2012年9月18日火曜日

平成24年9月18日(火) 経産省 保安院 ブリーフィング 16時~ 保安院の改善取り組みと取り残された課題、保安院10年の総括(最終回)

平成24年9月18日(火) 経産省 保安院 ブリーフィング 16時~

IWJ Independent Web Journal


○プレス



■福島第一の状況

○森山対策監:
それでは説明を始める。手元に「原子力安全分野における保安院としての改善に向けた取組と残された課題について ~事故調査委員会(国会・政府)からの指摘を踏まえて~ http://j.mp/OVrkst」という文章を配布している。

まず最初に福島第一の状況について説明する。注水状況だが手元にパラメータ資料を配っているが、1号機は16日に調整して以降、2,3号機は15日に調整して以降は安定している。

★★水処理の関係で15日に淡水化処理施設からの漏洩が発生している。RO3という施設からの漏洩だが、現在はRO2の他の設備で処理を継続。漏洩原因、復旧等については現在まだ作業中という事だ。

その他の作業について。福島第一の2号機だが圧力容器の代替温度計のフラッシングというか、代替温度計を設置するために配管の中にある水を切り絵ナ水に置き換える、そう言った作業を15日に行っている。

今後、10月上旬頃の温度計設置を目指して作業を継続していると言う事だ。それから明日、2号機の温度計の関係だが、原子炉格納容器内に温度計を一つ設置をする作業を明日行うという予定だ。

プラント状況は以上だ。


■原子力分野における保安院としての改善に向けた取り組みと残された課題について

それでは手元に配っている資料について説明する。http://j.mp/OVrkst「原子力分野における保安院としての改善に向けた取り組みと残された課題について」ということで説明する。

これは事故調査委員会からの指摘を踏まえつつ、保安院として取り組んで来たことと残された課題を整理したものだ。先ず始めに昨年3月11日に発生した東電福島第一事故により、今なお、多数の方が避難生活を多く受け止め、

# おまんらが事故を引き起こしたも同じだろ。起こるべくして起こった事故だろ。一義的、一義的、全てを電力会社に責任を擦り付ける国。

# この保安院が規制した事務局が作成した案件を寄生委員が強力な権限をもって判断する。保安院のうちにネタは一生懸命仕込んでおきました。何の反省もなく権限強化。規制人事、自民から何の異論も出ないこの異様な事態。事故調教訓に、口でいうだけ保安院

多くの方に大変な苦痛、心配を掛けていることについて改めて深くお詫び申し上げる。(# 頭下げるモリリン。初めて見た希ガス)事故調査委員会の報告書において、保安院の事故の未然防止の取り組みや、

事故対応の取り組みが不十分であったことなどについて、その背景も含め、厳しく指摘がされている。

まっ、保安院はこれらの指摘を重く受け止めると共にこうしたことを繰り返さないという思いから今回の事故の深い反省に立って、組織が存続する限り、原子力安全規制、及び防災体制の改善に取り組んできた。

しかしながら全ての取り組みが完了したわけではなく、多くの課題が残されており、更に事故調査委員会からは未解明の事故原因の事故検証の必要性が指摘されている。

# 再稼働に向けた評価を一貫して続けてきた保安院。彼らの言う課題は、再稼働できず取り残された原発をどうするか。断層疑い浮上すれば調査しない、報道されれば渋々調査判断。断層になりそうだとなれば再稼働可能にするルール策定検討。消滅直前駆け込み認可。なめてんのか。

こうしたことから、今般、保安院が廃止されるにあたり、これまでの取り組みと残された課題について取りまとめ、公表することとした。この資料の構成だが1ページの目次を見るんだ。http://j.mp/Pn5Bux

# この人達が事務局で実務を担当。嫌になればいつでも経産省に戻れるノーリターンルール。意味不明。自民党から異論出ない時点で既に終わってる。単にムラに判断責任丸投げ、権限強化。何の反省もない。

事故前の安全対策に関する指摘と改善に向けた取り組み、事故後の対応、そして未解明部分の検証、3つに分けて整理している。それでは3ページを開くんだ。いずれの章も概要としてポイントを整理している。

その後に具体的に事故調査委員会からの主な指摘、改善に向けたこれまでの取り組み、残された課題というふうに整理している。本日はこの概要部分を中心に説明する。それでは3ページからの事故前の取り組みについての説明だ。

国会事故調査委員会からは、規制当局と事務局の立場が逆転し、規制当局は電気事業者のとりこになり、監視、監督機能が崩壊していたなどの厳しい指摘、また、政府事故調査委員会からは、

保安院は事故未然防止において、少し、役割を十分果たしたとは言いがたい、などの厳しい指摘がだれており、保安院としてはこうした指摘を重く受け止めている。保安院としては規制当局、規制機関は過去の規制判断に拘泥すること無く、

# 重く受け止めた結果が、事故収束宣言後の寄生庁発足までの間の駆け込み認可に安全確認なしの再稼働安全評価でつか。

内外の新たな治験を積極的に取り入れ、安全性、信頼性の改善、向上を絶え間なく追求し続けることが何よりも必要であるということを痛感し、改善に取り組んできた。

先ず、自身津波対策だが、事故調査委員会からは保安院は津波の危険性について認識していたが、事業者に対する津波対策の改善指示や基準を示す取り組みが十分でなかった。耐震バックチェックの遅れを黙認していた。

科学的知見の収集分析が十分でなかったなどの指摘がされている。ま、保安院においては意見聴取会を開催し、今回の地震津波に関する知見について取りまとめると共に、津波に関する基準の検討、耐震バックチェックの再開と適切な進捗管理、

更に設計上の地震津波に対する施設の頑健性を評価するストレステストの実施に取り組んでいきた。シビアアクシデント対策については規制対象とせずに泣いて記事商のみを対象とする実効性のない対策になっていた、などの指摘がされている。

保安院は事故後、緊急安全対策、シビアアクシデント対策を事業者に指示し、実施状況を確認するとともに意見聴取会を開催して、今後の寄生に繁栄すべきと考えられる30の取り組み、対策、あるいは地震津波なども含めたシビアアクシデント対策規制の基本的考え方の取りまとめを行なってきた。

# (゚Д゚)ハァ? カイゼンニ トリクンデキタァ??? 配布資料早口読み上げそこに誠意はない。30の対策って… 再稼働容認、安全根拠を国民に説明するために急遽まとめられた対策というより口実。それすら守られていない現状。規制委員会は直ぐに大飯を止めてくれるんだろうな。

地震・津波やシビアアクシデントの今後の課題は、これまでに得られた知見を着実に寄生に反映させることだと考えている。

防災対策についてだが、オフサイトセンターを含め、復興災害への備えがなかったこと。防災指針の見直しを実施しなかったこと。

防災訓練が形骸化していたことなど、防災対策が十分でなかったと指摘されている。保安院としては複合災害の想定による、新たな防災体制の構築に向け、

官邸を中心とした情報収集、意思決定の体制、及び現地の対応体制、それから通信機能のオフサイトセンターの機能強化、そして地方自治体への支援などに取り組んできた。

ま、今後は改善の取り組みの継続と研修や訓練による危機管理能力の向上が課題と考えている。

特に、こういったインフラ、ある今マニュアルが整備されても、それをきちっと使えるためには、また、準備を超えた事象、事故に遭遇しても対応できるためには、実践的な訓練が何よりも重要と考えている。

こういった安全対策や防災対策に対して、海外からの知見の取り入れが十分でなかったこと、今回の事故の知見を発信していく必要性も指摘されている。

これまで、海外の知見を取り入れたシビアアクシデント対策の検討や、IAEAに対する報告などを行なってきているし、海外で得られた知見については、以前は、安全情報検討会として行なっていたが、原子力安全にかかるクリアリングハウス会合として、本年6月から再開している。

また、取組情報を総括して公表することとしている。今後の課題はこうした取り組みの継続だと考えている。

5ページ目以降は、各項目ごとに主な指摘のポイント、改善に向けた取り組み状況、残された課題に整理している。(http://j.mp/Pn5Bux)5ページからが地震津波に関する取り組み、7ページからがシビアアクシデントに関する取り組み。

それから9ページからが防災に関する取り組み。少し飛ぶが、13ページからが海外からの知見の導入に関する取り組みである。それぞれの内容については説明は省略させて頂く。次に事故後の対応についてだ。(http://j.mp/Pn5Bux)

16ページからだが、ま、国会事故調査委員会からは、事故の進展を止められず、被害を最小化出来なかった最大の原因は、官邸、及び規制当局を含めた機器管理体制が機能しなかったこと。及び、緊急時の事業者、政府の責任境界が曖昧だったこと。

また、政府事故調査委員会からは、保安院は事故対応によってふさわしい役割を十分に果たしていたとは言いがたいと厳しく指摘されている。保安院は原子力災害に取り組む原子力規制機関のあり方として、関係機関としっかりと連携し、

積極的に中心的な役割をはたすという自覚を徹底し、内外の新たな治験を積極的に取り入れつつ、必要な準備、体制について絶え間なく改善していくことが何よりも必要であると認識した。具体的な指摘と対応だが、保安院は情報収集、

把握のHubとして機能せず、関係機関の間の役割分担の調整ができず、関係機関との連携も不十分で、原子力災害対策本部の事務局としての役割を果たせなかった旨の指摘、それから指揮命令系というの混乱があった旨の指摘がされている。

ま、保安院は以前、対応のところでも申し上げたが、これまで官邸を中心とした情報収集、意思決定体制の強化、情報通信機能強化、オフサイトセンターの機能強化などに取り組んできた。また、防災基本計画も修正した。

# 大飯オフサイトセンター無いのに再稼働OK。オフサイトセンターがあったことが連鎖食い止めた教訓すら無視。とりあえず、公式な認識、記録として言うだけいっとく。後々の正当性主張の根拠。

今後は引き続き、こうした取り組みの継続と、事前対策と同じだが、訓練や研修による危機管理能力の向上を図っていくことが課題だと考えている。ええ、避難対応については、事前の取り組み不足から避難指示の伝達の問題、避難オペレーションの検討不足、

計画的避難区域設定の遅れ、SPEEDIの活用視点が欠けていた、といった指摘がされている。保安院としては今回の事故を踏まえ、緊急事態宣言をただ体に避難を開始する区域、すなわちPAZの考え方を踏まえ、

実際の緊急事態宣言には直ちに避難指示を行うこととし、PAZについて防災基本計画に記載した。また、官邸を中心とした情報収集意思決定の体制などについては申し上げたとおりだ。

# そのPAZの見直し、安全委員会の見直し検討すら反論した保安院。規制機関とはとても思えない対応の数々。http://j.mp/vZuoQT 反省は皆無。消滅したのは保安院ではなく、原子力安全委員会。こちらは名前を変えて残らない。

今後はこうした改善継続の取組みとともに、原子力災害対策に対するための指針、原子力災害に対応するための指針、それから防災計画を踏まえた原子力さがい対策マニュアルの見直しにおいて、放射線量の状況に応じた避難区域設定の基準の考え方とか、

モニタリング情報、SPEEDIの活用の方策について検討し、その結果を反映していく事が課題だと考えている。情報提供のあり方については、決定に配慮した公表という点で不十分であったこと。リスクコミュニケーションの視点を取り入れる必要が有ること。

海外への情報発信提供が不十分であったこと。などが指摘されている。保安院としては、公聴・広報の課題と今後の取組について、有識者の意見も踏まえて取りまとめた。モニタリング情報、SPEEDIの結果などを迅速に公開すること。

17ページ(http://j.mp/Pn5Bux)だが、迅速かつ、適切な広報のために保安院の専門スタッフが閣僚の会見に同席し、専門的な説明をすることにした。ま、SPEEDIの公表手順の明確化については、防災基本計画にも記載した。

今後は原子力災害対策マニュアルを作成し、住民に対するリスクコミュニケーションや、海外への情報発信の可能性などを明確にすることや、情報提供内容を提示すること。訓練や研修により、広報担当者の能力の向上が課題と考えている。

モニタリングやSPEEDIについては、運用体制が明確になっていなかったため、データの活用で混乱が生じたこと。SPEEDIの前提となるERSS、すなわちプランと状態が放射性物質放出などを評価する緊急時支援システムの設備面での整備が十分でなく、

SPEEDIに必要な放射性物質の放出源情報が入らなかったなどの指摘がなされている。ま、保安院ではERSSやSPEEDIの結果を迅速に公開することにした。また、SPEEDIなどの端末の管理の整備、通信回線の多重化、多様化に取り組んできた。

# 情報が入らなかったんじゃなくて、放出源情報がない状態で予測をしながら、把握しながら公表せずに隠し続けたことでしょうが。反省する気ゼロ。

防災基本計画を修正し、SPEEDIの予測結果の公表手順を記載した。今後は原子力災害対策マニュアルを改正し、モニタリング業務の一元化などの関係機関の役割分担について明確化することとか、通信、インフラの整備を継続することが課題と考えている。

その他、安定ヨウ素剤や、国際社会からの支援を受け入れ、防災基本形カウの修正などの改善に取り組んできた。今後は原子力災害対策マニュアルの見直しにおいて、改善事項をしっかり反映していくことが課題だとい考えている。

18ページ(http://j.mp/Pn5Bux)からは、それぞれ具体的な内容を記載している。18ページが組織体制の改善の取り組みとして先ずは保安院の体制や関係機関の連携、それから21ページからがオフサイトセンターに関する取り組み、

それから、24ページからが事故後の被害拡大防止などの改善に関する取り組みとして、避難、対応に関する取り組み。それから27ページが情報提供や工法に関する取り組み、29ページからがモニタリングやSPEEDIに関する取り組み。

それから31ページからが、その他として安定ヨウ素剤に関する取り組み。32ページが国際社会からの支援を受け入れに関する取り組みとして記載している。それから33ページ、34ページだが、この部分は概要には書いていないが、2点追記している。

1点は福島第一の事故収束に関する取り組みだ。福島第一原子力発電所の事故収束のための設備は、ま、仮設設備が多く、信頼性向上に取り組んできたが、今後、新たな原子炉等規制法に基づく規制の着実な実施が課題だと考えている。

もう一点は34ページ(http://j.mp/Pn5Bux)だが、行政文書の適切な管理と情報公開の徹底だ。情報公開請求に基づき、開示した行政文書のHP掲載などに取り組んできた。

# ( ゚д゚) これも行政文書。将来、事実確認に利用される行政文書。

また、その他、原子力寄生委員会の発足に伴い、保安院から以降すべき行政文書について、行政文書のファイル、管理簿と文書、事実物の突き合わせを確実に行うなど行政文書ファイルの徹底的な確認を実施した。

ま、その過程で保安院が保有している行政文書、行政文書管理簿に登録されている※1万4,041件のうち、142件の存在が確認できなかった。これらはかつて、科学技術庁で作成され、平成23年1月6日の保安院発足時に引き継がれた文書の一部と、

# ※資料は1万3,411件となってまつが。

それから平成15年10月1日に独立行政法人原子力安全基盤機構発足に合わせて、検査業務を経済産業局から保安院に一元化した際に経済産業局から保安院に引き継がれた文書の一部であった。

今後は行政文書の適正な管理の保管を情報公開徹底の継続が課題だと考えている。最後に未解明部分の検証である。35ページである。これは事故の原因究明については、事故調査委員会から未解明部分についての継続調査の必要性が指摘されている。

# 情報公開の継続を徹底するって… 今後も継続するような情報公開をこれまでしてこなったでしょうが。問題になれば新組織つくってリセット。誰も責任取らない。罰せられない。

保安院としては本年3月に事故から得られた事故から得られた技術的知見の取りまとめを行うなど、事故の調査、分析を実施してきたが、原因調査の困難さなどから未解明の部分も多く、未解明部分の検討を継続する必要があると考えている。

# 未解明なのに同じ規模の地震、津波が来ても大丈夫だと断言できる。ワケワカメ。

保安院としてはこれらの検討結果を新たな寄生組織にしっかりと引き継いでいく。ええ、この資料の説明は以上だ。それから本日、17時30分から既にお知らせしているが、深野保安院長による職員への訓示を行う。

その後、保安院長によるぶら下がり会見を予定している。私からの説明は以上だ。

(18分)

# 枝野経産大臣は、保安院で出来なかったことを新規制委員会でしっかりやり遂げるようにとのありがたい訓示。残りの原発再稼働に向けてやり残したことをしっかりやれと。



■質疑

○毎日 西川:
文章の最後の所。142件か。その存在を確認できなかったというのは、どんな文章なのか?項目名ぐらいは何かわかってないのか?後、その重要度を。

○森山対策監:
文書名しか無いので、実際にどういった内容化までは勿論確認できていない。★★★で、全体が142件だが、そのうち、経済産業局から移管したものが6件だ。

この6件は福島第一に関する使用前検査とか、定期検査の復命書のようなもの。タイトルからするとその様な検査内容になっている。

★★★その他は136件が旧科学技術庁から引き継いだものであり、大部分が核燃料サイクルといいますか、加工とか、あの、JAEAの再処理とか。

そういった所の検査、あるいは工事計画、などの資料のようだ。ちょっと中身は。タイトルしか残っていないので、そういった内容だと思っている。

○毎日 西川:
支障はないのか?

○森山対策監:
あの… まっ、過去の検査の、あの、記録等なので、実際には相当以前のものであるので。実体的には支障はないと考えている。

○時事松田:
この課題の中で広報担当者についての言及があるが、森山さん自身がこうやって長らく続けられてきて、まあ、事故が起きた後、なにか変わったことがあったが、自身の経験を踏まえてどういった人材を予め用意しておく必要があるとお考えか?

○森山対策監:
それは広報という?

○時事松田:
ええ、要するにまさしくスポークスマン役というのを大体、要するにどれくらいの経験を持った人で、どれぐらいの職階の、どれぐらいの発言権を持っている人で、

なおかつ技術的な知見のバックグラウンドがどれぐらい必要であるかという、その辺の所の体験を踏まえて、こういったことが望ましいということがあれば教えてほしい。

# ちょ、それ、東電にも聞いて。どういう経緯で選ばれたのか。

○森山対策監:
先ず一番大事だと思っているのは、意思決定者の近くにいる。出来ればラインにいることだと考えている。これは今回の事故後の対応全てに共通したことで、当所の広報対応の混乱の原因もそこにあったと思っている。

# 誰の意思決定か、尽く回答を拒否してきた人が何いってんだろ。女の尻を追っかけ回す余裕があるのに。混乱?

まあ、私自身、実際にこうやって説明させて頂きながら、やはり院長ですな。委員長であれば院長とよく情報を共有しておくことの重要さ。やはり、その組織としてどういう方向を向いているのか。

どういう考えで対応しようとしているのかというところが、まずは一番大事であろうと思う。その上でできるだけその組織のトップに近い責任のある者が対応すべきだと思っている。

それから専門的なことについては 分野によって色々あるので、それはなかなか全てカバーすることは出来ないから、そこはチームでカバーしていくことではないかな、と思っている。

○時事松田:
今日で一応、まあ、一区切りでこうやって日々のレクチャーが最後になるが、ご自身の率直な感想はいかがか?

○森山対策監:
まだこれも広報担当を経験したものとしての感想になるが、やはり透明性の確保というのが如何に大事かということを実感、まあ、痛感した。

まあ、原子力の安全については理念としては安全文化。組織としては、明日から発足する独立した規制機関ということであるが、やはり透明性というものが、そういった様々な活動についてチェックをするという意味でも非常に重要ではないかと思う。

あの、実際に、常にこの、透明性というのは、むしろ外部からの情報のアクセスということも含めた透明性の意味であるが、常に自分たちの仕事は何なのかということを説明できるような、そういう仕事をするという意味でも、

やはり、この透明性というものが大事だと思う。勿論安全文化についても、私も以前から知っていた。独立性ということも安全条約に書いてあるから、みんな保安院の職員は知っている。

しかし、そういうことをなんというか、思い込みに寄らずに、ええ、独り善がりにならずに、しっかりした他追撃をするには透明性ということが一番大事であろいうと感じている。

○時事松田:
わかりました。

○テレ朝松井:
★明日からの新規成長に保安院の方々、後、JNESの方々も当然ある程度の方々いかれると思うが、それぞれ何%の方が大体行かれるかというのが、何かまだわからないという情報も入ってきたが、これについて詳しく教えて頂けるか?

○森山対策監:
私自身、誰がどういう発令をされるのかということを承知していないので。むしろ、あの、どういう組織からどれぐらい来られるかというのは、準備室のほうが正確に把握していると思う。

○テレ朝松井:
そうすると、保安院の職員はひとりひとりは、明日、自分がどこに行くかは明日にならないとわからないということか?

○森山対策監:
いや、それぞれはですな。当然、内示ということはあったと思うが、これは人事の問題だから。あの、私自身は承知していない。

○テレ朝松井:
今日で保安院が最後ということで、国民の目も当然、保安院やそれからそのまんま移るのではないかという、当然、批判が色いろある中で、保安院の最後の日にその数字を全く出せないというのが、

最後に透明性をどうしたんだろうと、やっぱりそれは、人事、人事といっても1の単位まで出せと言ってるわけではなく、例えばJNESからは9割、保安院からは7割とか、なにかそういう数字は全くないのか?

○森山対策監:★★★
JNESはまだ、統合されていないので、そこは特に、なんというか、移るという方は、あの、若干いるかどうかわからないが、基本的には対象になっていないと考えている。

基本的には保安院の多くが実際には寄生委員会、寄生庁にですな。移って(寄生して)仕事を継続するとは承知してるが、具体的な数字までは私も承知してない。

○テレ朝松井:
これはそうすると明日になって新規成長に聞けば、数字が出るということなのか?

○森山対策監:
それは何人が、、これは保安院に限らないが、、

○テレ朝松井:
ええ。

○森山対策監:
文部科学省とか、安全委員会とか、事務局からも当然映られる方もいると思うので。そこは今日の時点では規制委員会の事務局が把握してるんじゃないかと思うが、私はひとりひとりのところまで把握していない。

○テレ朝松井:
最終的にもう一度聞くが、じゃあ、最期の日に保安院としては自分たちのそいきから寄生庁にどれぐらいの人が行くのかは掴んでいないという?

○森山対策監:
いや、それは当然、保安院だから、組織としては、、 

○保安院佐藤:
あのう、広報課長だ。あのう、今、あの、森山から説明があったが、実際に寄生庁、どこの出身、どこが何人というのは、あの、ちょっと準備室がまだ集計してまして、

○保安院佐藤:
明日の会見の時にはですな。準備できるように、まさに準備室が集計していると聞いている。他方で、★★★保安院から何名行くのか、というのは350名と準備室から聞いているので、人数としてはそうなる。

★★★ただ、全体の寄生庁の人数とかになると、ちょっと準備室のほうが最終的なまとめ、これはですね。聞いていると非常勤職員とか、そうした人たちで、実は実際に移行するときに辞める方とかが、なんか、あの、おられたようであり、そういう意味で1の単位がまだ出来てないということである。

○テレ朝松井:
基本的な質問だが、現在の保安院として何名ほどいる中の350名のなか?

○保安院佐藤:
ええぇ? 

○テレ朝松井:
それは当然動きがあるはわかるので1の単位は結構なので。

○保安院佐藤:
えっとですねえ。そこはスイマセン。そこの分母の所は、私も数字を持ち合わせてないので、ええっと、そこもまとめるようにはする。

○テレ朝松井:
例えば500とか700とか、そういう。

○保安院佐藤:
えっと、、ちょっとですねぇ、、

# 自分の所属する組織が騒然何名いるか概算すら知らないのか…

○保安院佐藤:
そこははっきりした数字は今、手元に持ちあわせたいないので。

○テレ朝松井:
会見が終われば教えて頂けるか?

○保安院佐藤:
えっと会見が終わるまでにちょっと調べるようにする。

○テレ朝松井:★★★
1の単位まで求めていないので。やっぱりみなさんがどれぐらいの人が行くんだろうというのは注目の一つだと思うので。

○保安院佐藤:
はい。わかりました。

○テレ朝松井:
350ということは350なんだな?

○保安院佐藤:
ええ、350が寄生庁に行くと言うこと。

○テレ朝松井:
わかりました。

○産経蕎麦谷:
一応、今日、出された改善に向けた取り組みと残された課題について(http://j.mp/OVrkst)というのは、言わば保安院としての、ええ、総括みたいな形のものになると思うが、そういった中で事故調等が指摘してきた、

ええ、保安院の問題点について、行為対策を講じているというのはよくわかるが、そもそもそういった問題が何故生じたのか、というのはどう分析されているのか?

○森山対策監:
これは一つひとつの課題についてだな。こういった、まさにアノ、自らの姿はなかなか自分ではわからないところがあるので。

まあ、事故調査委員会の指摘を踏まえて、指摘も踏まえながら取り組んできているが、まあ、先ほど私が申し上げたように、保安院職員は決してですね。あの、なんというか、

★★★ここにあるような規制のとりこになろうとしていた訳ではなく、まあ、日々、誠実に仕事をしてきたと思うが。結果としてその様に捉えられてしまうということは、やはり、一つ、大きな点としては、透明性ということがあるのではないかと。

# 透明性が誤解を招いたと。ww 日々誠実に自らの脳みそ使うこと無く、法規制以外の事は何も考えず、外部から指摘を受けようがなんのその。お役所仕事に、ただただ忠実にこなして参りました。ほう。それは称賛に値する崇高な任務だな。民間企業ではまっさきに首。

常に保安院の業務について、外部からチェックをする。これは先般の志賀原子力発電所の問題でもそうだが。どういう事をしているのか、という全ての情報を常に明らかにすることによって、

ええ、自らの思い込みとか、そういったことに陥らずにチェックがなされる。そういう意味では、やはり透明性を確保していくということは、いろんな意味で非常に大事なことではないかと思っている。

○産経蕎麦谷:
その点がこういった問題につながっている部分も結構大きいと?

○森山対策監:
そこは一つではないかと思う。

○産経蕎麦谷:
他に何か、例えばこういったものがあるというのは何かあるか?

○森山対策監:
まあ、それはあの、ここ、非常に、あの、沢山、あの、指摘もあるよに、、いい、結果として非常に準備が、あのう、遅れたと。いうことで、ございますが、おお、決してその、例えばシビアアクシデント対策にしても、

全く議論がなかったわけではないわけでして、まあそういったことが遅れていく背景の一つとして、もし、そういったことの対策の検討を、より公開された場で、あるいは国民の目から分かる所で、より議論すれば、もう少しこのいろんな批判、

あるいは、おそいぞっ♡、という指摘などもあったかと思うので。やはりあの、まあ、繰り返しになるが、透明性ということが、根底にあるんでないかなあというふうに思う。

○産経蕎麦谷:
ありがとございまぁす。

○保安院佐藤:★★★
テレ朝松井さんから質問のあった保安院の総数は770人であり、そのうち350人が寄生庁にいくと。この差は産業法案の分野の職員ということで、本省、及び、各部署、支部がですな。全国にあると。この総数が差分になるということだ。はい。

○北國新聞みなくち:
志賀原発の敷地内の断層の問題についてだが、これは保安院の指摘で浮上した問題ということで、今後、寄生庁の方に引き継がれていく訳だが、引き継がれる上で特に留意すべき点、どんな点だとお考えか?

# 引き継ぐも何も、実務は同じ人がやるんでしょ。経産省から分離しただけ。同じムラの人が協力な権限をもって判断するだけの事。政府、原発判断丸投げ。これで批判を被らず公然と専門家判断の大義名分が。これで原子力村も安泰。

○森山対策監:
今現在ですね。調査に入ってますから。そこは専門家の目でしっかりと見ていただくことだと思っている。

○北國新聞みなくち:
あと、10月末に予定して、今後、中間報告の時に現地調査等とも予定されていると思うが、そのあたりは基本的に寄生庁の方で、今後、どうするかというのは決めてもらうことになる?

○森山対策監:
ええ。いずれにしてもこれまでやってきたことを、あの、寄生委員会にしっかりと引き継ぎますので。あとは寄生委員会の方で、あの、しっかりと対応して頂くことになると考えている。

○北國新聞みなくち:
わかりました。

○読売高田:★★
この総括報告書をまだ斜め読みなんで、書いてあるところがあれば、指摘いただきたい。3.11以降で、例えば保安院がなんでしょう。

各地で行ったシンポジウムで推進側とみられるような働きかけをしたりとか、そういった問題も顕在化したが、このあたりについての検証と対応は書いてあるのか?

○森山対策監:
えっと、そこは、それ自体は書いてない。書いてないが、先ほど、広報活動のところで、あのう、ここには細かく書いてないが、アドバイザリーボード(http://j.mp/IcSMCj)を開いてですな。

広報、公聴活動について取りまとめたということは書いてあるが、今指摘のテーマは確か、えっと、ええ、昨年、明らかになった、以前、あの、保安院といいますか、が、あの、の、働きかけ!の問題だと思うが、それについては直接的に書いてない。

○読売高田:
何故書かれなかったのか?

○森山対策監:
…。それはあの、まあ、事故、に対する対応を中心におりまして、、ただしあの、今申し上げたように、広報についてはですねえ。

ええ、あの、公聴、広報のあり方について取りまとめたと言う事をですな。この中にも記載している。えっと… そうですな。働きかけについてはここには必ずしも書いてないが、

# 寝た子を起こすなは?安全委員会にかけた圧力は?安全規制を歪めてきた犯罪まがいの規制機関にあるまじき保安院の対応は?3.11以降は保身のために情報公開を拒んできた事実は?で、情報公開の透明性が誤解を招いたのであろうと事故調指摘すら否定。東電の社内事故調並みの総括。ナメトンカ

28ページに、ええ、改善に向けた取り組みということで、公聴、広報活動の課題と今後の取組について、この4月に取りまとめたことを書いており、その発端は、あの、その、シンポジウム等で働きかけがあったと。勿論、事故後の対応についても共通する問題も多々あると思っております。

○読売高田:
あのう、先程から透明性ということをおっしゃっているが、

○森山対策監:
はい。

○読売高田:
やっていることを詳らかにすることは当然大事だが、

○読売高田:
やっていたことについての検証は非常に大事だと思うが、それを含めていない事について疑問を感じるが。

○森山対策監:
あの… まっ、… その点については、あのう、既にですね。4月に、それまでの第三者委員会の、おお、指摘、方向を踏まえて、

# やっていたことの検証おろか反省もない。本当に信じられない。そのまま寄生庁に。まさに寄生。

まあ、行動規約を取りまとめ、アドバイザリーボード、第三者の方(http://j.mp/RnvbUf)の入っている場で、活動について課題も整理しているので。そこは、対応してきたとは考えているが。

ここでは主に、事故調査委員会からの指摘を踏まえた形での整理ということになっておりますので、あの、こういった形で整理している。

○読売高田:
あと、今日の枝野さんの訓示において、今後、原子力規制庁に行くに辺り、ええ、規制の独立というのを念頭に置いて職員は働いて欲しいというような趣旨の発言があった。それについて、ここで何か一つメッセージのようなものはどこに書いてあるのか?

○森山対策監:
シィー あの、これは、あの、まあ、そこについては必ずしもですね。ここは一つ一つの対策について事故調の報告まで整理しており、まさに独立した機関が出来るという事自体がですね。独立性そのものでございますので。

# 独立した機関ができる事こそ独立性そのものだ。?

まっ、そういった独立した機関に引き継いでいく確論としてこういった整理をしている。勿論、その中には色んな先程申し上げた透明性の問題とか、事前の準備の問題とか。ああ、幾つか書いてあるが、その独立性という事を改めてここの中で取り上げているという事ではない。

○読売高田:
最後に保安院10年だが、色々詳細、細部の事故調の指摘を踏まえての記載ぶりになっているが、10年くくって何が最も問題だったと考えるか?

# 誰が経産省の下に保安院を置いたのか。一体誰が国際社会の警告を無視し続け推進組織に規制を置き続けたのかと言う話し。保安院の推進行為を黙認、仕向けたのは他ならない自民党。「安全と言い過ぎた事だけについては反省だ」と平気で抜かす党首選。反省なく原発推進自民党。鉄槌を下すのは国民。

これは深野さんにも改めて伺うつもりだが、森山さんとしては透明性という事だけが問題だったと思うか?

○森山対策監:
シィー あの…、それは、あの、透明性があれば、色んな事が解決したんではないか、と言う意味で申し上げた。

# 引っ掛かるところが読売と同じはなにか気持ち悪い。

保安院が10年前に設立したとき、私は設立当初はいなかったが、まあ、一定の臨検を、独立性、透明性、中立性、科学的判断といった事を掲げて実施してきたが、、ま、これ、あの、ま、個人的な感想にもなるが、

あの、ま、今回、こういったシビアアクシデントといった事が起き、これは原子力に携わるものとして、これだけは起こしてはならないという事で、そう言った事故が起こってしまったという事で、まさに痛恨の極みではあるが、

まっ、何処かに実際には原子力とは安全であるというような、ああ、思いと言うものが、あったのではないかなと。ま、本来、原子力の安全規制、原子炉等規制法に災害防止という事が先ず詠われているし、先ず、チェルノブイリの事故以降、

国際的にも安全文化を構築しながら、それから、シビアアクシデント対策という事を保安院でも以前、エネ庁の時代ではあるが、取り入れたり、してきて、おりますが、更にそれから先に進まなかったこと、もちろん、様々な目の前の業務があった事はあるが、

# 問題を歪曲、軽んじて反省を述べる経産省 保安院の一貫した姿勢。この期に及んでも何も変わらず。そんな姿勢で頭下げて歪曲した問題の反省を述べられても誰も納得、信用しない。リスクコミュニケーションを加えるなら、人として常識的なコミュニケーション能力も加えたらどうか?

何処かに原子力の安全についての過信というか、いうものが、あったのではないかと。で、そう言った事が思い込みと言いますか、おお、正していくという観点からも透明性、といったことがあれば、もう少し、外部からのチェック、

あるいは、自分たちが考えている事をしっかりと説明する。それが間違っていれば間違っていると指摘される。いうことになる可能性はあったのではないかと考えている。感じている。

# 透明性が確保されていなかったのが問題であったと。言うまでもないけど反省皆無。うんこ組織。

○共同通信 竹岡:
最初の方にあった文書の存在が確認出来ない件で確認したい。経済産業局からの6件の文書の中身をもう一度。なんか1F絡みの、

○森山対策監:
はい。何れも福島第一の関係だが、あの、使用前検査の復命書とか、定期検査の計画書とか、ま、そういった検査関係ですね。検査関係のものとなっている。

○共同通信 竹岡:
復命書というのはどういう?

○森山対策監:
すいません。こういう検査をしましたという検査結果の報告ですな。検査結果を報告したものということだ。

○共同通信 竹岡:
影響がないということだが、原因はどのように見ているか?

○森山対策監:
そこはあの、ええ、ちょっとまだ、それぞれの文章がそもそも見つかっていないので、何とも申し上げられないが、あの、局から、曲との関係で申し上げると、例えば文書の管理機関というか、こういったところで本院と局の間でズレがあったのかもしれない。

名簿だけは、文書管理簿だけは引き継いでいるが、ま、実際には、あの、こういう検査計画等なので、ええ、5年ぐらいでしか求められていないものを 例えば、本院では30年とか、言うふうにしてしまっているものもあるかもわからないし、

それから科学技術庁からの遺憾については、その時に十分な確認をしてなかったのではないかと。これもわからないが、そういったことは推定される。

○共同通信 竹岡:
わかりました。あと、芸材産業局は、これは経済産業省の経済産業局?

○森山対策監:
そうです。

○共同通信 竹岡:
わかりました。

○NHK岡田:
あのう、事故が起きてからですな。広報対応の前線ということで対策監はそちらにお立ちになって話されたと思うが。あの、この一年余り立たれている中で、保安院の広報はどの程度変わったか。若しくは変わってないかというところをどのように思っているか?

○森山対策監:
あの、特に事故当初の様々な批判があった。ええ、従って保安院としてはとにかくしっかりと情報公開をしていこうということで、取り組んできた。勿論、一度に改善できたわけではない。行政文書の公開にしてもごく最近、公開をしたが、

# 嘘ばっかり。

やはり、全てのことは、ああ、公開をしていくんだという意識は定着してきたというふうに感じているし、まあ、新しい着せ委員会でも、そこは、非常に、行政の、基礎として、ええ、対応されると思っている。

# どんだ情報公開を拒否し続けてきたのさ。時間と手間とコストの掛かる情報公開請求に基づいて請求すれば、それでも拒んだのに。この期になってなにいってんだろ。このおっさんは。

後、まあ、この会見は福島第一原発事故の、おお、まっ、対応、あと、まあ、トラブルに関するブリーフィングだったり会見だったりということだと思いますが、今、あらためて福島の地元の方に対してはですな。どういう気持か?

○森山対策監:
はい。これはあの。これだけは起こしてはいけないという、事故。これを防げなかったということは。もう、本当に痛恨の極みであるし、ええ、それは反省しても、いくらしてもしきれないような問題だと思っている。

# 防げなかったって。安全神話を電力事業者と一緒に作り上げ、防ごうとして来なかったんでそ。力不足で申し訳ないとか、そういう話じゃないでしょ。話しについていけないよ。

ええ、こういった、あの、事故調査委員会の報告書も見ながらでも、あの、様々な局面でこの事故を回避できたかもしれない。あるいは緩和できたかもしれないということろがあっただけに、なおのこと、本当に申し訳ない。という気持ちでいっぱいである。

ええ、ま、そのためにも少しでも、この福島第一のろの安定化に取り組んできたし、しかしながら、まだまだ設備そのものが、仮設だ。つい先日もまだ漏洩が発生しているし、なかなか水の処理も上手くいっておりません。

# 政府主導でスケジュールありきの根拠のない安全評価し続けてきた保安院。ずっと見てきた人はいないとでも思ってんだろうか。

やはりこの、福島第一の事故というものが原点であるし、ま、その安定化を図っていくことが、やはり、最大の、残された最大の課題だと考えている。

○NHK岡田:
あと、会見の対応をしていて、透明性という部分や情報公開という部分では、我々というか、私はマスコミとしてはなかなか透明性の確保というには、程遠い対応が非常に多かったと思うが。

その部分について、まあ、これまで対応された方として、今後の寄生委員会、若しくは原子力規制庁に移るときの広報対応について、

# 保身のために情報公開を拒み続けてきた保安院。その森山対策監に助言を求めてどうすんの?

これだけは直して欲しいとか、もっとこうあって欲しいということがあれば、保安院時代の出来なかったことを含めて、それを答えて頂ければと思う。

○森山対策監:
それは多分、いろんなことがですな。検討されると思う。それは事故調査委員会、失礼した。原子力寄生委員会の方から、きちっとした説明もあろうかと思うが。

あの、まっ、日々の行政行為。事業者からのヒアリングとか、ああ、いうことも含めて、ええ、日々の活動、こういったものを 公開していくことでありますし。

それは直ぐにということは、場合によっては出来ないかもしれないが、しかも自分たちが公表したいからするのではなくて、外部からもいつでもアクセスできる、まあ、そういったシステムが大事ではないかと思っている。

何れにしても意識の問題が非常に大事だから。そこは新しい寄生委員会が最も重視されている点だと、私は思っている。他にないか?なければこれで説明お終わらせて頂く。


それでは17時30分から院長の訓示があるので。引き続きのぶら下がり会見もあるのでよろしくお願いする。ではこれでおわる。どうもありがとうございました。



~ 終了 16時48分

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