2013年4月7日日曜日

東電会見 2013.4.7(日) 10時 ~ 12時58分(地下貯水槽 No.3高濃度汚染水漏えい疑い 臨時会見 2時間58分) / 18時 ~ 20時39分(地下貯水槽 No.3高濃度汚染水漏えい 臨時会見 2時間39分)

【臨時会見×2】東電会見 2013.4.7(日) 10時 ~ 12時58分(地下貯水槽 No.3高濃度汚染水漏えい疑い 臨時会見 2時間58分) / 18時 ~ 20時39分(地下貯水槽 No.3高濃度汚染水漏えい 臨時会見 2時間39分

午前は No.3 地下貯水槽でも漏えいの疑い報告。
午後は No.3地下貯水槽漏えい評価と漏洩原因推定報告。地下貯水槽の信頼性を決定づける事故に、原因潰して地下貯水槽を使い続けるための主張。



○規制長

○3号機使用済燃料プール水温度について【報道関係各位一斉メール】

○福島第一原子力発電所地下貯水槽No.2からの水漏れ (会見資料)4/7

○福島第一原子力発電所地下貯水槽No.2からの水漏れ (会見資料)4/6プレス分

○地下貯水槽No.2からの水漏れについて【報道関係各位一斉メール】
○中継・実況 まとめ

○報道 4月7日



■1F 地下貯水槽 No.2 高濃度汚染水漏えい(No.3貯水槽漏洩疑い)臨時会見 4月7日(午前) 10時 ~



○東電かみじま:
連日の臨時会見になったことをお詫びする。今回の★事象に伴い、福島県、社会に心配を掛けたことを改めてお詫びする。尾野より★事象を説明させて頂く。よろしこ。

# 心配掛けたって過去形かよ。進行形だよ。東電ある限り、廃炉作業続く限り。学習しない愚か者が原発扱い続ける限り。

○尾野:
手元に2種類ほど資料が配られていると思うが、一つが1枚ものの地下貯槽の整理表「福島第一原子力発電所 地下貯水槽スペック(4月7日午前9時時点) http://j.mp/17jI5Ia

もう一つが PP資料で本日付の概要説明資料である。「地下貯水槽概要(平成25年4月7日10時時点)(PDF 490KB) http://j.mp/17jIEBM」 ま、昨日から今日に掛けての状況進捗を中心に説明したいと思っている。

手元に全体の整理表があるので、それで様子を説明したいと思う。http://j.mp/17jI5Ia 地下貯槽 No.2から現在水を移送している。移送作業は鋭意進めている所。移送ポンプについても増設してきたという事で、

当初、1週間ぐらいだったものが5日ぐらいの見通しになり、今は3日程度で移送できそうだという事で作業を進めているが、No.2→ No.1へ。No.2 → No.6へ移送をしており、現在、地下貯槽のNo.1は33%。

それからNo.6は9%弱ぐらいまで移送が進んでいる。この結果、地下貯槽の★★★No.2は67%程度という状況にある。概要の全体資料を見るんだ。http://j.mp/17jIEBM

先ず、1ページ下。これは各貯槽タンクだな。地下貯槽1を示しているが、これは以前説明した通りだ。2.構造図 、3.詳細構造図は以前説明した通り。4~6ページまでは説明したので割愛する。

地下貯槽No.2の時系列だが、7ページ(http://j.mp/Z0QcWs)に書かれている班員追加の部分はない。9ページ(http://j.mp/Z0QfBG)の移送開始以降の状況だが、

4月6日12時52分からNo.2から地下貯槽No.1への追加仮設ポンプの移送が開始されたと。同57分だが3台での移送が開始された。それから15時33分だが、No.6への移送を行うために一時的に停止し、

また16時10分からNo.6への移送をスタートしたという事であり、全体として10ページにNo.2からの移送をのマップの様子を示しているが、

No.2からNo.1への移送、それからNo.2から No.6への移送を現在行っている。

従って11ページ。★★★移送の関連目途という事だが、本設ポンプによる40m3/hの移送、それから、仮設ポンプ、これが早計で170m3/h相当になるので、全体で見ると3日強ぐらいで移動が出来そうだと。

もう1日程度経っているので、★9日目途のスピード感という事だ。★★★一方、昨日から No.3タンクの状況という事で見てきたので、そちらについて状況を説明したい。

12ページから No.3タンクに関する時系列を示している。

ま、4月6日以降のことが書いてあるが、ポイントは13ページ。 4月7日際補のポツ、あ、失礼。順番で行く。4月6日 地下貯槽No.2からの漏えいがあったので、

No.2 の現行のサンプリングを実施している。

でぇ、その結果、ドレン孔の値としては全βで10^-1Bq/cm3 ということで、検出限界に比べ、ごく僅か検出があったという事だ。塩素濃度としては10ppm とうことで、検出限界との比較において微妙な値というところだ。

★4月6日 更に確認★をするという事で、No.3 貯槽から追加でサンプリングを行い、漏えい検知器、これはベントナイト層の内側、こちらからのサンプリングを実施した。塩素濃度ととしては1ppm以下だったが、

ヨウ素濃度については、、、あ、失礼。全ベータで見た方がいいな。全ベータで見ると10^-1Bq/cm3 という値が出ている。これは漏えい検知孔の北側だ。なので、こちらは層大きな値ではない状況である。

# 「全ベータで見た方がいいな」=「状況に変化ない説明するにはヨウ素でなくても全ベータでも大丈夫だな。」

で、一方、漏えい検知孔西南側のデータも取っている。★★★こちらについては塩素黄土が350ppm、全ベータで10^-3Bq/cm3 オーダーだったので、状況としてはベントナイト層の内側のところで検出があったという事である。

で、下のページ。13ページ。当該貯槽の水位について監視強化を行うと共に、漏洩カ所の調査のために、更にサンプリングを行っている。地下水貯槽のドレン側。これはベントナイト層の外側だが、そちら側のデータを再度取った。

こちらについては、塩素濃度にして1ppm。全ベータは10^-2だった。また、西南側のデータも取ったが、こちらについては塩素濃度、ええ、検知孔の西南側だが、こちらの方、★★★再度取った所で、塩素濃度が380ppm。全ベータ10^3Bq/cm3 、

という事で、同じような状況だったという事である。で、このような状況から、ベントナイト層の内側で検出があり、外側で検出が小さいという事が分った。14ページにちょっと状況をポンチ絵、グラフで整理した。http://j.mp/142aBiB

上に絵を描いているが、貯水槽の中、それから検知孔の部分。それからドレン孔ということで。ドレン孔は、環境側。地面側だな。それから検知孔はベントナイト層よりも貯槽側。貯水槽は元々の水という事で、遮水シートの内側になる。

で、それぞれの場所における測定結果、濃度評価の結果を示している。市場運上のカラム。No.2貯水槽。こちらで塩素濃度で見てみると、中に入っている水は15000ppmレベル。それから検知孔のところで計ったものがおよそ500ppmレベル。

それからドレン孔のと頃ではかったのが14 ppmというこだった。それからぁ、全ベータについては、ええ、貯水槽の中に張っている。水は 105^5Bq/cm3 オーダー。検知孔のところで10^3オーダー。

検知孔のところで10^1オーダーという事で、ま、あの、濃度について大分差はあるが、検知孔の中で10^3オーダーでているし、外側でも10-^1Bq/cm3 オーダー出ているという事だった。で、No.3貯槽で2回ほど計っているが、

同じように比較してみると中に入っている水は同じである。塩素濃度に1500ppm。これは一緒だが、検知孔のところで2回の測定を見ると、大体、350から380ppm ということで、大体400ppmぐらいの塩素濃度があり、

ええぇぇ、全ベータの比較で言うと、検知孔のところで10^3Bq/cm3 ということで、状況としては似ているように見える。で、一方、ドレン孔のところで見ていると、塩素濃度については、1回目の測定が10ppm。2回目が1ppmと大きく落ちている。

それからあぁ、ええぇぇ、全ベータの測定も、1回目に熊下駄時点で10^-1だったが、2度目は10^-2Bq/cm3 オーダーということで、こちらも若干落ちている。と、いうことである。

# 結論をはよいえや… というか、結論から述べてその理由を述べたら?

ええ、ドレン孔部分のベータ濃度については、No.2 は、10^1Bq/cm3 オーダー。これに対してNo3.は10^-1、ないし10^-2Bq/cm3 オーダーという事なのでえぇ、ええぇぇ、状況としてはドレン孔付近での濃度という事では、

ええぇぇえ、No2.に比べると低い状況にあるようなことが分ってきた。まっ、このような状況からすると、ええぇぇ、検知孔が設置されている遮水シートとベントナイト層の間に、貯水槽の水が、まっ、何らかの挙動で入ってきていることはぁ、

え、見て取れるわけだが、えぇ ベントナイト層の外側への影響という点では、ええぇぇぇえ、No.2 に比べると、ええぇぇ、影響が、、小さく出ている、、と言う状況がわかる。それでえぇ、下の段。貯水槽の水位の動きという事をもう一度着目してみてみた。

# 毎度の対した問題ではない事を装う説明に終始。漏れていると一言も口にせず、貯水槽の信頼性について一言も触れない。聞いていて質疑は終らんわとおもた。質疑で記者から、事故直後の調べて結論出てから公表姿勢と何も変わらないと指摘される始末。つくづく終ってるこの会社。まだ原発やりまつ。

15ページに貯水槽の水位について示している。No.3貯水槽は大体2月上旬にインサービスをして水が上げて来ており、大体、95%程度のところまで水位を上げている。その後、えええぇぇ、水の移送は終っているわけだが、

値を見ていくと、大体95%からまりで、現在まで一定して推移している。んでぇ、一方、赤字で示しているNo.2貯水槽。こちらの方は3月上旬に、まっ、満水状態まで持って行っているわけだが、

# 推移って、上下したらあかんでしょ。絶対に。

この推移を見てみると、ええぇ、95%程度のところから、94.3%のところまで、ええぇ、ま、非常に徐々に出はあるが、ええぇ値としては下がっていることが見て取れるという事である。尚、一番最後の赤いポツは下がっているが、

# 絶対に下がったあかんやろそれ。これ、密閉されるべき貯槽の水位の話しだよね。No.2は 3月17日の時点では既に水位が下がり傾向にある事がデータから読み取れるんですが…

これは、移送を開始したという事で全体の動きが見えているということだが、以上を見比べると、2号機、あ、失礼。No.2 貯水槽の問題はあるが、何らかの水位低下がぁ、、ええ、見て取れる状況だがぁ、

No.3についてはぁ、ええ、具体的な水位低下はあまり見れてない状況にあるということである。ええぇぇ、16ページ、17ページ、http://j.mp/142rolK については、これまで示してきているが、

ええぇぇ、データの採取時間、その結果について示しているが、これは今まで説明してきたことのバックのデータという事で見ておくんだ。異常のような状況であるという事なので、

現在、No.2貯水槽から、ええぇ、水を移送して、別の貯水槽にぃ、移動するということで、こちらに全力を挙げている所であるがぁ、No.3貯水槽については、今、状況としては、No.2 とは状況がやや違っている所もあるという事で、

★状況を正確に把握するために、先ずはしっかりと状況把握!★監視強化を進めて今後の対応について、異論の無いようにしていきたいと思っている所である。私からは以上である。

○東電かみじま:
それでは質問を受ける。(14分)

# 以上、No.3 の状況を正確に把握する事を決定した事をご報告します。~ 結局、漏れている可能性、貯水槽の信頼性について自ら一言も口にせず。この期に及んでも、一応、データを示して事実関係は報告しといたので隠蔽ではない既成事実づくり臨時会見。

# 後半、会見を打ち切ろうとする東電かみじま氏。木野氏にまだまだ終らんからな!と釘を刺される何から何まで事故直後のメルトダウン東電対応とそっくり。反省ゼロ、隠蔽体質丸出し会見、今年の2本指に入る最長会見に… 絶対に漏らしてはいけない水が環境に…事故後、最悪の事態に世間の反応は…



■質疑

そのうち1日15分ずつ、ぼちぼちやりまふ (ヽ'ω`) ノコサナイトナ…

~ 終了 12時20分(2時間58分)





■1F 地下貯水槽 No.2 高濃度汚染水漏えい(No.3貯水槽漏洩疑い)臨時会見 4月7日(午前) 18時 ~



★★★地下貯水槽No.3への当面の対応について(平成25年4月7日18時時点)画像

★★★東京電力福島第一原子力発電所における地下貯水槽からの漏えいについて  ~ 4月10日開催予定の原子力規制委員会において(停電含め)対応を検討

○一杉:
本日は日曜日にも関わらず、午前と夕刻、2回の会見案内して大変恐縮である。それでは1Fの地下貯水槽での水漏れに関する臨時会見を開かせて頂きたい。よろしこ。それでは尾野より説明する。

○尾野:
よろしこ。今日の夕刻だが、説明について手元に資料を配ったが、今日の夕方までの検討の中で幾つか、漏えいの要因ということで、想定、ま、一つの過程だが、しうる所があると言うことで、そのことについて案内したい。

それを考えると、今、移送しているタンクからの移送だが、そのコントロールについて、若干の配慮をした方がいいだろうという事があるので、そうした配慮を加えることについて、併せて案内したいと思う。

それからぁ、色々ポリエチレンシートであるとか、★★★あるいはベントナイトという説明をしているが、サンプルを用意したので、後ほど廻すので見るんだ。実際のものもってもらうとイメージが分ると思う。ちなみに、これがベントナイトのシートだ。

不織布の布地のようなものの中に年度を練り込んでいるようなもので、水に入ると、これが膨潤して水密製を発揮していくようなものだそうである。それからポリエチレンシート2枚重ねに間に腐蝕を挟んだ構造ということなので、

こちらについても参考として回したい。ベントナイトシートの上に、この2層のポリエチレンシートが乗ることにより、基本、遮水の構造が出来るという事である。

それから、ポリエチレンシートを溶着した場所のサンプルも用意したので見るんだ。では、回すので会見を聞きながら見るんだ。それでは手元の資料に従い、今の状況について案内したい。

今日、午前中から説明しているが、PP資料の下である。http://j.mp/XlDEbW No.3 の地下貯水槽。こちらを見ていくと貯水槽の水位の低下は認められていないという事で本日説明している。

それから、南西側の漏えい検知孔側の分析により、南西側については 380ppm、全ベータ10^3Bq/cm3 レベル検出されているという事だが、逆に対角線上の北西側では検知されていないという差がある、と言う状況が見て取れる。

# 圧力差が無くなるまで大量に漏えいしているのであれば、対角線上にあるもう一つの方でも検出されるはずである。という意味。

それから、No.3の漏えい検知孔の水位が、南西側で約80cm、北東側で45cm。タンク内水位は5メートル程度だという事で、 ええ、検知孔の水位とタンクの水位に大きな差がある事が分っている。

http://j.mp/16EYKCU ちなみに手元の資料、下にチャートが出てくる。地下貯槽の水位状況というチャートであり、No.2, No.3, No.4 の4つ地下貯槽の状況について示している。

# 3つでつ。

それを見ると No.2の水位状況で簡単に説明するが、こちらは水位が上がっていって一定のところで留まっているというのが、これが貯水槽の川の水位という事である。

貯水槽に水を入れていき、貯水槽が満タンになった状態だ。で、今こちらが下がり始めているのは、今、No.2貯水槽から水を抜いているからということである。下の赤い線、こちらの方が検知孔の中の水のデータという事である。

これを見ると分るとおり、検知孔の中の水位のデータというのは、角に体格に二つあるんだが、情事計っていたのは片方なので、片方がずっとありましてぇ、ええ、こういう形になっているわけだが、非常に水位差が大きいという事が分る。

それからぁ、同じように次の資料でNo.3の水位状況というデータも入れた。ええ、こちらの方、はやり、本体の方に水を張っていき、一定の水のレベルになっているが、検知孔側の水位は低い所で動いており、

# 一体何時から2重のポリシート外にある検知孔水位が低下傾向示してるのか。持っているデータは全て開示すべき。こんな重大な問題、漏れてから出すなよ。午前中から批判の嵐。質問が出ていたけど、データを取りながら気がつかなかったそうな。ありえね… で、この報告。( ゚д゚)ポカーン

要は下がりながら、であるが、何れにしても、今、漏えいという議論が起きている所ぉ、状況まで見ているが、ええ、水位差が非常についていると、いう事でぇ、、ええぇぇ、ある。

No.4。こちらについても状況は同じであり、本体の水位と検知孔の水位が大きく違っている状況が明確に見て取れるという事である。こう言ったような状況を特徴的に考えて行くと、

http://j.mp/10FoNI5 遮水シートが2重構造であるという事だから、遮水シートを通って検知孔のあるエリアまで水が出てくるためには、2重のシートの何れもに穴があり、漏れがないとそういう事にならないわけだが、

二重のシート2枚共が破ける、あるいは穴が開く要因の可能性を、要因分析的に考えてみた。それが先程のトレンドグラフがある上に【参考】要因分析表 ということで、表の形で示した。http://j.mp/10FoZHl

シート2に水が通るような損傷箇所、不具合箇所がある場合を考えて行くと、ま、考えられるヨウ素として、シートそのものにピンホールなり、なんなり、要するに穴が開いている可能性、それが二重のシートに開いている場合。

それと個別の不具合が発生する可能性を考えて行くとピンホールの発生の可能性の低いものと考えている。これは※1で示しているが、先般説明したが、シートそのものに欠陥がないかは、施工段階でスパークテストということで、

電圧を掛けた状態での確認を行っており、そういった損傷がないことを確認している。そうしたものが2重重ねになっているので、両方通じて穴が開いていたのは低いだろうと考えている。

# 根拠が分らない。複合事象のトラブルなんて日常にいくらでもある。あれだけ広い面積で、「漏えい試験の漏れは絶対にない」という前提。

それからぁ、、次に、2段目。溶接不良にという事だが、これは手動で溶接している場所と、自動で溶接している場所がある。今配っているものは自動で溶接した場所だ。状況を見るとこれは自動機械で溶接しており、

二重のシームがついていると思うが、★★★間に空気を入れて漏えいがないことを確認しているので、この場所が漏えいに場所になっていることは比較的可能性は低いであろうと考えている。こういう事が2重で繋がることも低いのではないかと思っている。

# ピンホールで開いた穴が同じ場所に二重に出来る可能性が低いから漏れてないだろうと??? 自動でならない、というのも根拠が…

それから3段目だが、手動の場合だが、手動の場合も、今確認などしているわけだが、自動に比べると条件の悪い所、あるいは形の複雑な所をやっているので、溶接、溶着の不完全さが発生する可能性は、自動の場合に比べて高いだろうと思っている。

それから、何らかの突起物により、シートに損傷が生じる場合という事だが、今、手元にシートを廻しているが、このシートにより、突起物により穴を開けるのは、相当な力が必要な事が分るであろうと思うが、何らかの理由により、

突起物によりシートに穴が開いているようなこと。あるいは※4に書いてあるが、プールの構造上、予めシートの貫通口が開いているような構造部だがな。こういったものがあった場合、

そうした所があれば可能性という事では考えられるのではないかと思っている。そうした所から考えると、手動の溶着をしている構造が複雑な部位。あるいは特記等によってシート等が破損する可能性がある場合。

あるいは、元々、構造的にシートに穴を開けて、構造物を通しているような部位、こういったような所がないかというところが、一つの可能性のスプリングの場所として上がってくるかと思っている。

そうした部位がないという事で、「2.考えられる漏えいの原因と発生箇所の推定 http://is.gd/bb5Sk0」というシートだ。で、その下に、ちょっと飛ぶが、そういった場所がないかという事を探していくと、下に写真が示してあるが、

漏えい検知孔のためのパイプを敷設している場所という所があり、http://j.mp/10FqOnN ここは、この漏えい検知孔のパイプを敷設する関係で、シートを貫通する必要がある。

★★★で、シートを貫通するために当該のシート部に窓上の穴を開けて、底のところにとっくりのセーターのような形で別のシートを被せて、配管のところを溶着する構造になっている。従って、ちょうどこの配管と貫通している場所というのは、

★★★他の場所は全て2重溶着になっているが、ここに関しては一重になっているという状況だった。それからぁ、その状態で、施工が終った後で水を張っていくと、水を張ることにより、プールの中だな。あ、失礼。貯水槽だな。

★★★貯水槽の中に水が入っていくので、水圧でシート全体が下の方に圧力を受けて引っぱられるような力が発生する方向にある。ま、そうした時に、この溶着部位のところに有利な力が貫通部にかかる事は考えられるのではないか、

という事を一つの推定としている。上の段に戻り二つ目の四角だが、http://j.mp/10FoNI5 地下貯槽の下部で漏えいが発生していると考えた場合、漏洩カ所に水活が掛かるという事なので、

漏えい検知孔の中の水位も上昇すると考えるべきだが、ま、今回、先程のデータで示したとおり、No.2についても No.3についても、漏えい検知孔と、それから貯水槽川の水位が大きな乖離をしているという事であり、

共に同じ水位になっているべきものが、長期間にわたり、全く乖離された状態が維持されているという事である。こうしたことも、ええ、一つの発生箇所を推定するヨウ素と考えられる。

それから先程の1ページ目で説明したが、漏えい検知孔の対角側、片方で大きく検知されているのに、片方ではあまり大きく検知されていないという事で、ローカルな状況が見て取れる状況である。それから No.3 の方だが、そういった所等々見ていくと、

要は大量に下部の方から均一に漏えいが出ている状況とは見えないという事である。で、ま、そうしたこともあり、今、先程、図面で説明したような場所を一つのリスクのある場所と考えて見る必要があるだろうという事を考えている。

★★★で、このように考えてくと、「4.漏えい量の想定 http://j.mp/10FspKc 」だが、 南西側の漏えい検知孔の内側でいくと、漏えい検知孔の内側の体積を考えると、そこに元々入っている水の量は、

★★★大体空間量で言うと17リットルに相当する状況だ。で、ここに対して観測されている10^3Bq/cm3 オーダーまで濃度を上げる事を考えると、大体、ちょっと幅はあるが、0.3~3リットル程度の水が入れば、ま、こういった濃度になるという事である。

従って、配管の、ま、あの、貫通部だな。こちらから若干の水の入り込みがあると、こういった現象が起こり得ると見ている。そうしたリスク箇所を念頭に置くと、幾つか考えておくべく事があると思っている。

一つは後ほど、図面等でも説明したいと思うが、現在、No.2貯水槽から他に水を送っているわけだ。これは一生懸命送りましょうという事で、No.1の貯水槽、No.6の貯水槽に送っているわけだが、

★★★送った先を満タンにする送り方をすると、仮に同じようなリスクが存在していた場合に、リスクを呼び込むことが考えられるので、送り先については元々、95%ぐらいまで数字を入れているから、それぐらい水を送り込むことを当初考えていたが、

★★★それよりも低い所。2割型の余裕を見て80%ぐらいの送り込み量で、送り込み先は一旦、それ以上水位を上げない所で注水を注視するプランにした方が良かろう、と考えている。

これが当面の対応案の中で、、http://j.mp/10FtpxQ 四角の二つ目までで言っていることだ。ええ、二つ、三つ目だな。そういったような所で見ている。

それからぁ、ええ、ま、この仮設が正しいのかどうか確認していくというkとで考えると、No.2貯水槽からは水を移送して、リスクポテンシャルを減らす事を考えているが、

★★★No.3の貯水槽については、若干の水位を減少させた状態で状況確認をしていくプランを取りたいとおもってえる。その様なことで、No.3の地下貯水槽からは、大体80%程度まで水位を下げる程度の移送を行って、

★★★その後、モニタリングをしっかりすることで状況を把握する事を考えている。それから、No.2の貯水槽だが、水の移送が終ったら、具体的にどのような方法が取り得るかは現在、検討している所だが、

No.2側の状況確認についても検討していきたいという事である。後ろ、参考資料を付けているので、ざっと説明するが、トレンドグラフについては先程説明した通り。トレンドグラフがついている資料を1枚めくると、

http://j.mp/11FNHdr ええ、ま、漏えい位置と水の状況についての簡単なポンチ絵説明がついているが、こちらについては、先程、私が口頭説明したような、事の、ま、イメージ補足説明という事で見ておくんだ。

その次、水の移送について書いてあるが、貯水槽のNo.3のレベルを低減していくことにおいては、先程申し上げたとおり、80%程度に一旦下げて、そういう状態の測定監視を行う。移送先については、No.3から、ええ、、あ、失礼。

No.1だな。No.1の方に移送していきたいと考えている。ええ、それから、ええ、、ま、そうしたフローバランスを取っていくオペレーションの関係で、当初、貯水槽の、★★★No.2だが、こちらについては3日ほどで、減量、移送が終る予定だったが、

No.3を 80%で一旦抑えてコントロールするオペレーションと、それから、No.3の場合も80%のオペレーションを行う関係で、ある程度水位が下がった段階で、80%まで下げた所で切替え操作が発生するので、

ま、その結果として、ええ、約5日間の作業見通しになるという事である。

# 日本語喋って下さい。何を喋っているのか全く意味が分からない… orz
# 資料内容(こういう事が言いたい)
タンク上端部に漏えいの可能性があると推定
本設ポンプにて貯槽iiiから貯槽viに約2,000m3移送、貯槽iiiレベルを80%まで下げる。
貯槽iiの移送作業は並行して継続(約5日)
貯槽iについても80%を上限に抑える。


それからぁ、一番最後のページだが、http://j.mp/11FQ7sj ま、そうした作業を行った後の状況として、大きく二つのモニタリング、サンプリングをしたいと考えている。一部のマップで示しているが、

★★★各貯水槽からのサンプリング、それによる状況確認を実施していくこと。これが一つである。これが各プールの周りで、マル印で印を付けている場所からサンプリングを取っていくという事で、ドレン側のサンプリング。

それから漏えい検知孔側からのサンプリングを行っていくことを示している。特にNo.3のサンプリングは、今想定したメカニズムを検証していく上で、データを取っていくことで、ええ、重要なポイント思っている。

★★★もう一点だが、このマップの中で緑色でエリアを示している所。こういったところから地盤の中からの水のサンプリング、土壌分析を今後実施し、これはNo.2、No.3 タンクから、東側のエリアにある場所だが、

# ずっとなんだけど、タンクと貯水槽は明確に分けてくれないかな。紛らわしいから。

こうしたところで土壌サンプリング、水質分析などを実施するという事で、ま、あの、地中の中での状況という事でもデータを拡充していきたいという事である。何れにしても原因調査については、

予断を持たずにしっかり調べていきたいと思っているが、現状、得られている状況から考えると、こうした可能性が一つ考えられるという事なので、まっ、それを踏まえた確認のプラン。

それからそれを踏まえた移送に対する配慮を加えた上でオペレーションして行きたいという事なので、その旨を説明したいと思うわけである。私からは以上である。あ、すいません。えっとおぉ、それからだな、もう一つだが、

★★★今般だな。福島第一の信頼性対策本部を立ち上げようと考えている。これはぁ、福島第一原子力発電所における、今般の★事故トラブルという事で、ええぇぇ、停電の問題であったり、

★★★あるいは3号使用済み燃料プールの冷却系をその後の対応の中で停止させてしまったこと。あるいは地下貯槽からの水漏れがあったことを受けて、社長の廣瀬さまを本部長といたしまして「福島第一信頼度 向上緊急対策本部」を立ち上げました。

# なにぃ!ついに福島第一信頼度 向上緊急対策本部 を立ち上げただとぉ! それは安心だなっ!しかも、度重なる事故の裏で組織関与無かった自ら立ち上げた東電調査委員会の報告は正しいと主張するあの廣瀬さまが本部長。ひゃっほーい

一回目の会議を本日の午前、行っております。福島第一原子力発電所で起きている今回の停電事故。それから使用済み燃料プールの大体冷却系の停止、ええ、今回の地下水漏えいという事にぃ、踏まえての対応という事である。

# そもそも、経営側がもっと現場に関われやと注意、指導を受けてたでしょうが。してなかったのかよ。http://j.mp/14XBEeH いいんですか。この期に及んでも変われない人たちに原発扱わせて。廣瀬社長曰く、人災認めるのは裁判で争っていくので譲れないそうですよ。

安定性の維持、評価のために、ええぇぇぇ、設備の運営、管理の信頼と向上対策を取り纏め、対策を、ま、経営の観点から迅速に実施していくという事である。ええ、申し上げましたとおり、対策本部は本部長を社長の廣瀬さま、という事としている。

# あ・た・り・ま・え・だっ! なにいってんだ このひと。いまからそれをやるのかよ。

副本部長に、副社長の山内さま。それから相澤さま。ということで関係役員をメンバーに構成し、ええ、活動を進めていく考えである。私からの説明は以上である。

○一杉:
それでは質問受ける。(26分)

# つまり身内役員だけ。国営企業。こういう時こそ外部役員が積極的に関与するんじゃないのかよ。全く政治も介入しない。分かり易い自民党の姿勢。大物政治家に多くの経産省親族が勤める崇高な会社東電。http://j.mp/14XCCrl http://j.mp/14XCEiV




■質疑

午前の部が終われば そのうち1日15分ずつ、ぼちぼちやりまふ (ヽ'ω`) ノコサナイトナ…



~ 終了 12時20分(2時間39分)

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