2013年5月31日金曜日

東電会見 2013.5.31(金)17時30分 ~ 魚介類核種分析結果(20km圏内・港湾内・Ag Sr 分析結果)・地下水バイパス漁連説明資料・水処理設備 放射能濃度測定結果・タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果・燃料集合体ウォータ・ロッド曲がり原因調査結果中間報告(規正庁)・福島第二原子力発電所 冷温停止状態 全号機復旧記念 取材のご案内・ほか。

東電会見 2013.5.31(金)17時30分 ~ 魚介類核種分析結果(20km圏内・港湾内・Ag Sr 分析結果)・地下水バイパス漁連説明資料・水処理設備 放射能濃度測定結果・タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果・燃料集合体ウォータ・ロッド曲がり原因調査結果中間報告(規正庁)・福島第二原子力発電所 冷温停止状態 全号機復旧記念 取材のご案内・ほか。

1時間32分




○地下貯水層 高濃度汚染水漏えい関連 5/31(金)

○地下貯水層 高濃度汚染水漏えい関連 6/1(土)以降

○報道関係各位一斉メール 5/31(金)

○福島第一プラント 5/31(金)

○指示・報告 5/31(金)

○環境モニタリング・サンプリング 5/31(金)

○その他 5/31(金)

○その他 6/1(土)



■福島第一の状況

# 地下貯水層高濃度汚染水漏えい事故移行、会見冒頭に状況報告してきた報告が、定例の1F日報説明にもどりますた。この事故をきっかけに、ようやく増え続ける汚染水問題に取り組む事にした糞政府と東電。

○東電石橋:
原子力定例会見を始める。

○尾野:
よろしこだ。福島第一の状況 http://j.mp/142qlQj

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機まで原子炉注水安定。

[圧力容器下部温度]
ご覧のとおり特記ない。

[格納容器圧力と水素ガス濃度]
示したとおりで特記事項ない。

[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却システム運転中。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号タービン建屋から3号タービン建屋地下に移送実施中。3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送実施中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。尚、セシウム吸着装置キュリオンだが、先般5月13日からバルブの取り替え工事を行なっていたが先般終了している。

[その他]
明日からの予定。1号機から4号機の取水口前面エリアの開渠部だが、こちらは鋼管矢板の打設工事をこなう関係で工作船が入るということで、シルトフェンスの開閉作業をこなう。開閉作業は6月3日~5日にかけて行われる予定になっている。

# 地下貯水槽漏洩事故報告は幕引き。


■地下貯水層 高濃度汚染水漏えい関連

それから地下貯槽の状況だが、手元にグラフを配っていると思うが、「地下貯水槽 水位グラフ(5/31 16:00現在)http://j.mp/11fz94n」現在、No.3地下貯水槽、No.6地下貯水槽水位低下中ということで移送が進んでいる。

地下貯水槽の分析結果を併せているので参考に。「地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月30日) http://j.mp/11KNDLb」


■福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について★★★

それからぁ、本日だが月末なので、「福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について http://j.mp/12T5z2V 」ということで、被爆状況の集計表出ている。被曝量の分布についてということで表が出ている。

http://j.mp/11KPmQO 1ポツで被曝量だ。めくって表が出ている。1ポツで被曝量だ。2月、3月、4月の当社社員、及び協力企業員の被爆分布ということで、月ごとの被爆分布を示している。

4月集計が新しいところだが、分布としてはこのようになっている。一番高いグループが10~20mSv というグループであり、5名ぐらいいた、ということだ。平均被曝量は0.76ということなので、まっ、十分低いところでコントロールできていると考えている。

2点目だが、外部被ばく線量と内部被ばく線量の合算値ということで、これは発災当初、平静23年3月から現時点までの総合計ということでの分布である。表3は今年度分ということで、年度が始まったばかりなので4月1ヶ月分を示している。

3点目だが、特定港線量作業者の部分布についても併せて示している。尚、2ポツの所。外部被曝と内部被曝量の合算値のところだが、一番下の床ろに米印が3つほどあるが、3つ目の米印が追加になっている。

★★★内部線量の評価について、厚労省から再確認を行いたいということで連絡を受けているので、その作業が行われている。必要に応じて修正等があれば対応したいと思っている。

ちなみにぃ、厚労省からの要請ということだが、ええ、東京電力が計算している内部被ばく線量、これは企業の分だが、それと、企業から出ている確定値だな。確定値の間で差があるので確認したいというような申し出であった。ええぇ、各企業に確認している状況だ。

# 厚労省が企業に対して行う調査。主語をちゃんと言わないから説明がわかりにくいよ…

ちなみにぃ、差異がある理由だが、企業側の計算は、それぞれの方の作業実態とより具体的な情報に基づいて評価しているかと思うが、私どもが計算したのは、ま、あの、我々が分かっている状況の中で概算として出したものなので、

差異があること自身は不自然なことではないと思っている。しかしながら、厚労省も確認するということなので、その結果を見て対応したいと思っている。確認は6月いっぱいということで動いていると聞いている。

# 主語が明確じゃない尾野氏の説明。よく他人ごとのように聞こえる。


■当社原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可申請について ★★★

それからぁ、保安規定の変更についてのお知らせだ。「当社原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可申請について http://j.mp/12T5qMS」表の方にポイントが示されている。後ろに比較表がずっと付いているが、

今回の変更申請の内容は、どちらかと言うと事務的な内容だ。一番表紙。丸が3つほど書いてあるが、1点目。「本店と発電所の書式変更」といことで、昨今行われた組織変更の決定に伴い条文を変更するということ。

2点目。衆院技術者の体制変更ということで、各号機1名ずつの主任技術者が配置されるということで条文を変更している。3点目。柏崎刈羽の1号、7号の直流電源系の蓄電池。こちらの容量を増強したということで、その関連箇所を書いている内容だ。


■魚介類の核種分析結果(20km圏内・港湾内・Ag Sr 分析結果) ★★★

ええぇぇ、その後だが、ええぇぇ、魚関係だな。魚類関係のデータがでているので紹介する。「魚介類の核種分析結果 http://j.mp/11fAvMo」20km海域 ということで、出ているかと思う。至近の測定データが示されている。

見て頂くと20km圏内で高いところで3ページ目。下から2番め。★★350Bq/kgというのがある、総じて高い値は見られないと思っている。それからぁ、同じく魚の測定値で港湾内の結果を合わせて示している。

# 前回、わかりにくいので、20kmと港湾内の魚介類は資料を分けることにしたって言ってなかったっけ??

港湾内の様子を見ると、当然港湾内は高いわけだが、今回一番高かったものは3ページ。下から5行目。ムラソイだな。ええぇぇ、、15万2000というような値だった。

★★★ええぇ、それからぁ、も一つ魚介類の中で、銀、あるいはストロンチウムの確認結果が今回出ている。http://j.mp/14iaGZI こちらについてもこれまでと特に大きく傾向が変わっている状況ではない。

# 安定して検出される状況に変わりないということな。


◎福島第一原子力発電所20km圏内海域における魚介類調査報告 ★★★

3ヶ月毎に、ええぇぇ、魚介類の報告に監視艇整理しているのでPPで示しておきたい。 ま、魚種毎の状況ということで見ていくと、今年の1月から3月の整理で見ていくと、★★★魚種としては34魚種。うち規準超が確認されたものが13魚種だ。

ま、全体として測定の70%以下で基準値以下ということなので、まっ、状態としてあまり変わっていないという状況と言うよりもっ、少し下がっているかなぁ、という状況かとおもっている。

それからぁ、セシウム濃度の地域的な分布ということで、底引き網で獲ったもの、あるいは刺網で獲ったもので、喜寿値声の割合を見ている。ま、基準値声の割合がさほど大きくないものは青で印をつけたが、底引き網は比較的沖合でやる漁法だ。

# 基準値超がさほど大きくないから青。基準値を超えている事に変わりなし。

こちらの方はかなり、ええ、割合が小さくなっている。それから刺し網は沿岸地区でやるものだが、こちらもT-S2地区では低い値が出ているということで、まっ、全体に状態として安定して下がっている状態に近いと思っている。

# なんでやねん。7つ示した沿岸刺し網で低いのは、10%のT-S2の1箇所だけだろ。ほかのポイント6つは全部45~88%でみんな高い。音声だけ聞いていたらまるで全体が低いみたいな、そういう発表の仕方はいい加減やなはれ。

ええぇぇぇぇ、その次のページだが、経時的変化の状況ということで、ま、大法的な魚種である、ヒラメ、アイナメなどの動きなどを下の段にグラフで示しているが、まっ、全体にばらつきはあるが、

ええぇぇ、やや右肩下がりの傾向を示しつつ動いている状況だ。ええぇ、裏面6ページ。先ほどの銀の結果などを示しているが、これまでの状況と大きな変化はないと思っている。以上のことを整理している。


■水処理設備の放射能濃度測定結果 ★★

それからあぁ、こりゃまた月末なのでぇ、ええぇえ、水処理関係の、ええぇぇ、測定値の整理が出ている。「水処理設備の放射能濃度測定結果 http://j.mp/11fApEp」

先ず、水処理設備の放射能測定結果ということで、ええぇぇ、今月分の測定結果のデータを示している。


■福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果★★★

その次にぃ、「福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果 http://j.mp/11fzc01」ということでデータを出している。ええ、まっ、参考にしとくんだ。


■汚染水対策ならびに地下水バイパスについて(県漁連説明)★★★

それからぁ、昨日だがいわき市において、漁業関係者の方々に地下水バイパスの説明をした。その折に用いた資料を参考までに本日配布させてもらった。「汚染水対策ならびに地下水バイパスについて http://j.mp/11fA6cJ」

ま、ポイントとしては地下水バイパスで組み上げる地下水というのは、汚染される前の地下水であること。それからバイパスをすることによって、ええぇぇぇ、地下水が、ええぇぇ、汚染水に変わることを防止するということで、

汚染水の発生自信を少なくするための活であることを含めて説明しているところだ。引き続き丁寧に説明させていただきたいと思っている。

# 前回、海洋投棄の許可をもらうために説明したら、地下水と汚染水の違いを理解できない人がいるということで再度説明し直した結果? 漁連だけの海じゃないだろ。国民に説明しろよ。


■当社原子力発電所における燃料集合体ウォータ・ロッドの曲がりに係る原因調査結果に関する原子力規制委員会への報告について(中間報告) ★★★

それからも一つだが、ウォータロッドに係る中間報告ということで、5月31日付の報告(http://j.mp/13bhopW)を上げている。これ、あの、継続して、ええぇぇ、報告が出ている。先般、報告、説明したのは3月19日だが、

# 3月19日は会見のない日で臨時会見。

1月7日(http://j.mp/UzmMix)にこの前の中間報告というのを出している。まっ、状況としては、ええぇ、ウォータロッドにぃ、無理な力がかかって曲がってしまったという事例が見つかったのでぇ、

# これ、燃料に損傷のおそれがあることを認識しながら、次の定検まで使い続けたという、安全無視の有り得ない問題。後の調査で燃料が変形し燃料棒同士の接触判明。ガ━━(;゚Д゚)━━ン!! 涼しい顔で報告を繰り返してきた東電…

ええぇ、関連する可能性がある燃料集合体について、点検を継続しているということだ。点検全体は7月辺りまで係る見通しだが、ええぇぇ、まっ、原因としてこれまで述べてきた所の確認をしていくという意味でモックアップ試験などを行なっていたと。

で、その試験等が終わったのでそのことを含めて中間報告をしているということだ。2枚ほどめくるとパワーポイントの資料 http://j.mp/13bbDFr があるのでそちら見たほうがいいと思う。

はじめに、とあるが、したの方に漫画と写真が写っているが、ウォータ・ロッドと言っているのは、集合体の真ん中にある、絵で言うとやや太いロッドだ。これは、燃料が入っておらず、中が中空になっているロッドだ。

このロッドは中に水が流れるように作ってあるので、ウォータ・ロッドと呼ばれている。写真を見ると、特に上の写真が分かりやすいが、ウォータロッドの太い所から、

やや細くなっている辺りの所の影が、ちょっと曲がっているのが写真でわかるのではないであろうか。こういった形でウォータロッドに曲がりがあるものが発見されたということだ。

で、ええぇぇ、このようなものが生じてしまった原因だが、絵を見るのだ。ウォータ・ロッド等が乗っている上にだが。上部帯プレートというハンドルのような部品があるが、こちらがバネで押さえられて、上部にあるがぁ、これをぉ、

チャンネルボックスという外側の鞘を被せる際に強く下に押してしまうとウォータ・ロッドの上段に強い力がかかってしまう場合があるということで、その関係で曲がってしまったと考えている。

# どういう力がかかって、どのように変形したかとか、で、評価をやってるわけだけど、問題の本質はそこではなく、大事故につながりかねない杜撰な安全品質管理をしていたことが問題の本質なのに。有り得ない…

水中でチャンネルボックスの着脱履歴を調べていくとそのような、ええぇぇ、同じような減少が起こっているものが見られたということだ。この辺りが、だいたい今まで説明しているところだが、

めくって裏面。(2)とあるが、モックアップ試験を行なっている。これは曲がってしまったものがチャンネルボックス着脱の時であるということが、ええぇぇぇぇぇ、状況等からぁ、概ね、えぇ、確認されているのでぇ、

では本当にその着脱作業の際にぃ、ええぇ、無理な力をかけると曲がってしまうであろうか、ということを、ええぇ、実規模のモックアップ試験で確かめたということである。その結果が、最初の矢羽のところに書いてあるが、

★★★結論から言えば、十分曲がりうるということとぉ、それからぁ、上がってしまった、ええ、状況の写真等を示している。ええぇぇ、、それから曲がってしまった状態でぇ、ええぇぇぇあった場合にぃ、ええぇぇぇ、

影響評価がどうであるかと、いうことでぇ、その影響評価については右下に書いてある。曲がった状態での燃料の性能に係る画期的なパラメータだな。等についての状況など評価して、ええぇぇぇ、解析したがぁ、

結論から言うと、大きな影響をあたえるものではないっ、ということが確認できたっと、いう内容である。

# むちゃくちゃや…

ええぇ、ちなみにぃ、ええぇ、左下の方に表があるが、新燃料の際に水中でチャンネルボックスの着脱を行った履歴のある燃料集合体、★★★こちらは71本中、63本の、ええぇぇ、点検が終了しているが、うち、曲がりが確認できたのは26本ということで、、

その他のものに関しては特に無いということだ。ええぇぇ、チャンネルボックスを被せる際に、無理な力がかかってしまうような作業の仕方は平成10年位奥はおこなっていないのでぇ、作業方法の見直し前後ということで、

見直し後においては、ええぇぇ、曲がりは発生していないことも併せて確認できた。ええぇ、、まっ、あの、そのような状況である。でぇ、ええぇぇぇ、まっ、今後の予定ということだが、

えぇぇ、曲がらないための作業の仕方というのは、現状行なっている作業の仕方で良いということもわかったわけだが、まっ、そもそも曲げてしまったということにぃ、鑑みましてぇ、ええぇぇ、

まっ、燃料設計が変更になった折など、取り扱いの仕方について、しっかり検証していく、検討していくことを今後の改善策としてあげている。まだ、あの、点検が行われるべき燃料、、いくつか残っている。

# 改善って… 燃料設計変わっても従来通りの装填方法でやってきた。無理に力をかけて押し込んででも。設計変わったら見直すって、それを改善というのか…( ゚д゚) 杜撰な核燃料の取り扱い、装填方法に問題があると認識しても使い続けた東電。その理由が運転中に問題なかったから。アリエネ…

# 原子力ムラ、核既得権。社会的影響が如何に大きかろうが、何をやらかしても処分がぬるい法体系… 厳罰化すべき。

そちらの点検を全て終了したところで、最終報告を上げているという内容で中間報告としている。ええぇぇぇ、、 


■宿題回答

一応、用意したものは以上だが、頂いている質問で答えの準備が出来ているのが、いくつかあるので、回答させて頂きたい。

▲先日、おしどりさんからIAEAのレビューミッション(http://j.mp/18xzWSK)で、ま、労働者の被爆の関係でぇ、

ええぇぇぇ、敷地内のオンライモニタリングの地点増強とか、あるいは高線量地帯の明確化など追加措置を行うのがよろしかろう、という話があるが、東電の現状の対応は如何にっ、というはなしを頂いているところだ。

ちなみにオンライモニタを増やしたらどうかという話を頂いていたところは、ええぇ、マスクのぉ、着用だな。全面マスクの着用をしなくていいということで、ええぇ、設置したエリアなどで、

ええぇ、連続ダストモニタなどをつけているが、こういったようなものをもうすこし増設できるとよろしいですねぇ、とか、まっ、こういったような話であったようである。

# よろしいですねぇい。

ええぇぇ、現状だな。今、頂いているぅ、えええぇぇぇぇぇ、指摘、コメント等については、どのように対応していくかについて、検討もしているというところであるのでぇ、現状としては現在検討中ということであった。


▲それからぁ、木野さんから頂いた質問で、収集している瓦礫だが、こちらは何処から回収した瓦礫か分かるか、というような質問だった。で、瓦礫だが、ええぇ、高線量瓦礫については、キャスクに入れて、ええぇぇ、保管しているので、

こうしたものについては、どこから回収されたか、という瓦礫であるかということは分かる、ということである。ただしいぃ、回収した場所はわかるが、その瓦礫がそもそも、どこからやってきた瓦礫かというところについてまでは一概にはわからないということで、

# 当たり前でつ… 爆発で飛んできた瓦礫が、一体どこから飛んできたものか分かっているなんて誰も思わないよ…

ええ、★★★回収場所についてはわかりますという状況だという返事である。


▲それから水処理週報の中で、ええぇ、プロセス主建屋、及び高温焼却炉建屋の貯水量が右肩上がりに増加しているように見えるが、これはどう考えたらいいのか、という話を頂いている。で、頂いている質問は2つあり、

上限のようなものはあるのかということが一つ。それから右肩上がりは何を意味するのか、ということが2つめ。プロセス主建屋、及び高温焼却炉建屋、それぞれ、ええぇぇ、水位だな。貯蔵する水位は定められており、

保安規定において、それぞれプロセス主建屋がOP5600mm以下、それから高温焼却炉建屋がOP4200mm以下で決まっている。あちらのグラフの方は、m3で表しているので、m3換算で電卓を叩くと、

大体、併せて25,600m3が上限値ということになる。ですのでぇ、現状示しているグラフというのは、上限値に対して十分余裕がある状況だ。で、ま、右肩上がりに上がっているというところは、

まっ、評価の、ええぇぇぇ、していく上で、ええぇぇぇ、流入量をやや大目に見こみながら評価しているということでぇ、ありましてぇ、まっ、全体に右肩に上がっていく傾向がある。で、移送等を行うと、ええぇぇ減っていく関係にあるので、

現在、移送のタイミング等との関係で、その上昇カーブの、ええぇぇ、、右肩でじわじわ上がっているカーブというのが継続しているということだ。まっ、何れにしてもぉ、現状で言うと、

ええぇ、上限に対して十分余裕があるところなので、今、地上タンクの方の、ええぇぇぇ、上限に対して十分余裕が有るところなので、ええぇぇ、今、地上タンクの方の溶融等も少ない状況だから、全体のバランスを見ながらコントロールしていくということである。


▲それから角型のノッチタンクを追設しているが、こちらの方の工事竣工状況はいかがか、ということである。こちらについては現在水張試験を行なっている状況なので、近々使用が可能になる状況で作業が進んでいる。大体そんなところか。私からは以上だ。


■福島第二原子力発電所 取材案内について(HPに案内資料なし)

○東電石橋:
続いて、私から福島第二原子力発電所の取材案内について案内させていただく。配っている資料を見るんだ。福島第二では復旧計画に則り、冷温停止維持に係る設備の復旧を進めてきた。

昨日、1号機の復旧作業が完了し、これで福島第二の1~4号機の全てのプラントの冷温停止維持に係る設備復旧が完了した事になる。復旧計画の進捗状況はこれまでにも、この会見でも適宜お知らせしてしてきたが、

# 確かに3、4ヶ月に一度あるかないかの1F状況と違って、月に一度、2Fは 写真、ビデオ、豪勢な素材提供してたっぷり時間を割いて説明して来ましたな。そういえば1Fの写真集はもう随分でてないよね…

この前剛気の復旧がかん両したこのタイミングで、マスコミに現場を見て(プラントの健全性をアピールして)頂きたいと考えている。6月7日(金)に実施する。今回は津波の被害を受けた設備の復旧状況、例えば1号機の非常用ディーゼルの発電機、

あるいは1号機の海水熱交換器建屋を見て頂く。また、防潮堤など、緊急安全対策の実施状況なども併せてみて頂く予定にしている。★★取材を希望する人は、6月4日(火)の午後3時までにこの申込書にて申し込むのだ。それでh質問を受ける。

(26分)




■質疑

0:26:45
● フリー木野: 【要約】

作業員被ばく分布の関係で。全体の平均被ばく線量が下がっているのは高線量の被爆をする作業が4月は3月に比べすくなかったから?

(そうだな。作業規模での人数が少なくなっている。そう見える分布は、大体、 1~10mSvのところで下がっているから、その影響あろうかと思う)

作業人数だが、4月は地下貯水層の漏えいがあり、緊急作業の漏えいが増えていたと思うが、にも関わらず前月に比べ800人少なくなっている。なぜ?

(工事全体の進ちょくがあろうかと思うが。基本として作業進ちょくやスケジュールの関係。)

700人は全体の1割以上減っている。どういう作業をしていてどういう作業していないとこんなに減るのか具体的に説明してもらえないか?

(全体として気節、 月ごとの変動がある。4月は新年度の作業がスタートするタイミングなので全体としてスケジュールとして端境期担っているところがあると思うが。)

端境期であればどういう作業が端境期なのか?福島第一で何が進んでいるか我々に見えないので具体的に。

(それぞれ発電所で月ごとの進ちょくや主要な作業結果は毎月示しておりロードマップ工程表でも示しいている。線量の大きな作業が発生しているタイミングや人数を必要とする作業が発生するタイミングも様々あると思うが。 個別にどうこういうより全体の結果であると理解しておくんだ。)

4月の高線量作業が減って明らかに10~20mSv被爆人数が減っている。なにをやってこうなっているのか?

(それぞれ作業毎に状況あるので一概には言えないと思っている)

それを言わないと収束作業がスムーズに進んでいるかどうか分らないが。

(収束作業がスムーズに進んでいるか、滞っているかについては、月々のロードマップの進捗状況の中で個々の作業毎に区分けして説明している)

もっと具体的に。 ロードマップの選評ではなく、どのような作業にどれぐらいの人数を掛けていてるか具体的にないと選評だけでは分らない。それは難しいという事か?

(この数字から因数分解は難しい)

なので具体的な工程内容を説明して欲しいという事だがそれが難しいのか?

(そうだな。具体的な工程の進捗等々については、月ごとにその月の進捗状況、その後は線表でその後の進め方の目標点を示している。)

作業員の関係で。昨日の中長期の資料の中で地元の雇用率が50%になっている数字がある。昨年末以来70%ぐらいで推移していたが、地元雇用率が徐々に減っていることをどう分析しているか?

(地元雇用率は各企業から話を聞いて集約して示している。 確かに先般説明した中長期炉ロードマップの地元雇用率は50%程度で記載されていたと思う。現在、発電所の中で仕事をしている方は、元々、原子力発電所に関係する企業で仕事をするのは、地元割合が非常に多い。一方、現在、発電所では大きな建築、 建設工事も平行して進んでおり、こうした作業はもともと発電所で行われていた、建屋の建設など、無いわけであり、そうした作業に関わっている方が、様々な場所から来ている方もいる。そうしたこと、などなどもあり、 地元比率はその時の状況により変動するものだ。)

地元雇用率が50%までさがったことはこれまであったか?去年1年で見たこと無いと思うが。

(比較的低い値と思っているが、一番低いかは確かめていない。ただ、今ほど言ったように、 発電所全体を見渡すと、現在、建設系の工事は多いので、そうしたところは従前から発電所に根付いている方以外で、広く[各地方から] 建設業界から来ている方がいるので。そういった事は工事規模の大小で影響あろうと思っている)

すると先月から人数が全体の作業員の数が減っており、尚かつ地元雇用率が下がっているという事は、元々プラント関係で仕事をしていた方が、ごそっと抜けたという状況か?

(一概に層では言えないと思うが)

そうしないと数字が合わないが。

(現場作業の密度の問題かと思うので、この現場の入域の数で言うと、全体としてこういう人数になっている。発電所で登録されている作業員割合で言うと、約5割が県内ということだから。直接それがダイレクトに結びつく物かどうか分らないが、 傾向としてこの月の形は項であったと理解してほしいが。)

いや、もし、プラント関係の人がゴソッと抜けたのではないとすると、単純にプラント関係の直接作業も含め、地元雇用が難しくなっているのではないかと思えるが。その辺はどう考えているか?

(これは一月だけの様子で見ていくような物でない。長い目で確認していきたい)

すると足りなくなったときは遅いと思うが。

(作業員の確保の足りる、足りない、という所に関心があるならば、現状見通しとしては、 作業規模に対する作業員核のに関しては★★★満たせる見通しであることを元請け各社からヒアリングしている。)

# いざ足りなくなっても、丸投げしている元請けがそういっているんだから、東電に責任はない。元請けがそういっているんだから。 それ以上は厚労省指示で出している被爆状況のデータがそれを指し示していても、東電は関与しない。

地元雇用が減っているのは福島第一になれている作業員が減っているという事で、それは専門職や詳しい方が減っていることに繋がると思うが。 ★★★専門職がどれぐらい必要で、どれぐらい被爆して、とか、ヒアリング等をやって人数として計画として確認しているのか?

(至近の状況については、各社からヒアリングして十分満たせるという事を確認した上で見通しを立てているという事だ)

# 多重下請け知らんがナ。元請けにどうよ?ってきいて、元請けが問題ないと言えば、東電としてはそれまでの話し。


0:38:05
● NHK花田: 【要約】

昨日の汚染水処理対策委員会であったタンクの関係。平成28年度までに更に10万トン増やす、余裕を持つべきだという話し、明言あった。今、70万トンタンクも敷地出来る限りやっている説明をしてきているが、 更に10万トン増やす場合、どこがターゲットになるか、敷地の可能性ある場所は?

(70万トン、ある意味工夫しながらやっているところがあるが、ストレッチゴールを目指そう!という事で示してもらったので、良く検討しないといけない。 具体的どうこういうよりは、70万トンタンクこれから作っていかないと行けない事含めて80万トンにどうストレッチするか検討する必要ある)

タンクの設置方法、 容量大きくする3000トンリプレイスは地盤関係の問題がクリアできれば有効な手立てになるかと思ったが、どうみているか?既に検討している可能性もあるかと思ったが。

(色色合いではああるかも知れないが、現実に施工することになれば、 その場に応じた施工性や、地盤側の体制も見ていかないと行けないし。調達を考えたときに間に合うかどうかも考えないといけないので、具体的な所まで及んでない。)

今、水棺を人ツターーゲットにしている。その中で止水が必要になるが、止水の順番が廃炉工程表を見ても分らない。地下水を止める。格納容器を止める、大きく二つあると思うが、その順番は今の工程表どちらを先に行う理解か?

(今の工程表はどちらが先と必ずしも言いきれる物ではない。タービン建屋内の流入を止めること。タービン建屋をドライアップして水を抜ききること。これが出来てくると、実現するためにはタービン建屋に原子炉建屋の経路を断ち切る必要がある。そこの止水が必要なので、そこに関係がある。建屋で止めるか、格納容器から出るところで止められるかは、状況見て判断する必要があるので。現時点でどちらと言い切れることではないとおもっている。格納容器内調査、トーラス室の状況調査を進める中で、どちらか止めるかが一番効果的かによってくると思う。)

するとタービンの地下水を止めるのと、 リアクターからタービンの流入を止めるというのは、

(どちらもキーにある)

その順番は今のところ明確にしないといけない?

(止める順は、どちらが先でも構わない。ただ、タービン建屋がドライアップされるには、どちらも出来てないと行けない)

先程の地元雇用率の関係で。これはどれぐらいの企業が入っているかの所もあるかも知れないが、私の理解だと、単に母集団があるときにどの協力企業まで含めるかが変わって、差があったという記憶がある。その点含めて確認して頂ければと思う。

(▼ちょっと確認する。)


0:43:40
● 時事松田: 【要約】

昨日の汚染水処理について。http://j.mp/13kXJzy グラウド注入、充填する話が出てくる。結局、どこに漏れ孔があるか分らない状態で、どのように中の形状が変わっているか分らない状態で、 グラウトを注入していって、とならないとなった時に、?が大変になると思う。これまでこの手の話しは、DOEとの知見を活用し、フィジビリティスタジオを行うとあるが、既に東電は大分検討してきたんじゃないのか?この難しさについて、どう考えているか伺いたい。

(グラウティングの難しさはおっしゃる通りかと思う。流れがあるままの状態でグラウティングを打っていくと、流れがないところは固まるが、流れがあるところだけグラウト材が固まる前に流れてしまう事もある。現状、 流動がある状態でグラウティングを打っていくのは、かなり技術的に越えるべきハードルがあるだろうと思っている。どういう形態形状で流出経路が出来ているかは、例えば、わからないが、ある配管のような物を通じて入れている状態であれば、 グラウトして周囲を固めてもそのうちが若まで溜まらない、グラウト材が入らない形状していれば、そこが残ってしまうので。単にグラウト、闇雲に注入すればおのずと止る物ではないと思っている。なので、グラウトをしていくことに関しては、 DOEが様々な知見や経験をもっているが、そういった所の知見を拝借するのも当然だが、用は現場状況としてどういうところが流出源になっているか、現場状況に対する調査結果をどうしても個々の結果に応じた必要あるので。これまで我々も、 グラウトについてさま座万件等しているが、併せて引き続き検討していき、何れは実現しないと行けない課題なので、しっかり考えて行きたい内容かと思う。)

順番としてはどこから漏れているか、ピンポイントにないにしろ、どういう類の物か、 当たりを付けないととても出来た物ではないと思うが。

(ナノで、そういった技術的なところを詰めていってトライしていく。入れて固める配意が、止ってないと。するとリカバリーはどうすんねん。という話になってくるので。ええ、ま、 実行するのであれば効果とリスクを見てしっかり考えて行く内容と思っている。)

これよりもっとひどい話しと思うが、最後に汚染水の行き場の話しとして、http://j.mp/142zmbX 大深度のスペースを検討する話が出ている。 この話は素人目だが、もしこれが出来るのであれば、

ある種、最終処分に応用できるような技術開発であり、それをこの1Fの非常事態に出来るだけ確実に物事を解決しないと行けない枠組みの中で、こういう非常に技術的にチャレンジブルで、 検討する事自体を東電に追わせることが負担になると思うが。如何か?

# 復興のため1F復旧名目、東電を出汁に使って「しゃぁないな。経産省、エネ庁が予算工面してやるか。」廃炉こそ福島復興のシンボル。実際は、廃炉こそが原子力利権の明るい未来。大義名分の元、 最終処分を血税使ってやる検討に入ったということでそ。ゼネコン除染バラマキ復旧事業。被災者、被害者救済の復興予算に群がるハイエナの考える事。自民党政権になってから、やたら国が国がと発言するようになった東電広報。

(ま、なかなか昨日の報告書内容全てに対し、我々から内容を詳らかに説明できる性質の物であるかどうかもあると思うが。私どもが聞いている限りで言えば、ええ、ま、汚染水、を、ええぇぇ、貯める、と、いう事においてぇぇ、ええぇぇぇ、ま、広く様々な可能性についての検討を加えた上で、ええ、ま、候補になりそうな物を、その程度、可能性の程度を上げているところかと思っている。それを具体的にどう検討するかは、 最終的に中長期ロードマップの中で。研究要素が強い物は国の関与がどんどん厚くなっていく訳なので。優先度の議論はこれからあると思うが、そういうなかで周知されていくと考えている。)

# 土木ネタに強い、さしすせそ 時事松田記者。


0:49:55
● 共同こくぶん: 【要約】

地下貯水層移送、明日から6月。当初の予定、6月上旬に終る見通しだったがどうか。

(ほぼ予定通り進んでいる。6月上旬で進んでいる)

グラフのNo.1で100トン残っているのは水位計の問題か? 実際に残っているのか?

(▼確認する)

G6エリアに移動した場合、敷地境界上がる話しあったが、移送官僚時点で実際の数字出して欲しい。

(▼対応出来るか検討する)

昨日の凍土遮水壁の話し。相当ランニングコストが掛かると思うが、建設数百億、 維持するにも相当費用。その辺りをうかがいたい。

(金の話しは機能も聞かれたが、費用に関して私どもがどうこう明確にいうことではない。報告書に書いてあるとおり、粘土やグラウドは一度作ればランニングコストはかからないが、 凍土壁は作ってからも冷却必要でコストが掛かる。一定規模かかるので、扱い方は検討次第という事は報告の中にも入っている)

あのシステムを仮に維持する場合、相当電力が必要と素人目に思うが。安定して供給することについてシステムの問題あるか?

(システムに詳細な技術的なスペックは、私どもの検討結果と言うよりはゼネコンさまの検討なので、こちらから詳しい事を答える環境にない)


0:54:00
●LCM吉本おしどり:【要約】

被ばく線量評価状況について。冒頭説明で、厚労省が、企業と東電の評価に差がある説明。どちらが高い評価をしてどちらが低い評価をしていたか?

(一概にどちらかと言える事ではないと思うが。我々の評価は概算。企業が最終的に出しているのは、その人の作業が何時、WBC、そういった個々のことを踏まえて確定値を出しているので、差があるのは当然かと思っているが。)

傾向で見てどちらが高めの評価をしていたのか?数字的にどういった高低の差があったのか?

(我々がやっている評価は不確実な物は丸めている。高め、低めに丸めている場合もあると思う。)

4月の外部被爆、最大値15.57mSv の方は具体的にどういった作業をしていたのか?

(この作業者はCSD原子炉注水のライン敷設作業を行っていた。)

地下貯水層の漏えい作業などリングバッジで皮膚の透過線量も管理していると思うが、1ヶ月に一回の測定、今回の推計に入っているか?

(リングバッジ、ガラスバッジは1ヶ月分が出たら分析センターに行って戻ってきて評価というプロセス。この集計はその時点でその月で分っている部分で集計している。)

つまり、外部被爆線量、APDのみで、ガラスバッジやクイックセルバッジは入ってない?

(基本、現時点で分っている部分で入れている。至近の所ではAPDの値を使っている。ただし、時間がたって古い部分は確定値に置き換わる。)

これは入域毎のAPDの積算値を用いていると書いているが、これは過去の分は確定値に置き換えている?

(順次確定した物は確定値に置き換えている。)

わかった。まだ4月分は確定値ではないということだな。

(タイミング的には確定になっていない)

以前、千代田テクノルにリングバッジやガラスバッジなどを提出する、4月一臂から提出しているか、聞いていたが、その回答は?

(質問の意味がわからない)

1ヶ月毎に提出して結果がかえってくるのは、全員同じか、人によって随時結果が戻ってくるのか、結果がかえってくるタイミング、スケジュールを知りたい。

(それは個々の企業の扱いなので、私どもは集計結果を頂いている。)

東電ではどのようなタイミングか?

(▼確認する)

昨日の会見で漁連に配った資料を配って頂いたが、この資料にソーシャルコミュニケーション室が入っていたかどうか。これも分析期間が第三者機関となっている。

★★★今まで東電はわりときちんと分析期間を明記していることが多かったが、今日配られた魚介類分析結果 http://j.mp/11fAvMo にも東京環境エンジリアニングとストロンチウムの分析は環境総合テクノスにて実施とあるが、なぜ、漁連に配るのは分析会社を第三者機関として書いていないのか?

(この話は第三者機関と言うことで分析する会社ということで、当社と直接資本関係にない所でやってもらっている。われわれも評価する事は勿論出来るが、我々と直接資本関係ないところでやってもらっているという内容で評価したという事だ。そのことを示している形で資料として配っていると言うことかと思うが、特に資料の作り方、一つ一つになぜと言うことは無いと思っている)

第三者機関とかいて、会社名を書かなかったことについて明確な理由を聞いている。

(それは時に…、どうなんすかねぇ。言ってるのは、そこに分析センター名を書いて置けば良かったのではないかと言うことかと思うが、特に深い理由はないかと思っている。)

環境総合テクノスは資本関係が無い第三者会館ではあるが、関電のグループ企業なので原子力を推進するグループ企業という意味で、第三者機関か否かは資本関係以外の部分で判断すると、ソーシャルコミュニケーション室のリスクコミュニケーターの方がどう判断したのか、という事が興味深かったので、お聞きしたい。

(そういう興味である話しであれば、会社としての回答で言えば、関電の関連企業であったとしても、わたしどもの支配が及ばない貨車であることは明白だ。直接、私どもの資本関係にある、我々の関連子会社との測定とは全く意味は異なっていると考えている。)

資本関係で第三者機関ということだな。わかった。

# 東電が立ち上げる委員会は、何かやらかした直後に立ち上げる名ばかりパフォーマンス行為だし。第三者が透明性を確保する意味での第三者ではない。そのことは、グリーンピースやその他の機関が試料の提出を求めても、事故後、民間の第三者への試料提供を一切拒んでいることが証明してる。

# 海に放出する水は、責任もって原子力ムラで検査し放流します。

去年の9月アンケートで聞きたい。手元に前回9月のアンケートがある。昨日の結果を見ると、賃金部分で作業員の不満が多かった。

9月のアンケート http://j.mp/Qof86j を見るとあなたの賃金は時給にするといくらか、雇われている会社は何次下請け会社にあたるかなどの具体的な質問があるが、このような質問は今回あるのか?

(昨年9月に行ったアンケートは、不適切な労働に関係して、そうした物に着目した状況を確認するためのアンケートだった。今回実施しているアンケートは、半期に1回ぐらい継続しているアンケートだ。現場で仕事をしていく上で、環境面や設備面で改善すべき事があるか、無いか、様々そういった施策もしているが、それが実際に★★★顧客に有効に届いているかどうか、ある意味定点観測するためにやっている性質の物だ。)

# 多重下請け被ばく労働社は東電の顧客だったのか。知らなかったな。

つまり、具体的な質問をしているのか、していないかという答えを頂きたい。

(従って目的が違うのでしていない。)

前回の9月のアンケート結果、今回のアンケートの結果で賃金への不安が多かった。前回のアンケート、時給にしてどれぐらいか、という質問や、何次下請けかという回答は公表してくれないのか?

(質問の意図がよく分らない)

# 昨年12月頭の中長期ロードマップ会見のタイミングで発表してた。http://j.mp/11GvGgU

去年の9月のアンケート結果を具体的に公表して頂きたい。

(去年9月のアンケート結果については12月に説明している。)

そこに下請け会社や時給もどの程度だったかの回答の文が付いていたか?

(個別の方に関わる話しは勿論出していないが、整理したアンケート結果は、確か12月上旬に出している。http://j.mp/RAOMB1 先ずそちらを見るんだ。)

わかった。確認する。

本日、記者会見が始まる前、御社の前に福島原発告訴団が1000人ほど集まっていたが、東京地検は起訴せよ、東電は自首しろ、という決議文を配っていたが、このことに関する東電の受け止めを宜しくお願いする。

(訴訟に関わる話になると思うので、この場での回答は控える。▲社員のガラスバッジは毎月月末になれば纏めて提出する事で評価に掛けており、評価が戻ってくるのは1ヶ月半程度。評価が戻ってきたところから、それを確定値に置き換える作業をする流れになる。)

(▲推移グラフの件でNo.1貯水層が残っているように見えているという質問あったが、赤で示しているNo.2と同じように抜ききっているが、計器の指示上、残っているという事だ。念のため言っておくが、ポンプを入れて吸い上げているから、ポンプの吸い口、最後の部分はどうしても汚染水が残っているから、ゼロを示すという事がカラカラになっているという物理的な意味ではない。一応、抜ききった状態であるという事だ。)


1:08:05
● フリー木野: 【要約】

厚労省から指示の件。協力企業と東電の指示値の差は具体的にどれぐらあったか?

(承知していない)

差があったことは御社把握しているのか?

(我々は最終的に企業から確定値を頂いているのでそれは持っている。 頂いた確定値をつかっているので、それと比べてどうであるという事はしていない。仮に差があっても、我々がやっている概算は粗い概算と承知しているから、とくにどうこういうことではない)

毎月公表されているのは、御社の粗い概算という事になるのか?

(今日出している段階だな?いってるのは、内部評価も含めたところでの4月分や、)

いや、毎月、厚労省への報告資料だと思うが、この被ばく線量分布は、今、説明した東電でやっている粗い概算の結果でやっているという事か?

(そうだな、確認すると、)

層でないとするとそれ以外に数字を持っているのか?

(いやそうではなく、私が今家訓したいと言ったのは、外部線元に関してはAPDの値を使ってるよと。それがガラスバッジが戻ってきて、最終的に確定値になれば確定値に置き換えていくよ、 ということでいっている。で、内部被爆の値についても、最終的に企業から来ている確定値がファイナルな物になるから、それに入っていくことになる。で、この3月から4月の値が今回示した物だが、現在の発電所の中で内部被爆は現実には殆ど無いので、 この数字の中でそう言った影響があるのかなという事は、少し分らないという事で言った)

厚労省から来た内部被爆の再確認作業の期間はいつからいつまでだったのか?

(発災当所の時を言っているようだ。)

今ではなくて初期?何月ぐらいかわからないのか?

(いや、それは厚労省がどれぐらいの所を関心を持ってみている火によると思うが。)

その機関の指示は御社には来てないのか?

(関心のことは発災当所の頃だ。)

なので、その発災当所は何時のことか?何月から何日までのことをいうのか?

(▼確認する。厚労省が問い合わせているのは企業側なので。細かいことは厚労省に聞くのが良いと思うが。)

# それを先に言えや… orz ##

御社に来ているのではなくて、各企業に言っているとということか?

(厚労省から問い合わせているという事なので、個別的なことは周知していない。)

ああ、ようやくわかりました。御社の再確認作業ではなくて、各企業の再確認作業という意味だな。

(はい)

わかりました。

(厚労省が各企業に問い合わせ、厚労省が再確認するという事なので。で、その結果は、最終的に確定値の方にフィードバックする必要があるので、フィードバックされれば直りますよ、ということで1ポツ目と同じような意味で書いている。)

ああ。わかりますた。ありがとうございます。陸側遮水壁、検討中という事だが、 汚染水対策委員会の火で、御社は推移管理が難しいという事で当所反対していたと思うが、その後、方向性としてこれで行く事になったことに関し、東電は納得してこういう形で進めるという事か?それともまだ、 この形と方向は危ないところがあると考えているのか?

(今回の検討は様々な角度から検討された物だし、ゼネコンさまかの提案からも注視した上でこうした取り纏めになっていると理解している。当所、私どもが従来型の発想で陸側遮水壁を考えたとき、 これはとても水位コントロールは不可能であろうと思っていたしぃ、その範囲の発想の中でこりゃないだろうと思っていたのは事実だしいぃ、現状、そうしたこともある程度、 考慮に入れながら検討してきた結果として一つの方向性が示されているという事なのでぇ、少し事情が違っているかとおもっている。ただぁ、あのぉ、報告書の中にも書いてあるが、水位コントロールの重要性は、やはりあるわけだし、それからぁ、凍土壁方式を大規模に、且つ長時間使っていくことはチャレンジ要素も含まれることもあるので、従って判断ポイントを設けて良く検討しようという事で理解している)

# 株主総会をひかえて 1000億円陸側遮水壁、とても無理だろう。 当所から海に捨てることが大前提。何を今更検討してるんだこいつらわ。大手ゼネコンを支持母体とする原発推進自民党が違憲状態、まやかし民意で政権与党に返り咲き。東電、この笑顔。http://j.mp/XJoFHq

★★★ホールドポイントの時点であまりにランニングコストかかるので却下、そういう検討もすることになるか?

(私どもからは何とも言えない。)

というと?

(この時点でそう言った事が考慮の中に入っているかは承知していない。)

それは御社はコストは判断要素に入っていないという事なのか、それともコストに関しては御社で決める事ではなく、国で決める事になるといういみか?

(どういえばわからんが、コストの評価や議論が現状されているか、 コストも含めた形で検討した上で結論出ている状況ではないと思っている。最終的にものを行っていく上では当然、費用をどうするかという話になるが、それをどうするかというところは今現在言えるに詰まった話しではない。)

# 金の出所は血税な。 推進も国策。後始末も当然国費=血税。借金は将来の業績で返済、これまで通り、給料もらって、絶対つぶれない会社。救われない被害者。居直る東電。

費用は検討する、判断基準の中にはいるのかどうかということだ。

(★★★今の段階で分らない)

わからない? わかりました… 今月22日地元の方々が1F視察をしているようだが、どういう視察だったのか?

(東電石橋:地元とは誰か?)

避難した方が入ったという一部報道が。

(東電石橋:▼把握してないので確認する)

★★★地下水放出の件で、以前、 グリーンピースから第三者機関での要請をうけるかどうかの要望が出ている事に対して内容を把握して検討する話、その後の検討は?

(東電石橋:まだ検討中だ)

何時までに?地下水を海に放出するまでに検討は終るよな?

(東電石橋:現時点で検討中だ)

賠償関係で。★★★ADRで浪江や丸森が集団申し立てをするケースが出てきている。これに対する受け止めを。集団申し立てが増えていることに対してどのような認識を持っているか?

(東電石橋:集団の数字、件数を把握してない)

丸森が698人、 浪江が1万1602人。浪江と丸森の2件だが、他にも動いている所があると聞く。ADRに集団申し立てが増えていることに対してどのような受け止めを?

(東電石橋:大勢に迷惑掛けている点はわびるが、 それぞれの案件についてきちんと事情を聞いて真摯に対応したいと考えている。)

なぜ、集団申し立てになっていると考えているのか?その様な手段を取る事になっている理由を考えたことはあるか?

(東電石橋: ★★★理由を直接聞いた訳ではないでなんとも言いかねる)

(尾野:▲先補、木野さんから内部被爆数字はどのように評価しているか、という事だが、先程、内部被爆は最近ないのでといったが、平成23年10月以降は内部被爆そのものは出ていないので、時間的に言って内部被ばく量は全て企業の確定値に置き換わっているだろうと考えている)


1:20:55
● 共同こくぶん: 【要約】

★★★昨日、今日とで、規正庁が現地調査に入っていると思うが予定通り調査行ったかとか、報告は入っているか?

(規正庁が主体の活動なので私どもから言うのも何だが。今日、 1号機4階フロアに予定通りは行ったとは聞いている。)

何時頃にどれぐらいの時間入ったか?

(我々の人間が案内随行しているので、本日14時10分から15時20分頃の間で現地視察を行っているという事だ。1号機4階に立ち入った時間、 4階フロアに居た時間は15分ぐらいと聞いている)

予定した部分を見た?

(中身の話しは我々から何とも言いかねる。どこに関心を持っているかとか、私どもとして分らないのでな。)


1:23:05
● フリー木野: 【要約】

陸側遮水壁関連。規正庁と規制委員会の評価でサブドレインが前提とあったが、今後の復旧見通しは?サブドレインが復旧見通しが前提とあった。全然進んでないと思うが。

(現在サブドレン浄化の検討作業を進めているところ。場合によっては保管するサブドレンを作る事も検討。個々の進ちょくは中長期の中で説明。)

浄化試験は進んでいるのか?浄化しても綺麗にならず復旧難しいようだが。順調にいっているのか?

(何を基準に順調と言っているのかあれだが、浄化で綺麗なっている所もあるし、浄化できずにうまくいかないのもあるので個々あると思うが)

現状は全体としてどちらと評価しているのか?

(浄化が進まない設備は浄化が進むことを検討、別の物で検討を今している)

個々の検討状況は分るが、全体の見通しは現状では出来ないのか?

(そうだな。今の時点でどうかという事でもないとおもっている)

というのは?いつ頃だと?

(サブドレンの浄化等については、今の線表の中でも検討して個々示している。現状、浄化が進んで綺麗になっているサブドレインと、浄化が思うように進んでいなくて大体を考えているという具体的状況があり、改善方法は必要になるのでその検討をしているところ)

全体評価の見通しあれば示して欲しい。


1:27:15
● フリー村上: 【要約】

地下水バイパス説明文書を確認したい。一時貯留宅の容量は?

(一時貯留タンクは1系統辺り3基あり、1機当たり1000トン)

合計9000トン?

(はい。その程度だ。)

日々の管理、定期的な詳細分析、トリチウム、ストロンチウム、全β、全αの定期的検査、当面は1ヶ月に1回が、状況により3ヶ月に1回となっている。具体的にどういう状況を示してるのか?

(運転初めて暫くは月々1回しっかり見ていくよっ、ってなことでみているが、 その状態が安定し、状況変動がないのであれば、データを踏まえて考えていくということを言っている。1ヶ月に一回、状況に変化がなければ一定期間で見ていく)

一定期間、検出限界未満が続けば、全てこの頻度で見ていくと?

(全ての測定はそうだが、測定実績踏まえて安全性を見て適正頻度を決めていくのは通常の考えかたなので一般論を書いている。)

観測孔の分析結果、30日分で行くと全ての観測孔が検出限界以下だが、斜めボーリングは下に浸透していった理解か?観測孔下に落ちていった理解か?

(いやちがう。砂の中に水が染みこんでいくイメージは下に降りていくってことだが、このレベルの地下には元々地下水がある。地下水がある状態で空隙が地下水で満たされている土壌の所に、地下貯水層から出てきた汚染水が混じるイメージだ。なので、 そのまま下に染みこんでいくよりは、その領域にある地下水の動きに応じて一緒に動いて行くイメージだ。斜めボーリングは地下貯槽のドレン設備の直近に、、、彫り込んでいるので、その付近の近くの状況を把握出来るところに彫り込んでいる。 その状態で有意な観測が出てないのは、その付近で殆ど漏えいしていないという理解で良いかと思う。)

わかった。





~ 終了 19時2分(1時間32分)

東電サイトを検索

政府・東電 統合会見議事録から検索

規制庁・経産省・文科省から検索