(1時間41分)
○地下貯水層 高濃度汚染水漏えい関連 5/15(水) ★★★
○報道関係各位一斉メール 5/15(水)
○福島第一プラント 5/15(水)
○指示・報告 5/15(水)
- 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第99報) <添付資料>
- 『福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画』の一部補正ならびに『「福島第一原子力発電所第1~4号機に対する中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書』および『福島第一原子力発電所原子炉施設保安規定』の変更について(PDF 161KB) ★★★
- 福島第一原子力発電所1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書の変更について
- 当社福島第一原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可申請について
- 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の補正について
○環境モニタリング・サンプリング 5/15(水)
- 福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)
- 福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)
- 福島第一原子力発電所 原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果 1号 2号 3号
- 福島第一原子力発電所 原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果 1号 2号 3号
○その他 5/15(水)
- 原子力安全監視室の設置について ~ 室長にジョン・クロフツ氏。特命役員として選任 ★★
- 役員人事 ★
- 平成25年5月15日付(朝刊)読売新聞38面『貯水槽使用前に地下水浸入 東電、調査せず移送開始』について ★★
■1F地下貯水層 高濃度汚染水 漏えい事故 関連
○東電石橋:
原子力定例会見を始める。本日も会見者は福田さまである。よろしこ。
○東電福田:
地下貯水層関連。水位グラフを示している。「地下貯水槽 水位グラフ(5/15 16:00現在) http://j.mp/10GbCWS」
これについては特に変化ない。関連する地下貯水層分析結果関連だが、先般から示していた斜めボーリング等については、No.2地下貯水層について、既に最初のサーベーは終っているので、その部分について新たな変化ない。という事で通常の表で示しているところだ。特に大きな話しは無い。貯水層関係は以上だ。
■福島第一の状況
続いて福島第一の状況について。
[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機注水注。
[圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]
記載の通り。1号機でサブチャンへの窒素封入をしており、水素濃度が若干下がって来ている状況。2号機についても窒素を入れているがここは変化がない状況。
[使用済み燃料プール]
循環冷却システム1~4号機まで運転中。プール温度は記載の通り。注釈の4番目。★本日、プールの大体冷却系の電源、一次系の二重化工事を行うため冷却を停止している。
15時10分に運転を再開しているが運転状態二以上はない状況。プール水温度は停止時の26℃から27℃まで上昇しているが、管理上の制限値から十分下回っている。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機、3号機記載の通り、15日9時過ぎまで移相していた.現在、移送は停止している状況。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。脚注一番最後。★15日15時32分にALPSのソフトウェアの変更等で停止していたが、本日15時32分に作業が終了。設備を起動しホット試験を再開している。
[その他]
2号機サブレッションチェンバーへの窒素ガス封入を実施している。
5Nm3/hで封入しており、これを毎日6時間という案内をしていた。これで2日間やってきているが、サブレッションチェンバーの内部圧力が、ドライウェルの圧力に対して低い状態であるという事で、
現在、5Nm3/hの注入では圧力の代償鐘鋳が変わっていないという事で、これはサブレッションチェンバーに窒素を封入し、圧が上がる事により真空破壊弁からドライウェルの方へ抜けていくことで基層部のガスが抜けていくので、
そういう意味で圧力を少し上げるために、明日以降、窒素ガス封入量を倍の10Nm3/hに変更し、注入を継続する予定になっている。注入期間は当初の4日間というところで変わらない。
地下貯水層絡みの拡散防止とか、サンプリング実績については、お知らせの通りだ。1F状況については以上である。
■高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況
続いて水処理週報。「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第99報) http://j.mp/10GbLcI <添付資料> http://j.mp/10GbLte」
いつもの通り、3枚目の図で説明する。http://j.mp/17vyDTH 先ずは左下の表である。
添付資料1 建屋滞留水状況 1号機 13,900m3[-100] 2号機 21,800m3[★-1600] 3号機 22,400m3[★+1200] ※4号機 16,900m3[+100] ※合計で1~4号機貯蔵量 75,000m3。
プラスマイナスあるが、こういう変化で大きな変化はしていない状況だ。
# してるやろ…
プロセス主建屋に移送されて貯蔵されている量だが、貯蔵施設側(プロセス主建屋15,570[+90]+高温焼却炉建屋 3,490[★-510])合計 19,060m3。先週の処理量 5,580m3。
稼働率 キュリオン0% サリー66.4%。廃スラッジ +0 使用済みベッセル +4本増えている。
# (先週)1号機 14,400 2号機 23,400 3号機 21,200 4号機 16,400 合計値 約 ※75,000m3 貯蔵施設プロセス主建屋15,480+高温焼却炉建屋4,000 計19,480m3 処理量 約5,680m3。廃スラッジ+0本 使用済みベッセル+3本
濃縮塩水受けタンク量 251,584m3[★+1,375]、淡水受けタンク25,110m3[★+1,327]濃縮廃液貯蔵槽 9,155m3[±0] 処理水貯槽 5,621m3 [★+914]~ 濃縮廃液貯蔵槽以外について、運転に従い増えている。
# (先週)キュリオン0%、サリー67.6%。濃縮受けタンク 250,209m3[-624]、淡水受けタンク 25,783m3[+741] 濃縮廃液貯槽 9,155m3[★+1,311] 処理水貯槽 4,707m3[★+1,156]
予想値からは大きな変化はない。次のページ。次週の予想、想定。左下の水位はそれぞれ記載の通りの予想をしている。
サリーの尻については想定が5,460m3ということで、稼働率65%で考えている。使用済みベッセルはプラス3本。右上のタンクの貯蔵量だが、これについても水処理の運転に従いここの記載の通り、プラス分が記載してある。
★★右の欄の貯蔵容量だが、ここが若干、前回から変わっている。一つは濃縮塩水受けタンクのところ。これが2,000m3程増えるという事で、これは今、H8タンクエリアに今増設している分を見込んでいる。
一番下の処理水貯槽だが、ここが1,000m3増えている。これはG3エリアで増設した分がこの週に増える分が追記している。G6エリアの地上タンクの設置については、本来は一番上の欄に追記するところだが、これについては地下貯水層の移送に関わり、
地下貯水層側の減分と相殺するという事で、そのあたりの扱いは併せて貯蔵容量に反映することで考えているところだ。次のページ。建屋内のシミュレーション結果はご覧の通り。
特に大きな変更はなく、水位をこういう形で維持するところだ。それから、更にめくって裏面。水バランスのシミュレーション。
上は濃縮塩水のバランスシミュレーション。これは大きな変更はない。下の方の地下貯水層のバランスについては、 案内の通り、G6タンクエリアのタンクを増設しており、
こんな増設計画に従い、No.3地下貯水層の移送を併せて計画している。これは一応、シミュレーション上は5月18日頃タンクが出来きる所でシミュレーションしている。
ここの詳細は確定したら公表したい。実質上のNo.3地下貯水層からの移送終了というところは、5月上旬で見積もっているが、
シュミレーション上で今、3日近辺になっているが、このあたりの実際の移送をして確定するという事で、 シミュレーション上の見積もりである事で理解するんだ。
水処理週報については以上だ。
■『1F特定原子力施設に係る実施計画』の一部補正ならびに『「1F第1~4号機に対する中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書』および『1F原子炉施設保安規定』の変更について
続いて『福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画』の一部補正ならびに『「福島第一原子力発電所第1~4号機に対する中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書』および
『福島第一原子力発電所原子炉施設保安規定』の変更について、ということで、A4盾のプレス分が3つ http://j.mp/10OeMMV http://j.mp/17vE5Ga
付いているのと併せてそれらを説明するためのPP資料 http://j.mp/100wbNF が手元にあると思う。これは全部関連しているので、PP資料で説明する。
2ページ目の実施計画の位置づけについては何度か案内しているが、昨年の12月7日に特定原子力施設に1Fが指定を受けてる。これは事故が発生したプラントという事で、そういう施設としての指定だ。
12月7日に実施計画を規制委員会から示された講ずべき事項に従い提出している。以降、検討会等で審議されているという事で実績が欠いてある。
12月7日提出以降、9回ほどの監視検討会による審議。平行して個別面談が行われている。この中で計画補正を何回かしており、既に7回ほど補正しているが、今回で全体補正で8回目。
補正内容は4ページに書いてあるように実際の面談の結果で記載内容の充実や、検討の進ちょくに伴う運用の変更、保安や防護規則に対する変更などがあり、今回、3章の特定原子力施設の保安の部分について補正を提出している。
ここについては、 既に案内の通り、6月下旬を目途に福島第一の入り口の所で入退域の管理施設の運用を考えているが、ここに関わる内容であり、
これについては実施計画が認可される前に運用が開始される可能性もあるので、その場合も想定し、今、実際にそれに従っている施設運営計画も合わせて変更方正をすること。
それからそれを運用する保安規定についても変更を併せて実施するという事で、分かり難く3つに分かれているが、本来なら実施計画の1本の変更で良いが、
若干、一部について先行して運用を開始するという事で施設運用計画と保安規定を別で併せて変更をだしているということだ。
主な補正内容だが、細かい所が幾つかあるが、今回3つ出したところは簡単に言うと、5ページ目に1号機から4号機の定期安全レビューという事を規則上求められているので、
今後やるということを記載したと。それから炉規則上、求められている社長報告について、これの規則に合わせた記載の変更。
6ページに注水の非常用水源に関わる条文の変更は、地下貯水層からろ過水タンクに一部温泉水を移送したことに関わる変更が記載されている。
6ページ下の所が入退域の管理等が運用されるということで、これに伴う放射線管理や放射線廃棄物管理についての条文の変更と記載の追加ということだ。
これについてはこれまで、★★★避難指示区域の見直しや、警戒区域の解除という事があり、これまでJビレッジの方で臨時の出入り管理をしていた。
そのスクリーニングや除染等の臨時の出入り管理上の機能を、★★★今度新しくつくった1F所内の入退域管理等の方に移転するということで、これらの記載について変更したというものだ。
その変更が主な物だ。 その他の変更箇所は7ページにあるが、これは社内のマニュアル体系を福島第一に併せて、廃炉措置の関係で変えた物をそれに併せて全体記載を見直すもの。
7番目の下の所については保安検査の所の指摘を踏まえ、キャスク仮保管庫のうん余蘊について明確化するための掲載の変更。
それから8ページ。保安院開で審議する内容についても特定原子力施設に関連して明確にする内容で記載を見直した。以上の補正並びに変更を本日届け出た内容だ。 細かなA4資料は割愛する。
■環境モニタリング・サンプリング
後は本日手元にダストサンプリング等の結果を出しているが、これは特に大きな変化はないのでHPにも掲載している。これは配った物である。
■宿題回答
資料は以上だが、幾つか宿題を頂いている所について、答えさせてもらう。
# 福田氏になってから、明らかに宿題回答率が上がった。どうなってるんだろ。
▲地下貯水層の緊急作業の絡みでリングバッジはαβ線量計の未装着の件に関連し、線量評価は具体的にどのように行ったのか質問があった。
これについては、当該の4月6日から8日に実施した手の末端部の評価の必要な作業として、No.2地下貯水層への水中ポンプ設置作業、各槽の検知孔のサンプリング作業ということについて、
ここの作業現場でマンホールの上部や検知孔の表面の線量率を先ず測定し、それに対して実際に作業を行った各メンバーが何回そこで作業したかということと、
作業時間を掛け合わせることで線量を評価している。β線については、実は装備として軍手にゴム手袋2枚で作業しており、
これについては実際に作業した時にどれぐらい減衰するか、β線が10分の1になることを実験的に確かめているので、それも考慮して評価している。それが皮膚、手の末端部分の評価であり、
実行線量としてγ-APDのみを使っていた方については、当時作業していた γβ-APDを使っていた作業員の物で評価している。そういう形で、この未装着期間については、評価の数字でやっているという事で、前回、
リングバッジは1ヶ月おきという話しがあったが、それは今後、1ヶ月のものが評価が纏まって評価が終ったところで、それと足し併せてが今後の評価につかっていくと思う。
前回一部について、当初リングバッジを使っていなかったが、それが分った後に、当社からリングバッジを貸してやって作業してもらった事が8日、9日にあった。
そこについては協力企業が手配できた時点で、そちらに移し替えており、そのリングバッジについては当社でその評価をその時点で出して、実際は検出限界未満だったという事だ。
リングバッジはどこに依頼しているのかということで案内があったが、リングバッジは指摘があったように国内では2社が殆どであり、当社からは千代田テクノルの方に出しているという事だ。
この件は以上。
▲地下水バイパスについて幾つか質問を受けていた。一つは地下水バイパスのポンプ設置場所の深さは海抜何メートルか、という話しがあった。
1~12でそれぞれ違うが、概ねポンプ吸い込み口の標高でいうと1~7でOP3~4mの間ぐらい。 8~12 は OP5~9mの間ぐらいで、それぞれの位置により、実際の難透水層の高さが違ってくるので、その底部に併せて、そこから1.5㍍の所で、大体吸い込み口があるという事である。
▲あと、地下水バイパスの分析の依頼をしたところが日本分析センターではなく、環境総合テクノスであったことについて質問があった。
これについては弊社からの環境資料については社外に分析を委託する機関として、関連会社の東京環境エンジリアニング、それから日本分析センター、環境総合テクノス、科研の4社がある。
今回の試料の第三者機関としては、グループ企業の東電環境エンジニアリングを覗く3社の中から考えたということだが、
日本分析センターと科研については、他の試料の分析対応で分析に余裕がないところがあり、科研については一部はやってもらっているが、それ以外については、分析が可能な環境総合テクノスに委託したといことだ。
なお、環境テクノスについては、これまで文科省や環境省、気象庁の国からの依頼、自治体からの依頼による環境試料の分析をした実績もあり、
IAEAの標準物質の妥当性の確認なども実施していたり、また、ISO17025による精度管理の認定も取得している事から、分析に必要な技術的能力を有しているという事で、我々としては第三者機関として社外に委託したというものだ。
▲後、地下水バイパスに関連し、地盤沈下の影響はないのかという質問があった。これについては、実は昨年9月5日の意見聴取会があり、そこで地下水バイパスに色々質問があった中に、これの回答をしている。
それについて簡単に説明すると、二つに分けている。一つはOP10m盤といっているが、原子炉建屋やタービン建屋等、主要な建屋があるところだ。
ここについては新第三期層の泥岩という事で、このエリアの富岡層のと頃に支持されているということで、基本的に沈下の恐れはないと考えている。
さらにこの周囲の地下水は地震前にサブドレンが稼働しており、水位を十分低下いといたという事で、元々サブドレンで低下させていた実績があるので沈下する恐れはないと考えている。
OP35m盤のタンク等の設置エリア、揚水井のあるところだが、ここの所では若干水位が低下するが、その量は2メートル程度以下と想定している。
実際に揚水する地下水については、同じく新第三期層という地層の年代が古いところにある地下水であり、十分にここの部分が地層としては十分にこの部分は地層として厚密されていることであり、
同じような地層になるので、土というより、いわゆる岩になるところなので、 水位低下に伴う沈下の恐れはないという説明をその意見聴取会でしている。そこで理解を得た経緯がある。地盤沈下については以上だ。
▲一部、話しがあったように、絵勝手なところがあるが、揚水井の所が海より低くなって海水が流れるんじゃないかという話しもあったが、
実態としては先程もあったようにOP3メートルで、更にそこに水位が10メートル以上あるので、そこから1,2メートル下がっても、そこの水位は、海から比べて十分高い位置位置にあるのでその様な懸念はない。地下水バイパス関連の質問は以上だ。
▲後、ノッチタンクの関連で質問があった。一つはリスクが高いと言われているノッチタンクをまた使うのかという事だが、過去、当社の会見で、高性能丸形タンクと比較して、漏えいの可能性あると説明したのは事実だ。その背景として、
一つはノッチタンクの容量が小さいということで、水を送る際に気を付けないと、一つ目の受けタンクがオーバーフローしてしまう可能性があるという事で、
連結されているので2個目以降に押し出されていくが、それが遅れると一つ目でオーバーフローする恐れがあると。それとノッチタンクの容量自体が少ないので接続部が多くなり、その接続ラインから漏えいする可能性があるという事で、
相対的に丸形タンクのような大きなタンクに比べて接続箇所が多いという事でその部分のリスクという事で説明していた。これらについては、何れに対しても丸形タンクに比較して、
相対的にリスクがどうかという事であり、これについては、 先ず容量が小さいという事で、水を送る際にその量について、十分気を配った形で送るとか、
ま、漏えいに関しては日常の巡視点検をしっかり行う事で運用面で日常の巡視点検をしっかり行う事で、運用面でカバーが可能だという事で、実際にその後、こういう関係での漏えいを発生させていないと言うところだ。
これは繰り返しになるが、今回の緊急用のノッチタンクについては、送電線の所で作るという事で、高所クレーンを使わなくても設置可能という事で口達の絡みもあり、ノッチタンクが最適という判断をした物だ。
▲後、瓦礫保管用にノッチタンクを使った事があるかという事だが、これについては使った事はないという事である。
▲それからノッチタンクの再利用について、その(洗浄等)作業がどうだったのか、という質問があったが、今回、再利用するノッチタンクについては、1F事故で発生した汚染水を貯めていたものは含まれていない。
で、実際にこれは構外で工事用に使っていたような貯水層を再度綺麗にして坑内の方で使っているという物だ。そういう意味で工場で、そういう点検をして持って来たものということだ。
▲もう一つ。地下貯水層を使用する際にパイロット版で機能確認して、増設していくようなことを説明していたのではないか、という話しがあった。
9月の信頼性向上の意見聴取会ということだが、これについて確認したところ、実際はNo.4地下貯水層を先行して施工しているということで、これについては先日案内したとおり、平成24年4月に着工しているが、
その先行して施工したNo.4について、設計通り施工できているかとか、確認した上で、そういう事を確認した上で、次の地下貯水層に着手するという事で、実際はNo.1,2,3を5月に着工したという事だ。
その意味で、安全性の確認という意味では、施工の確認の後、水張り試験はその後やっており、溶着部の負厚試験とも時間を掛けて行い、結果は全て良好であったという所だ。
そういう意味で施工性を先ずは確認するという事で、No.4地下貯水層を先行して施工をしたという物だ。私からの説明は以上だ。
○東電石橋:
今、福田さまから説明した物以外に、本日、原子力安全設置室という資料を配っている。
「原子力安全監視室の設置について http://j.mp/10G7s0Y 役員人事 http://j.mp/13wwWCo」
これは原子力安全改革プランで既に示していた、原子力安全監視室を本日、設置したという事。そして室長にジョンを選任した内容である。本日14時に既にプレス発表しているが参考までに配布している。
それでは質問を受ける。(38分)
■質疑
0:38:05
●読売いとう:【概要】
地下水バイパス放出の件。その後の予定は?
(今関係各省と相談しているところでまだ確定していない。)
県漁連に再度説明?
(そうなると思うが具体的に決まっていない)
明日、福島で廣瀬社長が緊急会見開くが、 それはこのタイミングでどういう意味あいが?内容は?
(東電石橋:明日、16時30分からJビレで会見する。信頼性向上対策本部の対策状況ついて説明。第二回汚染水処理対策会議の試料を配って説明)
対策を示す予定?
(東電石橋: 緊急対策本部の各チームの活動状況を中間報告。活動内容を報告する主旨になると思う。)
0:40:35
●朝日木村:【概要】
名乗らず- 原子力安全監視室の件で。http://j.mp/10G7s0Y 就任するジョン・クロフツ氏の増田さんの簡単な略歴は出ないか?増田さんなら東電何年に入社とか。 そういうのをクロフツ山も併せて。
(希望なら渡す。紙は準備しているので後で渡す。)
0:41:15
●ニコニコ七尾:【概要】
今に関連して。具体的な活動内容は様々、取締役会に報告するとあるが、どのような形で報告?この会見場で同じものを公表してくれる?
(東電石橋:現時点で四半期に一度の報告を予定。 報告書についてはHP等で公表を検討。具体的にはまだ決まってない)
はじめの報告はいつ?
(東電石橋:決まってない)
いわき市の漁協が30日にいわき市内に開催予定の臨時総会で今回の放出の件だが、その臨時総会で東電に説明を求めている。参加する?
(今確認できてないが、そういう要望があれば是非行って説明したいと考えている)
ただ、この間、不合意に至ったが、そのいわき市には新たに説得するため、理解するための新たな試料を持っていくんだろうな?
(具体的にどのような形でやるかは相談しながら。これまで説明してきた者について整理して分かりやすく説明すると思う)
県漁連は意見集約と再判断は6月以降になると言っているが、東電として急がないというコメントもあるようだが。
(相手のあることなので相談しながら、説明機会を持たせてもらい、スケジュールありきではない)
尾野さんに関しては、もう会見しないという事か?
(東電石橋:あると思う。)
尾野さんが会見をされたときに様々な方から出て回答待っている。 復帰の予定時期は?
(東電石橋:今の時点でまだ決まってないが、いつでも説明する、会見社として出る準備は出来ている。)
今、東電福田さんが毎日やっているのはトータル的に把握してるから?
(東電石橋:他の仕事もあるので。 尾野が会見することもあるかと思っている。)
0:46:10
●フリー木野:【概要】
汚染水の対策会議だが、どこで開催予定?午前中にそれがあって午後に廣瀬社長がその説明をするという事だよね。
(東電石橋:経産省だ)
廣瀬社長はそこに出席しない?
(東電石橋:しない)
だよね。 ちょっと分らないが、経産省で会議のあった後に、午後からなぜわざわざ福島に行って社長が会見するのか?
(東電石橋:明日の会見の主旨は福島第一信頼度向上緊急対策本部の活動状況を説明するので、 これまでにも社長の廣瀬さまが本部長であらせられれますので、社長の廣瀬さまが現地で会見をさせてもらっている。)
信頼度工場本部は安定化センターでやっているから?福島でその会議をやっているのか?
(東電石橋:福島もそうだし、 本店のもテレビ会議通じてやっている。)
廣瀬社長が午前中はそちらに出席しているという事か?
(東電石橋:明日は会議が開かれるという事ではない。対策本部の活動状況を現地で説明させてもらう。)
ちょっと分らないが、 汚染水の対策会議のことも含まれているわけだよね。
(東電石橋:明日午前中に汚染水の委員会、も、あるのでその場で説明する)
汚染水委員会に廣瀬社長は主席せず、誰かがテレビ会議か何か連絡すると思うが、明日、 福島で信頼性対策会議があって福島が説明するなら分かり易いが、午前中の東京で行われる汚染水会議の内容も含めて、なぜ東京ではなく福島で開くのか?
(東電石橋:明日は対策本部の活動状況を現地で説明させて頂く)
よくわからない。 説明内容は汚染水対策会議のことも含まれているよな
(汚染水委員会もあるので、説明させてもらう)
廣瀬社長は最近Jビレ会見が多い理由何かあるのか?
(現地で会見しているのは緊急対策本部に関する会見と思うが。 当然現地で実際に携わっている人間と現地を見るなどやることあるので、その後会見を実施することになる)
昨年6月の地下貯水層適用性とパイロット版の説明頂いたが、その内容だと4月にNo.4を先に着工し、計画通り確認して5月に着工。 私が聞いた意見聴取会は6月に開催。その時点で今5000トンの物を作っているが適用性が明確になれば、今後の増設計画も報告したい説明している。その時点では既にNo.1~3を着工している。今の説明と合わないがどう考えているか?
(東電福田: えっと…そうだな、そういう意味ではここに書かれているように準備工事含めて着工。そこを踏まえて実際の6月時点で先ずNo.4については計画、その評価も含め、それ以降は着工はしているが準備工事をしている段階。施工自体はその後になっている。 そういう評価含め、その後計画をちゃんと載せていったという事だ。)
5月にNo.1,2,3地下貯水層を着工し、No.4は着工から1ヶ月しか経っていない。最終的にNo.4が出来るのは夏以降。 あまり作業自体進んでないように見えるが具体的気に何を確認したのか?
(No.1,2,3は5月に着工しているが、支障となる木の伐採とか、周辺の準備作業をやっており、具体的な地層の掘削はその時点でスタートしていない。その意味で今回、No. 4地下貯水層について先行で施工し、ちゃんと咳こうがうまくいくか確認した上で、改善点含め、それ以降、No.1~3の実際の掘削作業をスタートした)
そのあたりの詳しい工程の流れを一度試料できちんと説明してくれないか? 先程の話しだと確認作業が終る前に着工しているように思えるが、何月に何をして掘削が何時から始まっているかなど確認出来る資料をお願いできないか?
(主旨はNo.4の検討結果がその後のNo.1~3にちゃんと反映されたか知りたいと?)
そうだ。 具体的に何から始めた加工定評で説明が欲しい。
(▼持ち帰って確認する)
今の評価はその後、保安院に結果を報告していなかったようだが、なぜか?理由はあるのか?
(ここは施工に関わるところだ。 その意味では当社と施工会社の中で施工法について評価し、その後に進めた形だ。)
東電と施工会社前田建設とで評価して進めたと?
(はい)
保安院から説明要求がなかったから説明しなかったのか?
(▼保安院に説明したかどうかも含めて確認させてくれ。)
0:55:20
●フリー村上:【概要】
実施計画の一部補正に関して。入退域管理棟は旧サービスホールの所に新たに作っているやつ?
(そうだ)
この運用が開始にあった場合にJビレに残る機能は?
(入退域に関わる保安規定の絡み機能は残らない。 駐車場や WBCセンターと墓機能として残るが、入退域する設備はそちらに集約。)
地下水バイパスの地盤沈下云々説明。10m盤岩が3基層の泥岩と説明していたと思うが、それは間違いないか?三期層の泥岩か?
(はい。当時の資料だと富岡層の泥岩だ)
ちなみに泥岩にはシルト岩と粘土岩に分かれるがどちらか?10m盤の泥岩の成分は
(詳しくは私も専門じゃないので分らないが、いわゆる難透水層の所なので、水は通しにくいと考える)
確認頂けるか?シルト岩と粘土岩だと相当強度が違うはずなので。
(強度がどうかという事か?)
そもそもにおいて泥岩のシルト岩か、粘土岩か。大体で胃がんを分類するとシルト岩と粘土岩に分かれるのでその成分がどちらなのか、確認頂きたいが。
(それによって地盤沈下の影響が違うのであろうという主旨か? そうではない?ややちがう?)
ややちがう。というところだ。確認をしたい。
(先程説明したように、★★既に運転中にサブドレンで地下水を引いて建屋に入らないようにする運用をしていたので、その辺については地下水の水位を下げる運用をしている。 そういう運用をしている時点でそこの岩については当時も健全。今もダイジョブだ、という事を言った)
ちなみにサブドレンの時はどれぐらいの量を引いていたのか?
(基本的に建屋に入らないように細緻か開まで引いていた)
堆積やその辺は?
(水位で管理しているので、そこは正確に分らないと思うが、確認するが、そこは正確に分らないと思う)
核にしても正確に分らないと?
(確認するがそこは量で管理していると言うよりは水位を管理するという事だ)
安全監視室の件で聞きたい。 室長のクロフツ氏に関して、就労に関する手続きが終了次第という事は、常勤でこちらに詰める認識か?
(東電石橋:そうだ。常駐で選任だ)
室長の増田氏は、前2F所長の増田か?
(東電石橋:ハイソウデス)
特命役員という記載があるが、 これは動位置づけか?取締役会役員でもなく、執行役員でもないだろうし、毒名役員の意味が分らない。
(東電石橋:特命役員というのは、執行側から独立して取締役会の職務を補助する使用人という事で設置されている。)
わかった。 この役員はこの2人以外にいるか?
(東電石橋:この2人が初めてである)
なるほどぉ、わかった。
1:00:20
●朝日木村:【概要】
おしどりマコさん差し置いて聞くのはあれだが、環境エネシス、第三者説明したが、前回議論になっていたのは株主に関電が入っているのに第三者と言えるのかと議論になっていたが、東電はどう整理したのか?
(環境総合テクノス自体は元々、技術的にもしっかりしている4社の中の一つであり、我々としては、先ずは社内は東電環境エンジニアリングでやるが、我々と関係ない4社の所で選んだ)
★★同じ電力、関電が株主。 第三者といえるのか議論になったと思うが。
(はい。第三者です)
それは東電だけに通じることだと思うが。交流母線とか質問したので回答またよろしこ。峡答えてくれるなら良いが。
(多岐にわたるので全てとはいかないが。津波が1~4同時に来たのか、 どちらから来たのかという話しがあったと思う。これについては、敷地に大きな影響を与えた津波は15時37分前後に到着と考えているが、方向性は規模が大きい者が来た。ある意味前面覆い尽くすか立ちできたと考えている。 詳細な訴状の仕方については詳細に把握できているわけではない。)
同時にわっとみている?
(先ずは非常に大きな津波だったので、ほぼ同時と考えているが、細かく証明する解析結果があるわけではない)
ほぼ同時と考えているのか?
(前面覆い尽くすように来たと)
1~4が??
(詳細について把握出来てない)
写真とか見たよね。津波が襲ってきた写真。あれを見ると前面ほぼ同時という気がしない。何をもって前面と言えるのか根拠は?浸水はそうだよな。 どのような形で津波が来たか聞いている。
(答えられる詳細なものは我々は持ち合わせていない。具体的に1から3の交流母線が機能喪失した時間についての質問あったが、我々が把握している時間で言うと、一号機は前回示したが15時36分~ 36分59秒の間。1Dは36分59秒で喪失していないことが確認されている。それ以降がどうかは分らない。2号機は我々の報告書の記載で2Cの母線が15時37分42秒。2Dについては15時40分39秒。3号機は3Cが15時38分44秒。 3Dが15時39分33秒だ。報告書にも記載があるが、3号機については時間の補正をしている。スクラムの時間に併せて時刻補正をしている記載が報告書にある)
補正前の時間は出ていたか?
(33秒補正をしているという事で記載がある。)
そうすると1号機が一番速いよな。
(この時間はそういう事だ。)
何れも交流母線の喪失であり、DG本体の機能喪失を断定する物ではないよな?
(そういう意味で前回説明したように1号機については交流母線が落ちた負荷が無くなった時点で、 DGはまだ動いていると言う状況だったということだ。)
私は何度も確認しているが、発表された後の翌日の新聞記事にDGが止ったと書いてあるところがあり、あれ、おかしいなとおもって、それで原本見たら交流母線のことを指していて、 確認させてもらったんだが。
(そ、そうだ。あのデータではDGがと舞ったことが確認できるデータではなく、母船が止った時点でDGが動いていた事を示していたデータという事だ)
そうだよね。苫経った原因はまだ?津波でと捉えているのか?
(母線か?)
はい。
(そういう意味では、このデータだけで原因が何かなかなか言い難いところだ。これは我々の考えだが、同じような時間帯で色んな者が機能喪失していることを考えると30分~40分の時間帯に大きな地震がなかったので、 同時性を踏まえると津波の可能性高いのかなぁと言う評価を我々はしている)
交流母船が止った先程の時間だが、報告書を見ると国会事故調では二号機A系は15時37分40秒と記載ある。先程の回答だと42秒で交流母線が2秒遅い。 これは違うデータを元に語っているのか?
(我々の事故調記載の時刻をそのまま報告した。国会事故調との比較は出来てない)
このデータは過渡現象記録装置か?
(2号機はアラームタイパーの出力が分っていたのでそちらから。 そういう意味で細かい時間まで見れている。一号機は電源が無くなったので、今回、改めて過渡現象記録装置のデータで、その様なことが確認出来たという違いがある。)
DG自体の喪失時間は分っているのか?
(1号機については分ってない。)
2,3, 4号機は?
(2,3,4については今手元にない。そこはデータが確認出来ていると考える。分ったら伝える。)
波高計到達時刻、秒数は分ったか?
(はい。実は波高計は15時35分頃までとうことで分っているが、秒数まで正確なところは分っていない)
秒単位で記録しないのか?
(今の記録は実際は35分頃とグラフから読んでいる)
グラフから何秒かというところまで分るものか?
(我々としてはそこは「頃」ということでしか把握していない。何秒までか分っていない)
わかるものなのか?
(それは難しいかと思う…)
分らないということか?
(はい…それ以上の正確さは今のところ分らない。)
交流母線は一号機からやられたように数字から伺えるが、東電の認識もそうか?
(この時間であればこういう順番かと思う。 ここは何か操作する物ではないので、こういう時間だと申し上げた)
この時間通りに交流母線が順にやられたとデータから伺えるという事だな?
(誤解がないように言っておくが、交流母線自体が負荷が落ちたのか、 何が影響して交流母線の機能として電圧が0になったか、定かでない部分はあるが、交流母線の電圧が0になったのはこういう時間だろう)
東電としては、津波がやってきた時間は何分という認識か?良く報道含めて全部15時35分になっている。 15分35分は回答頂いたように、波高計の時間でいいんだよな。第二波だが。
(35分頃というのは、波高計の時間だ。色んなデータから37分前後で色んな物の機能が喪失しているので、その頃であろうという事だが、正確な時間が分るものではない。)
1:14:10
●LCM吉本おしどり:【概要】
確認だが、通常、東電が分析を依頼しているのは科研と日本分析センターと環境テクノスと、もう一つは?
(東電環境エンジニアリングという我々のグループ会社である)
一昨日頂いた地下水の分析は科研と環境テクノスと言っていた。今日、伺うと、ほぼ環境テクノスということか?科研は一部の値で他の分析で忙しいので環境総合テクノスの方に頼んだと。第三者機関で二つ名前が出たが、 データの値は一つだったので平均値なのか、どういう出し方をしたのか?
(場所によって分担している。)
科研が一部で、感想テクノスにほぼ頼んだと言っていたが、割合を知りたい。どちらが何カ所でどちらが何カ所なのか。
(▼ん?今すぐ出て来ない。 確認する。)
一昨日、分析会社を選んだ部所と福田さんに回答頂いた。具体的に部所の箇所を教えて欲しい。
(そこは会社としてそこを選んだ。実際の分析をしている課だと思うが、具体的な部所の名前は公表できない。)
先日、 ソーシャルコミュニケーション室が出来て、そこに原子力リーダーや社長に話が出来るリスクコミュニケーターがこの4月から配属されたという事だったが、今回、福島県漁連や茨城県漁連に説明する海に放出する地下水の分析を、 関電株主の会社に分析させることは、リスクコミュニケーターの方はOKだったのか?地元漁連と話すときの資料が、一番このソーシャルコミュニケーション室のコミュニケーターが関わると思ったが。それはOKだったのか?
(ソーシャルコミュニケーション室が、今回、先日出来たばかりだし、そこにまだ関わっていない。)
漁連の方々に話しをする資料作りにソーシャルコミュニケーターの方やリスクコミュニケーターの方々は関わらないのか?
(資料は当然専門家が作るので、 実際に作業している部分の人間が作成する事になる。)
そのチェックや説明内容についてリスクコミュニケーターは関わらないということか?
(今後どういう形で関わるかはケースバイケースと思う)
ソーシャルコミュニケーション室のリスクコミュニケーターの方々は、原発事故の後やこれからに関して、地域住民の方々とリスクに関する話し合いをするときに一番、そのことがメインの仕事だと発表したが、今回は関わっていなかった?
(はい。 リスクコミュニケーター自体は既に色々活動している中にもいるので、そういう意味で一部の人間は関わっている部分もあるし、そういう今まで実際にそういう事をやった人間も、その時点でリスクコミュニケーターとして派遣された人間もいるので、 そこはケースバイケースになると思う。)
普段の分析ではなく、海に放出する海の分析を漁連の方々に説明する試料の分析会社を、乾田のグループ会社にすると言うのをリスクコミュニケーターの方が是とするなら、 あまりリスクコミュニケーターとして機能していないのではないかと思うが。如何か?その様なチェックは、リスクコミュニケーターの仕事には入ってないのか?
(そこについては意見を承るが、 そういう意味で今の時点でまだソーシャルコミュニケーション室、リスクコミュニケーターという形でどう関わるかは、色々検討する余地あるかと思っている。)
地下水バイパスによる地盤沈下の件だが、この地下水コンターの図を見ると、確かに言うとおり、 OP10m盤の所では、新第3世紀の泥岩が支配しているが、OP35m盤の所では、新第三世紀の泥岩が支配しているが、OP35m盤の所では地下水が2㍍ほど低下することが予想されるという事だが、サブドレンで汲上げていたのは建屋付近だよね。
(建屋の側だ)
OP35m盤のあたりではないよね。
(建屋の近くだ。)
わかった。では、サブドレンでどれぐらいの水位低下をコントロールしていたのかという事と、このタンクエリアであるOP35m盤の地下水が低下しても、 地盤沈下はないというこの資料とギリ白くを見たが、OP10m盤の所では、先程の福田さんの説明が当てはまると思うが、35m盤の所では少し当てはまらないと思うので、回答お願いする。
(今の当てはまらないというのはどういう主旨か?)
★★OP10m盤の所には、新第三世紀の富岡層が支配されているが、OP35m盤になると、そこに達するまでにその他の層が沢山ある。OP10m盤と同じように地下水を汲上げても地盤沈下がないと評価して良いのかどうか、という事が納得しかねる、 理解出来ないということだ。
(この資料を読んでいると思うが、水が流れる層が、新第三期層の所を流れているというそうなので、そこの地盤がしっかりしている評価をしているという事で、そこについては既に厚密しているだろうから、ある意味では、 その近辺はひくが、そこは十分安定している評価になっている。)
この段丘堆積層にも影響がないという事か?新第三世紀地層の上の部分だ。
(水を今、引いているのがここの層だという事だ。)
ですので、ここを抜くとその上は?
(この層の水を抜くから、 そこの層が弱くなるかどうか、という評価になっており、そこについては大丈夫という評価だ。)
この新第三世紀の左岸の部分から抜くという事だな?
(はい)
泥岩の上の砂岩の部分から水を抜くという事だな?左岸は厚密されているから大丈夫という事だな?
(はい)
わかった。空気中の放射性物質の核種分析結果だが、今更だが、この告示濃度のヨウ素とセシウム、主要3各種はあるが、改めて放射線障害防止法を読み直したところなので、今更だが、これはトリチウムの告示濃度は3週間限度とかあるが、 トリチウムはどれぐらいなのか?放射線作業六従事者の呼吸する告示濃度だ。
(▼はい。えっと…確認させてくれ。ただ、これはダストの話しなので、トリチウムは恐らく対象になっていないと考えるが。確認させてくれ。)
すいません。もうちど。
(▼トリチウムは対象になっていないと考うが、確認させてくれ。)
意や、放射線作業従事者の呼吸する空気中の濃度限度は、放射線障害防止法と同じように定められているので、恐らくトリチウムが様々な形態で存在すると考えられる。 メタンであったり化合物であったり、それぞれの告示濃度が定められているので、どのようになっているか調べて欲しい。
(▼ちょっと確認させてくれ)
(東電石橋:よろしいか?)
東電の今年の2月の資料だったと思うが、 環境中のトリチウムの河水や河川水や湖水の濃度も東電の資料として出ているが、その事故前の値より、今回の地下水の濃度は多少高いように思うが。これは同程度と捉えて良いのか?今年の2月28日の環境中のトリチウム。http://j.mp/ XKLQiJ 事故前の値という東電の資料だ。
(環境中の?)
「福島第一原子力発電所でのトリチウムについて」という資料。平成25年2月28日 に出ている。http://j.mp/WtvVVy
(それが事故の前後で多少違っていると?)
事故前の河川の値と今回の地下水のトリチウムの値が、少し高いように思うが。東電の発表で近隣の河川と同程度という発表だったが。
(はい… えっと、ちょっと確認させてくれ。質問の主旨がいまいち飲み込めていない。)
地下水バイパスから出たトリチウムの濃度、水野温泉尾久愛が近隣河川と同じぐらいだという資料だが、東電の2月の資料を見ると、事故前の環境中のトリチウムの濃度や、放水口付近の値の濃度より少し高いように思うが。これはどう評価されているのか?
(▼確認させてくれ。)
1:27:05
●赤旗たんだ:[初]
【概要】
原子力安全監視室に関して。予定では常勤者はクロフツ氏、増田氏の2人か?
(東電石橋:監視室には合計20名程度になる予定)
そのうち、東電の内部から選任される方と外部から選任は何人ずつ?
(東電石橋:20名もはっきりとまだ決まっていない。全体の4分の1程度を社外から招聘する予定だ)
これ見る限り、この原子力安全監視室の役割については、http://j.mp/10G7s0Y 経営層への監視、支援、強化対策が目的で、 取締役のリスク管理強化を行うという事で取締役がリスクを冒さないための支援強化を行うという事で、具体的に規制を行う性質にならないと思うが。具体的に規制を行う性質の物にはなっているのか?
(東電石橋:原子力安全監視室は、 既に原子力安全改革プランの方で詳細に案内していると思うが、執行側による原子力安全に関する取り組みを監視したり助言するのが役割であり、その結果を取締役会に報告する組織である。)
評価して報告することが目的だという事だが、 いくら原子力安全監視室の役員が助言を行った時点で、それに取締役や経営側が従わなければならない拘束性はないと思うが、ないと言うことで良いか?
(監視や助言は執行側に対して行う。取締役にはその結果を報告する。ちょっと混同してると思うが。)
報告することにと土もあるのであり、助言に従わないと行けないような拘束性という物はない?
(東電石橋:取締役会に助言するのではない。助言する相手は執行側だ。)
執行側に助言するという事で、それ以上の拘束性はないという事で良いか。 はいわかりますた。
1:30:20
●朝日木村:【概要】
忘れてた。分単位のデータがあると東電が認識したのは何時か?まだ回答頂けないか?
(前回も話題になったように、この過渡現象記録装置はイベント30分前後を細かく取るための装置。 それ以外のデータは通常ないものだと思っているようなもので、常時録っているわけではない事が先ず前提。事故のあと5月に回収していくる作業をお願いしている。その時点ではそのようなデータがあることに気が付かなかったが)
改修は何時?
(2011年5月である。で、それでこれは当時の保安院の報告徴収も含めてプラントデータの報告をするということで、そこの細かい部分について分析して報告したということ。その時点ではそこについて気づいてなかった。 その後そのようなデータが有ることはわかっていた、見つけた人間は板が、それが1分おきの洗いデータなので、そういうことに使えることはその時点でそう思わずに、 組織的には拾い上げられていなかったというところが今回追加の調査をする中でこういう分析ができるんじゃないかということで、今回、そういう分析を行ったということだ。)
データが有ることに気がついたのは、たった一人か?
(具体的には確認できてない。)
それが前回言われた現場の人間ということか?
(確認した所、このデータを取ってくる作業は本店から委託をして取ってきてもらい、それを整理して報告聴取として保安院に出すという作業をしていた。)
ちょっとクロニクル的に整理すると2011年5月にデータ改修をした。これは本店側手動で?
(そうだな。委託を組んでやった。)
その時点ではこのまえ公表されたデータ自体の存在自体の認識はしてなかったということだな?
(はい。)
その後、 データが有ることに気づいた人間がいたということか?それがいつか?
(そこは正確に何時とは分からないが、そういう、)
去年か?それとも2011年か?
(★★★えっと…あの、2011年の段階で気づいた人はいたのではないかという話しは聞いている。 具体的に何人かわからないが、その時にそれを対象として拾い上げられなかった。)
福田さんがいう、組織的にあるんだなと認識したのは、結局何時なのか?
(今回、まさにそういうデータが有ることを見つけて分析したものが上がってきたということで、あ、 こういう分析ができるんだ、ということに気づいたということだ。)
何であるんだと気がついたのか?
(それは事故調査の方は継続して行うようにということで、いろんな所から指導を受けているので今のいろんな形で調査をしている中で、 たまたまそれをやっている担当者がこういうデータが使えるかもしれないことに気がついたということだ。)
じゃあ、その担当者の方はずっとそういうもんがあるということは認識してたんでしょうな?
(その方はしてなかったということだ。)
その時に瞬間にこういうのがあるとたまたま見つけた形か?
(そうだな。その調査の中で、ああ、これがつかえるかもしれないなぁ、ということで気がついたということだ)
調査すれば、あるというのは気づくような状態にこのようなデータはあるものか?
(そういう意味では誰もがそれをやるというわけではなく、調査のためのそこのデータを確認に行ったということだ。)
そのデータはどこあるのか?本店か?現場か?
(本店にあったと聞いている)
じゃあ、本店側に全部引き上げていると?
(はい)
何人かわからないが、組織的な云々を別に、2011年段階で、こういうものがあると知っていた方はいたということで、その後組織的に把握したのは今年になってから?クロニクル的にはそんな感じか?
(そういうことだ)
先ほどの波高計のことだが、 手元にグラフがあって見ている。結構ぎざぎざになって間断なくデータが記録されているようだ。ここは詰めさせて貰いたい。これは秒単位まで測定できないということでいいか?
(そういう意味では秒単位の正確な、)
いや、 正確じゃなくて機会自体は秒単位で記録できないものである、そういう理解でいいか?
(単位の精確性で把握できてないというおこと)
いや、ちがうちがうwww
(▼そこについて具体的なものは確認させてほしい。)
ちょっと詰めさせてくれ。 さっきの質問だと分単位でしかわからないと言われ、、あそうですか、とたまたま波高計のグラフを見たら、ギザギザで間断なくなめらかにグラフが描かれている。だからこういう質問をしている。秒が計れないなら計れないで結構だ。 その波高計が秒が計れない。つまり何秒頃という大雑把な時間しか計れない装置でいいんだな。そこの確認だ。
(▼確認させてくれ。今グフラフを見ているということは、ギザギザしている状況ということだが、 そこの何秒かを把握することが非常に重要ということの考えか?)
そうだ。
(あの…)
教えてください。だから秒が計れないなら教えてくれといってもムリだから、秒が計れる装置ではない、という事を先ず確認していただきた。
(確認する。)
よろしこ。
1:38:00
●フリー木野:【概要】
1F入構時に放管手帳を確認している状況になっていると思うが、これは全員入る時に正門の所で全員の放管手帳を確認実施している?実施されているという事で良いか?現状の運用は?
(1Fに入構するときは入構書を作るが、そうではなくてか?もっと手前の話しか?)
入構証と併せて放管手帳を確認している?
(その様なことはないと思うが)
そのように福島労働局に回答しているが。それはしてないのか? 放管手帳まで確認していない問うことで良いか?
(ここの毎日入構するときにそういう事を確認する作業はしていない)
通常の作業員の入構証だけで確認しているという事で良いか?
(そうだ。)
1:39:20
●東電石橋:【概要】
本日の作業報告1点。本日の17時20分 3号機タービン建屋地下から雑個体廃棄物処理建屋、高温焼却炉建屋へ溜り水の移送を開始。先歩道要望のあった監視室の室長、ジョン・ クロフツさまの略歴を紙を準備して後ろの出入り口の杖の上に置いたので希望する方は持って帰れ。
明日の会見に付いてもう一度案内する。明日、16時30分~福島のJビレッジで。東京はこの場所で17時から臨時の記者会見をさせてもらう。 Jビレッジは緊急対策本部の社長が会見をする。
こちらは福田さまか、尾野さまのどちらかがご説明させてもらう。明日の会見は福島第一信頼度向上緊急対策本部の活動状況を報告させて頂くことが主旨である。
ついでに明日の午前中に回される第二回汚染水処理対策委員会の議論の内容についても説明させてもらう予定だ。本日の会見はこれで終了。
~ 終了 19時11分(1時間41分)