2011年7月6日水曜日

2011年 7月 5日 統合対策本部共同記者会見:文科省がまたモニタリングを過小評価。意図的に検出限界基準値を高く設定。ストロンチウムは検出されずと公表。

2011年 7月 5日 共同記者会見 (42回)

録画 IWJ
前半 http://www.ustream.tv/recorded/15809925
後半 http://www.ustream.tv/recorded/15810339
木野さんによるまとめ http://www.ustream.tv/recorded/15811407



■会見のポイント
本日、細野補佐官は公務のため欠席。本日は特に大きな報告はなし。冒頭、保安院 森山氏から、「全国の原発で働く作業員が福島に立ち寄っただけでホールボディーカウンターで大きく内部被爆していた事態」に関する報告があった。おそらく昨日の会見でNHK石川記者が保安院森山氏に要望したとものと思われる。

冒頭の説明であったためか、その他の記者からも質問が相次ぎ、質問内容からこれまで住民の内部被爆問題に対してあまり関心がなかった事が伺えた。しかし、住民比婆縛に対する直接の質問ではないものの、関連する立ち寄った作業員が内部被爆していた件について、他の記者から質問が出たのはよい傾向。

ここ数日、テレビでも内部被ばくを取り上げる兆しが見えてきたので、住民被ばくの実態と国の責任、国の責任逃れの無責任な対応、原発事故の行き過ぎた過小評価が明るみになってほしいと思う。

文科省 またモニタリングの不正評価
今回の会見では文科省の意図的な過小評価が明らかになっている。今回は 30km 以遠の回程度で毒性の強いストロンチウムの分析に対し、しきい値を不正に高く設定。0.2 とすべき所を 0.8 とし、まるで検出されなかったような報告をしている。これに対し原子力安全委員会の加藤審議官も冒頭の評価説明でスルーしている。

記者に 0.8 の意味を聞かれ妥当性がない事が発覚するという始末。会見中の坪井審議官の表情に注目。会見直前の話しで原子力安全委員会 加藤審議官から指摘があったらしいが、会見では黙っておこうということになった事に。

これまでも計測器のしきい値を引上げ、検出限界未満であり検出されなかったと報告したり、土壌サンプリングでも(地表を避け)15cm付近の土壌を採取して計測しろと指示したり、魚にしても身の部分以外は検査しないし、グリーンピースの海産物調査に対し検査方法に圧力かけたり、空間線量の測定を大学に対し地上20mで計測を指示したり、自治体の計測で広く過小評価がばれそうになると慌てて1mで計測し出したり、言い出せばきりがない。

問題が指摘された何れの手法も、値は低く計測されるという点は共通している。既に文科省、国が安全だと公表する値、調査結果は信用に値しない。意図的に過小評価、事故による影響はなかった事にようとしている事は誰の目にも明らか。大手メディアがテレビ、新聞で報じないため問題が表面化しないだけ。

今回の会見で特に印象に残った質問
40:16 ~ ブルームバーグニュース稲島記者の質問。5月4日の会見 で共同通信社の記者から質問のあった、日本原子力学会の声明に関する質問。このなかに不適切な情報開示が住民被ばくを招いた可能性について言及があり、この点についてどのように考えているのか非常に痛い質問。政府は比婆自体存在しないとして、内部被爆調査さえ行おうとしていない。

51:50 ~ 新潟日報 五十嵐記者の 2007年の中越沖地震で4回線ある内の2回線が地震によって止まった事に対し、東電 松本氏は、地震の停電により停止したのではなく自分で止めたという表現で、如何にも事故は大したことがなかったように発言。

その後、五十嵐記者に地絡事故による停止ではないかと指摘され、発言を訂正する様は、東電の事故に対する今の姿勢をうかがい知る事が出来る。過小評価の姿勢は文科省に限った話しではなく東電も同じ。


■本日の議題
  • 細野大臣は公務のため欠席
  • 環境モニタリングについて (東電・文科省)00:01:15~ / 00:04:10~
  • 環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会)00:06:15~
  • 各プラントの状況 (東電)00:08:00~
  • 保安院 森山 前回の質問の回答 00:15:00~
  • 質疑 00:19:10~



資料


録画 IWJ
前半 http://www.ustream.tv/recorded/15809925


後半 http://www.ustream.tv/recorded/15810339


木野さん まとめ http://www.ustream.tv/recorded/15811407



録画なし

細野統合本部事務局長の挨拶

細野大臣
本日は別の公務のため欠席

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http://ustre.am/_14kSN:LQO 00:01:15~

■環境モニタリングについて (東電・文科省)

東電
概略
発電所敷地内モニタリング結果について。空気中放射性物質濃度(第102報)特段変化なし。
発電所付近、海水からの放射性物質(第104報)特段異常なし。横ばい。
茨城県沖海水中の核種分析結果(続報)茨城県沖5カ所、上層部、下層部、ヨウ素、セシウム濃度限度以下。


http://ustre.am/_14kSN:LQP 00:04:10~
文科省
省略
大きな変化なし。(信用に値しないが)

56ページに海底土のストロンチウムの結果を載せている。海底土については初めて発表させて頂くものである。5月12日に 6カ所から採取したものである。 これらについて従来、セシウムやヨウ素の分析結果については発表させていた抱いていたが、同じ資料においてストロンチウムの測定を行ったものである。

測定限界値、0.8Bq/kg という事だがこの6つに付いては不検出だった。測定点については次のページにあるが、だいたい沖合30km程度の地点で宮城県沖から茨城県沖、10km ぐらいの地点もある。以前、東電で測定された沖合3km の海底土では値が出ていたが、30km以上の地点では措定されなかったということである。

# 「測定結果として検出限界未満を超えなかったものである。」と慌てて言い直す文科省。この地点で既に測定限界値 0.8Bq/kg に問題があることを認識している。文科省 坪井審議官は直ぐに表情に出るから本当に分かり易い。測定限界値 0.8 Bq/kg について、記者から指摘されることになるが、原子力安全委員会も冒頭でスルーしている点に注目。


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http://ustre.am/_14kSN:LQQ 00:06:15~

■環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会)

安全委員会
空間線量、空気中の放射性物質濃度、特段大きな変化はない。環境資料についてだが、参考資料12ページをみると7月2日に東電が発電所30km圏内の海域で4つのポイントで採取した海水中のヨウ素、セシウムの分析結果でセシウムが若干検出されているが濃度限度以下だ。

ただいま文科省から説明のあった海底土中のストロンチウムの分析だが6つのポイントにおいて検出限度以下だったと言うことである。5の全国の都道府県調査だが特段大きな変化はないという状況だ。

# この件に関しては NHK 山崎記者の質問に注目。原子力安全委員会が 0.8 Bq/kg というしきい値について問題がある旨の発言している。30:50付近

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http://ustre.am/_14kSN:LQR 00:08:00~

■各プラントの状況 (東電)

東電(松本)

# 省略

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http://ustre.am/_14kSN:LQT 00:15:00~

■保安院 昨日の会見 質問の回答

保安院(森山)
政府としてはグローバルホークが撮影した画像は入手しているが、個々の情報へのアクセスについてはお答えすることは差し控えさせて頂きたい。ホールボディーカウンターについて何度か質問を頂いている。全国の原発で定期的に作業員のホールボディーカウンターの検査を行っている中で、福島の事故後に福島に立ち寄った方の中に、規定値を超える値が 5,000件あり、そのうち1,000件を超える方が 10,000CPMを超えていた。

このような方々が福島県で何をしていたかによって被ばく調査に役に立つのではないかと言うことだ。これについては継続的に調査をしているが、少し状況を説明すると約5,000名の方が各社のスクリーニングレベルを超えた方々だ。そのうち 10,000CPM/min を超えたかが 1000名を超えている。

実はこの中の多くの方が柏崎刈羽原子力発電所からの作業員であり、スクリーニングレベルを超えた方が柏崎刈羽原子力発電所で、5月14日の地点で3,753名、そのうち 10,000CPM を超えた方が1,128名となっている。

東京電力以外の方でその後更に詳細な調査をされて記録レベルと逝っているが、50年間の預託線量を評価した結果、1mSv、2mSv と若干、会社によって基準は違うが、1mSv 、2mSv を50年間で超えた方は、東電以外の方では3名とうことだった。

柏崎刈羽の1,128名についてはまだ評価中と言うことだ。東電の場合は、多くが実際に場合は福島第一原子力発電所の構内で作業されていると思われるので、実際に住民の方々の行動とはだいぶ違う結果となるので参考になるケースは少ないと思うが、少ないケースであっても得られたものについては健康調査を行っているチームに内容が分かり次第提供して参照して頂くようにしたい。以上だ。

# 今度はヨウ素の生態半減期を過ぎるまでの時間稼ぎではなく、作業員の記憶が曖昧に、薄れるまでの時間稼ぎを行っている。

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■質疑

http://ustre.am/_14kSN:LQU 00:19:10 ~ 東電
東京新聞 佐藤 ★★
東電に聞く。午前中の会見の循環注水冷却の耐震化についてだがネックとなるのがホースの継ぎ手ではないかという話しだった。要所要所であるタンクや或いはポンプなどについて耐震性についてどのように考えているのか?バックアップでサリーがあるが、地震が起きた場合にキュリオンやアレバなどの装置の変わりとなり得るものか?Bクラス並みの地震に耐えるという説明だったがそれを超える地震があった場合に、元々の循環冷却沿い内がやられてしまったときでもサリーがバックアップとなって機能するものなのかどうか?窒素封入についても継続して行わなければならないと考えていると思うが、耐震化についてどう見ているか?使用済み燃料プールについても同じ事を聞きたい。


http://ustre.am/_14kSN:LQW 00:25:45 ~ 東電
テレビ朝日 松井
今配られた資料、スクリーン室の角落としという写真について。もともとここには角落としというものを入れるように設計されているところにこのコンクリートのかたまりを入れているという認識で良いのか?あらかじめ入れるように穴が開いていたところに、本来は別のものを入れるものを今回はコンクリートのこういうものを新しく作って入れているのか?説明をお願いする。


http://ustre.am/_14kSN:LQX 00:29:00 ~ 文科省・安全委員会・東電
NHK 山崎 ★★★
ストロンチウムはこの郷里の海底では出て来なかったというのは、まだ底まで流れ着いていないと考えればいいのか、今の海流の流れ等を考えるとここの海底土には流れてこないと考えているのか?前回東電の調査で検出された事、距離的な関係があると思うが、文科省と安全委員にお聞きしたい。東電に聞く。各落としをされた事により、構内の水が外海に流れ出る割合、オイルフェンスの効果以上を期待出来るのか?今、安全委員会の加藤さんからもう少し検出限界基準を下げた形で文科省に測定してもらいたいと言うことで至極適切な指示だと思うが、何時、指示を出されたのか?何時実施されるのか?ある程度目処が決まっていたら教えてほしい。(この会見の直前)。この手順にについて文科省坪井さんは?(聞いたばかりなのでこれから考える)他。(なぜか陸地を引き合いに出す坪井)


http://ustre.am/_14kSN:LQZ 00:37:10 ~ 文科省
フリー江川 ★★★
先週の「警戒区域及び計画的避難区域における基礎データ収集モニタリング結果の公表について」 で雨が降ると行わないと話していた。最近、雨水に放射性物質が混入するという問題は最近はどうなのか?原発が放射性物質の放出が止まっていないと思うが、雨が降ると溶け込んで下に落ちてくるのではないかと心配している方もいる。その点について教えてほしい。他


http://ustre.am/_14kSN:LR1 00:41:35 ~ 文科省・安全委員会
エネルギージャーナル 清水 ★★★
放射能を含む土壌の対策は土地の利用用途によってはいろんな種類があるが、種類毎に包括的にどういう形で、例えば土壌乖離なり、剥離するとか国として計画的に行う判断は出来ているのか?一部の被災地域では国の対応を舞っていられないと言うことで始めている様なところもある。国の土壌汚染、水にも関係してくるが、今、どうなっているのか?安全委員会に聞く。土壌書誌利した後の安全基準、或いは処理後のモニタリング仕方などそういうものは土地の利用形態毎にきちっとした基準はあるのか?基準は所管する省庁が独自に決めなさいという理解で良いか?土壌汚染、改良にかかるコストは誰が負担するのか?


http://ustre.am/_14kSN:LR3 00:49:05 ~ 保安院
フリー木野 ★★★
前半 文科省に聞く。先程、ストロンチウムの検出限界が 0.8 で行われたという事だったが、どのような理由で 0.8Bq/kg と決めたのか。保安院に聞く。柏崎刈羽で3,753名という事だが、殆どが1Fで作業と言うことだが殆どというのは全員ではないのか?1Fでの作業内容というのは把握しているのか?(文科省:値の決め方は測定機関として決めたようだ。確認してまた連絡する。測定機関は日本原子力機構)(保安院:ホールボディーカウンターについては具体的な数はきいていない。福島第一で作業したと東電に聞いただけ。住民被ばくに参考になるデータがあれば提供したい~)全体が5,000人で柏崎刈羽が 3,753名という事だとのこり、1,247名がいると思うがこの方達がどこからというのはこれからか?他


http://ustre.am/_14kZt:LR4 00:00:00 ~ 保安院
フリー木野 ★★★
後半


http://ustre.am/_14kZt:LR5 00:00:35 ~ 保安院
朝日新聞 こん ★★★
保安院 に聞く。今のホールボディーカウンターの件で詳しく教えてほしい。10,000CPMを超えた方と言うことで話しをされていたが、これは評価をした主体は誰か?(保安院:それぞれの会社)50年間というのは50年間勤めた?(保安院:その時の被ばく線量を仮に50年間継続して受けた場合はどうかという50年間預託線量をというのを研鑽することになっている。その場合にその数字が2mSv、1mSv など民間により異なるが、その場合は更に精密検査を行うという事になっている。単純に計算すると50分の1以下ということになる。)東電の柏崎刈羽の方が1,128人という方は10,000CPMを超えていて50年間の預託線量だとどれぐらいになるのか?(保安院:預託線量というか記録レベル、50年間の預託線量 2mSv を超えた方が何名いるかは東電で精査している最中ときいている。)単純に評価として50年というのは直ぐに出ると思うが直ぐに出ないのか?(保安院:多くの方々がいるので測定したときから引き戻し、何時、被ばくしたのかを計算し、それからその数字を持って50年間評価するとなるので時間がかかる)1もしくは 2mSv 50年間預託と言われたが、3月以降で既に 100mSv を超えている作業員もいる中で3人いたという意味がよく分からなかったが?(保安院 森山氏 NHK石川記者の質問の意図を説明。NHK石川記者の意図は理解してる保安員。森山氏はしっかり動いてくれそうな印象。他の記者の質問は会見中にはきいていないのね。)


http://ustre.am/_14kZt:LR6 00:06:10 ~ 東電
NHK 岡田
1号機建屋カバーの設置について。今日の作業と今日以降の予定について確認したい。具体的な日時、どれぐらいのものを運ぶとか決まっていることがあったら教えてほしい。船の大きさは何トンか?運び込んでから明日の作業など分かっていれば教えてほしい。予定では7月上旬に運び込みが始まると言うことで当所の当所の通りだと思うが、全部の運び込みが終る目処は?


http://ustre.am/_14kZt:LR7 00:08:55 ~ 東電・保安院
共同通信 すえ ★★★
預託線量の件について。勉強不足で申し訳ないが、預託線量は上限はあるのか?先程からおっしゃっている記録レベルという意味は?正式な測定的に対して擁護的な位置づけなどどういう意味か?1~2mSv と幅があるといったが、今回、関電と原電、どちらが 1 で 2mSv/yの基準を設けているのか?東電に聞く。先程、話が出た預託線量の件で、柏座刈羽の1,128名については預託線量の測定はしているのか?していればどの程度のレンジがあるのか?通常の放射線従事者の場合は預託線量の上限というのはあるのか?他


http://ustre.am/_14kZt:LR8 00:16:00 ~ 文科省・保安院・安全委員会
NPJ おしどり ★★★
文科省に聞く。以前質問したヨウ素被ばくをセシウムからどうやって計算するかとうことを放医研にきいてみるという件はどうなったか?環境放射能水準調査結果だが栃木県の所で電離箱による値に変わっている。以前はこの記載はなかった。この意味は?保安院に聞く。昨日の質疑で具体的な線量データは3月の地点の民間含む具体的などは集める計画はないと言っていた。現在、3月初期の値が少ないが、そのことを踏まえながらなぜ、集める計画がないのか教えてほしい。先程から出ている預託線量の件だが、預託線量とは50年間受ける線量を摂取時に受けたとする線量だと思うが、そうしてみれば柏崎刈羽の作業員の方々はこれからいこうも作業員として従事するのであれば預託線量を出す意味があるのかどうか理解出来ないが教えてほしい。スクリーニングレベルを5,000名の方を出してと言うことだが、保安院森山さんは 10,000CPM /min というのはホールボディーカウンターの値だったか工場センサーべーだったか聞き逃したので教えてほしい。(ホールボディカウンターの値)1mSv 2mSv というのは ミリではなく Sv (シーベルト)の間違いではないか?他


http://ustre.am/_14kZt:LR9 00:29:15 ~ 東電・保安院
読売新聞 今津
東電に聞く。6号機のたまり水だが、メガフロートに貯めているセシウム134/137のレベルだが単位を Bq/リットルという数値に合わせるとどれ倉になるか?海洋放出して構わないというレベルは セシウム134の場合は 60Bq/リットル、セシウム137の場合は 90Bq/リットル という理解で良いか?6号機のたまり水はゼオライトで処理していると説明を頂いた事があるが、ゼオライトによる浄化装置が集中廃棄物処理施設であるとか循環型海水除去装置とは別にあるということなのかあまり説明を聞いたことがないが、6号機あたりにあると言うことでどのように運転しているか教えてほしい。メガフロート併走している水は何れは海に放出という説明だったが、そうなるのはいつ頃になるとお考えか?保安人に聞く。そうするとメガフロートの水を海洋投棄する必要があった場合、保安院としては認めるという理解で良いか?メガフロートは今、荷上場の所にあり艀のような状態で動かしにくい状態だと思う。これから建屋カバーの健在を運び込む上で邪魔にならないのか?燃料プールについて。1号機から4号機の燃料プールにある燃料集合体の熱量は4月段階で15~170万キロカロリー/hだったと記憶しているが今は?4号機へのプールへの注水は50回程度になると思うがこれまで入れた水の総量は?今後はピット側からの注水で代用するのか?(質問多すぎ糞売新聞)


http://ustre.am/_14kZt:LRa 00:40:15 ~ 東電・保安院・安全委員会
ブルームバーグニュース 稲島 ★★★
燃料プールの冷却だが2と3号機は循環冷却が出来たと言うことで、今後はこちらについて何か作業予定はあるのか?1号機と4号機の今後の外付け冷却装置完成の見通しは?昨日の会見で日本原子力学会の声明について発言された記者がおり、東電松本もまだ確認されていないと言うことでもう読まれたと思う。そのなかで不適切な情報開示が一般住民の被ばく拡大を招いた可能性があると声明の中でいっているか、この件について東電の見解は?また、日本原子力学会の理事の中に東電の川俣さんという方が入っている。どういった経緯でこのような役職に就かれているのか?この方が東電で原子力安全品質部長という肩書きとなっているが、どういった役職なのか?東電で原子力安全品質部長という同じ役職に就いている方はいるのか?~ 川俣さんについては東電が送り出しているのではなく川俣さん個人が参加されているということか?(東電松本:はい)情報公開の遅れが一般住民の被爆を招いたと、こちらについては東電のスタンスについては、東電が国に報告した内容を国がタイムリーに公表しなかった国のほうの責任だということでいいか?~ これに関連して保安員 森山の見解を聞きたい。こういった情報公開の遅れが住民被爆拡大につながったという認識はあるのか?その理由も教えてほしい。原子力安全委員会にも見解を。~ 細野大臣がいないので園田政務簡に聞く。こちらの学会の声明が正しいかどうかは分からないが、実際、こういった情報開示の遅れにより住民被害、将来的にも健康被害が起こりえると言うことで、これが事実だったら東電だけに責任を押しつけると言うよりも政府自身が将来的な住民の健康被害についてある程度の責任を負って、金銭的な部分を含めてやっていかなければならないという論理の帰結になると思うが、こちらについてはどういった見解をお持ちか?(園田政務官:学会がどういった部分をとらえてこのような声明を出しているのか私自身含め受け止める必要があるのかな。可能性があるということなので検証委員会で検証してもらってるとうことだろう。結果においての様々な責任、あるいはどの情報がどの段階で適切に出されるものであったのか、その地点で明らかになっていくものだと私は考える。→ つまり、声明が言っている事も検証があってのこと。現在もひたすら住民被ばくを隠す事ばかりしている政府がよくいうよ。)


http://ustre.am/_14kZt:LRb 00:51:50 ~ 東電・保安院
新潟日報 五十嵐 ★★★
福島第一原発事故で全電源消失という事で外部電源も全部止まった。2007年の中越沖地震で4回線ある内の2回線が地震によって止まったと言うことがあった。その段階で外部電源の信頼性確保や強化なり、東電が考えて福島で実行されていたのか?もし、していないようであれば全電源消失等のは回避できたのではないか?(東電松本:停電したという訳ではなく長く運転できないと言うことで意図的に止めた。~)保安院 森山に聞く。中越沖地震の時に2回線止まったということでそれを他の発電所に水平展開を保安院として検討されたのか?(保安院森山:やったという記憶はない)2回線は設備の損傷ではなく意図的に止めたと言ったが、私の聞いたところだと油漏れがあって止めたと聞いたが、地絡事故と聞いたが。(東電松本:訂正させてもらう。油漏れと地絡事故で停止した。)


http://ustre.am/_14kZt:LRc 00:56:10 ~ 園田政務官
産経新聞 原田
園田政務官に聞く。工程表見直しのスケジュールについて。17日の工程表更新、三連休の真ん中にあるが次回は?17日に前倒しにするか、後ろにずらす?(検討中)


http://ustre.am/_14kZt:LRd 00:57:50 ~ 東電・保安院・安全委員会
朝日新聞 佐々木
中越沖地震の時、これまでの問題点を洗い出し対策させた部分もあったかと思うが、今から思えばあの時、あの現象に気付いて対策していれば、今回の事故は防げたとは言わないまでも軽減できたとか思い当たる事は?


http://ustre.am/_14kZt:LRe 01:11:35 ~ 保安院
朝日新聞 西川
今朝の海江田大臣の会見で玄海原発の再稼働の関係で佐賀県知事が管首相との会見を求めている。海江田大臣が夕方、管首相にあって相談するといっていたが、その件についてどうなったか知っていることがあれば教えてほしい。(しらない)


http://ustre.am/_14kZt:LRg 01:12:50 ~ 安全委員会・文科省
フジテレビ 加藤 ★★★
文科省と安全委員会に聞く。先程のストロンチウムの件で 0.8 Bq/kg 検出限界で測定したと言うことだが、結果的には出なかった問うことでいいのか?それとも高濃度が検出されなかったと言うことなのか?はじめの説明では検出されなかったという話しだったが。その後、原子力安全委員会の加藤氏から再検査した方が良いのではないかと指摘があったので確認する。あと、0.8 Bq/kg を下回っていれば健康には問題ないとうことなのか?もしくは、再調査してほしいと言うことを指摘されると言うことは完全に安全とは言えないと言うことで再調査を求めたのか?


http://ustre.am/_14kZt:LRh 01:16:25 ~ 東電・保安院・安全委員会
ブルームバーグニュース 稲島 ★★★
東電に聞く。昨日の記者会見の中で福島第一から放射性物質が現状出ているか検証中だということで、推定については昨日の段階で1ヶ月のスパンで出されると言ってたと思うが、17日に工程表の更新があるので前後ぐらいを目処に出されるということもあり得るのではないかと思う。安全委員と保安院に聞く。以前も既に出されていて、現状の周りの線量から逆算して算出する方法は、数値が下がってきて難しいと言うことを言っていた。政府のほうでも17日から工程表 STEP1にあわせて避難地域の縮小等を検討するという事に合わせて、線量が現状どの程度出ているのか、住民の方にとって重要な情報だと思う。このことを踏まえ、東電は現状の放出量を数値で出されるのはいつ頃か聞きたい。出される予定がないのなら理由についても教えてほしい。~ 東電が出されようとしているのは現状、毎日どれぐらい出ているかというものと思うが、そのデータを用いて事故からこれまでの放出送料を出す考えはあるのか?


http://ustre.am/_14kZt:LRi 01:23:35 ~ 保安院・東電
NPJ おしどり ★★★
東電松本に聞く。預託線量を計っていると言うことで、預託実行線量と外部被ばくの実行線量を合計して個人の線量限度を決めるという法律があったと思うが、預託線量を出していると言うことは、そういった形で個人線量を管理されているのか?しきい値が 2mSV 、関電は1mSv ということで 1mSv 以下は切り捨てという理由を教えてほしい。(それ以下は被ばくなしと判断される)預託透過線量は出していないのか?保安院森山に聞く。先程、回答頂いた記録レベルの5mSv、10mSv というのは私への回答だったと思うが、それではスクリーニングレベルは 10000CPM/m ではなく、20,000CPM/m もあったということか?この預託線量が出てきたのは、おそらく、昨日のNHK石川さんが質問された柏崎刈羽はじめ全国の原発作業員が福島に立ち寄った際の線量が出てくれば県民の住民の被ばく調査に役立つのではないかという質問の回答だったと思うが、それなら、預託線量ではなく、内部被爆と外部被ばくの線量を出して頂きたいのだが。


http://ustre.am/_14kZt:LRj 01:34:55 ~ 東電
NHK 大崎
汚染水の浄化処理システムについてだが現地点の稼働率はどうなっているか?今日もフラッシングと交換で2時間ぐらい止めていたと思うが、交換のペースも昨日やらなかったり、バラバラな感じもあるが、そのあたりの基準は今後どうなっていくのか?それによって稼働率見えてくると思う。汚染水の処理の見通しについて今週は8割と言うことだったが、次週以降は9割を見込んで計算されていたと思うがその見通し自体は変わらないのか?OP3000で管理したいと話しをされていて、今後、注水量を何時、増やしていくかということについてこれまでも質問が出ているときも汚染水の処理状況を見ながらといっていた。OP3000というのがそこまで落ちなければ注水量が増やせないものなのか、別に循環させていれば注す量を増やしたからといって汚染水の上がるということでもないと思う。蒸気の発生量とかみながら段階的に上げていくということがあり得るのか?第一ステップが終るよりも前に注水量を増やしていくことがあり得るのか?


http://ustre.am/_14kZt:LRk 01:43:30 ~ 保安院
共同通信 すえ
保安院に聞く。預託線量の話しで 2mSv と 1mSv を超えた方の話しで線量について今後データを出すということだったが、桁数として 2mSv や 1mSv そのあたりの近傍値とみていいのか?それとも 10mSv など一桁多い可能性もあるのか?(保安院 森山:データをもっていないので分からない)先程、大きな被ばくではないと説明していたいが、それではどのような根拠からそういったのか(保安院 森山:治療が必要なほど大きな被ばくではなかった。そういう意味で言った。>そんなの知ってるから。)一桁台か二桁台でそうかなど情報は入っていないか?確認出来ないか?(保安院 森山:はい)


http://ustre.am/_14kZt:LRl 01:45:10 ~ 東電
東電 松本
本日の実績




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