2013年2月1日金曜日

平成25年2月1日(金)18時00分 ~ 規正庁 臨時会見 ~ 原子力規正庁 審議官 名雪 哲夫 "敦賀原発 敷地内破砕帯評価会合の未公開 取り纏め案"を評価会合前に日本原電に漏えい。事業者に便宜。出身省庁に出向出戻り処分? 規制庁 事業者側調査せず幕引き会見

平成25年2月1日(金)18時00分 ~ 規正庁 臨時会見 ~

原子力規制委員会 / 会議 / 会見 / 配信チャネル


 録画 http://youtu.be/McsBVrdaxiE

○報道




○規正庁森本:
本日発表した処分と併せて人事異動について説明する。

原子力規正庁 審議官 名雪 哲夫(なゆき てつお)を内規に基づく訓告とした。この処分は本日付けだ。同時に、名雪氏を文部省に出向させる人事を発令した。

# 事業者に便宜を図り官僚さまは元の文科省にお帰りになられる。ノーリターン。

後任は当面の間、櫻田 道夫 (さくらだ みちお)を充てるということである。

先ず、経緯について説明する。1月22日、先週の火曜日だが、審議官は本庁内の執務室において、日本原子力発電株式会社の常務、他2名の計3名と30ほど面会をした。

規正庁側からの同席者はいなかった。その席で審議官が原電側に28日の敦賀発電所敷地内破砕帯の現地調査に関する有識者会合 第二回評価会合(http://j.mp/TupwHS)で公表される予定となっていた 評価取り纏め案のドラフトを渡していたことが判明した。

原子力委員会では規制業務の独立性、中立性を強化するとともに、国民の疑念や不信を招くことがないように、という観点から第一回の原子力規制委員会の会合で透明性確保のための方針を決定している。

この中で、被規制者との面談を行う場合には、緊急時等のやむを得ない場合を除き、ふたり以上で対応すると規定されており、本件の行為はこれに違反をしている。また、資料を日本原電側に渡した点についても問題がある。

資料自体は公開の有識者会合でそれまでに議論されてきた内容をまとめたもので、必ずしも公表されていない情報が含まれていたわけではない。しかしながら、被規制者との間で中立性を重視する規制組織の職員として、著しく軽率な行為である。

この2つの点で審議官の行為は不適切であったと判断された。処分の事実関係としては、先ず以上である。次に発覚の経緯と規制庁の対応について説明する。規制庁として係る事案を確知したのは翌日の23日、本人からの申し出によってである。

これを受けて、即時に田中俊一委員長に報告し、事実関係の確認を開始した。その結果、審議官本人が一人で面会したことと、資料を渡してしまったことを認め、正当な理由がない、★不注意による行為と判明した。

このため、直ちに規制庁長官から本人に対し、譴責すると共に担当していた一切の職務から外す暫定措置を取った。その後、事実関係の確認と人事に関する手続きを行い、本日の発表となったものである。

この件について、田中俊一委員長から、池田規制庁長官に対して、以下の指示があった。原子力の規制組織として信頼回復に務めている中で、原子力規制庁幹部が、このような行為をしたことは誠に遺憾である。

事故の反省を踏まえて生まれた規制庁においては、特に、被規制者との接触を慎重に、透明性をもってすべきだと考えていただけに、非常に軽率であったと言わざるをえない。被規制者との適切な関係がなぜ必要なのか。

職員に対し、改めて規制者としての精神を徹底することが必要である。襟を正して職務にあたって頂きたい。これを受けて、本日の午後、長官から幹部職員に対して訓示を行った。

また、管理職からすべての職員に対して委員長の指示を伝達をし、徹底を図ることをしている。こうした自体の発生は極めて遺憾であり、今後、襟を正して精励していく所存である。こちらからは以上である。

○保安院佐藤:
それでは只今から質問を受けたい。質問のある方は挙手をお願いする。

# うーん。流石に、元気よく手を上げて!とは言わないな。



■質疑

○産経天野:
先ず、そもそもなぜ、そのような文章を渡したのか?本人の言い分とはどのようなものか?

○規正庁森本:
えっと、ま、先ずどんな理由であれ、資料を渡したのはとにかく軽率であると考えている。本人からは秘密の打ち合わせ、などという意識はなかった、

○規正庁森本:
ということではあるが、事実の重さには変わりない!と考えている。

○産経天野:
その受け取ったことで、★★★例えば金銭、物品の受け渡し、接待などの利益供与、過去の分を含めて確認したことはあるか?

○規正庁森本:
そういうものはない。

# 確認していない… 文科省に送り返して幕引き… ( ゚д゚)ポカーン

○産経天野:
ない。それで23日に確知したわけだが、その時点で公表しなかった理由、その時点で長官から譴責とあるが、譴責は公表事案には入らないのか?

○規正庁森本:
はい。あたらない。

○産経天野:
なぜ23日に公表しなかったのか?

○規正庁森本:
先ず、事実関係の確認を明確にする必要があるということで、事実関係の確認に時間を要したというものである。

○産経天野:
戒告にした理由だが、他の処分、重い処分はなかったのか?

○規正庁森本:
内規としては一番重いものである。

○産経天野:
事業者との癒着に関してのルールとして、二人以上、というのがあるとおっしゃっていたが、そうすると一人だったから、自分から申し出た。その辺の経緯がよくわからないが。なぜ、自ら申し出たのか?

○規正庁森本:
先ず、本人は面会記録というものを提出しており、そして既にHPにアップしている。本人としては一言で言えば、軽率にそのようにやったんだろうと考えている。

○産経天野:
基本情報だが、名雪審議官の年齢はいくつか?

○規正庁森本:
昭和33年11月7日生まれなので、現在は54歳であろうかと思う。

○産経天野:
ありがとうございました。

# 経産省・保安院であれば名前はでなかったであろうウンコ組織。生年月日まで。

○朝日 西川:
確認だが、面会は原電側からの要請で面会したということか?

○規正庁森本:
はい。そのとおりだ。

○朝日 西川:
それでドラフトは要求されて渡したということなのか?原電側から求められて渡したということか?

○規正庁森本:★★★
詳細は承知していない。面会は儀礼上の挨拶、ということで申し込まれたと本人は言っている。ただ、実際には個別サイトの具体的な話に及んだろう、ということだ。その中で渡したと聞いている。

○朝日 西川:
その時点でのドラフトと、先日、公表されたものとは何か内容の変更はあるか?

○規正庁森本:
ドラフトなので★★★内容の変更はある。HPでその資料もアップしているので、それで確認いただければと思う。

○朝日 西川:
いや、ドラフトは、ドラフトと28日に出たものというのは、えっと、

○規正庁森本:★★★
同じものではない。はい。

○朝日 西川:
ドラフトもアップされているのか?

○規正庁森本:
ドラフトもアップされている。面談記録をHPにアップする際に、何を渡したか、というものについてはアップしているので、アップしている。

○朝日 西川:
え?じゃあ、その時点でHPに載せた時点で、、

○規正庁森本:
いえ、HPには★★★本日載せました。

○朝日 西川:
本日ですか?

○規正庁森本:
はい。

○朝日 西川:
えっと、じゃ、取り敢えずいいです。

○TBS立山:
TBSの立山である。この審議官だが、日本原電側と接触を持ったのは、今回が初めてなのか、この方は、文科省出身だと思うが、文科省時代からこういう接触は日常的に行われていたのか?その辺はいかがか?

○規正庁森本:
儀礼上の挨拶として接触していたことはあると考え、いや、あるということだが、いわゆる今回のようなやり取りというものについては初めて、と、彼、本人は申している。

○TBS立山:
儀礼上の接触というのは、規制庁に移ってからも、ということか?何回ぐらいあったのか?

○規正庁森本:★★★
儀礼上の挨拶については、特に制限をかけていたいので、それについては確認していない。

○TBS立山:
他の電力会社との接触もあったのか?

○規正庁森本:
いわゆる儀礼上の挨拶はあったと聞いている。

○TBS立山:
で、これ、28日の会合の前に渡したことが発覚したわけだが、★★★28日の会合自体を取りやめるとか、そういう判断はなかったのか?

○規正庁森本:
そういう判断をしていない。

○TBS立山:
それはなぜか?

○規正庁森本:
それはあの、28日の資料に、あの、影響を与えたということは、あの、その、その後、例えば、あ、失礼した。

ええ、★★★22日以降、資料に関して審議官からは一切指示はなかった。原電からも特段の動きはなかった。とりわけ、23日以降はその職を外しているので、必要がない、という判断だ。

○TBS立山:
最後に28日の評価会合の時に取りまとめが行われず、★★★ピアレビューという形の評価が取り入れられたが、これは、この審議官の行動と関係があるのか?

○規正庁森本:
全くない。

○TBS立山:
この事実と関係無いとうことだな。

○規正庁森本:
はい。全くない。

○TBS立山:
わかりました。

○保安院佐藤:
じゃあ、しずめさん。

○共同しずめ:
事実確認だが、北野が原電の常務と、他の二人というのはどういう担当か?

○規正庁森本:
えっと、原電の、内村常務と、後、二方、ちょっとそれは、のちほどでよろしいか?

○共同しずめ:
内村常務と名雪審議官は、例えば安全委員会時代とか、そういう面識があったということ?

○規正庁森本:
そこは承知していない。

○共同しずめ:★★★
渡す方も渡すほうだが、渡してくれと頼む方も非常に問題があると思うが、これは原電に対して何か指導とかされているのか?

○規正庁森本:
あの、★★★やり取りについては原電に確認していないので、渡してくれといったのかどうかも確認していない。従って原電に対して何かをやるという予定はない。

○共同しずめ:
なぜ確認してないのか??

# 確認していない ( ゚д゚)ポカーン

○規正庁森本:
あの、やりとりの、あの、ようすれば、★★★こちらの内規として、あの、名雪審議官を処分するものなので、そこについては必要はないと考えている。

○共同しずめ:★★★
規制をする対象ですよね。日本原電は。個別に面談をして資料を渡してくれとは言ってはいけない、と言うことは日本原電はよく知っているはずですよね。それに対して何も言わないという姿勢で規制庁としてよろしいのか?そういう姿勢でいいのか??

○規正庁森本:
先ず、規制庁としてそういう儀礼上の面談以外の面談をする、あるいはそうしたドラフトの段階の資料を渡す。このことについては厳しく対処する必要はあると考えている。

○共同しずめ:★★★
あの、評価会合の後に日本原電は即座に反論会見なるものをやっていますよね。この準備にドラフトが使われたと考えられますけど。そういう影響も出てるんじゃないんですか?

○規正庁森本:
そこは確認していない。

# つか、それが目的で近づいたとしか… 何があいさつだよ… 日本原電を擁護するか否か分かりやすい踏み絵でつね。

○共同しずめ:★★★
今後も日本原電に対して何も言うことはないということですか??なめられませんか??そんなんで。

○規正庁森本:
そこは考えていない。

○共同しずめ:
予定はないと?

○規正庁森本:
はい。

○共同しずめ:
わかりました。

○テレ朝松井:
今、HPに公開した、渡した資料をHPに公開したということだが、今、私のパソコンはつながっているが、どちらか?トップページからも見当たらないが。

○規正庁森本:
先程、

○保安院佐藤:
はい。広報課長だ。HPを担当しているが。そこの、、ちょっといいっすか。トップページから行ってだな、、チョットここ下げてもらえますぅ?えっとね、、

○テレ朝松井:
要するに新着情報に入れないで、

○保安院佐藤:
新着ではなくて、もうちょっとカーソルを、これのね。

# 少なくとも新着情報には経緯と事の顛末を出すべきですな。規制組織の不祥事なんだから。このままじゃ事業者、東電と変わらない。

○保安院佐藤:
情報の公開(http://j.mp/11rhzHc)、それに、事業者の面談コーナー(http://j.mp/SDpEUx)がある。そこの、1月(http://j.mp/11rirLT)だ。

○テレ朝松井:
はい。

○保安院佐藤:
それと、これだな。一番上に1月22日と。

○テレ朝松井:
で、ここで渡したものが、ということだな。(http://j.mp/11riHup)

○保安院佐藤:
はい。

# 日本原電の要望に応じて1月22日に手渡したという敦賀評価ドラフト http://j.mp/11riHup で、こちらが1月28日 2回めの敦賀破砕帯評価会合で公開された評価案 http://j.mp/SXPiIX

○テレ朝松井:
わかりました。今、こういう話になった時に、この審議官の方の名前を色々とHPなど、原子力規制委員会のHPで検索しようとすると、たとえば第7回、8回の地震・津波に、第7回には出席し、第8階には出席していない。

私は取材をして知っているが、★★★公式記録としてHPには残っていないんですね。出席者の名前が出ていませんから。HP上には。

○規正庁森本:
議事録として?

○テレ朝松井:
議事録にも名前は乗っていませんし、

○規正庁森本:
ナルホド

# ずっと言われてるのにね。議事録の頭に規制庁側の名前が出るのと出ないのがある。

○テレ朝松井:
これ、以前から私がずっと言い続けていることで、当日、そこに載せたからいいではないか、とか、名前(名札)がなくても最初に名乗ったからいいではないかと言っているが、こうして見ると第7回に出席したのに、第8回に出席していない、

# 言ってた言ってた。ちなみに地震・津波の7回と8回の議事録はまだアップされてない。第6回の議事録(http://j.mp/WekYdY)には、出席者に名雪審議官の名前記載ある。 現場では座席指名を書いた紙は提供されるのね。

というのは、当日配られた座席表には確認できたが、記録として残されていない。やっぱりそういうことで守ってきた、というような意識を私はずっと指摘しているんだが。否定なさってますけど、やっぱりそういうことがあるんじゃないんですか?

○規正庁森本:
はい。あの、もとより、かねてより、あの、ご示唆のあった点で、いわゆる出席者が明確になるように、ということで、発言する際に名前を必ずいう。また、指摘のあったことを踏まえて、あの、当日の資料配布の中に誰が出席したか明確にする、

というところまでやっていたが、今、指摘のあったように、議事録でクリアに出来てないという点は改正したいと思う。

○テレ朝松井:
では、今後は直すということだな?

○規正庁森本:
はい。直したいと思います。

# 当日の配布資料で誰が出席したか明確にする、というのは徹底されていませんがな。それと名前はその都度行ってもらわないと、議事録起こす側は確認に手間がかかるんだよ。ミスも出かねないし。議事録、時間かかってるのは、専門用語以外に発言者確認という理由もあるんじゃ…

○テレ朝松井:★★★
これは遡って直すということか?

○規正庁森本:
努力したいと思う。

○テレ朝松井:
バックフィットと。

○規正庁森本:
バックフィット… 努力したいと思う。

○テレ朝松井:
はい。わかりました。よろしくお願いする。

# こういう相手の立場の弱い時にバシバシ関連付けて要望を突きつけるっていいなぁ。

○読売船越:
ちょっと、全然、何故渡したのかわからないが。これ、やり取りの中でというが、やり取りがどういうやり取りで、何を思って渡したのか?

○規正庁森本:
はい。… 

○読売船越:
渡していいと思ったのか?

○規正庁森本:
えっと…、すごく端的に申し上げれば、渡していいと考えた、ということである。

○読売船越:
原電から求められて、で、渡していいや、となったということか?

○規正庁森本:
あのう… 本人はだな。言わば、この評価会合の議論をだな。

○規正庁森本:
ええぇ、まっ、より実りあるものにすると。いう意識の元に渡した、という認識であったと承知しているが、それ、それゆえに軽率であったと考えている。

○読売船越:
議論が実りあるため、というのが全然分からないが。どういう意味なのか?

# より実りあるものに。事業者にとってな。

○規正庁森本:★★★★
わたしにもわかりません。

# 私にもわかりません wwww 東電会見資料確認しながら聞いて、一番心に響いた言葉。名雪審議官の主張丸飲みか…

○読売船越:
本人は実りあるものにすると。渡すことが実りあることに繋がると言っていたと。で、ただ軽率だったというのは、次の日に軽率だと気づいた、ということなのか?

○規正庁森本:
基本的にそうだと考えている。

# もうワケワカメ

○読売船越:
わかりました。それともう一点。確認で、原電から求められた、ということでいいか?

○規正庁森本:
ええ、そこも、ぉぉ、★★★本人から明確にしていない。

○読売船越:
明確にしてないし、明確にする必要もないと思っているのか?

○規正庁森本:
はい。

○読売船越:
一人で会わないというルールなのに、結局一人で合っていたと。★★★で、審議官に秘書とか付いているわけですよね?

○規正庁森本:
はい。

○読売船越:
来て、そこで一人で合っていることは分かるわけで、何で周りも気づかない?当日、

○規正庁森本:
先ず、儀礼上の挨拶だけであれば、そこを制約しているわけではない。それが長引いた時に、やはり、その、ええ、職員を呼びこむとか、いう努力をすべきだったというのは、まさに、その、あの、審議官の、あの、問題であったと理解している。

○読売船越:
じゃあ、最初は挨拶のためだったはずが、いつの間にか話し込んでいて、中で話していた、そういう理解でいいか?

○規正庁森本:
はい。

○読売船越:
で、

○規正庁森本:
あの、はい。

○読売船越:
あ、どうぞ。

○規正庁森本:
実際、あの、挨拶を超えて話が個別サイトの話に移った段階で、途中からでも他の職員に同席を求めるなどの対応ができたはずだと考えている。そういう意味で、そういうことをしなかったことが内規に反すると考えている。

○読売船越:★★★
あと、再発防止策が全く分からなくて、襟を正すとか、それは精神論であって、具体的にどうやって防止するのか全く見えてこない。

○規正庁森本:
はい。… えっと… 先ず、今回の事件はだな。先般の委員会で決定された組織理念(http://j.mp/VJw89t)というものが徹底していないことに起因すると考えている。

その中でも透明で開かれた組織という考え方の徹底が図られていないということであろうかと思う。

# 職員といっしょに、みんなで一緒に考えたのにね。これ。http://j.mp/VJw89t なんだったんだろうね。ままごとだったんだね。今年初めに発表したばかりなのにね。

で、再発防止策として何が必要か、早急に検討したいと考えている。先ず、先ずは、組織理念、のオフィス内の掲示であるとか、ここの職員への徹底、といったことの工夫はするが、それで十分とは考えていないので、更に!再発防止策を考えたい。

○読売船越:
原電へのペナルティーはないわけですよね?接触して、もらったなら、本人たちがもらって帰らなくても、それはそんなのおかしいですよといえるわけですよね?

○規正庁森本:★★★
これは規制庁職員たる名雪審議官の問題点であると考えている。

○読売船越:★★★
ということは、あくまで個別の問題であり、組織全体の問題ではないと聞こえるが。

○規正庁森本:★★★
おっしゃるとおりで、本人の聴取によっても、全く個人の判断であり、関係職員を含めて、関与は全く否定しているので、

○規正庁森本:
個人の問題であろうと考えている。

# 頂きました。個人の問題であり規制庁の問題ではない。

○赤旗日曜版みうら:
ちょっとよくわからないが。その、話し出して、原電から求められたのか、それとも自発的にお渡ししたのか。どちらなのか?

○規正庁森本:★★★
そこはわかりません。

○赤旗日曜版みうら:
なぜそこがわからないんですか?

# そこはわかりませんって… そこでしょうが… 何を言ってるんだこの人は… ( ゚д゚)ポカーン

○規正庁森本:
要するにこの問題が名雪審議官の本人の、言わば規制庁としての自覚の問題であり、それに対しては内規、あるいは更迭という個で処分したいと考えている。

○赤旗日曜版みうら:
いや、処分をするのはいいが、向こうが、原電が、非公開の資料をくれといったかもしれないじゃないですか。言ってないんですか?

○規正庁森本:★★★
承知していない。

○赤旗日曜版みうら:
いやいや、言ったかどうか調べないと、その次の段階に進まないじゃないですか。それは調べないんじゃないんですか?

○規正庁森本:★★★
調べる予定はありません!

○赤旗日曜版みうら:
何でですか?

○規正庁森本:
なんべんも申し上げるように!本件は!名雪審議官の個人の、言わば過ちであり、且つ、個人の軽率な行為、内規違反というふうに理解している。

# 会見出入り禁止だった赤旗

○赤旗日曜版みうら:
いや、それは原電が不正をしていない保証は、今ここで示すことは出来るんでしょうか? 原電が不正をしていないということを規制庁として、

○赤旗日曜版みうら:
規制委員会として保証しているとうことですね?

○規正庁森本:
いえ。

○赤旗日曜版みうら:
保証できないなら、なぜそれは調べないのか?

○規正庁森本:
その必要はないと考えている。

○赤旗日曜版みうら:
なぜ、その必要はないのか?

○規正庁森本:
なんべんも申し上げるが、本件は名雪審議官が、言わば規制庁職員としての自覚のない行為をした、★★★ということをもって処理したいと考えている!

○赤旗日曜版みうら:
不正があったらどうされるんですか?

# なんでこんな語気が強いんだろ。森本次長は。

○規正庁森本:
不正があったらどうかとはどういういう意味でしょうか?

○赤旗日曜版みうら:
何らかの金品の授受とかあったかもしれないし、非公開のものをくれといったかもしれないじゃないですか。

○規正庁森本:
金品の授受はない!ということで本人から聞いている。

# 本人がいってるだけ。組織としての調査はしない。この人は一体何を言ってるのか ( ゚д゚)ポカーン

○赤旗日曜版みうら:
非公開のものについていかがでしょうか?

○規正庁森本:
それは承知していない。

○保安院佐藤:
あの、同じ質問が堂々巡りなので、

○赤旗日曜版みうら:
堂々巡りって、一番大事なことじゃないですか!何で聞かないのか、わからないわけでしょ?

○保安院佐藤:
すいません。他にもまだ質問されたい方がいるので。はいっ。他にいるか?(強制終了)

○東京新聞 大村:
あの、今、どういう経緯で渡ったのか、全然さっぱりわからないんですよ。それがわからないと、これ、国家公務員法違反と言う事も有り得る話で、

あるいは、いわゆる請託を受けてですね。便宜を図ったことも考えられなくもないわけですよね。そういう刑事責任とか、そういうものについてはどうお考えか?

○規正庁森本:
先ず、国家公務員法との関係だが、今回、審議官から日本原電に渡された報告書案は、基本的に、それまでの公開の有識者会合で検討、議論されていた内容を取りまとめたものであると。

それから公務員としての守秘義務が課されていない有識者会合にも渡されていることを踏まえれば、★★★必ずしも守秘義務違反とはいえないのではないかと認識している。

# 公表前の評価書案、それも見えないところで、メールやり取りで年末に島崎委員がまとめた評価書案。前段の議論が公開だから守秘義務違反に当たらないってどういう理屈だよ。この人は一体何をしゃべってるんだろ???明らかな守秘義務違反だろがよ!

○東京新聞 大村:★★★
じゃあ、そういうふうに金品を受け取ってないと、本人がそう言っているだけですよね。それを規制庁として確認したわけじゃないですよね。何か裏撮りできるわけじゃないですよね。それはどうして、ないと言ってるだけのことを信じられるのか?

○規正庁森本:
あのう、ま、問題になっているのは、その、言わば28日の会議の資料(http://j.mp/YylW7c)これを事前に渡したことにとどまるので、あと、すいません。

ということなので。それについて名雪審議官の問題だということで、今回処分をするというものである。

○東京新聞 大村:★★★
あの、すいません。要するにそれが事前に貰えることが、原電にとって利益であれば、利益の供与になるんですよ。そしたらそれを利益供与をして、見返りに何かをもらっているか、もし、もらっていれば贈収賄になるわけですよ。

そのあたり、ほんとにそのへんまで認識して、調査したのか?そういう刑事罰に当たる可能性もあることを認識して、場合によっては司法当局に告発するなり、なんなり考えなかったのか??

○規正庁森本:★★★
繰り返しになるが、基本的にそれまでの公開の有識者会合の検討議論をしてきた内容を取りまとめたものだということを踏まえて、ええ、言わば内規で、名雪審議官の不適切な行為。というものを処分した、というものである。

# 島崎委員が年末に預かるといってメール等のやり取りでまとめた評価書案でしょ。前段の議論が公開だからいい?何言ってんだこのおっさんは??初回の評価回翌日もキャンセルになるぐらい明確な事業者にとって不味い方向性でまとまってあるだろう評価書案。

# それを28日の評価会の前に、事前に事業者 原電が規制庁に近づき、評価書案を入手する。この問題の重要性を組織のものとして考えないで、あくまで個人の問題で処理?(゚Д゚)ハァ? いったい何を言ってんだこのおっさんは?!ここって経産省だったのか?規制組織だよね?!


○東京新聞 大村:★★★
すいません。つまり、じゃ、話の角度を変えるが、森本次長は、事前に原電に対してドラフトを渡すことが、原電にとっての利益ではない、そうお考えか?

○規正庁森本:
非常に不適切な行為だと認識している。

○東京新聞 大村:★★★
いやちがう。原電の利益かどうかを聞いている。

○規正庁森本:
そこは私にはわからない。

○保安院佐藤:
はい、じゃあ次の方。

# わからないから調べるんだろ。規制庁、\(^o^)/ 規制庁が身内の不祥事に保安院と同じことしてる… 名前は出したけど、出向って、島流しみたいに言ってるけど、ただの出戻りじゃないか… なんだそれは… 細野54ザルのノーリターンルール、ここで真価を発揮。官僚のやりたい放題。規制庁、規制委員会は経産省、文科省から内部崩壊誘発は自由自在。orz

○共同さがや:★★★
冒頭の森本次長の発言が気になっていたが、これまでの審議の過程が公開されていたから、ドラフトを出しても問題ない、そういう認識なのか?

それはな雪審議官だけなのか、寄生庁全体としてこれまでの議論の過程が公開であれば、そういうドラフトとか秘密の資料とか、これまで公開されないものには当たらないという認識なのか?

○規正庁森本:
先ず、もとより守秘義務、ですな。★★★実質的な秘密のある情報、公表されていない情報というものが含まれているとは認識していない。

# うわぁ、開き直った… ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!

しかしながら、あの、言わば、その、まだドラフトの段階の資料を渡すという事自体は、極めて不適切、と認識している。

○共同さがや:
話が変わるかもしれないが、今の安全基準の策定をされていて、各検討チームが一字一句で、どう表現するか詰めている議論をやっていると思う。

それでああいうのが決まっている段階で、こっちは途中の審議を公開したから、ドラフトは構わない、という理論がちょっと分からないが。

○規正庁森本:
構わないと申し上げているのではなくて、それゆえに、彼を訓告という処分にし、且つ、文科省に出向させる、という、言わば更迭処分をさせていただいているものである。

# なんかもう、どの記者も、声から、ありえねぇという空気がバシバシ伝わって来るんですけど… 信頼築くのは大変なのに。こつこつやってきて。音を立てて崩れていく信頼… 自ら壊してる… 

○共同さがや:
それから先程の質疑の中で出たが、国家公務員法との関係で、報告書案を有識者のメンバーには渡っているということもあるので、義務違反ではない、ということで、被規制者と検討チームのメンバーを同列に扱っているのもどういうことなのか理解できないが。

○規正庁森本:
あすいません。言葉足らずだった。いわゆる 実質秘という意味で、国家公務員法上の守秘義務というのは掛かっている。

そういう意味で、この日本原電が立てた報告書の中身において、先程も申し上げたが、公開の有識者会合で検討議論されていた内容であるということを前提として取りまとめたものだ。

そういうことが前提であるので、守秘義務がかかっていない有識者の方にも渡しているという意味で、 実質秘とは私どもは認識していないので、従って国家公務員法上違反とはいえないのではないかと考えているものである。

○保安院佐藤:
はい。次いるか?

○毎日岡田:★★★
先程、森本次長がおっしゃった被規制者との面談のHPで載せられた資料をちょっと見たが、http://j.mp/11riHup 原電が分からは28日までの評価に関連して新治験として、当日説明させて欲しい旨の情報があったと書いてあるが、儀礼上の挨拶という名目ではないんじゃないのか?

○規正庁森本:
先ず、儀礼上の挨拶としてアポを取ったという事実はあるようであるが、実際には、先程申し上げたように個別のサイトの議論に入ってしまったと。

# 22日に挨拶に来ただけと近づいた日本原電。で、敦賀の破砕帯評価ドラフトを持って帰る。規制庁は事業者にハメられた、ということなのか。それとも規制委員会をよそに規制庁が原電の訪問目的を知った上で接触していたのか。全然意味が違うんですけど。そこには頑なに触れない… (¬、¬)

で、その旨を彼は面談記録として提出したというもので、それをそのまま出させて頂いたものである。

○毎日岡田:
名雪審議官がそいういう理解で書いただけで、実際は儀礼上の挨拶で通ったということか?

○規正庁森本:
最初のアポはだな。

○毎日岡田:
あ、なるほど。で、実際に初めてだったということか?

○規正庁森本:
儀礼上の挨拶ということでは会っているということだが、

○毎日岡田:
ん?ん? いままでも挨拶上、会っていると?

○規正庁森本:
儀礼上の挨拶というのはあったと聞いている。

○毎日岡田:
会うのは何回目なのか?儀礼上の挨拶として。

○規正庁森本:
そこまでは調べていない。

○保安院佐藤:
はいっ、他にあるか?

○朝日 西川:
ちょっと今の質問の確認だが、初対面ではなかったということか?その常務とは。

○規正庁森本:
それはそうだと思う。実際に評価会合等で会っていると思うが。

○朝日 西川:
個別にあったことがあるのかどうか、ということなんだが。

○規正庁森本:★★★
いわゆる儀礼上の挨拶としてあったことはあるようである。

○朝日 西川:
わかりました。後もう一点確認だが、名雪審議官が渡した文章、資料というのは、評価会合の文章だけ?

○規正庁森本:
そのように聞いているし、そのようにHPにもアップされている。http://j.mp/11rirLT

○朝日 西川:
わかりました。

○北海道新聞やすもと:
確認だが、今回の処分の根拠となっている規則では、この文章を渡した行為は何に当たるのか?違反行為としては。

○規正庁森本:
あの、まず、その、二つある。明示的に規定しているのは、被規制者等と面談を行う場合に、緊急時とやむを得ない場合を覗いては、ふたり以上で対応する。

これは明確にこれに対する違反ということである。後者については言わば、信頼の失墜をもたらすおそれがある、ということで、ようは、その、ということでありまして不適切という観点で、併せて内規処分と考えている。

○北海道新聞やすもと:
これ、懲戒処分にあたる信用失墜とかとは別の内規上のもの?

○規正庁森本:
はい。おっしゃるとおりで、公務員法上の、いわゆる懲戒処分というものとは性質の違うものである。

# つまり法的罰則ではなくて、自分ルールで処理。

○北海道新聞やすもと:
日本原電から規制委員に質問状が活断層調査に関して出ている状態で審議官が、現時点の状況で儀礼上の挨拶とはいえ、会うことについて本人はなにかためらいというか、そのへんの考えはなかったのかどうか、なにか聞いているか?

○規正庁森本:
一言で言うと、軽率にもそこに思いは至ってないということであった。

○北海道新聞やすもと:
それと審議官がこのドラフトに関して職場権限ではなにか持っているのか?作成する立場であるとか、どういう、

○規正庁森本:★★★審
議官はそれぞれ担務があり、名雪審議官の場合は、地震・津波の関係で言わば担当する形になっている。もとより審議官だから、スタッフ職になるわけだから、寄生庁では審議官をヘッドにしたチームを作っているので、

○規正庁森本:
そういう意味では影響力があると考えている。

○北海道新聞やすもと:★★★
文章を直したりするようなことも出来る立場?

○規正庁森本:★★★
やれば出来る事になる。

# その影響ある審議官に度重なる面会を求めていたのか。日本原電は。そして入手したのか。今回は文科省だけど、実務部隊の70%か80%だったか、電力とズブズブ関係だった経産省・保安院職員で出来ている寄生庁。寄生の成せる今回のスキャンダル。

○北海道新聞やすもと:
なるほど。もう一点だけ。儀礼上の挨拶ということであって、問題が生じたわけだが、この儀礼上の挨拶に関して、なにか制約であるとか、再発防止の一環として、なにかお考えがあればお聞きしたいが。

○規正庁森本:
おっしゃるとおりで儀礼上の挨拶と、それから実質の話になるということは、クリアに分けられないケースが生じると思うので、その点についてルールを中で決めて行きたいと考えている。

○東京大野:
(初)事実関係の調査とおっしゃられたが、これは名雪審議官本人への聞き取りだけなのか?

○規正庁森本:
先ず基本的には名雪本人の聞き取り、それから、そのドラフトの内容と、ええ、その後の言わば、その、名雪本人の庁内での行動、

○規正庁森本:
あるいは原電からなんか省内に対してアクションがあったか、ということについて調べた、ということである。

○東京大野:
先程から金銭授与、接待関係はないとう話だったが、これは寄生庁の方からありませんかという質問をして、ないと答えたのか?

○規正庁森本:
おっしゃるとおりだ。

○東京大野:
処分のレベルだが、先程、懲戒処分ではないということだったが、それはその通りか?

○規正庁森本:
国家公務員法上の処分ではなく、内規、規制委員会の内規処分である。

○東京大野:
レベルとして一番重い話だったが、他にこういうレベルってあるのか?

○規正庁森本:
えっと、内規では、あの、えっと、訓告が一番重く、その次が文書による厳重注意、口頭による厳重注意。または注意、ということである。

○東京大野:
わかりました。

○朝日こつぼ:
本人は辞意とかを固めているとか、そういうことはあるのか?

○規正庁森本:
そのようには聞いていない。

○朝日こつぼ:
他に何か自分で、給料の返納だとか、なにか自主的な反省を示すようなことを何か話しておられたりしているか?

○規正庁森本:
反省は大変しているが、そういう話は聞いていない。

○朝日こつぼ:
具体的に何かをすることは本人から何も出ていないということでよろしいな?

○規正庁森本:
そうだな。

○朝日こつぼ:
わかりました。

○共同宮崎:
先程、原電からアクションがないかどうか調べた、というのは、どういう?庁内の他の職員とか担当課で調べた?

○規正庁森本:
おっしゃるとおりだ。審議官本人は23日以降、その職務を止めているし、★★★本人も体調が悪いということで休んでいた。

○規正庁森本:
従って担当現下にアクションが有ったかどうか確認したというものである。

○共同宮崎:
それじゃあ複数の職員に聞き取りをしたということですかね。

○規正庁森本:
はい。

○共同宮崎:
確認だが、内規に違反するというのは、ふたり以上でなければいけない点と、

○共同宮崎:
文章を渡したことが信頼失墜行為のおそれがある、という2点だな。

○規正庁森本:
おっしゃるとおりだ。

○共同宮崎:★★★
で、懲戒処分に成らないのは、渡した資料が守秘義務のかかったものではないので、法律違反に当たらない、ということか?

○規正庁森本:★★★
国家公務員法上の違反には当たらないと考えている。

○共同宮崎:
わかりました。

○朝日小池:
先程から同じ質問が出ているが、事実関係の調査の中で名雪審議官に対して、どういうやり取りの中でわたってしまったのかというところは聞いていないのか?

○規正庁森本:
やり取りについては勿論聞いているが、やり取りは当然、相手方のある話だ。また、ご覧頂くとわかるが、面談記録(http://j.mp/TlEcha)の中にも書いてある。そういった内容だろうと。

それよりも問題は、ええ、そういう形で、そういう話をし、且つ、そういう資料を渡してしまったということが問題だというふうに考えている。

○朝日小池:★★★
今後も事実関係の調査は今回で終わっているということなのか?それとも続いている?もう少しなにか出てくることはあるのか?

○規正庁森本:★★★
基本的には、この事実関係の確認をして、審議官本人の処分、及び更迭ということで集結したと考えている。

# とても問題と考えているように思えないこの対応… 幕引き宣言会見 ( ゚д゚)ポカーン

○朝日小池:
先程もおっしゃっていたが、原電側には話は聞かない?

○規正庁森本:
はい。

○朝日小池:
それでは裏が取れない形になるが。それでも聞かないと。

○規正庁森本:
ま、必要なことは、やはり、本人が、ええ、ドラフトを渡したという事実。そして面会をして、実質秘のある話をしたという事実。これの確認がとれたので、それをもって処分、した、ということである。

○保安院佐藤:
よろしいか?じゃあ、最後。岡田さん。

○NHK岡田:
原子力規制庁としての今回の判断ということでよろしいか?

○規正庁森本:★★★
ええ、原子力規制委員会としての判断になる。人事権者は委員長なので。はい。

○NHK岡田:
ということは、今後、調査を先程もおっしゃっていたが、処分、更迭したことで今回の調査は集結したと仰ったが、要するにそれも、田中委員長はじめ、規制委員会5人の、ま、一致した、若しくは納得した、これでよしとした、ということで良いか?

○規正庁森本:
正確に申し上げれば、この人事案権について、ま、人事をする件、それから処分をする件は委員長、あるいは長官にある。従ってそのラインで決定したものだが、各委員についてもそれぞれ話をして了解頂いている。

○NHK岡田:★★★
先程から何度も繰り返しでているが、どういう流れでどういうやり取りがあったことを示さない以上、再発防止が出来ないと思うが。その点についてはいかがお考えか?

○規正庁森本:
問題は、やはり、その、そもそも規制委員会で透明性をもって、被規制者対応するという意味で、ええ、一人では会ってはならないと。

ふたり以上出会うように、というところをきちっと確保する。また、それを実際にあった時には面談記録を作って、且つ、その資料のやり取りについて公表するという形をとる、ということを徹底する、ということであろうかと思う。

それにより、基本的な再発防止は図っ行きたい。ただ、それが今回、十分機能してなかったので、その点を徹底したいという事である。

○NHK岡田:
あの、発足4カ月余りだが、こういったことで透明性の確保が揺らいでしまったと思うが、今後の取組は別として、この透明性が確保されなかったことについては、改めてどうお感じか?

○規正庁森本:
あの、、委員長のコメントにも有ったように、そもそもこの原子力規制庁、規制委員会というのは、原子力の規制組織としての信頼回復を努めていく中で、

透明性を維持することが必要だということで、徹底するようにということが最初からあったものである。

そういう意味でこういう行為があったことは大変遺憾だと委員長も言われているし、私どもも全くそのように考えている。

○NHK岡田:
信頼回復に足るかどうか、というところは、先程から沢山の記者から指摘があって、要するに経緯を明らかにこれ以上しないとか、

そういったところはまだ問題が残っているまま、終結というような形だと思うが、それでもやはり、これ以上のことはないのか?

○規正庁森本:
一番の経緯、あのぉ、本人から、、確認をし、実態として、その、周辺も調べているが、結局、本人の軽率な行為というところは確認がとれたので、今回、処分をさせて頂いて、頂いたというものである。

○NHK岡田:
本人が言ったから良かったようなものの、言わなかった表に出てなかったかもしれない、という意味でだな。更に厳しく今回の経緯を調べる必要があると思うが。それでもこれで終結なのか?

○規正庁森本:
面談というものをしっかりと儀礼上のものと、そうでないものがクリアに分けられない、という、まぁ、ルーズな対応が審議官にあったと。

# 「昨年12月から今年1月にかけて名雪審議官と5回面会」 http://j.mp/XYhVmE 己の利益のために生命ないがしろ八百長を平気な顔してできる人間のツラをよく覚えておこうな。http://j.mp/XYhOax 非常識極まりない行為に否がないと。こんなのばっか

○規正庁森本:
というところは、大変問題だと思っている。その点について、そういうことが再発しないように、きちっとやると。それによって信頼を回復するというふうに取り組んでいきたいと思う。はいっ!以上で会見を終わりたい。

# まるで規制庁は事業者には否がない、悪いのは全て「名雪審議官」だと。信頼、地に落ちましたな

○共同しずめ:
さっきの二人の名前が出るかどうか、ということと、誰が聴取したか、ということだけ、知りたいが、

○保安院佐藤:
じゃあ、それで最後にしてくれ。

○規正庁森本:
えっと、ええっと、常務以外の名前だな?ちょっと今手元にないが、

○共同しずめ:
あとで出ると 

○規正庁森本:
はいはいはい。

○共同しずめ:
▼聴取したのは誰か?名雪審議官から話を聞いたのはどなたで、どれぐらいの時間か?

○規正庁森本:
ホォホォホォホォ 聴取としては組織を上げて、というか、幹部で行った。

○共同しずめ:
時間は?

○規正庁森本:
▼時間は、それも確認させてもらっていいか?

○共同しずめ:
はい。

○保安院佐藤:
じゃあ、かわいさん。

○日経かわい:★★★
文科省に出向させたということだが、出向元に戻らないノーリターンルールがあったと思うが、これはどうなったのか?

○規正庁森本:
はい。あのぉ、、ま、今回更迭ということなんだが、あの、設置法上、たしかにノーリターンの規定がある。

ノーリタンについて設置法上と照らしあわせて、先ず、基本的にノーリターンルールについては5年間、猶予期間が存在するというのが1点。

その5年間について、本人の意欲、適性等を勘案して、特にやむを得ない理由が認められる場合には、この限りではない、という規定があり、コレを提供させていただいた。

○日経かわい:★★★
あと、儀礼上の挨拶とおっしゃっていたが、既に面識が会って何回も会合等でも一緒になっている人と、儀礼上の挨拶をするというのがよくわからないが。

○日経かわい:
儀礼上の挨拶という定義はなんですか?

○規正庁森本:
儀礼上の挨拶というのは規制に関する、あるいは実際の審議に掛かっているものについて話をしない、ということである。また、時間も短いものでなければならない、と考えている。

○日経かわい:★★★
それから規準の骨子案が先日、決まったが、これまで公表を待っていたというのは、なにか意味があるのか?

○規正庁森本:
いえ、ありません。

○日経かわい:★★★
先にこのことを公表してしまっては、規準の骨子案自体に疑問が付くとかですね。信頼が揺らぐから、先に公表しなかった、ということはなかったのか?

○規正庁森本:
それはない。今回、やはり、あの、訓告という性分、それから更迭という人事異動を伴うにあたって厳格に必要事実関係を確認したい、

○規正庁森本:
ということで時間がかかったものである。

○日経かわい:
何時まで出勤されていたのか?

○規正庁森本:
23日、、24日から休んでいる。

○日経かわい:
24日は出ていた?

○規正庁森本:
24日は出ていない。

○日経かわい:★★★
私が24日に名雪審議官と話した時は、席にいらっしゃったが。

○規正庁森本:★★★
あ、そうですか。あれ、ちょっと待ってくれ。あ、失礼した。23日以降、職を外したということであり、休んだのは、、あ、失礼した。

1月25日より体調不良を理由に休みをとっており、本日、出勤したが、本日付けで移動、となっている。

○日経かわい:
この件について、報道機関から、なぜ、担当替えがあったのかについて問い合わせがあったと思うが、なぜそれを公表しなかったのか?

○規正庁森本:
事実関係を確認するためである。

○日経かわい:
ただ、既に処分が出ていたわけですよね。

○規正庁森本:
しょ、処分は、今日、出して、出しております。

○日経かわい:
訓告したとおっしゃいませんでしたか?23日に。

○規正庁森本:
いや、訓告の処分は今日である。

○日経かわい:
23日にしたのは何でしたっけ?

○規正庁森本:
これは事実上の譴責だ。

○日経かわい:★★★
私が24日になぜ、担当替えになったのか、ということを取材した際に、体調不良だといふうに答えられていると思うが、これはなぜか?

○規正庁森本:
あの、その時点では、まだ事実関係の最終確認ができていない。したがって、ええ、担当替え、最終的に、あの、言わば、その職務をはず、、え、先ず、、事実関係で言うと、23日に長官より譴責をし、いいぃぃ、ええぇぇ、

担当職務から外す暫定処置をとった状態だ。で、えぇ、事実が確認できたものだから、本日付けで、ええぇぇ、処分し、且つ、更迭する、というものである。

○日経かわい:
ただ、その、譴責処分があったにもかかわらず、問い合わせに対して体調が悪くて休むという話になっていて、

○規正庁森本:
あの、 

○日経かわい:
それは事実に反する説明ではないかと思うが。

○規正庁森本:
あの、譴責というのは、処分ではない。あの、且つ、また、あの、担当した職務から外すというのも暫定措置で、制度上のものではない。

○日経かわい:★★★
制度上のものではないから、そういう体調が悪いから休むというふうに説明してもいいとは思えないが。それは何か、やはり、その後にあったいくつかの重要な決定が終わるまでは公表をまとうというような発想があったのではないか?

○規正庁森本:
いやっ、そういう意図は、ない。

○日経かわい:
適切な解答だったと思われるか?

○規正庁森本:
実際に、あのう、本人が25日より、体調不良で休んでいるので、ええぇぇ、まっ、事実に即しているとは思うが。あと、もう一つ申し上げれば、これまでの、言わば本人にとっての処分なので事実関係の確認に手間取ったのにはご理解いただきたいと思う。

○TBS立山:★★★
審議官は他の電力会社に方とも儀礼上の挨拶で接触があったという話だったが、例えば、この断層調査に関して東通とか、大飯などに関して、同じような事象があったとか、そういうことについて確認はされているのか?

# つまり水平展開はしたのかと。事業者には指示する癖に、とんだ規制機関ですな。金銭授受発覚するの恐れて目の届かない所に引っ込める、経産省・保安院とやってること変わらないと評価されても仕方なし。

# で、規制庁にクレームつけて規制委員会を良からぬ方向へ考える輩の存在。日銀同様、自民の意に沿う頭をいれんとだめだろ展開。経産省下に保安院おいた自民の大罪、またやるぞ。


○規正庁森本:
えっトォ、同じような事象というのは?

○TBS立山:
事業者の方と面会をし、審議に関わるような案を渡していたり、内容について漏らしていたということについて調査はされたのか?

○規正庁森本:
えっとぉぉ、、あの、、ま、本人からはですね。儀礼上の挨拶はしたということは、聞いている。それを確認した。

○TBS立山:★★★
つまり自己申告であって、他にもこういった事例が有ったかどうか、ということについて確認は取れてないということか?

つまり書類を渡したとか、審議の中身を漏らしたりとか、そういうことはないと、自己申告だということか?

○規正庁森本:
あの、し、しん、審議そのものは、ま、全部、透明で、

○TBS立山:
公開だが、

○規正庁森本:
はい、はい。

○TBS立山:
庁内の議論だとか、そういったことを事業者側に漏らしたことはないと、本人がそう言ってるだけ?

○規正庁森本:
おっしゃるとおりだ。はい。

○TBS立山:
それは確認は取れないということだな?

○規正庁森本:
そうだな。はい。

○TBS立山:
それで今回の事案が初めてだったということですね?

○規正庁森本:
そのように、、、認識している。

○保安院佐藤:
はい。じゃあ、最後、木野さん。

○フリー木野:★★★
ちょっとその調査で確認だが、いま、これ以上の調査をされる予定はないという話のようだが、十分とした根拠はどういうところにあるのか?

○規正庁森本:
繰り返しになるが、本件、あの、名雪審議官の非常に軽率な行為でありまして、

○規正庁森本:
その事実の確認、つま理、一人で面会し、規制にかかるというか、実態のある話をした。また、このドラフトの資料を渡した事実を確認し、更に、それを受けて訓告という処分をして更迭、という異動をした、ということである。

○フリー木野:★★★
いや、あの、それは重々わかるが、実際に何を話したかであるとかは、全部自己申告であって全く裏を取っていない。にも関わらず、十分とした根拠がわからない。

要するに調査というのは、一方だけの話を聞くのではなくて、★★★きちんと調べるのであれば、両者の話を聞くのが当然だと思うが。その辺をされないのはどういう理由なのか?

○規正庁森本:
どんな理由であれ、資料を渡したのは軽率だと考えている。

# まったくだ… orz どんな理由であれ、って、理由がわからないと対策も何もないでしょうが。理由を解明してこその対策と再発防止でしょうが。とても規制する立場にある人間の発する言葉とは思えないよ…

また、本人は秘密の打ち合わせなどという意識はなかったということであ貼りますけども。そういう資料を渡した事実、また、そういう面談をしたい事実に変わりない、ということで処分しているものである。

○フリー木野:
確認だが、今後も同じようなことがあった場合は、自己申告の聴取ですよね。だけで処分を済ませる、そういう方針に代わりはないか?

○規正庁森本:
今後、そういうことがないように、再発防止策が先ず第一だと考えている。

○フリー木野:★★★
いや、再発防止にならないですよね。内容も詳しいことがわからないで、自己申告だけなので、で、今後も自己申告だけで処分を済ませるのか。イエスかノーの2つに1つしかないと思うが、どちらか?

○規正庁森本:
あの、再発防止対策についてしっかりやるということだ。今の段階でどういう再発防止策をとるかについては検討中だが、そうした自体がないように努力したいと思う。

○フリー木野:
すいません。お答えいただけない理由はなんなのか?私が伺っているのは、再発防止策の有無ではなくて、今後も同じ調査の方法で済ませるのか、そういうことなんだが。

○規正庁森本:
仮定の話なので、今の段階ではお答えは、

○フリー木野:
仮定ではないですよね。仮定というのはよく分からないが。今回前例を作ったわけですから、同じようなことがこれからあった場合に、どのように対処するかというのは、前例に則ってやられるわけですよね。だとすると、

○規正庁森本:
繰り返しになるが、繰り返しになるが、

○規正庁森本:
先ず、第一に今回の、その、問題点というのは、先ず軽率にも、まぁ、一人で会い、実質秘的な話をしたということ。それから、公表されていない、あ、失礼した。まだ、ええぇ、ま、ドラフト段階の資料を出した、ということが処分にあたる、

○規正庁森本:
ということで対処するものである。

○フリー木野:
今回の調査の方法というのは、従来から問題があった場合は、規制庁はこういうやり方で処分して、調査して済ませるという枠組みというか、決まりはあったのか?

○規正庁森本:
特にない。

○フリー木野:
そうすると、また次回からも、また特にない状態の中で、どういう処分になるかわからないということか?調査の方法も含めて。もしあった場合は。仮の話だが。

○規正庁森本:
そうですな。

○フリー木野:
一点確認だが、事業者側に特に話も聞かないということだが、儀礼上の挨拶と言って利益を受ける側が寄ってくるのはよくある話で、それを挨拶だから大丈夫、という話で業者側に、事業者側に話を聞かない理由もちょっと分からないが。

○規正庁森本:
あの、儀礼上の挨拶ということで、アポを取り、ま、来た人間が、それにとどまらないで、ええ、話し込むことについては、大変遺憾だと思っている。そういう意味で言うと、あの、★★★まさにこの審議官が、自らを律するべきであって、

○規正庁森本:
その点、例えば、途中で中身に入る場合には、しっかりと途中から他の職員の同席を求める、と言った対応をすべきだった、ということで極めて軽率だと考えている。そこは規制庁職員として律するべきだと考えている。

# いや、追い返せよ。明らかに異常。「昨年12月から今年1月にかけて名雪審議官と5回面会 http://j.mp/XYhVmE 」 ただ挨拶でちょっとだけ立ち寄っただけと。それも審議中の敦賀破砕帯の当事者どうしが。これに気づかない、見逃せる組織ってなんだよそれ。それこそ軽率

○フリー木野:
事業者側に対しては調査しないということは、これは調査をする権限がないのか、それともただ単にしないのか。どちらか?

○規正庁森本:
繰り返しになるが、この規制庁職員として、透明性を確保するというところを自ら実現するというのが、

# 個人を律するのはいいけど、組織に否がないと主張しているようにしか聞こえない。当事者調査は、どこの組織もこんなものか。

○規正庁森本:
先ず、寄生庁職員の責務であると思っている。その点を、しっかり対処するのが、まず、大事なことだと思っている。

○フリー木野:
勿論、それはそうだが、事業者側に対してアクション、何もいま、先程、一旦事業者のやり方は遺憾だ、という話があったが、

# 長官がJAEAの理事長呼び出したのと同様の対応をとることは出来ないのかね。この寄生庁の対応は極めて不味いと思うけど。裏があってわざとやってるように見えなくもない、非難してくれと言わんばかりの自虐的な会見。

○フリー木野:
そういったことも伝えないのか、

○規正庁森本:
今回の処分、対処というのは、こういう形で皆さんにもオープンにしたように、このことについては業者にもしっかり伝えて行きたいし、これから寄生庁に来られる場合には、

# オープンにって、オープンにしたのは当該審議官の指名。確かに保安院でどうようのことは想像できないけど… xxxxxxx

○規正庁森本:
しっかりとその点については徹底したいと思う。

○フリー木野:
そうすると確認だが、事業者側から儀礼上の挨拶ということで、今後も接触があると思うが、そういったことはフリーというか、自由に出来る、そういう状況か?

○規正庁森本:
儀礼上の挨拶そのものについて、いま、制約を掛けているわけではないが、ええ、ええぇぇ、

○フリー木野:
その上で、問題があった場合でも、要するに事業者側にペナルティーないわけですよね。そういう意味でリスクを追わないで、

○フリー木野:
色々働きかけというのはするチャンスは有ると思うが。

○規正庁森本:
それはまさに寄生庁職員がしっかりとやるべきことだと考えている。

○フリー木野:
それに対する事業者側への、ちょっと確認だが、調査権限の有無はどちらか?

○規正庁森本:
権限という意味ではないんじゃないでしょうか。

○フリー木野:
わかりました。

○保安院佐藤:
以上で終わりたい。じゃあ、1点だけ。1点でお願いする。

○朝日 西川:
アップロードされた資料を見たが、そこに手書きで書いてる所があるが、これは、名雪審議官が書いたものかどうか、ということと、★★★あと、先ほどな雪審議官は書きなおす、修文する権限があるとおっしゃったが、そうした事実はないのか?

○朝日 西川:
つまり、原電との遣り取りをして、それで譴責を受けるまでの間に、修正された、という事実はないのか?それをお願いする。

○規正庁森本:
先ずは、その、ええ、アップロードされた資料(http://j.mp/11riHup)の手書きのものは、

○規正庁森本:
★★★名雪審議官のものである。それから、あの、ええ、原電と会ってから、そう、あの、名雪審議官から文章の修文について、指示なり、実際あったという行為がないことは確認している。

○保安院佐藤:
はい!以上で会見終わりたい。~ 強制終了 19時1分(1時間1分)

# 質問出てたけど、島崎委員が若干交代したように思えるから、尚更気になるんだよね。これで済むとは思えないけど… 同日報道見る限り、NHKは済ます気まんまん

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