2013年9月17日火曜日

東電会見 2013.9.17(火)17時30分 ~ 台風に伴う降雨の影響・各タンクエリア堰内溜まり水の状況(タンク堰内の雨水から数千(2,400~4,600)Bq/Lの全β検出=見解説明なし(以前より降雨の度に数千ベクレル全βが環境漏えいしていた可能性)・厳しい降雨により溢水説明=実は以前から堰内に雨水存在)・台風によるB排水路土のう流出・ほか

東電会見 2013.9.17(火)17時30分 ~ 台風に伴う降雨の影響・各タンクエリア堰内溜まり水の状況(タンク堰内の雨水から数千(2,400~4,600)Bq/Lの全β検出=見解説明なし(以前より降雨の度に数千ベクレル全βが環境漏えいしていた可能性)・厳しい降雨により溢水説明=実は以前から堰内に雨水存在)・台風によるB排水路土のう流出・ほか

2時間11分




報道関係各位一斉メール 9/17(火)

○福島第一プラント 9/17(火)

○指示・報告 9/17(火)
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漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 9/17(火)

H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果

No.1エリア周辺 地下水汚染海洋漏えい・トレンチ・建屋調査 関連
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地下貯水層漏えい関連

環境モニタリング・サンプリング 9/17(火)
  • --

○その他 9/17(火)



■台風に伴う降雨の影響




○東電かみじま:
おはようさん。本日は先日来の台風、福島第一の対応について説明させてもらう。質問もこの件に限らせてもらう。よろしこ。会見者は原子力立地本部長であらせられる尾野さまだ。よろしこ。

○尾野:
よろしこ。週末の台風について本日説明だ。現在、台風後の状況確認という事で、所内でパトロールを行なっているところである。これまでのところ、特に大きな被害という事は確認されていないが、何らか支障があれば改めて連絡したい。

それでは資料に従い説明させてもらう。この3日間に関して言うと、大きく3つぐらい伝えておくことがあると思っている。一つは汚染水を貯蔵しているタンク群の堰の中が台風によって雨水が溜まってくる状況があった。

でえぇ、この関係でえぇ、ええぇぇぇぇ、先ず一つとして堰に溜まった雨水の処置をどうするかという事で、我々の取った対応を紹介するのが1点である。それからもう一点だが、排水路Bだ。

こちらの土嚢を積んで清掃作業を行っていた。清掃作業は台風が来る前に終了しようということで14日の午前中までに土嚢の残水の回収は行なっていたという事だが、その後降った雨により、

土嚢自身が水圧でずれてしまうようなことがあったのでそちらを案内したいと思う。3点目だが、14~16日の3日間の間に、サンプリングデータが新たに追加されている。こちらを紹介したい。以上3点である。

# 本日のオノデンさんは、ふくいちに台風、現場の活躍で事なきを得た。土嚢が流れちゃった。分析したら雨水が汚染水にへんしーん。の3本です。##



■各タンクエリア堰内溜まり水の状況(訂正版)


それでは先ず、タンクの堰の溜り水の状況と言うところから案内したい。「各タンクエリア堰内溜まり水の状況(訂正版)http://j.mp/18tADNw」 一番上に取り纏め表を書かせてもらったが、

先ず下の参考と書いてあるタンクのエリア図を見て頂きたい。ご存知の通り、発電所の高台上にタンクが設置されており、ま、地図で各エリアを示しているが、こうしたおおよそ、RO関係の汚染水が入ってる水タンク、これが19エリアぐらいに分かれて入っている。

大きいエリア、小さいエリアがあるが、それぞれ青で囲んである所がひとかたまり、と見て頂きたい。起訴状の堰の内側に水が溜まってくるような状況があった。

写真でBエリアの南の様子というとこを示している。Bエリア南という所は、ポンチ絵で言うと、右上の方で細長く縦に並んでいる赤で囲んでいるところがBエリアの南という所だが、

http://j.mp/19ZwXQQ ここは基礎盤の面積が相対的に小さいという事もあったかと思うが、ええぇぇぇぇ、水位が、、ええぇぇ、15日の時点で、早く上がっておりましてえぇ、

★★★堰の上から、えぇぇ、溢水する、と言うようなことが、生じていた。ええぇぇぇ。これは水抜き作業をやっている写真だがこのように堰の中に水多待っている状況だ。なお、台風の雨の降り方だが、

この写真の中ではそう強く降っているように見えないが、短時間に非常に強く降ったり、またやんだりと。降り方地震も、非常に安定していなかった状況である。Bエリアについてはパトロール等をしておりましてえぇ、

水が溜まってきたので水抜きをしようというような事をしていたところだが、急速な雨の上昇で、まっ、みるみるうちに水が増えていく状況であり、結果的に排水が始まる直前に溢水が始まったとという事で、

★★★数分間ではあるが、溢水を生じる状況があった。そうした非常に厳しい天候状況であったので、他のエリアの、ええぇぇぇ、堰の水の状況を踏まえて対応を考える必要があるという事だ。上の方に表で取り纏めているが、

各エリア毎のどのような状況だったか、どういう対応をしたか、という事を示している。先ず、15日に採取した、えぇぇ… 水の放射性物質濃度。これは全βで示している。これは簡易方で測定した全βで示しているが、

非常に高いところ。非常に低い所が様々あるが、こうした測定結果が得られている。で、こうした状況を踏まえて、全βの線量が高い所。ま、これぇぇ、重荷ストロンチウムのイットリウム。

この二つの核種により、全βは決まっている訳だが、ストロンチウムに関して言うと、告示濃度が30Bq/L以下、という事になっているので、この場合、ストロンチウムの30が一つの基準になるわけだが、

全βで30を超えているところは、対応として組あげを考えようという事で組あげの対応を行なっている。で、特にいぃぃ、H2の南。H3、H4の北、H4の東、こうしたところは濃度が高いと言うこともあったので、

出来るだけ早く汲み上げ対応を行う事が必要であり、現場の段取りも勿論あるんだが、汲み上げ対応を出来るだけ速やかに行なうように努めてきているという事である。堰内の水位変動については、

汲み上げた結果、減っているという事で、前後の関係を示している。それで、この表で言うと、H9から下だが、こちらの方に示されているところは、全βの値として、比較的低い物が並んでいる。

Bの南、G6 は30Bq/Lを超えているので、これは汲み上げ対象ということだが、それ以外の所については、比較的値が少ないという事で、ええぇぇ… 考えている。で、Bの北23、C東24というのがあるが、

一応、30という所で考えてはいるが、ま、測定の安定性等々のこともあるので、一応、★★★20を超える所については慎重の扱いをしようと言うことで、ええぇぇぇ、Bの北、に、ついては汲み上げを行なっている。

で、★★★Cの東は24という値だが、こちらついては汲み上げる先のタンクの先が相当程度高くなっている状況があったので、汲み上げて水を入れていく作業そのものにより、

★★★より濃い水の溢水を起してしまっては元も子もないという事なので、ま、そうしたことにも配慮して排水を行う事で対応をしている。対応を行なった時間は中程の列に書いてある。

排水量汲み上げ量については、算定を行なっているところだが、現時点で整理が出来ているところを示させてもらっている。その後の水位というのが、ええぇ、こちらに書いてあるが、

ま、こうしたことで、昨日、新たに溢水を起させることなく!対応を、する、ことが、出来たという事である。堰からの排水については、堰のドレン弁を解放することにより排水すること。

それから、★★★堰の排水弁、まだ工事途中等々で、まだ排水弁が変えないところについては、ポンプを設置して、ええぇぇぇ、堰の外に排水する、と言うような処置を講じている。こちらの対応については以上である。

# 堰の外に溢れ出すのを放っておくか、お行儀良くポンプで堰の外に出すか。##

ちなみに裏面を見るのだ。ええぇ、タンク堰内の汚染の有無の確認に関する簡易測定法 という資料がある。http://j.mp/19ZzTgg

堰の外にこちらの方は宇8月30日に行なわれた第5回 汚染水WG http://j.mp/15mIuuL において、ええぇぇぇぇ… β線濃度の測定を迅速に行なう方法という事で、私どもが提案させてもらっていた物である。今回はこの方法を採用させてもらった。


■台風によるB排水路土のうの流出に関して


次の資料である。「 福島第一原子力発電所台風によるB排水路土のうの流出に関して http://j.mp/18tAxW9 (写真)http://j.mp/1983nX9 」という資料である。

右に写真を示しているが、B排水路。これはマンガに見た方がいいだろう。下にマンガがある。B排水路とC排水路が合流するところ、この合流点である。ここに土嚢を積んでいた、ということである。

この土嚢だが、写真上の方を見ると、合流点より、ほんの僅か!だが、奥の方にほんの僅かだが、奥川に土嚢が積んであるところが見えるかと思う。下の写真だが、土嚢全体が水圧で押されてきて、

若干前の方にせり出している状況がわかると思う。ま、このような形で土嚢のズレ、という事が生じたという事である。時系列を簡単に言うと、台風接近に伴う降雨により、C排水路、B排水路の合流点に設置していた土嚢が、

ええぇぇぇぇ、1時30分頃に流出したという事である。で、同日午後3時20分頃、当該箇所の土嚢の復旧作業は完了しているという事である。で、この土嚢だが、9月14日午前中にB排水路の土嚢前の残水については、

ポンプで回収しているという事で、当該の排水路の清掃のために、ええ、ま、こうした作業をしていた訳だが、清掃自身は、ほぼ、終了して、いた、という状況の中での出来事であったという事である。こちらについては以上である。


■モニタリング・サンプリング結果


それから、この3日間の間に取られているデータ等について手元に配布させてもらった。ま、沢山あるが、特徴的なことを言うと、先ず、護岸関係の新しい情報で言うと、No.1-11 だが、護岸付近にガラスを入れたので、9月の14日漬けの資料である。

# 資料名を言わないと過去のどのデータが配布されているかわからない。14~16日に公開された分析関連資料の何れか。→ http://j.mp/19ZBQJH ##

福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 護岸地下水 http://j.mp/1419BJJ」というものだ。中程、No.1-11のデータがあるがトリチウムで85000Bq/Lという値が出ている。

場所はNo.1エリアの護岸エリア付近でガラス処置を行なったところ、この北側というか、ちょっと漫画で描く (~ 00:20:51 ポンチ絵タイム~)ええ、後ろに描いたが護岸付近でガラス固化を行った内側だな。

3箇所ほど井戸を掘っているが、そのうちの北側の部分。9月16日漬けの資料だ。H4タンク付近のサンプリングということで排水路関係の値を示している。

福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果 (南放水口・排水路)http://j.mp/1871vPv」ま、3日間の価をそれぞれ付けているが、

9月16日漬けの資料では9月15日のデータが出ている。★★★9月15日の午前中にサンプリングしたデータと、裏面の午後にサンプリングしたデータが示されている。こちらの方、

ま、特に排水路側、午後の方だが、排水路の出口付近、全βが280というような値であり、午前中、排水路付近が71ということだから、台風等の雨水の流入等によってかなり汚れが持ち込まれているという状況であることがわかると思う。

# 雨が降る度に、このような状況で日常茶飯事のように続いていたことが、今更ながらに確認、示されたと。すばらしい1Fのコントロールされた状態。##

それからタンク付近の井戸、こちらのデータも複数出てきた。「福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果 (H4エリア周辺)http://j.mp/1871riu」

9月16日データで言うと、★★★E-4と言うデータが新たに加わっている。写真を下の方についてけいるが、E-3、E-4、E-5 というのは、H4アリアの海側に掘った3つの井戸である。

# Eシリーズは現在、捨てさせろと漁連説得中の地下水バイパスへの影響を監視するために新たに追加されてる井戸だけど、その先にある地下水バイパスが写真で示されていない。一体何のために掘っている井戸なのか、説明時には示さない東電。この姿勢に腹が立って仕方がない。##

# レイアウト工夫すれば位置関係をちゃんと示せるスペースあるのに。http://j.mp/1871riu 地下水の移動が確認されたら迅速に対応すると言うだけで、具体的にどんな対策を考えているかも、まだ会見で示されていない。##

道路を挟んで反対側という所で掘っている。E-1 では高い値が出ているが、この高い値が、広がりとして下流側に、えぇぇぇぇ、影響を与えているかどうか、という事を確認するのが、ま、目的であり、

ま、その目的の中でエリアに最も近い、井戸分という事になる。そのうちのE-4の値が出てきたが見たとおり、ええぇぇぇぇえ、全βで センサンビャクBq/L…(1,300)、

トリチウム、こりゃま、水と一緒に動くもの!だが、こちらはND!ということでありましてえぇ、ええぇ、まっ、あのぉぉぉ、更にE-3,E-5というデータも含めてジャッジをしていきたいと思う。

# 問題ないジャッジをな ##

値的には大体、非常に高いのはE-1だが、その反対側、そのE-2があまり大きな値が出ていない!ということ。ええぇぇぇ、そのE-2とだいたい同じぐらいのレベル感かなぁ、とおもっているが、

# だいたい同じぐらいかなぁ。見たらわかるって。だからどうなんですか、というと、今後も観測を続けていく。悪い方に進展した場合はどうなるか、能動的に対策を示すことは決して無く、いよいよになってから考える。変わらない東電。##

# デール委員長から廃炉は別会社案に言及あるけど、これだけ同じ失態を繰り返されると、アメリカ人から見ても東電が関わっていることが、最大のリスク、リスクの源と思われてるんじゃないのか。東電を解体して別組織で望むべき。断固拒否するであろう、親族務める経産省や自民党幹部。##

# 国際社会からも推進下に規制を置くやり方を問題視されてきたのに、そのように設置し、国際社会の指摘を放置した自民党政権。経産省幹部や自民党幹部務める東電を解体なんてもってのほかと思っているであろう自民党、経産省。福島原発事故は自民党政府が招いた事故でもあるんですよ。##

引き続き、ええぇぇぇ、あら態度が掘られてくることも含めてっ!評価していきたいと思っている。私からは以上である。

○東電かみじま:
それでは質問を受ける。(24分)

# 失態を繰り返すといったけど、この冒頭説明ではどこが失態なのかわからないよね。実は、堰は台風の雨が来る前にくるぶしほどまで水が溜まっていたそうな。組みだした後の堰の水位を伝えるのに、その前にどれだけ水が溜まっていたかは伝えない。毎度毎度、いい加減にして欲しいこの会社。##

# しかも、水が溜まっていると漏えいを検知できないから、常に水を抜く状態にしているんだと前回のINESレベル3の事故では、説明(言い訳)してたんですよ。この会社。無茶苦茶だよね。##






■質疑


●テレ朝松井:【要約・おこし】00:24:30

・H4エリア東が2400Bq/L。これまで汚染水が漏れた、タンクの底部で高い値が出た発表はこれまであったか?

(尾野:▼H4東は過去に漏えいあった箇所と思うが確認する)

・http://j.mp/188Dw2o これまで発表無かった箇所 H2エリアなどで3,700Bq/Lという値が出ていることの見解を教えて欲しい。

(尾野:高い値が出ているのはH2の南、H3、H4、H4東。H4南は過去に漏えいなどあったと思う。H4東も過去に何らかの漏えいトラブルあったと理解。H4は当該箇所なので高い。H3はどうかわからない。はトロールでホットスポットあったので影響あったかもしれないが。)

# 聞かれることわかってるのに、なんで冒頭で説明しないの。というか、それがこの会見の重大な要点じゃないの??前回の会見で、安倍総理の発言に同調する事に方針転換したもんだから、コントロールに逆らうような発言は出来なくなったのね。見返り要求されない国費投入の恩があるし。##

・8月19日にタンク漏えい、その後、このエリアで数値が出た発表はなかったと記憶しているが。その後のパトロールで何か漏えいしていると言う評価がなかったにも関わらず、H2エリア南では3,700Bq/Lという高い値が出ていることについて、日々の乾いたときのパトロールの仕方では難しいんじゃないのか?

(尾野:うん。なるほど。今回溜まっている分析、全βの定量分析でこういう結果が得られている。改良した方法でパトロールを今しているが、H2南エリアで何か漏えいが発見された状況ではない。この噛んで何らかの漏えいが発生したかはそうではないと思っている。★★★過去の発生した漏えい等で、コンクリート側の中に染みこむ形で中に貯まっていたβ線元が、今回、水が溜まったことで遊離して溶け出してきた状況であるとすれば、日常的なパトロールでは必ずしも見つからないことはあり得るとおもうけど。一般的な傾向としてβ線の汚染源がコンクリート表面に落ちて乾いた場合は、コンクリートはポーラスな構造だから、その中にβ線元の汚染源が沈着する状況になる。これが表面に近いとβ線検出により良く検出されるが、コンクリ表面が汚染した状態で水分が無くなってくると検出されやすい状況が一般的にはある。ポーラスな部分に浸潤した汚染が、コンクリート自身の自己遮蔽にあまり影響受けないところにあれば検知されるし、蹴れにくい所にあれば検知されにくいことになるが、一番影響を与えるのは水分で★あろうと思っている。水分が表面にあったりコンクリ自身が湿った状態だと水による遮蔽効果が非常に大きい。ので、カウントされ難い、ということがあると★思う。これまでのパトロールの中でも席を占めきった関係でコンクリートの表面、あるいは中の、水分量という二波以前に増して多くなっている。と言う状況もあったので、そうした中で検出されなかった可能性が考えられるとおもっている)

# その説明、ちゃんと実証して確認されてるの?またいつもの、その場しのぎの説明?しみ出すことがわかってるのになんで水を溜めっぱなしにしたの。東電から閉運用してから水を溜めっぱなしだった説明はしない。現場のたれ込みで知った記者から指摘されるまでしない。( ゚д゚)ポカーン ##

# おしどりさんから堰に水が既に溜まっていたことを指摘され、尾野氏は確認することなくそれを認めた。しってるんですよ。この段階でも。現場から上がってきている情報を加工して、如何にも東電は良くやった説明の仕方を考えるのが東電広報の仕事。イイカゲンニシロ!##

・今の説明の中で水があると遮蔽されると検出されにくいと言ったか?

(尾野:はい。)

今回、逆のように思えるが。溜まったから出てきたのではなくてか?

(尾野:えっとおおぉぉぉ、溜まったことによって、遊離溶解して水の中に出てきた地追うことはあるだろうと思っている。で、想定方法として今回水を取って直接抽出する方法で測定を行なっているので、こうした濃度が得られるという事だ。パトロールの際は、γ線検出器でγ線の値を空間線量として測定しているので、水の中に放射性物質が溶け込んでいる状態だと、水で遮蔽されていく格好になる。検知する方法荷より見つけやすさが変わってくると言う意味である。)

・H4エリア北側で17万Bq/L がでたが、今回、ここに雨水が11cmたまったということで、これまではNo.5タンク周辺に高い染量が出ていたが、今回11cm溜まったおかげでH4全体の広い面積に17万Bq/L という考えもあるが、今後、この中をパトロール作業員についてどう考えるのか?

(尾野:重油なポイントかと思っている。H4エリア北で17万Bq/L の汚染水が全体に広がった状況である。するとこのみ図を汲み上げていき、将来的に水が乾いてくると、将来的に水が乾いてくると水により遮蔽されている分が無くなってくるから、空間線量として上がりやすくなる。パトロールする際の対応は配慮をしていく必要はあるが、水が抜けて乾いてきた状況の場に応じて対応を考える必要があるが、線量が高い状況であればゴムマットを引くことでβ線は線量を下げる事が出来る。そうした処置なども場合によって行なう必要があるかなぁ、と思う。)

# つまり、尾野氏が説明してきているような遊離溶解を、降雨の度に繰り返していたとすれば、雨が降る度に高い告示濃度の100倍以上の高濃度の毒性の高いストロンチウム等のβ核種が、これまでも環境に溶け出していたことを認めたも同じだよね。##

・このエリアにあるタンクの汚染水の確認だが、γ線のオーダーは建屋地下にある物から何分の一か、オーダーを教えて欲しい。

(尾野:オーダー感でいうと、ちょっと待つのだ。そうだな。例えば、γ線を出す代表核種であるセシウム137だが、タービン建屋地下にあるの1cc値で言う。1ccあたり10^4Bq/ccのオーダーである。これがセシウム吸着装置を通った以降では1万分の1オーダーに提言している状況である。もう一つ重要な者はβ関係。セシウム吸着装置ではあまり減らないので、こちらは10^4オーダー/ccのオーだがある状況である。従ってγ線を出す核種は1万分の1オーダー現象。全βはあまり変わっていない理解だ。)

・γ線1万分の1はわかったが、元々のγ線のオーダーはわかったが、1万分1になることで、作業員が普段の点検作業をする場合に、γ線のみの話しで考えた場合、危険度はかなり低いか、十分危険か、そのあたりのオーダー感を教えて欲しい。

(尾野:タンクに入っている中から出てくるγ線で見ると、タンク周辺のγ線の雰囲気線量はそう高い物ではないので、γ線はあまり心配するのものではないと思っている。)



●赤旗日曜版みうら:【要約】00:36:45

・3,700Bq/L出ているH4エリア南は何時漏えいあったのか?時期は?これまでも雨が降った時はドレン弁から漏れていた理解をしているのか?

(尾野:閉運用を始めたのは最近。雨が降れば溜まることなく排出される運用をしていた)

・過去のこれだけの物が流れていたことに今回気付いたという理解か?

(尾野:水が溜まったことにより表れてきたのか、今となってイは明確に言えない。雨水により何らかの持ち出しがあった可能性は否定できないと考える)

・C排水路にまっすぐ繋がっていく流れになるのか?

(尾野:ドレン下から直接咳の外に出る。排水路に繋ぐ構造になっていない。)

・地中に染みこむ考えか?

(尾野:基本地中に染みこむ)

・激しく雨が降れば排水路から流れていく可能性はないのか?

(尾野:その可能性は明確に言えることではない。排水溝から出た水は咳の外側に排出されている格好だ。付近の地表面を通りながら地面に染みこんだり乾燥したりして、その一部が雨水と共に排水路に向かう。全体として排水路にどれほど行くのか、殆ど到達していないのかについては明確に言えないと思っている。)

# 雨降ってる中、乾燥するのか… どれだけの水が排水路に行くか、到達していないのか、のどちらか。排水路から海には流れる可能性は極めて少ないようなものいいですな。殆どが地中に染みこむのである! 沼地かよ。##

・H2南で何時漏えい事故があったかわかるようにしてくれないか。大事な事だ。

(尾野:▼)

・Bエリア北が溢水した場所か?写真の線の引き出し方がBエリアの南から出ている。どちらが正しいのか?

(尾野:線がずれている。失礼した。Bエリアの南と字で書いてある方が正しい)

・溢水したときのことを聞く。ポンプで汲み上げていたが追いつかずに流れ出した?

(尾野:ポンプを設置しており、ポンプを起動しに現場に行ったら、その時!非常に強い!おっそろしく強い!雨が降っている状況であり、現場に行ってポンプの起動を行なうまでの間に急速に水位が上がったようだ。具体的な考量はわからないが近くの浪江の気象台だと時間あたり40数ミリぐらいの勢い。かなりの集中豪雨があったように思う。)

・堰が30cmで、容積にしてどれぐらい入るか?

(尾野:▼評価中。)

・漏れた場合、南の排水溝、Cとは最終的に一緒になっていく?また別のライン?

(尾野:場所的に言うと排水溝Cよりも南側の領域。BよりはCに入る領域。C排水溝からもかなり離れている。)

近くに排水溝があるのか?

(尾野:さっきも言ったが、配意した水は堰の外のグランドに排水される状況だ。直接はイス色にひっていない)

そうだが。最寄の排水溝は?

(尾野:AやBがあるが、その中で言えばC排水路だ。)

# 先日、70ミリと報道のあった集中豪雨の中を車で走ったけど、数メートル先が見えなくなるような滝のような雨。外に出たら一瞬でずぶぬれになるような雨。アレよりは少ないのか… ##





●フリー上出:【要約】00:43:25

・安倍首相がコントロールしていると言われる中起きた事故。この自体がどれぐらい予測されていたのか?

・海に排出せざるを得なかったということだが、全体としてどれぐらい海に放出したか?この影響は、勿論ないと言うだろうが、現実にはどう考えたらいいのか?国際公約を言った後だ。国民に分かりやすく今回の事態の説明を。

・今後も起きるだろうし。世界はコントロールされていたとみるから、その辺含めてしっかり答えてくれ。

# いえいえ。想定外です。これまでの経験で十分大丈夫評価をして規制庁にも示しているので、お墨付きである。で、溢水しちゃいました。しかも、弊運用後、一度も水抜きしておらず、溜まっていたそうな。##

# 怒りを通り越して、ただただ呆れるばかり… コントロール出来ることでも、自らは面倒なことは決してしない。たとえレベル3の人災やらかした直後であっても。あれだけ申しませんと誓った直後にこの運用。東電の存続そのものが大きなリスクであることにいい加減、日本人は気づくべき。##

(尾野:準備良い、さらによい物があれば、さらによい。各エリアで堰、Bエリアでポンプ付けているが、溢水が生じそうになた場合にそれを測定する方法で短時間に全βを測定する方法を用意していた。そうした方法については汚染水対策WGでもこういった手法で測定を行う事が出来ると説明などしている。β線の測定は結構時間が掛かるが、短時間で評価出来る方を用意していた。2点目。当該場所は台風前にポンプ、ホース等を設置し、水が引かなくて外に出せない状況だった場合、タンクに水を溜められる用意を予めしていた。★★★Bエリアで若干の溢水があったということだが、ま、用意をしていたが、あまりに雨が強く、スイッチを入れるまでに数分間の時間ラグがあった。そういった事をしながら、堰内の水がこれは雨水と判断出来ない、断定出来ない水に関しては、タンク内に汲み上げ回収措置を行なうこととし、堰内に溜まっている汚染度の高い水の堰外への漏出を防ぐ措置をとったわけである。一方、堰何溜まっている水が雨水と判断出来る状況であれば、雨水をタンクに溜めていくことを行なうと、結果として十分な容量がない中でぇ、汚染水を受け入れる容量を減らしていくことになるので、万一の汚染水の受け入れ処置が必要になった場合のポケットを無くしていくことになる。雨水と判断出来る物は堰外に放水させてもらった。今回、堰外に排水処置をした物は、上の表に書かれているとおりである。より重要な事として濃度の高い物は汲み上げ対応を行っている事がある。その上で、雨水と判断出来る物については排水措置を行なった。先程から言っているとおり、排水は堰外に出してはいるが、排水路の直接流しているわけではない!海に放出しているという考えより、これは雨水である。通常通り、雨水の処置を行なっている考え方である)

# 水が溢れそうになるか、ならないかは、カメラで現場に行かなくても確認出来るのか、それとも現場に繰り返し足を運んで、後どれぐらいとか、一々目視しないといけないのか。##

・雨水と思われる物含め、海に流れ込んでいる物はないという事か?

# 地面が雨でぬかるみが生じないように、雨の通り道を引くのが、普通の排水路の役割じゃないの?1F敷地内の排水路は何のためにあるの?道路の脇でも水が集まるように傾斜があるよね。東電の排水路は盛り土の上とか、盛り上がったところに排水路を張り巡らしてるの??意味がわかんね… ##

(尾野:堰内に水が溜まり測定する方法を用意していた。汚染水対策WGでもこういった手法で測定する事が出来ると説明していた。通常β線測定には結構時間が掛かるが、短時間で評価出来る方法を用意していた。2点目。当該場所は台風前にポンプを設置して台風が来た場合にタンクに水が溜められる用意を予めしていた。Bエリアの若干の溢水はスイッチを入れるまでの間の数分間のラグがあった。堰内の水の測定、雨水と判断出来ない、断定出来ない水はタンク内に汲み上げ回収措置を行った。雨水と判断出来るのであれば、雨水をタンクに溜めると汚染水の受け入れ容量が減ってしまうので、雨水と判断出来る物は堰外に放出した。濃度が高い物は汲み上げ対応。雨水と判断出来る物は排水措置を行なった。堰外に出したが、排水路に直接ながしている物ではない!海に放出されているという考えではない。雨水の処置を行なってる考え方である!)

・すると雨水と思われるものも含めて、海に流れ込んでいるものはないということなのか?

(尾野:先ず、構内で降った雨は様々なところから、ええぇ、に、ふるわけだが、そうしたものは最終的に排水路に入ったり、あるいは地表を流れ、地面の傾斜に沿って低いほうに流れていく。最終的に海に到達する、あるいは地面にしみこみ地下水になっていくことはあろうかと思っている。)

全体としてどれぐらいがそうなっているかの測定は難しい?

(尾野:そうだ。そうおもう。)

・雨水として処理したのはどれぐらいの量か?

(尾野:雨水として処理したのは上の表に書いてある、排水量は一応今回整理ができている。ここで示した量の値が整理した量である。これは薄いと判断したものを排水したものである。)

・雨水の判断基準は見た目でやるのか?

(尾野:裏面の資料に8月30日のWG資料がある。通常β線、全ベータの測定は時間がかかる。これをひかくてき短時間に行える方法として提案したものを示している。)



●共同こくぶん:【要約】00:50:05

・堰外に排水した放射性物質の総量は?

(尾野:我々に放射性物質を放出した考えはない。雨水と考えられるものをを雨水として処理をした考え方である。放射性物質の放出量で整理するのは違うのではないかと思っている。)

・ニャ。単純計算で1リットルあたり9と8Bqで出そうとすれば出せる?

# ニャ? ##

(尾野:ま、単純計算で出れば、出るんだが。今日示したデータもそうだが、全くタンクもない、雨水しか流れこんでこないところの水をとって計っても★★★セシウムや全ベータはある程度あるわけである。ということすれば、ここは屋外。発災直後のフォールアウトの影響があり、広い地域で除染活動などが行われているが、発電所は発生箇所より近い。土の汚染はそれ相応ああると思っている。堰は作ったときはコンクリートで綺麗にできているから、そこは汚染がないということだが、★周辺の誇りが入ってくるとか、泥が持ち込まれるであるとかにより堰内も外と相応恩環境と自ずとなっていくわけだ。だからその堰に水が貯まると、その分、相当の汚れが検出されることは、当然、ありうるベシッ! ということになってくるわけだ。そうすると、それはグランド側にあった予後これをカウントしてくる格好なってくる。それは薄いがグランドに振った雨水と一体何が違うのかっ! という話になってしまう。

# 一体何が違うのかっ! って…「関内もいずれ外のフォールアウトと同じになるんだから検出されて当たり前。普段から地上の汚れは出てるんだから、それと堰内にたまった水は何が違うっていうんだい。なっ、そうだろう。漏えいとか放出とかいうなや。」 と。##

# それで説明つかない値が出ていることは先程も自身で話したところ。今回、意図的に堰を開けた話し云々よりも、H4の堰も間に合わず一睡する可能性のあった豪雨であったということ。それに対する危機感がまるで感じられない。WGがどう評価するのか注目ですな。##

まっ。縷縷言ったが、タンクの中の汚染水は極めて濃度が高く、素性的にβが多くガンマが殆ど無いものだ。γ線の核種により同定していくことが適切であろうし、そうしたものが、外にある一般的な水に比べ、どうか見ていくと、ま、ほとんど変わらないようなレベルであるということ。値自身もちいさいということ。こうしたことから、こりゃ雨水と判断してよかろう、と思っている。)

通常通りの雨水の処理をしたと?

(尾野:はいっ!)

・場所より高い値。それはタンクに戻すということだが、タンクの容量が予定しているものよりさらに逼迫更にしてくるかと思うが、高い濃度が検出された場所について、なにか雨水が入らない処置は検討しているか?

(尾野:まだ具体的に、こうすればいいところまで行ってない。何らかの検討をしていく必要はあると考えている。単純に屋根つければOKだが、ああした大きな設備に後付で屋根をつける難しさや、付近の高圧線との関係でクレーンが使える、使えない、様々な制約があり、どういう方法が有効で効果的、且つ実行可能かは、すこし考えないといけないと思っている。)




●LCM吉本おしどり:【概要 要約 おこし】01:12:10

・土嚢流出に関して。重さといくつあるか。

(尾野:▼)

・排水路合流点以外の土嚢を積んでいる箇所の土嚢は?

(尾野:撤去済み)

・なぜBエリア北を排水せず、Cエリア東を排水したか理由についてタンクの移送先について言及していたが、Bエリア北の移送先余裕量と、Cエリア移送先の余裕量がどれだけだったか?

(尾野:夜間の台風の中での判断なのでその中で優先度判断が出てくると思う。▼余裕量は確認する。)

・くみ上げ先として仮説ポンプで当該エリアへ移送実施はもとのエリアタンクに戻していくということか?

(尾野:当該エリア内の少しでも余裕のあるところに写す形をとった。長いホースを用意できれば他のところに持っていく選択肢もあり得るが、実際にはかなり広いエリアなのでそうした)

・Cエリア東の測定値が2Bq/L→24Bq/Lに大幅に修正された理由は何か?

(尾野:我々のミス。測定は24だったが、伝達の過程で手書きメモで廻ってきた。ファックスで送ってコピーしていたが、時々白い紙に黒い点がつくことがあるが、ちょうど24と2と4の間に黒い点がついており、読んだ物が2.4と理解し伝達したため。)

誤りに気付いた時刻は?

(尾野:知らせた後に気付いた。時刻は承知していない)

★★★気付いたのはCエリアの排水前か、後か?

(尾野:後だ。)

・★★★Bエリア北の23Bq/Lを排水せず、汲み上げた判断はタンクの余裕量だけで見たのか?当初基準値以下の物を全部排水する判断だったのか?

(尾野:ここで基準値と言っている30と全βでカウントされるカウント値とは若干の乖離がある。ご存知だと思うが全βの支配要素である Sr-90 はイットリウムを放射平行の状態で伴っている。★★★全βのカウント値はその半分ぐらいだろうと… えぇぇぇ… こりゃ、あの、セシウムが殆どない性状の水なので見ていいだろうと思っている。なので30を基準をするにはストロンチウムの告示濃度に対して余裕があると思っているが、一応、今回は30を全β値との比較において、考慮した上で、十分離れているところは優先だそうという事だが、ま、近い所については状況踏まえて判断していこうという形だ。そういう事から言うと23は汲み上げをしようとしていたし、24は排水判断したときには 2.4と読んだわけだが、それがはじめから24と読み間違いせずに伝わったとして、何か判断が変わったかと言えば、★★★そうじゃないんじゃないのかなあぁ、と思っている。こういう次第である。)

・B北とC東の移送量の余裕量の回答をお願いする。

(尾野:▼)

# イットリウム云々以前に、簡易測定の精度は大丈夫なの?##

・H4北エリアは15日23時、Bの南エリアは15日15時に溜り水の移送が前日に一旦完了しているが、この堰内の水位変動は9月16日の午前10時の家運ということで、いったんゼロのになってから11cm、25cmにたまったということなのか?

(尾野:そうだな。前日15日の段階で移送を行なっている物もあるが、その後、雨もどんどん降っている。その後の状況も踏まえた上で昨日のアクションを行なっている、)

・★★★ドレン弁が閉運用で雨水が溜まれば放出という事になっていたが、閉運用になってから雨水が溜まってドレン弁を開けたことはあったのか?

(尾野:これが最初になる。)

・★★★作業員の方に伺うと、今までの降雨の分も溜まっていて、あっという間に一杯になったという事だが、台風の降雨の前にどれぐらい溜まっていたのか?

(尾野:★☆★えぇぇ… そうだな。台風の降雨の前にパトロールなど、言った時に、くるぶしぐらいだったと思うが。場所によって違いはあるがその程度だ。)

# 即答する尾野氏… ( ゚д゚)ポカーン そんな重要な話を、関連質問が再三出ているのに直接確認するまで答えない。しかも、本人は確認せずに即答。度々見られる都合の悪い重要な情報は後方側で出さないこの姿勢。広報反省、広報強化と言いながら何も変わらない… イイカゲンニシロ ##

あの、なぜ台風前にサーベーして問題物を流していたかったのか?

(尾野:ま、そうだな… そうした対応も一つの対応として考え方はあったかもしれないが、状況を踏まえて今回、対応させて頂いたということだ。ま、あの、今後の容量や対応については、仰るとおり様々な検討余地はあると思っている。)

# 状況を踏まえて対応させてもらった、って、台風が来てからの状況を踏まえて対応しても意味がないでしょう。そういう話しをしてるんじゃないでしょ。この人、いったい何を喋ってるのか、全く理解出来ないよ… ##

# 水が溜まっていると漏えいを検知できないから開運用なのだ!とINESレベル3のタンク漏洩事故をおこした直後は主張していたのに、その検知できない状況を放置する東電。開運用は検知のためでなく、手間のかからない垂れ流し運用であったことが露呈。わかっていたけどやっぱりか… ##

# しかも、ただでさえ堰の容量が少なくWGでも指摘され、容積の嵩上げを検討している段階の筈なのに、水を貯めこみ、余裕のない状態を更に放置する東電。反省、パトロール強化をアピールしても、直後の運用がこれ。反省の欠片もない。東電の存在こそ最大のリスクだと国民はいい加減気づくべき。##

BエリアやCエリアの堰はあっという間絵に一杯になると作業員の方に伺ったが、これはそれぞれのエリアに関しての堰の容量というのは、どのような差があるのか?

(尾野:え… 今、個別具体的にデータは持っていない。それぞれの場所により、確かに堰、の、ええぇぇぇ、容量、、というんすかね。余裕量には違いがある。堰で言うと、全体の面積に対して雨が降ってくることになるわけだが、堰の中のタンクのない部分の面積は、タンクのある部分には水が貯まらないから、それ以外の場所に溜まることになる。例えば雨が10ミリ降れば、堰全体に10ミリ降ったが、堰の部分だけを見るとそれが20ミリぐらいに増えると。ま、そういう関係があり、これはあ、置いてある場所の堰の広さ、それから、タンクの、ええぇぇぇぇぇぇ、密度、とかあぁぁ、こういうのによって違いが出てくるんで、場所毎に少しずつ誓いがある、、ということはある。)

わかりました。

・汚染水対策WG第4回の資料 http://j.mp/180Dc5a を見ると、タンク1基あたりの設置面積が192m2で、1基の断面積が113m2で、残りが堰相当になっている。Bエリア、Cエリアなどはそれよりも少ない個数が少ないエリアだが、H9エリア等は割と広めにとってあると言うことで、堰の広さがどうなっているかも回答頂けたらとおもう。

・★★★同じ第4回の資料で過去の降雨量の実績から溢水が生じる可能性が低いと。http://j.mp/18xk5Eo 10mm/hの雨が12時間続けば溢水とある。今回、溢水があったが、どれぐらいの降雨量があったのか?

(尾野:これはだなぁ。午前中7時時点では、★★★くるぶし相当でそんなに深くなかったという事だ。)

# あたかも、台風の雨によるくるぶし水位のように説明する尾野氏… ( ゚д゚)ポカーン ##

16日か?

(尾野:15日だ。その後、また昼頃にパトロールに言ったときに、また水位が上がってきているので、排水措置をしようと言うことで、ま、排水措置を行っている訳だが、その際にかなり強力な!雨が降ったそうであり、ま、あのぉぉぉぉ… ポンプの起動までの、、対応をしている間に、、見るミリ上がってきたと聞いている。あの、具体的にその場所でどれぐらいの降雨量があったかわからないんだが、浪江のぉぉ、気象データなどが気象データなどで見れるのでえぇ、ま、そういう物で見ていくと、午前中はそんなに雨は降っていない。で、昼前後にいぃ、急速に雨が降って、大体午前中全体で、朝から降った雨量そのものが10ミリそこそこなんだが、昼前後に急に1時間の間にものすごく!雨が降っているようでありましてえぇ、ええぇぇぇ、1時間ぐらいの間で50ミリぐらいに増えてるんだな。ですので、ま、あのぉぉぉぉ、全くそれと同じ事が、発電所で起こって居るかといえば、場所が違うからあぁ、完全に同じと言うわけではないが、あの付近一体でえぇぇぇ、昼前後に、かなり強力、強い雨が降った!と、いうことがある!ということかと、★思っている… で、実際に現場はかなりの雨でその中での対応であったと。いうふうにいぃぃ、ええぇぇぇ、聞いているのでえぇ、状況としては一致しているかと思っている。)

# その話はどこからどこまでが現場の聞き取りで尾野氏のオリジナルなのか。過去の実績から溢水を生じる可能性は低い!溢水し取るがな。想定外ですがな。東電の大丈夫評価、主張が全然大丈夫でないことが、また証明。##

それを伺うと朝10ミリ、昼前後に50ミリということで第4回の資料を見ると、溢水が起こる事例、堰高を超過する考量は120ミリという事になっているが。http://j.mp/18xk5Eo

(尾野:これはあぁ、そんときのぉぉ、ワーキングの中でえぇ、示している、ま、ある、標準的なぁ、堰のぉぉぉぉ、エリアを例にいぃぃ! 説明しているのでええぇぇ、そうそう、時間10ミリというのは、かなりの雨と思うが。まっ、そうしたことでも持ち時間としては12時間ぐらいはあるんじゃないか、と、こう、、概略的な、、示し、、ということだ。★★★ただあぁ!あのぉぉぉぉ、そのぉぉ、時に示したときの★★★心というのはあぁ、ようは、12時間あるから大丈夫です、という事ではなくて、12時間であれば、短時間の中で、判定、測定をする手法を持ってないといけないという主旨であったので、まっ、そうしたことを踏まえてぇ、通常やっている我荒れ野全βの測定だけでえぇぇ、12時間で対応するのが困難だから、比較的に短時間に判定ししていく方法を持っている必要があるだろうという事でえぇ、測定法の提案をしていく繋がりである。)

# ポンプを起動する間もなく溢水!50ミリの想定外の強烈な豪雨によってな!説明。 一方、規制庁には 10ミリの雨が降っても12時間は大丈夫!説明。何だこの評価は?と指摘されたら、小さい堰に対しては例外である!普通、そちらを基準に評価すべきだろ。安全課題評価に罪悪感ゼロ… ##

# しかも、堰に溜まった水をタンク等に集めて、分析してから排水しろと規制庁に指示されている東電。法令報告事象に該当するか、目下検討中であると規制庁。問題は分析に要する時間、技術的な課題に問題があるので仕方ない主張を繰り返す東電。つくづく終ってるわ。この会社… ##

この120ミリは堰内の水がゼロからの降雨量という事か?

(尾野:そ、そ、そういうこと)

ゼロからなので、元々閉運用をしていたのでくるぶし程度、水位があったという事だな?5cmぐらいか?

(尾野:ま、それぐらいかと、おもうが ブスッ)

・排水路の全ベータの傾向について。C1 B3が下流の低い値から高い値に変化している理解について。

・規正庁の事故対処室からのメールで法令報告事象の可能性。現時点で規制庁から何らかの連絡は?

(尾野:今朝時点では聞いてない。)

・H2エリアの過去の漏えいの件。パッキン緩み、ボルトフランジ部の緩みはH4以外に漏えいあったと思うが、H北東エリアとH2とH4エリアの間に昨年4月に数十万Bq/Lのストロンチウムが漏洩した事例があったが、その後、この付近のサンプリングをしているか?その時は土壌を回収したということだが、雨が降った時にH2エリアやH4エリア、もしくはH6エリアの測定はこれまでしたことはあるのか?

(尾野:得にしてなかったと思う。)

数準万ベクレルを漏洩した時の起用は考えられるか?雨がふる度に高濃度になっていた可能性だ。

(尾野:当時のことで考えると、たしかあの時は汚染水が漏れたところの土壌回収を行い、排水路の近くで、橋状になっているところの付近だったのではないかと思うが。底を暗渠化する対処をとって、回収できる部分は回収し、排水路自身は暗渠化して、という対処をとったと思っている。)

100トン環境に放出したということで、その100トンの行方をずっと気にしているんだが。その回収しきれなかった部分はこの付近を光線量の水が検知されるような状態にしていた評価な計ったのか?今まで一切サンプリングをしていなかったのか?

(尾野:特にそのような評価や測定をしていることはないと思う。)

測定は今回はじめてか?

(尾野:そうですな。)

・No.1エリアの地下水位の状態今回の台風でどうなったか?

(尾野:▼まだロガーのデータがここまできてないので。たしかに気になるところですねっ!確認しておきます。▲土嚢の数だが、寸法から言うと土の量として2トンぐらい。土嚢にして100個ぐらいだろうということだった。)


つづく




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