2013年4月8日月曜日

東電会見 2013.4.8(月) 17時30分 ~ 廣瀬さまトップの福島第一信頼度向上緊急対策本部設置。No.2地下貯水槽漏洩トラブル、移送計画。 シルトフェンス切断。ほか。

東電会見 2013.4.8(月) 17時30分 ~ 廣瀬さまトップの福島第一信頼度向上緊急対策本部設置。No.2地下貯水槽漏洩トラブル、移送計画。 シルトフェンス切断。ほか。(2時間11分



○福島第一プラント

○地下貯水槽 高濃度汚染水漏えい関連

○報道関係各位一斉メール



■福島第一 地下貯水層 高濃度温泉水漏えいトラブル

○東電石橋:
おまたへ。ここ数日来、地下貯水槽からの水漏れに関して心配掛けている事をお詫びする。マスコミには深夜、休日にも関わらず会見に来て頂き恐縮である。本日は東電の会見だが、先ず、地下貯水槽空の水漏れに関して説明する。よろしこ。


■福島第一信頼度向上緊急対策本部 設置のおしらせぇ

# 信頼度向上緊急対策本部 なんのじょうだんだよ。当たり前でしょうが…

○尾野:
それでは福島第一原子力発電所の地下貯水槽関係の情報から案内したい。手元に ★★★「福島第一信頼度向上緊急対策本部 http://j.mp/14QQWS4」というPP資料。本日、弊社社長 廣瀬さまが、経産大臣のところにいって、

ええ、会社として福島第一の信頼度向上のため、緊急対策本部を設置する事を報告させてもらったところだ。手元資料、昨日、ざっとはなしたが、PP資料の下の方。

本部長を廣瀬さま。副本部長に相澤さま。山口さま、ということで、緊急対策本部を設置する。関係する役員や部長等をメンバーに加え、実質的に汚染水、機械設備、電気設備、土木建設、という4つの分野について信頼性向上のための活動を行う事で考えている。

# 仮設設備でケチケチ運用。で、信頼性向上はこれからするのか。いったい何の冗談だよ…  東電が如何にしっかり対応しているかの報道素材のご提供、という認識でおK。どうせ話すこと無いだろうし、先ず、自分たちの処分、減給について議論してもらおうか。

裏面だが、先ず、汚染水の対策という事で言うと、先ず、現状、地下貯水槽の取扱い、調査対応が近々の課題になるので、こちらについて鋭意対応を進めていくという事である。

# 知ってる。

先ず、No.2貯水槽の水については、案内の通り、未使用の地下貯水槽に安全に移送し、水位測定、サンプリングなどにより監視を行っているということである。

# 知ってる。福島第一信頼度向上緊急対策本部はすばらしい。経産大臣さまより、会見中継を見ている国民の方がよほど事態を理解している。東電存続のため山側遮水壁やめる事に関与した国が東電呼びつけ説教パフォーマンス。流石、自民党。

また、No.3の地下貯水槽については 95%の水位から80%の水位に低下させ、その後、水位測定、サンプリングなどにより監視するという事で、昨日、可能性という事だが、使用済み、あすいません。

汚染水の地下貯水槽のちょうど肩のところにある検知孔、こちらの設置部、から、ええぇぇぇ、漏えいが生じた可能性を排除する措置という事で検討を進めている。

また、No.2の地下貯水槽は水の移送が終ったら、漏洩カ所特定のための作業について具体的に進めていく事を検討している。

# 知ってる。週明け進展なし。

現時点で直ちに地下貯水槽の仕様を止めると考えた場合、地下貯水槽を受け入れるタンク容量が不足するということであり、当面は地下貯水槽の漏洩カ所を推定している貯水槽上部の漏えい検知孔の設置レベル以下になるように水位80%を上限に運用を行う。

★★★ただし、今年度、計画している鋼製タンクの増設については、出来るだけ前倒しをしていくということで、約12.6万トン分を始め、今後、計画しているタンクの増設については鋭意進めて行くという事だ。

また、更にタンク容量を増やすために、タンク増設適地の検討などについても行って行きたいと思っている。また、貯留されている水そのものをより安全なものにして行くために、

ALPS多核種除去設備のホット試験を確実に進め、汚染水浄化によるリスク低減の実現に努めていくことで、こちらについても鋭意進めて行く。

# つまり漏えいする事が前提。漏えいが起きる起きないのリスクではなくて、漏えいが起きた場合の環境影響リスクをごちゃ混ぜにしてる。そもそも地下水流乳が続く限り海洋放出前提のALPS導入。規正庁はALPS処理水は管理前提指導。山側遮水壁をまじめに考える時。

その他の項目に関わる緊急時や信頼性向上の対策だが、取扱い項目で言うと、機械設備、電気設備、土木建築関係という事で、昨今、様々、設備信頼性対応、あるいは運用における信頼性の低下、という事に繋がるようなトラブルが多々あった。

こういった観点から、徹底した現場調査に基づく設備リスクの把握、運用管理上の問題の洗い出し、★外部の視点の活用も含め、あらゆる対策の実施という事で対応していく事で考えている。

# 外部視点。専門家、記者の指摘、尽く無視して第三者を一切受け入れない変わらない事故後の対応が招いた結果がこれ。3.11 から何も学んでいない、反省していない事を自ら証明している東電。頭にあるのは原発再開だけ。

実施項目、一番下のポツだが、http://j.mp/14QQWS4 設計図書の確認、手順署の確認、予備品の確認。訓練状況、現場のウォークダウンを通じて、弱点を見つけ次第、対応を取っていく形で進めて行きたいと思っている。


■地下貯水槽の移送状況について

こちらについては以上だ。それから、本日の作業状況について案内する。手元に地下貯水槽の移送状況という事で、本日、午後の時点の情報を整理した。★★★「地下貯水槽の移送状況について(4月8日16時現在) http://j.mp/14QRmaY」

PPの資料でこういったものだ。No.2の地下貯水槽、こちらからNo.2地下貯水槽から、No.1貯水槽からNo.6貯水槽への移送を行なっているところだ。No.2貯水槽の水位、水量だが、現時点で 4300m3程度だ。

移送ラインは1と2の2つのラインがあるが、1のライン。No.1に移送しているラインは、現在、一時的に停止している。

これは2つの系統に位相を行なっているが、その位相のバランスの関係で適切に対処するということで、1の移送は停止しているということである。

それから、No.3の貯水槽からは、やはりNo.6に移送を行うという事だが、予定としては No.2 貯水槽の移送が終了をする所を持って行うことで考えている。

昨日、一部ラップすると言ったが、詳細に対応を進めてきた結果、大容量ポンプで急いで移送する事で、No.2貯水槽、こちらについては大容量ポンプを使って移送している関係があるので、ある程度水位が低くなってきた時点で、全てのポンプを動かしていくことの難しさ。

そして移送ラインが一部共通するので、そうしたことを踏まえるとシーケンシャルに進めた方がより適切であるという判断で、計画を少し修正している。

★★★その結果、No.2 貯水槽の移送終了目標については、4月10日になる。それから No.3の貯水槽の移送終了目とは4月12日になる。先ず、移送関係、地下貯水槽関係についての情報は以上である。


■福島第一の状況

それではいつも通り、福島第一の状況について説明する。http://j.mp/14QSxHv

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機まで炉心への注入は安定して継続。

[圧力容器下部温度]
示したとおりで安定。

[格納容器圧力と水素ガス濃度]
特記はない。

[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却システム運転中で安定して冷却。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
号機タービン建屋から高温焼却炉建屋に17時53分まで移送実施。2号機タービン建屋から3号機タービン建屋地下に移送実施注。3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送実施中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。

[その他]
追加連絡事項が多々書いてあるが、これらは分析結果等の随時連絡している内容の整理なので、この場での説明は割愛させてもらう。


■シルトフェンスの切断について

一番下の項目だが、5,6号機の取水口付近に設置しているシルトフェンス、それからもの揚場付近に設置しているシルトフェンス。

これは魚類の防止用に設置したものだが、こちらが先般の天候の悪化のために切れてしまったという事で、奈美の状況が改善次第、補修する予定という事である。状況については以上である。

# シルトフェンスって汚染海水拡散防止が立て前のハリボテ認識だったけど。魚類拡散防止?

私からは以上である。

○東電石橋:
それでは質問を受ける。マイクが来たら所属と名前を言ってから質問をお願いする。それでは奥の後ろの方、どうぞ。

# 奥の後ろのほうの日テレさまから、どうぞ。



■質疑

○日テレ:(毎度名乗らず)
お世話になる。先ず、この週末から今日に掛けて、更にシルトフェンスの件もあった。尾野さまの今のお気持ちとして、これだけ色々な事が起きている。その中で今、どういう思い、考えがございますかぁ?

# いきなり何をまとめに入ってるんだよ。進行形なんだよ。色々な事って何か言ってみ。な、いってみ? 顔出さない日テレ様が、緊急事態の土日明けでトップでする質問がこれ。奥の後ろの方で手を挙げてもあたる普段から特別待遇の日テレ様。週明け、東電との打ち合わせもばっちりですな。

# ちなみに、他の記者が名前を言わないと名前をお願いします!と注意される。普段から名乗ってて、たまたま忘れても。でも、普段から名乗らない日テレ様が注意されたことは一度もない。会見全部見てるけど! 馬鹿にしてるわ。栗田のヘコヘコぶりにワロタ。

○尾野:
先週末からと言うよりは、そうですね。先々週の末ぐらいから停電の問題、それから停電の後の対応の中での3号の冷却系を誤って止めてしまった問題。それから地下貯水槽の件ということで、

ま、今般のシルトフェンスの件はどちらかというと天候で切れてしまったという事で、ま、ある意味性質が違うものかと思っているが、ま、非常に重要な案件、★トラブル(事象)が続いたと考えている。

# これまで通り、事象といいなさい。東電の口から、事故、トラブル、ものすごい違和感があるよ。瓦礫鉄骨落下事故 → 瓦礫鉄骨水没事象

そういう意味で大きな心配を皆様におかけしている。また、我々が的確に発電所の安定化をしていく上で、大きな、ま、気を引き締めなければならない状況になっていると思っている。

そういった意味で、本日、というよりも、先日、福島第一の信頼度向上緊急対策本部を設置し、全社、一丸となりより信頼性の高い現場を目指し、勤めていくことで決意を新たにしている所である。

○日テレ:(毎度名乗らず)
今おっしゃった的確な安定化と仰ったが、それが出来ていると思われていますか?

○尾野:
これは大変難しい課題ではある。現状において、何とか、技術的な面での状況はカバーしているとは思っているが、そのことが地域の安心に繋がるほど、私どもの発信も含めて出来ているのか。

あるいは技術的な目で見たときの確からしさ、要は安定感が十分達成できているか、という所に関しては、尚、いっそうその努力のいる所だと思っているが、これは永久に努力し続けなければならないと思っているが、引き続きしっかりやらせて頂きたいと思う。

○日テレ:(毎度名乗らず)
重複かも知れないが、今回の汚染水の問題で、環境と海への影響に関して、どの程度影響されているものと捉えていらっしゃいますでしょうか?

○尾野:
これは昨日、だいぶ説明させて頂いたが、実際に漏えいしている地盤中に出たマテリアルバランスについてよく検討する必要があると思っている。

で、その上で判断していくべき項目と思っており、そういう事を見極めた上で、最終的に状況を把握したいと思っている。ただ、現状までの状況で見ていくと、昨日、様々なデータで説明させて頂いているが、

地下貯水槽からの漏えいということはあるが、それではベントナイト内側に検知孔内側の水位で見ていくと、これは検知孔の水位が、本来、大量に漏れたのであれば、これは上がるべきものだが、これが上がっていない状況があるので、現状の程度としては初期の状況で発見しているのであろうと思っている。

そのことなども踏まえた上で、今後、実際にどういう量、どういうバランスで起きているのか正確に把握していきたいと思っている。

そういう意味で、先ず、具体的に状態が良くない、No.2貯水槽からの移送は緊急で進めている所だが、各貯水槽のサンプリング、それから No.3、No.2貯水総集編での土壌のサンプリング。こうしたことを行い、しっかりと見極めていきたいと思っている所である。

○日テレ:(毎度名乗らず)
環境への影響があるとお考えなのか、全く大したことないというレベルのお考えなのか、それはどちらですか?

○尾野:
現状見られている外側のドレン孔ですね。こちらからのサンプリングをして測定している結果等々から見ますと、現時点で大きな影響があるようなレベルには至ってないと思っている。

ただ、そうしたことも含めて、まだまだ粗々の評価の段階なので、全容を把握するために今、まさに原因調査なども進めているので、そうしたことも踏まえて、最終的な我々の結果を説明できるようにしたいと思っている。

○日テレ:(毎度名乗らず)
仮定の話で申し訳ないんですけれども、今後の地下の貯水槽が使えなくなってしまったと仮定した場合、具体的にどのようにするお考えがございますか?

○尾野:
そこについては仮定の話のお答えは、なかなかお答えは難しいんですが、先ずは原因をしっかり突き止めていって、その上でどのように出来るかを見極めていくことが本来的に必要なので、先ずはそれをやっていきます。

# 原因を特定して次に生かすことは結構だけど、それだけなんだよね。発想が広がらず、対策もピンポイントで終ってしまう事の繰り返し。余計なことはしたくない。お金が掛かるのでな。で、想定外のことが起きました。エンドレス。

地下貯水槽は相当量な貯蔵量を持っている。これが単純に使えないという事になると同意事になりますか、というと、今ほどお配りしたペーパーにも書かせて頂いておりますが、

単純に地下貯水槽を使わない、使えない、その中に全く何も入れない前提に立つと、タンク容量が不足するというのは、必至という状況でございます。そのことも含めて極めて重要な局面だと思っておりますので、

先ずは、今の状態、原因をしっかり突き止めていくという事。それから、様々、今得られているデータを統合的に解釈して何をすればいいのかという事を見極めていくことをしなければ鳴りませんので、先ずはそちらの方に力を注ぎたいと思っております。

○東電石橋:★★
ここで資料の訂正と追加をさせて頂く。先程、配った資料のシルトフェンスに関するものだが、記載しているデータが違っていた。会見前に配ったUSBで配ったデータと紙に記載している写真が違っていた。

# これ画像アーカイブのHPから参考資料へのリンクも間違ってた。関係ないPDF(地下貯水槽漏えい関係のPDF)にリンクが張られてる。http://j.mp/XntMOE 21:42現在、まだHPはミスに気付いてない。HPの更新作業も連動してるのか。あらたなハケーン

今、訂正したものを配っているので差し替えをお願いする。それから、地下貯水槽の分析結果を追加で配っている。★★★「地下貯水槽 分析結果 http://j.mp/14QQYcw 」これは昨日のサンプリング結果で、既に一斉メールなどで連絡している内容だが、改めて紙で配っている、追加と訂正、以上よろしこ。

○NHK花田:
配られた資料の緊急対策の資料で、今後の運用について確認したい。今説明があったように、今、地下貯槽に今溜まっている2万4000トン、汚染水だけ見るとあると思うが、これをタンクに移すと、すなわちタンク両々がパンクしてしまうと。その状況を防ぐために80%運用を当面続けていくという事でいいのか?

○尾野:
先ず、具体的にタンク、貯蔵槽だな。貯蔵槽としての状態が良くないと考えているNo.2 貯水槽については空にすることで移送を行っている。

移送を行っていく先は、これまで使用していなかった貯水槽だが、今々の状況で過程ではあるが、80%以上の水位にするとリスクがある、かも知れない、同じようなリスクがあるかも知れないと仮定しているので、

80%以下でコントロールするように、No.1, No.6 貯水槽に移送することにしている。それからぁ、No.3 については、今、95%運用をしているが、状態としては No.2 貯槽よりは良いということはデータ的には分っているが、

こちらの方も80%まで一旦下げて、下げるために15%分はNo.6に移送させるという事で、都合、3つのタンク(地下貯水槽)が80%以下の状態で、ええ、濃縮塩水を貯蔵している状態になる。

# ずっとだけど、、タンクと地下貯水槽は、ちゃんと使い分けてくれないかな! 言い間違いが多すぎるよ。

で、この状態でしばらくサンプリング等の経過観察を行い、我々が恐らくここに一つの要因があるのではないかと考えた部位(http://j.mp/10FqOnN)について、その仮定が正しいのかどうかについて、

データ等によって確認する、あるいはその他、2号側の空になった貯槽などの調査を進める事で、状況把握に努めていくという事である。で、その上でその後の対応については、明らかにしていきたいという事である。

○NHK花田:
わかりました。空いてるNo.5とNo.7があると思うが、こちらはどうするのか?

○尾野:
こちらについては今のところ空いている状態になるが、ここにぃ、この2層をどのような形で利用するのか、あるいは利用するに辺り、

どのような条件、低減を求めておくのかという事については検討しないといけないと思っている。ただ、何れにしても今の状態というのは、先ず、地下貯水槽に入っている水を、

仮に全部、現状の鋼製タンクに移していって、それで、地下貯槽を全く使わない状況にするには、物量的にタンクの数が足りないという事になるので、現実問題として出来るだけリスクを低減した形で、

★★★地下貯槽を使っていかなければならない。ですからぁ、今の状態としては、先ず、その状態を実現するという事である。その中で、残っている二つの層についも同じように考えていかないといけないと思うが、

# 使う気満々。原因を突き止め対策施して使うしかない。元の路線に戻すのが最もコストパフォーマンスが高いと考えている東電。

何れにしても少し、時間経過がその間にあるので、その間に調査、分析等が更に進むと思う。そのことを踏まえて最終的な形態を考えて行く事になる。

○NHK花田:
わかりました。この絵だけ見ると80%使い続けるのかという印象を受けてしまったので、今、尾野さんがいった事を整理すると、

つまり、今ある緊急の輸送だけは80%運用で移したタンク(地下貯水槽)が行うが、それ以上は基本的に新たに入れないと。で、同時並行で原因究明で対策を住めていく理解でいいか?

○尾野:
まだそう言い切れるかどうかという所は勿論ある。で、もう少し正確に言うと、現状の状況からいうと、地上のタンクの絶対量は地下貯槽を考えると足りないことは明らかだから、ええぇぇ、地上のタンクの増設は元々計画はしているが、

# その足りない状況を図示して示せよ。都合の悪い情報は一切資料で示さない。根掘り葉掘り確認取ってはメディアが絵に起こす。無駄な質疑に無駄な時間。無駄なおこし。ムカムカ

その計画が段々追いついてくる状況になってくる。だからそういう所との見合いを見ていかないといけない。その見合いを見ていく仮定の中では、★★★汚染水だが、ある一定の条件の中で、地下貯槽を使いながら確認をしていくが必要になってくるし、

★★★その間に状況等がはっきり見えてくれば、ええぇぇ、それを使用することの可能性も、ええぇえぇ、判断出来てくると言うことである。

# 地下貯水槽を何が何でもこれまでの計画通り使うんだ、使うためにどうするかが問題だ、という東電の強い意思表示。

○NHK花田:
その80%管理という所で検知孔からの漏えいなのか見極める、原因分析を行うという事だが、その他にクラウド注入といった対策も出来るのかなと思うが、その辺りはどのように考えているのか?

○尾野:
今、原因調査を進めているので、底が明確になってくると、それに対応した具体的な対策が取り得るものになってくるので、先ずは、原因を確定していく作業に傾注したいと思う。

# そんなことしたら原因特定して脆弱性のある地下貯水槽を使い続ける事が出来なくなるだろうがっ! と内心のおもてるに違いない。とおもたら分かり易い反応。

○テレ朝村田:★★★
今日、規制委員会の更田委員は検知孔のことなど、今、(東電が)言われてる漏えいの原因に拘ることなく、1から見直すようにという事を相澤副社長に念を押したと言われている。これはどのように伝わっているか?

○尾野:
先ず、あの、私ども昨日も何度も!説明したが、ええ、検知交付金に可能性が一つあるだろうと考えているが、そのことに捕らわれずにぃ、ええぇぇぇ、原因については究明していくという事でもとより考えているが、

# あたかも原因はこれだったと冒頭から結論めいた説明。漏えいの可能性に触れない午前の会見とは対象的な説明の仕方。確かに可能性の一つとは言ったけど、この推論を証明し、使い続けるために鋭意取り組むとしか聞こえない発表。http://j.mp/16IWjzm

元より私どもそのようにするつもりであると言っている。でえぇ、昨日、話したことというのはぁ、http://j.mp/16IWjzm 検知孔付近のリスクの可能性も考えられるという事であれば、その時点でぇ、計画していた移送プランであったりぃ、

# よく分らないのが、そんな高い位置にある検知孔のシート貫通部の状態を目視で診て確認出来ないのか、原因の一つであることの結論が未だに出せないのか。施工段階の写真は提供するのに現在の状況を示す写真や動画が、一切、会見で情報提供されない。なぜ??

それから3号の状態保存のあり方だったりという事に対して、より安全を考えた措置をとる必要があるだろうという事で、当初、ええぇぇ、移送した先はぁ、80%より高い所もまでいたつもり訳だが、移送量を80%以下に抑えようという事で計画の見直しをした。

それから、No.3 貯水槽については95%の状態を維持した状態でサンプリング等を継続し、状況把握をしようと考えていたが、ええぇぇぇ、状況を80%如何に変えることにより、状態把握、あるいは原因に関わる情報を得る、というような目的でぇ、

○尾野:
No.3 地下貯水槽の管理を水位を80%以下に下げる形で、プランを少し修正している。そうしたことを説明させてもらったという事である。ですから、あのぉ、ある一つの可能性が出てきたので、

そのことを念頭にリスク低減、調査に役立つようにプランの調整をしたという事を昨日説明している。ということで、可能性の一つではあるが、

それだけに捕らわれずにしっかりものを見ていく事を考えて行くことは当然のことであり、その様に検討を進めていく。勿論、つぶし込みのために必要な著差は進めて行きたいと思っている。

○テレ朝村田:
わかりました。検知孔に拘らないという事でもうひとつお尋ねしたいが、これは似た質問が昨日も出ていたが、この貯水槽を作るときの工事だが、これは設計施工の際に地盤調査をしていたのか?こ

れは No.2,No.3に限らずだが。▼地盤の状態によってはシートが引っぱられたりする原因も考えられると思うので。地盤調査をしていたかどうか確認されたか?

○尾野:
▼ちょっと確認したいが通常の工事だから工事をするに辺り、地盤等の調査、それから今回の事に関して言えば、地盤側の請け側の地盤だな。

こちらの地盤改良材などを使った地盤側の強化みたいな事もしているので、ま、そういった状態から確認した上で対応していると思っているが、確認する。

○テレ朝村田:
今おっしゃった地盤側のというのは地盤が悪くても素材などで十分なものを使っているという意味か?

○尾野:
ええ、地盤などの状態などを確認し、設置に適しているという確認と言うことはしているかと思っている。でぇ、ただ、その事は念のため確認させてくれ。

# どこに確認するんだろ。丸投げ東電にとって元請けに確認しないとわからない情報なのか。

○尾野:
それから地盤改良の話しで申し上げたのは、地盤側についての吸水性みたいなそういった状況、改良するための地盤改良材というものを使って、施工前に、というか施工の際だな。受け側の地盤改良も行って、、いる、という事で、まっ、慎重な工事はさせてもらったと思っている。

○テレ朝村田:
わかりました。万が一地盤調査をしないまま、貯水槽を作っているとしたら、そこにあるいは原因があったかも知れないので、是非、答えをお願いする。

○時事松田:
▼今の地盤の絡みだが、これから梅雨だかなんだかで雨が増える時期に入る。それで、元々、場所を決めて設置工事をするときの話しだと思うが、ここで漏れた場合に、地下でどのような挙動をするのか、予測は立てていたか?

○尾野:
▼ダイレクトでそういう形で建てていたかは分らないが確認する。

○時事松田:
あの、地下で移動する速度と何らかの雨水の流入とかで80%以下で留めておけば、溢れることはないと思うが、そういう意味では地上より地下が ○×△※!

# 80%だろうが何だろうが、雨が流入したら絶対に不味いでしょうが。

それが当然、基本的に海側にいくと思うが、どれぐらいのスピードで行くか、リスク評価をしておく必要があると思うが。

○尾野:
まっ、多くくりでの状況になると思っているが、これからボーリング調査などで、要は汚染状況の拡散状況の把握も、これからの調査項目の中に入れようとしている。

昨日案内した資料にもそうしたことが書いてある。なので、今現在の状況を把握していくことが先ず持って重要だと思うので、環境側の影響については見極めていきたいと思っている。

○時事松田:
わかりました、鋼製タンクだが、これから暑くなり、また、炎天下での作業はは難しくなると思う。今回の貯水槽の対応を見極めてからと言うのは分るが、使えない事を考えてタンクを急がないと、いざというときに間に合わないという事になると思うが。

○尾野:
それはそのとおりであり、鋼製タンクの工事については、元より急いだ工事をすることで予定していたが、それが前倒しできないか、より早いタイミングで出来ないかは、既に調整を開始している。

○時事松田:
大体、どれぐらいの数を用意するか具体的な数字はあるか?

○尾野:
今、この中で説明しているが、今年度、上期中に12.6万トンを増設予定していたが、この工事に仕上がり時期、これは順次、出来上がっていくわけだが、それを出来るだけ早く出来るように調整している。

○時事松田:
つまり、6月末までの奴をどんどん前倒していくと?

○尾野:
はい。勿論、その後ろのものについても、前倒しについては検討しているが、先ずは上期の分を 

○時事松田:
すいません!上期だが、失礼した。9月か?

○尾野:
はい。

○時事松田:
9月だな。

○尾野:
はい。

○時事松田:
9月までの奴がどれぐらい前倒しできそうな雰囲気なのか?

○尾野:
そりゃ今現在、調整中だが、ここは出来るだけ前倒ししていくことで調整を始めている所だ。

○時事松田:
タンク適地の話しだが、1年ぐらい前に、大分昔にも、1Fの敷地内で間に合わないじゃないかということがあるが、近隣地みたいな、タンク、ま、拡張していくというか、買収して広げていく考えはあるか?

# この辺りかな。http://j.mp/Xoh8PB

○尾野:
今現在、具体的にその様なことはないが、先ずは発電所校内で巧設置可能な場所を探して対応していく。現状、最終的に70万トン相当の敷地相当は得ているので、先ずはその中で対応をしていきたいと思っている。

○時事松田:
アリガトウございやした!

# その70万トンには今回の地下貯水槽も含まれまつ。

○東洋経済岡田:
▼一つが鋼製タンクだが、今、現在の容量と空きがどれぐらいあるのか教えて頂きたいが。

○尾野:
▼ちょっと待つんだ。

○東洋経済岡田:
では後程って事で。

○尾野:
はい。

○東洋経済岡田:
そもそも、この地下貯水槽というのは、この濃縮塩水を入れるためと言うよりは、ALPSで処理した水を入れるために作ったと。そう理解していいか?

○尾野:
ええ、元々、のぉ、意図と、いう事で言うと、まっ、私ども、ALPSの運転については、我々の手前勝手な見通しという事だったが、昨年、下期、ぐらいには、ええ、運転を再開したい、あ、運転を開始したいと思っていた。

ええ、まっ、そういう事であるので、勿論、その頃に、スペースとして、あった、新品のタンク、あるいは新品の貯水槽については、ええぇぇぇ、ALPS、の、処理水を入れていくというところの選択に入っていくことは自然の流れなので、

その様に考えている。でっ、ただしいぃ、何度が同じ質問があって申し上げているがあぁ、タンクぅ、に、尽きましてもぉ、地下貯水槽に尽きましてもぉ、ええぇぇ、濃縮塩水、あるいはALPSの処理水、何れもが受け入れられるように、

というようなっ、造りでっ、作っているので、ええ、入れる事の出来るということでは、何れもが入れることが可能なものとして作成している。

○東洋経済岡田:
入れられる造りということだが、何度も何度も恐縮だが、一般的ないわゆる設備だと仰っていたが、これだけ高濃度の放射性物質が含まれているものを、このポリエチレンとか、

三層構造のものに入れる事に問題がないと判断したのはどういう経緯で、どのような判断が行われた結果として、この地下貯水槽は出来たのか?

# 丸投げ。この値段でつくってやと。東電様のいう事は絶対。

○尾野:
地下貯水槽を作っていくことに関しては、日々発生する滞留水。こちらの請け先はどうしても必要だから、その請け先として作ったものである。

○東洋経済岡田:
であれば、より安全なタンク出よかったと思うが、なぜ、敢えて地下貯水槽を作ったのかという事なんだが。

○尾野:
ええ、地下貯水槽というものと、タンク、何れについても必要な安全性は担保できている考えで対応していたので、そちらについては差はないと考えていた。

で、作る場所、それから、その必要な速度、それから容量だな。こう言ったことの関係から、ええぇぇ、タンクで対応した部分。それから地下貯槽で対応した部分という方式の違いというのがあるが、何れも目的は一緒である。

○東洋経済岡田:
ただ現にこうなっているわけだし、福島県の方は既に昨日の段階で、地下貯槽そのものの信頼性が失われた状態という事で、全部タンクに移すようにという申し入れを東電に言ってるわけですね。

ですから、そのタンクの地下貯水槽の信頼性においてはどうという事は、何を根拠にそう仰っているのかよく分らないが。

○尾野:
これは、あのぉぉ、今現在、この状況において、その様な指摘を頂くことについては、ええぇぇ、まっ、何とも言いようがないが。ええぇ、作った時点においてその様な差がある事は考えていなかったという事だ。

# 3重シートと言っても一番外のベントナイトシートは塩分駄目だという話し。塩水入れたら2重防護。淡水入れたら3重防護。入れる水を選ばない!って、破綻しているし… 

ただしいぃぃ、あのぉぉぉ、現状の状況、というのをより安定したリスクの少ない状況に持って行く事の必要性については、私どもも当然同じように考えており、

従って原因究明というについてしっかりしていくと同時に、勿論、物量としての状況に置ける限界が現状あるから、そのことも含めた上で、最もリスクのない形で対応していきたいと考えている。

○東洋経済岡田:★★★
さっきの尾野さんの言葉の端からすると、要するに、増設のスピードを色々考えると、要するにタンクだけでは対応出来ずに、地下貯槽を作らざるを得なかった。そういう事でよいか?

○尾野:
…。 まっ、、ざるを得なかった、という言い方が適切かどうかわからないが、何れにせよ必要な状況の中で作っていったものである。

○東洋経済岡田:
また後で質問する。

# 回答する意志ゼロ。この後、1時間24分質疑が続きます… 連日、もうむりぽ… orz




~ 終了 19時41分(2時間11分)

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