2011年7月15日金曜日

2011年 7月 14日 統合対策本部共同記者会見:放射性物質の海底沈着が進行中。今後、海産物への影響が懸念。安全委員会、全交流電源喪失事象(SBO)経緯を説明。他、第三次航空機モニタリング評価。

2011年 7月 14日 共同記者会見 (48回)

録画 IWJ
http://www.ustream.tv/recorded/15985200
フリーライター木野龍逸さんによるまとめ
http://ustre.am/_154tO:MAa


■会見のポイント
本日の会見、細野大臣は公務のため欠席。特に大きな動きはない。プラント関連では本日からシルトフェンスを外して船が出入りする。モニタリングも強化するとのことだが、1.2兆Bq/L の堤防内の海水が外海へ拡散する事は避けられない。東電は環境に与える影響は僅かで問題ないとしている。どんな状況でも問題ないとしか言わない東電。いつからか会見も半ばあきらめ状態の空気でそれが当たり前に。

また、本日から3号機の窒素封入が始まるが、封入した分、原子炉内の空気が外に漏れる可能性が高く、大気中に高レベルの放射性物質が拡散する事が懸念される。そのため経産省 保安院が東電プランを評価していた訳だが、案の定、17日の STEP1 に間に合うよう直ぐに許可が下りた。経産省のHPでは本日付で資料は公開したものの本会見の冒頭で説明する事はなかった。

安全委員会からは昨日の過去に全交流電源喪失事象(SBO)を検討していた件に関して、現段階で判明している事を 原子力安全委員会 加藤審議官から釈明というか、説明があった。細野大臣がいないこともあり、昨日の管総理の原発に頼らない社会発言に関する質問は少なかった。

他、原子力安全委員会からは 7月8日付けで文科省から公開された第三次航空機モニタリングの評価が発表されている。

個人的に気になる質問は★を付けている。やはり NPJ & 吉本興業 おしどりさんの質問の切り口は良い。記者じゃないのに明らかに何処の記者よりも勉強している。会場に乗り込んだ動機が動機だけに背負っているものが違う。関電お膝元、活動を認めている吉本興業もある意味えらい。企業としてバックアップしてあげてほしい。

NPJ おしどり:「1970~2000年の30年間の間に M5.0以上の地震は、ISCカタログと気象庁発刊の地震年報によると、イギリスは0回、フランスとドイツは2回、アメリカは322回、日本は3954回。しかし日本とアメリカでは面積の関係があるので密度にすると日本はアメリカの1000倍となる。」

地震大国日本には日本独自の発想が必要とする根拠。保安院がストレステストの大半を海外のストレステストのコードを使用する意味の矛盾と、海外を参考にするのは単に再開時期を早める事に主眼が置かれていると確信するには十分な答弁。対する経産省 保安院 の何の根拠も示さない思わず開口してしまう回答に注目。後半のダウジョーンズ 大辺記者の質問も国民目線で必見!!


■本日の議題
  • 冒頭の挨拶 (なし)
  • 環境モニタリングについて (東電・文科省) 00:00:50~ / 00:03:10~
  • 環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会) 00:04:50~
  • 各プラントの状況 (東電) 00:11:05~
  • 質疑 00:25:00~



資料


録画 IWJ
http://www.ustream.tv/recorded/15985200


フリーライター木野龍逸さんによるまとめ
http://ustre.am/_154tO:MAa


http://ustre.am/_154tO:MxX 00:00:50~

■環境モニタリングについて (東電・文科省)

東電
概略

・敷地内 空気中
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11071408-j.html
発電所敷地内における空気中放射性物質の核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110714p.pdf
発電所敷地内モニタリング結果について。空気中放射性物質濃度(第111報) - 横ばい、若干の減少傾向といういつもの東電の自己評価結果。

2号機の窒素封入の関係でここ2週間ほど2号機に対して風下で移動式モニタリングカーでダストサンプリングを行った大きな変化はなかったため、昨日からサンプリングを注視した。

福島第一 ダスト核種分析結果(PDF 14.1KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110714q.pdf
福島第二 ダスト核種分析結果(PDF 14.1KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110714r.pdf

本日、3号機の窒素封入を行うため3号機から見て風下側でダストサンプリングを継続することになる。

・発電所周辺 海水
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11071406-j.html
発電所付近、海水からの放射性物質(第113報)

http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110714i.pdf
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110714j.pdf

ほぼND。



http://ustre.am/_154tO:MxY 00:03:10~
文科省
概要

・全国的調査 都道府県別の環境放射能水準結果
空間線量、定時降下物、浄水、何れも大きな変化はない。

・発電所周辺の調査
空間線量率、積算線量、ダストサンプリングについてのモニタリングは何れも大きな変化はない。

・海域調査
海底土の4回目の測定結果:
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1304148.htm
宮城県・福島県・茨城県沖における海域モニタリング(海底土)結果<第四報>
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/....

何れもセシウムが検出されている。変化がない、減っている、増えているなど場所により変化が異なる状況。

福島県内の地下水質のモニタリング調査における放射性物質濃度の測定結果(第3報)について
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14013
測定結果:http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=17891&hou_id=14013
測定場所:http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=17892&hou_id=14013

環境省が行った地下水の調査結果だ。何れも不検出だが今回は計画的避難区域、緊急時避難準備区域も対象に測定した。以上。

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http://ustre.am/_154tO:MxZ 00:04:50~

■環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会)

安全委員会
1の空間放射線量、2の空気中放射性物質濃度については特段大きな変化なし。
3の航空機モニタリングについてだが、本日の午後開かれた安全委員会において文科省のほうから前回との比較についての追加情報を含めた報告を頂いた。それを踏まえ、明日のバージョン(参考資料)では安全委員会としての評価をお示ししたい。

# 第三次航空モニタリング。前回は "DOEと文科省の組み合わせ+α" から全て文科省が計測し直した結果。7月8日に会見で発表され、通常なら翌日にはHPで公開されるが、発表から5日遅れの 13日に公開されている。

文部科学省による第3 次航空機モニタリングの測定結果について」


4の環境資料は、参考資料の10ページの資料、発電所から30km圏内、周辺の海で東電が7月8日~11日にかけて採取した海水中の放射性物質についての分析結果だ。いくつかのポイントでセシウムが検出されているが、何れのポイントでも濃度限度以下という状況である。全国の放射能水準調査は特段大きな変化はない。

・過去に全交流電源喪失事象(SBO)を検討していた件。
この場を借りて、昨日、全交流電源喪失事象(SBO)検討ワーキンググループについて調べてお答えすると言うことにさせて頂いた事について分かる範囲でお答えしたいと思う。

先ずこの報告書が出てきた経緯についてだが、安全委員会では今回の事故を踏まえ、安全設計審査指針、それから耐震設計審査指針の見直しが必要だということは早い時期に固めていた訳であり、事務局の中で過去の経緯に関する資料をよく探すようにと安全委員の方から指示があり、指針を担当する課では自分のかの管理している行政文書をいろいろ調べいたところである。

そうした中で、過去、安全委員会で全交流電源喪失事象について検討した報告があるらしいと言うことは分かったが、そこの課と実際保管していた課が違い、その段階では見つからなかった。しかりに6月に入り、行政文書開示請求があり、そこではこのワーキングの名前、専門部会の名前もきちっと指定した開示請求があり、それを見て担当課が別の課だと言うことが分かり、調べたところきちんと行政文書として管理されていた状態でロッカーに入っていたという事である。

そして、この議事録があるかという事だが、現在の議事録は一人一人の発言も書いてあるが、昔の時代なので何々について審議したとかその程度である。今で言えば議事概要になるかならないかだ。そういったものについては存在した。これについては個人情報などの関係で非開示情報があるかどうか精査しており、出来るだけ速やかに公表したいと思う。

当時、こういった検討を行っていること自体は世の中に知らされていたのかという質問だが、知らされていなかった。それで実は原子力安全委員会での情報公開、オープンと言うことは 96年の12月に大きな方針変換があって今の形になったが、その前はどうだったかというと安全委員会の会議そのものは非公開で行っていた。

毎回の会議の議事録と当時行っていたが、議事概要みたいなもの、資料、委員会の下の専門部会で作成した報告書がまとまった場合、こういったものは原子力安全委員会月報という一月に一回出版物を出しており、そこに全て収録されているという状況だった。委員会下の専門部会、更にその下に何か作った場合はやってること自体非公開だったという事だ。

95年の暮れに “もんじゅ” の事故があり、情報公開の面で問題があったと言うことで、この情報公開、意志決定性の透明性を高めるという事で 96年12月以降は原子力安全委員会の会議そのもの、その下の専門部会については会議と資料を全て公開する、議事録の内容も一人一人の発言が分かるようにするようになった。

それに加え「オープンさ」ということで専門部会の報告をまとめる際には、意見公募も行うという取り組みも 96年12月から始めている訳である。本日の所で判明したところは以上である。私からは以上。

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http://ustre.am/_154tO:My0 00:11:05~

■各プラントの状況 (東電)

東電(松本)
概要

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110714_03-j.pdf

昨日から水漏れで停止しているがステンレス金具を交換し復旧作業中(会見終了時後に復旧したと報告あり)空間線量が非常に高く、10人の作業員が後退で一人約 2分を目途に交換作業を行っている。一人あたりの被ばく線量は約 4mSv という結果だった。今後、リンクチェックを行った後、リークチェックを行っていく。

省略

20時を目途に3号機への窒素封入を予定しており、開始時は皆様に速やかにご連絡させて頂きたい。

・モニタリングの状況
原子炉由来の高濃度汚染水を大量に放出した関係で防波堤の内側に対して毎日サンプリングを行っている。

http://www.tepco.co.jp/cc/press/11071405-j.html
別紙:サブドレン核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110714g.pdf
参考資料:1F放射能濃度
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110714h.pdf

兆候としては横ばい、若干の減少傾向にあるため高濃度汚染水の漏出はないと判断している。

# なぜそう思うかはについてはこちらの記者が質問している。地下水への漏洩にしても全てが楽観視の東電。

・物揚場の海底土調査
本日はもの上場の海底土の土のサンプリングを行った。(今回で2回目となる。)周辺の2桁高いセシウム汚染。発電所に近いためと思われる。

海底土核種分析結果
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110714l.pdf
物揚場付近の海底土採取箇所
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110714o.pdf
計時変化
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110714n.pdf

・サブドレイン(地下水影響調査)
こちらは週三回、月水金に測定したものを公表させて頂いているものだ。

福島第一原子力発電所タービン建屋付近のサブドレンからの放射性物質の検出について(7月13日採取分)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11071405-j.html
別紙:サブドレン核種分析結果(PDF 10.6KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110714g.pdf
参考資料:1F放射能濃度(PDF 24.4KB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110714h.pdf

2号機のサブドレインで10の1乗レベルでセシウムが検出されている。横ばい、減少傾向であるため、タービン建屋の高レベルたまり水が地下水側に流出していないと判断している。

# なぜそう思うかはについてはこちらの記者が質問している。地下水への漏洩にしても全てが楽観視の東電。1000億円の費用が見積もられている遮水壁も急いで必要なものではないと発解している。地下水に漏れてから考えようという楽観主義。国と相談すると。あり得ない発言が当たり前になっている。

・原子炉建屋上部の空気中
福島第一 原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(12.3KB)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110714_05-j.pdf

コンクリートポンプ車を使って建屋上部のダストサンプリングを行った物だ。10の6乗 ~ 10の5乗レベル。空気中の倍率は 0.00~0.01 となっている。

# 日々、どれぐらいの放射性物質が外部へ放出されているか調べる一環で行っている調査。無人ヘリも墜落して多分そのまま。

・主要3核種以外の分析結果
6月18日~7月1日までに採取した発電所敷地内の大気、発電所付近の海水、海底土、1~4号機付近の海水、タービン建屋等のサブドレイン水、集中廃棄物処理施設付近のサブドレイン水、茨城県沖合の海水、及び 宮城県沖合の海水、に関する核種分析の結果。

当社福島第一原子力発電所における核種分析結果の確報版について(6月18日~7月1日採取分)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11071404-j.html
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110714f.pdf

新たな状況としてサブドレインの所から Ag-110m(銀)、Te-129m、Te-129(テルル)といった物が確認されている。こちらに関しては以前から見つかっているが、今回の核種分析の結果からも引き続き見つかっている。1~4号機の主取水口付近の海水の中からMn-54(マンガン)が見つかっているが、これは高濃度汚染水が漏出した際にタービン建屋にそもそも含まれていた鉄錆のような物が一勝に流れてきたのではないかと考えている。

・セシウム除去装置 サリー(SARRY)の現場公開
セシウム除去装置(SARRY)概要(336KB)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110714_06-j.pdf

吸着塔に鉛の遮蔽があり扱いが容易。基本は直列で従来のキュリオンと接続したり単独での処理も可能。

・福島第一安定化センター
福島第一安定化センター全体会議風景(77.7KB)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110714_04-j.pdf

真ん中に移っているのが第一安定化センターの所長 小森明生。福島第二原子力発電所の従来の緊急時対策本部を改造して福島第一安定化センターとして利用している。全体会議の風景写真だ。以上。

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■質疑

http://ustre.am/_154tO:My1 00:25:00 ~ 東電
テレビ朝日 佐々木
東芝 水処理システム サリーの導入経緯と運用について。東電はストレステストについて何らかの準備をしているか?窒素封入によりSTEP1 終了と考えているか?窒素封入開始でステップ1終了とみるのか?


http://ustre.am/_154tO:My2 00:29:05 ~ 東電
なのらず
アレバの水処理装置のリークチェックは終っているか?(東電:最中だ。)


http://ustre.am/_154tO:My3 00:29:55 ~ 東電
東京新聞 菊谷
作業員被ばく状況の厚労省報告に関して。ホールボディーカウンターの数がこの一ヶ月でどれぐらい増えたか?8月までに1,500人の検査を終える予定だったが可能か?他。個人線量計の児童記録化はもう始まったのか?(東電:まだ。)


http://ustre.am/_154tO:My5 00:33:45 ~ 園田政務官
共同通信 服部 ★★
3号機窒素封入で山を越えたという話しがあったが、STEP1終了 で 計画的避難区域の解除という認識に変わりないか?(園田政務官:今の段階では難しい。今はそういったことを含め検討して行く段階だ。)


http://ustre.am/_154tO:My6 00:36:30 ~ 東電
共同通信 岡坂 ★★
STEP2 でコンテナの検討がが盛り込まれているが、現段階でどのようなものを想定しているか?格納容器の密閉については STEP1 で盛り込まれていたが出来ていない理由は?格納容器の冠水が出来れば漏洩箇所の密閉の必要はなくなると考えて良いのか?


http://ustre.am/_154tO:My7 00:41:25 ~ 園田政務官
エネルギーと環境 清水 ★★
管総理大臣の脱原発発言に関して。政府と志度のようなステップを描いていくのか?原発の新増設計画はどうなるか?建設中についてもどう考えていくのか?(園田政務官:私は脱原発とは認識していない。原発に依存しない社会を目指す。段階的な排除であるので脱原発とは言ってない。段階的に)


http://ustre.am/_154tO:MzS 00:47:50 ~ 東電
テレビ朝日 荒屋
横須賀の火力発電所など古い発電施設の復旧やカス発電の新設、広野発電所も今日、明日中に運転と400万キロワット確保。これで夏の電力需給は余裕が増したと考えているか?


http://ustre.am/_154tO:MzT 00:50:00 ~ 安全委員会・園田政務官
ファクター宮島 ★★★
総理が保安院、経産省は自らも信用しなし国民も信用していないとはっきりした発言があった。総理がこのような考えに至った経緯に対し、安全委員会が総理に助言した経緯があるのか?経産省や保安院ではなく、安全委員会を中心にやっていくと聞いたが、その場合、仕事の仕方がまるで変わってこないとおかしい。細野大臣がすることだろうが、総理が信頼がおけないと言った訳だがそんな組織が東電に資料を要求して審査しても。総理の言葉を受けてどうしていくのか聞きたい。南相馬を含めた界隈だと規制区になっているが、現地では19日に帰る事になると考えいている人が多い。政府で一部の人が除線も何も終っていないのにパフォーマンスでどんどん解除できると言ってるからそうなってるのではないか?誰が避難準備区域など微妙な問題に責任を持って対応されているのか?


http://ustre.am/_154tO:MzU 00:58:45 ~ 園田政務官・安全委員会・保安院
読売新聞 中島
原発に依存しない社会を目指すのであれば、ストレステストで再開は矛盾するがどう考えるか?安全委員会に聞く。全交流電源喪失の議論があったということだが、この会議以外にも全交流電源喪失の議論はあったか?保安院に聞く。旧通産相時代も含め一次行政庁として全交流電源喪失を議論したことはあるのか?


http://ustre.am/_154tO:MzW 01:06:45 ~ 保安院
朝日新聞 小堀 ★★★
保安院の職員ががEUにストレステストの情報収集に派遣されているということだが、いつから行かれて内容と何カ国尋ねているか?EUのストレステストを参考にして安全評価をすると言っていたが、今になって派遣して情報収集というのは明らかに遅すぎると思うが、誰の指示でいつからいつまでか具体的奈古とを教えてほしい。~ 東電に聞く。2Fに安定化センターをつくって、この写真では具体的にどのようなことを話されているのか?


http://ustre.am/_154tO:MzX 01:11:15 ~ 東電
共同通信 荒井
熱中症対策について。これまで熱中症で倒れた作業員は 1F と Jビレッジで合計何人か?クールベストはこれまでどれぐらいの枚数配布したか?作業員の休憩場所について。ハード面ではなくソフト面での対策でどのようなものがあるか?


http://ustre.am/_154tO:MzY 01:14:25 ~ 東電
NHK 田辺
循環注水冷却の水処理でベッセル交換の仮置き場のクレーン不具合の話しが午前中あったが修理状況は?ベッセル交換踏まえてリークチェックをされているが見通しは?ベッセル交換が出来ないと再稼働できないのか?


http://ustre.am/_154tO:MzZ 01:16:00 ~ 東電
フジテレビ 芝木
3号機窒素封入について。毎時の注入量が何リュウベ(m3)なのか?格納容器の漏洩もあると思うが何日程度で中の空気が窒素に置き換わり安定するのか?今後の3号機の圧力計や水位計の構成もあると思うが今後の予定は?汚染水について。汚染水の処理量が当初予定の50トンから43トンに低下しているが原因は分かったのか?新たに導入したサリーは現状直列ということだが並列で処理効率を上げる事が出来るのか?アレバのトラブルについて。扱う水は10の3乗レベルと言うことだったが、なぜ2分交代で作業するほど線量が高かったのか?


http://ustre.am/_154tO:MA1 01:19:20 ~ 東電
朝日新聞 佐々木 ★★★
物揚場の海底土サンプリングは今回が初めてか?なぜ初めてなのか?(東電:2回目だ)海水の濃度と海底土の値の相互関係は?例えば巻き上げによる影響で変化するのかなど。


http://ustre.am/_154tO:MA2 01:24:40 ~ 東電
読売新聞 今津 ★★★
給水ノズル温度と圧力容器下部温度、よく見ると1と2号機は2~3℃温度が上がっている。理由は注水量を絞ったためか?内部の水温、燃料温度は何度ぐらいと考えればいいのか?1号機の建屋カバーについて。3号機、4号機は設計が住んで作り始めているのか?このスケジュールを教えてほしい。地下への汚染水拡大防止(監視)の意味でサブドレイン水のモニタリングをしているが、トータル何カ所でサンプリングしているのか?仮に数値が上がった場合、どのような対処を考えているのか?仮に上がってきた場合、どのような対処を考えているのか?


http://ustre.am/_154tO:MA4 01:30:35 ~ 東電・保安院
共同通信 すえ ★★★
3号機の原子炉建屋上部の核種分析結果について。他と同じく上空5mぐらいの場所でいいか? 0.00倍というのは濃度限度と比べて1%未満という理解で良いのか?事故前のこのような場所は ND 検出限界になるのか?他の1号機、4号機と比べると能動がかなり低いようだが、これは単純に時間的な経過の問題なのか3号機特有の問題が考えられるのか?保安院に調整運転の件について聞く。泊原発と大飯原発の調整運転が4ヶ月ということで長々と行っている事を知っていたのに、なぜ長期間放置したのか?指導しなかったのか?今後、関電と北海道電力から最終検査の申請があるとおもうが、その場合は粛々と普通の手続き通りに行うのか、それとも何か付加的な条件、指示などつけるような考えはあるのか?


http://ustre.am/_154tO:MA5 01:40:15 ~ 東電・保安院
フリー木野 ★★★
原子炉の温度について。冷温停止の定義が決まっていないが水処理システム安定と原子炉温度低下についてどう考えているか?保安院に聞く。アレバの修理を行っているところの線量が100~150mSv/h に前回より上がっているが、スラッジがあるとすると今後、線量がどんどん上がっていく。そうすると修理の度に線量が高い所へ作業員が入らなければならない状況が出てくるように思うが、その建屋の中の状況を保安院はどのように考えているのか?クールベストの元請けの配布状況を東電側で確認していないと言うことだが、保安院の方で報告調書を徴収していると思うので何処の元請けがどれぐらいのクールベストを持っていて現状、熱中症 29人のうち各社でどれぐらい出ているのか、細かい状況は保安院側で把握しているのか?それともこれから把握する事になるのか?


http://ustre.am/_154tO:MA6 01:52:25 ~ 東電・園田政務官・安全委員会・保安院
NHK 横川 ★★★
福島第一のサブドレインからの放射性物質の検出の資料で、2号機の放射線濃度の所でセシウムが横に、ヨウ素は半減期により減っていってると思うが他のサブドレインを見ると明らかに挙動が違う訳だが、これをどのように見ているのか?例えば、あまり水の動きがないんじゃないかと思うが、その点どう考えているか?園田政務官に聞く。先週ストレステストの話が出て、安全委員会で一週間を目処に保安院の方から安全委員会のほうにどういった方式で行うのか、どういった内容、項目を行うのか計画的な物を上げてほしいと出ているが、政治としていつ頃までに保安院の方で具体的に固めた物を安全委員会へ出してほしいと考えているか?


http://ustre.am/_154tO:MA7 01:59:35 ~ 東電・文科省
ダウジョーンズ おおべ ★★★
他の福島第一近辺の海水は放射線濃度だがほぼ告示濃度を下回るか横ばいが続いている。確かに告示濃度は下回っているが、他の地点を見るともっと低い所もある。基本的にもっと下がるべき物と考えているのか?海流があるので拡散しても良いと思うが、横ばいが続いていると言うことは流出流入がバランスしているというか、限定的な感じでプラントから漏れていると考えた方が良いのか?文科省に聞く。海水に比べ海底(海底土)は放射能濃度が上昇する地点が目立っている。海底というのは拡散せず蓄積しやすいといった特徴があるのか?関連して魚に対しての影響だが年末ぐらいが目立った傾向が出てくるのではないかという話もよく聞くが、その点はどう考えているのか?東電に聞く。ロードマップのステップ1とステップ2の範囲では循環注水冷却、冷温停止を達成する問うことだと思うが、中長期的には格納容器を修復が基本的な方針になるのか?つまり、原子炉建屋やタービン建屋の地下にいつも水がたまっている状態ではなく中長期的には格納容器を直してその中に水が保管される状態にするというのが長い目で見た方針になるのか? ~ 東電に聞く。小さいループとすると基本的には冷却は建屋の外で行う感じで長期的に見ても格納容器をもう一度密閉状態に戻すというのは現状として考えにくいという事か? 文科省に聞く。現状では魚から特に限度を超える物は出ていないということだが、食物連鎖の話もよく出てくるが、食物連鎖のことを考えるとどれぐらいの期間モニタリングを注視していく必要があるのか?


http://ustre.am/_154tO:MA8 02:07:05 ~ 文科省・保安院
NPJ おしどり ★★★
各大学に原発関連の予算がどれだけ下りたか?シビアアクシデントの解析コードは自国のものがなく、ほぼアメリカのものを使うと聞いたが今回のストレステストでは何処の国の物を使うのか? 11日に枝野官房長官はEUを参考にしてストレステストを行うと発言し、保安院森山氏はアメリカの懐石コードを使うと言っていた。1970~2000年の30年間の間に M5.0以上の地震は、ISCカタログと気象庁発刊の地震年報によると、イギリスは0回、フランスとドイツは2回、アメリカは322回、日本は3954回。しかし日本とアメリカでは免責の関係があるので密度にすると日本はアメリカの1000倍となる。そのような状態で他国のシビアアクシデント解析コードを使ってきちんと解析できる物なのか?見解を聞かせてほしい。


http://ustre.am/_154tO:MA9 02:12:45 ~ 東電
東電 松本
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