2014年5月23日金曜日

東電会見 2014.5.23(金)17時30分 ~ 1F状況(2号機格納容器温度計6個引き抜き作業・HTIトレンチ止水地下水流乳トラブル続報・雨水移送ホース漏洩トラブル続報)・多核種除去設備ALPSトラブル原因と対策(B系運転再開)・地下水バイパス排水サンプリング結果・地下水バイパスの現状・ほか

東電会見 2014.5.23(金)17時30分 ~ 1F状況(2号機格納容器温度計6個引き抜き作業・HTIトレンチ止水地下水流乳トラブル続報・雨水移送ホース漏洩トラブル続報)・多核種除去設備ALPSトラブル原因と対策(B系運転再開)・地下水バイパス排水サンプリング結果・地下水バイパスの現状・ほか



1時間28分


報道関係各位一斉メール 5/23(金)~5/25(日)

○福島第一プラント 5/23(金)~5/25(日)

○指示・報告 5/23(金)~5/25(日)

漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 5/23(金)~5/25(日)

未使用 焼却工作建屋地下 高濃度汚染水誤移送トラブル関連

H6エリア タンク高濃度汚染水100トン漏えいに関するサンプリング結果

H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果

地下貯水層漏えい関連

環境モニタリング・サンプリング 5/23(金)~5/25(日)

○その他 5/23(金)~5/25(日)

福島第二 5/23(金)~5/25(日)
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福島復興本社 5/23(金)~5/25(日)
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柏崎刈羽 5/23(金)~5/25(日)
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv179255734#00:02:45

福島第一の状況




○東電かみじま:
5月28日 定例の原子力会見を始める。よろしこだ。本日の会見者は原子力立地本部長代理であらせられる小林さまだ。よろしこ。

○東電小林:
5月23日 福島第一の状況に関して説明する。 http://j.mp/1ocHx18

[原子炉および格納容器の状況][圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]記載の通り、特に大きな変動はない。[使用済み燃料プール]順調に冷却、特に大きな変動は確認されていない状況。2号については、中断の項目、

★★★現在、2号機の格納容器内に設置している温度計関係のねじれというか、これを解消させるために色々な作業を実施していたところだが、こちらのねじれ作業をしていく中で、計器の信頼性が低い事がわかってきたので、

★★★当初の計画は3段階に分けているが、そのステップ2、今はいっている者を全部引き出して、新しいものを挿入する対応が決まったので、こちらの作業を26日から別途再開させてもらう事になった。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]それから3号のタービン地下の溜り水だが、こちらは、2号、3号にそれぞれ移送を継続しているところだ。[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリーはブースターポンプの取り替えのため、一旦運転を停止していたが、

★★★HTIのトレンチを埋める工事に伴い、トレンチに穴開け作業を行っていたが、曽於段階で、地下水がそちらに流れ込んでしまうこと(意図せぬトラブル)が起きている。これは既に簡単に説明しているところであるが、

そちらの水を一旦、HTI建屋にポンプを使って移送している関係で、高温焼却炉の建屋の水位が上昇してきている。それにより、水が高くならないようにサリーを運転再開し、先ずは一旦、水の処理をすることで22日12時19分から運転しているところだ。

こちらは一旦水位を下げて、26日には一旦運転を止めて、そこから改めて点検に入る計画を現在しているところだ。★★★それから多核種除去設備ALPSだが、本日、B系について対策工事が終了したので、運転を再開している。

こちらについては別途資料を用意しているので、そちらで後ほど説明する。[その他]項目の上から3つ目。★★★5月22日10時50分頃、これは既に皆さんにも情報がいってるとおもうが、

H4タンクエリアの堰内の雨水をH2北タンクエリアに移送していたところ、水がホースから漏れだしてしまったことがあった。そちらの続報になる。新しい部分としては、漏洩した水の分析結果を記載している。

セシウム、全β、ストロンチウムの結果がそれぞれ出ている。こちらについては、現在の雨水判定に併せてそれを下回っている状況だ。今回の漏洩に至った経緯だが、こちらの移送回数にあたっては、

運転前の確認、運転後の現場確認をしていたんだが、その中では特に漏洩等は確認されていなかったが、その後、配管、耐圧ホースを使ってるんだが、そちらから水が出ていることを確認している。

こちらについては、評価結果状は最大4m3という状況。水に対しては先程のデータの通りだ。また、2重責の内側に収まっており、その堰は乗り越えていないので、海への流出はないと考えている。

★★★当該ホースで水が漏れてしまった原因だが、こちらのホースは、通常耐圧ホースと呼んでいるカナフレックスのホースなんだが、そちらに保温材を被せた状態になっている。

その保温材を被せたものの上に、どうやら荷重がかかってしまったようだと。それによりそこに我が発生し、そこから水が漏れてしまったことが原因ではないかと推定している。

こちらは常時人が通るような場所においては、どうしても踏みつけやすいような場所があると言うことで、先ずは四球の対策としては、ホースの踏みつけをしないように、踏みつけないように掲示を早急に取り付ける事を考えている。
また、引き続き、こちらについては検討を進めていきたいと思っているが、先ずは取り急ぎ、踏みつけしない対策をしていきたい。こちらは以上になる。それから同じページの中断あたり。

★★★同じく、5,6号機の淡水化装置、こちらタンクエリアの滞留水を処理する装置だが、こちらの安全弁に繋がる配管から漏洩したことがあった。そちらについて状況を確認したところ、

安全弁から排水したラインに内圧がかかり、ホースが破損に至ったことが分かった。それにより接続先を加圧しないような解放エリアに解放するようにホースの行き先を変えて、それぞれ設備の逆至便の石質を除去するとか、

圧力の掛かる原因となったものを新たに点検して、清掃等を実施手いる状況だ。それにより、今回の水漏れに至った原因は排除できたと判断し、本日、10時17分にこちらの処理を再開している。こちらは以上だ。

それから焼却工作建屋の状況。最後のページだ。こちらについては23時14時の状況があるが、焼却建屋で深さが20.2cmということで14日の移送後から比較して2.6cm上昇している状況だ。

工作建屋については、特に大きな変動は発生していない状況だ。こちらは以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv179255734#00:10:45

多核種除去設備CFF炭酸塩スラリー流出の原因と対策 ★★★


それから「多核種除去設備CFF炭酸塩スラリー流出の原因と対策について http://j.mp/1ocHylM 」という資料を見るのだ。これまで小出しで色々説明してきたが、纏めた形で紹介してなかったので、

改めて過去の資料を纏めた形だが、分った事を纏めて、新しく編集している。先ずPP資料1ページ。3月18日にB系にてクロスフローフィルタから炭酸塩が出てしまうことがあり、J1タンクエリアに汚染された水が流れ込んでしまった状況があった。

# 現在急ピッチで増設工事が続けられている溶接型の綺麗なタンクに高濃度の汚染水を送ってしまう管理上の不手際。その後も関連タンク増設エリアの現場は大変みたいで、トイレにも行けない、長時間労働の労基違反の違法行為… ##

# ALPSのHICについて、規制委、寄生庁側も、あれだけ時間を掛けて議論してきたのに、全てが汚染されてしまうリスク、実際に起きてみれば、なんでそんなことが、という単純なリスクを見落としていた規制組織。##

# 目の前にある予測し易い問題の想定すらできないのに、何時おこるかわからない自然災害が引き金でおきるシビアアクシデントに、利害関係者が作った規制審査で望んで、元経産省 保安院のお膳立てで動いてる規制委に科学を引き合いに大丈夫と言われて、ハイそうですねというのは利害関係者だけ。##

これにより、全てA,B,C ともに運転を停止し、対応していた。この生かで原因として調査したところ、B系の3Bのクロスフローフィルタから漏れ出した可能性が非常に高いという事で、色々点検をしており、

その結果、パッキンの放射線劣化により我が発生し、そちらからスラリーが流れ込んでしまったことを★推定★している。この対策として、四角の3つ目。耐放射線性の高い材料を用いたパッキンの変更として、

その改良したクロスフローフィルタに取り替えを実施して、本日、B系を起動している状況だ。こちらは後ほど、図を使って細かく説明したい。★一方、A系とC系だが、こちらについては、こちらについては処理水に以上がないことから、

処理を再開してずっと運転してきたが、その後に、ブースターポンプの出口側、それからサンプルタンクの濃度等、こちらを常時確認しながら運転していく中で、カルシウム濃度が上がる事が確認されたので、

系統から汚染された水が流出する前に、系統を停止して、その点検に入る事をしている。これらはB系のこれらのトラブルを踏まえ手、水をしっかりと処理していくことを大前提に、パッキンが劣化して漏れ出すことは想定していたので、

それをどのように監視していくかと言うことで、しっかり下流側の炭酸塩の状況とか、水の分析等とかをしっかり行ってだな。事前にそれを察知して、設備をしっかり止めていく運用をしていた。

それにより!A系、C系についても特に問題なく運転を継続し、3月25日以降、トータルで、1万7,000m3の処理が実施されている状況だ。

# ① B系でトラブル起きて、A系、C系で同様のトラブル起きるんじゃないかと指摘され、たまたまだろう、ここで水処理止めるわけにはいかないので、下流に流れないよう今後は監視することに。そしたら案の定、A系、C系で同様のトラブル発生。##

# ② 部品の劣化云々より、漏洩リスク、汚染水計画が破綻しかねない問題に備えた、管理、運用、規制、が出来ていなかったという重大な事案なのに、部品劣化の問題、改善という視点にすっかり差し替えられてしまってる。##

# ③ 当初は、たまたまを強調した会見説明で、ALPSの設計上の問題とは認めたくないような態度だったけど、結局、おしどりさんらが指摘したように、運転期間による劣化、全系統に及ぶ構造上の問題だった。もっと細かいパーツで消耗品とかあるだろうけど東電の管理計画は十分なのか。##

# ④ 結局、初めての事だから、何をやっても許される。致し方ない。これからもこう言うことが起きるであろうと、最近では流石に擁護できないのか、田中委員長はそういうけど、凍土遮水壁はどうなるの。ALPS根本リスクをすっぽり見落とした規制組織。##

# ⑤ どうせ科学的にALPSと凍土壁はべつのものだから、一緒に論じることは出来ないというに決まってる規制組織。科学的視点を口実につかうような連中に、安心して規制を任せられないと思うのはあたりまえ。##

# ⑥ 1F原発事故は科学的な要因だけじゃないし、しかも事故原因、それすらわからないのに、ヒューマンファクターはまったく事故から学ばない未成熟のまま、原発を再稼働しようとしてる。政府、国の仕事は自分たちの都合の良い形での経済発展のため、第二の安全神話へ国民を引きずり込むこと。##

あと、一番上の四角だが、★★★現在、A系については、6月上旬、C系については6月中旬に起動の予定となっている。これも後ほど線表をもちいて説明したい。

# ALPS A系が6月上旬、C系は6月中旬でした。早ければ 1ヶ月以内には全系統が前線に復帰出来る状況に。##

PP2ページ。今回、A系とC系でそれぞれ確認されているクロスフローフィルタのカルシウム分の流出だが、ちょうど真ん中、表の下あたりに記載がある。

★★★③と④といっているのは、表の③、④に該当する訳だが、こちらのクロスフローフィルタについても今後分解し、原因が同じようなものであることを再度、確認する予定にしている。

こちらが新しく紹介するところだ。PP3、4ページについては特に大きな所はないが、それぞれ出口水を分析した結果を記載している。これらにより系統を停止して、全体に影響を及ぼす前に、安全に止めて管理した、というところである。

PP5ページ。クロスフローフィルタの今回問題になっているパッキンだが、左側に拡大した形になっているが、このようなテフロン製のパッキンをV型のスプリングで押さえつける構造になっており、

このテフロンの部分が放射線による劣化が発生する、というものである。1ページめくって7ページ、8ページに状況を記載しているが、7ページが今回のパッキンのひび割れ状況を示しているところである。

そのパッキンについて、おり曲げをしてみると簡単に折れてしまう状況だ。そこで新品のガスケットはどうなのか試してみると、新品のものは、まだ柔らかさを有しているので、折れ曲がるだけで、特に割れてしまうことは確認されなかった。

このような事から色々分析した結果、9ページの表にあるとおり、ガスケットのテフロンの欠損等によるこちらの原因として、放射線劣化による脆化。こちらが問題であろうということになり、それを確認する方法として、照射試験を実施している。

この照射試験においては10ページからの記載になっている。1ページめくって10ページ、11ページを見るのだ。今回用いているテフロンの試験片をつくり、11ページの左下の写真を見ると、ま、このような試験片を作って、

それに放射線を当てて、どのような状況になるかを確認している。新品は引っ張っていくとどんどん伸びていって、限界に達したらちぎれるのが通常の新品の状態だが、それが写真の左から二つめ。

★★★これに対して大体1000Gy 。これは大体25日相当の運転時間になるが、このぐらいの状態では、ほぼ新品から何か劣化があるという事ではないことが確認されているかと思う。

それに1万Gy ということで250日の照射をやってみると、かなり、堅くなった感じ。あまり伸びずにちぎれてしまう事が確認されている。それを示しているのが、上にある線図になる。

段々照射量が増えて行くに従い、堅くなってもろくなってくると。最大応力もそれに従い下がってくると。で、左側の伸びに対しても伸びずに切れることが確認されている。これに対して、今回新たに検討したのがEPDMとよばれる合成ゴムである。

# いやぁ。原子炉の末路を見ているようですな。東海、もとい倒壊第2原発を抱える地元は安心ですな。避難計画しらんしらんの寄生庁も、審査チーム、電力事業者からか人員確保するか知らんけど、増強して審査してくれるから、大丈夫やって、心配すんな。再稼働できるって。##

このゴムを使ったパッキンに取り替えた場合どうなるか、同様の試験を実施したところ、結果的には10万Gy 、これ2500日相当、やく6年半ということだが、この照射を当てた場合でも大きな変動は見られないと言うことで、

非常に安定していることが確認されている。そこから、今回、この合成ゴムに取り替える事により、信頼性がしっかり確保出来るだろうということで、こちらのゴムに取り替えたクロスフローフィルタにパッケージ毎取り替える作業をしている。

ただ、このパッキンを取り替えることにより、このパッキン部分、この閉止部分の構造が変わり、13ページの左側を見ると、先程のV型のシールから、ゴムが二重に入った構造。

これ、オーリング形状になるわけだが、非常に止水性の高いパッキン処理だが、このような方法でしっかりと止める事に変更している。この変更を行い、B系については本日起動している状況だ。

# 意味があってV型スプリングに設計したんだろうけど、オーリングのパッキン構造にしたマイナスの側面はないのかな。##

PP15ページに今後の予定を線表で記載。先程、口頭で話したが、A系は6月上旬を目指してクロスフローフィルタの取り替えを実施していく。B系には本日起動。C系については少し時間が長くなるわけだが、

こちらは腐蝕対策を実施しており、その腐蝕対策が有効であるかどうか、確認する時間を設けているので、それにより、若干、点検期間が長くなっている。そちらはA系、B系については既に実施が終了しているところだが、

C系については、今回初めて対策後に点検にはいるという事で、こちらの確認をしていくことになるので、C系の起動は大体6月中旬を目指している状況だが、出来るだけ早く起動が出来る様に安全に作業が出来る様に進めて行きたい。

あと、その他は今まで切飯地底留内容を纏めた形なので、参考に見ておくのだ。多核種除去設備については以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv179255734#00:20:40

地下水バイパス排水に関するサンプリング結果 ★★★


それから手元の「地下水バイパス排水に関するサンプリング結果 http://j.mp/1ocHyC4」という資料がある。こちらは先日だな。地下水バイパスを排出した際にデータを取ったものが纏まったので提示しているものだ。

今回のサンプリング、上段だが、排水前、排水中、排水終了後、排水終了後1時間 と段階を追ってサンプリングしている。これは今回、初回の排水に伴い、福島県から、このような形でサンプリングしたい、

という事があり、当社もそれに併せてサンプリングしたものだ。それについて、分析した結果だが、記載の通りとなっており、今回の状況としては、先ず、セシウム137に関しては、大体基準値以下、排水中の濃度については、

若干数字が出ており、0.84、というところだが、ま、小さな値出偏している状況だ。括弧の中に記載している数字は測定源価値を示している。全βについても大きな変動はなく、大体12前後の辺りで、変移している状況だ。

トリチウムは2~3Bq/L ということで、こちらも排水前、排水後で、特に大きな変動は発生してない状況だ。グループ1のタンクのサンプリング結果を、当社、それから第三者機関、国によるものと言うことでデータを示している。

それぞれについては、それぞれのガイドラインを下回った形で、十分低い値で確認されている事が、これらの表で確認出来るであろう。こちらは参考にするのだ。それから裏には C排水路のデータを記載している。

今回、このC排水路については、排水をC排水路の海に繋がる直近の所に繋いで排水しているので、今回は排水中に雨が沢山降って、排水路に水が沢山流れ込んでいた状況であり、参考として排水路のデータを採取している。

こちらについてはC排水路のデータを日々データを公開しているが、その中のデータと大きな変動はない状況だった。参考のために付けているが庫のような状況だった。こちらについては以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv179255734#00:23:30

■地下水バイパスの現状について ★★★


それから地下水バイパスの現状だが、こちらは特に資料がないが、紹介しておくと、5月23日 16時時点だが、グループ1のタンク2現在汲み上げをしているところだが、現在、3基のタンクで約720トン程の汲上げが実施されている状況だ。

それとグループ3のタンクは、以前、個別に汲上げたときには個別のタンクの分析は既に終了しているが、グループ3のタンク2全てを統合した関係で、統合下状態で現在分析している。分析結果がでたら皆さんに知らせてから、その後に排水する事を予定している。

現段階では、まだ結果が出ていない状況だ。それからグループ2、これは排水するときにグループ2については汲み上げを停止して、サンプリングを実施している訳だが、

22日にサンプリングして、こちらについても現在分析を実施中。こちらも結果が出次第、知らせる予定にしているが、まだ結果は出ていない状況だ。こちらが地下水バイパスの現状である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv179255734#00:25:10

■環境モニタリング・サンプリング


それから、手元に毎週、金曜日に出している「 タービン建屋東側における 地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について http://j.mp/1ocHyCb」という資料を配っている。こちら1週間のデータを纏めて記載している。

状況については大体同じような傾向を示しており、★★★海側については若干上昇傾向が続いている。こちらについてはしっかり確認しながら対応していきたいと考えている。

# 海水の濃度上昇傾向継続。しっかり対応って海相手に、どこから漏れているかも分からないのに、一体どんな対応の手立てがあるというのか。ああ、1日で半分の海水が入れ替わる港湾が、告示濃度以下で保たれ続けているから問題ないと主張するといういつもの対応ですね。わかります。##

後、手元にそれぞれ毎週、毎日出ているデータを配っているので、こちらを参考にするのだ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv179255734#00:26:00

■宿題回答


あと、ニコニコ七尾さんから質問を頂いていた件だ。▲漁協に対して情報をどのように情報提供するか質問があったが、当面の間だが、排水の都度、ファックスを利用して漁協に情報提供することで現在進めているところだ。私からの説明は以上だ。



○東電かみじま:
それでは質問を受ける。(27分)




■質疑


http://live.nicovideo.jp/watch/lv179255734#00:26:55

●東京新聞かたやま:【要約】


・2号機温度計の状況について。6個全部無くなる状況なのか?温度計が全く中に無くなる状況なのか?

東電小林:一つのケーブルにぶら下がっており、それぞれの高さで測定。引き抜くと全部が引き抜かれる状態になるのでこの場所のデータは測定出来ない。格納容器の中は、他にもあるので、これが無くなっても短時間では問題ない。計器の引き抜きは、26日から作業に入り、現段階では既設のものがまだ中に入っている。何日に作業が終るか明確な予定はない。問題が発生すれば解決しながら進める。ステップとして、ねじれが解消できるかどうか。第2ステップは抜き出して取り替える作業。第3ステップは抜き出しが出来なかった場合、切断して格納容器の中に落してしまい、新しいものを入れる。順調にいけばそれほど時間を掛けずに入れかえは可能だと見ている。)

監視できている温度計は今、いくつあるのか?

東電小林:手元に資料がない。月初めに温度計の状態を示している資料があり、その中で記載しているのでそちらを見るのだ。)

・配管組み付け出荷重がかかったというのは、誰かが分だからそう見ているのか、踏みつけは確認されたのか?

東電小林:パトロールで人が通るエリアで、ホースが束ねられているので、人がまたぎにくく、踏んでしまったのではないかの想定。点検で変形していたので、上から過重、誤って踏んでしまったのではないかと想定している。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv179255734#00:31:15

●共同前田:【要約】


・ALPSで確認したい。スラリー流出の原因はパッキン劣化と言うことだったということだが、カルシウムも同じか?

東電小林:スラリーがカルシウム分を含んでいる。それが取れずに流れ込んだのが原因。)

AもBもCも白濁したとあったが、原因は同じだと?

東電小林:B系はそこを見落としてしまって下流まで影響を及ぼしてしまった。堰内にカルシウムまで溜まった。それを事前に見つけるため、ポンプ出口、下流側でサンプリングして拡大させない。状況は同じ。事前に如何に早く検知するかが、今回のA、B、C系の対策になる。)

クロスフローフィルタは一つの系統に8つ。パッキンは一つの系統にいくつあるのか?

東電小林:資料14ページ。クロスフローフィルタとしては、1と2のところで2箇所に同じフィルタ。トータルで8このフィルタがついており、そちらを全部取り替える。パッキンと言うよりはフィルター毎取り替える。)

8つあるフィルタを全て改良型に変えたと?

東電小林:今回はクロスフローフィルタの6のフィルタを優先してやっている。理由はクロスフローフィルタ1の役割は2とちがって、水のウワバミ水はそのまま移送して、それぞれ析出するものだけを取るが、100%取る設計になっておらず、ある程度の量はここをパスして下流側に流れる前提なので、今回は緊急性のあるフィルター2の3~8番フィルタを優先して実施。フィルタ1も今後取り替えを実施していくが、ここは絶対最優先しないといけない6つについて対処している。)

クロスフローフィルタ2には3~8の6つのフィルタがあり、そこを交換と。

東電小林:それが全て交換済み。)

A,Cもその6つを交換した後に再開する?

東電小林:現在運転を再開しているが、1については、取り替えのフィルタが準備出来たところで、計画的に取り替えを実施する予定。現段階では緊急性を要しないと言うことだ。)

1の二つについては、今後止まった時に取り替えると?

東電小林:今後、計画的にとりかえる。)

AとCは?

東電小林:下流側の二つ、こちらの6個について、それぞれフィルタ毎取り替える作業を実施。)

それから取り替えて、その後に再開?

東電小林:その通り。)

電子部品は放射線影響が受けやすいとよく聞くが、パッキンでも高線量で影響を受けることは知られているのか?

東電小林:今回、短時間でここまで劣化することは想定してなかったようだ。)

# 想定してたら、そもそもつかわんし… ##

ありがとうございます。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv179255734#00:37:25

●フリー木野:【要約】


・ALPSのA~C系のそれぞれの運転時間は?

東電小林:ほぼ同じぐらいと思うが、正確な実績が手元にない。ALPSは処理している運転と、循環運転があり、必ずしも運転時間イコール装置の動いていた時間にはならないので、運転時間を言うのは難しい。)

運転時間と劣化の関係は確認出来ないと?

東電小林:運転を開始してからパッキン部に問題が生じるまでにかかる時間は、AもBもCも同じぐらいと見ており、示した試験データでは250日ぐらいで堅くなることが見られており、状況としても妥当ではないか。)

250日の積算1万Gy というのは250日ぐらいの運転でこれぐらいになると?

東電小林:そう考えてよい。)

テフロン、これ以外にあるのか?

東電小林:これ意外にないと聞いている。)

テフロン、これだけ短い時間で劣化は想定外と言っていたが、それ以外にもその可能性のある場所あるか?

東電小林:他の場所でテフロンは使ってないので問題ないと考えている。それ以外のもので現段階で、新しい材料を使ったかというと、そこまではない状況。引き続き運転にあたり、日々の巡視点検、停止時の点検で問題あれば水平展開で進めて行きたい。)

・2号機の温度計について。5月20日から22日の作業人員数と被ばく染量を教えて欲しい。

東電小林:人については今データがない。5月20~22日の最大被ばくで1.7mSv/day それ以外のデータは今、手元にない)

5月15日の作業だったと思うが、3,40人かけていたと思うが、20日~22日の作業もそれぐらいの人数をかけているのか?

東電小林:計画として、20日から計画していた作業は1日あたり 9人という計画。それにあわせて日数倍になるとおもう。9人が1日あたりか、グループかは確認する。人数については確認する。▼)

・20~22日の計画線量は?

東電小林:3mSv/日。最大で1.7mSv/日なので、計画線量は下回っている。)

21日移行の作業工程はでているのか?計画線量や人数は。

東電小林:ステップ1,ステップ2、ステップ2と計画、今回はステップ2。ステップ2においては、作業時期が未定だったので、現段階で幾つかは計画されていない状況。こちらは26日の作業にあたってもう少し細かく話せると思う。計画線量は、同じ場所なので 3mSv/日で管理する予定。)

後で良いので、どういう状況で、何人、どれぐらいのグループで、現場時間の作業があるのか教えて欲しい。

・20~22日と26日移行の作業は、作業員のグループの人は同じメンバーでやっていくのか?

東電小林:引き抜き作業、モックアップ、再設定作業、こちらは現場でそうするか確認していくことになると思うので、総意経験を見て粋なガラになる。線量が高いエリアなので、そこはローテーションでやる必要も出て来るので、グループの中で上手く運用されていくんじゃないか。人数は併せて確認して説明する。▼)

・最大で1.7mSvの被ばくと言ったが、他の人たちの被ばくが分からない。1人1人の線量を出して欲しい。人数が分かるのであれば、そういう数字を出して欲しい。お願いだ。

・地下水バイパスは動かして、建屋の地下に入っていく水の量の評価は何時頃出来そうか?

東電小林:今回の排水を踏まえて連続運転している。水位をコントロールしながら影響がどう出てくるか見極める必要がある。それを見極めながら汲み上げ量をコントロール。それにより建屋に流れ込む分量が変わるので時間をかけて判断していく必要がある。現段階で、何時か言えない状況なので、随時状況が分かり次第知らせる。)

2.3週間ぐらいで出るか。

東電小林:すぐ影響が出るかどうかも含めて見ていくので、早く分かるかも知れないし。汲み上げながら分かってくるので、そこで情報提供する。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv179255734#00:47:25

●ニコニコ七尾:【おこし】


・★★★★先程、吉田所長の上申書が内閣官房で公開された。改めて何点か確認したい。本日の内閣官房のサイトに掲載された上申書の公開にあたり、事前に政府、公開の可否を巡って話し合いはあったのか?

東電かみじま:私は知らない。)

あなた個人のことではない。東電としてと言うことだ。私と言う事じゃない。

東電かみじま:上申書自体が、吉田と政府事故調との間で取り交わされたものだ。こちらからそれに関する事のコメントは控えさせてもらう!)

確認だが、今回の吉田所長の調書公開に限っては、東電は一切関知しないという事でよいのか?なぜ、そういう事を聞くかというと、★★★官房長官が吉田所長の遺族が公開して良いということになれば、調書の公開を検討を行う可能性があると言うことを官房長官は公に発言している。これに対して、東電としては調書の公開可否の決定に関与することは全くない!という事で宜しいか。今の答えだと。あくまで、政府とご遺族との話し合いと言うことで宜しいんだな?

# 吉田所長のご遺族に判断が委ねられましたよ。これまで政府が隠してきた原子力の未来に関わる重要な調書を。原子力ムラ、原発推進したい人たちの恨みを買うか、事故の原因究明、安全を求める人たちに恨みを買うか。どちらか、ということで。ご遺族にはお気の毒としか言いようがない。##

# 再稼働は最終的には立地自治体の同意を求める姿勢と同じ、責任は第三者になすりつけるどこまでも無責任極まりない政治。流石、自民党ですな。まだ、再稼働するにしても、政治判断の出来た似非自民党の民主党政権の方が、まだマシですな。##

東電かみじま:そっすね。政府事故調と検証委員会、吉田所長と呼ばれる者がだな。については、ま、ヒアリングで聞き取った内容と言うことで、当社は承知していない。把握していないということだ。また、吉田所長がだな。同委員会でヒアリングで、どのような気持ちで!どのような内容を話したのか、ということも知らないということだ。当社として本件に対するコメントは差し控えたいということだ。)

# やっぱききまちがいじゃなかった… 「政府事故調と検証委員会、吉田所長と呼ばれるものについては」 なにしゃべってんだこのひと。##

★★★★そうすると、吉田所長はその時は東電の社員だ。ちょっと分らないので教えて欲しいが、例えば、当時の社長や様々な方、東電の方がヒアリングされているが、それについても、個々の問題であるから、東電としては一切関知しないという理解で宜しいな。吉田所長だけ特別と言うことは無いよね。

東電かみじま:…。)

東電社員、社長含め聴取されているが、今の動きでは、与党の塩崎国会議員が、国会議員は見れるようにしたいと言うことで、今後、国会議員は少なくとも見れる可能性があるわけですよ。すると、吉田所長の調書じゃなくて、全ての調書が見れる可能性があるが、それは東電としては、あくまでも東電の当時の社員だろうが、調査委員会との調書で東電としては感知していないので、その公開に関しては、現東電は一切関与しない。そういう理解で宜しいか。

東電かみじま:えっと、、基本的には、当社としては、当社として、事故の、調査をしておりましてっ、その中でっ、えっと、、確認しているもの。こちらに関しては、まっ、報告書としてだな。公表させてもらっている。それ、と、わ、て、○×△※! わけ、わけてた、形だと、考えている。)

# 突然、東電に何ら落ち度は無かったという東電社内事故報告書の話しをし出す東電かみじま氏。呂律廻ってないし… ##

え?? すいません。わかりました。それはよく分ります。では、政府事故調、国会事故調の調書の公開にあたっては、東電としては一切関与しない。あくまでも、政府と、個々の方との話し合いにより、公開されるものであると。そういう理解で宜しいな。ここは、国民はかなり関心を持っており、重要なところなので、きちんとお答え頂きたいが。

東電かみじま:…。 まっ、基本的にはだな。今回の、えっと、吉田、の、事故調査会での間で取り交わされたものであるので、当社としてのコメントは差し控える。)

# 質問に答えないかみじま氏… ##

他の社員についても、同じ扱いで宜しいですね。当時の社長も会長も含め。吉田所長だけ特別と言うことは無いよね。公開にあたって。

東電かみじま:★★★★あくまでもだな。えっと、現時点で、えっとぉぉぉぉ、論じられてるのは、吉田の件! と考えてるんで。先ずは!だな。本件に関しては、えっと、当社としてのコメントはする立場にない!ということである。)

# 先ずはこれで! wwww テレビ会議かよ。こう言うときはなんて言うんだっけ、、久しぶりだから忘れたよと、必至で東電広報マニュアルを思い出そうとしているように見えた。 ##

あの… 吉田所長とのご遺族とは、ここ1年で東電として何か連絡したことはあるのか?

東電かみじま:… ▼確認させてくれ。)

わかりました。

東電小林:先程、木野さんから質問のあった件だが、ALPSの運転時感度の程度かだが、参考になる部分があったので、紹介する。先程の資料の12ページを見るのだ。照射試験の結果を示している下の青の枠で囲っているところだが、これは、実際、中に放射性物質が入った状態から照射を受けているだろうという評価方法だが、A系、B系、C系、それぞれ運転時間を掲載しているので、参考にするのだ。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv179255734#00:54:00

●フリー上出:【要約】


・公開されていないものは情報開示求めても見せてもらい無い状況だ。吉田所長に関してだけ、東電は関与しないと言うことだが、国民が求めている。メディアが求めている当時の状況。ICが使えないとか。関連した状況は、規制委員会もハッキリしたその類は出していない。こういう状況になったら、テレビ会議と同じように、公開してくれることは可能か?それともこれ以上公開するものはないのかどうか。

東電かみじま:さっき、七尾さんに言ったとおりでそれを回答とさせてもらう。★★★当社の事故調査は、記録の調査、解析、評価、関係者の聞き取り含めて、総合的に評価取り纏めを行って公表してるのでそちらを確認して欲しい。)

# 東電がとりまとめて報告した事故報告書だけを参考にして欲しいと。あの、自分たちには何の落ち度もなく、事故は予見できなかった。全ては津波の問題で地震の影響は無いというあの報告書を信じろと。事故起した人が自分で事故調書作成してるよ。##

# そして身内で裁く。泥棒と警察とセットになった最強の組織。裁判所あたる組織までが利害関係者。プラントだけの問題にして、未だに腐った法体系の元、問題の本質を棚上げして進められる規制基準審査。事業者から審査する人間を中途採用してるし。##
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv179255734#00:57:00

●時事中村:【要約】


・堰内水の敷地内撒水について。これまでどれぐらい撒水したのか?今回から東電が定めた濃度基準中を超えた場合に処理して敷地内に撒水するのを始めたと思うが。

東電小林:先日祭か強いたところで、先ず初日は雨の影響等があり、撒水エリアが濡れていたので沢山は撒いていなかったようだ。その後、本日どのようになっているかは私が確認出来てないので、トータルでどれぐらい撒水したかは確認する。▼)

これ、出ていたと思うがw 処理するというのは、要するにALPSと同じような機械を使って水の処理をしている理解で良いのか?

東電小林:全くALPSと同じものかというと、そうではないが、原理としては同じ様な装置だ。)

すると、事実上、撒布される水に含まれているのは、トリチウムのみという理解で良いか?

東電小林:基本的には雨水が源になる。トリチウムも比較的低い値。基準値として低い値で、残っている状況だと思う。それ以外の核種については、だいたい、今、撒水にあたり評価基準としている核種は、基本的に十分低くなる。測定限界値は下回ることになるが、測定限界値の考え方もあるので、一階にないと言うことではないが、十分下回った水が処理して出てくる状況だ。)

先日撒布したときのトリチウム濃度はどれぐらいだったのか?

東電小林:ちょっとまつのだ。そうだな。セシウム、ストロンチウム、それらのトータル基準値が0.22を下回るように管理。それをトータルで管理しているところだが、処理した水は、モバイル用RO装置で処した水は、セシウムは4.6×10^-1Bq/L 以下。セシウム137については、9.0×10^-1Bq/L 。全βが4.3Bq/L 以下。トリチウムが1.1×10^2Bq/L 以下。以下と言ったのは、これが測定限界値になる。それぞれを告示比較して、式で算出すると、0.22に対して0.16と言う事で今定めている基準は下回っている状況だ。炭水化処理用のRO膜を使った装置もあり、そちらもほぼ同等の値だ。一つ紹介するとセシウム134が5.2×10^-1Bq/L 。セシウム137が7.6×10^-1Bq/L 。全βが4.3Bq/L 。トリチウムが1.4×10^2Bq/L で比率としては大体0.16になる。)

…。

東電小林:ま、その様なところで十分下回った所で撒水している状況だ。)

今後、東電としてはトリチウムを含む水の扱いが一番焦点になってくるかと思うが、今、ALPSの処理済み水はタンク2溜めているが、それの濃度を下げて、敷地内に撒布することは今のところ考えてないと言う事で良いか?

東電小林:そうだな。そういうところは今は考えていない。ALPS処理済みについては、汚染水を処理して安全な状態に持っていってタンク2溜めていくのが現段階の方針だ。)

# 今はな。##

・地下水観測孔No.2-7について。2-7は地盤改良止水剤を打った外側、海に近い側に位置しているが、全βの濃度が上昇し続けている事はどう考えているのか?

東電小林:今日の資料でいうと、、過去最高の値になるが、セシウムの最大値が2月に出ている3.5Bq/L、全βとして5月14日1,000Bq/L 、トリチウムが1,100Bq/L 。毎週金曜日にまとめている全体トレンド、タービン建屋資料を見ると、「タービン建屋東側における 地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について http://j.mp/1ocHyCb」の4ページ。全βだな。8ページだな。ブルーの菱形を見ると昨年ぐらいから少しずつ上がりはじめ、5月の段階で寝始めて微増してる状況。福島第一が海側遮水壁が大部完成してきた状態で海側遮水壁が閉じられたこと、それから地盤改良が進んできた状況。それにより、海側の遮水壁の中に保有している海水量が少なくなっている状況。まだ、完全に止めてないので水の流れとしては右端から流れていくルートがある。そういうところから水の流れ、雨水の影響等を受けて、このあたりの濃度が上がっていると見られる。こちらもデータを整理しながら確認しているところだ。過去!に出たもの!がまだここに留まっている状況であれば、雨の影響、海側遮水壁が出来上がってきたことにより動きが変わってきているのではないか、というところが一つの要因として考えられている。ま、その中でトレンドを見ていくと、この海側遮水壁が出来てきたあたりから、増える傾向が少し変わってきていると考えている。監視をしながら状況を確認していくことと、遮水壁を出来るだけ早く運用し、海に出る量を最小限に抑えるのが今後進めていく作業だ。)

# あくまで大元は過去にトレンチに漏れた高濃度汚染水であり、規制委の言うマーライオン状態を止めた以降は完全に漏洩は止っている、建屋からの漏洩は絶対にありえねぇ事故後変わらない目茶苦茶な認識を変えない東電。半年以上、建屋からの漏洩確認、完全に放置状態の規制委員会に寄生庁… ##
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv179255734#01:07:30

●東京新聞かたやま:【要約】


・今日の日経。会長が作業員の頭にGPS付けると。これは決まっているのか、検討状況なのか。

東電小林:現在、現場は錯綜している中、どこにどんな人がいるか把握するシステムを今検討している。GPSを使う明確な検討が進んでいるわけではなく、決めたわけではない。一つの考え方として紹介したのではないか。)

どういう事を見るためか?

東電小林:★★★個人の安全確保。どこでどれぐらいの人が作業しているか、安全確保のため現在検討しているところだ。)

GPSに関しては、同じ建物だと同じ場所が出る。どれぐらい正確なものが可能なのか?1Fの今の作業人数、大体どれぐらいいるのか?

東電小林:システムとしてGPSが基本というわけではない。エリアごとに別の作業をしている人間のカウントする設備を使うとか、色々やりかたはあると思う。やり方はまさに検討しているところだ。システムについてGPSありきではなく、色々なシステムから検討しているところだ。細かいところまで説明できる状況ではない。作業員の状況は大体1日辺り、変動はあるが5000~6000人ぐらいが現在、1Fに入息して作業している状況だ。)

6000人を超える日もあるということか?

東電小林:超えた日があるかは確認したい。大体それぐらいの人数まで来ている状況だ。)

夏に向けて更に人が増えるとか、予測があれば教えてほしい。

東電小林:現在タンクを造ることと、多核種除去設備の増強、それらに関する作業が増えてくるので、これから人が増えてくることは想定される。ただ、作業自体は今やっている作業が終わると人の入れ替わりがある。現段階絵どれ位の人数になるかは押さえていない。要因として作業が増えてくるので、人もそれなりに増えてくることは想定されている。▲先程、雨水の撒水実績について問い合わせがあったが、確認取れたので紹介する。5月21日に70m3。5月23日、本日も70m3、合計140m3、敷地内に散水して捨てた状況だ。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv179255734#01:11:35

●ファクタ宮嶋:【要約】


・海側1,2号機間の地下水はこれから梅雨に入るが、5月一臂は25ミリ、5月23日は10ミリの降雨。この時にウェルポイントでどれだけ汲上げたのか?潮位の関係で1,2号機は抑えているわけだよな。6月、梅雨の時のこのウェルポイントの汲み上げ量はどれぐらい想定しているのか?凍土壁で地下水をコントロールする話しだが、どれぐらいでやんのか?

東電小林:ウェルポイントの仕組みは、真空で引っ張って汲み上げある。。そん時の状況で汲み量は、その時の状況で変動する。雨が降れば沢山増えるし、少ないとそれなりに減る。地下水に影響するので。現段階でどれだけの水を汲んでるかは、デジタル値は手元にないが、沢山の水が汲上げている状況ではないと思う。数字は確認する。▼)

・雨が降ったとき、これだけ土地改良したが、表面はどうなってんのか。5月1日の25ミリと5月20日の10mmの雨で、瞬間、この辺はどういう状況になってるノか?そこはフェイシングするかどうかの問題になるが、その辺の海側はフェイシングしている話もあった。検討中とも書いてあるが、この辺の考え方はどうかんがえてんのか。水位と関係するよな。

東電小林:そうだな。フェイシング作業は発電所内で今、実施しているところだ。フェイシングの状況については、護岸側は一通り終了しているのではないかと思うが、ウェルポイントの周囲がどういう状況になっているかは確認したい。▼その状況で入りやすい状況になっているのか、入りにくい状態になっているかは確認する。 )



http://live.nicovideo.jp/watch/lv179255734#01:14:50

●フリー木野:【要約・おこし】


・作業員6,000人の話しがあったが、入退域管理棟3,000人が想定だったと思うが、本来の想定している人数から大幅に増えている事に関して、環境改善はかる話は以前からあるがどのように?

東電小林:さっきの6,000人の考え方は、1日にAPDが何人に貸し出されているかカウントの数字。作業員が入るタイミングには早朝、午後、夜で分かれるので、ピークで何人か正確には把握してない。トータルの貸し出しとしてはその様な状況になっている。出来るだけ沢山の方が入域しやすいよう、環境改善を進めている。靴を置くところが確保出来ないところがあったので下駄箱の整備、増やしていく事は進めているところ。現在どれぐらい進んでいるかは手元に資料はない。▼)

ピークで何人か確認してくれるか?

東電小林:そこは確認するが、ピークは、、そうだな。確認させてくれ。ピークは大体確認出来ると思う。)

わかった。今後人数がまだ増える可能性がある話しだが、入退域管理棟の設備はこのままで行くのか、別の建物を建てたり対応するのか?

東電小林:入退域で一番黒しているところは、着替えたものを置いておくロッカーの数がかなり足りないと聞いている。簡易的な置いていきたいものを置いていける下駄箱みたいなものを準備するのが先ず第1だ。エリア拡大が必要かどうかは、その中で検討していく必要はあると思うが、置いていくものの場所の確保はあるようなので、そこは少しずつ改善は進めている。何か建てるかについては確認してないが、そこまで行ってないと思う。)

# スーパーゼネコンはじめ、支持母体に湯水の様に税金落とす口実程度にしか考えてない政府、経産省。多重下請け現場作業員の作業環境なんてしったことか。##

・★★★賠償の関係で聞く。飯舘村の蕨平の件で、倍賞の和解案が出たのが3月。これまで何度も御社が和解案を受諾せず、伸ばしているということで、ADRセンターは遅延損害金を付加している。遅延損害金を付加したということは、東電が不当に心理を遅延させていることを示していると思えるが、御社で不当な遅延だとは考えているのか?

東電かみじま:んっと… まずだな。処理については期日の、はやくなるよう、すこしでも早くなるよう努めていくと。事情を聞いた上で対応していくということだ。そういう認識はない!)

あの… そうするとだな。3回に渡り、期限を守らず、心理を遅延させている理由は何なのか?

東電かみじま:先ずはだな。事情をよく聞くことが大事だ。その結果だ。)

事情を聞いていると言うことなのか?個別に。

東電かみじま:個々の詳細についてはこの場では控えさせて頂きたい。)

遅延させている理由は説明してもらえないのか?

東電かみじま:それも含めて個々のご事情である。控えさせて頂く。)

不当な遅延だと考えていないのであれば、その理由をきちんと明確にすべきだと思うが。

東電かみじま:あの大変申し訳無いんですがっ、あの、 個々の、だな。あの、あの、じ、事案に関しては、特別の説明は控えさせて頂く。)

# 誰も個人が特定出来る理由なんか聞いてない。3.11後、ずっと同じ台詞の繰り返し。何が親身親切、黒字化達成だよ。4兆円でっせ4兆円。未だかつて国民に礼の一言もない。HPに金額をただ乗せるだけ。それも親身親切、被災者{被害者}に寄り添う賠償のペテン付き。##

# 賠償、削れるものは徹底的に削る。安倍政権なら、自民党政権なら、いざとなれば踏み倒せるだろうけど、1円でも返すお金は削らないとで、とうとう4兆円を突破。無担保融資で経済人質につぶせない民間会社は、やることなすこと、人間の感覚を超越してますな。##

# 政治が、国が、原発事故起しても、救われる加害者前例を作ったもんだから、再稼働にむけてわっしょいわっしょい。これは国策である!地元と我々と国の問題である!原子力ムラですべて完結させるのである!周辺自治体はすっこんでろ!と吠える関電は翌日控訴。##

あの、、先程不当な遅延ではない話しがあったが、すると、遅延損害金を付加されたことについては異議申し立てをされると言うことか?

東電かみじま:それも含めて控えさせてもらう。)

# 賠償に関する全ての質問はご遠慮頂く。これが3.11からずっと変わらない東電の被害者に対する親身親切、寄り添う賠償。無主物にだまし討ち。被害者を被災者呼ばわり。しかも、とっくに潰れているような会社が人のお金で賠償。東電の口先だけの姿勢、事故後何も変わってない事の再確認質疑。##

それから新総合特別事業計画の中の3つの誓いの中に、ADRセンターから提示された和解仲介案を尊重すると共に、手続きの迅速に引き続き取り組む文言があるが、これは守っていると考えているのか?

東電かみじま:出来る限りのことはしていきたいと考えている。)

3回の審議の遅延をさせていることを考えても守っていると考えているのか?

東電かみじま:回答は一緒である。出来る限りのことはしたいとは思っている。)

この新総合特別事業計画に遵守義務というのはあるのか?

東電かみじま:?言ってることはどのようなことか?新総特というと?)

いや、この新総特は守らないといけない義務のあるものなのか、それとも計画として出した努力目標なのか、いずれのものか?

東電かみじま:えっと、どこも、どこまでの得レベルだな。遵守義務!と言っているのか、ちょっとわからんが、我々としては守るべく努力をしている。)

いや、あの… 遵守義務は特に守らなくと、努力目標であり、努力してれば、最終的に守れなくても仕方ないという、認識で良いか。考え方としては。

東電かみじま:これは言い方だが、守れるように努めて来ている!それ以上!!それ以下でもない!)

今は守っていると考えているのか?

東電かみじま:守れるように努めてきている!)

あの、努めて参るではなく、現状は守っていると考えているのか、それとも努力しているが出来てないと考えているのか?どちらか?

東電かみじま:★★★その辺はですねえぇ!!えっとぉぉ、当社が言うべき事ではないと考えている。それを受け止める方々、皆さんが判断する事だと思っている。我々として、出来るだけ皆さんに迷惑欠けないよう、皆さんの事情を良く拝聴しながら解決していきたいと思っておる。)

# 毎度毎度、東電側の一方的な都合で遅延している現状が、東電から言うべき事ではなく、被害者の皆さんがどう判断するかですと。除染費用を踏み倒すときと一緒やんけ。やってる事が。会見が中継されているという認識があるとは思えない。##

先程の蕨平の弁護団は、HPでこれ以上の引き伸ばしを図ること無く、センターの和解案を全面的に受け入れるよう求めるというものをアップしているということは、要するにそれを受け止めている人達は、全く守っていないと考えていると思うが、そのへんは如何か?

東電かみじま:繰り返しになるので、よろしくお願いする!その他はよろしいか?他の方はいるか?どうぞ!)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv179255734#01:23:40

●フリー上出:【要約】


・作業員の環境について。環境がどんどん悪くなってきているかも知れないと多くの人が心配している中で、どのように作業員が変化してきたかは非常に大事な事だと思うが、そういった整理について一覧表にするなり、詳しく提示する事は可能か。

・もう一点。既に6,000人を超えていると言っていいのか?まだ確認してないということなのか?

東電小林:6,000人は確認しているが、まだ回答は来てない。大体5,000から6,000人ぐらいで変移していることは聞いている。…ヒソヒソ タイム1分… ロクセンコエテンノ? ~ 失礼した。今までの実績でいうと、中長期ロードマップの中で変移を示している。大体中長期ロードマップだと1ヶ月遅れぐらいのデータになるが、昨年4月からのデータが載っているが、少しずつ右肩上がりで増えてきている状況になっている。手元のデータだと3月現在で4,270名の作業員が入っている。4月、5月、上昇傾向を示している。1日あたりのAPD貸し出しカウントでいうと、5,000から6,000ぐらいまでの間まで来ていると言うことだが、1日に2度はいる方もいるので、カウント半単純にAPDで出来ないところもあるようだ。このあたりでデータとしては、中長期ロードマップの中に要員計画の資料がある。この中で毎月反映させていくので、その都度こちらを見れば傾向は分かるとおもう。)

6,000人超えた事はなさそうだと?

東電小林:確認してもらっている。分かれば会見の中で話したい。)

東電かみじま:他質問は良いか?以上で会見は終る。)







~ 終了 18時58分(1時間28分)

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