2014年5月30日金曜日

東電会見 2014.5.30(金)17時30分 ~ 月例1F作業員被ばく染量評価・1Fの状況(3号機プール瓦礫撤去 クローラクレーン ブレーキ不調・凍土遮水壁工事 着工6月2日から・地下水バイパス3回目排水は6月2日・週明けより1号機建屋カバー撤去に伴う開口部閉塞工事開始・B,C排水路の付け替え工事、堰二重化工事天候影響で計画におくれ)・1号機圧力抑制室 上部調査結果続報・月例サンプリング(水処理設備・ガス管理システム・建屋上部、開口部空気中)・ほか

東電会見 2014.5.30(金)17時30分 ~ 月例1F作業員被ばく染量評価・1Fの状況(3号機プール瓦礫撤去 クローラクレーン ブレーキ不調・凍土遮水壁工事 着工6月2日から・地下水バイパス3回目排水は6月2日・週明けより1号機建屋カバー撤去に伴う開口部閉塞工事開始・B,C排水路の付け替え工事、堰二重化工事天候影響で計画におくれ)・1号機圧力抑制室 上部調査結果続報・月例サンプリング(水処理設備・ガス管理システム・建屋上部、開口部空気中)・ほか



1時間30分

報道関係各位一斉メール 5/30(金)~6/1(日)
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○福島第一プラント 5/30(金)~6/1(日)

○指示・報告 5/30(金)~6/1(日)

漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 5/30(金)~6/1(日)

未使用 焼却工作建屋地下 高濃度汚染水誤移送トラブル関連

H6エリア タンク高濃度汚染水100トン漏えいに関するサンプリング結果

H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果

地下貯水層漏えい関連

環境モニタリング・サンプリング 5/30(金)~6/1(日)

○その他 5/30(金)~6/1(日)

福島第二 5/30(金)~6/1(日)
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福島復興本社 5/30(金)~6/1(日)
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柏崎刈羽 5/30(金)~6/1(日)
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#00:01:00

福島第一の状況




○一杉:
5月30日(金)定例会見を始める。○東電小林:
福島第一の状況 http://j.mp/1jzIJ7g [原子炉および格納容器の状況][圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]特に大きな変動はなく順調に冷却を続けている。

○東電小林:
★5号機については残留熱除去系にて、現在原子炉を冷却しているが、そちらは電源の切替えを実施している。本日11時14分~12時42分にかけて停止している。温度は停止時28.3℃だったが、特に変動はなく対応は終っている。

運転上の制限としては100℃だが、こちらに対しても十分余裕のある範囲である。こちらは時々切替えを実施している物であり、問題があって行ったものではない。

[使用済み燃料プール]冷却は順調だが、★3号機は瓦礫撤去に伴い冷却停止を計画していたが、こちらの瓦礫撤去の伴うクローラクレーンのブレーキに不調が確認されており、現在点検を実施しているところ。

当初の計画だと6月上旬まで冷却系を停止して砂御する予定だったが、すこし延長になる状況だ。延長期間については、クレーンの点検が終了したところでまたお知らせできると思う。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]それぞれ移送を継続しているところだ。[水処理設備および貯蔵設備の状況]キュリオン、サリーについては記載の通り、運転と停止中。ALPSはホット試験継続中。

[その他]下から3つ目のポツ。★凍土遮水壁工事だが、本日、寄生庁に説明に行って http://j.mp/1kvryrU 大体、内容を理解してもらったと言うことだ。別途、資料を用意しているので、そちらについて後ほど詳細に話したい。

次のポツだ。★★★地下水バイパスだが、グループ2のサンプリングをしていたが、その結果が出ている。こちらについても手元に結果を配っているが、当社の計測結果、それから第三者機関の計測結果、

それぞれ問題がないと言う事が確認されたので、6月2日午前中になると思うが、排水する予定になっている。

一番下のポツ。既に報告しているが、★★★1号機建屋カバーの撤去に伴い、建屋内の開口部を閉塞する作業を計画している。出来るだけ開口部を小さくして、放射性物質の放出を抑える作業を計画している。

出来るだけ開口部を小さくして放射性物質の放出を抑える作業になるが、この作業を週明けから実施する予定になっている。こちらは昨日の中長期ロードマップの中でも記載しているが、

バルーンを膨らませて、例えばシャフトなどを塞ぐ、その様な作業になる。それから、最終データ、その他については大きな変動は見られていない。こちらの資料は以上だ。

それから、こちらの資料に記載はないが、★★★B,C排水路の付け替え工事と言うことで、5月末までの計画で実施していたが、こちらの作業が天候等の問題で、若干ずれ込んでいる。

現在の工程の状況からすると6月中旬ぐらいまで掛かるのではないかと言うことで、工事については遅れていることを紹介させて頂く。

★★もう一つが、同じく堰の二重化工事ということで5月末まで計画していたが、こちらも降雨など、纏まった雨が降った影響で作業が一時中断する事があり、入部の作業が遅れている状況だ。

こちらについても6月中旬目途に作業を継続していく状況だ。1日にも早い完成を目指して工事に取り組んで行くということなので、また、状況が見えてきたところで紹介したい。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#00:06:45

1号機S/C(圧力抑制室)上部調査結果について(西・南側外周) ★★★


それから「福島第一原子力発電所1号機S/C(圧力抑制室)上部調査結果について(西・南側外周) http://j.mp/1hj0Gg0 (画像 http://j.mp/1hj0Gg6)」という資料がある。

こちらの状況を説明したい。先日、右半分の確認が終っていたところで、その作業で不具合が確認されたこともあり、作業が少し遅れているが、本日、残りの左側半分について、ロボットを入れて点検を実施している。

その結果、南側外周を回っているところで、行った先に落下物が去った。PP資料3ページ。真ん中の写真 http://j.mp/1hj1ktM を見るのだ。このキャットウォーク上に、なんかおっこってるのが見れると思う。

# ドラクエみたいな絵ですな。##

こちらは配管の本罪ではないかと考えている。この配管の保温材があり、今回のロボットは、あまり高い段差を乗り越えることが出来ないので、こちらの障害物に阻まれて、最終的な目的地まで辿り着くことは出来なかった。

右側の図を見て、赤くハッ陳すされたところが、今回進めた範囲になる。マルがあるところに、今回の落下物ばあったという状況だ。この先の確認が今回出来なかったこともあるが、今回見ていく中では、★特に漏洩などは確認されなかった。

PP4ページにはそれぞれのポイントにおける線量を記載している。全体的に高い数字だが、X-5Gのあたりが少し高い状況だ。(2,400mSv/h ) 高い理由にどんなことが考えられるかは、検討を進めて行きたい。

今回、この先の部分はロボットの検証試験というのもあり、この先に行くよりは、次のステップに入って、壁面を確認するためのカメラ、水の流れを確認するためのソナーという流れになるので、

5ページに記載されているような工程で、今後、調査を継続していく予定になっている。こちらについては以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#00:09:05

凍土遮水壁の着工について ★★★


それから「凍土遮水壁の着工について http://j.mp/1jzIngO」という資料がある。こちらが、本日、寄生庁に説明させてもらった資料 http://j.mp/RJDTh1 の抜粋だ。

そのものについては、既に寄生庁のHPの面談資料で掲載されているので、参考にするのだ。こちらは既に皆さんに紹介しているところだが、原子炉建屋、タービン建屋の周りにおいて、約1,500mを遮水壁で囲んで凍結する作業になる。

# 尾野氏は寄生庁が東電の面談資料をHPで公開していることについて、知らない様子に見えた。##

こちらについてだが、★★★今の予定は6月2日に開始する予定で準備を進めている。こちらは天候等によって左右されるので、雨や風など天候で工事に若干の変更が生じる可能性があるので、あくまでも予定と言うことでお知らせする。

それからPP2ページを見るのだ。大体、工区を全部で13ブロックということで、ブロックごとに分けて工事をすることになっている。★今回、作業を開始する場所としては、左コーナーの4BLKというところから作業を開始する予定になっている。

PP3ページ。大体の工区毎の作業工程を示している。このような形でトータル1,550本の凍結管を埋設していく作業になるわけだが、来年の3月末あたりを凍結開始のタイミングとして現在作業を進めていく状況だ。

それから4ページにどのような作業をするかという事で、簡単に図示している。先ずは、削孔ケーシングと呼ばれる通常の管を回転させながら、先端のビットにより、地面に穴を掘っていく。

大体凍結管の長さとして、30m前後。若干場所によって変わるが、そこまで穴を掘って、その後に、次のケーシング底部の止水になる。止水する前に掘った穴と削孔ケーシングの間に隙間があいているので、

その隙間を埋めるために、セメントベントナイトの充填を行う。その充填が終了したところで、ケーシング底部を止水して、ここを一つの空間という形にする。

で、この空間に、二重管担っている凍結管を差し込んで、凍結管の建込とよんでいるが、差し込んで、その差し込んだ凍結管にブライン配管を接続すると。最終的にそのブライン配管を通して、冷媒を循環させる事で凍結を開始する、その様な作業になる。

# 冷媒が漏れたときの環境影響評価、リスク評価も先送り。地盤沈下の確認だけで経産省の意向に沿った見切り発射。##

代替作業の目安としては、図の下に作業日数で目安を記載。大体、一連の作業を5日で終らせる工程になっており、全体の流れとしては、前のページの埋め込みの本数と、工期の長さから想定してもらえればと考えている。

このような形で作業を進めていく予定になっている。こちらについては以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#00:12:55

福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況 ★★★


「福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について http://j.mp/1jzIHMx」という資料を準備してる。これは毎月、月末に報告している資料である。中を確認すると、

特に何か大きな変動があった、大きなものが確認されたことはない。参考にしておくのだ、引き続き、被ばく線量管理はしっかりと対応していきたい。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#00:13:25

地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果 ★★★


次の資料だ。「地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果 http://j.mp/1jzIJny」地下水バイパスのサンプリング結果資料を示してる。先程、簡単に話したが、

グループ2のタンクのサンプリング状況については記載の通り、セシウム、他のγ核種、全β、トリチウムに関して、定めている基準値を十分下回っているということが確認されたので、★★★6月2日に排水を実施したいと考えている。

こちらの数値については参考にするのだ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#00:14:00

■環境モニタリング・サンプリング


後、定例のサンプリングになるが、皆さんの手元にH4タンクエリアにおけるサンプリング結果 http://j.mp/1rn6Wr9 、放水口付近、護岸の詳細分析結果 http://j.mp/1pEs1J8

それから毎週金曜日に出している資料だが★★★「タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について http://j.mp/1jzIJnF」という資料を配付している。

この中で幾つか大きな最大点が確認されているところがある。例えば護岸の状況だが、今回、海側遮水壁で囲っている部分で、地下水の、資料の後ろから2ページ。1,2号機の取水口間の表層、

それから2,3号機の取水口間、3,4号機の取水口間というところで、過去最大値が出ているが、過去最大値と比較して急激に大きくなった事はなく、少しずつ上昇傾向にある傾向だ。

こちらについて特に変わった見解があることではないが、海側遮水壁の工事が進捗しているということと、それから埋め立て工事が進んできていること。それから、過去に漏れ出たものが雨水の影響等で流れ込んでいる、ということであれば、

狭い空間の中にその様なものが流れ込んで来ているので、少しずつ上がってきている可能性があるということで紹介させてもらっている。今のところ、大きな状況を確認している状況ではない。

# 濃度5%の所に濃度5%のものが流れ込んでも濃度は上がらない。それより濃い物が流れ込んでいる。つまり袋小路になってそうなっていると言うことは、事故後ずっと継続して海に漏れてきた裏付けに他ならない。海水一定濃度の矛盾を事故後ずっと否定、それを黙認した政府、経産省。許すまじ。##
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#00:15:55

■水処理設備の放射能濃度測定結果


それから一番最後の資料だ。「水処理設備の放射能濃度測定結果 http://j.mp/1pEutiz 」処理水の濃度の測定結果と言うことで、これも毎月情報を出している。

それぞれの溜り水の状況、処理水の状況等についてデータを示しているが、こちらも何か大きな変動が確認されたことはなく、従来から同等のデータを示している状況だ。こちらも参考にするのだ。

あと、一つ言い忘れたが、★地下水バイパスの件で、No.12の井戸だが、こちらで1,500Bq/L を超える状況が26日のサンプリングにおいて、確認されている。データとしては1,700Bq/L と言う状況だ。

こちらについては、その後、29日に最サンプリングを行っており、測定結果については、明日、午前中ぐらいにはHPに掲載できるのではないかと思っている。

現段階ではまだ確定した情報もない。今後、HP等を見て分析結果などを確認してもらえればと思う。第三者機関の分析結果については、来週早々にはデータが出るのではないか、ということなので、

第三者機関の分析結果、それから当社の最サンプリングの結果を踏まえて、今後評価をして、どのように対応していくか決めていきたいと考えている。こちら、先程言い忘れて失礼した。本日準備した資料は以上である。



○一杉:
それでは質問を受ける。(18分)








■質疑


http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#00:18:05

●読売うえむら:【要約】


・凍土遮水壁。2日に着工するエリアは1~4ブロックという理解か?

東電小林:第4ブロックから順次山側から進めていく事で検討。)

4から初めて、3,2、そういう意味か?

東電小林:確認するが、3ページに全体の工事スケジュール、概要を示している。今回4ブロックを開始。4,5,3、1、この線表、その様な形で進めて行く。ブロックとの工区に分けて作業を進める。2日は4ブロックから作業に入って順次作業をすすめる。)

どういった作業を?

東電小林:凍結管を設置するにあたり、現場エリアの整地や埋設物の確認。いきなり穴を掘るのではなく、その準備から始める。)

ブロック分けの考え方は?

東電小林:地上に道路、法面、配管が地上に出てもいい部分を勘案してそれぞれ施工方法を考えている。車両が通るところは地面下にはいる形。法面、斜面は橋を架けるような。平地であれば車両通行がない、人の通りが激しくないとか、干渉物等がない場所は地上に配管がとおるようなむき出しの状態、そのような3パターンがある。それぞれの工事内容によって工区を分けてこのような分類になっている。この範囲が同じ施工と言うことではない。)

地中の埋設状況をイメージしたがそうではなく、地上の状況が大きいのか?

東電小林:今回の工事は建屋を1週囲うので、それが地上に全部出ていると、トラックや大型車両が通行する妨げになる状況になるので、そういうところは地下に収めて上は自由に車両が通れる形にしていく。斜面は斜面に併せた広報を取らないといけない。特に干渉がないところは、一般の配管と同じように地上を引っ張る形の施工になるので、そういうのを確認してブロック分けして、その中でその工事に見合った作業をしていくことを今回検討している。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#00:22:30

●東京新聞かたやま:【要約】


・★★★凍土遮水壁の関係で。凍結管を溶接しながら埋め込むのはある低どん技術が必要であることを聞いているが、周辺線量は下がったが、それなりの線量がある中で、被ばく対策はどのような事がされているか、十分か。1回の計画線量、被ばくはどれぐらい見込んでいるか。あと、体制は人海戦術なら、どれぐらいの人数のチームで体制を組まれるのか、その辺を教えて欲しい。

東電小林:今回の削孔は10mぐらいの管を埋め込みながら繋いでいく。3本の管が一つの組み合わせになる。溶接については、その管を繋ぐ作業になる。特に何か大きな問題があると言うことではない。現場に留まっての作業になるので、被ばく低減を実施していく必要がある。場所によると思うが、線量が高い所は除染、遮蔽を設けるなどの対策をする事になる。今回、作業を進めるブロック4は線量が高い場所ではないので、このような対策は聞いていない。1日あたりの計画被ばく線量は、ボーリングマシンの作業は5名ぐらいで2交代を計画。1日10人ぐらい。ピーク時は20台ぐらいの設備を同時に運用になるので、トータル1日あたり250人の人が作業する予定。計画線量は、0.8mSv 設定のAPDをもって現場に入り、その中で2交代。1日の線量は、作業自体の線量はそこそこあるが、大きくならないよう実施すること考えている。長いスパンの中の作業となるので、個人の被ばく線量をしっかり管理することが重要になる。作業員に大きな負担にならないように管理して作業を進める。)

250人はかなり人数が多いと思うが、元々、どれぐらいのグループ、人数を確保しているのか。4ブロックの場所は、それほど線量高くないと言ったが、雰囲気、作業環境の線量はどれぐらいか?

東電小林:グループをどれぐらい用意するかだが、現段階では、全てで見据えるよりは、工事を進めながら線量を管理する方法になる。多いときで20台ぐらいのボーリングマシンを使うことになるので、2交代、1グループ5人になるので250人になる。この中で管理していくことになるが、その中で作業員プラス、専用の監視員もはいってくるので、1日あたり250人ぐらいの目標で今考えている。この中でローテーションをまわしながら作業していく。作業にあたっての被ばく管理を含めながら検討しっかりしていきたい。)

第4ブロックの線量は?

東電小林:手元に資料がないが、毎月1度に線量マップを公開している。HPに最新版を公開している。確認出来れば会見中に伝える。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#00:28:25

●テレ朝松井:【要約】


・糖度遮水壁の3ページ目の表の見方について教えて欲しい、赤い部分の埋設貫通部とは具体的にどういう作業か?それがあるものとないブロックがあるが、その点を教えて欲しい。

東電小林:本日の資料では特に図示してないが、埋設トレンチ等があり、そのトレンチの上を貫通させる場合や、埋設配管のある部分をどうやって凍結していくかになる。これらの干渉物は全ての場所にあるわけではなく、限られた箇所になる。そちらは今後しっかりやっていく必要があるので、こちらは今回の対象から外れているが、例えば、トレンチの中に汚染水が入っている場合は、ここに穴を開けると、そこから汚染水が出てしまうので、汚染水が出ないようにどのような対策を講じて穴を開けていくか、埋設管を差し込んでいくか、ということになる。埋設は遺憾に穴を開ける訳にはいかないので、そこを避けて挿入する凍結管の本数を増やすとか、凍結しやすい環境を作っていくことになる。このような形で作業をすることになるので、今回の場所とは違う事と、数が限られていると言うことでこのような形になっている。)

わかった。

・同じ資料の1ページ。凍結プラント設置位置、コントロールするところと思うが、白いところに指定されている。実際の地図に当てはめるとアルプスの真南ぐらいの位置になるのか?

東電小林:見難いがうっすらと土地の状況を記載している。)

WebのPDFを見れば分かるんだな?

東電小林:図面と対比してみれば分かると思う。だいたい2号機の山側の35m部分、高台になる。)

地下貯水層があるあたりか?75メートル×80メートルはかなり大きな土地になるので。

東電小林:場所としては、この、あたり、になると思う。)

わかった。

・線量だが、このブロックの中で11ブロックが一番厳しい状況になると思うが、報道人も何度か、3,4号機の海側タービン建屋をバスの中で1,000μSv/h が当時記録されたと記憶している。すると1mSv/h なので、先程の計画で0.8mSvといっていたが、今どこまで線量が下がっているのか分からないが、、大丈夫なのか?

東電小林:海側のブロックは、山側から工事に入っていって、計画では秋ぐらいに海側ブロックに入っていくと考えている。現在、瓦礫、車両撤去を今、進めており、それらにより除染作業をしていく。その中で更に線量を低減させる必要があるので、作業のための遮蔽や、人が現場に張り付かないやり方を確認しながら作業していくことになる。詳細は確認するが、今後の秋の工事にむけて、色んな検討がされていくと思う。)

今の段階で、線量が測り切れてない場所があると?

東電小林:これは作業をするタイミングで確認することが大事だ。今、除染や瓦礫撤去をしている場所は、日々状況も変わっていくので毎日全部計る事は難しい。作業する前に確認して対策を講じていくことになると思う。全て把握出来ているかは、工事に併せて確認していくことになる。)

全体計画の中で、現段階で一番高いのは幾つかは示した方が良いと思うが。当然、作業時の確認は重要だが、現時点でこれだけあることは示してもらって、かつ、こういう対策を取る、という事を示してもらいたい。

東電小林:▼仰るとおりである。確認して示したい。参考になるかも知れないが、本日、寄生庁がHPで掲載している面談資料がある。http://j.mp/1kvryrU そちらにはもう少し細かい資料 http://j.mp/RJDTh1 が入っている。その中に測定結果のマップも掲載しているようだ。4ブロックでは 0.35mSv/h だ。3,4号の海側では、高い所で4mSv/h や、通路上では1.3とか1とか、高い数字が出ている。最新データよりは、過去のデータの積み上げなので、作業の前にはしっかり除染、瓦礫撤去も加味して確認したい。)

4mSv/h だな?

東電小林:そうだ。11ブロック左側、平成25年7月測定で4.0mSv/h )

すると15分も居られないと?

東電小林:0.8であればそうだな。)

わかりました。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#00:36:40

●フリー政野:【要約】


・サブレッションチェンバーの3枚目の保温材はどこから来た物か?

東電小林:カメラで確認が取れていない。この場所の上部に配管があると言うことで、そちらの配管から落ちてきた可能性があると言うことだ。上の方はカメラで見れてないのでハッキリ確認は取れてないが、そちらの配管の保温材と見ている。)

・凍土壁について。総延長1,500メートルで1,550本は1m感覚で置いていくと?

東電小林:そうだ。試験装置も1m間隔で置いている。工事で若干の前後はあると思うが、そう計画している。)

・★★★冷凍機が30台1台で251KWとある。これを24時間体制ですると、1日の電気使用量はいくらになるか計算は出ているか?

東電小林:電気使用量は、中々示せないが、一つの考え方として、257KWが30台。1年間運転で4,400万KW。一般家庭で考えると1万3,000軒分の電気になる。大体、1軒あたり年間10万円と想定したら、×1万3,000件という考え方は一つあるが、電気の値段は自社電力なので、いくらかはその時の発電状況によって変わるので、いくらかは示すのは難しい。)

東電のよその電力を送電線で運んでくるのか、それとも個々にジェネレーターみたいなものを設置して自家発電みたいにするのか?

東電小林:当社管内の電気を、現状の送電線を付くあって発電所に送電しているが、同じとおろから給電する。)

# それはつまり、「1年の一般家庭の電気代が大体いくらか、というのは難しい。」といってることと同じとちゃいますのん。何が違いますのん。自分たちの口から絶対に発してはいけないNGワード、というのが広報には徹底されておます。##

・1,2号機周辺に建設当時のボーリングデータが150本あるはずが、1,2号機種変にない指摘が島崎委員から受けていた件。その後、その資料は提出したのか?

東電小林:▼私が確認できてないので状況は確認する。)

・2号機が1Fでもっとも地震加速度が大きかったと記憶しているが、2号機が最も地下で壊れているとか、というような、感触はこれまであったか。漠然とした質問だが。

東電小林:各号機で入れるところはロボット、人が行って状況確認しているところがあるが、今の段階でどこが一番壊れているか比較は出来てない。爆発で建物が壊れているので一概に比較は出来ないと思う。今後、除染を進める中で、人が入れるようになれば、いろいろ確認されていくんじゃないか。その都度、カメラが入った時にこう言う状況だったと言うことで紹介している状況だとおもう。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#00:42:20

●赤旗ほそかわ:【要約】{初}

・地下水バイパス 6月2日予定の排水量は?

東電小林:グループ2には1,370トンの汲上げた水が入っており、汲み上げができない水を差し引いた890トンぐらいが、今回の排水量になると思う。若干の前後はある。)

・キャットウォーク上でロボットが止ったと。配管保温材と言うことだが、これは金属製か?

東電小林:配管の保温を保護する板金が正しい言い方。保温材を覆うアルミなどを使うが、その板金してあるものの外側のものが落ちている状況のようだ。こちらが今回の1号に限らず、過去にもこう言うものが落ちている事は、所々で確認されている。たまたま落ちてしまったものだと現段階では考えている。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#00:44:25

●共同宮崎:【要約】


・凍土壁について。寄生委員会の審査はまだやっていて、認可が下りるには時間が掛かると言うことだと思うが、認可がないと出来ない作業と、無くても出来る作業は、3ページの線表で言えば、どこから出来てどこから出来ないと言える所はあるか?

東電小林:安全に関わる部分は確認が取れないと作業は先に進めない。今回の中では、配管の埋設部の貫通部等は、しっかり検討して有効性の確認が必要になる。そこは今後もしっかり確認。山側の作業は作興していく中で問題点があるかは、安全上の問題点はない。その中で、干渉物があった場合に壊した場合に、安全上の問題がないかもあるので、そういうところはしっかり評価して問題ない事を確認いく。今回も色んな意見を踏まえた資料を、新たに申請書類の補正を出して、それらの認可をもらっていくことになると思う。そこで審議頂く項目の作業は、実施を止める状況になる。線表でこれが、そこだと言い難いが、安全上確認のない必要のない部分は、工事を妨げるものではないと聞いているので。当社で安全をしっかり確認して進めるのが今回の作業開始になる。)

今の話を聞いていると赤い埋設貫通部はきちんと確認していかないと出来ないとおもったがそうか?

東電小林:埋設貫通部は、中に高濃度の滞留水があれば、穴を開けると汚染物を広げる事になるので、しっかり確認して問題ない事、対象方法を確認してもらってからの作業になるので。埋設配管貫通部の作業には穴を開ける前段階の作業もあるので、赤いところが全部できないということではない。穴を開けるまでの上面までの土をどかすとか、穴を開けるまでの前段階までの作業は可能だ。)

はじめは埋設物のないところから掘っていくし、あるところでもやれる手前までやると?

東電小林:現段階で埋設物があることは確認出来るが、実際の工事が、図面通り、というわけではないので、埋設物、配管トレンチがあるところは、先ず試し堀をする。1m80cmから2メートルを機械と手で掘っていって埋設物がないか確認しながらの作業になる。埋設物の位置を確認して、必要なものは安全措置を講じてしっかりした掘削に入る。問題ないところは通常の削孔作業にはいる。いきなり上から穴が開けて、地下のものを壊すことがないように安全を確認しながら作業を進めていくことになる。)

ここに書いてない作業で他に安全確認が必要な作業はあるか?

東電小林:そうだな。安全対策の中で、間違って穴を開けないことがあるが、万が一、穴が開いたときにどんな対処が出来るか、ということがある。そういう可能性がある箇所は、何かあった場合の次の手立て、バックアップをしっかり確認しておく必要があると思う。)

わかった。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#00:50:40

●フリー木野:【要約】


・★★★凍土遮水壁の件で。1ページの冷凍能力の 251KWはどういう意味か?消費電力じゃないと思うが。

東電小林:多分、冷凍能力。いろんな冷媒冷やす装置があるので、
それを踏まえて冷凍能力として251KWある、ということだとおもう。)

すると冷凍機1機の消費電力はどれぐらいになるのか?

東電小林:1機よりシステム全体の考え方になると思うが。)

261KW/台 というのはシステム全体の電力量なのか? システム全体の消費電力量を知りたい。

東電小林:個別は手持ちにない。先程ちょっといったが、1年間で4,400万KWの電気を必要とする事は確認している。個々の数字が幾つかは、冷凍能力という形でしか手元にはない。)

1年間に4,400万kWの消費量?

東電小林:kW/hだ。失礼した。)

それを365日に割って、24で割って30台でわると1台あたりが出る、と考えて良いか?

東電小林:そうだな。よろしい。)

1台あたりの消費電力も併せて確認頂きたい。

東電小林:▼確認したいと思う。)

・作業員確保、今後、作業員の被ばく管理しながら検討、と言う話があったが、すると現状で見通しが確定しているのは、今予定が出ている第4ブロックのところだけか?

東電小林:1班5人の2交代。1日へ意見20箇所ぐらいやると言うこと何で、そこまでの計画は立てている状況だ。その中で被ばく状況や、各作業員の線量管理で必要があれば増員、ローテーションを考えていく。)

今いったのは、4ブロック以外のところ意外も?

東電小林:4ブロックに限らず、1日に平均それぐらいの作業になるだろうと今想定している。なので、6月2日にいきなりそれだけの人が入るわけではない。)

知りたいのは、3ブロック、5ブロック、4ブロックが同じタイミングで削孔や建て込みがスタート。その後、少し遅れて8ブロックも6月中に始まる。各ブロックごとの作業計画、人数が出ているのか?作業員確保がその辺含めて何ヶ月先まで見通しが立っているのか?

東電小林:今、私が確認出来ているのは平均的なものだけだが、おっしゃるとおり、この工事を進めるにあたっては、週単位、月単位、全体で管理しているので、現場はその中で日々動いて行くのでその都度見直しが入ってくる状況になると思う。どのようなものがあるか私も分からないが、しっかりと人数評価、作業員の数はしっかり確保出来ると考えている。)

わかった。であれば、週単位、月単位の工程表を公開してくれないか。要望だ。

東電小林:▼どういった形で示せるかも含めて確認する。)

そういった物が出た方が全体の様子が分かり、住民も安心出来ると思うのでよろしこ。

・作業工程全体の集団線量はどれぐらいか数字が出ているか?

東電小林:全日か?私が管理で確認してる中では、0.8mSv/日でAPDを持っていって管理していく。上限いっぱいになると言うことではなく、出来るだけ被ばく線量を抑えるように管理していくことになる。全体的な評価、データは持ち合わせていない。)

後ほどで良いので確認をお願いする。▼

# 前々から木野さんが聞かれてることだけど、その計画線量を試算するにあたっては、人数や、現場の汚染状況、何らかの根拠に基づいて、その数字が出ている筈なのに、その根拠となるデータを示せといっても、東電は事故後一貫して頑なに出さないんだよね。自ら不信感増すことばかりやってる広報。##

東電小林:▲あと、木野さんの質問の件で一部回答が来ているので紹介する。1Fの作業にあたり、資金どれぐらいの人がどれぐらい入っているかと言うことで、3,000人を想定していて、入退域で対策取れているかという質問。4月のデータになるが、★★★最高人数として約5,000人が1日あたり入域。4月の平均値で1日あたり約4,500人ぐらいが1Fに入っている。5,6月も今後集計していくが、大体その程度で推移していくだろうと現在考えている。その中で入退域エリアだが、ロッカー、下駄箱の増設を検討している話しをしたが、中々、★★★★増設する場所が確保出来ないという事で、現在では、ロッカーの使い方
運用を検討し、各企業毎にロッカーの振り分けを行い、企業毎で上手く使ってもらう事で対応している。入域のモニタ関係はスペースが許す範囲で増設。出来るだけ渋滞しないように対応している。車両等についても従来は1レーンの運用を2レーン化して出来るだけ渋滞しない対処を考えている。先日頂いた回答だ。)

ありがとうございます。

# おいおい。足りないなら、自分たちでなんとか工夫しろと。それが東電が行った対策と。その対策に今は切り替えていると。##
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#00:59:15

●IWJミノシマ:【要約】


・1号機圧力翌性質上部調査について。調査結果のところ、スライド3。5G近傍は他のエリアより汚れていることが確認されたとあるが、汚れているとはどういう状況の事言ってるのか?

東電小林:スライド3の写真を見るのだ。配管というか、トーラスのあたりをカメラで見ていく中で、埃というか、何かが付着したような状況が確認されている。写真を見ても汚れていることが確認出来る。X-5G近傍は、スライド4。線量が他の部分より線量が高い部分がある。何が原因かはもう少し見ていきたい。現段階で原因が確認されたわけではないが、こういうことが確認された事実を説明するために書いている。)

・★★★X-5Fのあたりは調査できなかったが、もう調査しないのか?

東電小林:ロボット調査の主な目的は、ロボットを開発したので、有効性確認。カメラ、アーム付きカメラ、ソナーの水中の流れを確認、この3つを大きな柱で、ついでに1号も確認出来ればと言うことで実施。今回は瓦礫をどけないと先に進めない。ロボットの検証としては走行性能、撮影、通信性能は確認出来たので、次のステップは壁面確認に入ろうと考えている。今後、この先を確認していく必要あると思うが、★★★今回の調査としては、キャットウォーク上の調査はここで終了と言うことで考えている。)

キャットウォークは反対側から廻れば、5Eから先はいけないのか?

東電小林:前回は5Eまでいっているが、別の方法で通れるかどうかは私が確認出来てない。)

・ロボットの有効性確認と言うことだが、調査で得られた結果は止水対策に生かす?

東電小林:今後の止水の検討の参考で活用は考えている。止水対策は詳細調査が何れ必要になるので、その中でしっかり確認。)

・★★★昨日の中長期の説明で、放水路の水質調査の説明があった。1から3号機の放水路の水質調査をしていると言うことだが、放水路の出口が埋立てているとか、水が溜まっていて水質調査する説明があった。この放水路は今後どのように取り扱うのか?

東電小林:先ずは引き続き状況を確認することでサンプリング実施を考えている。中に入っている水は汚染が確認されているので、水の循環浄化を考えており、影響及ぼさない形で考えている。何れにせよ、雨水等がこちらの排水路に流入する構造となっているので、流入経路切替えも含めて、ここの水が外に出て行かないよう対策を進める予定。順次、作業をすすめ、その都度紹介したい。)

ここは水の出入りの内容にして水を置いておく?

東電小林:ここに汚染水が直接流入するルートはない。雨水の浸入や、過去に地下に漏れ出た高濃度汚染水が、雨水等により、こちらの放水口に入ってくる可能性がある状況なので、管理しながら水の浄化。流入ルートを止めていく作業になると思う。閉塞については、どのような事が出来るか検討していくことになると思う。現状では、入り口は土砂が入って埋まっている。地上のマンホールから下を確認していく作業になると思う。出来るだけ境外に影響を及ぼさないように、早い段階で対応が出来るようにすすめていきたいと考えている。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#01:05:40

●東電一杉:【要約】


東電一杉:1点追加情報だ。先程のロボット調査の写真データをUSBでデータを配っているが、ファイル名が東電という名前で配っているが、正しくは「日立GEニュークリアエナジ 株式会社さま」というのが正しい。HPも訂正する。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#01:06:25

●フリー上出:【要約】


・凍土遮水壁、これから始まる工事、作業安全を重視していると思うが、資料4ページの図。どれぐらいの線量かわかりやすい資料を適時作ってもらうことは可能か。大事な作業はそういう物を作ってもらいたい。施設に入るときは、この辺はこうなっていると私たちが入った時は頂けるが、そういう物があれば一般の方もよく分るので。

東電小林:発電所内のエリア毎のサーベー記録は月1回更新している。そちらはHPで掲載している。本日、寄生庁に説明にいってその資料 http://j.mp/RJDTh1 には掲載している。今回は抜粋版で資料を配っているので、それが入っていない。)

それはしっているが、こういう機会に書いてもらえればとおもう。

東電小林:貴重な意見ありがとうございます。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#01:08:50

●毎日斉藤:【要約】


・凍土遮水壁、6月2日の作業は何時から?

東電小林:この時間と明確には答えにくいが、2日の午後になると思う。雨、風が強い状況だとクレーンを使った作業になるので、作業が中断、中止になることもある。計画では2日の午後あたりを計画。作業に入れるかは天候状況による。)

具体的な作業内容だが、実際に掘削するということでいいか?

東電小林:どの作業から入ってどういう状況になるかは、その時の作業によると思うが、削孔、建込という作業と、準備仮設工事、というが今回のNo.4エリアで実施されることになる。準備仮設工事については既に終っている状況なんで、削孔、建て込み作業に入る中で、穴を掘っていけるのか、穴を掘る段階は当日の状況によって変わると思う。現段階でボーリングするかとかは、申し訳無いが言えない。当日の状況を見ないと明確にわからない。)

じゃぁ、当日の午前中に今日はどんな作業をするか問い合せたら教えてくれるのか?

東電小林:どの程度まで話せるかは分からないが、ある程度のところは対応は可能だと思う。)

わかった。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#01:11:35

●フリー木野:【要約】


・凍土遮水壁の年間の電力消費量の4,400万kWの経費はいくらぐらい見積もっているのか?

東電小林:こちらは、★★★今、自社電力を使う★予定になっている。それぞれの発電状況によって明確に答えるのは難しい。さっきも例えでいったが、一般家庭で290kWを月当たり使う家庭を標準として、13,000軒ぐらいの家庭の電気になると想定。設定料金によるが、20円ぐらいで考えると年間10万円ぐらいかかる。それが1万3,000軒。それは一つの考え方だ。実際にいくらになるかは、そこから自社電力と言うことがあるので下がる。その様な考え方で良いと思う。)

# 凍土壁のランニングコスト、一般家庭の電気料金概算で年間13億円… 初めて出た数字だよね。利益を上乗せする必要がないからそれより小さいと言うことね。##

工事、ランニング予算としてどれぐらい見積もっているかを知りたいんだが。

東電小林:ランニングコストの予算は私は知らない。自社電力何で、自社電力の算定は難しい。使う時間帯の電力、どのような電気を使うのかで、それはその時その時で条件がかわるので、単純に評価出来ない考え方だ。どれぐらいかかるかは現段階で算定できてない状況だ。)

# なんだろうな。回転しないお寿司屋さんにいって、時価とかいたネタをばんばん注文する間隔かな。潰れない会社はやっぱ違いますな。明らかに一般的な感覚から浮世離れしてるよね。 ##

あ、いや、自社電力とはいえ、オフィス電力とか使って経費として算定できているわけで、予算が出ていないというのは納得しがたい話しだ。いくらぐらいか教えてくれないか。予算、金額も分からないのに工事を進めるのは一般企業として考えられない。お願いできないか?

東電小林:考え方としては4,400万kW年間掛かると考えているので、そこから大体の想定は出来ていると思う。その中で使われた電力で評価されていくので、その細かいところは実際、運転してからになる。)

あの… 今の想定で結構なので、いくらぐらい見積もっているか教えて欲しい。一般家庭の料金はそうだが、実際にいくらぐらい見積もっているか分からないとアレなので確認して欲しい。

・大分前、構内で発生した廃棄物の減容のために新しい焼却炉を造っていたが、現状はどうなっていたか?

東電小林:焼却炉は順次工事を進めている。工事内容は分割して申請を進めており、今、工事建物を申請しており、建屋工事を進めている。)

これ、去年ぐらいに完成予定ではなかったか?

東電小林:焼却炉については、工程表を確認するが、大幅に遅れているとは聞いてないので計画通り進んでいるのではないか。環境影響含めてあるので。昨日の中長期ロードマップに出ているかかくん出来てないがそちらを見てくれないか。)

確認をお願いしたい。▼

・毎月出している水処理設備の放射能濃度の測定結果について。いつも全βだが、ストロンチウムでは出さないのか?

東電小林:その他の水処理で測定しているので参考になると思う。ストロンチウムは今のところ考えてない。)

ストロンチウムと全βを比較すると相関性が無くばらついている。これだけでは分からんと思うが。

東電小林:全βは短時間で確認出来るので傾向監視に適しており、ストロンチウムは時間が掛かるので傾向監視は全βをはかっている。全βとSr-90で計り方の違いでばらつきがあったと思う。ばらつきは低減させるために対策を取っているところなので、対策後は大きなばらつきはないと思う。)

全βは短時間で出来るという話しだが、1ヶ月にしか出してないデータなので、Sr-90出だすことに支障はないと思うが。何故相関性の分からない全βで出すのか?

東電小林:平成23年11月公表のデータの中に、β核種と全βの放射能を評価している。その中でストロンチウムが支配的であることが確認されており、毎月1回の全βとしては、β放射線濃度の以降を確認するという事で、全βで確認する方針を立てている。その中で測定に時間の掛かるストロンチウム出確認するより、全βを使用した方が迅速に対応出来ると言うことで全βにしている。全βで管理しておけば、しっかり状況が確認出来ると判断しているので、ストロンチウム出分析する事は考えていない。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#01:20:50

●フリー政野:【要約】


・★★★サブレッションチェンバーの水曜日に発表のあったジャバラ継ぎ手部について、地震動で切れたのではないか、と言うことについて聞いたところ、これはあくまでも腐蝕であると答えていた。その時、基準値振動を3.11のときは満たしていたと答えていたが、国会事故調の報告書ではそうではなく、バックチェックが間に合わなくて、耐震バックチェックを急ぐ必要性について、東電も保安院も認識していたにもかかわらず、東電は、最終報告提出予定を2016年1月としており、地震動に耐えられる補強が耐えられるような補強がないまま、本自身を迎えることになったと書かれている。水曜日の答えは間違っているのではないか?

# ほんまや。##

東電小林:そちらについてちょっと確認している。仰るとおり、耐震バックチェックは鋭意進めていたところで、今回の当該部はまだ実施がされていないようで、仰るとおりだ。バックチェックは重要は遺憾を先行して進めていたところなんで、全体的には終ってなかった状況だ。)

・★★★ジャバラ素材がオリジナルか、リプレイスしているものか、今確認してもらっていると思うが、設置当初のものとすると、地震で亀裂が入った事もあり得るとおもうが、その点は確認したか?

東電小林:質問の件で確認出来たことを答えたい。一つは、伸縮継ぎ手部の交換実績はない。今まで交換した事はない。同様の伸縮継ぎ手が他にあるかについては、格納容器内にあるかは、今回と同じような伸縮継ぎ手は、これ以外にはないようだ。この2点は確認出来ている。それから、今の質問の腐蝕以外の可能性についてだが、評価が終っているか、終ってないかは、まだ終ってない。今後、確認するかは、現段階でハッキリ分かっていない。もう一つ言える事だが、プラントが停止して、その後の挙動の中で確認されている事だが、先ずしっかりと原子炉が止ったということと、圧力が上がっていたことは確認出来ている。圧力が上がると、ここから圧力がどんどん逃げていく。それから判断しても、地震が起きてプラントが停止下段階では、通常のプラント挙動を示していたと現段階では考えている。また、地震で壊れたかどうか、明確に壊れていないとは言えないが、地震によって壊れていた所は、★★★当社として確認出来てないという答えになる。100%否定しているわけではないが、今後の調査で明確になっていくんではないかと思っている。)

# その亀裂の大きさも確認が出来てないのに、圧力を完全に相殺するものかどうかもわからないのに、どうしてそういう事が言えるのか、自分には理解出来ない。可能性を否定しないだけ小林氏はふつう。既にその段階で大量の放射性物質が外に漏れていた可能性が。##

・変電所ついて液状化が起きていたことについて、電話で答えてもらったが、研究者の方は、夜ノ森でも変電所でも両方とも液状化が起きていたのではないかといっているが、東電は夜ノ森では起きてないが、変電所では起きたと言うことを答えた。そうすると、エネ庁の電力安全小委員会電気設備地震対策WGに提出した資料には、東電は変電設備について、液状化による被害はなしと届けている。するとこれは虚偽報告になるんじゃないのか?

東電小林:その詳細は確認が取れてないので、確認して別途回答したい。▼)

頂いた電話でのなぜ公表しなかったのかの回答としては、液状化したことと、電気設備の45箇所が損傷したことがリンクしないと判断しているからだと言っている。液状化は振動が大きいからこそ起きる。被害なしというのは全くの虚偽だと思うので、厳重に確認してほしい。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#01:27:20

●東電小林:【要約】


・▲回答したい。先程、木野さんから質問のあった焼却炉の工程だが、後期は平成26年度末が工期になっている。29日の中長期の資料に入っている。個体廃棄物の保管、処理、処分の計画の工程表の中に記載があるので、参考にしてほしい。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180049221#01:28:10

●フリー上出:【要約】


・凍土遮水壁工事そのものの総工費を確認したい。

東電小林:国のプロジェクトで進んでいる。国からの工事として、今、手元に数字がないが、300数十億だったと思うが。)

これは全て国の予算?

東電小林:設備工事は国のプロジェクト。その後の運転は当社が運用。)

経産省が出た時の数字は、全体がよく分らなくなったので聞いた。

東電小林:明確な数字が手元にないので確認する。▼)






~ 終了 19時(1時間30分)

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