2013年5月30日木曜日

東電会見 2013.5.30(木)18時30分 ~ 第3回 廃炉対策推進会議(アンケート・水中ロボット開発・港湾内の海水濃度低減専門家検討会ほか)&汚染水処理対策委員会(凍土式力側遮水壁設置)・2F全プラント冷温停止維持設備復旧完了・2F1号機原子炉建屋正圧原因報告ほか

東電会見 2013.5.30(木)18時30分 ~ 第3回 廃炉対策推進会議(アンケート・水中ロボット開発・港湾内の海水濃度低減専門家検討会ほか)&汚染水処理対策委員会(凍土式力側遮水壁設置)・2F全プラント冷温停止維持設備復旧完了・2F1号機原子炉建屋正圧原因報告ほか

1時間30分




○廃炉措置等に向けた取り組みの進捗状況 第3回事務局会議

○汚染水処理対策委員会 2013年5月30日(第3回)

○福島第一プラント

○福島第二プラント

○地下貯水層 高濃度汚染水漏えい関連 5/30(木) ★★★

○報道関係各位一斉メール 5/30(木)

○環境モニタリング・サンプリング 5/30(木)

○その他



■第3回 廃炉対策推進会議 

○東電かみじま:
皆さんおつかれ。本日は急きょ集まってもらいありがとうございます。本日は東電の福島第一原子力発電所の廃炉対策推進会議、及び事務局会合、並びに汚染水処理対策委員会が午前と午後に開かれたということで、その内容を中心に説明させてもらう。

○尾野:
それではよろしこだ。今日はだいぶ分厚い資料が配られていると思うが、本日は福島第一原子力発電所の廃炉推進対策会議の月次の状況で説明させてもらうのが1点。

それからぁ、汚染水対策会議、委員会か?そちらが本日持たれてぇ、ええぇ、まっ、最初の取りまとめが行われたということなので、その内容について紹介させて頂きたい、と、いうのが主眼だ。

それでは先ず、廃炉対策推進会議の内容から説明させてもらう。手元の資料、下の方に(手書きの)通し番号でページが振ってあるので、そちらで案内しながら説明したい。1ページ目。え、6ページ目を開くんだ。

# といいながら、毎度ページ数で説明したり、スライド番号で説明したりチャンポン状態の尾野氏説明… いきなりスライド番号言って手書きの通しページ言ってるし… ネットでチェックする国民のことを少しは考えろ。いつから報道人限定の職業会見になったんだよ。orz ##


◎ 福島第一1号機 格納容器内温度挙動について 格納容器内の温度挙動について

格納容器内温度挙動について、ということでぇ、簡単にペーパーを開いているがぁ、8ページの上がいいと思う。1号機の格納容器の温度挙動で最近、サブレッションチェンバーへ窒素を入れたおりの変動があったということで既に案内しているが、そのことについてデータを取りまとめて紹介している。

過去にも窒素の流動変動をした場合でも、同じような変化が見られているが、これについてはこれまで説明している通り、窒素の流入量変動に伴う風量バランスの関係であろうと考えている。今後引き続き確認して行きたいと考えている。


◎ CST原子炉注水系の運用開始について 

「CST原子炉注水系の運用開始について」ということだ。CSTからタービン建屋のポンプを通じて炉注を行うラインを作ることは以前から言っているが、おさらいになるが33ページ上の段。ええぇぇ、腹水貯蔵タンクCSDからポンプを通じて路駐するラインの復帰が終了してくる。

それで34ページの下の段を見るんだ。1号、2号、3号、何れについても注水ラインは完成している。ただしいぃ、CSDタンクの方は3号CSDタンクは利用できているがぁ、1号、2号については淡水の処理がまだ終わっていないので、そちら、運用できない状況にある。

でぇ、今回、この場で説明しているのは、3号のCSDから各1号、2号、3号の炉注ポンプの帯ラインを通じて水を送ることができるので、3号CSTを介した炉注のスタートを行いということで、6月には耐圧漏洩試験が行える見通しなので、7月頃から運用を開始したいことを考えている事の紹介だ。


◎ 1・3号機RPV代替温度計挿入先候補系統の絞り込み結果について

それからぁ、35ページ。「1・3号機RPV代替温度計挿入先候補系統の絞り込み結果について 」ということだ。こちらは2号機の原子炉圧力容器の温度計について、代替温度計を設置したことは既に御存知の通りかと思うが、1号、3号についても現状、まだ温度計は沢山あるが、

こうしたものが使えなくなった場合に改めて代替温度計を入れる候補先を選定しておこうということをしている。35ページ下の方に書いてあるが、1号機についてはぁ、ええ、優先付けを行い、現場確認なども行った上で候補を選定している。

3号機については現場確認が出来るような線量状況ではないので、現状は机上検討のみという状況だ。36ページ。http://j.mp/1aH5Mcp 絞り込みの考え方ということだが、原子炉圧力容器の底部温度として使用可能な系統であるかどうか。

それからぁ、新たに熱電対を挿入していく際に通過できない構造がないかどうか。あるいは、途中にバルブというがあって、それが閉まっていて開けなければならない状況がないかとか、そうったようなことを机上で見ていき、候補を出していくということで、候補として36ページ下の段。

★1号機についてはジェットポンプ系統ラインのA系を候補としている。★3号機についてはライザー管の計装、それからジェットポンプの計装A系,B系を候補としている。

まだ3号については現場確認などもしていないので、将来、現場確認をした上で、もう少し絞り込む必要があると考えている。位置については、モックアップなど、実際にやるとしたらどうか、という検討に入って行きたいとしている。そういった内容だ。


◎ 2号機 S/Cへの窒素封入試験の結果について

45ページ。サブチャンへの窒素封入試験の結果についてということだが、これは、状況についてはこれまで随時説明していたので、特段新しいことはない。

4ページと5ページにサブチェンへ窒素を入れることにより、サプレッションチェンバー無いのガスをドライウェル側に追い出し、ガス管理システムで抜いていくということだが、状況からいくと、水素濃度の増加などこういったことが見られないので、

ま、★サプレッションチェンバーないの水素の量は、さほど多くなかったのではないかということも考えているところだ。引き続き、データを見ながら内容を検証して行きたいと思っている。


◎ 窒素ガス分離装置の今後の運用について

それから49ページだ。窒素ガス分離装置の今後の運用については、これまで説明したものだ。


◎ 多核種除去設備のホット試験の実施状況と今後の対応について 

52ページにぃ、ALPSのホット試験について示しているが、これも既に説明しているものだ。

# ブースカの時までは、月に一度の進ちょく総集編会見と言えたけど、尾野氏に変わった新体制になってから、一度説明した事は二度と説明しない。新たなものだけ説明。新たに会見見る人に敷居が高くなった。会見通して透明性、信頼を回復という姿勢は東電、というか電力業界全体の辞書にはないらしい。##


◎ 地下水バイパスの進捗状況および稼働に向けた準備について 

66ページ。地下水バイパスの進捗状況についても随時説明していることだ。


◎地下貯水槽からの漏えい事故に係る当面の対応

地下貯水層からの漏えいに係る当面の対応という事だが、これも案内の通りかと思うが、74ページ下。斜めにボーリングして地下貯水層直下を見ていく事をしている。

No.2地下貯水層の地下周辺の結果について取り纏めた値を示している。で、過去に撮った物も含めて5月24日に改めて全てサンプリングして全体の様子を補完しているが、

2-10、2-12のところで若干の検出があったが、他では検出がなかったという事で、状況としては局在しているという事、程度は極めて限定的だと意事が分っている。

でぇ、しかればこの後、どうしよっかぁ、ということだが、ええ、75ページ下の方だが、★★★若干ではあるが、地面側に汚染があったところについては、当該の土壌を太いケーシングみたいなのを入れて、その中から泥を取る形で除去をする。

そして、新たなモニタリング孔を設けることをしようと考えている。76ページにNo.1地下貯水層の予定をざっと書いてあるが、同じように斜めボーリングをして直下の様子を見ることと、No.2地下貯水層と行ったのと同じように、ドレーン設備からの水の回収を準備が整ったところからスタートしたいと考えている。


◎ 福島第一原子力発電所正門周辺の線量低減について

78ページだ。正門付近の線量低減という事だが、79ページの上段、下段を見て頂きたいが、上段の方が除染等を行う前の状況で、★★平均線量が13.6μSv/h ということで、これは正門付近の、通常24時間、警備員がいる場所だが、と、言う線量だった。除染したことにより、3.8μSv/hまで低減することが出来たという案内だ。


◎ 港湾内海水中放射性物質濃度低減に関する専門家による検討会-現時点の検証状況について-  ★★★

80ページだが、港湾内の濃度低減に対する専門家による検討会という事で、こりゃちょっと思い出す意味でめくるのだ。★★★88ページ(http://j.mp/11gycZy)を見るのだ。

「港湾内海水中放射性物質濃度の推移について」というのを、これ、小さくて恐縮だが、ま、長いスパンで見て頂いた物である。こうしてみると赤い点線で示してあるが、大体、告示濃度とされている濃度のに対して、ま、当所はかなり高い状況だったが、どんどん下がって来て現状では殆どそれを下回っている状況だ。

ただしいぃ、ええ、シルトフェンス内、各号機の取水口直前、シルトフェンス内では、まぁ眺めてみると他の所よりは下がりが少し弱いということで、この状況を分析していこうという活動である。

# 拡散もせずに下げ止まってる状態。今さら調査しようって。「一切漏れてないぜ。シルトフェンス、水ガラス、海底土被覆により封じ込め出来ているからなっ」主張どおりなら、調査する必要もないよね。##

で、めくって82ページだが、じゃあ、下がりが遅い理由という事でどのようなことが考えられるかという事で、★★★★建屋内の滞留水が… ええぇ、デテ キテル ノデハ ナイカ。あるいはトレンチ内の滞留水が、、デテキテル ノ デハ ナイカ。あるいは地中に残留した放射性物質が、デテキテル ノデハ ナイカ。

あるいは地表面に沈着した放射性物質が何らかの雨水等によって流れてきているのではないか。あるいはスクリーンポンプ室内の土壌が、巻き上げられて拡散しているのではないか、などの可能性のバリエーションを考えてぇ、一つ一つ確認項目などを定めてみていこうというような活動をしているということである。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv139683161#0:13:15 出てきてるのではないか 現在も漏えいが続いているのではないか なんで小声なのさ… 今頃、可能性がある検討項目としてあげる東電。今までそれはないと散々否定してきておいて、一体、急に何を言い出してるんだこの人らは… ( ゚д゚)ポカーン 被覆工事によって海底土の舞い上がりが抑えられ、海水濃度は抑えられて下がるとか、いってなかったっけ? 何だったんだろうね。##

ええぇぇ、今回紹介しているのは、ええぇぇ、天候やぁ、あるいは潮位との関係が無いかどうかというのことをみたものである。83、84ページに結果を示しているがぁ、

ええぇぇ、83ページ下の段だが、★★★降雨量と濃度の関係だな。http://j.mp/11tFMeX 降雨が多い時には高い値のピークが出る傾向があるという状況が見えている。そうした意味で相関が見れるということだ。風との関係を見るとあまりはっきりしないということだった。

# なんかもう、電力事業者の安全確認そっちのけの事業者主導の敷地内断層調査見ていると、何でもありな気がする… とにかく国民にはそれっぽいデータ示せばいいんじゃね、みたいな。1F東電に限っては、データを裏付けるものは一切、第三者に提供しないし…##

また、84ページを見ると、http://j.mp/11tG5q1 ええぇぇ、潮位の変動だな。これは青い線で示しているが、観測値の環境を見ていくと、関係があるようにみえるところがあるが、どうもまだ明確ではない状況だった。

ま、こうしたことから雨との関係が比較的明確にあるようで、潮位との関係についてはもう少し調べてみようということであった。

雨ということで言えば、地表から洗い流されてくるものが想定されたりするということだが、一番後ろ、85ページを見るのだ。今、いくつか挙げた項目などについて、もう少し丁寧な整理などをしていって、★★★7月頃に整理をおえたい希望で作業を進めている。

# 専門家の漏洩指摘は雨の問題ということで、7月頃には漏洩ない結論で決着を得たい希望で進めている。地面への染み込み、井戸水の影響、土壌汚染との相関関係が知りたいものですな。海水濃度にそれだけの影響をあたえるんだから、さぞかし濃い雨水が地表面を流れて港湾内海水に影響を与えてるんでしょうな。ほんまかよ… 地下貯水層と同じように、いい加減まじめに調査しろ。##


◎ 原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果(平成25年5月)

それから90ページである。これは毎月定例で出しているものだが、原子炉建屋からの追加放出量の評価ということである。一番上の丸の3つめ。1~3号機建屋からの敷地境界による被曝量は0.03mSv/y 相当ということで、評価している。評価値等については特に変わっていない。


◎全面マスク着用省略エリアの拡大について

95ページ。全面マスク着用省略エリアについて。これは先般説明した内容だ。


◎福島第一原子力発電所の労働環境に係わるアンケート結果(第3回)と今後の改善の方向性について ★★★

99ページだが、労働環境に係るアンケートということで出した内容にアンケート結果が戻ってきたのでその概要を紹介したい。99ページ左半分。これまでの取り組みの評価ということである。

様々これまで取り組んできているが、よかった、まぁよかった、良かった系を青。あまり良くない、あるいは良くないを赤系で示している。

例えばインフルエンザの予防調査の無料化を行ったことは良かったと言っている方の割合が大変多いということである。

それから9ページのサーベデータの表示、あるいは熱中症対策、あるいは車両のスクリーニングゾーンの増設。これは車両の出入りで上に待たされて大変だとか、こういうことがあったので対応してきた内容だが、こういったような所、様々取り組んできたことについて、評価して頂いているようなものがある。

それから下から5番目。労働条件の相談等に関する窓口の設置に関しては良かったと言っている方が、ええ、60%ぐらいいるということだ。

これについては前回調べた際には、知らないと答えた方がかなり多かったが、今回、知らないと答えた方が減っているということなので、周知の効果がすこしずつ上がってきているのではないかと思っている。引き続き、窓口の設置等については、作業者に知らせていきたいと思っている。

# 実際に良い結果が出て評価しているケースと、単に取り組み自体を良い取り組みだとアンケートの主旨を微妙に勘違い評価しているケースがあるんでないの?東電の取り組み効果と言うより、賃金未払いピンハネ違法労働関係報道の影響なんじゃ… ##

一方だな。評価が低かったものもある。食事関係だな。こちらは大変評価が低いということだ。これはやはり、現場の作業環境の中で休憩をとったり、食事をする場所が、どうしても通常の事業所と異なり、非常に条件、状況が悪いことを反映しているものと思う。

# 東電に対する批判ではなく、事故を起こした現場の仕方ない環境からきた批判であろう。真摯な姿勢ですな。物事はいいようにしか解釈しようとしない安全ないがしろポジティブシンキング。##

それから右半分だが、現在の労働環境の評価についてということで、健康管理面での対策というに就いては評価が高いが、やはり、こちらの方も通勤にかかる移動のスペース問題であったり、食事等の環境問題、あるいは休憩スペース、こういったところについては、やはりまだまだ手をつくして行かないといけないと考えている。

ま、そういった意味で、現場環境、休憩、というところに関しては、今、入退域管理施設を作っていくので、こうしたものができていくことにより、通勤の移動の動線が良くなっていくとか、その施設ができたら、

ちょっと先になるが、付近に大型の建物を建てて休憩所の増設をしたい。これはコンクリの建物を立てないといけないので、ちょっと時間がかかってしまうが、ま、そのようなことも計画している。

後ろの方に自由意見で書いてもらった意見を、概ねこのようなことがあったということで出したが、2000数百件ぐらい自由意見を頂いているが、その中でやはり多かったのが、これでいうと100ページ一番上の構外と書いてある所。http://j.mp/143vbwM

通勤や移動に関わるところだな。そこの日効率な部分移管する意見が多かったというのが目立っている。それから、102ページ。http://j.mp/143vp79 休憩とか食事関係の設備類関係の不満が非常に多かった状況だった。

一方、103ページ下から4カラム目。★★★http://j.mp/11tJ8Pe APDの不正使用に関してということで、APDの不正、不適切な使用を目撃したか、といったことに対して、いくつか答えを頂いているところがあった。

多くの方が新聞、テレビ等でそういったことがあるという、ま、伝聞調の記述をしている方も多い。ま、自分でそういうのを承知している、と書かれた方も、少数ではあるがいたので、線量計問題に関する窓口などをしっかり案内し、そちらで対応して頂きたいことを周知したいと思っている。こちらについては以上だ。


◎ 入退域管理施設(出入管理施設)の運用開始について

104ページ。今ほどもちょっと言ったが、入退域管理署、出入り管理書を発電所正門付近に新たに設置するということで、その運用準備が、順次着々と整いつつあるということである。こちらについては、6月に竣工予定なので、6月30日午前0時をもって運用を開始するということで、進捗してきた。


3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事 / 4号機原子炉建屋カバリング工事

111ページを見るのだ。こちらは3号機の瓦礫の撤去状況。裏面が4号機のカバーリングの進捗状況だ。こちらについては随時案内している内容だ。


◎ 福島第一原子力発電所乾式貯蔵キャスク全基の点検終了報告

114ページにキャスク点検終了結果が書いてあるが、こちらについても これまで案内している内容かと思う。


◎ 4号機 燃料取り出し用カバー鉄骨建方工事の完了について

121ページ。4号機 燃料取り出し用カバー鉄骨建方工事の完了についても、つい先ごろ案内した内容だ。


◎ 福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋の健全性確認のための定期点検結果(第5回目)について

123ページ。こりゃ原子炉建屋の点検状況だが、これについても先日案内した内容だ。


◎ 福島第一原子力発電所第3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事使用済燃料貯蔵プール養生ならびにスキマサージタンクハッチ養生の更新について 

132ページ。スキマーサージタンクのハッチ養生の更新についても案内した内容だ。


◎ 福島第一原子力発電所1号機燃料取り出しに向けた原子炉建屋カバーの解体について

134ページ。カバーの解体についても、先般説明した内容だ。


◎ 遠隔技術タスクフォース WG2〕水中遊泳ロボットWG進捗状況(水中遊泳ロボット 基盤技術の開発)2013年5月30日水中遊泳ロボットWG

143ページ。水中遊泳ロボットワーキング進捗状況ということである。水中ロボットというのは、トーラス室の中であったり、サプレッションチェンバーの中、あるいは格納容器内、こういった水に使っている所の中の調査を行うために、ロボットが必要であろうということであるが、そちらの進捗状況ということである。

単純に水の中を運行するロボットは、様々あるようだが、発電所の状況で言うと、人が遠隔ではいらないといけない。狭い中で周囲が閉塞されているから、電波等、無線で操縦するのが難しい状況にある、あるいは水の中が濁っているかもしれない等々、

ええ、ま、通常の状況と比べると状況が違っているので、ま、そうしたことを検討していく内容だ。144ページ。今年度、来年度ということで活動していくわけだが、今年度の文に関しては水中に入る以前の問題で、

狭隘、あるいは閉所、濁水中の環境では光学カメラのみだけではわからないということなので、そうしたところで運行できるように、★★★自己位置検知の方法を充実させておく必要があるということで、外界のセンサー、ステレオカメラ等により、自分のいるいちを確認していく。

あるいはジャイロによって自分の位置や方向を確認していくこと。あるいは、マッピングということで3次元キャドの情報から自分の位置を確認していく。

ま、こういったような自己位置を確認していく手法。それから、動力ケーブルとしてケーブルを引きながら動かないといけないということなので、水中でケーブルを引きながら動く難しさがあるので、そうしたケーブルの処理技術だな。

制御技術といったことを見ていくということで、これは145ページだ。そうしたことを調べるために、先ずは水中だけではなく、★★水上の小型ボートのようなロボットで、今年は要素技術の確認をすることを考えている。


◎ 1,2号機 建屋内滞留水水位計の設置について

147ページだ。建屋水位計設置について。 こちらについては先般説明したかと思う。


◎ ガレキ・伐採木の管理状況(H25.4.30時点)

152ページ。瓦礫等の管理状況なので、こちらはいつも通りの進捗である。


◎ JAEA 滞留水及び処理水の放射能分析(中間報告)

153ページから。これは日本原子力研究機構で見ている滞留水の中の放射能分析の、まっ、学術的調査という内容である。


◎ IAEAレビューミッションの報告書

159ページ。IAEAのレビュー結果が参考までに載せられている。というのが、本日報告されている。こちらについては、ひとまず以上である。



■ 汚染水処理対策委員会 2013年5月30日(第3回)

それからぁ、長くなって恐縮だが、本日の廃炉対策推進会議の内容について簡単に紹介したい。あ、失礼。汚染水対策会議だな。

汚染水処理対策委員会の資料ということだ。第3回ということだが、本日は1ページ目に書いてある、ま、議題、ということで http://j.mp/13kXB2W ええ、地下水の流入抑制に対する案が整理されている。この会議体自体は流入抑制を検討する。それから汚染水そのものの処理だな。トリチウムなどの処理も含めて、どのようにすべきかということの、いくつかのスコープがあるが、そのうちの最初のスコープである、流入抑制のためのパートの整理ということが本日出された。


◎ 地下水流入抑制のための対策(案)

めくって資料1に報告書案が提示されているので、コレを用いて簡単に状況のみを説明したい。尚、この報告書安打が、本日の委員会で了承されているが、いくつかコメント等が付いてるので、国事務局のほうでこちらの対応をとった上で最終版になるということなのだそうで、最終版が確定したら、私どももHPの上でゴニョゴニョ~ それでは地下水抑制のための対策案と書いてある資料1のページで説明したい。


◎ 1.地下水の流入抑制に向けた基本的な考え方 

4ページを見るのだ。地下水の流入抑制に向けた基本的な考え方というのが示されている。東電が進めている現行の地下水の抑制策は、想定通りに機能すれば、汚染水の増加を十分に抑制できるものであり、現行計画を着実に進めるには一定の合理性がある。

# 経産省官僚の親族が沢山勤めてる東電。その東電をべた褒め。##

ただしぃ、コレに加えてということで、仮にこういったものがダメだった場合にぃ、次の2の矢がないとこまりますねっ、ということで、そういうことを検討してますってなことを(経産省が)言っております。

# 何を白々しく今頃。コスト重視でやってきて、海洋投棄結論ありき、行き当たりばったり汚染水処理計画、地下貯水槽計画がダメになって、計画が破綻したから慌ててやってるのは誰の目にも明らかでしょうが。何が「東電さまの対策は必要十分だけど、2の矢も必要だよねぇ。(b´∀`)ネッ!」だよ。それを開口一番の理由にするなら、事故直後から並行して進めてないとおかしいでしょうが。説明が無茶苦茶だよ。経産省&東電、国民をバカにするのも体外にしろ。ま、人手が係るから厳しい状況で当時は無理だったとか、意味不明な逃げ口上使うのは目に見えてるけど。経産省(保安院)も事故の加害者だろうが。事故直後の非常時にでさえ女の尻を追いかける。思い出すだけで腹が立つ所業の数々。看板替えたら責任ご破算、ああ腹が立つ。忘れるのが早すぎる自称IT大国日本人… ##

でぇ、そうした観点でぇ、検討していく中でぇ、ええぇ、まっ、あのぉ、ま、様々な議論やアイデアがあるわけだがぁ、ええぇ、ま、大きなところとして24ページを見るのだ。

http://j.mp/13kZj4x 写真が載っているが、★★★凍土式のぉ、ええぇぇ、遮水壁をぉ、プラントの周りに構築するということで、ここ、1号から4号まで青い四角で囲んでいるが、こうした所に凍土式の遮水壁を作る。

で、冷凍管を周囲に配置して、冷却することにより中の水を凍らせることで、凍土で囲んでしまい遮水壁にする広報について有力なアイデアであるということで提示されている。

で、こちらを進めていくことに関して、43ページを見るんだ。今後の進め方ということだが、上から幾つかポイントが示されているが、凍土式の陸側、ハイ? ナルホド 通し番号で言うと46ページだな。元々の番号で言うと43ページだ。http://j.mp/11gJxIU

# PDFの実ページで言えば44ページ。なんかもう、中長期のたびにボヤいているけど、ほんとネットで見ている国民に配慮なし。規制庁は中継前に資料アップしたり、ちゃんとネット中継を意識してやってるがな。反省を姿勢で示して欲しいものだけど、反省していると思えない会見ネットで垂れ流し自覚ない東電広報。日本が誇る大企業のパフォーマンスがこれ。##

今後の進め方だが、★★★今回、凍土方式による陸側遮水壁を抜本策の柱とし、地下水の流入抑制策をまとめたということである。

ただしいぃ、こちらについては、来年、検討等をすすめ、年内目途に技術課題の解決状況を確認するということで、陸側遮水壁の実施は優先的に実施する必要があるが、いくつか技術的な課題があるので、フィジビリ ティースタディを実施し、その後、進めていくような議論になっている。

ええ、★★★そのために実務的なタスクフォースを本委員会の下に設置することになっている。一番下のパラグラフ。地下水流入の制御を行なっていくにあたり、非常に困難な技術課題。

★★★将来の原子炉施設の廃炉等にも広く役立つものに対しては、政府の支援を検討することが重要であるということで、特に凍土式の陸側遮水壁により、長期間建屋を囲い込む今回の取り組みについては、★★★世界に前例のないチャレンジのような取り組みであり、

多くの技術課題もあることから、政府も一体となって取り組むという事である。ええ、建屋周辺の地下水と、建屋内の地下水の水位バランスなど、十分に注意して進める必要があるので、

このへんを見極めた上で、判断ポイントでその後の動きを決めていくということであった。ま、★★★今後、この取り組みをしっかり進めていく事で、本日、議論がされている。こちらについては以上のような内容である。

# なんかもう、人ごと。国策事業で大手を振って参加できる大手ゼネコン政権与党の支持母体。知恵出してもらい、金も出してもらい、ありがてぇ。この会見で県民にと国民に対して賠償伴わない心無い定型謝罪は腐る程聞いたけど、経産省と大手ゼネコンには、ありがてぇと感謝の言葉を口にするのに、今の今まで国民にお礼のひとことも言っていない。第三者の介入許さない「核」という既得権益。##



■福島第一の状況 

えっとおぉ、それからぁ、通常の情報について簡単な紹介をしておく。福島第一の状況。原子炉の炉注状況、プール状況、タービン建屋たまり水の移送状況、水処理の状況など定型フォーマットで示しているが、特別特記事項はない。



■1F地下貯水層 高濃度汚染水 漏えい事故 関連

それからぁ、手元に地下貯水槽の移送状況、水位のグラフ、それから至近の測定結果なども示しているが、そちらも特別なところはない。

# ハショリーヌ・オノデン##



■福島第二原子力発電所冷温停止維持に係わる設備等の復旧完了について  (画像

第2原子力発電所の冷温停止時係る復旧完了についてという資料がある。こちらの方はぁ、冷温停止に関わる設備の改修状況というので、ポイントを決めて100%になっているかどうかと言う物を見ている物だが、

一番最後に残っていた1号機についても完了したという事で表に書いてあるが、冷温停止維持に必要な場所の、ええぇぇ、場所の復旧については100%完了したという内容だ。

一応、これを持って、この定型フォーマットで出す試料は一段落したことになる。それからぁ、後ろの方に福島第二原子力発電所の日報という物を付けさせてもらった。この日報も今回を持って最後になるがぁ、



■地震発生後における1号機原子炉建屋の正圧の移行に係る原因と対策について (HP-プレス・会見資料・第二プラント状況 に資料見あたらず)

★★★この内容で1点だけお知らせするところは、下の方にあるがぁ、地震発生後における1号機原子炉建屋の正圧の移行に係る原因と対策についてという事を示している。

ちょっと古い話になるが、昨年12月7日http://j.mp/11uP8XU )に地震が発生したおりに、原子炉建屋の建屋内の圧力だな。気圧だが、これが正圧に触れた、通常、やや負圧側を維持しているが、それが正圧に触れたという事で運転院が非常用ガス処理系を起動して対応しているということがあった。

で、じゃあ、なぜ正圧に振れたのか、という事を調査し、その結果である。裏面2のところに調査結果とあるが、こちらは空調系の俳風機、空気を通すダクト、その途中にダンパーと仕切り弁などがあるわけだが、

今回、ええぇ、風量をやや多めに日常の風量をコントロールしていた様だが、その状態で吸排気のダンパーが地震のおりに閉じた、その折りに閉じた、ということで、急にダンパーが閉じたという事で、急にダンパーが閉まったという事と、

★★★風量がやや多かったと言うことで、変動バランスが大きくなったと考えられた。そのことを確認するために再現試験なども行ったが、同じ状況が再現されたという事である。原因としてはダンパーの兵士に伴う負圧の変動の脈動であったという事だ。

# なぜ通常を超える多めの風量で運用をしていたのか。そこじゃないの?資料ないからよくわからんけど。何で資料内の。後からこっそり下の階層にアップするのはやめてね。##

対策としては、少々この吸排気ラインの風量を高めにセットしていたので、ま、必要量を確保した上で、ええぇぇ、風量をやや下げて、ええぇぇぇぇ、コントロールすると、いうことで、ええぇぇぇぇ、問題が、生じない、という事を確認している。その様な内容である。

# で、一件落着? (・ω・ )ナニソレ ##



■ガスタービン発電機車における法令に該当する放射性同位元素の存在の判明(続報)

それからぁ、先般(http://j.mp/16Dzz8n)、ガスタービン発電機のジェットエンジンの部分だな。こちらの所の着火装置、エキサイタというものだが、こちらの中にXe-135が用いられているという事で、対処が必要だという事を案内していたかと思う。(http://j.mp/12GUG4j

ええ、第二と柏崎という事だったが、第二の分は5月28日~30日にかけて部品の取り替えを行った。柏崎分ついは5月20日に実施済みという事で、関連する物の対処が終ったという事なので案内したいと思う。

長くなったが、私からは以上である。

○東電かみじま:
それでは質問がある方は挙手するのだ。

(38分)



■質疑

0:38:20
● 赤旗日曜版みうら: 【要約】

ページ103要望改善方向実施時期について。APDの問題。不正を直接見たという話し、詳しい内容を。賃金が下がったので増額して欲しい、相当の不満があるようだがどのような具体的な話が出ているのか? 不正なのか、東電が払うべき物が出ていないのか、詳しく。

(APDは殆どがテレビ、新聞等で不正事実があることはしってるよ、というのが殆ど。目撃した、自らやっているというのはごく僅かだった。そう思わせる記述がいくつかあったので、今後、 相談窓口に誘導したい。無記名で今回全て書いているので、個別のどこの企業でどうか、細かいことが聞ける状況にないので。内容について明確に言える状況にない)

わずかって、いくつか?

(十数件。母数は2,700件。そう思わせる記述あり)

具体的にはどういうのがあるか?十数件でもAPD不正は大変な問題だ。公開で防げるのであれば公開して欲しい。無記名見つけるの大変だから公開して防げるなら公開すべきだ

(何時誰がどういう事をしていたかという内容ではなく、 そういうことをしているのはしょうちしているよぉ、ということなので。)

具体的な物は一つもないのか?#iwakamiyasumi2

(そうだな。適正に付けてないのがあるよっ、ってな内容なので。引き続きAPD適正使用は周知徹底図っていく。 そうした事案見変えたらAPD相談窓口があるので見かけたら連絡して欲しいということだ。)

賃金の話しは?

(契約に係わる事と、明確に承知していないので、言ってる不満がどのようなことにあたるのか判断しかねる。 適正な契約形態を進めていく事に関しては、先般、アンケートを採ったおりに認識したので、

各企業にお願いする取り組みをする。よい取り組みをしている企業もあるのでまねてやってくれと各元請けに東電さまがお願いしているところである)

★★★契約と違う、口頭契約はあったのか?

(私どもでは判断しかねる。賃金不満、複数あったないようだ)

元々の話が違うという事だな?契約内容と違って金額が違うとか?

(全部見ているわけではない。バクッとしている不満がおおい)

契約内容と違うというのはないのか?

(バクッと見ているだけだ。ここの契約状況は我々把握していない。直接雇用している企業ときちっとやって頂くに尽きる。周知を図っていく)

不正があったときにここの契約が掴めないのであれば、 こういう事があったという事を公表する事が防止に繋がると思うが。労働者を守る上で大切なんじゃないのか?

(もっともな意見だが、状況は確認させて頂く。頂いている中から個別にどこどこいけるということではないので、我々元請けにお願いしていく。弁護士相談窓口も作っているので、そこに相談が解決の早道かとおもう)

# 相も変わらず労働者には東電は直接関与せず。法律守らない方が悪い。自分たちは元請けに口で注意するだけ。


0:47:15
● 毎日奥山: 【要約】

遮水壁のスケジュールの件。平成27年度上期に陸側運用開始は、この時までに完成を目指す?

(はい。そういったつもりで進めていく議論が本日されている。43ページ。 資料1の大元ページ43ページに今後の進め方のスケジュールが書いてある。平成25年12月に陸側遮水壁の施工性、効果、水位管理方法等の確認の実施、判断ポイントというのがあるが、 ここを経てフィジビリティーをよく見ていく上でそれを踏まえた上で平成27年度という議論になっている。)

なので、貯水タンクが満水になるのがこれぐらいの時期かと思ったが、一杯になるまでにはなんとか完成させて流入して増加する汚染水を止める?

(前提として地下水バイパスであったり、流入抑制対策が本来計画されていることを着実にやっていくのが、いの一番に重要な事。進めながら重層的な対策という事でやっている。準備使途伽良かったという事にならないように、 スピード感もってやっていこうというのが基本コンセプト)

冷凍は深さ何メートルぐらいか?

(敷地場所によるが、水を通しにくい層がある。その上に地下水があるので、その地殻まで冷凍管を沈めていく。冷凍管の性質から、 その周りに氷の固まりが出て行くので、冷凍感から一定の距離が凍っていくようだ。少し実証して行かないといけないと思うが、地下水を泥岩の上、)

そこが何メートルから何メートルぐらいなのか?

(ポンチ絵が12ページにある。3ポツ。黄色いところが水を通しやすい層。その下に薄い緑色。)

だから黄色いところが何メートルか?

(だいたい…10メートルから、十数メートルぐらい)

# 20~30mという回答あり

★★★ランニングコストは?

(具体的なコストの話はあまり明確ではないと思っている)

常識的に設計を出すときにそういうのも考慮して検討するはずだ。予算措置するということなのでランニングコストはどれぐらいで今後、どのように主にになってくるか知りたい。

(ゼネコンが複数それぞれの案をだしており、どれぐらいという話が出ているが、実際の現場でやっての直接を示しているわけではない)

説明すべきじゃないのか?オーダーとして年間何百万円というのは説目いいただきたい。

(私どもがやっているわけではないので私が説明できるのはこの報告書に書いてあることだけだ。他の方式はランニングコストはかからないが、ランニングコストが掛かる。スピード感では有利とか、課題としてランニングコストもあるので、 将来的に他の案に置き換えることもここに示されているが。)

今日は糖度式で行くということになっているわけだから、費用は示すべきじゃないのか?

(国に聞け。聞いて頂ければありがたい)

東電としてはそれほど経営上大きな負担にならないと考えているのか?

(費用面で何とも言い様がない。)

建設費もか?

(同じだ)

海側やっていると思うが、それとは別に今回、司法で囲むものをやる理解か?

(この提案はそうなっている)

# まるでひとごと。別に東電側から血税をせびっているわけじゃないからな。あくまで国策、国策なんだからな。という姿勢を強調したい東電。借金返済するのは当たり前。返すのだからいいじゃないという話しじゃないから。そんな認識はとんでもない。

# 国策で企業リスクゼロの独占企業。核の既得権のなせるワザ。誰にでも扱えない競争のない核原子力の本質。危険だからこそ守られる既得権。危険だからやめろという指摘は彼等にとって寝耳に水。分っててやっているんだから。経済良くなって国民も間接的に恩恵受けているんだから、うだうだいうな。


0:55:35
● 共同こくぶん: 【要約】

汚染水対策の話。凍土方式は置いておいて、遮水壁はこれまでも検討した上で地下水バイパスを選んだ経緯がある。遮水壁になったことに対する受け止めは?

(様々な角度から検討した結果、 こうまとめられているので我々も対応考えていく。以前はこういう特殊な方法ではなく、遮断する方式で地下水が下がる方式だった。建物より周囲が低くなると、 中の物が外に出てしまうリスクを犯すわけには行かないのでその方式はとりえない。壁を作っていくと順次壁ができていくが、地下水量のコントロールは難しい。井戸であれば組み上げることで水位コントロールしやすいし。できるだけコントロールしやすい方式を考えていた。今回のは冷凍方式で順次できていく状況と比べ、 こうした方式であればリチャージといってあえて地下水を注水してこの方式ではコントロールも出来るのではないかと考えた)

他の復旧作業と競合しないようにという社長の話しあったが、4号機使用済燃料プール燃料取り出しへの影響はない?

(今の段階では言えない。施工方法が具体化していないので、そういったことを早急に検討、タスクフォースを立ち上げろということなので。これから)

地下水バイパスも予定通り?

(元々今やっていることを進めていくことは当然のことなのでやっていく。次の手がない状況は良くないので、重層的な対策していくこと大事、ということから話が始まっている。地下水バイパスは進めていく。▲先程の地下水の底部距離の質問、20~30mぐらいだ。)


1:00:45
● 日テレかわさき: 【要約】

汚染水処理問題、改めて東電の受け止めを

(こりゃもう、ありがてぇと思っている。凍土の遮水壁という今までと違ったアイデアでてきているので、こういう事を具体化するための技術的課題をしっかり検討。 そのタスクフォースも立ち上がるようだから、我々も国や研究機関の知恵を借りながら参加していく。燃料取り出し、中長期ロードマップも、こりゃまた、ひっじょうに重要な課題。 工事の干渉をさける必要あるのでプロジェクト管理をしっかりやってスピード感が大事とおもっている。今ある水をどうするかは引き続き残っていくので、トリチウム処理をどうするかも、今後この会議で扱われる内容になっているので見守って行きたい。)

現実問題、糖度方式出来ると思うか?

(実際の適用性はタスクフォースで検討していく)

検討する中で東電は作らないといけない?これが最後の手段?

(一番最初の出発点を言ったが、今進めている汚染水の流入対策は目論見通り進んでいけば、 ドライアップまで到達できる見通しだ。ただ、福島第一の状況もそうだが、単線路線で進んでいってコケた時に次のアイデアがない状況は問題だという考えの中で、こうしたのが出てきている。あちらがだめならこちらがある、どちらも切り札。)

# その手の指摘は過去に幾度もあったのに、今頃、当たり前の事のように多重対策必要だと豪語する。言ってる事がその時々で違う。

どういう形でどういう場所に凍土壁を作るのかもう一回説明してくれるか?手書きの27ページのところだ。

(こちらが概念を示したもので実際の施工ではない。写真の上を見ると凍結管が地面に刺さっている。このように凍結管を青い線にそって埋め込んでいく。その凍結管の中に温度の低い冷媒を流し込んでいく。 周辺の水分が凍結することにより周辺の凍土の柱が出来て青いラインにそって一周する。凍土方式であれば構造体が会ってもその周りに水分があるので、形に対する追随性もいいだろうと。狭いエリアでも密着性のいい壁が作れると考えている。)

1~4号機を覆うのか?

(そうだ。ぐるっと一回り、囲む形がイメージだ)

凍土遮水壁は2年の運用実績あるが10年以上の運用実績はないとある。この先、廻っていけるのか、作ってダイジョウブカ?

(今年12月のチェックポイントまでにそこはしっかり確認していくことかと思っている。)


1:08:30
● TBS中道: 【要約】

2F復旧完了について。どう認識すればいいのか?復旧完了したから通常の原発と同じ?新基準満たせば再稼働できる?

(ぜんぜん違う。冷温停止を維持していくために必要な少数の機器、これが地震、 津波の被害の復旧が終わっていますということだ。通常の発電所の定検だと動いている時に必要な物も点検するが、それは一切含んでいない。原子力事業者の防災計画で復旧計画を出しており、冷温停止維持の進ちょくを報告しているという書類だ。)

運転に必要な機器がまだあるということだが、通常の原発状態に戻るまで、どれぐらい掛かるのか、見通しは?

(見通し言える段階ではない)


1:10:25
● 読売安田: 【要約】

凍土壁が2年程度の運用実績は、何時、どこで、だれが、どのような目的で、どのぐらいの規模で、何をやったのか教えてくれ。

(▼確認させて頂いて宜しいでしょうか?)

ええぇ?確認?あの、、 少なくともどういう目的でどこでやっていたのか?

(▼確認の上回答する)

会見中にお願いする。


1:13:50
● NPJ吉本おしどり: 【おこし】

★★★鹿島建設の凍土2年運用は、恐らく中部電力の緯線湾シールド地中接合ではないかと思われるが、一緒に確認して頂きたい。この凍土の急速地盤凍結工法は、通常、長年使う物ではなく、 工事の撤去などスポット的に使われるが、この2年運用している中部電力では2010年9月からの運用なので、この凍土が何年の予定で使われているのか一緒に回答頂きたい。お願いする。

(▼はい。分った範囲でお答えしたい)

以前の質問回収。 揚水井から汲上げている地下水を分析している第三者機関は、科研と環境総合テクノスの二つだが、このA系、B系、C系、どちらの会社がどの程度測定しているか、分析しているか、以前からお聞きしているが、回答を頂きたい。

(▼すいません。確認の上また回答させてくれ)

では、本日の資料には第三者機関としか書いておらず、科研と環境総合テクノスの名前はなかった。★★★環境総合テクノスは関電のグループ会社という事で、このソーシャルコミュニケーターが、 この資料のチェックをしたのか?OKを出しのたのか?そして環境総合テクノスに地下水の分析を回す事をOKしたのか?この2点も確認頂きたい。

(▼…。ま、併せて確認させてくれ。)

お願いする。 ★★★今日頂いた資料の作業員の方々へのアンケートについて。これは無記名方式という事で、回収方法は、各協力企業が回収したのか。それとも東電が箱などを設置して、無記名の物を回収したのか、どちらか?

(これは配るラインとしては元請け企業を通じて各企業に配布している。その戻りも同じラインで戻ってくる格好になっている。ただ、無記名で名前が分らない状況で回収している。)

階種は協力企業?

(はい。)

わかりました。 ★★★この回答の中に緊急時の校内一斉放送が聞こえないという物がある。今年の4月頭に福島第一原発構内でクラシック音楽を流して、一斉放送でどの程度聞こえない場所があるかという調査をしたと思うが、何パーセントぐらいが聞こえないという結果になったのか?

(これは緊急放送だが、今作業しているエリアだと、一応、どこでも聞こえることは確認している。ただ、実際に作業している状況の中で音が出ている状況であったりとか、様々な状況があるから、 場合によっては聞こえにくい、聞こえない、と感じる事はあるのではないかと思っている)

これは地震時の緊急放送が聞こえなかったということで、4月頭に構内にクラシック音楽を流し、どこの場所が聞こえないか調べたということだったが、 その結果の公表はされないのか?実際二度の場所がクラシック音楽が聞こえなかったのか、等の発表だ。

(これは聞こえなかったという事ではない。)

どこでも聞こえたという事か?

(そうだ)

全ての場所が聞こえた?

(はい。緊急放送は聞こえる状況になっているが、個別の作業をしている中で大きな音が出る機械を扱っている場合とか、そういうときに聞き取りにくいことは場合によってあるのかもしれない)

わかった。作業員の方々には緊急放送が聞こえない方が何人もいたり、 クラシック音楽が聞こえない場所があったという事だが、東電としてそういう事はなかったという事だな?

(はい。)

わかりました。

# 安全に対する事業者姿勢がよく分りまつね。

あと、このアンケートに関してだが、通勤、構内の移動に関して、 現在、車両が汚れてしまうので、洗車場を設置して欲しいとあるが、洗車場はないということだな?

(こういう物に関しては洗車をするところは、汚染サーベーの結果で必要があれば洗車する設備はある)

スクリーニングで持ち出し負荷になった場合は、洗車する場所があると。

(はい)

それ以外の洗車場の要望というのがこの要望か?

(個別の話しとしていろいろあるかもしれんが、今、出入り管理所をこれから新たに今日説明したが設置していくので導線が変わってくるんじゃないかと思っている。)

すいません。今までの話を聞いている。

(今までのことで言うと、ようはスクリーニングを踏まえて洗車する場所はあるが、個人が自分の車を洗う位置づけではない。)

わかりました。では、構内から持ち出せない車両とは、度打った物を指すのか? この構内から持ち出せない車両の点検整備については、というのが東電の改善の方向性の所に書いてあるが。車検に出せないので車両メンテナンスが欲しい、の、回答の部分だ。

(何ページ?)

100ページ。

(…。▼こりゃちょっと中身確認させてくれ。)

わかりました。あと101ページ。屋内外現場のエリア毎に、線量表示、電光掲示板などを設置して欲しいとあり、その回答に東電は一般向けのインターネットも掲載開始した。もしくは、測定データをイントラネットに出しているとあるが、 それ意外に現場で作業される方々は、その自分が移動するルートなど、具体的にあまり知らないということなのか?

(これは作業計画を立てる段階で我々はサーベーマップも示しているから、そういった物で見てもらえる物だと思っている)

# 労働者の質問の主旨を分っていながらそういう回答してるんだから… 多分、知っていても信用して良いのか、不安。

それを見てという事だな?

(はい。)

では、 161ページにIAEAのレビューミッションの中に労働者の被爆低減という部分でオンラインのモニタリング地点の増設、高線量地帯の明確化などの追加的措置を検討することとあるが、この追加的措置として、 この部分に関して具体的に何か反映はされるのか?これで十分という事か?

(個別の対応という事だな?)

そうだ。

(▼確認させてもらえればと思う。)

ありがとうございます。

(東電かみじま:よろしいか?)


1:22:35
● 赤旗かんだ: 【要約】

陸側遮水壁について。凍土方式は冷却材を入れることにより遮水壁の外側の水を凍った固まった状態にすることで急激に流入することを防ぐ理解か?固めて水を動き難くするということか?

(遮水壁そのものが氷。氷の壁で水を止める)

他の方の質問だと凍土壁を使うと一挙に流入量減るだろうとグラフではそう読めるが、先程の尾野さんの説明だと外側の水位を減らしすぎて内側の汚染水が漏れ出すリスクが無くなるわけではなく、 それはバランスしながら段々減らしていくと理解したが、それでいいか?

(そうだ。通常、純に壁を作っていく形だと調整の程度に関しても状況によって変わっていく。なので、こうした方式の報がやり易いんではないかと。その過大がないわけで花野で、 しっかり検討項目に入っている。)

今まではリスクがあるので、陸側遮水壁に手を出すことは考えていなかったが、それも含めて陸側遮水壁もやることにしたという事か?

(そうだな。その点はこういう提案だ。ここにかいてあるとおり、地下水位の水位コントロールは大事な技術課題。それについては、リチャージ、改めて地下水に水を入れて水位を上げる方法とか、総合的な手法を確立しようという事になっている。)

敢えて内側の水位を上げることも含めて、 段々バランスして減らせるようにしたいという事だな?

(はい。)

ありがとうございます。


1:25:20
● 朝日かとり: 【要約】(初)

陸側遮水壁、中長期ロードマップとの関係知りたい。中長期ロードマップへの影響は?大幅に書き換えや補正しないと行けない物なのか?

(汚染水処理対策委員会は、廃炉推進対策会議の下にある会議なので、 当然、中長期ロードマップをコントロールしているのは廃炉対策推進会議なので、そちらにこの評価結果がインプットされる事になるので、それを踏まえ、中長期ロードマップとのハーモナイズが、今後、図られていくが諮られていくと思って言う。)

今後、 政府が国として積極関与していく文言が入っている。これまでそこまで国が強くリードしていく文言はなかったと思うが、これについて東電の見解は?

(★★★廃炉推進は従前から政府の強いリーダーシップがあったと思っている。以前は中長期対策会議だが、廃炉推進対策会議に変わる折にも、改めて自民党の大臣から国がしっかり廃炉を進めて行く主旨の話しがあったと思っている。 それから、この汚染水処理対策委員会のそのものの成り立ちも、汚染水処理という事で、近々、非常に重要な課題であるという認識の元、国がしっかりリーダーシップを持ってやっていく事で、この会議体そのものもそういうことで設置されていると理解している。★★★この報告の中で、国が前に出てやっていくんだ! ということ自身は自然の成り行きだと思っている。)

# 政府自民党は、親族勤める東電をこれまで以上にしっかり守っていく。

# なにが近々の重要な課題だよ。汚染水処理、行き当たりばったりで、大丈夫、大丈夫、何の問題もない、問題ないと言い続けてきて、汚染水漏えいさせてしまったから、こういう展開になったんでしょうが。前からするつもりだったんだを気取るのやめろ。

# 結局、原発はじめた自民党政府がつくった事業者利益を守る原子力の法体系。推進規制経産省保安院、世界の懸念、忠告を無視して起きた事故。で、事故起こしたら血税で賠償、親族が多く勤める東電救済。政府、経産省官僚主導で復旧、支持母体ゼネコン、金の落としどころを決めていく。


1:29:30
● 東電かみじま: 【要約】

先程、賃金関係の意見あったという説明しているが、対策として一昨日、5月28日に廣瀬さまより、元請け企業さまに対し、作業員の適切な労働環境の設備という事でお願いさせてもらっている。 付け加えさせて頂く。以上である。

# 廣瀬社長が元請けに口頭でお願いさせて頂いたって。だからなんだよ。長年続く原発違法労働にたいする対応がそれだけかよ。毎回毎回いい加減にしろよ。







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