電石崎:50人の採用枠を積極的にやっている。大学生は目処がついたが、我々が期待した人数に至ってない。9月からは高校生の募集をしているが、期待半分、怖さ半分。応募があると聞いているが、実際の採用に繋がるように努力していきたい。以上である。)




●福島民友桑田:【要約】[福島 Jビレ]01:13:25

・福島県の相馬双葉漁協で魚の試験操業が本日未明から再開。汚染水問題で止まっていた福島県の漁協の歩みが動きだした。以前、相澤副社長が地下水バイパスを何としてもしたいと言ってたが、漁協の理解を得ないと地下水バイパスの実現は難しいと思うが、どういう計画で進めていく予定か?

(相澤副社長:申し訳なかったと思うが、幸い、また試験操業再開。少し安心しているところだ。地下水バイパスはどうしても、やらせてもらわないといけない!!と思っている。これは再び、何回でも説明に行って理解を得るよう最善の努力をしていく。)

・地下水バイパス側のEシリーズ、観測用井戸のモニタリング結果が出ているが、今のところ地下水バイパス側に影響及んでいない評価か?

(相澤副社長:★★★その方向で考えている。毎日1階のサンプリングをしていくが、汚染が進んでいる状況になれば、それを止める、対策を、する、という様な事を色々考えていかないといけない。いまのところ、地下バイに影響ある方向に汚染水は流れていないと認識している。

(東電小野:それに加えて、No.11,12の中間あたりにまた観測井戸を掘ろうとしている。そこの測定結果を見ながら今後野対応を決めていく事になると思う。)

# 具体的にどういう対策を行うかはまだ考えてないのか… ##









●共同おおた:【要約】[福島 Jビレ]01:16:30
・5,6号機の廃炉について。現時点で副社長としてどう考えてどう臨もうとしているのか?1~4号機の廃炉施設のために作り替える検討もでているが、必要性について所長も感じている部分があれば伺いたい。

(相澤副社長:5,6号の廃炉は重要な、重大な問題だから、ここで軽々に答えることは出来ない。とにかく総理さまのご指導で、我々は真摯に受け止めて、徹底的に検討して年内に答えを出すつもりでやっている。研究施設等々に使ってはどうか、という話も出ているようだが、これについても決してそれを除外すること無く、選択肢の一つとして検討し着て行きたいと思っておる。)

(東電小野:5号機では既に1~3号でロボットを使う際にモックアップではないが、実際にロボットを使うことをしているので挑戦は考えていいと思うし、既にやっていることだ。5,6号機については、副社長 相澤さまが今申し上げたように、まだなにも決まってないと認識している。6号機は現在、原子炉開放作業をしてるので、これに引き続き10月ぐらいから燃料のプールへ燃料移動が始まる。共用プール側に持っていくことも含めて、これらを全力でやっていくことが肝心なことだと考えている。)




●共同篠原:【要約】[福島 Jビレ]01:19:15

・相澤社長に聞く。堰の問題。台風が近づいている。前回、事前連絡はあったが、漁協社と県、意思疎通が図れていたかどうかは難しい点があったと思うが。堰の問題は地元漁協社と県の間でどういう話し合いが進んで、どういう手続き、弁の解放とかするのか?

(東電石崎:この間の台風で緊急事態という事だったが、緊急に排水したことは、地元、県からもしかられたのは事実だ。そこは反省している。堰の運用はルールを決めて、台風に備えることを急いでやってるところだ。いずれにせよ、事前に報告した上で運用する事が大前提だと思うので、そういった事をこれからもしっかりやっていく所存である。私からは以上である。)

・ルールは何時頃出来て、実施時期は何時になるのか?

(相澤副社長:堰、ドレン弁の運用は、今、規制庁ともに色々相談している。基本的にはレベルの高い物はタンクに戻し、低い物はどこからしたならいいかは最終的な詰めを行なっているが、についてはバッチ処理をして、出す物は一度タンクにため込んで、その中の水の汚染状況を調べて、それがある程度以下であれば外に出す!こういうルールでやらせて頂きたいと思っている。そのレベルがどれぐらいのレベルになるかについて、今、早急に調整しているところである。

# 最初からそうしろ、一度タンクに溜めてから確認の上、放出しろと規制庁に指導されていたのに、約束を破った東電。法令報告事案に相当するか検討するという話しだったけど、どうなったんだろうか。##

# 指示を無視したことを反省もしないで、まるで反省を元に自分たちで決めた運用改善みたいな説明ですな。事実わい曲、やっぱり東電… 良くこんな反社会的な会社に就職を考えるよね… ##

・最後の質問だが、そうすると

(東電小野:ちょっと、あの、一つだけ。今、バッチ処理をして一回、ノッチタンクみたいなものに入れて測定するといったが、タンクに溜めるのには非常に時間が掛かる。この間も緊急避難的に水を出したが、やっぱりこの間もゲリラ豪雨の段階になると、いきなり水位がドーン!と上がってきて、この間も堰を5分程か、若干乗り越えてしまったことがあったが、我々としてもその状態にはしたくないと思っておりましてええぇ、で、あの、ま、これは最終的に規制庁との相談になるかと思っているが、本当にそういう緊急避難的な事が必要になった場合は、この間と同じような測定をして、★★★一回、タンクに溜めるようなことをしている暇はないと思っているので、そこら辺は雨の状態を見ながら臨機応変にしていく必要があると思っている。底まで含めて規制庁と相談している状況だ。)

# 普段から水を溜めっぱなしの杜撰な運用しといて何言うとん。水を抜いていれば間に合ったかも知れないのに。水を溜めておくことはしたくない、なぜなら、微少漏えいがあったら気がつかないからだ!と弁の開運用の正当性を主張していたのに、漏えいやらかし閉運用後は水を溜めっぱなしでも平気。##

# 言ってる事とやってることが無茶苦茶。自分たちで説明しといて矛盾にすら気付かない。その都度、その場しのぎの適当な理由をつけては取り繕う姿勢。見ていてわからないとでも思っているのか、会見1回ごとに全てがリセットされるとでも思ってるのか。( ゚д゚)ポカーン ##










●朝日こつぼ:【要約】[福島 Jビレ]01:23:10

・★★★相澤副社長に聞く。先程、地下水バイパスでもし汚染が確認されたら対策を、と言う話だったと思うが、絶対にやらないといけない物だとすれば、先に汚染されるリスクを評価した上で、先んじて対策を講じる考えもあると思うが、それについてどう考えるか?

(相澤副社長:そういう対策の仕方もあると思うが、その対策により、逆に悪い効果が出る可能性もある。水逃れによっては逆に悪い可能性が出てくる。必ずしも先行して行為対策をした方がいいとか、したところが地下水の流れと違うと逆効果になる部分もあるので、その辺は慎重に見極めて行きたいと考えている。)



●テレビ福島:名乗らず【要約】[福島 Jビレ]01:24:20

・前回も聞いたが、秋雨シーズンが来る。どのような対策をとるか聞いたら、遮水シートをかぶせるときいた。新しい台風が近づいており、今日、明日、明後日、雨がふる可能性高くなっている。前回と違った対策出出来ることは?

(東電小野:台風20号が近づいていることをいうと、汚れている物は外に出さずにため込む。前回の台風並みであれば十分溜め込める容量はある。雨の降り方によるが、低い物は一旦ノッチタンクに収め、測定して出す方針でいる。その辺も何とかなると思っている。ノッチタンクも近くに配置出来る算段をしているので、その準備が進めら得ると思っている。緊急避難的には場合によっては最悪、タンクの中が駄目になれば、別にノッチタンクの4000トンクラスのタンクを持っているので、そちらにバキュームカー的な物で運ぶことも今考えているところだ。近い将来、水のため込み方で言えば、今言った4000トンクラスのノッチタンクに水をため込めるような、今、それにため込もうとすると配管の手配が間に合っていないので、近い将来はそちらにため込める算段を整えたいと思っている。さらにノッチタンク4000トンが満杯になる状況を考えたら、★最悪、タービン建屋に落す事も考えたいと思っている。それからさっきのシートの話しだが、シートは風に弱いので、今考えているのは、★タンクの周りにある堰の中、水が漏れている状態であれば別だが、漏れていなくても結構汚れている。それについては、除染して更にそれを覆うようなとそうやろうと思っている。ある意味、堰内を一度クリーンな状態にしてしまうことを考えている。あとは、これも時間も掛かるし、設計もあるかも知れないが、★例えばタンクの周りに雨樋を付けて、その雨樋の水を外に落す事が出来れば、堰の中に溜まる水をかなり減らせるので、そういう事も含めて色々対策を考えている。ただ、それについては明日出来るといったものではないので、先ずは水を一回納めら得るような工面が何とかついているというのが現実だ。)

・台風20号が来て堰に雨が溜まる。今、弁はヘイになっている。堰に溜まっている水は吸いだしてタンクに入れる考え方か?

(東電小野:基本的にはタンクの空き容量が各エリア、特に堰内が汚れているところは、空き容量の中に入れる事になると思う。空き容量のないエリアも当然ある。そういうところについては、隣の堰の容量が空いているので、隣の堰に水を移して、隣のエリアのタンクの空きを使う事を今考えている。そういった意味で全体がなんとか収まる算段、そういった工夫は終っている。)

それは本のような物で堰から堰に?

(東電小野:その通りだ。)

ありがとうございます。




●東電ツルツル頭:【要約】[福島 Jビレ]01:29:35

それでは終了の時間が近づいている。質問はあと1問程度とさせて頂く。質問はいいか? 最後に事務局から1点連絡だ。明日、9月26日、1F1~4号機の廃止措置等に向けた中長期進捗状況についてお知らせさせて貰う予定だ。福島の方は午後4時から国の会見に同席する形で説明させていただく。また、本店は、午後5時30分から当社単独で臨時会件で本店1階の会見場でさせてもらう。福島の場所は福島県政記者クラブ内の通常の定例レクの中で説明させてもらう。それではこれを持って本日の会見を終了とさせてもらう。




●東電石橋:【要約】[東京本店]01:30:50

明日、17時30分からロードマップの臨時会見を17時30分からこの会場で行う。次回の汚染水タンク対策本部と定例会見の合同会見は 10月9日(水)の予定である。2週間後にまた本日と同じ形で現地からケツ決め会見を行う予定だ。本日、弊社社長 廣瀬さまが、新潟県知事と会談しているが、その時に新潟県に提出した資料を用意しているのででほしい方は持っていくのだ。本日は終了する。




~ 終了 00時00分(00分)

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