2012年9月10日月曜日

東電会見 2012.9.10(月)17:30 ~

東電会見 2012.9.10(月)17:30 ~

2号機ガス管理システム配管に穴。応急措置でテープで塞いだ旨の報告。前回6月19日発生の3号機ガス管理システム配管の穴と類似箇所。6月19日発生の分は同じ部品に取り替えて保護材を巻く工事を明日行い6時間窒素ガス封入停止との事。

建屋地下高濃度汚染水移送ライン 3→4→ 集中ラドに変更したら4号地下の水位が低下(3号OP32054号OP2737)水位差がついたため、地下水流入の恐れから 3→集中ラド&4→ 集中ラドの以前のラインで調整を検討する旨の報告。

保安院報告2件。1F使用済燃料乾式キャスク仮保管設備コンクリートモジュールの耐震安全評価の解析結果に以前報告と11区分と誤記1件の誤り判明。金物厚み等数値入力にミス。再評価結果でも許容値は下回っており、問題ない旨の説明。再評価中。

北電チャンネルボックス上部クリップの一部欠損、破損に関する水平展開指示に関する報告。柏崎で点検が可能な使用済燃料プールは1号、4号、7号。今回は中間報告ということで該当する対象燃料数の報告。調査、評価はこれから。

他人の作業者証を用いてAPDを不正に借りたバス運転手続報(資料あり)2~6月まで 1F、7月以降は2F(APD不要で作業者証不要)7月以降1F代行9日ありうち4日作業者証忘れてバス内にあった他人の作業者証使った事実判明。

また使った作業者証は3名分である事も判明。複数の作業者が常に作業者証をバス内に置いていた可能性高くなった。バスの運転手がその3名か、あるいは3名以外にいたとして他の人の作業者証がバスにおかれていたか等、確認するとのこと。

おおよそ2ヶ月ぶりの1Fの変遷ぶりがわかる写真集を公開。4号機がれき撤去、地盤改良、多核種除去設備、排水路暗渠対策等、進展していると感じる見所のある高解像度写真多し。

2F4号機の原子炉開放作業報告。コンクリートシールドプラグ取り外しなど大がかりな作業を映像で紹介。1F の状況よりも2Fの状況説明がいつも丁寧、力はいっている相変わらずの広報。


○プラント

○その他

○報告・指示

○福島第二

○柏崎刈羽

【質疑】
朝日(2号ガス穴*)→読売(2号ガス穴*・作業員証*)→朝日(作業員証*・是正勧告・違法請負・随意契約・APD)→伊藤(3号RCIC)→読売(1F状況写真*)→ NHK(キャスク誤評価*・作業者証*・2号ガス穴*・3号ガス穴*・1F状況写真*・4号水位低下*)→朝日(作業員証*)→おしどり(2号ガス穴*・作業者証*・chBox*)→読売(2号ガス穴*)

*は冒頭報告関連



■福島第一の状況

○松本:
9月10日夕刻の会見を始める。

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機までCS系、給水系つかって注水を継続中。裏面に本日までの注水量の調整実績、オモテ面にこれまでの経緯等を書いているが、最終的には7日15時23分以降、流量調整はしていない状況だ。

安定的に注水は出来ていると思っている。それから裏面冒頭の行、週末にかけて本日まで水中ポンプを用いていわゆるバッファタンク内に溜まっている浮遊物の除去作業を行なっている。本日まで作業は終了したと思っているが、現在、最終的な評価を実施中。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
記載の表の通り。

■2号機原子炉格納容器ガス管理システムのダクト損傷 

なお、★2号機については、昨日伝えたように、http://j.mp/QyIRsT
格納容器ガス管理システムの配管、ダクトから音がしていることを当社の社員が確認し、小さな穴が開いている事を確認した。

福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムのダクト損傷について http://j.mp/QyHU3O

このため、応急処置ということでテープを巻いてそこの穴を塞いだ状況だ。手元にはA4横資料「福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムのダクト損傷について http://j.mp/QyHU3O 」ということで資料を配布している。

漏洩した場所は、ほぼ、こちら系統図で赤い点々の丸がついてる。システム上はファンの吸い込み側の所の配管というか、ダクトの所に小さな穴が開いている状況だ。

中には格納容器の中は大変湿っている状況なので、結露した水が配管の中に溜まっており、それが左下の写真のように一部漏れている状況だった。

なお、黒いチューブのようなものがまいてあるが、こちらは以前、3号機であった配管を傷つけてしまったことに鑑みて工業用のなんというか、大きなスポンジのようなものを巻いている状況だ。

今後、応急処置後の状況を確認して頂くと共に原因等をよく調べていきたいと思っている。それからこれに関連してもうひとつ同じような資料がある。

福島第一原子力発電所3号機原子炉格納容器ガス管理システムのダクト修理作業について http://j.mp/QyHY3j

こちらはA4縦3枚もののPP資料になるが、こちらは「福島第一原子力発電所3号機原子炉格納容器ガス管理システムのダクト修理作業について http://j.mp/QyHY3j 」というタイトルだ。こちらは同様にファンの吸い込み側のところが上の写真にある通り、

★★8箇所ほど何かにこすれたような傷がついており、以前、ここから、まあ、穴が開いているのでインリークが発生した事が確認されている。その後、テープをまいて応急措置を施していたが、この度、部品の手配の準備が整ったので、

# おいおい。6月19日発生の件は、今までテープで塞いだ応急措置そのままだったのかよ… 同様事例が発生したから対策でつか。素晴らしいな。( ゚д゚)ポカーン

この配管というか、ダクトの取り替え工事を実施する。これに伴い、一時的ではあるが、★★明日の午前中から約6時間ほど格納容器ガス管理システムの方を停止する。なお、窒素ガス封入については供給装置の方から通常通り供給を行なっていく。元の福島第一の状況資料に戻るが、

# 1日で出来る対策をほっておいたとうことなのか。たまたま偶然、対策工事が同様事例の翌日になったのか。前者だろうけど。

[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却継続実施中。プール水温は記載の表の通り。欄外。4号機のイオン交換装置の運転に関しては本日3号機からの移動が完了したので運転を行う。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機から3号機タービン建屋への移送を継続実施中。4号機から雑固体廃棄物減容処理建屋の移送に関しては 9日13時51分に一旦中断した後、14時から移送を再開している状況だ。

なお、この地下の溜り水の移送に関しては、明日の作業状況について連絡がある。★★現在、3号機、4号機の溜り水は4号機から一括して抜いて集中廃棄物処理建屋の方に移送しているが、

3号機タービン建屋と4号機タービン建屋の水位差が付いているということで、なかなか3号機側から4号機側に流れていないのではないかと推定している。

従って準備が整い次第、★★改めて3号機タービン建屋から集中廃棄物処理建屋の方への移送を考えているところだ。作業実績等については明日の会見で紹介できると思う。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
こちらに関してはサリーで高濃度汚染水処理を継続実施中。


■1~3号機原子炉圧力容器の温度、注水量

それから皆さんの手元には1~3号機原子炉圧力容器の温度、注水量の毎正時の実績について表の形で配布している。(http://j.mp/PhoNLV)

プラントの状況については以上だ。


■乾式キャスク仮保管設備コンクリートモジュール構造強度、耐震性評価ミス

それから何件か報告したい案件があるので順次話させてて頂く。1件目。★「福島第一原子力発電所使用済燃料乾式キャスク仮保管設備コンクリートモジュールの構造強度および耐震性評価における入力条件の誤りについて http://j.mp/PhoJf4」

こちらに関しては1枚目下半分に概要を書いている。既に提出している乾式貯蔵キャスク保管の11基分については、施設運営計画で耐震安全性等に関して強度評価を行なって保安院さまに7月4日に提出させて頂いているが、

その残り9基の乾式貯蔵キャスクとか、輸送用の貯蔵兼用キャスクに関して安全評価を行った際に、以前提出した解析結果と、今回行なっている解析結果に相違があるということで、構造強度等に関してチェックを行ったところ、

★★★以前報告した11区分について入力データに誤りがある事を確認した。また、これに併せ、類似の誤りがないか施設運営計画をチェックしたところ、誤記が1件見つかったので、今回報告させていただく。

ページを捲って何が入力条件として間違えていたかについては1枚目裏面、スライド3(http://j.mp/PhoJf4)を見るんだ。実際にはこういったコンクリートモジュールの中にキャスクを入れているわけだが、

その際の★★金物ベースの厚みのところが初期の解析では22mmと解析したが、実物は19mmのように物が決まっていたということ。それから★★上側の接合金物に関しては実際が6mmのところ、解析上9mmと入力されていた状態だ。

その影響については4ページにあるが、それぞれ9mmのところを6mm、22mmのところを19mmという形でやり直した結果が右側の再評価結果になる。★★再評価結果でも許容値は下回っている状況だ。

なお、他にこういったデータの誤りがないかという点については、現在、調べているところだ。それから誤記だが、スライド5(http://j.mp/PhoJf4)を見るんだ。こちらに関してはクレーンの耐震性評価をした際の設計加速度と、

各部位の発生応力を記載する赤いラインがあるが、そのところに設計上の確定値を反映できなかったということで、誤記があったということで訂正する必要があると認識している。何れにしても入力条件の誤り、誤記に関して現在再チェックを進めている状況だ。


■他人の作業者証でAPD借りたバス運転手(続報)★★★

続いて先週週末に報告した他人の作業者証を用いて作業を行った事案に対する調査状況について、本日までの調査結果についてお知らせさせて頂く。資料は文章になっている。参考資料という形だ。(http://j.mp/QyI7nz)

概要については、既に報告した通り、このバスの運転手の方については、今年7月24日、8月14日、16日、29日の計4回、当日勤務していない他の同僚の作業者証を借用し、APDを借り受けたことがわかっている。調査結果については少し紹介する。

先ず、これまでの調査の結果、★★7月1日から9月6日までの勤務表とAPDのデータ、それからバス運行会社でもっている打ち出し記録、レシート等を照合した結果、この4日間、4件に関して勤務実績があるにも関わらず、実際の線量がないということを確認している。

この方はAPDを返却する際にレシート受け取り、会社に提出しているが、番号が他の方の番号になっているので、そのところ切り貼りして、自分の番号に作りなおした上で会社に報告をしていたようだ。

このかたは2月から働いているが、6月までの間に関しては、他人の作業者証を用いて作業をしていないことに関しては同様の結果で確認している。何故、こういう事になったのかというところは、少し解明がすすんでいるが、

実際にこの運転手の方は2月から6月までの最初の期間に関しては福島第一の構内へのバスの運転手として働いている。従ってバスの運転の際には毎日作業者証を持っていく必要があったので、

2月から6月までの間に関しては、日々、入稿登録証と作業者証を持って出勤し、バスの運転に従事していた状況だ。しかしながら、7月以降、業務変更があったようであり、この方は福島第一に行くバスから福島第二の運転手になったということだ。

ご存知通り、福島第二はAPDを持たずに作業に行く事ができるので、★この間、持つ必要がなかった状況が生まれている。一方、会社的には1F行きのバスの運転手が休暇、体調不良で休んだ際に変わりの運転手が必要になった場合は、

この運転手の方にお願いすることがあり、7月以降、計9回、そういった事態が発生したそうだ。この際、5回については自分の作業者証を持って出勤し、まっ、APDを持って勤務したようだが、

残りの4回、先ほど申し上げた日には自宅に作業者証を忘れてきてしまい、バスの代行するバスの中に保管されている別の運転手の作業者証を、まあ、勝手に借り受けてだな。APDを持っていったという状況だ。

# つまり、自分の通常業務では作業者証は必要なく、いずれも1F行き代行の臨時の仕事で作業者証が必要になった日数が9日、うち、5日忘れたのか。で即日の作業従事者登録抹消。結局、1F行きバスの運転手の作業者証管理がどうなってんのという話しじゃん。┐(´д`)┌

★★★借り受けた方は都合、3名いて、2回が同じ人物で、3回目、4回目が別々の人物であった。なお、まっ、勝手に借り受けてバスの中に戻していった状況なので、借りられた方の方々に関しては、そういった借用があったことは気づいていない。

# 借り受けた方って… バスの中に作業者証を置きっぱなしにするのが当たり前の管理になってたのか。作業者証をうっかり忘れたら復旧業務全体に影響出るから、そうしてたんだろうか。最終のJビレでは線量が加算されている結果に… ( ゚д゚)キキカンナイ セツメイ

#
【作業者証を使った人】
Jビレッジでの線量記録がない。所属会社にはある。(偽装レシート報告)
【作業者証を使われた人】
Jビレッジでの線量記録がある。所属会社にはない。(レシート報告がない)
と、ゆこと。


それから少し聞き取り調査の状況だが、この運転手の方については先日申し上げた通り、作業者証を借りてAPDを借り受けたが、被ばく線量を何かごまかそうと言ったわけではなく、自分の線量をレシートの、まっ、切り貼りという形にはなったが、

正しく会社に申請していれば問題無いだろうと判断したものである。裏面(http://j.mp/QyI7nz)になるが、まっ、そういったことから、輸送の支障、要は作業員の方を待たせるといったことがないように、まっ、バスの定時運行を確保するため、

バスの中にあった作業者証を借りたということだそうだ。★★★その所属会社の作業者証の管理の実態だが、特段、なにか本人が常に身に着けていなさいとか、どこどこに保管しときなさいといったルールぎめはなかったようだ。

従って★★★バスの運転手さんはある意味、バスの中においておいた状況であり、この不正を行った方は自宅で作業者証を保管していたという状況だ。また、東電側の問題としてはJビレッジ等でAPDを貸し出す際に写真付きの作業車掌と、

本人確認が不十分であり、そういった所のチェックができていなかったと思っている。従って再発防止の所に飛ぶが、★★バス会社においては、今後、この作業車掌の管理については会社の事務所に個人別の鍵付きロッカーを設置し、★★そこに作業者証を保管するようにするそうだ。

また、こういったことで出勤時の作業者証の不携帯とともに、運行前の点この際にも作業者証を持ってるかどうかの確認をしていく。東電側としては本人が確認が十分でなかったことから、

Jビレッジ、それから免震重要棟のところで、本人確認をしっかり行いたいということと、この事例に関しては安全推進連絡会、放射線管理者の連絡会等で周知徹底していきたいと思っている。

現在までの調査状況は以上だ。


■写真でお示しする福島第一原子力発電所の現状

それから福島第一の状況について写真がとり纏まったので連絡する。★「写真でお示しする福島第一原子力発電所の現状 http://j.mp/PhoVLe 」という資料を見るんだ。本日は全部でそれぞれの場所で12枚の写真を取っている。

現在の作業の進行状況がなるべく変遷がわかるような形で並べたつもりだ。1枚目裏面が3号機、4号機、それから2枚目表面に関しては同じく4号機のがれき撤去の状況をすこし変遷がわかるように纏めてみた。

2枚目の裏面になるが、先日、オペブロから下ろした4号機の格納容器の蓋であるが、⑤の3のように真ん中に筋が入っているが、現在、切って2つに割れている状況だ。(http://j.mp/Nkj2wR)この後、保管場所に移送したいと思っている。

その他、4号機南側の改良地盤工事とか、⑦のシリーズは多核種除去設備の設置工事の様子、⑧シリーズは地下貯水槽の設置工事、⑨、⑩が港湾内での杭打ち、遮水壁の設置工事の状況だ。

★★また⑪ に関しては以前紹介した構内排水路の暗渠の所であり、こういう形(http://j.mp/Nkj0Fe)で排水路を雨水専用の通路が流れるようにして周囲でタンクから漏洩した場合でも、

★★この排水路に放射性物質を含み水が流れ込んで行かない対策を取っている。また、この写真集で1件連絡がある。⑥-1(http://j.mp/NkjiMi) に関しては、こちらは6月26日に既に公表しているが、

まっ、写真を拡大すると人の名前が分かるということがわかったので、今回、わからないような措置を⑥-1(http://j.mp/NkjiMi) に関しては加工させて頂いた。

# 加工に関する断りはHPになし。http://j.mp/NkiWVZ どこが加工されている変わらないレタッチ修正に。


■福島第二の状況(4号機の原子炉開放作業)

続いて★福島第二の状況について連絡する。先日、紹介したように、本日から4号機の原子炉開放作業が始まっている。手元資料(http://j.mp/PhnBrG)の2ページ目のオモテ面に本日撮影した開放作業の様子の写真を4枚を添付している。

左上から順に取り外し前(http://j.mp/NkjICl)それから1枚ずつ取っていった様子(http://j.mp/NkjMSB)、

それから取り外し後の様子(http://j.mp/NkjPhg / http://j.mp/NkjQle)ということで拡大図と遠方引いた写真という状況だ。こちらに関しては本日、動画が準備できているので、これから見て頂く。

(動画:http://j.mp/Nkk3Fc)電子データでも届けているが、長さ的8分程度あるので、少し快速で行く。今、一番端、手前がコンクリートシールドプラグを外すところ。徐々に浮き上がっている様子が確認頂ける。

… ほぼ、抜き終わった状況だ。これからクレーンを展開し、オペレーティングフロアの、まっ、このケースでいくと左側の方に運んで仮置きする状況になる。絵的にはだいたい厚さ2mのコンクリートになる。

★★… で、シールドプラグは全具で5個あり、5この組み合わせで蓋をしている状況だ。厚さが約2mあるが、一番大きいもので大体 長さが12m、幅が2m、重さが108トンという状況になる。これで最後のなんというか、ええ、5個目が取り出せた状況になる。

ウェルにはこういったプラグが端っこの方に階段上になっているが、階段上になっていって、上の所に引っかかる状況になる。ウェルも段々になっている。これが格納容器の蓋で黄色い蓋になっている。これが遠景で撮った所だ。

で、実際いはこの後、格納容器の蓋を取り、中に入っている圧力容器の蓋を開放すると、いわゆる原子炉開放作業としては終了となる。この後、ウェル、機器ハッチに水を張ると、燃料の移動が可能になる状況だ。

# 福島第二、再稼働に向けて着々準備。アピール抜かりなし。

現在のところ、10月初旬の燃料移動開始を目途に作業を進めていく。福島第二の状況については以上だ。それから本日、保安院さまに報告書を1件提出させて頂いておりますので、ご連絡させて頂きます。


■燃料集合体チャンネルボックス上クリップの一部欠損調査(報告)

★「当社原子力発電所における燃料集合体チャンネルボックス上クリップの一部欠損に関する保安院さまへの報告について(中間報告)http://j.mp/PhmwQU」ということである。こちら先日、8月10日になるが、保安院さまの方から、

チャンネルボックスの上部のクリップのところ、一部欠損に関して東北電力、それから柏崎刈羽でも何件か見つかったということで、改めて調査依頼があったものだ。調査内容については裏面に指示文書の内容について書いている。

2枚目表面の "記" 5つの項目が報告事項(http://j.mp/PhmwQU)になっている。ただ、現在、点検が可能な使用済燃料プールは1号、4号、7号、であり、私どもが現在点検が終わっているのは、

下の表(http://j.mp/NklByS)にある通り、1号機では1666体のうち、白色化、または欠損の可能性がある大数としては0本。4号機では2360体のうち10体、それから7号機では2336体分のうち71体、計81体という状況だ。

2号、3号、5号、6号については、燃料交換器の点検等のため、現在、まだ点検が終わっていないので、今後、改めて点検が終わり次第、報告させて頂ければと思っている。報告の内容については2枚目裏面から概要で示している。

1番最後のページ(http://j.mp/NklSlB)に写真が載っているが、こういった燃料集合体のクリップと呼ばれる三角の部位に関して、ジルカロイの剥離、白色化といったようなものが見られたということである。

今後、保安院さまの支持に従いまして、影響評価を実施してまいりたいと思っている。本日私からは以上だ。(26分)



■質疑

○朝日こつぼ:
(初)ガス漏れの件だが、今のところ、原因として考えられるのか教えていただけるか?

○松本:
ハイ。アノウ、原因としてはまだはっきりとしたところまではわかっていない。手元の写真(http://j.mp/QyHU3O)で言うと、配管というか、ダクトを支える所に支持金具のようなものが着いており、これ何か悪影響を及ぼしたのではないかという可能性も含めて今調べているところだ。現時点ではっきりしたことはわかっていない。

○朝日こつぼ:
突発的なものなのか、劣化というか刺激が続いたことの可能性が高いのか、どちらか?

○松本:
そういう意味では後者のほうではないかと思う。現在、シールテープで塞いでいるので、現在、現場調査という意味では十分できてない状況だが、今後、交換等が終われば、中の穴の様子をよく見たいと思っている。

何か突然、穴が開いたと言うよりも、こすれて穴が開いた可能性のほうが高いのではないかと思っている。

○朝日こつぼ:
今後の対応スケジュールなにかわかってたら教えてくれ。

○松本:
基本的にはこのダクトの部分を交換することになろうかと思うが、現時点では具体的な予定までは立っていない。

○朝日こつぼ:
ありがとうございます。もう一点。注水量低下の原因というのは、これは結局、中のポリエチレン管でしたっけ。それの切りくずという説で、もうほぼ決まりとうことで良いか?それとも何か水の成分分析とかやっていたと思うが、それの最終的な結果を待って断定する形なのか?

○松本:
アノウ、現在のところ、まだ断定することは出来てないが、質問にあった話の場合で言うと、前者の切り粉の可能性が高いと思っている。

徐々にではあるが、注水量の調整作業の頻度が小さくなっているということと、今回、3日間にわたってバッファタンクの循環清掃作業を行ったので、その効果等がはっきり出てくれば、この推定で間違いなかろうといえると思う。

○朝日こつぼ:
清掃の際に、例えば切りくずがどれぐらい取れたかとか、そういうデータはあるのか?

○松本:
アノウ、ちょっとストレーナーというか、フィルターで濾しとっているので、どれぐらい取れたのかについては、今確認中だ。

○朝日こつぼ:
わかりました。

○読売 大山:
先ほどのガス管理システムの穴の件だが、穴の大きさとか、周囲の線量の影響とか、なにか水みたいなものが垂れているが、この水の放射性物質の濃度とか、そういったことは分かるのか?

○松本:
先ず穴の大きさだが、シールテープを巻く前の状況だが、ほとんど目に見えないぐらいの小さな穴という状況だ。具体的に寸法を測った状況ではないが、その程度の状況でございます。

それから水でございますが、こちらは配管内に待ったおります結露水、ドレンではないかと思っている。加工脳容器の中が非常に湿った湿土状況でございますので、こういった湿分を含む気体をここまで引っ張っていった際に、配管の中で結露している水が溜まっていると思っている。

○読売 大山:
雰囲気線量かなにかは、

○松本:
あっ、★★雰囲気線量の影響だが、雰囲気線量は 0.2mSv/hという状況であり、特に変化はないと聞いている。

○読売 大山:
いつ頃穴が開いたと考えられるか?穴が見つかった時間は分かるか?

○松本:
穴が見つかった時点は昨日音9月9日の午後3時3分頃になる。ただ、いつ頃開いたかについては確認させていただくが、毎日パトロールしているのかどうかについては確認してみる。発見した経緯は、シューっという音で発見しているようなので、いつ頃かについてはちょっと確認させてくれ。

○読売 大山:
わかりました。後、作業印象の理由、借りた件についてだが、ちなみに4回ぐらい同じようなことをやっていたようだが、これは他の作業者の方、★★★運転手の方はバスに日常的に作業印象を置いている、そういうことになるのか?

○松本:
ハイソウデス。

○読売 大山:
あーん、なるほど。それは今後の再発防止策としてロッカーで管理するようにしたということか?

○松本:
今回、こういったこともあるし、まあ、私どもとしては、あのう、何かきちんと管理して欲しいという思いがあるので、まあ、ある意味バスに置きっぱなしにするってのは、どうかなっ? 、とは思っている。

# しゃあないなあ、バス運行会社は。という相わからずの東電責任丸投げスタンスにかわりなし。

○読売 大山:
作業員証の感理が杜撰だったというのはこの運転手、バス会社に限ったことなのか?他の作業員の間でも同じようなことはないのか?

○松本:
アノウ、まっ、今回のケースが★★★特に杜撰というわけではないと思うが、あのっ、まあ、要は職場で、例えば基本的には多くの会社は自分の事務所の所にこういった作業車掌とか、そういったものを保管しているのが通常なので、そういったケースに合わせることだと思っている。

# 核防護上の問題もまるでひとごと。作業者証の扱いに危機感ゼロ。アリエネ。会見見たほうがいいよ。

○読売 大山:
他の会社ではしっかり管理されている事は確認できてる?

○松本:
アノう、★★★各会社が、具体的にどういう管理をしているかは、それぞれ私どもが一つ一つ確認を出来ているわけではない。

○読売 大山:
わかりましたあ。

# 何ら疑問すら感じない読売。( ゚д゚)ポカーン

○松本:
あっ、それで漏洩が発生した時期だが、この箇所は毎週1階パトロールしており、前回は9月4日のパトロールの際にはイオンは確認されていなかったということなので、9月4日から昨日の9月9日のいずれかの期間ではないかと思っている。

# 漏洩って空気が吹き出してたの?

と、あと、ドンレン抜きを7日に実施しているので、その時も確認されていないので、★★★7日~9日の間だ。失礼した。

○朝日青木:
作業者証の話だが、当該バス会社に対しては再発防止策が寝られるということだが、他の会社の下城について東電として把握していないということか?

○松本:★★★
今のところ全部の会社の作業者証がどのように管理されているかは確認していない。

○朝日青木:
確認する予定は?

○松本:
今のところは特に書く企業にきちんと任せているところである。

○朝日青木:
え?きちっと任せているという定義をもう一回教えて頂けるか?

○松本:
先ず24時間携帯しろというわけにも行かないし、各作業会社によっては事務所においておけ、というところもあるだろうし、個人でしっかり管理しろという会社もあろうかと思ってる。私どもが何かこうしなさいっ、てなことを指導しているわけではない。

# 丸投げ、関わらないの徹底ぶり。たとえ核防護物質上の問題があろうが。写真確認すらしてないし。なんてヌルいガードなんだろ。それに対して放射線作業従事者登録抹消、作業員を働けなくするのは、事情もわからす積極的に首切り行う東電。ナニコノギャップ。入構許可証も杜撰と思われても仕方なし。

○朝日青木:
じゃあ、再発防止策として水平展開は今回されない認識でよろしいのか?

○松本:
そういう意味ではAPDを貸し出す際にきちんと作業者証と本人の顔が一致しているかどうかをきちんと確認していきたいと思っている。

○朝日青木:
わかりました…。前回お答えいただいているが、是正勧告について。過去、公表していなかった件について、どういうものを公表して、どういうものを公表しないのか、という基準について明確化してくださいというお願いをしたと思うが、

○松本:
アノウ、基準については私どもは持っていない。その都度、ケースバイケースで判断させて頂いている。アノウ、今回の是正勧告を受けた際には、既にぃぃ、、事案として公表していたり、再発防止対策も公表していたこともあったので、それぞれ是正勧告受け取ったことに関しては公表していなかった。

# 企業イメージがあるので、ケースバイケースで判断させていただく。で、おK。メディアが大々的に報じりゃいいだけの話。でもそれがない。スポンサー降りられたら困るし。圧力かけるし。こんな分かりやすい社会悪がよくまかり通ってるね。国費で救済、日本人は馬鹿でつか?

○朝日青木:
それは国が東電について違法行為を認めて指摘した。ということに対して、東電として公表しない、そういう判断はどういったものに基づくものなのか、わかりやすく教えて頂けませんかあ?

○松本:
ハイ。アノウ、当時の状況、それから今後もそうだが、その時に是正勧告の内容が、ああ、まあ、どういったものになっているか判断した上で公表するのか、非公表にするのか決めている。

具体的には既に公表している内容があるとか、再発防止対策等についても並行して話して頂いている、既にお知らせ済みというケースについては、公表しないことがある。

○朝日青木:★★
3月の線量計を着けていなかった事案については、東電さんの認識としては合法であったと。法違反はなかったということでマスコミも報道しているし、ずっとそういう認識でいると思うが、それに対して国が違うよと。違法行為だといってきたことが是正勧告だと思う。

★★これについて、そちらでうちは適法だと思っているが、違法だと言われましたよ、ということを言わなかったのは、都合の悪いことを隠しているとまた受け取れかねないなあと思うが。それについて認識についてお聞かせ願えるか?

○松本:
アノウ、私どもとしては当時の対応については精一杯やっていたと思っているが、厚労省、福島労働局からは違法であると判断を受けたものである。従って私どもとしてはその当時、是正勧告を受けた際には、再発防止対策、

○松本:
案件の公表等は既に終わっていたので、私どもとしてはその是正勧告を受けたことに関しては公表してないっ、という事実である。

○朝日青木:
あの、精一杯やっていた、適法だと思っているのであれば、★★★国から違法と思われていても適法だと思っている中身で国民に対して公表しても良かったのかなと思うが。その判断は居間でも間違っていないという認識か?

○松本:
アノウ、酷評する瑕疵な以下の件に関しては私どもとしては、先ほど申し上げた通り、既に内容、再発防止対策としては既に公表したものが、既に、まっ、お知らせ済みであったと。ww という状況である。

違反ということで、何か、問題があるということであれば、厚生労働省、若しくは福島労働局からも公表があってしかるべきではないかと思うが。

# 反論もせず違法認識があっての事であり、是正勧告は非公表ということでおK。

○朝日青木:
今後も是正勧告を受けて違法だと言われたことについて、ずっと公表しないのか?

○松本:★★★
それは先ほど申し上げた通りケースバイケースで判断すらると思っている。

# 判断すらる… すらる。ww 企業イメージがあるのでケースバイケースということで全て非公表ということでおK。ブラック企業No1 東電。

○朝日青木:
既に再発防止対策が寝られているとすればそれでいいとして公表されないと。

○松本:
アノウ、なかなか仮定の質問なので難しいところではあるが、その時の状況に応じて判断させて頂ければと思う。

○朝日青木:
わかりました…。幾つか何回か質問させて頂いているが、偽装請負の関係で、元請けとか一時下請けの会社からそちら、東電として現状どうなってるんですかというような聞き取りなどは、今なさっているでしょうか?

○松本:★★★
今のところ、聞き取り調査という形で組織的にはやっていない。組織的にはやっていない。

○朝日青木:
組織的にではなく、個別にやっているケースはあるか?

○松本:
アノウ、全開問題になったけが人が発生したようなケースについては、契約形態、それから労働問題等に違法性がないかという確認はさせて頂いている。

○朝日青木:
そのけが人が発生した事案については、どういう結論になったのか?

○松本:
今のところ、まだ元請け企業の方で調査中だ。

# 事実が明らかになって国から指摘されてもやる気なし。知られてはまずい事案の水平展開は一切なし。怪我でも死亡でもしない限り調べない。しかも調べて違法が明らかになってもその件のみ。調べなくてもわかりきってる違法労働の実態。ほんとデタラメ企業。原発被ばく労働の実態。

○朝日青木:
確認させて頂くが、元請け一時企業について、問題会ったところ以外については、偽装請負についての確認作業、まあ、聞き取りなど、そういうのは一切やっていないという事か?

○松本:
あっんのう、、一律元請け家企業に対して何か調査の以来は掛けてないが、あのう、偽装請負の他、何か労働環境において問題があるというケースに関しては労働相談窓口の方に問い合わせて頂くとか、

或いは今後実施する作業員の方へのアンケート等に、こういった項目を盛りこみたいと考えている。また、前回も同様の答えになるが、元請け企業に関しては機会があるたびに法令の順守お願いしているところだ。

○朝日青木:
私の質問は、元請け一時企業に個別であっても集団で合っても、偽装請負というのは、現在やっていないということでよろしいか?

○松本:
アノウ、組織的に一括して全元請け企業に対して調査をすることはやっていない。

○朝日青木:
質問は、個別、若しくは組織的にと申し上げている。だから、個別について、質問したらなにか問題があったところについてはとおっしゃったが、問題がないところについてですね。個別について聞き取りをしたことはないということでよろしいか?

○松本:
ケッコウデス。

○朝日青木:
これからもやる予定はないのか?元請けと話し合うといったが。

○松本:
今のところない。

○朝日青木:
何故ですか?

○松本:
アノウ、今のところ、私どもとしては元請け企業に対して法令遵守をお願いしているところで、

# 法令違反があっても東電のすることは法令の遵守のお願いのみ。責任は一義的に元請けだ。http://j.mp/MUwYhR 一義的な責任は電力会社で国、政府に責任ないし責任を取る理由もない。責任は一手に何ら法的罰則のない規制委員会が背負います。

○松本:
★★★元請け企業も今回、東京エネシスで発生した偽装請負の問題等については、情報の方を周知させて頂き、各企業の中で再発防止、あるいは水平展開をとられていると考えている。

○朝日青木:
もう、問題は存在しないという認識か?

○松本:
アノウ、存在しないと私どもは考えているわけではなくて、きちんと元請け企業、あるいは雇用主、事業者単位で法令を順守することが先ず必要ではないかと思っている。

○朝日青木:
問題がないと思っていないとおっしゃったか?

# どこまでネット通して全世界に責任放棄を主張するんだろ。

○松本:
うん??

○朝日青木:
つまり、現時点では偽装請負は存在しないという認識か?

○松本:
アノウ、その在市内とは思っているわけではなくてっ、私どもは各元請け企業とか、各福島第一で働く作業員が所属する企業については、

○松本:
法令をきちんと守って仕事をして欲しいということをお願いしている次第だ。

○朝日青木:
お願いはしても調査はしないというのは、これはどうしてなのか?調査をしないというのは、問題がないから調査をしないというのはわかるが、

○朝日青木:
法令を守ってくださいとお願いしているから調査しないということなんですね?

○松本:
アノウ、繰り替えしになるが、法律を守って仕事をするということは、何も発注者から言われないと、仕事をしなきゃ守れないというものではなくて、

○松本:
基本的には各企業、あるいは元請け企業が自分たちに課せられている法律に従って、ええ、法律を守るというのが大事だと思っている。従って私どもはなにか明確な違法性があるとか、そういった事が、ああ、警察ではありませんから。

# 法令違反をせざるを得ない被ばく労働実態には頑として目を背ける東電。法律守るのは当たり前だと子供が言うような屁理屈繰り返す東電広報。これは酷い。国民生命財産ではなく、むらを守る歪んだ法体系を作ったのは誰だよ。自民党反省皆無。

○松本:
そういったことは一義的には企業にお任せしているしい、企業さんの取り組みを信用している状況だ。従ってなにか明確に法政があるとか、新たな事実が私どもとして確認した場合があれば勿論調査するが、

# 問題が発覚すれば、その件について調査するが、それ以外については知らん。協力企業を信じている。何時までたってもなくらない違法労働。とういうか、失いたくない違法労働、多重請け負い被曝労働の供給元。

○松本:
現時点ではそういう計画はないということだ。

○朝日青木:
幾つか質問の答が帰ってきてないものについて伺う。エネシスについて一般競争入札と、随意契約の割合について教えてくださいと伺った。http://j.mp/S3py7T

○朝日青木:
これについて答えは出たか?

○松本:
アノウ、割合については何を分母とするかによるので、ちょっと答えづらいが、現在、3ヶ月ほど、いわゆる、いわゆるぅ、何というか、競争入札での、あのう、、ええ、、停止を掛けているが、

○松本:
★★★その影響の具合としては、大体10億円以上の金額の受注が、まあ、出来ない状況になっている。まっ、競争入札なので、コレを全部、東京エネシスが受注するわけではないが、現時点ではそういう状況になっているということだ。

○朝日青木:
随意契約について比較の数字がほしい。例えばエネシスが、年間、そちらから受けている仕事について、一般競争入札と随意契約と何対何の割合があるのか?

○松本:
アノウ、そういう意味では、現在、エネシスでしか、

○松本:
★★★まあ、受注できないやむを得ない事情で エネシスにお願いしたのは、先ほど申し上げた受注を逃した金額の大体1割程度だ。

○朝日青木:
1割。1億ですか?

○松本:
1割程度だ。

○朝日青木:
この10億というのは3ヶ月で10億ですよね?

○松本:
★★★ハイ。3ヶ月で今後、発注する予定があり、底に対して、まあ、受注する機会を逃した、という事になる。

○朝日青木:
随意契約は3ヶ月で1億?

○松本:
3ヶ月というか、あの、この期間、の、中で、ま、他に受注する取引先がないということで、

○松本:
現時点でも仕事をしているケースになる。

○朝日青木:
一般競争入札は落とすかどうかわからないわけですもんね。

○松本:
ソウデス。

○朝日青木:
そうですよね。平年で行くとどうなのか?そのエネシスの一般競争入札と随意契約の割合というのは?

○松本:
あっのう、ここに関しては、今、福島第一は今特殊な状況になっているので、あの、いわゆる一般競争入札と随意契約の割合については、なかなか過去と比較することは難しいと思う。

○朝日青木:
昨年度については如何か?

○松本:
★★★昨年度については、やはり随契のほうが多いのではないかと思うが。

○朝日青木:
そうですよね。

○松本:
そういう意味ではまだそこまで調べていない。

○朝日青木:
ではお願いします。後、APDの数について前回伺ったが、減ったり増えたりしている部分について、どうしてここで減っているのか?どうしてここで増えているのかについて、

○松本:
以前答えた通り、纏めて機器の入れ替え作業灯があるので、例えば、新しく入荷した新品の物が1000個あって、古いタイプのものが2000個の廃棄というか除却するとマイナス1000という状況になる。

○朝日青木:
そんなに激しく入れ替えするということか?

○松本:
いわゆる一番大きかったのは、Γ線量計をβ,Γ 線量計に切り替えた際は、かなりの量、台数の入れ替えをしているが、そうはといっても引き続き3000人の方々が働いているので、その最低数は確保できていると思っている。

○朝日青木:
何れにしても紛失数については全く把握していないという理解でよろしいか?紛失、それから故障等については、まあ、無くなったもの、あるいはそれを補給しているという状況になるが、1台紛失したからといって1台補給しているわけではなくて、

○松本:
ある程度機器の入れ替えのタイミングに合わせて何点か余裕を持って交換をしている。ようは今まで3000個あったところに新規分が500来ましたということで3500個担っている状況で、1台故障した、一台紛失したからといって1台持ってきている状況ではない。

○寺澤:
そろそろよろしいか?(14分経過)

○朝日青木:
質問に答えてないので。私の質問の仕方が悪いのかもしれないが、紛失数については、そちらでは、

○松本:
あっ、そういう意味では把握していない。

○朝日青木:
よろしいんですね。

○松本:
ハイケッコウデス。あっ、そういう意味では、紛失分は把握していないが、今回、再調査をして、20何件かあったということだ。

○フリー伊藤:
8月28日にNHKから質問(http://j.mp/S3wF0f)のあった事故調査委員会の報告の3号の炉圧の掛け方の違いで、2点質問されていた。

1点が津波からRCICが止まるまでの減圧の理由と、2点目が急激な減圧の理由の違いが事故調査委員会で書き方が違うということだったが、(http://j.mp/S3xFBs)それについての見解をお願いする。

○松本:
ハイ。NHKの質問された方(鈴木記者)には具体的に図を見せて頂き、理解したが、いわゆる政府事故調の、まっ、政府事故調の、ええ、まっ、SR弁、逃し安全弁が開いた回数については、圧力計のいわゆるギザギザというか、上下した範囲を全部数えているようだが、

# ぶら下がりでNHK鈴木記者にノーパソ画面を見せられておりましたな。ブースカどん。

私どもの見解としては、そんなギザギザはRCICの運転での圧力脈動だと思っており、逃し安全が開いてしまった場合は、もう少し大きな圧力変動だと思っている。

○フリー伊藤:
2点目の急激な減圧の理由で弁の開閉があるのか無いのかというようなことを聞かれていたと思うが。

○松本:
ハイ。そこのところはまだはっきりしたことまではわかっていない。当時、3号機の状況は炉心損傷がかなり進んでいたようなので、タイミングによっては炉心、圧力容器に穴が開いて減圧されたことが考えられると思っている。

○フリー伊藤:
ありがとうございました。

○読売安田:
1Fの現状を写した写真のことで伺いたい。(http://j.mp/PhoVLe)先ず、格納容器の蓋を半分に切断している画像がある。

コレについて説明を頂きたい。先ず切断はなぜしたのか?この格納容器の蓋の厚さ、重さ、どのように切断したのか?何を使って、どういう手段で切断したのか?

○松本:
ハイ。切断については、これは置き場所の問題だ。コレ チョッケイ ナナメートル ダッケ? あの、かなり大きなシロモノなので、置き場所的にはこのままの形では置けないので、

一旦切って、まあ、盾に並べるとか、まあ、重ね合わせるということをしたいということで置き場所の減容をしたいと思っている。切ったのは、プラズマカッターという溶断機で切っている。サイズと重量は手元のデータを確認させていただきたいので、ちょっとお待ちください。

○読売安田:
細かい話だが、これは2つに切るだけ?4分割は?

○松本:
今のところは2つ。二分割だ。

○読売安田:
これはどこに保管するのか?

○松本:
基本的には北側のがれき置き場の所に保管したいと思っているが、今のところ具体的な場所までは未定だ。

○読売安田:
後、3号機のがれき撤去作業の進捗状況を写真で表しているが、これは作業の進捗状況としては順調にすすんでいるのか、それともやり残しているところは未だ多くあるのか。その辺の評価をお願いする。

○松本:
はい。今のところオンスケジュールの方ですすんでいる。現在目立っているのは、この写真で言うと③(http://j.mp/PhoVLe)のところに、少し広大が設定されつつある。これは原子炉建屋をまあ、3辺を覆い、

そこから遠隔操作の起重機で上のがれきを切り取っていくような作業になる。したがってこの構台、今後、順次周りを取り囲んでいくところになる。作業の終了は来年夏の予定だ。

○読売安田:
構台というのは、3番目に見える4分割されたような板のような(http://j.mp/S3Bjv1)

○松本:
そうですそうです。この③-3で少し写真が小さいが、灰色のコンクリートの壁のようなものが盾に4枚並んでいると思うが、そこに数メートルの重機が乗る台がオペフロと同じ面にくっついている。

○読売安田:
今回、この現状1年半の経過を前に公表されているが、改めて現状を公表される意図はどこにあるのか?

# おっ、でましたよ。読売さまの都合。1年半前のイベントに出してほしい読売さま。いつも不定期で写真集を出してるがな。

○松本:
これは以前、昨年の今頃は定期的にほぼ毎月公表していたと思うが。今年に入ってからは、2月、6月、今回、という形で少し不定期というか、感覚が開いてしまっている状況だ。なるべくこういった現場の様子については写真とか、

動画等できちんと皆さんには伝えさせて頂きたいと思っておりまして、何か9月11日が明日になるが、1年半だからということを意図した訳ではない。で、格納容器の蓋は約10m、重さ52トンだ。

○読売安田:
10mは直径?

○松本:
チョッケイ。で、重さが52トン。

# http://j.mp/S3DIWx 約9mから約10mに増えたお

○読売安田:
高さはどのぐらい?

○松本:
高さ?? 高さは、ちょっと確認させて下さい。厚さは約3cmだ。

○読売安田:
材料(素材)は?

○松本:
鋼鉄になる。炭素鋼だ。

○読売安田:
炭素鋼。

○NHK横川:
キャスクのやつだが、入力ミスに伴い、データを見るとプラスになったりマイナスになったり色々あるが、間違えたことによって、評価そのものは変わらないと思うが、全体としてはより強く出てるのか、弱く出ているのか?ケースバイケースなのか?

○松本:
これはケースバイケースだ。要は計算値はいわゆる地震があった際に発生する応力を示しているので、できるだけ小さいほうが安全側になる。で、(http://j.mp/PhoJf4)特に右側の許容値に対して、まっ、下回っていればOKだし、

下回っている度合いが、大きければ大きいほど保守的というか、安全側という状況だ。従って数値が上がれば少し許容値に近づいたことになるし、今回の再評価の数値が小さくなれば保守的になった状況だ。

★★ただ、こちらは一律暑さが薄くなったが、薄くなったことによる効果は、その部材が受け持つなんというか、硬度が大きくて、応力として大きくなったケースもあれば、重さが軽くなったのでその分、荷重も小さくなったケースそのものにも色いろある。

○NHK横川:
わかりました。そこを聞こうと思った。理由は分かった。後、APDの件(作業者証)だが、状況はよくわかってこうやって纏めて頂いたので、(http://j.mp/QyI7nz)認識ミスがなくてありがたいんで、

# 出して当然、出すべきものでしょ!

是非、こういう形で今後も出していただければなあと思うが、★★★今後の本人確認をする際に、写真と本人確認をするということだが、Jビレッジで本人が借りるとき、マスクとかタイベックとか装備状況はどうなってんでしたっけ?

○松本:
APDを借り出すときはまだ全面マスクをしていないので、本人確認は可能だ。

○NHK横川:
じゃあ、顔は見ているということですね?

○松本:★★★
はい。あと一点補足するが、一部まだ免震重要棟ではまとめがしということをやっている。大体、3000人の方々が福島第一で働いているが、およそ1000人の方がJビレッジで個人線量計を借りだして、発電所に行き、およそ2000人の方が免震重要とで線量計を借り受けている状況だ。

従っていわゆる★★渋滞緩和の観点から、一部纏まった作業員の方には、班長、若しくは管理者の方から確認をした上で線量計を配るようにというお願いをしている所だ。こちらに関しても本人については東電というか、借り出し側が直接確認していないが、

★★★こちらに関しては元請け企業の責任で、きちんと本人に、本人のAPDを渡すようにということでお願いしているところだ。

○NHK横川:
中で借りるときは、いわゆる入っちゃってるんで、本人はわかっているのでは?

○松本:
いわゆる本人確認そのものは入構証というか、登録証の方で本人の確認は終わっている。

○NHK横川:
了解した。2号機のガス管理システムの件だが、これは水が漏れているのは下の方、穴の場所もしたと確認されているという考えか?

○松本:
ハイソウデス。

○NHK横川:
りょう、かい、ですっ。後、えっと、3号機のガス管理システムのダクトの方だが、交換する際はどういった形のものに交換するのか?

○松本:
エエっと、こちらは同型のタイプに交換する。アノウ、今、写真にある通り、(http://j.mp/QyHY3j)蛇腹の山のところになにかこすったような形で傷がついているので、そこの所を、まっ、切り取るというか、ある程度纏まった範囲で交換すると共に、今、つけているようななんというか、保温材っぽい、黒いスポンジのようなものをきちんと巻いて保護したいと思っている。

○NHK横川:
ポリ管みたいな感じになるのか?

○松本:
材質はですねえ。ドウガタヒンダヨネ? 胴型のこの蛇腹のホースになる。ここは配管というか、あのう、気体のものをかなり引き回す必要があるので、少しフレキシブルなものになる。

# 6月19日発生のトラブル応急措置を今頃交換でつか。( ゚д゚)ポカーン

○NHK横川:
わかりました。2号機(http://j.mp/QyHU3O)の方に戻るが、このダクトの運用上で下の支えがあるのがひとつの原因かもしれないという話だったが、空気が流れるときはけっこう揺れると以下、空調によってけっこう擦れたり、色々動くものなのか?それともけっこう固定されているものなのか?

○松本:
基本的には例えば3号機の写真とか見ると、かなりワイヤーとかひも等で固定はしているが、

○松本:
やはりかなりの風量が流れているので、振動というか、揺れはある。従って場合によってはこすれるというケースはあろうかと思っている。

○NHK横川:
その場合、運用上、そういった所を硬めのものにしたほうが擦れるリスク、壊れるリスクが減るんじゃないかと思うが、接続部分を増やすほうがリスク上良くないということか?そのあたりはどうなのか?

○松本:
まっ、基本的には質問の通り、接続箇所は、やはりリークポテンシャルとしては大きくなるので、フランジの継手にしろ、あるいはタケノコ配管みたいなのでくっつけて縛るにしろ、やはりリークとしてはあるので、なるべくこういう接続箇所はないように作るのが、まあ、基本だと思っている。

ただ、こういったケースになると やはり支えをどうするのかとか、そういった摩擦をどうするのかというのは、少し考えたいと思っている。

何れにしても原因がまだはっきりわかっていないので、少し交換し終わったら穴の状況をよく見たいと思っている。それから黒いスポンジの様なものと申し上げたが、名前はエアロフレックスという保護剤だ。

○NHK横川:
2点だけ。写真(http://j.mp/PhoVLe)を提供して頂ありがとうございました。現状がよく分かるものを今後も定期的に出して頂ければと思うが、動画はないのか?

○松本:
今日の分は全部静止画だ。

○NHK横川:
わかりました。是非、今後共こういう状況が分かる動画も提供頂ければなと思う。

○松本:
ハイ。やはり私どもとしては、今、現場公開があまり頻繁にできていない状況なので、こういった写真とか、要望があれば動画等で案内できるようにしたいと思う。

○NHK横川:
最後に一番最初の状況の中で説明のあった

# 冒頭の2F映像紹介説明との1Fは写真だけのギャップ。

○NHK横川:
3号機の移送の関係の説明が聞き取れなかったので、何が調子が悪くて今後、何かをするといったのか、もう一回、説明頂けるか?

○松本:
3号機と4号機の移送の状況だ。(ポンチ絵タイム http://j.mp/QD2eNY)今、私どものタービン建屋高濃度汚染水の滞留水は、2号機タービンから3号機のタービンから送り出して、4号機のタービン建屋から集中廃棄物処理建屋、通称ラドウェスト建屋と言っている所に送り出している。

で、3号機と4号機は事故当初からここにドレンとか、ダクトがあってだな。(http://j.mp/QD2eNY)水の行き来があると思っているので、こういった、まあ、玉突きをやることで廃棄物処理建屋の方へ移送できると思っている。

それぞれ、赤で書いたところは全部ポリエチレン管になっているので、信頼性も高いし、移送ルートそのもの、距離も短くなっていると思っている。ただ、現在、この運用を始めると、あのう、タービン建屋の水位が3号と4号に差が出てきている。

要は3号からどんどんはけているが、4合からの水の供給がなかなか追いつかない。或いは地下水そのものが入ってきてない状況だと思うので、こういった差がつき始めている。毎日HPで滞留水の水位は公表しているが、だいたい今、50cmぐらいある。

# 3号機と4号機の建屋地下がつながっているといっても4号機から吸いだした分がそのまま移動するようなツーツー状態ではない事が今回、判明したと。わからない事だらけ。

そうすると、ここが下がりすぎると、やはり地価の推移と、タービン建屋の水位が高くなる、大きくなるので、地下水の流入が大きくなるのではないかという器具がある。

なるべくこの水位差がないように、水位差というか4号機の水位が下がり過ぎないようにしたいと思っているので、今度、少し、再度、この3号から直接、集中廃棄物処理建屋へ移送する以前使っていたルートを使って3号機からも直接出してやろうと思っている。

今、準備を進めているが、準備が順調に行けば明日からこういった移送の切り替えというか追加ができると思っている。

○NHK横川:
ありがとうございました。

○朝日さとう:
作業者証だがこの運転手Aさんが代理運行をした合計9回のうち、残り5回は作業者証を持っていたということで良いか?

○松本:
ハイ。自分の作業者証で入っている。

○朝日さとう:
7月以降、この方は2Fに行くバスの担当になるということで良いか?

○松本:
ハイソウデス。

○朝日さとう:
6月まではJビレッジから1Fの免震重要棟までの往復ですか?違う場所ですか?

○松本:
免震重要棟か、あるいは企業の企業棟なのかは確認してみないとわからないが、少なくとも1Fの中に入るバスだ。

○朝日さとう:
切り貼りだが、この資料にある自分の番号のものにというのは、その自分の番号とは手書きしたのか?それとも何か古いレシートを切ってとか、

○松本:
古いレシートを切って貼り付けている。

○朝日さとう:
古いレシートは手元にあったということか?

○松本:
ハイ。

○朝日さとう:★★★
毎日提出するのか?

○松本:
この会社の状況だと…ちょっと確認してみる。毎日のような聞き取り結果だが、まとめて提出しているかどうかについてはちょっと確認させてくれ。あっ失礼した。★週に1回だそうだ。

○松本:
この会社はAPDの打ち出し記録と… うん? あっ、スイマセン。ちょっと確認させてくれ。毎日実施しているのかどうかについては確認する。

○朝日さとう:
先日の説明で入構登録証の方は持っていたようだと。ここは変わらずですか?

○松本:
ハイソウデス。

○朝日さとう:
そうするとこの人の場合は9回の内、4回は入構登録証を持っていったが、作業者証は持っていないということが起きたわけですね?

○松本:
ハイソウデス。

○朝日さとう:
入構登録証は2Fも共通か?要するに何で片方だけ持っていかなかったのか?

○松本:
共通だ。

○朝日さとう:
そうすると2Fに行くにしても1Fに行くにしても入構登録証はどちらも必要だと。だから必ず持っているということですかね。

○松本:
ソウデス。で、2月から6月に関しては基本的に1Fにいくバスだったので、本人は作業者証を2月から6月は常に持っていた、ということだったので、今回のような置き忘れ、自宅に忘れたということはなかったそうだ。

○朝日さとう:
バスは通常1Fの駐車場に停めてあるのか?

○松本:
待機しているのはJビレッジだ。

○朝日さとう:
Jビレッジの駐車場に停めてあって、そこで座席周辺においてある他の人の作業者証を借りたということですね?

○松本:
ハイソウデス。

○朝日さとう:
線量の再評価はどうなるか?

○松本:★★★
線量の再評価については、7月24日 0.02mSv、8月14日 0.03、8月16日 0.01 8月29日 0.03mSv という状況なので、全部足し算すると0.09 で今後修正という形で加算される。

★★★後、借りられた方の作業員だが、こちらは勝手に借りられていたので気が付かなかったということだが、この方々はある意味、線量が入っているので、こちらは抜く作業になる。

# ある意味って… 入ってるんでしょ。

○朝日さとう:
東京電力から1F、2Fのバスの運行を委託している会社というのはういんぞトラベル以外にあるか?

○松本:
これはあると思うがちょっと確認してみる。

○朝日さとう:
後、別の件だが、8月30日、先々週の木曜日に私が最後の方に質問した件だが、1日3000人作業員がいて、そのうち労働安全衛生法上、東京電力が元方事業者に回答する場合があるのか無いのか?

あるとすれば3000人に内、どれぐらいの数ですか、と。無いと思うが確認するという答だったが如何か?

○松本:
ハイ。もうでん地震が元方になっているのは東電の社員が行う仕事だけだ。従って免震重要棟で勤務しているものとか、運転操作人携わっているものだ。

3000人の内訳という意味ではちょっと、、パーセテージ アル? えっと、数百人になるので、ちょっとパーセンテージは確認させてくれ。

○NPJ吉本おしどり:
先ず2号機のガス管理システムのダクト損傷についてだが、ダクトの材質と、後、応急処置をしたテープの材質を教えて頂けるか?

○松本:
ダクトの材質?

○NPJ吉本おしどり:
後、応急措置のテープの材質も。

○松本:
えっと、ダクトはですな。テフロン、それからSRCCという補強布をも巻いてある。且つ、金属製の補強リングが内蔵しているというか、中に入っているようなダクトというか、形状はホースになる。それからシールテープの材質だが、これは確認させてくれ。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。そのダクト内の配管の結露が外に漏れているということだが、この水滴地震の解析、評価はされているのか?雰囲気線量ではなく。

○松本:
今のところは十分な量がとれていないので、解析、分析の方はおこなっていない。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。作業者証について再度確認になるが、前回、7月の段階では入構証は自分のだったということだが、今回、8月も入構証はご自分ので入られたということですね。

○松本:
ハイソウデス。

○NPJ吉本おしどり:★★★
わかりました。で、この作業者証は1回目、2回目が同一人物で、3回目、4回目が違うということで3人分の作業者証を使われているという認識で良いか?

○松本:
ハイソウデス。

○NPJ吉本おしどり:★★★
で、そのバスの中には3人分の作業者証がおいてあったということか?常時作業者証を置いているようなスペースがあるということか?

○松本:★★★
アノウ、そこのところはちょっと確認してみる。当日、3人が3人とも置いていたか、もっと担当する人達がいて、数人分、もっといっぱいあったのか。たった3人だったのか。あるいはたまたま、Bさん、Cさん、Dさんという人の分が1個だけあったのか、そこはちょっと確認してみる。

# そうそう。全員分がそこにあってそのような運用をしていたのではないとすると、その置いていた3人は、他に同様の事例で使われていることになるんだから、そっちを調べたら他にこのような事例があるかないか、目星がつくと思うんだけど使った方ばかりを強調してきた東電。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。確認をお願いします。★★★APDの貸出作業はどこが行なっているのか?

○松本:
私どもが仕事をお願いした★東京環境エンジニアリングという会社がやっている。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。わかりました。この運転手Aさんは、9月6日付で放射線業務従事者の登録を解除されたということだが、このAPDの貸出業務を行った方には、何らかの指示や罰則は課されたのか?

○松本:
9月6日以降、本人確認をきちんとするようにというお願い、指示はしたが、チェックしたそのものに対しての何かペナルティーはない。

○NPJ吉本おしどり:
特にペナルティーはないと。ペナルティーは必要ないとお考えか?

# 下請けに厳しく、元請け東電子会社にはあまい東電。東電、電力会社に責任及ばない問題放置で罰則ない規制強化をしても意味がない。

○松本:
必要ないというか、私どもの方でもきちんとAPDの貸出の際に本人確認を写真撮本人の顔を突き合わせてチェックしなさいということまで指示していなかったので、何かチェックに問題があり、彼らに罰則が必要だとは思っていない。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。APDの貸出はバーコードチェックというか、番号チェックのみで貸し出していたということですね?

○松本:
ハイソウデス。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。この放射線作業従事者の登録を解除されたということだが、

○NPJ吉本おしどり:
この運転手Aさんには放管手帳は返却されたのか?中央登録センターの登録を解除されたということですよね?

○松本:
放管手帳は解除されてもご自身が持つべきものなので、そういう意味ではお持ちだと思う。ただ、最終的には例えば9月分の線量が、まあ、記録された後、本人に渡ると思う。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。通常そうですが、通常は割と事業者が扱っていることが多いので。ちょっと不勉強で。

放射線作業従事者の登録を本人の意志ではなく解除された場合は、私はあまり知らなかったので。その場合はまた6時間の講習を受ければ再登録は可能なのか?

○松本:
ハイ。可能です。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。とりあえずまた講習を受けなければならないというペナルティーが運転手Aさんに課されたということですね?

○松本:★★★
まあ、アノウ、講習を受けなければならないというよりも、先ず放射線作業従事者の登録が解除されているので、

○松本:
少なくとも管理区域での仕事はできなくなっている。先ずそれが一番大きいと思う。

○NPJ吉本おしどり:
そうですね。わかりました。ペナルティーは運転手のAさんだけという事で。わかりました。チャンネルボックスの件だが、白色化、または欠損の可能性があるということで、白色化した物の材質を教えてほしい。

○松本:
ハイ。ジルカロイの酸化皮膜だ。

○NPJ吉本おしどり:
で、2009年の電事連の使用済燃料の長期健全性の知見の蓄積について(http://j.mp/QgcBsp)という資料によると、ジルカロイの被覆管でもその白色化するおそれがあるので、水には長時間滞在させないことを留意事項としているが、

これはキャスクの話なので、燃料集合体のチャンネルボックスについては、まだこの治験は生かされておらず、ジルカロイを使うということになっているのか?

○松本:
うん?キャスクが、な、なんておっしゃいました?

# 確かに書いてある

○NPJ吉本おしどり:★★h越し
2009年の使用済燃料長期健全性に関する知見の蓄積(http://j.mp/QgcBsp)というものですが、金属のガスケット等などに白色化する場合があり、それの対応として水分を長時間付着させないこと、とある。

プール内に長時間滞在させないことを留意事項とするというふうに改善事項としてまとめられているが?

○松本:
アノウ、対象は何になってマスカ? 燃料集合体ですか?キャスクですか?

○NPJ吉本おしどり:
キャスクです。金属ガスケット等の蓋ですね。

○松本:
キャスクはですな。御存知の通りステンレスのものなので、ある意味水中に保管するようなものには向かないと思っている。

耐食性はそれなりにあるが、特に問題なっているようなガスケットのようなものは繋ぎ目というか、そこまで腐蝕に対してどうこう、というのはないから、そういう意味ではキャスク等でそのまま水中に保管していくことは基本的に私どもとしてはやっていない。

アノウ、いわゆる使用済燃料プールから例えば六ケ所村に搬送する際も、使用済燃料プールに沈めて、使用済燃料を入れるが、入れて蓋をして、まあ、綺麗に洗浄して乾かして、船に積んで六ケ所村に送って六ケ所村でまたプールにつけて、

ええ、開けて、使用済燃料を取り出して、また、キャスクを取り出して乾かす状況だから、キャスクそのものをプールにつけておくことは基本的に運用していない。

○NPJ吉本おしどり:
そうですね、それで、

○松本:
それから使用済燃料の材質であるジルカロイに関しては、あまり水の中で腐食するということではなくて、こういった酸化皮膜が膜のようように取れるということは昔から知られている知見であり、

過去も私ども、クリップのところでこういった事例があったが、強度の評価を再評価したが、特に構造強度に問題があるほどめくれるものではなかったと考えている。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。ではこの白色化というのは、錆のようなものではなく、膜のように取れたということなのか?

○松本:
そうですね。基本的によく知られているのは白色の白い膜というか、そういう板状の小さな物がめくれていくというのが基本的なところだ。で、一部今回、東北電力であったように、このクリップのところが欠損するというか、

割れが見つかって割れているように見ている所がある。そういったところまで行くのかっ、てなところが、今保安院さまから調査を求められているところだ。

○NPJ吉本おしどり:
なるほど。白色化が進行して欠損が発生するという考え方か?

○松本:
まあ、白色化が進行して別の要因とかで一部欠落することがあるのかっ、というところについて確認している。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。これは確認中ということで、まだ、状況や原因までの考察は至っていないということですね?

○松本:
ハイ。今回は中間報告という形で現在、私どもで点検が可能だった1,4,7号機の使用済燃料プールの燃料について報告した次第だ。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。ありがとうございます。

○読売 大山:
ガス管理システムの水漏れの件だが、これは特に漏れだした量とかは評価されてないのか?

○松本:
えっと、水滴として確認した程度なので、特に回収した量が何リットルあったかという所までは確認していない。

○読売 大山:
(http://j.mp/NkiVkR)床面がちょっと濡れているようにも見えるが、特に何かしたに水たまりができるとか、そういう状況には漏れてないということか?

○松本:
そう意味ではたしかに床面までは、今回受けを持っているわけではないので、床面にはたれたと思う。ちょっとたれた量の評価をしているかどうか確認させてくれ。

○読売 大山:
それと損傷箇所が2号機と3号機でだいたい似たような箇所だが、これはなにかホースに原因があるのか?それとも場所、作業員がよく通って引っかかりやすいとか、そういった問題なのか?

○松本:
アノウ、先ず3号機の方はだな。写真(http://j.mp/QyHY3j)を見るとホースの山の部分に少し1列になったような形で タッタッタッタッタッタッ と傷ついたようで、

少しなにか尖ったものというか、金属製のものを運んだ際に少しこすれたのではないかなあ、と思っている。で、今回の2号機の方は、まあ、穴も一箇所であるし、少しサポートというか、支えのところにあったということなので、

まっ、そういう意味では、硬いものとこすれたとういところは共通だが、発生した要因については少し違いのではないかと思っている。

○読売 大山:
わかりました。ありがとうございました。

○朝日青木:★★★
8月16日の会見の時に、APDとガラスバッジの併用状況についてお答えいただいており、東電が管理している所の54社の内、24社がAPDのみで被ばく管理をしていると松本さんはお答えになっている。

(http://j.mp/PW7mxM)これについて東電が管理している所の54社という意味合いについて教えて頂けるか?

# 1. http://j.mp/RAuSox 2.http://j.mp/PW7mxM

○松本:★★★
ちょっと資料を確認させてくれ。あのう。おそらく、私がそうも仕上げたのは直接契約関係がある企業だと思うので。

○朝日青木:
はい。後ほどで結構です。

○寺澤:
以上で本日の夕刻の会見を終了… 

○松本:
アノウ、PCVのヘッドの高さだが、4.5メートルになる。

○寺澤:
はいっ、それでは以上で夕刻の会見を終了させていただくが、明日の作業で2点ほど報告させていただく。

先ずバッファタンク水の浄化作業後の水質調査のため、サンプリングを実施する予定。それから多核種除去設備だが、本日からB系についてろ過水を使用したコールド試験を開始している。以上だ。それで本日の夕刻会見を終了する。



~ 終了 18時52分(1時間22分)

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