11月6日 21時 安倍さまのNHK NW9 「原発は今」(なにそれオープニングのタイトル) 東電広報
東京電力福島第一原子力発電所です。ここで先週完成したのが遮水壁です。汚染水対策は大きな節目を迎えました。護岸を囲うようにして鋼鉄製の壁を打ち込み、汚染された地下水が海に流れ出るのを防ぎます。
河野:
東京電力は遮水壁が完成したことで、護岸添いの海水に含まれる放射性物質の濃度は下がる傾向にあるデータを示しました!汚染水対策の最前線を取材してきました。
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河野:
構内に入るのは私にとって初めての経験です!
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「河野:これは反面マスクと言うそうです。そんなに圧迫感は感じないッすね。」
先ず、原子炉建屋に向う高台に向いました。
「河野:私は初めてなんですが、1号機、2号機、3号機。3号機はまだ片付けの途中と言うことではあるんですが、まだ当時の状況が未だに残っていて、すさまじさがよく分ります。」
# おいおい。当時の状況って。燃料交換機も撤去されて随分と変ったのに、当時の状況が残ってるんだってさ。流石、その瓦礫撤去、燃料プールの水が抜けるリスクすら国民に伝えなかった安倍さまのNHKですな。##
廃炉に向けた作業が至るところで行われている構内で、特に重視されているのが放射線量を下げることです。
「河野:あそこで作業員の方が、セメントを斜面に吹き付けています!」
原子炉建屋の近くでは、汚染された土を取り除いて舗装する対策が行われていました.汚染された瓦礫撤去も進み、放射線量は以前に比べ下がっています。
「東電:200mSv/h だったんですが、」
4号機の原子炉建屋のすぐ側です。以前は1時間あたり300~400μSv/h会ったと言うことです。
「河野:随分下がりましたか?」
現在はまだ高いとは言え、100μSv/hを切っています。
今回、最もこの目で見たかったのが、
「河野:こちらが先週完成した遮水壁です! 深さ30mの鋼鉄の杭が横にずらーっと600本並んでいます!」
この日、堰き止められた地下水で遮水壁の内側の水位が海側より高くなっているのが確認できました!堰き止めた地下水は浄化して海に流す計画です。
東京電力は遮水壁の完成で、地下水の流出はそれまでの1日400トンから10トン程度にまで下がり、放射性物質の流出も抑えられるとしています。
この遮水壁を今日、地元の漁協者の代表9人が視察に訪れました。東京電力の廣瀬社長の案内を受けながら、遮水壁の効果について説明を受けました。
「福島県:港湾内の水が改善出来るのは大きな1歩だと思っています。」
「廣瀬社長:迷惑を掛けてるんで、1日も早く(漁協には)操業を開始して頂きたいと思っております! 一生懸命これからもやっていきたいと思っております!」
# 賠償を何時までも払うのはカンベンしてもらいたいんでな。国民に何の相談もなく決めてくれましたな。絶対に福島県産は買わない。汚れてるからではなくて、不買。##
汚染水の海への流出対策は前に進みましたが、敷地内のタンクに保管されている汚染水は増え続けています!
「河野:こっからだと全体が見渡せるんですが、一面並んでるのはタンクです。これ、汚染水を保管しておくためのタンクが見渡す限り広がっています!」
# もっと見晴らしのいいところがあるはずだけど。汚染水を保管しておくタンクがずらっと並んでるんですと。とても綺麗なALPS処理水が保管されるタンクといって欲しいものですな。##
設置されたタンクはおよそ1000基に達し、保管されている汚染水は70万トンあまりにのぼっています!しかし、最終的な処分について目処は立っていません。
事故直後から汚染水処理に携わってきた担当者に聞きました。
「河野:ここに最終的にどう処理するか、どう処分するかは中々決まってないと言う事になると、ここに入っている量は、増えていく、、という事にならざる得ない?」
「東電おかむら:そういうことになりますねっ! 我々はしっかりと汚染水のリスクを浄化して下げていくと。それからタンクは増加のペースに負けないようにしっかりと増設していくと。先ずは安全の確保というのが大前提なんで、タンク工事のおける災害を我々は整備しながら、あの、工事を、」
# 原子力寄生委員会の田中俊一さまは、海に捨てないからタンク増設工事によって人が死ぬんだろ!という認識ですよ。凄い科学者ですな。とにかく東電に世間の風当たりが強くなりそうになると全力でかばう。メディアに凄む。##
で、今回、私が見てきた遮水壁があるのが、こちらです!原子炉建屋海側の護岸添いにあります!★★★★この護岸沿いの海水を調べたところ、ご覧のように放射性物質濃度は下がっていて、東京電力は、遮水壁の効果が!現れ始めたとみています。
いわき市にある漁港です。本格的な漁業の再開に向けて行われている試験操業を終えた漁業者に汚染水対策について聞きましたっ。
「漁師A:100%とまるわけでねぇんだからね。管理してもらわねばしゃーねーべ。」
「漁師B:あくまで我々は、目に見えるもんでないし、専門家のひとのやってることだから、信用するしかないんだからな。」
# 地下水バイパスの時も、地下水と汚染水の区別も付かないような人達を相手にどう説明するかで問題になってた。本当に地元の人って東電会見を見る余裕もないぐらいに追い詰められてるんですな… ##
河野:★★★
このように漁協者のなかにはね。浄化された後!とは言っても、海に流される事への不満はぬぐえないという人もいました。
# 浄化浄化って、トリチウム除去出来ないでしょ。結局、組み上げて濃いものは、組み上げて薄いものと混ぜ、希釈し、取れない放射性物質は全て海に排水。ダダ漏れよりましだけど、そのことは国民に告げずに、マシだから取れない放射性物質はコンセンサスなしに海に捨てていいことにはならない!!##
女性アナ:
まさに信用するしかない、という気持ちなんですねぇ。
# この人は論外。##
河野:
そうですね。ところで、今回の取材では、現場の作業環境を改善する取り組みも印象に残りました! それが最も分かったのが、大型の休憩、施設です!
大型休憩施設です。今年5月末に運用が始まりました!それまで原発の敷地内にまとまって休憩できるスペースはありませんでした! 廃炉までの長い道のりを支えるのは大勢の作業員です!
# 現場で実際の被ばく労働に従事するのは、東電社員でも、元請け企業社員でもなく、大勢の雇用不安定な多重下請け被ばく労働者。2年は安心して働ける現場にすると意気込む東電増田。たった2年の雇用期間で安心出来ると本気で思ってる。替えの利くコマとしか思ってないことがバレバレ。##
# 事故を起こしても、自分達で後片付けも出来ない原発。その事実を語らず、このような報道を繰り返す安倍さまのNHK。大本営報道している自覚があるのか、ないのか。##
「食堂の女性従業員:いらっしゃいませ、どうぞぉ」
河野:施設の中に待ち望んでいたものが出来ましたっ! 食堂です!日替わりで複数のメニューから食事を選びます。事故後、4年以上にわたって、作業員は外から持ち込んだパンなどで食事を済ましていたと★★★言いますが、落ち着いて温かい食事が取れるようになりましたっ。
# 何でその施設が造られる事になったかしってるの?寄生委員会が1Fと柏崎刈羽刈羽が同じ会社とは思えない。あれはあれ、コレはこれというわけには行かんぞと寄生委員会が柏崎刈羽審査入りに難色示したから、審査入りのために1Fの環境改善策をやっと打ち出した。その一つがこれ。##
# それで原発事故を起こした東電が、柏崎刈羽を再稼動出来るなら、致し方ない投資だと考えただけ。あれだけ1Fに関われと言われたのに、田中俊一との約束を反故、自分は1Fから退き、してやったりの東電。
「河野:あのぉぉ、食堂は最近出来たって聞いたんですけど、」
「食堂で食事している人A:はいっ。」
# 元請けなのか、下請けなのか ##
「河野:やっぱり違いますか?」
「食堂で食事している人:そうですねぇ!今まではやはり、あの、手持ちの、温かい食事が取れなかったんで、温かい食事が出来て大変喜んでおります!」
「食堂で食事している人B:コンビニで買ってきたものではなく、暖かいものがずっと食べられるのいは非常にいい設備だなぁ!と思いますねっ。休憩所で何食べようかな、という楽しみが脇ながら仕事が出来る気はしますけど。」
女性アナ:
ふーん。日々、緊張している作業員にとって、リラックスできるスペースが出来たのは大きいことですよねぇ。
河野:
そうですね。私も放射線の中で作業するストレスを今回、初めて自分で実感する事が出来たんですが、私もこれまで、世界の紛争地なんかを取材して、危険と言うことについては、ある程度、銃を持った閉止の動きとか、そうしたもので目で見る事が出来たんですけど、ところが、この原発となってくるとですね。やはり、この機県が目で見えないと。危険を知らせるのが線量計が示す数値だったり、アラーム音だったり。な訳だよね。原発で働く作業員が日々向き合ってる放射線の恐ろしさを改めて知ったという感じです。で、今回、その遮水壁、これ、完成するにあたっては、結果的にこの陸側に地下水が溜るんですが、★★★★その地下水を浄化して海に排水する事について、ま、地元の理解があって実現したものですから! 東京電力はその信頼に応えて誠実に、そして!着実に汚染水対策を進めて欲しいと思います!
# 高濃度汚染水が溜る建屋周辺を通り抜けてきた汚染された地下水をトリチウムはとれないが浄化して海に排水と。最後までサブドレンについての言及はなし。地下水バイパスの時も、それが汚染されていることはひと言も伝えなかった。事実を伝える気なし。##