2013年4月22日月曜日

東電会見 2013.4.22(月)17時30分 ~ 1F地下貯水層 高濃度汚染水 漏えい事故 関連(γ・β APD不携帯事案)・2号機使用済燃料プール代替冷却設備低圧変圧器箱内での小動物(ネズミ)発見・2号機原子炉格納容器 内部調査結果(ガイドパイプ取外し)・3号機 原子炉建屋上部瓦礫撤去工事状況報告 ほか

東電会見 2013.4.22(月)17時30分 ~ 1F地下貯水層 高濃度汚染水 漏えい事故 関連(γ・β APD不携帯事案)・2号機使用済燃料プール代替冷却設備低圧変圧器箱内での小動物(ネズミ)発見・2号機原子炉格納容器 内部調査結果(ガイドパイプ取外し)・3号機 原子炉建屋上部瓦礫撤去工事状況報告 ほか

1時間57分)- 開始13分遅れ




○地下貯水層 高濃度汚染水漏えい関連 4/22(月) ★★★

○地下貯水層 高濃度汚染水漏えい関連 4/23(火)★★★


○報道関係各位一斉メール 4/22(月)

○報道関係各位一斉メール 4/23(火)


○福島第一プラント 4/22(月)

○福島第一プラント 4/23(火)

○その他 4/23(火)



■1F地下貯水層 高濃度汚染水 漏えい事故 関連

○東電石橋:
資料の準備が遅れて開始が遅れて済まない。本日は先ず地下貯水層の水漏れ状況から説明する。本日の(も)会見者は品質安全部長の福田さまである。

# 連日の遅刻。開始時刻を18時に戻すべき。日ごとの作業報告が余裕を持って出来ないのに17時30分にする理由。

○東電福田:
先ず、地下貯水層関係の説明から。手元にある定例の作業実績である。★「地下貯水槽の漏えいに関わる本日(4/22)の作業実績 http://j.mp/ZDgVc1 」1枚目のスライドは漏えい拡散防止策という事で、

検知孔から移送して戻す作業をしているが、★★1点変化があったところがあり、No.3の北東側。*2 というのが付いているが、検知構内の濃度が低下傾向のために21日から実施を見合わせている状況。

2ページ目。周辺環境影響関係のボーリング進捗、及びモニタリング結果だが、ちょっとフォーマットを変えている。というのも、ご覧の通りで、貯水層周りのボーリングがかなり進んできており、個別の色んな状況変化があるという事で、

★★★右下の部分に表形式で、それぞれの観測孔の状況、及びモニタリング結果を載せる形にしている。実際はA-8からA-12まで。後、A-14,A-18、あと、B-1,B-2が観測、モニタリングを開始。何れも全βはND。作業実績は以上。

その次「地下貯水槽 水位グラフ(4/22 16:00現在) http://j.mp/ZDfgU3」後ほど説明するが、★★★赤いNo.2の水位。これがH2タンクへの移送をしていたが、ここが移送が完了した状況で0になっている。

併せて移送状況だが「地下貯水槽の移送状況について http://j.mp/ZDf7Qq」これについて、No.2から H2タンクへ移送をしていたが、本日、9時53分に移送が完了している。

元々、No.2の地下貯水層で約900m3の水があるという事で、これを移送していたが、移送先の H2タンクの水位計で受け入れが和を測定したところ、約1070m3ということで、若干、タンクの水位計の誤差だと思うが、こういう差が出ている状況になっている。

前回、話しがあって口頭で少し説明をしていたが、地下貯水層関連の全体の水量がトータルで12600~12000ということで、移送したときに差が出ているよな、ということで、

若干、そのあたりが No.1の誤差じゃないか、という話しをしていたが、それをちょっと整理したグラフを纏めている。これは毎日、表で示している水位ータをそのまま合計してグラフにした物だ。

こちらが No.1、No.2、No.6 ということで、3つの地下貯水層の水位、というか、水量のデータを単純に合計してグラフ化して色分けした物だ。元々、No.2 から No.1、及びNo.6 へ移っていく、こういう流れになってくる、

ここらあたりからちょっと減ってきているのが見えてきていると思うが、ちょっとここの部分(の部分)を拡大して見るとこんな感じになる。

で、まさに、この極々初期の所で、ぐっと下がってだな。

4月8日あたりで、もうこの全体が、ずっと、だいたい、多少の上がり下がりはあるが、一定になっていると言うことで、

ちょうどここの時期がどこの時期に当るかというと、まさにNo.1の貯水層に受け入れている時期だ、という事で、この受け入れに従ってこの差が出て、その後は特に差が出ていない、こういうグラフがある。

ので、おそらくは No.1貯水槽の水位測定の誤差にあたるところではないかという事で想定している。地下貯水層関係の説明は以上。


■福島第一の状況 

引き続き福島第一の状況。http://j.mp/ZDgGxQ いつもの定例資料。

[原子炉および格納容器の状況]
下部にちょっと書いてあるが、1号機で4月20日に給水系と炉心スプレイ系の流量調整を若干しており、その差がちょっとある。

[圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]
大きな変化はない。

[使用済み燃料プール]
1~4号機とも循環冷却システム運転中。プール水温は記載のとおり。既に案内していると思うが、2号機の方で、パトロール中に一部、屋外変圧器でネズミの死骸を確認したという事で、一時2号機のプール冷却システムを止めて作業をしている。それについては後ほど別の資料で説明させて頂く。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に移送中。3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送実施中。6号機タービン建屋から仮設タンクへの移送を本日実施。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。多核種除去設備ALPS 3系統のうちA系統についてホット試験を継続中。これについては以上。関連して手元資料を説明させて頂く。


■2号機使用済燃料プール代替冷却設備低圧変圧器箱内での小動物(ネズミ)の発見 ★★★

一つ目。「福島第一原子力発電所2号機使用済燃料プール代替冷却設備低圧変圧器箱内での小動物(ネズミ)の発見について http://j.mp/ZDfPgm (画像) http://j.mp/ZDfSc4」というものだ。

# 画像はこちらにも。http://j.mp/ZD6PIf

本日、午前10時13分頃、福島第一信頼度向上緊急対策本部の電気設備対策チームが2号機のこの使用済み燃料プールの代替冷却設備の電気設備のウォークダウンパトロールを実施していたところ、

低圧の変圧器のボックス内でネズミの死骸を発見している。(2)に細かい時系列を書いているが、9時30分にパトロールを開始、10時時12分に現場に到着、13分に低圧変圧器の箱の扉を開放したところ、一次側端子部で照応物の市街を発見。

後ほど写真で示すが、★★★まさに端末の所にくっついている状態(http://j.mp/17dGx1B)だったので、これを取り除くために電源を停止する必要があり、11時36分に一次系を停止。40分に二次系を停止。

それから13時40分からアイソレ確認後、小動物の除去、絶縁抵抗測定、開口部の養生をして14時35分に作業を終了。15時48分に2号機使用済み燃料プールの冷却を再開したということだ。

で、2ページ。発見の場所だが、これが単線結線図というもので、電気の系統を示している物だ。所内の共通メタクラの母線から繋がっており、1Aのところら所内共通メタクラの母線に繋がっており、

1Aの所から分電盤の No.R の下に低圧の変圧器 460から210Vに落とす変圧器だが、ちょうどこのボックスの所で見つかったという事である。

3ページ目。この低圧変圧器は、こんな形の少し小さな変圧器のボックスである。http://j.mp/17dHjvs で、拡大すると4ページのようになっており、http://j.mp/17dGx1B

小動物の死骸が、一次側の端子の所にあったと。また、もう一つ下にもあるような形になっている。で、5ページ目(http://j.mp/17dHGG8)が実際のどのあたりにこれがあったか、ということだが、

左から1号、2号、3号、というところで、1号機と2誤記のちょうど間の所に排気塔があるが、この排気塔の脚の右側のあたりに当該電圧器と書いてあるが、ここにボックスが置かれていたという事である。

# メモ:事故後おそらく半年ぐらいに設置。仮設、本設認識については、異状があったら直して使う、交換予定の無かった設備。前回点検時は目視のみで開けて内部まで確認してない。開けないと進入孔ある事は目視で確認出来ない構造。当該機器交換せず使う認識。

6ページ目が点検結果。この小動物を除去して外観点検を実施している。★端子部については、焦げ等の損傷は見あたらない。その他外観にも異状はなかった。絶縁抵抗についても一次側、二次側の相間、対地間ともに異常ないということで、

左のように清掃の後(http://j.mp/17dKkf2)は綺麗になっている。それから下部に進入したところであろうと思われるところはシール処理(http://j.mp/17dKqn0)をしている状況である。

ま、もう一枚(http://j.mp/ZD6OUN)あるが、同じ奴だが、朝のうちに福島側で伝えた資料である。本件は以上である。


■2号機原子炉格納容器(PCV)内部調査結果(ガイドパイプ取外しについて) ★★★

続いて★★★「福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器(PCV)内部調査結果(ガイドパイプ取外しについて) http://j.mp/ZDfxWN 」これについては、去る3月19日に、

格納容器の内部調査をすることでやっているが、うまくいかなかったという事を伝えていると思う。そのあたりをちょっと整理し、今後の進め方について、明後日から作業に入るので、そのあたりについてお伝えするものである。

1ページ目(http://j.mp/17dLHdO)だが、先日の調査でどういう事をやっていたかという事だが、元々の内部調査につかったX53ペネの所に、調査装置を入れて、1メートルほど右側にあるCRDの交換レールの上に、

このカメラの付いたケーブルを降ろして、それを奥まで言って、ペデスタルという、まさに原子炉圧力容器が載っている基礎の所まで行って覗いてみようという事を計画していた物である。

# その前はTIP配管からアクセス、詰まっていて計画断念。その代替がこの作業。で、ガイドパイプが引っこ抜けずに後始末作業報告。なかなか進まない格納容器へのアクセス。チャレンジに発生するトラブル対応に割かれる作業時間。

次のページ。実際に調査をしてみたところ、こんな形でペネからぶら下げて CRD の交換レールに行くんだが、ま、ぐるっと回して交換レールの所に届かせて降ろそうという事だったが、実際はレールの所まで届かなかったという事である。

で、実際にこのカメラの動画を確認したところ、交換レールと思われる物が、ちょっと(カメラを)振った時に見えているという事で、カメラの視点から300mmほど先にレールがあるという事で、ま、1メートル横に振ろうと思ったんだが、

ま、70cmぐらいのところで止まっちゃっているという形になっている。その後だが、★★★この操作におけるガイドパイプが、引き抜きが出来なくなった事象(トラブル)が発生している。

で、3ページ(http://j.mp/17dOF23)が正常なときのガイドパイプの引き抜きをどのようにやろうとしていたかというと、調査後、こんな感じで、ぶらーんとなっているんだが、カメラをガイドパイプの中に収納し、

で、ガイドパイプを引き抜いてくると、パイプごと引き抜けると。こんな作業を想定していた。で、ところが、4ページ。どうも、直接見れるわけではないが、これが引き上げられなくなったということだ。

# モックアップはちゃんとしたのかな… 想定できなかったトラブルなのかな。始末に結構な作業、被ばくを要すようだけど…

で、今、引きぬき不可(負荷?)の概要をこんな形であろうと考えている。一つはガイドパイプが、4つ、先に間接のあるものがあるんだが、ここの一番根元のところが、どうも分かれているのではないか、分離してしまっているのではないかと。

それで、その直線部、直管部を引き抜いてきたところ、そこのボール弁という所と、フロントシールというところがあるが、ここの所に引っかかって抜けなくなっているという事で、これは先端部が分離した時に変形して、

抜けない状態になっているのであろうということだ。それから、実際に先端から4関節分のところを引っ張り上げようとしても戻ってこないということなので、おそらく、ペネの角あたりに引っ掛かっている状況ではないかという事だ。

で、これらは底の下に間接という事で、短いパイプを関節で繋いでいるような状態になっており、こういう状況になっているのではないかと考えている。

★★★今後、再度作業するためにも、ここの実際に取り残された部分を外さないといけないという事で、対応策としては、中に入った物は、内部に置いたままにしようということで、先端の関節部はゆっくり降ろしておいて、

直感部は切り離してPCV内部に落下させようという事で、その準備をこれまで進めてきている。で、そのあたりの作業概要が5ページ。先ずは①で作業開始位置までガイドパイプをもう一度押し込む。

③の手順を見ると、関節部の方を奥の中の方に下げていって、PCV内のグレーチングまで下げていき、グレーチングの上に置いた状態にする。それから、今度はガイドパイプを少し押し込んで、ヘキサプラグというところがあるが、

★★★この部分でシールをして、その外側を切断する。で、更にその外から押し込み棒を繋いで、押し込み棒で押して、ペネに残っている直感部分を下に落っことすということで。

ま、今までは取り残されたガイドパイプで格納容器をシールをしていたが、それを落とした上で押し込みの部分で、今度、シールをする形で先ずは、取り外しの作業を実施する予定だ。

6ページ。イメージとしては、こんな形で、先ずは、ええ、ガイドパイプの関節と書いてあるところが、まさに先端の4つの関節部分で、ケーブルが繋がって、ガイドパイプ切断部というのが直管の部分になる。

で、直管を切り落としたときに、ま、落っこちるわけだが、左と右で内部に構造物があり、それの内側に落ちるか、外側に落ちるか、二つのことが考えられるので、どちらかに落ちると言うときにどういう影響があるかという事を確認している。

★★★で、何れにしても、この経路の付近には、プラントの安定冷却や状態監視に使用している機器がない、という確認をしているので、どちらのケースになっても安定冷却の影響はない、という事で考えている。

# 長々と普通の作業説明のように説明しているけど、はっきり言って、想定外のトラブルによって生じた、本来は不要な作業と影響評価… orz

今後また、再度、調査するときに、どんな状況になっているか確認したいと考えている。今回のこのガイドパイプの取り外し作業工程だが、ええ、これらの準備を3月19日以降、進めてきて、向上で色々検証試験をやって、

準備が整ったので、今日、明日、で現場の準備をし、24日~26日の3日間で、先程説明したような取り外し作業を実施する予定である。実際に少し早ければ2日で終る可能性があるが、一応、3日間で考えている。

その後のPCVの中の再調査の日程については、まだ今後の調整という事で、少し装置の改良をして検討していくという事である。これについては以上である。

# ぜんぜん前に進まない格納容器 内部調査… 


■3号機 原子炉建屋上部瓦礫撤去工事 ★★★

続いて★★★「福島第一原子力発電所3号機 原子炉建屋上部瓦礫撤去工事 http://j.mp/ZDgLl6 (画像) http://j.mp/ZDgJJL」の状況だ。以前にも話しているが、今後の瓦礫撤去を進める上で、

使用済み燃料プール上部が大分綺麗にすることが出来たので、このプールの養生をする作業をしていた。本日、第一段階ということで右側の上のような状態にするという事で、この後、オペフロ上の瓦礫を更に撤去していくんだが、

養生の第一段階を終らせているという事出る。それから、★★★4月18日に発生を確認している、スキマーサージタンクのハッチカバーについても、少し浮いた状態になっていると伝えたかと思うが、

# ちょっとちょっと。少し浮いた状態になっていることを報告した、というより、瓦礫と間違えて誤って撤去しそうになった、掴み挙げた直後に気がついて、直ぐに降ろした、という報告だったよね。http://j.mp/11y2J2X http://j.mp/11y2ftr

ここについても、上からカバーを被せたような形にしている。その写真が、下の右のスキマーサージタンクのハッチカバー養生と書いてあるが、上から鉄板を、下に少し、ええ、タイヤのような浮かす部分を付けて、

# 作業ミスで不要だった養生作業が新たに発生したということなんじゃないの? 18日に発生、19日の会見で報告し、そのスキマーサージタンクのカバー養生を本日22日の会見までに出来ました、という事?? 何この報告。

上から落ちてきた物がそこに入らないような形の養生をしている。で、今後は第二段階の養生設置に向けて監視をしている鉄骨トラスの瓦礫を撤去するステージに進んでいくということである。

ちなみに下の方の写真で、左側の上が瓦礫の撤去前で、現在、第一段階を設置する前というのが、左下の形になって、今、養生ができたと。こんな流れになっている。この資料は以上だ。


■地下貯水槽からの漏えい関連作業におけるリングバッジ、γ・βAPD不携帯について ★★★

★★★それからだな。金曜日の会見で、少し口頭で伝えてる地下貯水槽からの漏洩作業に関連して、リングバッジとα、β両用APDを携帯していなかったという件について、少し報告資料、説明をしておく。

★★★「地下貯水槽からの漏えい関連作業におけるリングバッジ、γ・βAPD不携帯について http://j.mp/XQIGgF」発生したのは4月6日、7日で、地下貯水層に関わる作業をしていた時といったが、

★★★4月8日になって午前中、当社社員が、協力企業作業員がリングバッジを不携帯だという事に気がついて、午後からリングバッジを貸して、装着して作業を開始したという事である。

★★★その後、当時の状況を確認しており、で、あの、その最中に、4月15日だが、APDの実績確認をしているときに、更に1部の方が、β、γの APDを不携帯であることが判明している。

★★★それらのことを踏まえ、4月17日に富岡の労基署の方に線量評価の説明をしている。で、そのところ、4月19日に労働基準監督署の方から、指導票を受領した、そんな経過になっている。

★★★今後、地下貯水層の漏えい関連作業で、いわゆるβ線が少し高い水の種類の作業という事で、この管理の状況だが、ええ、本来の管理だと、あ、すいません。今資料は手元に配っているようだ。

# 少し高い。少しだけ高いのね。

β対象のエリアでは、β線量の被ばくということで、γ、βの把握という事で、γ、βの線量計の着用が必要という事で、放射線管理仕様書の中には、このような記載がしてある。

先ずは、体幹部、体の部分については、β線が有利な区域に立ち入る場合は、γ、β線の線量計を着用しなさいということで、ま、そういう所ってのは、γ線に比べて、γとβの比で比べて4倍を超えるエリアという形で規定をしている。

# 現場で東電社員が気がついて貸したって…、事故前から変わらない下請け丸投げのいい加減な姿勢。本来の管理規定を守らない側に問題があると言いたげ。何に付けても当方に責任はないが、という断りが付く東電広報。どういう説明を受けて緊急の現場に派遣されているのか、そっちが気になるわ。

それから末端部分、指とか、そういうところだが、ええ、最も多く多く放射線に晒される部位に装着する、ま、個人線量計で測定するという事だ。

★★★マニュアルでは、滞留水、特にROの処理済み水を含む、ここの部分に直接触れる作業を計画した場合は、リングバッジを着用する形になっている。今回だが、4月8日の午前中までは緊急作業という事で、

★★★Jビレッジから直接現場に出向したという事で、一部の作業員が体幹部に着けるべき、γ、βの線量計を付けずに、γ線のみの線量計を着用していたという事だ。

★★★で、末端については、当初、直接、汚染水を取り扱うことがないと考えていたので、着用しないで作業していたという事だ。で、午後からは全員が両方を着用して作業したということである。

# 緊急作業で、Jビレッジがら直接現場に向かった。直接汚染水を取り扱う事はないと考えていたが、実は取り扱う可能性があるので着用した。なにそれ。

今後だが、線量評価をして、更に今回の事例に鑑み、改善策を検討してみたいと思う。最終的な評価を労基署の方に出す事になろうかと思う。はい。で、私の方からは以上だ。


■宿題回答

★★★で、▲金曜日の会見で質問のあった IAEAのレビューで、特定原子力施設の監視・評価検討会(http://j.mp/17u4XlB 資料1-4 末尾)で示してあったシミュレーション、汚染水の拡散シミュレーションの結果は、

IAEAに説明したのか、という質問があったが、その時には、まだ、整理が出来ていなかったので、直接、中身については説明していないことを確認している。私からの説明は以上である。

○東電石橋:
説明の間、会場に雑音が入っており申し訳ない。それでは質問を受ける。(20分)

○東電福田:
すまん。ちょっと追加で明日の作業予定について説明をしておく。1件目。★1号機について4月2日から圧力抑制室=サブレッションチェンバーに窒素の封入をしていたが、これを明日停止する予定。

それから共用プールだが、共用プールにおける冷却ファンB系統の供給電源の変更作業を実施する予定があるので、A系統の運転を継続するという事で冷却は継続される。という2件、明日の作業予定として入っている。




■質疑






~ 終了 19時27分(1時間57分

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