2013年5月16日木曜日

東電会見 2013.5.16(木)16時30分 ~ (環境漏えい量評価 120トン 改め 20リットル(9リットル)評価)社長廣瀬さまによる1F信頼度向上緊急対策本部の活動状況、及び地下貯水槽の汚染水移送状況、ついでの第二回汚染水処理対策会議の結果報告会見(Jビレッジ) / 17時00分 ~ 東電臨時会見(本店 同内容)

東電会見 2013.5.16(木)16時30分 
地下貯水層の漏えい量評価結果・漏えい直接原因不明 ~ 

社長廣瀬さまによる1F信頼度向上緊急対策本部の活動状況、及び地下貯水槽の汚染水移送状況、ついでの第二回汚染水処理対策会議の結果報告会見(Jビレッジ)



○1F信頼度向上緊急対策本部 活動報告 5/16(木) ★★★

○第二回 汚染水処理対策委員会

○経産省


東電会見 2013.5.16(木)17時 
~ 地下貯水層の漏えい量評価結果・漏えい直接原因不明 ~ 

環境漏えい量評価 120トン 改め 20L(希釈率評価は9L)評価。浸透率で環境漏洩評価はこれまでもできたが、仮定値評価だと言われるのがオチなので、妥当性を主張するにはベントナイトシート外側のデータが必要。

データに乏しいので斜めボーリングのサンプリング結果や、水抜き後にアクセスできる底の周囲の口状にあるドレン設備内の水を回収して分析する必要があったと。分析結果が得られ主張に裏付ける根拠が得られたので、今回の漏洩量評価発表に至った。

という事らしい。水位低下示す兆候をグラフにしてなかったから見落としというしょうもない言い訳、監視せずに長い間漏えいを見落とした?隠蔽?情報操作?に関しては、分析も反省も言及もなし。いつ見ても終ってますな。この会社。

1時間39分



○報道関係各位一斉メール 5/16(木)報告なし

○福島第一プラント 5/16(木)



■福島第一信頼度向上緊急対策本部の活動状況

○東電石橋:
1Fにおける安定化の維持、強化のため、4月7日に設置した福島第一信頼度向上対策本部の活動状況を報告させてもらう。

加えて、地下貯水層からの漏えいについて移送状況とNo.2地下貯水層の漏えい量の再評価について説明させてもらう。 本日の会見者は原子力立地本部長代理の尾野さまである。よろしこ。

○尾野:
本日は臨時会見というこである。 福島代位原子力発電所の信頼度向上緊急対策本部の活動状況について説明させてもらう。手元に資料を配っているが、まず最初に緊急対策本部の活動状況としてPPの下半分を見るんだ。

下に示したような汚染水対策チーム、機械設備対策チーム、 電気設備対策チーム、土木建設設備対策チーム。安全対策チーム、情報コミュニケーションチーム、といったチームを構成し、

それぞれ信頼度を向上するため、気付き事項と事で、小さな事でも見つけて改善する活動を行っている。おさらいになるが、 活動の概況。主なターゲットは燃料設備の機能喪失をさせないという事だ。

# あ・た・り・ま・え・だっ そんなこと先日立ち上げた緊急対策本部の主なターゲットにするなよ。今まで何をしてきたんだよ。

敷地外に追加的な方差性物質を放出させないこと。火災を発生させないという事。縦横設備について停電させない。こういった所を着目点とし、まっ、様々進めてきたわけである。

# あ・た・り・ま・え・だっ 今さら、 そこに東電幹部は着目点を置くのかよ… なんのパフォーマンスだよ。 ( ゚д゚)ポカーン

まっ、自身に関しては図書的な確認もあるが、できるだけ現場現物にあたって見ていく形で進めている。既に案内しているが、4ページのように小動物の侵入対策、発見したところについては、随時応急対策を取ってきているということだ。

# 下請け丸投げ事故収束。今度からは現場確認にも、その分野の専門家を入れるよ報告。今までしてなかったのかそれ。

これらの活動は現在も継続しているが、現時点で注視されている主な問題点。すなわちこれは改善点というべき場所だが、示したい。

5ページしたから6ページにかけてチームごとに示しているが、汚染水対宅チーム、こちらでは温水輸送設備の道路横断箇所の棒が不十分である点とか、こういったところをピックアップし、対策することを上げてる。こちらは一覧で示しているか、おおよそどんなものか写真等併せて説明したい。

参考事例7ページ目。汚染水の移送設備。これは道路の横断箇所において、写真を赤で囲っているが、こうした重要な配管等が道路の近傍でガードされていない部分があるというもの。

こうした所にガードレールなどをつけることにより、万一、車が道路から外れた場合に損傷しない補強をするというようなことである。こうした対策が必要な箇所ということで拾っている。

9ページ目。水位計のケーブルの損傷防止というトトで、水位計のケーブル。これはフランジの所から出ている細いケーブルだが、こうしたケーブルが引っかかって外れることになると、計測できなくなるので、そうすることによりコントロールが悪くなればオーバーフローが発生するということにもなるので、こうしたところを手当するようなこと。

10ページ。重要な制御系の盤の中に小動物が入るような隙間が入りうる隙間がある所といったところを拾っている。

11ページ。漏電遮断機が設置されていない負荷があると、地絡が発生してもどの設備で地絡が発生したかわかりにくいことになるので、こうしたものをこまめにつけていくことを確認している。

以下、資料に示しているが、こうした発見された事例をベースに、対策を講じていくということだ。活動については引き続き進めていき、少しでも★★発電所の信頼性を上げて行きたいと考えているところである。

(5分)


■No.3,6地下貯水槽からG6タンクへの移送について(資料2)

資料2http://j.mp/YMvPwz と書いてあるが、地下貯水槽No.3,6地下貯水槽からG6タンクの移送の状況について簡単に示している。

地下貯水槽 No.1,No.2からの移送は既に終了しているということであり、続いてNo.3,No.6からの移送を行なっていくことになるが、こちらは後ろスケジュールを示している。

おおよその予想として、★No.3地下貯水槽の移送は5月18日から。★No.6からの移送は5月21日から実施できる見込みになってきた。

なお、具体的には十分安全確認等を準備した上で実施するので、実際の実施がスタートしたところで改めて報告したい。

(6分)


■地下貯水槽からの漏えい量の推定(資料3)

調査の結果について現時点の取りまとめを記載している。地下著水槽から漏洩があったということで、その漏洩量をどのように見るかということである。

資料の下半分。当初、No.2地下著水槽から約120m3の漏洩があると案内していたが、漏洩検知孔、これは120m3の漏洩があるということであれば、漏洩検知孔側の水位は粗貯水槽の水位と同じ程度まで上がってしかるべきだが、それに対して水位が低いということ。

それから地下貯水槽の対角化度にある漏洩検知孔の放射能濃度に偏りがあるということで、120m3と考えた場合、不自然な状況もあるということで、詳細な調査が必要であるとうことで進めてきたことである。

調査項目としてはボーリング調査。漏洩検知孔から水を回収して分析する調査。あるいはドレン設備内からの水の改修分析するという調査を中心に進めている。

めくっておさらいになるが、これは地下貯水槽の構造だ。地下に取り込んだ貯水槽だがポリエチレンシートにより射水市、その外側にベントナイトシートを貼る構造になっている。

また、地下貯水槽の底だが、外側にドレン設備ということで、底部を一周する形でドレンを集める溝が掘ってある。こちらからドレン孔を通じて水をサンプリングし、状況を確認することを通常行なっている。

また、既に説明しているが、ベントナイトシートの層と、ポリエチレンシートの層の間には検知孔と呼ばれる配管が入っており、こちらで水位を確認することにより、漏洩を検知することが出来るようなものである。今回、検知孔からの水の分析も行なっていた。

で、ボーリング調査ということでどのようなボーリング調査をしてきたかということだが、2号機を中心に説明するが、地下貯水槽No.2の周りに青で示した垂直のボーリングを掘り、それを囲む形でこの周りの地下水の状況、濃度等を確認している。

これについては案内の通り、ND、あるいはBGレベルで検知がないことを確認している。このボーリングは地下著水槽から10mぐらい離れた場所になるので、この辞典では汚染がその場所にないことがわかる。

更に地下貯水槽直近の測定を行うということで、赤い印で示した斜めのボーリング、図で言うと3ページ http://j.mp/15Qjqgt の右上だが、赤く斜めに入っているが、地下貯水槽のドレン設備の直近までボーリングを行い、こちらのサンプリングもした。

赤でした7箇所でボーリングしたが、この直近で行ったボーリング結果からも全ベータが検出されない状況だった。また、ボーリング調査の結果、地下水位の状況を見て、その等高線を示すことが出来る。

4ページに過去の調査結果や、今回の調査結果を含めた形で、貯水槽周りの等高線を書いたが、No.2地下貯水槽、4ページ http://j.mp/15QjNrr 右の図面がいいと思うが、これは植が東になっているので、東、やや北寄りの形で水位の勾配があることがわかる。

なので、No.2地下貯水槽の北東方向に基本的に水の流れがある形だ。今回汚染が確認されてるのは、北東コーナーの検知孔、それからドレン孔ということなので、3ページ示したボーリングはそちらを集中的に見ていくということである。

★★★5ページにボーリング結果の家一家概略を示している。結論から言うと、直近での地盤内の水の調査結果からも、全ベータの検出がなかったので、本来これは漏洩箇所を特定するということで、何処で汚染が出るか見ることにより、

地下貯水槽の底面のどの辺りが汚れているかということを確認することが出来れば更に良いと考えていたが、そこまでは行かなかったが、★★結果的に値が出てないということは、ベントナイトシートの外側の土壌側に拡散している汚染は極めて少量であると想定されるということである。

6ページだが、★★★漏洩検知孔というのは、ベントナイトシート内側、ポリエチレンシート外側の空間になるが、こちらから水を回収して分析していくと、水を回収するに従い、汚染レベル、濃度が下がってくる状況が見て取れた。

グラフで示しているが、北東コーナーの検知孔のマークは黒で書いてあるが、汚染水の改修、測定を始めたが、急速に値が下がっていったということで、グラフで見ると2オーダーぐらい下がっていることが分かる。

このようなことから、汚染水の回収量は、大体日量50トン平均程度だが、回収することにより急速に減っていくということなので、元々の量は少量であったのではないかということも、こういった所から伺われてきたということである。

それからぁ、土壌には確認できなかったのはボーリングで見て取れたことであるが、土壌にぃぃ、接しているドレン設備。写真で示しているが、

ベントナイトシートの外側にはドレン設備というのが、底辺を一周ぐるりと囲んでいるわけだが、ここに水が溜まって、そこから水をサンプリングすることで、通常の場合の貯水槽の漏洩検知を行なっているが、

このドレン設備そのものの中にどれほどの汚れがあるか確認するということで、水の改修、分析を行なっているこのドレン設備の中の体積はぁ、★★大体17m3という量だが、その中から既に6m3 の水の回収を日量1m3ずつ、毎日引いて、分析を行なっているということである。

勿論、引いたぶんについては、地下水が入ってくることで充当されるということで、その分の希釈はあるが、左下にグラフで日々の濃度変化を占めているが、回収をスタートすることで日々、濃度が下がる状況が見て取れるということだ。

現在回収されている量は初日に回収されたものの粗4分の1程度に下がっているということと、この間に回収さたBq/cm3数を減衰換算で考えると、非常に少ないということなので、汚染の程度でいうとドレン設備の中にもそう多くの汚染類がない状況が見て取れるということである。

8ページに整理を書いたが、追加ボーリングの結果などから、地下貯槽の周辺土壌の中に汚染の広がりがないということ。それから丼ということから、そのドレン設備の中にとどまっていると考えられるわけだが、

今ほど申し上げたとおり、ドレン設備の中自身も、大量の汚染がない状況なので、★★★No.2地下貯水層から漏洩は、120m3といっていたが、それよりも極めて少量であることが考えらる。

そのような状況なので、量の推定を行うということで、以下、量の推計を行う検討を行った。後ほど詳細に説明したいが、流れとしては漏洩量の推定に2つの方法を用いた。

★★★漏洩検知孔と、地下水の水位変化に着目して算定する方法。★★★それからドレン孔内部の濃度、あるいは検知孔内部の汚染濃度、全ベータの濃度といったものから、

希釈の程度を評価して量を計算する2つの方法で計算している。結果だけ最初に言いたい。10ページ http://j.mp/15QmGsi を見るのだ。

ポリエチレンシートとベントナイトシートの間に漏洩したと考えられる水の量の推定だが、No.2地下貯水槽については、約300リットルだ。ベントナイトシート外側に漏洩したと考えられる料は、検知孔の水位から鑑定したもので約20L。希釈率で計算したもので、約10Lということだった。

ちなみにぃ、当初、120m3と評価したのは、11ページに示してあるが、地下貯水槽No.2の水位計の値を見ていると、当初、95.0%であった水位計の値が、漏洩のあと、改めて確認すると94.3%であったということで、

0.7%ほど下がっていたということで、コレを堆積に換算すると120m3ということで、取り急ぎ概算で示したということだ。★★★水位計を取り出して、改めて大きなメスシリンダーの中に沈めて精度を確認した。この結果、12ページ http://j.mp/12EqVBd に示しているが、表を見るのだ。

竣工時には98.06%に相当する水位の際に98.0%を示すように示すようにされていた水位計。こりゃほとんど後さのない状態だが、今回取り出して、改めてメスシリンダーの中では勝ったら、★★★100%相当の水位に対して、99.4%の出力であったということで、約0.6%、出力値にドリフトが生じていることが確認された。

ドリフトというのは計器の指示値が、実際の指示値が変わってないにもかかわらず、ずれてきてしまう。それは計器の中の精度変化があったということだが、そういった現象である。

原因は必ずしも明確ではない。0.6%自体のドリフト量も非常に少なく明確にするのはこんなんだが、ただしぃぃ、えぇ、当初0.7%のズレから120m3漏洩とか何が得ていたわけだが、これは計器の信頼性の故障大の状況であったということである。

# 故障大の状況??

まとめに示したが、No.2地下貯水槽における漏洩量はベントナイト層の内側で約300リットルと推定できる。また、ベントナイトシート外側で約20L。

★★★その殆どはドレン設備亡いに留まった物だと推定される。同様の方法で、No.1、No.2地下貯水層からの漏えい推計もしているが、これについては10ページに示したとおり、更に少量であったという事である。

13ページ下のポツだが、漏えいの代償に関わらず、No.2地下貯水層から漏えいが発生した事実に変わりはない。まだ原因についても特定出来ている状況ではないので、引き続きしっかりとした監視を続け、

モニタリング結果も公表させて頂きたいと思っている。また、地下貯水層から漏えいした原因については今後も引き続き検討を進めていきたいと思っている。


■漏えい量 推計の考え方 環境に影響がないとした根拠について

大体の流れは以上になるが、それではぁ、漏洩量の推定をどのような考え方で、ええ、したかと。考え方の説明をさせて頂きたい。~


# この後、30分、延々続く地下貯水層漏評価の計算方法、根拠の説明。環境に漏えいはない説明。冒頭報告50分の内訳43分がこの報告。これが本臨時会権の趣旨。他の資料はすっ飛ばしまくり。分かりやすい尾野氏。


■福島第一の状況

# 一応、形だけ説明…


(50分)



■質疑

0:50:30
●NHK横川:【要約】

漏えい量推定分析の妥当性評価について、外部の第三者の妥当性検証は?

([する気はない。]国に説明したし、規正庁にも説明して指導を仰ぎたい。)

漏えい量1,2,3を合わせて見た場合、 当初の見積もり漏えい量は?

(No.2は最大120m3で見積もり。No.1と3はマスバランスで評価問うことだった。確定的な数字は示してなかった。途中で試算的な形で検知孔内の値から大きくないという事は示したが、 漏えい量を確定示した事はない)

新しく推定量出したが1~3漏えいあった認識は変わらない?

(はい)

1~3から漏れたと見た場合、併せて400m3ぐらいでいいか?

(結構)

水位計のドリフトの話し。ドリフトはずれていくとあるが、 A地点から1ヶ月経つ中で徐々に変化していくものか?意味見合いは?

(計器のドリフトはじわじわ変化してずれる事もあれば、種類によってはポンと変わることも。今回のNo.2はじわじわ下がるタイプ。実際に水位が下がっているから下がっているのか、 計器がずれているかは、これだけで判定できない。12ページにあるように外した水位計を大きなメスシリンダーに入れて実際の出力値を確認したところズレがあった。このズレがドリフトしていたものと考えている。)

取り出した後に調べたら0.6%、 これが0.7%とほぼイコールで言っていると思うが、同じ条件で放置した場合、ズレが大きくなって2週間弱で0.6で起きたと考えれば、その後も増えていくのか?シリンダーのズレ検証はちゃんと符合するのか?再現し切れていないと主思えるがどうか?

(入れた状態でその後の様子を見ていると値の出力は若干不安定であることが分る。通常、11ページで道得るのは小まめに見ていないが、今回はシリンダーに入れた状態で定時的に状況を小まめに見ていくと、★★非常に神経質な計器、 出力をしていることが分った。値的にずれて見たり、もどったり。またずれたり、とかなり不安定な動きをしていることが分った。ドリフト現象そのものは圧力検知タイプは層かと思うが、ズレが起こってからある程度からぱちり、という事はままある。 明確に見ると1対1で対応していると断定することは、これだけから見ていく事には少々乱暴だと思うが、計器の信頼度においてこの計器に信頼を置いた判断は適切でなかっただろうという判断。これだけで判断しているわけではない。 大きな決め手は直近まで入れた斜めボーリングで直ぐ側の地盤をはかると、120トン漏れていたら絶対に有り得ない状況だ。ドレン設備の中の17m3あるが、今日までに6m3抜いて濃度を見ると最高で 3.9Bq/Lと濃度が低いので大量漏えい無かったと判断した)


0:59:10
●読売船越:【要約】
漏えい量推定について。二つの種類で計算されたと言うことだが、分かり難くて難しかった。一つ目の方法、検知孔水位ベース法は面積や検知孔水位が上がった分の水が入った分だけ水が増えたからそこに入った。 そこから外にでているのが係数を使って計算できる。

(はい。)

また、地下水も流入してきて濃度は中より薄くなっているはずで、外に出た量は地下水の一部も再度出ているはずなので、それをさっ引いて計算したという理解で良いか?

(はい。)

二つ目の方法は日々水題していたので、その量から値を計算。

(はい。)

そのモデルの前提がベントナイトに損傷が無く、あくまで水位差があるから出ていたという話しだったと思うが、大きい穴があれば能動が明瞭に変わり、築くこともあるが、 小さい穴では分らないのではないか?

(重要なポイントだ。ベントナイトシートのスペックから透水係数を使って計算することは初期の段階から出来ると思ったが、同じ懸念を持って、それに頼って答えを直ぐに出すか出来ないと思った。 実際のボーリング結果から直下の状況を見定める必要があった。いくら計算で出てもボーリング直下やドレン設備の濃度が高ければ穴が開いているケースが考えられる。直下の状況に対して斜めボーリング、ドレン設備の水抜き、 ベントナイト外側の情報を蓄積する必要があった。それを踏まえ外側に極端な変化が出てないのでベントナイトシートそのものに漏えいが生じている過程ではなく、浸透によって漏えいする仮定の計算をする事も妥当と考えている。 17ページにグラフあるが頂点を打って下がっていく。この下がり方を見ると大きな穴が開いて下がっているのであれば、ベントナイトシートのスペックに対して傾きが急になるはずだが見て取れない。なので一定の妥当性があると見て評価を行った)

外部に出る流入経路は透水が殆どであると断定?

(完全に断定は適切ではないと思うが、このモデルの評価は一定の妥当性あると考えている。原因等はまだ調査中なのでまだ断定はしない。評価として妥当性があるとあh思っている)

水位計の話し。 これはNo.2そのものをとってきた?

(そうだ)

複数実験をしたのか?1回こっきりの実験か?

(これは4月25日のデータを示しているが、この後もしばらく放ってある。その時点で低い所にいったり、もどったり、 不安定な動きをしながらやは低い所にいる状況)

ドリフト現象と言っているが、素人が見たら故障じゃないのか?

(★★計器の故障精度から考えると0.数パーセントを故障というと計器の精度限界から言うと苦しいのかなとおもう。 最初はこの計器しかなかったので、その地点で言ったが、こういった圧力式の水位計で小さな数字を評価するのは難しい。)

信頼性の限界に近いところの話し?

(そうだ)

水位計の信頼性の限界の話しも出てきた。 他の水位計だけでなく色んな計器の数字を示してもらい報道しているが計器の数字が疑わしいと思うが。

(計器はメンテナンスをしていかなければ行けないもの。重要な測定を行う計器は一定期間の折を見てズレがないか、故障精度の中に入っているか確認し、 校正して調整している。それぞれの計器は測定するため、見たいことに応じた精度を持っている。この推計であればオーバーフローさせないことが目的で0.数パーセントの変化を見る目的で入っているわけではない。事後の管理など見ているが、 0.数パーセントより大きな変化を捉える性質の計器なので。)

ベントナイトから外はわかったが、ポリからベントナイトに行くのはどういう事なのか?

(今後の原因調査の中で分析。 ポリシートに何らかの水道が出来てベントナイトシート側に水がやってきたという事でないとこういう事はおからない。水道は太い物ではなくちょろちょろタイプの物だろう)

今回の結果は、ポリからベントに行く何かの問題と、 ベントナイトが水を通してしまう物を使ってしまったことに集約されると思うが。

(心配掛けたのは大きな失敗だったと思っている。ポリエチレン側はもう少し原因究明しないとわからないが、ベントナイトシートは粘土製のシートなので、 水を含むことにより水を通しにくくする効果がある。使用したベントナイトシートは透水係数の高い水を通しにくいベントシートだ。それでもベントナイトシートという物はある一定の割合で水を染みこませていくという事なので、 地下水がある程度染みこんでいくのは、物の性質としては物質としての性質が表れている)

# ベントナイトシートの厚さに問題はなく設計には問題ないと言いたい。あくまで物理的な問題なんですと。

結局漏えい量が断定したわけではないが当初120トン、最終的に20リットル。結果的に社会が不安。これについて見解を。

(申し訳ない。こういった量であったということだが、漏れている事実には変わりない。 原因究明しているところだからしっかりやっていきたい)


1:11:00
●TBS中道:【要約】
漏えい量推定について。斜めボーリングが1.5メートルの距離でNDだから少量推定だったが 120m3漏れていればもっと水が浸透していると?

(ベントナイトシート内側は1メートルまでの底面面積は約1200m2ぐらい。厚さ1メートルで考えると泥が無く全て水と考えると1200m3だよな。そのうち、120が元から来た汚染水としたら10分の1濃縮だからものすごく濃い! ということになるが斜めボーリングで当然検知されるし、ドレン孔の濃度を水を抜いて濃度を見ているが、抜いたら今は差上がっているが、一番高かったときでも4ベクレル。とても120トンの量が出ていたとは考えがたい。)

地下水流出1日1cm、 これと浸透率との関係がよく分らない。

(これは垂直ボーリングで地下水水位高さをはかって流れている向きや速度の概略評価の結果。汚染水の透水とは直接関係ない。)

6,7ページ。 漏えい検知孔とドレン設備内の水の回収で汚染レベルが急激に低下したとあるが、ドレン孔も漏えい検知孔は基本的に濃度は一定じゃないのか?

(どういったらいいか。ドレン孔全体の中に一定の濃度で全て濃い水が入っていれば、 組んでも組んでも同じ一定の物が出てくるが、抜いた分だけ地下水が補充されるが、全体として薄まってくるが、全体満遍なく濃い水が入っていたら、ちょっとずつ抜いたら薄まる効果が出るまではかなり濃い物が出る。ところが、ちょっと抜くとさがり、 またちょっと抜くと下がったという事は、元々の量が多くなく、しかもそれは偏在していたのだろうという事を起草させる。漏えい検知孔でもドレン孔でも同じ状況。元々北東側で出ていて、南東側で出ていないので、どうも偏在している状況で、 取り出すと直ぐに減るということは濃いところを撮ると周辺のうす良いところが出てくると見て取れる。濃い物が満遍なくあるという事ではないことの状況証拠だ。)

漏えい量は300と20で320リットル?

(漏えいは我々としてはポリエチレンシートで囲まれた地下貯水層を作っている訳なのでPPシートあら漏れ地点で漏えいと考えている。No.1~3は何れもポリエチレンシートを抜けているので漏えいと考えている。 ベントナイトシートとPPシートの計算で示されている。No.1は70。No.2は300。No.3は約20。それが漏えい量。ベントナイト外側の見積もりでNo.1が10。No.2で大きいバージョンで20[小さい評価は9]。No. 3はほぼ有意ではない)

300のうちベントナイトシート外にでたのが20リットルという認識?

(そうだ)


1:17:35
●共同ながお:(初)【要約】
漏えい量の件で。300リットルとか言うのは、中に入った貯留水の濃度に換算して?

(そうだ)

地下貯水層の設計について。ベントナイトシートの厚さは?

(6.4ミリだったと思う)

ポリエチレンシートから外に出た段階で漏えいと考えるという琴田が、万が一のことが起きた。ベントナイトシートの厚さは十分だったのか?

(なかなか難しい質問だ。大きな反省点は必ずあるとは思っているが、 厚さがこれで良かったか悪かったは軽々に判断は出来ない。通常、タンクで言うとタンクの周りに堰があるということだ。相当するのがベントナイトである程度留まった。堰の機能を果たしていたかというと一定の効果を上げていたことは数字から言える。 評価については原因など見定めた上での判断になる。)

汚染水処理対策委員会資料38ページ。汚染水低減対策の図で、地下貯水層に流れが矢印で結んであるが、今後、地下貯水層を使うのか?

(www 違う。これまでの流れを漫画で載せている)


1:17:35
●毎日中西:【要約】
漏れた量が少ないという事で、貯水層はもう使用しない方針だったということだが、漏れは少ないとはいえ使う事はないと?

(今、考え方は変えていない。)

オーバーフロー用の水位計と言っていたが、 漏れた量を調べる手段はこの当時、持っていなかったという理解か?

(いや!違う。検知孔に入っている推計は漏れが生じた場合、今回は僅かな量で検知できないが、大きな量があれば水位が上がるから検知できる。僅かな物を見つけるのは難しい。 ドレン設備からドレン孔を通じてサンプリングしていたのは、ここから漏えい拡大あれば検知できる。漏えい検知手段はドレン設備、及びドレン孔、漏えい検知孔ということでベントナイトシート外と内側にそれぞれ用意していた。 説明が舌足らずだったが貯水層側の水位計は水を入れたときのオーバーフローさせないこともあるが、信頼の範囲の中で水位がこの程度でコントロール出来ているよねぇ、ということ事でも使ってる)

11ページの0.7と12ページの 0.6の数字が一致するというのが、水位計ドリフトの根拠というりかいでいい?

(そうだ)


1:23:10
●読売いなむら:【要約】
今回、僅かながら漏えいしているということで、海側へ10年単位予測あったが、今回の件でも予測成り立つか?

(ソースタームを決めないで拡散するかの計算。 漏れたときに物質移動としてどう移動するかの計算だったとおもう。10年ぐらいかかって10^-7ぐらいになる。1出た時に10^-7ぐらいだから。そんなレベルなので実際には通常のBGと見分け付かない状況になるとおもう)

環境影響はないと?

(平たく言うと、ドレン設備の中では少ないが、その外は更に少ない。全くないとは言えないが、影響は仰るとおり、ほぼないレベル)

★★★漏えい量は仮定値をつかって計算を複雑にやって導き出した数字と思うが、再現実験で確かめる予定は?

(原因調査の中で原因に迫られることがあれば役立つこともあるとおもうが。今回の計算は確かに仮定が入っているが、使っている計算は水が増えたらこれだけ体積増えるよねぇ、とか、 一般的な土木の世界で使う透水計算で使う確率した計算方法を使っているので、説明は複雑だが、現象はシンプルな内容だ。)

漏えい量の数字は関心高く、環境に影響する。今後も推定方法の模索や、本当にこれで良いのかという模索、 検証作業はこれからも続けるのか?

(斜めボーリングで言うと、どの辺に濃い物があるか見定めたかったというのが[漏洩カ所の特定が]目的の一つだったが全く出なかった。どこか[どこに漏洩カ所か] 分らない程度だったので継続監視の中でデータが取れないかは、考えていけるかなぁぁとおもっている。ドレン設備からの水の回収については17m3あるドレン設備から6m3ほど水抜いたが、値は下がっているが10^0オーダーぐらいかな。 ★★★もうしばらく回収サンプリングを続けてようすをみさだめたい。)

はじめの会見で120m3 漏えいを公表するときに渋った記憶がある。推定であくまで漏えい検知孔の数値から出すので信頼性が低いとということで、数値を出すのを渋った記憶ある。 今回、ずばり数字を出している。数字を出すことで一人歩きして本当にこれで合っているか、各省をもう一度確認したい。

(前回の120m3の漏えいの話しをしたときは、漏えい検知孔ではなく、貯水層そのものの水位計から言った。 ★★★今言うとしたら、その数字しかないが、という事で話させてもらったとおもうが、確かに計器の限界ぎりぎり世界の中での判定なので、誤差を含んでいる可能性があるだろうという事を添えて説明したと思っている。)

# 誤差というレベルですか、これが。( ゚д゚) ポカーン 放射性物質の漏洩量の見積もりは、ちゃっかり薄まったとして過小報告していたけどな。規制委員会からも最低と最高の幅を持って発表すべきと指摘された隠蔽東電。計算合わないと指摘したのは読売記者じゃなかったっけ。

(量の評価をどうするかは、調査を継続してマテリアルバランスを見ていく必要あると説明したと思う。今回の斜めボーリングにより、底部直近の状況をしっかりつかんできたこと。それからドレン設備から水抜き調査も、 作業進ちょくに伴い出来る様になってきた。シートに接している、まさに直下の情報で、底部をロの字型に廻っている情報だから。ここからの情報も含めて判断しているので、非常に少ないということは確かなことであろうと自信を持っている)


1:30:45
●共同ながお:【要約】(初)
汚染水処理対策委員会で。地下水流入抑制退策について。★★★陸側遮水壁について、これまで東電側は技術的な問題があり地下水バイパス選んだという経緯だと思うが、今般、 抜本対策求める話の流れで陸側遮水壁の話し出てきているが、東電は導入するかしないか、どういうスタンスなのか?

(この委員会で議論、検討されているので、この中にはゼネコンさまや土木、建設の知見も入っているので、この議論踏まえて最終的な判断。 元々、陸側遮水壁を設けないとした理由は、単純に地下水を遮断することにより、建屋周りの地下水位が下がる。下がるのは下ルで結構だが、単純にコントロール出来ない状態で下がると建屋内水位より下がってしまうおそれがある。 汚染水増加という身では困るが、[外から建屋内に入り込んでくる以上は]中の汚い水が外に出ないということになる。これが逆転すると汚染が拡大するジレンマがある。水位を下げるのはコントロールしながらしていくことが大事ということだった。 もっといい知恵はないか、ここで議論しているわけなので、ここでよい解決方法が出てくれば大変ありがたいと思っている。)


1:33:50
●東電尾野:【要約】
先程質問のあった、以前のNo.2地下貯水槽以外の漏洩量がどれぐらいか、という話の中で、概算としての想定をしていたと思うが、それは確定ではないと言ったが、No.3地下貯水層で0.3~ 3リットルで概算されるという事をこの会見で説明している。先程、値について言えなかったが、4月7日の会見だ。この時言ったのは確定値の位置づけと言うより、概算想定ということでここで話したと思う。


1:35:10
●NHK横川:【要約】
★原稿書きながらだったんで。重複してたら指摘頂きたい。漏えい量の推定の際に参考資料で色々記載している中、ポリの内側からベントナイトへの水野出方のメカニズムを考えたときに、 ベントナイトシートそのものから基本的には出ていかない。斜面を前提に考えていると感じられる。今回の厚さと浸透係数の能力を見たときに高い能力で漏えいを抑えられると言い切れない指摘が専門呵々あることを考えた場合、 ★★★前提として見方がベントナイトシートの斜面から特に出ず、それをベースに水バランスを色々考えるのは、前提条件としてどうかと思うが。そのあたりは如何か?

(15,16ページの話しをしているんだと思うが、 推計からのベントナイトシートの浸透の漏えいを考えているのは、ベントナイトシートが見ずと摂している全面積から出ると考えている。ナノで斜めの部分からも含めてしみ出していると想定して計算している。多分、 実際にはオーバーだと思うが全体から同じように出ている評価をしている。濃度を測っているときは汚染集回収しているときの状況から評価しているので、この時は検知孔水位よりも地下水の方が高い状況で見ているので、その状態の場合、 染みこむ向きは地下水側から漏えい検知江川に来る基本の向きだ。その状態での評価だから、外への森出しはあまりないというバランスの中で計算している。15ページで示した違う状態に対応した評価をしている。)


1:38:20
●東電尾野:【要約】
読売さまから質問のあった10年オーダーの話しの中で、拡散した場合に10^-7ていどでうる覚えと言ったが、それで正しかった。

東電石橋:
明日は定例会見として17時30分から開催させてもらう。


1:38:20
●東電尾野:【要約】

読売さまから質問のあった10年オーダーの話しの中で、拡散した場合に10^-7ていどでうる覚えと言ったが、それで正しかった。東電石橋:明日は定例会見として17時30分から開催させてもらう。



頭出しは以下参照





~ 終了 19時9分(1時間39分

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