2014年5月29日木曜日

東電会見 2014.5.29(木)17時30分 ~ 廃炉・汚染水対策チーム会合 第6回事務局会議 中長期ロードマップ進捗報告会見

東電会見 2014.5.29(木)17時30分 ~ 廃炉・汚染水対策チーム会合 第6回事務局会議 中長期ロードマップ進捗報告会見



1時間7分


廃炉・汚染水対策チーム会合 第6回事務局会議 5/29(木)

報道関係各位一斉メール 5/29(木)
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○福島第一プラント 5/29(木)

○指示・報告 5/29(木)

漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 5/29(木)

未使用 焼却工作建屋地下 高濃度汚染水誤移送トラブル関連

H6エリア タンク高濃度汚染水100トン漏えいに関するサンプリング結果
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H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果

地下貯水層漏えい関連

環境モニタリング・サンプリング 5/29(木)

○その他 5/29(木)

福島第二 5/29(木)
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福島復興本社 5/29(木)
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柏崎刈羽 5/29(木)
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■中長期ロードマップ進捗状況


http://live.nicovideo.jp/watch/lv181020042#00:00:25

■廃炉推進カンパニー(東電) 増田プレジデントさまのご挨拶




○Jビレ司会:
それでは中長期ロードマップ進捗に関する会見を開始する。先ず会見者を紹介する。皆さんからみて右側が福島第一廃炉推進カンパニー プレジデントであらせられる増田さまである。

左が原子力立地本部長代理の白井だ。司会は私、福島第一廃炉推進カンパニーの広報部、東電ヤマトが勤めさせてもらう。では、先ず、増田さまより、ご挨拶と、ロードマップの概要についてご説明させて頂く。


○東電増田CDO:
夕刻に集まって頂きありがとう。1F廃炉推進カンパニーの増田である。当社、原発事故から3年が経過した今も周辺地域と社会に迷惑を掛けている事を詫びる。

本日は午前中に開催された、政府・経産省 廃炉汚染水対策チーム会合事務局会議で審議された廃炉、汚染水対策の進捗状況について説明させてもらう。前回4月24日 http://j.mp/REZzLb におこなったが、

それ以降、この1ヶ月の大きな出来ごととして、今月21日から地下水バイパスを開始したことが上げられる。これまで、21日、27日、国や県の{利害}関係者に立ち会ってもらい、

地下水バイパス、一時貯留タンクから{海への}排水を行わせてもらった。

今回の地下水バイパスの開始は、漁協関係者の苦渋の決断をはじめ、地域理解の賜である! 改めて感謝する。★★★こうした地域の皆さんの信頼に答えるために! 慎重に設備管理、運用行なって行く。

# もっとひどいことになるぞと、半ば脅し的に海洋放出しておきながら、地元の信頼あってこその放出なんだと。地元理解の賜なんだと。つくづくおめでたい人たちですな。一体、あたまのなかどうなってんだろ… 散々海を汚しておいて、総量関係なしに、薄けりゃOKでまた放出… ##

# 一体、何時から海は東電と福島漁協のものになったのか。##

また、水質についても、第三者機関に確認してもらいながら、運用基準等を厳守していく。それでは、本日開催された、廃炉、汚染水対策チーム会合で審議された概要について説明させてもらう。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv181020042#00:02:50

中長期ロードマップ進捗状況(概要)


○東電増田CDO:
手元の資料を見るのだ。A3資料1枚目の上段を見るのだ。「中長期ロードマップ進捗状況(概要)http://j.mp/1nwJCFS」現在、4号機使用済み燃料プールからの燃料取り出しは、

昨日の時点で946体を共用プールに移動している。引き続き、安全第一の本年内の燃料取り出しに向けて作業を続けていく。

★★★3号機については、先月から使用済み燃料プールに入っている大型の瓦礫である燃料交換機の撤去に着手しているが、引き続き慎重に瓦礫撤去作業を進めていく。

燃料デブリ取り出しに関しては、その第一段階となる建屋内の線量調査や漏洩カ所の調査を進めているところである。今回、1号機の圧力抑制室内、及び、3号機の主蒸気隔離弁室内において、

格納容器側からの水の漏洩カ所を直接確認する事が出来た。続いて、資料の2ページを見るのだ。冒頭にも言ったが、今月21日より、地下水バイパスを開始した。その後、27日に2回目の排水を行った。

資料には21日、及び27日に排水した地下水バイパスの一時貯留タンクの水質分析結果と共に、21日の{記念すべき}最初の排水写真を示させてもらった。

また、既に知らせているが、5月26日に採取した地下水バイパス揚水井 No.12においてのトリチウム濃度が一時貯留タンクで運用目標値である1500Bq/L を超え、1,700Bq/L を検出した。

そのため、揚水井No.12空の汲み上げを5月27日 20時48分に停止している。No.12については、サンプリング頻度を増やして傾向監視を強化する。本日、揚水井No.12の最サンプリングを行っているので、結果が纏まったら知らせる。

尚、傾向監視の結果、★★★値の上昇継続による一時貯留タンクの影響がないことが確認出来たら、揚水井No.12からの汲み上げは再開する予定である。続いて、資料2ページ目の資料中断を見るのだ。

汚染源を取り除く取り組みの柱である、★多核種除去装置のALPSの試運転状況について説明する。先ず、B系統に関しては、フィルターの不具合で、今年3月から雨天を停止していたが、

改良型フィルタの交換作業が終了し、5月23日より処理を再開している。今回のトラブルは、汚染水のカルシウム濃度が設計通りに下がらなくなり、放射性物質の除去性能が低下したものだ。

B系統の調査結果から、カルシウムを取り除くガスケット。いわゆるパッキンのようなものが、放射線によってもろくなり、破損したのが原因と判明した。

また、A系、C系も、このB系での知見を生かして!早期に検知出来る様に予め対策を行っていたので、下流側への汚染拡大を防止することが出来た!

A系については来月上旬、C系についても来月中旬にはこの改良型フィルタに交換した後に処理を再開する予定だ。★続いて、左側下段を見るのだ。1号機の圧力抑制室内、

及び3号機の主蒸気隔離弁室内での格納容器側から水の漏洩をカメラで確認する事が出来た。1号機では、昨年、11月に圧力抑制室内で漏洩があることは確認出来ていたが、今回はその漏洩カ所が特定する事が出来た。

また、3号機において、格納容器側からの漏洩カ所を直接確認出来たのは、今回が初めてである。これらの漏洩カ所の確認は今後の廃炉作業に向けた大きな成果である!と考えている。

最後に、右側下段を見るのだ。★休職センターの起工式である。本日、大熊町の大河原地区に建設を予定している福島休職センターの起工式に、福島復興本社の代表であらせられる石崎さまとともに出席してきた。

この休職センターは、福島第一で作業に携わる作業員や、また、当社社員の食生活の改善!充実!食生活の改善、充実が行われると、作業にも良い効果が出てくると思っており、そういった物を考えて建設を進めており、

朝、昼、夜、の3食を提供させてもらおうと思っているところである。労働環境改善と言うことで、力強いサポートが得られるものと思っている。私から説明は以上だ。続いてその他のトピックスを白井から説明させて頂く。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv181020042#00:08:10

循環ループ縮小工事の開始について


○東電白井:
トピックとして資料の次にいくつか纏めて配っている。一つ目として「循環ループ縮小工事の開始について http://j.mp/1jw8qFz」こちらについては昨年、11月28日の廃炉対策寿司新会議において、

現在行っている大きな循環、タービン建屋から滞留水を移送して、セシウム等を取って、その後、高台35mのタンクエリアに水を上げて、塩分を除去してタンクを溜めると。溜めたタンクの水を、また原資論戻していく、

こういった大きな循環を現在行っているが、当初、高台のバッファタンクを用いて4kmの長さの配管で行っていた。それを昨年、プラントに近くにある復水貯蔵タンクを使って入れるということで3kmまで低減をしている。

更なる低減と言うことで、復水貯蔵タンクを水源に、こちらのスライド1にあるように、一度セシウムを取った水について、一旦、今、4号機のタービン建屋を予定しているが、

に、戻して、そちらで原子炉に注水するだけに必要な順位を作る。淡水を作る。処理水を作ってここで作った処理水を原子炉に注水しようと。こういう構成をすることにより、

今まで非常に長かった原子炉注水するのに必要となっていた配管が、★★★約3kmが800mぐらいまで縮まる出計画している。めくってその系統のコンセプトが2番目にあるが、

現在原子炉の注水については、それぞれのプラントに4.5m3/hという目標で注水している。1日約350トンになる。これに必要な淡水を作ろうと言うことで、RO装置、淡水化装置については入り口流量が800トン。

で、淡水の精製が400トンぐらいのものを設置する。また、この設置にあわせて、一つが故障した場合、注水が出来なくなる可能性があるので、系統を二重化して、方系が100%のものを2系列。

また、運転操作については、1F免震棟で遠隔操作することを行い、被ばく低減を計画している。ここの淡水化装置で発生した排水だが、こちらの排水については、やはり、タンクに蓄えると言うことで、

タンクエリアの方に移送して、こちらで貯蔵することを予定している。スライド5全体スケジュールがあるが、こちらについて機器の停波や準備工事を6月から実施。

また、これに伴う実施計画の新制を6月から実施することで現在計画を進めている。以上が循環ループの縮小工事の概要である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv181020042#00:12:10

RO濃縮水のリスク低減に向けた取組


続いて「RO濃縮水のリスク低減に向けた取組 http://j.mp/1k3EWVu」という資料だ。RO濃縮水については、先程、増田さまが、おはなしされましたように多核種除去設備で処理をすると言った事を前提としているが、

そのまま、処理を溜めておくだけでは、リスクが下がらないので、処理をする前の水についても、ストロンチウム等の核種を取り除き、リスクを下げていく事で取り組んで行く。

スライド2にあるように、セシウムについては、その奥は取られているが、β核種であるストロンチウム90が非常に沢山残っていると言うことで、このSr-90を除去するという事で、次のページ。

モバイル型のSr-90の除去装置、あるいは、★★★今現在、セシウムを除去しているサリーにセシウム(Sr-90)を吸着吸する吸着材を適用する計画をしている。

# なんと、第二セシウム吸着塔のサリーに、セシウムを吸着する吸着材を適用するとな。今まで何を取っていたんだろう。w ##

めくるとモバイル型ストロンチウム除去装置の概要という事で、こちらについては、今月22日に実施計画の変更を申請している。モバイル型と言うことで、コンテナに積んだ装置、全部で5つのコンテナになるが、

それをトレーラーでタンクの近くに設置して、タンクから水を引っ張ってきて、ストロンチウムを除去して、それをまたタンクに戻す。こういった循環を繰り返していくことにより、

タンク内に含まれるストロンチウムを除去していくといった厚生委なってくる。現在、★★★現在している処理量として1日300トンということで、中々大量のものを処理できるものではないが、

こう言ったことに順次取り組んで行きたいと考えている。続いて、その下。スライド4。サリーへのセシウムストロンチウム同時吸着材の適用と言うことで、現在、こちらの第二セシウム吸着塔のサリーで、

セシウムを除去して、除去した水を炭水化して、プラントの注水等につかっている。この際に中に入っている吸着塔の吸着材にストロンチウムを除去する吸着材を一緒に入れる。

それより、セシウムの除去に併せて、ストロンチウムを除去していく事で、現在、計画をしている。こちらについては6月上旬に実施計画の変更申請を予定していおり、スライド5にあるが、

モバイル型のストロンチウム除去装置については8月末からの処理をしていきたいとという事で、現在、準備を進めている。

サリーのセシウム、ストロンチウム同時吸着材の適用については、実際に試験をしながら運用していくと言うことで、8月末に初期運用を行い、最初に1系列あたり2塔を設置し、その性能塔の評価を行っていきたいと考えている。

その後、11月ぐらいには本運用に入りたいと考えている。こういったストロンチウムを多核種除去設備で処理するだけでなく、それ以前に処理をすると言うことでスライド2の一番下を見て頂きたいが、

タンクから漏洩したときのリスクを低減させる。ストロンチウムが無くなることによる敷地境界線量の低減が図れる。

また、タンクエリア塔で作業する方の被ばく低減が行える事を計画している。こちらについても順次取り組んで行きたいと考えている。




http://live.nicovideo.jp/watch/lv181020042#00:16:30

放水路水質調査について


続いて「放水路水質調査について http://j.mp/1pndwMg」ということで説明したい。現在、1から4号機については、タービン建屋東側の護岸部分においてフェイシング等を行っている。

現在、また、タービン建屋周辺の瓦礫撤去も行っており、こういったフェイシングの進捗等に伴い、建物等にフッタ雨水をどちらに流しているか。

今まで地面に染みこんでいた水を流していかないといけないところをきちんと確保していく必要があるところを確認する必要があると言うことで調査を現在おこなっている。

原子炉建屋、タービン建屋が設置されている10m盤について、降った雨については東側、タービン建屋側の雨については、1号機から3号機までの放水路に流れていく構成になっている。

放水路というのは、通常、発電所が運転しているとき、海から大量の海水を汲んで、原子炉で発生した蒸気を冷やして、冷やし終って暖まった海水を海に捨てる。そこのラインを放水路、ということになる。

なので、通常雨でこう言った雨水等については、この放水路を経由して海に垂れ流すという状況になっている。現在、放水路については、海水の採取等を行っていないことがあるので、海水の汲み上げは行われていない状況である。

で、★★★★今回放水路にどれぐらいの水が今溜まっているのか、ということで調査した。その結果、セシウム、全βの汚染が確認された。ということで、スライド2(PDF143 http://j.mp/1k3TOmT)を見るのだ。

★★★放水路としては、1号機、2号機、3号機、3つあり、この海底、地面の下に、この放水路が設置されている。こちらにそれぞれの上流側で採取したところ、1号機、2号機、3号機、それぞれで濃度は若干違いがあるが、

★★★セシウム、全β、と言ったものが確認されている。また、3号機の上流側、3号機については、他について若干高い。と言う状況だった。先程も話したように、

# 数値を言わない… ##

★★★タービン建屋の東側等に振った雨水が、この放水路に流れ込む構成になっているので、その雨水塔の影響と考えられる。スライド6を見るのだ。

分析結果の現段階の評価としては、タービン建屋、或はタービン建屋から放水路のほうにある海水配管トレンチの汚染に比べて放射能濃度は十分低い。また、塩分濃度も低い状況だ。

放水路の中には、震災当時には海水が入っていたと思われるが、その後、雨水等が入り込んで、結果として塩分濃度が低下したと考えている。溜まった水については、この右側に放水口があるが、

そちら、から、本来水が流れていると言った状況だが、この放水口の口については、震災時の津波、またその後、こちらから海に海水を放出していないことから、砂等が、滞留していたといった状況だった。

また、その後、海側遮水壁の設置に伴い、この放水口の出口は、現在、埋め立ている状況なので、放水路から直接海に出る状況では、いま無くなっている状況だ。今後、追加調査としてこの溜り水について、

現在ストロンチウムの分析を実施している。スライド7にあるが、また、流入状況調査と。現在海側のところはフェイシングを行っているところもある。こちらの放水路に流れ込んでくる水について、

どれぐらい流れ込んで来ているのかということ。また、水質調査と言うことをやっていきたいと考えている。また、スライド9になるが、今後の追加調査を踏まえて対策を検討していきたいと考えているが、

現在、放水路のところにも放射能濃度を低減させるということで、現在、2号機と3号機の海水配管トレンチの浄化に使っているモバイル式の処理装置について、

処理終了後にその装置を設置し直し、除去、浄化をしていくことを計画している。簡単だがこちらの説明としては以上である。




http://live.nicovideo.jp/watch/lv181020042#00:22:20

Jタンク設置エリアの全面マスク着用省略可能エリアの設定


続いて「Jタンク設置エリアの全面マスク着用省略可能エリアの設定について http://j.mp/1k3XftL」(PDF173ページ)現在、発電所の色んなエリアについては、全面マスクで色々作業をしてもらっている。

こういった全面マスクの作業は、非常に作業性が悪い。これから夏場になると言うことで、作業環境を出来るだけよくすることを考えている。以前から作業環境改善のために全面マスクの着用は省略し、

DSマスクという簡易なマスクで作業出来るエリアを拡大することを行っていた。この度、追加評価と調査を行い、現在、タンク溶接真っ盛りのJタンクエリアにおいては着用省略可能の見込みが立ったので紹介するものである。

# タンク溶接まっさかり… って… ##

スライド1の下のところに緑色で記載している。緑色全体が、Jタンクエリアということで、現在、タンク増設をこのエリアを中心に実施している。こちらについて、Jエリアタンクエリアでの空気中のダスト濃度。

また、作業する際の土埃の可能性があるので、表面の表土の汚染状況を確認した結果、省略可能だという判断が出来たという事である。スライド2を見て頂きたい。

# 全面マスクを未着用にするために東電がしたことは測定だけ。あたかも現場環境の物理的な改善対策を実施したかのように説明する東電。つまり、今までと何も変わってない。死亡した作業員も全面マスク未着用エリアなのに全面マスク着用で作業していて生き埋めに。続報なし。##

こちらに記載のある測定結果として、空気中の放射性物質の濃度は検出限界値未満。また、表土の放射性物質の濃度は10^2~10^3Bq/kg 。他のエリアに比べても十分低い値であったことから、

★★★明日、5月30日から、全面マスク着用を省略可能と言うことで提供する事で計画している。ただし、Jタンクエリアについては、既に汚染水が入っているタンクが多数ある。

汚染水を取り扱うタンクの周りについては、全面マスクを着用省略可能とはしないで、汚染水を直接扱わないタンクの工事のみ省略可能。その際にはダスト等の捕集効率95%の防塵マスク。

通常DS2とよばれてるが、こちらのマスクを使っての作業を可能にしようと言うことで計画をしている。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv181020042#00:25:35

特定原子力施設に係る実施計画の変更認可申請について


続いて最後のトピックスとして、「特定原子力施設に係る実施計画の変更認可申請について http://j.mp/1k3ZbSQ(PDF195ページ)」本日申請しており、
申請内容としては共用プール建屋にある使用済み燃料の貯蔵ラックについて、現在、1基あたり90隊を設置するラックがついているが、そちらを49隊のラックに取り替えるというものである。

これ、取り替えることによって、共用プール建屋に貯蔵できる燃料の数が減ることになるが、スライド2を見るのだ。現在、4号機からの使用済み燃料の取り出し作業を行っている。

で、4号機については、燃料ハンドル、或は燃料が曲がってしまったものが1隊ある事は既に知らせている。こういった曲がっている燃料については、現在設置している90体を入れる事が出来るラックに収めることが出来ない状況となっている。

★★★そこで共用プール建屋に、こういった曲がったり変形した燃料、これ以外にも損傷した燃料。特に1号機と3号機については、原子炉建屋上部での水素爆発の影響で燃料取扱装置がプール内に落下している。

★★★その結果として、燃料ハンドルや燃料集合体に損傷を与えていることが予想されるので、こういった損傷、変形した燃料集合体を保管するための専用ラックを、この度設置しようと言うことで、本日申請をした。

49体の容量のラックが、90体から49体にへるということで、燃料の数が減ることになるが、そういったことである。こちらに設置する、この49体用のラックについては、

こういった変形、破損燃料を直接掴んだりすることはしなくて済むようにということでスライド5(PDF200 http://j.mp/1k41B42)を見るのだ。変形や破損燃料については、

# もうこれ、燃料交換装置の下でぺしゃんこになった破損燃料を確認してるんじゃないの?状況も確認出来ないのに申請できるの??3号機の瓦礫撤去状況の報告が口頭のみで資料が会見で提示されていない。どうなってるのやら。##

収納管といった専用の曲がった状態で入れられる入れ物を用意してそちらに設置する。で、収納缶に入れた、もの、を、今回設置する、新しく設置する49体用のラックに設置することで計画をしている。

収納感については、燃料を掴むところの、あ、破損してる燃料については、破損している部分等の、曲がっていて掴めないことが、予想されるので、、ええぇぇ、収納感自身を掴む、という構造で出し入れできる構造で計画している。
本来の燃料よりも、この週の管毎に入れると言うことで、サイズがでかくなると言うことで、90体から49体に減ると。スライド3に戻るが、本日、実施計画の申請を行い、

8月中旬以降にこちらの新しいラックへの取り替え作業を進めていきたいと考えている。私からのトピックスの説明は以上である。 



○東電ヤマト:
それでは、質問を受ける。先ずはJビレ会場からだ。(30分)





■質疑


http://live.nicovideo.jp/watch/lv181020042#00:30:05

●共同大沼:【概要】{初}Jビレ

・本日、大熊町の給食センターの起工式が行われた。作業員の環境改善計られると思うが、供給量に比べて需要が大きい気がするが、今後、休職センターの規模を拡大していくか。

・作業員6,000人確保するために東電が考えている事は。

(1F現場で働く人は社員が1,000人、下請けが5,000人ぐらいの規模。同じように食事を取るかは仕事の種類など違いがあるので、6,000人イコール6,000食にはならないとおもう。様子を見ながらそれぐらいの量を提供出来るようにしたいが、今の規模は、3,000食規模で、朝と夕方に少なめだが出すことで考えている。暖かい食事でリフレッシュ。食事食べながら色々話すことで仲間の健康状態が分かって仕事が良い状況になることを期待。仕事によるので全員に食べてもらうものではない。6,000人は随意契約、それに併せて作業員確保してくれと2,3年にわたり提示して作業員確保、育成計画をたててもらうことが一番大事だ。1Fで一緒に働ける人達が安心して働けるように頑張っていく。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv181020042#00:35:50

●朝日大岩:【要約】福島会場


今月に入ってからドクターヘリで運ばれる方が複数、骨折の方が何人か出ているが多いと感じる。作業が大変なのか、作業者が高齢化しているのか、偶然か、どう分析してどういう対策を取っていく予定か。

東電増田CDO:ドクターヘリの運用は、1分、1秒でも早く医者に診てもらうためにありがたい仕組み作ってくれて有り難い。現場で怪我している方が多い指摘だが、今は、6,000人ほど働いている現場で環境が良くない。全面マスク、タイベック、ゴム手袋も2重、3重、仕事がやりづらい。白井から説明したように、全面マスクを外して仕事のやり易い環境を作ることが怪我を減らす事に繋がる。人災ゼロが一番良いので安全な環境を我々が整備する。食事面もみんなで作業前に段取りを付けてもらう場所を確保する、休憩場所を確保する、どんどん整えながら、通常の原発と同じ環境で仕事出来るように現場を元に戻していきたい。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv181020042#00:38:50

●河北新報 桐生:【要約】福島会場


・東電増田CDOに。糖度遮水壁の問題で、寄生庁から今月認可が下りた。実際に6月着工、何時頃着工を始めるのか。地盤沈下、水位低下の問題があるが、東電増田CDOのお考えを。

(まだ残念ながら認可は下りてないので着工は出来ない。実証試験を10×10mの枠内でしっかり土を凍らせて、分離出来ることは確認出来た。寄生庁との間では地盤沈下問題あるのではないかと懸念事項が示されていたが、我々の説明は理解してもらったと思っている。準備が整ってから着工になるが、地盤沈下の考え方は理解してもらったと理解。地盤沈下は岩盤が斜めになることで建物影響が出るが、それはおこらない、ということで理解してもらった。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv181020042#00:41:20

●テレ朝松井:【要約】東京本店


・東電増田CDOに。ALPSについて。完全に取り除けていないCo-60、Sb-125などの核種4種類はどうなっているか、ALPS本格稼働時期は何時頃になるのか?

東電増田CDO:4核種は取り除ける実証試験をやっている最中に稼働が出来なくなり、ALPSが止ってそれが中途になっている。A系での試験を中心に考えており、A系が6月に入って動かせると思ってるが、動いた後に吸着塔構成が4核種を取り除くにふさわしいか確認した後、ALPSの最終の姿で考えている。6月に復旧させ、1~2週間のオーダーで実験した後、方向性を決めてそこから改造に入るとおもう。止っている原因としてB系の不具合をA、C系で教訓を生かせて対処できたと思っている。A系、C系は6月上旬、中旬に速やかに起動できると考えている。)

既に4核種が1年前にはラボで取れる結果が出ているのに、トラブルによって本格的な実験が一度も出来てないということか。

東電増田CDO:ラボと実機で長時間にわたってとり続けることは違う。長時間にわたって取り続けられるか、大きな流量でも取り除けるかは実験の玄海がある。実機の確認事項をしっかり抑えるのが大事だと思っている。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv181020042#00:44:45

●東京新聞おぐら:【要約】東京本店


・地下水バイパスについて。揚水井No.12が2度にわたり運用目標が超えている。漁協不安や、汲み上げを止める作業員の負担。数値が超える度に報道されて、県民の不信感を強めるので使わない方が良いと思うがどうか。

東電白井:地下水バイパスNo.12の井戸は、2回ほど運用値1,500を超えて現在も停止している。値そのものは1,700、少しのレベルなので、再度止めてサンプリングしたら低下している状況なので、現段階では止めるよりも、地下水バイパスとして稼働させ、地下水流入を抑えるトータルリスクの低減に繋がると考えている。超えたと報道されて地元に心配掛けている事は複雑な感じだが、一時貯留タンクで問題ない事を確認している。申し訳無いが、きちんと排水している部分は基準以内と言うことで理解してもらいたい。)

例えばNO.12を使わないリスクを具体的に。

東電白井:全て全体で12の内の一つ、トータル排水量の締める割合は小さいと言えるが、No.12は南側に設置されており、1~3号機まで見たとき、南側のサブドレン水位を下げると見たときは、全てを汲上げる事がトータルで地下水位を下げる事が出来ると考えている。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv181020042#00:48:35

●共同こくぶん:【要約】東京本店


・RO濃縮水のリスク低減について。ストロンチウムは現在の値からどれぐらい減らせる資産なのか?

東電白井:このモバイル式のRO装置は100分の1まで低減させる性能を持っている。1日300トンになるので、1回通しただけでは処理が済まない。RO濃縮水リスク低減取り組み資料のスライド3。使い方としては、幾つか繋がったタンクを、ある日数、循環させる事で最終的に濃度を下げることを予定している。)

・東電増田CDOに。汚染水問題でタンクの汚染水を今年度中に一旦全て処理する方針。この水は、その方針に含まれるのか?

東電増田CDO:35万トンほど汚染水を持っており、85,000トンほどアルプスで処理が住んだと思っている。年度内にリスクを下げるために汚染水を処理する事を考えている。)

この装置で通したものも含まれると?

東電増田CDO:ALPS以外に高性能ALPSも考えており、それも使ってタンク内の水の汚染濃度を下げていく事を考えている。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv181020042#00:51:50

●フリー木野:【要約】東京本店


・東電増田CDOに。作業員の怪我の話しがでていたが、怪我が多いのは経験不足から来るものではないという認識を持っているのか?そうであれば根拠を示して欲しい。

・作業員全体の経験値、初めて入る人がどれぐらいいて、初めて全面マスクで作業する人がどれぐらいいるか、作業員の経験値の状況は把握しているか?

東電増田CDO:怪我か経験不足から来るものかは難しい質問だ。どういうものが経験しているか、していないかは言いづらい。この状況で全面マスクの作業経験は長い人でも3年間の経験しかない。目に見えない放射線も、この廃炉現場の放射線の考え方は今までと違う。γ線だけ考えて良ければ良かったものとは違って、汚染を考える必要があり、しかも全面マスク。怪我もし易いところもあると思っている。何処かで練習して現場に来てもらうとか、危ない現場はロボットを使って人の手を減らす事をやっていきたい。環境改善で怪我を少なくしたいと考えている。例えば4月の怪我でも、カッターでものを切っていたときに足まで切ったとか、それで経験不足とか言っていると思うが、実際にはゴム手袋や全面マスクで作業するのは大変だ。怪我をしないで働けるように我々は環境を整えようと思っている。)

・サブドレン汲み上げについて。タンクの増設計画が半年おきに出てくるが、このサブドレンから汲上げた水の扱いは決まっていない。タンクにためたら今のタンク計画が破綻する。いつ放出するのか、タンクに溜めるのか、方針をいつ示すのか。

・随意契約が全体の何割ぐらいあるのか、今後どのような数字になっていくのか?

東電増田CDO:随意契約の件は何割かは答えられない。随意契約をするほうがみんなのためになると思っている。私は全てを随意契約になるようにするようにみんなで頑張ろうといいながら仕事をやっている。随意契約に出来ないものもあるので、割合は答えられない。考え方を理解頂きたい。サブドレンは地下水全体で考える必要がある。一番考えないといけないのは、1~3号機に地下水を近づけないで汚染水を増やさないかだ。そのためには地下水をバイパスし、建屋に近づく前に海に放出する。凍土壁を使って1~3号をブロックして外に逃がす。それにより汚染水を増やさないことが大事だ。サブドレンは今の状況を見てもサブドレンを引かずにこうやってコントロールできている。サブドレンを引くことは、次の仕事につながる大きなものになるが、サブドレインで汚染水が増えて、タンクが大変になるものにつながるものではないと考えている。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv181020042#00:57:45

●時事かたかわ:【要約】東京本店


・凍土遮水壁について。月曜日の評価検討会の更田委員の発言を受けて、寄生庁事務方は、安全性に影響ない範囲であれば、着工可能だと言っている。例えば山側の穴掘りなど。それを受けて、先ほど資源エネ庁のレクチャーでできれば6月上旬の着工を目指したいという発言があった。先ほどの説明では、実施計画が認可されないと着工できないのか?

東電増田CDO:言葉足らずだった。私が言ったのは、安全性に関して寄生庁が確認出来ないと着工できないと言うことであり、安全に関わらない準備工事は出来る。できれば、安全部分も認可をもらって茶こうしたいと言っていたのが、我々の過去の言い方だ。地盤沈下を含めて懸念については流会を得られた事は進歩だ。この後、唖然に関わる部分は、寄生庁の審査をしてもらってから着工になる。)

着工という意味で6月頭、常住を目指すと?

東電増田CDO:着工は6月頭を目指したい。準備工事は我々は着工という言い方をしない。寄生庁に認めてもらい、安全に関わる部分の仕事を始めたときに初めて着工という言葉で表現する事になる。)

(東電石橋:では東京は終ってJビレッジにお返しする。)

(Jビレ司会:こちらで追加の質問はない。その他の会場で質問あるならどうぞ。)

(福島会場司会:福島会場も結構だ。)

(東電石橋:東京でまだ手が上がっている。質問は1問ずつでお願いする!)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv181020042#01:01:15

●テレ朝村田:【要約】東京本店


・★★★昨日の社長国会答弁について。吉田元所長の調書について、廣瀬社長は社員にヒアリングした結果、命令違反の事実は無かった答弁している。ヒアリングはどの程度の対象で、中には直属部下が2Fに逃げろと指示があったと聞いたと私は聞いた。その中身を教えて欲しい。

東電増田CDO:私は当時、2Fの所長だったが、どういったヒアリングが行われたかは分からない。ただ!これだけは言わせてくれ。私は2Fの所長として1Fが爆発したのを見た瞬間に!福島第二にみんなを迎え入れて、個々で前線基地に作り直さないといけないと判断し、本店から依頼が来る前から、第2の中には、1Fから怪我した人が来ても大丈夫なように、除染の設備も作ったし、怪我人を収容する場所も作った。その後、皆さんが撮影された、体育館の設備も、もう!2日目には作ってあった。もう、当然のこととして、私の発想は、1F事故を収束させるには、2Fの場所がないといけない!とおもっていた。個々だけは是非!理解を頂きたい。すいません。これはもう、カンパニーのプレジデントではなく、第2の所長に戻っちゃって、ちょっと、ちょっと熱くなって申し訳無いが、ここは是非!ご理解頂きたいッス。我々、あの、そういう考えで、あの、何も言われなくても、私の頭はそうなった。吉田の頭も、おそぉぉらく、そうなったと思っている。)

ごめんなさい。私の仕方が不味かった。私は、廣瀬社長は今回の事を受けて、社員にヒアリングしたと言われていたので、3年間のことではなくて、今回の報道を受けて、確認の為にヒアリングしたと思った。結構だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv181020042#01:03:40

●朝日はたの:【要約】東京本店


・凍土遮水壁だが、今日、今、規制委との面談が終って東電から6月2日から着工するスケジュールを示したようだが、それは承認して2日からする事になったのか?

東電白井:6月2日から公表していることは聞いてない。ただし、6月から着手したいと説明を行っている事は把握している。)

結構だ。

・東電増田CDOに一言。着工前に色んな方式が議論され、サブドレンだけでもよいのではないかと議論されている中で、凍土遮水壁はどういった点で優れているのか?

東電増田CDO:専門家が集まって良いものだと結論を出したので、良いものだろうと判断している。私が言えるのは、氷を使うのはやり易いやり方だなと思う。別の構造材を入れると元に戻すのが難しい。その意味で凍土はやり易い。サブドレンやれば凍土壁がいらないという考えは違う。二重、3重にも対策をやって汚染源に水を近づけないことに傾注してやっていくことが大事だ。)

# そりゃ新技術と言うことで国からお金出るし。支持母体に莫大な国費を落すためでしょう。自分には鹿島が国に営業に来ているように見えた検討会。政府が心配しているのは、今の経済の形が保てなくなる支持基盤の地盤沈下であって、1Fの地盤沈下ではない。採算度外視はあたりまえ。##

(Jビレ司会:時間が過ぎた。以上を持って本日の中長期ロードマップ会見を終了させてもらう。)







~ 終了 18時37分(1時間7分)

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