2013年2月13日水曜日

東電会見 2013.2.13(水) 17時30分 ~ 3号機使用済み燃料プール 鉄骨瓦礫落下 水中カメラ調査結果。4号機原子炉建屋 健全性調査結果(4回目)。放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況(週報)。同日より1号機トーラス室穴開け作業着手。ほか。

東電会見 2013.2.13(水) 17時30分 ~

3号機使用済み燃料プール 1.5トン瓦礫落下続報。水中の映像、落下した鉄骨マストの両端部の2枚を画像で公開。動画提供なし。マスト中間部は燃料ラックに接触していないので何ら問題ない説明。説明資料で状況よく理解出来ず… 

異常、問題なかった報告しながら、今週から来週の頭にかけ水中カメラでプール内の確認をするとのこと。その後、プールに養生シート掛けて瓦礫撤去作業を継続するとのこと。カメラによる調査継続、スケジュールについて問われるまで答えず。

3ヶ月に一度の4号機建屋健全調査結果報告。測定の誤差内の違いで、特に過去の測定分と違いはないとの事。経産省主催の廃炉技術開発に関わる東芝?の見学会お知らせ案内。(ニコ生録画配信あり)資料HPになく詳細不明。自主避難賠償等、説明なし。同日より1号機トーラス室穴開け作業に着手。他

【質疑】
  1. ニコ(虚偽妨害-廣瀬社長国会発言-1F4階立入り)→
  2. NHK(3号機プール鉄骨落下*・4号機建屋健全性調査*)→
  3. 共同(3号機プール鉄骨落下*)→
  4. 朝日(国会事故調虚偽説明)→
  5. 村上(3号機プール鉄骨落下*・4号機建屋健全性調査*・国会事故調虚偽説明-技術総括部長の職責-玉井現在の職責)→
  6. 回答佐藤(国会事故調虚偽説明-1F4階調査作業員詳細-訂正プレス出し方)→
  7. NHK(3号機プール鉄骨落下*)→
  8. 日テレ(東芝見学会*)→
  9. 朝日(3号機プール鉄骨落下*)→
  10. 回答佐藤(2000年以降労基署指導件数・安全教育カリキュラム・カリキュラム公開要望)

○福島第一プラント

○指示・報告

○その他

○12日プレス



■福島第一の状況

○東電石橋:
定例会見を始める。よろしこ。

○尾野:
福島第一の状況 http://j.mp/XyYeoA

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機まで安定して注水継続。

[圧力容器下部温度]
示したとおり。

[格納容器圧力と水素ガス濃度]
示した通り特記はない。

[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却システム運転中。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
3号機タービン建屋からプロセス主建屋に現在移送中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。

[その他]
下から2つ目のぽつ。3号機の使用済燃料プールの上部から鉄骨トラスを撮った際の件について。水中の状況について確認した結果があるので後ほど説明させて頂きたい。

先日、あ、本日だな。★★★本日から福島第一1号機の床面の先行工事。トーラスの調査だが、その作業を開始している。本日の作業に引き続き、明日も作業を進めて、明日には穴を開け終わる予定だ。


■3号機建屋上部瓦礫撤去工事におけるプール内 鉄骨瓦礫落下 水中カメラによる調査

★★★「福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事における水中カメラによる使用済燃料プール内の調査について PDF http://j.mp/XyYtzX 画像 http://j.mp/XyWJqr

というペーパーである。先般、屋根トラスの大物瓦礫を持ち上げた際に、燃料交換機のマストが水中に水没する状況であったことを説明したかと思うが、水中カメラで確認した所、マストのある場所がわかったので、案内したいと思う。

# 水中に水没、というか、落下したのは当日にはわかっていた筈なのに。あの映像で作業していて気が付かないのは有り得ない。虚偽報道当日に落下疑いあると白々しく緊急メールを送る東電。

ポンチ絵(http://j.mp/XyYtzX)で描いているが、マップ上で赤く示したものがマストである。で、マストの先端側、こちらはラックの外側にある、印だけつけてあるが、この場所に制御棒の貯蔵用のハンガーという

制御棒をぶら下げるための貯蔵用の、まっ、なんというんすかね。置き場所がある。そちらの方に先端部が乗っかっていた。それでえぇ、もう反対側のほうがぁ、マストの元のほうですな。上の側だが、http://j.mp/XyXKip

# 使用済燃料プールに1.5トンの瓦礫を落としながら、この緊張感のない説明。プールのどこに燃料があるかは核防護上の理由で示せない。プールの場所は示しておいて。理解できない。

こちらの状況だが、写真で示しているが、こちらは先端部が元のほうがきているあたりにある、瓦礫の上に乗っているということで、★★★全体として使用済み燃料ラックの上に直接触れないような形で乗っていると。いうことであった。

まっ、水注意沈んでいる状況等も特に不安定な状況ではないという事もわかった。まっ、このような状況だったので、調査結果の所に示しているが、燃料ラック上に横たわっているマストを確認したということだが、

燃料交換機マストが使用済み燃料ラック、及びライナー等に直接接触している状況ではなかったということである。これが二点目である。


■放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況

「★★福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第86報) http://j.mp/XyXz6G 添付資料 http://j.mp/YWqJeX 」

建屋滞留水状況 1号機 13,800m3[-100] 2号機 22,000m3[-1500] 3号機 23,200m3[+600] 4号機 17,800m3[+300] 合計で1~4号機貯蔵量 76,800m3。

こちらが、プロセス主建屋に移送されて貯蔵されている量だが、貯蔵施設側(プロセス主建屋16,600[+70]+高温焼却炉建屋3,680[-380])合計 20,280m3。先週の処理量 6390m3。稼働率にして76.1%である。

# (先週)1号機 13,900 2号機 23,500 3号機 22,600 4号機 17,500 合計値 約77,500m3 貯蔵施設プロセス主建屋16,530+高温焼却炉建屋4,060 計 20,590m3 処理量 約 5920m3。

廃スラッジ使用済みベッセル+0本(変化なし)ROを通して処理の終わった量だが、濃縮塩水受けタンク量 230,206m3[+2745]、淡水受けタンク21,421m3[+808]濃縮廃液貯蔵槽 5515m3[+17]

# (先週)キュリオン0%、サリー73.2%。使用済みベッセル+0本。濃縮受けタンク227,461m3[+3154]、淡水受けタンク 20,613m3[-367] 濃縮廃液貯槽 5,498m3[-6]

添付3。一番上。2号機タービン建屋の推移コントーロルの状況だが、目安であるOP3000mmに絡まりながら調整可能という見通し。3号機タービン建屋についてもOP3000mmでコントロールされる見通し。

濃縮塩水タンクと貯蔵量の関係、水の量については満たされる見通し。こちらが通常の週報の状況である。


■4号機原子炉建屋の健全性確認のための定期点検結果(4回目)

★★★先般、案内したが福島第一の4号機において定期的に建屋健全性の確認をしているということで、3ヶ月毎にやっているが今年度の4回めということで先般実施した。その内容について簡単に紹介する。

「福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋の健全性確認のための定期点検結果(第4回目)について http://j.mp/XyYtzX 画像 http://j.mp/XyYWlC」1ページ下の段。

過去、実施してきた3回の時期がこちらである。今回4回めをやっているということだ。項目だが、①推移測定。プールの水位を四隅で確認することによりプール自体が傾いていないか、ということを見ていくと。それから外壁面の変化の有無の確認。

コンクリート表面状態、強度といった内容だ。結果系で行くと4ページ裏面下側。こちらに先般、以前の結果と今回の結果があるが、原子炉ウェうる側の4箇所測定。

あるいは使用済燃料プールの4箇所測定、それぞれの測定結果が並べてあるが、いずれも誤差の範囲内でほとんど同じ値ということなので、プール地震が傾いてないことは従前から変わっていない。

隣のページ、6ページ目。外壁の膨らみというか、傾きを測量した結果を示している。それで得、測量点毎にグラフで示しているが、赤矢印で書いてあるが、これが全開測定からの変化。

こちらも±1mm、精々2mmで測定誤差の範囲内で一致している。7ページ目。これまでの1~4回めの測定変化なども示しているが、誤差の範囲で特に変化は見られていない状況だ。

10ページ目。ひび割れの目視点検だな。コンクリ表面状態だが、有害なひび割れが入ってないことが確認された。

コンクリ強度確認は15ページ、1回目から今回の結果を示しているが、それぞれシュミットハンマーで調べているが、それぞれの測定のバラつきの範囲の中で一致しているということで特段の変化はなかったことが分かっている。以上、4回目の測定においても特記事項ない状況。

私からは以上。

○東電石橋:
皆さんの資料に★廃炉に向けた研究開発の取り組みに関する見学会のお知らせという資料が入っているかと思う。これは今週の金曜日に経産省で実施される見学会だが、参考のために配っている。

それでは質問を承る。



■質疑

○ニコニコ七尾:
★★★12日の衆議院予算委員会(http://j.mp/12KZMzE)で、虚偽説明の問題で廣瀬社長が社内調査結果を外部の専門家に見てもらう考えを示されたということだが、その後なにか具体的な進展は?

○尾野:
先般、廣瀬さまから説明させて頂いたとおり、社外のコンプライアンスの専門家による検証も含め、しっかり調査を進めて参りたいということをお話させていただいておりまして、ええ、このための準備を進めているところである。

○ニコニコ七尾:
スケジュール感としてはなにか出ているか?ざっくりとしたもので結構だが。

○尾野:
まあ、できるだけ早くと考えているが、先ず具体的には、あの、まだ、スケジュールという形になっていない。

○ニコニコ七尾:
わかりました。前回の金曜日だが、これは朝日新聞の木村さんから同様の質問があったかと思うが、これまで1号機4回フロアに入った回数と日時とその目的について整理されているか?

○尾野:
先般分かっている半で答えたと思っているが。ま、あの、詳細は、確認させて頂ければと思うが。

○ニコニコ七尾:
まだ調査中というか、確認中ということでいいか?

○尾野:
ええ、現在、あの、確認出来ているところについては、この間、説明したが、

○ニコニコ七尾:
それは分かっている。最終的なしっかりした確認した上での解凍をお願いしているんだが。

○尾野:
そういう意味ではもう少し確認させて頂きたいと思う。

○ニコニコ七尾:
わかりました。

○尾野:
無いことチェック、というのはなかなか難しいということだ。

○ニコニコ七尾:
わかりました。回答を待っているのでよろしく。

○NHK横川:
3号機プールの件だが、このマストの状態の写真、もう少し解説して頂きたいが、直接触れていないというのは、なんというか、下の方のハンガーに比掛かっているのは理解したが、上のほうがどんな状況で、なんか吊るされているというか、何かに引っかかっている状態なのか?

○尾野:
今、見たとおり橋の方はハンガーの部分に乗っている。それから元の側だが、この写真若干見難くくて恐縮だが、この辺りにある瓦礫に乗っている。http://j.mp/XyXHD5

でえ、全体としてえぇ、ええぇぇ、え、ラックからちょっと浮いた状態にあると、http://j.mp/XyXKip いうことだ。

○NHK横川:
そのラックとの間に隙間があることは確認できているのか?

○尾野:
はいっ、あのぉ、

# こんな両端を写した2枚の写真を見せて浮いている、燃料大丈夫と言われても。なぜ動画で見せないのか?燃料には一切触れていません。無事ですと。動画を見せず動画スナップ2枚見せられて。信用できるか。嘘つき東電。

○NHK横川:
例えば動画なんかでは見えている?

○尾野:
ええ、途中の写真などでも、浮いていることがわかる。

○NHK横川:
元々の落ちる前の状態の時にはどっち側がなんというか、プールの上に見えていたのが分かっているのか?

# じゃあ、その途中の写真とやらを、動画の中間のスナップを提供しろよ。まるで一枚単位で撮影した写真みたいなものいいですな。

○尾野:
あっ、これは元の側だ。というのは、あの、今、先といったのは、あのぉ、こういうふうに、あのぉ、アンテナのように伸び縮みするというのがマストの形状であり、先と言ってるのが此方側で、元と行っているのは、あの、燃料交換機の元側に付いているほうだ。ですからこちらが上側にあった。

○NHK横川:
今、挙げて頂いた黒い上の部分がいわゆるハンガーに引っかかっている状態ということか?

○尾野:
逆で先のオレンジの部分がハンガーの側にありましてぇ、、コチラの黒い元のほうが瓦礫の方に乗っていると。

○NHK横川:
そうすると落ちた時の仕方の想定としては、元々、想定としては落下する前からハンガーに引っかかっている状態で、ズルっと言ったことにより、こうなったのか、つまり結果としてこうなっているのだと思うが、落ちる、

ま、私が見た時、★★★結構、縦の状態になっていたものがするっと落ちるときに、(http://j.mp/YYHSbK)結果として横たわっているが、何らかの形で先端部とかで、燃料とかに接触してないかどうか、というのは、どう説明でき、あの、○×△※と見てるのか、どんなふうに見ているのか?

○尾野:
えっと、一概に言うのは難しいかなぁと、いうふうに思っているがぁ、あのぉぉぉ、ある意味ぃ、こういう伸び縮みをする構造である。

# なんなのこれ。この緊張感ゼロの説明。落下途中でどうなったかの評価もせずに、よくわからない動画の抜き出し画像2枚見せて燃料ラックに振れてないから大丈夫であった報告。心底信用できない… ( ゚д゚)ポカーン

それでえぇ、ええぇぇぇ、まっ、今回、これ、中にワイヤーが入っており、ワイヤでつった状態で伸びたり縮んだりするということだ。簡単に落ちてしまったということは、このワイヤーが切れていたんだと思われる。そうするとある程度伸びた状態でえぇ、

元々存在していたと考えられる。で、伸びてった状態でどっか収まりのいい状態でお様様っている状態から倒れたと考えるのが自然だからぁ、先の方はおそらく、このハンガー付近にあったような蓋然性が、高いんではないかなぁ、と思うが。

今、ちょっとそれを明確に確認するというのは、少し、あの、難しい所もあるかと思っている。ですからぁ、イメージとしては、ええ、これ、ちょっと固いが、これがもっと緩くてつるっと伸びているようなイメージでぇ、

でぇ、かたやしたの方に収まりのいいところまでついてる状態、でぇ、それがこう倒れた、というイメージかと思っている。

わかりました。落ちる前の水中調査でマストがどういう状態で入っていたか、というのはわかってなかったのか?

○NHK横川:
それはわかってなかったっけ?

○尾野:
ええ、ちょっと振り返ってみてみるとぉ、ある程度見えているところがあるのかもしれないがぁ、必ずしも条件の良い状態で、以前の水中確認ができているわけではないしぃ、それから水の浄化をした後には、

# むりくり都合よく解釈することしかしない東電。前回も落下させ、今回も。十分な事前調査すらしてない。ある程度落ちることは仕方ないことだというような説明もしてたし。

非常に不安定な形になっていた瓦礫の撤去ということに着目してみているので、ま、そういう意味では少し振り返ってみるとヒントがあるかもしれないが、今、現時点でどうこう言うことではない。

○NHK横川:
今の段階でラックそのものの燃料に、ま、相当重いものが落ちたことにより、損傷は今のところ見られない、ということは見られない、それは確認されているということでよろしいか?

○尾野:
まっ、そういう意味では、ラックそのものの状態に直接当たる形では乗ってないしぃ、ま、影響を与えていることは、まあ、あまり考えにくいのではないかと思っている。データ的にも特に影響してないし。

# サンプリング、モニタリングデータ的に影響が無ければ落下させたことを報告しないつもりなんじゃ。作業映像は公開すべき。

○NHK横川:
4号機建屋調査で確認したが、6ページ目の点検結果の側面の数字のことだが、全開との比較のプラスマイナスはわかったが、最初から見た時の数字で大きな、例えばふたけたぐらいの変化、数字は特にないか?その辺はいかがか?

○尾野:
これは前回との比較で示しているのでえ、直接分かり難いが、7ページ目(http://j.mp/XyYtzX)だが、こちらが1回目、2回目、3回目ということで、同じ場所がトレンド的に見るとどうであるかということが示してある。

でえ、これ、遠くから測量で図っていることがあるので、ある程度仕方がない部分があるが、ええ、まぁ、さほど、一定傾向で、ええ、優位に大きくなったりずれている様子はない。

○NHK横川:
見落としていた。これで見ると5回の南の3-4だけ、外に少し、穿った見方で恐縮だが、見えなくもないが、そこについての評価はどうか?

○尾野:
いずれにせよ、これは5mm程度の話しである。最初から見ても。さほど大きなものでないと思っている。それからぁ、これ、外壁そのものは共同部材ではなく、元々建屋の強度面での健全性を見ていこうという項目の中で、壁面の様子も加えてみているということなので、まっそういうことから言えば、あまり、現状、あのぉ、特記的な状況ではないと思っている。

○NHK横川:
わかりました。最後に1点。まとめのところで外部の専門家が立合いとなっているのは、これって、何かどこかの何かしらの意見聴取会に入っているとか、なんか、何かしからの方なのか?

ちょっと唐突に社外専門家と出てきて、意味がちょっとあれなんで。東電として招いた専門家に見て頂いた、例えば保安院、あ、規制庁に立ち会いを求められて、とかそうではなくて、御社として用意、お願いした社外という意味合いか?

○尾野:
えっとまあ、建築関係の専門家に我々がやっていることを見ていただくということで、意見を頂いたりするというのが有益だろうということでやらせていただいているということである。

○NHK横川:
じゃあ、規制側から求められているなんか、と言うことではないということだな?

○尾野:
あのぉ、まっ、こういう、意見を聞く、ということは、あのぉ、規制サイドから見ても、あのぉ、好ましいことだと思って頂けることだと思うが。まっ、我々としてやらせて頂いている。

○NHK横川:
わかりました。ありがとうございます。

○共同しずめ:★★★
3号機のプールの話がわからないので教えてほしい。2月8日のリリース(http://j.mp/YYxSzd)を見ているが、頂部が見えていたものが見えなくなった写真が出ていて、北の角度からすると同じ絵だと思うが、頂部というのが、下端(http://j.mp/XyXHD5)と書いてあるところか?

○尾野:
えっと、頂部と書いてあるのがぁ、上端(http://j.mp/XyXKip)と書いてある部分だ。

○共同しずめ:
ちょうぶ?頂きの部分が上端か?

○尾野:
はい。

○共同しずめ:
これ、絵でみるとなんか、どうも、そういうふうにみえないが。

○尾野:
えっとぉ、写真で見ると写真の下の方なんだが、二つ写真が並んでいるよな。http://j.mp/XyYtzX 下の写真の方に電信柱のようなものが写っていて、その周りに何か丸い手が付いているような構造が写真で見れると思う。ハンドル用な手が付いているのが。ええ、ちょうど、

# さっきから尾野氏の上部上部、って頂部かよ… 何度聞いても上部に聞こえる… ややこしい… 頂部 上端 上部 ややこしい… orz

○共同しずめ:
いずれにせよ頂部とあるのは下端の方か?もう一度教えてほしい。頂部は上端?下端?

○尾野:
頂部(http://j.mp/YYxSzd)と書いてあるのが上端(http://j.mp/XyXKip)だ。

# プールから顔を出していたのはこの部分(http://j.mp/YYxSzd)がこれでつ。→(http://j.mp/XyXKip)

○共同しずめ:
頂部が上端?

○尾野:
はい。下の写真の側だ。あの、今、私がが申し上げたハンドルのように見えているのが、燃料交換機が分からみた時に付いている構造物で、こちらが上だ。

○共同しずめ:
つまり頂部が見えていて、下端の方はもともとこの位置にあった、

○尾野:
あったであろうと。

○共同しずめ:
こう斜めになったものの片方だけ下に落ちた、そういうイメージか?

○尾野:
はい。そういうイメージだと。

# 画像フレームの傾きもわからない動画スナップ2枚みせられて、こっちが上、下、ってまじめに状況を説明する気あるのかな。動画見せなさいよ…

○共同しずめ:
ですか。だから使用済み燃料には影響は及んでないだろうということを考えているんですな。

○尾野:
考えていると。

○共同しずめ:
わかりました。ありがとうございます。

○朝日木村:
虚偽説明問題で社内調査に絡んで少しスケジュール感をもう一回確認したい。現状はどの段階にあるのか、先ず訪ねたいと思っている。

○尾野:
先ほど答えたとおりで、ま、外部も含めてのコンプライアンスの専門家による検証など含めた調査を進めていくということで、この準備を進めているところである。

○朝日木村:
ああぁ、準備というと具体的に言うとどなたに話を聞くとか、どういう資料にあたるとか、そういう整理している段階ということか?

○尾野:
ま、そういうことも含めて準備させて頂いている。

○朝日木村:
心づもりとしては、大体どれぐらいまでにこの報告書をまとめて経産省に提出する予定はあるか?

○尾野:
現時点で具体的な予定はしていない。

○朝日木村:
わかりました。

○フリー村上:
3号機の資料済み燃料プールの調査に関連してだが、一部で今回のこの水中カメラで調査する際にも水を浄化するシステムを投入したと聞いているが、それは事実か?

○尾野:
あの、利用している。

○フリー村上:
それは去年、落下した鉄骨をいれた時と同じ物をいれたという形か?

○尾野:
はい。あれが効果があったので、あのう、一回それを使って水の浄化などをした上で作業している。

○フリー村上:
ちなみにあの時もちょっと伺って回答を頂いたか私も記憶にないが、浄化システムを入れて具体的に水の浄化が進んだ、なにか定量的な結果はあるのか?

○尾野:
あ、ごめんなさい。質問いただいていたな。結論から言うと、あのう、水中に不安定だった鉄骨をとるために、どれぐらい使用前、使用後で改善があったかは見ていて、実際に確か、水中の視野が2.5メートル程度だったものが、5m以上まで改善したということを確認してる。

○フリー村上:
ナルホド。ちなみに今マストが落ちている状態、下端と上端、先ほど来仰っているように、使用済み燃料ラックの貯蔵ラックに接してないということだが、その状態自体が同じ接していない、瓦礫の上の乗っているといっても不安定な乗り方か、

安定的な乗り方かによって今後の作業のやり方、当初の予定では確か、ここの使用済燃料プールの上にカバーを掛けて、海側の柱の除去をすると言ってたよね。そのへんのスケジュール感も含めて、今の状況はどうなのか?

○尾野:
そういうことでいうと、前回の場合と今回の場合の違いで言うと、全開は水中でプールの上から水中に入っているような瓦礫に上端が引っかかるような形で止まっていた。

ですから、これから上の瓦礫を撤去したりすると非常に不安定な状態であるという状態だった。で、今のマストの状況というのは、どちらかと言うとそういう状態と言うよりは、

ええ、ま、沈んでいる状態ではあるが、沈んだ状態でおとなしくしている状態なので、ま、作業自体に直接支障になる状況ではないと考えている。ただし、えっとおぉ、これ、あのぉ、

○尾野:
まずはマストの確認ということで水中カメラをいれたが、今後、カバーを掛けて他のところの作業をしてから、また水中に何れ戻ってくるから、

水中の中の状況の確認はこのタイミングでしていくほうがいいと思っているので、★★★今週から来週の頭ぐらいにかけて水中カメラでプール内の確認などを行なっておこうと思っている。

# その映像提供してくれるんでしょうな。

○フリー村上:
先ほどの4号機のプールの外壁面測定の経時的変化のところで、先ほど尾野さんがこの経時的な変化に有意差はないとおっしゃったが、この場合、実際に経時的変化の有意差というのは、数字としてどれぐらいを設定して捉えているのか?

○尾野:
これはだな。例えば私が先程申し上げたプールなどは、プールの端で水面までは図っているということだから、こちらは割と近くで測れる状況だ。

ですから床面とプールの水面の距離感覚がどれぐらいであるかという測定もしているが、ま、ご覧頂く通り、ばらつきが非常に少ないデータだ。一方だが、5ページを見て頂きたいが、http://j.mp/12fmKyW

壁面の状態というのは、ま、ある意味壁面の目標点に対して、外から測量用の望遠鏡のようなもので測っているので、そういう意味では、遠くからある目印を見つつ測定していくということなので、

そういう意味から言うと測定のばらつきは多少出てしまうということであり、それも数mm程度のばらつきがあるのはやむを得ないと思っている。

○フリー村上:
特に先ほどおっしゃた有意差というのは、有意水準として1%とか、そういう具体的な数値を設定しているわけではなく、感覚的なものという理解でいいか?

○尾野:
まっ、全体の傾向として見ていくものなので、そう理解してもらって結構だ。

○フリー村上:
いわゆるこれ光学機器って、光学測定器で調べている形か?

○尾野:
そうだ。

○フリー村上:
外側から。測定時点は毎回、一応、同じポイントでという、

○尾野:
基本、同じような所から測っているが、測られる対象が、ある意味壁面という目印が、明快、でない、場所、のなかで、ある、同じ場所であろうというところを測っているから、

測り方全体含めての、ええ、まっ、手法としての限界があるので、特にこれ自身から大きな変化がないかということを見ていくためにやっていることなので、そうしたことはないということである。

○フリー村上:
先ほど来出ている虚偽説明問題に関連してだが、昨日の国会での参考人招致の際にも廣瀬社長も話していたし、http://j.mp/12KZMzE 過去の資料等を見てもあるが、いわゆる玉井企画部長は元柏崎刈羽の技術統括部長という役職をやっていたということだが、

# ○企画部部長>企画部長  ×企画部長>企画部部長 だよ、ね?

尾野さんも柏崎刈羽にいたので多分分かるかと思うが、要は技術総括部長とはどの様は職責なのか分かっている範囲で教えて頂きたいが。

○尾野:
技術総括部長というのは、なんといったらいいかね。発電所の技術関係の取りまとめ箇所、ということで、★★★まっ、あのぉ、発電所の中では大きく言うと運転の仕事、それから、ええ、保全、機器のメンテナンスの仕事。

それからぁ、総務的な仕事はもちろんあるわけだが、それから、放射線管理とか保安管理とかの仕事。それから品質保証の仕事と。

大きくこういった仕事がある。でえ、技術総括部長というのは、その中でいわゆる放射線管理の保安系の仕事であったり、あるいは技術総括取りまとめ、ということで★★★技術予算の管理みたいなことも含めてしていく役割である。

○フリー村上:
ちなみに玉井さんは報道等では「企画部長(当時)」と書いてあるが、現在の職責はどうなっているか?企画部長のままか?

○尾野:
現在か?

○フリー村上:
はい。

○尾野:★★★
現在はぁ、ええ、原子力品質安全部、だ。運営改善推進グループマネージャー。

○フリー村上:
ありがとうございます。

# スラスラ出てくる。

○回答佐藤:
先週末の記者会見で質問したことで現時点で確認出来ればと思っているが、1号機の4階映像ありますよな。あれを撮ったチームの人達の作業歴がどれぐらいなのか質もしたがわかったか?

○尾野:
えっと、それぞれ人により作業歴が異なるわけだが、何れの方も福島第一での現場作業の経験だとか、まあ、あのぉ、ある方。あるいはいわゆる発電所の保全経験が長い方、という形で選んでいる。

現実でああ行っている方は当直の運転経験、つまり、現場パトロールの経験、あるいは現場での機器補修の関係箇所、こういったところの方が入っている。

○回答佐藤:
撮影に関わったチームの人達は何人いたか?3人か?

○尾野:
撮影に行ったのは全部で6名いた。

○回答佐藤:
6人って、

○尾野:
で、6名いて、二人が待機。でえ、二人が4階。二人が2階と3階に行っているということで、全部で3チームを作って1チームが待機、2チームが中にはいったということである。

○回答佐藤:
▼全員の作業歴はそれぞれ1号機で数年ぐらいあるというか、かなり自由自在に中を動き回れるキャリアがあった方ということでいいか?

○尾野:
全員という言い方が適切かどうかわからないが、原子力発電所内での、要は設備内での歩き方を承知している人間。それと当該の発電所の状況を熟知している人間。こういった組み合わせだ。全員、1号機の内部の状況はよく分かっている人、ということでいいか?

○回答佐藤:
特に撮影でカメラ回しながら歩いていた一団の人たちに関して。

○尾野:
▼明確には確認させてもらったほうがいいと思うが、先ほど来、申し上げている通り、基本的には発電所の設備内で作業をする上で十分な経験のある人にきていただいているということである。

○回答佐藤:
▼こちらの方で確認したいのは1号機でのキャリアがどれぐらいあるのか知りたいので、確認の上お答え頂けるか?

○尾野:
▼えっと、そうだな。確認できるか確認させてくれ。

○回答佐藤:★★★
この虚偽説明の問題に関してHPで2月11日付け(http://j.mp/11rLHaX)で訂正が出ているが、当社関連報道についてというところ。2月7日に最初の掲載があり、それが11日付で訂正されているが、

○回答佐藤:
訂正前の7日付で掲載したものがいまどこかで見られる状態になっているか?

○尾野:
HP状態については今、私、正確に承知していないが、訂正の中でどのようなものをどう直したか、ということが分かるように記載されていたかと思う。

○回答佐藤:
見られる状態になっているかどうか、広報の方からでも結構なので答えて頂けるか?

○東電石橋:
最初のスタンスが今の何処かに載っているかということか?

○回答佐藤:
そうだ。最初のものがどこかでまるごとれる状態になっているかどうか。

○東電石橋:
それはもう差し替えているので、今現在、そのものを見ることはできなくなっている。

○回答佐藤:
これはお願いだが、11日付で訂正入っているじゃないか。そうしたら11日付のリリースを別途作った上で7日の方は残す事はできないか?

○東電石橋:
7日に掲載した見解を訂正するという文面入れているが。

○回答佐藤:
それは11日付にずらしているじゃないか。11日付のものは11日付で別のリリースに出来ないかという話だ。7日のものは残した上で。一つこれで記録が消えたことになる。そういった扱い方をしてほしくないんですよ。

○東電石橋:
えっと、さ、最初のスタンスがわかるようにということだな?

○回答佐藤:
そのまま残しておいて、もし、11日付のリリースへのリンクが必要であれば、

# これトップページに案内ないから見落とすところだった。下の階層沈んだところで直すんだったら、トップページでその旨の案内を出すのは当たり前。しかも、国会事故調と主張が真っ向異なるこんな重大な訂正を。参考人招致されて事の重大性がわかっていない筈無いのに隠そう、隠そうとする隠蔽体質。

○回答佐藤:
7日の下の方にでも何月何日で訂正して有りますとリンク張ってくれればそれで済む話なので。戻して頂けないか?

○東電石橋:
検討させていただく。

○回答佐藤:
虚偽の説明だとか、隠蔽だと言われているじゃないですか。★★★これで訂正してリリースを一つ隠したことになりますから、ちゃんとそういうのは残すようにしてもらえないか?

# 全くです。過去の日付、下の階層に沈んだページを訂正した旨をトップページに知らせない。更新情報をチェックしながら見落としそうになった人から見れば、まだこんなことやってるのかと思われるのわからないのかな。虚偽説明に対する質問に会見でも嘘を説明。それを謝罪するこんな重大な訂正を…

○東電石橋:
はい。検討させていただく。

○尾野:
ちなみに情報を隠しているという、ま、指摘かと思うが、何れにしても大元、元になった、ええ、文面を、このように直したとうこともぉ、ええ、今回の訂正リリースの中でしているので、

ま、そんなことなかったよぉ、といった直し方をしているわけではないのでえ、その点はご理解いただきたいと思う。

# 隠蔽したわけではないので理解頂きたいと。理解できてないのは尾野氏の方。手法ではなく姿勢を問われているの。事の重大性に対する東電の姿勢をな。そういう背景があるから問われているの。 ┐(´д`)┌ヤレヤレ

○回答佐藤:
そちらの方は関心がなくてですね。元のものをそのまま見られる状態で残しておいて欲しいということだ。

○尾野:
そちらについては広報から答えたとおりだ。

○回答佐藤:
取り敢えず以上だ。

○NHK横川:
3号機のやつで聞き忘れたのと聞き漏らしていたら恐縮だが、今回、状況がわかった上で、今後だが、言語の進め方はどういうことを予定されているか?撤去も含めて今の段階でどういう企画か?

○尾野:
はい。今現在から言うと、今週から来週ぐらいの頭にかけて水中の状況確認のカメラ作業は続けようと思っている。

そちらが終われば以前申し上げたとおり、プールの上に保護カバーをかけるような作業をしたいと思っている。こちらの作業が終われば、倒れ残っているコンクリートの柱の撤去に進んでいくと考えている。

○NHK横川:
マストはこのまま放置?

○尾野:★★★
ま、この状態で特に師匠のない状況だから。勿論、水中確認をした結果を踏まえてさらなる判断というのはあり得ないことではないが、

現状から言うと、このままの状態が不安定と言うことではないので、水中確認が終わればカバーをかけていく段取りで考えている。

○NHK横川:
整理すると現状確認して特にダメージ等問題ないことが見えてきたので、ある意味元々の流れに戻るというか、がれき撤去等、そのカバーとしての今後のあの上のカバーの設置に向けた作業に戻っていくということで、

○尾野:
今今のところそのように考えておる。

○NHK横川:
わかりました。先々の話で全然今議論する話ではないと思うが、当然将来的に綺麗にしていく中で、これ、取り払わなくてはいけないと思うが、

今、あるいみ長さが伸縮するようなもので取り扱いが厄介ではないかと思うが、これはこれぐらいの主の差のものも含めて取り出すことは、技術的にそんなに困難なものではないといりかいでいいか?そのへんはどうか?

○尾野:
まあ、重さということから言ったら、そんなに重たいものではない。前回取り扱ったものに比べたらずっと軽いものだ。(1.5トン)

ただ、丸いものであったり伸び縮みする性質があるものだから、そうしたことに応じた取り出し方というものをよく検討して対応することになろうかと思う。いずれにせよプール内に落ちている瓦礫だな。

それぇあのぉぉ、ある意味燃料交換機本体が水没していたりもするので、それはどう取っていくかと言うのは、よくそれぞれの物事に検討して、あのぉ、やっていく必要があると思うので、いずれにせよ優しい仕事ではないと思っている。

# 水没って 落下でしょうが… 燃料交換機は35トンだっけ。その燃料交換機の下の燃料はどうなってんだろ。回収できるのか… 前途多難。

○日テレかわさき:
経産省のプレス張出しの、ええ、、東芝の見学会の件だが、もうちょっと具体的に詳しいことを聞きたいが。例えばこの概要1のワーキンググループの活動状況説明とはどういうものか?

それからドライアイスブラストはどういうもので、どこにどういう形でこれを設置しようと考えてんのか?それを使ったことでどれぐらい除線が軽減されるか、もう少し詳しく分かれば教えて頂きたいが。

○尾野:
これはだな。ある意味遠隔技術タスクフォースというのは、どちらかと言うと国が主導でやっている研究項目であったりするわけでありましてぇ、ええぇ、まっ、細かいことは実際にはこの見学会等で見ていただくのがいいかと思うが、

おおまかなことだけ申し上げると、4足歩行ロボットというのは、まっ、以前、見て頂いたもので、あれがまあ、作業卯として難しい面があったから、そういう事を踏まえて、少し、あの、先生方の知見を入れて、

# http://youtu.be/f7SQ0pf5FUQ ムラの中で回す廃炉費用。有識者会議で危なっかしい物が入ったなと揶揄される東芝4足歩行ロボット。国費投入、ムラで廻せや廻せ、経産省とうっひょひょ。お金の流れははっきりさせて欲しい。

【参考】東電、東芝の4足歩行ロボットでベント管を調査、漏水は確認されず http://j.mp/14St9P5

ええぇぇ、準備をしっかり整えようというのが前段ですので。こちらはまぁ、皆さんよくご存知の内容だと思っている。それからぁ、遠隔除染ロボットと言ってるのは、後ろの方、別紙の2にあるが、ドライ明日を粒上にしてコンプレッサで吹き付けることにより、

これはブラストと俗に言うが、細かい粒子を壁面に勢いよくぶつける事で、表見を削り取っていくというんすかね。僅かに削り取っていくような、そういう方法だ。ま、こうしたことによって堅い物の表面に付いている汚染を取っていくような物でありましてぇ、

# この会見配布資料は、経産省、東電のHPにない。

後ろに行くコンプレッサー車、前に遠隔操作のブラスト装置が腕で動きながら、ええ、まっ、汚れを取りたいところにドライアイスをぶつけると。

ま、ドライアイスを使えば、その後、処理しなくても勝手に揮発していく、ガス分は揮発するから、汚れだけ回収して、まっ、水等でやるよりは後始末が楽と、そんなような装置だ。

○日テレかわさき:
具体的のどこの場所でどういう形で使う問なのか?

○尾野:
これは使用出来る場所は色々な場所があるだろうと思っているが、どういうといいかねぇ。機械が入りうるところでないといけない訳だが、床面であったり、あるいは道路であったり、

○日テレかわさき:
原子炉の中、建屋の中、そういった所を目的している物なのか、いわゆる外の部分なのか。

○尾野:
これは建屋の中なども意図しているが、狭いところはちょっと入りにくい性質の物だが、入りうる所であれば、建て谷中なども意図している。というのは稼働アームなどで垂直面なんかも使えるようしているので。

○日テレかわさき:
具体的に何時ぐらいに導入する、その辺は?

○尾野:
底はちょっと。

○日テレかわさき:
結構先の話か?

○尾野:
これは色々作業の進捗、研究の進捗によると思うが。現時点で何時と言うことではないと思う。

○日テレかわさき:
建屋含めて原子炉の中で非常に線量が高い部分がある。その中でじょせんするに辺り、こういう物は、結構、今、画期的な物というとらえ方でいいのか、その辺の感覚というのはどういう物か?

○尾野:
そういう意味から言うと、要素技術は既に枯れた技術だ。それを組み合わせてトータルとして使えるようにしていくところが、あの、それから遠隔でやりましょう、と言うところがある意味、チャレンジのある部分だと思っている。

○朝日こん:
3号機の使用済み燃料プールの関係だが、いわゆるラックの上にもマストが当たっていないという事だが、ラックの上に当った程度だと燃料自体は損傷というか、影響ないという理解でいいか?

○尾野:
えっとおぉぉ、これはまぁ、な、な、なんと申し上げていいか、あれなだが。先ずラックは相当丈夫な物だ。ですからぁ、あのぉ、まぁ、ラックにあたったぐらいでぇ、ラックがそう簡単に、ええぇぇ、変形したり壊れるか、というと、

その様なことはなというのは あのぉ、これまで見て頂いた水中写真の中で相当色んな物が落ちているが、ラック地震が大きく変形している物が見られていないという事路からも了解頂けるんじゃないかなと思う。

# 了解できるか。全てを見せずに都合のいいところだけ見せるだけ。この人達は大丈夫しか言わない。35トンの燃料交換機がプールに落下。東電の主張するラックが頑丈根拠がこれ。燃料には影響はないという事を遠回しに主張したい。地元の人はどう思ってるんだろ。

○尾野:
でえぇ、一方、あの、燃料の方というのは、ええぇ、これはラックの中で収まっているわけだが、燃料本体のなんというんスカ?燃料棒が、束なっているようなところは、ラックの中に収まっているが、ええ、つかんで動かすために、

ええぇぇ、ハンドルというのが上に付いているわけだな。このハンドルはつかみやすいように、当然ラックから頭が飛び出ているような、寸法配置になっている。ですからぁ、僅かだが、ラックの上にハンドルが出ているようなイメージだ。

ですのでぇ、ラックの上に直接重たい物が乗ると、ハンドルに触る事になるから、ハンドルに触るとハンドルを介して、ええぇ、燃料の、ええぇぇ、それぞれの燃料棒の方に力を介していくことになるからぁ、そういう事から言うと、

あのぉ、先ず、まっ、、なんと言ったらいいんすかね。全くないですか、ッてことに対してw 全くありませんという事はあまり適切じゃないと思う。ただぁ、あのぉ、ここに入っている燃料はぁ、チャンネルボックスをかぶっていて、

しかもラックに入っている状態でぇ、頂部に出ているハンドルは直接、あの、ま、どちらかと言えば結構頑丈な物で、ええぇぇ、あるのでぇ、まっ、直接燃料を痛めるような状況ですか?っていうと、

ま、そう簡単な物でもないでしょうと言うようなことだ。ですからぁ、まあぁ、あのぉ、状態だけ見て一概にどうでスカって言うのは、まっ、ちょっと一言で言うのは難しいとおもっちている。ただまぁ、今回の状況から言うと、

あのぉぉ、マストが落ちている辺りというのはぁ、今のところういているのでぇ、まぁ、ハンドルなんかにも触ってそうな状況でも見て取れないから、ええぇぇ、まっ、今回の状況から言えば、あまり、、関係がないかなぁ、と言うふうに思っていると言うことだ…(フェードアウト)

○朝日こん:
その点でいうと、前回瓦礫が落ちた時というのは、あれは完全にラックの上に乗ってしまって、

○尾野:
前回、瓦礫が落ちたというのは、

○朝日こん:
あっ、滑り落ちてしまった、

○尾野:
9月のだな。

○朝日こん:
あっそうです。

○尾野:
あの時は、あの、実はもっと上の方に、ここの位置よりもずっとある意味、上空の方に引っかかっている格好で反対側がラックの外側の縁の方に、、あった感じだからぁ、

あのぉ、ラックの上には乗ってなかったんだが、更に高いところに不安定な形で引っかかっていた、というのが前回の状況だ。

○朝日こん:
となると今までラックの上に、と言うか、正確に言えばハンドルの上になるんすかね。そこまで大きなものが乗っている状況というのはなかったと考えていいのか?

# 何が言いたいのかわからない無駄に長い説明。

○尾野:
えっとぉ、、取り扱いの中でそういう状況になったかというとそうではないが、あの、事故当初の爆発、でぇ、要はこの付近、天井トラスが落ちてきたり、

鉄骨、鉄筋、あるいはコンクリートなどが落ちてきているからぁ、そういったものは相当程度ラックの上に乗ってる、もとより!乗っているので。

あの、、つまり、、新たにそういう状況になったんスカ?というとそうではないが、以前からぁw かなりの程度、そういう状況になっているというのは、、ある。

○朝日こん:
わかりました。水中カメラで今後、来週頭にかけて見ていくというのは、ラックに対する瓦礫の乗り方や荷重、そのあたりも中心に見ていくイメージか?

○尾野:
えっと、そういうことよりはどちらかと言うと、今後水中にある瓦礫を取り出していく時に、要は瓦礫の有様がどうなっているか、鉄骨等、どういう有様であるのか、

ということを基礎データとして持っていないと、ええぇ、取り出す順の検討だとか、あるいは、これはここでカットした方がいいだろうという検討だとかが出来ないので、そういう目的だ。

○朝日こん:
わかりました。例えばそもそもだが、燃料が少しぐらい損傷したことで、なにかプールの水質とか、放射性物質濃度とか、そのあたりに具体的に効いてくることはありえるのか?

○尾野:
現状で言うと、プールの中に今収められている燃料は、まっ、相当程度取り出してから冷却が進んだ状態に今ある。

ですのでぇ、ええぇ、半減期の非常に長いもの以外は、減衰して消滅しているという状況にあるので、ま、ヨウ素であるとか、といったものは、特に、あの、注目各種として気をつけるべきものだが、こういったものは、もうほとんど消えているであろう状況になっている。

それから、あのおぉぉ、、、まぁ、ある意味、セシウムであるとかそれ相応の減衰をしているようなことだから、先般の時も評価を示したが、まっ、今の状態の燃料、あの、決していいことじゃないが、水中の中で燃料棒が、被覆管が壊れることによって、あの、

いわゆる閉じ込めている状態が、ええぇ、破れた状態となった時に具体的にどのぐらいの影響があったかという評価をしてみると実際には殆どきかないと、言うようなことは確認している。

○朝日こん:
となるとちょっと逆説的だが、水質を見ただけで損傷がないという事は逆に家なくなってくることでもあるんだよな。

○尾野:
えっと、そこは、影響があるような状況になっているかどうかがポイントなのでえぇ、ええぇ、そういうことを確認しているということだ。

# どっちに転んでも大丈夫という解釈しか出てこない。

○朝日こん:
わかりました。ありがとうございます。

○回答佐藤:
▼だいぶ前だが昨年の空きぐらいに質問させていただいたことでちょっとそのままになっているのがあり、可能であれば今答えて頂ければ。

労働基準監督署から東京電力に対する指導件数で2000年以降のものがどれぐらいあるのか集計中だ、という答えを頂いたままになっていたが、これはわかったか?

○尾野:
▼これちょっと、今、手元にもないしぃ、また改めてでいいか? 

○回答佐藤:
はい。よろしくお願いする。▼それと併せて下請け作業員とか、班長向けの安全教育に関するカリキュラムがどういった内容で、何時間ぐらいのコースになっているか、これの確認もお願いしていたが、

○尾野:
▼じゃっ、併せて。

○回答佐藤:
では後日、併せてということで。よろしくお願いする。もう一つ一緒にお願いできるか。▼下請け作業員向けの共通の安全教育カリキュラムとか、班長向けカリキュラムで教科書というか、テキストを作っていると思うが、それを公開することは可能かどうか?

○尾野:
それは多分、難しいんじゃないかなぁと思っているが、改めて併せて確認させてくれ。

○回答佐藤:
わかりました。よろしくお願いする。以上です。

○東電石橋:
以上で本日の会見は終了する。

# 水没は水位が上がって没する、あるいは環境、周囲全体が陥没するなりして沈むイメージだよね。特定の独立した一部分が水中に落ちる事を水没したとは言わないよね。事象としては落下だよね。プールに瓦礫落とす度に水没水没。事故過小評価。染みついた隠蔽体質。言葉遊びに付き合う記者も記者。

# 大物瓦礫撤去を行う度に使用済み燃料プールに鉄骨瓦礫を落とす東電。通常、前回に引き続き今回も落下させたなら、前回の教訓、対策をどう反映させて、という視点から説明があって然りなのに、よく分らない2枚の写真見せて、水没 水没、大丈夫 大丈夫、不安煽る東電広報 ( ゚д゚)ポカーン



~終了 18時29分 (59分)

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