2013年4月11日木曜日

東電会見 2013.4.11(木)18時15分(18時開始予定) ~ No.3地下貯水槽からNo.6地下貯水槽の高濃度汚染水移送時の漏洩トラブルに関する臨時会件(22L 63億8000万ベクレル)

東電会見 2013.4.11(木)18時15分(18時開始予定) ~ No.3地下貯水槽からNo.6地下貯水槽の高濃度汚染水移送時の漏洩トラブルに関する臨時会件(22L 63億8000万ベクレル)

(15分開始遅れの1時間25分




○地下貯水層 高濃度汚染水漏えい関連★★★

○報道関係各位一斉メール

○福島第一プラント

○環境モニタリング・サンプリング



■地下貯水槽No.3→ 6移送開始時の配管フランジ部 高濃度汚染水 漏えいトラブル★★★

○東電石橋:
福島第一の地下貯水層からの水漏れに関して心配と不安掛けている事を改めてわびる。マスコミには急な案内になり恐縮である。本日、14時過ぎに発生した移送ポンプ出口配管接続部からの漏えについて説明するため、臨時会見を開かせてもらう。よろしこ。

○尾野:
本日発生した地下貯水層 No.3 から No.6 への移送開始時に発生した配管フランジからの水の漏洩について説明したい。手元に資料を用意したので見るのだ。

地下貯水槽No.3からNo.6への移送開始時の配管フランジ部からの水の漏えいについて http://j.mp/YNf1pu (画像)http://j.mp/12LXBwF」写真を見るのがいいと思う。

資料の下半分、どこの場所かという事だが、2ページ目だ。No.3貯水層の水を取り出す部分、そのポンプの出口にあるフランジから漏えいがあった。写真を見るのだ。ここの部分の写真が3ページにある。

土盛りがしてあるが、これが貯水層の部分だ。その上に配管。それから少し機械類が置いてある場所があるが、子古馬ポンプを置いてある場所だ。ちょっと近づいてみたのが4ページの写真。配管やバルブ等がある。

写真の手間に通っている配管のところにふくらみが二つ居ているのが分ると思うが、一つはバルブがある部分。その右側に膨らんでいる部分。ここが配管を繋いでるフランジのある部分。ここから★★滴下が確認出来たということだ。

# 写真の手前の配管??

ここから滴下が確認で来たと言うことだ。でぇ、この保護しているカバーを外した所、それが5ページだ。http://j.mp/12M09Le カバーを外すとそこにフランジがある。近寄ると配管と配管をボルトで接合する部分だ。

# ときたま解像度低い写真が混じったりする。この写真も。関係ないけど、東電公開の写真の中で、連絡先の携帯電話番号がもろに載っている写真があった。

現在、養生をしており、滴下については据えて受け止められる状況になっているが、作業、調査を進めているという事である。表に戻って経緯、経過を説明したい。

一つ目のポツ。http://j.mp/YNf1pu No.3貯水層からNo.6貯水層について、本日の午後2時から移送を開始した。移送開始時点のポンプ起動直後の状況確認において、2時3分に移送ポンプ出口配管のフランジ部より、

漏えいが確認されたことから、同時刻に移送ポンプを停止している。漏えいについては、移送ポンプを停止した事により、残水が少々流れ出る時間はあるが、停止している。

また、漏えいした水については、場所から言うと、3ページの写真を見るんだ。http://j.mp/12M332w ちょうどこの機械のある場所。覆土の部分だな。貯水層の真上に覆土の部分に入って染みこんでいる。

3つめ。移送ポンプの出口配管の接続部の漏えい量は、No.3タンクマンホール付近の貯水層覆土で2m×3mの範囲で湿りが確認。

塗れた水は覆土に染みこんでおり、場所の状況から言ってその下には遮水シートと、更にその下には地下貯水層があるということで、外部への流出の恐れはないが、漏えい量については、状況から 22Lと推定している。

およそ★★★鉛筆1本ほどの漏えい量で、ポンプを起動した2時から2時8分の間まで継続して、その後、停止した後、請けを設置しているという事なので、流量推計は、大体 22リットルと推計している。

4つ目のポツだ。地下貯水層 No.3 から No.6への移送中に発生した水漏れについて、移送ポンプ、出口配管のフランジからの漏えいの原因の調査、というとでぇ、現在、フランジ部の分解点検を行っている所である。

また、漏えい滴下で染み込んだと思われる地下貯水層の上部の覆土の部分だな。こちらの当該部分については除去作業を開始している。状況としては以上である。先ずこれが一点である。

# 尾野氏に限らず、蛇口をひねったときに出る水の太さを鉛筆の太さに例える東電。でも東電の感覚では、これも滴下。


■4月6日未明(午前1時30分)公表 ~ 1F地下貯水層 高濃度汚染水 漏えい事故 関連★★★

次に本日の状況について簡単に説明する。

地下貯水槽の移送状況

「地下貯水槽の移送状況について(4月11日16時現在)http://j.mp/YNeAeP」だが、 No.2、No.3からの移送という事で、現時点の状況ポンチ絵で示しておる。

ちなみにいぃ、貯水層 No.3からちょうど出て直ぐのところで漏えいがあったという事で、そこの箇所に印を付けている。現在、No.3の移送は、中止しているという事である。

# 中止するのは構わんけど、その後のスケジュールにどのような影響があるかまでは説明しない。聞かれるまで説明しない。

地下貯水層の水位状況

次に「地下貯水槽 水位グラフ(4/11 16:00現在)http://j.mp/17sw7fp 」地下貯水層の水位グラフだが、こちらについては、ま、今現在までの水位低下ということで、★No.2の水位低下は1割を切る所まで移送が進んでいる状況にある進捗状況だ。もう一つ資料がある。

地下貯水層の漏えいに関しての本日の調査の進捗状況という事である。3つほど、調査や対応を進めているが、先ずその一つとして、漏えいの原因調査という事で、

No.2地下貯水層の北側漏えい検知孔付近の遮水シートや、検知孔の目視確認を行うために、当該部分の覆土を取り外す作業を行っている。


地下貯水槽の漏えい対応実績

「地下貯水槽の漏えいに関わる本日(4月11日)の作業実績 http://j.mp/YNgsEl (画像)http://j.mp/YNfFU6

本日の実績だが、遮水シート。これは覆土側の遮水シートだが、覆土側の遮水シートを撤去し、その下の砕石を撤去した状況であり、写真(http://j.mp/12M7U41)に示しているが、下の写真ちょっと小さいが、

★★★検知孔のパイプが突きだしている所の手前まで、砂利を取り除く事を行った。まだフエルトをかぶっている状態なので、明日以降、それをはぐって下の様子を確認していきたいと思っている。

# 漏えい推測が正しいかは明日以降。格納容器内の水位、漏洩カ所、これまで東電の推測が当った試しがない。

2枚目だが、地下貯水層からの汚染漏えいの防止策 http://j.mp/12M96o2 ということで、検知孔から水を汲上げて、貯水層に戻すラインの運用を始めているという事で、No.1 地下貯水層については、右に示した運転実績を持っている。

それから、No.2については現在、設置という事である。裏面。環境影響のモニタリングでボーリング等進めているが、ボーリングについては、ええぇぇぇ ① と、ちょっと小さくて恐縮だが、http://j.mp/10W3nW2

# 読めないよ… http://j.mp/10W3y3w


地下貯水槽分析結果 (採取日:4月10日

こちらについて本日実施したということで、実施結果を説明している。それからぁ、その後ろ、★★「地下貯水槽分析結果(採取日:4月10日)http://j.mp/10W4C7x」本日の分析結果について追加で示している。

No.1貯水層、ドレン孔の値から順次データを示しているが、示しているデータを参考にするんだ。昨日の状況と著変は見られていない。それから、発電所の状態について簡単に説明する。


■福島第一の状況

[原子炉および格納容器の状況]
[圧力容器下部温度]
[格納容器圧力と水素ガス濃度]
いずれも示したとおりで特記事項ない。

[使用済み燃料プール]
循環冷却システム運転中。安定して冷却している。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋地下に移送実施中。3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送実施中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。

[その他]
その他については記述が縷々あるが、今ほど説明した事、等々について書いている。

一番最後のポツだが、★★★2号機のトーラス室の調査という事で、床面に穴を開けてトーラス室を調査することを本日から実施。明日も引き続き実施という事で取り纏まったところで状況について説明したいと思っている。


■1F 4号機 燃料取り出し用カバー鉄骨建方工事の進捗状況

それから参考用という事で、「福島第一原子力発電所4号機 燃料取り出し用カバー鉄骨建方工事の進捗状況について http://j.mp/ZaP6aK(画像)http://j.mp/ZaP5no 」という資料を配付した。

現時点までだが、左側に完成までのイメージ図を書いているが、そのうちの赤い点線で囲んだ部分、ここまでの建て方が終了している。後は建屋の上の方に伸びていく部分が残っている。参考にするんだ。私からは以上だ。

○東電石橋:
では質問を受ける。マイクが来たら所属と名前を言ってから質問するんだ。(12分)



■質疑

○時事松田:
フランジの接合部、当該部分だが、実際にポンプを動かす前に通常の水を用いた水漏れがないかの試験はされたか?

○尾野:
当該部分についてはフランジのトルク確認という形で咳こう確認を行っている。実際の水を流しての確認はこれまでしてないので、今回の起動時に、起動直後の状況確認でさせて頂いた。

○時事松田:
同じようにフランジ接合部は、写真で見ると膨らんでいる所があるが、似たようなところは他にもあるよな?

○尾野:
はい。

○時事松田:
結局、漏れているのはここだけか?

○尾野:
他の部分もあるが、今回漏れてたのはこの部分だけだ。

○時事松田:
他の部分と比べて、トルクの以上はなかったのか?

○尾野:
はい。

○時事松田:
わかりました。ありがとうございました。

○日経ふるや:
二つ教えるんだ。▼ひとつは No.3からNo.6に移送するルートだが、この2ページの図で見ると直線上で赤く書いてあるが、http://j.mp/17t9Kqi これは土言うルートを通って No.6 地下貯水層に居たる予定だったのか?

もう一つはこのフランジを含むこのポンプは常設のものではなくて、今回の移送のために設置したと考えていいか?また、フランジ部分は何時、ボルトを締める作業をしたのか?

○尾野:
前半については確認の上、回答させるんだ。2個目のフランジ、この設備が常設設備であるかどうかだが、★★これは今回の移送のために仮設に付けた設備ではない。当該の貯水層に本設で付いている設備である。設備の設置については貯水層の製造の就航の頃である。

○東電石橋:
次質問如何か?

○尾野:
あ、すいません。失礼。私、ちょっと言い方間違えた。施工確認はタイプはゴムパッキンタイプという事なので、★★年間処理の確認という事で行っている。つまり、所定の寸法に締め付けているかの確認、ということである。

○フリー木野:
漏れた所の漏れていた状況をもう一度説明頂けるか?

○尾野:
漏れている状況だが、写真で見ると4ページの写真がよいと思うが、http://j.mp/17tbqzV 配管の周りに保護のための、、カバーが掛かっている状況である。このカバーの隙間から漏れが見られたという事である。

漏れが見られたタイミングはポンプを起動した直後である。このため、ポンプを即座に停止し、その後、残水分の滴下があった状態で停止しているという事である。

○フリー木野:
漏れたのは先程の説明だと鉛筆ぐらい?

○尾野:
そうだな。鉛筆の太さ程度のものという事である。

○フリー木野:★★★
漏れた場所というのは、ポンプは本設だが、繋ぎ込みは今回やったのか?

○尾野:★★★
これは本設の設備を付けた折りに繋ぎ込んだ部分だ。

○フリー木野:
すると元々付いている所が漏れたと?

○尾野:
そうだ。

○フリー木野:
そうすると、今回、急いで作業したから漏れたと言うよりは、元々の状況が甘かったことになると思うがその辺は?

○尾野:
原因については、現在、分解点検をしている所なので、その上で確認したいと思う。

○フリー木野:
他の場所で同じような漏れはまだない?

○尾野:
今回、様々な場所で使用しているが、このような漏れが生じたのは今回が初めてだ。

○フリー木野:
今回の貯水層の構造だが、前日も伺ったが、遮断型とか、あるいは周辺をきちんと鉄筋で覆うなりしなかった理由は何か分ったか?

○尾野:
これは遮断型という事では造っていないが、遮断型はご存知の通り、コンクリート構造であったり、建屋の中に入っている構造という事だが、元々、これらの貯水層というのは、日々発生する汚染水の請け場所が逼迫している中で、間に合わなければ意味がない状況の中で、

ええ、順次、増設していたという過程の中で造っている。そういった意味で、遮断型のタイプを造る場合は、非常に時間がかかる事になるので、与えられていると言うよりも、所用の、ええぇぇ、時間の中で、ええぇぇ、設置していくという事での選択である。

○フリー木野:
▼1点だけ。今の時間がない状況に関して、どのような検討をしてこのような状況になったのか、具体的に分るような資料なり、工程表なりあるか?

# 計画の妥当性を検証できるものが欲しい。当初入れる予定だったリスク低減したALPS処理水を入れず、高濃度のRO濃縮塩水を入れる運用に行き当たりばったりで切り替える。元々、タンクもシートも水を選ばない同じ性能だから、対応に問題ないと苦しいその場しのぎの言い逃れ繰り返してきた東電。

○尾野:
先ず、水処理週報で毎週、状況については説明していたと思うが、ええぇぇ、日々発生するような処理に関してはミートするように対応していたが、決して状況として余裕があるという事の中での対応である。

○フリー木野:
いや、あの、私が伺っているのは、この構造にした経緯、要するに他にどのような構造を検討して、それぞれどれぐらい時間が掛かって、そういう工程表なりの詳しい資料という事なんだが。

# 同日の持論公論でも許可した保安院、国の消極的な関与について批判してた水ノン。

○尾野:
▼詳しい資料ということでは、確認する必要があると思うが、このよう他タイプを選択した理由については、今ほど申し上げた通り、他のタンクについても同じだが、間に合わなければ意味がないので。間に合うようなタイミングで設置できるものを検討し、

# 間に合ったよね。その後、会見でもあぐらかいてたよね。その東電の主張が正しいことを示す、検証できる資料を示しなはれ。何時までも仮設の施設を使い続ける、構成事態がハリボテなのに。安全よりコスト。多重下請け労働。事故前と何も変わっていない。頭にあるのは原発マネーで穴埋めする事だけ。

○尾野:
そのタンクについても国の意見聴取会という所において、説明させてもらった上で! ええ、設置してる経緯である。

# 国(経産省・保安院)の(御用学者)専門家会合で問題ないと評価してもらっている。東電だけの問題ですかと。その通りだけどな。

○東電石橋:
会見の前にだな。USBで提供している画像データだが、1点、準備が間に合って折らず入っていないものがあった。「地下貯水槽の漏えいに関わる本日(4月11日)の作業実績 http://j.mp/YNgsEl 」

というペーパーの中の、3ページの本日の作業状況の写真、http://j.mp/YNfFU6 これが USB の中に入っていなかったと思う。で、今、準備が出来たので、必要な肩は USB をとってダウンロードするんだ。よろしこ。

○朝日木村-B:
今、これ、本日、14時からスタートさせて止めました。で、今後の移送の見通しはどうなっているのか? 原因結果が分らないと移さないという事なのか?★★★それと22L漏れたという事だが、何ベクレルと評価しているのか?

○尾野:
先ず、今後の移送予定で言うと、この作業に関しては、今、分解点検をしていると言うことなので、点検の上復旧を行う必要がある。ま、その後、ええぇぇ、改めてという事になるので、ちょっとその時間予定については現段階では言えるところではない。

# 動作確認した代替ポンプに入れ替えて、原因究明と平行して行うゆとりもない。先ずは原因究明。会見を見れば見るほど伝わってくるのは、行き当たりばったり、問題起きたら一生懸命やってますという姿勢。

復旧の上で対応したいと思うが、何れにしても、総時間の掛かるものではないが、ま、直ぐに、、という事ではないと思っている。

○朝日木村-B:
(マイクなし)交換ではなくて?

○尾野:
ええ、パッキンの部分を分解してその状況を確認することが先ず一つ必要なので、その作業を行っている。で、その作業が終れば、組み付けということになるが、

恐らく、そういった一連のことをやると、ええぇぇ、改めての移送は明日以降に持ち越しになるのではないかと思うが、それは調査の状況、復旧の状況等を踏まえて、改めて案内したいと思う。

○朝日木村-B:
(マイクなし)何日ぐらいかかるん?

○尾野:
いや、あの、作業的には場所としてそれほど大きな時間が掛かるものではないと思っている。基本的にはパッキン部分を外して、改めて復旧ということだ、ま、その上で判断という事なので、ま、早ければ明日にでも、という事かと思う。

# 高濃度汚染水が流れていた装置の分解。

○朝日木村-B:
(マイクなし ~ キキトレズ ~ 22L 放射性物質の総量)

○尾野:
はい?あ、すいません。出たようだが、、、ちょっと確認させてくれ。かけ算すればいい。

○朝日木村-B:
えっと、その22L、

○尾野:
22Lかけるベクレル数だ。これをかけ算すれば結構だ。

○朝日木村-B:★★★
2.9×10^5 Bq/cm3(cc)だから、リットルだから1000を掛けて、63億8000万、そういう理解でいいか?

○尾野:
はい。それで結構だ。ま、22リットルの見積もりというのは、多めの見積りであるが、ま、目安としては、それを掛けてもらえればということだ。

# ちなみに事の発端となった No.2地下貯水層からの120トン漏れは、同じ出所の水でもあるにも関わらず、ベントナイト層の外のうっすい方をかけ算して、7100億Bq 漏えいと説明。大々的の報道され、翌日、読売記者から計算がおかしいと指摘され、過小評価が発覚。

# 規制委員会の更田委員にも、最小と最大、幅で示すべきであり、遺憾であると言われる始末。120トン7100億Bq に対して、今回の22リットル 63億8000万。なんだよそれ、と質疑でも…  言ったもの勝ち!やったもの勝ち!の世界。( ゚д゚)ポカーン

○ニコニコ七尾:
冒頭の質問でお答え頂いたが、今回の漏れは、これはしょうがない、防ぎ様がないということで宜しいか? 動かしてみて、水などで試運転されない状況なので、こうしたことは仕方ないということだよね。結果的に言えば。

○尾野:
ええぇ、ま、私どもから見ればしょうがないとは言えないと思っており、こうしたところについては、しっかりと施工の時の確認もそうだが、漏れが内容に作る、組み立てることが大事かと思っている。

○ニコニコ七尾:
今後、こうしたことがないように、綺麗な水で試運転してから動かすという考えはあるのか?

○尾野:
基本!そのような段取りが取れるような場合であればぁ、ええ、いいかと思っているが、現状、この場所については、復旧した後の運転ということで、改めてきれいな水を入れて運転して確かめるということは、ええ、系統的に出来ないので。

○ニコニコ七尾:
そんなことはわかってますよ。だから、こういう漏れがないことは、やっぱり動かしてみないとわからない、そういうことか?

# 一度、汚染水で使ったポンプ類の機材をバックアップ、サブ機として、洗浄して使える状態にしておくよなルーチンは存在していないのかな… そもそもそういうことを想定して可搬式設備にするとか、そういう備えもないということなんだろうけど… 使われてないホースが引き回されたまんまだし…

○尾野:
ええ、ま、あの、そういったところはあろうかと思う。ただぁ、あのぉぉ、本来的には、我々、こういうところに漏れがないように、ええぇぇ、しっかりとやりたいと考えている。

○ニコニコ七尾:
あの、すみません。漏れがないようにというは、結果論であって、要するにリスクマネジメントが今回問題にされていると思うが。底はそういったリスクマネジメントを取ることは、やっぱり難しいということなんでしょうかね。

# これのこと。http://j.mp/14Wk22x 廣瀬社長さまが対策本部を立てて現地入り。社長直接、陣頭指揮を取るかのような雰囲気パフォーマンスやってるけど、どう現場に関わるのかね。結局、これも実態がよくわからないまま、部署設置パフォーマンスに終わるんだろうけど。

○尾野:
ええぇぇ、状況等によっては、一定の難しさがあると思っている。ただ、あのぉ、先程ちょっと説明しかけたがぁ、直した後、改めて起動するときにきれいな水で確認することができないのでぇ、ま、受けを設けた状態で寸動確認をして、漏えい等が、、、停止している、、要は的確に直されていることを確認した上で、継続運転に入りたいと思っている

○ニコニコ七尾:
すいません。寸動確認とは具体的にどのようなものか?

○尾野:
短時間ポンプを動かして、状況の確認をして、その後、本格に運転に移って行くやり方だ。

○ニコニコ七尾:★★★
別件だが、IAEAが今月15日調査団を送り込むと思うが、これは予定通り行われるのか?

○尾野:
あのぉ、特に予定が変わったとは聞いていない。

○ニコニコ七尾:
で、廃炉までの様々な説明とか、ま、こうした状況で、また、それで人ぶりとか、様々、東電から出したりしないといけないと思うが、そうした要員はあるのか?それはしなくちゃいけない感じなのか?

○尾野:
ま、あのぉ、状況等にもよるが、現状においては説明等をする上では対応させて頂けるのではないかと思っている。

○ニコニコ七尾:
その際に、今回のこうした一連の漏れについても説明する予定は?

○尾野:
はい。

○ニコニコ七尾:
了解した。

○尾野:
今々の状況について、しっかり説明して、アドバイスが頂けるものならば。

○ニコニコ七尾:
なるほど。はい。わかりました。

つづく ↓




~ 終了 19時40分(15分開始遅れの1時間25分

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