2013年1月30日水曜日

東電会見 2013.1.30(水) 17時30分 ~ 淡水化装置(RO2)漏えいトラブル。平成24年度第3四半期保安検査および保安調査の結果(福島第一5件、柏崎刈羽2件 の保安規定違反)ほか。

東電会見 2013.1.30(水) 17時30分 ~

本日は尾野氏欠席。福田氏から。同日30日午前4時頃RO2から水漏れトラブル。漏えい推定量30L。Cs-134 7.0E-1 Cs-137 1.3E-0 Bq/cm3 淡水化装置入り口と同程度。当該設備ある蛇腹ハウス内の堰内にとどまっている状況。雰囲気線量はγ+β 0.1mSv/h 程度。

漏洩カ所は装置入り口にあたるRO2-5スキッド高圧ポンプの出口にある安全弁。漏洩検知まで漏洩水がと届かず警報は鳴ら無い状況で作業員が発見したとのこと。ほか、水曜日なので水処理週報。

同日の規制委員会で報告のあった平成24年度第3四半期保安検査および保安調査の結果について、福島第一で5件、柏崎刈羽で2件、計7件の保安規定違反の内容について説明。

福島第一 保安規定違反
  1. 新設および改良した設備に関する発電部門への移管の手順 
  2. 不適合管理における管理対象判断の不明確 
  3. 保安規定で定める運転上の制限に関する警報装置から発せられた警報の選定不足
  4. 淡水化処理設備3 を運転中にドレンホース抜けによる処理水漏えい 
  5. 3号機タービン建屋ろ過水移送用ホースからの漏えい

柏崎刈羽 保安規定違反
  1. 5号機低レベル放射性廃棄物分析試料(濃縮廃液)の誤廃棄
  2. 5号機非常用ガス処理系放射線モニタにおけるバックグランドレベルの設定の誤り

鹿島火力発電所ガス爆発で下請け作業員1名死亡報道について、東電会見での冒頭報告はなし。

作業関係。28日から瓦礫撤去作業で3号機プール冷却停止中、プール温度28℃。24年10/10 5号機炉心スプレイB系 弁体外れ、原因と対応の続報。弁体2枚構造から1枚に変更、外れ難い対策をして同日から運用可能状態に。他

【質疑】
  1. TBS(▼鹿島火力 作業員死亡)→
  2. 村上(RO2水漏れトラブル*・▼地下水汲上げ地盤沈下リスク評価)→
  3. 木野(特定役職の1F取材・▼世界の報道自由度ランク後退)→
  4. 南(▼テレビ会議システムSMNPログ・▼現在のテレビ会議録画状況)→
  5. 木野(1F取材参加媒体・▼蒸発濃縮装置稼働状況・▼アレバ復旧作業被ばく状況・▼2号機トーラス室調査床面穴あけ*・▼現況分かる図面の所在)→
  6. 村上(30年高経年化 延長チョットマテ指示)→
  7. 木野(海洋放出認識)

# ▼は宿題。*は冒頭説明のあった題目。今日はフリーランスday 電力で下請け作業員が死亡する事故が発生してもテレビでは伝えない。RO2から漏えい緊急メールがあっても、死亡事故があっても、この有様。メディア要望の特定役職1F取材企画。幕引き図りたいのはメディアも同じ。

○福島第一プラント

○報告・指示

○環境モニタリング・サンプリング

○その他

○報道

29日プレス分
○福島第一プラント



■福島第一の状況

○東電石橋:
定例会見を始める。

○東電福田:
福島第一の状況 http://j.mp/XJeM9j

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機それぞれ淡水注水中。温度も記載の通りで低い温度を保っている。

[圧力容器下部温度]
記載の通りで変化はない。

[格納容器圧力と水素ガス濃度]
記載の通りで特に異状はない。

[使用済み燃料プール]
3号機が案内の通り、★28日から鉄骨トラス、瓦礫撤去作業に係わる事で停止しているが、10.9℃で低い温度を保っている。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機、3号機からそれぞれタービン建屋、廃棄物処理施設へ移送をしている。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。淡水化装置についてはバランス見て断続的に運転。

ここの注釈、★2番目のポツだが24年10月10日で5号機の炉心スプレイB系で、最小流量バイパス弁の開放点検を行ったところ、2枚のうち1枚の弁体が外れているのを確認という事象を話しているが、

これについてその後、分解点検を行った結果、弁体のガイドと弁箱のガイドの間の隙間が摩耗で広がって、これが持ち上げられて摩耗が早くなったという事でこういう事象に陥ったことを推定している。

対策として当該の弁箱の手入れを行うと共に弁体の2枚構造から1枚にし、そういう事態が起こりにくい交換をした。

その上で本日、試運転を行い、異状がない確認、本日から運用が可能な状態になったという事である。その次のポツ。本日、朝4時頃、淡水化装置の方で水漏れがあったが、これはちょっと飛ばして後ほど、図と一緒に説明させて頂く。

[その他]
最後のポツだが、★1月19日にあった常用高台注水ポンプ、高台炉注水ポンプのグランド水を受けているドレン受けからグランド水が漏洩したという事象があったと思う。

これについて、その後 調査した結果、グランド水漏洩の原因については、ドレン受けから水中ポンプでバッファタンクに移送するラインを設けていたが、このラインが凍結により閉塞状態となって漏れたという事で推定している。

これについては、このグランド水については、予備のポンプにより別のタンクに移送するということを手動で実施している。凍結防止対策として、バッファタンクに行くラインの保温作業が出来るところまでは、この手動の移送で継続していく。


■淡水化装置(RO2)からの漏えい★★★

本日、もう一枚、「淡水化装置(RO2)からの漏えいについて PDF http://j.mp/YDBnec 写真 http://j.mp/XJeYWn」という参考資料があると思う。

これも見ながら戻って頂き、説明したいと思う。本日4時頃だが、「福島第一原子力発電所の状況 http://j.mp/XJeM9j」のほうで少し細かく書いているが、

これについて説明すると、4時9分頃だが、淡水化装置のNo2 逆浸透膜式だが、これを設置している蛇腹ハウスの中で水が漏れていることを協力企業の作業員が発見した連絡を当社が受けている。

で、同装置の系統圧力が高いと言うことでフラッシングを実施して、フラッシング停止後にどう装置の起動準備という事で、装置周りを見たところ、水漏れがあるという事で発見し連絡をしてきたという事象である。

その後、当社写真が漏洩の停止を5時に確認している。漏れた水の範囲はここにあるように1.5m×20m×1mmということで約30リットルと推定している。

★★これはこの装置の堰内に留まっており、蛇腹ハウスの外への流出はない。この周辺の雰囲気線量を測定した結果、ここに書いてあるが、γ+βで0.1mSv/h というこで、γだけだと0.035mSv/h となっている。

漏れた水の放射能濃度はセシウム134で7.0E-1Bq/cm3 、セシウム137で1.3E-0Bq/cm3 ということになっている。漏れた水としては淡水化装置入り口の水と同程度ということである。

絵を見て頂いて、http://j.mp/YDBnec 2ページの絵だが、漏洩した箇所が、ここに書いてあるように、炭水化装置RO装置2である。

実態としては3ページ。このRO2のところにスキッドが幾つかあり、そのRO2の5というスキッドにあるRO膜自体の入り口だが、高圧ポンプの出口の部分である。

ここに付いている安全弁の所から漏洩しているところをその確認しているという事である。4ページを見ると全体の漏洩状態だが、こんな形でスキッドの周りに広がった状態であったという事だ。漏洩カ所と書いてあるのがスキッドで、

ここから、★安全弁の所から漏れたのであろうということだ。尚、漏洩検知器と書いてあるが、赤いところの部分には、まだ水が到達していなかったという事で、漏洩検知の方は働いていない状態で見つかったという状況だ。

以上が本日、あったRO2からの水漏れ状況である。



■高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況

続いて本日、水曜日なので水処理の週報の説明をさせて頂きたいと思う。ダウブカ? それではいつものように3ページ目の図で説明させていただく。

# 次いっていい?大丈夫?といつも確認する福田氏。

「★★福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第84報) http://j.mp/YDDKh6 添付資料 http://j.mp/YDDKOg

建屋滞留水状況 1号機 14,000m3[+100] 2号機 22,800m3[+500] 3号機 22,900m3[-200] 4号機 17,500m3[-100] 合計で1~4号機貯蔵量 77,700m3。概ね変化ない状態。

プロセス主建屋に移送されて貯蔵されている量だが、貯蔵施設側(プロセス主建屋16,460[★-1030]+高温焼却炉建屋4,260[+120])合計 20,720m3。先週の処理量 5920m3。

プロセス主建屋側が減って、高温焼却炉建屋がほぼ変わらないということで、ここについては先週、サリーが一時停止して、キュリオンを運転したということで水を取り出す口がプロセス主建屋でかなり取ったということでこちらが減っている。

その後、サリーが24日に運転を再開しているのdえ、こういう形になっている。処理量は5920m3ということで下に注釈が書いてあるが稼働率キュリオン21%、サリー49.5%で予定若干上回り通常1周間の処理レベルは確保している。

# (先週)1号機 13,900 2号機 22,800 3号機 23,100 4号機 17,600 合計値 約77,400m3 貯蔵施設プロセス主建屋17,490+高温焼却炉建屋4,140 計 21,630m3 処理量 約 60m3。

廃スラッジ使用済みベッセル+4本(キュリオン運転により増えた)ROを通して処理の終わった量だが、濃縮塩水受けタンク量 224,307m3[+2521]、淡水受けタンク20,980m3[-1187]濃縮廃液貯蔵槽 5504m3[+11]

★ここについては運転に伴い濃縮塩水受けタンクの方は上下しているが、濃縮え廃液貯蔵のところはちょっと数字が動いてみえるが、これは推計の変動の範囲で特に運転等はしてないので、計測上の誤差の範囲と考えている。

# (先週)キュリオン0%、サリー0.7%。使用済みベッセル+0本。濃縮受けタンク221,786m3[-1558]、淡水受けタンク 22,167m3[-1558] 濃縮廃液貯槽 5,493m3[±0]

それから右側。一番上の淡水化処理、全号の塩素濃度、これについては若干入口側が2000ppmで出口 3ppm という状態だが、ここは若干、サリーを停止していた状況を踏まえ、少し増えている状況かな、ということだ。概ね以上だ。

今後の予想。★案内の通り左下。特に水位については一定量で推移する予定。運転はサリーを想定75%という事で水バランスを考えて運転することを想定している。その分、処理量が6300m3 1週間で考えている。その他はその運転に伴い±という事である。

最後のページ。添付資料3のシミュレーション結果。ここについては従来同様だが、水位はほぼ一定値を維持しているということで、一番下、濃縮塩水、淡水タンクあるが、これはこういうシミュレーションで増設タンクに併せて、

増えているのを十分貯蔵することで向こう三ヶ月分たシミュレーションされている。水処理週報は異常だが、この水処理に関連していくつか質問があった件について回答しておく。


■宿題回答

http://j.mp/YDKjAd
蒸発濃縮装置が最近稼働していないという話で、何時から稼働していないのか、という質問があったかと思う。蒸発濃縮装置の1A~1Cについては、平成23年12月16日に停止している。

その後、1月に調整運転を一回実施しているが、以降は止まっている。2A~2Bについては、平成23年9月4日に停止している。

濃縮装置3A~3Cは平成23年12月4日に停止してる。この理由だが、案内の通り淡水化装置は今ROのみで十分対応可能で、水質も維持出来ているという事で特に運転をしていないという事だ。

http://j.mp/YDKXO8
それから、アレバの修理工事において、これ、液位計の交換作業をした部分だが、この時の作業員の最大線量がどれぐらいだったかという質問があったと思う。

これはアレバの室内で液位計が接続されているフランジの取り出しを行ったところだが、最大被曝量は1日辺りγ線で5.5mSv。β線で6.4mSvということである。当該作業の計画線量としてはγ線で9mSvということである。

# いつも最大被ばく線量しか報告しませんよね、といわれて、また最大被ばく線量を答える。それも最大被ばく線量の問い合わせがあったと。なんだこれ、の毎度のパターン。( ゚д゚)ポカーン

http://j.mp/YDLJe2
それからもう一つ質問で(水処理)週報の中で、廃スラッジの保管量について700m3が運用上の上限という事で記載されているが、元々630m3と聞いていたが、この違いは?

ということだが、これについては、現在、この週報に記載している700m3というのは、現状の移送先であるプロセス主建屋内の上流固化体の貯槽という事で、

この貯槽の運用の上限であり、630m3というのは、今後、移送先の候補として一時保管装置を建設しているが、そちらのスペックになっている。


もう一点質問があった件で。現時点での廃スラッジの総量が597m3ということで、これ、月ごとのどれぐらい発生したのか、と言う質問があったかと思う。

細かい数字を読み上げるが、必要であれば後で。2011年6月 75m3、7月 194m3、8月240m3、9月 72m3。2012年5月 10m3、6月 5m3。

とういうことで、初期にかなり運転したという事で、これを併せて597m3といことでこの数字になっている。その内訳である。水処理関係は以上だ。


■1F核種分析結果の確報版(1月1日~1月15日公表分)

★1点、これは定例のあれだが、核種分析結果の確報版 http://j.mp/XJeUG7 を確報になり次第提示しているが、本日、HPにアップしている。そちらを見るんだ。


■平成24年度第3四半期保安検査および保安調査の結果

★★★それから本日のもう一つの話題として手元に資料を配っている。「当社原子力発電所における原子力規制庁による平成24年度第3四半期保安検査および保安調査の結果について http://j.mp/11djuUj」という事である。

これについては本日、原子力規制委員会(http://j.mp/YDN9Wb)の方で保安検査、調査の結果が報告されている。

これについて当社としては、この平成24年度 第三回の第三四半期の保安検査、保安調査の結果だが、福島第一で5件、柏崎刈羽発電所で2件、本日、規制委員会より保安規定違反区分で監視という区分と判定されている。

この監視というのは、保安規定上の改善を有するという判断である。今後、保安検査官の方でフォローしていくマターだということである。

当社としては今回の保安検査、及び保安調査の結果を踏まえ、業務品質の向上を計ってまいりたいということで、指摘を踏まえ、今後の改善に努めて行きたいと考えているところだ。

ここの中身について、極めて簡単に7件あるが、簡単に紹介したいと思う。別紙1http://j.mp/YDNwjw 福島第一の監視の項目だが、

# 後で気付いたけど、殆ど読んでる… 配布資料が簡単ということね。丁寧でいいけどね。尾野氏と変わってくれないかなぁ…

福島第一 保安規定違反
①新設および改良した設備に関する発電部門への移管の手順 

★1番目が新設、及び、改良した設備に関する発電部門の移管の手順について、ということで、これは福島第一の安定化センターにおいて、工事をし、その親切改良工事が行われた後に、設備の運用を行う設備管理箇所に、設備を移管して、

いわゆる運転とか保守に移るわけだが、この移管する手順というのが、統一されたルールがないということで、そこの管理が十分ではないのではないか、ということで、保安規定でいうと品質保証計画の業務の計画が十分ではない、という指摘である。

これについて設備の移管という、保安の活動について、ルールが統一されていないまま、工事側と運転側で、これ、個別にやっており、ここにはやっていたが、統一ルールを作る必要があるだろうとい事で、このルールを確立して、今、ガイドの方に反映させることをしているところである。

②不適合管理における管理対象判断の不明確

★2つ目が不適合管理における管理対象の不明確という項目である。で、これについては今、福島の方で不適合管理というのは、組織全体として管理すべき不適合、管理対象不適合というものと、

各グループマネージャーが管理する、それ以外の不適合の大きく二つに分けて管理している。全体ふて技工管理ということで、ちゃんとリストアップはされているんだが、この管理対象不適合というものは、

原因究明した上で組織全体として是正措置や予防措置を講ずるということをしているが、それ以外の不適合は各グループでの必要な処置を行う、というような形になっている。で、この中で、管理対象不適合というのは、どういうものをいうのか、

という規準まではマニュアルに規定されていないということで、各GMの判断に任されている、ということである。

そういう運用を指定たんだが、若干、GM(グループマネージャー)の判断にばらつきがあるのではないか、ということで、その辺りの規準をしっかりしたらどうか、という指摘である。

これについても品質保証の不適合管理のプロセスの明確化という指摘である。で、これについてもこの判断基準というのをより明確にするということで、

管理対象の不適合規準のガイドに明確にし、運用上の差が出てこないように、そういうことを考えているし、GM判断とした、ええ、GM管理不適合についてそれでよかったか、というところも不適合管理委員会等でチェックするような運用を定めている。

③保安規定で定める運転上の制限に関する警報装置から発せられた警報の選定不足

★3番目だが、保安規定で定める運転上の制限に関する警報装置から発せられた刑法の選定不足、ということで、これ、保安規定では運転上の制限というのが定められており、これに関する警報はしっかり記録をすることになっているが、

これについて、現在、運転側では全て記録していたが、この保安規定、その中で、これが保安規定に関わる警報ですよというところを明確に区別できてない状態であったということである。一部に不足するものがあったということで、

あの、実際の作業としては全部記録しているので、そこで安全上の問題はないんだが、その運転上の制限に係る警報というのが、

どういうものが対象になるか、しっかり抽出をして、fそれをしっかりマニュアルで書いて区別するということができていなかったということで、

これについても改善するという形で、今、抽出フローを作成した上で対象となる項目というのを出して、この警報を明確にするという作業をしているところだ。

# 至極アタリマエのことが出来てませんでした、ということを説明しているような希ガス…

④淡水化処理設備3 を運転中にドレンホース抜けによる処理水漏えい

★4番目だが、これはすでにこのか意見でも案内している淡水化処理装置の3の運転中のドレンホース抜けで漏洩したという事象について指摘を頂いている。

これについては12月10日で、http://j.mp/WYseGX 蛇腹ハウス内のRO3で閉まっているはずのドレン弁が開いていて、ドレンの所からドンレンホースが抜けて、水が漏れてしまったということろである。

で、これについても業務管理が充分でないという指摘である。これについては対応状況のところだが、先ず、注意喚起、このような弁については注意喚起を行い、不用意な立ち入りを制限することの周知を図っている。

また、同類の弁についてはインシュロック等で並行亭をするということで、これについては32弁について12月11日に既に実施している。

少し中期的ではあるが、この圧力バウンダリ、圧力の係る所の信頼性向上ということでバルブを二重化するとか、出口に閉止栓を設置するような形でハードで漏れないようにするとか、

意図せぬ接触で開になることを防ぐように取っ手を外すとか、ドレン、ベントヘッダーラインの更生を見なおすとか、設備的な予防保全対策についても今後、信頼性向上としてやっていく計画である。

⑤3号機タービン建屋ろ過水移送用ホースからの漏えい

★5番目だが、3号機タービン建屋からのろ過水の漏えい等事で、これも案内しているが、12月11日(http://j.mp/X42R6D)に3号機のタービン建屋の1回の廊下で、フラッシング用の耐圧ホースの継手のところからホースが抜けて、

これ、ろ過水だが、汚染していない水だが、ろ過水が漏洩して水たまりができたということろである。で、これについては、まっ、こういう耐圧ホースの抜けは従来からいくつかあったが、汚染水、汚染のあるものについては、抜け防止をしっかりしていたが、

汚染のないものについて、ここまで水平展開、予防措置ができていなかったということである。で、これについては、現在、耐圧ホースの施工状態とか、寸法等の調査を実施している最中であり、この調査結果に基づいて必要な対策を講じていくということである。

ま、このホース自体は工事用の仮設ホースであるので、今後、こういう作業をするときには、少し工夫をしていくことを検討していきたいと考えている。

柏崎刈羽 保安規定違反
①5号機低レベル放射性廃棄物分析試料(濃縮廃液)の誤廃棄

★別紙2http://j.mp/YDQLaw の柏崎の方の監視項目2件だ。1件目。★★5号機の低レベル放射性廃棄物の分析資料、これは濃縮廃液のものだが、コレを誤って廃棄してしまった、というものである。

これについては、昨年12月24日(http://j.mp/J2OnwI)だが、6号機の管理区域の中のホットラボというところに資料を保管しているところがあるが、

ここで鉛の容器に保管していた容器を確認したところ、本来あるべき5月4日に採取していたポリ瓶が2本、保管されてないことを確認しているということだ。

その後、この管理区域全域の調査とか、業務調査をしたが、どうも鉛の保管容器内に分析する飼料が★★識別できない状態で混在して、保管されていたということで、

ま、分析が終わって廃棄するものと、これから分析するものが同じ所に保管されていたということで、誤って液体廃棄物処理系の、本来、処理するラインのサンプリングのシンク(流し台)のほうに、誤って流してしまって廃棄したということで推定している。

あの、そういう意味では管理区域の中で本来のホットラボでやる作業で、分析をする前に、あの、その、流してしまったという意味での、誤った廃棄、である。

これについても、品質保証状の業務実施管理が不十分だという事で、これの対応だが、再発防止策として分析資料の識別表示をしっかりするという事。それから、保管しておく資料については物理的な区画をするという事。

それから、定期的な状況確認tか、立ち合いをするという事でこれらの資料の保管管理、あるいは廃棄プロセスの改善も実施している。これについてマニュアルという二明確に記載していくという事で、再発防止に努めていくことを考えている。

ちょっとこれについては、絵が1枚、添付資料1があるが、現場の状況は、ま、こんな感じになっているということだ。 で、ま、サンプリングラックはこういうものであり、

真ん中上にあるような鉛保管容器の中にこういうポリ瓶を入れておくということで、ま、ここにちょっと混在していたために実際に分析が終った後には、

この深紅に流して実際に派濃縮装置で処理をして、発電所の中での廃棄物の処理装置で処理をするが、ここに誤って流してしまったのであろうという事である。

②5号機非常用ガス処理系放射線モニタにおけるバックグランドレベルの設定の誤り

続いてその次のページ。★柏崎の2件目だ。5号機の非常用ガス処理系の放射線モニタにおけるバックグラウンドレベルの設定の誤りについて、ということで、

これについては昨年11月1日に5号機の非常用ガス処理系の定例試験をしたところ、希ガスの測定値が検出限界を若干超える事象があったと。調査した結果、他の放射線モニタもあるが、そちらでは以上がないという事で、放射性物質の放出ではなく、

# これもHP報告ないみたい。

このモニタのバックグラウンドのレベルを誤って低めに設定したため、見かけ上の検出レベルを僅かに超えて値が検出されたという事で、これを正しい値に設定し直しましたという、そういう事象だ。

で、これについても品質保証状の業務の実施の所に該当する問題と言うことで、この再発防止としては、バックグラウンドの測定作業の方法の見直しを実施している。

で、この過程で情報共有が速やかでなかったということで、この情報共有についても決定を計っている。今後、更に改善という事で、これ、計算機内でバックグラウンドレベルの算出から設定までを行うソフトの改良を図り、適切な管理をして再発防止を図っていきたいと考えている。

これについても若干、添付資料2ということで絵が描いているが、そういう意味ではちょっと分かり難いと思うが、縦軸が実際の計数値だと思って頂くと、

当然、測定をするときには、何もなくてもバックグラウンドという事で、通常時のレベルというのがあるので、

そのレベルを計った上で底からの変化としてどの程度、実際に放射性物質があるかという事を測定するが、このバックグラウンドのレベルを、本来、正しいレベルが、

ま、模式的に緑の点々のところとすると、それが別系統の低いバックグラウンドのもので設定したという事で、検出限界自体が低くなってしまったという事で、たまたま運転をしたときに若干、頭を出てしまったという事で、検出限界を超えたという事である。

ま、検出限界自体が非常に低い所なので、実際の○×△※の全然問題ないレベルだが、通常検出されないところで、こういう設定を誤ったことをちゃんと確認する必要があろうという事で、改善を図っていきたいというものである。

以上が、本日の規制委員会で報告された当社の関係の検査結果で表れた事案の説明である。


■宿題回答

資料は以上だが、もう一点。

http://j.mp/YDUfK6
先週の宿題で、第一の2号機のトーラス室の調査という事で、あの、ええ、原子炉建屋1階の床に穴を開け、下の調査を刷るという事を考えて作業したが、その時に開けた穴から見て、

下に配管とか、グレーチングがあったという事で、それは一体どういうものだという事だったが、その後確認したところだな。今、こういう形で見ているが、http://j.mp/YDUxRh 茶色い部分がドレン撒布に行くドレンライン。

ん?上下逆?ww ごめーん。え?これが? すいません。茶色いラインがドレン撒布に行くラインだえり、この銀色のものがRCWという冷却水が流れているラインだという事である。

で、ここにあるグレーチングについては、案内の通り、点検等をするときの架台である。取り敢えず現状、どういうものかというところが判明しているので、紹介させて頂く。

私からの説明は以上だ。

○東電石橋:
それでは質問を受ける。(36分)



■質疑

○TBS中道:★★★
会見内容とは別に確認したいことがある。今日、午後3時頃、鹿島火力発電署でガス爆発があり、1人亡くなった話しがある。http://j.mp/VVYNXR 先ずこれの事実確認をお願いする。

○東電石橋:★★★
ええぇ、本日、午後3時過ぎに鹿島火力7号機において協力企業の作業員1名が頭から血を流しているという事を他の協力企業作業員が発見。救急車を要請し、病院に搬送している。その後、消防から作業員が亡くなったと聞いている。

○TBS中道:
作業員の年齢は?

○東電石橋:
男性だが年齢は確認中だ。

○TBS中道:
これは何をしていた方か?

○東電石橋:
鹿島火力の7号のガスタービンの点検作業、屋外での点検作業を行っていたと聞いている。

○TBS中道:
ガス爆発があったと聞いたが、どういう事象でこの方が頭から血を流して倒れていたのか?

○東電石橋:
爆発は発生してないと現地からは聞いている。

○TBS中道:
この方が倒れていた原因は分っているのか?

○東電石橋:
原因な現在調査中だ。

○TBS中道:
どこで倒れていたのか?7号の屋外? もう少し詳細に分るか? 

○東電石橋:
▼現時点では屋外の点検作業を行っていたという事しか分っていない。確認して分り次第伝えたいと思う。

○TBS中道:
協力企業の方が見つけたということだが、同意タイミングで見つけたのかわかるか?作業中に見つけたのか、それとも作業が終って、作業やっている途中で見つけたとか、休憩中なのかとか。

○東電石橋:
他の協力企業の作業員が発見したことしか、今は確認出来てないので、その辺りも詳しく分れば伝えたいと思う。

○TBS中道:
爆発とか、火災とかは特に起きてなくて、ただ、頭から血を流して倒れていた、ということなのか?

○東電石橋:
爆発は発生してないと確認している。

○TBS中道:
わかりました。ありがとうございます。

# どこからガス爆発が出てきたんだろ。死者が出ても報道されない電力会社。原発事故と無関係のはずがない火力発電所の事故。

○フリー村上:
月曜日の質問に対する解答ありがとうございました。今日の淡水化装置からの水の漏洩だが、経緯を見ると系統圧力が上昇した後にフラッシングを実施して、その後漏洩が確認されたとなっているが、これは何かが詰まっていたという解釈なのか?淡水化装置内に。

○東電福田:
これは元々RO装置自体は運転を続けていると、経年劣化で段々さあ栂高くなる事があり、そういう場合に、何か詰まっているかどうかというのがあるので、

フラッシングをして綺麗にするということで、差圧が下がってもう一度運転するようなことを通常作業としてやっている。

で、まさに圧力が上がってきたから、フラッシング作業をしたという事で、再度起動するときに確認してみたら漏洩していたということで、

先程、安全弁から、その後もう一度起動した後、安全弁の所から漏れていた、ということで、安全弁の圧力が高くなったら、ま、吹き出すというか、加圧を抜くためのバルブなので、その、このバルブから漏れているのが確認された、そういう時系列だ。

○フリー村上:
そうすると具体的に何かが詰まっていたというわけではないという事か?

○東電福田:
そういう意味では、通常、RO装置を運転していると圧力が上がってくると言うのは、ある珍しい話しではなく、当然、経年的にはある話し。

そういう意味で配管が何か詰まってとか、そういう物ではないと考えている。そういう意味で安全弁自体から漏れていたという事で、安全弁自体に異常があったのかどうか、点検を今後していくことで準備しているところだ。

○フリー村上:
▼わかりました。月曜日に質問があったことで恐縮だが、いわゆる地下水バイパスの件だが、地下水バイパスで水を汲み上げたときに、当然ながら地下水を汲み上げたときに地盤沈下等の危険があるが、

その辺は具体的に何か、★★★地下水を汲み上げたときの地盤沈下等の影響評価は現時点で行っているか?

○東電福田:
▼えっと、あの、そういう意味で、ちょっとこれは確認するが、地下水を全部亡くしてしまうわけではなく、ずっと流れている水を一部取っていくという事で、その水位を少し下げるだけなので、

そんな地盤沈下が怒るようなことにはならないかと思うが、具体的な評価があるかどうか確認させてくれ。

○フリー村上:
わかりました。ありがとうございます。

○フリー木野:★★★
今日のあれとは関係ないが、確認だが、一昨日、第一の取材会を実施されていると思うが、これは何時、どういう経緯でどういう方を対象に取材会を実施したのか?http://j.mp/VvFqs9

○東電石橋:★★★
一昨日だが、福島第一を視察頂いているのは、マスコミ各社の社会部長さま、及び科学部長さまの方々である。

○フリー木野:
あの、これ、社会部長や科学部長に限った取材というのは、どういう経緯でそう言った事をされたのか?

○東電石橋:
これまでマスコミの方々を対象とした福島第一の構内取材は、過去に6日ほど開会しているが、科学部長さま、社会部長さま、といった方々に対しては取材の機会がなかったので、今回初めて案内して取材頂いたという事である。

# 機会がなかったって、、これまで東電はマスゴミの社会部長と科学部長に限定してお断りしてたのかよ。この人、一体、何を言ってるんだろ…

○フリー木野:
あの、そうするとまた、以前の議論に逆戻りするが、フリーランス、あるいはインターネットメディアは完全に排除された形になっているが、これはその辺の議論はなかったのか?

○東電石橋:
あの、インターネットメディア、フリーランス、これまでに既に取材の機会を企画させてもらったとおもうが。今回、案内した社会部長さま、科学部長といった立場の方々は、これまで一度も取材の機会がなかったものだから、今回、案内したという事であり、

# 企画って… 社会部長さま向け企画。機会がないのではなく、単にメディア側が行かなかっただけの話しなのに。東電に意図あって招いといて、この人、一体何を喋ってるんだろ?勝俣会長が事故直後にやったことを公然と。自民党政権になってからは、やる事なす事があからさま過ぎる。政府とも反省ゼロ

○東電石橋:
皆様についても、今後、また、引き続き視察して頂く機会を!設けていきたいと考えている。

○フリー木野:★★★
あの、ちょっとよく分らないが、科学部長、社会部長が取材機会がないというのは、各社公平に取材機会があり、その中でどなたが行くか、というのは各社の判断に任されてるわけで、その中で特定の人たちだけ取材機会がないというのは、

# 特定の役職招いて大人の話をしようじゃないか。社会部長さま、科学部長限定。それ以外はお断りの偏った広報を公然と実施する東電。これまでもフリーランス、雑誌は除外してきたけど段々露骨に。見たこともない笑顔。http://j.mp/WaWb5Q

# 事故がなければ失われることのなかった命。多くの命を奪った事故を起こした当事者。事故直後から何の反省なく原発再開しか頭にない。未だ反省なくエネルギー政策を経済と切り離し、当たり障りの無い言葉でのうのうとテレビでいい顔してる。本当に刑務所にブチ込みたい。

○フリー木野:
これはどういう事なのか?東電側でそういう判断をしたという事か?それともメディアからそういう要望があったのか?

○東電石橋:
今回は社会部長、科学部長の方々に案内をしている。

○フリー木野:★★★
いや、私が伺っているのは、東電がそういう方の取材機会がなかったので、そういう機会を自ら作ったのか、それともどこからか要望があってされたのか。

○東電石橋:
ま、要望もあったが、私どもの方から案内をした。

# 要望あろうがなかろうが、案内は東電側からしかしようがないでしょうが。そうか。要望があったのか。そうか。またメディア側の要求があっての事か。さしあたり読売と日テレ。産経グループ。メディア側はそういう事でいいのかね。

○フリー木野:★★★
要望はどちらから?

○東電石橋:
いろいろなところから頂いたいている。

○フリー木野:
え、あの、色々とは具体的にどちらか。

○東電石橋:
あの、マスコミの方々も色々な立場の方がいて、沢山の要望を既にこれまでにも頂いており、今回は、私どもとして、科学部長さま、ええ、社会部長さま、の方々を案内したという事である。

○フリー木野:
いや、あの、隠すようなことでもないと思うが。どちらの、例えば何処かの記者クラブであるのか、何かの部会であるのか、★★★個人のプライバシーもないわけだから、その辺を具体的にどこから要望があってそういう事になったか教えて頂けないか?

○東電石橋:
個別に申し上げるつもりはない。要望は様々な方から沢山頂いているので、

# 色々なところから。ww なんて楽しい質疑。東電がどういう会社かよく分りまつね。「要望があったからだ!どこからは言えないがなっ!」我々は要望をかなえただけで悪くない。これが政権交代してからの東電が頻繁に使う子供じみたやり口。国費投入、国民を舐めてるとしか思えない。

○東電石橋:
ええぇ、色々な立場の方に機会を設けさせて頂きたいと今後もそういうふうに考えている。

○フリー木野:
あの、ちょっと質問を変えるが、全体の取材会というのは、昨年の10月以降、11、12、1月としばらくないが、次回はいつ頃になる予定か?

○東電石橋:★★★
近いうちに案内できると思っている。現場の状況もあるので、現場の状況を考慮しながら企画していきたいと思っている。

○フリー木野:
現場の状況を考慮しながらとは言いつつ、昨年、2月、5月、10月、3回だけしかやっていない。基本的に4ヶ月に1度というペースは変わらないのか?

○東電石橋:
特に4ヶ月に一度と決めているわけではない。現場の状況が許せば、ええ、取材頂きたいと考えている。

○フリー木野:★★★
あの、年明けから御社の方、現場の状況が落ち着いたので、会見の数を3回に減らすという話しがあったが、にも関わらず、相変わらず取材の感覚が開いているが。その辺、話しの整合性がとれないが。

○東電石橋:
近いうちに今検討している。近いうちに案内できると思う。

○フリー木野:
▼わかりました。それに関連してと言うか、NHKでも報道されているようだが、ヨーロッパの本拠がある「国境なき記者団」というところが、世界の報道の自由度を毎年発表しているが、http://j.mp/Vrmffy

▼これで、昨年21日から日本が今年、53位、大幅に順位が下がったが、原因として福島第一原発の事故に対する透明性が全くないという事で、批判をしているわけだが、基本的には政府だが、東電もその一端を担っていると思うが、これに関してコメントを頂けないか?

○東電石橋:
すいません。その様なことは招致していない。コメントは差し控えさせていただく。

○フリー木野:
じゃあ確認してお願いできるか?後ほどで結構なので。

○フリー南:★★★
▼テレビ会議システムのことで幾つか、以前確認をお願いしていた件も含めて質問させて欲しい。テレビ会議システムのログについてだが、危機に残っているログがないことについては、既に回答頂いているが、

○フリー南:
このテレビ会議の危機の接続状態であるとか、SMNPのログ、こういったものをネットワーク監視の方で見ていないのか、そういう質問をしているが、これについて結果が出ていたら教えてほしい。

# テレビ会議システムはCisco製。システムはSMNPを実装していると思われるけど回答がない。答える気もない。東電がこれが全てだ、というテレビ会議時間を裏付ける重要な証拠となり得るのに。当然、東電に動く気配ない。警察に提出している、で、それ以上の展開がない異様さ。

○東電石橋:
現在、公開しているテレビ会議の録画映像のことか?

○フリー南:
録画映像そのもののことではなく、テレビ会議システムの稼動上位帯についてのログ、ということだ。

○東電石橋:
現在、当社が使用しているテレビ会議システムについてか?

○フリー南:
そうです。はい。

○東電石橋:
えっと、その質問は何時頃頂いたのか?

○フリー南:
だいぶ前なので、恐らく昨年9月ぐらいになってしまうと思うが。

○東電石橋:
▼あ、そうですか。わかりました、確認させて頂いてからお答えしたいと思う。

# (∩´∀`)∩ワーイ さすが本業。http://j.mp/VrqR5v 昨年9月7日でつね。http://j.mp/Vrr5cO

○フリー南:
▼はい。ありがとうございます。それから関連してだが、現在、録画はどのように行なっているか?テレビ会議システムの録画です。現在も本店と2Fで録画しているということですか、ということなんだが。

○東電福田:
キホンテキニハ ソウダト オモウケド…→

○東電石橋:
▼基本的には録画していると思うが。ちょっと確認する。

○フリー南:
どこで録画をしているのか、という事も含めて確認をお願いする。

○東電石橋:
では確認して答えたい。

○フリー南:
取り敢えず以上です。

○フリー木野:
先ほどの取材会だが、一昨日の。参加された社は何社で、合計何人の方がいらっしゃったのか?

○東電石橋:★★★
14社24名の方に取材頂いている。

○フリー木野:
この14社は雑協、報道各紙、テレビ、それから福島の地元紙という理解でいいか?

○東電石橋:
今回は雑協の新聞社、通信社、テレビ局、なので、★★福島の地元メディアは入っていない。

○フリー木野:
あ、入っていない?

○東電石橋:
はい。

○フリー木野:
わかりました。先程、蒸発濃縮装置の停止期間を答えて頂きありがとうございます。ちょっと分からないが、そうすると12月ぐらいまでは断続的に運転していたことになると思うが、私が知りたかったのは、要するに月報で汚染水の放射能濃度を出しているが(http://j.mp/Yb17uB)

そこに蒸発濃縮の所が採取していなくて測定をされていない。その理由として止まっているから測定していないと尾野さんからお答えいただいていたが、

今の話しとちょっと整合性が取れないが。断続的に動いていたとすると。その辺はどのように考えたらいいのか?

○東電福田:
すいません。先ほど申したのは平成23年12月16日以降は止まっていると。

○フリー木野:
23年。あ、一昨年?

○東電福田:
はい。

○フリー木野:
あれ?一昨年の10月、平成23年だから2011年ですかね。▼2012年の5月ぐらいに運転中に蒸発濃縮装置が漏れて、一回止まって、

それ以降、動いていないというような会見の説明を去年の5月だと思うが、あったと思うが、そうすると止まったのは一昨年から動いていない、そういうことなのか?去年は一切動いていない?

○東電福田:
▼はい、、ちょっと確認させてもらうが、今調べた限りでは一昨年の12月という回答だが、ちょっと5月の件は今、私もわからないので調べさせてほしい。

○フリー木野:★★★
その関連で確認だが、今の話だとRO膜のほうが動いているので、蒸発濃縮の方は動かす必要がないという説明だと思うが、元々、蒸発濃縮装置を動かし始めた当初は、RO膜から出てくる濃縮塩水を蒸発濃縮でもう一回浄化することで、

蒸発濃縮塩水の量を減らしていく説明があった。で、今の話だと使う木亭が大分変わっているようだが、この使用目的は、どういう経緯で何時頃変わったのか?

○東電福田:
あの、そういう意味では、元々、塩分を除去するということで、ROで取れる塩分、で、更に濃縮塩水で濃縮したものをさらに塩分をとって淡水を作ることだったが、

そういう意味で、現状、出来る淡水の水質がROで先ず十分綺麗なものが出来ているということと、実際に淡水の量がそれで十分賄えていることから、そういう意味で水バランスということからして、濃縮装置を動かす必要がない、ということである。

○フリー木野:
そう判断されたのは2011年ということでよろしいか?

○東電福田:
あ、必要があればその後も運転するつもりでスタンバイはしているが、現状はそういう状況になっていない、ということだ。そういう意味では、淡水は今、十分賄えている、ということだ。

その判断は平成23年の12月で、その時点でそういう状況になって、それ以降、その状況が変わっていないということである。

○フリー木野:
わかりました。なるほど。後、先程、▼アレバの補修の関係の被曝量の関係で答えていただいたが、先ほど答えて頂いた内容は、去年の12月に説明頂いた内容と全く同じであり、私が聞きたいのは、最大被曝量ではなくて、作業の詳細を質問していた。

何人ぐらいの方が、どれぐらいの時間作業されて、各平均、恐らく1日ですまないと思うので。何ヶ月も掛けて準備されてされていたので。その平均被曝量であるとか、かかった人数、時間、そういった作業の詳細が知りたい。

○東電福田:
はい… あの、そういう意味では、作業自体はですな。12月14日から19日かけて、ま、4台交換しているが、1日1台ずつ。で、1日辺り20名程度が作業にあたったということを聞いている。その中に当社の管理員が1,2名入っているということである。

○フリー木野:
作業時間とそれぞれの日の平均被曝量とわかるか?

○東電福田:
それはちょっとわかっていない。

○フリー木野:
確認頂けるか?記録があると思うので。

○東電福田:
▼ハイ… 

# 答えられない。東電として回答する気はない。で、次回もまた、最大の被ばく線量の問い合わせがあったと回答し、回答済みリストに加えて、解決済みと内部処理され、繰り返し指摘された事実すらなかったことに。ほんと議事録は残さんと…

○フリー木野:
それからどういう方が関わったかも。どういう協力企業の方がと。で、4台あって1日20人で交換したということだが、

そんなにいろいろな誰でもできるような作業ではないと思うので、この20人というのは、14、15、16、17、18、19、6日間ですかね。この20人の方が6日間、同じ人達が参加したのかどうかも併せて確認頂けるか?

○東電福田:
▼はい… その辺りは、、分かる範囲で確認したいと思う。

○フリー木野:★★★
お願いする。要するに伺いたいのは、そういう専門性のある方が恐らく集中して被曝する状況が今後もあると思うが、その状況を御社がどのように捉えているのかが今ひとつ見えないので、お願いする。

○東電福田:
あの… 作業自体が線も性のある作業だったかも含めて確認させてくれ。

○フリー木野:
お願いする。それから、ついでにも一つ。2号機の穴あけの関係だが、お伺いしていたのは穴あけに使った図面だが、これはいつのものを使用されたのか?

○東電福田:
ちょっとそちらの方はまだ、あの、情報が上がってきていないので、本日は何の配管かというところまでの調査なので、そこは今暫く待つんだ。

○フリー木野:
わかりました。その設計図書だが、設計した会社、それからそれを管理して施工した会社、色々バラバラだと思うが、その辺の状況も含めてお願いする。

▼それから、恐らく、これだいぶ前に保安院に1年ぐらい前に確認していたことだが、現況の分かる図面が、恐らく事務本館の1階か2階に全部まとめて、当時、事故当時置いてあったと思う。

ただ、それはその後、汚染されたりして中々持ち出しが出来ないので、現況の確認が出来てないということだったが、その設計図面関係は、その後、事務本館の中から取りに行けている状態なのか、それともそのまま置いてあるのか、確認にただけるか?

○東電福田:
▼はい。わかりました。行けてない部分が多いと思うが、そこについても確認する。

○フリー木野:
お願いする。

○フリー村上:
先日、確か会見が終わった直後に紙だけもらったあれだが、原子力規制委員会が23日でしたっけ、ようは運転開始から30年以上経過した原発の老朽化対策について新規順が出来るまで、要は申請期限を延長する話があったよね。

で、ちなみに、これ、規制委員会から、確か御社の場合は、福島第二の2号機が対象だったと思うが、規制委員会からこの様な要望、申請期限延長が出る直前までというのは、御社としては老朽化対策をする準備自体はしていたのか?そこら辺をちょっと確認したいが。

○東電福田:
あのう、ええ、経年、経年、高経年評価等、あの、評価書を従来であれば、30年目に入る1年以上前に出しなさいというのがルールだったものだから、我々としてはそれに向かった準備を進めていたという状況である。

で、それに対して新しい基準ができるまで、そこは待ってくれということなので、そこについては指示に従って準備していくことになろうかと思う。

○フリー村上:
つまり、一応、従来基準に則った準備を進めていた、という理解でいいな?あの時点までは。

○東電福田:
そうだな。はい。

○フリー村上:
わかりました。

○フリー木野:
これも確認だが、汚染水の海洋放出に関しての規制委員への報告だが、書き方として規制委員会の方に報告した部分には関係者の合意を取りながらという表記があり(http://t.co/UMnya785 / http://t.co/aidAEgl5)

ただ一方で、尾野本部長代理の方は、そうではなくて関係省庁の了解を得るまでは出さないと、若干というか、ニュアンスが違うと思うが。御社の方としてはどういうふうに考えているのか?どちらの方を方針として考えているのか?

○東電福田:
方針は尾野の言ったとおりであり、従来から、ま、あの、先ず経緯から言うと、案内のとおり3つの対策を進めますよ、というのがベースにあり、いわゆる汚染水の濃度を下げることで、今、ALPSの準備をしているし、

流入する地下水の量を減らすことで地下水バイパスということもやっているし、タンクもできるだけ増設して貯められるようにすると。それをやるということがベースにあるということで、更に、あの、関係省庁の理解なしには放出しませんと。

ここは従来から変わっていない。で、あの、確かに先日出したもの(http://t.co/aidAEgl5)については、少し表現が不適切だったところはあるが、リスクの評価という意味で、将来、そういう試みを継続するが、

それがうまく行かなかった時のリスクとしてはどういう形になりますか、というところで、若干書き方が不適切だったということかと思う。我々のポジションはまずは3つの対策をしっかり進めていくということで、何ら変わってないということである。

○フリー木野:
いや、表現が不適切だとは私は思わないが。要するにあの御社の報告を聞いて、委員の側から合意を得るのは簡単には出来ないことなので、早め早めに手を打ちなさいという発言もあったかと思うが、要するにそういったことというのは、

御社の方は全く考えていないということなのか?早めに合意を形成するとか、現状を詳しく関係者に説明して、合意形成の下地を作っていくみたいなことは全くする予定もないということなのか?今の話だと。

# 3年で地下水流入が何とか出来てタービン建屋地下との切り離しループが完成するとは到底思えない。何の見通しも立ってない。何れ海洋投棄は濃厚。会見見る限り先は見えているのにズルズル説明先延ばし。

○東電福田:
案内の通り、今、まさにALPSの運転とか、地下水バイパスとか、約束したことを一生懸命やることを進めているところなので、それを鋭意進めていいきたいという状況だ。

○フリー木野:
いや、あの、その先のことというのは、全くまだ、想定をしていないということですね。という理解でよろしいですかね。

○東電福田:
あの、そういう意味では、あの、関係省庁の合意なしに出さないということで、今、そういう3つの対策を鋭意進めるということを検討、進めている状況である。

# 合意も何も「するしかねぇじゃん」という状況になってから放出しますと。国費投入、国民合意は必要ない。最低限の説明責任すら果たしてないから事故起こした当事者意識すらゼロ、といわれる東電。復興に水を差すしぃ、で メディアも現状を国民に伝えない。

○フリー木野:
ちょっと一つ確認だが、2011年12月に全漁連に放出の話を、これは施設運営計画を出す1週間前に突然した関係で、全漁連から抗議を受けて、抗議文を手渡されているが、

これも要するに突然、そういう話をしたので、そういう話になったのであって、今の話を聞いていると、前回の反省というか、あまり無いように思えるが。

また、やっぱりギリギリまで粘ってみて、駄目だとなったら直前に連絡する、そういうことになってしまうのか。

○東電福田:
ちょっと課程の話には答えられないが、そういう意味では案内の通り、我々は今、3つの対策で、3年先までの70万m3のタンクを作る計画もしているので、目の前の先ずやるべきことをしっかりやるということである。

○フリー木野:
ありがとうございます… 

# 目の前のやれることをしっかりやるだけだ。なんか無理くりかっこ良くまとめてる…

○東電石橋:★★★
質問は以上でいいか?先週、既に案内しているが、明日、17時30分から臨時の会見を開催する。毎月、運営会議、研究開発推進本部会議の後に会議資料をもって説明している廃止措置に関する進捗状況だが、http://j.mp/z796jR

明日は通常であれば、会見のない日なんだが、臨時に会見を開催させて頂き、説明をさせて頂きたいと考えている。よろしこ。それでは本日の会見はこれで終了する。

# 通常って、ついこの間までは普通に会見日でしょう。「臨時で会見開いて偉いだろう」風味に言われてもな。1F落ち着いたから会見減らすのに1F大変だから現場取材は従来どおり拒否る東電。政権変わったし見直しだ。ここ最近のアカラサマナ広報。嫌な予感…



~ 終了 18時38分(1時間8分)

東電サイトを検索

政府・東電 統合会見議事録から検索

規制庁・経産省・文科省から検索