2013年11月15日金曜日

東電会見 2013.11.15(金)17時30分 ~ 6南エリアタンク、フランジ部から漏えい・4号機燃料取り出し作業(1号機破損燃料70体の存在を事故後 おそらく初めて暴露・11月18日作業開始・キャスク吊り上げ下げ、燃料取扱機 動画紹介)・多核種除去設備ALPS C系統腐食対策有効性確認結果(結果良好で安全運転に確証、C系ホット試験再開)・汚染水対策委員会 第9回(初の不透水層下透水層の地下水分析結果、海側遮水壁工事手順)・重要案件てんこ盛り・ほか

東電会見 2013.11.15(金)17時30分 ~ 6南エリアタンク、フランジ部から漏えい・4号機燃料取り出し作業(1号機破損燃料70体の存在を事故後 おそらく初めて暴露・11月18日作業開始・キャスク吊り上げ下げ、燃料取扱機 動画紹介)・多核種除去設備ALPS C系統腐食対策有効性確認結果(結果良好で安全運転に確証、C系ホット試験再開)・汚染水対策委員会 第9回(初の不透水層下透水層の地下水分析結果、海側遮水壁工事手順)・重要案件てんこ盛り・ほか



1時間51分


政府・経産省主催 汚染水対策委員会 第9回 11月15日

東電 16日公開

報道関係各位一斉メール 11/15(金)~11/17(日)

○福島第一プラント 11/15(金)~11/17(日)

○指示・報告 11/15(金)~11/17(日)
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漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 11/15(金)~11/17(日)

H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果

No.1エリア周辺 地下水汚染海洋漏えい・トレンチ・建屋調査 関連

地下貯水層漏えい関連

環境モニタリング・サンプリング 11/15(金)~11/17(日)

○その他 11/15(金)~11/17(日)

福島第二 11/15(金)~11/17(日)
  • --

福島復興本社 11/15(金)~11/17(日)
  • --

柏崎刈羽 11/15(金)~11/17(日)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#00:04:00

福島第一の状況




○東電石橋:
おまたへ。11月15日の定例会見を始める。本日の会見者は原子力立地本部長代理であらせられる尾野さまである。どうぞよろしこ。

○尾野:
それではよろしこ。福島第一の状況 http://j.mp/1fG00MB

[原子炉および格納容器の状況]注水状況は安定。[圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]示したとおり。[使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却システム運転中。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]1号機タービン建屋から1号機廃棄物処理建屋に10時17分まで移送実施。2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に移送中。3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送実施中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリー運転中。[その他]上から3つめ。汚染水パトロールにおいて、G6南エリアの G6の C-3 タンク、下から2段目のフランジ部より滴下があることを確認した。別途資料を用意したのでそちらで案内したい。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#00:05:55

6南エリアタンク(鋼製円筒型タンク)フランジ部からの漏えいについて


「G6南エリアタンク(鋼製円筒型タンク)フランジ部からの漏えいについて http://j.mp/17vprLw 画像 http://j.mp/17vpu9T」ということで、PP資料の1枚物の資料を配っている。

確認されたのは本日8時50分、朝のパトロールにおいて、協力企業が発見している。当該タンク2段目の縦方向のフランジ。現場状況の所を見ると、フランジ型タンクで、下から5段の積み上げ型になっているが、

写真一番左側、フランジ部の縦面。中程よりやや上の辺りから滴下が起こっており、それが、フランジの下の方にまわってきて、そこから滴下しているような様子だった。表面線量等を計ると35mSv/h。

これはγ+βだが、実質、5cmの距離でβ線の量と考えていいと思う。タンク内の水の漏洩と考えている。で、当該タンクだが、既に連絡もしているが、★★当該フランジのボルト増締めにより、

★★現在、漏えいは停止している状況にあるが経過を監視していくという事である。また、当該タンクのあった堰だが、裏面、3ページ目を見るのだ。G6の南エリアという所であり、当該タンクはその中で青い印を付けた部分という事である。

こちらでありましたという事だ。そこで、この堰の中だが、10cm強ほど水が溜まっているという事であり、周辺の確認をしていったところ、このマップで言うと、一番左の下、G6 C-8というタンクがあるが、

そのタンクの右側に堰から水を出すドレン弁があるが、そのドレン弁の所に滲みが見られたことを報告している。確認したところ、滲みがあったが、その滲み部分で線量が確認された無かったところがあったので、汚染水が外に出ている状況でないと考えている。

ただし、堰内の水だが、こちらの方が濃度があったので、2ページだが、★深さ11cm程度残っているという事であり、G3エリアの空きタンクのほうに残水移送をする措置を講じている。こちらについては以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#00:09:20

1号機ベント管下部周辺の調査結果について(2日目)


それから、作業関係の話で、昨日だが、1号機のベント菅の周辺部のボート型のロボットによる調査。こちらに二日目の調査結果が出ている。こちらは昨日付の資料で配っているが、

「1号機ベント管下部周辺の調査結果について(2日目) http://j.mp/1j6x405 (画像・動画) http://j.mp/1j6x7ZM」

2日目に行なった範囲の中では特に漏えいなど新しい状況は確認出来なかったという事である。従って、1日目に確認された所が、1号のトーラス室の中で漏えいが確認された場所という事になる。一応、動画も用意しており、HP等にも載せているので見とくのだ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#00:10:20

■4号機燃料取り出し作業について


それから本日だが福島第一の4号機の使用済み燃料プールからの燃料取り出しについて、会社としての決定を見たところがあるので案内したい。先ず、4号機については使用随燃料プールからの燃料取り出し作業に向けて、

社内外の専門家による確認作業を行っていたことは既に何愛しているとおりだ。手元の方に専門家レビューで頂いたコメント。あるいはその中で我々としてどのように対応していくか、という事の説明をしたところのポイントを整理させてもらったので見とくのだ。

4号機燃料取り出し作業に関わる社内外レビュー結果概要 http://j.mp/17vpqXW」

この度、国際エキスパートグループ、あるいは社外専門家のレイク・バレット氏。また、原子力安全監視室から頂戴していたコメントの対応について取り纏めをした。まただな。★昨日と本日、IGE による現地レビューも行なってもらい、

4号機オペフロで実際の燃料取扱機を使った模擬燃料の取扱い訓練も見てもらったところであるが、特に改めての指摘はなかった。後ほど、その様子についても映像で紹介したいと思う。こうした経緯を踏まえ、燃料取り出し作業に関しては、

想定されるリスク、及びその対応などについて、リストアップした上で、しっかりと管理を行ない、安全第一で作業に掛かると考えている。大きなリスク、その対応については、既にこの場でも説明していたが、

それ意外にも、実際に作業を始めると、あるであろうと考えられるリスクについて、予め項目出しをして、対応について、事前に検討しているという事である。こちらについても資料として概要を配ったところである。

4号機からの燃料取り出しにかかる安全対策等 http://j.mp/17vpruQ 」

以上、対応の準備が整ったことから、当社として本日、社内の決定をして、★★★11月18日より燃料取り出し作業に着手する予定とした。現時の準備が整い次第、18日に取り出しを行なう。

# 必要な準備は全て終了、土日は作業しないで月曜からの緊張作業に備え休養とるそうな。キャスクは現在オペフロに。プールにキャスクを沈める作業は準備であり、沈めたキャスクに新燃料を移す作業に入るところから、取り出し作業スタートという東電認識。##

燃料取り出し作業においては、一定量の取り出しが終了した段階で、一旦立ち止まり、作業内容の確認、評価を行ない、その後の作業に万全を期していきたいと考えている。こちらについては以上だ。

で、資料の方を簡単に概略を話したい。先ず「4号機燃料取り出し作業に関わる社内外レビュー結果概要 http://j.mp/17vpqXW」というこでPP資料を1枚ほど配っている。先程言ったとおり、

社外の専門家のレビューを頂き、頂いている主なコメントという事を整理すると、こちらに示したような5つほどになってくる。例えば作業開始公表前に、手順やリスクの評価を社内でレビュー結果を踏まえてしっかり見ていく。

そして、その計画が適切な物かどうかであることを確認し、責任者が承認してから作業を進めるという事で、そうしたプロセスを取りましょうという事で、全体として大きな指摘を頂いている。

これは先般、レイク・バレット氏が会見 http://j.mp/1fGegVs をした折にも述べたことと考えている。ま、こうしたことについても、本日までに我々として準備していること。

また、指摘を受けて、更に手堅く準備をしたこと等々について説明させてもらったということで、本日、この決定に至ったわけである。

それからめくって「4号機からの燃料取り出しにかかる安全対策等 http://j.mp/17vpruQ 」ということで、燃料取り出しの作業が始まった後に、想定されるであろう、様々なリスクを洗い出してみた。

まっ、大きい小さい、様々あるが、例えば燃料の落下、キャスクの落下、こう言ったような物がある。こちらについては既に、皆さんに対応等については、説明してるものである。

# 説明してないよね。32mからキャスクが落下した場合。先ず、絶対に有り得ない事を主張して、対策はしていると口で言うだけで、具体的な物は何も示してないよね。という訳で、本日も質問多数。##

あるいは使用済み燃料プールの冷却系が停止した場合、あるいはプールからの水の漏洩が生じた場合、このような場合、どう考えるかということ。これらについては、予めの準備、あるいは水位の監視等によって早く確認し、

状況が起こったら対応していくこと等について、予め定めている。それから、燃料値扱い時の以上の確認。これは "かじり" があって持ち上がりが悪い場合、等々だが、こちらについては既に案内しているところである。

それか裏面。漏えい燃料等を確認した場合の扱い、ということで、これは勿論作業は慎重に行なうという事だが、その作業の中で漏えい燃料等を確認することがあるかも知れない。

例えば、今の燃料プールだが、瓦礫の落下等により、燃料体のハンドルなどに負荷が掛かって曲がってしまっている燃料があるかも知れないと考えている。そうした事から予めカメラで確認する、

あるいは大きな瓦礫が落ちていたところについては治具で確認する事を述べていたが、そうした物があった場合には、★★★漏えい燃料、あるいは破損のある燃料を取り扱う専用の輸送キャスクを用いて取り出しを行なうという事で、

検討準備を進めているという事である。過去に既に燃料取り出し等において、★★★漏えい燃料の移送という事については、十分な経験を有しているので、ま、そうした事を踏まえて準備などは確実にやっていくことで考えている。

それから、同じように既に過去の運転において、リーカー、漏えい燃料が生じている物がある。4号機については3体ほどあるので、これらについては漏えい燃料等の取扱いのためのキャスク等を用いて、

輸送を行なうという事で、準備としては健全な燃料から進めていって、十分な準備を整えた上で、漏えい燃料の移送は行ないたいと考えているところだ。

# 漏えい燃料とは、ピンホール等の穴が開いて希ガスと等が外に漏れ出す燃料という意味らしい。専用のキャスクに収めるそうな。こういう破損燃料は特に珍しい認識の東電。##

★★★尚、備考の所に書かせてもらったが、1号機から4号機までで、過去に漏えい等が生じている燃料の数を整理してみると3号機で4本。2号機で3本。★★★★1号機で70本ということであるので、

# 1号機で70本 (;゚Д゚)!! ##

ええぇ、まぁ、そうした、ええぇぇぇぇ、物が、ある、という事を踏まえた上で、4号機の実績をフィードバックしていきたいと考えている。それから7点目だが、キャスクを取り扱っている最中に地震が発生するという事。

こうした場合には、先ず、作業を一旦中止した上で、安全を確認し、安定した場所にキャスク等を降ろす、ということをするという事。ま、していきたいと思っている。キャスク運搬中のクレーンの故障、トレーラーの故障、あるいはカッパー内の機器等々、

# これ、実際にどれぐらいに降ろすのに時間が掛かるかとか、具体的な評価もしてないみたい… 質疑で まん まん まん まんがいち とか言うのやめてほしい… ##

主要な機器の故障等が起こった場合の対処などについても改めて定めておいた。縷々書いたが、基本として安全第一で進めていくという事であり、異常が起こった場合には一旦立ち止まるという事で進めて行きたいと考えている。こちらについては以上だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#00:19:20

多核種除去設備C系統腐食対策有効性確認結果について


それから多核種除去設備。C系の方。こちらの方の確認が終了したので、そちらを案内したい。「多核種除去設備C系統腐食対策有効性確認結果について http://j.mp/1fFZxKh」

多核種除去設備については、使用中の腐蝕環境等の影響で、内面に腐蝕が生じるようなことがあったので対策を講じた。その対策を講じた状態でC系のホット試験を行ない、一旦止めて対策の有効性を確認するようなプロセスを踏んでいたわけだ。

おさらいになるが、1ページ目になるが、マル印で系統に印を付けているが、ま、こうしたところに腐蝕対策を講じたという事である。タンクには内面ライニングを施し、配管等については、犠牲陽極を付ける事で腐蝕を低減する対策を取っている。

で、結果の方は2ページ、3ページに整理が書いてあるが、★★★結論から言って、全て異常なし、ということだった。3ページの一番上、⑦ の箇所、若干の所見はあったが、程度管としては非常に小さな物であり、運用に支障がないという事で、

★★★定期的な点検で対処できるという判断だ。4ページ、5ページにそれらの写真を示している。6ページ、7ページも同じである。8ページに結論を書いている。腐蝕対策は有効であることが確認出来た。

★★★また、定期的な点検等の継続により、安全に運転していける確証を得たということである。下にホット試験のスケジュールを書いているが、近々、C系の方も処理運転に戻れると考えており、18日にC系を復帰する予定だ。

以後、A系、B系を順次点検していくという事になる。こちらについては以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#00:21:40

タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について


それから 「タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について http://j.mp/17vptmx」ということで、本日は金曜日なので、1週間のデータ等を纏めた形で示している。参考にしとくのだ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#00:22:00

■H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果


また、いつも通り、★★★発電所のH4エリア、タンクエリア周辺の観測孔の測定結果 http://j.mp/1d0LhOz、それからその周辺だな。排水溝等の測定結果 http://j.mp/1d0LiC8

それから地下バイ(地下水バイパス)の揚水井の測定結果 http://j.mp/1aqY3RY など、測定結果のデータも併せて整理しているが、見とくのだ。

★★★1点だが、E-10 というところだ。http://j.mp/1d0LhOz こちらで17,000Bq/L という値がトリチウムで出ている。前々回の値だな。ええぇぇぇ… 7,700ということなので若干!上がっているようだ。

こちらについては引き続き次のデータを見た上で判断していきたい。こりゃ以上だ。

# 地下水バイパス、風前の灯火は時間の問題。##



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#00:23:15

政府・経産省主催 汚染水対策委員会 第9回 


それからぁ、手元にぃ、本日行なわれた汚染水対策委員会 第9回の資料を破風させてもらっている。かなり分厚い資料になるが、本日、審議された内容は、ま、当社が説明する内容と言うよりも、委員会の中での議論が主だったので、

この場での説明は割愛させてもらいたいと思っているが、1点だけ、当社から案内した内容があるので、そこについて話しをしたい。資料で言うと、一番後ろからめくって、資料4というのが入っているかと思う。


海側遮水壁の現状及び 下部透水層の水質調査結果 ★★★

「海側遮水壁の現状及び 下部透水層の水質調査結果 http://j.mp/19pHJgM」海側遮水壁の工事状況、進捗について報告した内容だ。資料4の下半分。海側遮水壁の工事の進捗状況11月13日現在という物を示している。

赤で示されている線。こちらが鋼管矢板の打設が終了しているところだ。福島第一工区と書いてある港湾内に掛かっているところについては、相当な進捗を見ている。第二工区と書いてあるのは港湾の外側で一部カバーするところがあるが、

こちらについては目の子で3分の1ぐらいか。全体として191本中の57分が実施できている状況だ。ま、個々が今の状態という事で、今後の予定という所を見るのだ。3ページに工程表が示されている。

先ず、グリーンで書いてある港湾外という所を見るのだ。港湾外の方は、先ず、周辺の埋め立てをして、それから矢板を売っていく手順になるので、埋め立ての方は実施済み、と言うことだ。

で、矢板を打って、打ち終わったら鋼管矢板の内側に水を汲み上げるための設備を付けていく段取りになる。一方、案内の通り、港湾内の方だが、港湾内の方は、船を入れて、どんどん、鋼管矢板を打っていくというような所から仕事がスタートしているので、

鋼管矢板を打って、ま、継ぎ手処理などもして生きつつ、出来上がったところで埋め立てをしていくと。で、埋め立てが終ったところで、汲み上げ設備を付けていく流れである。で、ここで、今こういう段取りで進めているところだが、

4ページを見るのだ。4ページに先ず、鋼管矢板を港湾内の方、このまま工事で鋼管矢板を打っていくと、港湾内の完成が、ま、港湾外の物ができるよりも先にできてしまう状況になるので、

ま、そうなると4ページの上のような形になり、★★★港湾内側が完全に守られた形となり、港湾外の方が、まだ矢板が完成していない状態になるという事で、中に滞留した地下水が出口を求めて、港湾外の方に寄っていく格好になる。

★★★ですから、作業全体としては、先ず、港湾外の方が完成してから、港湾なの最後の矢板を打つ段取りで打っていくのが、適切と考えている。ま、そうした事で改めて3ページに戻るのだ。

作業の終了予定としては全体として平成26年9月完了工期ということは変わらないが、作業を進めていく段取りとしては、港湾内側の矢板の打設は一旦、終わり、埋め立て作業等、関連する別の作業を先行して進めていき、

最後に残った部分を完成、行為段取りで進めていくという事である。ま、こうした動きであるという事と、現場の作業進捗について説明させてもらったところだ。それから、一番後ろ、6ページを見るのだ。

これは矢板の話とは別だが、汚染水対策委員会(規制庁 - 汚染水WG)の中で、ええぇぇぇ、地下の、不透水層の下部の方だな。下部の水の水質調査もしてくれという事があり、深井戸を掘るということで既に案内していたことかと思う。

# それ東電から率先して案内あったかな。どちらかと言えば、この会見で、しつこくどうなってんだと問い合わせはあったけど。##

★★★3号機の前に図で言うと、赤い◎と黒いマルがあるが、こちらの方。不透水層の下まで掘った井戸がある。こちらについては1本が完成し、水を採取して結果が出てきた。もう1本の方は、11月末頃になるかと思う。

★★★下に分析結果が出ているが、J④というところだが、Cs-134/137、全β、何れもND。で、Sr-90 については、分析に時間が掛かるので現在分析中。★トリチウムについては11月18日頃に分析結果が出る予定ということである。

ま、こうしたことについて、本日進捗を報告したところだ。これについては以上である。頂いている話しは、大体以上かと思う。私からは以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#00:29:40

4号機使用済燃料プールからの使用済燃料取り出し作業(構内用輸送容器の吊り上げ・下げ実機確認)


あ、失礼。動画の説明を忘れた。動画の説明をする。(上映ちう http://j.mp/19pKj6q)こちら、22体が入る燃料輸送キャスクだ。キャスク全体としては燃料を入れた状態で90トン強という重量になるが、

こちらに吊り具を付けて、吊り耳の所から吊り上げて、移送用ローダーの上に今、立ち上げようとしているところだ。これはキャスクの搬入風景で、キャスクをローダーに載せてきて、建屋の下まで持って来たところ。

で、ここで垂直に吊り上げたところで、吊り具が、腕が、4つあるのがわかるかと思うが、この4つの腕でしっかりと把持して、そして垂直に吊り上げていき、オペフロまで挙げていくというような作業を行う。

ここの開口部、大物搬入口の上に上がっていくとオペフロに至る、ということである。これは下から見たところだ。これは上から見たところで、ま、こうして吊り上げていくという事だ。~ ええぇ、キャスクがオペフロの方に上がってきた。

~ オペフロまで上がって来ると、キャスクは一旦、除染ピットと呼ばれる受け入れスペースがあるが、そちらの方に吊り降ろす。こちらは訓練なので、底に吊り降ろすところを今やっているところだ。

ここがキャスクの除染ピットの場所だ。この下に受け入れがあり、そこに降ろしていくことになる。ちょっと飛んだが、その後、また吊り上げて、今度はキャスクを降ろしていく作業の様子を見てもらっている。

除染ピットから吊り上げると、今度は先程とは逆で大物の搬入口に、こちらの方を吊り降ろしてくる。~ これは降ろしているところをしたから見ているところだ。降ろしてきたら、荷台の方に先ず垂直に降ろしてきて、片側を載せる。

その後、横に倒していって輸送する形態にする、ということである。この画像は以上だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#00:33:00

4号機使用済燃料プールからの使用済燃料取り出し作業(模擬燃料を用いた燃料取扱機の最終確認)


それから、燃料取扱機を動かしている模様についてご覧頂きたい。(上映ちう http://j.mp/19pLF17)こちら、使用済み燃料プールだ。こちらが燃料取扱機。燃料取扱機のマストの先に燃料を掴む機具があり、

そちらで燃料を掴んでいく。ここはオペレーションをする運転台という事になる。今回の燃料取り出しでは、水中カメラも使用して、このカメラにより燃料の把持、そして取り出すときの状況確認などが出来るようになっている。

こちらが燃料を掴むマストである。この手前にあるのが、カメラを吊っているブームだ。燃料取扱機、ちょうど(ロッド・)アンテナのよう構造になっており、マストが伸びて、水の中に入っていく。

こうして、所定の燃料のあるところまで沈めていって、燃料を掴んで移動していく、と言うことである。~ カメラの方もブームの先にある物が水の中に沈められていって、燃料の状態、こうした物を確認する事が出来るようになっている。

~ はい。以上である。



○東電石橋:
では質問を受ける。(36分)





■質疑


http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#00:36:05

●共同こくぶん:【要約】


・4号機プールの燃料取り出しスケジュール出たが、燃料取り出しが廃炉工程全体から見た意義と、18日からどういった心構え、体制で臨んでいくか?

(尾野:改めて言うまでもないが、事故を起したプラントから燃料を取り出し進めていく上で極めて重要なプロセス。4号機は炉に燃料はないが、プールには大量の燃料。燃料を取り出すと4号機から燃料が無くなるので、廃炉プロセスで極めて重要な意味を持つ。最終的には炉心損傷措置の前段階でプールからの燃料取り出しが必要となるので、4号機の燃料取り出しが、必ずしや、次のプールからの取り出しに役に立つと思っている。入念な準備整えて今日まで来たが、独りよがりにならず外部の意見も取り入れてきた。安全第一でスケジュールありきでない仕事の進め方をしていきたい。)

・時間的な目処は?

(尾野:何時かは言ってないが、現地の最終確認とうとうの準備が整ったところでスタート。)

1週間サイクルのスケジュールは概ね変わってないか?

(尾野:ベーシックなサイクルは大きく変わってない。最初のキャスクは新燃料で行ないたい。同じ燃料でも取扱いリスクが大部変わってくるので、先ずそういった物で最初のプロセスを確認。)

最初から22体キャスクに降るに入れていく?

(尾野:それを基本としている。)

未使用燃料からということだが、2回目のキャスクは使用済み燃料?

(尾野:状況見ながら次のステップを決める。)

・4号機から燃料が無くなると言うことで廃炉全体で見たときに、次にやることは4号機の建屋解体になるのか?

(尾野:4号機は燃料が全て取り出したら、他のプラントに比べ著しくリスクが少なくなるので、4号機に手を掛けるよりは、3号機、2号機、の方に処理を掛けた方がメリットがあると思うのでそうした流れになると思う。)

・★★★安全対策の表の中で1~4号機、漏えい確認された燃料の大数が載っているが、漏えいがあった書き方になっているが、事故前に燃料が損傷したという理解で良いか?

(尾野:★★★ピンフォールが生じてガスが外に出てきた物は破損燃料、いわゆる漏えい燃料と呼んでいる。事故前に既にこれだけあるという意味だ。)

漏えいがあった燃料を移動した経験はこれまでに何度もある?

(尾野:ある。過去に使用したキャスクを4号機で使う手続き等々あるので、そうした事を進めているところ。)

順番は最後に?

(尾野:最初にする意味はないし。最初は健全と確認されているものからスタートし、経験を積んだ上で最後に回すのが自然だと思う。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#00:44:30

●NHK沓掛:【要約】


・4号機燃料取り出し、18日の開始はキャスクをプールに沈めるところから開始か?

(尾野:現在キャスクはピットに置いてあるのでそうなる。)

18日はどこまで頑張っても燃料をキャスクの中にいれるのが途中で終る理解でいいか?

(尾野:22体の燃料を1日で入れるのは無理だからそうなる。)

初日、何本入れる計画は?

(尾野:丁寧にやって時間内で仕上がるところまで。)

・午前中に始める、午後に始めるスケジュールは?

(尾野:この時点で具体的にということはない。当日、実際に作業を始めるところの準備を含めて動いていくので、底を踏まえて最終的な時間が確定。)

・土日の作業は?

(尾野:本日まで確実に必要な準備は整えたと思っているので、土日の間に特別な事を行う事は考えていないが、非常に緊張する作業になると思うので、十分休養を積んで万全の体制で臨みたい。)

・1号機ベント菅調査の関係で。昨日の映像公開。結構勢いよく壁を伝って水が落ちているように見えたが、東電として水の流れ、量、場所の評価はあるか?

(尾野:詳細は更に調査を詰めて、今後の止水に至るか考えて行く事になっている。現状、言える事はない。今日配っている1F状況資料の一番頭に注水状況という覧が毎回ある。1号機はCS系で1.9、2.5の4.4トン毎時いれているので入りとでは一致していると考えられるので、今回1週見たが、恐らく、入りと出の分はそこでバランスしていると思う。)

リースする場所はそれなりの規模があると見ているということか?

(尾野:出なければ満水になるので、入れている分が出ていることで一定量バランスしている事になるので、4.4のリークパスが存在しないとそうしたバランスにならないのでそういう事かと思う。)

現時点で格納容器のどの部分の推定は持っているか?

(尾野:調べた上で決めていくこととおもう。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#00:50:20

●赤旗日曜版みうら:【要約】


・ベント菅株の調査結果について。サンドクッションの材質だが、報道で塩ビと出ているが、塩ビなのか?

(尾野:強度が必要な場所ではないのでそうだ。外れているところから下流側が塩ビになっている。6ページの図で言うと、サンドクッションの建屋側から出ているのは鋼製だが底から先が塩ビ。)

地震による破損は現段階で否定できる?

(尾野:これから調べる。まだわからない。熱の影響かも知れない。元々強度が必要な場所でない。)

・サンドクッションは水が溜まる場所か?

(尾野:結露が溜まったおりに、水を排水するために当該のドレンラインがあるという事。サンドクッションに回り込むところに漏えい箇所がないとこれだけ水は溜まらないと見ている。ベント菅の水の動きを見るとそれなりの量があるので関連あると思うが、情報料が不足している。)

・フランジ漏えい2ページ。写真左から3枚目。かなり組み立て部がぼろぼろになっているように見えるがパテなどは?

(尾野:持ったパテがフランジを締め付けたときに一分は見だしているのが見えているのだと思う。)

これで漏れると止水効果が疑われるが。

(尾野:当該箇所で漏れている訳ではなくそれより先の部分から漏れていた。この様子だけで一概に言える事ではないと思っている。)

規制庁の検査官も完成検査をするのか?

(尾野:これは規制庁の検査が関わる物ではない。我々が水張り試験をした上で受領している。)

現時点でもこれはOK?

(尾野:微少な滴下確認で増締めして止っているので、状況はしばらく様子を見たい。当該箇所は念のため、下荷受けを用意して受けられるようにしている。)

堰の部分の移送量はどれぐらいになりそうか?

(尾野:▼わからない。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#00:56:25

●TBS野沢:【要約】


・4号機の件。第三者IGEとは?IAEAだっけ?誰?

(尾野:国際エキスパートグループ、特にIAEAと言った組織ではない。燃料取り出しについて専門知見のある海外の専門家に我々が呼んでレビューしてもらった。)

・キャスクに22本詰めるのにどれぐらい?キャスクから降ろすのはどれぐらい?共用プールから降ろすのにどれぐらい、全体で8日ぐらいとなんか聞いたことがあるが。

(尾野:詰めるのに2日、出すのに2日。移動等々のプラスアルファで大体1週間ぐらいとみてもらっていい。18日のスタートタイミングの質問があったが、燃料酒豪体の1体目を出していくことになるのがポイントになると思うので、★スタートとしては最初の一体目と考える。18日にキャスクを沈めて準備が整えば次が燃料移動になる。そのタイミングで知らせられると思う。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#00:58:20

●共同おおた:【要約】


・キャスクを32メートルの高さから降ろす際に漏えいした場合、キャスク内部の燃料が漏えいする可能性、影響試算をしていると思うが、燃料集合体が中から外に出てくる可能性は殆ど無いと見ているのか?

(尾野:32mの落下試験はないが、17メートルの落下試験はある。キャスクの設計時点で設計の妥当性を確認する項目に入っている。32メートル落下で蓋が取れて中の物が出る事は殆ど考えられないと考えて良い。と思っている。そうした事が起こった場合、燃料が破損し、キャスクの蓋から全て出てしまう仮定で評価している。そうした事により敷地境界はかなり厳しい評価をしても十分小さい事が確認されている。今日のリスク資料にも書いているが、落ちた後の後始末は、蓋は開いてないだろうと考えても、万一の用意をしながら、になるので、十分な遮蔽機材を揃えて準備、という事にしている。)

収束させることも加味している?

(尾野:落ちないようにするところが基本だ。取扱い装置が全て2重になっているので。それでもと言うことでやっているので、起こり得ると思っていることと想定しているというのは全く別の話だ。)

そういう事が起きたら人が近づいて作業出来る状況ではないと思うが、それでも収束できる準備はしているのか?

(尾野:そうした満々万が一という事だと思うが、そうした事がおから内容にしていくのだ大事だ。そうした事が起こることは考えにくいと思っている。)

これまでも事故時ハイがそんなことではないという事だった。これまでの収束作業でもこんな事があるのか、という事が起きてきているのに、もしそれが起きたときに何モテが打てないという事になると、東電はこの自己から学ばない状態になるが。

(尾野:だからそういう状況にならないことが大事だと考えている次第だ。燃料1体の発熱量が一番大きな物を見ると1キロワット内程度だ。過程で使っているドライヤーなどが大体それぐらいだ。あのぐらいの出力が、全長4mの放熱性能が優れた燃料体で発生しているのがMAXという程度。なので、極端な話し、気中に出して温度が上がりすげて、追加放出が生じるという事は、もう。殆ど考えられないという燃料だ。心配になるような状況はポテンシャルとしてはない。と、思っている。燃料取扱なので最大限注意深く行なうし、何か起こったときの手段もまえびろに準備しているところだ)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#01:05:30

●NHK重田:【要約】


・4号機、トラブルの話し。地震が起きたときとか、直ちに非難する事が書かれている。どちらに避難するのか?

(尾野:ここで想定しているのは作業者が燃料取扱機に乗っている状態や、キャスクを扱う操作、作業をしている事を想定している。その場合、カバー建屋から外部へ避難する事を考えている。エリアモニタが上昇するというのは、新しく造った燃料カバーというのは、万!万!万が一! 線量が上がった場合に警報が上がるシステムを付けており、祖打った物がなった場合なども底から待避する。何らか異常が起きた場合は作業は一旦中止して待避。その後、状況を確認してしかるべき対処に戻ってくる考えであーる。)

・7の地震が発生した場合は、燃料、キャスクを安全な場所に置いてから避難すると書いてあるが、降ろすのにどれぐらいの時間が掛かると見込んでいるか?

(尾野:…。そうだな。状況によるが、元々燃料取扱機、キャスクを吊るクレーン等も耐震評価は十分な耐震性があることを確認している!ので、揺れそのものにより何らかが起こることが兄用に造っていく、というのが先ず第一の基本!!であると考えている。その上で、ま、強い揺れが生じた場合、収束後と言っているのは、揺れている最中に物を動かすのは、こりゃ、中々難しい。返って危険なんでそりゃしないが、終った後に安定し場所において対処。吊り降ろし途中であれば、どうでしょうか… まぁ、数分から数10分程掛かる場所がないわけではないが、えぇぇぇ、燃料の取扱中、ということであれば、あの、移動距離はそう大きくないので、比較的、すぐに、対処できると★思っている。)

# 尾野氏の所見、感想会。##

・燃料を引き上げるのは1秒に1cm程度、ゆっくりしたスピードと聞いているが、安全なときに降ろすときもそういったスピードでするのか?

(尾野:そうだ。)

だとしたら、直ちに避難というのは難しい、ということか?

(尾野:… まっ、あの、シチュエーションにもよるが、一体どういう状況化という事によるが。まっ、燃料の、ま、一番都合の悪い状況というとどういうこうとでしょうか… まっ、燃料をプール内で吊っているときに地震がありました、ということであれば、元の開いているところにもどす、ということ、、かっ、、あるいは、キャスクの受け入れ準備がすぐ整っているところであれば、そちらに入れる、地下方に対処する、ということになる、と★思うが。もちろん。動きが速くなるという事ではないが、ええぇぇぇぇ、しかるべき速度で動かしてって、安定な場所まで収めるという事だ。)

# これだけ頻繁に地震が起きているのに、作業中に地震が起きた場合の対応マニュアル、作業手順の確認は十分なんだろうか。燃料に破損、カジリがあった場合の作業時についての対応については説明する癖に、万が一の時は、万万万が一、ということで、このような思う思うの曖昧な説明に終始する。##

・この点についてもう一点聞きたい。例えば11番のエリアも似たが上昇した場合はすぐに避難となっている。これは基本的に寝量やキャスクは吊り上げたままで問題ないという考え方か?

(尾野:燃料やキャスクを吊っている装置だが、これは停電になった場合、動力がなくなった場合でも、、吊っている物を外すことがない作りになっている。吊っている状態で電源が切れても、この場合もブレーキが解除されない形になるので、下がらないことになっている。逆に吊ったままの状態という事で、特別何かしないと危険な状態にならないような作りにしている。)

・先程の動画で燃料取扱機が水中に入る映像があったが、あれは1秒1cmぐらいのスピードという理解で良いか?

(尾野:あそこで入っているのはもう少し早いと思うが、実際に燃料を扱っている掴んで上げる速度は非常にゆっくりしたものだ)

・17メートルと32メートル落下試験のくだり。32メートルから落したことがないということで、17メートル落下試験からシミュレーションしていると思うが、32メートルから落した場合、どういった試算になっているのか?

(尾野:それについては、既に同じ質問を委員会等で頂いている。資料の形で出だしていたと思う。今、正確にアレだが、後ほど知らせられると思う。)

・今日のタンクの水漏れについて。先週から堰から漏れていたり、タンクに水滴の後。今回は締めたら直ったケースだった。相次いでいることに何か対策を講じていくことはないのか?

(尾野:先般、堰のドレン、こちらで漏洩していることを見つけたことがあり、ま、そうした場所の点検等々も含めて点検しているところだ。逆に今回、このような垂れ後のような物を見つけたのはパトロール強化の中での発見なので、見つけていること自体、特に問題はないと思っている。今回の事例は早期発見、増締め対処プロセスにのっている。そのことについては大きな問題と言うより、管理のあり方として、プロセスに乗っていると思っている。)

・タンクはボルトは緩んでいくような物なのか?

(尾野:こりゃ、昨年来、色々経験を積む中で、フランジタンクというのは、フランジ部にパッキンがはいりそれで止めている。秋口から冬に入るタイミングで、鋼管が熱膨張で伸縮、座りが変わるところがあるようだ。定期的に締めて面圧上げる事を確保しておくことが必要であろうと考える。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#01:13:45

●時事神田:【おこし】★★★

・さっきから万が一落ちた場合、という事でどういう対策を考えているのかということで、なんか、色々答えを聞いていると、やっぱり燃料にポテンシャルがないとか、こう言ったことが起きないという事を強調するがあまり、具体的にどういう事を考えているのかというのがわからない。例えば、使用済み燃料が落ちた場合は、こちらは損傷しなくても、キャスクはどうかとして、燃料に熱量が無くても、線量が高いわけだから、近くに近寄れない訳だよね。ですからどれぐらいの線量であれば、このような遮蔽の対策ができるとか、そういったものが、一つでも具体的なものはあるのか?

(尾野:はい。例えば、このリスク表で言うと、キャスクの落下という所を見て頂きたい。キャスクの落下で言うと、万!万!万が一!!の状況ではあるが、例えばあぁ、キャスクの蓋に隙間ができて、燃料から直接のγ線があるような場合は、γ線が高い事になる。敷地境界等という目で見ると全く!影響がなくても、現場近くにいて、状況を確認したり作業をすることにおいては影響が出てくるという事になる。ですのでえぇぇ、こちら、あのぉぉぉ、安全対策と、書いてあるところがあるが、下から二つ目だが、キャスク落下時に備えて、緊急対応用の手順、及び、機材等の準備をしているというようなことが書いてあるが、この機材というのの中に、★★★キャスク、というのがあり、キャスクというのは、よぉ!金属製の容器ですな。これがありましてえぇ、ええぇ、この中にいぃ、まぁ、十分なぁ、ええぇぇぇぇぇ、例えば土砂であるとかあぁ、をぉ、詰めましてえぇ、ええぇぇぇ、それを、ええぇぇぇぇ、遮蔽材として用いて、ええぇぇ、落下キャスクの周辺に積み上げるというような、ええぇぇぇ、準備、機材の段取りができているという事である。で、ま、現状の燃料等々のことから考えると、そうした、あの、発生時対応のところの二つ目だが、キャスク周辺に遮蔽を設置し、周囲の線量を下げると、あるが、ま、こうしたことを先ず行なう必要があるんで、これを沿革で作業するためには、クレーン等を使って金属製の容器の中に入れた遮蔽材を近辺に積み上げていく、というようなことができる措置を★★★予め準備している。)

# 敷地境界で線量が上がらないから心配するなと。住民が心配する必要はないと。自分さえ良ければそれでよい東電の常識では、住民や国民は、自分たちの安全だけを心配していると思ってるらしい。国民が作業員安全確保を懸念している認識が欠落。東電の浮世離れした異様さを垣間見れる。##

そうすると最大、例えば近傍で数mSv/h とか、それぐらいの数字が出る可能性があると思うが、それぐらいを考えても、こういった方法で対応は可能だというふうに準備しているという事でいいのか?

(尾野:そうだな。あのぉぉぉぉ、この場合問題になるのは、γ線、直接線という事になるので、そちらについては、★★★十分な遮蔽材を積み上げることでカバーできるから、ええぇぇ、そうした対応で対処できると考えている。)

# 遮蔽したその後どうすんの…「遮蔽である!」は小学生にでも想像できるよ。どのように壊れるかわからないのに対応できる事にはならない。むしろそこからが問題。そこが片付かない限り、4号機使用済み燃料プールからの燃料取り出し作業が滞り、潜在的なリスクが長期化。考えないようにするか。##

・先程、何回かやってから、ホールドポイントがあり、その手順をレビューするという事をおっしゃっていたが、その具体的に何時頃ホールドポイントを用意するとか、どういったことが達成されたら、そこで一回レビューするというのは、具体的には決まっていないのか?

(尾野:ええぇぇぇ、今ちょっと具体的に何時か、と言うところまでは、ええぇぇ、確認してないが、まっ、こうしたことも最初の作業を始めた中でぇ、ええぇぇぇ… 非常にいぃ、あのぉぉ、当初考えていた作業段取りに比べると難しさがあるという事であれば、早急にやる必要があるが、非常に順調に進んでいると言う状況であれば、ええぇぇぇ、それを踏まえて、少し、状況を良く見極めて、ということが必要だろうから、現段階で何時、ということではないかと思う。)

先程の説明の中で、1回目がうまく行ったら2回目にもしかすると使用済みの方に着手するかも知れない、と撮れるような言い方をされたが、それでよいのか?

(尾野:はい。それでけっこうだ。)

★★★それはホールドポイントを挟まなくても使用済みに着手するという、随分、未使用と使用済みでは状況が変わってくると思うが、そこは大丈夫なのか?

(尾野:…。 ~ヒソヒソタイム~ えっとぉぉ、そうですな… あのぉぉ、ホールドポイントを踏まえた上で、使用済みの方に移る、という段取りで考えている。)

# 思いつき、いい加減発言の修正。##

すると、上手く言った場合には1回めが終わったところで、一回、そこのホールドポイントでレビューして使用済み燃料を2回めのサイクルから入れる、ということもあり得る、ということで、何れにしても何処かで手順は確認した上で使用済みの方に移る手順は取るということだな?

(尾野:はい。)

わかりました。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#01:19:10

●NHK鈴木:【要約】


・地下観測孔。No.0-1 の数字が上がっている。注目ポイントとしているのであれば。なければけっこうだが。

(尾野:特に注目していない。)

・1号機ベント菅下部調査について。事故進展と、廃炉に向けた止水。二つの見方があるが、今日は廃炉に向けた止水で聞きたい。今回初めて見つかったということは大きな1歩と見ているが御社としてはどうか。

(尾野:仰るとおり。廃炉を進める上で止水は大事。重要な確認事項であったと思っている。)

・大きく2ヶ所、サンドクッションドレンラインの所と、サブちゃんの上、壁面から流れているということで幾つかしなりを考えていると思うが、PCV側のコンクリからの流れがなかったということは、ベント管のドライウェル側からの漏えいがない理解で良いか?

(尾野:画像で見ている範囲だけの判断になるので、予断を持つのはどうかと思うが、現状見ている大きな流れの部分は、ベント管がトーラスリングに繋がってその脇から沿って流れてきているように見える。その上部に何らかあるのではないかと思われるが、具体的にいうまでのところではないとおもう。)

・13日のバレット氏会見。1F小野所長がサブチャン側を伝うように来ているということで、サブチャンとベント菅の接続部、もしくは真空破壊ラインの辺りかなぁ、という考察は御社さまでもされていると思うが。その辺は何か議論してるか?

(尾野:まだ、それぐらいかなぁ、というレベルだ。具体的考察の上でここであろうという議論をする。確定していくまでの話しではない。)

わかった。

・サンドクッションドレン管のあたりは、あそこが破れていると止水が難しいエリア、そもそもアクセスが容易なエリアではなく、かなり難しいところであると思うが、鋼鉄製の部分とコンクリ製の部分のギャップの辺りにサンドクッションがあると思うが、止水に向けてのアプローチは難しいアプローチが残ったとみているが、そのあたりは尾野さまはどうか?

# 止水すべきはそこなの??破損が発見発見という報道のおかげで、格納容器を止水するための箇所が発見されたのかと誤解している人が多い希ガス… ##

(尾野:まだ、そこ判断するのは難しいかなあとおもっている。まっ、あの、ベント管の方を試錐していくような方策については、いくつかのフィジビリティスタディもやっているので、ま、そうしたことが応用していけるだろうと思っている。それから、サンドクッションドレンから言うとサンドクッションのドレンに入る下がどのあたりにあるかというところまで、サンドクッション部のドレンから出ているものが示しているわけではないから、そのアクセスが難しいところにあるのか、もう少し上の方にあるのか、あるいは実は二つに分かれているが、それは実は一つで、それが二つの場所に回り込んでいるかもわかっていないので、何れにしても今後、良く検討していかないといけない所かと思っている。)

・1Fの1号機は真空破壊ラインが2号機と3号機と違うライン構成というか、外から来ているライン構成が2号機と3号機と違うと理解しているが、その理解で良いか?

(尾野:▼そうだな。細かいライン構成は今正確に覚えていないので、精密な確認であれば、別途後で確認の上回答する。)

・サブチャンの上から来ているとすれば、一部はサブチャンの中の水位がまだ分かっていないと思うが、要するにサブチャンが満水の可能性もあるのかなと。つまり上から来ているとすれば満水とすれば、サブチャンの下は健全なのかな、と言うか、水面の下は健全なのかな、という分析も出来ると思うがどうか。

(尾野:そうだな。そういう可能性もあると思う。画像でも見てもらったが、ベント菅の脇をトーラスリングを伝うように落ちている量は結構な量が見受けられた。一方、ドレンラインの所はあまりなかった。ま、今回一週ぐるっと廻って他では見られていない状況等々からすると、そのトーラス室リングの上辺りで見られている物が、全体的で支配的な割合を占めていそうであるという事は見た印象でわかるところなので、そうすると仰るとおり、トーラス室のリングの方の水位は高い可能性があるのではないかと思っている。)

トーラス室の部分はリフレクターの部分より当然下なので、当然、健全であれば注水の圧力差というか、水位の差によって上から出てくるというか、押し込んでくると言うことだな。

(尾野:そうだ。)

だから、下は健全のような気もしたが、そのあたりはこれからか?

(尾野:ですので、それは厳密に言うとこれからということだが、今言ったとおり、仮に下の方に大きな穴が開いていれば、そちらの方からの漏れが支配的であれが、もう少し観測された流れは小さくてもいいのかなという意味合いで言った。)

わかりました。ありがとうございます。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#01:27:15

●東京新聞清水:【おこし】


・G-6南タンク滴下の件。ドレン弁の辺り、滲みを計ったら線量が高くなかったという事で、これは漏れじゃなかったという事でいいのか?水溜まりもあったということだが、それも含めて?

(尾野:そうだ。)

じゃあ、これは元々あった雨水かなにかの水溜まり?

(尾野:水溜まりという表現がされていたが、実際には水あとで、サンプリングが確認出来ればいいと思ったが、汲めるような状況ではなかったので、そこの水自信は計れていない。ただし、滲み箇所の測定から線量がないことが確認されている。)

底からの漏えいは、この前のH6みたいな事ではない?

(尾野:都は全然状況は異なっている。)

なるほど。このサンプリング結果だが、堰内の水が全βで5200Bq/L?

(尾野:そうだ。)

滴下していた水はわからないか?

(尾野:滴下していた水はタンクの中の水だから、タンク内の水の濃度と言うことで言えば、ROの濃縮塩水だから10^6~10^7Bq/L と言った水かと思う。)

それにより、堰内の水の濃度がかなり上がったのか?

(尾野:そう考えていいと思う。)

G6南は18Bq/L ぐらいとかだったが、100倍以上上がっているという考え方でよいのか?

(尾野:G6南エリアはこれまでの汚染が確認されていなかった場所だ。そういう意味で言えば、上がっているんだろうと思う。前回の台風の時のデータなどで見ると、G6南については、10月26日時点でストロンチウムで18ベクレルという事であり、ま、あのぉ。そういう事から言うと、全βと直接比較はできないが、あまり高くない。)

結局ぽたぽたと垂れた量はわからない?何リットルぐらいかは。

(尾野:これはもう少し制入り検討すればわかるかと思うが。現時点ではぽたぽたと垂れている所までの評価だ。)

6月にもG6エリアで同じようなフランジ部、側板からの漏れがあったと思うが、G6エリアは地下貯水層から水を移送するために造ったところということで、急いで造ったので施工に難があった気もするが、その可能性は?

(尾野:そこまで今この段階で言えるのかどうかはまだわからないと思っている。)

ちなみに前回は、6月の時はこのタンクの水を移していたと思うが、今回、席の水だけでタンクの水はこのまま増締めして止ったのでよいという事か?

(尾野:前回は増締めしても止らない状況があり、タンク内の水を抜くことにより対処する必要があったという事である。今回については、滴下漏えいなどが確認された場合は、増締めをするというプロセスに則って対処ができているので、今、その状態で、経過観察は勿論必要だが様子を見ているところだ。)

・★★★今日、環境省が除染の支払いの件で、東電から87億円、新たに追加で支払いをするという回答が出たと、会見であったが、これはこの通りでよいか?

(東電石橋:えっと、本日、環境副大臣に訪問しているのは事実である。)

内容もそれでよいか?

(東電石橋:んと… その、え?内容というのは、その、支払う、という、こと、)

87億円を支払うと。

# 本日環境副大臣を東電が訪問しているのは事実か?という質問でしたか?で、え?内容? って… ( ゚д゚)ポカーン 事故後、この会見でプラント以外の質問に一度たりとも真摯に答えたことはない東電広報。被ばく?作業員死亡事故?賠償?多重下請けピンハネ? いつもこんな調子。##

(東電石橋:え、あのぉぉ、そうだな… あのぉぉぉぉ… まっ! これでまでも説明していること、と、おなじになってしまうんだがぁ、あのぉぉぉ、まっ、環境省の方から請求がされている除染費用に関しては、今後も書票などの確認作業を進めて、対応していきたいと思っている。で、除染費用も賠償制度のもとで行うものだ。当然、事故との相当な因果関係とか、きちんとした書票の確認とか、そういったことをやっていかないといけないので、それを、まぁ、あの、した上でえぇ、判断していく、ということである。)

# 連日、用意されたセリフを繰り返すだけの石橋氏。ネットで世界中に醜態さらす… 自分だったら街中歩けない… じっくり時間を掛けて踏み倒す所存。除染も当然、国の責任で。頑張れ。自民党。リスクは国民、利益は我が党、しいては親族利益のための法整備。##

結局金額として環境省の発表のとおりでいいのか?ということんだんだがw 

(東電石橋:いえ、あのぉぉ、き、き、金額、というのは??)

87億円。

(東電石橋:え、私どもから、その、87億円が、どうの、ということは言ってない、とは★思うが、あのぉぉぉ、先程も言ったとおり、きちんと確認できたものについては支払っていくということだ。)

# 何これ… 石橋氏の声が裏返っとる… 知らないなら知らないといえよ。とにかくここでやりすごす事が、東電の組織人としての評価につながるらしい。石橋氏を見てるとよく分かる。馬鹿みたいに用意されたセリフを繰り返すだけ。石橋氏にかぎらず広報司会が全員そう。不要な広報はリストラな。##

★★★廣瀬社長は一社でとても対応できないということで支払いを免除してほしいような発言をされているが、それとはまた別で、極力払っていく姿勢ということでよいのか?

(東電石橋:もちろん、きちんと確認できたものについては、支払っていくのは、これまでもそのように言っているし、これからもそのように対応していく。)

わかりました。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#01:33:35

●ファクタ宮嶋:【おこし】


・今日の最後の海側の遮水壁の話を聞きたい。これは福島第二工区はもう埋め立てが済んでいて、これは普通の泥で埋めちゃったのか?第二工区は土でウマッてるんだよな?

(尾野:そうだ。)

基本的に、これ、来年9月になれば実質的な地下ダムじゃないが、海側の完全遮水という、今の水ガラスに比べてね。

(尾野:うん。)

# うんw ##

どれぐらいの、透水性はあるんでしょうけど、一応しゃすイン出来たという形になると思うけど、それはどれぐらいのものだと見込んで、いわゆるこの鋼管矢板で完全止水して、土で埋めた場合ね。海側は基本的にでないと。水ガラスの差で言うとどれぐらいの見方になるのか?

(尾野:それはあれだな。透水係数みたいな意味で考えたらということだな?ちょっと今、正確な数字を持ち合わせてないので、確認した上で回答したいと思う。)

勿論、雨が降れば溢れたりするし、それがゼロとはいってない。要するにそれがわかれば、当然ここに書いてある汲み上げ設備というのができるわけじゃないか。

(尾野:はい。)

これはどれぐらい、日量組み上げる前提のものを作ろうとしているのかで出ると思うが、それはどれぐらいのことを考えているのか?これは一応、ダムを作って、その手前に水を汲み上げる設備を作るんだよね。

(尾野:はい。)

それの日量の容量はどれぐらいなのか?

(尾野:あ、わかりました。仰るとおり、鋼管矢板が完成してしまった暁には、そこから、ま、外に出て行かないことになるから、ここに水が溜まってくることになるんで、この水を汲み上げていく必要がある。ちょっとその水の量、汲み上げ領がどれ位になるかの想定について、先般示していた、あの、)

# 「鋼管矢板が、完成してしまった暁には…」なんか、日本語おかしくね?? 一応、海側遮水壁だけが完成してしまったら、しまったで、えらいことになる認識のある東電。あと、質問も簡潔にお願いします…  ##

簡易なALPSを作るんだよね。あれで浄化する前提、そういうことだよね。

(尾野:そうだ。そうです。対策WGの資料の中で、何トンぐらい組み上げることになるか、というような示しをしていたと思うが。ちょっと今、手元に資料がない。数字も覚えてないので。)

それで、これ、当面の、開口部だが、これ、何本ぐらい抜いておくのか?打設のいわゆる、あの、今の鋼管矢板は。20メートルぐらい抜いとくのか?

(尾野:今、本数が何本か、というところはあれだが。この距離感で言うと、ええぇぇ、そうだな。20~30メートルというところと思う。)

ただし、ここで組み上げる水は放水しないとタンクが持たないよっ、って話が書いてあるわけだよね。するとこの9月に竣工して海側の完全遮水が概念的に出来た暁には、その段階で山側はどうなっているのか?★★★山側はサブドレンで汲み上げている、それとあと、山の上の地下水バイパスを両方かどうしている前提で、逆に上野側が稼働していないと、下手に、要するに閉められないんじゃないかとわたしゃ想定するんだが。それはどうなるのか?

(尾野:あの、全体の工事がしっかり進んでいく必要があると思うが、サブドレンの汲み上げであったり、それから、あるいはこの、海側遮水壁を造った後の汲み上げ設備だな。こうしたものを作って、そうして浄化する装置。こうしたようなものも含めて、一式作っておく必要があると思っている。そうしたようなことを今、並行して進めていることになる。)

山側の地下水バイパスがあり、サブドレンがあり、それから海の近傍で、だから、いわゆる地下ドンレンの汲み上げるってのが、概念的に3つか、4つあるんだよね。それぞれ、量も違うと思うが、そのところがよく私ニャわからなくてな。特にサブドレンとかよくわからないが。それから、後、凍土壁の山側も。それで昨日の原子力の特別委員会でも、要するに山側をある程度止めた時に、★★★炉心、いわゆる建屋の中が外に出てしまうおそれという質問があり、それについては廣瀬社長が、既に、なんか、炉の所にも井戸を掘って??それで中の水も汲み上げているんだ!というような、話をチョットしていたんだが、そういう構想があるのか?そこの話は私は説明を受けていないが、昨日の廣瀬社長の国会での答弁はどういう趣旨だったのか?いわゆる山側の遮水を行った時の建屋の中心から水が漏れないように、その水位を低くするための、なんか、特別な装置を作っていると言っていたが、それはなにかあるのか?

(尾野:▼すいません。昨日の社長 廣瀬さまの答弁については、私、フォローしていなかったので、正確に答えられないので、カクニンヲ シタウエデ カイトウシタイ )

わかりました。それは今度、また教えてくれ。

(尾野:はいっ!)

(東電石橋:まだ質問のある人はどれぐらいいるか?じゃあ、後ろの、読売さま。どうぞ。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#01:39:05

●読売はまなか:【要約】


・4号機。規制庁の担当者は当日立ち会うのか?

(尾野:私が言うことではない。)

作業する前に通告する必要は?

(尾野:通告というのはないが、連絡は密にしているのでいくとおもう。)

輸送容器をキャスクをプールに沈めてから、1体を動かすまでに通常掛かる時間と、実際、今回の環境違う状況でかかる時間と差はどれぐらいあるのか?

(尾野:具体的に言える状況ではないと思う。)

通常と何倍ぐらい掛かるかとか言えないか?

(尾野:一概に普段との比較で言える事ではないと思っている。)

ということは、通常の工程と同じような時間で?

(尾野:そう考えている。大体半日工程の仕事。慎重に確認しながら進めていくので、そういった差はあると思う。)

発表は終った時点?スタートした時点で発表?

(尾野:しかるべくお知らせする。)

写真の提供は?

(尾野:出来るようにしたいと思っている。)

当日関わる作業員の数はトータルでどれぐらい?

(尾野:1班6名。5班で30名。全部の班が動く事になることはないとおもうが、何人ぐらいになるかは後ほど確認して回答する。▼)

・相澤副社長が当日立ち会う発言があったが、廣瀬さまは?

(尾野:聞いてない。)

・G6タンク、外に漏れたことはないと断定していいか?

(尾野:堰の外に漏れていないと考えている。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#01:44:00

●IWJミノシマ:【おこし】★★★


・今日の4号機からの燃料取り出しの安全対策等の資料の2面の NO.6に漏えい等を確認した燃料の取扱いというのがある。説明されていたら申し訳無いが、漏えいとはどこから、何が漏えいするという事なのか?

(尾野:あ、これは漏えいと言っているのは、燃料と言っているのは、燃料棒というペレットが入っている鞘が束ねられた物だ。で、燃料が入っている鞘の中にペレットが入っているわけだが、★★★ペレットが燃焼したおりに、要は放射性のガスが発生するが、燃料ピンの中で全てガスが閉じ込められている格好になっている。漏えいと言っているのは、燃料ピンに小さな穴やクラック{ひび割れ}などが生じると、中に入っている放射性ガスが、ピンから外に出てくるから、そういう事を漏えいと言っている。)

わかりました。★★★一番右端に備考として、震災前に確認されていたのとして、4号機が3体とある。これは先日、4号機使用済み燃料プールで3体、問題があるといってたのは、それのことか?

(尾野:はい。それのことだ。)

# これは先日の汚染水・対策本部会見で1F小野所長が唐突に言っておりました。問題は1F事故後、私自身聞いた覚えがないし、事故後、恐らく明らかにしたのは今回が初めて。しかも燃料取り出す直前に。##

# 規制庁も法令に基づいた報告がされているし知っていることだから、何ら問題ないような事を金城氏は言ってたけど、保安院時代、それより前の事であって、三条委員会である規制委員会にどのような形で報告が上がり検討されたのか。事によっては規制庁の姿勢が問われる問題に発展しかねない。##

じゃあ、他の号機のプールの中にここに書いてある数だけ、

(尾野:同じような物があるという事だ。)

ということか。

(尾野:はい。)

こう言うのは発表、公表されるのは今回初めてか?

(尾野:いや、そういうことはない。)

ないですよね。

(尾野:はい。)

こういう問題がある、問題と言っていいのか。ここに書いてあるとおり、漏えい等が見つかった都度、発表されたという事か?

(尾野:そうだな。基本、そういう事になると思う。)

# 事故後、初めてかどうかが問題だと思うけど。つまり、それは保安院時代、またはそれ以前の事。保安院が規制庁に看板を変え、三条委員会である規制委員会の下に事務局として配置。規制委員会にその問題を報告したのは何時で、発足後、議論があったのかどうか。少なくとも公開の場ではない筈。##

4号機の問題のある3体は10年前や25年前にそういう問題があったという事が書いてあったが、その時に、何らか発表されたと考えて良いか?

(尾野:はい。あのぉ、通常、燃料等、トラブルがあれば、リーカーなどについては発表しているので、その折りに、あのおぉぉ、報告が成されているという風に考えてもらっていいと思う。ええぇぇ、先ず、当時、等々、でいいますとぉ、ええぇぇ、今とルールが違っているかも知れないが、燃料損傷があった場合には国に報告していて、、ええぇぇぇぇ、そうした、ええぇぇぇ… 国に報告された内容というのは、あの、トラブルの、ええぇぇぇ… 事例として、ええぇぇぇぇ、情報が整理されている、と言うことである。)

あ、あ、わかりました。報告されているのはわかりました。やはり、この会見の場でも事前に教えて欲しかったなと言う、そういう要望としてある。

# 情報改ざん、隠蔽、日常茶飯事の、ねじ曲がった安全文化。東電、自民党、全盛期の古き良き時代の話しをする尾野氏。そんな時代の話しをされても。規制委員会がその事実を規制庁(保安院)から報告を受けて把握し、一度でも検討の俎上に挙げた事があるのか否か。そこが問題。 ##

(尾野:まっ、そういう事もあったので、今回、改めて、ええぇ、整理させてもらった。失礼した。)

わかりました。

# 何がそういう事もあったダヨ。4号機プールから燃料取り出し直線に唐突に所長が後回しにすべき損傷燃料が3体ある事を打ちあけ、メディアの反応をきっかけに、今のうちに言っとけで、本日、唐突に発表。しかも1号機には70体もの損傷燃料。自分たちの置かれている立場、小さく見せる姿勢。##

・1ヶ月前の台風26号の影響で、道路の法面が崩落したことがあった。そこは復旧はされたのか?それともそのままなのか?

(尾野:現状、そのままという状況だが、周辺の、あの、区画などもしており、状況を踏まえて、後日対処という事である。)

わかりました。ありがとうございます。

(東電石橋:まだ質問されていない方は宜しいか?では、今手が上がっている方で最後にさせてもらう。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#01:48:40

●赤旗日曜版みうら:【要約】


・1号機のサブチャンロボット調査。計画線量と作業員の被爆線量は?

(尾野:計画線量は4mSv。実績は最大1.66mSv。入った作業人数は35名。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv158673277#01:49:40

●NHK重田:【要約】


・4号機使用済み燃料、熱量はそれほどない話しを先程伺ったが、1体当たりの表面線量は?

(尾野:手元に数字がはないので言えないが、表面線量は非常に高い物とおもって結構だ。)

いつも非常に強い物を出すという話は聞くが、具体的な数字どれぐらいかとおもったが。

(尾野:▼そうだな。あの、確認する。)

わかりました。

(東電石橋:質問は以上でよいか?それでは本日の会見はこれにて終了。)






~ 終了 19時21分(1時間51分)

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